12/25/2013 真夜中のパン屋さん 第8話(最終回)
希実さんを大切にお預かりしています・・この言葉の意味に気づいたのは終わってから・・涙ですね・・
カーテンコールのようにラストには全員集合でした。
いろんなシーンがぐるぐるまわりましたわ。
いいドラマでした!
第8回(最終回)「小さな灯り(あかり)をともして」
ブランジェリークレバヤシもそろそろ開店して1周年になる。1周年記念のイベントに向けて忙しい面々だが、希実(土屋太鳳)の心はいまひとつ晴れない。年末に来た実母の律子(ともさかりえ)からの手紙が気になって、手伝いも勉強も気持ちが入らないのだ。
そんなある夜中、店に来たひとりの女性客からフルーツサンドがないかときかれた暮林(滝沢秀明)は、応対しながら、何か引っかかるものを感じる。その後、二階で勉強している希実の様子を見に行った暮林は、寝息をたてている希実のわきのゴミ箱に手紙と写真が捨てられているのを目にする。そしてそこに写っていた女性、律子がさっき店にきた客であることを確信する――。
最終回でしたが、終わった気がしないような最終回。
これは東京バンドワゴンもそうでした。
出演者みなそろって、ちょっとずつ癖や難があるけれど、みな純粋で一生懸命で優しい人たちという
共通項がそろったドラマでしたね。
今年の世相がそうだったのでしょうか?
このドラマも好きでしたわ。
***
先週あたりから、ブランジェリーの帽子をかぶって仕事する希実ですけれど
かわいいですよね。
それに女子高生のスタイルでお店に出てるとそれだけで雰囲気が若く明るくなるし
今風の若いかわいい子がいるだけで楽しい気分にさせてもらえますね。
そういう意味では希実がこの店にきたのは、暮林にとっても良かったことでした。
さて、暮林は弘基の特訓を受けても上達が見込めないような状況です。
パンの焼きあがりもあまりおいしく見えないのがちと困りがちなところ。
そして、ソフィアから聞いた希実の母親の手紙の件が二人の間では、心配の種になるのでした。
なぜそんな手紙を母親がわざわざ送りつけてきたのかという点が焦点です。
しかし、二人はそういう話を希実には聞かせません。
そして今日も希実の母は外から希実を見守っているのでした。
「・・ちなみにハハは元気よ・・」
その手紙を見るたびに腹が立ち、ため息の希実です。
さて、お店に入った律子(希実のママ@ともさか)はフルーツサンドを所望しますが
おいてないことを知り、がっくりして出ていきました。
弘基はフルーツサンドは女性子供の好物であり、女性率は高いけれど子供は来ないと切り捨てようと
してました。
そこにフルーツ男子ということで食いつき、なんとか商品にしようとする暮林です。
フルーツとクリームの相性とかコンスタントに確保するルートとかいろいろ面倒なんですね。
でもアタシもフルーツサンド好きだわ。大丸に行ったら必ず買うわよ・・。
希実の意見を聞こうと二階に行った暮林は捨てられた写真を見て、さっきの客が希実の母かと思い至るのでした。
朝、起きてきた希実ですが、弘基にほめられてます。
母親にたたき起こされてやっと起きるのが普通の女子高生みたいなものだからですかね。
しかし希実は
「世の中にはね、毎朝子供が母親を起こす家だってあるの」と嫌味っぽくいうのでした。
何も言えない弘基。
希実は、そんな母親のもとで育ったってことですね。
弘基と暮林は例の写真と手紙を見て、律子の行動に怒りやら事情やら読み取ろうとしてますが
弘基は希実に同化してやや憤慨があるし、暮林は秘められた意味を考えています。
あの客は人違いなのかというところで落ち着くかどうかゆれてるところ。
そしてフルーツサンドを試作する弘基です。
オレンジをむき、クリームを泡立て、できたのはカラフルでおいしそう。
こだまくんが来て、手を洗ってねえだろうの号令から始まりようやく試食。
そこに希実もかえってきて、そっくり同じ言葉を言うこだま君に苦笑い・・
楽しいお店になってきました。
さて、今週はお別れが2つ。
その一つが涼香。
先日から何か言いたそうな涼香でしたが、今度は自分からサボりだしてるのをみて
希実が気になりおいかけました。
素直じゃない二人が、眉間にしわを寄せながら、ケンカっぽい調子でしゃべってるのが受けます。
子供のころから目の上のたんこぶみたいな関係だったのかしら。
近くて気になるけれど、あまりにも似ていて仲良くできなかった二人のようです。
父親の転勤でアメリカに行くという涼香のお別れの挨拶でした。
最後まであれ嫌これダメなどと涼香らしいのですがフルーツサンドが好きだった希実のことを覚えてました。
いつか希実の持ってきたパンを踏んづけたことを謝りたかったのでしょう。
この先は英会話学校に行くことになり高校には来ないそうです。
そして弘基も昔のことを思い出していますが、美和子さんが作ったフルーツサンドを
近所の女の子が食べに来ていたという記憶がありました。
名前を思い出せないといいながらついには思い出していました。
しかし、かえってきた希実にゴミ箱から拾った写真と手紙を出してしまった弘基です。
怒り頂点の希実は
最低ー!、こんなところくるんじゃ無かった!
と出て行き、追いかける弘基です。
こんなところに律子が登場。
もう暮林には誰かわかってますが、逆に律子は美和子さんの事故死の件を知らないようです。
そこに電話。
門限は必ず守りますので・・という律子に、「え?」という顔をした暮林です。
希実はソフィアのお店に現れました。
みんな、優しく話を聞こうとしてくれてます。
それだけで希実は癒された気分になったようです。
同情されるのが大嫌いで感謝しなくちゃありがとうと言わなくちゃってわかっていても言えない自分。
うんうんと聞いてる斑目さんにソフィアさん・・。
弘基がやってきました。行動範囲なんてお見通しです。
帰らない・・いや帰れないという希実の気持ちもちゃんとわかっています。
律子は遠くに永住することになりそうだと暮林に話しました。
まだはっきりとは決まってないけれど。
フルーツサンドを17の娘に食べさせたかった、みたいな顔をした律子です。
暮林は世間話のように
希実ちゃんという名前の子がここに住み込んでいて、
小さなころからフルーツサンドが好きで
オーナーの美和子さんの義理の妹がその子の母親で・・・。
希実ちゃんは母親のことはもう関係ないと言っていたと伝えました。
律子は、
ソレ正解・・
そんな母親は救いようがないからパーッと忘れなさいと伝えてと
苦しそうな顔で暮林にいうのです。
本当にいいのかと念を押され
一つも幸せにして挙げられなかったと弱々しく答える母。
オーナーの美和子さんはそのお母さんは必ず迎えにきてくれるからと言っていたと言い、
「希実ちゃんを大切にお預かりしています」と目を見てしっかりと宣言しました。
もう涙の律子ですが、希実がここにいられたのは幸せだと安心して帰ることができました。
律子の帰った先は「安岡総合病院」・・おそらくそれは・・・
行き違いに店に戻った希実はお帰りと言ってもらえて
素直にただいまと言えたのでした。
帰る家があってよかった。
こんな難しい年頃のしかも屈折した育ち方をしている希実を包んでくれる二人がいてくれて
本当に良かった。
暮林の店は一周年パーティ。
暮林がスピーチをしようとすると次々と人が現れて何も話せなくなるのでした。
奥に退避した暮林ですが、美和子さんが聞きたい話はもう聞こえてるといいます。
それはお店が楽しそうににぎわう人たちの声でした。
それにしても斑目さんが綾乃さんとお付き合いって・・絶句・・
皆さんに締め上げられる斑目さんが受けます。
暮林はただ皆にありがとうと感謝を言いたいだけとしみじみするのでした。
暮林が作った不格好なパンを供えて、三人で食べはじめますが中身はおいしいと笑いあうのでした。
三人で食べても四人で食べてもおいしいパンはおいしい。
その四人目は美和子さんという意味でしょうか。
希実の脳裏には母親がいたかもしれません。
*****
もう一つの別れ、それはたぶん娘との別れを覚悟した律子さんではないかと。
律子さんに「門限」があったことで、おそらくそれは「外出許可」という意味にとれました。
安岡総合病院に入院しているであろう律子さん。
あの写真の医者はたぶん主治医なんでしょうね。
単純に記念撮影に付き合ってもらっただけの関係だと推察しました。
遠くに永住とは不治の病の覚悟をしたということではないでしょうか。
今まできちんと育てることをしてこなかった悔いが母の悔いとなって
希実の様子を見にきたのでしょう。
なぜ素直に病気だと言わないのか・・そこがこの親子の似た者DNAですかね。
暮林が希実を大切に預かってると言ったことが本当にいい感じで響きました。
さすが癒しの名人だわ。
律子さんはまだ若いのだし、きっと良くなって
希実をお迎えに来てほしいものです。
その時もお互いに憎まれ口をきくのでしょうけれど親子だし分かり合えるものがありますよね。
きっと希実は勉強してりっぱな仕事を得、お母さんを支えられる子に成長するでしょう。
まだはっきりしないけれど・・という律子の言葉にそんなかすかな願いと祈りを感じました。
けれど希実は誤解したままなのかと思うとちょっとこの点が腑におちません。
かすかな希望はあるけれどもしや今生の別れだったら・・
まあ・・暮林のことだから、抜かりはないでしょうし、
病院調べて希実を行かせるぐらいはしそうですね。
そんな見えない部分を脳内補填しました^^;
毎週毎週おいしそうなパンの誘惑に時に負けてつい手を伸ばしたりしてラストまできちゃいました(^^;
ちょっとずつ変わった人たちが登場しました。
希実だって今風の高校生でしかも気難しい子だったし
こだまくんのママも情緒不安定、斑目さんはストーカーの歴あり・・
女装のソフィアさんも変わり種・・
綾乃に佳乃という双子さん・・
だけどみんな愛らしくいい感じで収まったのは暮林の持つ優しさと弘基の自然な生き方のおかげでしょうか。
癒しの空気に満ちたドラマでした。面白かったです。
いろんなシーンがぐるぐるまわりましたわ。
いいドラマでした!
第8回(最終回)「小さな灯り(あかり)をともして」
ブランジェリークレバヤシもそろそろ開店して1周年になる。1周年記念のイベントに向けて忙しい面々だが、希実(土屋太鳳)の心はいまひとつ晴れない。年末に来た実母の律子(ともさかりえ)からの手紙が気になって、手伝いも勉強も気持ちが入らないのだ。
そんなある夜中、店に来たひとりの女性客からフルーツサンドがないかときかれた暮林(滝沢秀明)は、応対しながら、何か引っかかるものを感じる。その後、二階で勉強している希実の様子を見に行った暮林は、寝息をたてている希実のわきのゴミ箱に手紙と写真が捨てられているのを目にする。そしてそこに写っていた女性、律子がさっき店にきた客であることを確信する――。
最終回でしたが、終わった気がしないような最終回。
これは東京バンドワゴンもそうでした。
出演者みなそろって、ちょっとずつ癖や難があるけれど、みな純粋で一生懸命で優しい人たちという
共通項がそろったドラマでしたね。
今年の世相がそうだったのでしょうか?
このドラマも好きでしたわ。
***
先週あたりから、ブランジェリーの帽子をかぶって仕事する希実ですけれど
かわいいですよね。
それに女子高生のスタイルでお店に出てるとそれだけで雰囲気が若く明るくなるし
今風の若いかわいい子がいるだけで楽しい気分にさせてもらえますね。
そういう意味では希実がこの店にきたのは、暮林にとっても良かったことでした。
さて、暮林は弘基の特訓を受けても上達が見込めないような状況です。
パンの焼きあがりもあまりおいしく見えないのがちと困りがちなところ。
そして、ソフィアから聞いた希実の母親の手紙の件が二人の間では、心配の種になるのでした。
なぜそんな手紙を母親がわざわざ送りつけてきたのかという点が焦点です。
しかし、二人はそういう話を希実には聞かせません。
そして今日も希実の母は外から希実を見守っているのでした。
「・・ちなみにハハは元気よ・・」
その手紙を見るたびに腹が立ち、ため息の希実です。
さて、お店に入った律子(希実のママ@ともさか)はフルーツサンドを所望しますが
おいてないことを知り、がっくりして出ていきました。
弘基はフルーツサンドは女性子供の好物であり、女性率は高いけれど子供は来ないと切り捨てようと
してました。
そこにフルーツ男子ということで食いつき、なんとか商品にしようとする暮林です。
フルーツとクリームの相性とかコンスタントに確保するルートとかいろいろ面倒なんですね。
でもアタシもフルーツサンド好きだわ。大丸に行ったら必ず買うわよ・・。
希実の意見を聞こうと二階に行った暮林は捨てられた写真を見て、さっきの客が希実の母かと思い至るのでした。
朝、起きてきた希実ですが、弘基にほめられてます。
母親にたたき起こされてやっと起きるのが普通の女子高生みたいなものだからですかね。
しかし希実は
「世の中にはね、毎朝子供が母親を起こす家だってあるの」と嫌味っぽくいうのでした。
何も言えない弘基。
希実は、そんな母親のもとで育ったってことですね。
弘基と暮林は例の写真と手紙を見て、律子の行動に怒りやら事情やら読み取ろうとしてますが
弘基は希実に同化してやや憤慨があるし、暮林は秘められた意味を考えています。
あの客は人違いなのかというところで落ち着くかどうかゆれてるところ。
そしてフルーツサンドを試作する弘基です。
オレンジをむき、クリームを泡立て、できたのはカラフルでおいしそう。
こだまくんが来て、手を洗ってねえだろうの号令から始まりようやく試食。
そこに希実もかえってきて、そっくり同じ言葉を言うこだま君に苦笑い・・
楽しいお店になってきました。
さて、今週はお別れが2つ。
その一つが涼香。
先日から何か言いたそうな涼香でしたが、今度は自分からサボりだしてるのをみて
希実が気になりおいかけました。
素直じゃない二人が、眉間にしわを寄せながら、ケンカっぽい調子でしゃべってるのが受けます。
子供のころから目の上のたんこぶみたいな関係だったのかしら。
近くて気になるけれど、あまりにも似ていて仲良くできなかった二人のようです。
父親の転勤でアメリカに行くという涼香のお別れの挨拶でした。
最後まであれ嫌これダメなどと涼香らしいのですがフルーツサンドが好きだった希実のことを覚えてました。
いつか希実の持ってきたパンを踏んづけたことを謝りたかったのでしょう。
この先は英会話学校に行くことになり高校には来ないそうです。
そして弘基も昔のことを思い出していますが、美和子さんが作ったフルーツサンドを
近所の女の子が食べに来ていたという記憶がありました。
名前を思い出せないといいながらついには思い出していました。
しかし、かえってきた希実にゴミ箱から拾った写真と手紙を出してしまった弘基です。
怒り頂点の希実は
最低ー!、こんなところくるんじゃ無かった!
