09/19/2014 ペテロの葬列 第11話(最終回)
終わったらしいのですが、ウソだろうって感じでしたよね。次回も楽しみです・・と書きたい気分だ(笑
最終話 2014年9月15日
坂本(細田善彦)が起こしたバスジャック事件により、警察は杉村(小泉孝太郎)たちが羽田光昭(長塚京三)から慰謝料を受け取っていたことを知る。再び事情聴取を受ける杉村ら元人質たち。受け取ったお金は、事件の詳細が判明するまで警察が預かることになった。また、元人質たちが犯人からお金を受け取っていたことが世間にも知られると、「被害者面して、裏では大金をせしめていた」とネットなどで騒がれてしまう。
そんなある日、久々に間野京子(長谷川京子)が広報室へ出勤する。「間野はうそつきだ」と清田弁護士(野間口徹)から聞かされていた広報室一同は、間野とどう接してよいものか戸惑いを隠せない。そんな間野は、自分の置かれている本当の境遇を皆に告白する。その告白とは…?
その後日、森元常務(柴俊夫)の回顧録が完成し、レストランでお祝いをすることになった。園田編集長(室井滋)たち広報室一同を前に、妻・弥生(山口果林)との思い出を語る森は、妻が好きだった曲「テネシー・ワルツ」を口ずさみ、夫婦の歩みを感慨深く思い返すのだった。
そんなお祝いの後日、井手(千葉哲也)から杉村に電話がかかってきた。何か慌てた様子の井手は、杉村に森の家へすぐ来てくれと言う。程なく、車で急行した杉村は、信じられない光景を目にすることに。そして、井手から、ある事実を知らされる。その事実とは!?
坂本の事件があり、慰謝料がばれた人質たちは、世間に袋叩きにされるのでした。
被害者面して裏では大金をもらっていた・・ということになるのですね。
あれだけ葛藤してもらうことにした皆さんですが、こういう事態になるって想像してたでしょうか。
柴野はバス会社を休職、前野は盗撮動画をネットにさらされ、迫田さん親子は日商フロティア会員までが攻撃。
でも山藤警部は犯人隠匿の代償として受け取ったのでなければ戻る可能性があると言っています。
欲しい人も不要な人も複雑なお金だったことは否めないのでした。
人質たちがその後どうなったのか不明ですが、杉村は会社を辞めたと事情聴取で言いました。
ただ一つの懸念は、早川(富士)が御厨の件で警察に呼ばれないことを祈るのみでした。
今多会長はまだ入院中。
菜穂子は橋本と病院からの帰路ですが、
父は自分を一人で生きていけるようにはしてくれなかった。
自分は生まれ変わりたい。今までと違う自分になりたいと言うのでした。
つまりそれはあの夜の出来事を忘れてほしいと言っているのでしょう。
そして橋本はわかっていると菜穂子の前から去っていきました。
橋本は杉村から間野の調査について聞かれました。
過去の件でわかったのはDVの夫と離婚し、その夫にストーカーされていたということです。
そしてその後に亡くなっていたそうです。
弁護士は夫は亡くなっていないと言ってましたがウソをついたのは弁護士だったのでした。
これで、間野の話は信用してもよさそうです。
編集部では微妙な空気がでていますが、出社した間野が自分から説明を始めました。
相談した弁護士が嫌がらせをし、ストーカーを始めたのでした。
ちゃぶ台におかえりと書いたのは弁護士。
勝手に結婚すると言い出して、気味悪いメールを送ってきます。
警察に相談しても弁護士の方を信用するのが世間の常識。
引越のお金を借りてまだ返してないこともあり自分も悪かったと反省。
話を聞いた編集長は人間不信に陥ってる間野に力になってくれそうです。
森元常務の回顧録が出版されました。
そのお祝いで食事会をしていますがテネシーワルツがかかると
奥さんが好きな歌だと二人のなれそめまで語ってくれました。
♪去りにし夢~・・歌う常務。
そして、しばらくしたある日に、井手が杉村を呼び出しました。
それは、森元常務の家。
なんと常務は奥さんを道づれにして自殺したのでした。
井手は隠し通そうと大泣きしていますが、杉村はこれが森の遺志だから
そのまま警察に届けると説得しました。
井手の森への尊敬はよくわかりましたが、
最後まで嫌なやつだったのは変わりませんでした(^^;
それは井手が杉村に菜穂子と橋本が手をつないでいる写真を送ったこと。
見てしまった杉村は平静ではいられなく、菜穂子に聞き出しました。
菜穂子はそれは本当のことで、橋本と罪を犯したと告白しました。
橋本を愛してるわけでもなく、杉村への腹いせでもなくただ不安だったというのです。
いつか杉村がこの生活から逃げ出すのではと漠然と感じていたという。
いつだって自分には心臓のハンディがついてまわり自由に生きたくてもできないのと
犠牲を払ってる杉村を解放したいという思いがあり、
だから橋本を(利用して?)一線を越えたというのでした。
そしてお互いの人生を取り戻そうと言い出します。
自分のことを憎んでいいのだと。
泣きながら話す菜穂子に、やはり辛そうな杉村。
寝ている桃子に顔を寄せて堪えずに泣いてしまうのでした。
その後に睡蓮のマスターのところで休ませてもらった杉村です。
マスターは何も聞かずに、杉村の次の勤め先の近くに店を出すと元気づけるのでした。
初めて名乗りましたが水田と言うのでした。
さよならではなくよろしくと。
一週間後に荷物を取りにいった杉村のところに菜穂子の姉の小夜子が訪ねてきました。
しょせんお妾の子だからという小夜子に今後二度と菜穂子をそんな風に貶めないでくれと
語気強く約束させた杉村でした。
小夜子にしてみれば杉村への同情でしたが、もちろん杉村は菜穂子の気持ちもわかっています。
他人に夫婦のことで口を挟まれるのも嫌なものです。
退院した会長と杉村は一か月ぶりに会うのですが、
なぜ菜穂子に桃子を譲ったのかと聞きました。
杉村は桃子はまだ母親が必要だからとどこまでもやさしいのです。
しかし、この先を思えば会長の手元にいたほうが桃子も生きやすいと思ったのかもしれません。
会長はかつて菜穂子と結婚するに当たって杉村から何もかも奪ってしまったと謝るのでした。
会長は、自分が消えたときコンツェルンも変わっていくが
菜穂子をかついで利用するものが出てくるかもしれない。
杉村にその城壁になってほしかったが
菜穂子はその城壁から出たがったと辛そうに語りました。
そんな自立して生き直したいと言った菜穂子は
自力で生活し桃子を育てられるでしょうか?それは・・愚問か(笑
退職した日、間野は待ち伏せていましたが、まっすぐ通りすぎた杉村です。
間野は苦笑しつつも吹っ切れた笑顔に変わりました。
これで、杉村はなにもかも面倒なものを切り離したようです。
たぶん、自由に羽ばたくためにこれで良かったのでしょう。
そして杉村は長い間夢見た赤い自転車の代わりに赤い一両の電車に乗り旅立つのでした。
人が一番幸福なのは笑ってる時じゃない。
それは青い鳥の一説。
僕は今、幸福か。
もちろん幸福だ。
多くを望んではいけない
人生は毒と苦渋と理不尽。
そしてほんのひとさじの美しいもので成り立っているのだから。
***
To be Continuedで終わりました。
そのうちに続編かSPか・・
もしくは新しい「杉村と水田」の物語が始まるとか?
人質たちのその後ですが柴野はさばさばと復帰して運転手を続け、
田中は工場を回すためにせっせと働き、
前野は坂本に面会に行き以前のように親切にしているということです。
迫田さんは娘の強い意志で慰謝料は受け取らなかったということでした。
とにかく人質事件も今や風化して人々の口には上らなくなったようです。
悪は伝染するとその根っこを白日に知らしめてくれた暮木でしたが
思惑は半分ぐらいは達成したかもしれません。
けれど、まだ悪人たちは口をつぐんでチャンスをうかがっており、
また逆に過去を反省して生き直そうとペテロになった人もいます。
一石を投じたという点ではやはり暮木は凄い人だったのですね。
杉村は自由を夢見ていたことを菜穂子に見透かされていて
そのためだけに菜穂子が橋本を利用したのであれば
橋本が一番の被害者だったのですね。
その一方でいつか菜穂子を利用しようとするものが現れる可能性を指摘していた会長でしたが
橋本がまさにそれだったようです。
けれど退職したことでこちらもペテロでしょうか。
菜穂子の浮気の言い訳は理解しにくい面があり宮部さんらしくないモチーフでしたが、
杉村を解放する方向性はこれで良かったのだと無理くり思ってます(^^;
ずっと菜穂子と橋本の関係を怪しんで杉村は婿のままでいてほしいと願ってきましたけれど
一人になって旅を楽しんでる様子に杉村の豊かさを見た思いがありました。
あの人当たりの良さがたくさんの人に愛されかわいがられるようなので
これまでの縁を活かして次は赤い自転車探偵としてどうでしょうか(笑
坂本(細田善彦)が起こしたバスジャック事件により、警察は杉村(小泉孝太郎)たちが羽田光昭(長塚京三)から慰謝料を受け取っていたことを知る。再び事情聴取を受ける杉村ら元人質たち。受け取ったお金は、事件の詳細が判明するまで警察が預かることになった。また、元人質たちが犯人からお金を受け取っていたことが世間にも知られると、「被害者面して、裏では大金をせしめていた」とネットなどで騒がれてしまう。
そんなある日、久々に間野京子(長谷川京子)が広報室へ出勤する。「間野はうそつきだ」と清田弁護士(野間口徹)から聞かされていた広報室一同は、間野とどう接してよいものか戸惑いを隠せない。そんな間野は、自分の置かれている本当の境遇を皆に告白する。その告白とは…?
その後日、森元常務(柴俊夫)の回顧録が完成し、レストランでお祝いをすることになった。園田編集長(室井滋)たち広報室一同を前に、妻・弥生(山口果林)との思い出を語る森は、妻が好きだった曲「テネシー・ワルツ」を口ずさみ、夫婦の歩みを感慨深く思い返すのだった。
そんなお祝いの後日、井手(千葉哲也)から杉村に電話がかかってきた。何か慌てた様子の井手は、杉村に森の家へすぐ来てくれと言う。程なく、車で急行した杉村は、信じられない光景を目にすることに。そして、井手から、ある事実を知らされる。その事実とは!?
坂本の事件があり、慰謝料がばれた人質たちは、世間に袋叩きにされるのでした。
被害者面して裏では大金をもらっていた・・ということになるのですね。
あれだけ葛藤してもらうことにした皆さんですが、こういう事態になるって想像してたでしょうか。
柴野はバス会社を休職、前野は盗撮動画をネットにさらされ、迫田さん親子は日商フロティア会員までが攻撃。
でも山藤警部は犯人隠匿の代償として受け取ったのでなければ戻る可能性があると言っています。
欲しい人も不要な人も複雑なお金だったことは否めないのでした。
人質たちがその後どうなったのか不明ですが、杉村は会社を辞めたと事情聴取で言いました。
ただ一つの懸念は、早川(富士)が御厨の件で警察に呼ばれないことを祈るのみでした。
今多会長はまだ入院中。
菜穂子は橋本と病院からの帰路ですが、
父は自分を一人で生きていけるようにはしてくれなかった。
自分は生まれ変わりたい。今までと違う自分になりたいと言うのでした。
つまりそれはあの夜の出来事を忘れてほしいと言っているのでしょう。
そして橋本はわかっていると菜穂子の前から去っていきました。
橋本は杉村から間野の調査について聞かれました。
過去の件でわかったのはDVの夫と離婚し、その夫にストーカーされていたということです。
そしてその後に亡くなっていたそうです。
弁護士は夫は亡くなっていないと言ってましたがウソをついたのは弁護士だったのでした。
これで、間野の話は信用してもよさそうです。
編集部では微妙な空気がでていますが、出社した間野が自分から説明を始めました。
相談した弁護士が嫌がらせをし、ストーカーを始めたのでした。
ちゃぶ台におかえりと書いたのは弁護士。
勝手に結婚すると言い出して、気味悪いメールを送ってきます。
警察に相談しても弁護士の方を信用するのが世間の常識。
引越のお金を借りてまだ返してないこともあり自分も悪かったと反省。
話を聞いた編集長は人間不信に陥ってる間野に力になってくれそうです。
森元常務の回顧録が出版されました。
そのお祝いで食事会をしていますがテネシーワルツがかかると
奥さんが好きな歌だと二人のなれそめまで語ってくれました。
♪去りにし夢~・・歌う常務。
そして、しばらくしたある日に、井手が杉村を呼び出しました。
それは、森元常務の家。
なんと常務は奥さんを道づれにして自殺したのでした。
井手は隠し通そうと大泣きしていますが、杉村はこれが森の遺志だから
そのまま警察に届けると説得しました。
井手の森への尊敬はよくわかりましたが、
最後まで嫌なやつだったのは変わりませんでした(^^;
それは井手が杉村に菜穂子と橋本が手をつないでいる写真を送ったこと。
見てしまった杉村は平静ではいられなく、菜穂子に聞き出しました。
菜穂子はそれは本当のことで、橋本と罪を犯したと告白しました。
橋本を愛してるわけでもなく、杉村への腹いせでもなくただ不安だったというのです。
いつか杉村がこの生活から逃げ出すのではと漠然と感じていたという。
いつだって自分には心臓のハンディがついてまわり自由に生きたくてもできないのと
犠牲を払ってる杉村を解放したいという思いがあり、
だから橋本を(利用して?)一線を越えたというのでした。
そしてお互いの人生を取り戻そうと言い出します。
自分のことを憎んでいいのだと。
泣きながら話す菜穂子に、やはり辛そうな杉村。
寝ている桃子に顔を寄せて堪えずに泣いてしまうのでした。
その後に睡蓮のマスターのところで休ませてもらった杉村です。
マスターは何も聞かずに、杉村の次の勤め先の近くに店を出すと元気づけるのでした。
初めて名乗りましたが水田と言うのでした。
さよならではなくよろしくと。
一週間後に荷物を取りにいった杉村のところに菜穂子の姉の小夜子が訪ねてきました。
しょせんお妾の子だからという小夜子に今後二度と菜穂子をそんな風に貶めないでくれと
語気強く約束させた杉村でした。
小夜子にしてみれば杉村への同情でしたが、もちろん杉村は菜穂子の気持ちもわかっています。
他人に夫婦のことで口を挟まれるのも嫌なものです。
退院した会長と杉村は一か月ぶりに会うのですが、
なぜ菜穂子に桃子を譲ったのかと聞きました。
杉村は桃子はまだ母親が必要だからとどこまでもやさしいのです。
しかし、この先を思えば会長の手元にいたほうが桃子も生きやすいと思ったのかもしれません。
会長はかつて菜穂子と結婚するに当たって杉村から何もかも奪ってしまったと謝るのでした。
会長は、自分が消えたときコンツェルンも変わっていくが
菜穂子をかついで利用するものが出てくるかもしれない。
杉村にその城壁になってほしかったが
菜穂子はその城壁から出たがったと辛そうに語りました。
そんな自立して生き直したいと言った菜穂子は
自力で生活し桃子を育てられるでしょうか?それは・・愚問か(笑
退職した日、間野は待ち伏せていましたが、まっすぐ通りすぎた杉村です。
間野は苦笑しつつも吹っ切れた笑顔に変わりました。
これで、杉村はなにもかも面倒なものを切り離したようです。
たぶん、自由に羽ばたくためにこれで良かったのでしょう。
そして杉村は長い間夢見た赤い自転車の代わりに赤い一両の電車に乗り旅立つのでした。
人が一番幸福なのは笑ってる時じゃない。
それは青い鳥の一説。
僕は今、幸福か。
もちろん幸福だ。
多くを望んではいけない
人生は毒と苦渋と理不尽。
そしてほんのひとさじの美しいもので成り立っているのだから。
***
To be Continuedで終わりました。
そのうちに続編かSPか・・
もしくは新しい「杉村と水田」の物語が始まるとか?
人質たちのその後ですが柴野はさばさばと復帰して運転手を続け、
田中は工場を回すためにせっせと働き、
前野は坂本に面会に行き以前のように親切にしているということです。
迫田さんは娘の強い意志で慰謝料は受け取らなかったということでした。
とにかく人質事件も今や風化して人々の口には上らなくなったようです。
悪は伝染するとその根っこを白日に知らしめてくれた暮木でしたが
思惑は半分ぐらいは達成したかもしれません。
けれど、まだ悪人たちは口をつぐんでチャンスをうかがっており、
また逆に過去を反省して生き直そうとペテロになった人もいます。
一石を投じたという点ではやはり暮木は凄い人だったのですね。
杉村は自由を夢見ていたことを菜穂子に見透かされていて
そのためだけに菜穂子が橋本を利用したのであれば
橋本が一番の被害者だったのですね。
その一方でいつか菜穂子を利用しようとするものが現れる可能性を指摘していた会長でしたが
橋本がまさにそれだったようです。
けれど退職したことでこちらもペテロでしょうか。
菜穂子の浮気の言い訳は理解しにくい面があり宮部さんらしくないモチーフでしたが、
杉村を解放する方向性はこれで良かったのだと無理くり思ってます(^^;
ずっと菜穂子と橋本の関係を怪しんで杉村は婿のままでいてほしいと願ってきましたけれど
一人になって旅を楽しんでる様子に杉村の豊かさを見た思いがありました。
あの人当たりの良さがたくさんの人に愛されかわいがられるようなので
これまでの縁を活かして次は赤い自転車探偵としてどうでしょうか(笑
09/10/2014 ペテロの葬列 第10話
その手を回してはダメよ・・ダメダメ・・・orz
第10話 2014年9月8日
バスジャック事件の被害者だった坂本(細田善彦)が、事件が起きた同じ場所で同じ路線バスをバスジャックした! そして、乗っ取られたバスには、森元常務の自宅から帰る間野(長谷川京子)が、偶然にも乗り合わせていた。あのときの羽田(長塚京三)と同じように、坂本はバスを廃工場へ走らせると、そこで運転手を解放し、警察へ通報するよう指示する。果たして、なぜ坂本は、あの時と同じようなバスジャック事件を起こしたのか?
そんなとき、杉村(小泉孝太郎)を訪ねて、前野(清水富美加)が睡蓮へとやってきた。今朝方、坂本の母親から電話があり、坂本とその友人が殴りあいの喧嘩となり、家を飛び出してしまったとのことだった。また、坂本家の庭には、多くのお札を燃やした跡があったという…。
一方、グループ広報室に間野を訪ねて清田(野間口徹)という弁護士がやってきた。間野の離婚時に仕事を依頼されたという清田弁護士は、間野から転居した連絡も受けておらず、間野の行方を捜しているというのだ。なぜ、間野は仕事を依頼した弁護士と、連絡を取らなくなってしまったのか?
ほどなく、第2のバスジャック事件の現場へ、前回の事件を担当した山藤警部(金山一彦)が到着した。あのときの被害者だった坂本が事件を起こしていることに驚く山藤警部に、坂本からある要求が伝えられた。その要求とは!?
