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教師に神や仏と崇められる少女はまだ14才。健気に自分で良いと思う生き方を実践すると言い切りました。

竹地(藤原薫)の一件は、鈴木先生(長谷川博己)だけでなく一部の生徒たちに思わぬ余波を残していた…。小川蘇美(土屋太鳳)に思いを寄せる藤山(桑代貴明)、出水(北村匠海)、横関(岡駿斗)、紺野(齋藤隆成)たちを中心に、多くの生徒たちの心の中に「小川が好きな相手とは誰なのか?」という命題が渦巻いていたのだ。

しかし、恋人の麻美(臼田あさ美)から自分には特殊な能力があり、鈴木先生の妄想内容が見えてしまうという衝撃的な事実を告げられた鈴木先生は、衝撃を受けつつも事実を認め、この問題に決着をつけると麻美に宣言。小川を断ち切ろうと決意する。

そんな中、退職した山崎先生(山口智充)の後任として、新しく続木先生(夕輝壽太)がやって来る。イケメンで爽やかな続木先生に、職員室の外では早くも女子生徒たちが興味津々。と、そこへ中村加奈(未来穂香)と小川が鈴木先生のところへやって来る。ところが、続木先生の姿を見た途端に小川が硬直。しかも、お互いを「蘇美ちゃん」「護さん」と呼び合う。2人は、かつて同じ社宅に住んでいたご近所同士だと言うが、小川のただならぬ様子に鈴木先生は2人の関係が激しく気になりだす。しかも続木先生の最初の授業は、2年A組とB組合同のプールの授業。続木先生の前で小川が水着姿をさらしているのかと思うと、鈴木先生の理性は壊れてしまう…。

プールの授業中、続木先生のかっこよさに多くの女子生徒がはしゃぐ中、入江沙季(松本花奈)はつい他の女子生徒たちに職員室で見た続木先生と小川のことを話してしまう。すると、噂は瞬く間に広がり、やがて小川が好きなのは続木先生だとの噂が流れ出す。それを聞いた中村はすぐに噂を潰しにかかり、軽はずみに話した入江を責める。しかし、仲の良かった中村が急に小川と親しくなり、ここ最近疎外感を抱いていた入江は、激しく嫉妬…。

小川を嫌うB組の神田マリ(工藤綾乃)は、入江から小川の好きな人は鈴木先生だと思うという言葉を聞き、入江と共謀して『小川蘇美の本命は鈴木』というメモをA組とB組に回し始める。メモは瞬く間に各クラスを駆け巡り、その後も噂としてどんどん広がってしまい…。



相変わらず導入部は鈴木先生の妄想で始まるのがおかしいですが

なぜ教師と生徒ではいけないの?と小川に抱きつかれる妄想まで出てきて

余りの都合のよさに笑って笑って・・

麻美まで乱入するのがまたおかしい。

今週は妄想は自分の中ではし放題でも外には絶対に漏れてはいけないという教訓でした(違うと思うぞ^^;


先週から小川ファンは「小川さんの好きな人」に意識が集中するようで

これが大きなテーマになってしまいました。


そういえば授業中に小川が挙手していましたが

まっすぐピンと手を伸ばしていて、びっくりなくらいの緊張感でした。立派。

「さらなり」を「言うまでもない」ということでしたが

ちょうど鈴木先生の妄想のなかに言うまでもないことよと

返事しているようでさらにおかしかったなあ・・


そして、鈴木先生は小川蘇美の妄想から脱却することを決意。

その表明として麻美さんに現実に恋をしているのはあなただけですとメールしました。

いつか全てがすっきりしたら会えるようにと希望を繋いだようです。


さて、小さな出来事がありました。

退職した山崎先生の後任でやってきた体育の続木護先生がいますが

なんと社宅に住んでたという幼なじみ関係が小川との間にあったとのことです。

「蘇美ちゃん」「護さん」と呼ぶ関係のようですが

小川が狼狽して消えてしまったのがちょっと怪しくて

それが尾を引いて鈴木先生は逆に妄想の塊です。

過去に空手なんかしていたと聞かされてますます妄想が膨れています。

さらに中学ではプールの授業がある@@(男女一緒なんだ・・びっくり)

