06/08/2015 免疫力を上げるには
ブロッコリースプラウトがいいらしい。(あさイチで特集してましたので、上げてみました。※過去のエントリーです2014/2/16UP)
スルフォラファンという物質が効果ありなんだそうです。
以下、忘備録(笑
テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」という番組(再)が先ほど放映されてたのですが
流れていたのに気付かず、他のことに集中していたのです。
後半あたりからちゃんと見て、
もったいないことをしたと思いました。
テレ東は再放送がたくさんあるからそのうちまた放送するかもしれません。
感染症としてインフルエンザを撃退するとか、
あるいはガンを予防するということにかけては
やはりなんでも試してみるべきでしょうね。
根本的に「免疫力」をUPすることが大事だということはわかりました。
そのためには何をするかというと
日光浴と睡眠、
食事、入浴・・
要するに普段の生活に何を取り入れるかということにつきますね。
日光浴は1日30分太陽の光を直接浴びることだそうです。
10分ずつ飛び飛びで構わないとか。
私、家に閉じこもりっきりで一歩も出ない日のほうが多いです^^;
睡眠は深い睡眠を得ることが免疫力UPにつながるそうですが
そのためには、体温を上げることと鼻呼吸だそうです。
湯たんぽを足元じゃなくて腰や肩の位置におくのが正解だそうです。
そして口呼吸じゃなくて鼻呼吸。
そういえば話は違うところの分野でしたが
ねぎを首に巻くのなんかも効果があるそうですよ。
直接の効果じゃなくて成分が深い眠りをもたらしその眠りが風邪の撃退にいいとか。
それでもよく眠れない人は玉ねぎを輪切りにして部屋の隅に置くといいらしいです。
私は恐ろしく寝入りが良くて横になったら寸秒って感じ、1分で朝が来るんですが(笑
母なんかはうつ病でしたので眠れなくて朝まで10錠も薬を飲んだりして苦労していたのを思い出しました。
玉ねぎを置いたら眠れたのかなぁ・・・
入浴はアロマオイルを垂らした38~39度のぬるま湯に長くつかって
芯から温めるのがいいとか。
正直これだけは私、低すぎて守れないわ。(寒くて・・)
現在うちの入浴温度設定だけど、驚かないで・・45度!にしてるのよ。
実際に温度計で測ってはいないので、少しぬるくなって実際には43度ぐらいなのかなと思いますけど。
でも私の体温が高いのでその分高い温度設定にしないと寒く感じますよね。
それはさておきアロマというのが自律神経にとてもいいらしいです。
自律神経が良好だと、全身状態が向上し、免疫力UPにつながるという理論だそうです。
いま、アロママッサージとか大流行じゃないですか。
施術してもらったあとに採血してビフォーアフターすると
白血球や何とか細胞が増えるらしいですね。
それが免疫力UPになるなんて心底すごいと思いました。
リラックスして自律神経が解放されアルファー波が発動されたような状態なのかしら?(^^
そして食事です。
免疫力高めるには「腸」がカギを握る・・。
これはどんな場合でも当てはまりますね。
納豆、ヨーグルト、キムチ、古漬け・・がいいという医者がいました。
要するに発酵食品ですよね。
ヨーグルトで腸をよくして花粉症に備えるといった話を以前聞きましたよね。
夏バテにも発酵食品というじゃない?
そして今回特筆なのが冒頭に書いた
ブロッコリースプラウト
現実にブロッコリーやキャベツなどがガン予防に効果があるという話は聞いてますが
スルフォラファンがその10倍あると聞いたらやはり試してみるべきですよね。
さっそく明日から食卓に乗せましょうね(vv
以上、覚え書きでした。
そのうち再再放送するかもしれませんね。
以下、忘備録(笑
テレビ東京の「主治医が見つかる診療所」という番組(再)が先ほど放映されてたのですが
流れていたのに気付かず、他のことに集中していたのです。
後半あたりからちゃんと見て、
もったいないことをしたと思いました。
テレ東は再放送がたくさんあるからそのうちまた放送するかもしれません。
感染症としてインフルエンザを撃退するとか、
あるいはガンを予防するということにかけては
やはりなんでも試してみるべきでしょうね。
根本的に「免疫力」をUPすることが大事だということはわかりました。
そのためには何をするかというと
日光浴と睡眠、
食事、入浴・・
要するに普段の生活に何を取り入れるかということにつきますね。
日光浴は1日30分太陽の光を直接浴びることだそうです。
10分ずつ飛び飛びで構わないとか。
私、家に閉じこもりっきりで一歩も出ない日のほうが多いです^^;
睡眠は深い睡眠を得ることが免疫力UPにつながるそうですが
そのためには、体温を上げることと鼻呼吸だそうです。
湯たんぽを足元じゃなくて腰や肩の位置におくのが正解だそうです。
そして口呼吸じゃなくて鼻呼吸。
そういえば話は違うところの分野でしたが
ねぎを首に巻くのなんかも効果があるそうですよ。
直接の効果じゃなくて成分が深い眠りをもたらしその眠りが風邪の撃退にいいとか。
それでもよく眠れない人は玉ねぎを輪切りにして部屋の隅に置くといいらしいです。
私は恐ろしく寝入りが良くて横になったら寸秒って感じ、1分で朝が来るんですが(笑
母なんかはうつ病でしたので眠れなくて朝まで10錠も薬を飲んだりして苦労していたのを思い出しました。
玉ねぎを置いたら眠れたのかなぁ・・・
入浴はアロマオイルを垂らした38~39度のぬるま湯に長くつかって
芯から温めるのがいいとか。
正直これだけは私、低すぎて守れないわ。(寒くて・・)
現在うちの入浴温度設定だけど、驚かないで・・45度!にしてるのよ。
実際に温度計で測ってはいないので、少しぬるくなって実際には43度ぐらいなのかなと思いますけど。
でも私の体温が高いのでその分高い温度設定にしないと寒く感じますよね。
それはさておきアロマというのが自律神経にとてもいいらしいです。
自律神経が良好だと、全身状態が向上し、免疫力UPにつながるという理論だそうです。
いま、アロママッサージとか大流行じゃないですか。
施術してもらったあとに採血してビフォーアフターすると
白血球や何とか細胞が増えるらしいですね。
それが免疫力UPになるなんて心底すごいと思いました。
リラックスして自律神経が解放されアルファー波が発動されたような状態なのかしら?(^^
そして食事です。
免疫力高めるには「腸」がカギを握る・・。
これはどんな場合でも当てはまりますね。
納豆、ヨーグルト、キムチ、古漬け・・がいいという医者がいました。
要するに発酵食品ですよね。
ヨーグルトで腸をよくして花粉症に備えるといった話を以前聞きましたよね。
夏バテにも発酵食品というじゃない?
そして今回特筆なのが冒頭に書いた
ブロッコリースプラウト
現実にブロッコリーやキャベツなどがガン予防に効果があるという話は聞いてますが
スルフォラファンがその10倍あると聞いたらやはり試してみるべきですよね。
さっそく明日から食卓に乗せましょうね(vv
以上、覚え書きでした。
そのうち再再放送するかもしれませんね。
02/23/2014 ガイアの夜明け (2/18 ローカル路線を救う! 驚きの手法)
「いすみ鉄道」が出た!ムーミン電車がかわいい!!
昨日(2/22土)の日経プラス1ですが、「お花見楽しむ鉄道や船」と題していました。
そこに第4位で「いすみ鉄道」が出ていましたので
先日のガイアを思い出したのでした。
どっちも日経がバックアップしてるから順当なのかな(笑
この番組をみていたときは朝ドラ「あまちゃん」の「三陸鉄道」を
思い出していましたが、
ローカル線は、地元の足としてだけじゃなくある意味、矜持でもあり
信頼や安心につながる大事な柱ですね。
冒頭では、長野の松代線が廃線になったことにより、バス通勤を余儀なくされた
会社員の方の例がでていました。
会社は原則マイカー禁止だというので、電車が通らなければ公共機関はバスしかないわけで
道路が渋滞するため朝は以前より一時間早く出勤する羽目になっていました。
一時間睡眠が削られたら大変ですね・・。
その分を、朝活で補ってリズムを変えて、一時間早く就寝できるならまだいいのですけれど。
こんな風に全国で22路線が廃止となり、地元の足が次々奪われる事態となっています。
そんなローカル路線を驚く手法で復活させたというのが2例紹介されました。
トップが「いすみ鉄道」
千葉の房総を走る第三セクターのいすみ鉄道.
人口減による赤字のため廃止危機に地元住民が立ち上がり、
「社長公募」となった件はニュースとして記憶があります。
それがいすみ鉄道だったのですね。
そして選ばれたのが「鳥塚亮さん」(2009年より社長就任)でした。
その応募書類に「ムーミン」を車体に描きいすみのシンボルとすることを
提案したというのでした。
斬新さがありますが、日航などでも飛行機をペイントしますからそこからのアイディアかな?
などとと思いながら見ていたらこの方、外資系航空会社出身でした。納得。
お花畑の中を走るイメージをふくらませてムーミンへとつながったのですね。
版権を持ってる方から安く許諾を受けたというのも大きいでしょう。
黄色い車体にムームンを描き、車内もオレンジでキャラクターを見ると
そのかわいさになごみますね。
こうなってくると、地元の足だけじゃなくて観光要素になるわけで
わざわざこの電車に乗りに来る人(写真を撮りに来る人)が増えたということです。
そこからアイディアが湧き出ています。
「昭和のディーゼルカー」キハ系だったっけ?
2両を買い、レトロな車両を「懐かしい」感覚で使用しました。
プレートが貼ってありましたが
賛同者に一口5万で寄付を募り名前をプレートにして掲示したのだそうです。
なんか、お祭りなんかで寄付すると名前がでかでかと掲げられるじゃない?
あれを連想しましたわ(笑
これにて乗客数が20%UP!!すごいね。
社員募集ですが、「運転士公募」はドラマにもなりましたよね。
自腹で700万だせたら運転士になれるというもの。
子供のころから鉄道の運転士になりたかったからと他職より転職した方が運転士になっていました。
応援団として地元の人たちのお手伝いも力強い味方です。
花壇を作り、沿線に菜の花を植え、お花畑を走る鉄道のイメージをしっかりと守りました。
桜の花がアーチのようになった黄色い菜の花畑の中を
黄色のムーミン電車が走る絵はまるで映画のワンシーンのようで
これはかなり優秀な仕掛けですね!
春になったら房総の花見に出かけてみたいと思わせるものがあります。
そして伊勢エビ特急。
食事付のお刺身列車にしたのでした。
その豪華料理の目玉が伊勢海老ということでした。
二人一組で21000円という設定です。
24席満席となっていましたが、房総の海の幸が詰まっていてお料理はよかったですね。
これに合うお酒もちゃんと吟味してました。
特筆ですが「特急」とは特に急がないという意味だそうです(笑
そしてムーミングッズの販売。
乗客のみなさんは大満足していました。
次は岡山の破たんしたバス会社を復活させた例です。
同じように路線バスの廃止が相次ぎその距離は全国で4万キロを超えています。
その中の(岡山)井笠バスが「両備グループ 小嶋光信代表」に依頼をしたのでした。
この方の手腕ですが、和歌山県の貴志川線を再生させたのが有名ですが
猫のたま駅長などはだれもが知っているのではないでしょうか。
そういうことで井笠バスの再生ですが、バス会社の問題点を探すことから始めました。
通勤・通学の時間を外れると乗客が誰もいない点や、車両の整備がきちんとされてないことなど
さっそく見つけています。
そして人材。
井笠バスの破たんで運転士が1/4まで減りましたが、両備グループから派遣されてきて
ぎりぎりの運行を支えるところまできました。
大型免許を持っていてトラックからバスへの志願された方も。
バスも運転士一人に一つのバスを使用させて責任制にしたというのが新しい試みだそうです。
これまでは皆がどのバスにも乗っていたのが自分の担当バスが決まってからは
バスの整備や洗車などするようになり運転にも気を使うようになったということです。
また、営業をかけるのが珍しいです。
時刻表を持って地域を回っていました。
そこで8時台のバスがあれば通勤が助かるという情報を仕入れたのでした。
そして自治体からの新しい車両4台購入がありました。
老齢の方が多いのでステップバスが必要との判断でしょうか。
一生懸命にバスの手入れをしていた運転士さんが新車両の担当に任命されていました。
社員の意識革命も再生への道の一つだとのことです。
***
バスの件はまだ再生途上のため、成果が数字ではっきりとはわかりませんでしたが
住民にとっては、公共バスは生活の足ですから
運行ゼロの日がなかったのは幸いでしたね。
運転士の意識革命というのは普段のサービスが良くなれば気持ちよく乗れるという点では
間違いないですが、
バスに乗らない人を乗るように仕向けるほどの力があるのかどうかまではちょっとわかりません。
「人口減」というのが維持を阻む要素が大きいわけですから、
何かのサービスで人を呼び込むのはイベント力が大きいかもしれませんね。
観光バスのようなものはまた違うのでしょうけれど、目玉があると大きく変わるかもしれません。
今後、高齢化が進めば自家用車の運転もままならない高齢者などは
絶対に必要なものなので、たとえ運行本数が減ったとしても
「廃止」は避けなければなりませんね。
その点においても地域の人のためとポリシーを掲げて奔走されたのにはありがたいことでした。
そしていすみ鉄道の件は楽しさとか夢が詰まっていて見ていてもいい気分になってきました。
電車やバスが大好きな友人がいますが、もちろん自家用車も乗りますが
公共の乗り物が大好きで、とにかく絶対に乗らないといけないのだそうです(笑
その友人のエピで笑ってしまうのですが、乗りたいバスに転んでしまって乗れなくて
泣きながら追いかけたら運転手さんが止まってくれたという話もありました。
そういう都会の人がローカルなものやレトロなもの、そして特色やサービスを求めて
どこまでも旅するのも一種のブームなんでしょうか。
日経のランキングでの紹介を見ても地方ではお弁当やストーブなど特色があって
面白そうと思いました。
そういえば、こたつ列車もありましたよね。
あまちゃんではうにのお弁当が販売されてましたっけ。
ボックスになった席ならお弁当など食べるのも列車の楽しみですもんね。
イベント列車も豊富に計画されていると思いますし
今年はどこかの鉄道からお花見しましょう!
そこに第4位で「いすみ鉄道」が出ていましたので
先日のガイアを思い出したのでした。
どっちも日経がバックアップしてるから順当なのかな(笑
この番組をみていたときは朝ドラ「あまちゃん」の「三陸鉄道」を
思い出していましたが、
ローカル線は、地元の足としてだけじゃなくある意味、矜持でもあり
信頼や安心につながる大事な柱ですね。
冒頭では、長野の松代線が廃線になったことにより、バス通勤を余儀なくされた
会社員の方の例がでていました。
会社は原則マイカー禁止だというので、電車が通らなければ公共機関はバスしかないわけで
道路が渋滞するため朝は以前より一時間早く出勤する羽目になっていました。
一時間睡眠が削られたら大変ですね・・。
その分を、朝活で補ってリズムを変えて、一時間早く就寝できるならまだいいのですけれど。
こんな風に全国で22路線が廃止となり、地元の足が次々奪われる事態となっています。
そんなローカル路線を驚く手法で復活させたというのが2例紹介されました。
トップが「いすみ鉄道」
千葉の房総を走る第三セクターのいすみ鉄道.
人口減による赤字のため廃止危機に地元住民が立ち上がり、
「社長公募」となった件はニュースとして記憶があります。
それがいすみ鉄道だったのですね。
そして選ばれたのが「鳥塚亮さん」(2009年より社長就任)でした。
その応募書類に「ムーミン」を車体に描きいすみのシンボルとすることを
提案したというのでした。
斬新さがありますが、日航などでも飛行機をペイントしますからそこからのアイディアかな?
などとと思いながら見ていたらこの方、外資系航空会社出身でした。納得。
お花畑の中を走るイメージをふくらませてムーミンへとつながったのですね。
版権を持ってる方から安く許諾を受けたというのも大きいでしょう。
黄色い車体にムームンを描き、車内もオレンジでキャラクターを見ると
そのかわいさになごみますね。
こうなってくると、地元の足だけじゃなくて観光要素になるわけで
わざわざこの電車に乗りに来る人(写真を撮りに来る人)が増えたということです。
そこからアイディアが湧き出ています。
「昭和のディーゼルカー」キハ系だったっけ?
2両を買い、レトロな車両を「懐かしい」感覚で使用しました。
プレートが貼ってありましたが
賛同者に一口5万で寄付を募り名前をプレートにして掲示したのだそうです。
なんか、お祭りなんかで寄付すると名前がでかでかと掲げられるじゃない?
あれを連想しましたわ(笑
これにて乗客数が20%UP!!すごいね。
社員募集ですが、「運転士公募」はドラマにもなりましたよね。
自腹で700万だせたら運転士になれるというもの。
子供のころから鉄道の運転士になりたかったからと他職より転職した方が運転士になっていました。
応援団として地元の人たちのお手伝いも力強い味方です。
花壇を作り、沿線に菜の花を植え、お花畑を走る鉄道のイメージをしっかりと守りました。
桜の花がアーチのようになった黄色い菜の花畑の中を
黄色のムーミン電車が走る絵はまるで映画のワンシーンのようで
これはかなり優秀な仕掛けですね!
春になったら房総の花見に出かけてみたいと思わせるものがあります。
そして伊勢エビ特急。
食事付のお刺身列車にしたのでした。
その豪華料理の目玉が伊勢海老ということでした。
二人一組で21000円という設定です。
24席満席となっていましたが、房総の海の幸が詰まっていてお料理はよかったですね。
これに合うお酒もちゃんと吟味してました。
特筆ですが「特急」とは特に急がないという意味だそうです(笑
そしてムーミングッズの販売。
乗客のみなさんは大満足していました。
次は岡山の破たんしたバス会社を復活させた例です。
同じように路線バスの廃止が相次ぎその距離は全国で4万キロを超えています。
その中の(岡山)井笠バスが「両備グループ 小嶋光信代表」に依頼をしたのでした。
この方の手腕ですが、和歌山県の貴志川線を再生させたのが有名ですが
猫のたま駅長などはだれもが知っているのではないでしょうか。
そういうことで井笠バスの再生ですが、バス会社の問題点を探すことから始めました。
通勤・通学の時間を外れると乗客が誰もいない点や、車両の整備がきちんとされてないことなど
さっそく見つけています。
そして人材。
井笠バスの破たんで運転士が1/4まで減りましたが、両備グループから派遣されてきて
ぎりぎりの運行を支えるところまできました。
大型免許を持っていてトラックからバスへの志願された方も。
バスも運転士一人に一つのバスを使用させて責任制にしたというのが新しい試みだそうです。
これまでは皆がどのバスにも乗っていたのが自分の担当バスが決まってからは
バスの整備や洗車などするようになり運転にも気を使うようになったということです。
また、営業をかけるのが珍しいです。
時刻表を持って地域を回っていました。
そこで8時台のバスがあれば通勤が助かるという情報を仕入れたのでした。
そして自治体からの新しい車両4台購入がありました。
老齢の方が多いのでステップバスが必要との判断でしょうか。
一生懸命にバスの手入れをしていた運転士さんが新車両の担当に任命されていました。
社員の意識革命も再生への道の一つだとのことです。
***
バスの件はまだ再生途上のため、成果が数字ではっきりとはわかりませんでしたが
住民にとっては、公共バスは生活の足ですから
運行ゼロの日がなかったのは幸いでしたね。
運転士の意識革命というのは普段のサービスが良くなれば気持ちよく乗れるという点では
間違いないですが、
バスに乗らない人を乗るように仕向けるほどの力があるのかどうかまではちょっとわかりません。
「人口減」というのが維持を阻む要素が大きいわけですから、
何かのサービスで人を呼び込むのはイベント力が大きいかもしれませんね。
観光バスのようなものはまた違うのでしょうけれど、目玉があると大きく変わるかもしれません。
今後、高齢化が進めば自家用車の運転もままならない高齢者などは
絶対に必要なものなので、たとえ運行本数が減ったとしても
「廃止」は避けなければなりませんね。
その点においても地域の人のためとポリシーを掲げて奔走されたのにはありがたいことでした。
そしていすみ鉄道の件は楽しさとか夢が詰まっていて見ていてもいい気分になってきました。
電車やバスが大好きな友人がいますが、もちろん自家用車も乗りますが
公共の乗り物が大好きで、とにかく絶対に乗らないといけないのだそうです(笑
その友人のエピで笑ってしまうのですが、乗りたいバスに転んでしまって乗れなくて
泣きながら追いかけたら運転手さんが止まってくれたという話もありました。
そういう都会の人がローカルなものやレトロなもの、そして特色やサービスを求めて
どこまでも旅するのも一種のブームなんでしょうか。
日経のランキングでの紹介を見ても地方ではお弁当やストーブなど特色があって
面白そうと思いました。
そういえば、こたつ列車もありましたよね。
あまちゃんではうにのお弁当が販売されてましたっけ。
ボックスになった席ならお弁当など食べるのも列車の楽しみですもんね。
イベント列車も豊富に計画されていると思いますし
今年はどこかの鉄道からお花見しましょう!
02/09/2014 カンブリア宮殿 秋元義彦(パン・アキモト)
「救缶鳥」システムに共感。
久しぶりにカンブリアを取り上げようと思ったのは
缶詰のパンの評判を聞いたのと、そのシステムに共感したからでした。
録画したのが後半からでしたが、前半はどういうのだったっけ・・・
HPから引っ張ってきました。
以下コピーを読んで思い出しながら・・です・・
栃木県・那須塩原市にあるベーカリー「パン・アキモト」。店舗数は2店、名物は創業以来60年以上作り続けている「甘納豆パン」…。一見、どこの街にもある普通のパン屋さんかと思いきや、実はこの会社の「ある商品」が世界中の人々を喜ばせている。
それは「パンの缶詰」。災害時のための非常食だ。非常食というと乾パンのように固いものを想像してしまうが、「パン・アキモト」のパンの缶詰は違う。なんと製造から3年がたっても、焼きたてパンのようにふわふわで柔らかい。しかも味の種類は25種類にも及ぶ。
秋元が取り組んでいる食料に困っている地域にパンを届ける事業は決して社会貢献ではない。秋元はこの「パンの缶詰」を世界各地の人々に届ける事業を、持続可能な採算がとれるビジネスにまで育て上げたのだ!
日本を始め各国で特許をとった独自の製法から生み出される「缶詰パン」の凄さとは?一体どんな仕組みで社会貢献とビジネスを両立させているのか?
栃木のパン職人・秋元の、世界規模の挑戦を追う!
常識を覆した!3年経っても〝ふわふわ〟の秘密とは?
「3年たっても焼きたてのような缶詰パン」。栃木県那須塩原市でベーカリーを営む秋元義彦がそれを開発するきっかけとなったのは、1995年に発生した阪神淡路大震災だ。震災直後に秋元は被災地神戸に2千個のパンを送ったが、半分以上が傷んでしまい、食べられずに捨てられたのだ。悔しがった秋元は、「焼きたてのようにおいしく、日持ちがするパン」の開発に着手。そして1年間、試行錯誤を続けて編み出した、「斬新すぎる製法」とは…。
画期的な仕組みに企業も賛同・・・新しいビジネスの形
去年11月の巨大台風の被害にいまだ苦しむフィリピン。その被災地の子供たちに、「救缶鳥」という名前のパンの缶詰を届ける秋元の姿があった。実は秋元は、「1缶800円で企業が備蓄した缶詰を、賞味期限を1年残した状態で回収し、食べ物に困る海外の地域へ届ける」というビジネスモデルを構築したのだ。缶詰を提供する企業はイメージアップが期待でき、もちろんパン・アキモトも利益を生む。みんなが喜び、しかも支援が長続きする仕組みだ。社会貢献をビジネスで実現した「救缶鳥」。その絶妙な仕組みづくりの裏側とは?