と出て行き、追いかける弘基です。
こんなところに律子が登場。
もう暮林には誰かわかってますが、逆に律子は美和子さんの事故死の件を知らないようです。
そこに電話。
門限は必ず守りますので・・という律子に、「え?」という顔をした暮林です。
希実はソフィアのお店に現れました。
みんな、優しく話を聞こうとしてくれてます。
それだけで希実は癒された気分になったようです。
同情されるのが大嫌いで感謝しなくちゃありがとうと言わなくちゃってわかっていても言えない自分。
うんうんと聞いてる斑目さんにソフィアさん・・。
弘基がやってきました。行動範囲なんてお見通しです。
帰らない・・いや帰れないという希実の気持ちもちゃんとわかっています。
律子は遠くに永住することになりそうだと暮林に話しました。
まだはっきりとは決まってないけれど。
フルーツサンドを17の娘に食べさせたかった、みたいな顔をした律子です。
暮林は世間話のように
希実ちゃんという名前の子がここに住み込んでいて、
小さなころからフルーツサンドが好きで
オーナーの美和子さんの義理の妹がその子の母親で・・・。
希実ちゃんは母親のことはもう関係ないと言っていたと伝えました。
律子は、
ソレ正解・・
そんな母親は救いようがないからパーッと忘れなさいと伝えてと
苦しそうな顔で暮林にいうのです。
本当にいいのかと念を押され
一つも幸せにして挙げられなかったと弱々しく答える母。
オーナーの美和子さんはそのお母さんは必ず迎えにきてくれるからと言っていたと言い、
「希実ちゃんを大切にお預かりしています」と目を見てしっかりと宣言しました。
もう涙の律子ですが、希実がここにいられたのは幸せだと安心して帰ることができました。
律子の帰った先は「安岡総合病院」・・おそらくそれは・・・
行き違いに店に戻った希実はお帰りと言ってもらえて
素直にただいまと言えたのでした。
帰る家があってよかった。
こんな難しい年頃のしかも屈折した育ち方をしている希実を包んでくれる二人がいてくれて
本当に良かった。
暮林の店は一周年パーティ。
暮林がスピーチをしようとすると次々と人が現れて何も話せなくなるのでした。
奥に退避した暮林ですが、美和子さんが聞きたい話はもう聞こえてるといいます。
それはお店が楽しそうににぎわう人たちの声でした。
それにしても斑目さんが綾乃さんとお付き合いって・・絶句・・
皆さんに締め上げられる斑目さんが受けます。
暮林はただ皆にありがとうと感謝を言いたいだけとしみじみするのでした。
暮林が作った不格好なパンを供えて、三人で食べはじめますが中身はおいしいと笑いあうのでした。
三人で食べても四人で食べてもおいしいパンはおいしい。
その四人目は美和子さんという意味でしょうか。
希実の脳裏には母親がいたかもしれません。
*****
もう一つの別れ、それはたぶん娘との別れを覚悟した律子さんではないかと。
律子さんに「門限」があったことで、おそらくそれは「外出許可」という意味にとれました。
安岡総合病院に入院しているであろう律子さん。
あの写真の医者はたぶん主治医なんでしょうね。
単純に記念撮影に付き合ってもらっただけの関係だと推察しました。
遠くに永住とは不治の病の覚悟をしたということではないでしょうか。
今まできちんと育てることをしてこなかった悔いが母の悔いとなって
希実の様子を見にきたのでしょう。
なぜ素直に病気だと言わないのか・・そこがこの親子の似た者DNAですかね。
暮林が希実を大切に預かってると言ったことが本当にいい感じで響きました。
さすが癒しの名人だわ。
律子さんはまだ若いのだし、きっと良くなって
希実をお迎えに来てほしいものです。
その時もお互いに憎まれ口をきくのでしょうけれど親子だし分かり合えるものがありますよね。
きっと希実は勉強してりっぱな仕事を得、お母さんを支えられる子に成長するでしょう。
まだはっきりしないけれど・・という律子の言葉にそんなかすかな願いと祈りを感じました。
けれど希実は誤解したままなのかと思うとちょっとこの点が腑におちません。
かすかな希望はあるけれどもしや今生の別れだったら・・
まあ・・暮林のことだから、抜かりはないでしょうし、
病院調べて希実を行かせるぐらいはしそうですね。
そんな見えない部分を脳内補填しました^^;
毎週毎週おいしそうなパンの誘惑に時に負けてつい手を伸ばしたりしてラストまできちゃいました(^^;
ちょっとずつ変わった人たちが登場しました。
希実だって今風の高校生でしかも気難しい子だったし
こだまくんのママも情緒不安定、斑目さんはストーカーの歴あり・・
女装のソフィアさんも変わり種・・
綾乃に佳乃という双子さん・・
だけどみんな愛らしくいい感じで収まったのは暮林の持つ優しさと弘基の自然な生き方のおかげでしょうか。
癒しの空気に満ちたドラマでした。面白かったです。
12/18/2013 真夜中のパン屋さん 第7話
行き場所のない迷える人たちに傘となって休める場所を提供するのが美和子さんの遺志でした。
第7回「おだやかなクレーマー」
「ブランジェリークレバヤシ」にまた新たな珍客が現れた。「美作(みまさか)」というその中年の男(植草克秀)は、店をいぶかしげに見ながら、なぜ昼間に営業しないのか、と暮林(滝沢秀明)と弘基(桐山照史)に問いかける。
一方、こだま(藤野大輝)の母・織絵(前田亜季)の動きがおかしい。こだまに何でも好きなものを買ってあげ、食べさせてあげるというのだ。斑目(六角精児)を始めとする常連客たちは不思議がるが、やがて意外な事実が判明する――。
ジャニーズ三人そろい踏みでしたね。
先輩後輩の角度で見ると、演技だか素だかわからなくなりそう(笑
***
以下つづき。
しかし、死ぬ前の思い出においしいものをおなか一杯って・・
斑目さんてばよくまあそんな不吉なことを考えたもんだわ。
だいたい、このこだまくん母子は生活に窮してるわけでもないので心中の理由がないでしょ。
そのころ、ハンバーグを食べて幸せそうなこだまくんはパンを食べたら
弘基のパン・ド・ミのほうがおいしいと言うのでした。
しかし(その張本人である謎の客)美作は少し早めに来店しましたが
それは夜中は来られないからだと言ってました。
そしてパン・ド・ミ(食パン)を食べてやわらかすぎるとクレームをつけるのでした。
すご~くやわらかくてふわふわで・・日本人好みの表現はどうやらダメらしいです。
本場パリでは固いのがいいとか?
720円が良心的だというのはまあ納得。
帰り際に、どうして真夜中に営業してるのかと聞くのでした。
せっかく繁盛しているならなおさら昼間に営業すべきだという忠告です。
この時、暮林はそういう店があってもいいのではという思い付きということにして答えました。
真相は美和子さんの遺志で、開店の構想図のなかに営業はPM11:00~AM5:00と書いてありました。
なぜかソフィアの店に行っている美作は、斑目さんとかソフィアさんとか知っていました。
それはのちにわかるのですが、調査会社で調べてもらった名が出てきたってところでしょうか。
ブランジェリークレバヤシは大繁盛するようになり開店前は行列ができますが
このところ、連日ともさかさん(希実の母親)が並んでいます。
しかし、お店の中に入ることはなく、遠くで希実を見ては帰っていく毎日です。
美作の件があり、暮林はこの店を出店するにあたって美和子さんの遺志を尊重したという
ことを希実と弘基の三人で確認しあいます。
その作るパンや店の雰囲気などイメージは弘基がいてくれたからその通りに実現できたと功績を感謝しました。
ただ営業時間についてはこれまで謎だったようで、今ようやくわかってきたといいます。
この辺りは夜11時になると暗くてひっそりしているわけで、
この時間に帰る人もいれば出かける人もいて、中には行くあてのない人もいるかもしれない。
だからそういう人たちにさしかけてあげられる夜中の傘みたいな場所を作りたかったのではと。
だから義理の妹の希実も受け入れようと決心していたと言います。
そういう美和子の残した思いを全部かなえてあげたいのだと。
それに対して一瞬反発を覚えたか
希実は「償いとかそばにいてあげられなかった罪滅ぼしなのか」と言いました。
釈然としないまま、開店してしまったわけで希実はずっと引っかかった顔です。
勉強していても先日の母親と医師の写真を見ては手につかない希実でした。
それは翌朝まで響いたようで口もきかなかったというわけで、弘基がその理由をさぐるのでした。
希実は暮林が美和子さんの遺志だけでで生きているというのが解せない様子です。
希実の母親と美和子さんが義理の妹だという関係も嘘だと思っていると告白すると
弘基もそれは知っていただけに、同調してしまいました。
そこで希実も、嘘の関係で全く他人なのに引き受けてもらったということになるわけで
ますます混乱していくようです。
美和子さんは、暮林が海外赴任でいつ帰ってくるなどあてにせず
たった一人で生きていこうとこの店を始めたというのに
暮林が美和子さんのために殉じるように生きていくのが変だというのでした。
そして母親が好き勝手に生きていて、希実が邪魔になったから
美和子さんに押し付けたというのがまた希実を傷つけるのでした。
モノのように押し付けられる自分。
引き受ける美和子さん。
そして、その遺志を継いで、同じように受け入れる暮林。
希実は、自分に注がれる愛を確認したいのかもしれません。
言いたい放題のように希実に言われたままですが、暮林は黙って飲み込みました。
弘基も何も言えません。
そのまま登校していった希実ですが、いつもの涼香の取り巻きがやってきて
涼香は孤立したままだとやけに親しく希実にすり寄るのです。
しかし、希実自身がそれを受け付けません。
人はみんな結局は一人だっていいかげん気づけよ・・と激しく怒りを表すのでした。
店では弘基は暮林に、今はこの店は暮林のものだからと
その遺志を越えていいのだと励ましています。
そこにソフィアがやってきて、希実に届いた手紙の中身を暴露してしまいました。
以前、母親に恋人ができてツーショットの写真を送りつけてきた手紙です。
さすがに希実のショックを知った二人です。
そこに希実が帰ってきて、これは自分のことだから関係ない人は黙っていてと取りつく島なし。
弘基も母親の居場所を探したのかとしつこく聞きますがもちろん知らないわけです。
そんなところに、例の美作が斑目さんとやってきました。
ソフィアと三人、意気投合したという話です。
自己紹介では医者であり、経営の手腕もあるとか。
住民の分析、景気など調査した結果、ブランジェリークレバヤシも三年で黒字になるという予測がでました。
ただし、想定外もあり、予想以上に急激に人気が高まってるそうです。
みんなニコニコしているところにこだま君と織絵ママが登場。
ここのパンは「すご~くやわらかくてふわふわで・・」と禁句?を言ったこだまくんですが
美作は頭をなでてここのパンが大好きだというのでした。
喜んだこだまくんはお勧めを三品持ってきましたがその中に織絵さんの好きな「チョココルネ」があり
思わず織絵に「君の大好物だ」という美作。
なぜ知ってるんだ・・
こだま、この人はね、こだまのお父さんなの・・・。
衝撃が走りましたが、こだまを連れて二階に避難した弘基でした。
よりが戻ったというわけではなく、こだま君の周りの人たちを調査したという美作です。
そして、子供がいないのでこだま君を引き取りたいというのでした。
織絵ママは母親として自信を持てなくてこだまのために美作のほうが幸せなのではないかと
そう思って連絡を入れたらしいのでした。
希実はつい自分と重ねてしまうのでしょう。激しく詰ります。
ダメな母親を思い知るのが嫌なだけでしょ。怖いのでしょう。
相手に伝わらない埋め合わせとか償いとか。
そんなのただの自己満足だよ。
自分がかわいいだけで自分の気持ちを楽にしたいだけじゃん。
そしてこだまを連れてきて、子供の本当の気持ちを知るべきだと言いました。
大きな家に住んでいてお金もたくさんある美作のこどもになるかと
こだまに問いかけます。
もちろんこだまは二つ返事。大きい家に住むのに断ることはありません。
しかし、どんな場合でも織絵ママは一緒なのでした。
つまりそれが子供の気持ちなのです。
大きな家に行くことは楽しいことであっても、織絵と自分はどんな場合でも二人でワンセット。
それさえわかればなにもかも問題はないのでした。
結局、美作はこだまをあきらめたのか、陰ながら見守るということでこの話はおしまい。
あの二人はこの店に来たことで再び歩きだせるようになったという美作でした。
真夜中の傘だからという弘基でした。
見送る四人を陰から見つめるともさかさんがいます。
***
今週は希実の気持ちが炸裂していました。
母親の奔放な生活でどれだけ傷ついてきたのかと思われる発言の数々です。
いつも恋人ができるたびに一人放っておかれたのでしょう。
「結局人間は一人」だという言葉は長い間の孤独から生まれたのでしょうね。
美和子さんだって、「一人で生きていく決意があった」と推察が行ったのも
この置き去りにされてきた寂しさが言わせたのでしょう。
母親と二人で楽しく暮らしたかったに違いないのですが
その母は自分よりも恋人をとったということがどれほど希実を絶望に落としたか
想像に余りあります。
そして、自分を受け入れてくれた暮林に、ついきつく本音を語ったのは
ある種の甘えもあったかもしれません。
赤の他人だと知っていながら受け入れてくれた暮林。
身の置き所のないような気持ちさえしてきますし、
ありがたいけれど複雑なこの心境・・誰に訴えたらいいのか・・
暮林なら本当にそのまま受け止めてくれそうなものがありますもんね。
そしてその通りになりましたけど。
とりあえず、衣食住は確保できたし将来を考えて今は勉強できる環境だし
置き去りにされた割にはいい時間を過ごせているというのが実感ではないでしょうか。
でもそれは希実は絶対に口にはしないでしょうけれど。
それにしても、あの手紙のともさかママは自分の手紙がどれほど娘を絶望させたか
わからないのでしょうかね・・。
ただ、今週は何度も店の中を見守るように希実をみていました。
恋人と別れてまた一緒に暮らそうってことはないでしょうか?
それは甘いかな・・。
そして、こだまくんの件はこれにて綺麗に解決。
あの織絵ママは情緒不安定な様子がありましたが、あのあともずっと引きずっていたのですね。
自分が楽になりたいだけでしょうと希実にズバリ言われてましたが
自分よりも美作のほうがこだまは幸せになれるって妙な妄想が取りついていたのでした。
こだまくんの母親大好きの気持ちを知ればもう変な発想は出てこないでしょう。
とりあえず、良かったという方向でOK?