バスジャックを行う前に坂本@細田はバイト先清掃会社で紛失した金のとばっちりをうけていました。
高校の同級生がいたその会社では見下された気がしたと言う話ですが、
盗難の濡れ衣をかけられたのをバイト先の先輩がかばってくれたとのことでした。
そして、バスジャック。
かつての羽田@暮木と同じように運転手を解放し、
たった一人の人質@間野には後ろ手を組むように指示。
そして間野に名を聞いたら「杉村菜穂子」ととっさに応えていました。
精一杯の何かのサインを出したのか。
間野は子供のために帰してくれと訴えますがすべて自分が決めると坂本は却下。
山藤警部が到着し、御厨を連れてくるように要求を出しました。
そのころ、編集部に弁護士、清田@野間口が登場。
間野の引っ越した先の住所を聞き出すために。
それは金を踏み倒しているからというのです。弁護費用や引越の費用など貸したものすべて。
間野は真性のうそつきだと言うのでした。
名刺を調べたらその弁護士の正体は間違いないようで、
結果として間野の新住所を教えてしまったようでした。
おそらくこの弁護士が元夫でストーカーなのでしょう・・ね?
すぐにメモを渡さないで間野に確認後に、メールで送るとかすればよかったのよね。
山藤警部が杉村に電話。
菜穂子が人質になっていると聞いてそれは違うと即返。
また御厨を連れてこれるのは杉村だけだと坂本から言われてることも伝えています。
編集部に行き、坂本のバスジャックの周知と間野の人質の可能性を判断しました。
背中で聞いていた弁護士さん・・怪しいです。
とにかく群馬に行けば御厨に会えると確信した杉村はマスターに車を貸してくれるように頼みました。
特殊な車だそうで運転手はマスターが務めることに。
坂本は間野に、人を誘えば損はしないという儲け話があったことを話します。
それはマルチだと間野が言うと、しょぼんとする坂本です。
誘ったのはあの自分をかばってくれた先輩でした。
しかし、先輩は入らなかったと言うことです。
突然間野はナイフを取り出し、自分の方がもっと追い詰められてると叫ぶのでした。
住所や電話を替えてもどこまでもおいかけてくるストーカーがいると叫びます。
天才的に口がうまくて誰も自分を信じてくれないとも。
坂本が御厨とそいつを連れてきてもらい一緒に戦うと言いますが
間野は弱い坂本とは一緒は拒否だそうで、自分は一人で戦うと言うのでした。
バスジャック現場にやってきたのは田中@峰さん。
田中はバスの中にいる坂本に、償って出てきたら俺の工場で雇ってやると言うのでした。
何年かかっても自分が引き受けると約束。こんないい人だったのでした。
菜穂子のところでは桃子が友達とのトラブルがあり、謝りにでたところに橋本と遭遇。
会長が体調を崩して急遽帰国し、入院したと。
杉村たちは早川さん@富士の店に来ますが、御厨のことを尋ねると
既に亡くなってることを示唆しました。
羽田が自分が決着つけると殺害したようです。
遺体は羽田家の墓の中ではないかと推察。
確認のために出向いてみると、墓石には生きていた羽田の名前まで刻まれてあり
当時羽田を引き取った大叔父のあくどさがうかがえたのでした。
そして、墓石を開いて覗くと確かに成人の男が倒れていました。
一同絶句。気味悪いシーンでしたが、御厨ということで決定なんですね?
杉村の感傷は死を覚悟した羽田が自分の代わりに御厨を葬ったという解釈です。
夜になり外は真っ暗。
杉村が坂本に電話し、
御厨は羽田に殺されたと話しました。
死んでるからと許してはいけないと言う坂本。
そうしないとまた誰かが騙されると。
そして自分も同類で詐欺師だと泣きました。
違う君は被害者だ。騙されたんだと杉村は優しい。
坂本は大好きな先輩を詐欺の世界に連れ込もうとしたことを後悔し泣くのでした。
でも杉村はそんな坂本を悔い改めた「ペテロ」だと言い、
もうバスから降りようと説得していきます。
そこにいる人は僕の大事な同僚なんだ・・・。
坂本はその気になって、投降すると言ったまさにその時、
その瞬間銃声がして乱入してきたSATに逮捕されてしまうのでした。
せっかく投降すると言ったのに、ていうか内部の話は筒抜けなのにひどい話でした。
でも下手に時間を稼いで坂本が自害してもいけないのでそのタイミングは必至だったのかも。
そしてその夜、入院していた間野のところにやってきた杉村。
ノックにおびえていた間野ですが杉村だと知り、いきなり走り抱き着きました。
その背中にゆっくり手を回した杉村・・・
******
今週はこのラストシーンが危険でしたねえ~~~!!
でも杉村にはこういった生臭い傾向の話とは無縁でいてほしいです。
御厨が亡くなっていたのは先週の早川さんの語りから想像がついていましたが
まさか羽田が手を下したとは思いもせず、ちょっとショック。
何よりもあのお墓のシーンは気味悪かったです。
でも、こうでもしないとまた悪の循環が続くということで羽田なりのけじめだったのですね。
そして坂本も無計画なバスジャックでただの模倣犯ってところでしたが
本人も悔い改めて悪人を罰したいためだったというのが切なくも坂本らしくて後味は悪くないです。
何よりも死なずに拘束してもらったのはありがたい。
田中さんの工場で雇ってもらえるのは本当に良かった。
初期のころの印象よりずっといい人だったね。
そういう意味では印象の最悪な井手と今回登場の弁護士清田は同じぐらいのレベルかしら。
二人が対決したら面白かったのにね(笑
間野はあのストーカー弁護士夫(?)に相当怖い思いをさせられてると読みました。
一人で戦うというのはそういうことですよね。
杉村だけが今は理解してくれてるので、ちょっと甘えてしまったのですね。
きっと間野のほうから距離をとると信じています。
もう一つの懸念ですが会長の入院が心配。
この会長が最も人としてまともな雰囲気があり信用できる人なだけに
無事に退院できることを祈っています。
それにしても偶然に菜穂子と橋本が出会うと
それだけで秘密の匂いが甘やかにするのでちょっとどきっとしますね。
次回、最終回です。なぜか夜10時10分からということでした。
録画予約にお気をつけくださいませ。
バスジャック事件の被害者だった坂本(細田善彦)が、事件が起きた同じ場所で同じ路線バスをバスジャックした! そして、乗っ取られたバスには、森元常務の自宅から帰る間野(長谷川京子)が、偶然にも乗り合わせていた。あのときの羽田(長塚京三)と同じように、坂本はバスを廃工場へ走らせると、そこで運転手を解放し、警察へ通報するよう指示する。果たして、なぜ坂本は、あの時と同じようなバスジャック事件を起こしたのか?
そんなとき、杉村(小泉孝太郎)を訪ねて、前野(清水富美加)が睡蓮へとやってきた。今朝方、坂本の母親から電話があり、坂本とその友人が殴りあいの喧嘩となり、家を飛び出してしまったとのことだった。また、坂本家の庭には、多くのお札を燃やした跡があったという…。
一方、グループ広報室に間野を訪ねて清田(野間口徹)という弁護士がやってきた。間野の離婚時に仕事を依頼されたという清田弁護士は、間野から転居した連絡も受けておらず、間野の行方を捜しているというのだ。なぜ、間野は仕事を依頼した弁護士と、連絡を取らなくなってしまったのか?
ほどなく、第2のバスジャック事件の現場へ、前回の事件を担当した山藤警部(金山一彦)が到着した。あのときの被害者だった坂本が事件を起こしていることに驚く山藤警部に、坂本からある要求が伝えられた。その要求とは!?
バスジャックを行う前に坂本@細田はバイト先清掃会社で紛失した金のとばっちりをうけていました。
高校の同級生がいたその会社では見下された気がしたと言う話ですが、
盗難の濡れ衣をかけられたのをバイト先の先輩がかばってくれたとのことでした。
そして、バスジャック。
かつての羽田@暮木と同じように運転手を解放し、
たった一人の人質@間野には後ろ手を組むように指示。
そして間野に名を聞いたら「杉村菜穂子」ととっさに応えていました。
精一杯の何かのサインを出したのか。
間野は子供のために帰してくれと訴えますがすべて自分が決めると坂本は却下。
山藤警部が到着し、御厨を連れてくるように要求を出しました。
そのころ、編集部に弁護士、清田@野間口が登場。
間野の引っ越した先の住所を聞き出すために。
それは金を踏み倒しているからというのです。弁護費用や引越の費用など貸したものすべて。
間野は真性のうそつきだと言うのでした。
名刺を調べたらその弁護士の正体は間違いないようで、
結果として間野の新住所を教えてしまったようでした。
おそらくこの弁護士が元夫でストーカーなのでしょう・・ね?
すぐにメモを渡さないで間野に確認後に、メールで送るとかすればよかったのよね。
山藤警部が杉村に電話。
菜穂子が人質になっていると聞いてそれは違うと即返。
また御厨を連れてこれるのは杉村だけだと坂本から言われてることも伝えています。
編集部に行き、坂本のバスジャックの周知と間野の人質の可能性を判断しました。
背中で聞いていた弁護士さん・・怪しいです。
とにかく群馬に行けば御厨に会えると確信した杉村はマスターに車を貸してくれるように頼みました。
特殊な車だそうで運転手はマスターが務めることに。
坂本は間野に、人を誘えば損はしないという儲け話があったことを話します。
それはマルチだと間野が言うと、しょぼんとする坂本です。
誘ったのはあの自分をかばってくれた先輩でした。
しかし、先輩は入らなかったと言うことです。
突然間野はナイフを取り出し、自分の方がもっと追い詰められてると叫ぶのでした。
住所や電話を替えてもどこまでもおいかけてくるストーカーがいると叫びます。
天才的に口がうまくて誰も自分を信じてくれないとも。
坂本が御厨とそいつを連れてきてもらい一緒に戦うと言いますが
間野は弱い坂本とは一緒は拒否だそうで、自分は一人で戦うと言うのでした。
バスジャック現場にやってきたのは田中@峰さん。
田中はバスの中にいる坂本に、償って出てきたら俺の工場で雇ってやると言うのでした。
何年かかっても自分が引き受けると約束。こんないい人だったのでした。
菜穂子のところでは桃子が友達とのトラブルがあり、謝りにでたところに橋本と遭遇。
会長が体調を崩して急遽帰国し、入院したと。
杉村たちは早川さん@富士の店に来ますが、御厨のことを尋ねると
既に亡くなってることを示唆しました。
羽田が自分が決着つけると殺害したようです。
遺体は羽田家の墓の中ではないかと推察。
確認のために出向いてみると、墓石には生きていた羽田の名前まで刻まれてあり
当時羽田を引き取った大叔父のあくどさがうかがえたのでした。
そして、墓石を開いて覗くと確かに成人の男が倒れていました。
一同絶句。気味悪いシーンでしたが、御厨ということで決定なんですね?
杉村の感傷は死を覚悟した羽田が自分の代わりに御厨を葬ったという解釈です。
夜になり外は真っ暗。
杉村が坂本に電話し、
御厨は羽田に殺されたと話しました。
死んでるからと許してはいけないと言う坂本。
そうしないとまた誰かが騙されると。
そして自分も同類で詐欺師だと泣きました。
違う君は被害者だ。騙されたんだと杉村は優しい。
坂本は大好きな先輩を詐欺の世界に連れ込もうとしたことを後悔し泣くのでした。
でも杉村はそんな坂本を悔い改めた「ペテロ」だと言い、
もうバスから降りようと説得していきます。
そこにいる人は僕の大事な同僚なんだ・・・。
坂本はその気になって、投降すると言ったまさにその時、
その瞬間銃声がして乱入してきたSATに逮捕されてしまうのでした。
せっかく投降すると言ったのに、ていうか内部の話は筒抜けなのにひどい話でした。
でも下手に時間を稼いで坂本が自害してもいけないのでそのタイミングは必至だったのかも。
そしてその夜、入院していた間野のところにやってきた杉村。
ノックにおびえていた間野ですが杉村だと知り、いきなり走り抱き着きました。
その背中にゆっくり手を回した杉村・・・
******
今週はこのラストシーンが危険でしたねえ~~~!!
でも杉村にはこういった生臭い傾向の話とは無縁でいてほしいです。
御厨が亡くなっていたのは先週の早川さんの語りから想像がついていましたが
まさか羽田が手を下したとは思いもせず、ちょっとショック。
何よりもあのお墓のシーンは気味悪かったです。
でも、こうでもしないとまた悪の循環が続くということで羽田なりのけじめだったのですね。
そして坂本も無計画なバスジャックでただの模倣犯ってところでしたが
本人も悔い改めて悪人を罰したいためだったというのが切なくも坂本らしくて後味は悪くないです。
何よりも死なずに拘束してもらったのはありがたい。
田中さんの工場で雇ってもらえるのは本当に良かった。
初期のころの印象よりずっといい人だったね。
そういう意味では印象の最悪な井手と今回登場の弁護士清田は同じぐらいのレベルかしら。
二人が対決したら面白かったのにね(笑
間野はあのストーカー弁護士夫(?)に相当怖い思いをさせられてると読みました。
一人で戦うというのはそういうことですよね。
杉村だけが今は理解してくれてるので、ちょっと甘えてしまったのですね。
きっと間野のほうから距離をとると信じています。
もう一つの懸念ですが会長の入院が心配。
この会長が最も人としてまともな雰囲気があり信用できる人なだけに
無事に退院できることを祈っています。
それにしても偶然に菜穂子と橋本が出会うと
それだけで秘密の匂いが甘やかにするのでちょっとどきっとしますね。
次回、最終回です。なぜか夜10時10分からということでした。
録画予約にお気をつけくださいませ。
09/07/2014 ペテロの葬列 第9話
臨死体験でしたか!自分の中の何かが見させるのでしょうね。幻だとしても家族に会えて良かったのね。
時間帯が早いので録画になるのですが・・大事に見ました(笑
第9話 2014年9月1日
(写真)
杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、前野(清水富美加)、坂本(細田善彦)の4人は、ついに、謎のお金の送り主・早川多恵(冨士眞奈美)という人物に辿り着いた。多恵はバスジャック犯の幼なじみで、暮木(長塚京三)の本当の名は羽田光昭だといい、事件が起きたら被害者にお金を送るよう頼まれていたという。そしてほどなく、多恵の口から羽田の生い立ち、そして、彼の人生を変える悲しい事故のことなどを杉村たちは知ることとなる。また、日商フロンティア協会の代表・小羽と御厨、そして羽田の関係についても語ったが、御厨とは面識がないという…。
一方、杉村家のキッチンでは菜穂子(国仲涼子)が兄嫁である小夜子(安蘭けい)と食事を作っていた。そんなとき、今多会長(平幹二朗)の海外出張に同行している橋本(高橋一生)から、菜穂子の携帯に電話がかかってきた。手が放せない菜穂子に代わり、小夜子が電話に出てしまう。
そんなある日、森元専務(柴俊夫)本人から回顧録続行の連絡を受けた広報室では、表紙などの見本を間野(長谷川京子)が届けることになった……。
畑中村で材木商をしていたみっちゃん(暮木@羽田光昭)の実家が火事になり
幼児だったみっちゃんだけは二階窓から落としてもらったことで軽いけがで済んだと言うエピがありました。
この件で家族は全員死亡というのが火事の恐ろしさを物語ります。
その前年に祖父が死亡していましたが相続をめぐって裁判になっていた大叔父に引き取られたと言うのも
みっちゃんには不幸な出来事でした。
気付いた時みっちゃんの財産は何ものこっていなかったという。
高卒と同時に上京、自立したようですが、帰郷した際に東京は楽しいと言っていた割に
天涯孤独ということを感じさせるベンチでの夜過ごしでした。
しかしみっちゃん@羽田は明るくなり話が上手になったと早川(富士)は語ります。
転機は32歳の時、会社で研修を受けてトレーナーと言う資格職を得ました。10年務めたそうです。
御厨が研修を請け負う会社を興し、羽田を誘ったとか。
その前にあの編集長の事故があり・・・丸く収めてくれた御厨の方についていったのか・・
そして小羽を教育して「日商フロンティア協会」を成功させ二人は得るものを得て手を引いたと言う
経緯がありました。
坂本が詐欺師の誕生だと憎々しく反乱しますが、早川はみっちゃんは悔い改めたのだと肩を持ちます。
そのころ、間野はナイフを買っていました。
一方、菜穂子はバターロール作り。
兄嫁がやってきて海外支社長に杉村の話があるのかないのか探りを入れてますが、
菜穂子は夫は本作りが好きだし異動はないと否定しています。
そこに橋本から電話。
一瞬で兄嫁(小夜子)が出ましたが、橋本だと聞いて驚くもすぐに菜穂子に代わりました。
業務連絡を装いますが、菜穂子さん・・菜穂子さん・・って・・やっぱり怪しい(笑
律儀だという風に受け取った兄嫁です。
菜穂子、ドキっ。
再び、早川班。
人はどんな時に悔い改めるのか知りたいという杉村。
羽田は信州で川釣りをして溺れかけ臨死体験をしたといいます。
そこで火事で死んだ家族に出会い、お母さんに抱きついたのですが
それを振り払って、両親と兄は川向こうに消えてしまいました。
「生き直せ」という声が聞こえたそうです。
そこから悔い改め、養護施設や犯罪被害団体などに寄付を行い、
手に入れたお金を全部手放そうとしました。
生身の人間にかかわるとまた人をだますかもしれないから人間とはかかわりたくないとも。
しかし自分たちが加害者だと自覚がない人たちに目を覚ましてもらわないことには
何も変わらないと言う現状がありました。
プレミア会員の会合に出た羽田は彼らを自分が蒔いた畑に生えた悪い芽だと言う風に語り、
これらの中から無作為に高東、中藤、葛原を選び、罰する計画としてハイジャック事件を練ったようです。
早川は御厨については知らないと言いつつ、でも誰にも迷惑をかけないと言いました。
知ってるのでしょうね・・。もうこの世にいない人なのか。
臨死体験は羽田が持っていた最後の良心が罪悪感となって見せた幻だったのだと杉村は思うのでした。
10歳の時に別れた家族に会えたとしたら皆は羽田を生き直したと認めてくれたでしょうか。
間野と編集長が睡蓮で休憩中。
間野は住所が変わったとメモを渡しますが携帯まで変えているところが徹底しています。
やはりストーカー対策か。
引っ越したとはいえ隣駅なのは子供を預かってくれる人の近くにいたいから。
杉村と手島は中尾ミエさんののコンビニにいきますが、そこで高東の噂を聞きました。
向島のマンションで小さくなっているとか。
後に、この高東の顔を見たいと手島が探偵風の帽子でマンション前を張っていました。
出てきた住人で足が不自由な老婦人に高東さんですねと声を掛けたら、震えて去っていこうとします。
知りません、私が何をしたとおっしゃるんですかと叫びます。
でもあなたは勧誘したはずだと手島が言うと悪いのは上の人だと振り切って行ってしまいました。
少なくともこの人は悔い改めてはいなかったようです。
杉村は菜穂子の買い物のおつきあいですが、思うのは間野のことばかりです。
まるで井手の言葉の毒が回ってきているような。
当の井手はそのころ、小夜子さん(菜穂子の兄嫁)に声をかけていました。
森元常務はいったん回顧録中止にしましたが、編集長の猛烈なプッシュで撤回してくれました。
その表紙の素材をもって森の住む海風市に出かけた間野ですが、帰りのバスに乗りました。
その時、隣に居合わせたのが坂本!
