06/19/2008 ホカベン 第10話(最終話)
判決は個々の判断にお任せだったのね。どうしましょうかね?
不破弁護士が刺され、様子を見に行った灯@上戸彩。なんとテレビで見た原告のお母さんがいた。
鈴木政恵さん。この人の代理人になることを決める灯。
刺された痛みは、不本意な弁護で胸を痛ませることに比べたら天国だという不破弁護士。
狙われて恐くなかった?もちろん恐い。でも自分の仕事に胸を張れなくなるほうがもっと恐い。
そして灯は辞職願をエムザに出しました。エムザを敵に回して弁護士としてやっていけるのか?
わかりません。でも何もしないで後悔するよりは進んでみたい。一度信じた人をとことん信じて歩いて
いくことにしたと語ります。信じる人を裁判で裁くのがあなたの信じる道なのかと森岡所長は訝しげ。
引きとめようとする片瀬@加藤成亮ですが、なりたい弁護士は片瀬とは違うと言って去っていく灯。
外に出るとマスコミが待っていました。
クライアントの利益を優先するあまり被害者の痛みや苦しみを顧みようとしないことが弁護士の正義
なのか?私はそうは思いません。マイクに向かってまっすぐに言い切った灯でした。
家に帰ると母が勝手にエムザを辞めたことに対して怒っていました。一番心配なのは危害が及ぶこと。
でも弁護士(法代理者)に対して暴力が向けられると普通の何倍以上もの重い罪になりますよ。
誰かがやらなきゃいけないことだからとつぶやくけれど「親より先に死んだら許さないから」と泣かれた。
懲罰的損害賠償請求は裁判で認められた事はなくいわば法律のタブーでした。
杉崎の部屋で待っていたしおりはマスコミが押し寄せてきて思わず外に出てしまう。
どういう関係?と聞かれて「7年も経つのにはっきりしてくれない」と逆切れ状態^^;
ということは・・・そうだったんだ。ようやくわかりましたよ。
杉崎は川に向かって弁護士バッジを投げ捨てました。
一番のyポイントは予見可能性。杉崎は富田大介が再び罪を犯す可能性があることを知っていながら
弁護したのか?記録にある富田大介の電話は繋がらない状態になっていた。
窓から外を見ると変な男が灯の家の方を覗いてる。不気味。
杉崎先生はわざと負ける気かもしれないという森岡。勝つ気が無い人を弁護するのは難しいと。
富田大介は?と聞かれ、彼は大丈夫だときっぱり言う工藤@りょう。
第1回裁判が始まりました。弁護士倫理責任に基づく損害賠償請求事件について審理。
エムザの行った弁護士活動と富田大介の再犯の因果関係は明確にある事が判断できると灯が朗読。
対して工藤は富田大介の犯行の予見は不可能で損害賠償の法的義務はないと応える。
杉崎は富田大介の再犯の可能性はゼロでは無いと思っていたがそんな事はどうでもよかったと。
私を裁くということは日本の弁護士を裁くということを忘れないでください。
鈴木政恵は当時の杉崎から弁護士のさじ加減でいくらでも帳消しにできるから示談に応じるように
脅かされたと証言。
黒川と森岡はワインで乾杯。自分達のやりかたでこの社会を守ると誓っています。
灯の後をつける不審人物。工藤から電話。灯にも証人になってほしいというものでした。
敵対する弁護士に証人を頼むなんて大胆な発想です。
そこに先ほどの男が・・。なんと杉崎だったのでした。灯を尾行して身を守ってくれてた様子。
理想に使命。青臭いといわれる灯。誰も青いことを言わなくなったら汚い世に飲み込まれるだけ。
杉崎は調査事務所より富田大介は毎晩クラブで5万も使っていると情報を教えてくれました。
ダレの金?それは決まってますよね。
今言ってもいいですか?「サングラスかけるとチンピラみたいです」・・あははは・・・
クラブに行き富田大介を捕まえた灯。
聞いてみると工藤から100万の小切手と勝ったら100万で懐柔されたという。
杉崎は富田が再犯する可能性を知っていながら弁護したと不破に語ったはず。
でも富田はそれを今になって勘違いだと言い出します。
「人が一人、死んでるんです。あなたには証言する義務があります」強くいう灯。
金を出さないなら帰れという富田。
随分安いのですね。人ひとりの尊厳をたった200万で売り渡して。
そんなお金を手にしたら永遠に立ち直れませんよ。自分自身に胸を張れなくなる。
今こそ変わるんです。この裁判はチャンスだと言う灯。なかなか上手い説得です。
あんたバカだろう。無視されたけれど「法廷で待ってる」という灯でした。
不破に報告する灯です。最後は信じるだけだというのでした。
病室から出ると暴漢が待ち伏せ。灯はそのまま地下に連れて行かれます。
世の中で一番強い力は暴力だと言う男。マスコミが黙ってないと反撃しますが芸能人でも結婚したら
すぐにそちらに興味は移る。今の裁判から手を引け!返事は?殴られた灯。
「誰か、ボイラー室!」すぐに杉崎が警備員とともにやってきました。カバンでひっぱたいた!
不破弁護士が刺されたときのアリバイも調べるように言う杉崎。
ナイフで脅されたときにすぐに携帯を入れたようです。杉崎はそれをそっくり録音してました。
心配すんな。誰にも指一本触れさせねえ。手を差し出されたけどそれは拒否してた(笑
私は弁護士です。絶対に負けません。涙の灯。
第3回裁判。
依頼者との信頼関係で弁護をするという灯。その人の真実を見抜けるはずがないと謂う工藤。
でも「信じることはできる」という灯に思わず笑う杉崎。でも工藤も笑いました。
弁護士は依頼者を信じることができる。信じた結果責任を負うのは当然だというのでした。
論理的ではないと終わりました。廊下では工藤としおりが火花が飛び散った。
第4回裁判。
富田大介が証人でやってきました。驚くエムザの面々。
杉崎は富田のために熱心に働いてくれる弁護士だった。でもただ裁判に勝てばいいという考えが見えた。
「俺だって人間なのに」とつい思ってしまうような弁護士だった。心から反省していると富田を弁護した
杉崎ですが本当にそう思ってくれてるように思いましたか?「わかりません」
でもそう思ってくれてるとは感じた事はなかった。
突然杉崎が発言
そりゃ、思ってなかったもの。彼らは私が弁護士として優秀かを証明する駒でしかなかった。
相手も同じ人間だと言うことを忘れていました。
工藤はこの発言は正式じゃないから削除といいますが、灯は手続きより大事なのは
その人の本当の重いです。法律とは人の思いを守るためにあるのではないですか?
しかし裁判長は杉崎発言を認めないといいました。
こうして1年後に判決の日が来ました。
勝っても負けても今日で終わり。いい弁護士になれよと杉崎が声をかけてくれました。
杉崎はしおりに裁判終わったら旅行でも行ってそれから考えると言いました。
やっぱり先生はバカですとうれしそうなしおり。
判決前にエムザの皆と会う灯。
森岡はこれからの灯は辛い道が待っているけれどずっと見てると言ってくれました。
そして工藤も別の裁判で会いたいと。
片瀬もいい弁護士になるための勝負だと言いにきました。
判決を言い渡します。主文・・・・
*******************
最後は曖昧だったのね。花びらをつかんだからちょっとはいい予感?
弁護士倫理を罪に問うのは難しそう。
実際、杉崎の発言も正式じゃないと認めてくれなかった裁判官でした。
灯はこれで人道派ということになったのね。
これからは弱者救済に真っ直ぐに進めるわけね。
そして何よりも良かったのはしおりと杉崎の関係が
8年かけてやっとはっきりしたということですね。
おめでとう、パチパチ
毎回灯の暴走にはがゆくイライラさせられてきたけれど
信じる道を歩むという姿勢は立派。
金に転ばない弁護士がいてもいいよね。
鈴木政恵さん。この人の代理人になることを決める灯。
刺された痛みは、不本意な弁護で胸を痛ませることに比べたら天国だという不破弁護士。
狙われて恐くなかった?もちろん恐い。でも自分の仕事に胸を張れなくなるほうがもっと恐い。
そして灯は辞職願をエムザに出しました。エムザを敵に回して弁護士としてやっていけるのか?
わかりません。でも何もしないで後悔するよりは進んでみたい。一度信じた人をとことん信じて歩いて
いくことにしたと語ります。信じる人を裁判で裁くのがあなたの信じる道なのかと森岡所長は訝しげ。
引きとめようとする片瀬@加藤成亮ですが、なりたい弁護士は片瀬とは違うと言って去っていく灯。
外に出るとマスコミが待っていました。
クライアントの利益を優先するあまり被害者の痛みや苦しみを顧みようとしないことが弁護士の正義
なのか?私はそうは思いません。マイクに向かってまっすぐに言い切った灯でした。
家に帰ると母が勝手にエムザを辞めたことに対して怒っていました。一番心配なのは危害が及ぶこと。
でも弁護士(法代理者)に対して暴力が向けられると普通の何倍以上もの重い罪になりますよ。
誰かがやらなきゃいけないことだからとつぶやくけれど「親より先に死んだら許さないから」と泣かれた。
懲罰的損害賠償請求は裁判で認められた事はなくいわば法律のタブーでした。
杉崎の部屋で待っていたしおりはマスコミが押し寄せてきて思わず外に出てしまう。
どういう関係?と聞かれて「7年も経つのにはっきりしてくれない」と逆切れ状態^^;
ということは・・・そうだったんだ。ようやくわかりましたよ。
杉崎は川に向かって弁護士バッジを投げ捨てました。
一番のyポイントは予見可能性。杉崎は富田大介が再び罪を犯す可能性があることを知っていながら
弁護したのか?記録にある富田大介の電話は繋がらない状態になっていた。
窓から外を見ると変な男が灯の家の方を覗いてる。不気味。
杉崎先生はわざと負ける気かもしれないという森岡。勝つ気が無い人を弁護するのは難しいと。
富田大介は?と聞かれ、彼は大丈夫だときっぱり言う工藤@りょう。
第1回裁判が始まりました。弁護士倫理責任に基づく損害賠償請求事件について審理。
エムザの行った弁護士活動と富田大介の再犯の因果関係は明確にある事が判断できると灯が朗読。
対して工藤は富田大介の犯行の予見は不可能で損害賠償の法的義務はないと応える。
杉崎は富田大介の再犯の可能性はゼロでは無いと思っていたがそんな事はどうでもよかったと。
私を裁くということは日本の弁護士を裁くということを忘れないでください。
鈴木政恵は当時の杉崎から弁護士のさじ加減でいくらでも帳消しにできるから示談に応じるように
脅かされたと証言。
黒川と森岡はワインで乾杯。自分達のやりかたでこの社会を守ると誓っています。
灯の後をつける不審人物。工藤から電話。灯にも証人になってほしいというものでした。
敵対する弁護士に証人を頼むなんて大胆な発想です。
そこに先ほどの男が・・。なんと杉崎だったのでした。灯を尾行して身を守ってくれてた様子。
理想に使命。青臭いといわれる灯。誰も青いことを言わなくなったら汚い世に飲み込まれるだけ。
杉崎は調査事務所より富田大介は毎晩クラブで5万も使っていると情報を教えてくれました。
ダレの金?それは決まってますよね。
今言ってもいいですか?「サングラスかけるとチンピラみたいです」・・あははは・・・
クラブに行き富田大介を捕まえた灯。
聞いてみると工藤から100万の小切手と勝ったら100万で懐柔されたという。
杉崎は富田が再犯する可能性を知っていながら弁護したと不破に語ったはず。
でも富田はそれを今になって勘違いだと言い出します。
「人が一人、死んでるんです。あなたには証言する義務があります」強くいう灯。
金を出さないなら帰れという富田。
随分安いのですね。人ひとりの尊厳をたった200万で売り渡して。
そんなお金を手にしたら永遠に立ち直れませんよ。自分自身に胸を張れなくなる。
今こそ変わるんです。この裁判はチャンスだと言う灯。なかなか上手い説得です。
あんたバカだろう。無視されたけれど「法廷で待ってる」という灯でした。
不破に報告する灯です。最後は信じるだけだというのでした。
病室から出ると暴漢が待ち伏せ。灯はそのまま地下に連れて行かれます。
世の中で一番強い力は暴力だと言う男。マスコミが黙ってないと反撃しますが芸能人でも結婚したら
すぐにそちらに興味は移る。今の裁判から手を引け!返事は?殴られた灯。
「誰か、ボイラー室!」すぐに杉崎が警備員とともにやってきました。カバンでひっぱたいた!
不破弁護士が刺されたときのアリバイも調べるように言う杉崎。
ナイフで脅されたときにすぐに携帯を入れたようです。杉崎はそれをそっくり録音してました。
心配すんな。誰にも指一本触れさせねえ。手を差し出されたけどそれは拒否してた(笑
私は弁護士です。絶対に負けません。涙の灯。
第3回裁判。
依頼者との信頼関係で弁護をするという灯。その人の真実を見抜けるはずがないと謂う工藤。
でも「信じることはできる」という灯に思わず笑う杉崎。でも工藤も笑いました。
弁護士は依頼者を信じることができる。信じた結果責任を負うのは当然だというのでした。
論理的ではないと終わりました。廊下では工藤としおりが火花が飛び散った。
第4回裁判。
富田大介が証人でやってきました。驚くエムザの面々。
杉崎は富田のために熱心に働いてくれる弁護士だった。でもただ裁判に勝てばいいという考えが見えた。
「俺だって人間なのに」とつい思ってしまうような弁護士だった。心から反省していると富田を弁護した
杉崎ですが本当にそう思ってくれてるように思いましたか?「わかりません」
でもそう思ってくれてるとは感じた事はなかった。
突然杉崎が発言
そりゃ、思ってなかったもの。彼らは私が弁護士として優秀かを証明する駒でしかなかった。
相手も同じ人間だと言うことを忘れていました。
工藤はこの発言は正式じゃないから削除といいますが、灯は手続きより大事なのは
その人の本当の重いです。法律とは人の思いを守るためにあるのではないですか?
しかし裁判長は杉崎発言を認めないといいました。
こうして1年後に判決の日が来ました。
勝っても負けても今日で終わり。いい弁護士になれよと杉崎が声をかけてくれました。
杉崎はしおりに裁判終わったら旅行でも行ってそれから考えると言いました。
やっぱり先生はバカですとうれしそうなしおり。
判決前にエムザの皆と会う灯。
森岡はこれからの灯は辛い道が待っているけれどずっと見てると言ってくれました。
そして工藤も別の裁判で会いたいと。
片瀬もいい弁護士になるための勝負だと言いにきました。
判決を言い渡します。主文・・・・
*******************
最後は曖昧だったのね。花びらをつかんだからちょっとはいい予感?
弁護士倫理を罪に問うのは難しそう。
実際、杉崎の発言も正式じゃないと認めてくれなかった裁判官でした。
灯はこれで人道派ということになったのね。
これからは弱者救済に真っ直ぐに進めるわけね。
そして何よりも良かったのはしおりと杉崎の関係が
8年かけてやっとはっきりしたということですね。
おめでとう、パチパチ
毎回灯の暴走にはがゆくイライラさせられてきたけれど
信じる道を歩むという姿勢は立派。
金に転ばない弁護士がいてもいいよね。
06/12/2008 ホカベン 第9話
いよいよ最終章。これまで引っ張ってきた富田ダイスケの件と杉崎が本舞台に。待ってたよぉ。
灯@上戸彩が嫌がらせの電話を受けるシーンから始まりました。どういうこと?
それは小さな記事から始まりました。(と言ってたので、以後、回想になるんでしょうか?)
毎回出てきてた鈴木亜希子の自殺のシーンがようやくここでつながってきます。
この母親、鈴木政恵が杉崎@北村一輝を訴えたのでした。
その内容は、富田ダイスケの弁護により、実刑ではなく執行猶予にしたからだというもの。
弁護士としては当然の尽力でしたが、そのせいで再犯を繰り返す富田ダイスケ。
悪いのは富田に決まっている。しかし彼の再犯を野放しにしたのは弁護士のせいなんでしょうか?
母親は事の経緯をテレビや新聞、雑誌とあらゆるマスコミに出て訴えました。
弁護士杉崎とエムザに対して1億円の損害賠償を請求すると不破弁護士が隣で語ります。
訴状は数日前にエムザに届いたばかり。森岡@大杉蓮の日弁連会長選挙前の微妙な時期。
エムザとしても負けるわけにはいかないというメンツがあったのでした。
しかし杉崎は富田ダイスケの弁護は自分の独断で行ったといい、エムザに迷惑はかけないと
辞表を提出。森岡は弁護士の懲罰的損害賠償が一度でも認められたら日本の裁判システムは成り
立たなくなると杉崎を慰留していましたが、決心は固かったようです。
灯は杉崎の退職を聞いて、質問攻め。でも杉崎は言いたいことが二つあると言います。
1つ、質問すれば何でも答えてもらえると思うな。
2つ、お前にできることはない。この日を7年間ずっと待っていたんだ。邪魔するな。
そう言って出て行くのでした。おまけにしおりも有給をとり、プロボノには灯ひとり。
そしたらプロボノの部屋をバリスタの資料室代わりに使い出してます。
おまけに親の遺産がどうのというような電話ばかりがかかってきてます。現在受け付けておりません!
森岡からランチに誘われました。森岡は杉崎の先輩だったのでした。灯は杉崎のために何かしたいと
思って調べたようですが、その気持ちを素直に伝えました。なんと森岡は7年前の資料をもってきて
灯に渡したのです。裁判資料。供述書も尋問調書も。
森岡は弁護士は社会正義でも弱者の味方でもないといいます。むしろ悪人だと。
でも争いごとが絶えない以上、弁護士がいなかったらこの法治国家は成り立たない。
杉崎の代理人として100人の大弁護士団を組むという。
杉崎は拒んでいるから説得してほしいというのでした。
7年前の事件調書を読んでいくと、森岡にあてた杉崎の手書きの手紙があった。
富田大介の示談交渉に鈴木亜希子の家を訪れたとき、亜希子の自殺に遭遇してしまったのでした。
母親はショックのあまり瞬間、それまでの杉崎を忘れていたという。それまで杉崎は弁護士として
手腕発揮に打ち込み、被害者の背負うものの重さに気づかなかったといいます。
被害者は自分の能力を発揮するための駒でしかなかったという。しかしこの件で、ようやく相手も自分
と同じ人間だということがわかったというのでした。
灯は杉崎の自宅を訪ねてみました。なんと出てきたのはしおり。恋人だったの?ノーでしたけど。
杉崎は「消滅時効の放棄」ということをしていたようです。時効が成立する3年ごとに遺族に手紙を
書いて鈴木亜希子の母親がいつでも訴えられるようにしていたようです。
灯は大弁護士団を組むことを報告しますが杉崎はやはり拒否。しおりは杉崎があれからどれほど
苦しみ、後悔の涙を流したか証言するというのでした。二人とも出て行けというのですが居座る女性陣。
ならば自分が出て行くという杉崎。この七年の苦しみは全部俺のもの。お前に関係ないとタクシーで
行ってしまいました。どこに行ったの?