そんなわけで次回、最終回。
やはり、希実の親子の件が気になりますしどんな解決が待ってるのか楽しみです。
それにしても、毎週毎週おいしそうなパンに困りに困っていました。
次回はクリスマスイブなので
事前にケーキぐらいは食べて負けないようにしておきますわ(笑
「ブランジェリークレバヤシ」にまた新たな珍客が現れた。「美作(みまさか)」というその中年の男(植草克秀)は、店をいぶかしげに見ながら、なぜ昼間に営業しないのか、と暮林(滝沢秀明)と弘基(桐山照史)に問いかける。
一方、こだま(藤野大輝)の母・織絵(前田亜季)の動きがおかしい。こだまに何でも好きなものを買ってあげ、食べさせてあげるというのだ。斑目(六角精児)を始めとする常連客たちは不思議がるが、やがて意外な事実が判明する――。
ジャニーズ三人そろい踏みでしたね。
先輩後輩の角度で見ると、演技だか素だかわからなくなりそう(笑
***
以下つづき。
しかし、死ぬ前の思い出においしいものをおなか一杯って・・
斑目さんてばよくまあそんな不吉なことを考えたもんだわ。
だいたい、このこだまくん母子は生活に窮してるわけでもないので心中の理由がないでしょ。
そのころ、ハンバーグを食べて幸せそうなこだまくんはパンを食べたら
弘基のパン・ド・ミのほうがおいしいと言うのでした。
しかし(その張本人である謎の客)美作は少し早めに来店しましたが
それは夜中は来られないからだと言ってました。
そしてパン・ド・ミ(食パン)を食べてやわらかすぎるとクレームをつけるのでした。
すご~くやわらかくてふわふわで・・日本人好みの表現はどうやらダメらしいです。
本場パリでは固いのがいいとか?
720円が良心的だというのはまあ納得。
帰り際に、どうして真夜中に営業してるのかと聞くのでした。
せっかく繁盛しているならなおさら昼間に営業すべきだという忠告です。
この時、暮林はそういう店があってもいいのではという思い付きということにして答えました。
真相は美和子さんの遺志で、開店の構想図のなかに営業はPM11:00~AM5:00と書いてありました。
なぜかソフィアの店に行っている美作は、斑目さんとかソフィアさんとか知っていました。
それはのちにわかるのですが、調査会社で調べてもらった名が出てきたってところでしょうか。
ブランジェリークレバヤシは大繁盛するようになり開店前は行列ができますが
このところ、連日ともさかさん(希実の母親)が並んでいます。
しかし、お店の中に入ることはなく、遠くで希実を見ては帰っていく毎日です。
美作の件があり、暮林はこの店を出店するにあたって美和子さんの遺志を尊重したという
ことを希実と弘基の三人で確認しあいます。
その作るパンや店の雰囲気などイメージは弘基がいてくれたからその通りに実現できたと功績を感謝しました。
ただ営業時間についてはこれまで謎だったようで、今ようやくわかってきたといいます。
この辺りは夜11時になると暗くてひっそりしているわけで、
この時間に帰る人もいれば出かける人もいて、中には行くあてのない人もいるかもしれない。
だからそういう人たちにさしかけてあげられる夜中の傘みたいな場所を作りたかったのではと。
だから義理の妹の希実も受け入れようと決心していたと言います。
そういう美和子の残した思いを全部かなえてあげたいのだと。
それに対して一瞬反発を覚えたか
希実は「償いとかそばにいてあげられなかった罪滅ぼしなのか」と言いました。
釈然としないまま、開店してしまったわけで希実はずっと引っかかった顔です。
勉強していても先日の母親と医師の写真を見ては手につかない希実でした。
それは翌朝まで響いたようで口もきかなかったというわけで、弘基がその理由をさぐるのでした。
希実は暮林が美和子さんの遺志だけでで生きているというのが解せない様子です。
希実の母親と美和子さんが義理の妹だという関係も嘘だと思っていると告白すると
弘基もそれは知っていただけに、同調してしまいました。
そこで希実も、嘘の関係で全く他人なのに引き受けてもらったということになるわけで
ますます混乱していくようです。
美和子さんは、暮林が海外赴任でいつ帰ってくるなどあてにせず
たった一人で生きていこうとこの店を始めたというのに
暮林が美和子さんのために殉じるように生きていくのが変だというのでした。
そして母親が好き勝手に生きていて、希実が邪魔になったから
美和子さんに押し付けたというのがまた希実を傷つけるのでした。
モノのように押し付けられる自分。
引き受ける美和子さん。
そして、その遺志を継いで、同じように受け入れる暮林。
希実は、自分に注がれる愛を確認したいのかもしれません。
言いたい放題のように希実に言われたままですが、暮林は黙って飲み込みました。
弘基も何も言えません。
そのまま登校していった希実ですが、いつもの涼香の取り巻きがやってきて
涼香は孤立したままだとやけに親しく希実にすり寄るのです。
しかし、希実自身がそれを受け付けません。
人はみんな結局は一人だっていいかげん気づけよ・・と激しく怒りを表すのでした。
店では弘基は暮林に、今はこの店は暮林のものだからと
その遺志を越えていいのだと励ましています。
そこにソフィアがやってきて、希実に届いた手紙の中身を暴露してしまいました。
以前、母親に恋人ができてツーショットの写真を送りつけてきた手紙です。
さすがに希実のショックを知った二人です。
そこに希実が帰ってきて、これは自分のことだから関係ない人は黙っていてと取りつく島なし。
弘基も母親の居場所を探したのかとしつこく聞きますがもちろん知らないわけです。
そんなところに、例の美作が斑目さんとやってきました。
ソフィアと三人、意気投合したという話です。
自己紹介では医者であり、経営の手腕もあるとか。
住民の分析、景気など調査した結果、ブランジェリークレバヤシも三年で黒字になるという予測がでました。
ただし、想定外もあり、予想以上に急激に人気が高まってるそうです。
みんなニコニコしているところにこだま君と織絵ママが登場。
ここのパンは「すご~くやわらかくてふわふわで・・」と禁句?を言ったこだまくんですが
美作は頭をなでてここのパンが大好きだというのでした。
喜んだこだまくんはお勧めを三品持ってきましたがその中に織絵さんの好きな「チョココルネ」があり
思わず織絵に「君の大好物だ」という美作。
なぜ知ってるんだ・・
こだま、この人はね、こだまのお父さんなの・・・。
衝撃が走りましたが、こだまを連れて二階に避難した弘基でした。
よりが戻ったというわけではなく、こだま君の周りの人たちを調査したという美作です。
そして、子供がいないのでこだま君を引き取りたいというのでした。
織絵ママは母親として自信を持てなくてこだまのために美作のほうが幸せなのではないかと
そう思って連絡を入れたらしいのでした。
希実はつい自分と重ねてしまうのでしょう。激しく詰ります。
ダメな母親を思い知るのが嫌なだけでしょ。怖いのでしょう。
相手に伝わらない埋め合わせとか償いとか。
そんなのただの自己満足だよ。
自分がかわいいだけで自分の気持ちを楽にしたいだけじゃん。
そしてこだまを連れてきて、子供の本当の気持ちを知るべきだと言いました。
大きな家に住んでいてお金もたくさんある美作のこどもになるかと
こだまに問いかけます。
もちろんこだまは二つ返事。大きい家に住むのに断ることはありません。
しかし、どんな場合でも織絵ママは一緒なのでした。
つまりそれが子供の気持ちなのです。
大きな家に行くことは楽しいことであっても、織絵と自分はどんな場合でも二人でワンセット。
それさえわかればなにもかも問題はないのでした。
結局、美作はこだまをあきらめたのか、陰ながら見守るということでこの話はおしまい。
あの二人はこの店に来たことで再び歩きだせるようになったという美作でした。
真夜中の傘だからという弘基でした。
見送る四人を陰から見つめるともさかさんがいます。
***
今週は希実の気持ちが炸裂していました。
母親の奔放な生活でどれだけ傷ついてきたのかと思われる発言の数々です。
いつも恋人ができるたびに一人放っておかれたのでしょう。
「結局人間は一人」だという言葉は長い間の孤独から生まれたのでしょうね。
美和子さんだって、「一人で生きていく決意があった」と推察が行ったのも
この置き去りにされてきた寂しさが言わせたのでしょう。
母親と二人で楽しく暮らしたかったに違いないのですが
その母は自分よりも恋人をとったということがどれほど希実を絶望に落としたか
想像に余りあります。
そして、自分を受け入れてくれた暮林に、ついきつく本音を語ったのは
ある種の甘えもあったかもしれません。
赤の他人だと知っていながら受け入れてくれた暮林。
身の置き所のないような気持ちさえしてきますし、
ありがたいけれど複雑なこの心境・・誰に訴えたらいいのか・・
暮林なら本当にそのまま受け止めてくれそうなものがありますもんね。
そしてその通りになりましたけど。
とりあえず、衣食住は確保できたし将来を考えて今は勉強できる環境だし
置き去りにされた割にはいい時間を過ごせているというのが実感ではないでしょうか。
でもそれは希実は絶対に口にはしないでしょうけれど。
それにしても、あの手紙のともさかママは自分の手紙がどれほど娘を絶望させたか
わからないのでしょうかね・・。
ただ、今週は何度も店の中を見守るように希実をみていました。
恋人と別れてまた一緒に暮らそうってことはないでしょうか?
それは甘いかな・・。
そして、こだまくんの件はこれにて綺麗に解決。
あの織絵ママは情緒不安定な様子がありましたが、あのあともずっと引きずっていたのですね。
自分が楽になりたいだけでしょうと希実にズバリ言われてましたが
自分よりも美作のほうがこだまは幸せになれるって妙な妄想が取りついていたのでした。
こだまくんの母親大好きの気持ちを知ればもう変な発想は出てこないでしょう。
とりあえず、良かったという方向でOK?
そんなわけで次回、最終回。
やはり、希実の親子の件が気になりますしどんな解決が待ってるのか楽しみです。
それにしても、毎週毎週おいしそうなパンに困りに困っていました。
次回はクリスマスイブなので
事前にケーキぐらいは食べて負けないようにしておきますわ(笑
12/11/2013 真夜中のパン屋さん 第6話
双子なんですけど一緒に映るシーンがわかりにくいです。とりあえず決着がつきました。
第6回「もうひとりの佳乃」
ふたりの男の来訪をきっかけに突如姿を消した佳乃(野村麻純)が、実は結婚詐欺師であることを弘基(桐山照史)は告白する。暮林(滝沢秀明)はじめブランジェリークレバヤシの面々は佳乃の身を案じ、行方をつかもうとするが、連絡が入るのを待つしかなかった。
そんなとき、ソフィア(ムロツヨシ)からの連絡を受けた暮林は、「彼女」の勤める店に行き、後日、弘基と希実(土屋太鳳)をその店に連れて行く。そして暮林は、店の女の子として出てきた「佳乃」に二人を会わせる・・・。
双子が登場すると聞いていましたが、別の話になるのではなくて「佳乃さん」の話が続行でした。
そしてこの佳乃さんは双子の姉妹の姉でした。
ややこしいのですが、先週から登場していた「佳乃」は実は「綾乃」であり、佳乃はまだ登場してない人物
(ラストに登場する人物)ということでした。
とにかくわかりにくくて、いらっとしましたが、今までの人は綾乃であり、後から出てきたのが佳乃です。
これでOK?(^^;
で、「結婚詐欺師」というのが、佳乃が家を買い戻すために男たちに貢がせていたのですね。
両親が建てた家ですが、父親の事業が傾いて手放してしまい、それから両親が亡くなったということで
不幸をリセットするために、家を買い戻すというのが佳乃の目的だったようです。
その買戻しというのはオークションだったのでした。
期日が迫ってきていて、資金を準備するために奔走していたというのが真相のようです。
しかし、佳乃の不審な計画を知った綾乃は、佳乃の家に押しかけ、ボストンに入った札束とともに
ブランジェリーにいる弘基のところに(先週話で)現れた・・ということになります。
だから、弘基は最初に昔付き合った「佳乃」じゃない「綾乃」が「佳乃」だと偽って現れたので
よそよそしかったのでしょうか?
なんか矛盾がありそうですし、とっても混乱しています(^^;
***
並行して今週はガレット・デ・ロワというパンの話。
年の初めに運試しで食べるパイ。
パイのなかにフェーブという陶器の小さい人形が1個入っていて
切り分けられたパイのなかにフェーブが入っていたらその人が王様。
王様には1年間、幸せが来ると約束されてるということです。
太鳳ちゃん、パン屋さんの帽子がよくにあっていてかわいい~。
パイを不格好に切り分け、適当な大きさからこだま君が選んでましたが
佳乃さん(実は綾乃)には一番大きいのをあげるというのでした。
ところで招待されたはずの斑目さんは小学一年生女子レベルの「絶交」で
応戦してきましたが
その後に聞いた話、佳乃さんを探しているとルポライターが情報料を求めてきて
お金とられ、さらに殴られて病院に入院していたのでした。
みなでお見舞いにいき、パイの中からフェーブが出てくる仕掛けにした暮林です。
斑目さんの願いをきいたら「佳乃さんを助けたい」というので弘基がひと肌ぬぐことにしました。
そしてソフィアの店に暮林が皆をつれていきました。
そこには佳乃がいたわけで、みな驚きますが、この人がつまり本当は綾乃で
佳乃と騙ってパン屋さんにやってきたわけですね。
綾乃にパイを渡したらフェーブが出てきたので、願いを聞いたら
「佳乃を助けてほしい」というのでした。
みんな佳乃さん大好きですね。
まあ・・実は綾乃さんなのですが・・ソフィアの店での綾乃さんはかわいかったですね。
なぜ(佳乃が問題を起こしてることを)綾乃が知ったかというと
ある日、自分(綾乃)をののしる男が現れ、不審に思って佳乃を尋ねたら
結婚詐欺をしていると平然と言うわけです。
で、大家が来て一瞬、部屋を出て行った佳乃の目をぬすんで
札束のボストンバッグをもって弘基のところに駆けつけたのでした。
それを機に連絡が途絶えてしまった佳乃を助けてほしいというのが綾乃の願いです。
そして行方不明の佳乃を探すために(斑目さん情報で)婚活パーティに潜入する暮林。
暮さん一人に女性8人で、あぶれた男たちが横目で見ている図が受けました~~。
その後、斑目さんがお店にやってきましたが、オンラインゲームでアクセスし
なんとか佳乃さんと会えたそうです。
しかし400万の借金の申込み。
今度の日曜日に会うのだそうです。
そこで暮林が、佳乃がいう「人生を戻す」という
意味を知りたくて以前に暮らしていた家に行ってみたところ
ご近所情報で競売にかけられる話を聞いてきたのでした。
その価格が3000万ということで、たぶんボストンの2600万と
斑目さんに借金した400万を合わせて競売に入札し
買い戻すお金だろうと予測したのでした。
いよいよ日曜日ということで、斑目さんを探してやってきた佳乃を遠くから見る4人組。
一気に登場でした。
豊洲のららぽーとのあるところですね。
ところが斑目さんではなく弘基が佳乃のもとに現れたというわけ。
佳乃はここで初めてみんなの前に登場ということになります。
中学以来のご対面ですが「弘基」とすぐに名前が出るのでやはり元彼は大きな存在ですね。
弘基は家を買い戻せば人生が戻せると思ってるのかと問うのですが
佳乃には幸せとはその時にはわからないのだと答えるのでした。
だが、ひるまずに弘基は「今いる場所から始めるのが大事」だといいます。
そこに以前現れた「ゆいちゃん」を探すストーカーがやってきました。
カッターナイフで脅し、自分が佳乃と結婚するのだと言いますが
白黒コンビが撃退するのでした。
***
今週も暮林には美和子さんの思い出のシーンが回り始めます。
それは三日間だけの帰国でまた赴任先に戻っていくある日の出来事。
美和子さんは、暮林の荷物をつめながら、あれこれと三日間の話をするのでした。
特に最後は長い靴下を入れて冷えをとってほしいなどとふざけているのが楽しく見えます。
一緒に暮らせてなかったことが暮林には悔いが残るのか
時間を戻せたらといつも思ってるそうです。
だけど、綾乃はまだ間に合うのだからと、佳乃の(犯罪)を阻止するために
奔走する覚悟でした。
もう一つのエピですが、暮さんは佳乃たちが昔住んでいた家にやってきました。
そこで見たのは赤い実の南天の木。
立札に「佳乃と綾乃の木」と書いてあり、幸せな家庭だったのだと想像がつきました。
その赤い実をとってきて、佳乃が戻ってきたら二人で新しい芽を育ててほしいと
渡しました。
その木がうまく育ってくれたらいいですね。
そして元彼として弘基は、佳乃がサギでお金をだまし取った分を一人一人返しては
謝ったのだそうです。
サギですがみなさんが弘基の謝罪に免じて被害届を返上してくれたのか(?)