薄い黄色は裏切り者ユダを表す色だとどこかで読んだ・・。
そう啓ちゃんは黄色のTシャツでした。
突然立ち上がった坂本は運転手に包丁をつきつけ「バスジャック」を宣言しました。
たった一人の乗客、間野にむかって手を後ろに組めと叫び、
そして携帯電話を出せと言いました。
しかし間野のバッグにはあのナイフが入っていますが・・。
窓から捨てられた間野の携帯。
菜穂子の買い物から解放された杉村です。
菜穂子は美容院。杉村は本屋。
つかの間の平穏の間に再び事件が起きていました。
悪は伝染する。人の心に深く潜伏しそして突然姿を現すのだ。
***
もともと裕福な家の出だったのに、運命に翻弄されて一度はどん底を味わったみっちゃん@羽田=暮木。
しかし、素質としてか血筋なのか人の心をつかむ話術を心得ていたことでトレーナー職に就いたことが
大きな転換となりました。
日商フロンティア協会の成功で引退したところで終わっていればどうだったのでしょうね。
やはり良心の呵責があったからこその臨死体験だったともいえるのでしょう。
ともかく、バスジャックを行い少なくとも石を投げたという点では
この人の生き直した意味があったようです。
坂本は慰謝料を何かの投資にしたのでしょう。
でも自分も逆に人をだます方向になってしまったことであのバスジャック?
さて、今回のハイライトは橋本の「菜穂子さん・・菜穂子さん・・」ではないでしょうか(笑
わざわざアメリカから電話してきたというのもどこか秘密の匂いがします。
菜穂子の危うさと、毒が回り始めたような杉村の間野への思慕などが
夫婦の危機を予感させてしまうのですが・・。
でもこの宮部シリーズが終わるのは嫌(笑)なので杉村は婿で
そして探偵でずっと続いてほしいです。
残り2話です。
第9話 2014年9月1日
(写真)
杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、前野(清水富美加)、坂本(細田善彦)の4人は、ついに、謎のお金の送り主・早川多恵(冨士眞奈美)という人物に辿り着いた。多恵はバスジャック犯の幼なじみで、暮木(長塚京三)の本当の名は羽田光昭だといい、事件が起きたら被害者にお金を送るよう頼まれていたという。そしてほどなく、多恵の口から羽田の生い立ち、そして、彼の人生を変える悲しい事故のことなどを杉村たちは知ることとなる。また、日商フロンティア協会の代表・小羽と御厨、そして羽田の関係についても語ったが、御厨とは面識がないという…。
一方、杉村家のキッチンでは菜穂子(国仲涼子)が兄嫁である小夜子(安蘭けい)と食事を作っていた。そんなとき、今多会長(平幹二朗)の海外出張に同行している橋本(高橋一生)から、菜穂子の携帯に電話がかかってきた。手が放せない菜穂子に代わり、小夜子が電話に出てしまう。
そんなある日、森元専務(柴俊夫)本人から回顧録続行の連絡を受けた広報室では、表紙などの見本を間野(長谷川京子)が届けることになった……。
畑中村で材木商をしていたみっちゃん(暮木@羽田光昭)の実家が火事になり
幼児だったみっちゃんだけは二階窓から落としてもらったことで軽いけがで済んだと言うエピがありました。
この件で家族は全員死亡というのが火事の恐ろしさを物語ります。
その前年に祖父が死亡していましたが相続をめぐって裁判になっていた大叔父に引き取られたと言うのも
みっちゃんには不幸な出来事でした。
気付いた時みっちゃんの財産は何ものこっていなかったという。
高卒と同時に上京、自立したようですが、帰郷した際に東京は楽しいと言っていた割に
天涯孤独ということを感じさせるベンチでの夜過ごしでした。
しかしみっちゃん@羽田は明るくなり話が上手になったと早川(富士)は語ります。
転機は32歳の時、会社で研修を受けてトレーナーと言う資格職を得ました。10年務めたそうです。
御厨が研修を請け負う会社を興し、羽田を誘ったとか。
その前にあの編集長の事故があり・・・丸く収めてくれた御厨の方についていったのか・・
そして小羽を教育して「日商フロンティア協会」を成功させ二人は得るものを得て手を引いたと言う
経緯がありました。
坂本が詐欺師の誕生だと憎々しく反乱しますが、早川はみっちゃんは悔い改めたのだと肩を持ちます。
そのころ、間野はナイフを買っていました。
一方、菜穂子はバターロール作り。
兄嫁がやってきて海外支社長に杉村の話があるのかないのか探りを入れてますが、
菜穂子は夫は本作りが好きだし異動はないと否定しています。
そこに橋本から電話。
一瞬で兄嫁(小夜子)が出ましたが、橋本だと聞いて驚くもすぐに菜穂子に代わりました。
業務連絡を装いますが、菜穂子さん・・菜穂子さん・・って・・やっぱり怪しい(笑
律儀だという風に受け取った兄嫁です。
菜穂子、ドキっ。
再び、早川班。
人はどんな時に悔い改めるのか知りたいという杉村。
羽田は信州で川釣りをして溺れかけ臨死体験をしたといいます。
そこで火事で死んだ家族に出会い、お母さんに抱きついたのですが
それを振り払って、両親と兄は川向こうに消えてしまいました。
「生き直せ」という声が聞こえたそうです。
そこから悔い改め、養護施設や犯罪被害団体などに寄付を行い、
手に入れたお金を全部手放そうとしました。
生身の人間にかかわるとまた人をだますかもしれないから人間とはかかわりたくないとも。
しかし自分たちが加害者だと自覚がない人たちに目を覚ましてもらわないことには
何も変わらないと言う現状がありました。
プレミア会員の会合に出た羽田は彼らを自分が蒔いた畑に生えた悪い芽だと言う風に語り、
これらの中から無作為に高東、中藤、葛原を選び、罰する計画としてハイジャック事件を練ったようです。
早川は御厨については知らないと言いつつ、でも誰にも迷惑をかけないと言いました。
知ってるのでしょうね・・。もうこの世にいない人なのか。
臨死体験は羽田が持っていた最後の良心が罪悪感となって見せた幻だったのだと杉村は思うのでした。
10歳の時に別れた家族に会えたとしたら皆は羽田を生き直したと認めてくれたでしょうか。
間野と編集長が睡蓮で休憩中。
間野は住所が変わったとメモを渡しますが携帯まで変えているところが徹底しています。
やはりストーカー対策か。
引っ越したとはいえ隣駅なのは子供を預かってくれる人の近くにいたいから。
杉村と手島は中尾ミエさんののコンビニにいきますが、そこで高東の噂を聞きました。
向島のマンションで小さくなっているとか。
後に、この高東の顔を見たいと手島が探偵風の帽子でマンション前を張っていました。
出てきた住人で足が不自由な老婦人に高東さんですねと声を掛けたら、震えて去っていこうとします。
知りません、私が何をしたとおっしゃるんですかと叫びます。
でもあなたは勧誘したはずだと手島が言うと悪いのは上の人だと振り切って行ってしまいました。
少なくともこの人は悔い改めてはいなかったようです。
杉村は菜穂子の買い物のおつきあいですが、思うのは間野のことばかりです。
まるで井手の言葉の毒が回ってきているような。
当の井手はそのころ、小夜子さん(菜穂子の兄嫁)に声をかけていました。
森元常務はいったん回顧録中止にしましたが、編集長の猛烈なプッシュで撤回してくれました。
その表紙の素材をもって森の住む海風市に出かけた間野ですが、帰りのバスに乗りました。
その時、隣に居合わせたのが坂本!
薄い黄色は裏切り者ユダを表す色だとどこかで読んだ・・。
そう啓ちゃんは黄色のTシャツでした。
突然立ち上がった坂本は運転手に包丁をつきつけ「バスジャック」を宣言しました。
たった一人の乗客、間野にむかって手を後ろに組めと叫び、
そして携帯電話を出せと言いました。
しかし間野のバッグにはあのナイフが入っていますが・・。
窓から捨てられた間野の携帯。
菜穂子の買い物から解放された杉村です。
菜穂子は美容院。杉村は本屋。
つかの間の平穏の間に再び事件が起きていました。
悪は伝染する。人の心に深く潜伏しそして突然姿を現すのだ。
***
もともと裕福な家の出だったのに、運命に翻弄されて一度はどん底を味わったみっちゃん@羽田=暮木。
しかし、素質としてか血筋なのか人の心をつかむ話術を心得ていたことでトレーナー職に就いたことが
大きな転換となりました。
日商フロンティア協会の成功で引退したところで終わっていればどうだったのでしょうね。
やはり良心の呵責があったからこその臨死体験だったともいえるのでしょう。
ともかく、バスジャックを行い少なくとも石を投げたという点では
この人の生き直した意味があったようです。
坂本は慰謝料を何かの投資にしたのでしょう。
でも自分も逆に人をだます方向になってしまったことであのバスジャック?
さて、今回のハイライトは橋本の「菜穂子さん・・菜穂子さん・・」ではないでしょうか(笑
わざわざアメリカから電話してきたというのもどこか秘密の匂いがします。
菜穂子の危うさと、毒が回り始めたような杉村の間野への思慕などが
夫婦の危機を予感させてしまうのですが・・。
でもこの宮部シリーズが終わるのは嫌(笑)なので杉村は婿で
そして探偵でずっと続いてほしいです。
残り2話です。
08/30/2014 ペテロの葬列 第8話
「暮木」老人は「御厨」ではなかった。善良そうな暮木の雰囲気にそぐわないのでこれにはやや安堵。
そして杉村は井手からのズバッと「間野を好きだろう」にうろたえ反応するのでした。
延ばし延ばしになっていたペテロ8を見ました・・・
亜子(堂珍敦子)のレストランのオープニングパティーに来ていた杉村(小泉孝太郎)と菜穂子(国仲涼子)、そして間野(長谷川京子)。真剣に話し込んでいる杉村と間野の様子を見た菜穂子は、席を外したままパーティーには戻ってこなかった。菜穂子を心配するも、仕方なく一人で帰宅する杉村。それからほどなく菜穂子も帰宅する。どうしていたのか事情を聞く杉村に対して、菜穂子は涙を流しながら自分の想いをぶつける。いったい、菜穂子の想いとは?
その後日、前野(清水富美加)が杉村と手島(ムロツヨシ)を訪ねて睡蓮へやってくる。なんと、お金が送られてきた宅配会社の送り状の一つから、バスジャック犯の暮木(長塚京三)と繋がりがあると思しき人物を見つけたというのだ。それを聞いた杉村と手島は、坂本(細田善彦)にも声をかけ、4人でその人物を訪ねることを約束する。
そんなある日、杉村をパワハラで労連へ訴えを起こし休職していた井手(千葉哲也)が、グループ広報室へとやってくると、話しがしたいと杉村を睡蓮へと呼び出す。そこで井手は、間野と親密になっている杉村に対して忠告するとともに、間野の裏の顔についてあらゆることを杉村に伝える。その間野の裏の顔とは…!?
オープニングパーティから外に出た菜穂子は真夜中に帰宅し、
靴が痛くて(買いに出た?)という弁明になっています。
杉村としてはせめて一言連絡が欲しかったところ。
なんせ菜穂子は病もちの箱入り娘なので心配度は人より高いのです。
しかし、菜穂子は脳裏に間野と仲むつまじく話す杉村の様子が浮かぶわけで
その嫉妬を押し隠して杉村のサポーターとしてもっと役に立ちたかったと泣くのでした。
菜穂子が結婚時に抱いた罪悪感(杉村をグループ広報室に閉じ込めたことなど)を
謝るのですが、杉村としてもそれは意識してなかっただけに菜穂子の思いに申し訳なさが立ち、
二人はこれからもっと理解しあう関係でいたいと強く願うのでした。
しかし、玄関先に置いてあった赤い靴には砂がついていて海に行ったことを物語るのでした。
月に照らされる海を眺めながら橋本と二人で砂浜に座るシーンがでましたがそれだけなのかどうか。
間野は子供と二人でホテルにきていますが、ストーカーか何かに家を荒らされたので
一時的避難のようでいて、実は引越を点々としていたようです。
喫茶、睡蓮に前野メイが送り状から調査した結果を報告にきました。
畑中前原県道二号店。
ここにどうやら暮木の知人?(@富士)がいたのです。
しかしメイちゃん(清水)がアップで映るとかわいい!!
菜穂子や間野の裏に一癖ありそうな暗さを押し隠しているのを見ているせいか。
社内では森元常務が回顧録出版だったのを止めると言われたそうで騒然となりました。
また、手島はわけのわからない金をもらうと人生を狂わすという哲学を披露しています。
森常務の出版中止は井手の毒のせいかと想像しますが、橋本にも毒を吹き付けました。
「大変だね、会長とお嬢さんのおもりまで」
つい足を止めてしまった橋本でしたが。
そして、暮木老人のまいた毒のタネは、とうとう全員が慰謝料を受け取る方向に転換となり
今多会長には気の重い報告をする杉村でした。
すでに職を辞すことは決めていて、さらに引越をして会長の手から離れると話します。
渡米前なので辞表は後でと言いつつ、逆に杉村のためには敷地から出ることは良かったと
言ってくれた会長でした。
差し出された手を握り返した杉村です。
今多会長ができた人間なので安定感がありますがこの人にはずっと元気でいてほしいものです。
そして井手の処分は「社長室付き」だそうで、みなさんご不満です。
間野の懸案を心配して誘ってみれば、本人は自分で解決すると言いだし
杉村のせっかくの申し出を断るのでした。
ここで杉村は退職することをほのめかしました。
今は異動かなんかだと軽く考えている間野ですが、井手のせいかと探りをいれています。
寂しくなると言う間野につい心を引きずられたような杉村でした。
翌日ホスト君の父親が検察官と聞いてどよめく編集部に井手がやってきて杉村を誘いました。
杉村はパワハラなんかできる人じゃないからとお詫びにしていますが
部署を異動するために杉村のパワハラのせいにして労連に訴えたというのが真相のようです。
これまでの嫌味な言動はすべて計画と演技によるものだったとは。
でも間野のいうセクハラも本人が言ってるだけだという井手に腹が立つわけですが
しかし、間野のような女は気を付けないといけないと忠告を受けた杉村でした。
そもそも菜穂子のエステをしていた関係でグループ広報室に入った間野なのです。
その前の経歴は裏が取れないと橋本が言っていましたし。
セクハラは間野がウソをついてるという井手は、
自分は過去にも秘書と相部屋になっても手を出さなかったと潔白を説明してます。
ただし、それが証拠になるのか説得力はありません。
しかし、あんた間野を好きだろうとズバッとついたときにはさすがに怒りの顔で退席しました。
杉村に井手の毒がじんじん回ってきています。
いよいよ、あのコンビニにやってきた杉村達ご一行。
早川と名乗る女性(富士)はバラバラに店から送るように指示されていたのを最後は横着して
自分の店から送ったので後悔したのでした。
みっちゃんと呼ぶので「御厨」を連想していたら、本名は「羽田光昭」。
御厨の助手のような右腕のような関係で最後に「日商フロンティア協会」を作った後
二人はコンビを解散したと言うのでした。
暮木という名は戸籍を買ったのかと推測していましたが、
早川は顔を覆い、彼の過去を話し始めました。
***
バスジャック事件は遠のいたようでやはりこの辺を浮遊しているのですね。
あの時、銃によるものであっても威厳に満ちた秩序は暮木の良質なものを感じさせていましたが
「御厨」の名がでてきたころから一旦、悪に転落したように見えたのです。
それが、「羽田光昭」と知り再び善の方向に戻ってきた気配があります。
ただし、偽名を持つことは後ろ暗いものを想像させ、実際戸籍を買ったと思わせているので
やはり、通常の感覚ではありえない人物のようです。
そして慰謝料は各自貰い受けるということになり、曰く付のお金というものは
ちょっと不幸を呼び寄せそうな嫌なものに見えてしかたありません。
現に啓ちゃんは前回詐欺に遭いそうな電話をしていました。
次回、羽田の過去がどんなだか知ることになりますか。
それにしても、菜穂子が杉村に対して罪悪感を覚えていたなんて。
単純に橋本によろけているようにしか見えないんですけど(^^;
また間野についても、井手の話は眉唾臭いけれど、もしかして真実かも?と
思わせるものが間野からぷんぷん発散されてるわけで
こちらも毒といったら毒ですよね。
こんななかでひとつひとつ丁寧に調査し、解読していく杉村って
本当に探偵に向いてます。
でも、とりあえず転職と引っ越しは決定事項なようで
今まで婿としておとなしくしていた分、精神的な自由を得たら
あの赤い自転車で月まで漕いで行くかもしれない。
まるであの映画のようだわ。ふふふ
延ばし延ばしになっていたペテロ8を見ました・・・
亜子(堂珍敦子)のレストランのオープニングパティーに来ていた杉村(小泉孝太郎)と菜穂子(国仲涼子)、そして間野(長谷川京子)。真剣に話し込んでいる杉村と間野の様子を見た菜穂子は、席を外したままパーティーには戻ってこなかった。菜穂子を心配するも、仕方なく一人で帰宅する杉村。それからほどなく菜穂子も帰宅する。どうしていたのか事情を聞く杉村に対して、菜穂子は涙を流しながら自分の想いをぶつける。いったい、菜穂子の想いとは?
その後日、前野(清水富美加)が杉村と手島(ムロツヨシ)を訪ねて睡蓮へやってくる。なんと、お金が送られてきた宅配会社の送り状の一つから、バスジャック犯の暮木(長塚京三)と繋がりがあると思しき人物を見つけたというのだ。それを聞いた杉村と手島は、坂本(細田善彦)にも声をかけ、4人でその人物を訪ねることを約束する。
そんなある日、杉村をパワハラで労連へ訴えを起こし休職していた井手(千葉哲也)が、グループ広報室へとやってくると、話しがしたいと杉村を睡蓮へと呼び出す。そこで井手は、間野と親密になっている杉村に対して忠告するとともに、間野の裏の顔についてあらゆることを杉村に伝える。その間野の裏の顔とは…!?
オープニングパーティから外に出た菜穂子は真夜中に帰宅し、
靴が痛くて(買いに出た?)という弁明になっています。
杉村としてはせめて一言連絡が欲しかったところ。
なんせ菜穂子は病もちの箱入り娘なので心配度は人より高いのです。
しかし、菜穂子は脳裏に間野と仲むつまじく話す杉村の様子が浮かぶわけで
その嫉妬を押し隠して杉村のサポーターとしてもっと役に立ちたかったと泣くのでした。
菜穂子が結婚時に抱いた罪悪感(杉村をグループ広報室に閉じ込めたことなど)を
謝るのですが、杉村としてもそれは意識してなかっただけに菜穂子の思いに申し訳なさが立ち、
二人はこれからもっと理解しあう関係でいたいと強く願うのでした。
しかし、玄関先に置いてあった赤い靴には砂がついていて海に行ったことを物語るのでした。
月に照らされる海を眺めながら橋本と二人で砂浜に座るシーンがでましたがそれだけなのかどうか。
間野は子供と二人でホテルにきていますが、ストーカーか何かに家を荒らされたので
一時的避難のようでいて、実は引越を点々としていたようです。
喫茶、睡蓮に前野メイが送り状から調査した結果を報告にきました。
畑中前原県道二号店。
ここにどうやら暮木の知人?(@富士)がいたのです。
しかしメイちゃん(清水)がアップで映るとかわいい!!
