10/08/2014 聖女 第7話(最終回)
失明なんて韓ドラみたいでしたね。靴下を編むシーンがラストだったら不気味で面白かったのに。
最終話『この愛の果て』
2014年10月7日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年10月14日(火) 午前1時40分放送予定[月曜深夜]【総合】
※通常と放送時間が異なります(15分遅れ)。
晴樹(永山絢斗)から二度と会わないと拒絶された基子(広末涼子)は、晴樹をゆずって欲しいと泉美(蓮佛美沙子)に迫る。夫を亡くした文江(中田喜子)は裁判で基子の罪状を証言すると息巻くが、それだけでは基子を死刑にできないと聞いて落胆する。基子は晴樹の兄・克樹(青柳翔)にそそのかされ、晴樹との過去の関係を週刊誌に暴露してしまう。結婚式を延期せざるを得なくなった晴樹と泉美はせめて婚姻届を出そうと区役所に行くが、そこに基子が現れた。
先週、タクシーでほくそ笑みがでた基子でした。
その後、海辺の家に戻ってみれば聖女の絵を刻み、叩き落としている基子です。
あなただって本当はつらかったのでしょう。
男はいつだって利己的に女を利用し、自尊心を踏みにじろうとする。
母の教えは、
男に利用されたらいけない。
美しく気高く誰もが拝みたくなるような聖女のような女になること。
大学進学をあきらめ、バイトをしながら専門学校や名門女子大に忍び込み勉強した。
しかし、バイト先の店長が邪なモーションをかけてきて
そこで「愛」と引き換えに対価を受け取る方式を思いついた。
そして今の自分を作り上げたと言う。
高価な服をまといお金持ちの恋人に愛され、ヨーロッパ美術に詳しい
高貴な緒沢まりあに生まれ変わった。
ウエディングドレス選びで式場に来たカップル+ママですが
試着室にいきなり基子が現れ、
「すてきなエンパイアスタイル・・」などと説明。
なんでここにいるのかとおびえる泉美ですが
「晴樹君を譲ってほしい」と単刀直入にお願いにきたのでした。
だって、私たちあなたが思ってる以上に心も体も・・と・・
思わずひっぱたく泉美に基子もお返しし、びんた合戦をする二人ですが、
晴樹はひたすら謝りもう二度と泉美に近づかないでくれと頼むのでした。
しかし、「いつになったら家にきてくれるの?ずっと待ってるのに」と
笑顔で去る基子は、先週の続きであくまで狂ったままでなかなか良いわっ(笑
また、ツーショットを撮られたと知り、もっときれいに撮ってほしかったと
記者のカメラを壊すのでした。
基子は誰かに変な記事を書かれるより
自分で説明したほうがいいといってましたが、いきなり週刊誌に登場。
マスコミの騒ぎは弁護士と被告人のスキャンダルでした。
それでいて、どこ吹く風で楽しそうにロッキングチェアでベビーの靴下を編む基子です。
そこに前原所長と黒坂が現れ、控訴審は厳しくなると注意をしていきます。
海辺を散歩する基子を遠くから見ているのは晴樹兄のようですが・・。
そして、カフェでひたすら晴樹を待ってるであろう基子のところに晴樹兄がやってきて
ある情報を教えたのでした。
晴樹は週刊誌の騒動の責任を取り辞表を出しますが前原所長はもちろん受け取りませんでした。
晴樹と泉美の式は延期となりましたが、
籍だけは入れようということで役所に出向くことになりました。
幸せな二人ですが、先日の晴樹兄情報により役所前で待っていたのは基子。
犬を追い払うような感じで二度と近づくなと怒りと警戒あらわな晴樹ですが
基子はいきなり抱きつき、首をしめたのでした。
そこに千倉妻が乱入し、包丁で基子を刺します。
それは刑事たちに基子を死刑には出来ないと聞いたからでした。
それならいっそ自分の手で成敗すると。
その結果、刺されただけじゃなくて
地面に何度も頭を打ちつけられた基子は「失明」の障害を負ってしまったのでした。
そして千倉妻は、夫の飛び降り自を殺ほう助したのだそうです。
入院中の基子に弁護士ではなく友人としてお見舞いに来たのは前原所長。
基子は語ります。
阿川と付き合ってる時に作り笑いを覚えた。
笑い過ぎずそれでいて澄ました感じもさせない。
男が喜ぶ、男の従属物のような微笑みを。
男は女を女神のようにあがめたり
売女のように扱って虚栄心を満足させたりするから
作り笑いで喜ばせるのがちょうどよかった。
でも晴樹の前だけは作り笑いをせず自然な優しい気持ちでいられた。
しかし阿川のもとに戻らざるをえなかったし、その阿川は自滅。
坂東さんも勝手に崖から落ちていった。
でも一人になって思うのは晴樹のことだけだったと。
本当に大事なものを手放してしまったとやり直したい思いばかりがあったのに
逮捕されて晴樹君に再会してしまった。
裁判の時、あなたを守るためにここにいるんだと晴樹が言ってくれた。
もう一度生まれ変われることができると思ったなんて馬鹿よね。
愛なんて、なんであるんでしょうね。
そんなものがなければもっと上手に生きられたのに。
すべての人に謝りたいと泣く基子。
泉美さんはいい子だと突然言いだし、ドアのそばで聞いてるのがばれたかと焦りますが
泉美のような子だから幸せになれるのだと自分に言い聞かせるような基子でした。
自分にも誰かの幸せを願う気持ちがあったことに気づいたと泣き続ける基子。
晴樹が帰宅したらごみ袋に入った基子の資料や泉美の写真などを見つけ
一連の週刊誌の騒ぎは兄のせいだと分かった晴樹でした。
兄弟はお互いに殴り合いの大ゲンカ。
晴樹は、基子は犯罪者だが必死にもがきながら愛を求めていたと擁護。
基子は退院し、たったひとりタクシーで帰ってきました。
その後、晴樹も基子の家にやってきたその日、
一足早く基子は海へと入っていくのでした。
家中を探し、刻まれた絵を見た晴樹は海へと走りに走って引き留めようとします。
晴樹君、やっときてくれたとほほ笑む基子ですが
晴樹を愛したことが失敗であり本当の自分だったと言うのでした。
そんなところに泉美までが走ってきますが、
「先生」と叫ぶ晴樹に振り向いて微笑み、海の中に消えていきました。
彼女は本当は愛を求めていた、誰よりも強く求めていたのだ・・と晴樹評。
2か月後控訴審は被告人不在で行われ
基子の無罪は確定しました。
晴樹は海にやってきて紫の花を手向けました。
***
う~~む・・・微妙な終わり方。
失明というわけで、一人では生きていけない現実がやってきたら
まるで改心したような基子の告白になんとなく普通になったようなつまらなさを感じました。
だいたいこんな障害オチなんてがっかりな顛末でした。
聖女か悪女かと揺れている世間評に
挑戦し続ける基子の姿を見たかったですね。
基子の告白では坂東と阿川は白のようですが
あの千倉さんのタバコは未必の故意という感じでしょうかね・・。
本人も殺意はゼロではなかったというくらいですから。
そして狂いだした基子はどんなに晴樹に拒絶されても
おなかをさすりながら
いないかもしれないベビーに話しかけるとか、
編み物でほくそ笑むぐらいの方がぞくぞくしたような気がします。
しかもラストシーンは助けようと思えばいくらでも助けられたのに
ボー然と見殺しにした晴樹もダメじゃん。
本当の愛を求めてた・・なんてきれいごと言ってさ。
だいたい、偶然が重なりすぎというか基子入水自殺の日に
晴樹が虫の知らせでやってきただけじゃなく泉美まで居合わせると言うのも変でしたね。
せっかくの二人のシーンに水さしてさ。
これだけ変なら、いっそどっかの港町に打ち上げられた基子が
なぜか目が治り、韓ドラ風味で記憶喪失とかでうっすらと笑いながら蘇ってもいいかなと(笑
基子VS泉美として魔性力勝負だったり女子力対決だったりしましたが
晴樹にとっては間違いなくまりあ先生は忘れられない一生のただ一人の女だったはずで
そこがぶれない演出であれば良かったのですよね。
狂い始めた基子を見た晴樹はあっさり泉美に鞍替えしたのがちょっと薄情だったような。
そういった意味で男は自分の都合であっちにこっちにうろうろすると言った基子は
苦労人の哲学者みたいに全部見通し、わかっていました(笑
広末サンのあの酷薄そうな陰険そうな顔立ちは今回のキャスティングにぴったりでしたが
最後の海に潜る寸前の悟りきった微笑みと、
晴樹への思いを全部あの世に持っていくといった風情は
なかなか凄味がありました。
冷たい妖気をたたえた味のある演技派として力を蓄えてきましたよね。
一度、無罪になって記者会見に挑んだ時のシーンと並び、良かったです。
でも狂い続ける広末サンを見たかったし、ちょっと惜しかったというところで。
10/01/2014 聖女 第6話
いつから一緒に暮らそうか?・・って・・・ホラーだったのかぁ~~(ぶるっ
第6話『愛が壊れるとき
2014年9月30日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年10月7日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
晴樹(永山絢斗)は基子(広末涼子)が殺意を持って千倉(大谷亮介)の家に放火したはずと問い詰めるが、基子は頑として認めない。基子が殺人未遂を犯したかもしれないと晴樹から報告を受けた前原(岸部一徳)は、晴樹を基子の弁護団から外した。晴樹と基子の密会現場を目撃した泉美(蓮佛美沙子)は、キスだけはしたと告白する晴樹に怒りをぶつける。自殺を図り意識不明だった千倉が亡くなり、妻の文江(中田喜子)は基子が病院の屋上から夫を突き落としたと騒ぎ出す。
あなたは本当に聖女なんですか?
晴樹の問いに答える前に千倉さんが飛び降りたと病院に走る泉美のシーンでした。
気の毒なのは奥さん(中田)・・。
話は戻り、
え、やだ、晴樹君は私が千倉さんを殺すために放火したって思ったの?
勘違いじゃないかな。
千倉さんのことは尊敬してたし大事だった。
釈明する基子に決定的な事実としてそれならば真っ先に千倉のもとへ行くのが正しいはずだと
いう晴樹でした。確かに。
狭い貧しい生活になるが生命保険をかけてくれてることを知り、とっさに千倉さんに死んでもらおうと思った。
あなたに千倉さんを殺したいという意志はあったのですか?
