06/13/2015 アルジャーノンに花束を 第10話(最終回)
対等な友達三人でハンバーガー店を運営していくという素敵な終わり方に感嘆しました。秀作!!
ラストのアルジャーノンのお墓に咲いた奇跡の青いバラはALGの青い薬と相乗させた効果があり
神秘な美しさをたたえて綺麗でしたね。
Pさんにぴったりというラストシーンで印象に残る素晴らしい映像だったと思います。
で、関係ないけどその昔、「青い薔薇」の物語を読んですっごい面白かった記憶があり
熱意満々で夏休みの宿題の読後感を書いたのに
相手にされなかった悲しい思い出だったりするのだわ^^;
再度読みたいのに内容、タイトル全部忘れてしまったのが残念で
ネットを探しまくってます。誰か~~(^^;
「アルジャーノンに花束を 最終回」
ラス前の内容は、
竹部@ハギーが咲人パパから腎臓をもらった告白と、
退行症状が現れ苦悩する咲人@山下と、遥香のおののき状態、
咲人ママとの絡み、アルジャーノンの死、などで進行しました。
で、宿題としては梨央@谷村が眠り姫状態から覚めるかどうかという点に
咲人の能力や他、望みをたくされていたわけです。
梨央は嗜眠性脳炎という病気でもあるそうで、オペをして咲人が作った薬液を注入することが
ポイントという方向になりました。
そこに母親が現れ、遥香に(自分第一にと)頼まれた件を告白しましたが、
もう一つ、父親の腎臓のことも話すのでした。
ようやく咲人に事情が呑み込めて腑に落ちた展開ですが
更に上を行く思考で、ママだって本当は(寂しさと闘っていたから)抱きしめてほしかったのだと結論。
さらっと抱きしめましたが母は号泣。Pさんもきらりと涙がこぼれてました。美しい~~。
これにて長い長い母との確執が解消。
その後、小久保と一緒に母の家を訪れ食事会をしますが
帰り際に手編みのマフラーを渡されるのでした。
ちなみに小久保は妹の花蓮にかなり接近でき有頂天で泥酔という状況。
そしてかつて竹部を糾弾したことを謝罪した咲人です。
過去の咲人のそのままでいいと言ってくれた恩人なのにひどいことを言ったと悔やむのでした。
竹部としては咲人には人の警戒心を解く能力があったと認めています。
そんな咲人だからこそ警戒心いっぱいでやってきた檜山@工藤を同室にしたと言うのでした。
咲人は遥香に告げました。
すでにβを注入した以上、急激な退行になる場合もある。
その時は遥香の感情も言っていることも分からなくなっているから会わないで欲しいと。
その現実から逃げたい遥香は茫然とするのみで思考停止のようです。
諦めないでというのが精一杯。うん・・と微笑んで遥香の前から去った咲人です。
遥香は梨央のオペさえ終えたら咲人は自分の治療にかかれると望みを持っていますが・・。
梨央父は蜂須賀@石丸を訴える方向で来ましたが
咲人の指示するオペが成功するなら取り下げるということです。
オペ前のミーティングで大勢の医師を前に咲人が説明していますが
Pさんてば、人前で話すこういうシーンが堂々と絵になり貫録がついて似合うのね。
しかしここでも途中で痛みが走り、父の幻覚が見え、先行きが不安になります。
杉野@河相には退行症状を打ち明けてましたが
もしそうなったら遥香に合わせないでどこかに隠すように逃がしてほしいと咲人は依頼するのでした。
ぽっぽろ~と柳川@窪田は檜山に真相を打ち明けました。
遥香がなぜ自分たちを拒否したのかという点。
咲人の退行が始まっていると言う現実とともに。
柳川は昔の咲人の方が好きだと言い、檜山はようやく状況が読めたのでした。
ママから渡されたマフラーを広げまだはっきりしているうちにと咲人は手帳にメモをつづります。
ママにあいにいかないで かわいそうだから
しゃちょうさんにあいにいかないで ひどいことをしたから
はるかにあわないで・・・
そこに蜂須賀がやってきました。
ALG薬を持ってきて試すように言いますが、
もう一日時間があれば・・という咲人です。
咲人は超知能を得たときにあやうく人を見下す人格になるところだったと告白。
しかしそれは今はないという蜂須賀。
人は知能の高低に関係なく愛に満たされていたならば人を傷つけることはないという咲人の結論です。
本当に愛し愛された記憶のある人は人を傷つけず世界は穏やかだと。
それを教えてくれたのは遥香・・脳裏を遥香がよぎりました。
一方で、遥香と咲人ママ。
もし無理なら別れて忘れればいいというママ。
多分覚悟がいるの。
母親になるのもずっと好きな人を愛し続けるのも。
突き放すようだけど、忘れて離れるか、すべてを受け入れるかどちらかね。
ただ・・その人が誠実なら本当はもう一つあるのかもしれない。
もうひとつ・・?
梨央のオペは退行、幻覚に倒れる咲人の指示を待つタイミングがありましたが
無事に終了。
咲人は夢の中で遥香との幸せな記憶をたどりました。
はっとしてそこで手帳に続きを書きます。
はるかにあわないで・・あいしてるから
震える手ですが、幻覚のお父さんが一緒に手を添えてくれるのでした。
二人は同じDNAで自分を犠牲にして他者を助ける崇高な精神を持ち合わせていたのです。
梨央は目覚めますが、咲人は元の咲人に戻ってしまいました。
咲人のもとに走る遥香と咲人はすれ違うのですが振り返って遥香のイヤリングを返しました。
あの天使のような微笑みを見せながら
その様子に泣き崩れる遥香です。
黄色のバラを持って檜山は梨央に別れを言いにきました。
絵本の世界はおしまい。
住む世界が違うと言う現実をしっかり生き抜いていかないといけないということ。
一方で、柳川も舞と別れることに。
別れは口移しのシャンペン。
蜂須賀は自分に毒を注入するところでしたが阻止されました。
咲人がこうなる蜂須賀を予測して杉野に指示を出していたのです。
誰かのために新しい研究をはじめることを支えると皆が蜂須賀を応援しました。
すごい(^^;)フォームで走る小久保は対等な友達・・とよびかけ
それに答えた柳川と檜山。
二人は花屋を辞めてアルジャーノンのGPSをもとにあの深い森にやってきました。
そこにはママのマフラーをまきつけた咲人が眠っていました。
手帳には
あるじゃーのんのおはかでたいとうのともだちをまってるというメモが。
2か月後
遥香は迷子の子供にじゃんけんぽん、あいきょでしょと遊びます。
その人が誠実ならもう一つある・・咲人母の言葉が思い出されます。
今一度離れても、いつか私に覚悟ができれば・・・。
咲人とペアの時計を見ながら笑顔になるのでした。
海辺でハンバーガーの店を開いた三人。
咲人が美ルアーとなって女性たちをつれてくるため売上は上々のようです。
アルジャーノンのお墓には青い薔薇が妖しく咲いていました。
***
腎臓の件は自分や家族を犠牲にしてまで行うのが正しいのかという疑問はまだくすぶっていますが
そのおかげで咲人は理解ある竹部のもとで過ごせたという幸せがありました。
世界の平和は、愛された記憶があれば保てることが可能だという咲人の結論が
このドラマの結論となっています。
確かに、小さいころに両親にしっかりと愛された子は気持ちが安定しているかもしれません。
でもそれが正論かどうかは個人差があるのでそこには限定しませんが。
ただ、「愛」は人を良い方向に変える大きなエネルギーがあるというそれだけは言えると思います。
自分を犠牲にしてまで、というのは行きすぎとはいえ、
人は誰かのために役立ってこそ生きている実感があるということも言えるのでしょう。
先日、投資で巨万の富を得た若い人が自分の為だけでは空しくなったということで
地域の発展に尽くすようになりそこで生きがいを感じたと語っていました(実話)
翻ってドラマでは母に拒絶されながらも、父の愛は
天使のような咲人にしたという大きな愛の循環がありました。
そこで出会った遥香も咲人の愛らしさに打たれやがて人としての愛に発展していきました。
そして遥香を愛したことで咲人も人を見下す自分を嫌悪し、
さらに超知能の神のような高みの境地に上っていきます。
遥香はもとに戻った咲人を戸惑いの目で見ましたが
覚悟ができたらもう一度出会い、新しい愛を紡ぐということなのでしょう。
ラストに見せた笑顔はその覚悟の時が来たという微笑みだったのかもしれません。
何しろ二人はペアの時計をまだしていましたからね。
もう一つ大事な対等の友達。
これがこのドラマでの重要なモチーフだったのは人間関係のトラブルには
もっともこれが多いからかもしれません。
人は生まれながらに格差があり、
人が複数集まればそこには必ず優劣の感情が芽ばえるわけです。
ドラマラストでは三人ともに対等な関係になっていましたが
それはPさんのような愛らしさがあふれるキャラだからかもしれないですよね。
現実には難しいケースですが
そういったありふれた感情をしっかりと取り上げたと言う点で賞賛に値すると思いました。
温かいドラマに仕上がったのもスタッフと出演者が「愛」のエネルギーで作り上げたからですね!
そして、この咲人のキャラの難しさをきちんと消化したPさんに私は拍手を送りたい。
進化していく過程と退行の時の変化など、セリフがなくても眼光の強弱や背中での演技も
すべてがきちんと計算されていて、
「覚悟」を持って引き受けた役柄だったと推測できました。
Pさんが神のように美しい人であるため、どのシーンを切り取っても輝きますが
そこには賢さがしっかりと詰まっていました。
こんないいドラマにしてくれてありがとうと言いたい気分です。
そして私のところに訪れてくださったみなさま、
いつもいつもいつも・・ありがとうございました!
アクセスにびっくりして腰ぬかして・・そして心から感謝しています!!