そこに片瀬@加藤成亮から電話。富田大介の被害者に謝罪に行くという工藤に同行してほしいと
いうのでした。本当は片瀬が行くはずだったのに灯に仕事を回してくれたというところのようです。
灯も素直に大事な仕事を譲ってくれてありがとうと言ってます。
テレビでは不破弁護士と政恵が杉崎を糾弾。ある意味優秀な弁護士だからこそ執行猶予を勝ち取れた。
そして加害者は再犯をおかし、加害弁護士は何のお咎めもないから釈然としないといいます。
そして翌日、服部加奈のところに工藤とむかいます。杉崎は森岡も好きだし、エムザを巻き込まない
ように必死なのだと工藤は知っています。弁護士が優秀だから罪だというのは許されないといい、
もしも杉崎が負けるなら自分は弁護士をやめるというのでした。
服部の両親に会う灯と工藤。今更何かと怪訝な両親。加奈は未だに部屋に閉じこもっています。
杉崎はこちらへも消滅時効の放棄ということをしていました。手紙を何通かだしています。
同じように、富田の更正など信じてなかったけれど弁護士として示談にすることだけが自分に課せら
れた仕事だということを書いています。そのために土下座もしたのだと手の内を明かして。
しかし工藤はそれを読んでも同じように、杉崎に更生の余地をほしいと土下座するのでした。
手紙を買い取らせて欲しいとまで言います。
そこに不破弁護士が登場。隣の部屋で全部聞いていたのでした。
自分が予測したのと同じ展開だと服部の両親に話しています。原告側の証人になると言いました。
工藤が訪問したのは裏目に出た感じ?そして堂本に触手をのばしてくる不破でした。
森岡所長たちが不破の上司である黒川を訪ねてみると、不破はとっくに辞めていたのでした。
黒川も弁護士会の会長選挙を控える大事な時期。
どんな手段を使ってでも不破を止めてくださいと森岡はにこやかにいいました。どんなことをしても・・
杉崎は鈴木亜希子の墓参りをしています。
灯は杉崎を探してきました。ちょっと前まで不破からヘッドハンティングされてた灯。
エムザという大手にいながら大胆に弱者救済を展開してきたとその活動を見ていたそうです。
杉崎が灯をスカウトするように勧めた張本人だったのでした。
OLがストーカーに殺された事件の話をする杉崎。OLは何度も警察に相談したのに放置されていた。
結果がこれ。職務怠慢なのに警官は罪に問われることもなかった。
自分が裁判で負ければ、こういう警官も罪に問えるようになる。冤罪を起こす検事。とんちんかんな
判決をする裁判官。いじめを見過ごすボンクラ教師。自分の利益しか考えない強欲な弁護士も。
政治家が間違った政策をし中小企業が倒産し自殺者が相次ぐ。それでも政治家の責任は問われな
かったけれど自分が巻ければ世の中は変わってくる。弁護士バッジと引き換えに・・・。
その頃、不破に誰かがもたれました。そのまま行ってしまいましたが不破はその場で崩れ落ちました。
そして工藤は富田に取引しようともちかけます。今度の裁判、絶対に負けるわけにはいかないんです。
灯は杉崎に弁護士でいてほしいと望みます。そこに不破が刺されたと電話。
すぐに不破の様子を見てこいと灯に言う杉崎。自分は反対側だから行けないのね。
そして、不破が再起不能であれば灯に鈴木政恵さんの代理人をやれというのでした・・・。
前編なのこれは?後編で最終回?
今週のびっくらは、やっぱりしおりが杉崎の部屋にいたことかな。
何となく二人の間に通う空気はあったけれどね。
内容がつかみきれなくて何度もストップかけながら見ていたらまたデッキが故障しそう><
最終的に灯はエムザを辞めて杉崎と敵対することになるのね。
でも杉崎も同意のようだから・・・
このドラマは、やっぱりあの例の裁判があったから構想が湧いたというところなんでしょうか。
杉崎のいうことは理想だけれど、実際もそうなればかなり進歩ですよね。
灯の信じる道は正しいと思うし、若くして弱者救済を唱えるのも立派。
でも弁護士も法治国家である以上、闘う余地は必要。
いろんな意味で最終回楽しみです。
それは小さな記事から始まりました。(と言ってたので、以後、回想になるんでしょうか?)
毎回出てきてた鈴木亜希子の自殺のシーンがようやくここでつながってきます。
この母親、鈴木政恵が杉崎@北村一輝を訴えたのでした。
その内容は、富田ダイスケの弁護により、実刑ではなく執行猶予にしたからだというもの。
弁護士としては当然の尽力でしたが、そのせいで再犯を繰り返す富田ダイスケ。
悪いのは富田に決まっている。しかし彼の再犯を野放しにしたのは弁護士のせいなんでしょうか?
母親は事の経緯をテレビや新聞、雑誌とあらゆるマスコミに出て訴えました。
弁護士杉崎とエムザに対して1億円の損害賠償を請求すると不破弁護士が隣で語ります。
訴状は数日前にエムザに届いたばかり。森岡@大杉蓮の日弁連会長選挙前の微妙な時期。
エムザとしても負けるわけにはいかないというメンツがあったのでした。
しかし杉崎は富田ダイスケの弁護は自分の独断で行ったといい、エムザに迷惑はかけないと
辞表を提出。森岡は弁護士の懲罰的損害賠償が一度でも認められたら日本の裁判システムは成り
立たなくなると杉崎を慰留していましたが、決心は固かったようです。
灯は杉崎の退職を聞いて、質問攻め。でも杉崎は言いたいことが二つあると言います。
1つ、質問すれば何でも答えてもらえると思うな。
2つ、お前にできることはない。この日を7年間ずっと待っていたんだ。邪魔するな。
そう言って出て行くのでした。おまけにしおりも有給をとり、プロボノには灯ひとり。
そしたらプロボノの部屋をバリスタの資料室代わりに使い出してます。
おまけに親の遺産がどうのというような電話ばかりがかかってきてます。現在受け付けておりません!
森岡からランチに誘われました。森岡は杉崎の先輩だったのでした。灯は杉崎のために何かしたいと
思って調べたようですが、その気持ちを素直に伝えました。なんと森岡は7年前の資料をもってきて
灯に渡したのです。裁判資料。供述書も尋問調書も。
森岡は弁護士は社会正義でも弱者の味方でもないといいます。むしろ悪人だと。
でも争いごとが絶えない以上、弁護士がいなかったらこの法治国家は成り立たない。
杉崎の代理人として100人の大弁護士団を組むという。
杉崎は拒んでいるから説得してほしいというのでした。
7年前の事件調書を読んでいくと、森岡にあてた杉崎の手書きの手紙があった。
富田大介の示談交渉に鈴木亜希子の家を訪れたとき、亜希子の自殺に遭遇してしまったのでした。
母親はショックのあまり瞬間、それまでの杉崎を忘れていたという。それまで杉崎は弁護士として
手腕発揮に打ち込み、被害者の背負うものの重さに気づかなかったといいます。
被害者は自分の能力を発揮するための駒でしかなかったという。しかしこの件で、ようやく相手も自分
と同じ人間だということがわかったというのでした。
灯は杉崎の自宅を訪ねてみました。なんと出てきたのはしおり。恋人だったの?ノーでしたけど。
杉崎は「消滅時効の放棄」ということをしていたようです。時効が成立する3年ごとに遺族に手紙を
書いて鈴木亜希子の母親がいつでも訴えられるようにしていたようです。
灯は大弁護士団を組むことを報告しますが杉崎はやはり拒否。しおりは杉崎があれからどれほど
苦しみ、後悔の涙を流したか証言するというのでした。二人とも出て行けというのですが居座る女性陣。
ならば自分が出て行くという杉崎。この七年の苦しみは全部俺のもの。お前に関係ないとタクシーで
行ってしまいました。どこに行ったの?
そこに片瀬@加藤成亮から電話。富田大介の被害者に謝罪に行くという工藤に同行してほしいと
いうのでした。本当は片瀬が行くはずだったのに灯に仕事を回してくれたというところのようです。
灯も素直に大事な仕事を譲ってくれてありがとうと言ってます。
テレビでは不破弁護士と政恵が杉崎を糾弾。ある意味優秀な弁護士だからこそ執行猶予を勝ち取れた。
そして加害者は再犯をおかし、加害弁護士は何のお咎めもないから釈然としないといいます。
そして翌日、服部加奈のところに工藤とむかいます。杉崎は森岡も好きだし、エムザを巻き込まない
ように必死なのだと工藤は知っています。弁護士が優秀だから罪だというのは許されないといい、
もしも杉崎が負けるなら自分は弁護士をやめるというのでした。
服部の両親に会う灯と工藤。今更何かと怪訝な両親。加奈は未だに部屋に閉じこもっています。
杉崎はこちらへも消滅時効の放棄ということをしていました。手紙を何通かだしています。
同じように、富田の更正など信じてなかったけれど弁護士として示談にすることだけが自分に課せら
れた仕事だということを書いています。そのために土下座もしたのだと手の内を明かして。
しかし工藤はそれを読んでも同じように、杉崎に更生の余地をほしいと土下座するのでした。
手紙を買い取らせて欲しいとまで言います。
そこに不破弁護士が登場。隣の部屋で全部聞いていたのでした。
自分が予測したのと同じ展開だと服部の両親に話しています。原告側の証人になると言いました。
工藤が訪問したのは裏目に出た感じ?そして堂本に触手をのばしてくる不破でした。
森岡所長たちが不破の上司である黒川を訪ねてみると、不破はとっくに辞めていたのでした。
黒川も弁護士会の会長選挙を控える大事な時期。
どんな手段を使ってでも不破を止めてくださいと森岡はにこやかにいいました。どんなことをしても・・
杉崎は鈴木亜希子の墓参りをしています。
灯は杉崎を探してきました。ちょっと前まで不破からヘッドハンティングされてた灯。
エムザという大手にいながら大胆に弱者救済を展開してきたとその活動を見ていたそうです。
杉崎が灯をスカウトするように勧めた張本人だったのでした。
OLがストーカーに殺された事件の話をする杉崎。OLは何度も警察に相談したのに放置されていた。
結果がこれ。職務怠慢なのに警官は罪に問われることもなかった。
自分が裁判で負ければ、こういう警官も罪に問えるようになる。冤罪を起こす検事。とんちんかんな
判決をする裁判官。いじめを見過ごすボンクラ教師。自分の利益しか考えない強欲な弁護士も。
政治家が間違った政策をし中小企業が倒産し自殺者が相次ぐ。それでも政治家の責任は問われな
かったけれど自分が巻ければ世の中は変わってくる。弁護士バッジと引き換えに・・・。
その頃、不破に誰かがもたれました。そのまま行ってしまいましたが不破はその場で崩れ落ちました。
そして工藤は富田に取引しようともちかけます。今度の裁判、絶対に負けるわけにはいかないんです。
灯は杉崎に弁護士でいてほしいと望みます。そこに不破が刺されたと電話。
すぐに不破の様子を見てこいと灯に言う杉崎。自分は反対側だから行けないのね。
そして、不破が再起不能であれば灯に鈴木政恵さんの代理人をやれというのでした・・・。
前編なのこれは?後編で最終回?
今週のびっくらは、やっぱりしおりが杉崎の部屋にいたことかな。
何となく二人の間に通う空気はあったけれどね。
内容がつかみきれなくて何度もストップかけながら見ていたらまたデッキが故障しそう><
最終的に灯はエムザを辞めて杉崎と敵対することになるのね。
でも杉崎も同意のようだから・・・
このドラマは、やっぱりあの例の裁判があったから構想が湧いたというところなんでしょうか。
杉崎のいうことは理想だけれど、実際もそうなればかなり進歩ですよね。
灯の信じる道は正しいと思うし、若くして弱者救済を唱えるのも立派。
でも弁護士も法治国家である以上、闘う余地は必要。
いろんな意味で最終回楽しみです。
06/05/2008 ホカベン 第8話
今週もかなり都合よく終わっちゃいました。テーマが医療だし1話でまとめるには無理があるしね。
それにしても未だに未熟さが目立つ灯にはさすがにイライラしてきましたわ・・・苦笑
オープニングは手術のシーンでした。
プロボノでは灯@上戸彩は懲戒請求の調べ物。気をつけるようにしおり@戸田菜穂から言われてます。
脳動脈瘤のオペにより植物状態になった患者の案件を引き受け欲しいと工藤から頼まれる灯でした。
工藤は立場が悪い灯にこの案件で成功して逆転するように言うのですが、杉崎@北村一輝は医療裁
判は圧倒的に患者に不利だと強調し、工藤に騙されたというのでした。でも誰かがやらないと・・・。
病院を訴えるという河合を訪ねます。患者は植物状態で、床ずれがひどいとのこと。
娘が、オペ担当の医師が途中で他の医師に代わり、その医師が未熟だったという話を聞いたという。
カルテや記録を見るためには一刻も早く裁判所の保全命令を執行しないと改ざんされてしまう。
そのために情に訴えるために床ずれの写真を撮るという作戦にでました。証拠保全というそうです。
杉崎は看護師の噂話や手術前後の容態だけでは裁判所の許可は下りないとわかっています。
やはり杉崎は何でも知っていて経験も積んでるのですね。もったいないねえ・・・
帰る途中廊下で会った執刀医師@藤木に会うとすぐに灯は呼び止めて挑戦しています。
無視すればいいのに・・。ここでカルテを改ざんされたらどうするんでしょ?それでも相手の医師も、
弁護士に医療知識はないから勝ち目はないと言うあたりが面白い。もちろん杉崎がそのケンカを
買ってくれました「私達の武器は法律です!」だって!!!!!へへへ・・・
エムザではプロボノをどうするかという話になっています。公益活動に力を入れてると強調できると
言う人に、損害が大きいという人に。二人を解雇する話まで出ていますが、工藤が医療裁判を頼んだ
こともあり、敵対病院だから勝てば好都合だという方向に持って行きました。まずは工藤のおかげで
今回も首はつながっています。
医療過誤の主張を認められないという裁判所ですが床ずれの写真を見せたら急に態度が代わりました。
やはり杉崎はわかっています。灯もわずかでも可能性があるならと必死に頭を下げました。
すぐに病院に行きカルテの写真を撮ります。オペを途中で交替した若い松岡医師@鳥羽潤は不安そう。
杉崎は藤木医師が他の患者のところに行ったかどうかを確認。その子は重大な脳疾患があったよう
で藤木医師がいなかったら助かってなかったそうです。藤木はほぼ神とあがめられています。
次は病院側の嫌がらせ。暗に自力で退院するように言ってきたそうです。出て行けって・・
植物状態の患者を転院させるとしたらリハビリ専門のところだそうですが・・・。
そして顧問弁護士同士の顔あわせ。転院させるというなら、それまでの医療費と今後の介護費用を
賠償請求するという杉崎。しかし相手の出した金額はお見舞いの30万でした。
藤木医師の退室は医療過誤には当たらないという主張です。期待権の侵害とか。示談は決裂。
帰りの廊下でまた藤木を神とあがめる退院していく患者。松岡にも挨拶しています。
工藤VS倉木。
工藤が医療裁判をプロボノに振ったのはプロボノをつぶさないためだとわかっている倉木。
工藤は企業側の弁護士だから患者側の弁護をするわけにはいかないのだと言っています。
嫌いでしょう?というから火花かと思ったけどお互いに認めてるようですね。
片瀬@加藤成亮は杉崎と工藤の並んだ記事を発見。以前は勢いがあった杉崎。
なぜプロボノに?たぶん精神をやられた・・と誰かがポツンと。
灯は手術記録の中に○と×が並ぶのを発見。すぐに走っていくけどどこに?
知人の病院だったようですがやみくもに行き当たりばったりで聞きに言った様子。バカ?
電話帳で調べて聞いたら「系列」の病院のことは証言できないと拒否されています。
病院にも仲良しこよしの勢力図があるのよね。それを探ればいいってことですね。
河合は母親が弱っていき、裁判が終わるまで持たないといいます。リハビリセンターに転院したいけ
れどそれには多大な費用がかかるらしい。もっとお金を貯めておけば良かったと泣く娘。
介護があるために仕事もやめるしかなかった。二進も三進もいかないのね。保険も入ってないの?
やっぱり備えは大事だなあ・・・
考え込む灯に片瀬が杉崎先生のことを聞きにきたようです。でも医療裁判だからというと納得してます。
バリスタの顧問でニュークリニカル系じゃない病院を紹介して欲しいと言うと、即「北都大学病院」と
出ました。そこは弁護士なんですね。簡単に紹介してくれたけど・・新人なのにすごいね!
そしてその大学病院の医師はクリップを6回も掛けなおして動脈壁を傷つけてコブが破裂して出血した
ための障害だと解説してくれました。医師が読めばすぐにわかることなのね。
若い人(未熟な医師)がクリッピングの失敗で脳梗塞を起こしたという結論のようです。
電話で聞いてみると松岡が担当したということがわかりました。
すぐに松岡医師のところに走る灯。「医療ミスを見つけました・・。」なんですぐにそうやって相手にぶつ
かるのかなあ・・・こういう灯のやり方を「真っ直ぐでいい」と言う人いるでしょうか?
後を引き受けた藤木医師はクリッピングが原因とは言い切れないと指摘します。
脳梗塞には高血圧、糖尿病、高脂血症・・とさまざまな要因が絡むわけで、それらが脳梗塞を起こし
た原因じゃないことを証明するにはさらに気の遠くなるような証拠と時間がかかりそう・・・
医者でもない灯にできるのかと挑戦する藤木医師が不敵に笑うのでした。
悔しい灯は杉崎にぶつけますが、弁護士は法律が武器だというのです。
公証人を使って関係者を公の場に呼びだし、宣誓供述書を作成するという案です。
強制力はないが全員を呼び出して一人も来なかったら意図的だということができる。
灯は時間がないと焦っています。何か方法あるのかと問われれば何もないとしかいえない・・・
家で脳梗塞の原因を探ってみるとあまりにもたくさんあり、またそれで頭を抱えてしまいます。
そしてひらめきました・・・医師を呼びだすには・・・
直談判は懲戒だと戒められていますがわかってますと電話を切った灯。なんと灯は自ら自傷行為に
及んで、松岡医師のところに行ったのでした。医者が直接包帯巻くこともあるのかしら?
「なぜ先生は医者になったのですか?」最後にこの言葉をなげつけたのでした。
工藤には「結果やリスクしか頭にないお前とは全く違う」と灯のことを案に持ち上げた言い方をして
いた杉崎でした。
そして公証役場。
灯と杉崎、公証役人と3人が待っています。
もう終わりという時間に入ってきた松岡医師。
自分のミスを認めました。藤木医師は脳外科の世界ではなくてはならない人材だからと強調。
藤木医師にしかできないオペがある。その患者さんのためにも藤木医師は残らないといけない。
人を救うために医者になったと最後に松岡は言い残しました。
藤木医師は病院に残り松岡が医師を辞めたということです。
示談金は8000万円。
エムザではその手腕に評価しています。
しかし、富田ダイスケの事件でエムザの弁護士杉崎を訴え懲罰的損害賠償で1億円の請求が・・。
首をつった鈴木亜希子の母が原告?
これは杉崎危うしです!!