目の前の「困った」にニーズあり!街のパン屋さんの生きる道
パン・アキモトが長年取り組んでいる小さな事業がある。それは「戸別訪問販売」。買い物に出られない高齢者などの家を1軒1軒まわり、温かい焼きたてパンを届けているのだ。また、糖尿病患者でも食べられる、血糖値の上がりにくいパンの開発にも着手。大企業が手を出さないような、身近で小さな「困った」という声にこそ、中小企業が拾い上げるべきニーズがあると秋元は考える。
ゲストプロフィール
秋元 義彦(あきもと・よしひこ)パン・アキモト 社長
1953年:栃木県黒磯町(現那須塩原市)生まれ
1978年:秋元ベーカリー入社
1996年:社長就任
2000年:社名を「パン・アキモト」に変更
企業プロフィール
株式会社パン・アキモト
創業:1947年
売上高:5億円(2013年9月期)
店舗数:2店
工場:2ヵ所(本店内、沖縄)
従業員:約60人
銀座で缶詰のパンを通行人に試食させてみたら、
みな出来立てのようにふわふわして柔らかくておいしいと大評判でした。
見たところもおいしそうに見えるし、確かにふわっとした感触が目でも味わえるような感じです。
阪神大震災で寄贈したパンにカビがはえて泣く泣く捨てるしかなかったという話から
一念発起して長期保存可能のパンを思いつき、それが缶詰製法へとひらめいたのが発端です。
研究に余念がないといいますが、試行錯誤の連続だったというのがやはり生みの苦しみと発想ですね。
缶詰では特別な和紙を使い湿度調節を試みたところ
それが柔らかいふわふわ感に効果があったということ。
もう一つの課題、長期保存については缶まるごとに焼いて殺菌するということです。
その温度はほかの缶詰製品より多少低いそうですが、企業秘密だと言ってました。
とにかくその方法により、3年保存が可能になり、缶を開ければ出来立てのパンを食べられるのでした。
普通のどこにでもあるパン屋さんですが、この製造方法で各国にパテントをとり
商売としても抜かりの無いようにしたようでした。
店の売り上げの重要な部分を占めているということで確かにスペースを設けてありました。
一缶確か400円前後だったと思います。
そしてこの缶のパンを使ったアイディアが次々と生まれていきましたが、
もっとも国際的に役に立っているのが被災地への支援。
「救缶鳥」と名付けられているプロジェクトですが、これが期限が迫った缶詰を返還してもらい
支援へと回す仕組みです。
企業に備蓄として800円で買ってもらった缶ですが、3年の期限前、2年ぐらい経ったところで
新しい缶と交換してもらうわけです。
何箱も備蓄している企業から期限が迫ってるからどうにかしてくれと電話がかかってきたことが
この発案に至ったのでした。
そのとき、阪神大震災の苦い思い出がよみがえったというのです。
自分の作ったパンが期限だからと捨てられたら悲しいですもんね。
新しい缶を100円引きで買ってもらい、その時に出向いた配送の方に古い商品を持ち帰ってもらうことで
輸送のコストをなくしました。
そして期限を一年残したこれらの商品ですが、これを被災地に送るというわけです。
再購入してもらうことで商売としても継続し、
商品の無駄もなくし、運送にかかる費用もゼロにできたという画期的なシステムでした。
昨年、台風で被害にあったフィリピンの小学校に持参して配っていましたが
子供たちが笑顔で受け取り喜んでくれたのが本当に良かったです。
ただこちらが無償の持ち出しの支援じゃなくて、実質的にはちゃんと儲けが入っている支援なので
事業として続くし、損をしない仕組みはよく考えられていました。
平たく言えば社内用に備蓄してくれた企業がほぼお金を出してくれたからということになります。
その志を秋元社長が支援の場へ持参し、配るというのがうまくできていました。
社会貢献でありながらきちんとビジネスになっている点が新しい発想です。
回収率は8割の人が8割の商品で回収してくれるという割合のようです。8×8の64%つまり・・
数字でいうと、10万缶売り、6万4000缶戻ってくるという割合になっているそうです。
ほかにも缶詰に貼るパッケージ部分にメッセージを書けるようにしていたり、
その広告部分に写真やイラストを独自のものに貼りかえるプチアイディアもありました。
結婚式の引き出物なんて面白かったです。
現在は栃木だけじゃなくて沖縄にも工場を作りました。
地震など災害時のリスク分散という点と、アジア輸出を念頭に置いたからです。
そして社長の話ですが本業を大切にしながら
見返りを求めない社会貢献(サービス)もという考えがありました。
それが、地域の個別訪問のようです。
高齢者のお宅に直接、出来立てパンを持っていき好きなものを選べるようにしていました。
また、こんにゃくを使ったパンを開発研究中でしたが
血糖値を上げないようなものが求められる、糖尿病の患者さんのためのパンでした。
カロリーは一割低く、糖類ゼロだそうです。
ニッチというか、必要とされるものを開発する秋元社長ってアイディアマンですね。
ほかにもいろいろ考えていそうです。
今5億の年商ですが、龍さんから1000億くらいあってもいいって言われてましたが・・(笑)
社長は、もともと秋元パンだった店を
「パン・アキモト」に変えたのだそうです。
パンをパンパシフィック(環太平洋)にひっかけたということでグローバルな展開を狙ったということでした。
1000億まで行ったらもう日本の代表的な企業になりますね。
夢は大きくです!!
エンディングですが・・
名古屋の金城学院女子中学では入学時にこの救缶鳥を2個購入してもらい、
3年生の時に自分で食べるか、海外に送るかを決めるのだそうです。
送るのを選んだ生徒は缶にメッセージを書いていました。
Hello!I want you to have this and get well.
また、Happiness is in this can.
と書いた子がいました。
みんな偉いね。
少しでも世界の子供たちに協力したいと言った生徒がいました。
めっちゃかわいい子でした~~(笑)
そしてこの中学からの缶パンを持った秋元社長が前述のフィリピンに出向いたのでした。
フィリピンの子供たちがメッセージを読んでうれしいと言っているのが本当に涙が出そう。
社長も泣いてました。
***
いい話でしたわ~。
最後、フィリピンの子供たちを見たら私も感動しちゃって涙でした~。
単純に缶に入ったパンを食べてみたいものだと思っていたのですが
そこから「救缶鳥」システムの話が出たところからずんずん引き込まれていました。
ちゃんと黒字になるシステムで応援体制ができるというのは素晴らしいです。
もう私の好みのツボをジンジン突いてきましたわ(笑
自分で請求して宅配で買うというのはちょっと面倒なんで
生協あたりでこのシステムに乗ってくれないかしら・・・
一度購入してしまえば(地震や何かで自分が食べる)必要がくるまでほぼ永久的に(?)
備蓄と回収に出すことで社会貢献ができるので
便利ですし少しは役立ちますしね。
ともあれ本当にこのパンを食べてみたいです!!
中学の話ですけれど、こういったボランティアに参加することで
生徒たちも世界情勢を真剣に考えるようになるということで
視野も広がり勉強にも直結していいことですね。
先日最終回だった「紙の月」でも梨花の学校がこういう風なボランティア体制だったら
あんな無謀な事件を起こさなかったでしょうにね。
お金を寄付する行為は子供がするにはちょっと教育上よろしくないでしょ。
まあ、あちらはドラマの話ですけど(笑
缶詰のパンの評判を聞いたのと、そのシステムに共感したからでした。
録画したのが後半からでしたが、前半はどういうのだったっけ・・・
HPから引っ張ってきました。
以下コピーを読んで思い出しながら・・です・・
栃木県・那須塩原市にあるベーカリー「パン・アキモト」。店舗数は2店、名物は創業以来60年以上作り続けている「甘納豆パン」…。一見、どこの街にもある普通のパン屋さんかと思いきや、実はこの会社の「ある商品」が世界中の人々を喜ばせている。
それは「パンの缶詰」。災害時のための非常食だ。非常食というと乾パンのように固いものを想像してしまうが、「パン・アキモト」のパンの缶詰は違う。なんと製造から3年がたっても、焼きたてパンのようにふわふわで柔らかい。しかも味の種類は25種類にも及ぶ。
秋元が取り組んでいる食料に困っている地域にパンを届ける事業は決して社会貢献ではない。秋元はこの「パンの缶詰」を世界各地の人々に届ける事業を、持続可能な採算がとれるビジネスにまで育て上げたのだ!
日本を始め各国で特許をとった独自の製法から生み出される「缶詰パン」の凄さとは?一体どんな仕組みで社会貢献とビジネスを両立させているのか?
栃木のパン職人・秋元の、世界規模の挑戦を追う!
常識を覆した!3年経っても〝ふわふわ〟の秘密とは?
「3年たっても焼きたてのような缶詰パン」。栃木県那須塩原市でベーカリーを営む秋元義彦がそれを開発するきっかけとなったのは、1995年に発生した阪神淡路大震災だ。震災直後に秋元は被災地神戸に2千個のパンを送ったが、半分以上が傷んでしまい、食べられずに捨てられたのだ。悔しがった秋元は、「焼きたてのようにおいしく、日持ちがするパン」の開発に着手。そして1年間、試行錯誤を続けて編み出した、「斬新すぎる製法」とは…。
画期的な仕組みに企業も賛同・・・新しいビジネスの形
去年11月の巨大台風の被害にいまだ苦しむフィリピン。その被災地の子供たちに、「救缶鳥」という名前のパンの缶詰を届ける秋元の姿があった。実は秋元は、「1缶800円で企業が備蓄した缶詰を、賞味期限を1年残した状態で回収し、食べ物に困る海外の地域へ届ける」というビジネスモデルを構築したのだ。缶詰を提供する企業はイメージアップが期待でき、もちろんパン・アキモトも利益を生む。みんなが喜び、しかも支援が長続きする仕組みだ。社会貢献をビジネスで実現した「救缶鳥」。その絶妙な仕組みづくりの裏側とは?
目の前の「困った」にニーズあり!街のパン屋さんの生きる道
パン・アキモトが長年取り組んでいる小さな事業がある。それは「戸別訪問販売」。買い物に出られない高齢者などの家を1軒1軒まわり、温かい焼きたてパンを届けているのだ。また、糖尿病患者でも食べられる、血糖値の上がりにくいパンの開発にも着手。大企業が手を出さないような、身近で小さな「困った」という声にこそ、中小企業が拾い上げるべきニーズがあると秋元は考える。
ゲストプロフィール
秋元 義彦(あきもと・よしひこ)パン・アキモト 社長
1953年:栃木県黒磯町(現那須塩原市)生まれ
1978年:秋元ベーカリー入社
1996年:社長就任
2000年:社名を「パン・アキモト」に変更
企業プロフィール
株式会社パン・アキモト
創業:1947年
売上高:5億円(2013年9月期)
店舗数:2店
工場:2ヵ所(本店内、沖縄)
従業員:約60人
銀座で缶詰のパンを通行人に試食させてみたら、
みな出来立てのようにふわふわして柔らかくておいしいと大評判でした。
見たところもおいしそうに見えるし、確かにふわっとした感触が目でも味わえるような感じです。
阪神大震災で寄贈したパンにカビがはえて泣く泣く捨てるしかなかったという話から
一念発起して長期保存可能のパンを思いつき、それが缶詰製法へとひらめいたのが発端です。
研究に余念がないといいますが、試行錯誤の連続だったというのがやはり生みの苦しみと発想ですね。
缶詰では特別な和紙を使い湿度調節を試みたところ
それが柔らかいふわふわ感に効果があったということ。
もう一つの課題、長期保存については缶まるごとに焼いて殺菌するということです。
その温度はほかの缶詰製品より多少低いそうですが、企業秘密だと言ってました。
とにかくその方法により、3年保存が可能になり、缶を開ければ出来立てのパンを食べられるのでした。
普通のどこにでもあるパン屋さんですが、この製造方法で各国にパテントをとり
商売としても抜かりの無いようにしたようでした。
店の売り上げの重要な部分を占めているということで確かにスペースを設けてありました。
一缶確か400円前後だったと思います。
そしてこの缶のパンを使ったアイディアが次々と生まれていきましたが、
もっとも国際的に役に立っているのが被災地への支援。
「救缶鳥」と名付けられているプロジェクトですが、これが期限が迫った缶詰を返還してもらい
支援へと回す仕組みです。
企業に備蓄として800円で買ってもらった缶ですが、3年の期限前、2年ぐらい経ったところで
新しい缶と交換してもらうわけです。
何箱も備蓄している企業から期限が迫ってるからどうにかしてくれと電話がかかってきたことが
この発案に至ったのでした。
そのとき、阪神大震災の苦い思い出がよみがえったというのです。
自分の作ったパンが期限だからと捨てられたら悲しいですもんね。
新しい缶を100円引きで買ってもらい、その時に出向いた配送の方に古い商品を持ち帰ってもらうことで
輸送のコストをなくしました。
そして期限を一年残したこれらの商品ですが、これを被災地に送るというわけです。
再購入してもらうことで商売としても継続し、
商品の無駄もなくし、運送にかかる費用もゼロにできたという画期的なシステムでした。
昨年、台風で被害にあったフィリピンの小学校に持参して配っていましたが
子供たちが笑顔で受け取り喜んでくれたのが本当に良かったです。
ただこちらが無償の持ち出しの支援じゃなくて、実質的にはちゃんと儲けが入っている支援なので
事業として続くし、損をしない仕組みはよく考えられていました。
平たく言えば社内用に備蓄してくれた企業がほぼお金を出してくれたからということになります。
その志を秋元社長が支援の場へ持参し、配るというのがうまくできていました。
社会貢献でありながらきちんとビジネスになっている点が新しい発想です。
回収率は8割の人が8割の商品で回収してくれるという割合のようです。8×8の64%つまり・・
数字でいうと、10万缶売り、6万4000缶戻ってくるという割合になっているそうです。
ほかにも缶詰に貼るパッケージ部分にメッセージを書けるようにしていたり、
その広告部分に写真やイラストを独自のものに貼りかえるプチアイディアもありました。
結婚式の引き出物なんて面白かったです。
現在は栃木だけじゃなくて沖縄にも工場を作りました。
地震など災害時のリスク分散という点と、アジア輸出を念頭に置いたからです。
そして社長の話ですが本業を大切にしながら
見返りを求めない社会貢献(サービス)もという考えがありました。
それが、地域の個別訪問のようです。
高齢者のお宅に直接、出来立てパンを持っていき好きなものを選べるようにしていました。
また、こんにゃくを使ったパンを開発研究中でしたが
血糖値を上げないようなものが求められる、糖尿病の患者さんのためのパンでした。
カロリーは一割低く、糖類ゼロだそうです。
ニッチというか、必要とされるものを開発する秋元社長ってアイディアマンですね。
ほかにもいろいろ考えていそうです。
今5億の年商ですが、龍さんから1000億くらいあってもいいって言われてましたが・・(笑)
社長は、もともと秋元パンだった店を
「パン・アキモト」に変えたのだそうです。
パンをパンパシフィック(環太平洋)にひっかけたということでグローバルな展開を狙ったということでした。
1000億まで行ったらもう日本の代表的な企業になりますね。
夢は大きくです!!
エンディングですが・・
名古屋の金城学院女子中学では入学時にこの救缶鳥を2個購入してもらい、
3年生の時に自分で食べるか、海外に送るかを決めるのだそうです。
送るのを選んだ生徒は缶にメッセージを書いていました。
Hello!I want you to have this and get well.
また、Happiness is in this can.
と書いた子がいました。
みんな偉いね。
少しでも世界の子供たちに協力したいと言った生徒がいました。
めっちゃかわいい子でした~~(笑)
そしてこの中学からの缶パンを持った秋元社長が前述のフィリピンに出向いたのでした。
フィリピンの子供たちがメッセージを読んでうれしいと言っているのが本当に涙が出そう。
社長も泣いてました。
***
いい話でしたわ~。
最後、フィリピンの子供たちを見たら私も感動しちゃって涙でした~。
単純に缶に入ったパンを食べてみたいものだと思っていたのですが
そこから「救缶鳥」システムの話が出たところからずんずん引き込まれていました。
ちゃんと黒字になるシステムで応援体制ができるというのは素晴らしいです。
もう私の好みのツボをジンジン突いてきましたわ(笑
自分で請求して宅配で買うというのはちょっと面倒なんで
生協あたりでこのシステムに乗ってくれないかしら・・・
一度購入してしまえば(地震や何かで自分が食べる)必要がくるまでほぼ永久的に(?)
備蓄と回収に出すことで社会貢献ができるので
便利ですし少しは役立ちますしね。
ともあれ本当にこのパンを食べてみたいです!!
中学の話ですけれど、こういったボランティアに参加することで
生徒たちも世界情勢を真剣に考えるようになるということで
視野も広がり勉強にも直結していいことですね。
先日最終回だった「紙の月」でも梨花の学校がこういう風なボランティア体制だったら
あんな無謀な事件を起こさなかったでしょうにね。
お金を寄付する行為は子供がするにはちょっと教育上よろしくないでしょ。
まあ、あちらはドラマの話ですけど(笑
09/30/2011 カンブリア宮殿 (クリーニング革命・ハッピー社長 橋本英夫)
あの無重力洗濯機がほしいです~♪
しょっぱなから驚いたのはYシャツ6000円のクリーニング代。・・高過ぎ@@
でもそのシャツを見たらびっくりなのでした。
だって、ひと夏おそらく一度も洗濯しないで襟垢真っ黒で脇下は汗ジミでまっ黄色。
ちょっといくらなんでもこんなのを出すのはあんまり非常識もすぎるのでは?と思ったくらいです。
この方のクリーニング料金を比較計算してみたんですけど、
仮に週に一度クリーニングに出し夏の4ヶ月に使用した場合、
(クリーニング代)300円×16回(ひと月4回、6月~9月のクリーニングとして)それでも4800円。
夏のおまとめでコチラのハッピーに出したら一枚6000円で宅配料金も必要だしどう考えても高過ぎ・・・。
それでも、ハッピーを最後の砦として駆け込みにしてる人は全国にごまんといるようです。
何たってクチコミで毎月200人ずつお客が増えてるそうですから拡大の一方。
ハッピークリーニング店は全国から宅配で受け付け、クリーニング後に宅配で送るという方式。
面倒な手間がかかるのですがそれでも年間100万ぐらい使ってくれる人が10人はいるそうです。
顧客の一人単価平均が2万ぐらいだそうで、
この1店舗だけで2億の年商になると言うすごいクリーニング店なのです。
衣服の多様化といいますか、
ワンシーズン着たら来年はもう必要なしのお安い衣料品を持つ一方で
人は、誰しも思い入れの強い大事な衣服も所持しているわけですが
その衣服がもしも意味不明のシミがついていたらどうします?
そんじょそこらのクリーニング店ではとれそうもないというとき。
そんな時こそこのハッピークリーニングが力を発揮してくれます。
番組のなかでは赤いワインのシミが大きく広がった白いニットのカーディガンを出してくれましたが
なんと普通にドラム型の洗濯機に入れて水をだしてします・・。
しかし、この洗濯機に秘密があるようでした。
それは洗濯物がこのドラムの中心に気持ち良さそうにゆったりと漂っている様子。
家庭用のドラム式って、回転しながら下にたたきつけられて強い力でごしごし洗うのが常ですが
このハッピーの洗濯ドラムは違うのでした。
橋本社長は無重力と言ってましたがまさに無重力という感じ。
この洗濯機を革命マシンと呼んでいました。
ご自分でこの洗濯機を作ったそうで1000万ぐらいかかったそうです。
ゆったり水の力で洗い終わり見事にワインのシミはとれ真っ白の綺麗なカーディガンに戻っていました。
ドライクリーニング指定の衣服もこのマシンなら縮む事もなく「水」で洗えるのです。
ドライクリーニングは石油系の溶液で洗うので衣服が傷まず縮まずなのですが
水系のシミには全く効果がなくて汚れたままで戻ってくる場合だってあるわけです。
それがこの無重力マシンならば生地を縮ませずに水で洗えるので
シミを落とし綺麗に元に戻すことができるのでした。
橋本社長はもともと、普通のクリーニング店を50店舗持っていた方ですが
クリーニング業界の市場縮小とご自身の失敗により全ての店舗をやめてしまいました。
顧客の大事な毛皮のコートを縮ませてしまったとのことです。
ひたすら土下座したそうですが、このコートを買ったいきさつなどを聞いて
唯一無二のものをダメにしてしまったという悔いが橋本社長のその後を決めたのでした。
誰もが衣服にもつ思いがあるわけです。
形見の品だったりとか、ブランド品とか、何かの記念で手に入れたとか・・。
大事にしたいというその思いの手助けをするために今のハッピーのクリーニング法に変えたのでした。
宅配で届いた衣料品ですが、
カルテのように寸法や汚れなどすべて記入し電子カルテとして記録を残しています。
また洗濯方法やシミを落とした後に残るその後の状態も顧客に連絡しています。
そしてクリーニングする前に釦や装飾品などすべて外してしまいますが写真をとっておき、
洗濯終了後に再び同じ様にとりつけるのです。
ここまで面倒な手間を行いますがこれこそがクリーニングを行うもののプライドとも言えますね。
誇りをもって技術を行使し、サービスを提供するやりかた。
こうして顧客をつかんで行った橋本社長。
安い早いのクリーニング業界を真逆でいきますが
決して富裕層狙いというわけでもなく、
新しい価値観を見つけたところに着目するニッチなビジネスですね。
普段は町のクリーニング店で十分だけど、母から譲り受けたドレスだけはハッピーにお願いするとか
クリーニングの使い分けもできそうです。
確かにお高いですが、それだけの価値をもった衣服に見合ったケアだと思います。
「ケア・メンテ」と社長はいいますが文字通り「ケア」してもらえるのでした。
立命館で市民講座の講義していましたが、集まった方々にシミを取る方法を伝授していました。
オキシドールと台所洗剤のこの二つの配合次第でいくらでもシミは取れてしまうということ。
指や歯ブラシでささっと叩きあとは洗濯機で大丈夫。
口紅は化粧落としのクレンジングオイルで。
大事なものはいつまでも大事に着たいという京の着倒れ精神をモットーにしている社長でした。
このサービスですが大手百貨店も注目し、衣料品販売の一方で
ハッピーへ送るクリーニング宅配の窓口もできていました。
*****
私は大昔に、アパレルの裏方の仕事をしていましたが、
企画室のすみっこにおじいちゃんがいてくれて、
戻されてきた商品の汚れた部分に魔法の蒸気をかけてシミを落としてくれたのを思い出しました。
揮発性の高い溶液でシミの汚れが輪ジミにもならず綺麗に元通りになるのでしたが
本当に魔法としか言いようのない、不思議な溶液を蒸気にしてだす機械でした。
たぶんそれはベンジン+αの溶液だと思うのですが
橋本社長はオキシドールと台所洗剤との組み合わせを主婦のみなさんに伝授してましたね。
コチラの方が手に入れやすく扱いも簡単ですから
身近でシミを落とす技術を教えて貰った皆さんは
着実に実行すると同時に、ハッピーさんにもお願いしたくなるでしょうねえ。
シミはその場でちゃちゃとケアすれば大事にならず大抵は簡単に落とせます。
食事中のシミなら濡れタオルで叩いておくだけでかなり違います。
とにかくシミを作った時、素早く対応することが大事。
バリバリに乾いて繊維の奥深くに汚れが定着してしまうとこれはもうなかなか落とすのが大変です。
真っ白の生地なら漂白剤を使えますが
塩素がダメな素材はたくさんありますので最後の砦はやはりハッピーさんでしょうか。
スーツやコートを大事に長く着たいとき、
大切な人から贈られたドレスだってやはりいつまでも大事に着たいもの。
ケアをすることで衣服が生き返るのです。
いい情報を教えてもらいましたね!!
でもそのシャツを見たらびっくりなのでした。
だって、ひと夏おそらく一度も洗濯しないで襟垢真っ黒で脇下は汗ジミでまっ黄色。
ちょっといくらなんでもこんなのを出すのはあんまり非常識もすぎるのでは?と思ったくらいです。
この方のクリーニング料金を比較計算してみたんですけど、
仮に週に一度クリーニングに出し夏の4ヶ月に使用した場合、
(クリーニング代)300円×16回(ひと月4回、6月~9月のクリーニングとして)それでも4800円。
夏のおまとめでコチラのハッピーに出したら一枚6000円で宅配料金も必要だしどう考えても高過ぎ・・・。
それでも、ハッピーを最後の砦として駆け込みにしてる人は全国にごまんといるようです。
何たってクチコミで毎月200人ずつお客が増えてるそうですから拡大の一方。
ハッピークリーニング店は全国から宅配で受け付け、クリーニング後に宅配で送るという方式。
面倒な手間がかかるのですがそれでも年間100万ぐらい使ってくれる人が10人はいるそうです。
顧客の一人単価平均が2万ぐらいだそうで、
この1店舗だけで2億の年商になると言うすごいクリーニング店なのです。
衣服の多様化といいますか、
ワンシーズン着たら来年はもう必要なしのお安い衣料品を持つ一方で
人は、誰しも思い入れの強い大事な衣服も所持しているわけですが
その衣服がもしも意味不明のシミがついていたらどうします?