神秘な美しさをたたえて綺麗でしたね。
Pさんにぴったりというラストシーンで印象に残る素晴らしい映像だったと思います。
で、関係ないけどその昔、「青い薔薇」の物語を読んですっごい面白かった記憶があり
熱意満々で夏休みの宿題の読後感を書いたのに
相手にされなかった悲しい思い出だったりするのだわ^^;
再度読みたいのに内容、タイトル全部忘れてしまったのが残念で
ネットを探しまくってます。誰か~~(^^;
「アルジャーノンに花束を 最終回」
ラス前の内容は、
竹部@ハギーが咲人パパから腎臓をもらった告白と、
退行症状が現れ苦悩する咲人@山下と、遥香のおののき状態、
咲人ママとの絡み、アルジャーノンの死、などで進行しました。
で、宿題としては梨央@谷村が眠り姫状態から覚めるかどうかという点に
咲人の能力や他、望みをたくされていたわけです。
梨央は嗜眠性脳炎という病気でもあるそうで、オペをして咲人が作った薬液を注入することが
ポイントという方向になりました。
そこに母親が現れ、遥香に(自分第一にと)頼まれた件を告白しましたが、
もう一つ、父親の腎臓のことも話すのでした。
ようやく咲人に事情が呑み込めて腑に落ちた展開ですが
更に上を行く思考で、ママだって本当は(寂しさと闘っていたから)抱きしめてほしかったのだと結論。
さらっと抱きしめましたが母は号泣。Pさんもきらりと涙がこぼれてました。美しい~~。
これにて長い長い母との確執が解消。
その後、小久保と一緒に母の家を訪れ食事会をしますが
帰り際に手編みのマフラーを渡されるのでした。
ちなみに小久保は妹の花蓮にかなり接近でき有頂天で泥酔という状況。
そしてかつて竹部を糾弾したことを謝罪した咲人です。
過去の咲人のそのままでいいと言ってくれた恩人なのにひどいことを言ったと悔やむのでした。
竹部としては咲人には人の警戒心を解く能力があったと認めています。
そんな咲人だからこそ警戒心いっぱいでやってきた檜山@工藤を同室にしたと言うのでした。
咲人は遥香に告げました。
すでにβを注入した以上、急激な退行になる場合もある。
その時は遥香の感情も言っていることも分からなくなっているから会わないで欲しいと。
その現実から逃げたい遥香は茫然とするのみで思考停止のようです。
諦めないでというのが精一杯。うん・・と微笑んで遥香の前から去った咲人です。
遥香は梨央のオペさえ終えたら咲人は自分の治療にかかれると望みを持っていますが・・。
梨央父は蜂須賀@石丸を訴える方向で来ましたが
咲人の指示するオペが成功するなら取り下げるということです。
オペ前のミーティングで大勢の医師を前に咲人が説明していますが
Pさんてば、人前で話すこういうシーンが堂々と絵になり貫録がついて似合うのね。
しかしここでも途中で痛みが走り、父の幻覚が見え、先行きが不安になります。
杉野@河相には退行症状を打ち明けてましたが
もしそうなったら遥香に合わせないでどこかに隠すように逃がしてほしいと咲人は依頼するのでした。
ぽっぽろ~と柳川@窪田は檜山に真相を打ち明けました。
遥香がなぜ自分たちを拒否したのかという点。
咲人の退行が始まっていると言う現実とともに。
柳川は昔の咲人の方が好きだと言い、檜山はようやく状況が読めたのでした。
ママから渡されたマフラーを広げまだはっきりしているうちにと咲人は手帳にメモをつづります。
ママにあいにいかないで かわいそうだから
しゃちょうさんにあいにいかないで ひどいことをしたから
はるかにあわないで・・・
そこに蜂須賀がやってきました。
ALG薬を持ってきて試すように言いますが、
もう一日時間があれば・・という咲人です。
咲人は超知能を得たときにあやうく人を見下す人格になるところだったと告白。
しかしそれは今はないという蜂須賀。
人は知能の高低に関係なく愛に満たされていたならば人を傷つけることはないという咲人の結論です。
本当に愛し愛された記憶のある人は人を傷つけず世界は穏やかだと。
それを教えてくれたのは遥香・・脳裏を遥香がよぎりました。
一方で、遥香と咲人ママ。
もし無理なら別れて忘れればいいというママ。
多分覚悟がいるの。
母親になるのもずっと好きな人を愛し続けるのも。
突き放すようだけど、忘れて離れるか、すべてを受け入れるかどちらかね。
ただ・・その人が誠実なら本当はもう一つあるのかもしれない。
もうひとつ・・?
梨央のオペは退行、幻覚に倒れる咲人の指示を待つタイミングがありましたが
無事に終了。
咲人は夢の中で遥香との幸せな記憶をたどりました。
はっとしてそこで手帳に続きを書きます。
はるかにあわないで・・あいしてるから
震える手ですが、幻覚のお父さんが一緒に手を添えてくれるのでした。
二人は同じDNAで自分を犠牲にして他者を助ける崇高な精神を持ち合わせていたのです。
梨央は目覚めますが、咲人は元の咲人に戻ってしまいました。
咲人のもとに走る遥香と咲人はすれ違うのですが振り返って遥香のイヤリングを返しました。
あの天使のような微笑みを見せながら
その様子に泣き崩れる遥香です。
黄色のバラを持って檜山は梨央に別れを言いにきました。
絵本の世界はおしまい。
住む世界が違うと言う現実をしっかり生き抜いていかないといけないということ。
一方で、柳川も舞と別れることに。
別れは口移しのシャンペン。
蜂須賀は自分に毒を注入するところでしたが阻止されました。
咲人がこうなる蜂須賀を予測して杉野に指示を出していたのです。
誰かのために新しい研究をはじめることを支えると皆が蜂須賀を応援しました。
すごい(^^;)フォームで走る小久保は対等な友達・・とよびかけ
それに答えた柳川と檜山。
二人は花屋を辞めてアルジャーノンのGPSをもとにあの深い森にやってきました。
そこにはママのマフラーをまきつけた咲人が眠っていました。
手帳には
あるじゃーのんのおはかでたいとうのともだちをまってるというメモが。
2か月後
遥香は迷子の子供にじゃんけんぽん、あいきょでしょと遊びます。
その人が誠実ならもう一つある・・咲人母の言葉が思い出されます。
今一度離れても、いつか私に覚悟ができれば・・・。
咲人とペアの時計を見ながら笑顔になるのでした。
海辺でハンバーガーの店を開いた三人。
咲人が美ルアーとなって女性たちをつれてくるため売上は上々のようです。
アルジャーノンのお墓には青い薔薇が妖しく咲いていました。
***
腎臓の件は自分や家族を犠牲にしてまで行うのが正しいのかという疑問はまだくすぶっていますが
そのおかげで咲人は理解ある竹部のもとで過ごせたという幸せがありました。
世界の平和は、愛された記憶があれば保てることが可能だという咲人の結論が
このドラマの結論となっています。
確かに、小さいころに両親にしっかりと愛された子は気持ちが安定しているかもしれません。
でもそれが正論かどうかは個人差があるのでそこには限定しませんが。
ただ、「愛」は人を良い方向に変える大きなエネルギーがあるというそれだけは言えると思います。
自分を犠牲にしてまで、というのは行きすぎとはいえ、
人は誰かのために役立ってこそ生きている実感があるということも言えるのでしょう。
先日、投資で巨万の富を得た若い人が自分の為だけでは空しくなったということで
地域の発展に尽くすようになりそこで生きがいを感じたと語っていました(実話)
翻ってドラマでは母に拒絶されながらも、父の愛は
天使のような咲人にしたという大きな愛の循環がありました。
そこで出会った遥香も咲人の愛らしさに打たれやがて人としての愛に発展していきました。
そして遥香を愛したことで咲人も人を見下す自分を嫌悪し、
さらに超知能の神のような高みの境地に上っていきます。
遥香はもとに戻った咲人を戸惑いの目で見ましたが
覚悟ができたらもう一度出会い、新しい愛を紡ぐということなのでしょう。
ラストに見せた笑顔はその覚悟の時が来たという微笑みだったのかもしれません。
何しろ二人はペアの時計をまだしていましたからね。
もう一つ大事な対等の友達。
これがこのドラマでの重要なモチーフだったのは人間関係のトラブルには
もっともこれが多いからかもしれません。
人は生まれながらに格差があり、
人が複数集まればそこには必ず優劣の感情が芽ばえるわけです。
ドラマラストでは三人ともに対等な関係になっていましたが
それはPさんのような愛らしさがあふれるキャラだからかもしれないですよね。
現実には難しいケースですが
そういったありふれた感情をしっかりと取り上げたと言う点で賞賛に値すると思いました。
温かいドラマに仕上がったのもスタッフと出演者が「愛」のエネルギーで作り上げたからですね!
そして、この咲人のキャラの難しさをきちんと消化したPさんに私は拍手を送りたい。
進化していく過程と退行の時の変化など、セリフがなくても眼光の強弱や背中での演技も
すべてがきちんと計算されていて、
「覚悟」を持って引き受けた役柄だったと推測できました。
Pさんが神のように美しい人であるため、どのシーンを切り取っても輝きますが
そこには賢さがしっかりと詰まっていました。
こんないいドラマにしてくれてありがとうと言いたい気分です。
そして私のところに訪れてくださったみなさま、
いつもいつもいつも・・ありがとうございました!
アクセスにびっくりして腰ぬかして・・そして心から感謝しています!!
06/06/2015 アルジャーノンに花束を 第9話
「咲ちゃん」と小久保が呼んでたわね。そういう仲よしだったなんて今回初めて知った気がする(^^;
てか、Pさんしか見てなかったからね(反省ザルです~~
アルジャーノンの好きだったお菓子箱に入れて埋葬するという小久保にちょっと泣けた。
何よりもアルジャーノンをただひとりの対等の友達と言ってた
咲人@山下の運命を悟った顔つきに圧倒されてまた涙・・どう収めるんでしょ
光に向かって両手を広げる森のシーンは本当にPさん、「神」でしたね!