殺意はゼロじゃなかったという基子。
誰にだってそう思う瞬間があるはずだとギリギリの攻防ですが
殺そうと思うだけの人間と、実際に殺してしまうのでは圧倒的に違うと
晴樹は絶望の顔になっています。
殺意があったなら殺人未遂を犯したことになる。
あれえ?・・・・・私ね、この夜を楽しみにしてきたの。
ようやく晴樹君と愛し合えると思って、これからどんな楽しいことがはじまるだろうって。
そりゃあ、婚約者のことはショックだったけど・・・。
基子・・・・狂った・・・
噛みあわない会話に晴樹がさーっと引いていきますが
がんじがらめに巻きつく気色の悪さ。
あなたは僕を利用したんだ。
利用なんてしてないという基子を残し、
帰っていく晴樹でした。
翌日、前原所長に基子のことを話す晴樹。
殺意と千倉の証言。
しかしこの道ウン十年の前原所長は青い晴樹とは見方が違うのでした。
吸い殻と殺意の関係証明は無理だと判断。
弱小事務所としては話題の事件を無罪にして有名になることの方がメリットが大きいということでしょう。
正義だけでは走れないってことですか。
まさかあの悪女を本当に聖女だと思ってたのかと。
経験が違うのでした。
こうして晴樹は公判から外れることになりました。
泉美に問い詰められて、キスはしたとつい言ってしまう晴樹でしたが
これがかなり怒らせます。
上手にかくしてくれていいのだと。
前原所長と似たことをこちらでも言われて弱る晴樹ですが、
今は基子のことを「罪を償うべきだと思う」と言いました。
とっさに晴樹兄から言われた「不適切関係の暴露」のことが頭をよぎった泉美です。
そのころ、基子は千倉の飛び降りニュースを知り、
また晴樹に殺人を「思うのと犯すのは違う」ときつく言われたことがよみがえっています。
爪を噛む癖がどんどん悪化している模様。
手洗いもタバコのにおいを取るためにしつこくしつこく・・病気か。
帰宅した晴樹は合鍵が落ちているのを見て泉美に去られたとがっくりきていますが
そこにクラッカーと誕生日ケーキが登場。
泉美のサプライズでした。
馬鹿正直な晴樹のことを嫌いになれなかったと許してくれた泉美に
安堵した晴樹でした。
すっかり泉美に甘えて・・・。
基子は不動産の人に要望をだしていますが貯金は2億あるそうです。
海のそばにある家族で住める家を希望しました。
誰と住むのかって・・それはいうまでもなく。
結婚式を行う楽しい話で盛り上がったカップル+ママたちですが
基子からの着信は無視している晴樹です。
泉美が帰ろうとするところに、晴樹兄が帰宅。
先日、暴露すると脅した兄に何があっても晴樹を守ると宣言した泉美です。
かわいそうな人と言ってしまった泉美に腹を立てた兄でした。
逆上した兄は写真を誰かに渡してましたが・・
基子は海辺の家を訪ねてきた黒坂にさりげなく晴樹のことを聞きました。
しかし、もう基子の件からは離れ、結婚で忙しいと聞き、がっかりした顔。
その後に、千倉死亡のニュースが流れ、つい顔を覆った基子でした。
それにしてもオッシャレ~な家でしたわっ。
今後の控訴審の打ち合わせに来た基子ですが大丈夫だと言われています。
帰り際に晴樹が事務所に戻ってきますが、大雨なのが重なり
所長から車を拾ってやるように命じられるのでした。
前原が出した指示はちゃんと(基子を清算できるか)晴樹を試したのでしょうか。
交差点でタクシーを探していますがなかなか拾えず。
上着を掛けてあげる優しさもありますがしかしさり気にバッジを外しています。
相変わらずやさしいのね。
結婚、年始にきまったそうですね。おめでとう。
それで・・私たちはいつから一緒に暮らそうか・・。
私ね、晴樹君と再会するまではあのまま刑務所でも構わないと思ってた
でもあなたのせいで人生に未練ができちゃった。
女として生き直したいと思ったの。
だからどんなに嫌な過去を知られようと恥をかこうと裁判だって頑張った。
それなのに私のこと、見捨てたりしないわよね。
海の近くに家を買ったの。
近くに公園や幼稚園もあって。
私ね母親になりたいの。きっといいママになる。
誰よりも神様に祝福される子供になるように。
晴樹君に似てかわいい子供が・・・
さえぎり、晴樹はあなたとの恋愛は考えられないときっぱり言いました。
そしてタクシーを拾い、無理矢理に基子を乗せようとします。
お願いしますと頭をさげる晴樹に私を捨てないでと泣き怒る基子。
さようなら。
再会した時あなたはもう10年前の僕の愛したまりあ先生じゃなかった。
あなたは聖女なんかじゃなかった。
犯罪者だった。
さよならとドアを閉めました。
濡れながら去っていく晴樹を見て、さんざん泣いたあとで
しかし次第に笑みが浮かんできた基子。
***
あなたは聖女ですかと問うた晴樹でしたが
自分から「聖女ではなかった」と結論を出した6話でした。
しかし、今週の基子の狂いっぷりは唖然とするばかりでした。
男に貢がせるのを当然としていた性分だから
こういった頭のおかしい思考でも晴樹は違和感としながらも静かに聞き流すといった体です。
でも取り込まれずにきっぱり拒絶できて偉かった(笑
しかし最後のタクシーでの笑みが不気味ですね。
基子は何を企んでいるのでしょうか。
先週までは、泉美は基子の底知れぬ魔性に勝てないと思ってましたが
晴樹の潔癖な性格には泉美の良さが発見できて逆に良い方向に行きましたね。
もう基子に引きずられることはないと思いたいですが、あの基子ですからね・・
それに何しろ初恋のマリア先生なので、どこかで情が呼びさまされそうで危険です(笑
基子としてもこれまで貢がせた2億があるからひっそりと暮らすと言う手もあったはずですが
晴樹と人生をやり直したい目的ができたからこそ晴樹に執着するわけですね。
ううっ・・こういう女につかまる男っていそうです・・怖いですね。お気をつけて(^^;
次回最終回、昼顔みたいな結末はいやなんで
とりあえずどこかに(謎を残しても)あっぱれな方向でよろしく(^^;
2014年9月30日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年10月7日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
晴樹(永山絢斗)は基子(広末涼子)が殺意を持って千倉(大谷亮介)の家に放火したはずと問い詰めるが、基子は頑として認めない。基子が殺人未遂を犯したかもしれないと晴樹から報告を受けた前原(岸部一徳)は、晴樹を基子の弁護団から外した。晴樹と基子の密会現場を目撃した泉美(蓮佛美沙子)は、キスだけはしたと告白する晴樹に怒りをぶつける。自殺を図り意識不明だった千倉が亡くなり、妻の文江(中田喜子)は基子が病院の屋上から夫を突き落としたと騒ぎ出す。
あなたは本当に聖女なんですか?
晴樹の問いに答える前に千倉さんが飛び降りたと病院に走る泉美のシーンでした。
気の毒なのは奥さん(中田)・・。
話は戻り、
え、やだ、晴樹君は私が千倉さんを殺すために放火したって思ったの?
勘違いじゃないかな。
千倉さんのことは尊敬してたし大事だった。
釈明する基子に決定的な事実としてそれならば真っ先に千倉のもとへ行くのが正しいはずだと
いう晴樹でした。確かに。
狭い貧しい生活になるが生命保険をかけてくれてることを知り、とっさに千倉さんに死んでもらおうと思った。
あなたに千倉さんを殺したいという意志はあったのですか?