許してくれたなら佳乃さんは早く外に出られるかな・・?
これにて落着。
いろいろとありましたが、佳乃と綾乃がとにかくわかりにくかった(^^;
でも人助けという意味でも温かさがあふれたストーリーで気に入ってます。
次回、ともさかさん登場。
全8話のようなので残り2話ですね。こちらも終わるのがさびしいです。
ふたりの男の来訪をきっかけに突如姿を消した佳乃(野村麻純)が、実は結婚詐欺師であることを弘基(桐山照史)は告白する。暮林(滝沢秀明)はじめブランジェリークレバヤシの面々は佳乃の身を案じ、行方をつかもうとするが、連絡が入るのを待つしかなかった。
そんなとき、ソフィア(ムロツヨシ)からの連絡を受けた暮林は、「彼女」の勤める店に行き、後日、弘基と希実(土屋太鳳)をその店に連れて行く。そして暮林は、店の女の子として出てきた「佳乃」に二人を会わせる・・・。
双子が登場すると聞いていましたが、別の話になるのではなくて「佳乃さん」の話が続行でした。
そしてこの佳乃さんは双子の姉妹の姉でした。
ややこしいのですが、先週から登場していた「佳乃」は実は「綾乃」であり、佳乃はまだ登場してない人物
(ラストに登場する人物)ということでした。
とにかくわかりにくくて、いらっとしましたが、今までの人は綾乃であり、後から出てきたのが佳乃です。
これでOK?(^^;
で、「結婚詐欺師」というのが、佳乃が家を買い戻すために男たちに貢がせていたのですね。
両親が建てた家ですが、父親の事業が傾いて手放してしまい、それから両親が亡くなったということで
不幸をリセットするために、家を買い戻すというのが佳乃の目的だったようです。
その買戻しというのはオークションだったのでした。
期日が迫ってきていて、資金を準備するために奔走していたというのが真相のようです。
しかし、佳乃の不審な計画を知った綾乃は、佳乃の家に押しかけ、ボストンに入った札束とともに
ブランジェリーにいる弘基のところに(先週話で)現れた・・ということになります。
だから、弘基は最初に昔付き合った「佳乃」じゃない「綾乃」が「佳乃」だと偽って現れたので
よそよそしかったのでしょうか?
なんか矛盾がありそうですし、とっても混乱しています(^^;
***
並行して今週はガレット・デ・ロワというパンの話。
年の初めに運試しで食べるパイ。
パイのなかにフェーブという陶器の小さい人形が1個入っていて
切り分けられたパイのなかにフェーブが入っていたらその人が王様。
王様には1年間、幸せが来ると約束されてるということです。
太鳳ちゃん、パン屋さんの帽子がよくにあっていてかわいい~。
パイを不格好に切り分け、適当な大きさからこだま君が選んでましたが
佳乃さん(実は綾乃)には一番大きいのをあげるというのでした。
ところで招待されたはずの斑目さんは小学一年生女子レベルの「絶交」で
応戦してきましたが
その後に聞いた話、佳乃さんを探しているとルポライターが情報料を求めてきて
お金とられ、さらに殴られて病院に入院していたのでした。
みなでお見舞いにいき、パイの中からフェーブが出てくる仕掛けにした暮林です。
斑目さんの願いをきいたら「佳乃さんを助けたい」というので弘基がひと肌ぬぐことにしました。
そしてソフィアの店に暮林が皆をつれていきました。
そこには佳乃がいたわけで、みな驚きますが、この人がつまり本当は綾乃で
佳乃と騙ってパン屋さんにやってきたわけですね。
綾乃にパイを渡したらフェーブが出てきたので、願いを聞いたら
「佳乃を助けてほしい」というのでした。
みんな佳乃さん大好きですね。
まあ・・実は綾乃さんなのですが・・ソフィアの店での綾乃さんはかわいかったですね。
なぜ(佳乃が問題を起こしてることを)綾乃が知ったかというと
ある日、自分(綾乃)をののしる男が現れ、不審に思って佳乃を尋ねたら
結婚詐欺をしていると平然と言うわけです。
で、大家が来て一瞬、部屋を出て行った佳乃の目をぬすんで
札束のボストンバッグをもって弘基のところに駆けつけたのでした。
それを機に連絡が途絶えてしまった佳乃を助けてほしいというのが綾乃の願いです。
そして行方不明の佳乃を探すために(斑目さん情報で)婚活パーティに潜入する暮林。
暮さん一人に女性8人で、あぶれた男たちが横目で見ている図が受けました~~。
その後、斑目さんがお店にやってきましたが、オンラインゲームでアクセスし
なんとか佳乃さんと会えたそうです。
しかし400万の借金の申込み。
今度の日曜日に会うのだそうです。
そこで暮林が、佳乃がいう「人生を戻す」という
意味を知りたくて以前に暮らしていた家に行ってみたところ
ご近所情報で競売にかけられる話を聞いてきたのでした。
その価格が3000万ということで、たぶんボストンの2600万と
斑目さんに借金した400万を合わせて競売に入札し
買い戻すお金だろうと予測したのでした。
いよいよ日曜日ということで、斑目さんを探してやってきた佳乃を遠くから見る4人組。
一気に登場でした。
豊洲のららぽーとのあるところですね。
ところが斑目さんではなく弘基が佳乃のもとに現れたというわけ。
佳乃はここで初めてみんなの前に登場ということになります。
中学以来のご対面ですが「弘基」とすぐに名前が出るのでやはり元彼は大きな存在ですね。
弘基は家を買い戻せば人生が戻せると思ってるのかと問うのですが
佳乃には幸せとはその時にはわからないのだと答えるのでした。
だが、ひるまずに弘基は「今いる場所から始めるのが大事」だといいます。
そこに以前現れた「ゆいちゃん」を探すストーカーがやってきました。
カッターナイフで脅し、自分が佳乃と結婚するのだと言いますが
白黒コンビが撃退するのでした。
***
今週も暮林には美和子さんの思い出のシーンが回り始めます。
それは三日間だけの帰国でまた赴任先に戻っていくある日の出来事。
美和子さんは、暮林の荷物をつめながら、あれこれと三日間の話をするのでした。
特に最後は長い靴下を入れて冷えをとってほしいなどとふざけているのが楽しく見えます。
一緒に暮らせてなかったことが暮林には悔いが残るのか
時間を戻せたらといつも思ってるそうです。
だけど、綾乃はまだ間に合うのだからと、佳乃の(犯罪)を阻止するために
奔走する覚悟でした。
もう一つのエピですが、暮さんは佳乃たちが昔住んでいた家にやってきました。
そこで見たのは赤い実の南天の木。
立札に「佳乃と綾乃の木」と書いてあり、幸せな家庭だったのだと想像がつきました。
その赤い実をとってきて、佳乃が戻ってきたら二人で新しい芽を育ててほしいと
渡しました。
その木がうまく育ってくれたらいいですね。
そして元彼として弘基は、佳乃がサギでお金をだまし取った分を一人一人返しては
謝ったのだそうです。
サギですがみなさんが弘基の謝罪に免じて被害届を返上してくれたのか(?)
許してくれたなら佳乃さんは早く外に出られるかな・・?
これにて落着。
いろいろとありましたが、佳乃と綾乃がとにかくわかりにくかった(^^;
でも人助けという意味でも温かさがあふれたストーリーで気に入ってます。
次回、ともさかさん登場。
全8話のようなので残り2話ですね。こちらも終わるのがさびしいです。
12/04/2013 真夜中のパン屋さん 第5話
新たなキャラが登場。それは猫ちゃん・・じゃなくて佳乃さん。希実のライバル視がちょっと面白い。
第5回「元カノの秘密」
冬の寒さがしのびよる「ブランジェリークレバヤシ」に現れたひとりの美女(野村痲純)。弘基(桐山照史)の昔の彼女だと名乗る由井佳乃は、いきなり弘基に抱きつき、暮林(滝沢秀明)や希実(土屋太鳳)を驚かす。
突然ブランジェリーに住み着いた佳乃は、店のアイドルになり、斑目(六角精児)や常連客たちが毎日のように現れる。面白くない希実であったが、ある日、佳乃の部屋で、大量の札束が入ったかばんを見つけてしまう。彼女には何か秘密がありそうだが、昔を知っている弘基はとりあわない。
そんな折、見知らぬ男2人が「ブランジェリークレバヤシ」に――。
序盤で、猫を拾ってきた暮林がめっちゃ怒られるのですが
過去にも犬やうさぎを拾ってきたらしい。
弘基が食べ物屋は動物は飼えないと言ってましたけど、飼ってる店、けっこうありますよね。
店に出入りしなければいいのかもしれないけど。
この時の、二足歩行の生き物ならOKだという言質をとられ、のちに現れる佳乃を
拾ってあげることになろうとは。
しかし、この佳乃さんてば謎が多い人でした。
ともあれ、猫ちゃんは斑目さんがひきとってくれたようです。
すごくかわいくて目が合うと思わず抱きたくなるような子でした^^
そして今週はクリスマスのシュトーレンを焼きました。
**
さて、佳乃の登場ですが、中学の時に弘基と少しつきあい、婚姻届まで書いていたという相手です。
頼る人がいないからと弘基に抱きつき、例によって暮林は引き受けるのでした。
希実は今使ってる部屋を佳乃に明け渡し、隣の暮林が使っていた部屋に移動しました。
写真や書類など何かと暮林と美和子さんのものがあるので二人の歴史を見るみたいです。
そして携帯の電源をとりに戻ってみるとすでに佳乃はうたたねしていました。
そばに無造作においてあるボストンバッグに札束を見て驚く希実です。
さっそく弘基に報告しますが、犯罪がらみや借金返済などの使えない金だろうとのこと。
怪しい状況ではあるけれど、一切かかわらないことを厳命されました。
弘基が地元の友人たちに聞いてみるということで、この問題は終わります。
しかし、佳乃は客あしらいのうまいサービスぷりですっかり男性客を虜にしています。
おもしろくない希実ですが、嫉妬と受け取られてしまいました。
希実としてはあの札束にこだわりがあるためで嫉妬ではないつもりのようです^^;
翌朝、気づいたのが勝手に希実の靴下を履いてたこと。
以前もジャージやら何やら勝手に拝借していた様子。
大金を持っているのにないと言い、他人の物を勝手に使用するという根性が希実は気に入らない。
しかし、暮林は佳乃という人物そのものを信用しているのでした。
その根拠は10年前の婚姻届を大事に持っていたということで純粋だという評価です。
呆れた希実ですが、自分もそのおかげで暮林に拾ってもらってる現実を思い、何も言えないのでした。
いよいよシュトレンが焼きあがりました。
クリスマスを楽しみにして毎日カットして食べるものらしいです。
1回目の作品はおいしいけれど何か足りないという感想が暮林から出てきました。
いわく、美和子の味と違うそうです。
そのため、弘基は本気でそのプラスアルファの部分を探り当てるために押入れから日記帳や
残ってる書類や手帳、文献などを調べています。
かなり難儀な作業でしたが、材料のほかに「愛を少々」という記述が見つかるのでした。
暮林はリオ駐在だったころにクリスマスシュトーレンが送られてきて、
スカイプで向き合い、クリスマスまで毎日食べるように美和子さんから言われています。
なぜシュトーレンだけはちゃんと送ってくれるのかは秘密と笑う顔が浮かぶのでした。
そして5年前に美和子さんがドイツに行ったころに味が変わったという話を聞き出した弘基でした。
第2回試食会では斑目さんも参加。
ここでハーブが入ったということがわかります。
それはキャラウェー。
まるで鑑識の米沢さんみたいにセリ科の2年草だと説明するのが受けます。
特別な効用があり、魔女から身を守ったり、惚れ薬に使われたりするとか。
大切なものに忍ばせると無くさないでいられるとか、
大切な人との別れを防ぐとか・・etc
凄い効き目がありそうですね。キャラウェー・・ひとつ覚えました(笑
暮林は世界を相手にする商社マンだったから美和子さんは祈りを込めて贈ったということのようです。
もちろん、このキャラウェー入りが美和子さんの味だと断定する暮林でした。
そして希実は佳乃にシュトーレンを持っていき二人でお茶会。
その時に、佳乃はクリスマスは愛してる人がいるかと神様に問われているような気がすると
さびしい気持ちを語りました。
なんとなく距離が近づいた気がして希実はボストンに入ってる札束のことを言ってみましたが、
佳乃は謝るばかりで今は何も言えないが、暮林たちを裏切ることはしないから時間がほしいというのでした。
それからしばらくして、新年を迎えたところに二人の男性が現れます。
由井さん(佳乃)を探してるという二人は自分たちを「恋人」だというのでした。
いないといった弘基ですが、2階に行ってみたらボストンとともに佳乃は消えていました。
弘基は佳乃を「結婚詐欺師」だというのでした。
***
この佳乃さんという方がアイドルというのがちょっと理解できにくい状況でした。
謎は多かったですが、キャバ嬢みたいな派手で軽薄なところも見えませんでした。
悪い人ではなさそうという感じはありましたが、やたらモテタイプなので
同性の反感は買いそうですね・・確かに^^;
でも最後の「結婚詐欺師」は違和感もあります。
美和子さんが残した書類などからシュトーレンの中の「愛」は何かを探す作業ですが
暮林にはまだ「無理」だという弘基でした。
美和子さんが亡くなったことをまだ受け入れることができないから
自分がいない間の美和子さんが感じていたことに触れる勇気がないのだと言いました。
弘基はその時に一緒に開店準備をしていたわけで、いつも一緒だったわけですね。
だから5年前と聞いたら即座にドイツのデュッセルドルフに(美和子さんが行って)いたとか
ぱっと出てくるわけですね・・。
暮林が自分の知らない間の美和子さんが
何を思いどんなことをしていたかを知ろうとする時がきたら一つの前進なのでしょう。
今はまだ、亡くなったことさえも認めてないのかもしれません。
その点、弘基は交通事故に遭った美和子さんの状況を現実的に対応をしたのでしょうか・・。
それから半年たった今ですが、思いの深さは二人ともに同じようです。
そして、今週は希実のママの手紙にもびっくり。
なんとお母さんは「ともさかりえさん」でしたよね?