「アルジャーノンに花束を 第9話」
アルジャーノンの死は予測されていたので
ラス前の衝撃とまでは言えないけれど、どこかうっすらと期待があっただけに悲しいできごとでした。
さて序盤は竹部@花屋社長@萩原ですが秘めた過去を語りました。
檜山@工藤と班長@勝矢のケンカが血走った目で恐ろしい勢いだったのですけど
投げやりになった竹部が二人をさらにけしかけた後に、です。
その内容がびっくり。これがラス前の付箋だったのかしら。
人生を投げていた自分に降りかかった腎不全という大病。
そこに腎臓を提供してくれる人が現れた。
ただ同じ田舎の先輩と後輩という関係だったというのですが。
自分を犠牲にして救ってくれたというその先輩が咲人のパパでした。
以前の説明だと「お世話になった人」とさらりと流してましたが
「お世話」の程度が重すぎて凄すぎて言葉が見つかりません。
家族でもないのに、だいたい適合とかいろんなハードルがあったと思うのですけど
そんな簡単なことなんでしょうか。謎。
で、先輩@咲人父はそれがきっかけで術後が悪化して?亡くなっているわけです。
移植されたハギーはそれにより生き直して更生施設みたいな花屋を開業するのでした。
種をまかれたと言う表現で。
少しでも誰かの希望をと始めたけれど「偽物」だと自嘲気味に笑うのでした。
でもみんなおなかの傷を見てしまってるし笑えません。
柳川@窪田が咲の父親だと気付いたという経緯がありましたが
だから咲人を預かったということに今更のように納得するのでした。
咲人父はその当時から咲人を育てていたとしたらこれは
ただの善意では終わらないだろうと言う点で凄いことでした。
たとえ無償の行為で計算などしてなくても
命を助けてもらった方はそんなものではすまない恩義を感じるものですし
咲人の居場所、生きる道を残したと言う点でパパは頭のいい人でしたね。
保険よりもずっと価値がありました。
結果的にはそうなりますが、
一方でその当時、奥さん@咲人ママに相談したんでしょうか・・
あのお母さんの壊れっぷりを見たらまず咲人を守るのはお父さんのはずなのに
よくそんなことができたな・・とちょっとびっくりでもあります。
どこを向いてどの基準で判断したらいいのか混乱するようなエピソードでした。
無条件で他人を救うと言う美談になっていますがその当時に立ち返っての視点だと
また違う感想になってきます。
まさか、蜂須賀の悪魔の薬に取りこまれるとはそこまで予測は出来なかったですしね。
といいつつ咲人にはハギーのもとで生活できたのは幸せがあったと思います。
さて、咲人と遥香。
以前の咲人の映像をみている咲人ですが
いつも笑顔で人に癒しを与えているのです。
幸せだから笑うのではなく笑うからアドレナリンが分泌され
幸せ感を得るという論調です。
それを本能で知っていたなら彼はまんざらバカではない。
それともそれを教えてくれた人がいるのか。
いるとしたらそれはお父さんのいう「咲人には愛嬌がある」という教えがそれではないか。
「君の勝ちだ」
過去の咲人にふっと笑いかけるのでした。
いつだって無邪気に人を癒してきた笑顔に。
無防備にそれで幸せになれると疑いもせず信じて。
蜂須賀と天才咲Pはいつになく論が同調したと言います。
薬を穏やかなモノではなく劇的に効く方向にすると言う点。
そして遥香は訪ねてきた柳川に咲人の現状を訴えました。
遥香に阻止されて咲人に梨央の病状が届いてませんが
檜山の乱入逮捕で、杉野から事情が咲人に伝わったのでした。
こんこんと眠り続ける梨央をみて父親のDNAが咲人の中で炸裂。
自分のあらゆる知能を梨央の薬開発に注ぎ込むことにしたようです。
遥香は残された咲人の時間を守るためだと言い訳しますが
咲人はそんな遥香の一途さを解析しています。難しい理屈でわかりにくいですけど・・
咲人の繊細な優しさを褒めてくれたのに、友人たちを助けないように仕向けたということで
「縛った」という表現になり、それによって遥香自身も優しさを閉じ込めたということです。
すべては愛ゆえの短絡的な行動でしたが悲しい愛だと言うのでした。
号泣の遥香ですが、咲人自身もその言葉で涙である決意をするのでした。
それはALGβの投与。
梨央のために動物実験を待たずに自ら行ったのでした。
前後しますが、アルジャーノンが死にました。
研究のために解剖という進行になっていきますが
小久保がそれを拒否して逃げます。
それを助けるのが咲人でした。
赤いスポーツカーで森の奥までいきましたがかなり神秘的な場所。
樹の根元を掘り、遺伝子操作によって本来作られない種を一緒に埋めました。
アルジャーノンと咲人の出会いはカードで自分の名前を教えてくれたということでした。
それは小久保が餌をカードにおいて覚えさせたというのです。
100万回とか・・えええそれは・・長い時間かかったのでは?単純に薬じゃなくて・・・あとはもごもご。
でも小久保にとってアルジャーノンはただ一人の友達ということで号泣です。
合掌。さようなら。涙・・涙・・
小久保は首になると言いますが、おそらく咲人が梨央の薬開発に推薦してくれるのでしょう。
咲くちゃんは怖くないの?
アルジャーノンのように・・・
恐怖や不安はある。
だけど鋭利なガラスの破片のようなそうした不安や恐怖が瞬時に潜在レベルで分析され
論理的に砕かれてしまう。
ただ舞い降りるだけなんだよ。
両手を広げ、天を仰ぐ咲人はまるで神が舞い降りたようだ。
広大な宇宙エネルギーとつながっている。
偶然ではなく必然で。
もはや恐れはない僕も救われるのだから。
もはや神がかった言動に一視聴者もつい手を合わせてしまうじゃないですか~~!!
ラボに帰ると蜂須賀がいますが、アルジャーノンαを作る動物実験は無駄だと咲人はいいました。
仮説は間違いで、βを試しても退行は始まりいずれ起点に戻ると。
梨央の治療薬にしても、医者と科学者は違う視点で仮説を立てると言いました。
時間がないから梨央をとったという咲人です。
見て見ぬふりはできない。
誰かのためにこの知能を使わないとアルジャーノンと自分の存在が無意味になるという咲人です。
蜂須賀は単純に咲人を失いたくないだけというのでした。・・本当にそれだけ?
遥香は咲人母のところにきました。
本来、もっていた咲人への愛を訴え、梨央よりも自分の残された時間を優先すべきだと言います。
咲人を引き留めてほしいとママならできるとお願いするのでした。
その肩に手をおいたママ。
ゆっくりと梨央は目覚めました。
病院にやってきた檜山と柳川。
笑顔になると幸せになる・・
そう思いながら檜山と抱き合う咲人にはあの神のような微笑みがありました。
ラボの廊下を歩きながらふと現れてははじけように消える父の幻覚に
咲人は残された時間を考えずにはいられません。
***
種をまかれたとハギーが言いましたが
優しさのタネ、笑顔のタネをたくさん持っていた咲人でした。
それは紛れもなくお父さんから譲り受けたものだったのですね。
見て見ぬふりはできない・・
お父さんはいきなり赤の他人に腎臓提供という恐ろしく極端でしたけれど、
咲人も極端ながら、でも、これは先の先まで計算し、見通したおそらく冷静な判断なのでしょう。
辛い決断だったと思います。涙・・涙・・
あの森の光を浴びながらもう神のような凄い咲人Pさんを見てしまったら
とても抗えないようなそんな強い意志を感じました。
一方で遥香は、残された時間が少ないから
それならば時間を自分のために使ってほしいという女性らしい発想がありました。
だから母親まで動員ということになっています。
お母さん・・次はきっと・・・。
しかし、今週の咲人のセリフは本当に何かの新興宗教の教祖様みたいで
よくわからないような印象がありました。
これが悟りの境地というものなのかもしれませんね。
その知能の高さでもっともっと救いたかったでしょうし、
救われたい人もたくさんいるのにね。
でも、笑顔でいることで幸せがやってくるというセリフは
Pさんの持つ美しいキラキラ感から発する
無垢さ天使さがそう言わせているとこれだけは言えると思います。
本当に、すべてのセリフがまずPさんであることを前提にできていると感じた今週話でした。
次回、最終回、号泣か笑顔か。
今週のキーワード「笑顔」の付箋を
ぜひ活かして欲しいと期待を込めています。
アルジャーノンの好きだったお菓子箱に入れて埋葬するという小久保にちょっと泣けた。
何よりもアルジャーノンをただひとりの対等の友達と言ってた
咲人@山下の運命を悟った顔つきに圧倒されてまた涙・・どう収めるんでしょ
光に向かって両手を広げる森のシーンは本当にPさん、「神」でしたね!