菜穂子や間野の裏に一癖ありそうな暗さを押し隠しているのを見ているせいか。
社内では森元常務が回顧録出版だったのを止めると言われたそうで騒然となりました。
また、手島はわけのわからない金をもらうと人生を狂わすという哲学を披露しています。
森常務の出版中止は井手の毒のせいかと想像しますが、橋本にも毒を吹き付けました。
「大変だね、会長とお嬢さんのおもりまで」
つい足を止めてしまった橋本でしたが。
そして、暮木老人のまいた毒のタネは、とうとう全員が慰謝料を受け取る方向に転換となり
今多会長には気の重い報告をする杉村でした。
すでに職を辞すことは決めていて、さらに引越をして会長の手から離れると話します。
渡米前なので辞表は後でと言いつつ、逆に杉村のためには敷地から出ることは良かったと
言ってくれた会長でした。
差し出された手を握り返した杉村です。
今多会長ができた人間なので安定感がありますがこの人にはずっと元気でいてほしいものです。
そして井手の処分は「社長室付き」だそうで、みなさんご不満です。
間野の懸案を心配して誘ってみれば、本人は自分で解決すると言いだし
杉村のせっかくの申し出を断るのでした。
ここで杉村は退職することをほのめかしました。
今は異動かなんかだと軽く考えている間野ですが、井手のせいかと探りをいれています。
寂しくなると言う間野につい心を引きずられたような杉村でした。
翌日ホスト君の父親が検察官と聞いてどよめく編集部に井手がやってきて杉村を誘いました。
杉村はパワハラなんかできる人じゃないからとお詫びにしていますが
部署を異動するために杉村のパワハラのせいにして労連に訴えたというのが真相のようです。
これまでの嫌味な言動はすべて計画と演技によるものだったとは。
でも間野のいうセクハラも本人が言ってるだけだという井手に腹が立つわけですが
しかし、間野のような女は気を付けないといけないと忠告を受けた杉村でした。
そもそも菜穂子のエステをしていた関係でグループ広報室に入った間野なのです。
その前の経歴は裏が取れないと橋本が言っていましたし。
セクハラは間野がウソをついてるという井手は、
自分は過去にも秘書と相部屋になっても手を出さなかったと潔白を説明してます。
ただし、それが証拠になるのか説得力はありません。
しかし、あんた間野を好きだろうとズバッとついたときにはさすがに怒りの顔で退席しました。
杉村に井手の毒がじんじん回ってきています。
いよいよ、あのコンビニにやってきた杉村達ご一行。
早川と名乗る女性(富士)はバラバラに店から送るように指示されていたのを最後は横着して
自分の店から送ったので後悔したのでした。
みっちゃんと呼ぶので「御厨」を連想していたら、本名は「羽田光昭」。
御厨の助手のような右腕のような関係で最後に「日商フロンティア協会」を作った後
二人はコンビを解散したと言うのでした。
暮木という名は戸籍を買ったのかと推測していましたが、
早川は顔を覆い、彼の過去を話し始めました。
***
バスジャック事件は遠のいたようでやはりこの辺を浮遊しているのですね。
あの時、銃によるものであっても威厳に満ちた秩序は暮木の良質なものを感じさせていましたが
「御厨」の名がでてきたころから一旦、悪に転落したように見えたのです。
それが、「羽田光昭」と知り再び善の方向に戻ってきた気配があります。
ただし、偽名を持つことは後ろ暗いものを想像させ、実際戸籍を買ったと思わせているので
やはり、通常の感覚ではありえない人物のようです。
そして慰謝料は各自貰い受けるということになり、曰く付のお金というものは
ちょっと不幸を呼び寄せそうな嫌なものに見えてしかたありません。
現に啓ちゃんは前回詐欺に遭いそうな電話をしていました。
次回、羽田の過去がどんなだか知ることになりますか。
それにしても、菜穂子が杉村に対して罪悪感を覚えていたなんて。
単純に橋本によろけているようにしか見えないんですけど(^^;
また間野についても、井手の話は眉唾臭いけれど、もしかして真実かも?と
思わせるものが間野からぷんぷん発散されてるわけで
こちらも毒といったら毒ですよね。
こんななかでひとつひとつ丁寧に調査し、解読していく杉村って
本当に探偵に向いてます。
でも、とりあえず転職と引っ越しは決定事項なようで
今まで婿としておとなしくしていた分、精神的な自由を得たら
あの赤い自転車で月まで漕いで行くかもしれない。
まるであの映画のようだわ。ふふふ
08/21/2014 ペテロの葬列 第7話
人は変わるのですね~!田中@峰さんにびっくりしましたわ!!
地味な7話でしたよね(^^;
ここまできたら最後まで~と思い出そうとしてもあらすじが出てこない・・(苦笑
睡蓮に集まったバスジャック事件の被害者たちは、迫田(島かおり)が日商フロンティア協会の詐欺にあっていたことを知らされる。そして、迫田の娘・美和子(安藤玉恵)から、バスジャック事件の犯人・暮木(長塚京三)と迫田との関係を聞かされた。詐欺被害にあった母のためにも、送られたお金を警察に届けてほしくないという美和子に対し、杉村(小泉孝太郎)たち被害者は、お金をもらわざるを得ないという雰囲気に…。
その後日、井手(千葉哲也)が杉村からパワハラを受けたという調停申請により、労連による杉村への聞き取り調査が始まった。そんなある日、間野(長谷川京子)の住んでいる部屋が何者かに荒らされてしまう
「あのお金さえあれば母はクラステ海風で行き届いたお世話をしていただいて・・・」
手が届く夢だったのに、私が自分で壊してしまった。
泣いていた迫田の事情を聞いた暮木は、「日商フロンティア協会」と聞いて考え込み、
そして老婦人の名前を聞きました。
世の中、被害者を名乗る人ばかりなのに迫田さんは自分の過ちだと責を引き受けているというのです。
その後にあのバスジャックを計画したということなのでしょう。
迫田の娘@美和子さんのところに暮木が電話してきて、いくらかを用意できるというのでした。
ただし、それは被害者全員に戻せるはずもなくご縁があったから迫田さんにということなのでした。
そして事件が起き、実際に迫田家にも宅配でお金が届きました。
こんないきさつを語り、母のために、みなさんも受け取ってほしいと
深々とお辞儀をして帰っていった美和子さんでした。
皆がはけたあと、人は変わるという睡蓮のマスターに黙ってしまう杉村と手島です。
菜穂子は間野が杉村を褒めていたことを伝えてかなり不機嫌な様子がありありですが
(石ではなく)「花でよくってよ」ということでホッとした杉村にようやく笑顔になるのでした。
今の幸せな境遇のありがたみがわかってない菜穂子。
田中は落ち着かないのですが、とうとう息子に慰謝料を見せてしまいました。
母ちゃんには言ってねえ、おめえだけだ・・と父子の秘密の共有。
一方、杉村は慰謝料を受け取れば辞表を受理してもらうことになると悩みます。
母が、今多コンツェルンと距離を置けと言っていたことを唐突に思い出すのでした。
そして井手の労連への訴えの件で事情聴取に応じる杉村です。
調停の立場として仲介ということになると聞かされました。
井手は加療入院中。
しかし、申し立ては事実無根であり井手自身がセクハラをしていたと話した杉村でした。
編集部では井手の横暴な振る舞いは反感を買っていて
全員杉村の味方なのでおそらく井手の不利でしょう。
ただ会長婿の立場がアドバンテージを持ってるように解釈されがちな点が微妙な杉村です。
田中が全員を招集しました。
慰謝料を迫田さんに譲ると言うのです。
急に心変わりした田中に啓ちゃんがつかみかかるのですが前野に戻されました。
また柴野は逆に自分が受け取ると決意を語りました。
迫田さんの事情を調査したように、
自分が母子家庭だと調査済みで実行したであろう暮木の気持ちをいただき
うけとることで暮木に報いるというのです。
これで子供を大学に行かせられると深く腰を折り、そして出ていきました。
間野が出かけた一瞬の隙に部屋が荒らされ写真がおかれているのが不気味。
これはストーカーなのか?
その日は菜穂子が手伝っていた友人のレストランのオープニングパーティでした。
会場で菜穂子はこれまで手伝った仕事が終わったことで残念な気持ちになっています。
何か仕事をしたらいいと杉村が勧めると心臓に爆弾を抱えているからできないと不満そう。
杉村は辞表をだし、前に勤めていた出版社に打診していると言いました。
今多の家から出て行かないかと相談し始めたところでしたが、
菜穂子に紹介したい人がいるからと呼ばれ席を立ってしまいます。
そんなところに間野が現れ、杉村の隣に座って談笑し始めました。
その内容は杉村は謎解きの達成感を感じたといい、
間野は広報部に勤められたことに対する感謝でした。
しかし、このタイミングで仲睦まじい二人を目撃した菜穂子は嫉妬が湧いたように
外に出て、橋本に電話してしまうのでした。
「橋本さん・・私・・」
そして戻ってこない菜穂子を探すために席を立った杉村を見つめる間野の目が
あまりにも美しく見えるのが、怖い・・・
***
またそのころ、坂本(@細田)は「いい話」を電話の相手から聞き出そうとしていて
これまた何かの詐欺にひっかかりそうな予感が・・・。
まず今週ペテロになったのは田中でしたか。
父親が自分を信用してくれたと真面目に考えたのでしょう。
ダメ息子のような描き方をされていましたが、息子の意見が
慰謝料を自分たちでもらうとは言わなかったようなので、
案外ちゃんと育ってるのではと見直してしまいました。
橋本は菜穂子の声を聴いてどうするのでしょう?
いてもたってもいられなくなり、(菜穂子お嬢様を)お迎えにいくのか。
きっと夏のせいね。
しかし慰謝料は世間的には秘密のことなので人質たちが黙ってもらってしまえば
それでたぶん終わりなのです。
が、これだけの人数ですから足並みそろえるのは難しいのですね。
当初、自分は欲しいと言っていた田中が逆に自分はいらないというので本当にもう不思議なものです。
暮木があのコンサルだとしたら、自分のしたことの影響をじかに迫田を知ったことで理解したのでしょうか。
だから悔い改めたペテロのように、暮木が改心し、バスジャックで自死したと・・(?)
行動の理由としてはちょっと弱いですが、マスターのいうように人はいつだって変われるので
今がその時だったか。
なのでためらわず実行したと(^^;
ひとまず7話としては様々な糸口を出してきたようで地味ながら付箋の回だと理解しておきます。
あとは解決に向かって一気に走るのね?
ここまできたら最後まで~と思い出そうとしてもあらすじが出てこない・・(苦笑
睡蓮に集まったバスジャック事件の被害者たちは、迫田(島かおり)が日商フロンティア協会の詐欺にあっていたことを知らされる。そして、迫田の娘・美和子(安藤玉恵)から、バスジャック事件の犯人・暮木(長塚京三)と迫田との関係を聞かされた。詐欺被害にあった母のためにも、送られたお金を警察に届けてほしくないという美和子に対し、杉村(小泉孝太郎)たち被害者は、お金をもらわざるを得ないという雰囲気に…。
その後日、井手(千葉哲也)が杉村からパワハラを受けたという調停申請により、労連による杉村への聞き取り調査が始まった。そんなある日、間野(長谷川京子)の住んでいる部屋が何者かに荒らされてしまう
「あのお金さえあれば母はクラステ海風で行き届いたお世話をしていただいて・・・」
手が届く夢だったのに、私が自分で壊してしまった。
泣いていた迫田の事情を聞いた暮木は、「日商フロンティア協会」と聞いて考え込み、
そして老婦人の名前を聞きました。
世の中、被害者を名乗る人ばかりなのに迫田さんは自分の過ちだと責を引き受けているというのです。
その後にあのバスジャックを計画したということなのでしょう。
迫田の娘@美和子さんのところに暮木が電話してきて、いくらかを用意できるというのでした。
ただし、それは被害者全員に戻せるはずもなくご縁があったから迫田さんにということなのでした。
そして事件が起き、実際に迫田家にも宅配でお金が届きました。
こんないきさつを語り、母のために、みなさんも受け取ってほしいと
深々とお辞儀をして帰っていった美和子さんでした。
皆がはけたあと、人は変わるという睡蓮のマスターに黙ってしまう杉村と手島です。
菜穂子は間野が杉村を褒めていたことを伝えてかなり不機嫌な様子がありありですが
(石ではなく)「花でよくってよ」ということでホッとした杉村にようやく笑顔になるのでした。
今の幸せな境遇のありがたみがわかってない菜穂子。
田中は落ち着かないのですが、とうとう息子に慰謝料を見せてしまいました。
母ちゃんには言ってねえ、おめえだけだ・・と父子の秘密の共有。
一方、杉村は慰謝料を受け取れば辞表を受理してもらうことになると悩みます。
母が、今多コンツェルンと距離を置けと言っていたことを唐突に思い出すのでした。
そして井手の労連への訴えの件で事情聴取に応じる杉村です。
調停の立場として仲介ということになると聞かされました。
井手は加療入院中。
しかし、申し立ては事実無根であり井手自身がセクハラをしていたと話した杉村でした。
編集部では井手の横暴な振る舞いは反感を買っていて
全員杉村の味方なのでおそらく井手の不利でしょう。
ただ会長婿の立場がアドバンテージを持ってるように解釈されがちな点が微妙な杉村です。
田中が全員を招集しました。
慰謝料を迫田さんに譲ると言うのです。
急に心変わりした田中に啓ちゃんがつかみかかるのですが前野に戻されました。
また柴野は逆に自分が受け取ると決意を語りました。
迫田さんの事情を調査したように、
自分が母子家庭だと調査済みで実行したであろう暮木の気持ちをいただき
うけとることで暮木に報いるというのです。
これで子供を大学に行かせられると深く腰を折り、そして出ていきました。
間野が出かけた一瞬の隙に部屋が荒らされ写真がおかれているのが不気味。
これはストーカーなのか?
その日は菜穂子が手伝っていた友人のレストランのオープニングパーティでした。
会場で菜穂子はこれまで手伝った仕事が終わったことで残念な気持ちになっています。
何か仕事をしたらいいと杉村が勧めると心臓に爆弾を抱えているからできないと不満そう。
杉村は辞表をだし、前に勤めていた出版社に打診していると言いました。
今多の家から出て行かないかと相談し始めたところでしたが、
菜穂子に紹介したい人がいるからと呼ばれ席を立ってしまいます。
そんなところに間野が現れ、杉村の隣に座って談笑し始めました。
その内容は杉村は謎解きの達成感を感じたといい、
間野は広報部に勤められたことに対する感謝でした。
しかし、このタイミングで仲睦まじい二人を目撃した菜穂子は嫉妬が湧いたように
外に出て、橋本に電話してしまうのでした。
「橋本さん・・私・・」
そして戻ってこない菜穂子を探すために席を立った杉村を見つめる間野の目が
あまりにも美しく見えるのが、怖い・・・
***
またそのころ、坂本(@細田)は「いい話」を電話の相手から聞き出そうとしていて
これまた何かの詐欺にひっかかりそうな予感が・・・。
まず今週ペテロになったのは田中でしたか。
父親が自分を信用してくれたと真面目に考えたのでしょう。
ダメ息子のような描き方をされていましたが、息子の意見が
慰謝料を自分たちでもらうとは言わなかったようなので、
案外ちゃんと育ってるのではと見直してしまいました。
橋本は菜穂子の声を聴いてどうするのでしょう?
いてもたってもいられなくなり、(菜穂子お嬢様を)お迎えにいくのか。
きっと夏のせいね。
しかし慰謝料は世間的には秘密のことなので人質たちが黙ってもらってしまえば
それでたぶん終わりなのです。
が、これだけの人数ですから足並みそろえるのは難しいのですね。
当初、自分は欲しいと言っていた田中が逆に自分はいらないというので本当にもう不思議なものです。
暮木があのコンサルだとしたら、自分のしたことの影響をじかに迫田を知ったことで理解したのでしょうか。
だから悔い改めたペテロのように、暮木が改心し、バスジャックで自死したと・・(?)
行動の理由としてはちょっと弱いですが、マスターのいうように人はいつだって変われるので
今がその時だったか。
なのでためらわず実行したと(^^;
ひとまず7話としては様々な糸口を出してきたようで地味ながら付箋の回だと理解しておきます。
あとは解決に向かって一気に走るのね?
08/17/2014 ペテロの葬列 第6話
いらないなら私がいただいても・・・?ハセキョーってばついに本性出したわ~~(笑
明日はもう次の回が来ちゃうんでとぎれとぎれにやっと見ました。ふう~~~
お盆の時期は皆夏休みでなぜかうちは人口密度が高く、パソコンにもたどり着けないありさま。
ん~~でもペテロだけは記録しておきたいのデス!
北見(大杉漣)の妻・容子(かとうかずこ)からの連絡を受けて、桃子(小林星蘭)のピアノの発表会を抜け出した杉村(小泉孝太郎)は、足立(渋川清彦)と連れ立って北見の住宅へ向かった。そこで、高越(水橋研二)を殺害した真犯人を知るという絵里子(入山法子)から、衝撃の事実を聞かされる。その真実とは!?
一方、バスジャック事件に関して、園田編集長(室井滋)の家にも慰謝料が届いていた事が判明したことを受けて、元人質たちは再び睡蓮に集まることになった。そこには、柴野(青山倫子)の呼びかけにより、迫田(島かおり)の娘・美和子(安藤玉恵)の姿もあった。ほどなく、事件の調査について報告しあう元人質たち。その話の中で、美和子の口から事件に関する新たな事実が語られる……。
先週、桃子のピアノの発表会会場から送り届けてくれた橋本でしたが、
その車中の会話が受けた~~!!
橋本は菜穂子の「一生独身でいて」にちゃんと反応し「菜穂子さんの命令なら」と首を縦にするのでした。
あまりにも律儀で真面目な橋本に、菜穂子がそれは嘘だし自分の立場はわかってると言うのですが
実はそこじゃなく、橋本は間接的に菜穂子に告白してるんでしょ?
そして先週、高越の妻・絵里子(@入山)が犯人を知ってるといいましたが、
それは自分だったのでした。
足立に罪をなすりつけるからと瀕死の血だらけの状態で新聞配送店まで行った高越ってば執念だわっ!
事情を聞いてみると、高越は売れないキャバ嬢だった絵里子を恋人にし、子供ができたことで
結婚しようと高級マンションを用意したというところまできていたのでした。
だが、足立から受け取ったファイルで詐欺師だということが発覚し、両親を詐欺被害で亡くした絵里子は
子供ともども死ぬと包丁を出したところでアクシデントがあり、
自分じゃなく高越を刺してしまったというところです。
「正しく生きたいと思う人間であれば、その重荷にたえきれなくなって
いつかは真実を語ることになる。
ウソは永遠ではない。人はそれほど強くなれない。
どんなペテロにも振り返って彼を見つめるイエスがいる。
だから我々は嘘に耐えられない。
自分にはイエスなどいない、イエスなど必要ないと思うものには怖いものは何もないだろう。」
無性に誰かと話したくなった杉村ですが、誰に電話したのか?
同じころに間野のところには非通知の無言電話。
北見の元妻から奥さん(菜穂子)を大事にといわれたのを思いだし、
実は間野にかけたけれど切ったの?