殺意はゼロじゃなかったという基子。
誰にだってそう思う瞬間があるはずだとギリギリの攻防ですが
殺そうと思うだけの人間と、実際に殺してしまうのでは圧倒的に違うと
晴樹は絶望の顔になっています。
殺意があったなら殺人未遂を犯したことになる。
あれえ?・・・・・私ね、この夜を楽しみにしてきたの。
ようやく晴樹君と愛し合えると思って、これからどんな楽しいことがはじまるだろうって。
そりゃあ、婚約者のことはショックだったけど・・・。
基子・・・・狂った・・・
噛みあわない会話に晴樹がさーっと引いていきますが
がんじがらめに巻きつく気色の悪さ。
あなたは僕を利用したんだ。
利用なんてしてないという基子を残し、
帰っていく晴樹でした。
翌日、前原所長に基子のことを話す晴樹。
殺意と千倉の証言。
しかしこの道ウン十年の前原所長は青い晴樹とは見方が違うのでした。
吸い殻と殺意の関係証明は無理だと判断。
弱小事務所としては話題の事件を無罪にして有名になることの方がメリットが大きいということでしょう。
正義だけでは走れないってことですか。
まさかあの悪女を本当に聖女だと思ってたのかと。
経験が違うのでした。
こうして晴樹は公判から外れることになりました。
泉美に問い詰められて、キスはしたとつい言ってしまう晴樹でしたが
これがかなり怒らせます。
上手にかくしてくれていいのだと。
前原所長と似たことをこちらでも言われて弱る晴樹ですが、
今は基子のことを「罪を償うべきだと思う」と言いました。
とっさに晴樹兄から言われた「不適切関係の暴露」のことが頭をよぎった泉美です。
そのころ、基子は千倉の飛び降りニュースを知り、
また晴樹に殺人を「思うのと犯すのは違う」ときつく言われたことがよみがえっています。
爪を噛む癖がどんどん悪化している模様。
手洗いもタバコのにおいを取るためにしつこくしつこく・・病気か。
帰宅した晴樹は合鍵が落ちているのを見て泉美に去られたとがっくりきていますが
そこにクラッカーと誕生日ケーキが登場。
泉美のサプライズでした。
馬鹿正直な晴樹のことを嫌いになれなかったと許してくれた泉美に
安堵した晴樹でした。
すっかり泉美に甘えて・・・。
基子は不動産の人に要望をだしていますが貯金は2億あるそうです。
海のそばにある家族で住める家を希望しました。
誰と住むのかって・・それはいうまでもなく。
結婚式を行う楽しい話で盛り上がったカップル+ママたちですが
基子からの着信は無視している晴樹です。
泉美が帰ろうとするところに、晴樹兄が帰宅。
先日、暴露すると脅した兄に何があっても晴樹を守ると宣言した泉美です。
かわいそうな人と言ってしまった泉美に腹を立てた兄でした。
逆上した兄は写真を誰かに渡してましたが・・
基子は海辺の家を訪ねてきた黒坂にさりげなく晴樹のことを聞きました。
しかし、もう基子の件からは離れ、結婚で忙しいと聞き、がっかりした顔。
その後に、千倉死亡のニュースが流れ、つい顔を覆った基子でした。
それにしてもオッシャレ~な家でしたわっ。
今後の控訴審の打ち合わせに来た基子ですが大丈夫だと言われています。
帰り際に晴樹が事務所に戻ってきますが、大雨なのが重なり
所長から車を拾ってやるように命じられるのでした。
前原が出した指示はちゃんと(基子を清算できるか)晴樹を試したのでしょうか。
交差点でタクシーを探していますがなかなか拾えず。
上着を掛けてあげる優しさもありますがしかしさり気にバッジを外しています。
相変わらずやさしいのね。
結婚、年始にきまったそうですね。おめでとう。
それで・・私たちはいつから一緒に暮らそうか・・。
私ね、晴樹君と再会するまではあのまま刑務所でも構わないと思ってた
でもあなたのせいで人生に未練ができちゃった。
女として生き直したいと思ったの。
だからどんなに嫌な過去を知られようと恥をかこうと裁判だって頑張った。
それなのに私のこと、見捨てたりしないわよね。
海の近くに家を買ったの。
近くに公園や幼稚園もあって。
私ね母親になりたいの。きっといいママになる。
誰よりも神様に祝福される子供になるように。
晴樹君に似てかわいい子供が・・・
さえぎり、晴樹はあなたとの恋愛は考えられないときっぱり言いました。
そしてタクシーを拾い、無理矢理に基子を乗せようとします。
お願いしますと頭をさげる晴樹に私を捨てないでと泣き怒る基子。
さようなら。
再会した時あなたはもう10年前の僕の愛したまりあ先生じゃなかった。
あなたは聖女なんかじゃなかった。
犯罪者だった。
さよならとドアを閉めました。
濡れながら去っていく晴樹を見て、さんざん泣いたあとで
しかし次第に笑みが浮かんできた基子。
***
あなたは聖女ですかと問うた晴樹でしたが
自分から「聖女ではなかった」と結論を出した6話でした。
しかし、今週の基子の狂いっぷりは唖然とするばかりでした。
男に貢がせるのを当然としていた性分だから
こういった頭のおかしい思考でも晴樹は違和感としながらも静かに聞き流すといった体です。
でも取り込まれずにきっぱり拒絶できて偉かった(笑
しかし最後のタクシーでの笑みが不気味ですね。
基子は何を企んでいるのでしょうか。
先週までは、泉美は基子の底知れぬ魔性に勝てないと思ってましたが
晴樹の潔癖な性格には泉美の良さが発見できて逆に良い方向に行きましたね。
もう基子に引きずられることはないと思いたいですが、あの基子ですからね・・
それに何しろ初恋のマリア先生なので、どこかで情が呼びさまされそうで危険です(笑
基子としてもこれまで貢がせた2億があるからひっそりと暮らすと言う手もあったはずですが
晴樹と人生をやり直したい目的ができたからこそ晴樹に執着するわけですね。
ううっ・・こういう女につかまる男っていそうです・・怖いですね。お気をつけて(^^;
次回最終回、昼顔みたいな結末はいやなんで
とりあえずどこかに(謎を残しても)あっぱれな方向でよろしく(^^;
09/24/2014 聖女 第5話
あなたは聖女ですか?
第5話『最後のキス』
2014年9月23日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月30日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
一審無罪となった基子(広末涼子)は記者会見に臨むが、多くの男性と金銭目当ての交際をしていた過去を追及される。さらに無罪を祝う会で晴樹の婚約者・泉美(蓮佛美沙子)と対面した基子はひどいショックを受けた。晴樹(永山絢斗)は千倉(大谷亮介)が打ち明けた基子の事件当夜の行動から、基子が殺人未遂を犯していた可能性があると考え悩む。そんな時、基子がホテルから姿をくらまし、その夜になって千倉も病室を抜け出した。
会見前、緊張した基子は爪をかんでいましたが、衣装がすごくかわいいのでした。
分量たっぷりなブラウスとレースのスカート。
黒坂が用意してくれたようですがセンスがいいのでちょっと意外でした。
そこで黒坂から携帯をもらい、ついでにハンドクリームも借り、
余計なことを言わないようにとくぎを刺されています。
泉美は晴樹に千倉が語っていたことを問いただしますが誰にも言わないでほしいと頼まれてしまいます。
信じるという泉美に安堵した晴樹です。
会見ではフラッシュを浴びますが自分は変わるのだと暗示をかけた基子は堂々としたもの。
清らかで強く気高く何からも誰からも永遠に汚されることのないそんな女になると。
アップで映った基子ですがこれまでになく綺麗でした。
記者の質問に答え先の生活については絵画に携わりたいと希望しています。
聖女のイメージと複数の男性との交際について問われたときは、
イメージは他人が決めるものだと回答。
しかし金銭目的の交際に抵抗はなかったとすがすがしい顔になって答えます。
不利な方向に走り出したので打ち切ろうとするともっと聞きたい記者たちの声で騒々しくなり
前原所長が代わりに応えるのでした。
基子の主張は愛のとらえ方としてシンプルだということを、例を交えながら応えています。
それは愛を必要以上に美化せず誰もが本能的により良いものへなびく法則に従ったものという
とらえ方のようでした。
晴樹はなんとか千倉の証言を前原に伝えようとしますがチャンスがありません。
そのころ、千倉は病院から基子に連絡を取ろうと電話するのですがこちらもつながりません。
基子はタバコを吸った時の瞬間を思い出しますがその記憶を消すように手を洗いました。
しかし突然、阿川が出現。
幽霊との会話ですが、阿川を愛とは違うけれど本当にいいパートナーだと思ってたと語りました。
阿川の事件は本当に殺したのではなさそうでした。
また「あの男」と呼ばれているのは晴樹のことのようです。
幸せになれると思うのかと聞かれ、決まってると晴れやかに笑うのでした。
基子の無罪を祝う会。
基子を本能的に怖いという黒坂。
このパーティには前原所長から招待された泉美までが現れたので晴樹は戸惑ってます。
そこにいきなり前原が泉美と晴樹が婚約していることを基子に紹介するのでした。
(基子と晴樹の)二人の間に何があろうともダメだと暗にくぎをさしたようなシーンに見えましたが
基子はとてもショックをうけて意識が絶え絶えになっています。
休んでいるところに千倉から電話。
ようやくつながったと嬉しそうな千倉ですが、基子は
「今までありがとうございました」と別れを告げるのでした。
ショックを受けた千倉は泣き叫び自分が馬鹿だったと取り乱しています。
その後に基子は行方不明になり黒坂が晴樹へと連絡をいれていました
泉美は晴樹ママをご訪問ですが、出迎えたのは兄でした。
コーヒーを淹れながら晴樹と基子のなれそめなど泉美に懇切丁寧に説明する兄。
負けまいと泉は悲しい恋をし傷ついた晴樹の過去を兄に教えるのでした。
しかも基子を紹介されて自己紹介できたと強気で返します。
兄は泉美のような女が一番嫌いだと言いだします。
晴樹はバカだったのに基子のおかげで東大に入りそれから母の自慢は自分ではなく
晴樹になってしまったとマザコン丸出しの語りをするのでした。
自分は晴樹の影だと世をすねる陰になったと言い出します。
さらに晴樹は基子にぞっこんになり泉美など捨てられてしまうと予言するのでした。
泉美の悲しむ顔が見たかったからだという兄です。
消えた基子は晴樹の実家のある(?)海辺でタバコを吸っていました。
過去のことで思い出があったということなのでしょうか。
黒坂は晴樹になぜこの場所が分かったのかと後で聞くと言い置いてさっさと行ってしまいました。
残された二人がいるところを泉美が晴樹宅からの帰り道に目撃してしまいます。
ホテルのバーで会う二人ですが、泉美も隠れて様子をうかがうのです。
基子は泉美のことを気付いていますが素知らぬ顔で晴樹と語らいました。
私ね、初めて怖くなったの、あなたを失うことが。
家庭教師をしていたころ阿川さんの援助で生活していたから
本当の自分を知られるのが怖かったといいます。
だからいつか失うくらいなら自分から消えたほうがいいと思った・・
けれど忘れられなかった・・と言うのでした。
晴樹も同じだと。
そしていつかの「大人になったら恋人にしてくれる」という約束を覚えてるかと聞いた基子です。
反応して部屋に行ってもいいかと言った晴樹。
二人が連れだって出ていくのを見ていた泉美でした。
部屋に入った二人ですがいきなりキス。
ソファに倒れこみます。
あなたが好きだ。初めての恋でした。
好きで大好きでずっとまたこうしたいと思ってました。
しかし晴樹はそこでさえぎります。
僕は本当にあなたのすべてを知っていますか?
そのころ千倉が飛び降りたと連絡を受けた泉美は病院に走りました。
担架に横たわった千倉さんは血だらけです。
千倉さんが思い出したそうです。
あなたが部屋を出るとき吸いかけのタバコを捨てていたのを思い出したそうです。
本当にあなたに殺意はなかったのですか?
あなたは本当に聖女ですか。
***
今週の泉美と晴樹兄との対決ってなんなのあれって感じでしたわ~~~(ーー;
とっても唐突でなんかここでヤバイことでも起きるのかと警戒してましたが
ママが自慢だった自分から晴樹へと視線が移ったのが悔しいみたいなコンプレックスでした(唖然
だから弟に(あの時の話を暴露して)仕返ししてやるし、
その婚約者の泉美も大嫌いだ~って・・なんかお子ちゃま。
けれど兄がやたら泉美が太陽みたいにまっすぐで明るい道を歩いてるお嬢様みたいに
思ってるのがちょっと違うような・・気がしません・・?