新恋人は医師のようですが、ソフィアから1か月で別れると断定されてました・・。
草葉の陰からって・・まだ死んでないでしょう(苦笑)
なんていうか、恋というよりは居場所を求めて恋人を作るような人らしい。
そのためには娘さえも放っておくようなところがあるというのです。
母親がそんなだと希実はさびしく育ったという状況が容易に想像できて
ソフィアも思わず手を広げてしまうのでした。
やんわり拒否されてましたけど^^;
とにかく凄い手紙でしたね。
次回、佳乃さんの件が解決・・でしょうか?
冬の寒さがしのびよる「ブランジェリークレバヤシ」に現れたひとりの美女(野村痲純)。弘基(桐山照史)の昔の彼女だと名乗る由井佳乃は、いきなり弘基に抱きつき、暮林(滝沢秀明)や希実(土屋太鳳)を驚かす。
突然ブランジェリーに住み着いた佳乃は、店のアイドルになり、斑目(六角精児)や常連客たちが毎日のように現れる。面白くない希実であったが、ある日、佳乃の部屋で、大量の札束が入ったかばんを見つけてしまう。彼女には何か秘密がありそうだが、昔を知っている弘基はとりあわない。
そんな折、見知らぬ男2人が「ブランジェリークレバヤシ」に――。
序盤で、猫を拾ってきた暮林がめっちゃ怒られるのですが
過去にも犬やうさぎを拾ってきたらしい。
弘基が食べ物屋は動物は飼えないと言ってましたけど、飼ってる店、けっこうありますよね。
店に出入りしなければいいのかもしれないけど。
この時の、二足歩行の生き物ならOKだという言質をとられ、のちに現れる佳乃を
拾ってあげることになろうとは。
しかし、この佳乃さんてば謎が多い人でした。
ともあれ、猫ちゃんは斑目さんがひきとってくれたようです。
すごくかわいくて目が合うと思わず抱きたくなるような子でした^^
そして今週はクリスマスのシュトーレンを焼きました。
**
さて、佳乃の登場ですが、中学の時に弘基と少しつきあい、婚姻届まで書いていたという相手です。
頼る人がいないからと弘基に抱きつき、例によって暮林は引き受けるのでした。
希実は今使ってる部屋を佳乃に明け渡し、隣の暮林が使っていた部屋に移動しました。
写真や書類など何かと暮林と美和子さんのものがあるので二人の歴史を見るみたいです。
そして携帯の電源をとりに戻ってみるとすでに佳乃はうたたねしていました。
そばに無造作においてあるボストンバッグに札束を見て驚く希実です。
さっそく弘基に報告しますが、犯罪がらみや借金返済などの使えない金だろうとのこと。
怪しい状況ではあるけれど、一切かかわらないことを厳命されました。
弘基が地元の友人たちに聞いてみるということで、この問題は終わります。
しかし、佳乃は客あしらいのうまいサービスぷりですっかり男性客を虜にしています。
おもしろくない希実ですが、嫉妬と受け取られてしまいました。
希実としてはあの札束にこだわりがあるためで嫉妬ではないつもりのようです^^;
翌朝、気づいたのが勝手に希実の靴下を履いてたこと。
以前もジャージやら何やら勝手に拝借していた様子。
大金を持っているのにないと言い、他人の物を勝手に使用するという根性が希実は気に入らない。
しかし、暮林は佳乃という人物そのものを信用しているのでした。
その根拠は10年前の婚姻届を大事に持っていたということで純粋だという評価です。
呆れた希実ですが、自分もそのおかげで暮林に拾ってもらってる現実を思い、何も言えないのでした。
いよいよシュトレンが焼きあがりました。
クリスマスを楽しみにして毎日カットして食べるものらしいです。
1回目の作品はおいしいけれど何か足りないという感想が暮林から出てきました。
いわく、美和子の味と違うそうです。
そのため、弘基は本気でそのプラスアルファの部分を探り当てるために押入れから日記帳や
残ってる書類や手帳、文献などを調べています。
かなり難儀な作業でしたが、材料のほかに「愛を少々」という記述が見つかるのでした。
暮林はリオ駐在だったころにクリスマスシュトーレンが送られてきて、
スカイプで向き合い、クリスマスまで毎日食べるように美和子さんから言われています。
なぜシュトーレンだけはちゃんと送ってくれるのかは秘密と笑う顔が浮かぶのでした。
そして5年前に美和子さんがドイツに行ったころに味が変わったという話を聞き出した弘基でした。
第2回試食会では斑目さんも参加。
ここでハーブが入ったということがわかります。
それはキャラウェー。
まるで鑑識の米沢さんみたいにセリ科の2年草だと説明するのが受けます。
特別な効用があり、魔女から身を守ったり、惚れ薬に使われたりするとか。
大切なものに忍ばせると無くさないでいられるとか、
大切な人との別れを防ぐとか・・etc
凄い効き目がありそうですね。キャラウェー・・ひとつ覚えました(笑
暮林は世界を相手にする商社マンだったから美和子さんは祈りを込めて贈ったということのようです。
もちろん、このキャラウェー入りが美和子さんの味だと断定する暮林でした。
そして希実は佳乃にシュトーレンを持っていき二人でお茶会。
その時に、佳乃はクリスマスは愛してる人がいるかと神様に問われているような気がすると
さびしい気持ちを語りました。
なんとなく距離が近づいた気がして希実はボストンに入ってる札束のことを言ってみましたが、
佳乃は謝るばかりで今は何も言えないが、暮林たちを裏切ることはしないから時間がほしいというのでした。
それからしばらくして、新年を迎えたところに二人の男性が現れます。
由井さん(佳乃)を探してるという二人は自分たちを「恋人」だというのでした。
いないといった弘基ですが、2階に行ってみたらボストンとともに佳乃は消えていました。
弘基は佳乃を「結婚詐欺師」だというのでした。
***
この佳乃さんという方がアイドルというのがちょっと理解できにくい状況でした。
謎は多かったですが、キャバ嬢みたいな派手で軽薄なところも見えませんでした。
悪い人ではなさそうという感じはありましたが、やたらモテタイプなので
同性の反感は買いそうですね・・確かに^^;
でも最後の「結婚詐欺師」は違和感もあります。
美和子さんが残した書類などからシュトーレンの中の「愛」は何かを探す作業ですが
暮林にはまだ「無理」だという弘基でした。
美和子さんが亡くなったことをまだ受け入れることができないから
自分がいない間の美和子さんが感じていたことに触れる勇気がないのだと言いました。
弘基はその時に一緒に開店準備をしていたわけで、いつも一緒だったわけですね。
だから5年前と聞いたら即座にドイツのデュッセルドルフに(美和子さんが行って)いたとか
ぱっと出てくるわけですね・・。
暮林が自分の知らない間の美和子さんが
何を思いどんなことをしていたかを知ろうとする時がきたら一つの前進なのでしょう。
今はまだ、亡くなったことさえも認めてないのかもしれません。
その点、弘基は交通事故に遭った美和子さんの状況を現実的に対応をしたのでしょうか・・。
それから半年たった今ですが、思いの深さは二人ともに同じようです。
そして、今週は希実のママの手紙にもびっくり。
なんとお母さんは「ともさかりえさん」でしたよね?
新恋人は医師のようですが、ソフィアから1か月で別れると断定されてました・・。
草葉の陰からって・・まだ死んでないでしょう(苦笑)
なんていうか、恋というよりは居場所を求めて恋人を作るような人らしい。
そのためには娘さえも放っておくようなところがあるというのです。
母親がそんなだと希実はさびしく育ったという状況が容易に想像できて
ソフィアも思わず手を広げてしまうのでした。
やんわり拒否されてましたけど^^;
とにかく凄い手紙でしたね。
次回、佳乃さんの件が解決・・でしょうか?
11/27/2013 真夜中のパン屋さん 第4話
織絵ママの家出の真相は意外なものでした。そんな理由で子供を置き去りにできるなんて・・。
第4回「恋って、おいしい?」
こだま(藤野大輝)を家に残したまま失踪していた織絵(前田亜季)は実はソフィア(ムロツヨシ)のところにいた!
一方、斑目(六角精児)が窓の外からのぞく意中の人・高遠由香里は、ある日、睡眠薬の服薬で命の危険にさらされるが、斑目が窓の外から気づいたことにより、一命をとりとめる。斑目はその事件を機にのぞきをやめ、自らが追い求めた長年の片思いに終止符をうつことを決める。
そんな中、暮林(滝沢秀明)はついに織絵と会い、こだまをほったらかしにする理由を問う。その答えは意外なものだった・・・
先週、仲たがいしたように出て行った弘基ですが、
翌朝になったら帰ってきました。
どうせ、まともな朝食もないだろうっておにぎりを作ってくれるのがいいわね。
亡くなった美和子さんを思う気持ちと
その遺志をついでパン屋さんを続けていくことが弘基の一つの芯となってるようです。
あと数年で美和子さんを自分に振り向かせてたはずだと告げるところが戦線布告でしたが
亡くなってしまってるわけですしね・・。
好きな人をどれだけ好きでいられるかというまっすぐな気持ちが大事だと語りだしました。
発酵させ熟成を待ち、焼き上げるってまるでパンですね。
こだまくんはおいしそうだと言いますが本当にいい味がしそう。
ともあれ、美和子さんの夢を実現するのは自分の腕だからと店に戻ることに決めたのだそうです。
暮林としてもそれに異存はなく握手で和解。
一度ははっきりと二人の意志を交換してみたいところだったので
言いたいことを言えたのは良かったようです。
とにかくいつものベーカリーが戻ってきて一安心。
ていうか、希実は店を営業する以上、きちんと開店することがお客との信頼関係を作るのだと
暮林に進言してました。
高校生の子に教えられたね!
その希実は母親の恋のおかげでいつも置き去りにされていたようで
恋はしないというのでした。
もう一つ希実についてわかったことがあり、それは美和子さんと腹違いの妹ではなかったらしいこと。
父親が20年以上も前に亡くなっているのでありえない話だそうです。
おそらく美和子さんと希実の母親が友人で、話を合わせたということのようです。
だからといって、暮林も追い出そうという発想はなくて、今まで通りにみんな家族ってところが
暮林らしいのでした。
そんなところに斑目さんが現れ、例の好きな女性の様子がおかしいと言い出して
皆に助けを求めるのでした。
のぞき趣味はまずいですが、今週は間一髪、命が助かったので、結果オーライですかね。
しかし、オーバードーズ・・睡眠薬を飲みすぎるって・・・つらい恋をしていたためだそうですが。
これを機に女性は実家に帰ることにしたらしく、斑目さんはのぞきをやめることを決意したのでした。
のちに命の恩人へと手紙がきたそうです。
もう会えないといいますが、今度こそチャンスでは・・?
織絵さんはソフィアのところにいましたが、単に弱っていたのを助けてくれただけの関係のようでした。
斑目さんはその織絵さんを望遠鏡で見つけ、ついに暮林が合うことができました。
そしてこだま君を置き去りにする理由をきいてみたところ、
こだまと一緒にいたくないというびっくりなことを言い出します。
そのココロは、自分と一緒にいないほうが幸せになれるとか・・。
織絵さんの実家は父親が病院を経営し織絵さんも医者になることを期待されていたそうです。
ところが成績が悪かったとかで医者になれず期待に背いてしまったのでした。
だが看護師として、大学病院に勤め、不倫ながらも優秀な医者の子供を産むことができた。
現実に1歳の時に知能が高いと言われ父の期待通りになるはずだったということです。
しかし幼稚園、小学校と受験に失敗したことが、苦しみの原因になったといいます。
自分に似て出来がよくないと悟ったらしいのでした。
しかも万引きをした自分と重ねてこだま君の以前のパンの泥棒の件も遺伝だと言い出します。
自分が母親としてできるのはこだまから離れることだというのでした。
唖然とするばかりの異常な論理。
一つ一つ反論できたはずですが
暮林は、こだま君のパンの件は、美和子さんがいくらでも店のパンを持って行っていいという
お墨付きがあったと彼の名誉のために伝えました。
毎日、織江さんのためにパンを作っているこだまくんだと教えます。
愛する人が亡くなった自分と違い、かわいいこだま君がそばにいるなら
一緒にいることが大事だというのでした。
*****
帰ってきたこだま君を抱きしめてチョココルネをおいしく食べたおかあさん。
これからは今のこだま君としっかり向き合って二人の生活を楽しめるでしょうか。
それにしても、優秀な遺伝子を取り込むために大学病院に勤めたという話が
あまりにもぶっ飛びました。
でもありそうな話ですね。
この家が立派なのも現実に生活には困ってなさそうなのも
親が病院経営だからできるってことなんですね。
ただこだま君自身はすごくいい子に育ってるし、本当に優秀なのでは?
幼稚園や小学校のお受験て、親の面接が重要だったりするし
能力とは無関係なところで決まる面もありそうです。
男の子は高校ぐらいで伸びるというし、医者は大学受験で逆転じゃない?
仮に大学に在籍している文系の人だって、あるいは社会に出た人だって
必要があれば医学部再受験するという話だってあります。
あまり早く決めつけないほうがいいわよ。
それよりもお母さんの知人がくるとこだま君は外に追い出されていたという
以前の話が、つながってないので訝しい気がします。
恋人と思わせといて実は、誰もいなかった?