しかし、探偵の真似事で北見家が離婚したと言う話は悪い予感をさせます。
同敷地内の義姉(?)から菜穂子の機嫌を取るために
(花じゃなくて)「石(指輪)」を買ってあげてとアドバイスを受けた杉村でした。
そして慰謝料を受けた各々が少しずつ変わってくるのでした。
300って微妙な金額ですが、まとまったお金って崩しにくい気がするんですけど。
若い子ならとりあえず普段の生活をちょっと贅沢にしてみたいのか・・
編集長にも届いたことで、柴野の保管していた負担を考え、慰謝料を戻してもらうことにしました。
いつもの睡蓮にて迫田さんは娘さんが同席。
実は祖母をクラステ海風に入居希望し、抽選が外れたことで補欠に登録。
その間に資金面を増やそうと日商フロンティアの詐欺に引っかかり、すべてを失くしたと言うのでした。
リゾート会員権に1000万出したとか。
バスジャックの後に700万送られて来たというのでつまり、「親切な人」として
暮木のことは面識があったというのです。
暮木老人のことを言えば、みなさんはお金を収めてくれるのかと
人質被害者一同に問いかけた迫田さんの娘でした。
間野は菜穂子のところにエステをするためにやってきました。
なぜ夜なのかわかりませんが、ちょうど橋本がいたので奈緒子は見つめてしまい、
二人の間に通う空気を間野は読んだようでした。
杉村が間野の能力を買ってると非常に喜んだと菜穂子が言えば
間野は杉村を心が綺麗だと褒めています。
誰に対しても誠意を尽くし、人をうらやむこともなく表裏のない人だと。
ピアノの発表会の出来事を愚痴ると許してやってと笑ってさとす間野でした。
杉村は人の気持ちをくみ取れる人だと間野が言うとそれは買いかぶりすぎだと菜穂子が返します。
いつのまにか杉村賛歌と夫の悪口といった応酬になっています。
「いらないなら私がいただいても?」
つい、真顔になった間野に冗談風に笑い流す菜穂子ですが、心中穏やかではありません。
***
人質たちの中ではあの暮木と迫田さんの間には、ツーカーな三文芝居があったということですよね?
しかも彼女のところには多めに慰謝料が戻ってきたので、
詐欺に遭い損はしたけれどまだ助けられてる部分もあり、
この先、話が混沌としてきそうです。
高給だからなのか(?)編集部の三人だけはまだ慰謝料に対して無頓着でいられるようですが、
生活そのものに窮していたら、目の前の札束は魔物ですよね。
宮部さんてば人間のこんな本性をえぐりだしてイジワルです。
しかし、今週のハイライトはあの「いらないなら頂戴」でしょ。
間野は杉村に心底、魂の良さを見つけたようです。
夏は危険ですわね(ふふっ
一方、菜穂子も杉村の愚痴を言ってるけれどテレで身内の悪口風に言ってるだけなのか
本心で探偵の真似事を嫌うのかがちょっとわかりませんでした。
でも橋本の存在が出てきてるからこちらも危ないですね。
まったくもう誰もかれも・・夏のせいなのね(笑
お盆の時期は皆夏休みでなぜかうちは人口密度が高く、パソコンにもたどり着けないありさま。
ん~~でもペテロだけは記録しておきたいのデス!
北見(大杉漣)の妻・容子(かとうかずこ)からの連絡を受けて、桃子(小林星蘭)のピアノの発表会を抜け出した杉村(小泉孝太郎)は、足立(渋川清彦)と連れ立って北見の住宅へ向かった。そこで、高越(水橋研二)を殺害した真犯人を知るという絵里子(入山法子)から、衝撃の事実を聞かされる。その真実とは!?
一方、バスジャック事件に関して、園田編集長(室井滋)の家にも慰謝料が届いていた事が判明したことを受けて、元人質たちは再び睡蓮に集まることになった。そこには、柴野(青山倫子)の呼びかけにより、迫田(島かおり)の娘・美和子(安藤玉恵)の姿もあった。ほどなく、事件の調査について報告しあう元人質たち。その話の中で、美和子の口から事件に関する新たな事実が語られる……。
先週、桃子のピアノの発表会会場から送り届けてくれた橋本でしたが、
その車中の会話が受けた~~!!
橋本は菜穂子の「一生独身でいて」にちゃんと反応し「菜穂子さんの命令なら」と首を縦にするのでした。
あまりにも律儀で真面目な橋本に、菜穂子がそれは嘘だし自分の立場はわかってると言うのですが
実はそこじゃなく、橋本は間接的に菜穂子に告白してるんでしょ?
そして先週、高越の妻・絵里子(@入山)が犯人を知ってるといいましたが、
それは自分だったのでした。
足立に罪をなすりつけるからと瀕死の血だらけの状態で新聞配送店まで行った高越ってば執念だわっ!
事情を聞いてみると、高越は売れないキャバ嬢だった絵里子を恋人にし、子供ができたことで
結婚しようと高級マンションを用意したというところまできていたのでした。
だが、足立から受け取ったファイルで詐欺師だということが発覚し、両親を詐欺被害で亡くした絵里子は
子供ともども死ぬと包丁を出したところでアクシデントがあり、
自分じゃなく高越を刺してしまったというところです。
「正しく生きたいと思う人間であれば、その重荷にたえきれなくなって
いつかは真実を語ることになる。
ウソは永遠ではない。人はそれほど強くなれない。
どんなペテロにも振り返って彼を見つめるイエスがいる。
だから我々は嘘に耐えられない。
自分にはイエスなどいない、イエスなど必要ないと思うものには怖いものは何もないだろう。」
無性に誰かと話したくなった杉村ですが、誰に電話したのか?
同じころに間野のところには非通知の無言電話。
北見の元妻から奥さん(菜穂子)を大事にといわれたのを思いだし、
実は間野にかけたけれど切ったの?
しかし、探偵の真似事で北見家が離婚したと言う話は悪い予感をさせます。
同敷地内の義姉(?)から菜穂子の機嫌を取るために
(花じゃなくて)「石(指輪)」を買ってあげてとアドバイスを受けた杉村でした。
そして慰謝料を受けた各々が少しずつ変わってくるのでした。
300って微妙な金額ですが、まとまったお金って崩しにくい気がするんですけど。
若い子ならとりあえず普段の生活をちょっと贅沢にしてみたいのか・・
編集長にも届いたことで、柴野の保管していた負担を考え、慰謝料を戻してもらうことにしました。
いつもの睡蓮にて迫田さんは娘さんが同席。
実は祖母をクラステ海風に入居希望し、抽選が外れたことで補欠に登録。
その間に資金面を増やそうと日商フロンティアの詐欺に引っかかり、すべてを失くしたと言うのでした。
リゾート会員権に1000万出したとか。
バスジャックの後に700万送られて来たというのでつまり、「親切な人」として
暮木のことは面識があったというのです。
暮木老人のことを言えば、みなさんはお金を収めてくれるのかと
人質被害者一同に問いかけた迫田さんの娘でした。
間野は菜穂子のところにエステをするためにやってきました。
なぜ夜なのかわかりませんが、ちょうど橋本がいたので奈緒子は見つめてしまい、
二人の間に通う空気を間野は読んだようでした。
杉村が間野の能力を買ってると非常に喜んだと菜穂子が言えば
間野は杉村を心が綺麗だと褒めています。
誰に対しても誠意を尽くし、人をうらやむこともなく表裏のない人だと。
ピアノの発表会の出来事を愚痴ると許してやってと笑ってさとす間野でした。
杉村は人の気持ちをくみ取れる人だと間野が言うとそれは買いかぶりすぎだと菜穂子が返します。
いつのまにか杉村賛歌と夫の悪口といった応酬になっています。
「いらないなら私がいただいても?」
つい、真顔になった間野に冗談風に笑い流す菜穂子ですが、心中穏やかではありません。
***
人質たちの中ではあの暮木と迫田さんの間には、ツーカーな三文芝居があったということですよね?
しかも彼女のところには多めに慰謝料が戻ってきたので、
詐欺に遭い損はしたけれどまだ助けられてる部分もあり、
この先、話が混沌としてきそうです。
高給だからなのか(?)編集部の三人だけはまだ慰謝料に対して無頓着でいられるようですが、
生活そのものに窮していたら、目の前の札束は魔物ですよね。
宮部さんてば人間のこんな本性をえぐりだしてイジワルです。
しかし、今週のハイライトはあの「いらないなら頂戴」でしょ。
間野は杉村に心底、魂の良さを見つけたようです。
夏は危険ですわね(ふふっ
一方、菜穂子も杉村の愚痴を言ってるけれどテレで身内の悪口風に言ってるだけなのか
本心で探偵の真似事を嫌うのかがちょっとわかりませんでした。
でも橋本の存在が出てきてるからこちらも危ないですね。
まったくもう誰もかれも・・夏のせいなのね(笑
08/06/2014 ペテロの葬列 第5話
菜穂子、あなたもなの~?! そ、それは夏だから・・ですか??
バスジャック事件以来、仕事を休んでいた編集長の園田(室井滋)が復帰した。そのことを受けて手島(ムロツヨシ)が復帰のお祝いをしようと提案。仕事が終わると、野本(犬飼貴文)が手配した中華料理店へと向かう編集部一同。しかし、用事があるということで井手(千葉哲也)は不参加だった。ほどなく、盛り上がった飲み会も解散というとき、間野(長谷川京子)が「この後、2人だけで少し……」と杉村(小泉孝太郎)を誘う。
そんな時、杉村家では桃子(小林星蘭)が急に熱を出してしまい、杉村に何度も電話をする菜穂子(国仲涼子)は杉村に連絡をするが、飲み会の最中の杉村は携帯の電源を切っていて繋がらない。仕方なく自分の運転で桃子を病院へ連れて行こうと玄関を出ると、たまたま嘉親(平幹二朗)のところにいた橋本(高橋一生)が菜穂子たちを見つけ、二人を病院まで送り付き添ってくれることに。
その後日、数日前に北見(大杉漣)の墓地で偶然会った足立(渋川清彦)が、殺人容疑で指名手配される事を知った杉村は、北見の住んでいた公営住宅を訪ねる。息子の司(松本岳)が出迎えると、北見の妻・容子(かとうかずこ)も来ているという。その容子の話によると、5年前、仕事の依頼人として足立が北見を訪ねてきたという。その依頼とは…?
先週はセンシティビティトレーニングのセミナーに驚愕しましたが、
今もそのスキルは受け継がれ、マルチ商法やネズミ講へと詐欺は増大し、
その被害者は加害者へと変化すると言う冒頭の説明がありました。
マルチの話はいくらでも転がっていますね。
欲のない人は騙せないけれど何かの欲があるならば必ず食いついてくるという迷言がありますから
その時の状況やタイミングで引っかかるということは誰にでもありそうです。
暮木が悪人と呼んだ三人は被害者がスキルを得て加害者となった例でした。
「悪は伝染し姿を変えて受け継がれこの世界に増殖していく。」
今週は杉村の家庭にじわりと橋本の気配が・・・
杉村が会長の命を受けたとはいえ、なんせ人質被害者ですから
この事件にずぶずぶはまるのは仕方ないのですね。
杉村の不在を埋めるように、橋本がさわやかに菜穂子の前に・・来てるんですわ。
そう、高校の先輩のように。王子様のように。執事のように。昼ドラみたいに。あと・・
桃子が熱を出したとき、杉村と連絡がとれず、たまたま会長を送り届けた橋本がいました。
病院に桃子を抱いて連れていってくれた人。
発表会にきていたのを呼び止めたら階段を2段跳びで上ってきてくれてポイントが急上昇。
聞いてみたら桃子の発表会のためにわざわざ・・。
さらに雨の中送ってくれて、そして黙って去っていく。
菜穂子がぼーっとするのも無理はないのです。
でも、まさか杉村家の一大事に・・なんてことにはなりませんよね?
今週、ペテロの顔と重なったのは足立。
あの新聞配達人で、高越を刺した容疑者になっている人物です。
足立はホームレスだったのを高越が偽のサラリーマンに仕立てあげて
住宅ローン詐欺を行ったというのでした。
それを告発しようと相談した北見は、あまりにも高越の組織が大きくて一生かけても無理だから、
まず足立の生活を立て直す方が先だと全面的に更生の面倒を見てくれたというのです。
そして高越を調査したファイルを足立に預けたのでした。
その件で、足立が高越を刺すわけがないと北見の奥さんと息子は判定し、
また第六感で訪ねてきた杉村も同じように思ったことで足立を警察には知らせていません。
そして、その足立は逃げて隠れている場所が墓地なのでしたが、杉村がなぜか突き止めて
彼を北見家に連れていきました。
亡くなった高越の臨月の奥さんが訪ねてきているから潔白を証明したほうがいいということで。
しかし、奥さんはそれはもちろんわかっていて犯人も知ってるというのでした。
それは・・・
***
いやしかし、今週の杉村は足立を説得するときに
尊敬すると言い出しました。
加害者は一生騙し続けその輪から逃れられないのに、悔い改めたのが杉村の好感を呼んだようです。
「ペテロはキリストを知らないと言い、キリストを裏切ってしまうんです。
でも、後で死ぬほど自分を責めて、悔い改めるんです。
そしてのちの世に聖人とあがめられるようになる。
何を言いたいかというと、心から悔い改めると罪は許されるってことだと思うんです。」
そういえば悔い改めよとキリストも言ってましたしね(^^;
おかげでペテロは聖人になったし、足立も杉村の中ではポイントアップなのですね。
しかし、警察はほら足立犯人と決め付けてるし、かくまってると危ないし、
大丈夫でしょうか?
今週の間野@ハセキョーもかなり怪しかったです。
菜穂子が高校生みたいな純情っぽさの浮気の片鱗があったとしたら
こちらはあざとさが見えるようなオンナだわ。
初めのうちは杉村を誘ってるのかと思うようなラブホテル街道を通ってましたしね。
あのうら寂しい店で聞いたのは井手のセクハラ。
自宅に仕事と称して間野を誘い、迫ったみたいな描写がありました。
誰もが悪を隠し持ってると言いますが間野の悪は何でしょうねえ。
井手はオツムが緩くわかりやすい男で単純と言えば言えますが、
杉村から編集部の仕事を下に見て真面目に仕事をしないと糾弾され、
編集長からパワハラとセクハラを指摘されて完璧にすねたそうです。
それ以来出社してないということですが、これがのちに災いとなったとか。
敵に回したという表現になってました。
今週、人質事件の追及解明として、日商フロンティア代表の小羽と一緒に
行動していた男が暮木ではなかったかという話がありました。
経営コンサルタントとして来ていたの男のことですが、
英会話教材販売会社の猿田にきいていました。
が、顔写真だけではわからずじまい。
しかし名刺は御厨尚憲という芸能人みたいな名前でした。
住所は虚偽だったとか。
事件のことはまだまだ闇の中です。
今週の絵は薄気味悪くて目を背けてしまいました。
レッドドラゴンがなんとか・・
まるで悪はこんな絵からも伝染するといわんばかりに。
睡蓮のマスターは何かのキーワードでアップになるのでこちらもかなり怪しいのですが
せめてあのぉ・・絵ぐらいは誰もが好感もてるようなのでいいのでは。。。
そんな時、杉村家では桃子(小林星蘭)が急に熱を出してしまい、杉村に何度も電話をする菜穂子(国仲涼子)は杉村に連絡をするが、飲み会の最中の杉村は携帯の電源を切っていて繋がらない。仕方なく自分の運転で桃子を病院へ連れて行こうと玄関を出ると、たまたま嘉親(平幹二朗)のところにいた橋本(高橋一生)が菜穂子たちを見つけ、二人を病院まで送り付き添ってくれることに。
その後日、数日前に北見(大杉漣)の墓地で偶然会った足立(渋川清彦)が、殺人容疑で指名手配される事を知った杉村は、北見の住んでいた公営住宅を訪ねる。息子の司(松本岳)が出迎えると、北見の妻・容子(かとうかずこ)も来ているという。その容子の話によると、5年前、仕事の依頼人として足立が北見を訪ねてきたという。その依頼とは…?
先週はセンシティビティトレーニングのセミナーに驚愕しましたが、
今もそのスキルは受け継がれ、マルチ商法やネズミ講へと詐欺は増大し、
その被害者は加害者へと変化すると言う冒頭の説明がありました。
マルチの話はいくらでも転がっていますね。
欲のない人は騙せないけれど何かの欲があるならば必ず食いついてくるという迷言がありますから
その時の状況やタイミングで引っかかるということは誰にでもありそうです。
暮木が悪人と呼んだ三人は被害者がスキルを得て加害者となった例でした。
「悪は伝染し姿を変えて受け継がれこの世界に増殖していく。」
今週は杉村の家庭にじわりと橋本の気配が・・・
杉村が会長の命を受けたとはいえ、なんせ人質被害者ですから
この事件にずぶずぶはまるのは仕方ないのですね。
杉村の不在を埋めるように、橋本がさわやかに菜穂子の前に・・来てるんですわ。
そう、高校の先輩のように。王子様のように。執事のように。昼ドラみたいに。あと・・
桃子が熱を出したとき、杉村と連絡がとれず、たまたま会長を送り届けた橋本がいました。
病院に桃子を抱いて連れていってくれた人。
発表会にきていたのを呼び止めたら階段を2段跳びで上ってきてくれてポイントが急上昇。
聞いてみたら桃子の発表会のためにわざわざ・・。
さらに雨の中送ってくれて、そして黙って去っていく。
菜穂子がぼーっとするのも無理はないのです。
でも、まさか杉村家の一大事に・・なんてことにはなりませんよね?
今週、ペテロの顔と重なったのは足立。
あの新聞配達人で、高越を刺した容疑者になっている人物です。
足立はホームレスだったのを高越が偽のサラリーマンに仕立てあげて
住宅ローン詐欺を行ったというのでした。
それを告発しようと相談した北見は、あまりにも高越の組織が大きくて一生かけても無理だから、
まず足立の生活を立て直す方が先だと全面的に更生の面倒を見てくれたというのです。
そして高越を調査したファイルを足立に預けたのでした。
その件で、足立が高越を刺すわけがないと北見の奥さんと息子は判定し、
また第六感で訪ねてきた杉村も同じように思ったことで足立を警察には知らせていません。
そして、その足立は逃げて隠れている場所が墓地なのでしたが、杉村がなぜか突き止めて
彼を北見家に連れていきました。
亡くなった高越の臨月の奥さんが訪ねてきているから潔白を証明したほうがいいということで。
しかし、奥さんはそれはもちろんわかっていて犯人も知ってるというのでした。
それは・・・
***
いやしかし、今週の杉村は足立を説得するときに
尊敬すると言い出しました。
加害者は一生騙し続けその輪から逃れられないのに、悔い改めたのが杉村の好感を呼んだようです。
「ペテロはキリストを知らないと言い、キリストを裏切ってしまうんです。
でも、後で死ぬほど自分を責めて、悔い改めるんです。
そしてのちの世に聖人とあがめられるようになる。
何を言いたいかというと、心から悔い改めると罪は許されるってことだと思うんです。」
そういえば悔い改めよとキリストも言ってましたしね(^^;
おかげでペテロは聖人になったし、足立も杉村の中ではポイントアップなのですね。
しかし、警察はほら足立犯人と決め付けてるし、かくまってると危ないし、
大丈夫でしょうか?