泉美はそれなりに晴樹の苦しい部分も包んでくれた大人的な部分も持ってるし
決して何も知らない無邪気なだけではないわよね。
でも、晴樹にしてみたら基子が出てきたらやっぱ基子に魅力感じますよね。
出会いから謎めいたものをもっていたし、なんたって初恋のそのぉ~お相手だし・・(オットットットット^^;
とりあえずお兄ちゃん、せっかく頭いいんだし、
変にゆがまないで仕事に生きがい見つけてがんばりなさいって。
しかし千倉さん、証言してくれたあなたは単に利用されただけですよって
気付いたのが遅かったですね。
財産が無くなったら基子が一緒に暮らしてくれるわけないのにそんなことも考えなかったんかいって
みんな言ってますけど(^^;
証言までしちゃったし今更どの面下げてと飛び降りることを選んだなんて
ますます基子にとっては都合がいいおじさんでした。
もしも千倉さんが亡くなったとしたらタバコの件は死人に口なしとなりますね。
生きて再び証言できたらいいのですが・・・(オネガイ
今週の基子は、会見の時は今までになく美しく見えて魔性力を発揮してました。
それに少なくとも阿川さんの件では基子は何もしてないようでした。
(関係ないけどあの阿川さんの幽霊はこのドラマとしては変な演出でしたね)
しかし千倉さんの火事の時はどうなのかははっきりしません。
単に目覚めたときの目に入ったというだけなので勘違い見間違いとも受け取れそうですし。
もちろん、真相は黒とも思えるし。
ただ、今回の千倉さんのように、また阿川さんもそうでしたし、
男の方から勝手に自滅するという、基子に都合のいい展開が多いのは運がいいのかしら。
いや運が悪いから妙な因縁で容疑を掛けられるのか。
ともかく、晴樹の「あなたは聖女なのか」という問いに
基子はなんと答えてくれるのか楽しみです。
09/17/2014 聖女 第4話
タバコを落とした基子!!やっぱ、そうこなくちゃ(笑
第4話『裁かれる女』
2014年9月16日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月23日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
※特別編成のため、放送日時が変更となりました
基子(広末涼子)の裁判がついに始まった。所長の前原(岸部一徳)を筆頭に晴樹(永山絢斗)や黒坂(田畑智子)たち弁護団は、検事の千葉(池田成志)が繰り出す証拠に反証を重ね、裁判員に基子の無実をアピールする。殺人未遂事件の被害者とされた千倉(大谷亮介)が基子の無実を証言するに及び、裁判の形勢は基子有利に傾く。だが、晴樹の兄・克樹(青柳翔)が阿川(浜野謙太)殺害に関して何かを証言するつもりだと分かり…。
今週はまりあじゃなくて「基子」の方がいいですね(^^;
名前が地味印象なんでそれが清張っぽいって気がしましたが、
母親が基督教にあこがれがあり、「基子」と命名したという話も納得できたので。
職業に貴賤はないけれど、この母親が売春を選んだ以上はそれなりの世間的評価も
覚悟しないといけない側面はあるのではないでしょうか。
そして、子供に与える影響は大きかったということが基子の現況でよく理解できるということです。
裁判が始まりますが、基子は即否認しました。
誰も殺してないし殺そうともしなかったと言います。
テレビ局プロデューサーの坂東とはセレブ御用達のパーティーで出会ったが最初は無視。
その後にパリ留学への資金を工面してもらうという方向で付き合いが始まり
最終的には588万の金銭を渡したということです。
誠実な愛情=金銭という図式が基子にはあったのでした。
それは最初から認めていて、お金をいただく以上、それなりの愛情を示すという
基子なりのポリシーを反映した付き合いがあったわけです。
そういう方向での黒坂の弁護です。
金銭での付き合いは基子なりに深い愛情を示したようですが
坂東と結婚はしないと決めたのはセフレを常時100人も登録していてその一人に自分が該当した事実に
誠意を感じなかったからだということです。
結婚を断られたことで逆に執着した坂東はしつこく絡むようになりそして崖での心中をもくろみました。
激しく抵抗した基子はしがみつかれたことでもっと大きく振りほどき、坂東はついには転落したのでした。
目撃者は基子が振り落したと証言しますが、この目撃者は視力が落ちているのと、
二人のケンカを先にみていたことで先入観があったという印象を裁判官に示しました。
二人目、阿川事件。
会社の業績が悪く、社長として身銭を切って経営を行っていたが
基子が学芸員の資格をとるために資金を求めたので払ってやりたいと言っていたと元社員は憎々しく証言。
一方で基子と阿川を引き合わせた友人(上野)の証言は基子に好意的です。
5年前に阿川に偶然に会ったときは疲れていて声を掛けたら会社が倒産寸前ということと
まりあに捨てられたら死んだ方がいいと言っていたというのでした。
その後に本当に亡くなったニュースをみてこの時の会話がよみがえったと言います。
それは阿川の自殺を裁判官に印象づけました。
三人目、千倉事件。本人が証人として出廷。
火事の原因は自分がタバコの不始末で寝てしまったので火災が起きたと推定しています。
基子とは恋をしてしまった。
離婚し財産は妻と子に渡すといいます。
そしてあの貧しいアパートで基子と二人で暮らすと宣言したのでした。
また保険も自分でかけたと言います。
基子は無実だと叫ぶのでした。
これが有利に働き、判決は基子の無罪と免訴になりました。
拘置所から出た基子ですがタクシーでは晴樹と手をにぎり、これからは自由に会えると
二人の親密度がクローズアップされていきました。
実はこの運転手が聞いてたらヤバいのではとハラハラしたのは私だけじゃないはず。
しばらくはホテルに泊まることになり喜びが湧きあがった基子の笑顔でした。
しかし、晴樹の兄は阿川の助言で起業し、会社へ引き抜いてもらったたものの
そこで阿川に死なれてしまう言う憂き目に遭ったと語ります。
驚きのめぐりあわせに晴樹は苦笑。
そしてさらに検察の要望で証言をするというのです。
それはあの時、扉の向こうで基子と晴樹がしていたこと。
ただ絶句の晴樹でした。
また千倉さんは今頃になって思い出したと語ります。
それはタバコの不始末は自分ではなかったこと。
基子が吸ったタバコを床に落とし、そこに灯油をまいたという。
ぞっとする冷たい基子の目。
聞かされた晴樹は弱々しく笑っていますが・・・なんで今頃・・。
記者会見の前にメイクをする基子。
神様は私に最後のチャンスをくださったのだ。
何が起ころうとも私は今度こそ聖女になる。
強く念じていた基子でした。
***
前原所長から、基子とカテキョ以上の関係があるなら隠し通せと厳命された晴樹。
今週の疑問は、晴樹と基子の過去の関係が明るみに出るのはまずいのかという点。
医者が家族のオペをしないように感情が入るのがまずいのか。
ただ裁判官の心証は確実に悪くなりますよね。
判決に影響するなら晴樹が外れればいいだけでは・・というのは甘いか。
そして泉美が、基子が無罪になったら千倉と結婚するのかと問いましたが
あの顔はしないですよね。
裁判所での二人の再会は無表情の冷たい基子の顔でした。
お金がない人には基子は愛情を示さないとはっきりしていた通りに。
何よりも基子は晴樹で頭がいっぱいの模様。
裁判のとき、晴樹から「あなたを守るためにここにいる」と言われたことが
基子には大きな支えになったようでした。
結局基子は晴樹に対する思いだけは金銭関係なく純粋に愛として貫くということでいいのかしら。
タクシーの運転手が証言したらどうなるのかが危ないですけれど。
清張の悪女シリーズなどは裁判では灰色ながらもだいたい無罪を得ています。
しかし、すべてが終わった後にほくそ笑み、真実はそっちだったか~という余韻で終わるのですよね。
なのにこのドラマはすでに千倉さんの記憶が出て、灰色どころか真っ黒決定みたいなところになってきました。
そんなのはつまらないので、やはりもう一回ひっくりかえして
再び無罪の方向で終えて・・・実は・・という感じになるのだと期待したいですが(笑
まあ・・どっちでもいいのですけれど。
ただ美貌とか美人とか新聞の見出しに使われるほどにあまり「美」の方向には感じないので
マスコミがあおったり、応援団ができたりというのがめっちゃ違和感です。
けれど独特の冷たいムードはヒロスエにぴったりではないかと思っています。
そういえば、永山さんて「ガラスの家」では司法浪人してましたよね。
このドラマではちゃんと弁護士になり、こういった続きがあったのはちょっとしたネタでした(笑
次回、記者会見がどんな様子か楽しみです。
2014年9月16日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月23日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
※特別編成のため、放送日時が変更となりました
基子(広末涼子)の裁判がついに始まった。所長の前原(岸部一徳)を筆頭に晴樹(永山絢斗)や黒坂(田畑智子)たち弁護団は、検事の千葉(池田成志)が繰り出す証拠に反証を重ね、裁判員に基子の無実をアピールする。殺人未遂事件の被害者とされた千倉(大谷亮介)が基子の無実を証言するに及び、裁判の形勢は基子有利に傾く。だが、晴樹の兄・克樹(青柳翔)が阿川(浜野謙太)殺害に関して何かを証言するつもりだと分かり…。
今週はまりあじゃなくて「基子」の方がいいですね(^^;
名前が地味印象なんでそれが清張っぽいって気がしましたが、
母親が基督教にあこがれがあり、「基子」と命名したという話も納得できたので。
職業に貴賤はないけれど、この母親が売春を選んだ以上はそれなりの世間的評価も
覚悟しないといけない側面はあるのではないでしょうか。
そして、子供に与える影響は大きかったということが基子の現況でよく理解できるということです。
裁判が始まりますが、基子は即否認しました。
誰も殺してないし殺そうともしなかったと言います。
テレビ局プロデューサーの坂東とはセレブ御用達のパーティーで出会ったが最初は無視。
その後にパリ留学への資金を工面してもらうという方向で付き合いが始まり
最終的には588万の金銭を渡したということです。
誠実な愛情=金銭という図式が基子にはあったのでした。
それは最初から認めていて、お金をいただく以上、それなりの愛情を示すという
基子なりのポリシーを反映した付き合いがあったわけです。
そういう方向での黒坂の弁護です。
金銭での付き合いは基子なりに深い愛情を示したようですが
坂東と結婚はしないと決めたのはセフレを常時100人も登録していてその一人に自分が該当した事実に
誠意を感じなかったからだということです。
結婚を断られたことで逆に執着した坂東はしつこく絡むようになりそして崖での心中をもくろみました。
激しく抵抗した基子はしがみつかれたことでもっと大きく振りほどき、坂東はついには転落したのでした。
目撃者は基子が振り落したと証言しますが、この目撃者は視力が落ちているのと、
二人のケンカを先にみていたことで先入観があったという印象を裁判官に示しました。
二人目、阿川事件。
会社の業績が悪く、社長として身銭を切って経営を行っていたが
基子が学芸員の資格をとるために資金を求めたので払ってやりたいと言っていたと元社員は憎々しく証言。
