03/15/2009 銭ゲバ 第9話(最終話)
どっかからひょっこり出てきてくれないかな・・
***************
小屋に入り、爆弾を巻きつけ導火線に火をつけた風太郎@松山ケンイチ。
外では緑が見守っています。
決して開けてくれるなという風太郎でした。
柱に刻んだ「幸せ」という文字を見ながら風太郎は回想していますが、
それは自分とかかわりのあった人たちを別の人生のように妄想することでした。
子供の風太郎は野球の仲間たちとディズニーランドに行く約束をしますが
お小遣いが足りないとママに要求しています。
見ると家は小奇麗だし、ママも薬を飲み、雰囲気が明るいのです。
ごく普通の家庭というのがこれほど幸せに見えるとは。
お小遣いを毎月あげているのは計画的に使う勉強でもあるのよと話すママです。
そこに健蔵父ちゃん@椎名桔平が帰ってきますが
なんとゴルフクラブを買っていて説得力がなかったなあ・・。
どこの家庭でも見られるありふれた幸せに満ちた光景に
どうして風太郎がこんな子供時代を過ごせなかったんだろうと哀しい気持ちになります。
父ちゃんとキャッチボールするところなんて、風太郎は夢にみていたんでしょうねえ・・・。
咳をするママは相変わらずですが、
風太郎だけじゃなくて健蔵がちゃんと妻を労わり心配するのが新鮮(笑
手術をしたママは無事成功でした。
こんな二人を残して死ねないわとピースサイン。
風太郎のかなわなかった世界のそこかしこに溢れる幸せのにおい。
導火線が進みますが、現実の暗くすさんだ風太郎と回想の風太郎のなんという違いでしょう。
新聞のお兄ちゃん、刑事の萩野の弟を撲殺したときのことがよぎります。
風太郎の妄想は・・・
歩道橋から下りたら財布が落ちていて拾うと大金が入っていた。
萩野弟に声をかけられ、そこで通りかかった刑事萩野にサイフを渡す風太郎。
偉いな・・と頭をなでてくれました。
大学の合格発表があります。
確認にきたのは風太郎、そして茜@木南晴夏。
ぶつかってしまい受験票を落としますが、二人ともに拾い上げ二人ともに合格。
見たら、受験票も交換されていました。
おめでとうと言い合う二人。
ぶつかった男は三國社長を銃殺した男です。
妄想のなかでは、泣きだす彼も合格しています。
大学の仕送りが大変だと楽しそうにいう健蔵。
バイトするという風太郎。
親子の自然な笑顔が眩しい。
もうひと頑張りして、疲れが出たころは子供が成長し
自分の子供に力を注ぐようになる。
この世の仕組みのように親子の循環を語るお父さん。
噴出す風太郎。
柱の「幸せ」がにじみます。
柄本さんが風太郎とつるんでいますが、恋人がほしいようです。
俺たち仲間だといいますが、茜が走ってきて察するのがおかしい。
柄本さんを置いていく風太郎と茜・・・
バイトは工事現場ですが、先輩に芝居のチケット買わされるといいあう二人。
この先輩を風太郎は撲殺したのでした。
野々村の伊豆屋はピンクの内装で明るくちょっとメルヘンです。
こういう妄想がなんともかわいい・・・
妄想のなかでもベラ定食を食べている風太郎。
おかみさんが自分目当てだろうと言いますが
顔が個性的だと返す風太郎でした。
そっくりな兄、真一もやってきます。
茜が風太郎を緑に紹介する日。
ビールのお代わりしたら合格の合図だったとか。
屈託なく笑うのがなんとも楽しそう。
ふうくんと呼ばれています。
そこに緑の恋人候補、白川がやってきて時計の話。
盗んだとかすったもんだあった件が思い出されます。
この白川は殺害されて庭に埋められたのでした・・。
緑の話ばかりするとヤキモチの茜。
耳をふさいで茜を世界で一番大好きだといいますが
ちゃんと聞こえています。
そして三國社長に挨拶にいく風太郎。
茜にプロポーズのときでした。
おみやげにマカロンだったのがまたまた因縁です。
てか、もっと妄想したくても風太郎はマカロンしか知らないのかも・・
緑が二日酔いででてきました。
三國社長に銃を向けているシーンがでました。
緑と同じ職場にいる風太郎。
営業にいくところですが、転んでいます。
初任給が出た日で、健蔵と飲む風太郎。
お母さんにもちゃんと考えていると話します。
健蔵は父親らしく、世の中には金では買えないものもあると話しています。
愛とか友情とかだって(笑
結婚式。
両家がなごやかに会していますが、穏やかで明るい式です。
茜が先に結婚してごめんねと緑に言いますがべーっと舌を出すシーンは
現実にもありました。
緑と飲んでいる風太郎ですが仕事の話をしたようです。
愚痴を聞かされた緑ですが
うまくいかないのは全部自分の責任だと言っています。
赤ちゃんが生まれる日。
みんな茜の病室の前で待機。
息せき切って走ってきた風太郎ですが
産声が聞こえ大喜びでした。
仕事にいく風太郎を見送る茜と赤ちゃん。
こんな当たり前の日常をどれほど風太郎は欲しかったでしょう・・・
いきなり今までのシーンが早送り!
いよいよ火が導火線からダイナマイトに移りそう。
椅子から立ち上がり、風太郎は
行くぞ・・死ぬぞ・・と叫びますが
とうとう立ち上がって、緑、開けてくれと悶えます。
死ぬ、死ぬ。。恐いよう・・・出ようとしてる・・
緑・・開けてやって・・・涙
その瞬間、緑の目に炎が見えました。
同じ頃、虫の知らせ?
健蔵が何かに気づきました。
伊豆屋では真一がベラを煮ていますが
宅急便が届きました。
なんと現金がびっしり入っています。
ベラ定食ごちそうさまでした。
おいしかったです。蒲郡風太郎
手紙が同封されていました。
顔を見合わせるみんな。
萩野妻の手術が成功したようです。
庭を掘り返している犬がいます。
健蔵は露天で酒を飲みますが
コップは二つ。相手は風太郎の写真。
見ると風太郎自殺の記事がありました。
初めてだなお前と酒をのむのは・・・
緑は風太郎の墓参り。
三國家の墓じゃなくて風太郎の墓にしたみたい・・・
爆発したときに拾った1円玉をお墓に供える緑。
銭ずらと言っていました。
爆発の前にもどります。
風太郎は死ぬ瞬間、悟りました。
わかったよ俺はもう死ぬよ。
消えてやるさ。
俺は間違ってたとは思わない。これっぽっちも。
人殺しだし、地獄におちてやるさ。
だが
この腐った世界でへらへら平気な顔して生きてる奴の方がよっぽど狂ってる。
この世界に生きてるやつはみな銭ゲバだ。
おれみたいなやつは次々に生まれてくるずら。
風太郎は不敵に笑っていました。
********************
ああ・・やっぱり死んじゃったんだ。
爆発してもなお、瞬間、縄をほどいて
どっかに隠れたかして死んだフリして・・・
どこかで生きていてほしいと願ってました。
最後まで地獄の苦しみを味わいながらも
銭ゲバとして生きてて欲しかったなあ・・・
この世の皆が皆、銭ゲバなら、風太郎はその代表選手だしね。
しかし、今回の回想にはびっくり。
風太郎がもしも普通の家庭で育ったなら
こんな当たり前の人生を歩んだのでしょうねえ・・・
当たり前の普通の生活がどれほど幸せかをすごく実感する妄想でした。
かなうことの無かった風太郎の人生が悲しすぎてちょっと涙です。
初任給をもらったら両親に食事をご馳走して
赤ちゃんが生まれたら見送り、見送られて
こんな日常のどこにもみられる幸せ、
かみしめましょうね。
凄く並外れて暗くて度肝を抜かれたドラマだったけれど
私は珍しさで今期一番でした。
松山さんの好演というかこれも一種の怪演ですね。
とっても良かったです。
小屋に入り、爆弾を巻きつけ導火線に火をつけた風太郎@松山ケンイチ。
外では緑が見守っています。
決して開けてくれるなという風太郎でした。
柱に刻んだ「幸せ」という文字を見ながら風太郎は回想していますが、
それは自分とかかわりのあった人たちを別の人生のように妄想することでした。
子供の風太郎は野球の仲間たちとディズニーランドに行く約束をしますが
お小遣いが足りないとママに要求しています。
見ると家は小奇麗だし、ママも薬を飲み、雰囲気が明るいのです。
ごく普通の家庭というのがこれほど幸せに見えるとは。
お小遣いを毎月あげているのは計画的に使う勉強でもあるのよと話すママです。
そこに健蔵父ちゃん@椎名桔平が帰ってきますが
なんとゴルフクラブを買っていて説得力がなかったなあ・・。
どこの家庭でも見られるありふれた幸せに満ちた光景に
どうして風太郎がこんな子供時代を過ごせなかったんだろうと哀しい気持ちになります。
父ちゃんとキャッチボールするところなんて、風太郎は夢にみていたんでしょうねえ・・・。
咳をするママは相変わらずですが、
風太郎だけじゃなくて健蔵がちゃんと妻を労わり心配するのが新鮮(笑
手術をしたママは無事成功でした。
こんな二人を残して死ねないわとピースサイン。
風太郎のかなわなかった世界のそこかしこに溢れる幸せのにおい。
導火線が進みますが、現実の暗くすさんだ風太郎と回想の風太郎のなんという違いでしょう。
新聞のお兄ちゃん、刑事の萩野の弟を撲殺したときのことがよぎります。
風太郎の妄想は・・・
歩道橋から下りたら財布が落ちていて拾うと大金が入っていた。
萩野弟に声をかけられ、そこで通りかかった刑事萩野にサイフを渡す風太郎。
偉いな・・と頭をなでてくれました。
大学の合格発表があります。
確認にきたのは風太郎、そして茜@木南晴夏。
ぶつかってしまい受験票を落としますが、二人ともに拾い上げ二人ともに合格。
見たら、受験票も交換されていました。
おめでとうと言い合う二人。
ぶつかった男は三國社長を銃殺した男です。
妄想のなかでは、泣きだす彼も合格しています。
大学の仕送りが大変だと楽しそうにいう健蔵。
バイトするという風太郎。
親子の自然な笑顔が眩しい。
もうひと頑張りして、疲れが出たころは子供が成長し
自分の子供に力を注ぐようになる。
この世の仕組みのように親子の循環を語るお父さん。
噴出す風太郎。
柱の「幸せ」がにじみます。
柄本さんが風太郎とつるんでいますが、恋人がほしいようです。
俺たち仲間だといいますが、茜が走ってきて察するのがおかしい。
柄本さんを置いていく風太郎と茜・・・
バイトは工事現場ですが、先輩に芝居のチケット買わされるといいあう二人。
この先輩を風太郎は撲殺したのでした。
野々村の伊豆屋はピンクの内装で明るくちょっとメルヘンです。
こういう妄想がなんともかわいい・・・
妄想のなかでもベラ定食を食べている風太郎。
おかみさんが自分目当てだろうと言いますが
顔が個性的だと返す風太郎でした。
そっくりな兄、真一もやってきます。
茜が風太郎を緑に紹介する日。
ビールのお代わりしたら合格の合図だったとか。
屈託なく笑うのがなんとも楽しそう。
ふうくんと呼ばれています。
そこに緑の恋人候補、白川がやってきて時計の話。
盗んだとかすったもんだあった件が思い出されます。
この白川は殺害されて庭に埋められたのでした・・。
緑の話ばかりするとヤキモチの茜。
耳をふさいで茜を世界で一番大好きだといいますが
ちゃんと聞こえています。
そして三國社長に挨拶にいく風太郎。
茜にプロポーズのときでした。
おみやげにマカロンだったのがまたまた因縁です。
てか、もっと妄想したくても風太郎はマカロンしか知らないのかも・・
緑が二日酔いででてきました。
三國社長に銃を向けているシーンがでました。
緑と同じ職場にいる風太郎。
営業にいくところですが、転んでいます。
初任給が出た日で、健蔵と飲む風太郎。
お母さんにもちゃんと考えていると話します。
健蔵は父親らしく、世の中には金では買えないものもあると話しています。
愛とか友情とかだって(笑
結婚式。
両家がなごやかに会していますが、穏やかで明るい式です。
茜が先に結婚してごめんねと緑に言いますがべーっと舌を出すシーンは
現実にもありました。
緑と飲んでいる風太郎ですが仕事の話をしたようです。
愚痴を聞かされた緑ですが
うまくいかないのは全部自分の責任だと言っています。
赤ちゃんが生まれる日。
みんな茜の病室の前で待機。
息せき切って走ってきた風太郎ですが
産声が聞こえ大喜びでした。
仕事にいく風太郎を見送る茜と赤ちゃん。
こんな当たり前の日常をどれほど風太郎は欲しかったでしょう・・・
いきなり今までのシーンが早送り!
いよいよ火が導火線からダイナマイトに移りそう。
椅子から立ち上がり、風太郎は
行くぞ・・死ぬぞ・・と叫びますが
とうとう立ち上がって、緑、開けてくれと悶えます。
死ぬ、死ぬ。。恐いよう・・・出ようとしてる・・
緑・・開けてやって・・・涙
その瞬間、緑の目に炎が見えました。
同じ頃、虫の知らせ?
健蔵が何かに気づきました。
伊豆屋では真一がベラを煮ていますが
宅急便が届きました。
なんと現金がびっしり入っています。
ベラ定食ごちそうさまでした。
おいしかったです。蒲郡風太郎
手紙が同封されていました。
顔を見合わせるみんな。
萩野妻の手術が成功したようです。
庭を掘り返している犬がいます。
健蔵は露天で酒を飲みますが
コップは二つ。相手は風太郎の写真。
見ると風太郎自殺の記事がありました。
初めてだなお前と酒をのむのは・・・
緑は風太郎の墓参り。
三國家の墓じゃなくて風太郎の墓にしたみたい・・・
爆発したときに拾った1円玉をお墓に供える緑。
銭ずらと言っていました。
爆発の前にもどります。
風太郎は死ぬ瞬間、悟りました。
わかったよ俺はもう死ぬよ。
消えてやるさ。
俺は間違ってたとは思わない。これっぽっちも。
人殺しだし、地獄におちてやるさ。
だが
この腐った世界でへらへら平気な顔して生きてる奴の方がよっぽど狂ってる。
この世界に生きてるやつはみな銭ゲバだ。
おれみたいなやつは次々に生まれてくるずら。
風太郎は不敵に笑っていました。
********************
ああ・・やっぱり死んじゃったんだ。
爆発してもなお、瞬間、縄をほどいて
どっかに隠れたかして死んだフリして・・・
どこかで生きていてほしいと願ってました。
最後まで地獄の苦しみを味わいながらも
銭ゲバとして生きてて欲しかったなあ・・・
この世の皆が皆、銭ゲバなら、風太郎はその代表選手だしね。
しかし、今回の回想にはびっくり。
風太郎がもしも普通の家庭で育ったなら
こんな当たり前の人生を歩んだのでしょうねえ・・・
当たり前の普通の生活がどれほど幸せかをすごく実感する妄想でした。
かなうことの無かった風太郎の人生が悲しすぎてちょっと涙です。
初任給をもらったら両親に食事をご馳走して
赤ちゃんが生まれたら見送り、見送られて
こんな日常のどこにもみられる幸せ、
かみしめましょうね。
凄く並外れて暗くて度肝を抜かれたドラマだったけれど
私は珍しさで今期一番でした。
松山さんの好演というかこれも一種の怪演ですね。
とっても良かったです。
03/08/2009 銭ゲバ 第8話
伏線はあったけど唐突でしたよね。爆弾巻きつけるなんて・・・風太郎死んじゃダメよ~。
風太郎(松山ケンイチ)を愛し抜いた末に自殺した茜(木南晴夏)。
風太郎はその姿を呆然と見つめることしか出来なかった。
哀れな茜の胸の内を告げて風太郎を責める緑(ミムラ)。
風太郎にある想いが去来する―――。
「―――ドライブしませんか?」
風太郎の誘いに緑は困惑する。
向かった先は、風太郎が子供の頃の、桃子(奥貫薫)とふたりだけの秘密の場所だった。
その頃、伊豆屋の面々は驚愕の事実を突きつけられ、複雑な想いに駆られていた。
風太郎が真一(松山ケンイチ=二役)を雇い、刑事の妻(宮本裕子)を階段から突き落とさせたこと。そして真一には多額の借金があること。
追い詰められた伊豆屋の面々は、ある行動に出る―――。
一方、健蔵(椎名桔平)もまた、ある決意を胸に、三國家に向かっていた――。
茜が首をつってしまったのを見て腰を抜かすように椅子に座り込んだ風太郎でした。
バカだな・・茜。死んじゃうんだ。
ほとんど放心してましたがそこに帰ってきた緑は絶叫。
半狂乱になって茜にとりすがりますが、もう死んでる、とそこは冷静な反応の風太郎。
茜に何をしたの?と聞かれて風太郎は
茜のことを生きていても死んでもどうでもいい、興味ないと言ったという。
緑は茜が風太郎をとことん愛しつくしていたというと
風太郎は自分は人を愛さないのだと流すのでした。
さすがに憤りも激しくナイフを持った緑は風太郎に向かっていきますが
そこは男と女の違いで力では負けてしまうのです。
こんな自分でも殺せば人殺しとなり、地獄に落ちる。
お父さんや茜に会えないと諭しています。
緑さんには似合いませんよ。
さらに
「僕を見届けると言いましたよね。」と言い捨て出て行きました。
相変わらず風太郎は夢でうなされていますが、それにしてもその暴れっぷりは凄い。
かなり心が傷むようです。
ああ・・うう・・うわ~とすさまじい呻きですが冷静に見ている緑。
風太郎は泣きながらよろよろとパジャマのまま徘徊、
金庫を開いてようやく落ち着き始めますが
そこに靴やシャツを投げて、お忘れですよ社長という緑。
随分苦しそうですね・・・冷たく言う緑です。
しかしその後は何事もなかったように仕事をしている風太郎はかなり有能です。
普通にサラリーマンになったらかなりいい仕事をしていたでしょう?