そんじょそこらのクリーニング店ではとれそうもないというとき。
そんな時こそこのハッピークリーニングが力を発揮してくれます。
番組のなかでは赤いワインのシミが大きく広がった白いニットのカーディガンを出してくれましたが
なんと普通にドラム型の洗濯機に入れて水をだしてします・・。
しかし、この洗濯機に秘密があるようでした。
それは洗濯物がこのドラムの中心に気持ち良さそうにゆったりと漂っている様子。
家庭用のドラム式って、回転しながら下にたたきつけられて強い力でごしごし洗うのが常ですが
このハッピーの洗濯ドラムは違うのでした。
橋本社長は無重力と言ってましたがまさに無重力という感じ。
この洗濯機を革命マシンと呼んでいました。
ご自分でこの洗濯機を作ったそうで1000万ぐらいかかったそうです。
ゆったり水の力で洗い終わり見事にワインのシミはとれ真っ白の綺麗なカーディガンに戻っていました。
ドライクリーニング指定の衣服もこのマシンなら縮む事もなく「水」で洗えるのです。
ドライクリーニングは石油系の溶液で洗うので衣服が傷まず縮まずなのですが
水系のシミには全く効果がなくて汚れたままで戻ってくる場合だってあるわけです。
それがこの無重力マシンならば生地を縮ませずに水で洗えるので
シミを落とし綺麗に元に戻すことができるのでした。
橋本社長はもともと、普通のクリーニング店を50店舗持っていた方ですが
クリーニング業界の市場縮小とご自身の失敗により全ての店舗をやめてしまいました。
顧客の大事な毛皮のコートを縮ませてしまったとのことです。
ひたすら土下座したそうですが、このコートを買ったいきさつなどを聞いて
唯一無二のものをダメにしてしまったという悔いが橋本社長のその後を決めたのでした。
誰もが衣服にもつ思いがあるわけです。
形見の品だったりとか、ブランド品とか、何かの記念で手に入れたとか・・。
大事にしたいというその思いの手助けをするために今のハッピーのクリーニング法に変えたのでした。
宅配で届いた衣料品ですが、
カルテのように寸法や汚れなどすべて記入し電子カルテとして記録を残しています。
また洗濯方法やシミを落とした後に残るその後の状態も顧客に連絡しています。
そしてクリーニングする前に釦や装飾品などすべて外してしまいますが写真をとっておき、
洗濯終了後に再び同じ様にとりつけるのです。
ここまで面倒な手間を行いますがこれこそがクリーニングを行うもののプライドとも言えますね。
誇りをもって技術を行使し、サービスを提供するやりかた。
こうして顧客をつかんで行った橋本社長。
安い早いのクリーニング業界を真逆でいきますが
決して富裕層狙いというわけでもなく、
新しい価値観を見つけたところに着目するニッチなビジネスですね。
普段は町のクリーニング店で十分だけど、母から譲り受けたドレスだけはハッピーにお願いするとか
クリーニングの使い分けもできそうです。
確かにお高いですが、それだけの価値をもった衣服に見合ったケアだと思います。
「ケア・メンテ」と社長はいいますが文字通り「ケア」してもらえるのでした。
立命館で市民講座の講義していましたが、集まった方々にシミを取る方法を伝授していました。
オキシドールと台所洗剤のこの二つの配合次第でいくらでもシミは取れてしまうということ。
指や歯ブラシでささっと叩きあとは洗濯機で大丈夫。
口紅は化粧落としのクレンジングオイルで。
大事なものはいつまでも大事に着たいという京の着倒れ精神をモットーにしている社長でした。
このサービスですが大手百貨店も注目し、衣料品販売の一方で
ハッピーへ送るクリーニング宅配の窓口もできていました。
*****
私は大昔に、アパレルの裏方の仕事をしていましたが、
企画室のすみっこにおじいちゃんがいてくれて、
戻されてきた商品の汚れた部分に魔法の蒸気をかけてシミを落としてくれたのを思い出しました。
揮発性の高い溶液でシミの汚れが輪ジミにもならず綺麗に元通りになるのでしたが
本当に魔法としか言いようのない、不思議な溶液を蒸気にしてだす機械でした。
たぶんそれはベンジン+αの溶液だと思うのですが
橋本社長はオキシドールと台所洗剤との組み合わせを主婦のみなさんに伝授してましたね。
コチラの方が手に入れやすく扱いも簡単ですから
身近でシミを落とす技術を教えて貰った皆さんは
着実に実行すると同時に、ハッピーさんにもお願いしたくなるでしょうねえ。
シミはその場でちゃちゃとケアすれば大事にならず大抵は簡単に落とせます。
食事中のシミなら濡れタオルで叩いておくだけでかなり違います。
とにかくシミを作った時、素早く対応することが大事。
バリバリに乾いて繊維の奥深くに汚れが定着してしまうとこれはもうなかなか落とすのが大変です。
真っ白の生地なら漂白剤を使えますが
塩素がダメな素材はたくさんありますので最後の砦はやはりハッピーさんでしょうか。
スーツやコートを大事に長く着たいとき、
大切な人から贈られたドレスだってやはりいつまでも大事に着たいもの。
ケアをすることで衣服が生き返るのです。
いい情報を教えてもらいましたね!!
09/02/2011 カンブリア宮殿 (古材で住宅革命・井上孝一)
木材は100年経ったところから強度を増すそうです。目からうろこのびっくりでした。
冒頭で古民家を建て直すために取り壊している図が出ましたが
建て替えるとはいえ涙がでると主さんはおっしゃってました。
そんな古民家から丁寧に古材を取り出し手頃な値段で提供するビジネスが
現れました。
古材倉庫グループ代表の井上孝一さんがゲストです。
愛知県豊橋市にある、ショールームですが
古材を使って、新しい雰囲気の古民家という感じのモデルルームです。
皆さん、興味津々といった顔。
木は切られたときではなく100年かかって強くなっていくと話していますが
そのモデルルームを
重みがありモダンさがあり安らぎを感じると評するお客さんです。
2件のモダンな家を紹介してくれましたが、
その天井に古材を張っていますが
上手く融合していてそのマッチングの見事さに感嘆です。
硬さを計ってますが新材より古材の方が数値が高いのがまたびっくり。
愛知県松山にある本社は総勢8名の少数ながら
フランチャイズ加盟店は107店になり、売り上げ29億円というから成果が出ています。
その仕組みは本部と解体業者、材木店、工務店のつながりで成り立っています。
解体業者が使える古材を取り出し、本部が買い取り、
その近い加盟店の材木店に運ばれ保管し、工務店が仕入れるという仕組みです。
モデル例として築300年の古民家の取り壊しがでています。
江戸時代中期という享保の徳川吉宗のころだと買い付けの秋葉さんが驚嘆。
この方は古民家鑑定士の資格をお持ちで、その知識がすごいです。
屋根裏に回り、鑑定していますが、その古材が頑丈なのに驚嘆。
クリ材を六角にカットした曲木も見事だそうです。
見積もりは解体が153万で古材の買取が19万ということで
解体にかける費用が1割安くなり助かったと主さん。
梁や柱にお宝が多いようです。
太い梁を丁寧に取り出し、その後に使えるかどうかのチェック。
江戸時代の四角い釘や大工の墨字など価値がみられるそうです。
仕上げに高圧洗浄。そして材木店で保管。
長さをはかり、風合いなどをみて強度をはかり、規定価格をつける。
20本19万で買取り、販売価格は82万になりました。
新材と同等な価値だそうです。
井上社長は昔は古材を再利用するのが当たり前だったのに
それが次第に全部すてるようになってきたと嘆かわしそうです。
なのでその改革として古材とこだわったネームをつけ
古材を使うことが当たり前にしたということです。
つまり古材定着普及を狙ったのでした。
小池さんがぼろもうけだといいますが
代表はダイヤモンドの原石と同じだといいます。
手間をかけて古材を蘇らせること。
ダイヤを磨くみたいに丁寧に磨いて古材を光らせることに価値を見つけたということです。
以前は古材は売られてなくて手に入らなかったし、値段もまちまち。
だからそういうマーケットを作ったのがこのビジネスだったのでした。
代表が感じたその魅力とは?
木は切られてから100年かけて強度を増していき、
600年ぐらいで弱くなっていくことを知っていた。
今、住宅は30年サイクルで、強くなる前に捨てられているということを知り、
エコとして、そして木を大事にし、良さを知ってほしいという視点で始めたそうです。
住宅の7割は輸入の木だなんてもったいない。
「古材再利用を当たり前の時代にしたい」
もともと大きい材木店の2代目社長。
しかし、不況で材木店は減衰。
オーストラリアに買い付けにいったとき、古材が流通していることにショック。
日本でもビジネスにすることを思い立った。
しかしその思いつきに50人いた社員はついてこれず辞めていき、残ったのは2名だっという。
時代はエコで、再利用の時期。
建築リサイクル法ができ、ミンチ解体は費用が高くなり建築資材も簡単には捨てられなくなった。
この追い風により「古材買います」とネットで流したら反響があったということです。
全国どこにでもトラックを運転していったが
その運送に費用がかかるためにネットワークを作ることを思いたち
販売網を作ったということです。
龍さんは古材の価値を再発見する時代は豊かだといいましたが、
井上代表も外国は家が長持ちだといいます。
日本が30年というのにアメリカは平均103年、イギリス141年だとか。
イギリスは4代先まで治しながら使っているとのこと。
それが心の豊かさなんだというわけです。
栃木県那須の建築加盟店に古材を使った家を建てたい鈴木さん夫婦が来社。
奥さんは築100年以上の農家で生まれ育ったためにきれいな家には住みたいとは思わないといいます。
実家の柱や梁が黒光りしていたからそういう古材に魅力を感じてるそうです。
長野にある材木店に行き、その古材をじかにさわってみました。
斧で削ったような跡が残る古材に魅力をみつけたようです。
13本買い付けました。
曲げ木や斧削りなど大工歴39年のベテランが担当して加工してますが
手斧で丁寧に削っていて、その硬さに苦笑してました。
若い大工さんには任せられないと言いながら伝統継承として教えています。
10日かけた手間仕事だったそうです。
棟上げの日に、古材を梁にして打ちつけていました。
新材と古材が溶け合う家です。
それから半年。
完成した鈴木家。
新しい家で古材が黒く塗られてその風格を誇ってました。
これがモダンさを逆に見せてくれています。
ステキでしたが奥さんが一番嬉しそうな顔になっていました。
こういう古材をお蕎麦屋さん、居酒屋さんなど店舗に取り入れたり
今やマンションでも使われるそうです。
ダイヤのようなと代表はいいますがまさに宝石のような木。
代表は古い家を解体して新築するときに古材を再利用する文化を推奨しています。
先ほどの鈴木家の古材は13本79万だったそうです。
これが新材だと82万になるので少し安くなったそうです。
木造住宅の建設費用で木材代は8%。
これに5%足すと100年もつ家が出来るといいます。
伝統継承という言葉がでてきましたが、
今の大工さんはのこぎりがいらないらしいのです。
家を建築するとき、木材もすべて設計の長さにカットされて運ばれてくるので
それを電動ドリルで打っていくだけ。
スムーズに進めるために効率良くしていますが、
そのために大工さんの技術が廃れていくということになっています。
そういう意味でも古材を加工できる大工さんの技術は必要だということ。
つまり伝統継承の意味でも役立っているのでした。
龍さんは地方活性化だといいました。
井上代表は手間をかけてその地域に根ざしたものを作っていくことが重要だといいます。
フランスの建築基準法は「建築はわが国の文化である」となってるそうです。
未来の子供たちに何を残してあげられるかと考えていくと地域活性化になり
日本の元気につながると結論づけました。
*****
いいものは再利用する文化を創りたいといった代表の理念がよくわかりました。
右肩上がりで成長していたころって使い捨ての風潮が当たり前だったので
家も作っては壊して捨てて新しくしてという効率優先できてしまったのですね。
でも、実際、インテリアとしての見方をしても
あの新しい家に黒い古材が梁となって天井を彩っているのが
ステキでもあり、目にも癒されたものを感じました。
リサイクルの時代になってからは
古いものを大事にすることも一つの文化としてこの頃は定着したような気がします。
代表の目の付け所は良かったのだということの証明みたいな感じですね。
他局ですが「ビフォーアフター」でもビフォーのモノをアフターに生かすということは
多々ありますので、
古材(フルザイ)を磨いて古材(コザイ)に変身させるというビジネスは
普通にありそうで、すんなり受け入れられました。
でもこれって新しくてニッチだったのですね。
誰も思いつかないことを始めた先見の明に拍手。
面白かったです。
建て替えるとはいえ涙がでると主さんはおっしゃってました。
そんな古民家から丁寧に古材を取り出し手頃な値段で提供するビジネスが
現れました。
古材倉庫グループ代表の井上孝一さんがゲストです。
愛知県豊橋市にある、ショールームですが
古材を使って、新しい雰囲気の古民家という感じのモデルルームです。
皆さん、興味津々といった顔。
木は切られたときではなく100年かかって強くなっていくと話していますが
そのモデルルームを
重みがありモダンさがあり安らぎを感じると評するお客さんです。
2件のモダンな家を紹介してくれましたが、
その天井に古材を張っていますが
上手く融合していてそのマッチングの見事さに感嘆です。
硬さを計ってますが新材より古材の方が数値が高いのがまたびっくり。
愛知県松山にある本社は総勢8名の少数ながら
フランチャイズ加盟店は107店になり、売り上げ29億円というから成果が出ています。
その仕組みは本部と解体業者、材木店、工務店のつながりで成り立っています。
解体業者が使える古材を取り出し、本部が買い取り、
その近い加盟店の材木店に運ばれ保管し、工務店が仕入れるという仕組みです。
モデル例として築300年の古民家の取り壊しがでています。
江戸時代中期という享保の徳川吉宗のころだと買い付けの秋葉さんが驚嘆。
この方は古民家鑑定士の資格をお持ちで、その知識がすごいです。
屋根裏に回り、鑑定していますが、その古材が頑丈なのに驚嘆。
クリ材を六角にカットした曲木も見事だそうです。
見積もりは解体が153万で古材の買取が19万ということで
解体にかける費用が1割安くなり助かったと主さん。
梁や柱にお宝が多いようです。
太い梁を丁寧に取り出し、その後に使えるかどうかのチェック。
江戸時代の四角い釘や大工の墨字など価値がみられるそうです。
仕上げに高圧洗浄。そして材木店で保管。
長さをはかり、風合いなどをみて強度をはかり、規定価格をつける。
20本19万で買取り、販売価格は82万になりました。
新材と同等な価値だそうです。
井上社長は昔は古材を再利用するのが当たり前だったのに
それが次第に全部すてるようになってきたと嘆かわしそうです。
なのでその改革として古材とこだわったネームをつけ
古材を使うことが当たり前にしたということです。
つまり古材定着普及を狙ったのでした。
小池さんがぼろもうけだといいますが
代表はダイヤモンドの原石と同じだといいます。
手間をかけて古材を蘇らせること。
ダイヤを磨くみたいに丁寧に磨いて古材を光らせることに価値を見つけたということです。
以前は古材は売られてなくて手に入らなかったし、値段もまちまち。
だからそういうマーケットを作ったのがこのビジネスだったのでした。
代表が感じたその魅力とは?
木は切られてから100年かけて強度を増していき、
600年ぐらいで弱くなっていくことを知っていた。
今、住宅は30年サイクルで、強くなる前に捨てられているということを知り、
エコとして、そして木を大事にし、良さを知ってほしいという視点で始めたそうです。
住宅の7割は輸入の木だなんてもったいない。
「古材再利用を当たり前の時代にしたい」
もともと大きい材木店の2代目社長。
しかし、不況で材木店は減衰。
オーストラリアに買い付けにいったとき、古材が流通していることにショック。
日本でもビジネスにすることを思い立った。
しかしその思いつきに50人いた社員はついてこれず辞めていき、残ったのは2名だっという。
時代はエコで、再利用の時期。
建築リサイクル法ができ、ミンチ解体は費用が高くなり建築資材も簡単には捨てられなくなった。
この追い風により「古材買います」とネットで流したら反響があったということです。
全国どこにでもトラックを運転していったが
その運送に費用がかかるためにネットワークを作ることを思いたち
販売網を作ったということです。
龍さんは古材の価値を再発見する時代は豊かだといいましたが、
井上代表も外国は家が長持ちだといいます。
日本が30年というのにアメリカは平均103年、イギリス141年だとか。
イギリスは4代先まで治しながら使っているとのこと。
それが心の豊かさなんだというわけです。
栃木県那須の建築加盟店に古材を使った家を建てたい鈴木さん夫婦が来社。
奥さんは築100年以上の農家で生まれ育ったためにきれいな家には住みたいとは思わないといいます。
実家の柱や梁が黒光りしていたからそういう古材に魅力を感じてるそうです。
長野にある材木店に行き、その古材をじかにさわってみました。
斧で削ったような跡が残る古材に魅力をみつけたようです。
13本買い付けました。
曲げ木や斧削りなど大工歴39年のベテランが担当して加工してますが
手斧で丁寧に削っていて、その硬さに苦笑してました。
若い大工さんには任せられないと言いながら伝統継承として教えています。
10日かけた手間仕事だったそうです。
棟上げの日に、古材を梁にして打ちつけていました。
新材と古材が溶け合う家です。
それから半年。
完成した鈴木家。
新しい家で古材が黒く塗られてその風格を誇ってました。
これがモダンさを逆に見せてくれています。
ステキでしたが奥さんが一番嬉しそうな顔になっていました。
こういう古材をお蕎麦屋さん、居酒屋さんなど店舗に取り入れたり
今やマンションでも使われるそうです。
ダイヤのようなと代表はいいますがまさに宝石のような木。
代表は古い家を解体して新築するときに古材を再利用する文化を推奨しています。
先ほどの鈴木家の古材は13本79万だったそうです。
これが新材だと82万になるので少し安くなったそうです。
木造住宅の建設費用で木材代は8%。
これに5%足すと100年もつ家が出来るといいます。
伝統継承という言葉がでてきましたが、
今の大工さんはのこぎりがいらないらしいのです。
家を建築するとき、木材もすべて設計の長さにカットされて運ばれてくるので
それを電動ドリルで打っていくだけ。
スムーズに進めるために効率良くしていますが、
そのために大工さんの技術が廃れていくということになっています。
そういう意味でも古材を加工できる大工さんの技術は必要だということ。
つまり伝統継承の意味でも役立っているのでした。
龍さんは地方活性化だといいました。
井上代表は手間をかけてその地域に根ざしたものを作っていくことが重要だといいます。
フランスの建築基準法は「建築はわが国の文化である」となってるそうです。
未来の子供たちに何を残してあげられるかと考えていくと地域活性化になり
日本の元気につながると結論づけました。
*****
いいものは再利用する文化を創りたいといった代表の理念がよくわかりました。
右肩上がりで成長していたころって使い捨ての風潮が当たり前だったので
家も作っては壊して捨てて新しくしてという効率優先できてしまったのですね。
でも、実際、インテリアとしての見方をしても
あの新しい家に黒い古材が梁となって天井を彩っているのが
ステキでもあり、目にも癒されたものを感じました。
リサイクルの時代になってからは
古いものを大事にすることも一つの文化としてこの頃は定着したような気がします。
代表の目の付け所は良かったのだということの証明みたいな感じですね。
他局ですが「ビフォーアフター」でもビフォーのモノをアフターに生かすということは
多々ありますので、
古材(フルザイ)を磨いて古材(コザイ)に変身させるというビジネスは
普通にありそうで、すんなり受け入れられました。
でもこれって新しくてニッチだったのですね。
誰も思いつかないことを始めた先見の明に拍手。
面白かったです。
08/05/2011 カンブリア宮殿 (建築家 隈研吾氏)
「負ける建築」で世界に勝つ建築家です。
冒頭を見逃してしまったのですが歌舞伎座を映したのかもしれません。
我が家から徒歩20分ぐらいの距離ですが
以前、歌舞伎座に行ったときに概要を写しておきました。⇒コチラ
これを建て替えるのが隈さんですって。完成が楽しみですね。
建築の世界では有名ですからもちろん知っていましたが
どんな建築を作ったのかは知らなかったのでした。
この辺で近くは銀座のティファニービルが隈さんの作品です。
ああ~というモダンさが光るのですが
ハチの巣みたいな金具を使った光のきらめきを
窓ガラスの面のイレギュラーな置きかたで表現していました。
すごくモダンなんですが、この番組をみた印象から言うと違うようなイメージです。
そこは都会に光る宝石の店ですからきらめく街に溶け込んでる事は間違いないわけで
そのポリシーは直球的に表現されたのでしょうか。
スタジオでは龍さんがこのセットをどう思うかと聞いていましたが
空間的にトリックがあって面白いと評価してくれました。
以前、スズキ自動車の社長は無駄なものが多すぎるといったらしくて
龍さんと小池さんは喜んでいました。
で、隈さんが主張する「負ける建築」です。
高知、梼原の棚田を見た隈は町営の「雲の上のホテル」をこの棚田の美しさからヒントを得て
ホテルの中に水面を表現しました。
周りの環境に溶け込み自分の存在を主張しないということが「負ける」という意味になったようです。
隈さんは東京オリンピックで丹下健三の設計した代々木競技場にインパクトを覚え
建築家を志したということです。
東京大学員を卒業し建築会社を経て、コロンビア大学に留学。
帰国後、1986年個人事務所設立。
青山のテナントビルを手がけ、順調に進んだ37歳の隈は笑みの優しい顔写真です。
その後に環状8号線にあるM2というビル(1991年)が隈の評価を真っ二つに分けたという
印象のビルが建てられました・・。
最初の青山テナントも丸い柱が目立つデザインですが
少し宗教の雰囲気がしますがまだ街に溶け込んでいます。
この「M2」がまさに何かの神殿?かと思わせる不思議なデザインで
一瞬ギリシャ?と言ってしまいましたが
番組でもギリシャ神殿と言ってました。そんな感じのビルなんで、
一風変わってる事は間違いないです。
その後にバブル崩壊がやってきてこれで東京での仕事がなくなったと番組では言っています。
隈は言葉で反論するのではなく次の作品で反論しようと思ったと語りました。
若い時の甘さが消えてけっこう厳しい顔立ちにかわっているのは
この時期の挫折がもたらしたものでしょうか。
こんな時に高知の友人が声をかけてくれて梼原のあのホテルとなったわけです。
この出会いが今の隈の設計に変化をもたらした原点だったのでした。
梼原では庁舎など4つの建築。
木橋ミュージアム(2010)は地元の杉をふんだんに使っていますが
この屋根は木の織りなす模様が規則的独特な感じですが
井桁状になっている日本古来の伝統建築様式だそうです。
木は自然の産物であり人間と同じぐらいの長さになるという
自然の成り行きを取り入れたというわけです。
プチホテル
1階が特産物の店舗で2・3階が客室。
杉の木がふんだんに使われていて贅沢な空間をかもし出しています。
客室のベランダ?から一階を見るとまたそのにぎわう様子が見えるのでそれがいいということです。
その土地の文化や生活、特産を取り入れるということが大事な要素なのでした。
コンクリートの建築は何十何百mという人間とは別種類の怪物
怪物みたいなコンクリートから離れて木造の建築に出会えたのが梼原での僕の出会い。
怪物のように主張しない負ける建築はこうして生まれた。
ユニークになるか奇異になるかはその場所に対して優しい気持ちを持っているかどうかだそうです。
20世紀はコンクリートの時代でしたがそれが貢献する裏側には傲慢もあったといいます。
コンクリートの強さがあれば何でもできるということで。
だが21世紀は違う。それを超えた新しいものを作りたいということです。
隈の着眼は素材が変化してくる素材を使うということに醍醐味があるわけです。
栃木の馬頭広重美術館を映してくれました。
ふんだんに使われた杉が建材ですが2000年完成当時はきれいな新杉の色をしています。
それから10年後の今は朽ち果てたような枯れ木の味わい。
この歳を取る、うまく歳をとらせる「エイジングデザイン」を提案するというのが隈なわけです。
この説得がわかってくれた人とはいいものができるということです。
風化していくものを許容する寛容さフレキシブルさが求められているというのでした。
隈の事務所で働くスタッフは110名。
進行中のプロジェクトは国内20、海外30.