ちょうどその頃、灯のもとには、河合からメールが届きました。
リハビリの母の手が動いたと動画がありました。
指が動いた様子に親子の幸せを実感したというのに・・・
*****************
医療裁判は白い巨塔でかなりの駆け引きを見たせいか、こういう最後はあっさりすぎましたね。
しかし、新人も経験を積まないと技術の進歩はないし、
かといってその新人に当たってしまった患者は悲惨だし・・・。
本当に運ですよね。これは・・・
たまたま、医師の腹の虫に当たってしまった患者がそういう目にあうのはよくあることかもよ。
弁護士も医者も嫌いだって杉崎が言ってましたけど(笑
医者も腕だけじゃなくて仁を持ち合わせた医者なんて少ないでしょうし・・・。
しかし、とうとう杉崎が訴えられましたね。
ようやく杉崎が大きく活躍するかしら。
今までも灯の暴走には呆れながらも情の灯は弁護士らしからぬ戦法で面白いところもあり、
何とかストーリーのみに目をつぶっていたけれど
さすがに今回はもう灯にレッドカードでしたわ~><
次回、北村さんが中心になるならもうちょっと見られるかも・・・。
オープニングは手術のシーンでした。
プロボノでは灯@上戸彩は懲戒請求の調べ物。気をつけるようにしおり@戸田菜穂から言われてます。
脳動脈瘤のオペにより植物状態になった患者の案件を引き受け欲しいと工藤から頼まれる灯でした。
工藤は立場が悪い灯にこの案件で成功して逆転するように言うのですが、杉崎@北村一輝は医療裁
判は圧倒的に患者に不利だと強調し、工藤に騙されたというのでした。でも誰かがやらないと・・・。
病院を訴えるという河合を訪ねます。患者は植物状態で、床ずれがひどいとのこと。
娘が、オペ担当の医師が途中で他の医師に代わり、その医師が未熟だったという話を聞いたという。
カルテや記録を見るためには一刻も早く裁判所の保全命令を執行しないと改ざんされてしまう。
そのために情に訴えるために床ずれの写真を撮るという作戦にでました。証拠保全というそうです。
杉崎は看護師の噂話や手術前後の容態だけでは裁判所の許可は下りないとわかっています。
やはり杉崎は何でも知っていて経験も積んでるのですね。もったいないねえ・・・
帰る途中廊下で会った執刀医師@藤木に会うとすぐに灯は呼び止めて挑戦しています。
無視すればいいのに・・。ここでカルテを改ざんされたらどうするんでしょ?それでも相手の医師も、
弁護士に医療知識はないから勝ち目はないと言うあたりが面白い。もちろん杉崎がそのケンカを
買ってくれました「私達の武器は法律です!」だって!!!!!へへへ・・・
エムザではプロボノをどうするかという話になっています。公益活動に力を入れてると強調できると
言う人に、損害が大きいという人に。二人を解雇する話まで出ていますが、工藤が医療裁判を頼んだ
こともあり、敵対病院だから勝てば好都合だという方向に持って行きました。まずは工藤のおかげで
今回も首はつながっています。
医療過誤の主張を認められないという裁判所ですが床ずれの写真を見せたら急に態度が代わりました。
やはり杉崎はわかっています。灯もわずかでも可能性があるならと必死に頭を下げました。
すぐに病院に行きカルテの写真を撮ります。オペを途中で交替した若い松岡医師@鳥羽潤は不安そう。
杉崎は藤木医師が他の患者のところに行ったかどうかを確認。その子は重大な脳疾患があったよう
で藤木医師がいなかったら助かってなかったそうです。藤木はほぼ神とあがめられています。
次は病院側の嫌がらせ。暗に自力で退院するように言ってきたそうです。出て行けって・・
植物状態の患者を転院させるとしたらリハビリ専門のところだそうですが・・・。
そして顧問弁護士同士の顔あわせ。転院させるというなら、それまでの医療費と今後の介護費用を
賠償請求するという杉崎。しかし相手の出した金額はお見舞いの30万でした。
藤木医師の退室は医療過誤には当たらないという主張です。期待権の侵害とか。示談は決裂。
帰りの廊下でまた藤木を神とあがめる退院していく患者。松岡にも挨拶しています。
工藤VS倉木。
工藤が医療裁判をプロボノに振ったのはプロボノをつぶさないためだとわかっている倉木。
工藤は企業側の弁護士だから患者側の弁護をするわけにはいかないのだと言っています。
嫌いでしょう?というから火花かと思ったけどお互いに認めてるようですね。
片瀬@加藤成亮は杉崎と工藤の並んだ記事を発見。以前は勢いがあった杉崎。
なぜプロボノに?たぶん精神をやられた・・と誰かがポツンと。
灯は手術記録の中に○と×が並ぶのを発見。すぐに走っていくけどどこに?
知人の病院だったようですがやみくもに行き当たりばったりで聞きに言った様子。バカ?
電話帳で調べて聞いたら「系列」の病院のことは証言できないと拒否されています。
病院にも仲良しこよしの勢力図があるのよね。それを探ればいいってことですね。
河合は母親が弱っていき、裁判が終わるまで持たないといいます。リハビリセンターに転院したいけ
れどそれには多大な費用がかかるらしい。もっとお金を貯めておけば良かったと泣く娘。
介護があるために仕事もやめるしかなかった。二進も三進もいかないのね。保険も入ってないの?
やっぱり備えは大事だなあ・・・
考え込む灯に片瀬が杉崎先生のことを聞きにきたようです。でも医療裁判だからというと納得してます。
バリスタの顧問でニュークリニカル系じゃない病院を紹介して欲しいと言うと、即「北都大学病院」と
出ました。そこは弁護士なんですね。簡単に紹介してくれたけど・・新人なのにすごいね!
そしてその大学病院の医師はクリップを6回も掛けなおして動脈壁を傷つけてコブが破裂して出血した
ための障害だと解説してくれました。医師が読めばすぐにわかることなのね。
若い人(未熟な医師)がクリッピングの失敗で脳梗塞を起こしたという結論のようです。
電話で聞いてみると松岡が担当したということがわかりました。
すぐに松岡医師のところに走る灯。「医療ミスを見つけました・・。」なんですぐにそうやって相手にぶつ
かるのかなあ・・・こういう灯のやり方を「真っ直ぐでいい」と言う人いるでしょうか?
後を引き受けた藤木医師はクリッピングが原因とは言い切れないと指摘します。
脳梗塞には高血圧、糖尿病、高脂血症・・とさまざまな要因が絡むわけで、それらが脳梗塞を起こし
た原因じゃないことを証明するにはさらに気の遠くなるような証拠と時間がかかりそう・・・
医者でもない灯にできるのかと挑戦する藤木医師が不敵に笑うのでした。
悔しい灯は杉崎にぶつけますが、弁護士は法律が武器だというのです。
公証人を使って関係者を公の場に呼びだし、宣誓供述書を作成するという案です。
強制力はないが全員を呼び出して一人も来なかったら意図的だということができる。
灯は時間がないと焦っています。何か方法あるのかと問われれば何もないとしかいえない・・・
家で脳梗塞の原因を探ってみるとあまりにもたくさんあり、またそれで頭を抱えてしまいます。
そしてひらめきました・・・医師を呼びだすには・・・
直談判は懲戒だと戒められていますがわかってますと電話を切った灯。なんと灯は自ら自傷行為に
及んで、松岡医師のところに行ったのでした。医者が直接包帯巻くこともあるのかしら?
「なぜ先生は医者になったのですか?」最後にこの言葉をなげつけたのでした。
工藤には「結果やリスクしか頭にないお前とは全く違う」と灯のことを案に持ち上げた言い方をして
いた杉崎でした。
そして公証役場。
灯と杉崎、公証役人と3人が待っています。
もう終わりという時間に入ってきた松岡医師。
自分のミスを認めました。藤木医師は脳外科の世界ではなくてはならない人材だからと強調。
藤木医師にしかできないオペがある。その患者さんのためにも藤木医師は残らないといけない。
人を救うために医者になったと最後に松岡は言い残しました。
藤木医師は病院に残り松岡が医師を辞めたということです。
示談金は8000万円。
エムザではその手腕に評価しています。
しかし、富田ダイスケの事件でエムザの弁護士杉崎を訴え懲罰的損害賠償で1億円の請求が・・。
首をつった鈴木亜希子の母が原告?
これは杉崎危うしです!!
ちょうどその頃、灯のもとには、河合からメールが届きました。
リハビリの母の手が動いたと動画がありました。
指が動いた様子に親子の幸せを実感したというのに・・・
*****************
医療裁判は白い巨塔でかなりの駆け引きを見たせいか、こういう最後はあっさりすぎましたね。
しかし、新人も経験を積まないと技術の進歩はないし、
かといってその新人に当たってしまった患者は悲惨だし・・・。
本当に運ですよね。これは・・・
たまたま、医師の腹の虫に当たってしまった患者がそういう目にあうのはよくあることかもよ。
弁護士も医者も嫌いだって杉崎が言ってましたけど(笑
医者も腕だけじゃなくて仁を持ち合わせた医者なんて少ないでしょうし・・・。
しかし、とうとう杉崎が訴えられましたね。
ようやく杉崎が大きく活躍するかしら。
今までも灯の暴走には呆れながらも情の灯は弁護士らしからぬ戦法で面白いところもあり、
何とかストーリーのみに目をつぶっていたけれど
さすがに今回はもう灯にレッドカードでしたわ~><
次回、北村さんが中心になるならもうちょっと見られるかも・・・。
05/29/2008 ホカベン 第7話
お見事でした!パチパチ。杉崎も灯に協力した形でエムザに一矢報いたかも・・・。
弁護士としてまずいことかもしれないけれど、杉崎は自分のような精神破綻者になる前に
灯を救ったとも言えますね。とにかく営利至上主義の会社方針を少し考え直すべきよ。
ほら有名な老舗料亭は行過ぎた利潤追求のあまり店を畳むことになりましたし・・・。
裁判のシーンからスタートしました。タイヤがパンクした女性を誘ってカラオケ店へ。
そして暴行と怪我を負わせました。
あれ?この犯人の男@戸塚源一は「のだめ」の人ですよね?
この罪を犯した男の弁護人が堂本灯@上戸彩。
その案件は杉崎@北村一輝から渡されました。なぜ杉崎が担当しないのかというと過去の事件が
杉崎を立ち直らせてくれないからのようですね。相当深い傷を負ったという様子。
森岡所長が杉崎に名指しで頼んでいます。戸塚の父親は有力市会議員でどうしてもこの父親の証言が
欲しいから息子の事件を執行猶予、できれば示談にして欲しいと言ってきました。
過去の杉崎の手腕ならこの事件はお手のもののはずだと断定してますが、杉崎はその結果一人
殺してしまいましたと自嘲気味につぶやきます。だから堂本に振り自分がサポートすることで
認めて欲しいといいました。この時点ではまだ杉崎は灯が頑張ると思っています。
事件調書は「・・・力ずくで・・・裂傷して・・・」読むだけで気分悪くなるような文字の羅列。
灯はトイレで吐いてしまいました。若い女性にこの事件を担当させるのも非情だなあ・・・。
加害者は戸塚源一19歳。5つの大学を受験するも合格せず現在浪人生活を送っている。
被害者の松沢明美は加害者の通う予備校の近くの信用金庫に勤めている。
戸塚に面会する灯。
開口一番「俺の弁護を担当してくれる先生ですか?俺、彼女を傷つけてしまって後悔しています・・・」
いかにも反省してる顔の戸塚でしたが、一年前にも強姦未遂事件を起こしていたのでした。
性犯罪者は繰り返すというけど本当ですね。シンボルカットの刑、採用決定だよこのケースは!
女性として許されない罪を犯したときつく言う灯ですが、戸塚は誰にも相手にされなかったのに
彼女に優しくしてもらってその後に急に帰るといわれたから訳わかんなくなって・・・。
だから暴行したのか?
3つの質問をする灯。たとえ事務所を首になっても嘘であれば降りるといいました。
深く反省していますか?この事件は計画的ではありませんか?
二度と女性を傷つけないと約束してくれますか?
すべてに「ハイ」と応える戸塚でした。
本気でやる気かと聞く杉崎。弁護士ですから。灯がどうでるか楽しんでるようでもあります。
実況検分する灯と杉崎。戸塚のマンションが豪華だったのがちょっとカチンですな(笑
早慶を志望しているが模試の結果はDランクで落ち込んでいたという。
田中浩平からボーリングに誘われるもテスト結果が悪くて落ち込みがちのため断る。
友人田中によると実家の両親は成績にうるさいとか。期待度が高いのね。男の子だし、ま普通でしょ。
そしてカラオケ店前で相手弁護士にかち合います。被害者も一緒に検分しに来ていたのでした。
宣戦布告してくる上田弁護士。名刺交換といきます。松沢は加害者側弁護士が灯で女性であること
非常に反感を持ちました。連絡しようと思っていたが・・というと、代理人がいる以上ルール違反にな
ると牽制される灯。しかし松沢は灯に同じ目に遭わないと自分の気持ちはわからないと訴えました。
ひとこともありません。隠れて聞いていた杉崎はますます自分の過去の呪縛に陥っています。
ぶっちゃけ、おいくら?上田弁護士が灯と交渉。両親はお金を惜しまないという灯。
100%の非があると認めるなら示談に応じるという上田。はい、示談に応じていただけるなら・・という
灯。しかしそれは非を認めるという言葉を引き出すための罠でした。レコーダーに入ってるし・・。
加害者は金ではなく重い罰を望んでるという上田弁護士。当然です。担当刑事にも伝えるという。
これで灯の作戦はダメになりました。帰り道後ろを歩く男が恐くなっている灯ですがただの道を聞く人
でした。少し被害者の気持ちがわかってきた灯。タクシーにも電車にも乗れなくなたと言ってたこと。
同じ頃、杉崎も過去の亡霊と闘っています。富田ダイスケを弁護した杉崎は弁護士事務所として最大
規模であることをバックに暴行事件をでっちあげたと名誉毀損で訴えると鈴木亜希子にいっています。
示談で納めれば1000万払うというのでした。そして執行猶予を勝ち取った杉崎。
その後に、富田はまた鈴木亜希子に接触した模様。そして鈴木亜希子は首をつりました。
絶望的な杉崎の顔。
灯は猛勉強中。母が嫌な事件の弁護だと言いますが、弁護士として一生懸命戦ったあとは
加害者をひっぱたくといいました。なるほど!!この母もシンボルカット刑の擁護派みたい。
灯は上田弁護士にしてやられたことを報告。でも自分でも重い罰を望んだに違いないといいます。
相手の傷に塩をぬるくらいのことをしろと杉崎は言いますが誠意を尽くすのが正攻法だという灯。
杉崎は戸塚に暴行はなかったことにしろと言いました。密室の出来事だから証言は二人だけ。
裁判官の心証だけがよるべだとしたら、なかったことにすればいい。女の証言は信じられないと
いう方向に持っていくことが大事。過去を洗えといいました。
杉崎先生、そんな卑怯な方法が正しいと思ってますか?杉崎先生!!
俺の本心が聞きたいのか・・・・?
「・・・死刑になりゃいいんだよ!暴力で女を犯すような奴、誰が弁護したいかよ。
俺だって人間だよ。そんな奴守るために弁護士になったわけじゃない。何が法律だ、正義だ!
そんなことお前に言われなくても分かってるんだよ。」・・・・とうとう爆発しちゃった!
みんな本心を偽って弁護士をやらざるを得ない。大杉蓮が聞いていました。
七年前の事件をいつまでも引きずるなと言われてます。
でも所長は見てないでしょ?自分は見ました。首をつった死体を。
でも割り切るようにいう所長。今度の裁判、必ず勝ってください・・・
灯は倉木さんから「どんな悪い人間でも裁判を受ける権利がある」と聞かされています。
そしてすぐに調査会社に電話するしおり・・。てきぱきしてますが灯は納得していません。
灯は戸塚の両親に誓約書を書かせました。政治家でも両親の監督責任は変わらないと思う。
工藤は灯の動向にエムザ中が注目してるといいました。
そして戸塚に両親の誓約書を見せます。「・・・二度と過ちを繰り返さないと誓約します・・・」
子供の頃から出来が悪くて父親は口もきいてくれなかったとか。そんな親だからこういう子になるのね。
そして戸塚にも反省文を書くようにいう灯。もう一度聞きます。深く反省してますね?計画的ではあり
ませんね?・・そして上田弁護士に連絡をとろうとしたところに戸塚の友人@田中がやってきました。
片瀬が松沢の調査書を渡してくれました。松沢には17才の時に補導歴があるそうです。
杉崎先生・・・実はもう一つ・・・「何だ?」
そしてオープニングの裁判のシーン。
被害者はついたてでプライバシーが守られています。
二人きりのカラオケに誘ったのは誰ですか?個室に二人きりだと強調する灯。
付き合っている恋人とケンカしたからストレスがたまり必要以上に親しげにしたのではないですか?
激昂する松沢明美。ついたての中から出て灯につかみかかりました。
一見、灯のペースで進行してるように見えます。工藤たちも有利な展開にほくそ笑みます。
次の証人に移りたいと検察側が言いました。裁判長が承認します。
出てきたのは戸塚の友人、田中浩平でした。
「自分がボーリングに誘ったけど、断って家に帰ったと言ったのは嘘です」
戸塚はもともと被害者と親しくなりたくて前から目をつけていたというのでした。だからタイヤのパンクを
させられたというのでした。「オンナなんて隙をみてやっちゃえ、後はこっちんもんだと言ってた」
それにさからえなかったという田中。
いきなり立ち上がる戸塚。「テメエ、殺すぞ!!おい!!」
待ってた~とばかり灯は立ちます。戸塚さん、反省していたんではないですか?!
接見室であなたが見せた涙はどうなるんですか?
まさか執行猶予が欲しいためのお芝居だったのですか?
「うるせえ~!説教は裁判に勝ってからにしろ!!」
「そうですか。それがあなたの本音ですか!残念です。」戸塚を睨む灯。
この時点でエムザの3人は出て行きました。
反対尋問は?ありませんという杉崎。
次回公判は2週間後と宣言する裁判長。泣いている被害者松沢。
杉崎は所長たちにつるし上げられています。これでは執行猶予は100%無理だと。
弁護士として終わってしまったのですね、という大杉蓮。ただ頭を下げて出て行った杉崎でした。
灯を褒めている杉崎。被害者に憎まれるのを承知で嫌な質問もいっぱいしていたと評価します。
真実は、田中が灯を訪ねてきたことに始まりました。
田中が真実を灯に話しても灯は敵対弁護士だからそれを公にはできない。
しかし、そのことを黙っていれば田中も罪に問われると脅しています。
そして暗に相手の方に行くように誘導していたのでした。
灯も上手くできるようになりました。それを陰で指南していたのは杉崎だったのでしたけど。
戸塚が刑務所に入るのはお前のせいじゃないぞ。奴自身の責任だ。
灯は深々と頭をさげました。ありがとうございます。少しだけ胸のつかえがとれたという杉崎。
過去の亡霊が少しでも軽くなるといいね。
裁判で負けた記念に飲みに行こうと誘ってくれた杉崎。晴れ晴れとして嬉しそう。
負けたけど本当にコレでいいのだと思う・・・
********************
極悪人の弁護をするのも容易じゃないですね。
弁護士にだって感情があるわけで、それと闘ったらいい弁護ができるとは思えないものね。
思い切って、拒否できたらいいのに会社のしがらみで仕方なく引き受けた。
親の誓約書も書かせたし、本人の反省文もとったし、灯も逃げ道を用意した感じですね。
とにかく暴行事件起こしたら死刑か一生刑務所よ。
そのくらいの重犯罪だと認識が必要です。
杉崎も自分のしたことの結果が首吊りですから、これはもう立ち直れないでしょうね・・・
ある意味、エムザに対してもちょっぴりの復讐になったような気分です。
弁護士として終わってるといわれたけど灯を見てちょっとは元気が沸いてきたといいですね。
灯を救ったとも言えますね。とにかく営利至上主義の会社方針を少し考え直すべきよ。
ほら有名な老舗料亭は行過ぎた利潤追求のあまり店を畳むことになりましたし・・・。
裁判のシーンからスタートしました。タイヤがパンクした女性を誘ってカラオケ店へ。
そして暴行と怪我を負わせました。
あれ?この犯人の男@戸塚源一は「のだめ」の人ですよね?
この罪を犯した男の弁護人が堂本灯@上戸彩。
その案件は杉崎@北村一輝から渡されました。なぜ杉崎が担当しないのかというと過去の事件が
杉崎を立ち直らせてくれないからのようですね。相当深い傷を負ったという様子。
森岡所長が杉崎に名指しで頼んでいます。戸塚の父親は有力市会議員でどうしてもこの父親の証言が
欲しいから息子の事件を執行猶予、できれば示談にして欲しいと言ってきました。
過去の杉崎の手腕ならこの事件はお手のもののはずだと断定してますが、杉崎はその結果一人
殺してしまいましたと自嘲気味につぶやきます。だから堂本に振り自分がサポートすることで
認めて欲しいといいました。この時点ではまだ杉崎は灯が頑張ると思っています。
事件調書は「・・・力ずくで・・・裂傷して・・・」読むだけで気分悪くなるような文字の羅列。
灯はトイレで吐いてしまいました。若い女性にこの事件を担当させるのも非情だなあ・・・。
加害者は戸塚源一19歳。5つの大学を受験するも合格せず現在浪人生活を送っている。
被害者の松沢明美は加害者の通う予備校の近くの信用金庫に勤めている。
戸塚に面会する灯。
開口一番「俺の弁護を担当してくれる先生ですか?俺、彼女を傷つけてしまって後悔しています・・・」
いかにも反省してる顔の戸塚でしたが、一年前にも強姦未遂事件を起こしていたのでした。
性犯罪者は繰り返すというけど本当ですね。シンボルカットの刑、採用決定だよこのケースは!