緑は当たり前の考えですが、風太郎は小学校中退ですから・・
まともな仕事にありつけるわけもなく、緑は甘い・・
そうか、働いたこともないし働く必要も無いですからね、と嫌味ですが、
おかげさまで人殺しもしたこともないと返しています。
そんなこと言ってると殺されても知りませんよという風太郎でした。
嫌味の応酬が普通にできるのがびっくらなお嬢様。
茜は風太郎を愛していたしそれで幸せだったと言い切っていた。
茜に幸せを感じさせてくれてありがとう。
緑は嫌味ではなくこれは本心で言ってくれてました。
きっとこの幸せを失いたくなくて死んだのね。
残念ね、世界でたったひとりの理解者を失って。
少しは心が痛んだ?
これには返事がない風太郎ですが
今からドライブにつきあってほしいという。
その頃、伊豆屋では借金取りが暴れて店の中をめちゃめちゃにしてました。
みんなパニックになっていますが、
店を開けるから片付けようというおかみさん、でも途方にくれてるだんなとおばちゃん。
みると生命保険の証書がおいてありますが
保険にはいって死ねということのようです。ぶるぶるです。
その様子をみていたのが高校生の由香。そっと消えてます。
萩野はいよいよ退職。
部下が茜の自殺を知らせますが、もう警察の人間じゃないと言う萩野でした。
ドライブ中の茜と風太郎。
他人からみればデートのようでも実際はなんだろうね?
隣にいるのが悪魔でもひとりよりマシだという緑。
緑の見える世界は綺麗かと問いますが、
風太郎は父親に張り飛ばされて目を怪我したときから視神経が悪くなり
見える世界は歪んでるということです。
映像でもそのように見えました。
風太郎が向かっているのは昔住んでいた町。
子供のころ、風太郎やママの前で父親が女を連れ込んでいます。
二人が台所のすみっこにいると、健蔵が出て行けというのでした。
朝まで二人は海を歩きますがその時に見つけたのが小屋でした。
いい隠れ家が見つかり、今度から辛いことがあったらここに来ようという風太郎。
二人が毛布にくるまって笑顔になっています。
少なくともママがいれば風太郎は笑っていられた・・。
そして新聞のおにいちゃんを殺したことも思い出します。
その時もこの小屋に逃げて隠れました。
盗んだ財布を広げて金を出し、金持ちになって幸せになると決意したのです。
柱に「金持ちになって幸せになるズラ」と彫っていました。
それを見て笑っている風太郎。
緑は目をそらしています。
健蔵は女をはべらせて豪遊していますが、酒を飲みながら浮かれまくります。
しかし、どこかでビクビクしてることも確かのようです。
帰ってきた風太郎と緑。
眠れない緑は泣いていますが、風太郎も眠れてない。
しりとり歌合戦しようという風太郎、ママと歌った日があったのね。
♪しあわせは歩いてこないだから歩いていくんだねぇ。
「え」で終わったからというが、緑は続けません。独りで続けて頂戴・・
♪ABCDEFGHIJKLMN・・・
その雰囲気から風太郎の気配を嗅ぎとり、
死ぬつもりじゃないでしょうね?絶対に許さないわよと泣きながらいう緑でした。
春子も敏感にこの家の崩壊を予言していますね・・逃げるようです・・
朝起きた健蔵は金がなくなってるかもとあせりますがちゃんと入っていました。
もう少しでフィリピンに寄付するところだった。
お札をなめてまずいという健蔵。
この金を持っていてもどう使っていいのか途方にくれている様子。
萩野がやってきました。
自分は退職したし警察とは関係ないけれど
弟をなぜ殺したのかそれだけは知りたいから教えてくれといいます。
宏さんのことは大好きでした。
風太郎は確かに兄のように慕っていたのでした。
それを聞いてほっとした萩野。
殺されるような事はしてなかったということで安心したようです。
前日に電話してきて、
風太郎をひきとると言っていたという。
風太郎を心から心配していた宏。
あの日、そこで目撃しなければ殺されずにすんだのに。
でもどっちにしろ自分は同じ道を行ってたという風太郎でした。
お金がなくても綺麗な心のままの人はいるかもしれないけど。
そんなところに由香から呼び出された風太郎です。
なんとここはホテル??
自分を買ってほしいということだったのでした。
じゃ、ぬいで。
由香はぬぎ始めますが風太郎は見ているだけ。
そしてひっぱたきました。
なんでそんなことするんだよ。
お前たちは違うんじゃなかったのか?
帰れ!
由香も悟ったように泣きながら帰っていきます。
その足で伊豆屋を訪ねていく風太郎ですが
店は片付いていて、いつものようにベラの定食を食べます。
そこにおかみさんが土下座していいます、2000万を貸してください、お願いします・・・
それは俺が金持ちだからですか?
返せる当てがなくても困らないからですか?
その通りだというおかみさん。
大事なのは心だって言ってたのに、こういう計算するのも心ですか?
笑顔で受け入れたらいいではないですか。
どんな状況がやってきても。
さすがに切れた野々村はナイフを手にしていますが
真一の件も警察には黙ってやるから金よこせというのでした。
それで幸せになれるのですか?
風太郎の問いに、
おかみさんまで包丁を手にし、家族を守るためなら仕方ないというのです。
風太郎は自分が殺されても構わないというのですが
心はどこにいったのかと聞きます。
そんなことはどうでもいいという二人、金がほしいというのです。
がっかりだ。
風太郎は自分で賭けをしていて伊豆屋の皆がどうでるかと思っていたという。
最悪の結果。
あんたらがいるからこの世は腐るんだ。
風太郎が包丁を手にしましたが、そのまま床に落として出ていきました。
その顔はあっち側にイッテるように笑ってます・・・
その夜、健蔵が訪ねてきました。
金を返すという。
自分は貧乏人だから小金がある程度でいいらしい。
ポケットに65000円ぐらいが適量だそうです(笑
お前大金持ちになっていいことあったか?
全然幸せにみえないよ。
10億もらって死ぬということもあるかと思ったが結局できなかった。
どんなろくでなしであろうと自分の人生だ。
「死にたくないんでしょ」
かあさんに聞かされました。
ホントはお父さんはいい人なんだって。
会社の人にはめられて罪を着せられて首になったけれど
お父さんは悪くないんだと言っていた。怨まないでと。
だから自分の手では殺さなかった。お母さんと約束したから。
健蔵は今更、妻を思ったようですが、風太郎は
一人で生きてくださいと父親を追い出します。
子供は親より先に死んではいけないんだというこの世のルールを教えて出て行きました。
風太郎はやはり決心していたようです。
翌朝、割とすんなり目覚めました。
車に乗り込むと、緑が隣に座ります。
罪の重さで辛くなった?
つかまって死刑になるより自分で死ぬほうがいい?
「僕が間違ってなかったと思うからですよ」
「私が見届けてあげるわ。約束どおり」
車にはダイナマイト?があります。
車ごと吹っ飛ぶのかと思ったら・・・
着いた先は、あの小屋でした。
風太郎は椅子に座りますが、体にはダイナマイトを巻きつけています。
外では緑が見下ろしています。
導火線に火をつけた風太郎。
少しずつ火がのぼっていきます・・・
手を縛っている風太郎です。
****************
死ぬの?
風太郎にとってこの世は絶望しかないんだねえ・・
お金があってもママがいないんじゃ笑顔になれないもんね。
貧乏でもママと二人でいた風太郎は心が豊かで幸せだったのに。
これは究極のマザコンドラマだったんですね・・って違うか。
それにしても本当に爆発して死ぬんでしょうか?
緑は知ってたようだから何か細工したとかない?
何かね、風太郎が死ぬなんて思ったこともなかったからこっちまで意気消沈よ。
しかし、萩野も伊豆屋も最後まで「心」を貫くことはできず
金に負けてしまったのが残念。
どこからもお金を用意できないときって
本当に心まで変えてしまうんですね。
由香も思い切ったことをしたし。
みんな金に負けてる・・・。
せめて伊豆屋の皆さんがあそこで何とかなると笑顔だったら
風太郎は爆弾を腹に巻くこともなかったのかねえ?
とにかく爆発して終わりなのかどうか、
危うい綱渡りのように金と苦しみの間を揺れ動いたとしても
死なないでこのまま金を求め続けて欲しいのです。
緑がせめて母のような愛を見せてくれないかとか・・。
ちょっとばかし期待してはいけませんかねえ?
風太郎はその姿を呆然と見つめることしか出来なかった。
哀れな茜の胸の内を告げて風太郎を責める緑(ミムラ)。
風太郎にある想いが去来する―――。
「―――ドライブしませんか?」
風太郎の誘いに緑は困惑する。
向かった先は、風太郎が子供の頃の、桃子(奥貫薫)とふたりだけの秘密の場所だった。
その頃、伊豆屋の面々は驚愕の事実を突きつけられ、複雑な想いに駆られていた。
風太郎が真一(松山ケンイチ=二役)を雇い、刑事の妻(宮本裕子)を階段から突き落とさせたこと。そして真一には多額の借金があること。
追い詰められた伊豆屋の面々は、ある行動に出る―――。
一方、健蔵(椎名桔平)もまた、ある決意を胸に、三國家に向かっていた――。
茜が首をつってしまったのを見て腰を抜かすように椅子に座り込んだ風太郎でした。
バカだな・・茜。死んじゃうんだ。
ほとんど放心してましたがそこに帰ってきた緑は絶叫。
半狂乱になって茜にとりすがりますが、もう死んでる、とそこは冷静な反応の風太郎。
茜に何をしたの?と聞かれて風太郎は
茜のことを生きていても死んでもどうでもいい、興味ないと言ったという。
緑は茜が風太郎をとことん愛しつくしていたというと
風太郎は自分は人を愛さないのだと流すのでした。
さすがに憤りも激しくナイフを持った緑は風太郎に向かっていきますが
そこは男と女の違いで力では負けてしまうのです。
こんな自分でも殺せば人殺しとなり、地獄に落ちる。
お父さんや茜に会えないと諭しています。
緑さんには似合いませんよ。
さらに
「僕を見届けると言いましたよね。」と言い捨て出て行きました。
相変わらず風太郎は夢でうなされていますが、それにしてもその暴れっぷりは凄い。
かなり心が傷むようです。
ああ・・うう・・うわ~とすさまじい呻きですが冷静に見ている緑。
風太郎は泣きながらよろよろとパジャマのまま徘徊、
金庫を開いてようやく落ち着き始めますが
そこに靴やシャツを投げて、お忘れですよ社長という緑。
随分苦しそうですね・・・冷たく言う緑です。
しかしその後は何事もなかったように仕事をしている風太郎はかなり有能です。
普通にサラリーマンになったらかなりいい仕事をしていたでしょう?
緑は当たり前の考えですが、風太郎は小学校中退ですから・・
まともな仕事にありつけるわけもなく、緑は甘い・・
そうか、働いたこともないし働く必要も無いですからね、と嫌味ですが、
おかげさまで人殺しもしたこともないと返しています。
そんなこと言ってると殺されても知りませんよという風太郎でした。
嫌味の応酬が普通にできるのがびっくらなお嬢様。
茜は風太郎を愛していたしそれで幸せだったと言い切っていた。
茜に幸せを感じさせてくれてありがとう。
緑は嫌味ではなくこれは本心で言ってくれてました。
きっとこの幸せを失いたくなくて死んだのね。
残念ね、世界でたったひとりの理解者を失って。
少しは心が痛んだ?
これには返事がない風太郎ですが
今からドライブにつきあってほしいという。
その頃、伊豆屋では借金取りが暴れて店の中をめちゃめちゃにしてました。
みんなパニックになっていますが、
店を開けるから片付けようというおかみさん、でも途方にくれてるだんなとおばちゃん。
みると生命保険の証書がおいてありますが
保険にはいって死ねということのようです。ぶるぶるです。
その様子をみていたのが高校生の由香。そっと消えてます。
萩野はいよいよ退職。
部下が茜の自殺を知らせますが、もう警察の人間じゃないと言う萩野でした。
ドライブ中の茜と風太郎。
他人からみればデートのようでも実際はなんだろうね?
隣にいるのが悪魔でもひとりよりマシだという緑。
緑の見える世界は綺麗かと問いますが、
風太郎は父親に張り飛ばされて目を怪我したときから視神経が悪くなり
見える世界は歪んでるということです。
映像でもそのように見えました。
風太郎が向かっているのは昔住んでいた町。
子供のころ、風太郎やママの前で父親が女を連れ込んでいます。
二人が台所のすみっこにいると、健蔵が出て行けというのでした。
朝まで二人は海を歩きますがその時に見つけたのが小屋でした。
いい隠れ家が見つかり、今度から辛いことがあったらここに来ようという風太郎。
二人が毛布にくるまって笑顔になっています。
少なくともママがいれば風太郎は笑っていられた・・。
そして新聞のおにいちゃんを殺したことも思い出します。
その時もこの小屋に逃げて隠れました。
盗んだ財布を広げて金を出し、金持ちになって幸せになると決意したのです。
柱に「金持ちになって幸せになるズラ」と彫っていました。
それを見て笑っている風太郎。
緑は目をそらしています。
健蔵は女をはべらせて豪遊していますが、酒を飲みながら浮かれまくります。
しかし、どこかでビクビクしてることも確かのようです。
帰ってきた風太郎と緑。
眠れない緑は泣いていますが、風太郎も眠れてない。
しりとり歌合戦しようという風太郎、ママと歌った日があったのね。
♪しあわせは歩いてこないだから歩いていくんだねぇ。
「え」で終わったからというが、緑は続けません。独りで続けて頂戴・・
♪ABCDEFGHIJKLMN・・・
その雰囲気から風太郎の気配を嗅ぎとり、
死ぬつもりじゃないでしょうね?絶対に許さないわよと泣きながらいう緑でした。
春子も敏感にこの家の崩壊を予言していますね・・逃げるようです・・
朝起きた健蔵は金がなくなってるかもとあせりますがちゃんと入っていました。
もう少しでフィリピンに寄付するところだった。
お札をなめてまずいという健蔵。
この金を持っていてもどう使っていいのか途方にくれている様子。
萩野がやってきました。
自分は退職したし警察とは関係ないけれど
弟をなぜ殺したのかそれだけは知りたいから教えてくれといいます。
宏さんのことは大好きでした。
風太郎は確かに兄のように慕っていたのでした。
それを聞いてほっとした萩野。
殺されるような事はしてなかったということで安心したようです。
前日に電話してきて、
風太郎をひきとると言っていたという。
風太郎を心から心配していた宏。
あの日、そこで目撃しなければ殺されずにすんだのに。
でもどっちにしろ自分は同じ道を行ってたという風太郎でした。
お金がなくても綺麗な心のままの人はいるかもしれないけど。
そんなところに由香から呼び出された風太郎です。
なんとここはホテル??
自分を買ってほしいということだったのでした。
じゃ、ぬいで。
由香はぬぎ始めますが風太郎は見ているだけ。
そしてひっぱたきました。
なんでそんなことするんだよ。
お前たちは違うんじゃなかったのか?
帰れ!
由香も悟ったように泣きながら帰っていきます。
その足で伊豆屋を訪ねていく風太郎ですが
店は片付いていて、いつものようにベラの定食を食べます。
そこにおかみさんが土下座していいます、2000万を貸してください、お願いします・・・
それは俺が金持ちだからですか?
返せる当てがなくても困らないからですか?
その通りだというおかみさん。
大事なのは心だって言ってたのに、こういう計算するのも心ですか?
笑顔で受け入れたらいいではないですか。
どんな状況がやってきても。
さすがに切れた野々村はナイフを手にしていますが
真一の件も警察には黙ってやるから金よこせというのでした。
それで幸せになれるのですか?
風太郎の問いに、
おかみさんまで包丁を手にし、家族を守るためなら仕方ないというのです。
風太郎は自分が殺されても構わないというのですが
心はどこにいったのかと聞きます。
そんなことはどうでもいいという二人、金がほしいというのです。
がっかりだ。
風太郎は自分で賭けをしていて伊豆屋の皆がどうでるかと思っていたという。
最悪の結果。
あんたらがいるからこの世は腐るんだ。
風太郎が包丁を手にしましたが、そのまま床に落として出ていきました。
その顔はあっち側にイッテるように笑ってます・・・
その夜、健蔵が訪ねてきました。
金を返すという。
自分は貧乏人だから小金がある程度でいいらしい。
ポケットに65000円ぐらいが適量だそうです(笑
お前大金持ちになっていいことあったか?
全然幸せにみえないよ。
10億もらって死ぬということもあるかと思ったが結局できなかった。
どんなろくでなしであろうと自分の人生だ。
「死にたくないんでしょ」
かあさんに聞かされました。
ホントはお父さんはいい人なんだって。
会社の人にはめられて罪を着せられて首になったけれど
お父さんは悪くないんだと言っていた。怨まないでと。
だから自分の手では殺さなかった。お母さんと約束したから。
健蔵は今更、妻を思ったようですが、風太郎は
一人で生きてくださいと父親を追い出します。
子供は親より先に死んではいけないんだというこの世のルールを教えて出て行きました。
風太郎はやはり決心していたようです。
翌朝、割とすんなり目覚めました。
車に乗り込むと、緑が隣に座ります。
罪の重さで辛くなった?
つかまって死刑になるより自分で死ぬほうがいい?
「僕が間違ってなかったと思うからですよ」
「私が見届けてあげるわ。約束どおり」
車にはダイナマイト?があります。
車ごと吹っ飛ぶのかと思ったら・・・
着いた先は、あの小屋でした。
風太郎は椅子に座りますが、体にはダイナマイトを巻きつけています。
外では緑が見下ろしています。
導火線に火をつけた風太郎。
少しずつ火がのぼっていきます・・・
手を縛っている風太郎です。
****************
死ぬの?