「アルジャーノンに花束を 第9話」
アルジャーノンの死は予測されていたので
ラス前の衝撃とまでは言えないけれど、どこかうっすらと期待があっただけに悲しいできごとでした。
さて序盤は竹部@花屋社長@萩原ですが秘めた過去を語りました。
檜山@工藤と班長@勝矢のケンカが血走った目で恐ろしい勢いだったのですけど
投げやりになった竹部が二人をさらにけしかけた後に、です。
その内容がびっくり。これがラス前の付箋だったのかしら。
人生を投げていた自分に降りかかった腎不全という大病。
そこに腎臓を提供してくれる人が現れた。
ただ同じ田舎の先輩と後輩という関係だったというのですが。
自分を犠牲にして救ってくれたというその先輩が咲人のパパでした。
以前の説明だと「お世話になった人」とさらりと流してましたが
「お世話」の程度が重すぎて凄すぎて言葉が見つかりません。
家族でもないのに、だいたい適合とかいろんなハードルがあったと思うのですけど
そんな簡単なことなんでしょうか。謎。
で、先輩@咲人父はそれがきっかけで術後が悪化して?亡くなっているわけです。
移植されたハギーはそれにより生き直して更生施設みたいな花屋を開業するのでした。
種をまかれたと言う表現で。
少しでも誰かの希望をと始めたけれど「偽物」だと自嘲気味に笑うのでした。
でもみんなおなかの傷を見てしまってるし笑えません。
柳川@窪田が咲の父親だと気付いたという経緯がありましたが
だから咲人を預かったということに今更のように納得するのでした。
咲人父はその当時から咲人を育てていたとしたらこれは
ただの善意では終わらないだろうと言う点で凄いことでした。
たとえ無償の行為で計算などしてなくても
命を助けてもらった方はそんなものではすまない恩義を感じるものですし
咲人の居場所、生きる道を残したと言う点でパパは頭のいい人でしたね。
保険よりもずっと価値がありました。
結果的にはそうなりますが、
一方でその当時、奥さん@咲人ママに相談したんでしょうか・・
あのお母さんの壊れっぷりを見たらまず咲人を守るのはお父さんのはずなのに
よくそんなことができたな・・とちょっとびっくりでもあります。
どこを向いてどの基準で判断したらいいのか混乱するようなエピソードでした。
無条件で他人を救うと言う美談になっていますがその当時に立ち返っての視点だと
また違う感想になってきます。
まさか、蜂須賀の悪魔の薬に取りこまれるとはそこまで予測は出来なかったですしね。
といいつつ咲人にはハギーのもとで生活できたのは幸せがあったと思います。
さて、咲人と遥香。
以前の咲人の映像をみている咲人ですが
いつも笑顔で人に癒しを与えているのです。
幸せだから笑うのではなく笑うからアドレナリンが分泌され
幸せ感を得るという論調です。
それを本能で知っていたなら彼はまんざらバカではない。
それともそれを教えてくれた人がいるのか。
いるとしたらそれはお父さんのいう「咲人には愛嬌がある」という教えがそれではないか。
「君の勝ちだ」
過去の咲人にふっと笑いかけるのでした。
いつだって無邪気に人を癒してきた笑顔に。
無防備にそれで幸せになれると疑いもせず信じて。
蜂須賀と天才咲Pはいつになく論が同調したと言います。
薬を穏やかなモノではなく劇的に効く方向にすると言う点。
そして遥香は訪ねてきた柳川に咲人の現状を訴えました。
遥香に阻止されて咲人に梨央の病状が届いてませんが
檜山の乱入逮捕で、杉野から事情が咲人に伝わったのでした。
こんこんと眠り続ける梨央をみて父親のDNAが咲人の中で炸裂。
自分のあらゆる知能を梨央の薬開発に注ぎ込むことにしたようです。
遥香は残された咲人の時間を守るためだと言い訳しますが
咲人はそんな遥香の一途さを解析しています。難しい理屈でわかりにくいですけど・・
咲人の繊細な優しさを褒めてくれたのに、友人たちを助けないように仕向けたということで
「縛った」という表現になり、それによって遥香自身も優しさを閉じ込めたということです。
すべては愛ゆえの短絡的な行動でしたが悲しい愛だと言うのでした。
号泣の遥香ですが、咲人自身もその言葉で涙である決意をするのでした。
それはALGβの投与。
梨央のために動物実験を待たずに自ら行ったのでした。
前後しますが、アルジャーノンが死にました。
研究のために解剖という進行になっていきますが
小久保がそれを拒否して逃げます。
それを助けるのが咲人でした。
赤いスポーツカーで森の奥までいきましたがかなり神秘的な場所。
樹の根元を掘り、遺伝子操作によって本来作られない種を一緒に埋めました。
アルジャーノンと咲人の出会いはカードで自分の名前を教えてくれたということでした。
それは小久保が餌をカードにおいて覚えさせたというのです。
100万回とか・・えええそれは・・長い時間かかったのでは?単純に薬じゃなくて・・・あとはもごもご。
でも小久保にとってアルジャーノンはただ一人の友達ということで号泣です。
合掌。さようなら。涙・・涙・・
小久保は首になると言いますが、おそらく咲人が梨央の薬開発に推薦してくれるのでしょう。
咲くちゃんは怖くないの?
アルジャーノンのように・・・
恐怖や不安はある。
だけど鋭利なガラスの破片のようなそうした不安や恐怖が瞬時に潜在レベルで分析され
論理的に砕かれてしまう。
ただ舞い降りるだけなんだよ。
両手を広げ、天を仰ぐ咲人はまるで神が舞い降りたようだ。
広大な宇宙エネルギーとつながっている。
偶然ではなく必然で。
もはや恐れはない僕も救われるのだから。
もはや神がかった言動に一視聴者もつい手を合わせてしまうじゃないですか~~!!
ラボに帰ると蜂須賀がいますが、アルジャーノンαを作る動物実験は無駄だと咲人はいいました。
仮説は間違いで、βを試しても退行は始まりいずれ起点に戻ると。
梨央の治療薬にしても、医者と科学者は違う視点で仮説を立てると言いました。
時間がないから梨央をとったという咲人です。
見て見ぬふりはできない。
誰かのためにこの知能を使わないとアルジャーノンと自分の存在が無意味になるという咲人です。
蜂須賀は単純に咲人を失いたくないだけというのでした。・・本当にそれだけ?
遥香は咲人母のところにきました。
本来、もっていた咲人への愛を訴え、梨央よりも自分の残された時間を優先すべきだと言います。
咲人を引き留めてほしいとママならできるとお願いするのでした。
その肩に手をおいたママ。
ゆっくりと梨央は目覚めました。
病院にやってきた檜山と柳川。
笑顔になると幸せになる・・
そう思いながら檜山と抱き合う咲人にはあの神のような微笑みがありました。
ラボの廊下を歩きながらふと現れてははじけように消える父の幻覚に
咲人は残された時間を考えずにはいられません。
***
種をまかれたとハギーが言いましたが
優しさのタネ、笑顔のタネをたくさん持っていた咲人でした。
それは紛れもなくお父さんから譲り受けたものだったのですね。
見て見ぬふりはできない・・
お父さんはいきなり赤の他人に腎臓提供という恐ろしく極端でしたけれど、
咲人も極端ながら、でも、これは先の先まで計算し、見通したおそらく冷静な判断なのでしょう。
辛い決断だったと思います。涙・・涙・・
あの森の光を浴びながらもう神のような凄い咲人Pさんを見てしまったら
とても抗えないようなそんな強い意志を感じました。
一方で遥香は、残された時間が少ないから
それならば時間を自分のために使ってほしいという女性らしい発想がありました。
だから母親まで動員ということになっています。
お母さん・・次はきっと・・・。
しかし、今週の咲人のセリフは本当に何かの新興宗教の教祖様みたいで
よくわからないような印象がありました。
これが悟りの境地というものなのかもしれませんね。
その知能の高さでもっともっと救いたかったでしょうし、
救われたい人もたくさんいるのにね。
でも、笑顔でいることで幸せがやってくるというセリフは
Pさんの持つ美しいキラキラ感から発する
無垢さ天使さがそう言わせているとこれだけは言えると思います。
本当に、すべてのセリフがまずPさんであることを前提にできていると感じた今週話でした。
次回、最終回、号泣か笑顔か。
今週のキーワード「笑顔」の付箋を
ぜひ活かして欲しいと期待を込めています。
05/30/2015 アルジャーノンに花束を 第8話
今週は後光が射した咲人@山下に圧倒されました。アタシの脳内が美で満たされたあのシーン。
いや後光じゃなくて朝日の射すシーンでした。いやん~~
でも綺麗すぎてとろけそう~~。
「アルジャーノンに花束を 第8話」
人は生まれながらに不平等で差があるのは承知ですが、
絶対平等なものがありそれは「時間」。今週のテーマです。
誰にも同じように時間が訪れ過ぎ去っていく。
そして誰も過去には戻れないのでした。
さて、ベッドには朝日がまぶしく立ち込め遥香@栗山と咲人@山下に
お互いの意志を確認した幸せな時間が訪れるのでした。
歯ブラシも二つ、口元をふくように甘える咲人。まさに恋人ってこんな感じ。
二人はペアの時計を買いました。
アニバーサリ―、二人が一緒に暮らし始めた記念だということです。
一緒にふたりの時を刻むという。
婚約したカップルがエンゲージリングのお返しにペアウォッチを贈るのは
そういう意味があったのね。なるほど。
咲人は料理はいまいちでキスは上手。どこで覚えたのかねえ~(^^;
天才ですがちょうどいいこのアンバランスさが人間ぽくてますます魅力。
そして遥香もお洋服の趣味が女らしい優しい色合いになっています。
一方眠り姫になった梨央@谷村の父@のところには杉野@河相がやってきて
咲人なら梨央に合う薬を作製できる可能性があると言うのでした。
その後、杉野は遥香のところにもあらわれ、二人の就職を世話したいと言いますが。
その眠り姫のところにはいつも檜山@工藤が訪れ何かと話しかけています。
一緒にハンバーガを食べたいと持参して一人だけ食べてもむなしいい。
それでも頬にキスしてさらに切ない。
そんな梨央は実は目覚めていても寝たふりしたときもあった様子。
この童話のような二人には幸せな時間は訪れることはないのでしょうか。
柳川@窪田は竹部に咲人を許してほしいと頼みますが
もちろん竹部は気にもしてなかったのでした。
その後、竹部は咲人のお給料を柳川に託していましたがこんな風に皆のことを
きっちり信用し、尊重していると言う意味でもいい人なんだなあと温かさがあります。
そして時間を取り戻せない母がここにもいます。
咲人は遥香の提案で母、窓花のもとを訪れますが
こわばった顔の母は一度で済ましましょうと抱きしめるための両手を嫌そうに広げているのです。
傷ついた咲人はそこで拒否。二度捨てられた気分。
けれど自分を許せない母の強い後悔は竹部が知っていたのでした。
小さいころの咲人のために編んだ黄色の靴下がそこにあることを。
お芝居だったと見抜けない咲人でもないはずですが・・。
人間は複雑・・。
謝る遥香ですが咲人は言います。
僕の中にある母親に愛されたいと言う狂おしいまでのいびつな感情を
正常レベルに戻そうとそうしてくれようとした。
そこを癒さない限り僕は、・・私は永遠に大人になれない。
仕方ないこともあるんだよ。
僕には家族がいない。その現実を知っただけさ。
遥香は寂しい咲人の手をつかみ、
私があなたの家族になる。
ずっと一緒にいて一緒に時を刻んでおじいちゃんおばあちゃんになるまで
二人でずっと一緒に。
こんな遥香をだきしめて咲人は言うのでした。
遥香、君を愛してる・・
君が想像するよりずっとだ。
君さえいればほかに何もいらない。
私も。
幸福度マックスの二人のところに悪魔の黒い車。
脳生理科学研究センター。
アルジャーノンは壁にぶつかりけがをし、衰弱している様子。
狂暴化と数値の減少。
小久保は単純な現象と見過ごしていたというのでした。
そして「薬物中毒」の幻覚パニックではないかと言い出します。
愕然とする咲人。
学会やスーパーで父を見たあの時も幻覚だったかもしれない。
幼い咲人に戻って「パパ」と探しまわったことを思いだし、
自分にも幻覚があると苦渋の顔で告白するのでした。
このPさんがもう辛くて胸がえぐられそう・・
見えるんです。僕にも・・私にも・・
副作用なのかもまだわからないけれど遥香は倒れてしまいました。
気付いたときは二人の愛の巣ってわけで朝食はトーストにスクランブルエッグ。
天才王子自ら作ってくれたのにも感激だけど。
咲人は退行を防ぐためにALGの改良をするというのでした。
僕だけじゃなくアルジャーノンのためにも。
こんなところに柳川が給料を持ってやってきます。
ついでに伝書鳩も頼まれたから。
野球少年が窓ガラスを割ったときみたいに一緒に謝りにいこうとあくまで明るく。
僕のことまだ友達と思ってくれてる?