女性として許されない罪を犯したときつく言う灯ですが、戸塚は誰にも相手にされなかったのに
彼女に優しくしてもらってその後に急に帰るといわれたから訳わかんなくなって・・・。
だから暴行したのか?
3つの質問をする灯。たとえ事務所を首になっても嘘であれば降りるといいました。
深く反省していますか?この事件は計画的ではありませんか?
二度と女性を傷つけないと約束してくれますか?
すべてに「ハイ」と応える戸塚でした。
本気でやる気かと聞く杉崎。弁護士ですから。灯がどうでるか楽しんでるようでもあります。
実況検分する灯と杉崎。戸塚のマンションが豪華だったのがちょっとカチンですな(笑
早慶を志望しているが模試の結果はDランクで落ち込んでいたという。
田中浩平からボーリングに誘われるもテスト結果が悪くて落ち込みがちのため断る。
友人田中によると実家の両親は成績にうるさいとか。期待度が高いのね。男の子だし、ま普通でしょ。
そしてカラオケ店前で相手弁護士にかち合います。被害者も一緒に検分しに来ていたのでした。
宣戦布告してくる上田弁護士。名刺交換といきます。松沢は加害者側弁護士が灯で女性であること
非常に反感を持ちました。連絡しようと思っていたが・・というと、代理人がいる以上ルール違反にな
ると牽制される灯。しかし松沢は灯に同じ目に遭わないと自分の気持ちはわからないと訴えました。
ひとこともありません。隠れて聞いていた杉崎はますます自分の過去の呪縛に陥っています。
ぶっちゃけ、おいくら?上田弁護士が灯と交渉。両親はお金を惜しまないという灯。
100%の非があると認めるなら示談に応じるという上田。はい、示談に応じていただけるなら・・という
灯。しかしそれは非を認めるという言葉を引き出すための罠でした。レコーダーに入ってるし・・。
加害者は金ではなく重い罰を望んでるという上田弁護士。当然です。担当刑事にも伝えるという。
これで灯の作戦はダメになりました。帰り道後ろを歩く男が恐くなっている灯ですがただの道を聞く人
でした。少し被害者の気持ちがわかってきた灯。タクシーにも電車にも乗れなくなたと言ってたこと。
同じ頃、杉崎も過去の亡霊と闘っています。富田ダイスケを弁護した杉崎は弁護士事務所として最大
規模であることをバックに暴行事件をでっちあげたと名誉毀損で訴えると鈴木亜希子にいっています。
示談で納めれば1000万払うというのでした。そして執行猶予を勝ち取った杉崎。
その後に、富田はまた鈴木亜希子に接触した模様。そして鈴木亜希子は首をつりました。
絶望的な杉崎の顔。
灯は猛勉強中。母が嫌な事件の弁護だと言いますが、弁護士として一生懸命戦ったあとは
加害者をひっぱたくといいました。なるほど!!この母もシンボルカット刑の擁護派みたい。
灯は上田弁護士にしてやられたことを報告。でも自分でも重い罰を望んだに違いないといいます。
相手の傷に塩をぬるくらいのことをしろと杉崎は言いますが誠意を尽くすのが正攻法だという灯。
杉崎は戸塚に暴行はなかったことにしろと言いました。密室の出来事だから証言は二人だけ。
裁判官の心証だけがよるべだとしたら、なかったことにすればいい。女の証言は信じられないと
いう方向に持っていくことが大事。過去を洗えといいました。
杉崎先生、そんな卑怯な方法が正しいと思ってますか?杉崎先生!!
俺の本心が聞きたいのか・・・・?
「・・・死刑になりゃいいんだよ!暴力で女を犯すような奴、誰が弁護したいかよ。
俺だって人間だよ。そんな奴守るために弁護士になったわけじゃない。何が法律だ、正義だ!
そんなことお前に言われなくても分かってるんだよ。」・・・・とうとう爆発しちゃった!
みんな本心を偽って弁護士をやらざるを得ない。大杉蓮が聞いていました。
七年前の事件をいつまでも引きずるなと言われてます。
でも所長は見てないでしょ?自分は見ました。首をつった死体を。
でも割り切るようにいう所長。今度の裁判、必ず勝ってください・・・
灯は倉木さんから「どんな悪い人間でも裁判を受ける権利がある」と聞かされています。
そしてすぐに調査会社に電話するしおり・・。てきぱきしてますが灯は納得していません。
灯は戸塚の両親に誓約書を書かせました。政治家でも両親の監督責任は変わらないと思う。
工藤は灯の動向にエムザ中が注目してるといいました。
そして戸塚に両親の誓約書を見せます。「・・・二度と過ちを繰り返さないと誓約します・・・」
子供の頃から出来が悪くて父親は口もきいてくれなかったとか。そんな親だからこういう子になるのね。
そして戸塚にも反省文を書くようにいう灯。もう一度聞きます。深く反省してますね?計画的ではあり
ませんね?・・そして上田弁護士に連絡をとろうとしたところに戸塚の友人@田中がやってきました。
片瀬が松沢の調査書を渡してくれました。松沢には17才の時に補導歴があるそうです。
杉崎先生・・・実はもう一つ・・・「何だ?」
そしてオープニングの裁判のシーン。
被害者はついたてでプライバシーが守られています。
二人きりのカラオケに誘ったのは誰ですか?個室に二人きりだと強調する灯。
付き合っている恋人とケンカしたからストレスがたまり必要以上に親しげにしたのではないですか?
激昂する松沢明美。ついたての中から出て灯につかみかかりました。
一見、灯のペースで進行してるように見えます。工藤たちも有利な展開にほくそ笑みます。
次の証人に移りたいと検察側が言いました。裁判長が承認します。
出てきたのは戸塚の友人、田中浩平でした。
「自分がボーリングに誘ったけど、断って家に帰ったと言ったのは嘘です」
戸塚はもともと被害者と親しくなりたくて前から目をつけていたというのでした。だからタイヤのパンクを
させられたというのでした。「オンナなんて隙をみてやっちゃえ、後はこっちんもんだと言ってた」
それにさからえなかったという田中。
いきなり立ち上がる戸塚。「テメエ、殺すぞ!!おい!!」
待ってた~とばかり灯は立ちます。戸塚さん、反省していたんではないですか?!
接見室であなたが見せた涙はどうなるんですか?
まさか執行猶予が欲しいためのお芝居だったのですか?
「うるせえ~!説教は裁判に勝ってからにしろ!!」
「そうですか。それがあなたの本音ですか!残念です。」戸塚を睨む灯。
この時点でエムザの3人は出て行きました。
反対尋問は?ありませんという杉崎。
次回公判は2週間後と宣言する裁判長。泣いている被害者松沢。
杉崎は所長たちにつるし上げられています。これでは執行猶予は100%無理だと。
弁護士として終わってしまったのですね、という大杉蓮。ただ頭を下げて出て行った杉崎でした。
灯を褒めている杉崎。被害者に憎まれるのを承知で嫌な質問もいっぱいしていたと評価します。
真実は、田中が灯を訪ねてきたことに始まりました。
田中が真実を灯に話しても灯は敵対弁護士だからそれを公にはできない。
しかし、そのことを黙っていれば田中も罪に問われると脅しています。
そして暗に相手の方に行くように誘導していたのでした。
灯も上手くできるようになりました。それを陰で指南していたのは杉崎だったのでしたけど。
戸塚が刑務所に入るのはお前のせいじゃないぞ。奴自身の責任だ。
灯は深々と頭をさげました。ありがとうございます。少しだけ胸のつかえがとれたという杉崎。
過去の亡霊が少しでも軽くなるといいね。
裁判で負けた記念に飲みに行こうと誘ってくれた杉崎。晴れ晴れとして嬉しそう。
負けたけど本当にコレでいいのだと思う・・・
********************
極悪人の弁護をするのも容易じゃないですね。
弁護士にだって感情があるわけで、それと闘ったらいい弁護ができるとは思えないものね。
思い切って、拒否できたらいいのに会社のしがらみで仕方なく引き受けた。
親の誓約書も書かせたし、本人の反省文もとったし、灯も逃げ道を用意した感じですね。
とにかく暴行事件起こしたら死刑か一生刑務所よ。
そのくらいの重犯罪だと認識が必要です。
杉崎も自分のしたことの結果が首吊りですから、これはもう立ち直れないでしょうね・・・
ある意味、エムザに対してもちょっぴりの復讐になったような気分です。
弁護士として終わってるといわれたけど灯を見てちょっとは元気が沸いてきたといいですね。
05/22/2008 ホカベン 第6話
ひゃ~とんでもないことになりました。どちらを向いても救いようがなかったですね。
でも一番救われなければならなかった加害少年二人を灯は救ったと思う。
そして大塚先生がちゃんと先生であることを自覚し行動できたのも良かった。
これだけは胸を張ってもいいんではないでしょうかね。
片瀬@加藤成亮がイタズラ書きされた辞書を破りました。灯@上戸彩のためだからと。
すぐに抵抗しますが、なんとそこには折本幸広の名前がありました。愕然とする灯。
もしかしたら思い違いをしていたのかもしれない・・・。ありがとう破ってくれて。
溺死した布田君がいじめられていたと先入観があったけれど真相は逆かもしれないのでした。
さっそく折本に会いにいく灯です。
教室にいた折本に辞書を渡します。
折本はいじめられていたのは僕だけじゃないといいました。その布田の暴力、いじめシーンが再現
されてますが他の生徒に殴らせたりと陰湿さがすでに犯罪者級。親や先生には別人の顔をし、
二重人格を徹底した様子。そして保健室にもサボりのために頻繁に出入りしていたらしい。
そこに大塚先生が灯の暴走を見て「俺をつぶす気か?」と牽制してきます。この時点では大塚先生は
自分の過失だと思ってる様子です。
エムザに戻った灯は布田の両親が賠償金1億8千万の裁判を起こすという通知が届いたと聞きます。
お手柄ね・・と言われたのには面食らいます、それは布田君がいじめを行っていたを灯がキャッチ
したからでした。たとえ裁判になっても布田君に有利な証言をする人がいないということは確定です。
先週、何でお葬式に誰も行かなかったのか不明でしたがこれで氷解しました。
そして灯はこの件から解任されてしまいます。片瀬は本気で灯がはずされて良かったというのでした。
杉崎からは自己満足で仕事してどうするんだと言われますが、灯としても気持ちの折り合いはつきません。
布田の裁判は杉崎の紹介だと聞いたと工藤が咎めていますが、杉崎は成り行きを楽しんでるようです。
灯の家ではワンちゃんを飼ってるのね。テーブルに向かってお行儀良くてかわいい~。
布田君に関するメモを熱心に見て「保健室」の文字に注目した灯は、さっそく学校の保健室へ。
サボりだったのはばれてましたが、夏場のプールは本気で嫌がっていたと聞きます。
父親に武史が泳ぎは得意だったかと聞きに行きました。今だにこの件に関わってることを知り、
父親は迷惑そう。でも息子は泳ぎは苦手だったと言ってくれました。
その頃大塚は、エムザで工藤から嘘の証言内容を暗記するように言われてます。こちらも相当苦しそう。
灯は塾に行き、三池君、矢沢君・・と呼びかけます。布田君は泳ぐのは苦手だったのに荒海に泳ごう
と誘うのは不自然だと直球で聞いてました。そしていじめていたという話も。二人はギクッとした顔。
灯は杉崎にあの二人が布田君を殺した疑いがあると報告しますが、それは警察の仕事だといわれます。
自首をすれば罪は軽くなるし二人は救われると主張するのですが・・・そこに財津から電話。
大杉蓮も一緒に注意してます。エムザに損害が発生したら堂本先生が責任をとることになる。
プロボノに戻ると倉木@戸田菜穂がローズヒップを淹れてくれました。やや皮肉に見てるけれど
陰では灯を応援しているようです。これ以上学園に関わると首になるし、でもこのままにはできない。
倉木は自分なら体が勝手に動くといいました。やっぱり後押ししてくれてる。
そして裁判での応答資料を読むと生徒の一人が布田君がいないと言っていた・・という大塚の証言を
見つけます。今度は大塚の自宅に走りました。大塚は迷惑そうですが話を聞いて「折本・・」と呟きました。
先生に布田の不明を教えたのは折本。だとしたら折本が目撃の可能性がある。
折本を見て真っ先に出たのは「気づけなくてごめん」でした。ここが灯のすごいところでした。
折本は三池と矢沢が布田を沖に連れて行き溺れさせるところを目撃していました。
殺すことはなかったんだ・・号泣・・・どんなにいじめに遭っていようと人が死ぬということはその未来が
閉ざされるということがこの子にもちゃんとわかっていたのです。
しかし灯の報告は片瀬が預かった状態。すぐに工藤に報告に行ったら「示談」ということになりました。
1億8千万が1億になりましたが学園側は一歩も引かないはずでしたけれど払う意思を見せたのです。
あくまで事実は隠蔽するということになりますが、学校が過失を認めることで加害少年もふせられ、
布田の両親も息子がいじめをしていたことを知らずに済むほうがまだいいという判断です。
しかし灯は違いました。いじめによる報復殺人。
とはいえ、人を殺すことは間違いだと教えないといけない。
灯はすぐに学校に向かうところですが杉崎も同行してくれました。
学校ではすでに三池と矢沢を前に工藤が説得しています。犯行を認めなければ自分があくまで
二人を守ってあげると話します。そばで聞いてる大塚はつらそうな顔です。
そこに入ってきた灯。杉崎が「彼女が君たちと話したいそうだ」そして工藤には俺も聞いてみたいと言う。
「本当のこと誰にもわかってもらえないままでいいの?布田君に理由もなくいじめられて凄く辛かった
と思う。」灯もこの仕事を始めて同じような気持ちになったことがあったと続けます。凄くみじめで悔しく
て憎くて。工藤も片瀬もつい下を向いています。思うことは同じなのでしょう。
「だけど人を殺していい理由なんてない。・・・わかるよね・・・。」
武史を止められる人間なんてひとりもいなかった。自分の手が痛いからと代わりに殴らせられた。
あんな奴、生かしておいちゃいけないんだ。人傷つけて何の役にも立たないんだ。
先生も親もあいつのホントの姿を見抜けなかった。みんなバカだ。大塚が苦しそう。
あいつがいなくなってみんな楽になった。むしろ感謝されたっていいんだ・・・。
そういいながら二人は苦しそうな顔・・・そして灯はすべて飲み込みました。
「誰も楽になんかなってない。君たちこそ一番苦しんでるんじゃない。苦しいって言っていいんだよ」
二人は泣きました・・・。
工藤と片瀬も何も言えません。
そして大塚が席をはずしてほしいと頼みます。
今からでも自分の責任を果たさないといけないと語ります。
こいつ等の苦しみを受け止める義務があると。
泣き崩れる生徒をさする大塚先生。
そして事実は明らかにされ、少年二人の殺害自供。布田の両親は号泣。
新聞にはいじめ報復殺人と大きく報道されました。
工藤が灯のことが問題になってると報告に来ますが杉崎はあいつの言葉には説得力があると苦笑。
そしてエムザの会議でも灯については工藤が解雇反対を唱えてくれたことで厳重注意で済みました。
しかし、灯が香典をもって訪れた布田宅はひどい嫌がらせの落書きもされて引っ越した後でした。
誰を救うことができたのだろう?灯は考えるほどに分からなくなっていきました。
富田ダイスケは弁護士に杉崎のせいで自分が犯行を繰り返しているといっています。
自分の犯行を人のせいにするのもどうかと思うけど。
そして灯は次の案件がまわってきます。
未成年に暴行された若い女性。灯の担当するのは未成年の男の弁護ですよね?
これは相当きつい仕事になりそう・・・
杉崎から覚悟が必要だといわれています。
ぎゃ~やっぱり、真相は予想外のところにありました。
学校が過失を認めないという方向で記者会見を行った先週はまだ死んだ少年に対して同情が
あったけれど、今週はその少年のひどさが浮き彫りにされてむしろザマミロという感情になって
しまうという展開でした。
しかし灯はいい弁護士だと思います。
そういった感情に於いても、冷静に二人の加害少年を思ってくれていた。
もしもこの二人が工藤によって守られ、殺人が隠蔽されたら、この二人は一生、
自分の手で布田を殺したことを背負っていかないといけない。
その良心はおそらくうなされ続け、いつか精神に破綻がくるでしょう。
早い時点で救うということは大事なんです。
そして大塚先生も事実と違うことを証言させられることを辛いと感じる先生でしたから
やはり灯のおかげで救われたことでしょう。
悪人に徹しきる人間でも罪を犯すとかなりの負担が生じるそうですから、ごく普通の精神を持ってる
人には悪を背負いきれるものではないそうです。
しかし布田の両親は息子が帰らず、しかもそれはいじめの報復だったと知り、
この先、生きていても地獄のようですね。
この真ん中あたりの解決ができれば尚良かった。
真実とは残酷なものです。
しかしこの学校、ますます次年度の入学者を減らしそうな予感・・・。
エムザは切られたかもね?