風太郎にとってこの世は絶望しかないんだねえ・・
お金があってもママがいないんじゃ笑顔になれないもんね。
貧乏でもママと二人でいた風太郎は心が豊かで幸せだったのに。
これは究極のマザコンドラマだったんですね・・って違うか。
それにしても本当に爆発して死ぬんでしょうか?
緑は知ってたようだから何か細工したとかない?
何かね、風太郎が死ぬなんて思ったこともなかったからこっちまで意気消沈よ。
しかし、萩野も伊豆屋も最後まで「心」を貫くことはできず
金に負けてしまったのが残念。
どこからもお金を用意できないときって
本当に心まで変えてしまうんですね。
由香も思い切ったことをしたし。
みんな金に負けてる・・・。
せめて伊豆屋の皆さんがあそこで何とかなると笑顔だったら
風太郎は爆弾を腹に巻くこともなかったのかねえ?
とにかく爆発して終わりなのかどうか、
危うい綱渡りのように金と苦しみの間を揺れ動いたとしても
死なないでこのまま金を求め続けて欲しいのです。
緑がせめて母のような愛を見せてくれないかとか・・。
ちょっとばかし期待してはいけませんかねえ?
03/01/2009 銭ゲバ 第7話
茜の愛の示し方は「死」だった!衝撃のあまり放心(?)している風太郎も意外な様子で驚きます。
*******************
萩野妻を階段から突き落としたということで逮捕された風太郎@松山ケンイチですが、
呆然自失状態で口もきけないありさま。
萩野は勝ち誇ったように追及しますが、殴られてもぐにゃりと抵抗もしません。
牢獄にぶち込まれ倒れこんでいる風太郎。
てっきり死んだと思ってましたが萩野妻は怪我で済んだようです。
でも心臓はどんどん悪化して移植するしか方法が残されてないと苦渋の萩野です。
緑@ミムラは茜@木南晴夏に風太郎の正体を話しながら忘れるように促しますが
茜は風太郎を愛しているし、必ずこの家に戻ってくると信じています。
愛は自分の中に。この絶対の信頼を裏切らないでほしいものですが・・・。
緑は風太郎を許すつもりはなく思い知らせてやるという方向にきています。
これも一種の愛ではないかと・・・?
風太郎は過去の事件を思い出しています。
新聞配達のおにいちゃんをバットで殺した、最初の殺人。
ゴミをあさり逃げ回って暮らしていた風太郎に廃品回収のオジサンが食事を差し出してくれます。
それから一緒に暮らし始めますが、パトカーから隠れた理由があると睨んだようです。
そして巧妙に風太郎から聞きだしました。
俺が信じられないか?誰にも言わないよ・・・などなどと・・・
子供ですがこのオジサンを信用するまでけっこう時間がかかったかも。
とにかく人殺しをしたと打ち明けてしまった風太郎でした。
それでもしばらくは一緒に暮らしていますが、
ある日このオジサンが警察にタレこんでいるところを目撃。
それ以来人間不信と銭崇拝が絶対的なものになってしまったのでした。
この世は金なんだ!と子供なりに結論づけたのです。
刑務所の中で風太郎は、結局金だ、人間は金で動くんだ、銭ずら・・・と叫び続けています。
しっかりとモニターに映ってますけど。
地獄行きと引き換えに金でうごくことを証明してやる。
風太郎はいつもの自分に戻りました。
翌日の取り調べも次々と過去の事件を連呼されてますが、全く無反応。
でも萩野妻については「奥様のお怪我はいかがですか」と平然としています。
別件逮捕だと分かっている風太郎。この時のアリバイは完璧だったから自信満々です。
そして野々村の兄、風太郎そっくりの男@真一が自首してきました。
金で雇われたと直感でわかっている萩野ですが、証拠固めもせずがなりたてるだけです。
さすがにこれはまずいと部下から言われていますよ・・・。
そして釈放の風太郎。
ですが萩野のそばにやってきて、萩野妻の手術の話を耳元でささやいていきます。
いつでも用立ててあげる・・・丁寧に下手にでていますが・・・
警察前には緑が迎えにきていました。
平気な顔で家に戻り、食事もむしゃむしゃ食べてるところがおかしい。
女二人に見つめられて、自分が全部やったと得意げにしゃべっています。
茜をターゲットにきめた。この家を手に入れるために。
邪魔者の白川はいいやつだったけど邪魔だから始末しました。
平気な顔して語ります。脚に怪我をしたのも自分の仕込み。ちょっとは痛かったけど。
お父さんを殺させたのも自分。流れとしてはこんなところ。
あなたは人間。今分かった。けだものなら死んでしまえばそれでいい。
人間としての苦しみを味わうべきだわ。
死ぬよりも辛い苦しみを。
緑は優等生的発言ですが風太郎には響きません。
お好きなように・・・
茜は一言も喋らずうつむいたまま。
部屋に戻った風太郎に茜がよりかかり聞いています。
私のこと嫌いですか?好きじゃないのも、愛してないのも分かってる。
嫌いですか?
風太郎はどうでもいいと言いました。
お前の事は最初から興味がない。お前の役目は終わったんだよ。
お前が生きていようが死のうがどうでもいい。
好きも嫌いも同じだけれど、無関心が一番堪えるというアレです。
茜は全てを受け入れた顔です。
風太郎の耳をふさぎ、
風太郎さんと違う人生で出会いたかった。
愛してる・・愛はあるんだよ、風太郎さん。
私はあなたを愛してる。
あなたと一緒にいられて幸せでした。
静かに手を放す茜ですが、風太郎は「くだらない真似をするな」とつぶやく。
はい・・・涙の茜。
翌日もいつもどおりに朝食を終え、出勤していきますが、
茜が見送ります。
後光が差すような笑顔です。何かの決意を秘めていたのでした・・。
野々村真一は取調べで、萩野妻を突き落としたのは故意ではなく
おなかが痛くて急いでいたためにぶつかり、起きた事故だと説明しています。
萩野がやってきて「いくら貰った」と叫び、同僚から取り押さえられていました。
社長室の風太郎ですが、そこに伊豆亭の面々が現れいっせいに謝罪です。
特に気にしてないと鷹揚な顔をする風太郎ですが、
貧しくても大切なのは金じゃなく心だというあの時の気持ちは変わってないかと問います。
もちろんだという野々村の主人。みんなもうなずいています。
突然豹変する風太郎・・・
帰れ!お前らみたいなクソ貧乏人の顔なんかみたくねえ。
くだらねえ負け惜しみをいいやがって。帰れ!
ものすごい形相で追い出しました。びっくりする野々村の人たちです。
その頃、萩野妻は激しい発作が起き子供に呼び出されています。
緑は風太郎の生まれ育った町にやってきました。
荒れた家を見ていますが、ここが風太郎の家だったようです。
柱に傷が残され、身長を測った様子がのこっています。
確かに幸せなときだってあったはずなのに。
緑は新聞のお兄さん殺害記事コピーを持っていました。
そこに健蔵@椎名桔平が現れます。
トランクに入っていたのは10億円。
風太郎からこれで死んでくれともらったものだと説明。絶句している緑。
金の使い道を考えて故郷に1億寄付することにしたという。
みんな掌を返して大歓迎の旗をかかげ、擦り寄ってくるといっています。
緑は心から軽蔑するというのでした。
ここにきたのは風太郎がどんなところで育ったのか見て、
憎む気持ちを納得させようと思ったというところの様子。
やはり緑も風太郎を一種の愛を持って見ています。
「息子にした約束、ひとつぐらい守ったらいかがですか?
もうお会いすることもないと思います。
死ぬんですもんね」
緑も言うねえ~この啖呵にはかなり受けたぞ。
健蔵も唖然としてますが、緑は車で泣いていました。
健蔵のせいなのか?町のせいなのか?ちょっとはわかってきたような緑?
萩野妻は一刻の猶予もなく、息子はママを助けたくて父にすがりつきます。
茜は家政婦の春ちゃんに「ありがとう」というのでした。
これが遺言だったようです。静かに微笑んでいます。
面会に行った野々村のめいっこ@由香ですが、
あの社長さん、いい人だという真一の言葉に、え?という顔。
その頃、野々村の店には借金取りの電話ですが、支払った300万は利息だったという話しです。
そこに由香が帰り、兄が風太郎に唆されて300万と引き換えに事件を起こしたということを
話しています。みんなびっくりという顔です。
そして健蔵も金をそばにおき皆の歓待をうけていますが、
このどよめきは健蔵にではなく、トランクの金に向けられてることもわかっています。
この世は銭ずら。全くこの健蔵の仕込が風太郎にいきてますわ~。
そして萩野が降参しました。
神妙にやってきます。先日のお話ですが・・・・
即、理解している風太郎は笑顔も優しくすぐにトランクを開けてみせています。
あなたは正しい選択をした。
そこには金だけじゃなくちゃんと紹介状も入っていました。
萩野は警察をやめ、妻の看病に専念するというのでした。
これで風太郎を追いつめるものはいません。
風太郎はひとこと言ってくれといいます。
結局、大事なのは金だと・・その言葉とひきかえです。
命にも値段がついているんですということです。
萩野はせいいっぱい振り絞るように
「結局、大事なのは金だ・・・」
とうとう言わされてしまいました。
拍手する風太郎。無表情です。
萩野は悔し泣き。でも妻の命には代えられません・・・
まさに金で命を買うのです・・・
帰宅した風太郎ですが、春子の両親の面倒みたようで感謝されています。
これで春子もすっかり口をつぐむのみ。
部屋に入った風太郎ですが・・・・?
そして緑が帰ってきました。
茜の部屋をノック。
そこには椅子に座り込んだ風太郎が目をつぶっています。
失神したの?
そして見たのは、茜の首つり・・・
崩れ落ちて叫ぶ緑。
************************
茜の愛し方があまりにも哀しかった。
死んでは何にもならないけれど
命を張って、風太郎を目覚めさせようとしたのか?
緑は過去の風太郎を探すことで憎む突破口にしたようですが
これもまた変ったことを・・・
憎むということはまさに愛するということ。
お嬢様なりの愛でしょうか。
でも健蔵の性根が見えた今、風太郎にはいくらでも同情する部分が見えます。
健蔵に向かって死ねといったのは小気味良かったですね。
命に値段。
それはもう当然ありますよね。
この世は平等に見えて全然不平等。
生まれながらに格差があり不公平なのは誰でもわかっている。
目くらましの言葉なんぞ信じてはいけません。
それでも小さな世界で小さな幸せを感じて生きるか
不公平を叫び続けるかは本人の考え方ひとつです。
野々村亭を襲った風太郎爆弾はどうなったでしょうね。
少なくとも由香は風太郎を毛嫌いしてますが
主人たちはこんな風太郎の心を救済しようとするんじゃないかしら?
不幸な風太郎ですが
茜のことで何か変化があればそれもまた良しです。
萩野妻を階段から突き落としたということで逮捕された風太郎@松山ケンイチですが、
呆然自失状態で口もきけないありさま。
萩野は勝ち誇ったように追及しますが、殴られてもぐにゃりと抵抗もしません。
牢獄にぶち込まれ倒れこんでいる風太郎。
てっきり死んだと思ってましたが萩野妻は怪我で済んだようです。
でも心臓はどんどん悪化して移植するしか方法が残されてないと苦渋の萩野です。
緑@ミムラは茜@木南晴夏に風太郎の正体を話しながら忘れるように促しますが
茜は風太郎を愛しているし、必ずこの家に戻ってくると信じています。
愛は自分の中に。この絶対の信頼を裏切らないでほしいものですが・・・。
緑は風太郎を許すつもりはなく思い知らせてやるという方向にきています。
これも一種の愛ではないかと・・・?
風太郎は過去の事件を思い出しています。
新聞配達のおにいちゃんをバットで殺した、最初の殺人。
ゴミをあさり逃げ回って暮らしていた風太郎に廃品回収のオジサンが食事を差し出してくれます。
それから一緒に暮らし始めますが、パトカーから隠れた理由があると睨んだようです。
そして巧妙に風太郎から聞きだしました。
俺が信じられないか?誰にも言わないよ・・・などなどと・・・
子供ですがこのオジサンを信用するまでけっこう時間がかかったかも。
とにかく人殺しをしたと打ち明けてしまった風太郎でした。
それでもしばらくは一緒に暮らしていますが、
ある日このオジサンが警察にタレこんでいるところを目撃。
それ以来人間不信と銭崇拝が絶対的なものになってしまったのでした。
この世は金なんだ!と子供なりに結論づけたのです。
刑務所の中で風太郎は、結局金だ、人間は金で動くんだ、銭ずら・・・と叫び続けています。
しっかりとモニターに映ってますけど。
地獄行きと引き換えに金でうごくことを証明してやる。
風太郎はいつもの自分に戻りました。
翌日の取り調べも次々と過去の事件を連呼されてますが、全く無反応。
でも萩野妻については「奥様のお怪我はいかがですか」と平然としています。
別件逮捕だと分かっている風太郎。この時のアリバイは完璧だったから自信満々です。
そして野々村の兄、風太郎そっくりの男@真一が自首してきました。
金で雇われたと直感でわかっている萩野ですが、証拠固めもせずがなりたてるだけです。
さすがにこれはまずいと部下から言われていますよ・・・。
そして釈放の風太郎。
ですが萩野のそばにやってきて、萩野妻の手術の話を耳元でささやいていきます。
いつでも用立ててあげる・・・丁寧に下手にでていますが・・・
警察前には緑が迎えにきていました。
平気な顔で家に戻り、食事もむしゃむしゃ食べてるところがおかしい。
女二人に見つめられて、自分が全部やったと得意げにしゃべっています。
茜をターゲットにきめた。この家を手に入れるために。
邪魔者の白川はいいやつだったけど邪魔だから始末しました。
平気な顔して語ります。脚に怪我をしたのも自分の仕込み。ちょっとは痛かったけど。
お父さんを殺させたのも自分。流れとしてはこんなところ。
あなたは人間。今分かった。けだものなら死んでしまえばそれでいい。
人間としての苦しみを味わうべきだわ。
死ぬよりも辛い苦しみを。
緑は優等生的発言ですが風太郎には響きません。
お好きなように・・・
茜は一言も喋らずうつむいたまま。
部屋に戻った風太郎に茜がよりかかり聞いています。
私のこと嫌いですか?好きじゃないのも、愛してないのも分かってる。
嫌いですか?
風太郎はどうでもいいと言いました。
お前の事は最初から興味がない。お前の役目は終わったんだよ。
お前が生きていようが死のうがどうでもいい。
好きも嫌いも同じだけれど、無関心が一番堪えるというアレです。
茜は全てを受け入れた顔です。
風太郎の耳をふさぎ、
風太郎さんと違う人生で出会いたかった。
愛してる・・愛はあるんだよ、風太郎さん。
私はあなたを愛してる。
あなたと一緒にいられて幸せでした。
静かに手を放す茜ですが、風太郎は「くだらない真似をするな」とつぶやく。
はい・・・涙の茜。
翌日もいつもどおりに朝食を終え、出勤していきますが、
茜が見送ります。
後光が差すような笑顔です。何かの決意を秘めていたのでした・・。
野々村真一は取調べで、萩野妻を突き落としたのは故意ではなく
おなかが痛くて急いでいたためにぶつかり、起きた事故だと説明しています。
萩野がやってきて「いくら貰った」と叫び、同僚から取り押さえられていました。
社長室の風太郎ですが、そこに伊豆亭の面々が現れいっせいに謝罪です。
特に気にしてないと鷹揚な顔をする風太郎ですが、
貧しくても大切なのは金じゃなく心だというあの時の気持ちは変わってないかと問います。
もちろんだという野々村の主人。みんなもうなずいています。
突然豹変する風太郎・・・
帰れ!お前らみたいなクソ貧乏人の顔なんかみたくねえ。
くだらねえ負け惜しみをいいやがって。帰れ!
ものすごい形相で追い出しました。びっくりする野々村の人たちです。
その頃、萩野妻は激しい発作が起き子供に呼び出されています。
緑は風太郎の生まれ育った町にやってきました。
荒れた家を見ていますが、ここが風太郎の家だったようです。
柱に傷が残され、身長を測った様子がのこっています。
確かに幸せなときだってあったはずなのに。
緑は新聞のお兄さん殺害記事コピーを持っていました。
そこに健蔵@椎名桔平が現れます。
トランクに入っていたのは10億円。
風太郎からこれで死んでくれともらったものだと説明。絶句している緑。
金の使い道を考えて故郷に1億寄付することにしたという。
みんな掌を返して大歓迎の旗をかかげ、擦り寄ってくるといっています。
緑は心から軽蔑するというのでした。
ここにきたのは風太郎がどんなところで育ったのか見て、
憎む気持ちを納得させようと思ったというところの様子。
やはり緑も風太郎を一種の愛を持って見ています。
「息子にした約束、ひとつぐらい守ったらいかがですか?
もうお会いすることもないと思います。
死ぬんですもんね」
緑も言うねえ~この啖呵にはかなり受けたぞ。
健蔵も唖然としてますが、緑は車で泣いていました。
健蔵のせいなのか?町のせいなのか?ちょっとはわかってきたような緑?