スタッフには外国人も15名いて、英語が飛び交うという。
プロジェクトはチームに任せているがその冠は隈だから
隈の意見を求めるスタッフが行列になっていました。
中国にスパリゾートを立てる案がありますが、90度で計算されたものよりも
ずらして自然に並べたラフさを選んだようです。
直感のような感じですが、あっという間に決めていました。
原宿のカフェのプランは、隈は気にいらないようで空間を階段状の野外劇場とか
3階をテラスとか空間を面白く生かしてほしいと言っています。
基本的にスタッフを信用してるので1言って10返って欲しいみたいな感じ。
長岡の庁舎は案内ボードの字を大きくしろと言ってます。
お年寄が見易くという感じです。
サンプルも手にとって木の質感を確認。
ティファニービルのデザインですが宝石のようなきらめきを表現しました。
アルミハニカムパネル。
ガラスの光をきらめきに変えたのがこれ。
隈の事務所では繰り返しはやらないということです。
毎回新しいことをするから退屈しないでやったという気持ちになれるということです。
それは達成感というもの。
教授をしている東大の学生にもコンペを担当させています。
商店街のコンペに布を使う条件の課題がありましたが
面白いアイディアではあるが鉄と布は融合しないということで実現しないものは
最初からダメ出しのようです。
また南フランスのワイナリーを甦らせるプロジェクトがありますが
そのコンペに通ればまた隈のかかえる仕事になります。
忙しいにもほどがあると言っていますが
パリに8時間滞在した後はロスに飛んでいました。
休みはゼロだそうですが仕事が楽しいので必要ないということです。
龍さんは真のグローバリズムは地方から始まるといっています。
地方で仕事をした10年は無駄ではなかったということです。
隈は世界でも中心じゃない場所の方がクライアントが多いとのこと。
マルセイユはパリに敵愾心をもっていてパリなんかとおもっているが
隈はマルセイユの良さを理解してくれてるということで
美術館のオファーがあったということでした。
龍さんは隈の建築物をみると「神は細部に宿る」という言葉を思い出すそうですが
建物を作るとき窓から考えるという隈の発言から納得しています。
窓をあける人間をイメージすることから優しい建物ができるというわけです。
***
コンクリートに変わる建築物が次の世代の提案、課題ということですね。
「負ける建築」という表現が面白いのですが
東京での仕事がなくなったときに感じた挫折感を「負け」だと思ったのかどうか。
その後に自然と融合する(負けるように佇む)建築を提案し、
世界に羽ばたき勝っていきました。
負けるが勝ちをまさに実践した方ですね。
サントリー美術館、根津美術館・・
美術館が多いですね。今度行ってみたいと思います。
「美術」となるとデザインにどんな思想を取り入れるかが見所ですが
初期のころのあの宗教的なものが後には見えないので
負ける建築の真髄をぜひとも感じてみたいと思いました。
我が家から徒歩20分ぐらいの距離ですが
以前、歌舞伎座に行ったときに概要を写しておきました。⇒コチラ
これを建て替えるのが隈さんですって。完成が楽しみですね。
建築の世界では有名ですからもちろん知っていましたが
どんな建築を作ったのかは知らなかったのでした。
この辺で近くは銀座のティファニービルが隈さんの作品です。
ああ~というモダンさが光るのですが
ハチの巣みたいな金具を使った光のきらめきを
窓ガラスの面のイレギュラーな置きかたで表現していました。
すごくモダンなんですが、この番組をみた印象から言うと違うようなイメージです。
そこは都会に光る宝石の店ですからきらめく街に溶け込んでる事は間違いないわけで
そのポリシーは直球的に表現されたのでしょうか。
スタジオでは龍さんがこのセットをどう思うかと聞いていましたが
空間的にトリックがあって面白いと評価してくれました。
以前、スズキ自動車の社長は無駄なものが多すぎるといったらしくて
龍さんと小池さんは喜んでいました。
で、隈さんが主張する「負ける建築」です。
高知、梼原の棚田を見た隈は町営の「雲の上のホテル」をこの棚田の美しさからヒントを得て
ホテルの中に水面を表現しました。
周りの環境に溶け込み自分の存在を主張しないということが「負ける」という意味になったようです。
隈さんは東京オリンピックで丹下健三の設計した代々木競技場にインパクトを覚え
建築家を志したということです。
東京大学員を卒業し建築会社を経て、コロンビア大学に留学。
帰国後、1986年個人事務所設立。
青山のテナントビルを手がけ、順調に進んだ37歳の隈は笑みの優しい顔写真です。
その後に環状8号線にあるM2というビル(1991年)が隈の評価を真っ二つに分けたという
印象のビルが建てられました・・。
最初の青山テナントも丸い柱が目立つデザインですが
少し宗教の雰囲気がしますがまだ街に溶け込んでいます。
この「M2」がまさに何かの神殿?かと思わせる不思議なデザインで
一瞬ギリシャ?と言ってしまいましたが
番組でもギリシャ神殿と言ってました。そんな感じのビルなんで、
一風変わってる事は間違いないです。
その後にバブル崩壊がやってきてこれで東京での仕事がなくなったと番組では言っています。
隈は言葉で反論するのではなく次の作品で反論しようと思ったと語りました。
若い時の甘さが消えてけっこう厳しい顔立ちにかわっているのは
この時期の挫折がもたらしたものでしょうか。
こんな時に高知の友人が声をかけてくれて梼原のあのホテルとなったわけです。
この出会いが今の隈の設計に変化をもたらした原点だったのでした。
梼原では庁舎など4つの建築。
木橋ミュージアム(2010)は地元の杉をふんだんに使っていますが
この屋根は木の織りなす模様が規則的独特な感じですが
井桁状になっている日本古来の伝統建築様式だそうです。
木は自然の産物であり人間と同じぐらいの長さになるという
自然の成り行きを取り入れたというわけです。
プチホテル
1階が特産物の店舗で2・3階が客室。
杉の木がふんだんに使われていて贅沢な空間をかもし出しています。
客室のベランダ?から一階を見るとまたそのにぎわう様子が見えるのでそれがいいということです。
その土地の文化や生活、特産を取り入れるということが大事な要素なのでした。
コンクリートの建築は何十何百mという人間とは別種類の怪物
怪物みたいなコンクリートから離れて木造の建築に出会えたのが梼原での僕の出会い。
怪物のように主張しない負ける建築はこうして生まれた。
ユニークになるか奇異になるかはその場所に対して優しい気持ちを持っているかどうかだそうです。
20世紀はコンクリートの時代でしたがそれが貢献する裏側には傲慢もあったといいます。
コンクリートの強さがあれば何でもできるということで。
だが21世紀は違う。それを超えた新しいものを作りたいということです。
隈の着眼は素材が変化してくる素材を使うということに醍醐味があるわけです。
栃木の馬頭広重美術館を映してくれました。
ふんだんに使われた杉が建材ですが2000年完成当時はきれいな新杉の色をしています。
それから10年後の今は朽ち果てたような枯れ木の味わい。
この歳を取る、うまく歳をとらせる「エイジングデザイン」を提案するというのが隈なわけです。
この説得がわかってくれた人とはいいものができるということです。
風化していくものを許容する寛容さフレキシブルさが求められているというのでした。
隈の事務所で働くスタッフは110名。
進行中のプロジェクトは国内20、海外30.
スタッフには外国人も15名いて、英語が飛び交うという。
プロジェクトはチームに任せているがその冠は隈だから
隈の意見を求めるスタッフが行列になっていました。
中国にスパリゾートを立てる案がありますが、90度で計算されたものよりも
ずらして自然に並べたラフさを選んだようです。
直感のような感じですが、あっという間に決めていました。
原宿のカフェのプランは、隈は気にいらないようで空間を階段状の野外劇場とか
3階をテラスとか空間を面白く生かしてほしいと言っています。
基本的にスタッフを信用してるので1言って10返って欲しいみたいな感じ。
長岡の庁舎は案内ボードの字を大きくしろと言ってます。
お年寄が見易くという感じです。
サンプルも手にとって木の質感を確認。
ティファニービルのデザインですが宝石のようなきらめきを表現しました。
アルミハニカムパネル。
ガラスの光をきらめきに変えたのがこれ。
隈の事務所では繰り返しはやらないということです。
毎回新しいことをするから退屈しないでやったという気持ちになれるということです。
それは達成感というもの。
教授をしている東大の学生にもコンペを担当させています。
商店街のコンペに布を使う条件の課題がありましたが
面白いアイディアではあるが鉄と布は融合しないということで実現しないものは
最初からダメ出しのようです。
また南フランスのワイナリーを甦らせるプロジェクトがありますが
そのコンペに通ればまた隈のかかえる仕事になります。
忙しいにもほどがあると言っていますが
パリに8時間滞在した後はロスに飛んでいました。
休みはゼロだそうですが仕事が楽しいので必要ないということです。
龍さんは真のグローバリズムは地方から始まるといっています。
地方で仕事をした10年は無駄ではなかったということです。
隈は世界でも中心じゃない場所の方がクライアントが多いとのこと。
マルセイユはパリに敵愾心をもっていてパリなんかとおもっているが
隈はマルセイユの良さを理解してくれてるということで
美術館のオファーがあったということでした。
龍さんは隈の建築物をみると「神は細部に宿る」という言葉を思い出すそうですが
建物を作るとき窓から考えるという隈の発言から納得しています。
窓をあける人間をイメージすることから優しい建物ができるというわけです。
***
コンクリートに変わる建築物が次の世代の提案、課題ということですね。
「負ける建築」という表現が面白いのですが
東京での仕事がなくなったときに感じた挫折感を「負け」だと思ったのかどうか。
その後に自然と融合する(負けるように佇む)建築を提案し、
世界に羽ばたき勝っていきました。
負けるが勝ちをまさに実践した方ですね。
サントリー美術館、根津美術館・・
美術館が多いですね。今度行ってみたいと思います。
「美術」となるとデザインにどんな思想を取り入れるかが見所ですが
初期のころのあの宗教的なものが後には見えないので
負ける建築の真髄をぜひとも感じてみたいと思いました。
10/29/2010 カンブリア宮殿 宝島社の挑戦!
Sweetがダントツなのは知ってましたがこれほどとはっ!面白かった~♪
「医龍3」とテレビを並べてみていたんですけど、医龍は飽きてしまってもういいわって思いました。
いつの間にかカンブリアに集中してましたのよ。
宝島社ってそれはもう大昔からアタシなんかは反骨の内容が面白くて注目してましたが
いつからか作ったりの付録とかが主流になったような気がしています。
創業40年、社員200名で100万部売れる雑誌を出しているのですから凄い能力とパワーです。
社長は蓮見清一氏。
雑誌は女性のものだと認識し、意識的にシフトしていったと話しています。
最近のsweetの台頭は目を見張るものがあります。
これこそが100万部の部数を誇る女性誌ですが、僅か11名の精鋭部隊で作られているとは驚きでした。
編集長は渡辺佳代子さん39歳。
抜擢されて以来11年間屋台骨を支えてきたそうです。
12月号の付録ができていましたが豹柄のトートバッグ。
kitsonでした。
カタチがかわいいので欲しいかも。
この付録はブランドがつけてくれるのではなく編集部とブランド側が双方企画して作っているそうです。
過去にもアナスイとかcherとか袋物や小物などをつけて大当たりしています。
なんと40万部で上出来のこの業界で100万部を超えたのが2010年度で3度ありオバケ雑誌になりました。
「新文化」の諸山誠編集長は付録のデキが凄まじく良くて
他の大手ではできない尖った感覚で打ち出せたアイディア勝ちだと評価しています。
宝島社は2003年の220億円を最高にそれから売り上げの減少が続き138億まで減少。
蓮見社長はどん底を感じたといいます。
それはインターネットの普及のせいですが出版業界はどこもそういう状況でした。
そして社長は一番誌戦略を提唱。
元広告代理店だった広報課長の桜田圭子さんは徹底的にマーケティングすることを提案しました。
それによりマーケティング会議を開き雑誌の売り方を研究。
戦略第一は値下げ。
桜田さんが650円にしたら売り上げは3倍に伸びると提案。
さっそく30代女性向け雑誌の「InRed」を880円から650円にしてみたら
12万部から36万部へと予想通り3倍の売り上げとなり現在は70万部だとか。
戦略第二は10センチの法則。
置かれる雑誌の棚の位置で雑誌名の下に写されている付録が見えないこともある。
なのでまず付録の写真を雑誌名の近辺、上部10センチのところに見えるように配置。
しっかりと付録をアピールできました。
戦略第三は美容室に雑誌を送ったこと。
千歳船橋にあるパッセージという美容院にinredの創刊号を無料で送ってみた。
お客さんが必ず手にとってくれるという部分を狙いました。
それが当たり固定客がついたようです。
何しろ美容院は20万件あるので美容院が定期購入してくれるだけでも大きい。
さらにテレビでもCMを打ち出しました。
ピンクのかわいいオープンバスにsweetのロゴがあり本当に上手いです。
コレにより2010年度の売り上げ327億円となり前年度から120億円の増収となりました。
スタジオでは龍さんが雑誌の付録の話をしています。
ルーツは学習と科学?のことを言ってるようです。リトマス試験とかカメラとかなんとか・・
蓮見社長はその真髄は同じだということで現在は付録のお得感で雑誌を売るという。
この「付録」主体にしたことで雑誌の価値を高める大きな意味をもったというのでした。
ブランドアイテムで付録をつけたのは宝島社が始まり。
そして他の雑誌社も追随してきますがコレを歓迎すると社長はいいます。
クオリティが上がることで雑誌業界に活力が出るからだそうです。
この不況時に120億増収の理由を尋ねてみました。
まず社長自身が強い経営決意を持つことが第一。
その決意を明確な戦略として表現することが第二。
そしてその戦略の実現を具体的に社員に提示する。
かつてのポップカルチャーの社風ですが
いきあたりばったりで特に社是でも柱でもなかったようです。
しかしどん底を感じたところで現実に直面し、急激な回復を目指そうと決意したそうです。
かつて宝島社はアウトローという評価でした。
大学を中退し、新聞記者をしていた社長は仲間と会社を創立。
出版社の下請け、自治誌の発行など下請けの部分にあり将来の発展を望めないことを知り休刊。
その後、宝島を出版。看板はマイナーで異端。
その頃文芸春秋が74万部で宝島は7000部という吹けば飛ぶようなマイナー雑誌だったのでした。
ドラッグ、ヒッピーとアングラを掘り下げ、
80年代はファッションと音楽を先取り。
内容は光っていました。
さらに別冊宝島の発行がタブーにも挑戦し、熱狂的ファンをつかんでいきます。
そんな歴史を持つ宝島社ですが社員も異端児が多いとのことです。
商社からの転職した女性は自衛隊にナイトゴーグルを売っていたとか。
マッキントッシュの販売や不動産を手がけた人も。
こういう変り種が会社を支えているとのことです。
そういえば昔は変わった広告も出していました。
国会解体とか・・
ニューヨークの犬と日本の犬は会話できるのかとか
面白いです。
社長の趣味はエンデュランス。馬の耐久レースでも優勝する実力。
宝島社には人事部はないそうです。人事部をつくると官僚化するからだとか。
なので社員は社長が判断するんだそうです。
それから10時出社を徹底。
他社編集部はいつも誰もいないのが通常でまた夜も飲み会していて
会社にいないのが普通のような感覚だったが
それを反面教師として宝島社はきちんと昼日中、社で仕事をすることにした。
サブカルチャーで走ってきた宝島社ですが
それがメインストリームになったという龍さんの評価です。
社長はサブカルチャーの精神を持ったまま時代の変化に適合してきたと言います。
120億円の増収で社員の給料はどうかわりました?(小池栄子サンより)
宝島社には利益を社員に分配する制度があり
1階のボーナスだけで1500万もらった社員もいたということです。
龍さんが売れた作家にはどうかと聞いていますが
作家の印税は宝島社は他社よりも高い設定だと説明していました。
それで龍さんは納得しています。
そして書店で売るための変わった付録を作る部署もあります。
タッパーウエアとか、レンジ鯛焼き器なども付録についています。
持田香織のバッグ付きCDも本屋で売るための商品です。
そこで美顔ローラーも売られました。
通販で1万のものが本屋で2980円ですからお得。
書店を活性化するという目的で開発されたそうです。
流通のトーハンでは梱包の中のしくみに入れてしまえばなんでもできるというシステムです。
そして書店店員を招き、流通とのツアーを企画。
書店と一体になって一緒に売るという感覚です。
池袋リブロに宝島社の一角を設けました。
リブロの店長平柳さんは本屋に限界を感じていたが宝島社の提案を魅力に感じたといいます。
付録も手にとれるように並べ吟味できるようにしていました。
龍さんは電子書籍ブームの時代に宝島社は書店を大事にしていると評価です。
書店コンビニは6万件あるのでこの販路を大事にするという社長です。
書店に利益を上げさせ、書店を活性化し、出版業界を活性化するということです。
そして40代雑誌GROWの創刊。
松屋銀座はリボンで包まれていましたがこの日は雑誌の創刊でした。
ローラアシュレイのトートバッグが付録です。
先着400名に花とルビーのプレゼント。
氷雨の昨日、行列のお客さんたちでいっぱいでした。
***
やっぱりこちらを見て良かった。
本当に面白かったです。
雑誌の付録を目当てに買ったことはないけれど
kitsonのトートバッグは可愛かったので欲しいです。
過去の付録はロゴをあしらったトートバッグが多いので
私はあんまりほしいと思えなかったですが
でも凄く人気だったのですね。
その発想が素晴らしいです。
私はリクルートの「都心に住む」を毎月買っていますけど
時々付録がついて楽しいです。
過去の私的ヒットは「靴べら」でした。素材が良かったのよ。
他にも「箸」とか「風呂敷」とか忘れたけれどいろいろありました。
300円の雑誌だしほぼ不動産会社の広告費で出来てるから
雑誌の部分はただで付録のお値段かもしれません。
そう思ったら、宝島社の雑誌の部分と付録の割合はどうなってるか
興味ありますね。
そこ言及してなかったと思いますが。
20代、30代雑誌で一番になったので
創刊したばかりの40代雑誌も1番になってほしいですね。
書店で色々売るという発想も楽しかったです。
いつの間にかカンブリアに集中してましたのよ。
宝島社ってそれはもう大昔からアタシなんかは反骨の内容が面白くて注目してましたが
いつからか作ったりの付録とかが主流になったような気がしています。
創業40年、社員200名で100万部売れる雑誌を出しているのですから凄い能力とパワーです。
社長は蓮見清一氏。
雑誌は女性のものだと認識し、意識的にシフトしていったと話しています。
最近のsweetの台頭は目を見張るものがあります。
これこそが100万部の部数を誇る女性誌ですが、僅か11名の精鋭部隊で作られているとは驚きでした。
編集長は渡辺佳代子さん39歳。
抜擢されて以来11年間屋台骨を支えてきたそうです。
12月号の付録ができていましたが豹柄のトートバッグ。
kitsonでした。
カタチがかわいいので欲しいかも。
この付録はブランドがつけてくれるのではなく編集部とブランド側が双方企画して作っているそうです。
過去にもアナスイとかcherとか袋物や小物などをつけて大当たりしています。
なんと40万部で上出来のこの業界で100万部を超えたのが2010年度で3度ありオバケ雑誌になりました。
「新文化」の諸山誠編集長は付録のデキが凄まじく良くて
他の大手ではできない尖った感覚で打ち出せたアイディア勝ちだと評価しています。
宝島社は2003年の220億円を最高にそれから売り上げの減少が続き138億まで減少。
蓮見社長はどん底を感じたといいます。
それはインターネットの普及のせいですが出版業界はどこもそういう状況でした。
そして社長は一番誌戦略を提唱。
元広告代理店だった広報課長の桜田圭子さんは徹底的にマーケティングすることを提案しました。
それによりマーケティング会議を開き雑誌の売り方を研究。
戦略第一は値下げ。
桜田さんが650円にしたら売り上げは3倍に伸びると提案。
さっそく30代女性向け雑誌の「InRed」を880円から650円にしてみたら
12万部から36万部へと予想通り3倍の売り上げとなり現在は70万部だとか。
戦略第二は10センチの法則。
置かれる雑誌の棚の位置で雑誌名の下に写されている付録が見えないこともある。
なのでまず付録の写真を雑誌名の近辺、上部10センチのところに見えるように配置。
しっかりと付録をアピールできました。
戦略第三は美容室に雑誌を送ったこと。
千歳船橋にあるパッセージという美容院にinredの創刊号を無料で送ってみた。
お客さんが必ず手にとってくれるという部分を狙いました。
それが当たり固定客がついたようです。
何しろ美容院は20万件あるので美容院が定期購入してくれるだけでも大きい。
さらにテレビでもCMを打ち出しました。
ピンクのかわいいオープンバスにsweetのロゴがあり本当に上手いです。
コレにより2010年度の売り上げ327億円となり前年度から120億円の増収となりました。
スタジオでは龍さんが雑誌の付録の話をしています。
ルーツは学習と科学?のことを言ってるようです。リトマス試験とかカメラとかなんとか・・
蓮見社長はその真髄は同じだということで現在は付録のお得感で雑誌を売るという。
この「付録」主体にしたことで雑誌の価値を高める大きな意味をもったというのでした。
ブランドアイテムで付録をつけたのは宝島社が始まり。
そして他の雑誌社も追随してきますがコレを歓迎すると社長はいいます。
クオリティが上がることで雑誌業界に活力が出るからだそうです。
この不況時に120億増収の理由を尋ねてみました。
まず社長自身が強い経営決意を持つことが第一。
その決意を明確な戦略として表現することが第二。
そしてその戦略の実現を具体的に社員に提示する。
かつてのポップカルチャーの社風ですが
いきあたりばったりで特に社是でも柱でもなかったようです。
しかしどん底を感じたところで現実に直面し、急激な回復を目指そうと決意したそうです。
かつて宝島社はアウトローという評価でした。
大学を中退し、新聞記者をしていた社長は仲間と会社を創立。
出版社の下請け、自治誌の発行など下請けの部分にあり将来の発展を望めないことを知り休刊。
その後、宝島を出版。看板はマイナーで異端。
その頃文芸春秋が74万部で宝島は7000部という吹けば飛ぶようなマイナー雑誌だったのでした。
ドラッグ、ヒッピーとアングラを掘り下げ、
80年代はファッションと音楽を先取り。
内容は光っていました。
さらに別冊宝島の発行がタブーにも挑戦し、熱狂的ファンをつかんでいきます。
そんな歴史を持つ宝島社ですが社員も異端児が多いとのことです。
商社からの転職した女性は自衛隊にナイトゴーグルを売っていたとか。
マッキントッシュの販売や不動産を手がけた人も。
こういう変り種が会社を支えているとのことです。
そういえば昔は変わった広告も出していました。
国会解体とか・・
ニューヨークの犬と日本の犬は会話できるのかとか
面白いです。
社長の趣味はエンデュランス。馬の耐久レースでも優勝する実力。
宝島社には人事部はないそうです。人事部をつくると官僚化するからだとか。
なので社員は社長が判断するんだそうです。
それから10時出社を徹底。
他社編集部はいつも誰もいないのが通常でまた夜も飲み会していて
会社にいないのが普通のような感覚だったが
それを反面教師として宝島社はきちんと昼日中、社で仕事をすることにした。
サブカルチャーで走ってきた宝島社ですが
それがメインストリームになったという龍さんの評価です。
社長はサブカルチャーの精神を持ったまま時代の変化に適合してきたと言います。
120億円の増収で社員の給料はどうかわりました?(小池栄子サンより)
宝島社には利益を社員に分配する制度があり
1階のボーナスだけで1500万もらった社員もいたということです。
龍さんが売れた作家にはどうかと聞いていますが
作家の印税は宝島社は他社よりも高い設定だと説明していました。
それで龍さんは納得しています。
そして書店で売るための変わった付録を作る部署もあります。
タッパーウエアとか、レンジ鯛焼き器なども付録についています。
持田香織のバッグ付きCDも本屋で売るための商品です。
そこで美顔ローラーも売られました。
通販で1万のものが本屋で2980円ですからお得。
書店を活性化するという目的で開発されたそうです。
流通のトーハンでは梱包の中のしくみに入れてしまえばなんでもできるというシステムです。
そして書店店員を招き、流通とのツアーを企画。
書店と一体になって一緒に売るという感覚です。
池袋リブロに宝島社の一角を設けました。
リブロの店長平柳さんは本屋に限界を感じていたが宝島社の提案を魅力に感じたといいます。
付録も手にとれるように並べ吟味できるようにしていました。
龍さんは電子書籍ブームの時代に宝島社は書店を大事にしていると評価です。
書店コンビニは6万件あるのでこの販路を大事にするという社長です。
書店に利益を上げさせ、書店を活性化し、出版業界を活性化するということです。
そして40代雑誌GROWの創刊。
松屋銀座はリボンで包まれていましたがこの日は雑誌の創刊でした。
ローラアシュレイのトートバッグが付録です。
先着400名に花とルビーのプレゼント。
氷雨の昨日、行列のお客さんたちでいっぱいでした。
***
やっぱりこちらを見て良かった。
本当に面白かったです。
雑誌の付録を目当てに買ったことはないけれど
kitsonのトートバッグは可愛かったので欲しいです。
過去の付録はロゴをあしらったトートバッグが多いので
私はあんまりほしいと思えなかったですが
でも凄く人気だったのですね。
その発想が素晴らしいです。
私はリクルートの「都心に住む」を毎月買っていますけど
時々付録がついて楽しいです。
過去の私的ヒットは「靴べら」でした。素材が良かったのよ。
他にも「箸」とか「風呂敷」とか忘れたけれどいろいろありました。
300円の雑誌だしほぼ不動産会社の広告費で出来てるから
雑誌の部分はただで付録のお値段かもしれません。
そう思ったら、宝島社の雑誌の部分と付録の割合はどうなってるか
興味ありますね。
そこ言及してなかったと思いますが。
20代、30代雑誌で一番になったので
創刊したばかりの40代雑誌も1番になってほしいですね。
書店で色々売るという発想も楽しかったです。
07/28/2010 ガイアの夜明け 骨肉の争いを避ける術~今知っておきたい“相続”~
家族の行方、第3弾。財産があってもなくても後顧の憂い無くしっかりすることが大事ってことですね。
オープニングは遺言ツアーの紹介。
湯河原でリゾートホテルを貸しきり遺言書を書き上げるという1泊2日のツアーです。
参加者は30代~70代までと幅があります。
ディナーはフルコースを楽しんでましたが
このツアーは15万8000円とお高いのでした。
遺言を書くのは非日常だからということです。
あと法律に詳しい司法書士などが個人の相談にものってくれます。
74歳の女性は8人いる甥や姪の誰かに財産を譲るということでしたが
一晩、考えて決定したということです。
また別の女性も二人の子供が争うことのないようにきっちりしたいから参加したということです。
誰に何を遺すかということをしっかり決めておけば
いつ災難がふりかかってもひとまず平静ですね。
遺言とは老親に書かせるものではないですし、
また本人が健康なときこそ自発的に書いておくべきだということでした。