親友じゃん、対等の。
ほほ笑みあう二人。
この二人のシーンが嬉しくて心に残るのでした。
だけど、トラブルがあると深刻そうな咲人には梨央の薬開発の件は言い出せず。
精密検査の咲人。
咲人の時間が読めなくなった今、
杉野から梨央の薬の件を頼まれても遥香は断るしかありません。
咲人を守るために今度は遥香がブラック対応するのでした。
そして蜂須賀は咲人にしおらしく謝ります。
しかし咲人は更に上の回答。
博士のおかげで夢がみれた。
愛する人ができ愛される喜びも知った。
永遠に見続けていたいこの上もなく素敵な夢。
力をお貸しください。
私一人では無理です。
あなたの頭脳をお貸しください。
うなずく博士。
知能が高い人間が増えれば世界の平和は保たれると言うが本当でしょうか。
私の息子も愚かで野蛮な連中に殺された。
君は知識や知性は蛮行を抑えきれないというのか。
断言は控えます。
人々を導くのは宗教や恐怖だと思うのか。
魂ではないでしょうか。
この応酬のシーンですがPさんの白衣が腕まくりですっげ~カッコイイのだ(^^
右脳を休ませるために左脳を駆使して応答しているという解説がありました。
それは薬開発のひらめきを待ってるということらしいです。
けれど咲人の時間があとどのくらい残されてるのか誰にもわからない今。
また父の幻覚が現れ、くらくらする咲人です。
それを蜂須賀に告白する咲人。
そして薬液注入し、眠りに入ります。
そこに檜山たちがやってきて梨央の薬開発を頼みますが
遥香は冷たく追い払うのでした。
***
友達などいなかった、バカにされてただけだと嘘の証言をして
柳川たちを拒否しましたが、
遥香はただひたすら咲人の残された時間を守りたかった、それだけです。
不器用な遥香。
けれどこれも愛。
咲人が無事にこの副作用を乗り切れるのならば
梨央の薬は咲人がいずれ作りそうな気がします。
童話のようなカップルにも幸せが訪れますように。
日本中の祈りがここに集中しているようです。
時間は誰にも平等でそして誰もさかのぼることはできないのでした。
私にもあの時点に戻りたいという過去の「日時」というか一瞬があるのですが、
もう悔やんでも悔やみきれないのです。
きっと誰にもそんな後悔の日があるのではないでしょうか。
ただ自分のことだからまだいいけれど、
咲人母のように息子に対しての罪悪感を背負ったままだったら
心を病むのは理解できるし、
その後を生き続けるのはきつかっただろうという痛みは伝わってきました。
咲人の好きな黄色の靴下を子供のころの咲人に履かせてあげたかったですね、お母さん・・。
今週の咲人は退行現象が起きそれは幻覚という副作用だったのでした。
それが父の姿だったことに咲人の内なる魂の善良さを表してるようで
ホッとするようでもあり、求める愛の形の違いなのかもしれません。
少なくとも咲人はお父さんからは優しさをもらっていたという記憶があるので
救われてるともいえるでしょうか。
また咲人は「僕」と「私」の一人称を続けざまに使い、過去と現在を行きつ戻りつの
混乱のさなかにいるようでもありました。
それにしてもアルジャーノンに見られた現象を知ったPさんの苦渋の表情が素晴らしかったです。
何かを恐怖し、何かを悟った一つの痛み。
切なさと覚悟の入り混じった目の光にその先にあることを予感し
涙を禁じ得ませんでした・・。
しかしドラマの良さは時として夢を与えてくれてるところにもありますよね(^^
Pさんが
「遥香、君を・・・・」という言い方、
ちょっと大人の口調で正統的でしびれます。
今週もモテのPさんが顔を出していてもうPさんそのもの。
遥香、君を愛してる・・
君が想像するよりずっとだ。
脳の中に目覚めたハルカがもう一回と言いたい気分。
遥香、君が想像するよりずっとだ・・
ハルカ、君を・・・・
でも綺麗すぎてとろけそう~~。
「アルジャーノンに花束を 第8話」
人は生まれながらに不平等で差があるのは承知ですが、
絶対平等なものがありそれは「時間」。今週のテーマです。
誰にも同じように時間が訪れ過ぎ去っていく。
そして誰も過去には戻れないのでした。
さて、ベッドには朝日がまぶしく立ち込め遥香@栗山と咲人@山下に
お互いの意志を確認した幸せな時間が訪れるのでした。
歯ブラシも二つ、口元をふくように甘える咲人。まさに恋人ってこんな感じ。
二人はペアの時計を買いました。
アニバーサリ―、二人が一緒に暮らし始めた記念だということです。
一緒にふたりの時を刻むという。
婚約したカップルがエンゲージリングのお返しにペアウォッチを贈るのは
そういう意味があったのね。なるほど。
咲人は料理はいまいちでキスは上手。どこで覚えたのかねえ~(^^;
天才ですがちょうどいいこのアンバランスさが人間ぽくてますます魅力。
そして遥香もお洋服の趣味が女らしい優しい色合いになっています。
一方眠り姫になった梨央@谷村の父@のところには杉野@河相がやってきて
咲人なら梨央に合う薬を作製できる可能性があると言うのでした。
その後、杉野は遥香のところにもあらわれ、二人の就職を世話したいと言いますが。
その眠り姫のところにはいつも檜山@工藤が訪れ何かと話しかけています。
一緒にハンバーガを食べたいと持参して一人だけ食べてもむなしいい。
それでも頬にキスしてさらに切ない。
そんな梨央は実は目覚めていても寝たふりしたときもあった様子。
この童話のような二人には幸せな時間は訪れることはないのでしょうか。
柳川@窪田は竹部に咲人を許してほしいと頼みますが
もちろん竹部は気にもしてなかったのでした。
その後、竹部は咲人のお給料を柳川に託していましたがこんな風に皆のことを
きっちり信用し、尊重していると言う意味でもいい人なんだなあと温かさがあります。
そして時間を取り戻せない母がここにもいます。
咲人は遥香の提案で母、窓花のもとを訪れますが
こわばった顔の母は一度で済ましましょうと抱きしめるための両手を嫌そうに広げているのです。
傷ついた咲人はそこで拒否。二度捨てられた気分。
けれど自分を許せない母の強い後悔は竹部が知っていたのでした。
小さいころの咲人のために編んだ黄色の靴下がそこにあることを。
お芝居だったと見抜けない咲人でもないはずですが・・。
人間は複雑・・。
謝る遥香ですが咲人は言います。
僕の中にある母親に愛されたいと言う狂おしいまでのいびつな感情を
正常レベルに戻そうとそうしてくれようとした。
そこを癒さない限り僕は、・・私は永遠に大人になれない。
仕方ないこともあるんだよ。
僕には家族がいない。その現実を知っただけさ。
遥香は寂しい咲人の手をつかみ、
私があなたの家族になる。
ずっと一緒にいて一緒に時を刻んでおじいちゃんおばあちゃんになるまで
二人でずっと一緒に。
こんな遥香をだきしめて咲人は言うのでした。
遥香、君を愛してる・・
君が想像するよりずっとだ。
君さえいればほかに何もいらない。
私も。
幸福度マックスの二人のところに悪魔の黒い車。
脳生理科学研究センター。
アルジャーノンは壁にぶつかりけがをし、衰弱している様子。
狂暴化と数値の減少。
小久保は単純な現象と見過ごしていたというのでした。
そして「薬物中毒」の幻覚パニックではないかと言い出します。
愕然とする咲人。
学会やスーパーで父を見たあの時も幻覚だったかもしれない。
幼い咲人に戻って「パパ」と探しまわったことを思いだし、
自分にも幻覚があると苦渋の顔で告白するのでした。
このPさんがもう辛くて胸がえぐられそう・・
見えるんです。僕にも・・私にも・・
副作用なのかもまだわからないけれど遥香は倒れてしまいました。
気付いたときは二人の愛の巣ってわけで朝食はトーストにスクランブルエッグ。
天才王子自ら作ってくれたのにも感激だけど。
咲人は退行を防ぐためにALGの改良をするというのでした。
僕だけじゃなくアルジャーノンのためにも。
こんなところに柳川が給料を持ってやってきます。
ついでに伝書鳩も頼まれたから。
野球少年が窓ガラスを割ったときみたいに一緒に謝りにいこうとあくまで明るく。
僕のことまだ友達と思ってくれてる?