誰もそんな相手がいないのに、こだま君を雨の中、外に出したというのが
この母親、病んでるとしか思えません。
そばにいるべき母親が育児放棄して家出し、
誰かが通報してこだま君が施設などに引きとられるのを待っていたんでしょうか?
どう考えてもほのぼのとした結論にはならなそうなのに
暮林が美味しいパンは人を幸せにすると目くらましのように丸く収めたのは
いいのか悪いのかといったところです。
だがまあこれだけ母親を慕うこだま君を愛するのは当然でしょうし、
ひとまず、こだま君の件は解決し、母子これからは普通に仲良く暮らせるでしょう。
そして、いよいよ希実の母親の問題に移りそうですね。
こだま君の母子の問題や、
弘基の恋の話などで
助走がありましたがこれがすべて希実へとつながる道だったようです。
斑目さんも、弘基も恋は甘くおいしいもののように語りますが
希実の頑なな恋への拒否発言を撤回させることはできるでしょうか。
ああ・・しかし、パンが食べたい。
希実がランチにもらっていたフランスパンのサンドイッチがおいしそうだった~~♪
こだま(藤野大輝)を家に残したまま失踪していた織絵(前田亜季)は実はソフィア(ムロツヨシ)のところにいた!
一方、斑目(六角精児)が窓の外からのぞく意中の人・高遠由香里は、ある日、睡眠薬の服薬で命の危険にさらされるが、斑目が窓の外から気づいたことにより、一命をとりとめる。斑目はその事件を機にのぞきをやめ、自らが追い求めた長年の片思いに終止符をうつことを決める。
そんな中、暮林(滝沢秀明)はついに織絵と会い、こだまをほったらかしにする理由を問う。その答えは意外なものだった・・・
先週、仲たがいしたように出て行った弘基ですが、
翌朝になったら帰ってきました。
どうせ、まともな朝食もないだろうっておにぎりを作ってくれるのがいいわね。
亡くなった美和子さんを思う気持ちと
その遺志をついでパン屋さんを続けていくことが弘基の一つの芯となってるようです。
あと数年で美和子さんを自分に振り向かせてたはずだと告げるところが戦線布告でしたが
亡くなってしまってるわけですしね・・。
好きな人をどれだけ好きでいられるかというまっすぐな気持ちが大事だと語りだしました。
発酵させ熟成を待ち、焼き上げるってまるでパンですね。
こだまくんはおいしそうだと言いますが本当にいい味がしそう。
ともあれ、美和子さんの夢を実現するのは自分の腕だからと店に戻ることに決めたのだそうです。
暮林としてもそれに異存はなく握手で和解。
一度ははっきりと二人の意志を交換してみたいところだったので
言いたいことを言えたのは良かったようです。
とにかくいつものベーカリーが戻ってきて一安心。
ていうか、希実は店を営業する以上、きちんと開店することがお客との信頼関係を作るのだと
暮林に進言してました。
高校生の子に教えられたね!
その希実は母親の恋のおかげでいつも置き去りにされていたようで
恋はしないというのでした。
もう一つ希実についてわかったことがあり、それは美和子さんと腹違いの妹ではなかったらしいこと。
父親が20年以上も前に亡くなっているのでありえない話だそうです。
おそらく美和子さんと希実の母親が友人で、話を合わせたということのようです。
だからといって、暮林も追い出そうという発想はなくて、今まで通りにみんな家族ってところが
暮林らしいのでした。
そんなところに斑目さんが現れ、例の好きな女性の様子がおかしいと言い出して
皆に助けを求めるのでした。
のぞき趣味はまずいですが、今週は間一髪、命が助かったので、結果オーライですかね。
しかし、オーバードーズ・・睡眠薬を飲みすぎるって・・・つらい恋をしていたためだそうですが。
これを機に女性は実家に帰ることにしたらしく、斑目さんはのぞきをやめることを決意したのでした。
のちに命の恩人へと手紙がきたそうです。
もう会えないといいますが、今度こそチャンスでは・・?
織絵さんはソフィアのところにいましたが、単に弱っていたのを助けてくれただけの関係のようでした。
斑目さんはその織絵さんを望遠鏡で見つけ、ついに暮林が合うことができました。
そしてこだま君を置き去りにする理由をきいてみたところ、
こだまと一緒にいたくないというびっくりなことを言い出します。
そのココロは、自分と一緒にいないほうが幸せになれるとか・・。
織絵さんの実家は父親が病院を経営し織絵さんも医者になることを期待されていたそうです。
ところが成績が悪かったとかで医者になれず期待に背いてしまったのでした。
だが看護師として、大学病院に勤め、不倫ながらも優秀な医者の子供を産むことができた。
現実に1歳の時に知能が高いと言われ父の期待通りになるはずだったということです。
しかし幼稚園、小学校と受験に失敗したことが、苦しみの原因になったといいます。
自分に似て出来がよくないと悟ったらしいのでした。
しかも万引きをした自分と重ねてこだま君の以前のパンの泥棒の件も遺伝だと言い出します。
自分が母親としてできるのはこだまから離れることだというのでした。
唖然とするばかりの異常な論理。
一つ一つ反論できたはずですが
暮林は、こだま君のパンの件は、美和子さんがいくらでも店のパンを持って行っていいという
お墨付きがあったと彼の名誉のために伝えました。
毎日、織江さんのためにパンを作っているこだまくんだと教えます。
愛する人が亡くなった自分と違い、かわいいこだま君がそばにいるなら
一緒にいることが大事だというのでした。
*****
帰ってきたこだま君を抱きしめてチョココルネをおいしく食べたおかあさん。
これからは今のこだま君としっかり向き合って二人の生活を楽しめるでしょうか。
それにしても、優秀な遺伝子を取り込むために大学病院に勤めたという話が
あまりにもぶっ飛びました。
でもありそうな話ですね。
この家が立派なのも現実に生活には困ってなさそうなのも
親が病院経営だからできるってことなんですね。
ただこだま君自身はすごくいい子に育ってるし、本当に優秀なのでは?
幼稚園や小学校のお受験て、親の面接が重要だったりするし
能力とは無関係なところで決まる面もありそうです。
男の子は高校ぐらいで伸びるというし、医者は大学受験で逆転じゃない?
仮に大学に在籍している文系の人だって、あるいは社会に出た人だって
必要があれば医学部再受験するという話だってあります。
あまり早く決めつけないほうがいいわよ。
それよりもお母さんの知人がくるとこだま君は外に追い出されていたという
以前の話が、つながってないので訝しい気がします。
恋人と思わせといて実は、誰もいなかった?
誰もそんな相手がいないのに、こだま君を雨の中、外に出したというのが
この母親、病んでるとしか思えません。
そばにいるべき母親が育児放棄して家出し、
誰かが通報してこだま君が施設などに引きとられるのを待っていたんでしょうか?
どう考えてもほのぼのとした結論にはならなそうなのに
暮林が美味しいパンは人を幸せにすると目くらましのように丸く収めたのは
いいのか悪いのかといったところです。
だがまあこれだけ母親を慕うこだま君を愛するのは当然でしょうし、
ひとまず、こだま君の件は解決し、母子これからは普通に仲良く暮らせるでしょう。
そして、いよいよ希実の母親の問題に移りそうですね。
こだま君の母子の問題や、
弘基の恋の話などで
助走がありましたがこれがすべて希実へとつながる道だったようです。
斑目さんも、弘基も恋は甘くおいしいもののように語りますが
希実の頑なな恋への拒否発言を撤回させることはできるでしょうか。
ああ・・しかし、パンが食べたい。
希実がランチにもらっていたフランスパンのサンドイッチがおいしそうだった~~♪
11/20/2013 真夜中のパン屋さん 第3話
こだまくんが同居を始めてややホッとしたのもつかの間、次々と難題が出てきますね。
第3回「普通じゃない人々」
暮林(滝沢秀明)の「ブランジェリークレバヤシ」には、次々と変わった客がやってくる。ニューハーフのソフィア(ムロツヨシ)もそのひとり。フランス通の彼女は、半可通を気取り、職人気質の弘基(桐山照史)を怒らせる。
また、脚本家の斑目(六角精児)も、変わった常連のひとり。のぞきが趣味の彼は、どうやら、通行人を人間観察でのぞき、仕事に役立たせるほかに何か秘密をもっているらしい。
希実(土屋太鳳)とこだま(藤野大輝)に隠していたその趣味を知られた斑目は、突如、店に現れ、ある事実を告白する――。
今週はラストでタッキーと桐山君の「謎」の決別があり、いまだに混乱中???
ていうかなぜ怒り出したのかよくわかりません。
***
先週、こだまくんの母親がどうやら家出したらしいことが見えてましたが
予想通り、暮林や弘基の勘が良くて、
その件がはっきりと明るみに出ました。
こだまくんは子供なりに隠し通していたようですが、毎日パンを作りにやってくることに
疑問を感じた二人の作戦勝ちでした。
てか、希実も一枚かんで、ビラ配りしながら腹痛を演じ、巧みに家に入り込むなど
すっかり騙されてしまうこだまくんでした。
部屋のなかは食べたものや脱いだ服が散乱して荒れ放題なのに
別室のテーブルの上には整然とパン入りの紙袋が並び、
メモには毎日奮闘したパンの一言が書かれ、ママ大好きの気持ちがあふれています。
子供が母を求めているというのになぜあのお母さんは勝手に家出するんでしょうね。
ラストあたりで見た母親はあのオカマのホームレスのところにいて謎が深まりました。
とにかく暮林の「今日から泊まり込みで修業だ」というひとことで同居が始まり、
視聴者一同ほっと胸をなでおろしました。
ただ希実もカッコウの鳥のように、親がほかの巣に卵を産むような感じで
よその家に育てられたという本人の話があり、親戚を転々としてきたのか?と・・(不憫な子)。
希実の芯の強い群れない性格はこういった環境によるものとわかりました。
それでもぐれたりせずにこうやって賢く将来を見据えているところなどはご立派。
接したオトナにきちんとモノを説くちゃんとした人がいたのかもしれません。
そして、同時進行で斑目さんの件が発覚。
それは望遠鏡でのぞきをしているということでした。
あの・・それ犯罪ですよ・・・。
なんせ(相棒で)鑑識の米沢さんなので、どうしても悪いことをしている変態風には見えないし
本人自身が全然悪びれて見えないのが余計犯罪に見せてないという間違った循環を作ってます(^^;
天下の★HKが大丈夫でしょうか(笑
こだまくんが食器などを割ってしまった交換条件として口止めをしてましたが
本人もだんだん怖くなり、暮林に告白となるのでした。
まるで教会で牧師さんに懺悔するようなイメージでしたよね(笑
しかし脚本を書くような人がストーカーに断定され、
半径200メートル以内に近寄ると罰せられるというのが唖然とする告白でした。
なぜそんなことになってしまうのかがよくわからないのですが
好きという感情の高まりがついつい正常の範囲を超えた追っかけになり、
相手が恐怖を感じたことが警察の介入になるのですね。
これがちゃんとした交際へとつながるような相手であればなんでもないのに・・。
ここが、「変態」になるか「恋人」になるかの分かれ目みたいな・・。
こればかりは相手の好みも判断もありますから、常識的なところであきらめていたら
そこまでむごいことにはならなかったのですよね・・。
かといってそれでのぞきをするのは、一線を越えてますから犯罪ですし、
女性にしてみれば恐怖だし気持ち悪いものです。
それで斑目さんはもうこのパン屋にもこないからというわけですが
暮林は「(ストーカーなんかじゃない)普通のただの大切なお客さん」として
これからも来てほしいというのでした。
しかし、ここでむっとした弘基が怒り出しました。
「ただのお客」というのが許せないというのです。
暮林がどういう人でもどんな奴でも受け入れて、その結果、弘基がここにいるという現実。
(好きだった)美和子さんと暮林が結婚した時に、普通なら二人の前から姿を消すのに
(逆に二人のそばにいたから)自分も「普通じゃなかった」と自棄気味。
この先、世界一流のブランジェになっても暮林を越えられないという弘基。
すると暮林のほうでも「そんな気持ちでパンを作るな」というキレ方に変わり
一緒にやれないというのでした。
そして二人は決別・・唖然・・・。
***
今回はサブタイトルに「普通じゃない人々」と題されたように
風変わりな人が次々と現れました。
先の斑目さんののぞき趣味の変態もそれでしたし、
ムロツヨシさんの女装スタイルもそうですね。
タッキーと桐山くんを大好物だと胸を撫でるあたりが爆笑でしたが
二人ともに慣れてる顔なのがまたおかしいのでした。
パリで食べた味だというクロワッサンは弘基が日本風にアレンジしたものだったとは
せっかくのお褒めの言葉も残念でした。
だけれどおいしいものは、美味しいでいいですよね。
とにかくこの女装の「ソフィア」と名乗るムロさんが、入っていったのがホームレスの部屋。
そこに、こだま君の母親がいたのでした!
なぜこんなところに・・この人が恋人ではないですよね。
こういうわかりやすい変態風の「普通じゃない人」とは一線を画している点で
弘基の微妙な気持ちを抱えた「普通じゃない」部分もありました。
そして、今週もっとも静かにドキンとした(?)のは
希実に対する「普通じゃない」告白・・
クラスメートの男子が好きだと言ってくれたのは良かったのですけれど
なぜ好きなのかと問われて「だって変な奴だし、普通じゃないから」と答えるところが
告白の前に自爆しています。
だけれど、言われた希実はややショックだったでしょうか・・。
決して悪い意味で言ってはいないのでしょうけどね。
今週も希実と涼香の間には溝があり
先週のクラス委員の運動の女子がわざわざ、涼香を裏切る発言をしてくるのがまた面倒なのです。
女子のグループってこんなに面倒くさかったっけ?
小学生もしくは中学(?)ぐらいだったらまだ友達のグループ問題もあるでしょうけれど
希実の学校は進学校みたいだし、勉強に目の色を変える時期じゃない?
こんなばかばかしいことにいつまでこだわるんでしょうね・・。
そのうち、さびしさを抱えた涼香が、いつも凛としている希実に対して
和解を求めてきそうな気がします。
とにかく暮林と弘基の間には美和子さんの件が深く横たわっていて
弘基の気持ちも何もかも承知で引き受けたであろう暮林の様子が推測できるのですが、
負け犬のような感情を見せた弘基に対して今回は厳しい判断を示したのですね・・。
この心の襞のちょっとした部分が見えるようで見えないもどかしさ。
単なる口げんか程度にごまかせるはずだったのに
まじめに反応しただけなんでしょうか。
それでも暮林らしくなくて、ちょっと腑におちません・・
次回は、こだま君のお母さんがもどってきそうですね?