一方で基子と阿川を引き合わせた友人(上野)の証言は基子に好意的です。
5年前に阿川に偶然に会ったときは疲れていて声を掛けたら会社が倒産寸前ということと
まりあに捨てられたら死んだ方がいいと言っていたというのでした。
その後に本当に亡くなったニュースをみてこの時の会話がよみがえったと言います。
それは阿川の自殺を裁判官に印象づけました。
三人目、千倉事件。本人が証人として出廷。
火事の原因は自分がタバコの不始末で寝てしまったので火災が起きたと推定しています。
基子とは恋をしてしまった。
離婚し財産は妻と子に渡すといいます。
そしてあの貧しいアパートで基子と二人で暮らすと宣言したのでした。
また保険も自分でかけたと言います。
基子は無実だと叫ぶのでした。
これが有利に働き、判決は基子の無罪と免訴になりました。
拘置所から出た基子ですがタクシーでは晴樹と手をにぎり、これからは自由に会えると
二人の親密度がクローズアップされていきました。
実はこの運転手が聞いてたらヤバいのではとハラハラしたのは私だけじゃないはず。
しばらくはホテルに泊まることになり喜びが湧きあがった基子の笑顔でした。
しかし、晴樹の兄は阿川の助言で起業し、会社へ引き抜いてもらったたものの
そこで阿川に死なれてしまう言う憂き目に遭ったと語ります。
驚きのめぐりあわせに晴樹は苦笑。
そしてさらに検察の要望で証言をするというのです。
それはあの時、扉の向こうで基子と晴樹がしていたこと。
ただ絶句の晴樹でした。
また千倉さんは今頃になって思い出したと語ります。
それはタバコの不始末は自分ではなかったこと。
基子が吸ったタバコを床に落とし、そこに灯油をまいたという。
ぞっとする冷たい基子の目。
聞かされた晴樹は弱々しく笑っていますが・・・なんで今頃・・。
記者会見の前にメイクをする基子。
神様は私に最後のチャンスをくださったのだ。
何が起ころうとも私は今度こそ聖女になる。
強く念じていた基子でした。
***
前原所長から、基子とカテキョ以上の関係があるなら隠し通せと厳命された晴樹。
今週の疑問は、晴樹と基子の過去の関係が明るみに出るのはまずいのかという点。
医者が家族のオペをしないように感情が入るのがまずいのか。
ただ裁判官の心証は確実に悪くなりますよね。
判決に影響するなら晴樹が外れればいいだけでは・・というのは甘いか。
そして泉美が、基子が無罪になったら千倉と結婚するのかと問いましたが
あの顔はしないですよね。
裁判所での二人の再会は無表情の冷たい基子の顔でした。
お金がない人には基子は愛情を示さないとはっきりしていた通りに。
何よりも基子は晴樹で頭がいっぱいの模様。
裁判のとき、晴樹から「あなたを守るためにここにいる」と言われたことが
基子には大きな支えになったようでした。
結局基子は晴樹に対する思いだけは金銭関係なく純粋に愛として貫くということでいいのかしら。
タクシーの運転手が証言したらどうなるのかが危ないですけれど。
清張の悪女シリーズなどは裁判では灰色ながらもだいたい無罪を得ています。
しかし、すべてが終わった後にほくそ笑み、真実はそっちだったか~という余韻で終わるのですよね。
なのにこのドラマはすでに千倉さんの記憶が出て、灰色どころか真っ黒決定みたいなところになってきました。
そんなのはつまらないので、やはりもう一回ひっくりかえして
再び無罪の方向で終えて・・・実は・・という感じになるのだと期待したいですが(笑
まあ・・どっちでもいいのですけれど。
ただ美貌とか美人とか新聞の見出しに使われるほどにあまり「美」の方向には感じないので
マスコミがあおったり、応援団ができたりというのがめっちゃ違和感です。
けれど独特の冷たいムードはヒロスエにぴったりではないかと思っています。
そういえば、永山さんて「ガラスの家」では司法浪人してましたよね。
このドラマではちゃんと弁護士になり、こういった続きがあったのはちょっとしたネタでした(笑
次回、記者会見がどんな様子か楽しみです。
09/05/2014 聖女 第3話
まりあがレースをかぶるとてきめんに聖女!被告人は悪女ではありません!岸部さんが言い切りました。
遅刻すいませぬ。熱に倒れてました。夏バテですわ(疲労困憊
第3話『プライド』
2014年9月2日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月9日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷を訪ね、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが、極貧親子の金と欲がらみのひどい噂しか得られなかった。東京に戻った晴樹は事件弁護にのめり込み、婚約者の泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなる。所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟するが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、基子は犯人でないと証言しているという情報が飛び込んできた。
まりあ@基子のルーツを調べるということで北九州へと旅立った晴樹と黒坂でした。
それを前原所長@岸部さんから聞かされたまりあは浮かない顔・・
あまりほじくってくれるなというところでしょうか。
実家のある一帯はお好み焼きにみせかけてそこで女性を選び二階で売春行為をすると言う仕組みだそうです。
そこにまりあたち母子も住んでいたということです。
凄く汚いボロ家にしか見えないここで?
あまりにもうら寂しくまりあが外の世界にあこがれたのもむべなるかな。
まりあが中学時代に引き取られた親戚のクリーニング店では、
おじさんがまりあの入浴を覗きお小遣いをあげていたという話が出ました。
高校の同級生は必ず東京の大学に行くと話してたことを披露しています。
親戚に医者や弁護士がいるというビッグマウスだったということです。
何を聞いても暗澹と浮かない顔になる晴樹。
対して黒坂は上昇志向の強い金とプライドに執着した女だと冷静に判定。
東京でも名門女子大に通うことで高級な女になれると勘違いしてたのではと言うのでした。
晴樹は「一人だけ愛した人」を探したが見つからなかったと言いました。
もしかして愛しの教え子晴樹では?と黒坂が水を向けると怒り出す晴樹です。
黒坂、勘がいいけど、みんな承知の上って気がしないでもない(笑
ある日、教会に行ったまりあはそこでマグダラのマリアの話を聞きます。
娼婦なのに聖人になれたというマリア。
イエス・キリストの復活に立ち会いその教えを世にひろめた聖なる女性だと神父さんが
説明してくれました。
それまで神など嫌いだと反抗的でしたが、ここからマリアに傾倒していった節が見られました。
そして10年ほど前に再会した時には大人のまりあになっていて昔願っていた通りの女性になれたと
喜んでくれた神父でした。
しかしまりあはただ泣くばかりでいいえと答えるのみです。
どこで道を間違ってしまったのでしょうと言ったのでした。
そんなまりあはこの教会で洗礼を受け、二度とこの町には帰らないと去っていたそうです。
街で聞いた話よりはまだ神父さんの方が愛がある話し方で晴樹には救いがありました。
その後、面会に行った晴樹と黒坂ですがまりあの不機嫌さは高まるばかり。
あんなところにルーツなどないと言います。
母は娼婦で、戸の向こうでは座って聞いているまりあの顔がありました。
お金を払わずに逃げた男を追いかけて財布から取り上げたまりあ。
しかし母は、下品なことはするなと言うのでした。
自分を落としたらどんな綺麗な顔してもダメだと言います。
基子はきっと愛されるから自分で自分を落としたらいけんと教えてくれたのでした。
しかし働きすぎて母は亡くなり、町に来るはずのレジャー施設は頓挫し、
ただまりあは変わりたかったと言うのでした。あの町を出て。
晴樹は浮かない顔ですがとうとう婚約も延期を宣言。
看護師の泉美@蓮佛も、ものわかりのいい顔ですがさみしさを禁じえずつい反感を述べています。
晴樹の中にどんどん入り込んできたまりあの生い立ちの悲惨さとそれに対するように
ミステリアスな聖らかさがミックスしながら脳裏を100%(笑
そして晴樹の兄はひげを落としました。
すっきりした顔立ちはイケメンではないすか。
これでひきこもりは脱しそうです。
お母さん(筒井さん)、大喜びですね!!
しかし、何を企んでるんでしょうね・・
もちろんあの当時のまりあとかかわっていたと想像しています。
公判前の整理で検察側と顔合わせをしました。
一回目の殺人容疑は阿川事件。
眠れない阿川にまりあが睡眠薬を渡したのですがガス自殺か事故で死亡。
この件は、自殺ほう助の可能性はありますが時効でもあり免訴を訴えました。
2つ目の殺人は坂東事件。
崖の上でのバランスを崩した体制で落ちていく相手が捕まった足をまりあも必死にもがいたことが原因。
緊急避難的正当防衛?
一件目のガス自殺ほう助以外の2件は無罪の主張をした前原@岸部所長。
「被告人は悪女ではありません。公判で明らかにして見せます」と高らかに宣言したのでした。
前原所長が千倉氏の病院を訪れるとちょうど意識を取り戻したところでした。
まりあさんと叫び続ける千倉氏。
彼女を助けてください、彼女は何も悪くない。
妻と別れるから結婚してくれと言ったんだ。二人で暮らそうって。
彼女は笑ってありがとうといってくれた。嬉しいと。
彼女はだれよりも美しい、そう聖女だ。
聖女そのものなんだ。
あまりにもグッドなタイミングで居合わせた前原所長は
証人申請をすると張り切っています。これは勝てるかもしれないとほくほく。
しかし晴樹は再び憂いな顔。
そしてまりあのところに面会にいきます、弁護士でなくただ晴樹として。
一つだけ謝りたかったことがあり、それは前にあなたはすべたがウソだったとひどいことを
言ってしまったこと。
良く考えたらこうして今の僕があるのはまりあがいてくれたおかげだと気付いた。
あの頃勉強を教えてくれたおかげだと。
まりあが消えて何も信じられなくなったけれど勉強だけは自分を裏切らなかった。
勉強することで救われていき、真実を追求する仕事を選び弁護士になったと言いました。
まりあは母がいつも「聖女のような女になりなさい」と言っていたことを話しました。
男に利用されたらいけない。
誰もが拝みたくなるような聖女になりなさいと。
あの頃、晴樹といたときだけそんな女になれた気がしていた。
本当は全然違うのにね・・・。
「あなたは僕の・・僕の・・」
「私あなたを愛してた・・あなただけを愛してた」
見つめあうふたりは拘置所のガラス越しに手を合わせるのでした。
そして第一回公判が始まりました。
*****
あの母親と基子@まりあが全然似てないのですが基子という名だけは納得できるって感じ(^^;
でも、ああいう仕事しかできない環境だったのに
子供には気高くいなさいと教えてくれた母親も夢見体質だったし、いいお母さんでした。
男嫌いだったけれどマグダラのマリアを知ってから、
どんどん聖女風(?)雰囲気を身に着けていった基子@まりあ。
街の人たちの冷たい視線のなかで神父さんがいい人だったのも救いがありました。
そういう意味で白い服を着続けるのも印象操作なのか聖女をイメージする戦略なんでしょうか。
魔性といいますけれど、計算高くしているのかすらわからないのよね。
大したものですわ~~!!