親友じゃん、対等の。
ほほ笑みあう二人。
この二人のシーンが嬉しくて心に残るのでした。
だけど、トラブルがあると深刻そうな咲人には梨央の薬開発の件は言い出せず。
精密検査の咲人。
咲人の時間が読めなくなった今、
杉野から梨央の薬の件を頼まれても遥香は断るしかありません。
咲人を守るために今度は遥香がブラック対応するのでした。
そして蜂須賀は咲人にしおらしく謝ります。
しかし咲人は更に上の回答。
博士のおかげで夢がみれた。
愛する人ができ愛される喜びも知った。
永遠に見続けていたいこの上もなく素敵な夢。
力をお貸しください。
私一人では無理です。
あなたの頭脳をお貸しください。
うなずく博士。
知能が高い人間が増えれば世界の平和は保たれると言うが本当でしょうか。
私の息子も愚かで野蛮な連中に殺された。
君は知識や知性は蛮行を抑えきれないというのか。
断言は控えます。
人々を導くのは宗教や恐怖だと思うのか。
魂ではないでしょうか。
この応酬のシーンですがPさんの白衣が腕まくりですっげ~カッコイイのだ(^^
右脳を休ませるために左脳を駆使して応答しているという解説がありました。
それは薬開発のひらめきを待ってるということらしいです。
けれど咲人の時間があとどのくらい残されてるのか誰にもわからない今。
また父の幻覚が現れ、くらくらする咲人です。
それを蜂須賀に告白する咲人。
そして薬液注入し、眠りに入ります。
そこに檜山たちがやってきて梨央の薬開発を頼みますが
遥香は冷たく追い払うのでした。
***
友達などいなかった、バカにされてただけだと嘘の証言をして
柳川たちを拒否しましたが、
遥香はただひたすら咲人の残された時間を守りたかった、それだけです。
不器用な遥香。
けれどこれも愛。
咲人が無事にこの副作用を乗り切れるのならば
梨央の薬は咲人がいずれ作りそうな気がします。
童話のようなカップルにも幸せが訪れますように。
日本中の祈りがここに集中しているようです。
時間は誰にも平等でそして誰もさかのぼることはできないのでした。
私にもあの時点に戻りたいという過去の「日時」というか一瞬があるのですが、
もう悔やんでも悔やみきれないのです。
きっと誰にもそんな後悔の日があるのではないでしょうか。
ただ自分のことだからまだいいけれど、
咲人母のように息子に対しての罪悪感を背負ったままだったら
心を病むのは理解できるし、
その後を生き続けるのはきつかっただろうという痛みは伝わってきました。
咲人の好きな黄色の靴下を子供のころの咲人に履かせてあげたかったですね、お母さん・・。
今週の咲人は退行現象が起きそれは幻覚という副作用だったのでした。
それが父の姿だったことに咲人の内なる魂の善良さを表してるようで
ホッとするようでもあり、求める愛の形の違いなのかもしれません。
少なくとも咲人はお父さんからは優しさをもらっていたという記憶があるので
救われてるともいえるでしょうか。
また咲人は「僕」と「私」の一人称を続けざまに使い、過去と現在を行きつ戻りつの
混乱のさなかにいるようでもありました。
それにしてもアルジャーノンに見られた現象を知ったPさんの苦渋の表情が素晴らしかったです。
何かを恐怖し、何かを悟った一つの痛み。
切なさと覚悟の入り混じった目の光にその先にあることを予感し
涙を禁じ得ませんでした・・。
しかしドラマの良さは時として夢を与えてくれてるところにもありますよね(^^
Pさんが
「遥香、君を・・・・」という言い方、
ちょっと大人の口調で正統的でしびれます。
今週もモテのPさんが顔を出していてもうPさんそのもの。
遥香、君を愛してる・・
君が想像するよりずっとだ。
脳の中に目覚めたハルカがもう一回と言いたい気分。
遥香、君が想像するよりずっとだ・・
ハルカ、君を・・・・
05/23/2015 アルジャーノンに花束を 第7話
もう一度、と遥香に「あなたを愛してる」と言わせる咲人ってば、ドS技!
しかし、上がったり急降下だったりでまさにジェットコースターな今週話でした。
「アルジャーノンに花束を 第7話」
もう7話だったのね。
原作とはひと味違う展開だからハッピーに仕上げて欲しい気がしてましたけど
今週見たら最後は泣きぬれそうな予感に今から警戒信号です・・ううっ
ドラマが始まる前に、トヨタのCMで咲ちゃんを堪能できてちょっと幸せな気分でした。
その後に、登壇した天才咲人@山下のよどみない話ぶりにはほれぼれ~~。
知識、知能、知性を英知と言い、蜂須賀@石丸が開発したALGが自分にそれを授けてくれたと感謝します。
この世に高い知性がみなぎれば
つまらない差別や争いは消え、穏やかで静謐な平和で満たされると独特の思想です。
そして過去の愛らしい天使咲人を
屈託ない笑顔は周囲の悪意から身を守るための防御だったと語るのです。
バカにされ疎まれても笑うことで身を守ることしかできなかったバカな自分を救い出してくれたのが
蜂須賀先生だと会場に拍手を求めるのでした。
自虐とも言えるこの論調ですが会場の空気は高揚し好評価となっていきました。
でも、梨央@谷村や遥香@栗山は逆に浮かない顔。
何か違うという違和感があったのは優しい気持ちで見守ってくれていた証かもしれません。
咲人は会場に亡き父の姿が見えて考え込み話が途切れてしまいました。
その異変をすぐにキャッチしたのも梨央と遥香だけ。
控室に戻った咲人のところに小久保に連れられて妹@花蓮がやってきました。
昔のことは覚えてないけれどお兄ちゃんの事は大好きだったという花蓮。
しかし、咲人は花蓮が自分を友人たちに恥ずかしく思っていたということをしっかり覚えていました。
自分に不利な記憶は都合よく忘れるものだから当然かと言い、
冷たく「出ていけ」というのでした。
咲人の豹変が凄くて辛いシーンが続きますがこれがまたぞくっとするほど似合ってたりして(^^;
遥香は以前の咲人なら単純に妹との再会を喜んだはずだと言うと
奴がどうしようもなく無知で愚かだからだと返します。
「咲人さんの悪口を言うのはやめて」思わず殴りそうになった手をさえぎって
「私も咲人です」
このシーン、息が止まってました・・ふうう・・はあ・・
その後の取材でも父の顔が見えて目をつむってしまう咲人。
黄色の風船、黄色の毛糸、黄色の花・・
咲人の好きな黄色。
母は花蓮に子供の時はひどいことをしたと言いますがさらに自分の方がひどかったと悔やむ顔。
黄色の編み物は咲人のモノだったのか。
もっと早くこんなママをみせてくれていたらよかったのに。
しかしここに竹部がいたものだからびっくり。そこに咲人が現れたからさらに驚きました。
竹部と遥香は咲人の仕事や研究を理解し協力体制に持っていこうと話していたところですが
咲人は竹部が母親と寝たとか妹も竹部の子だと言いだし、
父親を裏切っていたといきなり糾弾するのでした。
疑心暗鬼。
どうみても竹部は白だけど・・。
さすがに遥香は止めますが、竹部は怒りで震えひっぱたいて咲人に「出ていけ」と。
余りにもブラック咲人に唖然ですが、この冷たさと立て板に水的なしゃべりかたは
咲人がもう天使咲ちゃんじゃないことをまざまざと思い知らせるのでした。
しかししょんぼりしながらもこれで研究に没頭できると強がりを言う咲人に
まるで身代わりのように泣いている遥香。
なぜ泣くんだと咲人の心に何かが入り込んだのは違いありません。
でも大好きな黄色のコートは置いてきた咲人。
蜂須賀は梨央父子にALGは梨央の病気には効かないことを告げました。
研究費は世界中から出資してもらうからもう不要だと。
変わらない悪魔の蜂須賀。
父は怒りますが、梨央は自嘲気味に笑うのでした。
咲人の実験台のことも全部引き受けて、だれも恨まずただ運命とともにする気でしょう。
梨央・・かわいそうに・・。
やりきれない檜山。
咲人に絶望を感じた遥香はALG薬を次々破壊し捨てていきます。
小久保に止められていますが泣き崩れてしまいました。
これにより遥香はクビとなり、咲人のところには小沼が世話係としてあてがわれます。
しかし遥香の顛末を小久保から聞き取った咲人は何かを感じとったようです。
さらに咲人を逆なでするのが蜂須賀。
咲人は遥香とのキスを誤解していると解説します。
母親への思慕から派生した恋だと解析し咲人の気持ちを受け入れることを要求したが
できないというから、自分は嘘のキスだろうとできると言うことを証明しただけだと言うのでした。
無表情ながらも悲しい目になっていく咲人は遥香の思いがぐんぐん入り込んでくるのでした。
タクシーで帰る咲人に小沼が迫ってきましたがもちろん無視。
小沼は恋愛には興味ないけれど天才には抱かれたかったとか。なるほど。
翌日、咲人はすべて返却し研究所を辞めて出ていきました。
蜂須賀もここのスタッフも真心が欠落していると。
薬は使わせないという蜂須賀でしたが、咲人はすでにALGの作製は出来るということでした。
胸のすくような展開にちょっと笑いがこみあげます。
最後には自分の父親はただ一人だと言い残して。ふふ。
さて、サイドストーリーとして梨央と檜山@工藤の物語がありました。
梨央は薬が効かないことを知ったけれど誰を責めるでもなく
ただその運命に従うだけという覚悟があったようです。
始めは数分だった意識の薄れは、どんどん長くなり今は数時間になっていると。
もうすぐお花になるというのです。
背中を向ける檜山ですが、ふと顔を見せたら泣いていました。
梨央は檜山に覚えていてほしいと言います。
忘れずにいてほしくて決死の思いでここに訪ねてきたのでした。
その気持ちを柳川@窪田は寮の仲間たちに解説していましたがそこに檜山の悲鳴。
梨央が急変して眠り込んでしまったのでした。
ただただ・・涙です。
そのころ、咲人は遥香の部屋を訪ねてきました。
迷惑をかけたと言いますがすべてお互いにわかっていたようです。
咲人が手にしたものに比べて失ったものは大きすぎたとわかっていました。
あのキスなんて本当はどうでもよかった。
僕がずっと苛立ってきたのは遥香、
君が僕への気持ちをごまかそうとしていたからだ。
ほんとは恋してるくせに。
本当は愛してるくせに・・
「そうよ」
ついこの間まであなたはまるで小学生のようで、私はただ心配で。
それがいつからか
「そうよ。」
「もう一度。」
「あなたを愛してる。」
「もう一度」
「あなたをあい・・・」
その口をキスでふさぐ咲人・・
そして二人のシルエットが重なりました。
***
ふう~~・・ついにこのシーンが投入されましたね!