でも、あの学校での灯の言葉があったからこそ、工藤も灯をかばってくれたのね。
いつだったか杉崎の面影を見るといってましたし。
本当は誰だって灯のような弁護をしたいのでしょうね・・・。
そして大塚先生がちゃんと先生であることを自覚し行動できたのも良かった。
これだけは胸を張ってもいいんではないでしょうかね。
片瀬@加藤成亮がイタズラ書きされた辞書を破りました。灯@上戸彩のためだからと。
すぐに抵抗しますが、なんとそこには折本幸広の名前がありました。愕然とする灯。
もしかしたら思い違いをしていたのかもしれない・・・。ありがとう破ってくれて。
溺死した布田君がいじめられていたと先入観があったけれど真相は逆かもしれないのでした。
さっそく折本に会いにいく灯です。
教室にいた折本に辞書を渡します。
折本はいじめられていたのは僕だけじゃないといいました。その布田の暴力、いじめシーンが再現
されてますが他の生徒に殴らせたりと陰湿さがすでに犯罪者級。親や先生には別人の顔をし、
二重人格を徹底した様子。そして保健室にもサボりのために頻繁に出入りしていたらしい。
そこに大塚先生が灯の暴走を見て「俺をつぶす気か?」と牽制してきます。この時点では大塚先生は
自分の過失だと思ってる様子です。
エムザに戻った灯は布田の両親が賠償金1億8千万の裁判を起こすという通知が届いたと聞きます。
お手柄ね・・と言われたのには面食らいます、それは布田君がいじめを行っていたを灯がキャッチ
したからでした。たとえ裁判になっても布田君に有利な証言をする人がいないということは確定です。
先週、何でお葬式に誰も行かなかったのか不明でしたがこれで氷解しました。
そして灯はこの件から解任されてしまいます。片瀬は本気で灯がはずされて良かったというのでした。
杉崎からは自己満足で仕事してどうするんだと言われますが、灯としても気持ちの折り合いはつきません。
布田の裁判は杉崎の紹介だと聞いたと工藤が咎めていますが、杉崎は成り行きを楽しんでるようです。
灯の家ではワンちゃんを飼ってるのね。テーブルに向かってお行儀良くてかわいい~。
布田君に関するメモを熱心に見て「保健室」の文字に注目した灯は、さっそく学校の保健室へ。
サボりだったのはばれてましたが、夏場のプールは本気で嫌がっていたと聞きます。
父親に武史が泳ぎは得意だったかと聞きに行きました。今だにこの件に関わってることを知り、
父親は迷惑そう。でも息子は泳ぎは苦手だったと言ってくれました。
その頃大塚は、エムザで工藤から嘘の証言内容を暗記するように言われてます。こちらも相当苦しそう。
灯は塾に行き、三池君、矢沢君・・と呼びかけます。布田君は泳ぐのは苦手だったのに荒海に泳ごう
と誘うのは不自然だと直球で聞いてました。そしていじめていたという話も。二人はギクッとした顔。
灯は杉崎にあの二人が布田君を殺した疑いがあると報告しますが、それは警察の仕事だといわれます。
自首をすれば罪は軽くなるし二人は救われると主張するのですが・・・そこに財津から電話。
大杉蓮も一緒に注意してます。エムザに損害が発生したら堂本先生が責任をとることになる。
プロボノに戻ると倉木@戸田菜穂がローズヒップを淹れてくれました。やや皮肉に見てるけれど
陰では灯を応援しているようです。これ以上学園に関わると首になるし、でもこのままにはできない。
倉木は自分なら体が勝手に動くといいました。やっぱり後押ししてくれてる。
そして裁判での応答資料を読むと生徒の一人が布田君がいないと言っていた・・という大塚の証言を
見つけます。今度は大塚の自宅に走りました。大塚は迷惑そうですが話を聞いて「折本・・」と呟きました。
先生に布田の不明を教えたのは折本。だとしたら折本が目撃の可能性がある。
折本を見て真っ先に出たのは「気づけなくてごめん」でした。ここが灯のすごいところでした。
折本は三池と矢沢が布田を沖に連れて行き溺れさせるところを目撃していました。
殺すことはなかったんだ・・号泣・・・どんなにいじめに遭っていようと人が死ぬということはその未来が
閉ざされるということがこの子にもちゃんとわかっていたのです。
しかし灯の報告は片瀬が預かった状態。すぐに工藤に報告に行ったら「示談」ということになりました。
1億8千万が1億になりましたが学園側は一歩も引かないはずでしたけれど払う意思を見せたのです。
あくまで事実は隠蔽するということになりますが、学校が過失を認めることで加害少年もふせられ、
布田の両親も息子がいじめをしていたことを知らずに済むほうがまだいいという判断です。
しかし灯は違いました。いじめによる報復殺人。
とはいえ、人を殺すことは間違いだと教えないといけない。
灯はすぐに学校に向かうところですが杉崎も同行してくれました。
学校ではすでに三池と矢沢を前に工藤が説得しています。犯行を認めなければ自分があくまで
二人を守ってあげると話します。そばで聞いてる大塚はつらそうな顔です。
そこに入ってきた灯。杉崎が「彼女が君たちと話したいそうだ」そして工藤には俺も聞いてみたいと言う。
「本当のこと誰にもわかってもらえないままでいいの?布田君に理由もなくいじめられて凄く辛かった
と思う。」灯もこの仕事を始めて同じような気持ちになったことがあったと続けます。凄くみじめで悔しく
て憎くて。工藤も片瀬もつい下を向いています。思うことは同じなのでしょう。
「だけど人を殺していい理由なんてない。・・・わかるよね・・・。」
武史を止められる人間なんてひとりもいなかった。自分の手が痛いからと代わりに殴らせられた。
あんな奴、生かしておいちゃいけないんだ。人傷つけて何の役にも立たないんだ。
先生も親もあいつのホントの姿を見抜けなかった。みんなバカだ。大塚が苦しそう。
あいつがいなくなってみんな楽になった。むしろ感謝されたっていいんだ・・・。
そういいながら二人は苦しそうな顔・・・そして灯はすべて飲み込みました。
「誰も楽になんかなってない。君たちこそ一番苦しんでるんじゃない。苦しいって言っていいんだよ」
二人は泣きました・・・。
工藤と片瀬も何も言えません。
そして大塚が席をはずしてほしいと頼みます。
今からでも自分の責任を果たさないといけないと語ります。
こいつ等の苦しみを受け止める義務があると。
泣き崩れる生徒をさする大塚先生。
そして事実は明らかにされ、少年二人の殺害自供。布田の両親は号泣。
新聞にはいじめ報復殺人と大きく報道されました。
工藤が灯のことが問題になってると報告に来ますが杉崎はあいつの言葉には説得力があると苦笑。
そしてエムザの会議でも灯については工藤が解雇反対を唱えてくれたことで厳重注意で済みました。
しかし、灯が香典をもって訪れた布田宅はひどい嫌がらせの落書きもされて引っ越した後でした。
誰を救うことができたのだろう?灯は考えるほどに分からなくなっていきました。
富田ダイスケは弁護士に杉崎のせいで自分が犯行を繰り返しているといっています。
自分の犯行を人のせいにするのもどうかと思うけど。
そして灯は次の案件がまわってきます。
未成年に暴行された若い女性。灯の担当するのは未成年の男の弁護ですよね?
これは相当きつい仕事になりそう・・・
杉崎から覚悟が必要だといわれています。
ぎゃ~やっぱり、真相は予想外のところにありました。
学校が過失を認めないという方向で記者会見を行った先週はまだ死んだ少年に対して同情が
あったけれど、今週はその少年のひどさが浮き彫りにされてむしろザマミロという感情になって
しまうという展開でした。
しかし灯はいい弁護士だと思います。
そういった感情に於いても、冷静に二人の加害少年を思ってくれていた。
もしもこの二人が工藤によって守られ、殺人が隠蔽されたら、この二人は一生、
自分の手で布田を殺したことを背負っていかないといけない。
その良心はおそらくうなされ続け、いつか精神に破綻がくるでしょう。
早い時点で救うということは大事なんです。
そして大塚先生も事実と違うことを証言させられることを辛いと感じる先生でしたから
やはり灯のおかげで救われたことでしょう。
悪人に徹しきる人間でも罪を犯すとかなりの負担が生じるそうですから、ごく普通の精神を持ってる
人には悪を背負いきれるものではないそうです。
しかし布田の両親は息子が帰らず、しかもそれはいじめの報復だったと知り、
この先、生きていても地獄のようですね。
この真ん中あたりの解決ができれば尚良かった。
真実とは残酷なものです。
しかしこの学校、ますます次年度の入学者を減らしそうな予感・・・。
エムザは切られたかもね?
でも、あの学校での灯の言葉があったからこそ、工藤も灯をかばってくれたのね。
いつだったか杉崎の面影を見るといってましたし。
本当は誰だって灯のような弁護をしたいのでしょうね・・・。
05/15/2008 ホカベン 第5話
オープニングの記者会見を見て違和感がぬぐえなかったというのが第一印象でした。
いじめ自殺でも学校の管理責任を問われるという時代、生徒を引率していった学校が全員無事に
連れ帰るのは絶対なことであるはず。そうでなければ学校の行事に安心して子供を差し出せません。
それが子供がいうことを聞かないで勝手に荒海に入ったから自分には何の責任もないとか
その発想は日本的ではないです。ここはアメリカではないし戦う相手は企業でもない。
ただ子供を亡くしてうちひしがれている親がいるだけです。
管理責任を問えないという設定に持ってこようと死人に口無し状態で、全てを子供に被せていたが
やはり子供が勝手に海に入ったとしても制し切れなかった学校の管理を問われると思う。それに
たとえ裏の顔では舌を出していたとしても事情をきちんと説明して、学校としては精一杯の対処をした
と誠意ある印象を見せるのが普通の学校のあり方です。どうみても学校の冷たさしか感じられない。
「青葉第一学園の中等部」こういう名称であることは公立ではなく私立ですよね。
この学校に入れたくないと思う保護者は大勢出てくると思うし、こういう強気の姿勢は次年度の募集
にも差し支えるんじゃないの?
弁護士として遺族に付け入る隙を与えないという発想は間違っていないのでしょうが、
やり方が間違ってるとは思いました。子供を持つ親御さんはどう感じたでしょうか?
でも堂本灯が正しいとかそういう意味ではありません。
荒海のため予定していた遠泳を「海に入ること自体を禁じました」担任の先生は会見でそう語りました。
普通はこういう詳しいことも会見では言わないですよね。いかにも生徒が悪いという言葉をだすのは
学校としてはまずい対応だと思います。もうちょっと優しい言い方をしますよね。
しかし灯@上戸彩は「人の命より大切にするものがあるなんて・・・」とつぶやき工藤怜子@りょうに
その弁護方針は正しいのかと疑問を投げつけました。
灯にその協力依頼があったのは灯が亡くなった少年、布田と同じ学校の出身だったから。
先週工藤に助けてもらった灯は学校側とパイプがあるということで簡単に引き受けていました。
杉崎に報告すると「簡単に引き受けやがって」バカといわんばかり。でも「弁護士とはどういう生き物で
あるかを工藤に教わってこい」って嫌味まで言われてました。
そして青葉学園に工藤、片瀬@加藤成亮、灯の三人で事情聴取に向かいます。
校門のところではかつての担任、大塚が出迎えて懐かしそうです。
会議室では、教職員が出揃い、担任の大塚が説明しています。
遠泳を予定していたがまだ波が高いからもう少し待つように生徒に指示を出していたと説明。
それから一時間後に布田がいないことに気づき、必死に探したけれど見つからずその後溺死体で
見つかったということでした。
職員たちには「対応マニュアル」を渡す工藤です。そこには赤い文字が並び注意事項も満載。
事実関係が明らかになるまで遺族と責任の交渉は一切しないこと。
「申し訳ありません」などの謝罪のことばは禁句。
代わりに「遺憾に思う」「残念です」「現在調査中」というように指導。
学園側は責任を認めません。謝りません。負けません。
顔を背ける大塚に「遠泳は禁止した」という言い方に変え、勝手に海に入って溺れたことにしてしまい
ました。これがりょうの方針でした。さすがに大塚は抵抗しますが学校にはさからえません。
学校に乗りこんできた布田武史の父親は警備員に息子の死の説明を求めていますが校長が出て
きてつかみかからんばかりの強さに校長までも冷たい対応です。ただ調査中を繰り返すだけ。
灯はお父さんの姿をみて片瀬に何も感じなかったのか?と聞きますが工藤を適切な対応だと評した
片瀬としては親が学校に乗り込んできたら学校もタイヘンだと学園側に立つ姿勢です。
灯は親として当然だというのでこの時点で自分の立場がどういうものかわかっていません。
非常に厳しい位置にいるのが灯。情では父親に沿ってしまうが立場は学校側・・・。
犯罪を隠蔽しているわけではなく事実関係からいうならばこれは溺死事故。
弱者救済ではなく学園の利益を守るのが仕事。こんこんと諭されている灯ですが納得していません。
そのころ工藤は灯を夢と理想に燃えた弁護士だと森岡に報告してました。かつての杉崎みたいだと。
布田くんと最後に一緒にいたのは4人。それを調査するという灯。片瀬は反対してますが結局灯が
一人で調査するのを認めた形になりました。
葬式に行くときは香典を持たないように助言する片瀬。
そのお葬式には生徒の姿は一人も見えません。不自然だと灯が言いますが本当に変です。
普通ならかん口令を敷きつつ葬式には絶対に行かせるでしょう?それが優しさの演出となって映りますし。
グループの二人を発見した灯ですが「武史のほうから海に入ろうと言ってきた」という二人。普段から
単独行動が多かったから泳いでる途中で見えなくなってもそんなものかと気にとめず戻ったとか。
生徒から聞いたとしたうえで先生の禁止を振り切って荒海に入っていったからという説明をする
片瀬と灯。しかし父親は一人も葬式に来なかったから生徒のいうことなど信じないといいます。
偶発的水難事故。よって、誰にも責任は生じず賠償補償金は発生しないという片瀬。
灯が止めますが、「どうかご理解を」と片瀬は続けます。父親の感情を徹底的に逆なでしたようです。
そりゃそうだよね・・・
「どうしてあなた方は武史が死んで当然だと決め付けるのですか?」
学園は責任はないと一言の謝罪もない。賠償金の話をしているのではない。命の話をしているんだ。
涙ながらに語る父親には灯は大分感化されています。片瀬は影響をうけてないようです。
企業相手に感情の入らない訴訟ならそれでいいけれど、親子の関係にはそれは通用しないのでは。
でも「偽善者ぶんなよ」結局金しかないことはわかってるはず。俺達は学園側の人間なんだ。
(注意:ここは善人顔するなよの意味ですね。「偽善者」は間違いです・キッドじいやの指摘です!)
そういわれたら灯だって一言もありません。どうしたらいいのか?模索です・・・。
灯は父親を亡くして傷みを知っている人間だということがあるのかもね。
その頃、杉崎は富田に出会います。
僕がこんなことになったのも杉崎先生が助けてくれたからじゃないですか。
先生、また助けてくれますよね?
ぎくっとした顔で何かしたのか?と聞くと何もしてないという富田でした。
そのまま雑踏に消えたけど、杉崎には苦い顔が残っています。
依頼者が悪人でも依頼された以上弁護し守らないといけなかったという過去でしょうか。
そしてオープニングの記者会見に繋がります。
会見しているとき、布田の父親が灯に会いたいとやってきましたが代わりに応対したのが杉崎。
もっと詳しく灯の話を聞きたいという父親ですが、杉崎は笑顔で営業中(笑
そして学校を訴えたらどうかと勧めています。いい弁護士を紹介すると。
それは灯でしょうか?でも同じ弁護士事務所同士でこれは扱わないですよね。街の弁護士?
灯は会見にいたたまれず会場から出て布田のクラスに入ります。
そして花の生けてある机から汚れた辞書を見つけました。
汚ね、超ウゼ、バカと書かれた辞書。いじめの証拠を見つけました。
そして生徒に問い詰めますがみんな逃げるばかり。
そこにグループだった「折本」がいました。
布田が死んで悲しむやつなんか一人もいない。
そんなに嫌われてたんだ・・・。
辞書を持って灯は工藤に疑問をぶつけます。
記者会見を開いて間違いだったと思います。
いじめられていたから・・単なる水難事故とは違う・・
証拠はこれだけ?生徒の証言が何もないことが逆に証言です。
人が死んでるのに本当にこれでいいのかと聞く灯に答えはイエスだという工藤。
弱者というのは?世間でいう弱者を勝手に決め付けているのが灯だと言う。
それが弁護士として最大の欠陥だと。
依頼人のためならどんな手段でも使うのが弁護士の正義だという工藤でした。
そして灯は元担任の大塚から余計なことはしないで欲しいと頭を下げられます。
どうしたらいいかわからなくなっている灯。
その辞書を破った片瀬はお前のためだ・・・というのでした。
***************************************
学校の責任を認めたらおしまいというけれど人が死んだ以上これは責任があるかどうかではなく
学校が加入している共済みたいなものが適用されるのでは?
学校で怪我したら共済が治療費負担するのと同じ感覚でいいのではないでしょうか?
でもそれは単純な事故扱いの場合だけなの?ややこしいね。
ただ責任に対する訴訟は事故でなければ億単位になるでしょうから弁護士同士が争う訴訟に対
しては徹底的に強い態度にでるというのが正しいのでしょう。
灯はたぶん初歩の段階の情を感じて父親に合わせてしまったのね。
で、工藤は最初からアメリカ式の訴訟を見越しているという態度だったわけね。
始まりの時から歩幅が違うというのがありますが
最初にもっと柔らかい態度でいたら父親も軟化したのでは。
下手な小細工が却って感情を逆なでした気がしないでもない。
でも、「責任」という言葉をもとに訴訟する入れ知恵をもらえば悲しい親の立場から
学校と闘って一歩も引かない強い親に豹変するかもしれない。
そこまで想定してマニュアルで対応している工藤と感情のみで動く灯は経験の差があるところ。
でも、灯としてはこのように感じる気持ちは、少なくともお茶の間レベルでは間違っていないだけに、
会社の立場というものとのジレンマに悩むことになるのね。
灯は弁護士を残酷だと言っていましたが、本当に残酷ですね。
自分の思う気持ちとは違う対応をしなければいけないという点でも辛いでしょう。
そういう灯ですが工藤はちゃんと評価してました。
しかしこれを書きながらもどっちがどっちなんだか、
トップに書いたのとはまた違う意識が出てきて、かなり混乱してグダグダでもあります。
というかようやくわかってきたんですが
学校には管理責任があることを重々承知しているけれどそれを認め、
賠償するわけにはいかないから、弁護士に頼み強気でいるのですね。
そして依頼された以上はきっちりと工藤は仕事をするわけです。アメリカ式に。企業と同じように。
でもここでの対応の仕方が間違ってたということなのね。
相手は子供を亡くした親だということをわかっていたらもう少し違うやり方をするはず。
以前に聞いた私立学校の話ですが、
それはもう親の気持ちに一生懸命に沿って学校の管理だとか責任だとか一言も出さなかった。
まず子を亡くした親の気持ちを一番に考えていました。
私立学校に通わせる以上、死んだ子の賠償金で儲けようなど考える人もいないでしょうけれど
そういう学校の真摯な誠実な態度があってこそ、訴訟に向かわせないものがあるのではないですか。
杉崎は自分の首を絞めたような弁護をせざるを得なかった過去があったのですね。
ああいう犯罪を繰り返す人を守った以上、どこまでも守りきらないといけないのも辛いところ。
杉崎が仕事をしなくなった原因が見えてきましたね。
で、布田君の父親は誰を頼るでしょうかね?
そういえば折本という少年は「バッテリー」でもいじめをする先輩役。
同じような役を演じて本人はいやだったでしょうねぇ~。
連れ帰るのは絶対なことであるはず。そうでなければ学校の行事に安心して子供を差し出せません。
それが子供がいうことを聞かないで勝手に荒海に入ったから自分には何の責任もないとか
その発想は日本的ではないです。ここはアメリカではないし戦う相手は企業でもない。
ただ子供を亡くしてうちひしがれている親がいるだけです。
管理責任を問えないという設定に持ってこようと死人に口無し状態で、全てを子供に被せていたが
やはり子供が勝手に海に入ったとしても制し切れなかった学校の管理を問われると思う。それに
たとえ裏の顔では舌を出していたとしても事情をきちんと説明して、学校としては精一杯の対処をした
と誠意ある印象を見せるのが普通の学校のあり方です。どうみても学校の冷たさしか感じられない。
「青葉第一学園の中等部」こういう名称であることは公立ではなく私立ですよね。
この学校に入れたくないと思う保護者は大勢出てくると思うし、こういう強気の姿勢は次年度の募集
にも差し支えるんじゃないの?
弁護士として遺族に付け入る隙を与えないという発想は間違っていないのでしょうが、
やり方が間違ってるとは思いました。子供を持つ親御さんはどう感じたでしょうか?