で、晴樹は見事まりあの手の中にからめ捕られたようだし、
「愛してた」と言ったのも、作戦なのか
本心の真実なのかも翻弄されまくってます。
そういう意味ではあの目覚めた千倉さんも相当な魔術にはまったようでした。
まりあさんは聖女だとさかんに聞かされた奥さんも気の毒っちゃ気の毒。
一見、裁判は有利な方向に進みそうな気配ですが
そうは問屋がおろさんとばかり検察がにたりとしてるのも怖いですね。
なんとなく晴樹の側について無罪であってもいいような気になってくるのは
やはり魔性にやられたのかしらアタクシも・・?
次回もむっちゃ楽しみです~~!
第3話『プライド』
2014年9月2日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月9日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷を訪ね、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが、極貧親子の金と欲がらみのひどい噂しか得られなかった。東京に戻った晴樹は事件弁護にのめり込み、婚約者の泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなる。所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟するが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、基子は犯人でないと証言しているという情報が飛び込んできた。
まりあ@基子のルーツを調べるということで北九州へと旅立った晴樹と黒坂でした。
それを前原所長@岸部さんから聞かされたまりあは浮かない顔・・
あまりほじくってくれるなというところでしょうか。
実家のある一帯はお好み焼きにみせかけてそこで女性を選び二階で売春行為をすると言う仕組みだそうです。
そこにまりあたち母子も住んでいたということです。
凄く汚いボロ家にしか見えないここで?
あまりにもうら寂しくまりあが外の世界にあこがれたのもむべなるかな。
まりあが中学時代に引き取られた親戚のクリーニング店では、
おじさんがまりあの入浴を覗きお小遣いをあげていたという話が出ました。
高校の同級生は必ず東京の大学に行くと話してたことを披露しています。
親戚に医者や弁護士がいるというビッグマウスだったということです。
何を聞いても暗澹と浮かない顔になる晴樹。
対して黒坂は上昇志向の強い金とプライドに執着した女だと冷静に判定。
東京でも名門女子大に通うことで高級な女になれると勘違いしてたのではと言うのでした。
晴樹は「一人だけ愛した人」を探したが見つからなかったと言いました。
もしかして愛しの教え子晴樹では?と黒坂が水を向けると怒り出す晴樹です。
黒坂、勘がいいけど、みんな承知の上って気がしないでもない(笑
ある日、教会に行ったまりあはそこでマグダラのマリアの話を聞きます。
娼婦なのに聖人になれたというマリア。
イエス・キリストの復活に立ち会いその教えを世にひろめた聖なる女性だと神父さんが
説明してくれました。
それまで神など嫌いだと反抗的でしたが、ここからマリアに傾倒していった節が見られました。
そして10年ほど前に再会した時には大人のまりあになっていて昔願っていた通りの女性になれたと
喜んでくれた神父でした。
しかしまりあはただ泣くばかりでいいえと答えるのみです。
どこで道を間違ってしまったのでしょうと言ったのでした。
そんなまりあはこの教会で洗礼を受け、二度とこの町には帰らないと去っていたそうです。
街で聞いた話よりはまだ神父さんの方が愛がある話し方で晴樹には救いがありました。
その後、面会に行った晴樹と黒坂ですがまりあの不機嫌さは高まるばかり。
あんなところにルーツなどないと言います。
母は娼婦で、戸の向こうでは座って聞いているまりあの顔がありました。
お金を払わずに逃げた男を追いかけて財布から取り上げたまりあ。
しかし母は、下品なことはするなと言うのでした。
自分を落としたらどんな綺麗な顔してもダメだと言います。
基子はきっと愛されるから自分で自分を落としたらいけんと教えてくれたのでした。
しかし働きすぎて母は亡くなり、町に来るはずのレジャー施設は頓挫し、
ただまりあは変わりたかったと言うのでした。あの町を出て。
晴樹は浮かない顔ですがとうとう婚約も延期を宣言。
看護師の泉美@蓮佛も、ものわかりのいい顔ですがさみしさを禁じえずつい反感を述べています。
晴樹の中にどんどん入り込んできたまりあの生い立ちの悲惨さとそれに対するように
ミステリアスな聖らかさがミックスしながら脳裏を100%(笑
そして晴樹の兄はひげを落としました。
すっきりした顔立ちはイケメンではないすか。
これでひきこもりは脱しそうです。
お母さん(筒井さん)、大喜びですね!!
しかし、何を企んでるんでしょうね・・
もちろんあの当時のまりあとかかわっていたと想像しています。
公判前の整理で検察側と顔合わせをしました。
一回目の殺人容疑は阿川事件。
眠れない阿川にまりあが睡眠薬を渡したのですがガス自殺か事故で死亡。
この件は、自殺ほう助の可能性はありますが時効でもあり免訴を訴えました。
2つ目の殺人は坂東事件。
崖の上でのバランスを崩した体制で落ちていく相手が捕まった足をまりあも必死にもがいたことが原因。
緊急避難的正当防衛?
一件目のガス自殺ほう助以外の2件は無罪の主張をした前原@岸部所長。
「被告人は悪女ではありません。公判で明らかにして見せます」と高らかに宣言したのでした。
前原所長が千倉氏の病院を訪れるとちょうど意識を取り戻したところでした。
まりあさんと叫び続ける千倉氏。
彼女を助けてください、彼女は何も悪くない。
妻と別れるから結婚してくれと言ったんだ。二人で暮らそうって。
彼女は笑ってありがとうといってくれた。嬉しいと。
彼女はだれよりも美しい、そう聖女だ。
聖女そのものなんだ。
あまりにもグッドなタイミングで居合わせた前原所長は
証人申請をすると張り切っています。これは勝てるかもしれないとほくほく。
しかし晴樹は再び憂いな顔。
そしてまりあのところに面会にいきます、弁護士でなくただ晴樹として。
一つだけ謝りたかったことがあり、それは前にあなたはすべたがウソだったとひどいことを
言ってしまったこと。
良く考えたらこうして今の僕があるのはまりあがいてくれたおかげだと気付いた。
あの頃勉強を教えてくれたおかげだと。
まりあが消えて何も信じられなくなったけれど勉強だけは自分を裏切らなかった。
勉強することで救われていき、真実を追求する仕事を選び弁護士になったと言いました。
まりあは母がいつも「聖女のような女になりなさい」と言っていたことを話しました。
男に利用されたらいけない。
誰もが拝みたくなるような聖女になりなさいと。
あの頃、晴樹といたときだけそんな女になれた気がしていた。
本当は全然違うのにね・・・。
「あなたは僕の・・僕の・・」
「私あなたを愛してた・・あなただけを愛してた」
見つめあうふたりは拘置所のガラス越しに手を合わせるのでした。
そして第一回公判が始まりました。
*****
あの母親と基子@まりあが全然似てないのですが基子という名だけは納得できるって感じ(^^;
でも、ああいう仕事しかできない環境だったのに
子供には気高くいなさいと教えてくれた母親も夢見体質だったし、いいお母さんでした。
男嫌いだったけれどマグダラのマリアを知ってから、
どんどん聖女風(?)雰囲気を身に着けていった基子@まりあ。
街の人たちの冷たい視線のなかで神父さんがいい人だったのも救いがありました。
そういう意味で白い服を着続けるのも印象操作なのか聖女をイメージする戦略なんでしょうか。
魔性といいますけれど、計算高くしているのかすらわからないのよね。
大したものですわ~~!!
で、晴樹は見事まりあの手の中にからめ捕られたようだし、
「愛してた」と言ったのも、作戦なのか
本心の真実なのかも翻弄されまくってます。
そういう意味ではあの目覚めた千倉さんも相当な魔術にはまったようでした。
まりあさんは聖女だとさかんに聞かされた奥さんも気の毒っちゃ気の毒。
一見、裁判は有利な方向に進みそうな気配ですが
そうは問屋がおろさんとばかり検察がにたりとしてるのも怖いですね。
なんとなく晴樹の側について無罪であってもいいような気になってくるのは
やはり魔性にやられたのかしらアタクシも・・?
次回もむっちゃ楽しみです~~!
08/27/2014 聖女 第2話
どこまで話すのかとつい焦ったわ~(爆
ヒロスエが悪女っていうけど、悪女なんでしょうかね?