今週の間野@ハセキョーもかなり怪しかったです。
菜穂子が高校生みたいな純情っぽさの浮気の片鱗があったとしたら
こちらはあざとさが見えるようなオンナだわ。
初めのうちは杉村を誘ってるのかと思うようなラブホテル街道を通ってましたしね。
あのうら寂しい店で聞いたのは井手のセクハラ。
自宅に仕事と称して間野を誘い、迫ったみたいな描写がありました。
誰もが悪を隠し持ってると言いますが間野の悪は何でしょうねえ。
井手はオツムが緩くわかりやすい男で単純と言えば言えますが、
杉村から編集部の仕事を下に見て真面目に仕事をしないと糾弾され、
編集長からパワハラとセクハラを指摘されて完璧にすねたそうです。
それ以来出社してないということですが、これがのちに災いとなったとか。
敵に回したという表現になってました。
今週、人質事件の追及解明として、日商フロンティア代表の小羽と一緒に
行動していた男が暮木ではなかったかという話がありました。
経営コンサルタントとして来ていたの男のことですが、
英会話教材販売会社の猿田にきいていました。
が、顔写真だけではわからずじまい。
しかし名刺は御厨尚憲という芸能人みたいな名前でした。
住所は虚偽だったとか。
事件のことはまだまだ闇の中です。
今週の絵は薄気味悪くて目を背けてしまいました。
レッドドラゴンがなんとか・・
まるで悪はこんな絵からも伝染するといわんばかりに。
睡蓮のマスターは何かのキーワードでアップになるのでこちらもかなり怪しいのですが
せめてあのぉ・・絵ぐらいは誰もが好感もてるようなのでいいのでは。。。
07/30/2014 ペテロの葬列 第4話
「自己啓発セミナー」、実は社員研修でこれに当たった人を知ってる・・ヤバイゾ@@
事件についてや犯人について、また誰が慰謝料を送ったのか調べを進める杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、そしてバスジャックの被害者たち。そんな中、園田編集長(室井滋)は相変わらず休職中で、自宅のマンションに閉じこもったきり。8人の被害者の中でも、もっとも事件のダメージを強く受けたのは彼女だった。ジャックされたバス車内での、園田と犯人との謎のようなやり取りはなんだったのだろうか…?
そんな園田の様子を心配する会長の今多嘉親(平幹二朗)は、園田の件については自分にも責任があるという。そんな嘉親を訪ね、なぞの現金が送られてきたことや園田と犯人のやり取りなど、ことの経緯を伝える杉村だったが、そのとき嘉親から園田が体験した壮絶な過去についての話を聞く。一体、その壮絶な過去とは!?
一方、広報室では井手(千葉哲也)は間野京子(長谷川京子)に対して、セクハラまがいの発言をし彼女を困らせていた…。
バスジャック犯@暮木は迷惑料として人質に300~500の慰謝料を送ってきましたが
杉村は受け取る理由に了解ができず、辞表を持って今多コンツェルン会長を訪ねました。
辞表は預かるが、判断は自分でしてくれという会長です。
ここで園田編集長@室井の過去が説明されました。
入社の時期に「自己啓発セミナー」に送り込まれた編集長です。
その時のリーダーが自分の殻を破るために男性経験だとか家族で嫌いな人を
言わせるような成り行きになっていて、編集長がそれに対して真っ向から反抗しているのでした。
暮木はこういった類のセミナーのトレーナー@ST(センシティビティ・トレーニング)ではないかと会長は言います。
新入社員研修や管理職研修でSTを取り入れて、個人の内面を掘り下げ、能力を引き出す。
集団の中でふさわしい働き方ができるようにするのが目的だそうです。
つまるところ企業戦士をつくるために洗脳させるということですか。
他人を駆り立て煽る攻撃が正しいと刷り込むことがトレーナーの役割であり、
絶大な権力を持っていたのでした。
だからこそ人間的に間違った人に当たってしまったらそれは大きな不幸で、
おそらく園田のトレーナーがそうだったのでしょう。
社命で参加しているためにトレーナーには逆らえないわけです。
それでもおかしいと思ったら曲げられない編集長は、
このセミナーが自分の向上に役立つとは思えないと言ったことで、
反省室という名の刑務所みたいな部屋に放り込まれ、
一晩中スピーカーからSTの考えを聞かされていたとか。
そして自殺を図ったということです。
結果、一年間、出社ができなくなった。
今多はフェノミナのSTに直談判し、彼らを追い詰めた結果、解散したという。
暮木と編集長は過去の経験から、それぞれの立場が見えたので
あのバスジャックのとき、
「あなたのような人を知っている」
「彼らと同類ではないが代わりにお詫びする」
といった、謎のやり取りになっていたのでした。
園田を担当したフェノミノのトレーナーは人間の脳を改造するスキルだけでできていて、
まともな人間性は皆無だったとか。
戦時中の嫌なものを見てきた今多はSTたちは陸軍の上等兵に重なって見えたというのでした。
園田たちを送り出した自分を責め、責任を感じている会長。
先週、クラステ海風に行ってきたと突然現れた男は尾行していた警察のようでした。
肌身離さず札束を持っていた田中@峰はびくびくしているので怪しく見えるのでしょう。
そのことで、杉村と手島を呼び出しますが、そこで「日商フロンティア協会」というマルチ商法の話となり
慰謝料はまずい金の可能性があると示唆しますが、田中は聞きたくなさそうに帰っていきました。
マルチの名を出したとき、睡蓮のマスターは顔付きが変わっていました。
レンタルの絵がムンクの「思春期」になっています。
このムンクの絵は、一度目は園田が同じような座り方で重なりましたが
二度目は、間野の顔と重ねました。
不思議と似てくるからぞくっとします。
井手がこの間野に厭味ったらしくセクハラまがいですが、
運転手にも、会長の後釜を調査して聞き出そうとしたり、何をたくらんでるのか。
そして、先週公園で「高越勝巳」の調査書を女性に差し出した新聞配達の男のもとに
本人である高越がやってきて、怒りをぶちまけています。
井手はかつての上司、森の家にやってきますが、奥さんに会いたかったと懐かしみました。
そして森が退屈なリゾートで隠居しているのがくだらないといい、
棺桶に片足入れていると会長の悪口を言いたい放題。
再び、森の下で働きたいと言うのです。
この性格の悪さで左遷されたかと邪推してしまうのですが
森の現在のことを知らないのでした。
そんなところに音がして不安に思った森は海に出てみますが
奥さんが家を抜け出してさまよっています。
かつての美しい森の奥さんが認知症で砂浜をうろついているという現実。
ようやく井手は察しました。
杉村は会長より、この事件のレポートを求められました。
日商フロンティア協会がその根源だと話しますが、
大阪の地金の詐欺(豊田商事)へと続きました。
このマルチ商法のトレーナーの一人が、園田を追い詰めたトレーナーその人だったという。
園田の仇を取ろうとして会った時に名刺を渡したが、そのせいでトレーナーが自殺したときに
会長へと連絡が来たのだそうです。
ともかく、菜穂子にはすべて話すようにと厳命された杉村。
菜穂子はたとえコンツェルンを出ることになっても杉村についていくと約束してくれました。
今多会長は園田の家まできて、編集長と直接話すことにしたようです。
温かい目で車に誘っていました。
翌日、元気に出社できた園田編集長。
みんなの驚きと喜びで編集部が沸き立ちました。
中華店でお祝いをし始めたところに流れたニュース。
杉村が先日墓参りしたときにやってきた男が
高越勝巳を殺害した容疑で指名手配されていました。
あっと驚く杉村です。
この男も暮木と同じペテロの一人だった。
まるで弔いの葬列のように悔い改め懺悔する者たちが歩いていく。
彼らはどこへ向かうのか、それを見極めたいと言う衝動がまた僕を突き動かす。
***
今週はなんといっても「自己啓発セミナー」につきますよね。
何年前だったかね・・、知人がこの類のセミナーに行ってかなりおかしくなっていたんです。
話の要領が全くなくて、どうやってここまで変になるのかというくらい変でした。
その時に実践したことはグループになって、心にたまっていることを
吐き出しながら、泣いたり叫んだりもしたとか。
高揚感、充実感も得たようですが、
時間が経ってみれば、気持ち悪いというまともな思考が戻ったのですね。
その時は、ただただ夢中で、洗脳されたままで会社に戻り、
24時間戦えますか状態で仕事をつづけ
正気に戻って辞めたみたいな感じ・・。
バブルのころに流行ったと会長は言ってましたけどたぶん今もあると思いますよ。
幸せの実践セミナーみたいな、
じんわりと温かい言葉で気持ちが満たされるような美辞麗句(?)で。
そして気付いた時には上級会員になってたとかね・・
いろいろ手を替え品を替え(^^;
社内向けの研修だったから大きな犯罪とはならなかった。
ですが、詐欺をするための言葉巧みな技術を植え付けられたのだったら、
騙された方は身ぐるみはがされ、一家離散、自殺など
悲惨なことばかりがニュースとして残るのではありませんか。
これが「悪意の伝染」として取り上げたいことだったのか。
それにしても園田編集長の体験はあまりにも酷くて気持ち悪さは半端じゃなかった。
なぜ会社はよく調べないでこんな変なセミナーに社員を送り出すのでしょうか。
会長も後悔してましたけれど、会社向けに謳われてることと実際のセミナーには乖離があったのか。
だって、独房のことも内緒だったらしいですし。
とにかく薄気味悪いです。
最後になって「弔いの葬列」という言葉があり、タイトルに近づいてきました。
キリストを裏切ったあと悔い改めたペテロ。
暮木も悔い改めた一人だというならば、
自ら指導した3人を見つけて実は(自分が)悪かったと言いたかったのかもしれない。
しかしそれもしないで自死してしまいました。
一石投じることで杉村が解明してくれると読んだのか。
そうそう、今週の間野@ハセキョーのひまわり柄のブラウスが
すごくかわいくて欲しいっす☆
そんな園田の様子を心配する会長の今多嘉親(平幹二朗)は、園田の件については自分にも責任があるという。そんな嘉親を訪ね、なぞの現金が送られてきたことや園田と犯人のやり取りなど、ことの経緯を伝える杉村だったが、そのとき嘉親から園田が体験した壮絶な過去についての話を聞く。一体、その壮絶な過去とは!?
一方、広報室では井手(千葉哲也)は間野京子(長谷川京子)に対して、セクハラまがいの発言をし彼女を困らせていた…。
バスジャック犯@暮木は迷惑料として人質に300~500の慰謝料を送ってきましたが
杉村は受け取る理由に了解ができず、辞表を持って今多コンツェルン会長を訪ねました。
辞表は預かるが、判断は自分でしてくれという会長です。
ここで園田編集長@室井の過去が説明されました。
入社の時期に「自己啓発セミナー」に送り込まれた編集長です。
その時のリーダーが自分の殻を破るために男性経験だとか家族で嫌いな人を
言わせるような成り行きになっていて、編集長がそれに対して真っ向から反抗しているのでした。
暮木はこういった類のセミナーのトレーナー@ST(センシティビティ・トレーニング)ではないかと会長は言います。
新入社員研修や管理職研修でSTを取り入れて、個人の内面を掘り下げ、能力を引き出す。
集団の中でふさわしい働き方ができるようにするのが目的だそうです。
つまるところ企業戦士をつくるために洗脳させるということですか。
他人を駆り立て煽る攻撃が正しいと刷り込むことがトレーナーの役割であり、
絶大な権力を持っていたのでした。
だからこそ人間的に間違った人に当たってしまったらそれは大きな不幸で、
おそらく園田のトレーナーがそうだったのでしょう。
社命で参加しているためにトレーナーには逆らえないわけです。
それでもおかしいと思ったら曲げられない編集長は、
このセミナーが自分の向上に役立つとは思えないと言ったことで、
反省室という名の刑務所みたいな部屋に放り込まれ、
一晩中スピーカーからSTの考えを聞かされていたとか。
そして自殺を図ったということです。
結果、一年間、出社ができなくなった。
今多はフェノミナのSTに直談判し、彼らを追い詰めた結果、解散したという。
暮木と編集長は過去の経験から、それぞれの立場が見えたので
あのバスジャックのとき、
「あなたのような人を知っている」
「彼らと同類ではないが代わりにお詫びする」
といった、謎のやり取りになっていたのでした。
園田を担当したフェノミノのトレーナーは人間の脳を改造するスキルだけでできていて、
まともな人間性は皆無だったとか。
戦時中の嫌なものを見てきた今多はSTたちは陸軍の上等兵に重なって見えたというのでした。
園田たちを送り出した自分を責め、責任を感じている会長。
先週、クラステ海風に行ってきたと突然現れた男は尾行していた警察のようでした。
肌身離さず札束を持っていた田中@峰はびくびくしているので怪しく見えるのでしょう。
そのことで、杉村と手島を呼び出しますが、そこで「日商フロンティア協会」というマルチ商法の話となり
慰謝料はまずい金の可能性があると示唆しますが、田中は聞きたくなさそうに帰っていきました。
マルチの名を出したとき、睡蓮のマスターは顔付きが変わっていました。
レンタルの絵がムンクの「思春期」になっています。
このムンクの絵は、一度目は園田が同じような座り方で重なりましたが
二度目は、間野の顔と重ねました。
不思議と似てくるからぞくっとします。
井手がこの間野に厭味ったらしくセクハラまがいですが、
運転手にも、会長の後釜を調査して聞き出そうとしたり、何をたくらんでるのか。
そして、先週公園で「高越勝巳」の調査書を女性に差し出した新聞配達の男のもとに
本人である高越がやってきて、怒りをぶちまけています。
井手はかつての上司、森の家にやってきますが、奥さんに会いたかったと懐かしみました。
そして森が退屈なリゾートで隠居しているのがくだらないといい、
棺桶に片足入れていると会長の悪口を言いたい放題。
再び、森の下で働きたいと言うのです。
この性格の悪さで左遷されたかと邪推してしまうのですが
森の現在のことを知らないのでした。
そんなところに音がして不安に思った森は海に出てみますが
奥さんが家を抜け出してさまよっています。
かつての美しい森の奥さんが認知症で砂浜をうろついているという現実。
ようやく井手は察しました。
杉村は会長より、この事件のレポートを求められました。
日商フロンティア協会がその根源だと話しますが、
大阪の地金の詐欺(豊田商事)へと続きました。
このマルチ商法のトレーナーの一人が、園田を追い詰めたトレーナーその人だったという。
園田の仇を取ろうとして会った時に名刺を渡したが、そのせいでトレーナーが自殺したときに
会長へと連絡が来たのだそうです。
ともかく、菜穂子にはすべて話すようにと厳命された杉村。
菜穂子はたとえコンツェルンを出ることになっても杉村についていくと約束してくれました。
今多会長は園田の家まできて、編集長と直接話すことにしたようです。
温かい目で車に誘っていました。
翌日、元気に出社できた園田編集長。
みんなの驚きと喜びで編集部が沸き立ちました。
中華店でお祝いをし始めたところに流れたニュース。
杉村が先日墓参りしたときにやってきた男が
高越勝巳を殺害した容疑で指名手配されていました。
あっと驚く杉村です。
この男も暮木と同じペテロの一人だった。
まるで弔いの葬列のように悔い改め懺悔する者たちが歩いていく。
彼らはどこへ向かうのか、それを見極めたいと言う衝動がまた僕を突き動かす。
***
今週はなんといっても「自己啓発セミナー」につきますよね。
何年前だったかね・・、知人がこの類のセミナーに行ってかなりおかしくなっていたんです。
話の要領が全くなくて、どうやってここまで変になるのかというくらい変でした。
その時に実践したことはグループになって、心にたまっていることを
吐き出しながら、泣いたり叫んだりもしたとか。
高揚感、充実感も得たようですが、
時間が経ってみれば、気持ち悪いというまともな思考が戻ったのですね。
その時は、ただただ夢中で、洗脳されたままで会社に戻り、
24時間戦えますか状態で仕事をつづけ
正気に戻って辞めたみたいな感じ・・。
バブルのころに流行ったと会長は言ってましたけどたぶん今もあると思いますよ。
幸せの実践セミナーみたいな、
じんわりと温かい言葉で気持ちが満たされるような美辞麗句(?)で。
そして気付いた時には上級会員になってたとかね・・
いろいろ手を替え品を替え(^^;
社内向けの研修だったから大きな犯罪とはならなかった。
ですが、詐欺をするための言葉巧みな技術を植え付けられたのだったら、
騙された方は身ぐるみはがされ、一家離散、自殺など
悲惨なことばかりがニュースとして残るのではありませんか。
これが「悪意の伝染」として取り上げたいことだったのか。
それにしても園田編集長の体験はあまりにも酷くて気持ち悪さは半端じゃなかった。
なぜ会社はよく調べないでこんな変なセミナーに社員を送り出すのでしょうか。
会長も後悔してましたけれど、会社向けに謳われてることと実際のセミナーには乖離があったのか。
だって、独房のことも内緒だったらしいですし。
とにかく薄気味悪いです。
最後になって「弔いの葬列」という言葉があり、タイトルに近づいてきました。
キリストを裏切ったあと悔い改めたペテロ。
暮木も悔い改めた一人だというならば、
自ら指導した3人を見つけて実は(自分が)悪かったと言いたかったのかもしれない。
しかしそれもしないで自死してしまいました。
一石投じることで杉村が解明してくれると読んだのか。
そうそう、今週の間野@ハセキョーのひまわり柄のブラウスが
すごくかわいくて欲しいっす☆
07/23/2014 「ペテロの葬列 第3話」
ここでも「騙された」事件がありました。
事件から数日後、人質となっていた乗客たちに小包が届く。中を開けてみると、それは数百万単位の現金だった。慰謝料を払うと言っていたバスジャック犯(長塚京三)からなのか? 経営が厳しい工場を抱え、喉から手が出るほど現金がほしい田中(峰竜太)は、杉村(小泉孝太郎)へ連絡すると、他の被害者が警察へ通報する前に、皆で相談しようと提案する。
その翌日、睡蓮に集まった田中と坂本(細田善彦)、前野(清水富美加)、柴野(青山倫子)、そして手島(ムロツヨシ)と杉村。「俺にはもらう権利がある」と主張する田中だが、他のメンバーはどうすれば良いのか悩んでいた。
と、そこで杉村は、宅配便の送り状を手掛かりに、送り主やお金の出所など出来る範囲で手分けして調べようと提案。それまでは警察にも届けず、お金にも手を付けないよう取り決める。また、バスジャック犯が言っていた「三人の悪人」については、杉村が手島と一緒に調べることに。
その後日、手始めに杉村は、バスジャック犯が言っていた住所を頼りに、「三人の悪人」の一人、高東憲子という人物を訪ねる…。
どんどん探偵になっていく杉村。
この人はこういう役回りなんですね(^^
***
犯人暮木@長塚の遺言のように、各人質に宅配で慰謝料が届きました。
宅配では現金は送れないのですが保証がないという意味なんですね。
銀行も経由してないので証拠もありません。
しかし、暮木が亡くなった今、だれがこんなことを実行してくれたのでしょう?
警察に届ける前にいつものカフェ睡蓮に皆で集まることにしました。
聞いてみると各300で田中@峰は500、柴野@青山は400で、合計2100もの大金が使われています。
ただし、初老のご婦人@迫田と、編集長@室井については不明。
暮木が用意したのでしょうか。びっくりです。
工場経営の田中だけは慰謝料として必要だと主張しますが、
彼以外はもらえないという意味を異口同音に語りました。
意見が衝突すると、マスターがゴルフボールを落として空気を冷やしてくれましたが、
このマスターも何か知っていそうで怪しい(笑
調べてみると送り状は代理店も筆跡もまちまち、共通してるのはバス会社のみでした。
杉村は当面は届を出さないということと、使ってはならないという結論で田中以外の現金を
柴野に預けることにし、詳細を調査することにしたのでした。
手始めに暮木が連れてくるよう要求していた三悪人について調べることに。
前野が記憶していた名ですが住所もきちんと残していました。
高東憲子(高円寺)、中藤ふみ江(綾瀬)、葛原昭(さいたま市)
運転手の柴野には、子供がいることを近所への聞き込みなど調査された形跡がないか
様子をさぐるという指示をだしています。
確かに運転手@柴野に暮木が「よしみちゃん」と名をだしていました。
普通ならスルーですが杉村は覚えていたのが探偵みたいということで評価されています。
単純にこの運転手が暮木と共犯ではないでしょうか?