中央三井信託銀行日本橋営業部にやってきた江口さんですが
50トンもある扉をあけることからして大仰な保管に驚いています。
遺言書を保管しているここ日本橋では700件、
会社全体では12000件も保管しているとか。
相続でもめるケースは多々あり、トラブルを回避するためにも遺言書の作成は有効です。
実際のトラブルが起きた例を映像で出してくれました。
佐藤恵子さん(59)は母の介護のために実家に引越して同居しましたが
10年の介護の後にお母さんはなくなったということです。
その2ヵ月後に兄2人から恵子さんが訴えられたということでした。
その家と敷地を母が元気なうちに買い取っていた恵子さんですが
兄たちは知らされてなかったために、勝手に財産を横取りしたという訴えです。
「売買の事実はなく仮装無効の登記」と書かれていました。
さらに母の預金を恵子さんが奪ったということにもなっていて
裁判は3年かかり恵子さんが勝訴して決着。
兄たちが財産を当てにしていたということはわかっていたということなのですが
仲の良い、血をわけた兄弟がこんな風に争うとは
まさか親としても予測できなかったでしょう。
介護が大変なことはわかりそうなものですしその時点で兄たちはゆずるべきでは?と
第三者としてはそれだけでも財産を譲ってもらってもいいと思うくらいです。
ただこのケースはきちんと支払いを行っていたというくらい金銭面でもきちんとしていたようです。
このように裁判所に訴えるケースがここ10年で倍増して年間16万件だとか。驚くばかり。
相続支援ネット代表の江里口吉雄さんは財産がない人ほど争うと話しています。
1000万円未満の財産の人が一番争うそうです。
200万、300万で争うとか。
それは経済的理由が背景にあり、50代になって失業や離婚をすることで
年金ライフが思ったようにたちゆかなくなり
親の遺産に頼るということになったからだそうです。
街行く人たちも子供二人が争わないためにそろそろ決めなくてはと言っていました。
野村証券では毎週のように相続に関するセミナーを開催。
相続対策につながる金融商品の紹介にも力をいれています。
その一つが受取人を指定できる保険。
その意図は財産を残す人と、財産を受け取る人との関係の構築。
何しろ毎年相続される額は約50兆円にもなるからです。
これを取り込まない手はありませんね。
文具メーカー・コクヨでは「遺言書キット」を昨年6月に発売。(@2415)
以来3万件の大ヒットだそうです。
開発したのは30代の女性社員、岸田裕子さんですが、
2年間もそのマニュアルなどを煮詰めて発売に漕ぎつけたそうです。
用紙もコピーすると「複写コピー」という文字が浮き出るなど文具メーカーらしいこだわりがあります。
公証役場では5~15万の費用がかかるために
このキットはガイドを見てその通りに書くことができ
価格の面でも大変優れたものです。
遺言書は全文直筆だそうですし、間違えたら最初から書き直しなのだそうです。
購入者は意外にも20~40代の若者が多いとのことでした。
また親に書かせたいと買っていく人も多いそうです。
ある例として、財産の受け取り方がいろいろ解釈があるからということでした。
家屋、現金、生命保険など聞いた人が都合よい受け取り方をしてしまいがち。
そこを遺言書できっちりすることが大事なのです。争わないために。
京都の一澤帆布のカバン店の裁判はよく知られていますが
番組でも紹介していました。
創業1905年ですが船の帆で作られた頑丈さとシンプルデザインが売れたカバン屋さん。
その社長亡き後に残された長男と三男が対立し相続争いになりました。
三男の勝訴で決着がついたそうですがその後に4男がデザインを支えてきたということで
新たに出店しています。
街の人たちはお父さんがきちんをしておくべきだったと言っていましたが
残された子供たちも仲良く円満にできなかったのかどうもよくわかりません。
200メートルの道に3軒の同じ様な店ではお客も混乱しますね。
このように中小企業では後継者を決めていないところが50%もあり、
社長亡きあと、年間7万件も事業閉鎖しているとのこと。
困るのは社員達だということで後継者を決めておくことも大事なことのようです。
それについては取り引き銀行も同じくらい危機感をもっています。
後継がスムーズに流れることで融資先を確保していくことが重要だからです。
歯ブラシの製造販売会社「ファイン」の社長、清水和恵さん(69)は体調を崩したことを機に
社長を三女の直子さんに譲ることを決意しました。
直子さん(43)は短大卒業後、他社で働き、世界を回り、その後に両親の会社を手伝い支えてきました。
3年前に母から打診をうけ、社長業の勉強をしてきたということです。
会社の工場は三重県にありますが、母が従業員の前で直子さんに社長を譲るという話をしました。
社員の人たちは動揺していましたが新社長を応援することでしょう。
直子さんはこれから従業員の生活を背負うことになり責任が増えました。
東京に戻り、営業活動していますが、新商品の差別化をどう出していくのかも
重要な課題です。
茅ヶ崎徳州会病院にやってきた直子さんは自分で磨けない患者さんのために
歯ブラシを吸引機につなげて磨く方法を提案しました。
歯ブラシの先に吸引がよくできて結果として良い反応がありました。
直子さんの笑顔が広がりました。
***
遺言書は元気なうちに書いとくものだそうですが
それにのっとり20代でも遺言書キットをガイドに書き残していく人が増えたようです。
自分亡き後に残された人が困らないという点では優れた商品でした。
しかも内容をオープンにして
ネックレスは誰にあげるとか
明るい相続を目指すことも重要なことのようです。
残したいものを誰に受け取ってもらえるかという点でも
効力を発揮しそうです。
相続争いがとっても多いというのが不思議でしたが
財産は多くても少なくても争いの元。
本当にきっちり決めておくことは大事なんですね。
遺言書キットを見てみたいと思いました。
湯河原でリゾートホテルを貸しきり遺言書を書き上げるという1泊2日のツアーです。
参加者は30代~70代までと幅があります。
ディナーはフルコースを楽しんでましたが
このツアーは15万8000円とお高いのでした。
遺言を書くのは非日常だからということです。
あと法律に詳しい司法書士などが個人の相談にものってくれます。
74歳の女性は8人いる甥や姪の誰かに財産を譲るということでしたが
一晩、考えて決定したということです。
また別の女性も二人の子供が争うことのないようにきっちりしたいから参加したということです。
誰に何を遺すかということをしっかり決めておけば
いつ災難がふりかかってもひとまず平静ですね。
遺言とは老親に書かせるものではないですし、
また本人が健康なときこそ自発的に書いておくべきだということでした。
中央三井信託銀行日本橋営業部にやってきた江口さんですが
50トンもある扉をあけることからして大仰な保管に驚いています。
遺言書を保管しているここ日本橋では700件、
会社全体では12000件も保管しているとか。
相続でもめるケースは多々あり、トラブルを回避するためにも遺言書の作成は有効です。
実際のトラブルが起きた例を映像で出してくれました。
佐藤恵子さん(59)は母の介護のために実家に引越して同居しましたが
10年の介護の後にお母さんはなくなったということです。
その2ヵ月後に兄2人から恵子さんが訴えられたということでした。
その家と敷地を母が元気なうちに買い取っていた恵子さんですが
兄たちは知らされてなかったために、勝手に財産を横取りしたという訴えです。
「売買の事実はなく仮装無効の登記」と書かれていました。
さらに母の預金を恵子さんが奪ったということにもなっていて
裁判は3年かかり恵子さんが勝訴して決着。
兄たちが財産を当てにしていたということはわかっていたということなのですが
仲の良い、血をわけた兄弟がこんな風に争うとは
まさか親としても予測できなかったでしょう。
介護が大変なことはわかりそうなものですしその時点で兄たちはゆずるべきでは?と
第三者としてはそれだけでも財産を譲ってもらってもいいと思うくらいです。
ただこのケースはきちんと支払いを行っていたというくらい金銭面でもきちんとしていたようです。
このように裁判所に訴えるケースがここ10年で倍増して年間16万件だとか。驚くばかり。
相続支援ネット代表の江里口吉雄さんは財産がない人ほど争うと話しています。
1000万円未満の財産の人が一番争うそうです。
200万、300万で争うとか。
それは経済的理由が背景にあり、50代になって失業や離婚をすることで
年金ライフが思ったようにたちゆかなくなり
親の遺産に頼るということになったからだそうです。
街行く人たちも子供二人が争わないためにそろそろ決めなくてはと言っていました。
野村証券では毎週のように相続に関するセミナーを開催。
相続対策につながる金融商品の紹介にも力をいれています。
その一つが受取人を指定できる保険。
その意図は財産を残す人と、財産を受け取る人との関係の構築。
何しろ毎年相続される額は約50兆円にもなるからです。
これを取り込まない手はありませんね。
文具メーカー・コクヨでは「遺言書キット」を昨年6月に発売。(@2415)
以来3万件の大ヒットだそうです。
開発したのは30代の女性社員、岸田裕子さんですが、
2年間もそのマニュアルなどを煮詰めて発売に漕ぎつけたそうです。
用紙もコピーすると「複写コピー」という文字が浮き出るなど文具メーカーらしいこだわりがあります。
公証役場では5~15万の費用がかかるために
このキットはガイドを見てその通りに書くことができ
価格の面でも大変優れたものです。
遺言書は全文直筆だそうですし、間違えたら最初から書き直しなのだそうです。
購入者は意外にも20~40代の若者が多いとのことでした。
また親に書かせたいと買っていく人も多いそうです。
ある例として、財産の受け取り方がいろいろ解釈があるからということでした。
家屋、現金、生命保険など聞いた人が都合よい受け取り方をしてしまいがち。
そこを遺言書できっちりすることが大事なのです。争わないために。
京都の一澤帆布のカバン店の裁判はよく知られていますが
番組でも紹介していました。
創業1905年ですが船の帆で作られた頑丈さとシンプルデザインが売れたカバン屋さん。
その社長亡き後に残された長男と三男が対立し相続争いになりました。
三男の勝訴で決着がついたそうですがその後に4男がデザインを支えてきたということで
新たに出店しています。
街の人たちはお父さんがきちんをしておくべきだったと言っていましたが
残された子供たちも仲良く円満にできなかったのかどうもよくわかりません。
200メートルの道に3軒の同じ様な店ではお客も混乱しますね。
このように中小企業では後継者を決めていないところが50%もあり、
社長亡きあと、年間7万件も事業閉鎖しているとのこと。
困るのは社員達だということで後継者を決めておくことも大事なことのようです。
それについては取り引き銀行も同じくらい危機感をもっています。
後継がスムーズに流れることで融資先を確保していくことが重要だからです。
歯ブラシの製造販売会社「ファイン」の社長、清水和恵さん(69)は体調を崩したことを機に
社長を三女の直子さんに譲ることを決意しました。
直子さん(43)は短大卒業後、他社で働き、世界を回り、その後に両親の会社を手伝い支えてきました。
3年前に母から打診をうけ、社長業の勉強をしてきたということです。
会社の工場は三重県にありますが、母が従業員の前で直子さんに社長を譲るという話をしました。
社員の人たちは動揺していましたが新社長を応援することでしょう。
直子さんはこれから従業員の生活を背負うことになり責任が増えました。
東京に戻り、営業活動していますが、新商品の差別化をどう出していくのかも
重要な課題です。
茅ヶ崎徳州会病院にやってきた直子さんは自分で磨けない患者さんのために
歯ブラシを吸引機につなげて磨く方法を提案しました。
歯ブラシの先に吸引がよくできて結果として良い反応がありました。
直子さんの笑顔が広がりました。
***
遺言書は元気なうちに書いとくものだそうですが
それにのっとり20代でも遺言書キットをガイドに書き残していく人が増えたようです。
自分亡き後に残された人が困らないという点では優れた商品でした。
しかも内容をオープンにして
ネックレスは誰にあげるとか
明るい相続を目指すことも重要なことのようです。
残したいものを誰に受け取ってもらえるかという点でも
効力を発揮しそうです。
相続争いがとっても多いというのが不思議でしたが
財産は多くても少なくても争いの元。
本当にきっちり決めておくことは大事なんですね。
遺言書キットを見てみたいと思いました。
07/14/2010 ガイアの夜明け ニッポンの家族の行方(2)~“シニアの住まい”広がる選択肢~
高専賃って謎の略語でしたけど納得でした。しかし想像が付かない世界が分かり易いのは助かります。
60歳以上の高齢者専用賃貸住宅を略して「高専賃」というのでした。
似たようなのに「高優賃」というのもあるよね。(高齢者向け優良賃貸住宅)
今週は世界一の高齢化社会ニッポンの高齢者の住まいについての提案でした。
冒頭は有料老人ホームの見学ツアー。
お部屋の案内をしていますがキッチンは低くなっていて車イスでも使えるとか
ベッドは電動で起こせるようになっているとか、
介護の双方のメリットの面などを重点的に案内していました。
ここは「シニアメゾン鎌倉山」という老人ホームで
入居一時金は680万。利用料は月額20万だそうです。
次は高専賃の「ユーミーリビング辻堂」
一見リゾートホテルのような普通のマンションですが24時間対応管理があり、
入居一時金180万、夫婦二人部屋で月額利用料が29万(家賃・生活支援費)
食堂で三食も可能(別料金)
自分のために見学する人も、両親のために見る人も様々です。
両親の怪我や病気や老いに対して不安はあるものの
同居も拒否だし、かといって老人ホームなどの施設も嫌だという人は
親世代に至っては77%もいます。
狛江市にお住まいのアパレル経営石倉光二さん(49)はお子さんが3歳で可愛い盛りですが
高齢の一人暮らしのお母さん(80)も心配なわけで食事の心配や火を使うことの懸念などあります。
そのために安心できる住まいを探していました。
6箇所も見にいったけれど施設臭いのは嫌うようです。
それで高専賃の出番。
「Cアミーユ多摩川」というところに見学にいきました。
一見ワンルームマンションですが24時間対応の管理があるのが安心です。
高齢者の住まいと言ったらこれまでは自宅か有料老人ホームか
特別養護老人ホームなど施設関係に限られていました。
ところが近年一般の賃貸住宅で
高齢者専用賃貸住宅(高専賃)が新たな選択肢として加わったのでした。
その支援サービスには
24時間緊急対応・安否確認・食事、掃除などが含まれています。
さらに介護事業所を併設し、介護保険サービスが受けられるところも増えています。
その内容は、食事・入浴・排泄の介助・投薬、リハビリなどです。
石倉さんは高専賃のこちらの方が自由度が高くてお母さんに合っていると判断しています。
老人ホームだと消灯時間など規則があるようです。
このCアミーユ多摩川には自由を謳歌している高齢者がたくさんいますが
桑靖彦さん(93)はピアノを持ち込んで好きなときに演奏しています。
ここはワンルーム25㎡で、家賃管理費が128500円・生活支援費が31500円でした。
退職後、奥さんが亡くなり、子供たちのそばで一人暮らしをしていたが
三度の食事の支度が負担になってきてこの高専賃に決めたそうです。
生活支援に掃除と食事サービスがついています。
食事は食堂で三食とりますが別料金で一日1365円でした。
他にも温泉旅行に行く女性が映されましたが車を運転して颯爽と出かけてました。
桑さんはその後、社交ダンスに行き、ダンスを楽しんでいました。
このCアミーユ多摩川を運営するのは岡山のメッセージという会社です。
ここは全国に有料老人ホームを156箇所に展開し、売り上げ320億円の実績です。
この会長が橋本俊明さんですが医師でもあります。
介護保険をスタートした当時は自宅で過ごすための制度だったが
10年経ってみると自宅では過ごせないことがわかりました。
それなら老人ホームということになりますが、みな施設よりは自宅がいい。
そういうことで自宅にいる感覚の高専賃を作ろうとしたのが始まりです。
今後メッセージは毎年300戸の高専賃を建設計画しています。
群馬県のたまゆら火災は記憶に新しいですが犠牲者10人のうち7人は東京からの移住者でした。
東京の受け皿を地方に預けていたという側面が浮き彫りになった火災事故でした。
猪瀬副知事が深刻な高齢者の住宅問題にプロジェクトを立ち上げています。
東京都は民間業者に補助を出してケア付きの高専賃を促進しています。
目標は2015年までに6000戸。
これに乗ったのが学研ホールディングス。
学研は高専賃ココファン日吉を3月にオープン。
首都圏に7箇所の展開予定です。
ココファンではさまざまなタイプがありますが
モデル例として夫婦70㎡の1LDKで
家賃・管理費195500円、生活支援費32550円。
敷金・礼金 573400円。
クリニックを1Fに、その横には学研の学習塾。
隣の保育園からはココファンのお年寄りたちに遊戯を披露していました。
世代交流が学研の売りとのことです。
この学研の小早川さんが次に狙ってるのが北区駒込。
しかしここでは東京都の土地を借りる方式で入札制度があります。
ライバルは大規模マンション建設の大手ディベロッパー。
さらに高層住宅ができると聞いて付近住民の反対運動までが起きていました。
ここにやってきた小早川さんにご近所の女性が近付いていましたが
小早川さんの説明を聞いて逆に納得してくれたようです。
しかし総事業費は20億円。都からの助成は2億円どまり。
学研ホールディングスに出資を求めて役員会議に臨みました。
黒字化まで7年とは長すぎるといわれてますが競合する住宅はなく
逆に溢れている高齢者の受け皿だということで満室は約束されています。
社長はGOサインをだしました。
あとは入札に成功することがカギになります。
兵庫県のヴィラツルバミは、福祉法人あかねで、特別養護老人ホームの運営を母体に
新しく高専賃をオープンさせました。
その経営を任されたのが松本真紀子さん(35)
ワンルーム40㎡で、家賃86000円、生活支援金55000円、敷金礼金80万円。
全60戸の半分の30戸をオープン前に予約目標にし、
見学を受け付けていました。
結果は上々でしたがオープンを待ちきれずに入居してきた人がいる一方で
仮契約をキャンセルした人も。
それは老人ホームだと思い違いする家族の反対によるものでした。
コンサルの人を招いて対策を見てもらったところ、
説明のしかたがマンションの販売と同じだということに気づきました。
結果として、入居者の写真などをはり、高専賃の特色を分かりやすく出しました。
入居した後のイメージがつかみやすく、また家族も両親の過ごす状況を想像しやすくなりました。
そのおかげで新しい契約者を獲得となりました。
この高専賃は隣の有料老人ホームからヘルパーさんが出張してきて介護保険を利用できます。
入居者はこの制度で毎日30分の介護を利用しました。
内容は投薬と着替えの補助ですが、やってきた岡部さんは手際よく簡単な掃除から
話し相手までこなしています。
30分の利用でもけっこうな介護をしてもらえそうです。
食事は和食のテナントをいれました。一日3食1800円。
***
なるほどね~~~。
老いが進んだとき、何ができなくなるのかがどうしても分かりにくいのですが
たいていは家事、特に食事の支度が難しいという状況のようです。
なので、食事や掃除のケアが付いていて
何かあった場合に即対応できるというほかは
普通のマンションライフと同じというこの高専賃が急浮上したということなのですね。
老人ホームなどは団体行動なので
どうしても介護者主導になり、規則に縛られる生活なのでしょう。
元気な方などはそういう施設臭さを嫌うことも理解できました。
一つの選択肢ということですごく納得しましたね。
自分の事よりは両親をここに入居させたら?という想像が出来たのがよかったです。
さらに老人ホームなどよりはお安く入居できそうなのも良かったですね。
これから老人が急激に増えるということです。
2015年には400万人を超えるという世界一の老人大国ニッポン!
ですが、たいていの人は元気に老後を謳歌したいと考えているわけで
今こそニーズに合った供給を考える企業が勝ち組になるでしょう。
それにしても、アタシたちが老人になるころ、ウン十年以上も先ですけど想像もつかない・・
そのころ日本はどうなってるのでしょうね。
なんか怖いです・・。
似たようなのに「高優賃」というのもあるよね。(高齢者向け優良賃貸住宅)
今週は世界一の高齢化社会ニッポンの高齢者の住まいについての提案でした。
冒頭は有料老人ホームの見学ツアー。
お部屋の案内をしていますがキッチンは低くなっていて車イスでも使えるとか
ベッドは電動で起こせるようになっているとか、
介護の双方のメリットの面などを重点的に案内していました。
ここは「シニアメゾン鎌倉山」という老人ホームで
入居一時金は680万。利用料は月額20万だそうです。
次は高専賃の「ユーミーリビング辻堂」
一見リゾートホテルのような普通のマンションですが24時間対応管理があり、
入居一時金180万、夫婦二人部屋で月額利用料が29万(家賃・生活支援費)
食堂で三食も可能(別料金)
自分のために見学する人も、両親のために見る人も様々です。
両親の怪我や病気や老いに対して不安はあるものの
同居も拒否だし、かといって老人ホームなどの施設も嫌だという人は
親世代に至っては77%もいます。
狛江市にお住まいのアパレル経営石倉光二さん(49)はお子さんが3歳で可愛い盛りですが
高齢の一人暮らしのお母さん(80)も心配なわけで食事の心配や火を使うことの懸念などあります。
そのために安心できる住まいを探していました。
6箇所も見にいったけれど施設臭いのは嫌うようです。
それで高専賃の出番。
「Cアミーユ多摩川」というところに見学にいきました。
一見ワンルームマンションですが24時間対応の管理があるのが安心です。
高齢者の住まいと言ったらこれまでは自宅か有料老人ホームか
特別養護老人ホームなど施設関係に限られていました。
ところが近年一般の賃貸住宅で
高齢者専用賃貸住宅(高専賃)が新たな選択肢として加わったのでした。
その支援サービスには
24時間緊急対応・安否確認・食事、掃除などが含まれています。
さらに介護事業所を併設し、介護保険サービスが受けられるところも増えています。
その内容は、食事・入浴・排泄の介助・投薬、リハビリなどです。
石倉さんは高専賃のこちらの方が自由度が高くてお母さんに合っていると判断しています。
老人ホームだと消灯時間など規則があるようです。
このCアミーユ多摩川には自由を謳歌している高齢者がたくさんいますが
桑靖彦さん(93)はピアノを持ち込んで好きなときに演奏しています。
ここはワンルーム25㎡で、家賃管理費が128500円・生活支援費が31500円でした。
退職後、奥さんが亡くなり、子供たちのそばで一人暮らしをしていたが
三度の食事の支度が負担になってきてこの高専賃に決めたそうです。
生活支援に掃除と食事サービスがついています。
食事は食堂で三食とりますが別料金で一日1365円でした。
他にも温泉旅行に行く女性が映されましたが車を運転して颯爽と出かけてました。
桑さんはその後、社交ダンスに行き、ダンスを楽しんでいました。
このCアミーユ多摩川を運営するのは岡山のメッセージという会社です。
ここは全国に有料老人ホームを156箇所に展開し、売り上げ320億円の実績です。
この会長が橋本俊明さんですが医師でもあります。
介護保険をスタートした当時は自宅で過ごすための制度だったが
10年経ってみると自宅では過ごせないことがわかりました。
それなら老人ホームということになりますが、みな施設よりは自宅がいい。
そういうことで自宅にいる感覚の高専賃を作ろうとしたのが始まりです。
今後メッセージは毎年300戸の高専賃を建設計画しています。
群馬県のたまゆら火災は記憶に新しいですが犠牲者10人のうち7人は東京からの移住者でした。
東京の受け皿を地方に預けていたという側面が浮き彫りになった火災事故でした。
猪瀬副知事が深刻な高齢者の住宅問題にプロジェクトを立ち上げています。
東京都は民間業者に補助を出してケア付きの高専賃を促進しています。
目標は2015年までに6000戸。
これに乗ったのが学研ホールディングス。
学研は高専賃ココファン日吉を3月にオープン。
首都圏に7箇所の展開予定です。
ココファンではさまざまなタイプがありますが
モデル例として夫婦70㎡の1LDKで
家賃・管理費195500円、生活支援費32550円。
敷金・礼金 573400円。
クリニックを1Fに、その横には学研の学習塾。
隣の保育園からはココファンのお年寄りたちに遊戯を披露していました。
世代交流が学研の売りとのことです。
この学研の小早川さんが次に狙ってるのが北区駒込。
しかしここでは東京都の土地を借りる方式で入札制度があります。
ライバルは大規模マンション建設の大手ディベロッパー。
さらに高層住宅ができると聞いて付近住民の反対運動までが起きていました。
ここにやってきた小早川さんにご近所の女性が近付いていましたが
小早川さんの説明を聞いて逆に納得してくれたようです。
しかし総事業費は20億円。都からの助成は2億円どまり。
学研ホールディングスに出資を求めて役員会議に臨みました。
黒字化まで7年とは長すぎるといわれてますが競合する住宅はなく
逆に溢れている高齢者の受け皿だということで満室は約束されています。
社長はGOサインをだしました。
あとは入札に成功することがカギになります。
兵庫県のヴィラツルバミは、福祉法人あかねで、特別養護老人ホームの運営を母体に
新しく高専賃をオープンさせました。
その経営を任されたのが松本真紀子さん(35)
ワンルーム40㎡で、家賃86000円、生活支援金55000円、敷金礼金80万円。
全60戸の半分の30戸をオープン前に予約目標にし、
見学を受け付けていました。
結果は上々でしたがオープンを待ちきれずに入居してきた人がいる一方で
仮契約をキャンセルした人も。
それは老人ホームだと思い違いする家族の反対によるものでした。
コンサルの人を招いて対策を見てもらったところ、
説明のしかたがマンションの販売と同じだということに気づきました。
結果として、入居者の写真などをはり、高専賃の特色を分かりやすく出しました。
入居した後のイメージがつかみやすく、また家族も両親の過ごす状況を想像しやすくなりました。
そのおかげで新しい契約者を獲得となりました。
この高専賃は隣の有料老人ホームからヘルパーさんが出張してきて介護保険を利用できます。
入居者はこの制度で毎日30分の介護を利用しました。
内容は投薬と着替えの補助ですが、やってきた岡部さんは手際よく簡単な掃除から
話し相手までこなしています。
30分の利用でもけっこうな介護をしてもらえそうです。
食事は和食のテナントをいれました。一日3食1800円。
***
なるほどね~~~。
老いが進んだとき、何ができなくなるのかがどうしても分かりにくいのですが
たいていは家事、特に食事の支度が難しいという状況のようです。
なので、食事や掃除のケアが付いていて
何かあった場合に即対応できるというほかは
普通のマンションライフと同じというこの高専賃が急浮上したということなのですね。
老人ホームなどは団体行動なので
どうしても介護者主導になり、規則に縛られる生活なのでしょう。
元気な方などはそういう施設臭さを嫌うことも理解できました。
一つの選択肢ということですごく納得しましたね。
自分の事よりは両親をここに入居させたら?という想像が出来たのがよかったです。
さらに老人ホームなどよりはお安く入居できそうなのも良かったですね。
これから老人が急激に増えるということです。
2015年には400万人を超えるという世界一の老人大国ニッポン!