萩野妻は一刻の猶予もなく、息子はママを助けたくて父にすがりつきます。
茜は家政婦の春ちゃんに「ありがとう」というのでした。
これが遺言だったようです。静かに微笑んでいます。
面会に行った野々村のめいっこ@由香ですが、
あの社長さん、いい人だという真一の言葉に、え?という顔。
その頃、野々村の店には借金取りの電話ですが、支払った300万は利息だったという話しです。
そこに由香が帰り、兄が風太郎に唆されて300万と引き換えに事件を起こしたということを
話しています。みんなびっくりという顔です。
そして健蔵も金をそばにおき皆の歓待をうけていますが、
このどよめきは健蔵にではなく、トランクの金に向けられてることもわかっています。
この世は銭ずら。全くこの健蔵の仕込が風太郎にいきてますわ~。
そして萩野が降参しました。
神妙にやってきます。先日のお話ですが・・・・
即、理解している風太郎は笑顔も優しくすぐにトランクを開けてみせています。
あなたは正しい選択をした。
そこには金だけじゃなくちゃんと紹介状も入っていました。
萩野は警察をやめ、妻の看病に専念するというのでした。
これで風太郎を追いつめるものはいません。
風太郎はひとこと言ってくれといいます。
結局、大事なのは金だと・・その言葉とひきかえです。
命にも値段がついているんですということです。
萩野はせいいっぱい振り絞るように
「結局、大事なのは金だ・・・」
とうとう言わされてしまいました。
拍手する風太郎。無表情です。
萩野は悔し泣き。でも妻の命には代えられません・・・
まさに金で命を買うのです・・・
帰宅した風太郎ですが、春子の両親の面倒みたようで感謝されています。
これで春子もすっかり口をつぐむのみ。
部屋に入った風太郎ですが・・・・?
そして緑が帰ってきました。
茜の部屋をノック。
そこには椅子に座り込んだ風太郎が目をつぶっています。
失神したの?
そして見たのは、茜の首つり・・・
崩れ落ちて叫ぶ緑。
************************
茜の愛し方があまりにも哀しかった。
死んでは何にもならないけれど
命を張って、風太郎を目覚めさせようとしたのか?
緑は過去の風太郎を探すことで憎む突破口にしたようですが
これもまた変ったことを・・・
憎むということはまさに愛するということ。
お嬢様なりの愛でしょうか。
でも健蔵の性根が見えた今、風太郎にはいくらでも同情する部分が見えます。
健蔵に向かって死ねといったのは小気味良かったですね。
命に値段。
それはもう当然ありますよね。
この世は平等に見えて全然不平等。
生まれながらに格差があり不公平なのは誰でもわかっている。
目くらましの言葉なんぞ信じてはいけません。
それでも小さな世界で小さな幸せを感じて生きるか
不公平を叫び続けるかは本人の考え方ひとつです。
野々村亭を襲った風太郎爆弾はどうなったでしょうね。
少なくとも由香は風太郎を毛嫌いしてますが
主人たちはこんな風太郎の心を救済しようとするんじゃないかしら?
不幸な風太郎ですが
茜のことで何か変化があればそれもまた良しです。
02/22/2009 銭ゲバ 第6話
緑はやっぱり狂った「フリ」でしたねえ・・・。
時々、下から緑を映す様子がホントは正気なのだというように見えていましたが、
突然反撃したときには風太郎ならずとも驚きました。
しかし風太郎ともあろうものが簡単に騙されるなんてねえ~。
銃殺された譲次(山本圭)に代わって三國造船の社長の座に就いた風太郎(松山ケンイチ)。
有り余る金を手に入れた風太郎は、その使い道が分からずにいた…。
そんな折、風太郎は桃子と瓜二つのホームレス・寛子(奥貫薫=二役)と出会う。
風太郎は、何ひとつ母親孝行が出来なかった埋め合わせをするように、大金を渡すが――。
一方、風太郎に揺さぶりをかけ始める荻野(宮川大輔)。
風太郎は、荻野の追求をかわそうとある作戦をたてる。
そして、風太郎にとってもう一人の敵・健蔵(椎名桔平)を社長室に呼び出して――。
三國家にも変化が訪れていた…。
日々、変貌していく風太郎に必死に愛されようとする茜(木南晴夏)。
そして、譲次の急死で精神状態がおかしくなる緑(ミムラ)。
風太郎は三國家をも乗っ取ったつもりだったが――。
働けアリども。俺の銭を増やすために。
非正社員を正社員にし、母子家庭施設現場には多額の寄付金。
苦労人ゆえの美談。立志伝中の風太郎伝が残りそう。
それは捨て銭ではなく、自分に還る生きた使い方と信じている風太郎。
時々アメを食わせりゃもっと働くずら。
そして金庫を開け、札束に歓喜の声。
健蔵は茜に金の無心です。
会社に行くと玄関払いされるために自宅に押しかけるが、察した茜が用意するというわけ。
緑は首を傾け目はトロンとしたままで、言葉も発しません。
健蔵は手を叩いて反応を探りますがもちろん無反応。
しかし話を聞きながら唇を動かすあたりは、何かあると読めた。
刑事@萩野は兄殺人犯を風太郎と疑う根拠は目撃者談によるものだという。
その日、兄がおいかけていたのは子供で、その子はバットを持っていたという情報。
風太郎は母の墓参り。
金に勝った、社長になったと報告します。
その昔、宝くじが当たったら、
お母さんとディズニーランドに行き、家を建て、病気を治し、外国に行く・・・
抱きしめてくれたお母さん。
せっかく大金を手にしたのに、何一つ実現できない。
金の使い方が分からない・・・。
悪いことをたくさんしたけれどしょうがなかったんだ。
そっちには金持ちも貧乏もない?お母さん幸せ?
風太郎は自分が悪事を重ねてきたから天国にはいけないと泣くのでした。
一礼して去っていきます。もうここにはこないといいました。
茜は緑に語りかけます。
バカだと思ってるでしょう。
お姉ちゃんは傷ついたことがないから。でもあの人とは分かり合える。
あの人を理解して、愛してあげられるのは自分だけ。
お金目当てでもいいと言いながらも
緑に何か言ってよとゆさぶります。緑は無言です。
風太郎は墓参りからの帰路で母に似たホームレスを見つけました。
止めろ!車から降りて近付いていきます。
帰ってきた風太郎は茜に素っ気無い。一人にしてほしいといいます。
緑はいてもいなくても関係ない人だというのでした。
思い出すのはあのホームレス。
ホテルに連れてきて、シャワーを浴びさせ、洋服を用意してあげています。
靴もバッグも・・・
札束も渡し、今の生活から抜け出すように言いますが、風太郎に下心はありません。
ただ受け取るほうは気味が悪いものですけど。
寛子と名乗ったその女性は風太郎のママそっくりでした。
振り切るように今度は緑に抱きつきます。
もう一つ思い出したこと。
萩野刑事の身上調査により心臓の悪い妻がいることを探り出します。
そして萩野を呼び出し、札束を積んでいくのでした。
外国に行き心臓移植をさせてあげたらいい。お子さんのためにも・・・。ほぼ1億ぐらいですか。
萩野は自分を買収して口をつぐめというのかと怒りに憤然とし、風太郎を殴りますが
警備に取り押さえられ、出て行くことになりました。
絶対死刑だぞと叫ぶ萩野ですが、風太郎は頭の悪い男だと流しています。
伊豆屋に行ってみた風太郎ですが皆が歓迎してくれるのに高校生の由香だけは怒った顔。
いつかのビルからばらまいた金を渡し、あの時のお金だといいます。
お金は人をおかしくする。これ一枚稼ぐだけでも大変なのに・・。
それを忘れちゃだめだよ。
素直にお金を受け取る風太郎はごめんなさいと頭をさげました。
トイレに行ってる間に、例の風太郎そっくりの兄が帰ってきました。
そっと覗いた風太郎はまた企みがひらめいた?・・・感激の対面かと言っている伊豆屋の皆・・・?
病院。
萩野の妻が歩いていると階段から突き落とした人がいます。
風太郎?そっくりの男。さっきの伊豆屋のあんちゃんですね。
こいつも金で雇われたようです。
家政婦の春子は緑の口にスープを運びますが、全く受け付けてない様子。
春子が庭で死体の場所を探したところを追いかけた風太郎。
首を絞めながらも春子のことは調べていた。
なんと同じ町出身。お互いに知っていた顔だったようです。
金持ちなんかクソだと叫ぶ風太郎ですが、
春子には給料も倍払うとアメを駆使し、一方で首を絞めながら脅します。
田舎の父親にも仕事を与えるとこちらも縛りつけ。ズラまで強調・・
殺さないけれど、これで春子の口を黙らせることにひとまず成功?
交番に呼び出されて行ってみるとそこにいたのは母そっくりのホームレス。
大金を持っていたから聞いてみると風太郎に貰ったというので事実確認。
風太郎もその通りだと言うのでした。
相変わらず公園に住み着き、せっかくあげた服も着ていないと残念がる風太郎ですが
特に欲しいものもなくあそこも慣れた自分の家だというホームレス。
寛子にまた札束を渡した風太郎ですが、変ってるといわれています。
死んだおふくろにそっくりなんていわないでよ!・・図星ですが・・・いや・・とごまかすしかない・・
しかしその後に悲劇が。
封筒の札束に目をつけたホームレスの男達がいっせいに寛子をとりかこみ
金を取り上げようとした様子。
健蔵を呼びつけた風太郎は10億を用意していました。
いつか10億貰えば死ぬと言った約束を守ってくれという風太郎。
健蔵は逃げおおせると思ってますが、風太郎はどんなことをしてでも追いかけると断言。
トランクを引きずっていく健蔵ですが大変な量です。
風太郎は相変わらず朝は激しくうなされ号泣して目覚めます。
よほど良心の呵責が責めさいなむようです。
茜が抱きしめていますが、我にかえると振り切っている冷たい態度の風太郎でした。
春子が注文の品が届いたと持ってきたのはマカロンタワー・・
緑は首をかたむけて寝ているようなあくまで狂った顔です。
その昔、帰り道に土砂をかけられ緑の別荘に招かれた風太郎は
マカロンを母に食べさせたくてランドセルに入れた・・・
あの時、緑は泥棒だと激しく糾弾しました。
金持ちってほんとバカだよね。マカロンをひと口食べては投げ、繰り返しています。
金持ちになったら死ぬほど食べてやろうと思ってたお菓子。
でも虚しさがこみあげ、いきなり後ろ蹴りでこわした。
拾ったお菓子をまとめて緑の口に放り込む。
ふっと緑に力が宿りました。
かわいそう。哀れな人ね。
お金の使い方も知らないんでしょう?どうお金持ちになった気分は?
あなたも騙しやすかったわよ。
父が殺されたとき、風太郎だと確信した緑は自分の身を守るために狂ったふりをしていたという。
風太郎は驚き、腰が抜けてしまいます。
その風太郎にのしかかって風太郎のみじめな末路を見届けると宣言。
まともに成長していない子供。持ってるものから奪うけだものの発想。
言われっぱなしですが、テーブルの足にしがみついてる風太郎がやや滑稽です。
自分はお金持ちに生まれてきてよかったという緑ですが、
しかし風太郎の怯えっぷりにもびっくりです。
こんな事態ぐらい予想していたと思うけどね・・。
いや~ミムラの熱演にも脱帽です。
そこへ萩野がやってきて妻殺しの疑いで逮捕だというのでした。
いつかの金は警告のつもりだったのか、残念だったな。
勝ち誇ったように風太郎に手錠をかけつれていく萩野。
茜は呆然と見送ります。
そのとき車の中から見えたのは寛子の姿。
担架で運ばれていますが金の奪い合いで殺されたと聞き「どうして・・」とつぶやきます。
止めろ・・止めろ!何でだよ・・どうして・・金が一番じゃないのかよ。
ああああああ~~!
泣き叫ぶ風太郎。
*************
ミムラの熱演に拍手。
しかしやっぱりフリでしたねえ・・・。
風太郎はまさか疑いもしなかったようで詰めが甘いわ。
まっすぐ純粋に育ったと思って騙されていた風太郎ですが
緑の人を見下す体質は子供のころと全然変ってないままです。
自分はお金持ちに生まれてよかったと、風太郎を憐れみ蔑む気質は今もしっかり残っていました。
お金があったらお母さんとあれこれしたいと言ってた子供の風太郎ですが
こうやって大金を手にしてもお母さんがいないんじゃちっとも嬉しくない。
お母さんに似た人に金を恵んでも逆に悲劇が襲ってきた。
風太郎はその虚しさをようやく知ることになります。
金が一番じゃないのかよ・・・
手段であり目的じゃないことに気づけばもう少し救われていたでしょうか。
号泣して朝を迎える風太郎にはさすがに哀れさが漂いますが
さてこれからの風太郎は転落ばかりでしょうか?
金があっても虚しいけれど、風太郎にはずっとこの調子で社長でいてほしいような気もするし。
残り3話ぐらい?
終わらないでほしいような・・そんな不思議な魅力の銭ゲバ。
突然反撃したときには風太郎ならずとも驚きました。
しかし風太郎ともあろうものが簡単に騙されるなんてねえ~。
銃殺された譲次(山本圭)に代わって三國造船の社長の座に就いた風太郎(松山ケンイチ)。
有り余る金を手に入れた風太郎は、その使い道が分からずにいた…。
そんな折、風太郎は桃子と瓜二つのホームレス・寛子(奥貫薫=二役)と出会う。
風太郎は、何ひとつ母親孝行が出来なかった埋め合わせをするように、大金を渡すが――。
一方、風太郎に揺さぶりをかけ始める荻野(宮川大輔)。
風太郎は、荻野の追求をかわそうとある作戦をたてる。
そして、風太郎にとってもう一人の敵・健蔵(椎名桔平)を社長室に呼び出して――。
三國家にも変化が訪れていた…。
日々、変貌していく風太郎に必死に愛されようとする茜(木南晴夏)。
そして、譲次の急死で精神状態がおかしくなる緑(ミムラ)。
風太郎は三國家をも乗っ取ったつもりだったが――。
働けアリども。俺の銭を増やすために。
非正社員を正社員にし、母子家庭施設現場には多額の寄付金。
苦労人ゆえの美談。立志伝中の風太郎伝が残りそう。
それは捨て銭ではなく、自分に還る生きた使い方と信じている風太郎。
時々アメを食わせりゃもっと働くずら。
そして金庫を開け、札束に歓喜の声。
健蔵は茜に金の無心です。
会社に行くと玄関払いされるために自宅に押しかけるが、察した茜が用意するというわけ。
緑は首を傾け目はトロンとしたままで、言葉も発しません。
健蔵は手を叩いて反応を探りますがもちろん無反応。
しかし話を聞きながら唇を動かすあたりは、何かあると読めた。
刑事@萩野は兄殺人犯を風太郎と疑う根拠は目撃者談によるものだという。
その日、兄がおいかけていたのは子供で、その子はバットを持っていたという情報。
風太郎は母の墓参り。
金に勝った、社長になったと報告します。
その昔、宝くじが当たったら、
お母さんとディズニーランドに行き、家を建て、病気を治し、外国に行く・・・
抱きしめてくれたお母さん。
せっかく大金を手にしたのに、何一つ実現できない。
金の使い方が分からない・・・。
悪いことをたくさんしたけれどしょうがなかったんだ。
そっちには金持ちも貧乏もない?お母さん幸せ?
風太郎は自分が悪事を重ねてきたから天国にはいけないと泣くのでした。
一礼して去っていきます。もうここにはこないといいました。
茜は緑に語りかけます。
バカだと思ってるでしょう。
お姉ちゃんは傷ついたことがないから。でもあの人とは分かり合える。
あの人を理解して、愛してあげられるのは自分だけ。
お金目当てでもいいと言いながらも
緑に何か言ってよとゆさぶります。緑は無言です。
風太郎は墓参りからの帰路で母に似たホームレスを見つけました。
止めろ!車から降りて近付いていきます。
帰ってきた風太郎は茜に素っ気無い。一人にしてほしいといいます。
緑はいてもいなくても関係ない人だというのでした。
思い出すのはあのホームレス。
ホテルに連れてきて、シャワーを浴びさせ、洋服を用意してあげています。
靴もバッグも・・・
札束も渡し、今の生活から抜け出すように言いますが、風太郎に下心はありません。
ただ受け取るほうは気味が悪いものですけど。
寛子と名乗ったその女性は風太郎のママそっくりでした。
振り切るように今度は緑に抱きつきます。
もう一つ思い出したこと。
萩野刑事の身上調査により心臓の悪い妻がいることを探り出します。
そして萩野を呼び出し、札束を積んでいくのでした。
外国に行き心臓移植をさせてあげたらいい。お子さんのためにも・・・。ほぼ1億ぐらいですか。
萩野は自分を買収して口をつぐめというのかと怒りに憤然とし、風太郎を殴りますが
警備に取り押さえられ、出て行くことになりました。
絶対死刑だぞと叫ぶ萩野ですが、風太郎は頭の悪い男だと流しています。
伊豆屋に行ってみた風太郎ですが皆が歓迎してくれるのに高校生の由香だけは怒った顔。
いつかのビルからばらまいた金を渡し、あの時のお金だといいます。
お金は人をおかしくする。これ一枚稼ぐだけでも大変なのに・・。
それを忘れちゃだめだよ。
素直にお金を受け取る風太郎はごめんなさいと頭をさげました。
トイレに行ってる間に、例の風太郎そっくりの兄が帰ってきました。
そっと覗いた風太郎はまた企みがひらめいた?・・・感激の対面かと言っている伊豆屋の皆・・・?
病院。
萩野の妻が歩いていると階段から突き落とした人がいます。
風太郎?そっくりの男。さっきの伊豆屋のあんちゃんですね。
こいつも金で雇われたようです。
家政婦の春子は緑の口にスープを運びますが、全く受け付けてない様子。
春子が庭で死体の場所を探したところを追いかけた風太郎。
首を絞めながらも春子のことは調べていた。
なんと同じ町出身。お互いに知っていた顔だったようです。
金持ちなんかクソだと叫ぶ風太郎ですが、
春子には給料も倍払うとアメを駆使し、一方で首を絞めながら脅します。
田舎の父親にも仕事を与えるとこちらも縛りつけ。ズラまで強調・・
殺さないけれど、これで春子の口を黙らせることにひとまず成功?