でも堂本灯が正しいとかそういう意味ではありません。
荒海のため予定していた遠泳を「海に入ること自体を禁じました」担任の先生は会見でそう語りました。
普通はこういう詳しいことも会見では言わないですよね。いかにも生徒が悪いという言葉をだすのは
学校としてはまずい対応だと思います。もうちょっと優しい言い方をしますよね。
しかし灯@上戸彩は「人の命より大切にするものがあるなんて・・・」とつぶやき工藤怜子@りょうに
その弁護方針は正しいのかと疑問を投げつけました。
灯にその協力依頼があったのは灯が亡くなった少年、布田と同じ学校の出身だったから。
先週工藤に助けてもらった灯は学校側とパイプがあるということで簡単に引き受けていました。
杉崎に報告すると「簡単に引き受けやがって」バカといわんばかり。でも「弁護士とはどういう生き物で
あるかを工藤に教わってこい」って嫌味まで言われてました。
そして青葉学園に工藤、片瀬@加藤成亮、灯の三人で事情聴取に向かいます。
校門のところではかつての担任、大塚が出迎えて懐かしそうです。
会議室では、教職員が出揃い、担任の大塚が説明しています。
遠泳を予定していたがまだ波が高いからもう少し待つように生徒に指示を出していたと説明。
それから一時間後に布田がいないことに気づき、必死に探したけれど見つからずその後溺死体で
見つかったということでした。
職員たちには「対応マニュアル」を渡す工藤です。そこには赤い文字が並び注意事項も満載。
事実関係が明らかになるまで遺族と責任の交渉は一切しないこと。
「申し訳ありません」などの謝罪のことばは禁句。
代わりに「遺憾に思う」「残念です」「現在調査中」というように指導。
学園側は責任を認めません。謝りません。負けません。
顔を背ける大塚に「遠泳は禁止した」という言い方に変え、勝手に海に入って溺れたことにしてしまい
ました。これがりょうの方針でした。さすがに大塚は抵抗しますが学校にはさからえません。
学校に乗りこんできた布田武史の父親は警備員に息子の死の説明を求めていますが校長が出て
きてつかみかからんばかりの強さに校長までも冷たい対応です。ただ調査中を繰り返すだけ。
灯はお父さんの姿をみて片瀬に何も感じなかったのか?と聞きますが工藤を適切な対応だと評した
片瀬としては親が学校に乗り込んできたら学校もタイヘンだと学園側に立つ姿勢です。
灯は親として当然だというのでこの時点で自分の立場がどういうものかわかっていません。
非常に厳しい位置にいるのが灯。情では父親に沿ってしまうが立場は学校側・・・。
犯罪を隠蔽しているわけではなく事実関係からいうならばこれは溺死事故。
弱者救済ではなく学園の利益を守るのが仕事。こんこんと諭されている灯ですが納得していません。
そのころ工藤は灯を夢と理想に燃えた弁護士だと森岡に報告してました。かつての杉崎みたいだと。
布田くんと最後に一緒にいたのは4人。それを調査するという灯。片瀬は反対してますが結局灯が
一人で調査するのを認めた形になりました。
葬式に行くときは香典を持たないように助言する片瀬。
そのお葬式には生徒の姿は一人も見えません。不自然だと灯が言いますが本当に変です。
普通ならかん口令を敷きつつ葬式には絶対に行かせるでしょう?それが優しさの演出となって映りますし。
グループの二人を発見した灯ですが「武史のほうから海に入ろうと言ってきた」という二人。普段から
単独行動が多かったから泳いでる途中で見えなくなってもそんなものかと気にとめず戻ったとか。
生徒から聞いたとしたうえで先生の禁止を振り切って荒海に入っていったからという説明をする
片瀬と灯。しかし父親は一人も葬式に来なかったから生徒のいうことなど信じないといいます。
偶発的水難事故。よって、誰にも責任は生じず賠償補償金は発生しないという片瀬。
灯が止めますが、「どうかご理解を」と片瀬は続けます。父親の感情を徹底的に逆なでしたようです。
そりゃそうだよね・・・
「どうしてあなた方は武史が死んで当然だと決め付けるのですか?」
学園は責任はないと一言の謝罪もない。賠償金の話をしているのではない。命の話をしているんだ。
涙ながらに語る父親には灯は大分感化されています。片瀬は影響をうけてないようです。
企業相手に感情の入らない訴訟ならそれでいいけれど、親子の関係にはそれは通用しないのでは。
でも「偽善者ぶんなよ」結局金しかないことはわかってるはず。俺達は学園側の人間なんだ。
(注意:ここは善人顔するなよの意味ですね。「偽善者」は間違いです・キッドじいやの指摘です!)
そういわれたら灯だって一言もありません。どうしたらいいのか?模索です・・・。
灯は父親を亡くして傷みを知っている人間だということがあるのかもね。
その頃、杉崎は富田に出会います。
僕がこんなことになったのも杉崎先生が助けてくれたからじゃないですか。
先生、また助けてくれますよね?
ぎくっとした顔で何かしたのか?と聞くと何もしてないという富田でした。
そのまま雑踏に消えたけど、杉崎には苦い顔が残っています。
依頼者が悪人でも依頼された以上弁護し守らないといけなかったという過去でしょうか。
そしてオープニングの記者会見に繋がります。
会見しているとき、布田の父親が灯に会いたいとやってきましたが代わりに応対したのが杉崎。
もっと詳しく灯の話を聞きたいという父親ですが、杉崎は笑顔で営業中(笑
そして学校を訴えたらどうかと勧めています。いい弁護士を紹介すると。
それは灯でしょうか?でも同じ弁護士事務所同士でこれは扱わないですよね。街の弁護士?
灯は会見にいたたまれず会場から出て布田のクラスに入ります。
そして花の生けてある机から汚れた辞書を見つけました。
汚ね、超ウゼ、バカと書かれた辞書。いじめの証拠を見つけました。
そして生徒に問い詰めますがみんな逃げるばかり。
そこにグループだった「折本」がいました。
布田が死んで悲しむやつなんか一人もいない。
そんなに嫌われてたんだ・・・。
辞書を持って灯は工藤に疑問をぶつけます。
記者会見を開いて間違いだったと思います。
いじめられていたから・・単なる水難事故とは違う・・
証拠はこれだけ?生徒の証言が何もないことが逆に証言です。
人が死んでるのに本当にこれでいいのかと聞く灯に答えはイエスだという工藤。
弱者というのは?世間でいう弱者を勝手に決め付けているのが灯だと言う。
それが弁護士として最大の欠陥だと。
依頼人のためならどんな手段でも使うのが弁護士の正義だという工藤でした。
そして灯は元担任の大塚から余計なことはしないで欲しいと頭を下げられます。
どうしたらいいかわからなくなっている灯。
その辞書を破った片瀬はお前のためだ・・・というのでした。
***************************************
学校の責任を認めたらおしまいというけれど人が死んだ以上これは責任があるかどうかではなく
学校が加入している共済みたいなものが適用されるのでは?
学校で怪我したら共済が治療費負担するのと同じ感覚でいいのではないでしょうか?
でもそれは単純な事故扱いの場合だけなの?ややこしいね。
ただ責任に対する訴訟は事故でなければ億単位になるでしょうから弁護士同士が争う訴訟に対
しては徹底的に強い態度にでるというのが正しいのでしょう。
灯はたぶん初歩の段階の情を感じて父親に合わせてしまったのね。
で、工藤は最初からアメリカ式の訴訟を見越しているという態度だったわけね。
始まりの時から歩幅が違うというのがありますが
最初にもっと柔らかい態度でいたら父親も軟化したのでは。
下手な小細工が却って感情を逆なでした気がしないでもない。
でも、「責任」という言葉をもとに訴訟する入れ知恵をもらえば悲しい親の立場から
学校と闘って一歩も引かない強い親に豹変するかもしれない。
そこまで想定してマニュアルで対応している工藤と感情のみで動く灯は経験の差があるところ。
でも、灯としてはこのように感じる気持ちは、少なくともお茶の間レベルでは間違っていないだけに、
会社の立場というものとのジレンマに悩むことになるのね。
灯は弁護士を残酷だと言っていましたが、本当に残酷ですね。
自分の思う気持ちとは違う対応をしなければいけないという点でも辛いでしょう。
そういう灯ですが工藤はちゃんと評価してました。
しかしこれを書きながらもどっちがどっちなんだか、
トップに書いたのとはまた違う意識が出てきて、かなり混乱してグダグダでもあります。
というかようやくわかってきたんですが
学校には管理責任があることを重々承知しているけれどそれを認め、
賠償するわけにはいかないから、弁護士に頼み強気でいるのですね。
そして依頼された以上はきっちりと工藤は仕事をするわけです。アメリカ式に。企業と同じように。
でもここでの対応の仕方が間違ってたということなのね。
相手は子供を亡くした親だということをわかっていたらもう少し違うやり方をするはず。
以前に聞いた私立学校の話ですが、
それはもう親の気持ちに一生懸命に沿って学校の管理だとか責任だとか一言も出さなかった。
まず子を亡くした親の気持ちを一番に考えていました。
私立学校に通わせる以上、死んだ子の賠償金で儲けようなど考える人もいないでしょうけれど
そういう学校の真摯な誠実な態度があってこそ、訴訟に向かわせないものがあるのではないですか。
杉崎は自分の首を絞めたような弁護をせざるを得なかった過去があったのですね。
ああいう犯罪を繰り返す人を守った以上、どこまでも守りきらないといけないのも辛いところ。
杉崎が仕事をしなくなった原因が見えてきましたね。
で、布田君の父親は誰を頼るでしょうかね?
そういえば折本という少年は「バッテリー」でもいじめをする先輩役。
同じような役を演じて本人はいやだったでしょうねぇ~。
05/08/2008 ホカベン 第4話
弱者救済のココロはぶれないとしても今週は灯@上戸彩にとってはかなり試練でしたね。
心から助けたい相手ではなかったというのがありました。
それに返すあてがないのに借りまくって自己破産ってどうよ?
オープニングは法廷で皆に責められている灯の夢。これはすぐにわかりましたもんね。でも夢に見る
ほど弱者救済という灯のスローガンは本人の重荷になってた模様。
さてすぐに「弱者」からの依頼です。
佐々木@黄川田将也は友人の頼みで借金したものの友人はドロンし、佐々木本人も会社を辞めたば
かりで一円も返すあてがないということでした。就職が目前に決まっているために焦っている様子がありあり。
ないものはないんだからと開き直ってるのがかなり慣れてる様子?
自己破産を勧める灯。自己破産すると7年はカードを使えないが官報に載るだけで、一般の人は
名簿をみることもないから就職には影響ないと軽く言います。
裁判所にやってきた灯と佐々木。同じような自己破産者と弁護士がずらずらといます。
裁判長が陳述書の確認をし、その通りだと言うと「免責決定」で自己破産者として認定されました。
灯にとっては借りて返さないという時点で依頼者から気持ちが離れていたような案件でした。
「弁護過誤」という単語がでてきました。森岡所長のインタの中です。今週のキーワード?
この佐々木が灯を訴えるとエムザにやってきました。
エントランスで堂本灯を弁護ミスで訴えると怒鳴っています。
そこに工藤怜子@りょうが助け舟を出します。
灯には「何もしゃべらないように」と言い渡し、佐々木の話を聞いてみると、官報に載るだけだったのに
再就職先の警備会社では既に情報をチャッチし、金にだらしない人は警備に向かないと就職ができ
なくなったという話でした。説明不足だったということで「申し訳ありません。私のミスで・・」と謝る灯。
せっかく工藤が何も言わないことと釘をさしたのにわかっていません。
「あんた達も弁護士なら誠意みせてくれよ」とすごみだした佐々木。りょうはボイスレコーダーを
テーブルに置きました。紛争当事者との会話なので録音しているということです。先ほどの受付でも
弁護士への誹謗中傷業務妨害で訴えることもできるという工藤@りょう。佐々木は出て行きました。
灯は喋らないように言われたのに謝ったことで幹部たちから怒られています。
事実関係が明らかになる前にクライアントに謝ることをしてはいけないのが法律の世界。
素人でもそんなことは知ってるよね・・・。
それでも「自分のミスだから」という灯。杉崎@北村も一緒に注意を受けました。新人なのでお見逃し。
「お前のキレイごとは聞き飽きた」と杉崎に言われてしまう灯でした。
さて、佐々木を操っているのが美香。金をとる算段を考えつくしているようですが・・・
でも佐々木は美香から別れようといわれるとすがりついてしまうようです。こんな女に貢いでバカね。
プロボノにやってきた工藤は富田ダイスケが出所したと杉崎に話しています。
かなり動揺している杉崎。ナニがあった?かわいい女性の写真を見ていますが・・・。
そして灯を力付けるのが片瀬@加藤成亮。
佐々木は美香の差し金で再び借金をしています。チラシには「自己破産した人でもOK」とあります。
その佐々木の家のドアの前に男が3人。蹴っています・・金を返せって。恐い・・・。
杉崎は喫煙ルームで昔を思い出していますが。。富田ダイスケ(?)の顔がちらついています・・
裁判所から出てきた灯を見つけて佐々木が助けてほしいといいますが、
自己破産は何度でもできるけれど8年経たないとできないという灯。
イブローン(闇金)で200万を借りたらしい。美香を助けて守ってやりたいと頭を下げるのでした。
結婚の約束もしているという佐々木。騙されてるってばあ~。
でも灯は佐々木を振り切ります。すると「僕に死ねというのですか」と痛いところをつく佐々木でした。
すぐに美香のところに行く灯です。キャバクラ嬢だったのね。「弁護過誤」を調べたら、と言ったとか。
現役の法律学部の学生だという美香。うまく生きるためには法律を知らないと・・と思ったらしい。
あなたが佐々木の借金を返せば?と言われてむかついてる灯。
特定調停というのがあって不法な利子を裁判所が適正に勧告してくれるというそうですが
闇金にはあてはまりせん。ここには抜け穴もないようです。
そこに佐々木が切羽詰って再び灯のところに来ましたが、杉崎からは裏切られるという覚悟はできて
るのかといわれる灯でした。こういう依頼者は一度裏切ると二度三度と裏切るそうです。
さて、その佐々木には美香を詐欺罪で訴えるように進言しましたが美香にぞっこん状態なわけで聞く
耳を持ちません。美香に騙されてることを認められないほど美香に惚れてるの?そんないい女でもな
いのにねえ。そしてそのまま出ていった佐々木は闇金連中に拉致されてしまいました。
そこから灯に助けを求め電話してきましたが・・・
杉崎は救う価値のない人間だから関わるなというのですが、灯はさすがにほっとけません。
でも杉崎が「何もすんなよ」ということを教えてくれました。
そして闇金に乗り込んだ灯。「何もしない」とつぶやきました。
代理人だと宣言する灯は言います。
法律の超えた利息でお金を貸し法律を無視した取立てを行っている。
そのような借金に返済義務は認められません。
気丈に言う灯ですが、闇金は貸したら返してもらうのが普通だといってくるのです。まあそうですよね。
でも闇金は弱者ではないと再び強く叫びます。法律はあなた達を認めない!
ついに男の手が灯の頬を打ちました。殴られて灯はやったとばかり立ち上がります。
「殴りましたね。刑法204条 傷害罪です」
再び殴ろうとした男の手をつかんだリーダー格が「弁護士に手を出した時点で負けなんだ」と
借金の証書を破きました。全部忘れてくれ!と。
とりあえず、灯はこの場をどうにか切り抜けたようです。借金もチャラになったし。
しかし佐々木は灯にお礼を言いますが「これで美香も帰ってくる」って・・・バカだねえ!!
灯はさすがに自分にも嫌気がさしてました。
アンタなんかのために弁護士になったんじゃない。アンタなんか大嫌い。
でも杉崎がひきとって灯が一つ成長したからありがとうと皮肉を聞かせてくれました。
200万は美香が騙し取って、灯だけが殴られ損。弁護士ということでいいように利用されただけ?
この闇金解決の報酬はいくらぐらいなんでしょう?
先日の大胆MAPのあれだと着手金成功報酬型だと24%だそうで48万になりますけど?
そのへんははっきりしません。
帰り道、「弁護士ってなんですか?」と言い出す灯。
「そんな簡単にわかってたまるか」という杉崎。
今週はイライラする佐々木の巻でした。女に騙されて唆されていいようにされてるというのに
まだ結婚できると思ってるそのおめでたさに呆れてしまったという。
結婚の間に金銭のなんらかがあったらもうその時点で普通は別れると思うけど、
目がくもってて女の悪さが見えないんだね。
そして灯も弱者救済というけれど今回のは真の弱者じゃないですしね。
ただ弁護士ということで利用されてることに気づいた灯は大嫌いって言ってました。言いたくなるよね。
一見弱者に見えるけれど巧妙にカムフラージュされてて真相が暴かれるまでわからないということもあるのね。
あの美香というキャバ嬢ですが法律を逆手にとって金をとるためなら何でもやりそうですね。
そういう弁護士になるってことが今から予想できちゃいました。
さて、杉崎さんの心の闇は何でしょうね?首吊りの少女と、富田という男と・・・
幻想が見えたりかなり心痛のようでした。
今週は事件にも灯にも共感できなくて今ひとつというところでしたが
最後に杉崎がちょこっと和ませてくれたので良しとします(ナニサマ・・・
それに返すあてがないのに借りまくって自己破産ってどうよ?
オープニングは法廷で皆に責められている灯の夢。これはすぐにわかりましたもんね。でも夢に見る
ほど弱者救済という灯のスローガンは本人の重荷になってた模様。
さてすぐに「弱者」からの依頼です。
佐々木@黄川田将也は友人の頼みで借金したものの友人はドロンし、佐々木本人も会社を辞めたば
かりで一円も返すあてがないということでした。就職が目前に決まっているために焦っている様子がありあり。
ないものはないんだからと開き直ってるのがかなり慣れてる様子?
自己破産を勧める灯。自己破産すると7年はカードを使えないが官報に載るだけで、一般の人は
名簿をみることもないから就職には影響ないと軽く言います。
裁判所にやってきた灯と佐々木。同じような自己破産者と弁護士がずらずらといます。
裁判長が陳述書の確認をし、その通りだと言うと「免責決定」で自己破産者として認定されました。
灯にとっては借りて返さないという時点で依頼者から気持ちが離れていたような案件でした。
「弁護過誤」という単語がでてきました。森岡所長のインタの中です。今週のキーワード?
この佐々木が灯を訴えるとエムザにやってきました。
エントランスで堂本灯を弁護ミスで訴えると怒鳴っています。
そこに工藤怜子@りょうが助け舟を出します。
灯には「何もしゃべらないように」と言い渡し、佐々木の話を聞いてみると、官報に載るだけだったのに
再就職先の警備会社では既に情報をチャッチし、金にだらしない人は警備に向かないと就職ができ
なくなったという話でした。説明不足だったということで「申し訳ありません。私のミスで・・」と謝る灯。
せっかく工藤が何も言わないことと釘をさしたのにわかっていません。
「あんた達も弁護士なら誠意みせてくれよ」とすごみだした佐々木。りょうはボイスレコーダーを
テーブルに置きました。紛争当事者との会話なので録音しているということです。先ほどの受付でも
弁護士への誹謗中傷業務妨害で訴えることもできるという工藤@りょう。佐々木は出て行きました。
灯は喋らないように言われたのに謝ったことで幹部たちから怒られています。
事実関係が明らかになる前にクライアントに謝ることをしてはいけないのが法律の世界。
素人でもそんなことは知ってるよね・・・。
それでも「自分のミスだから」という灯。杉崎@北村も一緒に注意を受けました。新人なのでお見逃し。
「お前のキレイごとは聞き飽きた」と杉崎に言われてしまう灯でした。
さて、佐々木を操っているのが美香。金をとる算段を考えつくしているようですが・・・
でも佐々木は美香から別れようといわれるとすがりついてしまうようです。こんな女に貢いでバカね。
プロボノにやってきた工藤は富田ダイスケが出所したと杉崎に話しています。
かなり動揺している杉崎。ナニがあった?かわいい女性の写真を見ていますが・・・。
そして灯を力付けるのが片瀬@加藤成亮。
佐々木は美香の差し金で再び借金をしています。チラシには「自己破産した人でもOK」とあります。
その佐々木の家のドアの前に男が3人。蹴っています・・金を返せって。恐い・・・。
杉崎は喫煙ルームで昔を思い出していますが。。富田ダイスケ(?)の顔がちらついています・・
裁判所から出てきた灯を見つけて佐々木が助けてほしいといいますが、
自己破産は何度でもできるけれど8年経たないとできないという灯。
イブローン(闇金)で200万を借りたらしい。美香を助けて守ってやりたいと頭を下げるのでした。
結婚の約束もしているという佐々木。騙されてるってばあ~。
でも灯は佐々木を振り切ります。すると「僕に死ねというのですか」と痛いところをつく佐々木でした。
すぐに美香のところに行く灯です。キャバクラ嬢だったのね。「弁護過誤」を調べたら、と言ったとか。
現役の法律学部の学生だという美香。うまく生きるためには法律を知らないと・・と思ったらしい。
あなたが佐々木の借金を返せば?と言われてむかついてる灯。
特定調停というのがあって不法な利子を裁判所が適正に勧告してくれるというそうですが
闇金にはあてはまりせん。ここには抜け穴もないようです。
そこに佐々木が切羽詰って再び灯のところに来ましたが、杉崎からは裏切られるという覚悟はできて
るのかといわれる灯でした。こういう依頼者は一度裏切ると二度三度と裏切るそうです。
さて、その佐々木には美香を詐欺罪で訴えるように進言しましたが美香にぞっこん状態なわけで聞く
耳を持ちません。美香に騙されてることを認められないほど美香に惚れてるの?そんないい女でもな
いのにねえ。そしてそのまま出ていった佐々木は闇金連中に拉致されてしまいました。
そこから灯に助けを求め電話してきましたが・・・
杉崎は救う価値のない人間だから関わるなというのですが、灯はさすがにほっとけません。
でも杉崎が「何もすんなよ」ということを教えてくれました。
そして闇金に乗り込んだ灯。「何もしない」とつぶやきました。
代理人だと宣言する灯は言います。
法律の超えた利息でお金を貸し法律を無視した取立てを行っている。
そのような借金に返済義務は認められません。
気丈に言う灯ですが、闇金は貸したら返してもらうのが普通だといってくるのです。まあそうですよね。
でも闇金は弱者ではないと再び強く叫びます。法律はあなた達を認めない!