暮林(滝沢秀明)の「ブランジェリークレバヤシ」には、次々と変わった客がやってくる。ニューハーフのソフィア(ムロツヨシ)もそのひとり。フランス通の彼女は、半可通を気取り、職人気質の弘基(桐山照史)を怒らせる。
また、脚本家の斑目(六角精児)も、変わった常連のひとり。のぞきが趣味の彼は、どうやら、通行人を人間観察でのぞき、仕事に役立たせるほかに何か秘密をもっているらしい。
希実(土屋太鳳)とこだま(藤野大輝)に隠していたその趣味を知られた斑目は、突如、店に現れ、ある事実を告白する――。
今週はラストでタッキーと桐山君の「謎」の決別があり、いまだに混乱中???
ていうかなぜ怒り出したのかよくわかりません。
***
先週、こだまくんの母親がどうやら家出したらしいことが見えてましたが
予想通り、暮林や弘基の勘が良くて、
その件がはっきりと明るみに出ました。
こだまくんは子供なりに隠し通していたようですが、毎日パンを作りにやってくることに
疑問を感じた二人の作戦勝ちでした。
てか、希実も一枚かんで、ビラ配りしながら腹痛を演じ、巧みに家に入り込むなど
すっかり騙されてしまうこだまくんでした。
部屋のなかは食べたものや脱いだ服が散乱して荒れ放題なのに
別室のテーブルの上には整然とパン入りの紙袋が並び、
メモには毎日奮闘したパンの一言が書かれ、ママ大好きの気持ちがあふれています。
子供が母を求めているというのになぜあのお母さんは勝手に家出するんでしょうね。
ラストあたりで見た母親はあのオカマのホームレスのところにいて謎が深まりました。
とにかく暮林の「今日から泊まり込みで修業だ」というひとことで同居が始まり、
視聴者一同ほっと胸をなでおろしました。
ただ希実もカッコウの鳥のように、親がほかの巣に卵を産むような感じで
よその家に育てられたという本人の話があり、親戚を転々としてきたのか?と・・(不憫な子)。
希実の芯の強い群れない性格はこういった環境によるものとわかりました。
それでもぐれたりせずにこうやって賢く将来を見据えているところなどはご立派。
接したオトナにきちんとモノを説くちゃんとした人がいたのかもしれません。
そして、同時進行で斑目さんの件が発覚。
それは望遠鏡でのぞきをしているということでした。
あの・・それ犯罪ですよ・・・。
なんせ(相棒で)鑑識の米沢さんなので、どうしても悪いことをしている変態風には見えないし
本人自身が全然悪びれて見えないのが余計犯罪に見せてないという間違った循環を作ってます(^^;
天下の★HKが大丈夫でしょうか(笑
こだまくんが食器などを割ってしまった交換条件として口止めをしてましたが
本人もだんだん怖くなり、暮林に告白となるのでした。
まるで教会で牧師さんに懺悔するようなイメージでしたよね(笑
しかし脚本を書くような人がストーカーに断定され、
半径200メートル以内に近寄ると罰せられるというのが唖然とする告白でした。
なぜそんなことになってしまうのかがよくわからないのですが
好きという感情の高まりがついつい正常の範囲を超えた追っかけになり、
相手が恐怖を感じたことが警察の介入になるのですね。
これがちゃんとした交際へとつながるような相手であればなんでもないのに・・。
ここが、「変態」になるか「恋人」になるかの分かれ目みたいな・・。
こればかりは相手の好みも判断もありますから、常識的なところであきらめていたら
そこまでむごいことにはならなかったのですよね・・。
かといってそれでのぞきをするのは、一線を越えてますから犯罪ですし、
女性にしてみれば恐怖だし気持ち悪いものです。
それで斑目さんはもうこのパン屋にもこないからというわけですが
暮林は「(ストーカーなんかじゃない)普通のただの大切なお客さん」として
これからも来てほしいというのでした。
しかし、ここでむっとした弘基が怒り出しました。
「ただのお客」というのが許せないというのです。
暮林がどういう人でもどんな奴でも受け入れて、その結果、弘基がここにいるという現実。
(好きだった)美和子さんと暮林が結婚した時に、普通なら二人の前から姿を消すのに
(逆に二人のそばにいたから)自分も「普通じゃなかった」と自棄気味。
この先、世界一流のブランジェになっても暮林を越えられないという弘基。
すると暮林のほうでも「そんな気持ちでパンを作るな」というキレ方に変わり
一緒にやれないというのでした。
そして二人は決別・・唖然・・・。
***
今回はサブタイトルに「普通じゃない人々」と題されたように
風変わりな人が次々と現れました。
先の斑目さんののぞき趣味の変態もそれでしたし、
ムロツヨシさんの女装スタイルもそうですね。
タッキーと桐山くんを大好物だと胸を撫でるあたりが爆笑でしたが
二人ともに慣れてる顔なのがまたおかしいのでした。
パリで食べた味だというクロワッサンは弘基が日本風にアレンジしたものだったとは
せっかくのお褒めの言葉も残念でした。
だけれどおいしいものは、美味しいでいいですよね。
とにかくこの女装の「ソフィア」と名乗るムロさんが、入っていったのがホームレスの部屋。
そこに、こだま君の母親がいたのでした!
なぜこんなところに・・この人が恋人ではないですよね。
こういうわかりやすい変態風の「普通じゃない人」とは一線を画している点で
弘基の微妙な気持ちを抱えた「普通じゃない」部分もありました。
そして、今週もっとも静かにドキンとした(?)のは
希実に対する「普通じゃない」告白・・
クラスメートの男子が好きだと言ってくれたのは良かったのですけれど
なぜ好きなのかと問われて「だって変な奴だし、普通じゃないから」と答えるところが
告白の前に自爆しています。
だけれど、言われた希実はややショックだったでしょうか・・。
決して悪い意味で言ってはいないのでしょうけどね。
今週も希実と涼香の間には溝があり
先週のクラス委員の運動の女子がわざわざ、涼香を裏切る発言をしてくるのがまた面倒なのです。
女子のグループってこんなに面倒くさかったっけ?
小学生もしくは中学(?)ぐらいだったらまだ友達のグループ問題もあるでしょうけれど
希実の学校は進学校みたいだし、勉強に目の色を変える時期じゃない?
こんなばかばかしいことにいつまでこだわるんでしょうね・・。
そのうち、さびしさを抱えた涼香が、いつも凛としている希実に対して
和解を求めてきそうな気がします。
とにかく暮林と弘基の間には美和子さんの件が深く横たわっていて
弘基の気持ちも何もかも承知で引き受けたであろう暮林の様子が推測できるのですが、
負け犬のような感情を見せた弘基に対して今回は厳しい判断を示したのですね・・。
この心の襞のちょっとした部分が見えるようで見えないもどかしさ。
単なる口げんか程度にごまかせるはずだったのに
まじめに反応しただけなんでしょうか。
それでも暮林らしくなくて、ちょっと腑におちません・・
次回は、こだま君のお母さんがもどってきそうですね?
11/13/2013 真夜中のパン屋さん 第2話
今週は遺棄児童のお話でしたが、これは流せないですね・・。こだまくんどうなるんでしょう?
第2回「小さなパン泥棒」
「ブランジェリークレバヤシ」にある日、とても小さな客が現れる。こだま(藤野大輝)、と名乗るその少年は、「お姉ちゃんと約束した」といって、パンを手づかみにし金を払わずにもって行こうとする。
万引きとしてこだまを捕まえた希実(土屋太鳳)は、暮林(滝沢秀明)の指示で、少年の家に行き、お金をもらってくるように言われる。しぶしぶこだまとともに家に行った希実は、そこで母・織絵(前田亜季)と会い、1万円を手渡される。パン代にしては高いその金を強引におしつけられ、納得がいかない希実だったが、帰りがけに織絵が、こだまを叩く音を聞く・・・。
このこだまを虐待する様子を外から感じた希実はとても重い気持ちになってしまうのですが、
暮林(タッキー)は、希実につらい役割を押し付けたことを謝るのでした。
暮林ってばなんて優しいのでしょうね。
まなざしが滋味にあふれていたのでしたが、思いやるという能力が人一倍強いみたいです。
さて、今週はこだまくんの登場でした。
この子は、母親一人、子一人という環境ですが家自体が大きいですし
不自由ない家の子みたいな印象があったのですね。
なぜ、パンを盗むかという件については、のちに解説があり
暮林の亡き妻・美和子さんが、過去にいつでも好きなだけ持って行っていいという
お墨付きがあったということでした。
だんだん、事情がわかってくるのですが、母親はどうやら虐待を重ねているようです。
パンの代金についても高額を支払い表沙汰にしないよう口封じをしていましたし
いきなり土下座というのも激しすぎます。
一見、物わかりのよさそうないいお母さんに見えたけれど、
子供に対しては強くぶっていたようでした。
それでも寝ている子供を抱きしめたりと本当はかわいがってるわけです。
感情の盛り上げと下げ幅が大きいジェットコースタータイプみたいなところがあります。
そして、ある日わかってしまったのですが、どうやら恋人らしき人がいるようです。
なんとそんな日はこだまは外に追い出されてしまうというのですね。
絶句してしまいます。
しかも希実も子供のころの自分とリンクしたようでこだまを連れ帰ったのでした。
とにかくこんな小さな子・・意味がわかったら傷つきますね・・。
雨の中、濡れながら時間をつぶし、希実にはたくみにごまかしながらも
それでも母親の好きなチョコレートのパンをたくさん持ち帰ったというのが泣かせます。
しかし、母親はその日から帰ってこなくなったのでした。
一人残されたこだまでしたけれど、ひとまず初日はもらったパンでしのいだのかな?
だけれど、こんな小さな子がいつまで過ごせるでしょうか・・。
あのテーブルの上にあった置手紙をとっさに隠したこだまでしたが。
早く、だれかが気づいてあげてほしいものです・・。
***
亡くなった美和子さんはこだまの家庭の事情を知っていた可能性がありますね?
だからパンは顔パスという約束をしたのでしょう。
しかし、亡くなってから半年経っての行動(万引き)でしたから、
その間の母親は情緒が安定していたのかもしれません。
母親がおかしくなると子供って敏感に反応しますからね・・。
ともかく、妙に明るいこの子が世間を渡りきる技術を身に着けてるような印象があり
不憫でならないですね・・。かわいそうに・・。
大好きなお母さんが帰ってこなくなったというのがまた恐怖だと思うのですけれど
希実たちには嘘でごまかしていたので、慣れているのかしら??
「Woman」の時も小栗君が母親に遺棄された件を語っていたのが衝撃でしたけれど
実際、このようなことはよくあるんですね。
現実に母親が家出して子供が死亡した事件は記憶に残っていますが
非常にやりきれない印象を社会に与えたものです。
自分にできることはないかと皆その時は思うのですけれど
意外とできることってないのがまたつらいといいますか。
結局、役所へ連絡するのが精いっぱいでしょうか。
ただ、こだまくんの場合はとにかく希実たちが接している点で救いがあります。
希実があのパン屋さんの2階に居候したみたいに、この子も一緒に暮らしたらどうかしら(無理?
そして今週は反涼香の勢力が希実に協力を求めてきました。
クラス委員を選抜するというのも根回しがあるんですね(笑
希実は、涼香をお山の大将に祭り上げてシカトする作戦だろうと
吐き捨てるように言ってましたが、
あの運動員の女子生徒は、希実もこれで自分たちのグループに勧誘みたいな意図もあったのですね。
残念ながら希実は一人が怖くないので、そういった票集めは無効でした。
でも涼香はクラス委員になりたかったのかしら?
微妙な顔を希実に向けてきましたね。
そしてこのパン屋さんも時流に乗ってデリバリーを始めることになりました。
あのオタクの方の買いだめ量はすごかったですけれど、
買いたくても買いに行けない人のために配達を思いついたのは良かったですね。
しかし、スタッフは三人で、一人は学校だし、大量に作らないといけない職人は二人しかいない。
暮林が配達してましたが、そのうち希実も配達要因になるということだしこれは大変かも・・。
昼間営業してない時間のデリバリーならできるでしょうが、いつ休むのかという話ですよね^^;
とにかくこのパン屋さんはどのパンもおいしそうで10時過ぎにこんなのを見せられると
困りますね~~。
真夜中のパン屋さんは今日も大繁盛なのでした~!!
次回はタッキーと桐山くんの間に亀裂が・・?
てか、今週は(順に)焼きたてのパンを求めるタッキーを
思いっきりシカトした仲良しぶりが受けましたけど^^
そういえば、桐山くんは(たぶん)美和子さんのことが好きで
パンの学校に通ったと言ってましたもんね・・。
二人の友情は大丈夫でしょうか?
「ブランジェリークレバヤシ」にある日、とても小さな客が現れる。こだま(藤野大輝)、と名乗るその少年は、「お姉ちゃんと約束した」といって、パンを手づかみにし金を払わずにもって行こうとする。
万引きとしてこだまを捕まえた希実(土屋太鳳)は、暮林(滝沢秀明)の指示で、少年の家に行き、お金をもらってくるように言われる。しぶしぶこだまとともに家に行った希実は、そこで母・織絵(前田亜季)と会い、1万円を手渡される。パン代にしては高いその金を強引におしつけられ、納得がいかない希実だったが、帰りがけに織絵が、こだまを叩く音を聞く・・・。
このこだまを虐待する様子を外から感じた希実はとても重い気持ちになってしまうのですが、
暮林(タッキー)は、希実につらい役割を押し付けたことを謝るのでした。
暮林ってばなんて優しいのでしょうね。
まなざしが滋味にあふれていたのでしたが、思いやるという能力が人一倍強いみたいです。
さて、今週はこだまくんの登場でした。
この子は、母親一人、子一人という環境ですが家自体が大きいですし
不自由ない家の子みたいな印象があったのですね。
なぜ、パンを盗むかという件については、のちに解説があり
暮林の亡き妻・美和子さんが、過去にいつでも好きなだけ持って行っていいという
お墨付きがあったということでした。
だんだん、事情がわかってくるのですが、母親はどうやら虐待を重ねているようです。
パンの代金についても高額を支払い表沙汰にしないよう口封じをしていましたし
いきなり土下座というのも激しすぎます。
一見、物わかりのよさそうないいお母さんに見えたけれど、
子供に対しては強くぶっていたようでした。
それでも寝ている子供を抱きしめたりと本当はかわいがってるわけです。
感情の盛り上げと下げ幅が大きいジェットコースタータイプみたいなところがあります。
そして、ある日わかってしまったのですが、どうやら恋人らしき人がいるようです。
なんとそんな日はこだまは外に追い出されてしまうというのですね。
絶句してしまいます。
しかも希実も子供のころの自分とリンクしたようでこだまを連れ帰ったのでした。
とにかくこんな小さな子・・意味がわかったら傷つきますね・・。
雨の中、濡れながら時間をつぶし、希実にはたくみにごまかしながらも
それでも母親の好きなチョコレートのパンをたくさん持ち帰ったというのが泣かせます。
しかし、母親はその日から帰ってこなくなったのでした。
一人残されたこだまでしたけれど、ひとまず初日はもらったパンでしのいだのかな?