交番に呼び出されて行ってみるとそこにいたのは母そっくりのホームレス。
大金を持っていたから聞いてみると風太郎に貰ったというので事実確認。
風太郎もその通りだと言うのでした。
相変わらず公園に住み着き、せっかくあげた服も着ていないと残念がる風太郎ですが
特に欲しいものもなくあそこも慣れた自分の家だというホームレス。
寛子にまた札束を渡した風太郎ですが、変ってるといわれています。
死んだおふくろにそっくりなんていわないでよ!・・図星ですが・・・いや・・とごまかすしかない・・
しかしその後に悲劇が。
封筒の札束に目をつけたホームレスの男達がいっせいに寛子をとりかこみ
金を取り上げようとした様子。
健蔵を呼びつけた風太郎は10億を用意していました。
いつか10億貰えば死ぬと言った約束を守ってくれという風太郎。
健蔵は逃げおおせると思ってますが、風太郎はどんなことをしてでも追いかけると断言。
トランクを引きずっていく健蔵ですが大変な量です。
風太郎は相変わらず朝は激しくうなされ号泣して目覚めます。
よほど良心の呵責が責めさいなむようです。
茜が抱きしめていますが、我にかえると振り切っている冷たい態度の風太郎でした。
春子が注文の品が届いたと持ってきたのはマカロンタワー・・
緑は首をかたむけて寝ているようなあくまで狂った顔です。
その昔、帰り道に土砂をかけられ緑の別荘に招かれた風太郎は
マカロンを母に食べさせたくてランドセルに入れた・・・
あの時、緑は泥棒だと激しく糾弾しました。
金持ちってほんとバカだよね。マカロンをひと口食べては投げ、繰り返しています。
金持ちになったら死ぬほど食べてやろうと思ってたお菓子。
でも虚しさがこみあげ、いきなり後ろ蹴りでこわした。
拾ったお菓子をまとめて緑の口に放り込む。
ふっと緑に力が宿りました。
かわいそう。哀れな人ね。
お金の使い方も知らないんでしょう?どうお金持ちになった気分は?
あなたも騙しやすかったわよ。
父が殺されたとき、風太郎だと確信した緑は自分の身を守るために狂ったふりをしていたという。
風太郎は驚き、腰が抜けてしまいます。
その風太郎にのしかかって風太郎のみじめな末路を見届けると宣言。
まともに成長していない子供。持ってるものから奪うけだものの発想。
言われっぱなしですが、テーブルの足にしがみついてる風太郎がやや滑稽です。
自分はお金持ちに生まれてきてよかったという緑ですが、
しかし風太郎の怯えっぷりにもびっくりです。
こんな事態ぐらい予想していたと思うけどね・・。
いや~ミムラの熱演にも脱帽です。
そこへ萩野がやってきて妻殺しの疑いで逮捕だというのでした。
いつかの金は警告のつもりだったのか、残念だったな。
勝ち誇ったように風太郎に手錠をかけつれていく萩野。
茜は呆然と見送ります。
そのとき車の中から見えたのは寛子の姿。
担架で運ばれていますが金の奪い合いで殺されたと聞き「どうして・・」とつぶやきます。
止めろ・・止めろ!何でだよ・・どうして・・金が一番じゃないのかよ。
ああああああ~~!
泣き叫ぶ風太郎。
*************
ミムラの熱演に拍手。
しかしやっぱりフリでしたねえ・・・。
風太郎はまさか疑いもしなかったようで詰めが甘いわ。
まっすぐ純粋に育ったと思って騙されていた風太郎ですが
緑の人を見下す体質は子供のころと全然変ってないままです。
自分はお金持ちに生まれてよかったと、風太郎を憐れみ蔑む気質は今もしっかり残っていました。
お金があったらお母さんとあれこれしたいと言ってた子供の風太郎ですが
こうやって大金を手にしてもお母さんがいないんじゃちっとも嬉しくない。
お母さんに似た人に金を恵んでも逆に悲劇が襲ってきた。
風太郎はその虚しさをようやく知ることになります。
金が一番じゃないのかよ・・・
手段であり目的じゃないことに気づけばもう少し救われていたでしょうか。
号泣して朝を迎える風太郎にはさすがに哀れさが漂いますが
さてこれからの風太郎は転落ばかりでしょうか?
金があっても虚しいけれど、風太郎にはずっとこの調子で社長でいてほしいような気もするし。
残り3話ぐらい?
終わらないでほしいような・・そんな不思議な魅力の銭ゲバ。
02/15/2009 銭ゲバ 第5話
うぉ~っ!あっと言う間に社長だぁ!!しかしもっと幸せそうな顔してもいいのにねえ。
**********************
死体が埋まっているという通報により三國家の庭を掘ってみましたが何も出ず。
イタズラ描きが残されていただけでした。
それにしても風太郎@松山ケンイチは追いつめられて震えてましたし、激しく動揺し歪む様も
何かあるかと思わせます。
その顔を見た刑事も家政婦も風太郎に関しては疑惑を濃くしました。また隣で見ていた緑@ミムラさえも
風太郎の形相には白川の言葉を思い出させ大きな疑念がわいてきます。
とりあえず庭の死体はイタズラとして処理され、風太郎も無事通過。ほっとします。
三國邸の主人@三國造船社長も風太郎を婿として連れ歩きますが
風太郎もその期待通りに勉強し、社内での評価も高めていくのでした。
昭和造船との合併話が出たようですが、スケールメリットはあるけれど
かの会社が行ってきた設備投資の付けが回ってくるころだから慎重策を唱えています。
そろそろ部長という話ですが謙遜している風太郎。
でも実は「社長になってやるズラ・・」なのでした。
そして会社には脅迫や不審メールが相次ぎ、不穏な空気がありますが
風太郎は辛いときでも会社を怨んだことはないと、人により意識が違うことを強調。
緑は庭堀りのときの風太郎を思い出し、白川の言葉に思考がいき、疑惑が膨らみます。
茜に幸せかと聞くと幸せだと返ってきました。
唯一不満なのは風太郎が勉強ばかりしていることだといいます。
そこに社長と風太郎が帰ってきますが、好感度抜群の笑顔で茜に挨拶。
スーツも着こなし、青年実業家という風にも見えます。
その夜、家政婦の手が震え、風太郎の机に紅茶をこぼすと茜が厳しく「何やってんの」と怒りますが、
風太郎は逆に家政婦をかばうのでした。
そんな茜は嫌いだというのでしたが、腫れ物だった茜をちゃんとしかっているのは風太郎だけで
しかられたのが嬉しいとまで言い出す茜でした。
茜を抱きしめる風太郎。
ビルの爆破予告の電話があったと報告が入ってきます。
毎日外を見ていた風太郎ですが不審な男に心当たりがあり、そいつを追いかけます。
以前、ミスをして怒鳴られていた派遣の男ですが風太郎がかばったのでした。
さて風太郎がおいかけますが、追いついても決して警察には突き出さないといわれ
仲間意識がわいてきたようです。
風太郎と同じような境遇で育ったこの男はまもなくガンで死ぬそうで
生きた証しを残したいと思ったらしい。それがビル爆破だったのか?
緑は刑事さんたちと会いますが、風太郎の過去の事件(疑惑)から全て聞かされて
帰りは動揺しています。
風太郎は自分の生い立ちも話したようですが、すっかり友情と勘違いしているこの男は
風太郎の役に立ちたいと申し出るようになっています。
友達だろう?・・ああ・・友達だよ・・・。
二人の間に何かの計画契約が成立した様子。
風太郎のところに再び現れたのは健蔵とうちゃん。
この前貰った金で豪遊したが、そのときの旅館の女将の自分を見る目が
蔑みに満ちていたというのでした。
それがわかるだけでも良かったじゃん。
だから風太郎にはこれ以上を望まず今のままでいいのではと言います。
ちょくちょく自分に小遣いさえくれればそれでいいんだと。
しかし風太郎はそんなもんじゃない。
いくら遣れば死んでくれる?とまで言い出しました。
10億かな?
わかった。そのときは死んでくれよ。
父子の会話ですが普通の親子では交わせないスリルに満ちています。
柄にもなく健蔵は金で買えないものがあるなどと懐柔します、愛とか友情とか・・
自分で言って噴出すようですけど。
でも風太郎は金で買えないものなど要りません。
そして派遣の例の男から電話。公衆電話を使うのは足がつかないようにするためだって。
風太郎はまとまった金を渡したようですが
その金で墓をたて、両親が入ってるそうです。
そして自分もその中に入るということで決心がついたようです。
工場でかばってくれたとき、友達だと思ったというのでした。
まさかあの時の男がこんな危険な男だとも思ってなかったし、
特に計画してかばったわけでもないでしょうし、
けれど自分の策略に最大限に利用できてる風太郎。
庭の死体も父親のおかげで消えてくれてたし・・・。
危険と隣り合わせながらも意外と運もいいところなのかもしれない。
緑は悩み続けています。
三國社長は風太郎に付き合ってほしいと言い出しました。
とうとう風太郎を気に入り、三國家の墓参りです。
死んだ奥さんのもとに参り、風太郎を紹介しています。すっかり心を許しています。
そのあと、伊豆屋食堂に立ち寄った二人。これはどっちの発案?
風太郎の好きなベラ定職を食べる社長はすっかり気さくな好人物になっています。
昔、金持ちの自分に嫌気がさして家出をした話をする社長。
日雇いの工事の仕事など点々としたようですが、そこで知り合った女性と幸せに暮らしていたが
親に連れ戻されてしまった。
さっきの墓の?
いや、親に連れ戻されて彼女を捨てたんだ・・・。なんとぉ~@@
こともなげに言う社長です。
でも連れ戻されてほっとしたと正直に言うくらいだから生活に疲れていたんでしょうか。
風太郎のことは好きだという社長。
息子とこういう風にさしで食べるのが夢だったそうです。
伊豆屋のダンナが気をきかせてビールを持ってくるところがうけます。
隣に座るとみんなから連れ戻されるのでもっと受けます。
そんなしみじみとした幸せの絶頂にいる社長ですが、風太郎には決行の電話がかかってきました。
緑は茜に風太郎は「嘘」だと思うと伝えます。
風太郎はこの家に入り込むために茜と結婚したと思う。恐ろしい人なんだよ・・・。
だから何?
そんなのどうでもいいんだよ、お姉ちゃん。
あの人の目的なんかどうでもいいの。何したかだって人殺しだってどうでもいい。
一緒にいられればいいの。愛してる。必ず私を愛してもらう。
お姉ちゃんにはわからないんだよ。
そして風太郎は忘れ物をしたということで伊豆屋に戻ることを言いますが
社長は一人歩いて工場に向かっています。
社長を待ち受けるのはあの派遣の爆弾男。
にやにやしながら社長に銃をむけます。
一緒に・・道連れになってもらう・・いいでしょ・・・・
十分幸せな人生だったでしょ・・・
風太郎は笑っています。
そのときを耳をすませて待つということろ。
そして銃声が1発。
もう一発・・・。
走り出します。そこには二人が倒れていました。
ばれても恐くもないし、婿になった今の境遇にも満足してない風太郎は
社長殺害の決行はしなければならないことだった。
そういう人を「銭ゲバ」と母ちゃんが言ってたという派遣男。
金のためなら何でもする人のことだそうです。
風太郎は二人を見下ろし、泣きました。
俺は間違ってない。
緑は連絡を受け、泣き崩れます。
ビルの上からお札をばら撒く風太郎。
狂ったように撒きちらし、人々がお金を拾い狂乱するさまを眺めています。
そんな風太郎を見ていたのはあの伊豆屋の高校生でした。
こんなバカなことしても決して満たされない風太郎。
ハハハハハハ・・・・・俺は間違ってない・・間違ってないずら。
三國社長が、あの派遣男が浮かびますが、泣きそうな顔で笑い飛ばしています。
ただただ虚しい風太郎。
緑は車椅子の人になり、それを押してるのが茜。
なんとぉ~@@
そして健蔵は新聞を見て「わ~お~」と大喜び。
取締役会。三國造船社長のお言葉を頂きたいと思います。
お辞儀したのは風太郎でした・・・・。
**************
速い!速いずら~~~~!!
茜を取り込んでからはトントン拍子に上り詰めました。
社長殺害もあっと言う間でしたが
それにより緑が壊れてしまったのも風太郎にとっては追い風。
しかし簡単に社長になれるものなのね。
同族企業だったら叔父とか邪魔する人が出そうだけど三國社長はワンマンだったんでしょうかね。
せっかく君が好きだと言ってくれた人を何も殺さなくても
待っていればそのうち順番がくるのにね・・・。
こうして社長になり富と権力を手にしても
朝は涙で起きるのでしょう。
母の教えが夢のなかで流させる涙なのかもしれません。
そして昼は父のDNAが活動しているというわけ。
ちっとも幸せになれていない風太郎。
それどころかますます不幸そうな顔です・・・
茜は姉が倒れて逆に生き生きとしていました。
それまで姉の影のように生きてきたのが表舞台で輝くときが来たというわけ。
茜にとって風太郎は幸せの使者だったようです。
あと風太郎の目の上のたんこぶは健蔵だけ?
さあ・・健蔵はどうするでしょうか。
銭ゲバの親子の戦いも見ものです。
死体が埋まっているという通報により三國家の庭を掘ってみましたが何も出ず。
イタズラ描きが残されていただけでした。
それにしても風太郎@松山ケンイチは追いつめられて震えてましたし、激しく動揺し歪む様も
何かあるかと思わせます。
その顔を見た刑事も家政婦も風太郎に関しては疑惑を濃くしました。また隣で見ていた緑@ミムラさえも
風太郎の形相には白川の言葉を思い出させ大きな疑念がわいてきます。
とりあえず庭の死体はイタズラとして処理され、風太郎も無事通過。ほっとします。
三國邸の主人@三國造船社長も風太郎を婿として連れ歩きますが
風太郎もその期待通りに勉強し、社内での評価も高めていくのでした。
昭和造船との合併話が出たようですが、スケールメリットはあるけれど
かの会社が行ってきた設備投資の付けが回ってくるころだから慎重策を唱えています。
そろそろ部長という話ですが謙遜している風太郎。
でも実は「社長になってやるズラ・・」なのでした。
そして会社には脅迫や不審メールが相次ぎ、不穏な空気がありますが
風太郎は辛いときでも会社を怨んだことはないと、人により意識が違うことを強調。
緑は庭堀りのときの風太郎を思い出し、白川の言葉に思考がいき、疑惑が膨らみます。
茜に幸せかと聞くと幸せだと返ってきました。
唯一不満なのは風太郎が勉強ばかりしていることだといいます。
そこに社長と風太郎が帰ってきますが、好感度抜群の笑顔で茜に挨拶。
スーツも着こなし、青年実業家という風にも見えます。
その夜、家政婦の手が震え、風太郎の机に紅茶をこぼすと茜が厳しく「何やってんの」と怒りますが、
風太郎は逆に家政婦をかばうのでした。
そんな茜は嫌いだというのでしたが、腫れ物だった茜をちゃんとしかっているのは風太郎だけで
しかられたのが嬉しいとまで言い出す茜でした。
茜を抱きしめる風太郎。
ビルの爆破予告の電話があったと報告が入ってきます。
毎日外を見ていた風太郎ですが不審な男に心当たりがあり、そいつを追いかけます。
以前、ミスをして怒鳴られていた派遣の男ですが風太郎がかばったのでした。
さて風太郎がおいかけますが、追いついても決して警察には突き出さないといわれ
仲間意識がわいてきたようです。
風太郎と同じような境遇で育ったこの男はまもなくガンで死ぬそうで
生きた証しを残したいと思ったらしい。それがビル爆破だったのか?
緑は刑事さんたちと会いますが、風太郎の過去の事件(疑惑)から全て聞かされて
帰りは動揺しています。
風太郎は自分の生い立ちも話したようですが、すっかり友情と勘違いしているこの男は
風太郎の役に立ちたいと申し出るようになっています。
友達だろう?・・ああ・・友達だよ・・・。
二人の間に何かの計画契約が成立した様子。
風太郎のところに再び現れたのは健蔵とうちゃん。
この前貰った金で豪遊したが、そのときの旅館の女将の自分を見る目が
蔑みに満ちていたというのでした。
それがわかるだけでも良かったじゃん。
だから風太郎にはこれ以上を望まず今のままでいいのではと言います。
ちょくちょく自分に小遣いさえくれればそれでいいんだと。
しかし風太郎はそんなもんじゃない。
いくら遣れば死んでくれる?とまで言い出しました。
10億かな?
わかった。そのときは死んでくれよ。
父子の会話ですが普通の親子では交わせないスリルに満ちています。
柄にもなく健蔵は金で買えないものがあるなどと懐柔します、愛とか友情とか・・
自分で言って噴出すようですけど。
でも風太郎は金で買えないものなど要りません。
そして派遣の例の男から電話。公衆電話を使うのは足がつかないようにするためだって。
風太郎はまとまった金を渡したようですが
その金で墓をたて、両親が入ってるそうです。
そして自分もその中に入るということで決心がついたようです。
工場でかばってくれたとき、友達だと思ったというのでした。
まさかあの時の男がこんな危険な男だとも思ってなかったし、
特に計画してかばったわけでもないでしょうし、
けれど自分の策略に最大限に利用できてる風太郎。
庭の死体も父親のおかげで消えてくれてたし・・・。
危険と隣り合わせながらも意外と運もいいところなのかもしれない。
緑は悩み続けています。
三國社長は風太郎に付き合ってほしいと言い出しました。
とうとう風太郎を気に入り、三國家の墓参りです。
死んだ奥さんのもとに参り、風太郎を紹介しています。すっかり心を許しています。
そのあと、伊豆屋食堂に立ち寄った二人。これはどっちの発案?
風太郎の好きなベラ定職を食べる社長はすっかり気さくな好人物になっています。
昔、金持ちの自分に嫌気がさして家出をした話をする社長。
日雇いの工事の仕事など点々としたようですが、そこで知り合った女性と幸せに暮らしていたが
親に連れ戻されてしまった。
さっきの墓の?