ついに男の手が灯の頬を打ちました。殴られて灯はやったとばかり立ち上がります。
「殴りましたね。刑法204条 傷害罪です」
再び殴ろうとした男の手をつかんだリーダー格が「弁護士に手を出した時点で負けなんだ」と
借金の証書を破きました。全部忘れてくれ!と。
とりあえず、灯はこの場をどうにか切り抜けたようです。借金もチャラになったし。
しかし佐々木は灯にお礼を言いますが「これで美香も帰ってくる」って・・・バカだねえ!!
灯はさすがに自分にも嫌気がさしてました。
アンタなんかのために弁護士になったんじゃない。アンタなんか大嫌い。
でも杉崎がひきとって灯が一つ成長したからありがとうと皮肉を聞かせてくれました。
200万は美香が騙し取って、灯だけが殴られ損。弁護士ということでいいように利用されただけ?
この闇金解決の報酬はいくらぐらいなんでしょう?
先日の大胆MAPのあれだと着手金成功報酬型だと24%だそうで48万になりますけど?
そのへんははっきりしません。
帰り道、「弁護士ってなんですか?」と言い出す灯。
「そんな簡単にわかってたまるか」という杉崎。
今週はイライラする佐々木の巻でした。女に騙されて唆されていいようにされてるというのに
まだ結婚できると思ってるそのおめでたさに呆れてしまったという。
結婚の間に金銭のなんらかがあったらもうその時点で普通は別れると思うけど、
目がくもってて女の悪さが見えないんだね。
そして灯も弱者救済というけれど今回のは真の弱者じゃないですしね。
ただ弁護士ということで利用されてることに気づいた灯は大嫌いって言ってました。言いたくなるよね。
一見弱者に見えるけれど巧妙にカムフラージュされてて真相が暴かれるまでわからないということもあるのね。
あの美香というキャバ嬢ですが法律を逆手にとって金をとるためなら何でもやりそうですね。
そういう弁護士になるってことが今から予想できちゃいました。
さて、杉崎さんの心の闇は何でしょうね?首吊りの少女と、富田という男と・・・
幻想が見えたりかなり心痛のようでした。
今週は事件にも灯にも共感できなくて今ひとつというところでしたが
最後に杉崎がちょこっと和ませてくれたので良しとします(ナニサマ・・・
05/01/2008 ホカベン 第3話
一方は家が残り、一方は家を失いました。
少年犯罪って親とか家庭環境とか関係ないですよね。誰のせいでもない、自分の持って生まれた
そういう素質みたいな感じじゃないですか?
母一人で必死に育ててきたというのにあの息子といったら・・・
でも母にもきつい感情はありましたね。
息子に殺された男性を勝手に死んだくせにと叫んだときは唖然としました。
殺された方にしてみれば、少年だから仕方ないと受け入れるなんでできないですし
最終的にはその母に監督責任という名目で訴訟を起こした堂本灯@上戸彩でした。
駅のホームで18歳の少年に殴られて死亡した男性のニュースが流れると、灯の母は、
自分の子育ては良かったと灯を育てた本を出すと意気軒昂ですが、
灯は「親だって切なく思ってるかもしれない」と同情的です。
しかしその事件の被害者から依頼がくるとは驚きなのでした。
加害少年@徹は弁護士の言う通りの手紙を書いていますが、嫌そうです。
「突き飛ばしたら勝手に死にやがってよ・・・」
加害者母は反省文ができたからあとは示談金だけだと弁護士とは話がついています。
被害者の要求は示談にはせず加害少年には刑務所に入ってもらいたいというものでした。
この時点では差し迫る事情がまだありませんでした。
なので、加害者母が土下座までして示談金を持ってきたにも関わらず受け取らなかった。
しかし、少年犯罪は被害者も弁護士も泣かせます。
法律は未成年を手厚く守り、反省したふりをすれば2年で社会復帰。
猛獣を放し飼いにするようなもの??
相手弁護士の持ってきた反省手紙文を杉崎に見せると40点だそうです。
全部お見通しでわかってるのね。弁護士の作文だってことも。
灯一人が少年が真面目に反省してると思ってるみたい??
しかし、やはり検察は少年を傷害致死で家裁送りに決定した模様。
こうなると少年院にもはいらなくていいし、未成年なので前科もつかない。
杉崎@北村一輝は少年犯罪にかかわったことがあったみたいでしたね?
灯が法律がおかしいと言ったらおかしいのはお前だと声を荒げていました。
苦い思いが杉崎の中に残っているようです。
そして今度は被害者の家庭で家のローンについて困窮してきます。
住宅ローンの中に生命保険の掛け金も入ってるのでローンが未納だと生命保険も未納になる。
亡くなっても生命保険が下りないと融資担当者が話しています。そうなの?
だから家は競売にかけるしかないという話まで進んでいました。
家を失ってしまう・・・愕然とする被害者です。夫が死に子供と二人きりだというのに住む家まで
奪われたらどうしたらいい?こういうこともあるから住宅ローンを組むときに生命保険に入るけれど、保
険は先に一括払いにしたほうがいいのね?
ということで、加害者宅に示談の話をしに訪れた灯ですが、既に立場は逆転。
検察が決定するまでに示談にしておきたかったのですが、検察が家裁送りにした時点で
刑務所に入ることはなくなったため、もう示談にする必要もなくなったということです。
相手弁護士から示談とはタイミングだといわれてしまうのでした。
帰り際に徹を見る灯です。
真っ赤な車に乗る徹は女の子何人かと遊びにいくようです。
普通なら殺人罪で刑務所に入っているはずなのに、未成年ということで釈放され
反省の色などどこにもなく遊び歩いているこの子。
やはりどこかおかしい。
被害者給付金は100万程度だという。
鈴木亜希子の墓参りをする杉崎。
杉崎の帰りを待っていた灯です。
あの親子も弁護士も許せない、被害者だって諦めたくないんです。
杉崎先生は人として怒りはないのですか?
「あるよ!」
「母親だよ。損害賠償を起こせばいい。」
刑務所に入らなくていいなら示談にはしないと言ったのだから刑務所に入る可能性を考えていたはず。
何か特別な事情があるんだろう?それを追及すればいい。
全力で走っていく灯でした。すぐに調べたようで、次は法廷のシーンへと突入。
灯は4000万の賠償請求をしたようです。
加害者母は道義的責任を感じてはいるが法的責任はないといいます。
反対尋問の灯は「監督責任」を追及。
徹には非行歴があり、同級生に怪我を負わせ退学になっていました。
母が身元引受人として成人に達するまでは二度と過ちを繰り返さない責任を持つとサインしている。
「弾劾証拠」というもので、事前には出していない証拠だそうです。
あなたがこの誓約の通りに守っていたら事件は起きなかったと母を追及していますが
「こんなのただの紙切れじゃない。自分だけが責められるのが納得いかない」という加害者母。
元はといえば勝手に死んだそっちが悪いとまで言い出しました。
唖然とする被害者と灯。法廷は固唾を呑んで見守っています・・
宇佐美さんの死はみんなに責任がある。
徹くんは人の命を奪った罪を心から償う責任。
大沢弁護士は徹くんを守り続ける責任。
川原さんは親として徹君を更生させる責任。
そして私は依頼人の希望になるという責任。
裁判長は和解を勧告。
和解になったらいくらになるの?
もう一つのエピですが、
工藤怜子が顧問弁護士をしている「ウラカワハウジング」は顧問契約を解約してきました。
その損は5億だそうでひきさがるはずがない工藤はウラカワハウジングのクレームリストを作成。
過去の手抜き工事など裁判になれば負けると脅します。
でも顧問弁護士として契約するならばどこまでも守って見せるという工藤でした。
隣で目をぱちくりしている片瀬@加藤成亮。
さらに次につながるエピでしょうか。
富田ダイスケが出所したと報告したしおり。
目を見開く所長。
杉崎は過去に「鈴木亜希子さん(?)」が首吊り自殺をしたことを思い出していました。
これも少年犯罪が絡んだのでしょうか??
灯は加害者宅にお金を受け取りにいきます。
家は売りに出されていました。
まず現金で1000万。
残りは家が売れたらと話していますが
段々怒りが高じて、お金を叩きつけてくるのでした。
それを一枚また一枚と拾う灯。
お金の重みを感じたようです。
こうして初の裁判は勝利したのでした。
今週は1話完結でしたね。
それにしても緊張感で最後まで引っ張られました。
ストーリーも本当に興味深いです。
少年犯罪というのは、どこにも救いがないです。
罪に問えないから損害賠償という発想が勉強になりました。
事件の裏にはいつもこういう賠償がつき物なんでしょうか?
しかし、あの家を売ったら今度はあの母子が住む家がないわけですよね?
あの加害者少年が心を入れ替えて母を助けるような殊勝な心がけがあるとも思えない。
母も本音が出たのですけど、逆の立場なら誰でも思うかも。ただそれを口にするのは非常識。
でも現実の話、世間の目から隠れるようにしている家族は大勢いますよね。
どうしてるのでしょうね??
監督責任というけれど、あの少年を母がどうやって監督したらいいんでしょう?
監禁だってできないし、母が注意すれば逆切れして家庭内暴力に発展しそうでしたしね。
本当にこういう子供に当たってしまった親こそ迷惑かも・・。
おかげで家も失ったし・・。
こういう地道な活動をしてもエムザの会社的には数百万ぐらいの儲け?
工藤がちょっと脅して5億を取るのに比べると本当に地味なのね。
それにやっぱり仕事的には工藤の方が面白そうな気はしますね。
そのうち片瀬@加藤の活躍を見てみたいです。
そういう素質みたいな感じじゃないですか?
母一人で必死に育ててきたというのにあの息子といったら・・・
でも母にもきつい感情はありましたね。
息子に殺された男性を勝手に死んだくせにと叫んだときは唖然としました。
殺された方にしてみれば、少年だから仕方ないと受け入れるなんでできないですし
最終的にはその母に監督責任という名目で訴訟を起こした堂本灯@上戸彩でした。
駅のホームで18歳の少年に殴られて死亡した男性のニュースが流れると、灯の母は、
自分の子育ては良かったと灯を育てた本を出すと意気軒昂ですが、
灯は「親だって切なく思ってるかもしれない」と同情的です。
しかしその事件の被害者から依頼がくるとは驚きなのでした。
加害少年@徹は弁護士の言う通りの手紙を書いていますが、嫌そうです。
「突き飛ばしたら勝手に死にやがってよ・・・」
加害者母は反省文ができたからあとは示談金だけだと弁護士とは話がついています。
被害者の要求は示談にはせず加害少年には刑務所に入ってもらいたいというものでした。
この時点では差し迫る事情がまだありませんでした。
なので、加害者母が土下座までして示談金を持ってきたにも関わらず受け取らなかった。
しかし、少年犯罪は被害者も弁護士も泣かせます。
法律は未成年を手厚く守り、反省したふりをすれば2年で社会復帰。
猛獣を放し飼いにするようなもの??
相手弁護士の持ってきた反省手紙文を杉崎に見せると40点だそうです。
全部お見通しでわかってるのね。弁護士の作文だってことも。
灯一人が少年が真面目に反省してると思ってるみたい??
しかし、やはり検察は少年を傷害致死で家裁送りに決定した模様。
こうなると少年院にもはいらなくていいし、未成年なので前科もつかない。
杉崎@北村一輝は少年犯罪にかかわったことがあったみたいでしたね?
灯が法律がおかしいと言ったらおかしいのはお前だと声を荒げていました。
苦い思いが杉崎の中に残っているようです。
そして今度は被害者の家庭で家のローンについて困窮してきます。
住宅ローンの中に生命保険の掛け金も入ってるのでローンが未納だと生命保険も未納になる。
亡くなっても生命保険が下りないと融資担当者が話しています。そうなの?
だから家は競売にかけるしかないという話まで進んでいました。
家を失ってしまう・・・愕然とする被害者です。夫が死に子供と二人きりだというのに住む家まで
奪われたらどうしたらいい?こういうこともあるから住宅ローンを組むときに生命保険に入るけれど、保
険は先に一括払いにしたほうがいいのね?
ということで、加害者宅に示談の話をしに訪れた灯ですが、既に立場は逆転。
検察が決定するまでに示談にしておきたかったのですが、検察が家裁送りにした時点で
刑務所に入ることはなくなったため、もう示談にする必要もなくなったということです。
相手弁護士から示談とはタイミングだといわれてしまうのでした。
帰り際に徹を見る灯です。
真っ赤な車に乗る徹は女の子何人かと遊びにいくようです。
普通なら殺人罪で刑務所に入っているはずなのに、未成年ということで釈放され
反省の色などどこにもなく遊び歩いているこの子。
やはりどこかおかしい。
被害者給付金は100万程度だという。
鈴木亜希子の墓参りをする杉崎。
杉崎の帰りを待っていた灯です。
あの親子も弁護士も許せない、被害者だって諦めたくないんです。
杉崎先生は人として怒りはないのですか?
「あるよ!」
「母親だよ。損害賠償を起こせばいい。」
刑務所に入らなくていいなら示談にはしないと言ったのだから刑務所に入る可能性を考えていたはず。
何か特別な事情があるんだろう?それを追及すればいい。
全力で走っていく灯でした。すぐに調べたようで、次は法廷のシーンへと突入。
灯は4000万の賠償請求をしたようです。
加害者母は道義的責任を感じてはいるが法的責任はないといいます。
反対尋問の灯は「監督責任」を追及。
徹には非行歴があり、同級生に怪我を負わせ退学になっていました。
母が身元引受人として成人に達するまでは二度と過ちを繰り返さない責任を持つとサインしている。
「弾劾証拠」というもので、事前には出していない証拠だそうです。
あなたがこの誓約の通りに守っていたら事件は起きなかったと母を追及していますが
「こんなのただの紙切れじゃない。自分だけが責められるのが納得いかない」という加害者母。
元はといえば勝手に死んだそっちが悪いとまで言い出しました。
唖然とする被害者と灯。法廷は固唾を呑んで見守っています・・
宇佐美さんの死はみんなに責任がある。
徹くんは人の命を奪った罪を心から償う責任。
大沢弁護士は徹くんを守り続ける責任。
川原さんは親として徹君を更生させる責任。
そして私は依頼人の希望になるという責任。
裁判長は和解を勧告。
和解になったらいくらになるの?
もう一つのエピですが、
工藤怜子が顧問弁護士をしている「ウラカワハウジング」は顧問契約を解約してきました。
その損は5億だそうでひきさがるはずがない工藤はウラカワハウジングのクレームリストを作成。
過去の手抜き工事など裁判になれば負けると脅します。
でも顧問弁護士として契約するならばどこまでも守って見せるという工藤でした。
隣で目をぱちくりしている片瀬@加藤成亮。
さらに次につながるエピでしょうか。
富田ダイスケが出所したと報告したしおり。
目を見開く所長。
杉崎は過去に「鈴木亜希子さん(?)」が首吊り自殺をしたことを思い出していました。
これも少年犯罪が絡んだのでしょうか??
灯は加害者宅にお金を受け取りにいきます。
家は売りに出されていました。
まず現金で1000万。
残りは家が売れたらと話していますが
段々怒りが高じて、お金を叩きつけてくるのでした。
それを一枚また一枚と拾う灯。
お金の重みを感じたようです。
こうして初の裁判は勝利したのでした。
今週は1話完結でしたね。
それにしても緊張感で最後まで引っ張られました。
ストーリーも本当に興味深いです。
少年犯罪というのは、どこにも救いがないです。
罪に問えないから損害賠償という発想が勉強になりました。
事件の裏にはいつもこういう賠償がつき物なんでしょうか?
しかし、あの家を売ったら今度はあの母子が住む家がないわけですよね?
あの加害者少年が心を入れ替えて母を助けるような殊勝な心がけがあるとも思えない。
母も本音が出たのですけど、逆の立場なら誰でも思うかも。ただそれを口にするのは非常識。
でも現実の話、世間の目から隠れるようにしている家族は大勢いますよね。
どうしてるのでしょうね??
監督責任というけれど、あの少年を母がどうやって監督したらいいんでしょう?
監禁だってできないし、母が注意すれば逆切れして家庭内暴力に発展しそうでしたしね。
本当にこういう子供に当たってしまった親こそ迷惑かも・・。
おかげで家も失ったし・・。
こういう地道な活動をしてもエムザの会社的には数百万ぐらいの儲け?
工藤がちょっと脅して5億を取るのに比べると本当に地味なのね。
それにやっぱり仕事的には工藤の方が面白そうな気はしますね。
そのうち片瀬@加藤の活躍を見てみたいです。
04/24/2008 ホカベン 第2話
もう一度私を信じてくれませんか?堂本灯@上戸彩が泣きながら池上享子@富田靖子に訴えました。
初めての仕事に張り切っていたのに、依頼者が事件を起こしてしまった。
夫を刺してしまったのでした。それは自分のせいだと大泣きした灯。
そして享子の娘を施設に預かりにいくことになります。
しかしそんな灯のもとに夫側の弁護士が損害賠償1000万を請求し、示談を求めます。
卑怯です!灯は「池上和彦はドメスティックバイオレンス」だと強くいうのですが、相手は動じません。
「それがどうかしたのか?」弁護士にとっては依頼者が全て。
勝ち取るためなら依頼者の不利など全く関係ないようです。
灯のクライアントは加害者、全治1ヶ月とはいえ実刑を免れるためには池上和彦の嘆願書が必要。
次に会うときには、示談額の提示をお忘れなく。
憎たらしい顔でした・・・・あの例の裁判とかぶってしまいます・・・。
さて児童養護施設に真希を迎えに行くと泣き声がします。真希が他の子のぬいぐるみをちぎったの
でした。でも真希は無表情。保育士が足りないからと言われ、灯が預かることになりました。
その夜、母とちょっとした口論をしてしまった灯。真希を預かったために母親に仕事を休んでほしいと
いうのでしたが母親も保険の仕事があるというので「仕事の重さが違う」と言ってしまったため。
ちょっとした拍子に皿を落としてしまい割れる音が響きます。
その嫌な音に、ベッドにいた真希は父親が母親@享子を殴っていたことを思い出してしまいました。
ぬいぐるみを抱きしめベッドに座っています。
様子を見にいき、毛布をかけようとした灯の手を真希は自分に導きます。
「触っていいよ。パパいつも怒ったときこうするもん。ママとケンカしたあと、いつもパパ触るの。
そしたら、パパ、凄く喜んでママのことをぶたなくなるの。ママにも教えてあげたの」
灯は何のことかわからず混乱しますが、思考がつながりました。そして涙がこぼれます。
ようやく池上享子が何も語らずにいた理由を知ったのでした。
これが世間に知れたらセンセーショナルな話題となり真希の将来は閉ざされてしまう。
真希を抱きしめ涙する灯。
正論しか思いつかない灯は享子への接見でも夫の娘に対する性的虐待の証言をするように勧めます。
証言することで情状酌量になり親権も持てる。供述しなければ実刑になり真希ちゃんは・・?