編集部に戻り、杉村は手島@ムロと慰謝料を預けたことを話していましたが
嫌味な男@井手がやってきて聞かれた可能性も否定できなくなりました。
ともかく杉村は辞表の覚悟必至の「慰謝料」事件までが降りかかったことになります。
田中はボルトやナットを作っている古い工場主ですが、雇用者も全員老域に入りベテランのようです。
家庭では仕事もせず引きこもりの息子がいるようでした。
公園にいる思い詰めた顔の主婦は夫の高越勝己の調査報告書をおいていかれて戸惑っています。
見ると不動産やエステなどさまざまな詐欺事件の様子。すべてが億超え。
北見一郎探偵事務所と署名がありました。
園田編集長は事件の時、
あなたみたいな人を知っている、何をたくらんでるのか知らないけれどいいかげんにしろと
語気強く怒っていました。
その後に長期欠勤したわけですが、
会長は「園田のことには自分にも責任がある」と語ったと杉村は秘書から聞かされました。
そして高東の調査。
父の知り合いという切り口で調べたところ遠くに引っ越したから知らないといいながらも
誰もが集まってはひそひそ胡散臭そうに遠巻きに眺めていました。
中尾さんが「おたくのお父さんも騙されたのか」とバスジャックの件を話して水を向けたところから
杉村の脳裏ではキーワードが飛び交います。
事件の時はまだここに住んでいたこと。
事件後に記者などから追われたがお金を持っていたからホテルなどに逃げた。
暮木老人との関係は詐欺と被害者なのか?
中藤については半年前に家を賃貸にして引っ越したと言うことがわかりました。
そして葛原は半年前に自殺していました。
3人ともに豪勢な生活だったらしい様子があり
「騙したから金持ちだったのか」という手島との結論。
杉村はもう一度中尾の酒屋に戻りどんな手口だったのか聞いたみたところ
最初は浄水器を売りつけたことから始まり最後は沖縄のリゾート会員権だったとか。
日商フロンティア協会。
これが極悪人の正体のようです。
架空投資詐欺で50億の被害総額だというが、この手の詐欺が増えたため大きい報道はなかったということです。
高東は最初被害者で、次にだます方に回った。
少なくとも小金持ちで配当があった・・
ここから連想するものは・・アレ?
その後にネットで調べてみたら詐欺の被害者の訴えが続々と画面に出ているのでした。
田中の息子が突然、工場を継ぐと言い出しました。
任せてくれよ。腐れ工場を生まれ変わらせるから。
どっか就職したほうが楽なのはわかってんだけどこの家に生まれたからしょうがない。
カチンとくる言い方に田中は大反発。
じゃあ、外に就職しろと怒鳴り、出ていけということになりました。
その後に、外に出てビールを飲む田中ですが肌身離さず札束を持ってるわけでおどおどしつつも怪しい風体。
そこに車から降りた男が今クラステ海風に行ってきたというのでした。
***
クラステ海風には人質だった迫田さんがいますが、そういえばパトカー2台が入った話もありました。
詐欺にはクラステ海風も1枚かんでるのか、被害者or加害者がここに住んでるのか。
男は田中に何を言いたいのか。
田中もクラステに何か関係しているのか。
今週は杉村夫婦がなんとなくぎくしゃくした状態が見えました。
ゆったりおっとりした二人の中にジワリと入り込んだ不穏な空気。
それは菜穂子が外に出始めたことに起因しているようです。
帰宅が遅くなった妻の香水やピアスなど女らしさが外でも発散されているとわかるのは
なんとなく夫として嫌なものではないでしょうかねえ。
また、美人すぎる間野がそばにいるということで友人が妙な心配をしたことが
菜穂子にも微妙な感情を波立たせたとか。
なんでもないことだと笑い飛ばせることを祈ります。
あと、編集部に左遷されてきた井手が何かと聞きまわってるのが怪しいです。
間野と杉村が帰っていくのを尾行していたのも井手でした。
暮木の訴えたかったのは大きな詐欺事件を白日にさらすことだったようです。
「家族狩り」でも老人ホーム詐欺があったので、詐欺というのは本当によくあることなんですね。
ともかく敵の名は「日商フロンティア協会」
これからおいおいとわかっていくのでしょう。
次回が待ち遠しくて原作読んでもいいかなと思ったりしますが我慢、ガマン・・(^^;
その翌日、睡蓮に集まった田中と坂本(細田善彦)、前野(清水富美加)、柴野(青山倫子)、そして手島(ムロツヨシ)と杉村。「俺にはもらう権利がある」と主張する田中だが、他のメンバーはどうすれば良いのか悩んでいた。
と、そこで杉村は、宅配便の送り状を手掛かりに、送り主やお金の出所など出来る範囲で手分けして調べようと提案。それまでは警察にも届けず、お金にも手を付けないよう取り決める。また、バスジャック犯が言っていた「三人の悪人」については、杉村が手島と一緒に調べることに。
その後日、手始めに杉村は、バスジャック犯が言っていた住所を頼りに、「三人の悪人」の一人、高東憲子という人物を訪ねる…。
どんどん探偵になっていく杉村。
この人はこういう役回りなんですね(^^
***
犯人暮木@長塚の遺言のように、各人質に宅配で慰謝料が届きました。
宅配では現金は送れないのですが保証がないという意味なんですね。
銀行も経由してないので証拠もありません。
しかし、暮木が亡くなった今、だれがこんなことを実行してくれたのでしょう?
警察に届ける前にいつものカフェ睡蓮に皆で集まることにしました。
聞いてみると各300で田中@峰は500、柴野@青山は400で、合計2100もの大金が使われています。
ただし、初老のご婦人@迫田と、編集長@室井については不明。
暮木が用意したのでしょうか。びっくりです。
工場経営の田中だけは慰謝料として必要だと主張しますが、
彼以外はもらえないという意味を異口同音に語りました。
意見が衝突すると、マスターがゴルフボールを落として空気を冷やしてくれましたが、
このマスターも何か知っていそうで怪しい(笑
調べてみると送り状は代理店も筆跡もまちまち、共通してるのはバス会社のみでした。
杉村は当面は届を出さないということと、使ってはならないという結論で田中以外の現金を
柴野に預けることにし、詳細を調査することにしたのでした。
手始めに暮木が連れてくるよう要求していた三悪人について調べることに。
前野が記憶していた名ですが住所もきちんと残していました。
高東憲子(高円寺)、中藤ふみ江(綾瀬)、葛原昭(さいたま市)
運転手の柴野には、子供がいることを近所への聞き込みなど調査された形跡がないか
様子をさぐるという指示をだしています。
確かに運転手@柴野に暮木が「よしみちゃん」と名をだしていました。
普通ならスルーですが杉村は覚えていたのが探偵みたいということで評価されています。
単純にこの運転手が暮木と共犯ではないでしょうか?
編集部に戻り、杉村は手島@ムロと慰謝料を預けたことを話していましたが
嫌味な男@井手がやってきて聞かれた可能性も否定できなくなりました。
ともかく杉村は辞表の覚悟必至の「慰謝料」事件までが降りかかったことになります。
田中はボルトやナットを作っている古い工場主ですが、雇用者も全員老域に入りベテランのようです。
家庭では仕事もせず引きこもりの息子がいるようでした。
公園にいる思い詰めた顔の主婦は夫の高越勝己の調査報告書をおいていかれて戸惑っています。
見ると不動産やエステなどさまざまな詐欺事件の様子。すべてが億超え。
北見一郎探偵事務所と署名がありました。
園田編集長は事件の時、
あなたみたいな人を知っている、何をたくらんでるのか知らないけれどいいかげんにしろと
語気強く怒っていました。
その後に長期欠勤したわけですが、
会長は「園田のことには自分にも責任がある」と語ったと杉村は秘書から聞かされました。
そして高東の調査。
父の知り合いという切り口で調べたところ遠くに引っ越したから知らないといいながらも
誰もが集まってはひそひそ胡散臭そうに遠巻きに眺めていました。
中尾さんが「おたくのお父さんも騙されたのか」とバスジャックの件を話して水を向けたところから
杉村の脳裏ではキーワードが飛び交います。
事件の時はまだここに住んでいたこと。
事件後に記者などから追われたがお金を持っていたからホテルなどに逃げた。
暮木老人との関係は詐欺と被害者なのか?
中藤については半年前に家を賃貸にして引っ越したと言うことがわかりました。
そして葛原は半年前に自殺していました。
3人ともに豪勢な生活だったらしい様子があり
「騙したから金持ちだったのか」という手島との結論。
杉村はもう一度中尾の酒屋に戻りどんな手口だったのか聞いたみたところ
最初は浄水器を売りつけたことから始まり最後は沖縄のリゾート会員権だったとか。
日商フロンティア協会。
これが極悪人の正体のようです。
架空投資詐欺で50億の被害総額だというが、この手の詐欺が増えたため大きい報道はなかったということです。
高東は最初被害者で、次にだます方に回った。
少なくとも小金持ちで配当があった・・
ここから連想するものは・・アレ?
その後にネットで調べてみたら詐欺の被害者の訴えが続々と画面に出ているのでした。
田中の息子が突然、工場を継ぐと言い出しました。
任せてくれよ。腐れ工場を生まれ変わらせるから。
どっか就職したほうが楽なのはわかってんだけどこの家に生まれたからしょうがない。
カチンとくる言い方に田中は大反発。
じゃあ、外に就職しろと怒鳴り、出ていけということになりました。
その後に、外に出てビールを飲む田中ですが肌身離さず札束を持ってるわけでおどおどしつつも怪しい風体。
そこに車から降りた男が今クラステ海風に行ってきたというのでした。
***
クラステ海風には人質だった迫田さんがいますが、そういえばパトカー2台が入った話もありました。
詐欺にはクラステ海風も1枚かんでるのか、被害者or加害者がここに住んでるのか。
男は田中に何を言いたいのか。
田中もクラステに何か関係しているのか。
今週は杉村夫婦がなんとなくぎくしゃくした状態が見えました。
ゆったりおっとりした二人の中にジワリと入り込んだ不穏な空気。
それは菜穂子が外に出始めたことに起因しているようです。
帰宅が遅くなった妻の香水やピアスなど女らしさが外でも発散されているとわかるのは
なんとなく夫として嫌なものではないでしょうかねえ。
また、美人すぎる間野がそばにいるということで友人が妙な心配をしたことが
菜穂子にも微妙な感情を波立たせたとか。
なんでもないことだと笑い飛ばせることを祈ります。
あと、編集部に左遷されてきた井手が何かと聞きまわってるのが怪しいです。
間野と杉村が帰っていくのを尾行していたのも井手でした。
暮木の訴えたかったのは大きな詐欺事件を白日にさらすことだったようです。
「家族狩り」でも老人ホーム詐欺があったので、詐欺というのは本当によくあることなんですね。
ともかく敵の名は「日商フロンティア協会」
これからおいおいとわかっていくのでしょう。
次回が待ち遠しくて原作読んでもいいかなと思ったりしますが我慢、ガマン・・(^^;
07/16/2014 ペテロの葬列 第2話
「いかさま師」の絵に描かれてる目が、カモの一人を除いてみんな怖いです・・(^^;
警察の突入とともに犯人の老人(長塚京三)は自殺し、奇妙なバスジャック事件は終わった。杉村(小泉孝太郎)たち人質は無事解放され、すぐに病院に搬送された。
それから程なく、病室にて、交渉役だった山藤警部(金山一彦)と今内警部補(西村元貴)による事情聴取が行われる。犯人から出た慰謝料の話や外部に協力者がいるかどうか? また、ある種の連帯感があのバスの中ではあった事など、バスの中での犯人とのやり取りを語る杉村。そんな中、山藤から意外なことを聞く。あの何をしても動じない編集長の園田(室井滋)が取り乱しているというのだ。「あたし、あなたのような人、知っているんです」「嫌いだから、すぐ分かるんです、あなたの同類」と犯人に言い放った園田。果たして、園田の過去に何があったのか?
そして翌朝、あらためて人質となっていた人たちを集めて、警察署で事情聴取が行われた。が、断固拒否した園田編集長の姿はそこにはなかった…。
その後日、テレビで犯人の身元が判明したというニュースを見かけ、あの老人の意外な生活に杉村は驚く。一体、その素性とは…!?
杉村は入院先に来た警部に
犯人は銃や慰謝料とともに「言葉」で人質を制していたと話すのでした。
印象から言うと彼は「教師」ではないかと。
そういう警部も教師というイメージを持っていたと賛同しています。
その後に、人質たちの聴取会合があり振り返ってみると
犯人はもともと逃げる気がなかったという印象だったようでした。
解放された初老の女性はあの人を死なせたのはあなた達なのかと言って中座してしまいました。
ストックホルム症候群ではないけれど、
犯人@長塚の持つ雰囲気が人質たちとの連帯感を生みだしていて
決して悪い人ではないという方向に持って行ったような気配があります。
犯人@長塚は暮木一光という名だとテレビの中でレポーターがアパートまで来ています。
拾ったラジオを修理して使うような生活だったようです。
周囲の人たちもいい人だということでなぜあんなことをと疑問が噴出らしい。
とにかくワイドショーにつかまったらもう全部ひっくりかえして調べられそう。
もちろん人質の個人情報は全開で人権もなくなりそうな予感です。
きっと杉村もあることないこと言われそうですなああ。
特にこの人は立場があれなんで(^^;
そして園田@室井編集長は3週間たっても出社しません。
人質事件の時も犯人が過去の被害について代わりに謝罪すると言ってましたが
二人の間に共通する何か@被害?があったようなのです。
取り乱したあとから一切外部との接触を断ったというのがわけありです。
今この事件だけではない傷を抱えていたというのが意外なことなのでした。
そこに編集長補充として間野@ハセキョーが入社。
綺麗な人で男性陣はもう夢中。
もともと間野は杉村の奥さん菜穂子@国仲のエステの担当者でかなりのお気に入りだった人です。
菜穂子が熱心に間野を誘い、父親のコネを使って入社させたという経緯がありました。
その後、会長も調査していたことを知ります。
結果としてエステの前は何をしてたか不明という謎の多い人物だったようです。
間野は何か魂胆があって、菜穂子もしくは今多コンツェルンに近づいたのでしょうか?
元エステティシャンですが、仕事をさせてみると文章は練れていて出来ると言う印象です。
そして聞いてみたら杉村と同じ山梨出身。
種無しブドウにするための赤い液につけたジべ漬けという昔のエピも聞けました。
ふとあまり裕福ではないという実家を思った杉村ですが
菜穂子の親族との食事会を思い出したのでした。
写真撮影は皆から中央にくるように誘われて、
端に家族三人でいたのに子どもと二人で中心に収まったこと。
親族たちと華やかに親しげに言葉を交わす菜穂子の様子は
本妻の子ではないというイメージから程遠いお嬢様でありお姫様でした。
婿という立場の杉村と似たように感じていたのが、誤解だったと認識を変えた瞬間でした。
「僕はこの世界に住むべきではない人間」だと強く思った杉村です。
カフェのオーナーが飾った「いかさま師」の絵を見た杉村ははっきりした悪意を絵のようには
現実に感じられるわけがないと一瞬のうちに脳裏から消していたようですが。
そのころ、慰謝料が人質に配達されていたとはまだ知らない杉村です。
そしてついに掲示板サイトに人質たちの情報が出てしまいました。
削除希望を出そうかと間野と相談しているところに峰@人質仲間から電話。
500万届いたと言う話でした。
一億もらえるはずが500万では安いけれど、ウソだと思っていたから得なのか?
とにかく警察には内緒にしてほしいという話です。
差出人は株式会社シーライン・エクスプレス、あのバス会社。
間野は杉村にも届いたらもらえばいいと強く言うのでした。
***
帰宅の地下鉄ホームで向こう側にいる間野を発見した杉村です。
間野はカメラアングルがアップだったり、停止したり何かと怪しく映されていました。
さらに「共犯がいるのか?」と杉村が思考すると
その脳裏には暮木犯人@長塚と間野が同列に並ぶという具合です。
謎の過去を持つ女ですが、
以前の職場であるエステも今多コンツェルンの子会社だそうですから
やはり意図があってもぐりこんできたのでしょうかねえ??
暮木ともしかしたら本当に共犯だったり何か関係があるのかもしれない。
今週、意外だったのは編集長がショックで引きこもってしまったこと。
バスの中ではさほど威圧も感じなかった暮木ですけれど、
どこにそれほどのショックがあるのかちょっと理解が及びません。
ただ、過去の共通する事件に関連した傷が深いということはわかりました。
まあ、室井さんは花子とアンの撮影もありますので
そっちで撮り溜めする用事が詰まっていたのでしょうか(^^;
あと、菜穂子の親族との食事会ではめっちゃ派手やかさが見られ、
私も杉村同様に誤解していたと思います。
本当、母親が違うというので控えめに生きてるはずと勝手に思い込んでしまうのね。
これも一種のいかさまかもしれませんわ・・
これを機に杉村が今多コンツェルンを出ていくなんてことになったら・・とオロオロしてしまいます。
まあ・・大丈夫よね?
あとは事件の概要とかマスコミがあれこれ掘り起こしそうです。
教師かと思えた暮木はアパートで質素に暮らしていた様子が見られ、
もしも実際に教師だったならば
もう少しいい生活してもいいはずだし、そこに何かの根がありそうですね。
すでに個人情報はダダ漏れですし、怖いですが・・
でも、何がこの事件の奥につまってるのかと気になっています。
人質事件としては大きな始まりでしたが死者は犯人一人だけそれも自死なので
凶悪犯罪というよりは世間に訴えたいものがきっとあったに違いないのが注目なのですね。
ということで次回も楽しみにしています。
それから程なく、病室にて、交渉役だった山藤警部(金山一彦)と今内警部補(西村元貴)による事情聴取が行われる。犯人から出た慰謝料の話や外部に協力者がいるかどうか? また、ある種の連帯感があのバスの中ではあった事など、バスの中での犯人とのやり取りを語る杉村。そんな中、山藤から意外なことを聞く。あの何をしても動じない編集長の園田(室井滋)が取り乱しているというのだ。「あたし、あなたのような人、知っているんです」「嫌いだから、すぐ分かるんです、あなたの同類」と犯人に言い放った園田。果たして、園田の過去に何があったのか?
そして翌朝、あらためて人質となっていた人たちを集めて、警察署で事情聴取が行われた。が、断固拒否した園田編集長の姿はそこにはなかった…。
その後日、テレビで犯人の身元が判明したというニュースを見かけ、あの老人の意外な生活に杉村は驚く。一体、その素性とは…!?