いや、親に連れ戻されて彼女を捨てたんだ・・・。なんとぉ~@@
こともなげに言う社長です。
でも連れ戻されてほっとしたと正直に言うくらいだから生活に疲れていたんでしょうか。
風太郎のことは好きだという社長。
息子とこういう風にさしで食べるのが夢だったそうです。
伊豆屋のダンナが気をきかせてビールを持ってくるところがうけます。
隣に座るとみんなから連れ戻されるのでもっと受けます。
そんなしみじみとした幸せの絶頂にいる社長ですが、風太郎には決行の電話がかかってきました。
緑は茜に風太郎は「嘘」だと思うと伝えます。
風太郎はこの家に入り込むために茜と結婚したと思う。恐ろしい人なんだよ・・・。
だから何?
そんなのどうでもいいんだよ、お姉ちゃん。
あの人の目的なんかどうでもいいの。何したかだって人殺しだってどうでもいい。
一緒にいられればいいの。愛してる。必ず私を愛してもらう。
お姉ちゃんにはわからないんだよ。
そして風太郎は忘れ物をしたということで伊豆屋に戻ることを言いますが
社長は一人歩いて工場に向かっています。
社長を待ち受けるのはあの派遣の爆弾男。
にやにやしながら社長に銃をむけます。
一緒に・・道連れになってもらう・・いいでしょ・・・・
十分幸せな人生だったでしょ・・・
風太郎は笑っています。
そのときを耳をすませて待つということろ。
そして銃声が1発。
もう一発・・・。
走り出します。そこには二人が倒れていました。
ばれても恐くもないし、婿になった今の境遇にも満足してない風太郎は
社長殺害の決行はしなければならないことだった。
そういう人を「銭ゲバ」と母ちゃんが言ってたという派遣男。
金のためなら何でもする人のことだそうです。
風太郎は二人を見下ろし、泣きました。
俺は間違ってない。
緑は連絡を受け、泣き崩れます。
ビルの上からお札をばら撒く風太郎。
狂ったように撒きちらし、人々がお金を拾い狂乱するさまを眺めています。
そんな風太郎を見ていたのはあの伊豆屋の高校生でした。
こんなバカなことしても決して満たされない風太郎。
ハハハハハハ・・・・・俺は間違ってない・・間違ってないずら。
三國社長が、あの派遣男が浮かびますが、泣きそうな顔で笑い飛ばしています。
ただただ虚しい風太郎。
緑は車椅子の人になり、それを押してるのが茜。
なんとぉ~@@
そして健蔵は新聞を見て「わ~お~」と大喜び。
取締役会。三國造船社長のお言葉を頂きたいと思います。
お辞儀したのは風太郎でした・・・・。
**************
速い!速いずら~~~~!!
茜を取り込んでからはトントン拍子に上り詰めました。
社長殺害もあっと言う間でしたが
それにより緑が壊れてしまったのも風太郎にとっては追い風。
しかし簡単に社長になれるものなのね。
同族企業だったら叔父とか邪魔する人が出そうだけど三國社長はワンマンだったんでしょうかね。
せっかく君が好きだと言ってくれた人を何も殺さなくても
待っていればそのうち順番がくるのにね・・・。
こうして社長になり富と権力を手にしても
朝は涙で起きるのでしょう。
母の教えが夢のなかで流させる涙なのかもしれません。
そして昼は父のDNAが活動しているというわけ。
ちっとも幸せになれていない風太郎。
それどころかますます不幸そうな顔です・・・
茜は姉が倒れて逆に生き生きとしていました。
それまで姉の影のように生きてきたのが表舞台で輝くときが来たというわけ。
茜にとって風太郎は幸せの使者だったようです。
あと風太郎の目の上のたんこぶは健蔵だけ?
さあ・・健蔵はどうするでしょうか。
銭ゲバの親子の戦いも見ものです。
02/08/2009 銭ゲバ 第4話
死体は出ず!健蔵父ちゃんが隠したのね。助かったけどこれにより付きまとわれることは必至。
******************
茜@木南晴夏は誕生日に風太郎@松山ケンイチと結婚したいと言い出し、
父と姉を驚かせますが、風太郎が先に父の言いたいことをいい封じてしまいます。
それはだめだよ。茜ちゃん。
どんなに愛していても結婚は同じような境遇の人としたほうがいい。
茜は家を出る決意を見せますがそれでは風太郎の計画も消えるわけでまた説得。
貧しさは簡単に人を変えてしまうというのでした。
信用を得るためにもう一芝居。
三國家当主に土下座をし、この屋敷を出るとまで言いました。
自分の世界に戻ります・・・。
外に出た風太郎ですが、計画通りに運んでいるようで顔は笑っています。
ここはたぶん白川が埋められている場所。
地面に向かって言う。
お前らはこういう貧乏人が好きなんだな。
金持ちに決して牙をむかない貧乏人がさ。
心のどっかでお前ら怯えてる。
貧乏人がいてくれんとお前ら金持ちでいられなくなることを分かってるから。
お前らのご先祖さまがちっとばかりケンカが強かっただけの話なのにさ・・・。
茜・・うまくやってくれ・・・
三國家当主は風太郎に全部言われてしまって拍子抜け。
緑@ミムラも白川が警告を発してくれていたことを伝えますが
結局、風太郎はそんなお金目当てじゃなかったと信頼を寄せるのでした。
それから風太郎はいつものように派遣の仕事を繰り返し、
タイムカードを押し、一日が始まり、
タイムカードで終わり・・毎日同じように過ごしています。
でも心の中はそろそろ焦り。
緑か茜か使いのものか・・・誰かがきっと迎えにくるはず・・・
足音が聞こえると耳をすましてしまう。
緑は白川の携帯に電話しますがそれは地中に埋められています。
地面から呼び出し音が聞こえるのも恐い・・・
しかしそんないつまでも電源が残ってるものなのね。
茜は部屋にこもり食事も摂らないまま何日も過ぎますが
緑が部屋をノックしてみたら手首を切って倒れていました。
慌てる緑。すぐに手当てを・・・。
こうして茜の硬い決意を知り、ここは風太郎に頼るしかありません。
とうとう緑自身が風太郎を迎えにいきました。
来た!風太郎の心の中は欣喜雀躍ってところか。
にやっと笑みが浮かんだぐらいですが、とにかく計画通りに運びました。
三國邸に再びやってきた風太郎を当主も緑も「お帰りなさい」と迎えました。
風太郎も「ただいま」と言います。
茜を抱きしめ「ゴメンネ」限りなく優しい顔の風太郎。
当主にはよろしくお願いしますと殊勝にも頭を下げます。
浮かれまくった風太郎は白川の土地に向かって笑いながら話しかけます。
ついお金持ちの仲間入りです。
どうしてもって頼まれて三國家の一員になるんですから。
マーガレット(?)をさっとなげてクビをかしげて・・喜んでいますが・・・
また緑が携帯に電話しています。残念、風太郎が行ったあとで聞こえてなかった。
部屋に戻ったらなんと健蔵とうちゃん@椎名桔平がいた!@@
こちらも風太郎がうまいこと三國家に入り込むのを見張っていたんですねえ~。
呼ばれてもいないのに押しかけ、酒まで飲むずうずうしさ。
風太郎の大人しさと対照的ですが、
三國家の人々も卒なく応対しているのがなかなかです。
確かに世間的には親戚になるわけだ。
緑には風太郎に子供のころに怪我をさせてしまったことも話しています。
部屋に戻り父子二人きりになりますが
風太郎のねらいも全て分かってる健蔵。
しかし風太郎は決して父にも心を許しません。
黙れ。
あいつ等が俺を見る目、心から軽蔑しやがってた。
腹立つわ。たまたま金持ちの家にうまれただけのくせに。
地獄に落としてやれよ、あんなやつら。
そして二人で全財産を頂いちまおう。
そんなところで窓の外を見ている健蔵ですがちょうど家政婦がごみだしです。
家政婦は突然聞こえた呼び出し音に腰をぬかさんばかりですが
地面を掘り始めました。
そして指が見えた!
恐怖のあまり顔がゆがみ、いつかの風太郎の泥のついたジャンバーを思い出し、
そして走り出します。
ちょうどそのころ、風太郎は父親に金を渡して消えろと言ってました。
健蔵は窓から家政婦の様子を全部見たようです。
翌朝、いつものように涙でうなされて起きる風太郎。
健蔵がいない!
朝早く出て行ったと聞きます。
みんなには迷惑をかけたことを謝ります。
家政婦は寝込んだ様子。
結婚は三國家が仕切るということで風太郎も了解。
朝食はいつものようにのどかな笑顔が戻りました。
妹の自分が先に結婚してゴメンと笑って言う茜。
舌を出しているのがなんとも楽しい風景。
風太郎は母が亡くなった日を思い出します。
遺骨を手にしていますがあの新聞のお兄ちゃんが父親に知らせないのかと聞くと
家族はお母さんだけだと頑なに父を拒否しました。
工事現場でいつものように仕事をしていますが、
荷車を横倒しにした労働者に居丈高に怒鳴る上司。
風太郎は黙って拾い上げ、上司の前にでています。
黙る上司でした。
既に風太郎の結婚の話を聞いた?
伊豆亭に行ってみる風太郎ですが、その前に行方不明の野々村兄が戻ってきていました。
何かに投資するといっては金を巻き上げていくのがいつもの手のようです。
人のいい店主は金を貸しています・・。
入れ違いのように入った風太郎をみてみんなびっくりですが、
それにしてもばったり出会ったら面白かったのに・・。
この人たちを試すようにお金を店の外に置き、様子をうかがってみますが、
みんな拾った金をおまわりさんに届けていました。
金だけじゃない、心が大事。
母の教えと同じことを言ってましたがこの人たちもそれを実践しているようです。
茜のウエディングドレスの試着に付き合う緑と風太郎。
風太郎は金持ちに対する自分の概念が変ったというと、
「お金持ちという名前の人はいない。みんな違う」
風太郎君は決め付けているところがある・・・
余裕の緑に風太郎も素直にうなずきます。はいお義姉さん・・・
しかし心では
お前らの顔なんて金にしか見えねえずら・・
実際、ウエディングドレスを着て出てきた茜が札束に見えていました(笑
そこにタレコミの電話。
三國家の庭に死体が埋まっているという話。
萩野たちがやってきました。
三國家当主も緑も茜ももちろん風太郎も聞いています。
内心の動揺を抑えるのに精一杯という顔の風太郎。
いよいよ庭が掘り起こされています。
どんどん掘っていきますが、風太郎は手を握り、苦渋の顔。
白川を埋めたときの様子がフラッシュしてきます。
さて、何かがスコップに当たった?
なんとへのへのもへじに舌をだし「バカが見る~」と書かれた紙。
ほっとしたけど、怒りが込みあがる風太郎。
その頃、健蔵がどっかの宿で豪遊?
その金はこの前の風太郎から貰ったものか?
「カードはにぎらせてもらいましたよ。風太郎ぼっちゃん」
健蔵が掘り起こして死体をどこかに移したのね。
・・・こういうところで恩を売り、
強請りつくして骨の髄までしゃぶるつもりでしょうが、
その前に怒りで形相が変っている風太郎に・・・
****************
皆さんの予想通り健蔵が掘り起こしたものだったのね。
そういうことは全然平気でできちゃう父と息子。
とうとう三國家に入り込んだ風太郎ですが
一難去ってまた一難。
順風満帆とはいかないのがまあ当然ですね。
そこが金の差というもんでしょうか(笑
せっかく三國家の信頼を得たというのに
刑事の登場で再び風太郎はピンチですねえ・・・
しかし目が離せない・・面白すぎる。
ダークな風太郎が三國家を乗っ取るまで
どうしても見ていたい・・・
そんな気持ちにさせられてしまうのです。
茜@木南晴夏は誕生日に風太郎@松山ケンイチと結婚したいと言い出し、
父と姉を驚かせますが、風太郎が先に父の言いたいことをいい封じてしまいます。
それはだめだよ。茜ちゃん。
どんなに愛していても結婚は同じような境遇の人としたほうがいい。
茜は家を出る決意を見せますがそれでは風太郎の計画も消えるわけでまた説得。
貧しさは簡単に人を変えてしまうというのでした。
信用を得るためにもう一芝居。
三國家当主に土下座をし、この屋敷を出るとまで言いました。
自分の世界に戻ります・・・。
外に出た風太郎ですが、計画通りに運んでいるようで顔は笑っています。
ここはたぶん白川が埋められている場所。
地面に向かって言う。
お前らはこういう貧乏人が好きなんだな。
金持ちに決して牙をむかない貧乏人がさ。
心のどっかでお前ら怯えてる。
貧乏人がいてくれんとお前ら金持ちでいられなくなることを分かってるから。
お前らのご先祖さまがちっとばかりケンカが強かっただけの話なのにさ・・・。
茜・・うまくやってくれ・・・
三國家当主は風太郎に全部言われてしまって拍子抜け。
緑@ミムラも白川が警告を発してくれていたことを伝えますが
結局、風太郎はそんなお金目当てじゃなかったと信頼を寄せるのでした。
それから風太郎はいつものように派遣の仕事を繰り返し、
タイムカードを押し、一日が始まり、
タイムカードで終わり・・毎日同じように過ごしています。
でも心の中はそろそろ焦り。
緑か茜か使いのものか・・・誰かがきっと迎えにくるはず・・・
足音が聞こえると耳をすましてしまう。
緑は白川の携帯に電話しますがそれは地中に埋められています。
地面から呼び出し音が聞こえるのも恐い・・・
しかしそんないつまでも電源が残ってるものなのね。
茜は部屋にこもり食事も摂らないまま何日も過ぎますが
緑が部屋をノックしてみたら手首を切って倒れていました。
慌てる緑。すぐに手当てを・・・。
こうして茜の硬い決意を知り、ここは風太郎に頼るしかありません。
とうとう緑自身が風太郎を迎えにいきました。
来た!風太郎の心の中は欣喜雀躍ってところか。
にやっと笑みが浮かんだぐらいですが、とにかく計画通りに運びました。
三國邸に再びやってきた風太郎を当主も緑も「お帰りなさい」と迎えました。
風太郎も「ただいま」と言います。
茜を抱きしめ「ゴメンネ」限りなく優しい顔の風太郎。
当主にはよろしくお願いしますと殊勝にも頭を下げます。
浮かれまくった風太郎は白川の土地に向かって笑いながら話しかけます。
ついお金持ちの仲間入りです。
どうしてもって頼まれて三國家の一員になるんですから。
マーガレット(?)をさっとなげてクビをかしげて・・喜んでいますが・・・
また緑が携帯に電話しています。残念、風太郎が行ったあとで聞こえてなかった。
部屋に戻ったらなんと健蔵とうちゃん@椎名桔平がいた!@@
こちらも風太郎がうまいこと三國家に入り込むのを見張っていたんですねえ~。
呼ばれてもいないのに押しかけ、酒まで飲むずうずうしさ。
風太郎の大人しさと対照的ですが、
三國家の人々も卒なく応対しているのがなかなかです。
確かに世間的には親戚になるわけだ。
緑には風太郎に子供のころに怪我をさせてしまったことも話しています。
部屋に戻り父子二人きりになりますが
風太郎のねらいも全て分かってる健蔵。
しかし風太郎は決して父にも心を許しません。
黙れ。
あいつ等が俺を見る目、心から軽蔑しやがってた。
腹立つわ。たまたま金持ちの家にうまれただけのくせに。
地獄に落としてやれよ、あんなやつら。
そして二人で全財産を頂いちまおう。
そんなところで窓の外を見ている健蔵ですがちょうど家政婦がごみだしです。
家政婦は突然聞こえた呼び出し音に腰をぬかさんばかりですが
地面を掘り始めました。
そして指が見えた!
恐怖のあまり顔がゆがみ、いつかの風太郎の泥のついたジャンバーを思い出し、
そして走り出します。
ちょうどそのころ、風太郎は父親に金を渡して消えろと言ってました。
健蔵は窓から家政婦の様子を全部見たようです。
翌朝、いつものように涙でうなされて起きる風太郎。
健蔵がいない!
朝早く出て行ったと聞きます。
みんなには迷惑をかけたことを謝ります。
家政婦は寝込んだ様子。
結婚は三國家が仕切るということで風太郎も了解。
朝食はいつものようにのどかな笑顔が戻りました。
妹の自分が先に結婚してゴメンと笑って言う茜。
舌を出しているのがなんとも楽しい風景。
風太郎は母が亡くなった日を思い出します。
遺骨を手にしていますがあの新聞のお兄ちゃんが父親に知らせないのかと聞くと
家族はお母さんだけだと頑なに父を拒否しました。
工事現場でいつものように仕事をしていますが、
荷車を横倒しにした労働者に居丈高に怒鳴る上司。
風太郎は黙って拾い上げ、上司の前にでています。
黙る上司でした。
既に風太郎の結婚の話を聞いた?
伊豆亭に行ってみる風太郎ですが、その前に行方不明の野々村兄が戻ってきていました。
何かに投資するといっては金を巻き上げていくのがいつもの手のようです。
人のいい店主は金を貸しています・・。
入れ違いのように入った風太郎をみてみんなびっくりですが、
それにしてもばったり出会ったら面白かったのに・・。
この人たちを試すようにお金を店の外に置き、様子をうかがってみますが、
みんな拾った金をおまわりさんに届けていました。
金だけじゃない、心が大事。
母の教えと同じことを言ってましたがこの人たちもそれを実践しているようです。
茜のウエディングドレスの試着に付き合う緑と風太郎。
風太郎は金持ちに対する自分の概念が変ったというと、
「お金持ちという名前の人はいない。みんな違う」
風太郎君は決め付けているところがある・・・
余裕の緑に風太郎も素直にうなずきます。はいお義姉さん・・・
しかし心では
お前らの顔なんて金にしか見えねえずら・・
実際、ウエディングドレスを着て出てきた茜が札束に見えていました(笑
そこにタレコミの電話。
三國家の庭に死体が埋まっているという話。
萩野たちがやってきました。
三國家当主も緑も茜ももちろん風太郎も聞いています。
内心の動揺を抑えるのに精一杯という顔の風太郎。
いよいよ庭が掘り起こされています。
どんどん掘っていきますが、風太郎は手を握り、苦渋の顔。
白川を埋めたときの様子がフラッシュしてきます。
さて、何かがスコップに当たった?