ですが、たいていの人は元気に老後を謳歌したいと考えているわけで
今こそニーズに合った供給を考える企業が勝ち組になるでしょう。
それにしても、アタシたちが老人になるころ、ウン十年以上も先ですけど想像もつかない・・
そのころ日本はどうなってるのでしょうね。
なんか怖いです・・。
07/07/2010 ガイアの夜明け ニッポンの家族の行方(1)子育てをしよう!~少子化の壁を打ち破れ~
イクメンはモテですよねえ。エリート風よりもずっとずっと頼りになりそうな気がするわ~~~♪
序盤は子供手当てを受け取った家族2種。
学資保険や塾を当て込んでいた両親ですが山懸家子供たちはおもちゃをせがみました。
また、手塚さんのご家庭では生活費になりました。
自動車工場で働くご主人の手取りが激減したために急遽そちらに。
手塚さんはパートに出たいということですが子供を預けて働くための
保育園はどこも定員いっぱいで働きたくても働けない状況が続いています。
子育て対策をマニフェストに掲げている民主党ですが
本当に求められていることには未だ到達していない状況のようです。
加賀田京子サン(43歳)は一人娘のあおいちゃん(2歳)を連れて世田谷区役所に行きますが
認可保育所への申し込みでした。
1年半前から続けているそうですが今回もダメでした。
世田谷の待機児童は区でトップの613人
板橋区481人、練馬区429人と続いています。
保育園には認可と無認可があり、認可は国の基準を満たし、補助金で運営され、利用料金も安くすみますが
無認可は基準なし、補助金なし、利用料高しでやや心配でもあります。
それでも預けざるを得ない状況でやむを得ず利用することになります。
保育園に入れる基準は一人親や生活保護世帯、両親が病気など子供を保育する環境がひどいほど
優先的に入園できるという仕組みです。
なので両親揃っていて二人ともに働き、まずは稼ぎのある家庭はどうしても後回しにされてしまうのです。
加賀田さんもご夫婦でフレンチのレストランを経営していますが
そういう理由でなかなか入所できないわけです。
なので仕方なく無認可に預け、さらに夜はベビーシッターに頼むという2重保育です。
店を出すのが夢だったご夫婦ですから子育てとなんとしても両立しないといけません。
ですがその費用がかさむかさむ。ベビーシッター代はひと月30万を超えるそうで家計が逼迫しています。
そんななかで「JPホールディングス」は保育園を次々と立ち上げて都心部に84箇所を運営しています。
保育園の運営と言っても実は株式会社です。
社長の山口洋さん(49)が保育園に顔を出すと子供たちが「代表だ」って口々にさけんでいます。
人気がある隣のお父さんという気さくな感じは自身が2児の父親でもあるからでしょう。
2000年の規制緩和で株式会社も保育事業に参入できるようになりました。
山口社長が企画している保育サービスは英語レッスンと、農業体験授業、などたくさんのプログラム。
JPホールディングスはこれら専門の講師など1200人の社員を擁する企業なのでした。
しかし最も待機児童の多い世田谷はこのJPホールディングスを認可していません。
株式会社というだけではねつけてしまうようです。
何度も申請を出していますが、なぜかというと
保育サービスの質の問題ということを区の担当者が話していました。
福祉法人などの非営利団体なら良いということです。
人件費がかかっても株式会社と違い保育の質が保てるからいいということだそうです。
丁寧な子育てという理念があるようです。
山口社長はいろんな事業体が保育の質の競争をすることが大事だということです。
利用者のためになる保育園を立ち上げるのが山口社長の主張です。
山口さんは元大手証券会社の営業マン。
ドリンクサービスの飲食関連企業を立ち上げますが女性社員が子育てのために辞めていくのを見て
託児所を作ったのがきっかけです。
その後、大学院で保育を一から学び、事業に参入しました。
働く母親達を助けたいと理念がありますが9時までの延長サービスを取り入れたのもその一環です。
ある日は、親から預かった薬を投与しないでしまったことですが隠蔽したということで
園長は解雇、看護師は減給。
日本一の保育園数を誇る当社で一切の不正があってはならないと関係者に言い渡していました。
また、保育園で必要なモノを見せてくれましたがイスや文房具など5500人分も。
一括で購入したから3掛けや4掛けぐらいで買えたものも。
これから郊外、地方にも園を拡大して行く予定です。
手始めに名古屋の河村たかし市長を訪ねました。
政令都市の1/4が株式会社を認めていませんが、
河村市長から検討するという力強い言葉をいただきました。
八尾市では田中誠太市長が握手で迎え、参入を認めてくれました。
中身で選ばれる時代が必ずくると自信に満ちた山口社長です。
銀座おとな塾。
ママの地雷は「手伝おうか」という言葉。
妻がパートナーに対して切れた言葉№1だそうです。
男は本来やらなくていいという気持ちが透けて見えたというところ。う~~~ん、納得するわ~~。
男性の育児参加を学ぶスクールですが「父親学校」です。8回講座で3万。
男性諸氏はコンカツと同時にここにも通ったほうがいいかもね^^
参加者は妻も働いているし給料も同じくらいだからと協力して二人で子育てをするというところ。
独身の男性も参加していました。
そしてイクメンの登場です。
堀川佐渡さん(39)
6時に起きて身支度をすませたあと
子供たちを起こして着替えさせていますが、
その間に奥さんの奈々子さん(39)は朝ごはんを作っています。
チームを作り、パパは下の望くん2歳を担当し、奥さんは上の新くん8歳を担当。
7時に出て保育園に望君を預けてから出勤。
豊洲オフィスにはほとんど社員が見えませんが、今の朝のうちに一日のスケジュールを組んでしまいます。
会議も時間と人数で人件費を換算するミーティングタイマーを導入して
いくらかかってるかと見えるようにし、無駄を省くようにしたのでした。
夜の飲み会にはいけないのでランチが人脈作り。
女性たちに混じっていますが、
同じ様に子供がいる女性と組んで子供の具合に対応できるシステムを作りました。
かつてはばりばりのモーレツ営業マンでしたが子育てに参入したのは
「子育てがこんなに大変だったら2人目は考えられない」と奥さんが言ったのがきっかけ。
自分も働き方を変えることを真面目に考えたということです。
5時過ぎには退社、6時15分には子供をお迎えにいきます。
次男の生活に合わせて仕事を組み、回しているパパです。
そして奥さんとお兄ちゃんが帰宅する7時ごろまで夕食を作っています。
だいたい30分で食事作りは終わりました。手際よいです。
4人揃って夕食が食べられるなんて凄いですよね。
奥さんも広告代理店に勤めていますが、
パパの育児参加で仕事も前向きにできるようになったということです。
理想的なイクメンですがこんな様子が今後は普通になるといいですね。
そして頑固オヤジをめざす瀧澤義徳さん(63)
上越市では50~60歳代の男性を保育園に必ず配属させる保育園士制度を導入。
園児からもおじいちゃん先生と慕われていますが、
瀧澤さんも公務員を定年で退職したあとに保育園士に応募しました。
手先の器用さがあり、保育園の補修など一手に引き受けています。
また子供たちのためになんと竹とんぼを作ってくれました。
今の子がこういうシンプルなものに夢中になるなんてすごいこと。
子供の頃の思い出になってくれたらと瀧澤さんの柔和なお顔がますます和んでいます。
***
保育園の取り組みは面白かったです。
知人で保育園を運営している人がいますが区に認可されているので
けっこういい具合でできているようです。
スペースや保育士など基準を満たすことが大事ですが
広い場所を安く借りられたことが勝因になっていました。
区に認可されると保育料は安くなるということですが
うちから徒歩○○ぐらいにあるJPホールディングスのアスク保育園は
モデル月額5~7万ぐらいみたい。
年齢やプログラムによりけりたくさんの種類があるのでその需要とのバランス次第。
子供は必ず大きくなるし大変なのは学校に入る前の6年だけと覚悟して
共働きを続けられるなら続けたほうがいいですよね。
普通の区の認可保育園だと家庭の収入で決まるようです。
これも年齢で変ってきますが、
確か、友人の開業医と税理士さんのところのお子さんが5~6万と言ってたような・・・
安いと千円単位というのも聞いたことがあります。
企業保育所だと1~2万程度というのも聞いたことがあるので
ぜひこういう企業保育園を持つところで働きたいものですね。
世田谷が待機児童1位だったのね。
千代田区は確か待機ゼロです。
裏技で、離婚して一人親になり入園してから復縁するという話もありましたが
千代田区に引越すという手もありますよ。
家賃が多少高くても都心に住んで通勤が楽になり区の保育園で安く入所できるなら
逆転現象で家計が助かるかも。
育児をするお父さんは本当にかっこいい。
ご近所さんでもお父さんが赤ちゃんを抱っこひもで抱っこしていたり
ベビーカーを運んでいたりしますとポイントがぐぐぐと上がっていきますね。
保育園に子供を連れてきたら保育士さんたちにはモテでしょうねえ。
イクメンは時代の華ですね。
最後に出てきた保育園士制度は上越市だけの取り組みだそうですが
おじいちゃんを知らない子供たちってけっこういるから
すごくいいことですよね。
瀧澤さん自身も非常に厳しい人で昔は孫たちもそばに寄らなかったそうですが
今は子供たちと接して変わってきたそうです。
優しいおじいちゃんになっていました。
学資保険や塾を当て込んでいた両親ですが山懸家子供たちはおもちゃをせがみました。
また、手塚さんのご家庭では生活費になりました。
自動車工場で働くご主人の手取りが激減したために急遽そちらに。
手塚さんはパートに出たいということですが子供を預けて働くための
保育園はどこも定員いっぱいで働きたくても働けない状況が続いています。
子育て対策をマニフェストに掲げている民主党ですが
本当に求められていることには未だ到達していない状況のようです。
加賀田京子サン(43歳)は一人娘のあおいちゃん(2歳)を連れて世田谷区役所に行きますが
認可保育所への申し込みでした。
1年半前から続けているそうですが今回もダメでした。
世田谷の待機児童は区でトップの613人
板橋区481人、練馬区429人と続いています。
保育園には認可と無認可があり、認可は国の基準を満たし、補助金で運営され、利用料金も安くすみますが
無認可は基準なし、補助金なし、利用料高しでやや心配でもあります。
それでも預けざるを得ない状況でやむを得ず利用することになります。
保育園に入れる基準は一人親や生活保護世帯、両親が病気など子供を保育する環境がひどいほど
優先的に入園できるという仕組みです。
なので両親揃っていて二人ともに働き、まずは稼ぎのある家庭はどうしても後回しにされてしまうのです。
加賀田さんもご夫婦でフレンチのレストランを経営していますが
そういう理由でなかなか入所できないわけです。
なので仕方なく無認可に預け、さらに夜はベビーシッターに頼むという2重保育です。
店を出すのが夢だったご夫婦ですから子育てとなんとしても両立しないといけません。
ですがその費用がかさむかさむ。ベビーシッター代はひと月30万を超えるそうで家計が逼迫しています。
そんななかで「JPホールディングス」は保育園を次々と立ち上げて都心部に84箇所を運営しています。
保育園の運営と言っても実は株式会社です。
社長の山口洋さん(49)が保育園に顔を出すと子供たちが「代表だ」って口々にさけんでいます。
人気がある隣のお父さんという気さくな感じは自身が2児の父親でもあるからでしょう。
2000年の規制緩和で株式会社も保育事業に参入できるようになりました。
山口社長が企画している保育サービスは英語レッスンと、農業体験授業、などたくさんのプログラム。
JPホールディングスはこれら専門の講師など1200人の社員を擁する企業なのでした。
しかし最も待機児童の多い世田谷はこのJPホールディングスを認可していません。
株式会社というだけではねつけてしまうようです。
何度も申請を出していますが、なぜかというと
保育サービスの質の問題ということを区の担当者が話していました。
福祉法人などの非営利団体なら良いということです。
人件費がかかっても株式会社と違い保育の質が保てるからいいということだそうです。
丁寧な子育てという理念があるようです。
山口社長はいろんな事業体が保育の質の競争をすることが大事だということです。
利用者のためになる保育園を立ち上げるのが山口社長の主張です。
山口さんは元大手証券会社の営業マン。
ドリンクサービスの飲食関連企業を立ち上げますが女性社員が子育てのために辞めていくのを見て
託児所を作ったのがきっかけです。
その後、大学院で保育を一から学び、事業に参入しました。
働く母親達を助けたいと理念がありますが9時までの延長サービスを取り入れたのもその一環です。
ある日は、親から預かった薬を投与しないでしまったことですが隠蔽したということで
園長は解雇、看護師は減給。
日本一の保育園数を誇る当社で一切の不正があってはならないと関係者に言い渡していました。
また、保育園で必要なモノを見せてくれましたがイスや文房具など5500人分も。
一括で購入したから3掛けや4掛けぐらいで買えたものも。
これから郊外、地方にも園を拡大して行く予定です。
手始めに名古屋の河村たかし市長を訪ねました。
政令都市の1/4が株式会社を認めていませんが、
河村市長から検討するという力強い言葉をいただきました。
八尾市では田中誠太市長が握手で迎え、参入を認めてくれました。
中身で選ばれる時代が必ずくると自信に満ちた山口社長です。
銀座おとな塾。
ママの地雷は「手伝おうか」という言葉。
妻がパートナーに対して切れた言葉№1だそうです。
男は本来やらなくていいという気持ちが透けて見えたというところ。う~~~ん、納得するわ~~。
男性の育児参加を学ぶスクールですが「父親学校」です。8回講座で3万。
男性諸氏はコンカツと同時にここにも通ったほうがいいかもね^^
参加者は妻も働いているし給料も同じくらいだからと協力して二人で子育てをするというところ。
独身の男性も参加していました。
そしてイクメンの登場です。
堀川佐渡さん(39)
6時に起きて身支度をすませたあと
子供たちを起こして着替えさせていますが、
その間に奥さんの奈々子さん(39)は朝ごはんを作っています。
チームを作り、パパは下の望くん2歳を担当し、奥さんは上の新くん8歳を担当。
7時に出て保育園に望君を預けてから出勤。
豊洲オフィスにはほとんど社員が見えませんが、今の朝のうちに一日のスケジュールを組んでしまいます。
会議も時間と人数で人件費を換算するミーティングタイマーを導入して
いくらかかってるかと見えるようにし、無駄を省くようにしたのでした。
夜の飲み会にはいけないのでランチが人脈作り。
女性たちに混じっていますが、
同じ様に子供がいる女性と組んで子供の具合に対応できるシステムを作りました。
かつてはばりばりのモーレツ営業マンでしたが子育てに参入したのは
「子育てがこんなに大変だったら2人目は考えられない」と奥さんが言ったのがきっかけ。
自分も働き方を変えることを真面目に考えたということです。
5時過ぎには退社、6時15分には子供をお迎えにいきます。
次男の生活に合わせて仕事を組み、回しているパパです。
そして奥さんとお兄ちゃんが帰宅する7時ごろまで夕食を作っています。
だいたい30分で食事作りは終わりました。手際よいです。
4人揃って夕食が食べられるなんて凄いですよね。
奥さんも広告代理店に勤めていますが、
パパの育児参加で仕事も前向きにできるようになったということです。
理想的なイクメンですがこんな様子が今後は普通になるといいですね。
そして頑固オヤジをめざす瀧澤義徳さん(63)
上越市では50~60歳代の男性を保育園に必ず配属させる保育園士制度を導入。
園児からもおじいちゃん先生と慕われていますが、
瀧澤さんも公務員を定年で退職したあとに保育園士に応募しました。
手先の器用さがあり、保育園の補修など一手に引き受けています。
また子供たちのためになんと竹とんぼを作ってくれました。
今の子がこういうシンプルなものに夢中になるなんてすごいこと。
子供の頃の思い出になってくれたらと瀧澤さんの柔和なお顔がますます和んでいます。
***
保育園の取り組みは面白かったです。
知人で保育園を運営している人がいますが区に認可されているので
けっこういい具合でできているようです。
スペースや保育士など基準を満たすことが大事ですが
広い場所を安く借りられたことが勝因になっていました。
区に認可されると保育料は安くなるということですが
うちから徒歩○○ぐらいにあるJPホールディングスのアスク保育園は
モデル月額5~7万ぐらいみたい。
年齢やプログラムによりけりたくさんの種類があるのでその需要とのバランス次第。
子供は必ず大きくなるし大変なのは学校に入る前の6年だけと覚悟して
共働きを続けられるなら続けたほうがいいですよね。
普通の区の認可保育園だと家庭の収入で決まるようです。
これも年齢で変ってきますが、
確か、友人の開業医と税理士さんのところのお子さんが5~6万と言ってたような・・・
安いと千円単位というのも聞いたことがあります。
企業保育所だと1~2万程度というのも聞いたことがあるので
ぜひこういう企業保育園を持つところで働きたいものですね。
世田谷が待機児童1位だったのね。
千代田区は確か待機ゼロです。
裏技で、離婚して一人親になり入園してから復縁するという話もありましたが
千代田区に引越すという手もありますよ。
家賃が多少高くても都心に住んで通勤が楽になり区の保育園で安く入所できるなら
逆転現象で家計が助かるかも。
育児をするお父さんは本当にかっこいい。
ご近所さんでもお父さんが赤ちゃんを抱っこひもで抱っこしていたり
ベビーカーを運んでいたりしますとポイントがぐぐぐと上がっていきますね。
保育園に子供を連れてきたら保育士さんたちにはモテでしょうねえ。
イクメンは時代の華ですね。
最後に出てきた保育園士制度は上越市だけの取り組みだそうですが
おじいちゃんを知らない子供たちってけっこういるから
すごくいいことですよね。
瀧澤さん自身も非常に厳しい人で昔は孫たちもそばに寄らなかったそうですが
今は子供たちと接して変わってきたそうです。
優しいおじいちゃんになっていました。
06/23/2010 ガイアの夜明け 空きビジネスを追え!~街の空き物件で稼ぐ男たち~
スケジュール管理の妙がすごく受けました。
冒頭は世田谷にお住まいの佐藤さん一家です。
2LDKが手狭になり子供たちのおもちゃなどをトランクルームに入れるという選択でした。
この倉庫会社、キュラーズは元オフィスを改造したもので温度湿度管理が万全なのですね。
広さもそれぞれありますが佐藤さんは1・5畳タイプを借りたようです。
家賃12万+トランクルーム19000円はちょっと大きいのではと思うのですが
あわせて14万弱ですから23区内の3LDKだと思えば妥当なところかもしれません。
このキュラーズが中央区勝どきに進出してきました。
大きな40階建てタワーが何棟もできるので
ステファン・スポーン社長はここら辺に入居する3000世帯のうち100~200世帯は
このトランクルームを使うだろうとそろばんをはじいています。
こんな空きオフィスが目立つこの頃ですが
空きスペースの有効利用で面白いのが「カーブス・ジャパン」
12個のマシンと足踏み台を置き、30秒で次へ移動するという
あのアメリカのやり方をそっくり持ってきました。
30分で一巡し、終了だそうです。
ここのスポーツクラブの会員は女性限定で平均年齢53歳だそうですが
30分でちょうどいいようですね。
一般的にあるスポーツクラブのようにシャワーやお風呂プールもないですし
ロッカーも扉なしです。
更衣室にもドアはなくカーテンで仕切っただけ。
ですが十分です。
みんな楽しそうですしひと汗かいて満足して帰っていくようです。
このカーブスジャパンを日本に持ってきたのがガリバーなどの経営で知られる
増本岳会長です。
大成功みたいですね。
なので空き物件を売り込む業者がひしめいているようです。
三井ホームエステートは52坪42万ぐらいで提案してきていましたが
上限は40万ということでここは一旦退いたようです。
カーブスの物件ハンターの榎戸さんはフランチャイズのオーナーのために自分の目で確認に行きました。
愛知の鬼頭さんはこのカーブスを2軒持っていて3軒目の出店ですが
シャッター商店街の中にカーブスを出して成功するのかどうかの立地を見ることも課題でした。
ここは書店の奥ですが本屋が倉庫としていたところを借りる予定です。
道路の先にヤマダ電機があり車の流れもいいのでGOサインが出たようです。
店舗を一軒出すときのオーナーの初期投資が2100万ぐらい。
会員が450人いれば月に65万の利益が出るというしくみでした。
鬼頭さんは50万の利益を目標にしているそうですが実際は厳しいといっています。
仙台ではスーパーが奥の空きスペースをカーブスに貸し出しました。
会員が汗を流した後に健康飲料などを購入することも予定に入れています。
都心の空きオフィスの有効利用を仲介するのはライヴェックス社。
あらゆる情報を手に電話を持った社員が会議室で電話攻勢をしかけていました。
140坪の物件を貸し出すために担当の福山さんが営業したことは
近くの同面積規模の会社を訪ね、引越しに興味はないかということを提案することでした。
同規模で家賃が安くなれば動くところもあるはずですし。
そういうことで飛び込みで入った派遣会社が興味を持ってくれました。
数年前より賃料相場が3割下がっているそうです。
また大手町のあるオフィスビルは事業仕分けの舞台になった場所ですが
この時、1200万ぐらいの使用料が入ったということです。
このTKPという貸しオフィスの運営会社は200名の社員で36億の売り上げ。
全国に506室を持っています。
稼働率は70%だそうです。
今は会議室は自社でもたず借りるという傾向があるそうですがその波に乗ったようです。
河の社長のビル経営側との契約は長期ではなく短期で安く借りるという点が斬新です。
TKPが借りている間もビルオーナーは空き室募集ができ、
その空き室を他の借り手が現れたらTKPは撤退するというカタチでした。
河野社長はかつて為替を張っていましたがそのスピード感覚をオフィスに持ってきたのでした。
札幌駅より徒歩3分のビルですがTKPのオフィスがあります。
平日昼は満員でも夜と土日を有効利用するにはどうしたらいいかと知恵を絞りました。
そして出たのが結婚披露宴プラン。
ギリギリ会議で使ったあと2時間後に結婚披露宴会場に様変わり。
招待客一人8000円プランでした。
まずはイスに白いカバーをつけ、赤い絨毯をバージンロードにし、
人前結婚式をあげてその後に披露宴会場へと導きます。
お料理もケータリングでビュッフェ方式。
時間で貸すという発想ですが屏風などの小道具の演出もちゃんとそれらしくできていました。
いつものスタッフ9人で、結婚式場の向こうを張って、披露宴を敢行したようです。
凄いことですよね。
終わった後も翌日の貸し室に備えて片付けていました。
***
面白かったです。
空き室を有効利用するところに結婚式場を考えたのが凄いです。
そう考えたら冠婚葬祭全部使えるんじゃない?
そういえば会社でもTKPはよく利用させてもらっています。
地方に会議や説明などで行くときはその利用人数に合わせて時間借りしています。
助かりますよね。
確かにオフィスでスペースを持っていてもあいてる時間の多い会議室は
その分の家賃を考えたらもったいない。
ここは借りたほうがお得ですね。
今回はカーブスも興味深かったです。
実はスポーツジムは何度か行っていますが
私なんかはあんまり体力もないしシャワーなども使わないので
カーブス方式はちょうどいい気がしました。
映像で見たのはだいたい熟年の女性中心ですが
その後の時代に向けて健康志向が反映されていますし
こういう試みを取り入れる女性パワーも賢いですよね。
ただ初期投資が随分お高いので驚きました。
コンビニ出店だってもっとお安いのにね。
それに会員450名集めるのは大変な気がします・・・。
てか赤字にならないようにするためのボーダーラインは何人なの?
とにかく生活に溶け込まないものは借りたほうがいいという発想は間違いないです。
都心のコンパクトマンションもそういうところから発想してません?