杉村は入院先に来た警部に
犯人は銃や慰謝料とともに「言葉」で人質を制していたと話すのでした。
印象から言うと彼は「教師」ではないかと。
そういう警部も教師というイメージを持っていたと賛同しています。
その後に、人質たちの聴取会合があり振り返ってみると
犯人はもともと逃げる気がなかったという印象だったようでした。
解放された初老の女性はあの人を死なせたのはあなた達なのかと言って中座してしまいました。
ストックホルム症候群ではないけれど、
犯人@長塚の持つ雰囲気が人質たちとの連帯感を生みだしていて
決して悪い人ではないという方向に持って行ったような気配があります。
犯人@長塚は暮木一光という名だとテレビの中でレポーターがアパートまで来ています。
拾ったラジオを修理して使うような生活だったようです。
周囲の人たちもいい人だということでなぜあんなことをと疑問が噴出らしい。
とにかくワイドショーにつかまったらもう全部ひっくりかえして調べられそう。
もちろん人質の個人情報は全開で人権もなくなりそうな予感です。
きっと杉村もあることないこと言われそうですなああ。
特にこの人は立場があれなんで(^^;
そして園田@室井編集長は3週間たっても出社しません。
人質事件の時も犯人が過去の被害について代わりに謝罪すると言ってましたが
二人の間に共通する何か@被害?があったようなのです。
取り乱したあとから一切外部との接触を断ったというのがわけありです。
今この事件だけではない傷を抱えていたというのが意外なことなのでした。
そこに編集長補充として間野@ハセキョーが入社。
綺麗な人で男性陣はもう夢中。
もともと間野は杉村の奥さん菜穂子@国仲のエステの担当者でかなりのお気に入りだった人です。
菜穂子が熱心に間野を誘い、父親のコネを使って入社させたという経緯がありました。
その後、会長も調査していたことを知ります。
結果としてエステの前は何をしてたか不明という謎の多い人物だったようです。
間野は何か魂胆があって、菜穂子もしくは今多コンツェルンに近づいたのでしょうか?
元エステティシャンですが、仕事をさせてみると文章は練れていて出来ると言う印象です。
そして聞いてみたら杉村と同じ山梨出身。
種無しブドウにするための赤い液につけたジべ漬けという昔のエピも聞けました。
ふとあまり裕福ではないという実家を思った杉村ですが
菜穂子の親族との食事会を思い出したのでした。
写真撮影は皆から中央にくるように誘われて、
端に家族三人でいたのに子どもと二人で中心に収まったこと。
親族たちと華やかに親しげに言葉を交わす菜穂子の様子は
本妻の子ではないというイメージから程遠いお嬢様でありお姫様でした。
婿という立場の杉村と似たように感じていたのが、誤解だったと認識を変えた瞬間でした。
「僕はこの世界に住むべきではない人間」だと強く思った杉村です。
カフェのオーナーが飾った「いかさま師」の絵を見た杉村ははっきりした悪意を絵のようには
現実に感じられるわけがないと一瞬のうちに脳裏から消していたようですが。
そのころ、慰謝料が人質に配達されていたとはまだ知らない杉村です。
そしてついに掲示板サイトに人質たちの情報が出てしまいました。
削除希望を出そうかと間野と相談しているところに峰@人質仲間から電話。
500万届いたと言う話でした。
一億もらえるはずが500万では安いけれど、ウソだと思っていたから得なのか?
とにかく警察には内緒にしてほしいという話です。
差出人は株式会社シーライン・エクスプレス、あのバス会社。
間野は杉村にも届いたらもらえばいいと強く言うのでした。
***
帰宅の地下鉄ホームで向こう側にいる間野を発見した杉村です。
間野はカメラアングルがアップだったり、停止したり何かと怪しく映されていました。
さらに「共犯がいるのか?」と杉村が思考すると
その脳裏には暮木犯人@長塚と間野が同列に並ぶという具合です。
謎の過去を持つ女ですが、
以前の職場であるエステも今多コンツェルンの子会社だそうですから
やはり意図があってもぐりこんできたのでしょうかねえ??
暮木ともしかしたら本当に共犯だったり何か関係があるのかもしれない。
今週、意外だったのは編集長がショックで引きこもってしまったこと。
バスの中ではさほど威圧も感じなかった暮木ですけれど、
どこにそれほどのショックがあるのかちょっと理解が及びません。
ただ、過去の共通する事件に関連した傷が深いということはわかりました。
まあ、室井さんは花子とアンの撮影もありますので
そっちで撮り溜めする用事が詰まっていたのでしょうか(^^;
あと、菜穂子の親族との食事会ではめっちゃ派手やかさが見られ、
私も杉村同様に誤解していたと思います。
本当、母親が違うというので控えめに生きてるはずと勝手に思い込んでしまうのね。
これも一種のいかさまかもしれませんわ・・
これを機に杉村が今多コンツェルンを出ていくなんてことになったら・・とオロオロしてしまいます。
まあ・・大丈夫よね?
あとは事件の概要とかマスコミがあれこれ掘り起こしそうです。
教師かと思えた暮木はアパートで質素に暮らしていた様子が見られ、
もしも実際に教師だったならば
もう少しいい生活してもいいはずだし、そこに何かの根がありそうですね。
すでに個人情報はダダ漏れですし、怖いですが・・
でも、何がこの事件の奥につまってるのかと気になっています。
人質事件としては大きな始まりでしたが死者は犯人一人だけそれも自死なので
凶悪犯罪というよりは世間に訴えたいものがきっとあったに違いないのが注目なのですね。
ということで次回も楽しみにしています。
07/09/2014 「ハードナッツ 第3話」「ペテロの葬列 第1話」
遅くなりましたが夏ドラ第一弾ということで(^^
BSよりおさがりということですが、私的には初めてですのでなかなか面白く見ています。
まずはコレから。いきなり3話です(笑)
「ハードナッツ 第3話」
2014年7月8日(火) 午後10時放送予定【総合】
京南大の小板橋教授(斉木しげる)を訪ねた難波くるみは、ピアノにもたれた小板橋の撲殺死体を発見する。音楽を数学的アプローチで研究する小板橋は、死の直前にあるメロディーを残していた。事件を担当する刑事の伴田から情報を得ようと付きまとうくるみは、小板橋の隣の研究室にいた准教授・堤彩葉(中越典子)が再現したメロディーを解析し、その中に犯人の名前のヒントが隠されていることに気づく…。
「あまちゃん後」の撮影だったそうですが、若干、能年さん風味が感じられたくるみ@橋本愛さんでした。
くるみは数学を使用してとある復讐をするという決意を秘め、今は大学生というところです。
で、今週は京南大教授より「不快なメロディー」の作曲を頼まれるのでした。
講義で寝ている学生に、着メロにみせかけて実は不快な音を聞かせるという目的だそうです。
なんとなくこの教授のいやらしさが感じられる依頼でしたが二つ返事で引き受けたくるみです。
しかし、期日が来てもできていなかった理由が面白いのでした。
「不快な音楽を背理法で証明するために心地よい音楽の研究を始めた。
すると心地よいのですやすやと寝てしまった。
そこでラムゼーの定理を応用するアプローチを思いつきその検証を経て
あと五日で完成予定となっている」
ということです(笑
学生や助手を無能呼ばわりする教授が戸惑う様子がおかしかったですね。
こんな風に憎しみを煽るタイプの人のようですからこの教授が殺害されるというのは
必然という展開でした。
そして、准教授の中越さん登場。
彼女の聞いた音階がダイイングメッセージということでしたが、これを解析したくるみは
見事に中越さんの犯行だと解決するのでした。
それはピタゴラス音律のピアノということにカギがありました。
現在の音階とずれがあるそれで講義をするために調律したピアノで亡くなった教授ですが
准教授が聞いた音は通常の音階だったわけで、つまりそれは准教授自身が弾いたものだという推理。
事件と犯人の関係などその目的や経過にはドラマ的な面白味がないのですが
数学的なアプローチでくるみが解決するというのが楽しいのですね。
なんたって数学能力だけは鋭いけれど全体的にぽけーっとした雰囲気が
クレバーな橋本さんとはちょっと空気が違うのでそのギャップがかわいく見えるというところです。
このドラマの数学的解説はテンメイさん(←クリック)が行っておられますので
ぜひお読みくださいませ。
「ペテロの葬列 第1話」
時間帯が夜7時からと早かったのですが、珍しく邪魔が入らなくて
しかも面白い!ずんずんはまっていく自分を感じながら見てしまいました。
第1話 2014年7月7日 よる7時放送 初回2時間スペシャル
杉村三郎(小泉孝太郎)は、とある企業の広報室に勤める一介のサラリーマンである。彼の妻・菜穂子(国仲涼子)の父親は、一大グループ企業・今多コンツェルンのトップに君臨する政財界の重鎮・今多義親(平幹二朗)だった。つまり杉村は一大コンツェルンの婿養子。しかし杉村には野心などというものはない。彼は妻の菜穂子、そして娘の桃子(小林星蘭)との平穏な生活さえ守ることが出来れば、それで十分に満足なのだ。
杉村はグループ広報室で、社内報の副編集長を任されている。上司である編集長の園田瑛子(室井滋)、同僚の手島雄一郎(ムロツヨシ)、椎名遥(岡本玲)をはじめとした社内報『あおぞら』編集部のメンバーや喫茶・睡蓮のマスター水田(本田博太郎)とは、これまでの様々な事件を通じてその絆を深めている仲だ。また編集部には、「ホスト君」というアダ名のついたアルバイトの野本敦弘(犬飼貴丈)、そして本社からの出向社員、井手正男(千葉哲也)など新しいメンバーも増えていた。
そんな中、今回の「事件」は、ある企画の取材帰りに起こった。
杉村は園田、手島と共に、会社の元取締役である森信宏(柴俊夫)の取材に行ったのだが、その帰りに杉村たちが乗り合わせたバスがジャックされてしまう。鳴り響く一発の銃声。事件を起こしたのは一人の老人(長塚京三)だった。人質となったのは、杉村、園田、手島の他に、金属加工会社を経営する田中雄一郎(峰竜太)、老婦人の迫田とよ子(島かおり)、大学中退の青年・坂本啓(細田善彦)、パティシエ志望のフリーター・前野メイ(清水富美加)、そして運転手である柴野和子(青山倫子)の8人。
老人は、携帯電話の回収からバスの行き先、人質の抵抗への対処まですべてを周到に準備し、杉村たちは逃げる隙を与えられない。そして老人は「警察を呼んでください」と意外な指示を出した上で、人質全員に「後で賠償金をお支払いします」と謎の提案をする。
果たして彼の目的はいったい何なのか?
社内では、秘書の橋本真佐彦(高橋一生)、高野千夏(映美くらら)が奔走し、事件の謎は深まっていくばかり。
一方、菜穂子はその同時刻、エスティシャン・間野京子(長谷川京子)と居た。彼女の抱える悩みは、後に杉村をも巻き込んだ問題、大事件へと発展していく。
物語は緊迫感の中、殺人や詐欺など二転三転する息をもつかさぬ展開へ。そして、誰もが想像し得なかった衝撃のラストが待ち受ける!!
「誰か」「名もなき毒」に続く三作目。確かこれが最後のはず。
宮部みゆきは私にとっては作家名だけで買うべき作品なのですが
文庫本が出てないので(せこくてすいませぬ)未読でした。
たぶん三作ともに「悪意は伝染する」という芯が通った出来栄えになるでしょう。
そしてバスジャックで始まったこのドラマも「悪意」の伝搬の根を白日にし、
訴えるものにしてくれると思います。
物語は長塚さんのバスジャックにより始まりましたが
この長塚さんがとっても素晴らしく強烈で凄かった。見事な役者ですわ。
1話で退場ですが、迷ったらこの原点に戻ろうと思えるようなものがありました。
そして舞台がバスの中だけだったのに、まったく退屈しないくらい面白かったです。
杉村役の小泉さんはもう杉村と名を変えてもいいくらい当たり役ですよね(笑
誰もが知らず抱いている悪意を、今回はどんな解釈で表現するのかというところです。
バスジャックした長塚さんは終始、紳士的態度でした。
何らかの哀しみをこらえながら、その復讐(?)をするためにバスを占拠したようなイメージです。
その目的は長塚の言う3人をここに連れてきてほしいということ。
人質になった6人には慰謝料が支払われるという点が話として面白味を演出していました。
展開進行して最後はSATの突撃乱入がありましたが、それを見越したように自決したというのが
驚く結末でした。
これが最終回ならふつうですが、ここから始まると言うのがこのドラマの優秀さみたいなものでしょうか。
共犯はだれで、目的は何か。
慰謝料は本当に支払われるのか。
その方法はいかにしてなのか。
さまざまな謎が膨らむのですが、次回が待ち遠しいのは原作に力があるからでしょうね。
あの裏切りのペテロが最後は自ら逆さの磔を申し出たという結末がありますから
それに倣った物語の進行が予想されます。
それにしても早く次が見たいです。
***
ということで第一弾でした。
「家族狩り」は途中あれこれで見られずでした。
次回感想書けたらと思ってます。
それと、今夜の「若者たち」を楽しみにしています。
まずはコレから。いきなり3話です(笑)
「ハードナッツ 第3話」
2014年7月8日(火) 午後10時放送予定【総合】
京南大の小板橋教授(斉木しげる)を訪ねた難波くるみは、ピアノにもたれた小板橋の撲殺死体を発見する。音楽を数学的アプローチで研究する小板橋は、死の直前にあるメロディーを残していた。事件を担当する刑事の伴田から情報を得ようと付きまとうくるみは、小板橋の隣の研究室にいた准教授・堤彩葉(中越典子)が再現したメロディーを解析し、その中に犯人の名前のヒントが隠されていることに気づく…。
「あまちゃん後」の撮影だったそうですが、若干、能年さん風味が感じられたくるみ@橋本愛さんでした。
くるみは数学を使用してとある復讐をするという決意を秘め、今は大学生というところです。
で、今週は京南大教授より「不快なメロディー」の作曲を頼まれるのでした。
講義で寝ている学生に、着メロにみせかけて実は不快な音を聞かせるという目的だそうです。
なんとなくこの教授のいやらしさが感じられる依頼でしたが二つ返事で引き受けたくるみです。
しかし、期日が来てもできていなかった理由が面白いのでした。
「不快な音楽を背理法で証明するために心地よい音楽の研究を始めた。
すると心地よいのですやすやと寝てしまった。
そこでラムゼーの定理を応用するアプローチを思いつきその検証を経て
あと五日で完成予定となっている」
ということです(笑
学生や助手を無能呼ばわりする教授が戸惑う様子がおかしかったですね。
こんな風に憎しみを煽るタイプの人のようですからこの教授が殺害されるというのは
必然という展開でした。
そして、准教授の中越さん登場。
彼女の聞いた音階がダイイングメッセージということでしたが、これを解析したくるみは
見事に中越さんの犯行だと解決するのでした。
それはピタゴラス音律のピアノということにカギがありました。
現在の音階とずれがあるそれで講義をするために調律したピアノで亡くなった教授ですが
准教授が聞いた音は通常の音階だったわけで、つまりそれは准教授自身が弾いたものだという推理。
事件と犯人の関係などその目的や経過にはドラマ的な面白味がないのですが
数学的なアプローチでくるみが解決するというのが楽しいのですね。
なんたって数学能力だけは鋭いけれど全体的にぽけーっとした雰囲気が
クレバーな橋本さんとはちょっと空気が違うのでそのギャップがかわいく見えるというところです。
このドラマの数学的解説はテンメイさん(←クリック)が行っておられますので
ぜひお読みくださいませ。
「ペテロの葬列 第1話」
時間帯が夜7時からと早かったのですが、珍しく邪魔が入らなくて
しかも面白い!ずんずんはまっていく自分を感じながら見てしまいました。
第1話 2014年7月7日 よる7時放送 初回2時間スペシャル
杉村三郎(小泉孝太郎)は、とある企業の広報室に勤める一介のサラリーマンである。彼の妻・菜穂子(国仲涼子)の父親は、一大グループ企業・今多コンツェルンのトップに君臨する政財界の重鎮・今多義親(平幹二朗)だった。つまり杉村は一大コンツェルンの婿養子。しかし杉村には野心などというものはない。彼は妻の菜穂子、そして娘の桃子(小林星蘭)との平穏な生活さえ守ることが出来れば、それで十分に満足なのだ。
杉村はグループ広報室で、社内報の副編集長を任されている。上司である編集長の園田瑛子(室井滋)、同僚の手島雄一郎(ムロツヨシ)、椎名遥(岡本玲)をはじめとした社内報『あおぞら』編集部のメンバーや喫茶・睡蓮のマスター水田(本田博太郎)とは、これまでの様々な事件を通じてその絆を深めている仲だ。また編集部には、「ホスト君」というアダ名のついたアルバイトの野本敦弘(犬飼貴丈)、そして本社からの出向社員、井手正男(千葉哲也)など新しいメンバーも増えていた。
そんな中、今回の「事件」は、ある企画の取材帰りに起こった。
杉村は園田、手島と共に、会社の元取締役である森信宏(柴俊夫)の取材に行ったのだが、その帰りに杉村たちが乗り合わせたバスがジャックされてしまう。鳴り響く一発の銃声。事件を起こしたのは一人の老人(長塚京三)だった。人質となったのは、杉村、園田、手島の他に、金属加工会社を経営する田中雄一郎(峰竜太)、老婦人の迫田とよ子(島かおり)、大学中退の青年・坂本啓(細田善彦)、パティシエ志望のフリーター・前野メイ(清水富美加)、そして運転手である柴野和子(青山倫子)の8人。
老人は、携帯電話の回収からバスの行き先、人質の抵抗への対処まですべてを周到に準備し、杉村たちは逃げる隙を与えられない。そして老人は「警察を呼んでください」と意外な指示を出した上で、人質全員に「後で賠償金をお支払いします」と謎の提案をする。
果たして彼の目的はいったい何なのか?
社内では、秘書の橋本真佐彦(高橋一生)、高野千夏(映美くらら)が奔走し、事件の謎は深まっていくばかり。
一方、菜穂子はその同時刻、エスティシャン・間野京子(長谷川京子)と居た。彼女の抱える悩みは、後に杉村をも巻き込んだ問題、大事件へと発展していく。
物語は緊迫感の中、殺人や詐欺など二転三転する息をもつかさぬ展開へ。そして、誰もが想像し得なかった衝撃のラストが待ち受ける!!
「誰か」「名もなき毒」に続く三作目。確かこれが最後のはず。
宮部みゆきは私にとっては作家名だけで買うべき作品なのですが
文庫本が出てないので(せこくてすいませぬ)未読でした。
たぶん三作ともに「悪意は伝染する」という芯が通った出来栄えになるでしょう。
そしてバスジャックで始まったこのドラマも「悪意」の伝搬の根を白日にし、
訴えるものにしてくれると思います。
物語は長塚さんのバスジャックにより始まりましたが
この長塚さんがとっても素晴らしく強烈で凄かった。見事な役者ですわ。
1話で退場ですが、迷ったらこの原点に戻ろうと思えるようなものがありました。
そして舞台がバスの中だけだったのに、まったく退屈しないくらい面白かったです。
杉村役の小泉さんはもう杉村と名を変えてもいいくらい当たり役ですよね(笑
誰もが知らず抱いている悪意を、今回はどんな解釈で表現するのかというところです。
バスジャックした長塚さんは終始、紳士的態度でした。
何らかの哀しみをこらえながら、その復讐(?)をするためにバスを占拠したようなイメージです。
その目的は長塚の言う3人をここに連れてきてほしいということ。
人質になった6人には慰謝料が支払われるという点が話として面白味を演出していました。
展開進行して最後はSATの突撃乱入がありましたが、それを見越したように自決したというのが
驚く結末でした。
これが最終回ならふつうですが、ここから始まると言うのがこのドラマの優秀さみたいなものでしょうか。
共犯はだれで、目的は何か。
慰謝料は本当に支払われるのか。
その方法はいかにしてなのか。
さまざまな謎が膨らむのですが、次回が待ち遠しいのは原作に力があるからでしょうね。
あの裏切りのペテロが最後は自ら逆さの磔を申し出たという結末がありますから
それに倣った物語の進行が予想されます。
それにしても早く次が見たいです。
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ということで第一弾でした。
「家族狩り」は途中あれこれで見られずでした。
次回感想書けたらと思ってます。
それと、今夜の「若者たち」を楽しみにしています。
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