鈴木先生は悔しいやら水着の妄想やらでますます妄想が膨らんでいます。


職員室で「何が続木だ!オレと似たような名前をつけやがって」(心の声)

必死にキーボードを打っていますが

それがもう病気のように目がいってるのでした。

画面にはアラビア文字のような意味不明なものが乱舞。爆笑


しかし今週の長谷川さんの妄想演技は最高でした。

「全て話せ!小川とどういう関係なんだ」

「ウソつけ、ただの幼馴染であんなに狼狽するか」

心の声が響くのと、表面に見せる顔のギャップがおかしくてずっと笑ってました。


続木先生は女子たちに気に入られ、すっかり人気者。

そして朝の小川の狼狽が紗季によって暴露されました。

それにより小川の好きな人は続木先生という噂になっていきます。

しかし、それを聞いた中村がただの社宅の幼なじみということを証言し、

変な噂にならないようにつぶすと同盟が結ばれました。

小川はいつも一人でいたような子ですが中村と親しくなったことで

友人の輪ができたようです。


それなのに中村と仲良しの紗季が言いふらしたということで

つまり小川に嫉妬した紗季のせいだということがばれていきます。

ただ、そこには波紋があり、

小川ファン5人衆のメンバー横関を好きな樺山もこの騒ぎにのり、

小川に好きな人を教えて欲しいと詰め寄っています。

自分は好きな人を言ったのだから教えてほしいという理屈ですが

それは樺山さんが勝手に言ったことでしょと冷静かつ、つれない小川でした。

そして前回山崎先生が退職に追いつめられた人気投票の首謀者、

あの神田が紗季に近寄る図ができました。


二人の小川を陥れる策は手紙を回すこと。

A組B組それぞれ鈴木先生と小川に拾われてしまいましたが

「小川蘇美の本命は鈴木」と書いてありました。

鈴木先生は人を傷つける遊びはくだらんと注意しましたが内心嬉しそう(爆


悩める教師は喫煙室では先輩教師でんでんに過去の女子生徒の妄想についてどう解決したかと

聞いていますが答えは何と

成人まで待って結婚したようです。笑

もう鈴木先生の崩壊ぶりがおかしくて。


それにしても噂というものは凄まじく

鈴木先生と小川の二人はいくところまで行ったというところまで発展。

それをわざわざ足子先生に告げ口する神田たち。

そのせいで校長先生と足子先生の事情聴取ということになるのでした。

足子先生はにこやかに事実関係を把握したいと言いますが

鈴木先生はバカバカしい、事実無根と相手にしません。

だが足子先生は火の無いところに噂は立たないというわけです。

校長は人気の裏返しだと理解してくれますが

足子先生はこういう噂が立つこと自体が問題で

えりを正せというのでした。そんなこと言われてもねえ。

職員室に戻ってみるとみんな机を見ていて誰も鈴木先生を見ない(爆笑

これで、もうすっかり鈴木先生は皆が犯人だと思ってると確信。

それぞれ先生たちは机に向かったままですが心の声は

バレバレよ、とか、やっちゃわないと損だとか

自分のように成人まで待てとか、小川さんも待ってるとか・・あははは

すでに重罪扱い。

崩壊が続く鈴木先生の妄想は

北海道の最果てに逃亡して二人は昆布をとりながら子供を6人だそうです。

しかし夫の留守に他の漁師と逃亡する小川を探し求めて朽ち果てていく自分を思い

またバテテしまうのでした。爆笑



そのころ教室では樺山が小川に誰が好きかハッキリしてくれないと炎上すると詰め寄ります。

さらに神田と紗希は「説明責任」とはやしたて小川は完全に追いつめられてしまいます。

妄想で崩壊した鈴木先生を助っ人に呼びにいく生徒もいましたが

鈴木先生ってば「小川さんが生贄状態」と聞いたら

ぐったりしていたのに100万馬力で走るのがまたおかしい~。

先生が教室に到着し、二人はしばし目が合ったが、その瞬間、小川は教室を飛び出しました。

そして屋上にかけ上がり、フェンスを蹴飛ばしてわ~っと泣き崩れたのです。

「思ってるだけでいいじゃない。私が誰を好きだっていいじゃないか」ということです。