なんとへのへのもへじに舌をだし「バカが見る~」と書かれた紙。
ほっとしたけど、怒りが込みあがる風太郎。
その頃、健蔵がどっかの宿で豪遊?
その金はこの前の風太郎から貰ったものか?
「カードはにぎらせてもらいましたよ。風太郎ぼっちゃん」
健蔵が掘り起こして死体をどこかに移したのね。
・・・こういうところで恩を売り、
強請りつくして骨の髄までしゃぶるつもりでしょうが、
その前に怒りで形相が変っている風太郎に・・・
****************
皆さんの予想通り健蔵が掘り起こしたものだったのね。
そういうことは全然平気でできちゃう父と息子。
とうとう三國家に入り込んだ風太郎ですが
一難去ってまた一難。
順風満帆とはいかないのがまあ当然ですね。
そこが金の差というもんでしょうか(笑
せっかく三國家の信頼を得たというのに
刑事の登場で再び風太郎はピンチですねえ・・・
しかし目が離せない・・面白すぎる。
ダークな風太郎が三國家を乗っ取るまで
どうしても見ていたい・・・
そんな気持ちにさせられてしまうのです。
02/01/2009 銭ゲバ 第3話
埋めたのは白川@田中圭?よくまああの怪我で・・絶句・・・
*******************
風太郎@松山ケンイチの三國邸での生活が始まりました。
朝日が差し込み、苦しげな顔ですが飛び起きた風太郎はなんと天井に隠したお札を数えてます。
食事は別室。茜はかなり不満です。
出勤するときは顔を出しています。見送る茜。
三國邸に住み込む話が来たとき、ほくそ笑んだ気持ちはおくびにも出さず好青年風です。
派遣の仕事を続けることを条件にしました。
仕事は単純労働ではあるけれど船を作る仕事の一部に関われることが生きがいだという。
皆、その心意気には見直したという顔ですが・・・
でも家政婦の子は疑問を持ったままです。あの不気味な笑いを見てますから・・。
でも主人には言い出せないままでした。
出勤した風太郎ですが、派遣切りにあった人たちがビラをまいています。
無視して通りすぎる風太郎に絡んでくるビラ男。
明日は我が身かもしれない。格差社会が続いてもいいのか?
風太郎は鼻で笑います。
格差社会なんで昔からありましたよ。なくなりませんよ、絶対に。
風太郎こそ格差そのものの世界で育ってきた子なのでした。
貧乏人がいなきゃ金持ちは困るでしょ?金持ちのために貧乏人は必要なんです。
白川@田中圭は風太郎が三國邸に住み込んだことに懸念を感じ、緑@ミムラに忠告します。
風太郎の目的が見え見えだからもっと慎重にするようにいうのでした。
でも緑も風太郎の心が歪んでるとは思えないと反論。
白川は彼はそんなに美しい人間ではないと断定しています。
仕事が終わり帰路の風太郎ですがあとをつけているのは父の健蔵@椎名桔平。
それをさらに追いかけてみているのが刑事@萩野たちです。
風太郎に絡む父親ですが金を無心するのは相変わらず。
風太郎は過去の父親の仕打ちを思い出し、泣きながらクビを締めます。
最後は1円玉をなげていきました。
銭ずら。
残った健蔵は笑います。
面白いよ。風太郎、お前は何をして生きてきたんだ?
そんなところに白川が声をかけてくる。
ざっと見積もってこの屋敷で42億円。
会社も含めると12360億円。
まんまと三國邸に入り込んだな。だが絶対におれは認めない・・。
白川がジャブを出してきますが、相手にしない風太郎はあくまで好青年を装います。
失礼します。お辞儀したその目はぞっとるす暗い目。
帰って茜の部屋で過ごしますが、とにかく優しいお兄さん風。
キスまでして懐柔。
ずっと一緒にいて欲しいという茜に、ずっとは一緒にいられないと諭しています。
茜は自分を愛してくれたのは風太郎だけだから結婚したいと言いますが・・。
そんな茜の耳をふさいで、また悪魔の言葉。
結婚しよう茜。結婚したいよお前と。
この家の一員に早くしてくれよ。
このまんまじゃやばいんだよ。急いで頼むずら。
茜は手をはずして聞きたいと言いますが、笑っている風太郎。
そのまま緑のところに行き、話したいことがあるという。
白川が自分に接近してきたという話です。
緑のことを心配しているから自分を排除しようとしていることを伝え、
緑の考え次第で言うとおりにしますと白々しいまでの演技です。
「僕は信じてくださいとしかいうことができません。」
結局緑も答えは保留。でも船上パーティだけは誘っています。
健蔵に食事をご馳走している刑事二人。
二人の様子をみていたといっても単に戯れていただけとかわす健蔵。
刑事の兄が撲殺されたと言う話で風太郎を疑ってることも匂わせています。
妻は死んだのか?そんなことも知らない健蔵に呆れてしまう刑事たち。
さっさと席を立つのですが、健蔵は抜け目なく勘定を渡していました。さすが・・・あはは。
しかし健蔵はその後、妻を思い、かわいそうだったとつぶやいています。自分のせいでしょうが・・。
そして風太郎がその刑事の兄を殺ったと確信。
コインロッカーにカギをかけた風太郎。何が始まるのか・・。
船上パーティの日でした。
殊勝にもよろしくお願いしますと相変わらずの好青年ぶりですが茜の車椅子のところにいます。
そこへ、あのビラ配りの労働者がやってきて緑を標的にナイフを・・出すのです。
そこに風太郎が飛び掛り、もみ合った末に脚を刺された!
逃げていく男を追いかける白川。
男はコインロッカーからお金を出していました。いくらで請け負ったのかなあ?
もみ合いながら早く刺せと言っていた風太郎。狂ってるとつぶやきます。
白川にはまずいところを見られたね。
でも風太郎の株はぐんぐん上がり、緑もとうとう風太郎の世界に取り込まれました。
松葉杖を突いて出てきた風太郎に緑は「風太郎さんを信じます」というのでした。
そして茜にも心配かけてごめんよと限りなく優しい顔。
茜は緑が風太郎に傾倒していくのを怖れています・・。
仕事の帰り道。杖を突きながらやっと歩いている風太郎をまたもや店に引きずり込んだ伊豆亭の面々。
高校生の由香はすぐにわかったのに、晴香のことは印象が薄くてぱっとは出てこなかった。
それが不満でまっすぐ感情をぶつけてますが、食堂の野々村一家は底抜けに明るいのです。
ベラの煮つけを出し、これはお袋の味か?と問われますが素直にうなずく風太郎。死んじゃった・・。
誰よりも美人なお母さんだったと授業参観を思い出しています。
みんな風太郎が少し笑っただけで大喜びしてくれ、
ここの世界はただ一つ風太郎の気持ちをほぐしてくれています。
お母さんは風太郎を生んだことが幸せだったんだと言ってくれます。
帰ってきた風太郎を白川が待ち伏せ。
公園で話す二人。向こうでは子供達が遊ぶのどかな場所です。
男を金で雇ったことも見ていたと言います。警察には言わないから消えるようにと。
君は君の世界で生きればいいというのでした。
しかし風太郎は正直に答えています。
母が貧しくて病院にかかれず死んでいったこと。
母が金と戦って負けたなら、俺は勝ってやる。
もう止められないんです、二人殺してますから。
不気味に笑いながら白川に近付いていきます。
「本当にごめんなさい」
真っ暗になりました。
茜が心配していますが、そこにスーツケースで帰ってきた風太郎。
全部荷物をもってきたというと嬉しそうに笑いました。
その夜、屋敷の中?庭?穴を掘って何かを埋めている風太郎。
袋に入ったそれはどうみても人ぐらいの大きさ。白川?
俺は銭のためなら何でもするずら・・・・
帰った風太郎はシャワーを浴びています。泥が流れていきます。
外においてある、ジャンパーにも泥がついてるのをみている家政婦。
翌朝の食事は家族と同じテーブル。
戸惑う風太郎に主人が座りなさいと手招き。
緑は微笑み、茜ははしゃいでいます。
もうすぐ茜の誕生日。
欲しいものを言ってみなさいというお父さんです・・。
「結婚させてください。風太郎さんと」
下を向いて笑いがこみあげる風太郎ですが
[茜ちゃん、それは無理だよ・・・]
ゆっくりと顔をあげました。
みんな戸惑ったように風太郎を見つめました。
*****************
うわ~~
白川はあの時殺されたのですよね?
脚の怪我までしている風太郎にそうやすやすと殺されるもんでしょうか?
庭に埋めたのも白川のようでフェイク?
どうもよくわかりませんが・・。
でもとうとう茜が結婚させてくれと言い出しました。
ことは風太郎の計画通りに進行しています。
しかし、緑も助けてもらってから風太郎に少し熱が入ってない?
姉妹ふたりとも手なずけたりしてね・・ふふふふ
健蔵に関しては刑事までがあきれ返って憎いはずの風太郎に同情さえしていました。
風太郎の優しい気持ちと悪魔の言葉が交互に出るのは
母と父のDNAが交替で顔を出すからですかね。
いや~ますます目が離せない展開となっています・・・ゾクッ
風太郎@松山ケンイチの三國邸での生活が始まりました。
朝日が差し込み、苦しげな顔ですが飛び起きた風太郎はなんと天井に隠したお札を数えてます。
食事は別室。茜はかなり不満です。
出勤するときは顔を出しています。見送る茜。
三國邸に住み込む話が来たとき、ほくそ笑んだ気持ちはおくびにも出さず好青年風です。
派遣の仕事を続けることを条件にしました。
仕事は単純労働ではあるけれど船を作る仕事の一部に関われることが生きがいだという。
皆、その心意気には見直したという顔ですが・・・
でも家政婦の子は疑問を持ったままです。あの不気味な笑いを見てますから・・。
でも主人には言い出せないままでした。
出勤した風太郎ですが、派遣切りにあった人たちがビラをまいています。
無視して通りすぎる風太郎に絡んでくるビラ男。
明日は我が身かもしれない。格差社会が続いてもいいのか?
風太郎は鼻で笑います。
格差社会なんで昔からありましたよ。なくなりませんよ、絶対に。
風太郎こそ格差そのものの世界で育ってきた子なのでした。
貧乏人がいなきゃ金持ちは困るでしょ?金持ちのために貧乏人は必要なんです。
白川@田中圭は風太郎が三國邸に住み込んだことに懸念を感じ、緑@ミムラに忠告します。
風太郎の目的が見え見えだからもっと慎重にするようにいうのでした。
でも緑も風太郎の心が歪んでるとは思えないと反論。
白川は彼はそんなに美しい人間ではないと断定しています。
仕事が終わり帰路の風太郎ですがあとをつけているのは父の健蔵@椎名桔平。
それをさらに追いかけてみているのが刑事@萩野たちです。
風太郎に絡む父親ですが金を無心するのは相変わらず。
風太郎は過去の父親の仕打ちを思い出し、泣きながらクビを締めます。
最後は1円玉をなげていきました。
銭ずら。
残った健蔵は笑います。
面白いよ。風太郎、お前は何をして生きてきたんだ?
そんなところに白川が声をかけてくる。
ざっと見積もってこの屋敷で42億円。
会社も含めると12360億円。
まんまと三國邸に入り込んだな。だが絶対におれは認めない・・。
白川がジャブを出してきますが、相手にしない風太郎はあくまで好青年を装います。
失礼します。お辞儀したその目はぞっとるす暗い目。
帰って茜の部屋で過ごしますが、とにかく優しいお兄さん風。
キスまでして懐柔。
ずっと一緒にいて欲しいという茜に、ずっとは一緒にいられないと諭しています。
茜は自分を愛してくれたのは風太郎だけだから結婚したいと言いますが・・。
そんな茜の耳をふさいで、また悪魔の言葉。
結婚しよう茜。結婚したいよお前と。
この家の一員に早くしてくれよ。
このまんまじゃやばいんだよ。急いで頼むずら。
茜は手をはずして聞きたいと言いますが、笑っている風太郎。
そのまま緑のところに行き、話したいことがあるという。
白川が自分に接近してきたという話です。
緑のことを心配しているから自分を排除しようとしていることを伝え、
緑の考え次第で言うとおりにしますと白々しいまでの演技です。
「僕は信じてくださいとしかいうことができません。」
結局緑も答えは保留。でも船上パーティだけは誘っています。
健蔵に食事をご馳走している刑事二人。
二人の様子をみていたといっても単に戯れていただけとかわす健蔵。
刑事の兄が撲殺されたと言う話で風太郎を疑ってることも匂わせています。
妻は死んだのか?そんなことも知らない健蔵に呆れてしまう刑事たち。
さっさと席を立つのですが、健蔵は抜け目なく勘定を渡していました。さすが・・・あはは。
しかし健蔵はその後、妻を思い、かわいそうだったとつぶやいています。自分のせいでしょうが・・。
そして風太郎がその刑事の兄を殺ったと確信。
コインロッカーにカギをかけた風太郎。何が始まるのか・・。
船上パーティの日でした。
殊勝にもよろしくお願いしますと相変わらずの好青年ぶりですが茜の車椅子のところにいます。
そこへ、あのビラ配りの労働者がやってきて緑を標的にナイフを・・出すのです。
そこに風太郎が飛び掛り、もみ合った末に脚を刺された!
逃げていく男を追いかける白川。
男はコインロッカーからお金を出していました。いくらで請け負ったのかなあ?
もみ合いながら早く刺せと言っていた風太郎。狂ってるとつぶやきます。
白川にはまずいところを見られたね。
でも風太郎の株はぐんぐん上がり、緑もとうとう風太郎の世界に取り込まれました。
松葉杖を突いて出てきた風太郎に緑は「風太郎さんを信じます」というのでした。
そして茜にも心配かけてごめんよと限りなく優しい顔。
茜は緑が風太郎に傾倒していくのを怖れています・・。
仕事の帰り道。杖を突きながらやっと歩いている風太郎をまたもや店に引きずり込んだ伊豆亭の面々。
高校生の由香はすぐにわかったのに、晴香のことは印象が薄くてぱっとは出てこなかった。
それが不満でまっすぐ感情をぶつけてますが、食堂の野々村一家は底抜けに明るいのです。
ベラの煮つけを出し、これはお袋の味か?と問われますが素直にうなずく風太郎。死んじゃった・・。
誰よりも美人なお母さんだったと授業参観を思い出しています。
みんな風太郎が少し笑っただけで大喜びしてくれ、
ここの世界はただ一つ風太郎の気持ちをほぐしてくれています。
お母さんは風太郎を生んだことが幸せだったんだと言ってくれます。
帰ってきた風太郎を白川が待ち伏せ。
公園で話す二人。向こうでは子供達が遊ぶのどかな場所です。
男を金で雇ったことも見ていたと言います。警察には言わないから消えるようにと。
君は君の世界で生きればいいというのでした。
しかし風太郎は正直に答えています。
母が貧しくて病院にかかれず死んでいったこと。
母が金と戦って負けたなら、俺は勝ってやる。
もう止められないんです、二人殺してますから。
不気味に笑いながら白川に近付いていきます。
「本当にごめんなさい」
真っ暗になりました。
茜が心配していますが、そこにスーツケースで帰ってきた風太郎。
全部荷物をもってきたというと嬉しそうに笑いました。
その夜、屋敷の中?庭?穴を掘って何かを埋めている風太郎。
袋に入ったそれはどうみても人ぐらいの大きさ。白川?
俺は銭のためなら何でもするずら・・・・
帰った風太郎はシャワーを浴びています。泥が流れていきます。
外においてある、ジャンパーにも泥がついてるのをみている家政婦。
翌朝の食事は家族と同じテーブル。
戸惑う風太郎に主人が座りなさいと手招き。
緑は微笑み、茜ははしゃいでいます。
もうすぐ茜の誕生日。
欲しいものを言ってみなさいというお父さんです・・。
「結婚させてください。風太郎さんと」
下を向いて笑いがこみあげる風太郎ですが
[茜ちゃん、それは無理だよ・・・]
ゆっくりと顔をあげました。
みんな戸惑ったように風太郎を見つめました。
*****************
うわ~~
白川はあの時殺されたのですよね?
脚の怪我までしている風太郎にそうやすやすと殺されるもんでしょうか?
庭に埋めたのも白川のようでフェイク?
どうもよくわかりませんが・・。
でもとうとう茜が結婚させてくれと言い出しました。
ことは風太郎の計画通りに進行しています。
しかし、緑も助けてもらってから風太郎に少し熱が入ってない?
姉妹ふたりとも手なずけたりしてね・・ふふふふ
健蔵に関しては刑事までがあきれ返って憎いはずの風太郎に同情さえしていました。
風太郎の優しい気持ちと悪魔の言葉が交互に出るのは
母と父のDNAが交替で顔を出すからですかね。
いや~ますます目が離せない展開となっています・・・ゾクッ
01/25/2009 銭ゲバ 第2話
不気味さを満開にしてくれてますね。いよいよ面白くなってきました。
(ミムラ)の運転する車の前に飛び出した風太郎(松山ケンイチ)。
病院の一室で目覚めた風太郎を心配する緑。何かできることはないかと申し出る。
「・・・・・・・・・友達になれたらうれしいです」
風太郎はある目的のために緑の心に入り込んでゆく―――。
まもなく、風太郎は緑に豪華クルーザーで開かれる仲間内の集まるパーティーに招かれる。
そこで出会った緑の妹・茜(木南晴夏)。
顔にアザがあり足が不自由なため、幸せそうな人間に不快感を見せる茜。
風太郎は、そんな茜にも近づき、ある計画をたてる。
一方で寺田殺しの捜査をしている荻野(宮川大輔)は、執拗に風太郎を追っていた。
風太郎の働く工場に姿を見せ、対峙する、荻野。
「僕は君が犯人じゃないかと思ってるんだ、ずっとね」
荻野が工場に姿を見せて程なく、風太郎は、父親・健蔵(椎名桔平)と偶然再会。
この13年ぶりの父と子との出会いが風太郎の運命を大きく変えていく―――。
緑の車に飛び出したのはなぜか?そんなことを聞かれなかったのは幸いでしたが、
とにかく緑がひたすら謝るのは小気味良かったですね。
しかも風太郎もむしろ車を傷つけたなんてどこまでも下手に出るのがうまい。
そして伊豆の別荘で出会った子供のころを思いださせています。
私にできることはないですか?という緑に友達になりたいというと笑顔を見せています。
少しずつ緑の世界に踏込んでいく風太郎。
そしてここはクルーザー。緑の友人達とのパーティ?