ペテロの葬列と出演者が被る(前野、玉恵さん)のと
宗教画を使用する等どこか似ている空気がありますね。
第2話『愛を乞う女』
2014年8月26日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月2日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
連続殺人の容疑者・基子(広末涼子)の弁護を、晴樹(永山絢斗)の事務所の前原(岸部一徳)と黒坂(田畑智子)が担当することになった。だが基子は事件について何も話さず、業を煮やした黒坂が基子への差し入れを晴樹に持って行かせる。基子は十年前に晴樹の前から突然姿を消したことを謝りながら、殺人は絶対に犯していないと訴えた。晴樹は基子が自分の家庭教師だったことを前原に打ち明けて、この事件の担当に加えてもらう。
基子の容疑は、
飲食店プランニング会社社長、阿川(死亡
テレビ局勤務の坂東(死亡
千倉氏(意識不明)
他に10年前の詐欺がありましたが、10年前といったら晴樹のカテキョをしていた時ですから
並行していろいろと手広くしていたんでしょうか。
突然姿を消したまりあを探して大学まで行った晴樹でしたが
とりあえず楽しく大学生活を送り、約束した通りちゃんと立派な人(@弁護士)になりました。
そして看護師の泉美(蓮佛)と恋人になり過去のまりあとの恋は吹っ切れたように見えた晴樹でした。
たぶん、まりあと再会するまでは・・・。
しかし拘置所でまりあを見てしまった以上、なんか泉美と過ごしてもあまり楽しそうに見えないのが
やはりというところか。
それだけがっつりと晴樹のハートをつかんでいたってことなんですね。さすがのヒロスエ。
一方、まりあも拘置所から前原所長@岸部さんあてに弁護依頼の手紙を書いたりと
積極的な様子を見せています。
それは、晴樹と再会したことで作戦を立てたのか、過去のつながりに単純にすがりたかったのか。
黒坂や前原所長に、晴樹を呼び寄せるような態度をとるのもいわゆる一つの魔性の作戦でしょうか。
とにかくリクエストに応じて差し入れを持っていた晴樹でした。
そして飛んで火に入ったのかミイラ取りがミイラになったのか・・・
当初、事務的クールな会話だったのが
突然「驚いた。幾つになったの?お母様は元気?」と親しげになったまりあ。
晴樹は探しに探して傷ついた過去を思い出し、怒り出すわけで、
しかし、泣き笑いのまりあは現在の晴樹をほめたたえ、ずっと会いたかったと言うのでした。
晴樹は騙されたという思いを抱えていたようですが、それを認めるというまりあに背をむけました。
しかし、人は自分を悪女と呼ぶけれど
何も知らない晴樹が背を向けるのはガマンできないと今度は泣きわめくのです。
だって人なんて殺せるはずがない、こんな扱いひどすぎると叫ぶまりあ。
こんなところで晴樹に会いたくなかったと取り乱し、刑務官に連れて行かれるまで感情的なまりあでした。
つい「先生」と呼んでしまう晴樹に
今はあなたが「先生」でしょうと寂しげな顔になったまりあ。
うつむく晴樹に振り返ってふと笑みを浮かべながら「どうする私を信じる?」と言い置いて出て行きました。
冷静な基子の調書が残ってるのに、感情的で取り乱したのは作戦だったのでしょうかね。
でも、すでにもう取り込まれている晴樹でした。
事務所にもどり前原に自分をチームに入れてくれと言ったのです。
まりあ、お見事!
そして、まりあとの関係を話す晴樹(笑
もちろん、初恋の相手とは一言も言いませんでしたが・・うすうすみんな察したような感じ(?)
カテキョをしたのは4か月だけだったのですね。
確か電話がかかってきたけれどそれが詐欺した相手だったのかという憶測が出ています。
二度目の接見では、晴樹のカテキョだった過去を皆が知ってるという前提で話をしますが
嫌いオーラむき出しの黒坂には顔に出やすいなどと言い出してますますの反感を買ってしまいます。
基子は貧乏だったからお金を出してくれる人と恋愛し相手が稼げる人か見極める目を持っていたとか。
ただしそれと殺人は別問題で、さらに詐欺とも違うと否定しました。
見る角度の問題だというわけです。
そして自分もそれに見合う人間になろうと努力したと雄弁です。
しかし、ただ一人、金銭絡みのない人を愛したと付け足しました。
つまりそれが晴樹だと暗に訴えているのでした。
無言の晴樹ですが10年前に戻ったような気がしたのは間違いないでしょう。
意識不明の千倉氏のところに来た晴樹と所長ですが、なんと担当が泉美と知り、
偶然とはいえ、手の届くところでいろいろな関係が巡っていたのでした。
泉美は晴樹の仕事が基子の件だと知り、「悪女」を弁護するのに難色をしましますが
晴樹は彼女は悪女ではないと真っ向から否定しました。
すでにまりあに骨抜きにされてしまいましたね・・晴樹(^^;
泉美が女の直感で反感を持ったのは当然でしたがやはり基子@まりあはその点、
ちゃんと計算し、上を行ってるわね~~。
***
とにかく面白かったです。
たった一人だけ純粋に愛した人がいたと晴樹に聞かせるように語ったまりあでしたが
所長や黒坂はどう思ったでしょうね。
無言で下を向いていた晴樹は絶対に虜になったとあの時、確信しましたが、やはりでした(笑
美人と連呼される割には私の好みじゃないので、正直、広末サンにそんな魅力を感じないのですが
でも、泣き笑いの長いセリフはなかなかの見せ場でした。
若かったころの彼女が自意識過剰気味の演技で閉口した記憶があったのですけれど
オトナになったとしみじみ思います。
ドラマの設定でのミステリアスな透明感はうまく表現できてると感じました。
こんな状況で泉美と晴樹は仕事を理由にだんだん離れていきそうな予感です。
そういえば引きこもりの兄ですが、あの薄気味悪いひげはどうやって(?)
志村けんがマジックで点々と書いていたのをまねしたような感じでしたよね(爆
部屋には基子@まりあの切り抜き、調査などが散乱してましたが
やはり過去にまりあと何らかの関係があったのでは?
で、この兄は泉美の盗撮もしていたので、気味悪さ抜群です。
なぜにそんなこと・・?
せっかく東大出てるんだからいいことに脳みそ使ってほしいものですわ。
第3話も楽しみです。
ペテロの葬列と出演者が被る(前野、玉恵さん)のと
宗教画を使用する等どこか似ている空気がありますね。
第2話『愛を乞う女』
2014年8月26日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月2日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
連続殺人の容疑者・基子(広末涼子)の弁護を、晴樹(永山絢斗)の事務所の前原(岸部一徳)と黒坂(田畑智子)が担当することになった。だが基子は事件について何も話さず、業を煮やした黒坂が基子への差し入れを晴樹に持って行かせる。基子は十年前に晴樹の前から突然姿を消したことを謝りながら、殺人は絶対に犯していないと訴えた。晴樹は基子が自分の家庭教師だったことを前原に打ち明けて、この事件の担当に加えてもらう。
基子の容疑は、
飲食店プランニング会社社長、阿川(死亡
テレビ局勤務の坂東(死亡
千倉氏(意識不明)
他に10年前の詐欺がありましたが、10年前といったら晴樹のカテキョをしていた時ですから
並行していろいろと手広くしていたんでしょうか。
突然姿を消したまりあを探して大学まで行った晴樹でしたが
とりあえず楽しく大学生活を送り、約束した通りちゃんと立派な人(@弁護士)になりました。
そして看護師の泉美(蓮佛)と恋人になり過去のまりあとの恋は吹っ切れたように見えた晴樹でした。
たぶん、まりあと再会するまでは・・・。
しかし拘置所でまりあを見てしまった以上、なんか泉美と過ごしてもあまり楽しそうに見えないのが
やはりというところか。
それだけがっつりと晴樹のハートをつかんでいたってことなんですね。さすがのヒロスエ。
一方、まりあも拘置所から前原所長@岸部さんあてに弁護依頼の手紙を書いたりと
積極的な様子を見せています。
それは、晴樹と再会したことで作戦を立てたのか、過去のつながりに単純にすがりたかったのか。
黒坂や前原所長に、晴樹を呼び寄せるような態度をとるのもいわゆる一つの魔性の作戦でしょうか。
とにかくリクエストに応じて差し入れを持っていた晴樹でした。
そして飛んで火に入ったのかミイラ取りがミイラになったのか・・・
当初、事務的クールな会話だったのが
突然「驚いた。幾つになったの?お母様は元気?」と親しげになったまりあ。
晴樹は探しに探して傷ついた過去を思い出し、怒り出すわけで、
しかし、泣き笑いのまりあは現在の晴樹をほめたたえ、ずっと会いたかったと言うのでした。
晴樹は騙されたという思いを抱えていたようですが、それを認めるというまりあに背をむけました。
しかし、人は自分を悪女と呼ぶけれど
何も知らない晴樹が背を向けるのはガマンできないと今度は泣きわめくのです。
だって人なんて殺せるはずがない、こんな扱いひどすぎると叫ぶまりあ。
こんなところで晴樹に会いたくなかったと取り乱し、刑務官に連れて行かれるまで感情的なまりあでした。
つい「先生」と呼んでしまう晴樹に
今はあなたが「先生」でしょうと寂しげな顔になったまりあ。
うつむく晴樹に振り返ってふと笑みを浮かべながら「どうする私を信じる?」と言い置いて出て行きました。
冷静な基子の調書が残ってるのに、感情的で取り乱したのは作戦だったのでしょうかね。
でも、すでにもう取り込まれている晴樹でした。
事務所にもどり前原に自分をチームに入れてくれと言ったのです。
まりあ、お見事!
そして、まりあとの関係を話す晴樹(笑
もちろん、初恋の相手とは一言も言いませんでしたが・・うすうすみんな察したような感じ(?)
カテキョをしたのは4か月だけだったのですね。
確か電話がかかってきたけれどそれが詐欺した相手だったのかという憶測が出ています。
二度目の接見では、晴樹のカテキョだった過去を皆が知ってるという前提で話をしますが
嫌いオーラむき出しの黒坂には顔に出やすいなどと言い出してますますの反感を買ってしまいます。
基子は貧乏だったからお金を出してくれる人と恋愛し相手が稼げる人か見極める目を持っていたとか。
ただしそれと殺人は別問題で、さらに詐欺とも違うと否定しました。
見る角度の問題だというわけです。
そして自分もそれに見合う人間になろうと努力したと雄弁です。
しかし、ただ一人、金銭絡みのない人を愛したと付け足しました。
つまりそれが晴樹だと暗に訴えているのでした。
無言の晴樹ですが10年前に戻ったような気がしたのは間違いないでしょう。
意識不明の千倉氏のところに来た晴樹と所長ですが、なんと担当が泉美と知り、
偶然とはいえ、手の届くところでいろいろな関係が巡っていたのでした。
泉美は晴樹の仕事が基子の件だと知り、「悪女」を弁護するのに難色をしましますが
晴樹は彼女は悪女ではないと真っ向から否定しました。
すでにまりあに骨抜きにされてしまいましたね・・晴樹(^^;
泉美が女の直感で反感を持ったのは当然でしたがやはり基子@まりあはその点、
ちゃんと計算し、上を行ってるわね~~。
***
とにかく面白かったです。
たった一人だけ純粋に愛した人がいたと晴樹に聞かせるように語ったまりあでしたが
所長や黒坂はどう思ったでしょうね。
無言で下を向いていた晴樹は絶対に虜になったとあの時、確信しましたが、やはりでした(笑
美人と連呼される割には私の好みじゃないので、正直、広末サンにそんな魅力を感じないのですが
でも、泣き笑いの長いセリフはなかなかの見せ場でした。
若かったころの彼女が自意識過剰気味の演技で閉口した記憶があったのですけれど
オトナになったとしみじみ思います。
ドラマの設定でのミステリアスな透明感はうまく表現できてると感じました。
こんな状況で泉美と晴樹は仕事を理由にだんだん離れていきそうな予感です。
そういえば引きこもりの兄ですが、あの薄気味悪いひげはどうやって(?)