激しくクビをふる享子。虐待の事実は真希の将来を台無しにしてしまう。
ここだけの秘密にしてください。お願い、誰にも言わないで・・。泣き続ける母親・・。
絶句する灯。
その足で池上和彦の入院する病院に行き池上夫をなじり、嘆願書を書くように告げ、
そして二度と二人に近付かないようにと声を荒げる灯でした。
その様子はあまりにも稚拙で法律を熟知している人には見えません。
そこに老獪な夫側の弁護士も現れ、ルール違反だと灯を脅します。
その相手に和彦の「性的虐待」を告げ、示談と嘆願書を出すように話す灯ですが、
相手は逆に、にたりと笑います。「奥さん、供述なんてできるんですか?」
世間というものがよくわかっているのです。
灯は問います。あなたは池上和彦の犯罪行為を見逃すんですか?
そして老獪弁護士は応える。私、弁護士ですよ!当たり前じゃないですか!
杉崎@北村一輝に「法律は誰も守ってくれないのですか?」と激しく問いかける灯。
「法律は武器だと言っただろう?使えばいい、お前も。使ったら楽勝だよ」
杉崎の出した宿題が当面の灯の課題。
必死に勉強する灯のところに加藤成亮がやってきます。
ちょっと聞いてみる灯。クライアントにとって幸せって何?
加藤は「勝つことかな。裁判に勝ってクライアントの幸せを勝ち取ることかな・・」と言う。
シンプルな応えだけどその通りです。
そして灯は一つの道を見つけました。
享子への接見で「最後に一つだけ私の話を聞いてください・・」灯が示したことは・・・。
次は杉崎に自分をクビにしてくださいと申し出ます。享子の担当を外れるということです。
それで後悔しないんだな?一礼して灯は部屋から出ました。
そして享子の事件は杉崎が担当。老獪弁護士に挨拶にいきますが灯の事を聞かれ、
「自分から降りたんですよ。今の子は無責任で」などと言ってますが・・・実は裏があった・・・
とりあえずこのことで相手が油断したのは間違いないです。そして示談はしないと言いました。
怪訝そうな顔の相手弁護士。
雨の日。享子の裁判が始まりました。
開始の宣誓からはじまり事件の概要と進行していきます。
そして堂本灯の証人申請。既に着席しています。相手側は享子の担当弁護士だと拒否しますが、
既に担当を外れているという杉崎でした。裁判長は灯の証人を認めました。
そして、和彦のDVと娘への性的虐待が明らかになっていきます。
「真希ちゃんを泊めた夜、私は自分の母親と口論しました。そんな私に真希ちゃんは私の手を・・・」
涙を浮かべながら証言を続ける灯。
相手弁護士から横槍が入りますが「弱者を救えなくて何が法律ですか!」と応酬。
裁判長の注意を受けます。
大粒の涙を流す享子。ついに享子が口を開きました。「私が・・私が・・全部話します・・・。」
こうして初めての裁判は弁護士席ではなく証言席を選んだ灯。
判決は懲役2年10ヶ月。執行猶予4年。
軽い判決になりました。
池上親子に会う灯です。
真希は「ひかり」と名を変えました。
母親は「この先、強くなります」と灯に誓ってくれました。
名を変えたことで別人が誕生し、興味本意で調べられても探る事はできない。
戸籍法 第107条。
良かった!
この母子に幸あれと心から願った事件でした。
終わりよければ全てよし。
灯が弁護士として知恵がついたことが頼もしかったですね。
名前を変更できるのは知っていましたが、どういう場合に裁判所が認めるのか
今一つ理解できなかったけれどこういうことだったのね。
法律は弱者を守ってくれないと思っていたけれど探せば道は見つかるものですね。
次は少年法?
難しい事件ばかり扱うのね。
次も新しい視点から法律を武器として使える灯であってほしいです。
夫を刺してしまったのでした。それは自分のせいだと大泣きした灯。
そして享子の娘を施設に預かりにいくことになります。
しかしそんな灯のもとに夫側の弁護士が損害賠償1000万を請求し、示談を求めます。
卑怯です!灯は「池上和彦はドメスティックバイオレンス」だと強くいうのですが、相手は動じません。
「それがどうかしたのか?」弁護士にとっては依頼者が全て。
勝ち取るためなら依頼者の不利など全く関係ないようです。
灯のクライアントは加害者、全治1ヶ月とはいえ実刑を免れるためには池上和彦の嘆願書が必要。
次に会うときには、示談額の提示をお忘れなく。
憎たらしい顔でした・・・・あの例の裁判とかぶってしまいます・・・。
さて児童養護施設に真希を迎えに行くと泣き声がします。真希が他の子のぬいぐるみをちぎったの
でした。でも真希は無表情。保育士が足りないからと言われ、灯が預かることになりました。
その夜、母とちょっとした口論をしてしまった灯。真希を預かったために母親に仕事を休んでほしいと
いうのでしたが母親も保険の仕事があるというので「仕事の重さが違う」と言ってしまったため。
ちょっとした拍子に皿を落としてしまい割れる音が響きます。
その嫌な音に、ベッドにいた真希は父親が母親@享子を殴っていたことを思い出してしまいました。
ぬいぐるみを抱きしめベッドに座っています。
様子を見にいき、毛布をかけようとした灯の手を真希は自分に導きます。
「触っていいよ。パパいつも怒ったときこうするもん。ママとケンカしたあと、いつもパパ触るの。
そしたら、パパ、凄く喜んでママのことをぶたなくなるの。ママにも教えてあげたの」
灯は何のことかわからず混乱しますが、思考がつながりました。そして涙がこぼれます。
ようやく池上享子が何も語らずにいた理由を知ったのでした。
これが世間に知れたらセンセーショナルな話題となり真希の将来は閉ざされてしまう。
真希を抱きしめ涙する灯。
正論しか思いつかない灯は享子への接見でも夫の娘に対する性的虐待の証言をするように勧めます。
証言することで情状酌量になり親権も持てる。供述しなければ実刑になり真希ちゃんは・・?
激しくクビをふる享子。虐待の事実は真希の将来を台無しにしてしまう。
ここだけの秘密にしてください。お願い、誰にも言わないで・・。泣き続ける母親・・。
絶句する灯。
その足で池上和彦の入院する病院に行き池上夫をなじり、嘆願書を書くように告げ、
そして二度と二人に近付かないようにと声を荒げる灯でした。
その様子はあまりにも稚拙で法律を熟知している人には見えません。
そこに老獪な夫側の弁護士も現れ、ルール違反だと灯を脅します。
その相手に和彦の「性的虐待」を告げ、示談と嘆願書を出すように話す灯ですが、
相手は逆に、にたりと笑います。「奥さん、供述なんてできるんですか?」
世間というものがよくわかっているのです。
灯は問います。あなたは池上和彦の犯罪行為を見逃すんですか?
そして老獪弁護士は応える。私、弁護士ですよ!当たり前じゃないですか!
杉崎@北村一輝に「法律は誰も守ってくれないのですか?」と激しく問いかける灯。
「法律は武器だと言っただろう?使えばいい、お前も。使ったら楽勝だよ」
杉崎の出した宿題が当面の灯の課題。
必死に勉強する灯のところに加藤成亮がやってきます。
ちょっと聞いてみる灯。クライアントにとって幸せって何?
加藤は「勝つことかな。裁判に勝ってクライアントの幸せを勝ち取ることかな・・」と言う。
シンプルな応えだけどその通りです。
そして灯は一つの道を見つけました。
享子への接見で「最後に一つだけ私の話を聞いてください・・」灯が示したことは・・・。
次は杉崎に自分をクビにしてくださいと申し出ます。享子の担当を外れるということです。
それで後悔しないんだな?一礼して灯は部屋から出ました。
そして享子の事件は杉崎が担当。老獪弁護士に挨拶にいきますが灯の事を聞かれ、
「自分から降りたんですよ。今の子は無責任で」などと言ってますが・・・実は裏があった・・・
とりあえずこのことで相手が油断したのは間違いないです。そして示談はしないと言いました。
怪訝そうな顔の相手弁護士。
雨の日。享子の裁判が始まりました。
開始の宣誓からはじまり事件の概要と進行していきます。
そして堂本灯の証人申請。既に着席しています。相手側は享子の担当弁護士だと拒否しますが、
既に担当を外れているという杉崎でした。裁判長は灯の証人を認めました。
そして、和彦のDVと娘への性的虐待が明らかになっていきます。
「真希ちゃんを泊めた夜、私は自分の母親と口論しました。そんな私に真希ちゃんは私の手を・・・」
涙を浮かべながら証言を続ける灯。
相手弁護士から横槍が入りますが「弱者を救えなくて何が法律ですか!」と応酬。
裁判長の注意を受けます。
大粒の涙を流す享子。ついに享子が口を開きました。「私が・・私が・・全部話します・・・。」
こうして初めての裁判は弁護士席ではなく証言席を選んだ灯。
判決は懲役2年10ヶ月。執行猶予4年。
軽い判決になりました。
池上親子に会う灯です。
真希は「ひかり」と名を変えました。
母親は「この先、強くなります」と灯に誓ってくれました。
名を変えたことで別人が誕生し、興味本意で調べられても探る事はできない。
戸籍法 第107条。
良かった!
この母子に幸あれと心から願った事件でした。
終わりよければ全てよし。
灯が弁護士として知恵がついたことが頼もしかったですね。
名前を変更できるのは知っていましたが、どういう場合に裁判所が認めるのか
今一つ理解できなかったけれどこういうことだったのね。
法律は弱者を守ってくれないと思っていたけれど探せば道は見つかるものですね。
次は少年法?
難しい事件ばかり扱うのね。
次も新しい視点から法律を武器として使える灯であってほしいです。
04/17/2008 ホカベン 第1話
堂本灯@上戸彩の入社した法律事務所「エムザ」は日本最大の規模の事務所。
ここで自ら希望し理想である弱者救済という「プロボノ」部門に配属。
ここにいるパラリーガルは倉木@戸田菜穂と弁護士先生は杉崎@北村一輝でした。
この二人は退廃しきった顔をしています。
で、何かというと1000円を賭けていました。
灯は希望に燃えて入ってみたはいいものの、
現実は社会正義とか弱者救済なんてキレイごとではなかった・・ということに後に気づきます。
最初の仕事は仕事を断ること!?
灯は現状が理解できてないようです。
この事務所は建前でプロボノを置いてるだけであり、決して力をいれてるわけではないのね。
弁護士という稼げる商売を最大限に活かさない手はないわけで
法律という武器を使って、相手との駆け引きでどれだけ儲けるかという一つの企業なんですね。
それが工藤怜子@りょうのはじき出した30億だったりするわけです。
そう思ったら離婚調停でわずかの金じゃばかばかしくなりますもんね。
だから断るのが一番いいわけだ。
そのためのプロボノ。
でも血気にはやる灯は社会正義として弁護士の仕事をしたくてたまりません。
そして杉崎からの指示で、しかも杉崎の援助なしで離婚の依頼を引き受けます。
この件でも賭けをしますが杉崎が灯を助けることに千円と倉田が言ってました^^;
依頼者、池上@富田靖子は夫からDVを受けていますが、離婚理由を夫のギャンブルということに
していました。それなのに100万を引き出して別居したりと、矛盾しています。
二度目に会った時に、池上の腕にあざを見つけようやくDVということに思い当たります。
そういえば真希は怯えてウサギのぬいぐるみをぎゅっと握り、目もとれています。
声も出さない子です。
灯は裁判を主張します。
自分が池上と娘の真希ちゃんを守ると強気でした。
裁判にすれば勝てるというのも過去の判例で十分勉強しています。
しかし、実は池上にはまだ隠してることがありそのために裁判沙汰にはしたくなかったのでした。
その事情を説明せずにあくまで「離婚」し、子供の親権を持てればいいのだという池上。
そういう何かを隠した状態なわけで、灯としても裁判を諦めきれず説得しようとしています。
その間に、相手の弁護士は灯の目の前で娘を連れ出していくという実力行使にでるのでした。
自分は弁護士だと叫んでみたところで相手は裁判所の強制執行命令をふりかざします。
黒服の男数人が黙々と実行するのは不気味で恐かったです。
真希を相手の方に渡したらどうなるのか・・・
それは、大変なことでした。
夫には妻へのDVだけではなく娘への性的虐待もあったのです。
連れ子ならよく聞きますが、実の娘でしょう?
最低!!気持ち悪い。おぞましい男です。
オタオタしている灯は事務所の杉崎に電話しようとしましたが
「こんなこともわからないの!役立たず!!」と池上から激しくなじられます。
実際、灯の教科書にはなかったことなのでしょう。
池上にはもう弁護士など頼れないと思ってしまったのでした。
さて、杉崎に聞いてみてようやくわかったことですがこれは「人身保護法」というもの。
池上が娘をアパートから出さなければ「監禁罪」のおそれがあると申し立て、
強制的に連れ去ることができる。
法律とは真に人を守るものではなく詭弁を弄してこねまわす人には役立つようです。
法律は武器。人はコレを使って戦う。これで人を殺すこともできる。
杉崎の言葉は灯にはまだ理解しきれてないようです。
社会正義の常識をいくら暗誦したところで現実は依頼者のいうことを実行するのが仕事。
ようやく人身保護法の勉強を始めている灯。
しかし遅すぎました。
妻は夫の呼び出しに応じます。
真希はどうしてる?いくら尋ねても応えない夫。
「私、知ってるのよ・・・」
とにかく家には戻ると返事した池上妻です。
家に帰ればまた同じことの繰り返し。夫から離れようと依頼しても無能な弁護士。
かなり追いつめられていた池上妻。
レジのところで夫を刺してしまいました。ナイフを持っていたのでそれは計画的。
しかしその報を聞いて駆けつけた灯を切り捨てました。
依頼者から信頼を失ってしまったことで灯は絶望し、帰ろうとしますが
そこに杉崎が現れて灯をひっぱたきました。
事務所を出るときに千円を倉田に渡してました。
灯を手伝うことにしたんですね!!
大泣きしたあとで、ようやく池上の接見に行く灯。
「なんであなたが泣いているの?」
池上に問われても泣いてないというしかない灯。
でも心では弱者を助けようとして一番弱者なのは自分だったと悔やむばかりです。
DVと娘への性的虐待ととんでもない男!
こういうのって親告罪ですよね。告訴しないと罪にならない。
奥さんが離婚して逃げても次の犠牲者がでるんでは。
思い余ってこの男を抹殺しようとした奥さんの気持ちがわかるようです。
でもこれは法律の観点からすれば奥さんの罪しかないのね。
ほんと法律は人を守ってくれないものです。
今期はDVのドラマが先に出たので二番煎じみたいな気もしないでもないですが
それにしても重苦しいテーマでした。
ホカベンというからほのぼのした弁護士ストーリーと思っていたんですがね。
こういう緊張感がずっと続くってことですね。
面白かったでのですが、レビューするのにためらうような内容で・・・。
でも視聴は続けます!だって本当に面白いもん・・・
ここにいるパラリーガルは倉木@戸田菜穂と弁護士先生は杉崎@北村一輝でした。
この二人は退廃しきった顔をしています。
で、何かというと1000円を賭けていました。
灯は希望に燃えて入ってみたはいいものの、
現実は社会正義とか弱者救済なんてキレイごとではなかった・・ということに後に気づきます。
最初の仕事は仕事を断ること!?
灯は現状が理解できてないようです。
この事務所は建前でプロボノを置いてるだけであり、決して力をいれてるわけではないのね。
弁護士という稼げる商売を最大限に活かさない手はないわけで
法律という武器を使って、相手との駆け引きでどれだけ儲けるかという一つの企業なんですね。
それが工藤怜子@りょうのはじき出した30億だったりするわけです。
そう思ったら離婚調停でわずかの金じゃばかばかしくなりますもんね。
だから断るのが一番いいわけだ。
そのためのプロボノ。
でも血気にはやる灯は社会正義として弁護士の仕事をしたくてたまりません。
そして杉崎からの指示で、しかも杉崎の援助なしで離婚の依頼を引き受けます。
この件でも賭けをしますが杉崎が灯を助けることに千円と倉田が言ってました^^;
依頼者、池上@富田靖子は夫からDVを受けていますが、離婚理由を夫のギャンブルということに
していました。それなのに100万を引き出して別居したりと、矛盾しています。
二度目に会った時に、池上の腕にあざを見つけようやくDVということに思い当たります。
そういえば真希は怯えてウサギのぬいぐるみをぎゅっと握り、目もとれています。
声も出さない子です。
灯は裁判を主張します。
自分が池上と娘の真希ちゃんを守ると強気でした。
裁判にすれば勝てるというのも過去の判例で十分勉強しています。
しかし、実は池上にはまだ隠してることがありそのために裁判沙汰にはしたくなかったのでした。
その事情を説明せずにあくまで「離婚」し、子供の親権を持てればいいのだという池上。
そういう何かを隠した状態なわけで、灯としても裁判を諦めきれず説得しようとしています。
その間に、相手の弁護士は灯の目の前で娘を連れ出していくという実力行使にでるのでした。
自分は弁護士だと叫んでみたところで相手は裁判所の強制執行命令をふりかざします。
黒服の男数人が黙々と実行するのは不気味で恐かったです。
真希を相手の方に渡したらどうなるのか・・・
それは、大変なことでした。
夫には妻へのDVだけではなく娘への性的虐待もあったのです。
連れ子ならよく聞きますが、実の娘でしょう?
最低!!気持ち悪い。おぞましい男です。
オタオタしている灯は事務所の杉崎に電話しようとしましたが
「こんなこともわからないの!役立たず!!」と池上から激しくなじられます。
実際、灯の教科書にはなかったことなのでしょう。
池上にはもう弁護士など頼れないと思ってしまったのでした。
さて、杉崎に聞いてみてようやくわかったことですがこれは「人身保護法」というもの。
池上が娘をアパートから出さなければ「監禁罪」のおそれがあると申し立て、
強制的に連れ去ることができる。
法律とは真に人を守るものではなく詭弁を弄してこねまわす人には役立つようです。
法律は武器。人はコレを使って戦う。これで人を殺すこともできる。
杉崎の言葉は灯にはまだ理解しきれてないようです。
社会正義の常識をいくら暗誦したところで現実は依頼者のいうことを実行するのが仕事。
ようやく人身保護法の勉強を始めている灯。
しかし遅すぎました。
妻は夫の呼び出しに応じます。
真希はどうしてる?いくら尋ねても応えない夫。
「私、知ってるのよ・・・」
とにかく家には戻ると返事した池上妻です。
家に帰ればまた同じことの繰り返し。夫から離れようと依頼しても無能な弁護士。
かなり追いつめられていた池上妻。
レジのところで夫を刺してしまいました。ナイフを持っていたのでそれは計画的。
しかしその報を聞いて駆けつけた灯を切り捨てました。
依頼者から信頼を失ってしまったことで灯は絶望し、帰ろうとしますが
そこに杉崎が現れて灯をひっぱたきました。
事務所を出るときに千円を倉田に渡してました。
灯を手伝うことにしたんですね!!
大泣きしたあとで、ようやく池上の接見に行く灯。
「なんであなたが泣いているの?」
池上に問われても泣いてないというしかない灯。
でも心では弱者を助けようとして一番弱者なのは自分だったと悔やむばかりです。
DVと娘への性的虐待ととんでもない男!
こういうのって親告罪ですよね。告訴しないと罪にならない。
奥さんが離婚して逃げても次の犠牲者がでるんでは。
思い余ってこの男を抹殺しようとした奥さんの気持ちがわかるようです。
でもこれは法律の観点からすれば奥さんの罪しかないのね。
ほんと法律は人を守ってくれないものです。
今期はDVのドラマが先に出たので二番煎じみたいな気もしないでもないですが
それにしても重苦しいテーマでした。
ホカベンというからほのぼのした弁護士ストーリーと思っていたんですがね。
こういう緊張感がずっと続くってことですね。
面白かったでのですが、レビューするのにためらうような内容で・・・。
でも視聴は続けます!だって本当に面白いもん・・・
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