居住する部屋は狭くても、大勢のお客が来たらパーティールームを借りればいいし、
遊びにきた親戚が泊まりたいと言ったらゲストルームに泊まってもらえばいいのよね。
それにちょっとした商談だったらマンションのロビーで十分できるわけです。
一種の貸し室みたいなもんですよね。
そういう機能のあるマンションを選べば、居住面積は「立って半畳寝て一畳」そのもので十分なのよ(笑
なんてことですが
貸し室業界は知恵を絞り面白い利用方法をどんどん提案してくださいね。
次の提案も期待してます。
2LDKが手狭になり子供たちのおもちゃなどをトランクルームに入れるという選択でした。
この倉庫会社、キュラーズは元オフィスを改造したもので温度湿度管理が万全なのですね。
広さもそれぞれありますが佐藤さんは1・5畳タイプを借りたようです。
家賃12万+トランクルーム19000円はちょっと大きいのではと思うのですが
あわせて14万弱ですから23区内の3LDKだと思えば妥当なところかもしれません。
このキュラーズが中央区勝どきに進出してきました。
大きな40階建てタワーが何棟もできるので
ステファン・スポーン社長はここら辺に入居する3000世帯のうち100~200世帯は
このトランクルームを使うだろうとそろばんをはじいています。
こんな空きオフィスが目立つこの頃ですが
空きスペースの有効利用で面白いのが「カーブス・ジャパン」
12個のマシンと足踏み台を置き、30秒で次へ移動するという
あのアメリカのやり方をそっくり持ってきました。
30分で一巡し、終了だそうです。
ここのスポーツクラブの会員は女性限定で平均年齢53歳だそうですが
30分でちょうどいいようですね。
一般的にあるスポーツクラブのようにシャワーやお風呂プールもないですし
ロッカーも扉なしです。
更衣室にもドアはなくカーテンで仕切っただけ。
ですが十分です。
みんな楽しそうですしひと汗かいて満足して帰っていくようです。
このカーブスジャパンを日本に持ってきたのがガリバーなどの経営で知られる
増本岳会長です。
大成功みたいですね。
なので空き物件を売り込む業者がひしめいているようです。
三井ホームエステートは52坪42万ぐらいで提案してきていましたが
上限は40万ということでここは一旦退いたようです。
カーブスの物件ハンターの榎戸さんはフランチャイズのオーナーのために自分の目で確認に行きました。
愛知の鬼頭さんはこのカーブスを2軒持っていて3軒目の出店ですが
シャッター商店街の中にカーブスを出して成功するのかどうかの立地を見ることも課題でした。
ここは書店の奥ですが本屋が倉庫としていたところを借りる予定です。
道路の先にヤマダ電機があり車の流れもいいのでGOサインが出たようです。
店舗を一軒出すときのオーナーの初期投資が2100万ぐらい。
会員が450人いれば月に65万の利益が出るというしくみでした。
鬼頭さんは50万の利益を目標にしているそうですが実際は厳しいといっています。
仙台ではスーパーが奥の空きスペースをカーブスに貸し出しました。
会員が汗を流した後に健康飲料などを購入することも予定に入れています。
都心の空きオフィスの有効利用を仲介するのはライヴェックス社。
あらゆる情報を手に電話を持った社員が会議室で電話攻勢をしかけていました。
140坪の物件を貸し出すために担当の福山さんが営業したことは
近くの同面積規模の会社を訪ね、引越しに興味はないかということを提案することでした。
同規模で家賃が安くなれば動くところもあるはずですし。
そういうことで飛び込みで入った派遣会社が興味を持ってくれました。
数年前より賃料相場が3割下がっているそうです。
また大手町のあるオフィスビルは事業仕分けの舞台になった場所ですが
この時、1200万ぐらいの使用料が入ったということです。
このTKPという貸しオフィスの運営会社は200名の社員で36億の売り上げ。
全国に506室を持っています。
稼働率は70%だそうです。
今は会議室は自社でもたず借りるという傾向があるそうですがその波に乗ったようです。
河の社長のビル経営側との契約は長期ではなく短期で安く借りるという点が斬新です。
TKPが借りている間もビルオーナーは空き室募集ができ、
その空き室を他の借り手が現れたらTKPは撤退するというカタチでした。
河野社長はかつて為替を張っていましたがそのスピード感覚をオフィスに持ってきたのでした。
札幌駅より徒歩3分のビルですがTKPのオフィスがあります。
平日昼は満員でも夜と土日を有効利用するにはどうしたらいいかと知恵を絞りました。
そして出たのが結婚披露宴プラン。
ギリギリ会議で使ったあと2時間後に結婚披露宴会場に様変わり。
招待客一人8000円プランでした。
まずはイスに白いカバーをつけ、赤い絨毯をバージンロードにし、
人前結婚式をあげてその後に披露宴会場へと導きます。
お料理もケータリングでビュッフェ方式。
時間で貸すという発想ですが屏風などの小道具の演出もちゃんとそれらしくできていました。
いつものスタッフ9人で、結婚式場の向こうを張って、披露宴を敢行したようです。
凄いことですよね。
終わった後も翌日の貸し室に備えて片付けていました。
***
面白かったです。
空き室を有効利用するところに結婚式場を考えたのが凄いです。
そう考えたら冠婚葬祭全部使えるんじゃない?
そういえば会社でもTKPはよく利用させてもらっています。
地方に会議や説明などで行くときはその利用人数に合わせて時間借りしています。
助かりますよね。
確かにオフィスでスペースを持っていてもあいてる時間の多い会議室は
その分の家賃を考えたらもったいない。
ここは借りたほうがお得ですね。
今回はカーブスも興味深かったです。
実はスポーツジムは何度か行っていますが
私なんかはあんまり体力もないしシャワーなども使わないので
カーブス方式はちょうどいい気がしました。
映像で見たのはだいたい熟年の女性中心ですが
その後の時代に向けて健康志向が反映されていますし
こういう試みを取り入れる女性パワーも賢いですよね。
ただ初期投資が随分お高いので驚きました。
コンビニ出店だってもっとお安いのにね。
それに会員450名集めるのは大変な気がします・・・。
てか赤字にならないようにするためのボーダーラインは何人なの?
とにかく生活に溶け込まないものは借りたほうがいいという発想は間違いないです。
都心のコンパクトマンションもそういうところから発想してません?
居住する部屋は狭くても、大勢のお客が来たらパーティールームを借りればいいし、
遊びにきた親戚が泊まりたいと言ったらゲストルームに泊まってもらえばいいのよね。
それにちょっとした商談だったらマンションのロビーで十分できるわけです。
一種の貸し室みたいなもんですよね。
そういう機能のあるマンションを選べば、居住面積は「立って半畳寝て一畳」そのもので十分なのよ(笑
なんてことですが
貸し室業界は知恵を絞り面白い利用方法をどんどん提案してくださいね。
次の提案も期待してます。
06/16/2010 ガイアの夜明け 電子ブックの衝撃~活字市場はどうなるのか~
私もほしいです~♪
冒頭では本が断裁されて処分されていく様が映されていました。
本が売れなくなって久しい昨今。
そんなところに電子ブック、黒船とも言うべきiPadの来航であります。
でiPadとは何かと今更ですが見てみました。
一言で言えばまさに電子ブックです。
この一枚の端末があれば本屋を一件もった以上の膨大な量の本があるということ。
キンドル1500冊に対してこちらは12000冊に相当するそうです。
ですがもちろん購入しないといけません。
ただお安いのですよフフフ
本が大好きで活字中毒の人なんかには大歓迎なのではないでしょうか?
そういう私だって新書を文庫本の発行を待たずに1/2~1/3ぐらいの価格で読めるなら
こちらの方がいいに決まってるのです。
さらにiPadはその特徴を生かしてさまざまなことができます。
ゲームやナビの機能もありました。
でもやはり書籍ですよね。
イラストページは生き生きと立体的に描かれ
ふれるとその中の絵を動かせるということもできるようです。
アリスの絵本の中のジェリービーンズを楽しく動かせていました。
発売の日に銀座アップル社の前で並ぶこと数時間。
行列をしてようやく買えた橘さんのエピも入っていましたが
本当に満足しておられたようでした。
アメリカは電子ブック先進国ですがアマゾンのキンドルのシェアが1位でした。
しかし現在はiPadが追い上げているそうです。
アップル社はiPadを一切情報を漏らさずいきなり発表したということですが
その効果は抜群だったということです。
電子ブックは薄いし軽いので重たい教科書を持つ必要がないと謂う点でも有効ですから
いち早く取り入れて使用させたという学校の例も紹介されました。
また指で押し広げることで文字をいくらでも拡大させることができるため
視力が弱い方には大きな助けとなります。
さらにiPad自体に照明付きなので目の負担もかなり軽減されます。
99歳の方がこの電子ブックを誇らしげに見せてこれが私の本棚と笑顔でした。
ハッピーハッピーハッピーと大喜びしていましたね。
こんなわけですが迎え撃つ作家や出版社はいかにこれを活用するかということになります。
岩崎夏海さんという作家の書いたビジネス書が紹介されました。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
女子高生のイラストがありお名前も女性っぽいのでてっきり女性だと思ったら
出てきた岩崎さんは正真正銘の男性でした・・
80万部の売り上げです。内容が面白い。
弱小高校野球部のマネージャーが
経済学者ドラッカーのマネジメント理論を駆使して甲子園を目指すという経済青春小説。
ダイヤモンド社を訪れていますがipad用の試作が出来たのでチェックに来たのでした。
見てみるとイラストが今風の萌え的女子がたっくさんでかわいいし読みやすそう。
経済小説という特徴を鑑みてるのでしょうか
キーワード検索と電子マーカーの機能をつけてiPad版では単行本の半額(@800)で発売だそうです。
作家にとっては黒船の来航は出版のバリエーションが増え、チャンスが広がったということです。
また角川グループでもiPad化を作戦中です。
テレビジョンやラーメンウォーカーなどは写真を活用したくさんの枚数を入れていましたが
HPとも連動できるようしていました。
また電子コミックも動きを入れられる点で大きく紙版をしのげます。
怪盗レーニャというコミックをとりあげていましたが
その絵のなかで金貨が上から降ってくるような動く仕掛けにしたいと太田さんという方が企画に出していました。
アリスの絵本はジェリービーンズを手ではじきあげることができさらにイラストも動かせていました。
そんな風にしたいという思いをソフト制作会社の技術者に提案していたのです。
金貨の降り具合をチェックに行った太田さんですが単純に降り落ちてくる様子にダメだしをしていました。
さらに怪盗レーニャのモデルであるモーニング娘の田中れいなさんを電子ブックに組み込むようにして撮影しました。
金貨のシーンの2度目のチェック。
端末を動かすと自由自在に金貨が動き、さらに手ではじくこともできる!
上手いものですね。太田さんも歓声をあげていました。
これで世界に打って出ますと言っています。
日本の出版文化は世界に誇るソフトパワーだということです。
そんな電子ブック大盛況のなか、書店はどうなってるのでしょうか?
どんどん書店が減り続け2万軒が今や15000軒へと減少。
しかし頑張ってるところはたくさんあります。
その書店の特色を打ち出しネコ専門の本を取り揃えたり
手書きで新聞を発行したり。
そんななかで「NET21」というグループを作りました。
中小書店の連合組織ですが42店舗が参加しているそうです。
1店舗では売れ筋の本を送ってもらえないこともあるが
連合組織にすれば大手書店同様に売れ筋の本も送ってもらえるということです。
この組織の会議では「マチの本屋のオススメ本」というシールをつける議題になっていました。
自分たちで売れ筋を生み出し特色を出していく取り組みでした。
またある本屋は入り口に電子ブックを置き、宣伝ツールとして逆に取り込むことにしたら
本も売れたということです。
***
手軽に本が読めるということで電子ブックはすごく利点が多く
お安く読めるのは何よりです。
最初に5万ほどの投資をしてランニングコストを安くできるのでお得のような気がします。
電子ブック、買おうかな・・・
でも従来の紙の本だってやはり私は必要な気がします。
何冊も買っては途中でストップするクセがあるアタシなんかは
ページの途中に栞をはさんで置くのが私流ですし、
あとどのくらい?と残ページの厚さから結末を予想するのも楽しい・・。
電子ブックもたぶん好きなページに簡単に飛ぶ事はできるのでしょうが
めくって行く楽しさは紙の方が大きいような気がします。
子供の絵本なんかもそんなところで
赤ちゃんってなめたりするじゃないですか?
お気に入りの絵本の大好きなページなんかは
なめて、かじってボロボロになるまでほぼオモチャ代わりにしていません?
そんな子供の感性を一緒に楽しめるのも紙の絵本だからですし
例えば立体絵本なんかも触ってその感触や構造を楽しめるし
電子ブックにはない古典的楽しみ方もまだまだ健在だと思います。
黒船がやってきて右往左往しないところはさすがですし
その取り込みをさっそく練り上げるところも頼もしく思いました。
これからは紙の本と電子本と両方ですね!
本が売れなくなって久しい昨今。
そんなところに電子ブック、黒船とも言うべきiPadの来航であります。
でiPadとは何かと今更ですが見てみました。
一言で言えばまさに電子ブックです。
この一枚の端末があれば本屋を一件もった以上の膨大な量の本があるということ。
キンドル1500冊に対してこちらは12000冊に相当するそうです。
ですがもちろん購入しないといけません。
ただお安いのですよフフフ
本が大好きで活字中毒の人なんかには大歓迎なのではないでしょうか?
そういう私だって新書を文庫本の発行を待たずに1/2~1/3ぐらいの価格で読めるなら
こちらの方がいいに決まってるのです。
さらにiPadはその特徴を生かしてさまざまなことができます。
ゲームやナビの機能もありました。
でもやはり書籍ですよね。
イラストページは生き生きと立体的に描かれ
ふれるとその中の絵を動かせるということもできるようです。
アリスの絵本の中のジェリービーンズを楽しく動かせていました。
発売の日に銀座アップル社の前で並ぶこと数時間。
行列をしてようやく買えた橘さんのエピも入っていましたが
本当に満足しておられたようでした。
アメリカは電子ブック先進国ですがアマゾンのキンドルのシェアが1位でした。
しかし現在はiPadが追い上げているそうです。
アップル社はiPadを一切情報を漏らさずいきなり発表したということですが
その効果は抜群だったということです。
電子ブックは薄いし軽いので重たい教科書を持つ必要がないと謂う点でも有効ですから
いち早く取り入れて使用させたという学校の例も紹介されました。
また指で押し広げることで文字をいくらでも拡大させることができるため
視力が弱い方には大きな助けとなります。
さらにiPad自体に照明付きなので目の負担もかなり軽減されます。
99歳の方がこの電子ブックを誇らしげに見せてこれが私の本棚と笑顔でした。
ハッピーハッピーハッピーと大喜びしていましたね。
こんなわけですが迎え撃つ作家や出版社はいかにこれを活用するかということになります。
岩崎夏海さんという作家の書いたビジネス書が紹介されました。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
女子高生のイラストがありお名前も女性っぽいのでてっきり女性だと思ったら
出てきた岩崎さんは正真正銘の男性でした・・
80万部の売り上げです。内容が面白い。
弱小高校野球部のマネージャーが
経済学者ドラッカーのマネジメント理論を駆使して甲子園を目指すという経済青春小説。
ダイヤモンド社を訪れていますがipad用の試作が出来たのでチェックに来たのでした。
見てみるとイラストが今風の萌え的女子がたっくさんでかわいいし読みやすそう。
経済小説という特徴を鑑みてるのでしょうか
キーワード検索と電子マーカーの機能をつけてiPad版では単行本の半額(@800)で発売だそうです。
作家にとっては黒船の来航は出版のバリエーションが増え、チャンスが広がったということです。
また角川グループでもiPad化を作戦中です。
テレビジョンやラーメンウォーカーなどは写真を活用したくさんの枚数を入れていましたが
HPとも連動できるようしていました。
また電子コミックも動きを入れられる点で大きく紙版をしのげます。
怪盗レーニャというコミックをとりあげていましたが
その絵のなかで金貨が上から降ってくるような動く仕掛けにしたいと太田さんという方が企画に出していました。
アリスの絵本はジェリービーンズを手ではじきあげることができさらにイラストも動かせていました。
そんな風にしたいという思いをソフト制作会社の技術者に提案していたのです。
金貨の降り具合をチェックに行った太田さんですが単純に降り落ちてくる様子にダメだしをしていました。
さらに怪盗レーニャのモデルであるモーニング娘の田中れいなさんを電子ブックに組み込むようにして撮影しました。
金貨のシーンの2度目のチェック。
端末を動かすと自由自在に金貨が動き、さらに手ではじくこともできる!
上手いものですね。太田さんも歓声をあげていました。
これで世界に打って出ますと言っています。
日本の出版文化は世界に誇るソフトパワーだということです。
そんな電子ブック大盛況のなか、書店はどうなってるのでしょうか?
どんどん書店が減り続け2万軒が今や15000軒へと減少。
しかし頑張ってるところはたくさんあります。
その書店の特色を打ち出しネコ専門の本を取り揃えたり
手書きで新聞を発行したり。
そんななかで「NET21」というグループを作りました。
中小書店の連合組織ですが42店舗が参加しているそうです。
1店舗では売れ筋の本を送ってもらえないこともあるが
連合組織にすれば大手書店同様に売れ筋の本も送ってもらえるということです。
この組織の会議では「マチの本屋のオススメ本」というシールをつける議題になっていました。
自分たちで売れ筋を生み出し特色を出していく取り組みでした。
またある本屋は入り口に電子ブックを置き、宣伝ツールとして逆に取り込むことにしたら
本も売れたということです。
***
手軽に本が読めるということで電子ブックはすごく利点が多く
お安く読めるのは何よりです。
最初に5万ほどの投資をしてランニングコストを安くできるのでお得のような気がします。
電子ブック、買おうかな・・・
でも従来の紙の本だってやはり私は必要な気がします。
何冊も買っては途中でストップするクセがあるアタシなんかは
ページの途中に栞をはさんで置くのが私流ですし、
あとどのくらい?と残ページの厚さから結末を予想するのも楽しい・・。
電子ブックもたぶん好きなページに簡単に飛ぶ事はできるのでしょうが
めくって行く楽しさは紙の方が大きいような気がします。
子供の絵本なんかもそんなところで
赤ちゃんってなめたりするじゃないですか?
お気に入りの絵本の大好きなページなんかは
なめて、かじってボロボロになるまでほぼオモチャ代わりにしていません?
そんな子供の感性を一緒に楽しめるのも紙の絵本だからですし
例えば立体絵本なんかも触ってその感触や構造を楽しめるし
電子ブックにはない古典的楽しみ方もまだまだ健在だと思います。
黒船がやってきて右往左往しないところはさすがですし
その取り込みをさっそく練り上げるところも頼もしく思いました。
これからは紙の本と電子本と両方ですね!
06/09/2010 ガイアの夜明け ~新タワーの野望とテーマパーク再生~
みなさん高いところがお好きなのね。
押上駅を上がるとそこは東京スカイツリーの建築途上ですが
たくさんの人たちが見に来ていました。
開業は2年後なのにこの人気。
一方GWの東京タワーも大盛況。なんと2時間待ち@@
それは展望台からスカイツリーを見るという目的で押し寄せるお客さんたちで溢れていたのです。
高さはスカイツリーに譲ったけれど東京タワーもイベント力では負けていません。
映画の「三丁目の夕日」の模型が展示され
お土産品も東京タワーを模した容器の飲料やお菓子などおしゃれな雰囲気に様変わりしています。
夜には天の川をイメージした青いイルミネーションが光る展望台にし、
カップルの新名所となったようです。
さてスカイツリーですが2500万人が集客できるということで
そのための企画が進められているところです。
はとバスは屋根を取っ払った観光バスを作り、
建設途中のスカイツリーを見上げて楽しめるようにしました。
これは8/1より運行するそうです。
完成したあとは何十年もその完成の姿のままですが
今の段階は少しずつ成長して行く途中なのでその変化の過程を楽しむのだそうです。
ところでスカイツリーとはなんぞやとお思いですよね?
電波塔ということですが超高層ビルによる地上デジタル放送の電波障害対策のための塔だそうです。
実はさっぱり意味がわかりません(すまぬぅ><
でも高い塔だということはよくわかりました。
完成後の高さは634(ムサシ)メートルで世界一だそうです。
その構造は心柱制振ということで五重の塔がヒントだそうですが
中心部に円柱を通し地震の揺れを吸収するという作り方で大林組が工事を進めています。
上から足場を見てみましたが怖い・・怖いです。
すごく狭いところで作業しているのが見えてドキドキしてしまいます。
現場の人は命綱をつけているんでしょうね・・うわ・・・
このスカイツリー計画を手にしたのは「東武鉄道」
広大な敷地を持っていたのが勝因でした。
線路距離では日本一の長さを持っているということです。
東武方面は鬼怒川温泉などがありますね。
スカイツリープロジェクトは施設にオフィス棟、プラネタリウム、水族館
300店テナントなど広大な構想が見られます。
下町風店舗など押上の地域色も考えているようです。
概要を説明したときには200の観光会社が訪れたということです。
またスカイツリー特別列車を発動し浅草ー鬼怒川間を走らせています。
東武ワールドスクエアには25分の一に縮小したスカイツリーの模型がすでにお目見えしていました。
スカイツリー建設が見られるホテルも毎日満室だそうで
メニューもスカイツリーをイメージしたものを出していました。
東京ディズニーリゾートと匹敵する集客力と言っています。
こちらの期待値はかなり高いです。
そしてテーマパーク。
ディズニーリゾートの成功を機に日本全国でたくさんのテーマパークが作られたということです。
新潟のロシア村や倉敷チボリ公園などが紹介されました。
しかしそれらはほとんど数年後に閉館の道をたどっています。
新潟は解体資金もなく廃墟のまま。
アンデルセンをイメージしたチボリ公園は全て取り払われた空き地になっていました。
過去にガイアで取り上げたそこは遊園地でにぎわっていましたが11年で閉園したそうです。
今回取り上げたのは「長崎のハウステンボス」
オランダの街並みですが敷地は東京ディズニーリゾートと同じ面積だそうです。
本格的街作りをし2200億円の投資をしたほどの凝りようですが
地元の人は1回行けばいいというさめた反応でした。
お客は減り続け、銀行や投資ファンドが再建を目指したもののこの3月に撤退というところです。
そこに名乗りを上げたのがHISの沢田秀雄会長。
観光ビジネス都市としてテナントにベンチャーを誘致し全く新しい東洋一の観光都市にすると計画。
従業員にはリストラはしないが1.2倍で仕事をしてほしいといいます。
そうすれば2割のリストラをしたと同じだということです。なるほど。
施設内はあちこち壊れが目立ちますが修理も大急ぎで発注。
メインとなるテナントも1ヶ月で見つけるように指示されたのが入社8年目の中平一旗さん。
即答していますがすぐに動いていました。
佐世保バーガーを誘致できたようです。
採算度外視してくれたということで熱いものがこみあげていました。
佐世保市議会へ再生計画の説明に行った沢田会長ですが
固定資産税74億を10年免除を要請しました。
それに反対したのが議員さんですがしかし、まずは雇用の安定、黒字化などが大事だという会長です。
いつでも代わってくれてけっこうとまで言われては議員も言葉がありません。
オープンしたのが4/28。
オープニングはプリンセス天功さんのイリュージョンなどで華やかに幕開けしました。
劇団スイセイのミュージカル。
宝探しのアトラクション・・
グルメストリートもオープン。
この成果が現れGW中は昨年の2割増の入場者があったそうです。
広大な敷地にはアウトレットモールを建設し
海外から客を呼び込む計画です。
今年50万人呼び込み、3年で100万を呼びたいとのことです。
***
スカイツリーはよく話題に乗りますが
高い塔は本当に皆好きですよね。
タワーマンションなんかでもスカイツリーが見えるかどうかで
その価格が変わるということですから
東京タワーにわざわざ上ってスカイツリーを見るという発想もうなずけます。
ということならばご近所にお住まいで毎日その成長具合を見られる方々は至福の時ですね。
新名所ができたらディズニーリゾートと同じ集客が望めるということです。
ディズニーのようにリピーターが定着するように
本当に頑張ってほしいものですね。
そしてハウステンボス。
こちらは有名ですが私も一度行って見たいとは思ってました。
ただ私が飛行機嫌いで飛行機に乗りたくないし、新幹線乗り継いで行くのも大変・・・。
この辺に矛盾があるとはいえ
この異国情緒は一見の価値があります。
沢田会長は国内よりも海外の観光客をもくろんでいるようです。
すでに中国からのツアーはすごいパワーとなっていますから
この計画は正しいと思います。
会長は3年、死に物狂いで頑張って欲しいと言っておられましたが
せっかくここまでできた美しい街を倒産なんてことのないように
日本の宝として東洋一になってほしいと祈っています。
たくさんの人たちが見に来ていました。
開業は2年後なのにこの人気。
一方GWの東京タワーも大盛況。なんと2時間待ち@@
それは展望台からスカイツリーを見るという目的で押し寄せるお客さんたちで溢れていたのです。
高さはスカイツリーに譲ったけれど東京タワーもイベント力では負けていません。
映画の「三丁目の夕日」の模型が展示され
お土産品も東京タワーを模した容器の飲料やお菓子などおしゃれな雰囲気に様変わりしています。
夜には天の川をイメージした青いイルミネーションが光る展望台にし、
カップルの新名所となったようです。
さてスカイツリーですが2500万人が集客できるということで
そのための企画が進められているところです。
はとバスは屋根を取っ払った観光バスを作り、
建設途中のスカイツリーを見上げて楽しめるようにしました。
これは8/1より運行するそうです。
完成したあとは何十年もその完成の姿のままですが
今の段階は少しずつ成長して行く途中なのでその変化の過程を楽しむのだそうです。
ところでスカイツリーとはなんぞやとお思いですよね?