大人ムード満載で顔を覆った手の隙間から見てしまい・・ああ・・それにしても美しいって罪だわって。
しかも自然で綺麗で崇高な空気に包まれていて
こういうPさんの美を最大限に引き出してくれてるということはビンビン感じます。
こうしている間にもアルジャーノンには異変が現れていて
かみついたり迷路を間違ったり何か不気味な嫌な予感がしてきます。
同じ薬液を使っている以上、咲人にも似た反応が出てくるのは時間の問題か。
何しろ、父親の幻影(?)が見え始めてるのもそれなのかもしれません。
梨央の薬が効かないなんてショックでしたが
ALGは咲人が作製できるみたいですから
梨央に合わせたものを作ってくれるんじゃないかしら。
でも咲人自身はそのALGの副作用がでてくるのでしょうか。
想像を広げすぎると怖いのでもうここでストップ(^^;
過去の自分を愚かだったと切り捨てましたが
遥香の思いが伝わり「真心」という人の心の温かさを取り戻した咲人にほっとしました。
蜂須賀の洗脳が解けて遥香のもとにやってくる展開は意外でしたけど、予測したようでもあり。
遥香の思い切った行動が咲人を人間に戻してくれたわけですね。
遥香が咲人を愛してくれていたことは(咲人には)すべてお見通しだったというラストシーンは
ものすごく高いところからの、ドS的に見えてある意味壁ドンでしたね。
いきなり自信たっぷりでもうPさん以外の何者でもない。
くせになりそう。
「本当は愛してるくせに・・」
たぶん、遥香は気付いてなかったかもしれない「愛」という気がしますが
きっとあの瞬間、愛だと確信したのでは。
「本当は愛してるくせに」って。
「アルジャーノンに花束を 第7話」
もう7話だったのね。
原作とはひと味違う展開だからハッピーに仕上げて欲しい気がしてましたけど
今週見たら最後は泣きぬれそうな予感に今から警戒信号です・・ううっ
ドラマが始まる前に、トヨタのCMで咲ちゃんを堪能できてちょっと幸せな気分でした。
その後に、登壇した天才咲人@山下のよどみない話ぶりにはほれぼれ~~。
知識、知能、知性を英知と言い、蜂須賀@石丸が開発したALGが自分にそれを授けてくれたと感謝します。
この世に高い知性がみなぎれば
つまらない差別や争いは消え、穏やかで静謐な平和で満たされると独特の思想です。
そして過去の愛らしい天使咲人を
屈託ない笑顔は周囲の悪意から身を守るための防御だったと語るのです。
バカにされ疎まれても笑うことで身を守ることしかできなかったバカな自分を救い出してくれたのが
蜂須賀先生だと会場に拍手を求めるのでした。
自虐とも言えるこの論調ですが会場の空気は高揚し好評価となっていきました。
でも、梨央@谷村や遥香@栗山は逆に浮かない顔。
何か違うという違和感があったのは優しい気持ちで見守ってくれていた証かもしれません。
咲人は会場に亡き父の姿が見えて考え込み話が途切れてしまいました。
その異変をすぐにキャッチしたのも梨央と遥香だけ。
控室に戻った咲人のところに小久保に連れられて妹@花蓮がやってきました。
昔のことは覚えてないけれどお兄ちゃんの事は大好きだったという花蓮。
しかし、咲人は花蓮が自分を友人たちに恥ずかしく思っていたということをしっかり覚えていました。
自分に不利な記憶は都合よく忘れるものだから当然かと言い、
冷たく「出ていけ」というのでした。
咲人の豹変が凄くて辛いシーンが続きますがこれがまたぞくっとするほど似合ってたりして(^^;
遥香は以前の咲人なら単純に妹との再会を喜んだはずだと言うと
奴がどうしようもなく無知で愚かだからだと返します。
「咲人さんの悪口を言うのはやめて」思わず殴りそうになった手をさえぎって
「私も咲人です」
このシーン、息が止まってました・・ふうう・・はあ・・
その後の取材でも父の顔が見えて目をつむってしまう咲人。
黄色の風船、黄色の毛糸、黄色の花・・
咲人の好きな黄色。
母は花蓮に子供の時はひどいことをしたと言いますがさらに自分の方がひどかったと悔やむ顔。
黄色の編み物は咲人のモノだったのか。
もっと早くこんなママをみせてくれていたらよかったのに。
しかしここに竹部がいたものだからびっくり。そこに咲人が現れたからさらに驚きました。
竹部と遥香は咲人の仕事や研究を理解し協力体制に持っていこうと話していたところですが
咲人は竹部が母親と寝たとか妹も竹部の子だと言いだし、
父親を裏切っていたといきなり糾弾するのでした。
疑心暗鬼。
どうみても竹部は白だけど・・。
さすがに遥香は止めますが、竹部は怒りで震えひっぱたいて咲人に「出ていけ」と。
余りにもブラック咲人に唖然ですが、この冷たさと立て板に水的なしゃべりかたは
咲人がもう天使咲ちゃんじゃないことをまざまざと思い知らせるのでした。
しかししょんぼりしながらもこれで研究に没頭できると強がりを言う咲人に
まるで身代わりのように泣いている遥香。
なぜ泣くんだと咲人の心に何かが入り込んだのは違いありません。
でも大好きな黄色のコートは置いてきた咲人。
蜂須賀は梨央父子にALGは梨央の病気には効かないことを告げました。
研究費は世界中から出資してもらうからもう不要だと。
変わらない悪魔の蜂須賀。
父は怒りますが、梨央は自嘲気味に笑うのでした。
咲人の実験台のことも全部引き受けて、だれも恨まずただ運命とともにする気でしょう。
梨央・・かわいそうに・・。
やりきれない檜山。
咲人に絶望を感じた遥香はALG薬を次々破壊し捨てていきます。
小久保に止められていますが泣き崩れてしまいました。
これにより遥香はクビとなり、咲人のところには小沼が世話係としてあてがわれます。
しかし遥香の顛末を小久保から聞き取った咲人は何かを感じとったようです。
さらに咲人を逆なでするのが蜂須賀。
咲人は遥香とのキスを誤解していると解説します。
母親への思慕から派生した恋だと解析し咲人の気持ちを受け入れることを要求したが
できないというから、自分は嘘のキスだろうとできると言うことを証明しただけだと言うのでした。
無表情ながらも悲しい目になっていく咲人は遥香の思いがぐんぐん入り込んでくるのでした。
タクシーで帰る咲人に小沼が迫ってきましたがもちろん無視。
小沼は恋愛には興味ないけれど天才には抱かれたかったとか。なるほど。
翌日、咲人はすべて返却し研究所を辞めて出ていきました。
蜂須賀もここのスタッフも真心が欠落していると。
薬は使わせないという蜂須賀でしたが、咲人はすでにALGの作製は出来るということでした。
胸のすくような展開にちょっと笑いがこみあげます。
最後には自分の父親はただ一人だと言い残して。ふふ。
さて、サイドストーリーとして梨央と檜山@工藤の物語がありました。
梨央は薬が効かないことを知ったけれど誰を責めるでもなく
ただその運命に従うだけという覚悟があったようです。
始めは数分だった意識の薄れは、どんどん長くなり今は数時間になっていると。
もうすぐお花になるというのです。
背中を向ける檜山ですが、ふと顔を見せたら泣いていました。
梨央は檜山に覚えていてほしいと言います。
忘れずにいてほしくて決死の思いでここに訪ねてきたのでした。
その気持ちを柳川@窪田は寮の仲間たちに解説していましたがそこに檜山の悲鳴。
梨央が急変して眠り込んでしまったのでした。
ただただ・・涙です。
そのころ、咲人は遥香の部屋を訪ねてきました。
迷惑をかけたと言いますがすべてお互いにわかっていたようです。
咲人が手にしたものに比べて失ったものは大きすぎたとわかっていました。
あのキスなんて本当はどうでもよかった。
僕がずっと苛立ってきたのは遥香、
君が僕への気持ちをごまかそうとしていたからだ。
ほんとは恋してるくせに。
本当は愛してるくせに・・
「そうよ」
ついこの間まであなたはまるで小学生のようで、私はただ心配で。
それがいつからか
「そうよ。」
「もう一度。」
「あなたを愛してる。」
「もう一度」
「あなたをあい・・・」
その口をキスでふさぐ咲人・・
そして二人のシルエットが重なりました。
***
ふう~~・・ついにこのシーンが投入されましたね!