鈴木先生はじめ、小川ファンも皆追いかけてきますが

初めて見た小川の感情の露出にビックリと呆然で動けないのでした。


保険室で休み、落ち着いた小川に面会する鈴木先生。

「先生、私って腹が立つのかな」・・・という小川。

神田のイジワルそうな「説明責任」という言い方がよぎります。

すかしてるとか人をバカにしていると思われるのが気になっていたと語ります。

治そうと努力もし、いいなあと思う人をお手本にして取り入れたらしい。

掃除当番だから戻るという小川は振り返り

「鈴木先生、人気投票1位の鈴木先生が背負っているもの少しだけ解りました。

大変だけど、嫌われ役や笑われ役に逃げないでください。

いつまでも私たちから憧れられる先生でいてください。

私も大人から見ていいなって思える中学生をずっとやるから・・・」


あまりの感動によたよたと階段をあがるとまた小川の妄想です。

女神のような小川。

バイバイ・・それは白い鳩となって飛んでいきました。

逝った・・・

妄想とはサヨナラできた・・のか?

それにしても小川の好きな人ははっきりしなかったのでした。


教室に戻った小川ですが掃除の最中で皆は大丈夫?と聞き自然に受け止めてくれました。

樺山がいますが特に謝ったりもしてません・・

神田と紗希が遠くでみています。


更衣室で土下座する続木先生。

小川にだけは手をださないでください。彼女は僕ののんのん様だから。

誰のものにもされなければそれでいいとすがりつくのでした。

のんのん様とは仏様の俗称だと知っていた鈴木先生。

そして自分も神さまのように崇めていますと告白。

小川は僕の理想のクラスを作る特別な生徒だからです。

だけど彼女は噂に傷つき誹謗中傷に泣き崩れる

普通の中学2年生だということを忘れてはいけない。

彼女は神様のような生徒を一生懸命に演じているんです。

だから僕たちも一生懸命に演じていきましょうというのでした。

スズツヅコンビが意気投合しました。



そして、ようやく麻美からのメールがやって来て、デートの運びとなりました。

「鈴木くん・・・」「麻美さん・・・」

微笑みあう二人。



***


麻美さんからメールがきたということは

鈴木先生の中から小川さんの妄想が消えたのが見えたからだということでしょうか・・?

ともあれ、現実に恋してるのは麻美さんだということが伝わったようで

鈴木先生、良かったじゃない!!


小川さんはのんのん様。

確かに神や仏のように崇拝して聖域を守りたくなるような

そんな神秘的で崇高な存在感を持ってますよね。

それは彼女が意識して作り上げた偶像だということですが

演技で続けていくのは大変だもの、

素顔そのものがそういう子なのでしょう。

初めて感情を表にだしてくれましたがますます好きになりましたわ。

そしてこれからも大人が良いと思われる中学生を演じていくと言い切ったのが

また深い感動、なんて大人な子でしょう。


そういう小川さんが最初に続木先生を見て狼狽したのは

「好き」だからではなくて

幼なじみで子供時代とか知られているからなのかしら?

あの反応がちょっと不自然でした。

結局、誰のことが好きなのかわからず。


それにしても今週の鈴木先生の妄想には爆笑の連続。

表の顔と裏の妄想のセリフの顔とが違いすぎて

まさに長谷川劇場って感じでした。

上手すぎる・・・

そういえば、北へ逃避行の妄想には

ミュージカルのようなダンスシーンもありました。

舞台役者である長谷川さんを起用したからにゃ

踊りを見せずばなるまいって。


小川が教室に戻っても大げさに騒がずさらりと受け止めるクラスの女子たち。

ここにも大人な生徒たちがいます。

仲直りして大団円とは運ばないストーリーが私はお気に入りだったりするのでした。

次回はどんなことになるでしょうか?






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