志村けんがマジックで点々と書いていたのをまねしたような感じでしたよね(爆
部屋には基子@まりあの切り抜き、調査などが散乱してましたが
やはり過去にまりあと何らかの関係があったのでは?
で、この兄は泉美の盗撮もしていたので、気味悪さ抜群です。
なぜにそんなこと・・?
せっかく東大出てるんだからいいことに脳みそ使ってほしいものですわ。
第3話も楽しみです。
08/24/2014 聖女 第1話
キーワードは「私を信用できますか?」
松本清帳の悪女シリーズみたいな滑りだしでした。
近辺にモデルを探すならば現在容疑で裁判になっている不審死疑惑のあの方あたりの事件も彷彿させます。
主役に客観的美があるかどうかという点だけは違うと言えば違う・・(失礼
第1話『運命の再会』
2014年8月19日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年8月26日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
再放送:2014年8月24日(日) 午後4時40分~5時28分放送予定【総合】
※8月24日は、九州・沖縄地方では別番組のため再放送はありません。
連続殺人容疑で肘井基子(広末涼子)という女が逮捕された。若手弁護士の中村晴樹(永山絢斗)は、十年前に突然姿を消した自分の家庭教師・緒沢まりあ(広末涼子=二役)が基子にそっくりだと驚くが、同一人物だとは思えない。基子は裁判直前になって弁護団を解任する。晴樹の事務所のボス・前原(岸部一徳)が弁護団に名乗りを上げようと、晴樹を連れ拘置所の基子を訪ねた。そこで対面する晴樹と基子…それは、運命の再会だった。
最近のイケナイ関係分野での盛り上がりぶりといったらどうでしょう。
まさに危険推しといったもうみなさんワクワクの風潮なんでございますね。
で、こちら魔性のヒロスエですが、普通に黙っていると冷酷そうな酷薄そうな顔立ちなので
絶対友達になれそうにない波長を感じて眉をしかめ敬遠したい気がするのですけど、
このヒロスエがいったん、ほほ笑むとそれがなぜか透明で聡明そうな空気を作り
あれえええ・・キレかわいい・・ってなことになってしまうのでした。
お得な方ですね。
そんな彼女の持つ魅力がちゃんと描かれたようなドラマだったと思います。
キャスティング的には良かった。
高校生の晴樹(@永山)のカテキョとなって危ないお相手までしたそのあとに、
普通にそこの家でご飯食べてるというのがあまりにも大胆で・・・
このころから「詐欺師」の能力を秘めていたんですね(^^;
晴樹の高校時代に、
「東大に入っていっぱい勉強して誰にも見下されない立派な人になって(私を)恋人にして」
という要望をを受けてちゃんと東大に入った晴樹ってすごい!
しかも司法試験合格と弁護士の道を驀進中。すごい!!
もちろん誰にも見下されませんとも。
もともとそれなりの学力はあったようですけど、魔性の女のこういった魔術とも言えるささやきは
ものすごい効力を発揮するものですね!
ということで一気に9年たち、まりあが学芸員をしていたところを逮捕というシーンからスタートしたのでした。
そういった過去の回想をきちんと描いたのは、まりあ/基子(@広末)の本来の良さ(なのか?)を
表現するうえで必要だったのかと。
その後に明らかになる容疑は2人の殺人と、一人の殺人未遂(ただし意識不明)ということですが、
まりあが弁護団を解任したため、晴樹の事務所が弁護の名乗りという運びなのでした。
ここで、ようやく9年ぶりの対面となるのですが、初めのうちは岸部さんの大柄な体格に隠れていた
晴樹が姿を見せたときのまりあの驚き方があまりにも正直なので
晴樹が本人なのかどうか悩んでいたのが一気に払拭されました(^^;
晴樹には兄がいて、確かその9年前には飛ぶ鳥を落とす勢いで東大に入った(?)はずでしたけど
その兄が今は見る影もなく引きこもりとなっているのがすごく違和感。
二人がベッドにいるときに兄が弟の部屋のドアを黙って見つめていたシーンが思い出されます。
もしかしてまりあはこの兄までも微笑みの裏で魔の手を伸ばしていたのか??
などと余計なことを思ったり。
ともかく兄の落ちぶれ方が異常なので気になるのでした。
***
謎解きとしても面白いです。
「まりあ」が聖母マリアにひっかけて聖女風の印象を操るうえでも上手い偽名でした。
「基子」ってなんか、まるで清帳が使いそうな名だしかなり地味ですもんね。
(だからあたしは松本清帳をイメージしたのかも。)
ともかくマリアっていうだけでも高校生の晴樹には魅力に響いたでしょうねえ~。
そういえばマリアが自分を「信用」してくれるかというセリフが二度でました。
最初は高校生の晴樹に、そして拘置所に面会にきた岸部さんに。
容疑はあくまで容疑ですが、これから真実を追及するうえで、信用は大切な要素。
たとえ黒く見えても依頼者を信じて白く見えるようでないと務まりませんが
晴樹はその点、初恋(!)だからか、自分に言い聞かせるような信じ方をしそうです。
9年前、晴樹は自分のことを好きかとマリアに尋ねました。
泣き出したまりあは「好きよ」とこたえ
そして晴樹の前から姿を消したのでした。
それは晴樹の純粋さに自分の罪を感じたからではと今では思ってしまうのですけど・・。
そんないきさつを持つ二人の再会はとっても意味深な展開が期待されます。
と言うことで早く次回を見たいです~~!!
近辺にモデルを探すならば現在容疑で裁判になっている不審死疑惑のあの方あたりの事件も彷彿させます。
主役に客観的美があるかどうかという点だけは違うと言えば違う・・(失礼
第1話『運命の再会』
2014年8月19日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年8月26日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
再放送:2014年8月24日(日) 午後4時40分~5時28分放送予定【総合】
※8月24日は、九州・沖縄地方では別番組のため再放送はありません。
連続殺人容疑で肘井基子(広末涼子)という女が逮捕された。若手弁護士の中村晴樹(永山絢斗)は、十年前に突然姿を消した自分の家庭教師・緒沢まりあ(広末涼子=二役)が基子にそっくりだと驚くが、同一人物だとは思えない。基子は裁判直前になって弁護団を解任する。晴樹の事務所のボス・前原(岸部一徳)が弁護団に名乗りを上げようと、晴樹を連れ拘置所の基子を訪ねた。そこで対面する晴樹と基子…それは、運命の再会だった。
最近のイケナイ関係分野での盛り上がりぶりといったらどうでしょう。
まさに危険推しといったもうみなさんワクワクの風潮なんでございますね。
で、こちら魔性のヒロスエですが、普通に黙っていると冷酷そうな酷薄そうな顔立ちなので
絶対友達になれそうにない波長を感じて眉をしかめ敬遠したい気がするのですけど、
このヒロスエがいったん、ほほ笑むとそれがなぜか透明で聡明そうな空気を作り
あれえええ・・キレかわいい・・ってなことになってしまうのでした。
お得な方ですね。
そんな彼女の持つ魅力がちゃんと描かれたようなドラマだったと思います。
キャスティング的には良かった。
高校生の晴樹(@永山)のカテキョとなって危ないお相手までしたそのあとに、
普通にそこの家でご飯食べてるというのがあまりにも大胆で・・・
このころから「詐欺師」の能力を秘めていたんですね(^^;
晴樹の高校時代に、
「東大に入っていっぱい勉強して誰にも見下されない立派な人になって(私を)恋人にして」
という要望をを受けてちゃんと東大に入った晴樹ってすごい!
しかも司法試験合格と弁護士の道を驀進中。すごい!!
もちろん誰にも見下されませんとも。
もともとそれなりの学力はあったようですけど、魔性の女のこういった魔術とも言えるささやきは
ものすごい効力を発揮するものですね!
ということで一気に9年たち、まりあが学芸員をしていたところを逮捕というシーンからスタートしたのでした。
そういった過去の回想をきちんと描いたのは、まりあ/基子(@広末)の本来の良さ(なのか?)を
表現するうえで必要だったのかと。
その後に明らかになる容疑は2人の殺人と、一人の殺人未遂(ただし意識不明)ということですが、
まりあが弁護団を解任したため、晴樹の事務所が弁護の名乗りという運びなのでした。
ここで、ようやく9年ぶりの対面となるのですが、初めのうちは岸部さんの大柄な体格に隠れていた
晴樹が姿を見せたときのまりあの驚き方があまりにも正直なので
晴樹が本人なのかどうか悩んでいたのが一気に払拭されました(^^;
晴樹には兄がいて、確かその9年前には飛ぶ鳥を落とす勢いで東大に入った(?)はずでしたけど
その兄が今は見る影もなく引きこもりとなっているのがすごく違和感。
二人がベッドにいるときに兄が弟の部屋のドアを黙って見つめていたシーンが思い出されます。
もしかしてまりあはこの兄までも微笑みの裏で魔の手を伸ばしていたのか??
などと余計なことを思ったり。
ともかく兄の落ちぶれ方が異常なので気になるのでした。
***
謎解きとしても面白いです。
「まりあ」が聖母マリアにひっかけて聖女風の印象を操るうえでも上手い偽名でした。
「基子」ってなんか、まるで清帳が使いそうな名だしかなり地味ですもんね。
(だからあたしは松本清帳をイメージしたのかも。)
ともかくマリアっていうだけでも高校生の晴樹には魅力に響いたでしょうねえ~。
そういえばマリアが自分を「信用」してくれるかというセリフが二度でました。
最初は高校生の晴樹に、そして拘置所に面会にきた岸部さんに。
容疑はあくまで容疑ですが、これから真実を追及するうえで、信用は大切な要素。
たとえ黒く見えても依頼者を信じて白く見えるようでないと務まりませんが
晴樹はその点、初恋(!)だからか、自分に言い聞かせるような信じ方をしそうです。
9年前、晴樹は自分のことを好きかとマリアに尋ねました。
泣き出したまりあは「好きよ」とこたえ
そして晴樹の前から姿を消したのでした。
それは晴樹の純粋さに自分の罪を感じたからではと今では思ってしまうのですけど・・。
そんないきさつを持つ二人の再会はとっても意味深な展開が期待されます。
と言うことで早く次回を見たいです~~!!
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