電波塔ということですが超高層ビルによる地上デジタル放送の電波障害対策のための塔だそうです。
実はさっぱり意味がわかりません(すまぬぅ><
でも高い塔だということはよくわかりました。
完成後の高さは634(ムサシ)メートルで世界一だそうです。
その構造は心柱制振ということで五重の塔がヒントだそうですが
中心部に円柱を通し地震の揺れを吸収するという作り方で大林組が工事を進めています。
上から足場を見てみましたが怖い・・怖いです。
すごく狭いところで作業しているのが見えてドキドキしてしまいます。
現場の人は命綱をつけているんでしょうね・・うわ・・・
このスカイツリー計画を手にしたのは「東武鉄道」
広大な敷地を持っていたのが勝因でした。
線路距離では日本一の長さを持っているということです。
東武方面は鬼怒川温泉などがありますね。
スカイツリープロジェクトは施設にオフィス棟、プラネタリウム、水族館
300店テナントなど広大な構想が見られます。
下町風店舗など押上の地域色も考えているようです。
概要を説明したときには200の観光会社が訪れたということです。
またスカイツリー特別列車を発動し浅草ー鬼怒川間を走らせています。
東武ワールドスクエアには25分の一に縮小したスカイツリーの模型がすでにお目見えしていました。
スカイツリー建設が見られるホテルも毎日満室だそうで
メニューもスカイツリーをイメージしたものを出していました。
東京ディズニーリゾートと匹敵する集客力と言っています。
こちらの期待値はかなり高いです。
そしてテーマパーク。
ディズニーリゾートの成功を機に日本全国でたくさんのテーマパークが作られたということです。
新潟のロシア村や倉敷チボリ公園などが紹介されました。
しかしそれらはほとんど数年後に閉館の道をたどっています。
新潟は解体資金もなく廃墟のまま。
アンデルセンをイメージしたチボリ公園は全て取り払われた空き地になっていました。
過去にガイアで取り上げたそこは遊園地でにぎわっていましたが11年で閉園したそうです。
今回取り上げたのは「長崎のハウステンボス」
オランダの街並みですが敷地は東京ディズニーリゾートと同じ面積だそうです。
本格的街作りをし2200億円の投資をしたほどの凝りようですが
地元の人は1回行けばいいというさめた反応でした。
お客は減り続け、銀行や投資ファンドが再建を目指したもののこの3月に撤退というところです。
そこに名乗りを上げたのがHISの沢田秀雄会長。
観光ビジネス都市としてテナントにベンチャーを誘致し全く新しい東洋一の観光都市にすると計画。
従業員にはリストラはしないが1.2倍で仕事をしてほしいといいます。
そうすれば2割のリストラをしたと同じだということです。なるほど。
施設内はあちこち壊れが目立ちますが修理も大急ぎで発注。
メインとなるテナントも1ヶ月で見つけるように指示されたのが入社8年目の中平一旗さん。
即答していますがすぐに動いていました。
佐世保バーガーを誘致できたようです。
採算度外視してくれたということで熱いものがこみあげていました。
佐世保市議会へ再生計画の説明に行った沢田会長ですが
固定資産税74億を10年免除を要請しました。
それに反対したのが議員さんですがしかし、まずは雇用の安定、黒字化などが大事だという会長です。
いつでも代わってくれてけっこうとまで言われては議員も言葉がありません。
オープンしたのが4/28。
オープニングはプリンセス天功さんのイリュージョンなどで華やかに幕開けしました。
劇団スイセイのミュージカル。
宝探しのアトラクション・・
グルメストリートもオープン。
この成果が現れGW中は昨年の2割増の入場者があったそうです。
広大な敷地にはアウトレットモールを建設し
海外から客を呼び込む計画です。
今年50万人呼び込み、3年で100万を呼びたいとのことです。
***
スカイツリーはよく話題に乗りますが
高い塔は本当に皆好きですよね。
タワーマンションなんかでもスカイツリーが見えるかどうかで
その価格が変わるということですから
東京タワーにわざわざ上ってスカイツリーを見るという発想もうなずけます。
ということならばご近所にお住まいで毎日その成長具合を見られる方々は至福の時ですね。
新名所ができたらディズニーリゾートと同じ集客が望めるということです。
ディズニーのようにリピーターが定着するように
本当に頑張ってほしいものですね。
そしてハウステンボス。
こちらは有名ですが私も一度行って見たいとは思ってました。
ただ私が飛行機嫌いで飛行機に乗りたくないし、新幹線乗り継いで行くのも大変・・・。
この辺に矛盾があるとはいえ
この異国情緒は一見の価値があります。
沢田会長は国内よりも海外の観光客をもくろんでいるようです。
すでに中国からのツアーはすごいパワーとなっていますから
この計画は正しいと思います。
会長は3年、死に物狂いで頑張って欲しいと言っておられましたが
せっかくここまでできた美しい街を倒産なんてことのないように
日本の宝として東洋一になってほしいと祈っています。
05/26/2010 ガイアの夜明け (攻防!巨大万博)
ケンカ売ってるのか?って印象だったアテンダントたちが見事に変身しました。日本流おもてなしって凄い!!
冒頭は上海での結婚式ですが
地味婚が静かに流行っている日本と逆行するようにド派手な披露宴。
噂に聞いたバブルのころのゴンドラでの登場する花嫁さんにちょっとウケた。
このブライダルは石川県「かづ美」から上海に持ち込んだ日本式。
花嫁さんをお姫様のように扱うというスタッフのサービスにとても満足したそうです。
挙式費用は上海通常の20倍で180万とか。人気があって予約でいっぱいらしい。
ただ列席者は普段着?のような服装で日本の披露宴の雰囲気とはやはり異なります。
そして上海万博
「太陽工業」というテントメーカー。
こちらは大阪万博でアメリカ館を担当してからどんどんテント技術を開拓していったという。
東京ドームの屋根面ですがこのテントです。
ガラス繊維の入った生地をフッ素樹脂でコーティングしているとか。
ドームができてから一度も張り替えたことはないそうです。
現在、南アフリカのワールドカップのテントも製作中とか。
上海万博では16件のパビリオン受注に成功したそうです。
技術のニッポンの面目躍如ですよね~。
この中で紹介してくれたのがベルギー館。
ベルギーというお国がらたくさんの国が通り抜けるというデザインで
中心を筒状のつのが6本のび、ラッパのように先が開いているというようなデザインですが宇宙的ですね。
その曲面を表現するために柔らかなな繊維を使用しています。
テントというほど丈夫じゃないのが気になりますが
要所に鉄の輪、枠があるのでそれでカタチを支え出すことができます。
パターン展開してくれました。265枚のパーツ!!
長さ何十メートルというすごい大きいものです。
これを二人の縫製技術の人が縫い上げていました。
柔らかい布なので現場でセッティングしたところに穴が発見されました。
すぐに針と糸で縫い上げている男性がいます。ほう・・・
でも無理に縫い合わせてもしわがよって美しくないので
その部分は縫いなおしになっていました。かわいそうに・・・
そして完成したそれは見事にデザイン画を表現していて素晴らしいのひとこと!!
何よりも発注者であるベルギーの副館長が絶賛してくれたのが嬉しいですね。
入場者にはベルギーの宝石とともにこのオブジェの評価が高かったそうです。
今週の衝撃(笑)
中国はサービス砂漠という異名をとってるらしい。
サービスという事を知らないのです。
街中を歩いても店の接客もひどいものですよね。
日本の一般的接客に慣れていると客にケンカを売ってるんかいと思うような感じです。
窓口ではチケットを投げてよこし、飲食店では水の入ったコップをドスンと置いて行く・・。
日本流の「おもてなし」を中国に根付かせるのはこれは大変だと相当な覚悟が必要ですね。
そんなところでコンベンション会社の「コングレ」が5つのパビリオンで受注を受けたということです。
洞爺湖サミットと言ったら記憶に新しいですがここで運営を任され世界舞台に飛び出たコングレです。
中国では森ビルが作った世界第3位の超高層ビル環球金融センターの展望台に
アテンダントを育成派遣しているそうです。
あのケンカ腰のような中国において日本流のサービスを実践しているのがここ。
お客は細かい心遣いのアテンダントにホテルのサービスよりもいいと評判です。
コングレの担当者が加藤健太郎さん。運営統括ディレクターという肩書きです。
この方がサービスに目覚めたのがディズニーシーでバイトしていた経験からということでした。
納得ですね。本当にディズニーのサービスと言ったら最高です。
加藤さんはスタッフがサービスを楽しいと思ってもらえることから始めるといっています。
パビリオンの接客スタッフたちは中国娘たちが主流ですが
自分が日本流の接客を行うのは演技しているようで恥ずかしいということです。
なので中国では普通のテレビ局の見学と例の日本の環球金融センターと比べるように見学。
テレビ局のアテンダントには唖然としました。
お客に向かって手を振りシッシッって追い払うようにしている@@
窓口でのチケットも投げつけてよこしました。
その後に日本流の環球ビルにてサービスを受けると
あまりにも丁寧で自分がVIPになったような錯覚さえ覚える(笑
エレベーターでも扉が閉まるまで腰を90度に折りお客にお辞儀をしていました。
こんなの見たことない中国娘たち。
ということで彼女達も接客することの醍醐味を感じ始めたようでした。
いよいよ開幕。
プレオープンですが何万人もの人が殺到するのがこの国のパワーでもあります。
各国のパビリオンも盛況ですが
入り口に人が殺到したために早々と閉館したところも。
そうするとコングレが担当したイタリア館に客がなだれこむ惧れが・・。
そしてそれは的中しました。
列を作り並ぶように指示を出し最後尾など示して整然としていたところに人々の殺到。
入り口に押し寄せた人の波は横入りし、列を崩し危険な兆候。
何しろ行列を守るということすらないお国柄・・・。
こちらでも閉館することになりました。
本開幕までに何とかしないといけません。
加藤さんは対策を考えていました。
そしてオープン当日、
入り口には鉄柵で枠を作り、エントランス前には人が押し寄せることができないようにしました。
列の順路をつくることで並ぶことがスムーズにでき人の波も順調に動いていました。
そしてイタリア最大のイベント会社と業務提携に漕ぎつけた!
万博の働きが実を結んだのでした。パチパチ
***
ハードとソフトの両面で日本は大活躍しているんですね。
入場者が伸びなやんでるそうですけど
それでも企業の売りをアピールするチャンスには違いありません。
今回サービス砂漠と聞いて納得する部分もありました。
大陸的な雰囲気でといえば聞こえはいいですがどこか横柄さが見えるのです。
それが普通という感覚の中国ですが
お客を懸命にもてなすという日本のやり方は
自分らが一段下になったような気分さえ覚えるのかもしれません。
でも一度サービスしてみると意外と楽しいもの。
女優にでもなった気分で優雅に接客してみたらわかるものかもしれません。
実はサービスには先を見通すレベルを求められているのですが
それに気づいたらどんどん楽しくなるでしょう。
しかし上海万博。
飛行機に乗りたくないし食べ物も怖いし・・
絶対に行きたくないのですけど
上海は本当に宝の場所だということは確か。
目端の利く人はさっさと行動に移してますね。
万博、行きますか?
地味婚が静かに流行っている日本と逆行するようにド派手な披露宴。
噂に聞いたバブルのころのゴンドラでの登場する花嫁さんにちょっとウケた。
このブライダルは石川県「かづ美」から上海に持ち込んだ日本式。
花嫁さんをお姫様のように扱うというスタッフのサービスにとても満足したそうです。
挙式費用は上海通常の20倍で180万とか。人気があって予約でいっぱいらしい。
ただ列席者は普段着?のような服装で日本の披露宴の雰囲気とはやはり異なります。
そして上海万博
「太陽工業」というテントメーカー。
こちらは大阪万博でアメリカ館を担当してからどんどんテント技術を開拓していったという。
東京ドームの屋根面ですがこのテントです。
ガラス繊維の入った生地をフッ素樹脂でコーティングしているとか。
ドームができてから一度も張り替えたことはないそうです。
現在、南アフリカのワールドカップのテントも製作中とか。
上海万博では16件のパビリオン受注に成功したそうです。
技術のニッポンの面目躍如ですよね~。
この中で紹介してくれたのがベルギー館。
ベルギーというお国がらたくさんの国が通り抜けるというデザインで
中心を筒状のつのが6本のび、ラッパのように先が開いているというようなデザインですが宇宙的ですね。
その曲面を表現するために柔らかなな繊維を使用しています。
テントというほど丈夫じゃないのが気になりますが
要所に鉄の輪、枠があるのでそれでカタチを支え出すことができます。
パターン展開してくれました。265枚のパーツ!!
長さ何十メートルというすごい大きいものです。
これを二人の縫製技術の人が縫い上げていました。
柔らかい布なので現場でセッティングしたところに穴が発見されました。
すぐに針と糸で縫い上げている男性がいます。ほう・・・
でも無理に縫い合わせてもしわがよって美しくないので
その部分は縫いなおしになっていました。かわいそうに・・・
そして完成したそれは見事にデザイン画を表現していて素晴らしいのひとこと!!
何よりも発注者であるベルギーの副館長が絶賛してくれたのが嬉しいですね。
入場者にはベルギーの宝石とともにこのオブジェの評価が高かったそうです。
今週の衝撃(笑)
中国はサービス砂漠という異名をとってるらしい。
サービスという事を知らないのです。
街中を歩いても店の接客もひどいものですよね。
日本の一般的接客に慣れていると客にケンカを売ってるんかいと思うような感じです。
窓口ではチケットを投げてよこし、飲食店では水の入ったコップをドスンと置いて行く・・。
日本流の「おもてなし」を中国に根付かせるのはこれは大変だと相当な覚悟が必要ですね。
そんなところでコンベンション会社の「コングレ」が5つのパビリオンで受注を受けたということです。
洞爺湖サミットと言ったら記憶に新しいですがここで運営を任され世界舞台に飛び出たコングレです。
中国では森ビルが作った世界第3位の超高層ビル環球金融センターの展望台に
アテンダントを育成派遣しているそうです。
あのケンカ腰のような中国において日本流のサービスを実践しているのがここ。
お客は細かい心遣いのアテンダントにホテルのサービスよりもいいと評判です。
コングレの担当者が加藤健太郎さん。運営統括ディレクターという肩書きです。
この方がサービスに目覚めたのがディズニーシーでバイトしていた経験からということでした。
納得ですね。本当にディズニーのサービスと言ったら最高です。
加藤さんはスタッフがサービスを楽しいと思ってもらえることから始めるといっています。
パビリオンの接客スタッフたちは中国娘たちが主流ですが
自分が日本流の接客を行うのは演技しているようで恥ずかしいということです。
なので中国では普通のテレビ局の見学と例の日本の環球金融センターと比べるように見学。
テレビ局のアテンダントには唖然としました。
お客に向かって手を振りシッシッって追い払うようにしている@@
窓口でのチケットも投げつけてよこしました。
その後に日本流の環球ビルにてサービスを受けると
あまりにも丁寧で自分がVIPになったような錯覚さえ覚える(笑
エレベーターでも扉が閉まるまで腰を90度に折りお客にお辞儀をしていました。
こんなの見たことない中国娘たち。
ということで彼女達も接客することの醍醐味を感じ始めたようでした。
いよいよ開幕。
プレオープンですが何万人もの人が殺到するのがこの国のパワーでもあります。
各国のパビリオンも盛況ですが
入り口に人が殺到したために早々と閉館したところも。
そうするとコングレが担当したイタリア館に客がなだれこむ惧れが・・。
そしてそれは的中しました。
列を作り並ぶように指示を出し最後尾など示して整然としていたところに人々の殺到。
入り口に押し寄せた人の波は横入りし、列を崩し危険な兆候。
何しろ行列を守るということすらないお国柄・・・。
こちらでも閉館することになりました。
本開幕までに何とかしないといけません。
加藤さんは対策を考えていました。
そしてオープン当日、
入り口には鉄柵で枠を作り、エントランス前には人が押し寄せることができないようにしました。
列の順路をつくることで並ぶことがスムーズにでき人の波も順調に動いていました。
そしてイタリア最大のイベント会社と業務提携に漕ぎつけた!
万博の働きが実を結んだのでした。パチパチ
***
ハードとソフトの両面で日本は大活躍しているんですね。
入場者が伸びなやんでるそうですけど
それでも企業の売りをアピールするチャンスには違いありません。
今回サービス砂漠と聞いて納得する部分もありました。
大陸的な雰囲気でといえば聞こえはいいですがどこか横柄さが見えるのです。
それが普通という感覚の中国ですが
お客を懸命にもてなすという日本のやり方は
自分らが一段下になったような気分さえ覚えるのかもしれません。
でも一度サービスしてみると意外と楽しいもの。
女優にでもなった気分で優雅に接客してみたらわかるものかもしれません。
実はサービスには先を見通すレベルを求められているのですが
それに気づいたらどんどん楽しくなるでしょう。
しかし上海万博。
飛行機に乗りたくないし食べ物も怖いし・・
絶対に行きたくないのですけど
上海は本当に宝の場所だということは確か。
目端の利く人はさっさと行動に移してますね。
万博、行きますか?
05/19/2010 ガイアの夜明け (銀座デパート最終戦争)
スーツを着る人がいないのでわからないけれど生地を見る目だけは持ってるつもり。行けばよかったな~とか。
銀座は高級志向とファストファッションとのごちゃまぜになり
これまで敷居が高かった層も乱入するようになってきました。
でもそこそこの老舗感により渋谷化にはならないでしょう。
GW前に松坂屋にフォーエバー21がオープンしたことは話題でしたが
あの時の行列も凄かったですね。
ところがそのお客が結果としてデパート内部に流れなかったというのが
なんとも残念なことでした。
反対側に位置している婦人雑貨の店舗の商品ですが私もけっこう好きでした。
お値段的にもまあまあではないかと思えたのです。
あの女性の店長さんのイチオシの品揃えでしたけど良かったですよ。
ですけど、フォーエバー21ってばぎょえ~ってくらいお安いのね。
Tシャツだったか250円にはのけぞりました。
はっきりいってリサイクル店でもこれ以上したりしますからね。
一度行ってみてみたいですね。
あの雑貨の松坂屋のバイヤーの女性は39歳とのことでしたけど
かわいい方ですが若い人の反応が「ヤバイ」「かわいい」を
その通り受け取っていいのかって聞いたりするのが超受けました。
彼女自身が使ってもおかしくないような雰囲気でしたし・・(笑
スーツ戦争の松屋ですが、こちらのデパが好きという人は友人に多いです。
男市でスーツの催事でしたがバイヤー宮崎さんのお顔がずっとちらついてます(笑
なんかあそこまで活躍すると芸能人みたいに思えますね。
このなかで「丸縫い」という技を持ってる人を出してくれましたが
ほぼ国宝級の腕です。
スーツを1日で縫い上げるのですって@@
かつては30万もするようなスーツを注文受けたといってましたが
時代の変遷でそういうこともなく腕も眠ってしまいそう。
ちなみにお孫さんは絶対にやりたくない、できないと言っていました。
袖山のいせ込みをしてアイロンで形を整えたあたりで
腕のよさがわかりました。
そういえばイタリアまで生地を買い付けにいく宮崎さんでしたが
経費節約で同行者なし、しかも通訳なしなので自分で語学も勉強したとか。
本当に努力しているのですね。
末端価格30万の生地を3000着分買い付けたのでしたっけ?
これが丸縫いの縫製技術で47500円のスーツになりました。
この催事は大盛況でしたが安いスーツを見にきたという若いご夫婦の
ご主人が試着したらもうそっちの方が良くて買う羽目になったようでした(笑
でもいい生地で良い仕立てのものは、その人を5割増しぐらいには見せてくれるかもしれないし
いいものを持つことの方が大事だと思います。
5~6万ぐらいのお値段にして縫製の方に技術料をはずんだらいいのにとちょっと思いましたけど、
経営のほうは何か考えがあるんでしょう。
そして伊勢丹バイヤーからデパを飛び出した吉田さん。
スタイリング提案といいますが
言いかえれば専属のスタイリストみたいなものでしょうか。
自分の時間がないとかセンスに自信がないとか
理由はたくさんあるでしょうけれど
こういう専門の人に見立ててもらっておけば間違いないですもんね。
女性だったらショッピングとコーディネートは楽しいものですが
男性には意外と面倒だったりするようですし。
買い付け費用の15%が吉田さん側の報酬だそうですが
3人で始めたビジネスですけど既に顧客が1500人もいるそうです。
年3億の売り上げというから驚きました。
**
私自身は持たない暮らしを理想としてるのでいいものを数少なくという方が気楽です。
なのであんまりファストファッション系には行かないかな・・。
ちなみに銀座で一番好きなのは三越で凄く気に入った店舗があります。
エレガントさと可愛さでしかも年齢層を選ばないのが好き。
でもまず買わない。というより買えない。
お値段が普通の5倍ぐらいなんですわ。
見るだけじゃ満足しないけどいつも行ってはほしいと思ってます。
そういう高級感がデパの使命みたいな部分もありますよね。
でも松坂屋の生き残り策も頑張ったわけですし
これが売り上げにどう影響を与えてくれるか楽しみですね。
今回は地元の銀座が話題でしたので注目して見ていました。
これまで敷居が高かった層も乱入するようになってきました。
でもそこそこの老舗感により渋谷化にはならないでしょう。
GW前に松坂屋にフォーエバー21がオープンしたことは話題でしたが
あの時の行列も凄かったですね。
ところがそのお客が結果としてデパート内部に流れなかったというのが
なんとも残念なことでした。
反対側に位置している婦人雑貨の店舗の商品ですが私もけっこう好きでした。
お値段的にもまあまあではないかと思えたのです。
あの女性の店長さんのイチオシの品揃えでしたけど良かったですよ。
ですけど、フォーエバー21ってばぎょえ~ってくらいお安いのね。
Tシャツだったか250円にはのけぞりました。
はっきりいってリサイクル店でもこれ以上したりしますからね。
一度行ってみてみたいですね。
あの雑貨の松坂屋のバイヤーの女性は39歳とのことでしたけど
かわいい方ですが若い人の反応が「ヤバイ」「かわいい」を
その通り受け取っていいのかって聞いたりするのが超受けました。
彼女自身が使ってもおかしくないような雰囲気でしたし・・(笑
スーツ戦争の松屋ですが、こちらのデパが好きという人は友人に多いです。
男市でスーツの催事でしたがバイヤー宮崎さんのお顔がずっとちらついてます(笑
なんかあそこまで活躍すると芸能人みたいに思えますね。
このなかで「丸縫い」という技を持ってる人を出してくれましたが
ほぼ国宝級の腕です。
スーツを1日で縫い上げるのですって@@
かつては30万もするようなスーツを注文受けたといってましたが
時代の変遷でそういうこともなく腕も眠ってしまいそう。
ちなみにお孫さんは絶対にやりたくない、できないと言っていました。
袖山のいせ込みをしてアイロンで形を整えたあたりで
腕のよさがわかりました。
そういえばイタリアまで生地を買い付けにいく宮崎さんでしたが
経費節約で同行者なし、しかも通訳なしなので自分で語学も勉強したとか。
本当に努力しているのですね。
末端価格30万の生地を3000着分買い付けたのでしたっけ?
これが丸縫いの縫製技術で47500円のスーツになりました。
この催事は大盛況でしたが安いスーツを見にきたという若いご夫婦の
ご主人が試着したらもうそっちの方が良くて買う羽目になったようでした(笑
でもいい生地で良い仕立てのものは、その人を5割増しぐらいには見せてくれるかもしれないし
いいものを持つことの方が大事だと思います。
5~6万ぐらいのお値段にして縫製の方に技術料をはずんだらいいのにとちょっと思いましたけど、
経営のほうは何か考えがあるんでしょう。
そして伊勢丹バイヤーからデパを飛び出した吉田さん。
スタイリング提案といいますが
言いかえれば専属のスタイリストみたいなものでしょうか。
自分の時間がないとかセンスに自信がないとか
理由はたくさんあるでしょうけれど
こういう専門の人に見立ててもらっておけば間違いないですもんね。
女性だったらショッピングとコーディネートは楽しいものですが
男性には意外と面倒だったりするようですし。
買い付け費用の15%が吉田さん側の報酬だそうですが
3人で始めたビジネスですけど既に顧客が1500人もいるそうです。
年3億の売り上げというから驚きました。
**
私自身は持たない暮らしを理想としてるのでいいものを数少なくという方が気楽です。
なのであんまりファストファッション系には行かないかな・・。
ちなみに銀座で一番好きなのは三越で凄く気に入った店舗があります。
エレガントさと可愛さでしかも年齢層を選ばないのが好き。
でもまず買わない。というより買えない。
お値段が普通の5倍ぐらいなんですわ。
見るだけじゃ満足しないけどいつも行ってはほしいと思ってます。
そういう高級感がデパの使命みたいな部分もありますよね。
でも松坂屋の生き残り策も頑張ったわけですし
これが売り上げにどう影響を与えてくれるか楽しみですね。
今回は地元の銀座が話題でしたので注目して見ていました。