満面の笑顔で優しさをにじませて茜に飲み物を持っていく緑。いかにも優しいお姉さん。
風太郎は貧しかったから船に乗ったのも初めてと言いますが
貧しくても正直に一生懸命にがんばって生きていたら
神様が見ていてくれるしシアワセになれると母が言ってたとも付け加えます。
そして緑にも正しいと思うかと問いかけます。
緑は笑顔でうなずきました。うん、思うよ!
よかった。そうですね・・。
茜のことも気にかけます。生まれたときからそうなんですか・・自分の傷をさして「何となくわかる」と。
茜は暗い顔をし、誰とも話さない様子ですが、緑も茜は心を閉ざしているというのでした。
友人客の一人が時計コレクションを自慢していますが希少なものを見つけたら買わずにはいられない
とかでオークションで500万だったという話もしています。
茜は無表情。むしろ無愛想なまでの暗い目ですが、風太郎と目が合っています。
茜を追いかけると風太郎は壊れた時計を見つけますが、先ほど茜がトイレに入った様子を思い出し
なるほど・・とほくそ笑みます。茜の陰の部分が見えた一瞬。
それなのにあの客は風太郎のことを時計泥棒のように思っています。
もちろん風太郎はいかにも人の良さそうな顔になり身体検査もしていいと積極的にぬぎだしました。
時計は当然出てきませんがみんな呆然と風太郎を見るだけでした。
船から降り、皆で飲みにいくという緑ですが風太郎は翌日仕事だからと断り、
茜も行かないといいます。一人で待っているという茜にそれならば車がくるまで一緒に待ってあげると
風太郎が茜と二人きりの時間をつくります。
そして生ごみの中から時計を取り出しました。なんとそんなところに隠していたの。
嫌いなんだろう、幸せなやつが。ふっと茜の顔を覗き込んで言う。
そして時計も海に投げ捨てました。茜の気持ちがわかるから共犯者になりたかった・・・。
家に帰った茜ですが、父と緑にお願いがあると切り出しました。それは・・・・
翌日、職場の食堂で食べ終えたばかりの風太郎のところに萩野がやってきました。
昔、風太郎が殺した新聞配達のお兄ちゃんの兄だという。
今は刑事。
寺田という派遣仲間の殺人を追っているが、弟を殺したのもお前だと思ってるという萩野。
風太郎は泣き崩れました。優しいおにいちゃんがなんで殺されなければならなかったのかと・・。
迫真の演技でしたが、風太郎の目を見て萩野は犯人であることを確信しています。
風太郎は何を思ったのか先週拉致された伊豆食堂の前まで行きますが、結局引き返しました。
しかし食堂の家族が見ていて中に強引にいれていきます。
元気な食堂の家族ですが風太郎の注文もちゃんと覚えていてオーダーしてないのに
勝手にだしてくるというほど風太郎が気に入ったようです。
聞いてみるとオーナー夫婦と妹とさらに弟夫婦の娘というややこしいつながりの4人でした。
その高校生の姪が風太郎を追いかけてきて、蒸発した自分の兄だという。
写真は風太郎そっくりだそうですが、だから間違えられて食堂に連れてこられたということなのでした。
その帰り道、途中で父親がちんぴらに絡まれていますが、どうも無銭飲食したようです。
警察に突き出される寸前だったというところなのでした。
父は風太郎を思い出し、息子だから金を払ってくれというのですが
風太郎は父親なんてしらない、頭のおかしい人だと行ってしまいました。
アパートに帰った風太郎は畳をあけて、お札をぐちゃぐちゃにしています。
父がランドセルと買ってくれたことを思い出しすぐに目に怪我をしたときへと切り替わり、
風太郎は荒れてしまいました。シアワセだったときもあったのに父はどうして変わってしまったんでしょう。
翌日、仕事中の風太郎のところに緑がやってきて、茜のことで父に会ってほしいというのでした。
屋敷の玄関に入る時「何がちがうんだろう。同じ人間なのに。悔しいね」母の言葉を思い出します。
応接間に通された風太郎ですが、父が来る前に緑から簡単に説明を受けます。
珍しく茜が頼みごとをしてきたという。それは家に住み込んで茜の話し相手になってほしいというもの。
心の扉を開いて欲しいというのでした。
そこに父親が到着。風太郎を見て拒否反応気味の父親です。
その空気を読み取った風太郎はトイレにいき時間稼ぎ。
外で聞いてみると父親が風太郎を薄気味悪いと言っています。
茜は?まず茜に接近。
ありがとう。という風太郎です。茜もそれには戸惑っています。
自分はこんな顔だし。でも君の気持ちはうれしかった。あくまで優しく振舞う風太郎。
そしてトイレで手を洗いながら「茜、頼むよ・・こんなチャンスは二度とないんだ」と祈り続けています。
もちろん茜は風太郎の計画通りに父親に直談判。
一生懸命に風太郎を売り込みました。先日の時計の話までしています。
もしも風太郎を入れてくれないなら自分が死ぬとまで脅しました。立ち聞きした風太郎は勝利の顔。
その不気味な笑い方に家政婦さんが恐がってました。
帰り道、地面に落ちていた雑誌?ビラ?を見て子供時代を思い出します。
遠足の写真が良く撮れていたのに1枚50円だったから注文しなかったこと。
母には写真はなかったと嘘をついてました。
地面を転がりながら大笑いしている風太郎。銭の塊ずら。絶対手に入れてやる。
とうとう三國の中に入り込みました。
そして三國邸。
庭で茜を前にしています。
「自分は醜いから幸せになれないと思ってきただろう?
同じだな。
自分の気持ちをいうの慣れないからこうするよ」
茜の耳をふさいでにこにこ笑いながら風太郎は話し出します。
「オレは自分が醜いから美しいモノがすきなんだ。
だからお前は大嫌いだ。
見るのもいやだ寒気がする。
でも緑さんを手に入れるのは難しい。だから仕方なくだ。
お前の家の財産すべて頂くためだ。仕方なくな。
じゃなきゃお前の顔なんかみたくもない。銭のためずら」
ちょっとちょっと・・耳をふさいだって普通は聞こえるよね・・
しかも唇の動きでわかるし。
そこはドラマだからわからないことにするのか?
茜はホントは分かったけれど知らないふりをするのか?
とにかく茜は何て言ってるのか教えてと手をはずしました。
「大好きだよ、茜」臆面もなくさっきと反対のことをいう風太郎。
このあざも大好きだ。
愛してるよ。
茜は喜び、風太郎に抱きつきました。
風太郎の父が尾行してきたようで
三國邸の周りをかぎまわっていますが
抱き合う様子を見たのか、「お前は昔から親孝行だった」と
笑い出しました。さっそくたかりの構図が見えます。
抱き合う二人の様子を窓から見ている緑。
笑顔が浮かんでいます。
目をそらしたら笑顔も消えました。
*******************
三國邸、惜しいなあ~
風太郎の父が門に手をかけて中を覗いていたけれど
そこで防犯装置が作動するとか、電流が流れるとか
もう少し、厳重な警戒してもいいんではないかい?
しかしかなり昔風の屋敷ですね。
こういう日本家屋が結局は威厳をもつといいたいのでしょうか。
今週はなんといってもニコニコ笑いながら
ひどいことを茜に言う風太郎が底なしの不気味さをかもし出してます。
いや~ホント面白い。
とにかく風太郎は茜を手にいれた。すごいなあ~デス。
将を射んとするときにまずどこから手をつければいいかちゃんとわかってる。
そのうち緑にも手をのばすでしょうし、
三國家をかき回すだけかき回すのでしょう。
ああ~楽しみ。
しかしあの刑事さんの前でのウソ泣きは受けましたね。
迫真でしたけど刑事にはちゃんとウソだってばれてるしねえ。
こちらの方も振り切れるだけ振り切るのでしょうが
誰かを身代わりにするとかするの?
とにかく今週もとことん面白かったです。
病院の一室で目覚めた風太郎を心配する緑。何かできることはないかと申し出る。
「・・・・・・・・・友達になれたらうれしいです」
風太郎はある目的のために緑の心に入り込んでゆく―――。
まもなく、風太郎は緑に豪華クルーザーで開かれる仲間内の集まるパーティーに招かれる。
そこで出会った緑の妹・茜(木南晴夏)。
顔にアザがあり足が不自由なため、幸せそうな人間に不快感を見せる茜。
風太郎は、そんな茜にも近づき、ある計画をたてる。
一方で寺田殺しの捜査をしている荻野(宮川大輔)は、執拗に風太郎を追っていた。
風太郎の働く工場に姿を見せ、対峙する、荻野。
「僕は君が犯人じゃないかと思ってるんだ、ずっとね」
荻野が工場に姿を見せて程なく、風太郎は、父親・健蔵(椎名桔平)と偶然再会。
この13年ぶりの父と子との出会いが風太郎の運命を大きく変えていく―――。
緑の車に飛び出したのはなぜか?そんなことを聞かれなかったのは幸いでしたが、
とにかく緑がひたすら謝るのは小気味良かったですね。
しかも風太郎もむしろ車を傷つけたなんてどこまでも下手に出るのがうまい。
そして伊豆の別荘で出会った子供のころを思いださせています。
私にできることはないですか?という緑に友達になりたいというと笑顔を見せています。
少しずつ緑の世界に踏込んでいく風太郎。
そしてここはクルーザー。緑の友人達とのパーティ?
満面の笑顔で優しさをにじませて茜に飲み物を持っていく緑。いかにも優しいお姉さん。
風太郎は貧しかったから船に乗ったのも初めてと言いますが
貧しくても正直に一生懸命にがんばって生きていたら
神様が見ていてくれるしシアワセになれると母が言ってたとも付け加えます。
そして緑にも正しいと思うかと問いかけます。
緑は笑顔でうなずきました。うん、思うよ!
よかった。そうですね・・。
茜のことも気にかけます。生まれたときからそうなんですか・・自分の傷をさして「何となくわかる」と。
茜は暗い顔をし、誰とも話さない様子ですが、緑も茜は心を閉ざしているというのでした。
友人客の一人が時計コレクションを自慢していますが希少なものを見つけたら買わずにはいられない
とかでオークションで500万だったという話もしています。
茜は無表情。むしろ無愛想なまでの暗い目ですが、風太郎と目が合っています。
茜を追いかけると風太郎は壊れた時計を見つけますが、先ほど茜がトイレに入った様子を思い出し
なるほど・・とほくそ笑みます。茜の陰の部分が見えた一瞬。
それなのにあの客は風太郎のことを時計泥棒のように思っています。
もちろん風太郎はいかにも人の良さそうな顔になり身体検査もしていいと積極的にぬぎだしました。
時計は当然出てきませんがみんな呆然と風太郎を見るだけでした。
船から降り、皆で飲みにいくという緑ですが風太郎は翌日仕事だからと断り、
茜も行かないといいます。一人で待っているという茜にそれならば車がくるまで一緒に待ってあげると
風太郎が茜と二人きりの時間をつくります。
そして生ごみの中から時計を取り出しました。なんとそんなところに隠していたの。
嫌いなんだろう、幸せなやつが。ふっと茜の顔を覗き込んで言う。
そして時計も海に投げ捨てました。茜の気持ちがわかるから共犯者になりたかった・・・。
家に帰った茜ですが、父と緑にお願いがあると切り出しました。それは・・・・
翌日、職場の食堂で食べ終えたばかりの風太郎のところに萩野がやってきました。
昔、風太郎が殺した新聞配達のお兄ちゃんの兄だという。
今は刑事。
寺田という派遣仲間の殺人を追っているが、弟を殺したのもお前だと思ってるという萩野。
風太郎は泣き崩れました。優しいおにいちゃんがなんで殺されなければならなかったのかと・・。
迫真の演技でしたが、風太郎の目を見て萩野は犯人であることを確信しています。
風太郎は何を思ったのか先週拉致された伊豆食堂の前まで行きますが、結局引き返しました。
しかし食堂の家族が見ていて中に強引にいれていきます。
元気な食堂の家族ですが風太郎の注文もちゃんと覚えていてオーダーしてないのに
勝手にだしてくるというほど風太郎が気に入ったようです。
聞いてみるとオーナー夫婦と妹とさらに弟夫婦の娘というややこしいつながりの4人でした。
その高校生の姪が風太郎を追いかけてきて、蒸発した自分の兄だという。
写真は風太郎そっくりだそうですが、だから間違えられて食堂に連れてこられたということなのでした。
その帰り道、途中で父親がちんぴらに絡まれていますが、どうも無銭飲食したようです。
警察に突き出される寸前だったというところなのでした。
父は風太郎を思い出し、息子だから金を払ってくれというのですが
風太郎は父親なんてしらない、頭のおかしい人だと行ってしまいました。
アパートに帰った風太郎は畳をあけて、お札をぐちゃぐちゃにしています。
父がランドセルと買ってくれたことを思い出しすぐに目に怪我をしたときへと切り替わり、
風太郎は荒れてしまいました。シアワセだったときもあったのに父はどうして変わってしまったんでしょう。
翌日、仕事中の風太郎のところに緑がやってきて、茜のことで父に会ってほしいというのでした。
屋敷の玄関に入る時「何がちがうんだろう。同じ人間なのに。悔しいね」母の言葉を思い出します。
応接間に通された風太郎ですが、父が来る前に緑から簡単に説明を受けます。
珍しく茜が頼みごとをしてきたという。それは家に住み込んで茜の話し相手になってほしいというもの。
心の扉を開いて欲しいというのでした。
そこに父親が到着。風太郎を見て拒否反応気味の父親です。
その空気を読み取った風太郎はトイレにいき時間稼ぎ。
外で聞いてみると父親が風太郎を薄気味悪いと言っています。
茜は?まず茜に接近。
ありがとう。という風太郎です。茜もそれには戸惑っています。
自分はこんな顔だし。でも君の気持ちはうれしかった。あくまで優しく振舞う風太郎。
そしてトイレで手を洗いながら「茜、頼むよ・・こんなチャンスは二度とないんだ」と祈り続けています。
もちろん茜は風太郎の計画通りに父親に直談判。
一生懸命に風太郎を売り込みました。先日の時計の話までしています。
もしも風太郎を入れてくれないなら自分が死ぬとまで脅しました。立ち聞きした風太郎は勝利の顔。
その不気味な笑い方に家政婦さんが恐がってました。
帰り道、地面に落ちていた雑誌?ビラ?を見て子供時代を思い出します。
遠足の写真が良く撮れていたのに1枚50円だったから注文しなかったこと。
母には写真はなかったと嘘をついてました。
地面を転がりながら大笑いしている風太郎。銭の塊ずら。絶対手に入れてやる。
とうとう三國の中に入り込みました。
そして三國邸。
庭で茜を前にしています。
「自分は醜いから幸せになれないと思ってきただろう?
同じだな。
自分の気持ちをいうの慣れないからこうするよ」
茜の耳をふさいでにこにこ笑いながら風太郎は話し出します。
「オレは自分が醜いから美しいモノがすきなんだ。
だからお前は大嫌いだ。
見るのもいやだ寒気がする。
でも緑さんを手に入れるのは難しい。だから仕方なくだ。
お前の家の財産すべて頂くためだ。仕方なくな。
じゃなきゃお前の顔なんかみたくもない。銭のためずら」
ちょっとちょっと・・耳をふさいだって普通は聞こえるよね・・
しかも唇の動きでわかるし。
そこはドラマだからわからないことにするのか?
茜はホントは分かったけれど知らないふりをするのか?
とにかく茜は何て言ってるのか教えてと手をはずしました。
「大好きだよ、茜」臆面もなくさっきと反対のことをいう風太郎。
このあざも大好きだ。
愛してるよ。
茜は喜び、風太郎に抱きつきました。
風太郎の父が尾行してきたようで
三國邸の周りをかぎまわっていますが
抱き合う様子を見たのか、「お前は昔から親孝行だった」と
笑い出しました。さっそくたかりの構図が見えます。
抱き合う二人の様子を窓から見ている緑。
笑顔が浮かんでいます。
目をそらしたら笑顔も消えました。
*******************
三國邸、惜しいなあ~
風太郎の父が門に手をかけて中を覗いていたけれど
そこで防犯装置が作動するとか、電流が流れるとか
もう少し、厳重な警戒してもいいんではないかい?
しかしかなり昔風の屋敷ですね。
こういう日本家屋が結局は威厳をもつといいたいのでしょうか。
今週はなんといってもニコニコ笑いながら
ひどいことを茜に言う風太郎が底なしの不気味さをかもし出してます。
いや~ホント面白い。
とにかく風太郎は茜を手にいれた。すごいなあ~デス。
将を射んとするときにまずどこから手をつければいいかちゃんとわかってる。
そのうち緑にも手をのばすでしょうし、
三國家をかき回すだけかき回すのでしょう。
ああ~楽しみ。
しかしあの刑事さんの前でのウソ泣きは受けましたね。
迫真でしたけど刑事にはちゃんとウソだってばれてるしねえ。
こちらの方も振り切れるだけ振り切るのでしょうが
誰かを身代わりにするとかするの?
とにかく今週もとことん面白かったです。
| Home |