だけれど、こんな小さな子がいつまで過ごせるでしょうか・・。
あのテーブルの上にあった置手紙をとっさに隠したこだまでしたが。
早く、だれかが気づいてあげてほしいものです・・。
***
亡くなった美和子さんはこだまの家庭の事情を知っていた可能性がありますね?
だからパンは顔パスという約束をしたのでしょう。
しかし、亡くなってから半年経っての行動(万引き)でしたから、
その間の母親は情緒が安定していたのかもしれません。
母親がおかしくなると子供って敏感に反応しますからね・・。
ともかく、妙に明るいこの子が世間を渡りきる技術を身に着けてるような印象があり
不憫でならないですね・・。かわいそうに・・。
大好きなお母さんが帰ってこなくなったというのがまた恐怖だと思うのですけれど
希実たちには嘘でごまかしていたので、慣れているのかしら??
「Woman」の時も小栗君が母親に遺棄された件を語っていたのが衝撃でしたけれど
実際、このようなことはよくあるんですね。
現実に母親が家出して子供が死亡した事件は記憶に残っていますが
非常にやりきれない印象を社会に与えたものです。
自分にできることはないかと皆その時は思うのですけれど
意外とできることってないのがまたつらいといいますか。
結局、役所へ連絡するのが精いっぱいでしょうか。
ただ、こだまくんの場合はとにかく希実たちが接している点で救いがあります。
希実があのパン屋さんの2階に居候したみたいに、この子も一緒に暮らしたらどうかしら(無理?
そして今週は反涼香の勢力が希実に協力を求めてきました。
クラス委員を選抜するというのも根回しがあるんですね(笑
希実は、涼香をお山の大将に祭り上げてシカトする作戦だろうと
吐き捨てるように言ってましたが、
あの運動員の女子生徒は、希実もこれで自分たちのグループに勧誘みたいな意図もあったのですね。
残念ながら希実は一人が怖くないので、そういった票集めは無効でした。
でも涼香はクラス委員になりたかったのかしら?
微妙な顔を希実に向けてきましたね。
そしてこのパン屋さんも時流に乗ってデリバリーを始めることになりました。
あのオタクの方の買いだめ量はすごかったですけれど、
買いたくても買いに行けない人のために配達を思いついたのは良かったですね。
しかし、スタッフは三人で、一人は学校だし、大量に作らないといけない職人は二人しかいない。
暮林が配達してましたが、そのうち希実も配達要因になるということだしこれは大変かも・・。
昼間営業してない時間のデリバリーならできるでしょうが、いつ休むのかという話ですよね^^;
とにかくこのパン屋さんはどのパンもおいしそうで10時過ぎにこんなのを見せられると
困りますね~~。
真夜中のパン屋さんは今日も大繁盛なのでした~!!
次回はタッキーと桐山くんの間に亀裂が・・?
てか、今週は(順に)焼きたてのパンを求めるタッキーを
思いっきりシカトした仲良しぶりが受けましたけど^^
そういえば、桐山くんは(たぶん)美和子さんのことが好きで
パンの学校に通ったと言ってましたもんね・・。
二人の友情は大丈夫でしょうか?
11/06/2013 真夜中のパン屋さん 第1話
タオちゃん(土屋太鳳)がご出演でしたので贔屓目もありますけどいいドラマでしたよ。
このドラマはBSで先行放映したらしいので新鮮味は薄れたかもしれませんが
私としては初見ですので面白かったです。
ミスパイロットにするかガイアにするか迷って、こちらにしちゃいました。
第1回「謎の女子高生来たる」
三軒茶屋のパン屋「ブランジェリークレバヤシ」の営業時間は23時から朝の5時まで。オーナーの暮林(滝沢秀明)と腕のいいブランジェの柳弘基(桐山照史)がふたりだけで営むこの風変わりで小さな店に、ある晩一人の女子高生が訪ねてきた。突然現れた希実(土屋太鳳)と名乗るその娘は嘘のような話を切り出す。
「私、こちらの暮林美和子さんの妹なんです。今日からこちらでお世話になりたくうかがいました」
だが、暮林の妻である美和子は半年以上前に亡くなっていた。愕然とする希実を、暮林は何の疑いもなくこの店に住まわせる。この日から、この3人が営むパン屋と、店を訪れる珍客たちとの物語が始まる。
タッキーと桐山君はジャニーズなんですけど、この枠でジャニーズってめったにないというか
私の過去レビューでは初めてのような気がします。
珍しいですよね。
見始めてすぐに太鳳ちゃんに気づき、そこからずんずんハマっていきました。
テレ東の「鈴木先生」でのんのん様である太鳳ちゃんを知りまして
そのドラマ以来この子は私のごひいきさんです。
それにしても真夜中のパン屋さんって夜中の11時から明け方5時の営業ですって@@
だれが買うんでしょうね・・
と心配していたらけっこうお客さんはやってくるようです。
しかし夜10時台に、おいしそうなパンを見せられると困りますね(笑
で、このパン屋さんのオーナー、暮林(タッキー)の亡き妻の妹である希実が突然やってきます。
生前、手紙でいつでも来ていいと残してその日に事故で亡くなったという奥さん・・。
姉なのに亡くなったことも知らないで半年後にやってくるというのが解せませんが
おいおいと事情がわかるでしょうか。
希実は一見突っ張った様子を見せていましたが、
高校で反発する3人グループに目をつけられていたという
一種の対立もしくはイジメがあったのでした。
対抗するそのリーダーが小島藤子さん(涼香)ですが、
トイレで水をかけたりパンを取り上げて踏みつけたりと
小学生並みのイジメをしかけています。
後に、希実が語るのですけれど、誰とも群れない希実にただ反感を持ち
持ち物でもなんでも自分が優位に立たないと気が済まない性格だそうです。
それで突っかかるって・・ある意味それは希実が好きだというようなものかもしれません。
希実にランチとしてパンを持たせますが、
初日はゴミ置き場に捨てていくのを偶然見てしまった暮林(タッキー)でした。
なんてもったいないとつい希実の人格を疑ってしまうところですが
問い詰めないのが彼流なんですね。
そして翌日、その行動の意味がわかったということになりますね。
学校に呼び出された暮林と弘基ですが、
希実が涼香と取っ組み合いのけんかをしたからということでした。
母親に連れられて現われた涼香は見た感じからつんけんしたイメージを発散しています。
対する希実の方がすんなり謝るという方向で、
見ていると情緒の安定みたいなものを感じるのです。
それを素早く察知した暮林が、君は何が減ってるのか?
何が足りなくてそんなに気が立って辛そうにしてるのかと涼香に聞くのでした。
このあたりで涼香の顔に変化がでていました。
さしずめ暮林はドラマにおけるカウンセラーもしくは心理療法士みたいな位置かもしれません。
希実の方からケンカを仕掛けたのは、翌日も持たせてくれたパンを取り上げて
涼香が踏み付けたからでした。
さすがに許せなかったというところです。
そういった事情が明るみにでると希実の気持ちも嬉しかったりしますし
三人の気持ちがまとまるという方向に一致しますね。
この希実自身も今時の女子高生といいますか、素直じゃないのは筋金入りの一見突っ張った様子で、
あたしにかまわないで~というオーラを振りまいてるのがはっきり見えるようなところです。
でも、暮林と弘基の二人の温かい人柄に包まれて徐々に変わっていくのがわかるのですね。
出来立ての熱々のパンをフーフー頬張ったくせに
「普通のパン」だとかわいくないことを言うような子。
ですけれど、ラストでは踏みつけられたパンだっておいしいとちゃんと言える子になっています。
挨拶もまともにしない様子でしたが、きちんと言葉が交わされるようになった三人でした。
***
行ってきますにただいまと普通に言うことがどんなに幸せかってところですね。
おかえりなんていう相手がいたら家族ができたみたいでわくわくするんじゃないでしょうか。
男二人のパン屋さんに女子高生の妹が加わり三人家族(?)となりました。
なんたってとにかくかわいいので毎日の生活に張りができるようなところですね。
と、男二人の気持ちになってみました(笑
毎回小さな事件が起こり、暮林が温かい采配で解決に向かうというドラマなんでしょうね?
ハートウォーミングという点でも日テレの「東京バンドワゴン」と趣向が似ていますね。
こういった傾向がはやってるのかも。
それにしても太鳳ちゃんは、なかなかいいわ~。
斜めの角度から映すと綺麗な賢さがうかがえてますます気に入りました。
撮影にあたって、セリフの少ない希実の心の移り変わりを表現するのに苦労したようですが
ちゃんと難しい心理状況を表現していたと思います。
これからはお兄ちゃんたちに甘えてパン屋さんの看板娘になってくだされ~・・
と言っても営業が11時~じゃ遅いけどね・・
勉強だけじゃなく少しだけお手伝いもして三人の生活を充実させてくださいませ。
そういえば男二人は職人とオーナー&弟子の関係なのですけれど、
それを超えた強い絆がありそうです。
ただ少なくとも危ない関係ではないということはわかりました^^;
来週も楽しみにしています。
私としては初見ですので面白かったです。
ミスパイロットにするかガイアにするか迷って、こちらにしちゃいました。
第1回「謎の女子高生来たる」
三軒茶屋のパン屋「ブランジェリークレバヤシ」の営業時間は23時から朝の5時まで。オーナーの暮林(滝沢秀明)と腕のいいブランジェの柳弘基(桐山照史)がふたりだけで営むこの風変わりで小さな店に、ある晩一人の女子高生が訪ねてきた。突然現れた希実(土屋太鳳)と名乗るその娘は嘘のような話を切り出す。
「私、こちらの暮林美和子さんの妹なんです。今日からこちらでお世話になりたくうかがいました」
だが、暮林の妻である美和子は半年以上前に亡くなっていた。愕然とする希実を、暮林は何の疑いもなくこの店に住まわせる。この日から、この3人が営むパン屋と、店を訪れる珍客たちとの物語が始まる。
タッキーと桐山君はジャニーズなんですけど、この枠でジャニーズってめったにないというか
私の過去レビューでは初めてのような気がします。
珍しいですよね。
見始めてすぐに太鳳ちゃんに気づき、そこからずんずんハマっていきました。
テレ東の「鈴木先生」でのんのん様である太鳳ちゃんを知りまして
そのドラマ以来この子は私のごひいきさんです。
それにしても真夜中のパン屋さんって夜中の11時から明け方5時の営業ですって@@
だれが買うんでしょうね・・
と心配していたらけっこうお客さんはやってくるようです。
しかし夜10時台に、おいしそうなパンを見せられると困りますね(笑
で、このパン屋さんのオーナー、暮林(タッキー)の亡き妻の妹である希実が突然やってきます。
生前、手紙でいつでも来ていいと残してその日に事故で亡くなったという奥さん・・。
姉なのに亡くなったことも知らないで半年後にやってくるというのが解せませんが
おいおいと事情がわかるでしょうか。
希実は一見突っ張った様子を見せていましたが、
高校で反発する3人グループに目をつけられていたという
一種の対立もしくはイジメがあったのでした。
対抗するそのリーダーが小島藤子さん(涼香)ですが、
トイレで水をかけたりパンを取り上げて踏みつけたりと
小学生並みのイジメをしかけています。
後に、希実が語るのですけれど、誰とも群れない希実にただ反感を持ち
持ち物でもなんでも自分が優位に立たないと気が済まない性格だそうです。
それで突っかかるって・・ある意味それは希実が好きだというようなものかもしれません。
希実にランチとしてパンを持たせますが、
初日はゴミ置き場に捨てていくのを偶然見てしまった暮林(タッキー)でした。
なんてもったいないとつい希実の人格を疑ってしまうところですが
問い詰めないのが彼流なんですね。
そして翌日、その行動の意味がわかったということになりますね。
学校に呼び出された暮林と弘基ですが、
希実が涼香と取っ組み合いのけんかをしたからということでした。
母親に連れられて現われた涼香は見た感じからつんけんしたイメージを発散しています。
対する希実の方がすんなり謝るという方向で、
見ていると情緒の安定みたいなものを感じるのです。
それを素早く察知した暮林が、君は何が減ってるのか?
何が足りなくてそんなに気が立って辛そうにしてるのかと涼香に聞くのでした。
このあたりで涼香の顔に変化がでていました。
さしずめ暮林はドラマにおけるカウンセラーもしくは心理療法士みたいな位置かもしれません。
希実の方からケンカを仕掛けたのは、翌日も持たせてくれたパンを取り上げて
涼香が踏み付けたからでした。
さすがに許せなかったというところです。
そういった事情が明るみにでると希実の気持ちも嬉しかったりしますし
三人の気持ちがまとまるという方向に一致しますね。
この希実自身も今時の女子高生といいますか、素直じゃないのは筋金入りの一見突っ張った様子で、
あたしにかまわないで~というオーラを振りまいてるのがはっきり見えるようなところです。
でも、暮林と弘基の二人の温かい人柄に包まれて徐々に変わっていくのがわかるのですね。
出来立ての熱々のパンをフーフー頬張ったくせに
「普通のパン」だとかわいくないことを言うような子。
ですけれど、ラストでは踏みつけられたパンだっておいしいとちゃんと言える子になっています。
挨拶もまともにしない様子でしたが、きちんと言葉が交わされるようになった三人でした。
***
行ってきますにただいまと普通に言うことがどんなに幸せかってところですね。
おかえりなんていう相手がいたら家族ができたみたいでわくわくするんじゃないでしょうか。
男二人のパン屋さんに女子高生の妹が加わり三人家族(?)となりました。
なんたってとにかくかわいいので毎日の生活に張りができるようなところですね。
と、男二人の気持ちになってみました(笑
毎回小さな事件が起こり、暮林が温かい采配で解決に向かうというドラマなんでしょうね?
ハートウォーミングという点でも日テレの「東京バンドワゴン」と趣向が似ていますね。
こういった傾向がはやってるのかも。
それにしても太鳳ちゃんは、なかなかいいわ~。
斜めの角度から映すと綺麗な賢さがうかがえてますます気に入りました。
撮影にあたって、セリフの少ない希実の心の移り変わりを表現するのに苦労したようですが
ちゃんと難しい心理状況を表現していたと思います。
これからはお兄ちゃんたちに甘えてパン屋さんの看板娘になってくだされ~・・
と言っても営業が11時~じゃ遅いけどね・・
勉強だけじゃなく少しだけお手伝いもして三人の生活を充実させてくださいませ。
そういえば男二人は職人とオーナー&弟子の関係なのですけれど、
それを超えた強い絆がありそうです。
ただ少なくとも危ない関係ではないということはわかりました^^;
来週も楽しみにしています。
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