大人ムード満載で顔を覆った手の隙間から見てしまい・・ああ・・それにしても美しいって罪だわって。
しかも自然で綺麗で崇高な空気に包まれていて
こういうPさんの美を最大限に引き出してくれてるということはビンビン感じます。
こうしている間にもアルジャーノンには異変が現れていて
かみついたり迷路を間違ったり何か不気味な嫌な予感がしてきます。
同じ薬液を使っている以上、咲人にも似た反応が出てくるのは時間の問題か。
何しろ、父親の幻影(?)が見え始めてるのもそれなのかもしれません。
梨央の薬が効かないなんてショックでしたが
ALGは咲人が作製できるみたいですから
梨央に合わせたものを作ってくれるんじゃないかしら。
でも咲人自身はそのALGの副作用がでてくるのでしょうか。
想像を広げすぎると怖いのでもうここでストップ(^^;
過去の自分を愚かだったと切り捨てましたが
遥香の思いが伝わり「真心」という人の心の温かさを取り戻した咲人にほっとしました。
蜂須賀の洗脳が解けて遥香のもとにやってくる展開は意外でしたけど、予測したようでもあり。
遥香の思い切った行動が咲人を人間に戻してくれたわけですね。
遥香が咲人を愛してくれていたことは(咲人には)すべてお見通しだったというラストシーンは
ものすごく高いところからの、ドS的に見えてある意味壁ドンでしたね。
いきなり自信たっぷりでもうPさん以外の何者でもない。
くせになりそう。
「本当は愛してるくせに・・」
たぶん、遥香は気付いてなかったかもしれない「愛」という気がしますが
きっとあの瞬間、愛だと確信したのでは。
「本当は愛してるくせに」って。
05/16/2015 アルジャーノンに花束を 第6話
雑踏の中の後姿に孤独がひたひたと押し寄せていて大勢の中だからこそ咲人がただ1人、際立つ光景にズキンときました。
撮影自体は今日からこっち側ということでもなくて
おそらく、ビフォーもアフターも混戦しながらだったのでは?と想像しますが
くっきりと目の鋭さを分けながら、咲人@山下の自然な変貌に驚かされます。
そして孤高の中にある孤独と崇高さを極めつつあることに敬服します。
「アルジャーノンに花束を 第6話」
今週の特筆として妹ちゃんが登場しました。
おっとりした空気に包まれた性格の良さそうな子でしたね。
あの母親のもとで育ったのに奇跡のような雰囲気でした。
小久保がメガネ女子とあがめていましたがこちらのサイドストーリーも始まるのか?
ただ咲人と妹との対面シーンは今週はなかったです。
高い知能を得た咲人は知識注入だけではなく
応用編もキチンと操り、とうとう研究所の主席代表という立場まで手にしました。
昨日までのバカな自分との決別。
それは咲人の過去を知るスタッフすべてを茫然とさせる出来事でしたが
実験動物以外の何物でもなかった咲人が
自分たちを超える存在になるとは思いもしなかったであろう彼らに
一矢報いた形になり、ややザマミロ感が湧いてきたのは内緒です。ふふっ
さて、先週の海辺にて梨央@谷村とのハグからの流れで
白いベッドの中に眠る二人のシーンから始まるのでした。
Pさんのドキッとするようなショットがこぼれますがそこまで。
後の解説によると二人は何もなかったらしいのでした。
ならばなぜ一糸まとわぬシーンなのかという疑問にはまあ・・サービスということで解釈しました(^^
咲人は遥香@栗山への思いを募らせますが
素直にドライブを誘いに行けた以前とは違います。
あの日は、遥香の思いを翻弄する蜂須賀部長@石丸との悪魔のキスを見てしまったのでした。
無邪気だった自分との更なる別れ。
そこには傷つきたくない自分がいて心に蓋をすることを意識するのでした。
そしてさらに傷つく出来事が起こりますがそれは母親との対面。
お利口になった自分ならばきっとママは歓迎してくれると疑いもしなかった咲人です。
多分それは無理だろうと視聴者の誰もが知っていましたが
なぜか蜂須賀も遥香も事情を知らないとはいえ相当な甘ちゃんなのでした。
そして対面は無残な結果になります。
咲人によればそれは母が自分を「復讐にきた」と勘違いをしていたこと。
妹の解説では咲人を拒絶したことで罪悪感のあまり心の病気になったらしいのですが
その母のおびえ方に傷つき絶望に沈む咲人。
しかしこれもしっかりと蓋をし、奥の奥に閉じ込め封印しました。
無邪気で素直で疑うことを知らなかった咲人に人の心の裏が少しずつ見えてくるようになります。
そして仲間たちとも次第に離れていくしかありません。
ただふれあうだけで楽しかった仲間たちですが、
蜂須賀に言わせれば彼らは怠惰であり、成長力や努力のみじんもない価値のない人間ということになります。
そしてそうならないために咲人には知性を磨くこと奨励し、
研究室に部屋を用意し、ブラックカードを差し出すのでした。
花屋も辞めたらと言われたときにはまだ「友達がいる」と答えた咲人ですが
言い争いも一発殴り合いも負けた一人が「バカだったくせに気持ち悪いんだよ」と言い放ち、
彼らが自分を蔑んでいたことに気付いた時、咲人はまた傷つき、蓋をすることになります。
柳川@窪田と檜山@工藤はなんとか三人の輪を保とうとしますがこれも失敗。
咲人の理路整然としてよどみない話し方はすでに昔の咲人ではありません。
母に拒絶された咲人を思いやる柳川に対してさえも自分の傷は見せたくないのです。
梨央への思いから咲人へ意見した檜山へも当然、咲人の舌鋒は緩みません。
昔の僕はひらがなも書けない哀れな人間。
周りにそういう人間がいると人は安心する。
優越感でみたされ、だから優しくできる。
二人とも僕が自分より頭が良くなったことが気に入らないんでしょう?
見下す相手がいなくなって。
「お前誰だ・・」茫然とする二人ですがまさにお前咲人じゃないだろうってところです。
しかし、質問の意図がわかりませんと去っていく咲人でした。
そして蜂須賀部長の悪魔の言葉が呪文となって忍び寄ってきます。
見下していた連中を今度は見下してやればいい。
人は対等ではない。
人の価値はそれぞれ違う・・。
いよいよ学会です。
見世物だと自虐の咲人ですが、その通りだという蜂須賀。
私は嘘は言わない。
しかし変化し成長していく咲人を自分がそばにいるということで安心させ復唱させます。
僕には先生がいる。僕には先生がいる。僕には先生がいる。
咲人はしだいに自信がみなぎる顔付きになりました。
梨央は咲人から絵本の恋と評されますが、
その分析によると資産家のお嬢様である梨央はお金目当ての男しか知らないから
おとぎ話の中で生きているということになります。
だから6歳の知能しかない自分に恋をできたという理論です。
結論としては時間の無駄だからもう合わないということに。
そんな梨央は発作の間隔が近くなり花になる日が近づいてくることを感じています。
父は梨央を学会に連れてきて新薬開発で実験している旨を説明しました。
蜂須賀は研究の成果を発表し、会場は拍手に包まれますが
梨央はその実験台が咲人だったことを知り愕然。
遥香はそっちに言ってはダメと言いますが振り切っていく咲人です。
そして咲人が登場しました。
***
難治性神経疾患。
こんな名称の病気だったのでしたが、耳の裏側に薬液注入孔を取り付けて
ALGを投薬していたのでした。
頭洗ったらバイ菌とか大丈夫か・・なんとなく現実的ではないような気がしますが
ともかく咲人には大きな効果が見られたと言う点で学会では高い評価を受けたのでした。
酷いエピソードを投入したこのドラマですがとりあえず梨央を本当に救ってくれたら
病気の関係には希望になるかもしれません。
今週の咲人はまさに孤独の人。
今まで知らなくてよかった人の裏側が見えてしまったことで孤独が襲い、
傷ついた心に蓋をする術を覚えました。
つい不安定になった咲人を自分がそばにいると安心させ自分の側に引き寄せた蜂須賀。
どちらがいいのかは誰にも答えが出せません。
けれど博士がプレゼントしてくれる先週のスポーツカーといい、今週のブラックカードといい、
まるで咲人の失いつつあるものの対価(@代償)のようです。
あいきょでしょと愛らしさを振りまいてくれたPさんでしたが
今週は知性と理性を手に入れて冷たい美貌を放ち、
鋭い視線を向けてきました。
こういった冷たさにあふれた独特の思想を語るPさんにちょっと誰だと言いたくなる気持ちわかります。
ですが高みにいるPさんはその高さが高いほど似合うのがまた凄いのよね。
やはり、それだけの美貌を持っていたからこそのこの役でした。
まさに理知の山下。
完璧な横顔に一瞬しびれたのは内緒です。ふふ。
しかし、咲人を気持ち悪いと言った同僚の太ったあの人は本心はどうかわからないけれど
単純に人の良さはあったと思えたし、
柳川と檜山に至っては思い思われの優しい関係だったのは事実。
咲人がひどく裏切られた気分になるほどの亀裂でもなかったのは救いでした。
博士の悪魔の言葉は咲人を洗脳してしまったけれど
きっとまた柳川や檜山の「友情」の気持ちに戻れると信じていたいです。
そして注目は勉強部屋対決。
研究所にできた咲人の部屋は白いソファに雲のテーブルでわくわくしそうな空間。
花屋の中にある勉強部屋も懐かしい匂いがして落ち着きそう。
どちらもインテリア好きとしては楽しめるお部屋でした。
おそらく、ビフォーもアフターも混戦しながらだったのでは?と想像しますが
くっきりと目の鋭さを分けながら、咲人@山下の自然な変貌に驚かされます。
そして孤高の中にある孤独と崇高さを極めつつあることに敬服します。
「アルジャーノンに花束を 第6話」
今週の特筆として妹ちゃんが登場しました。
おっとりした空気に包まれた性格の良さそうな子でしたね。
あの母親のもとで育ったのに奇跡のような雰囲気でした。
小久保がメガネ女子とあがめていましたがこちらのサイドストーリーも始まるのか?
ただ咲人と妹との対面シーンは今週はなかったです。
高い知能を得た咲人は知識注入だけではなく
応用編もキチンと操り、とうとう研究所の主席代表という立場まで手にしました。
昨日までのバカな自分との決別。
それは咲人の過去を知るスタッフすべてを茫然とさせる出来事でしたが
実験動物以外の何物でもなかった咲人が
自分たちを超える存在になるとは思いもしなかったであろう彼らに
一矢報いた形になり、ややザマミロ感が湧いてきたのは内緒です。ふふっ
さて、先週の海辺にて梨央@谷村とのハグからの流れで
白いベッドの中に眠る二人のシーンから始まるのでした。
Pさんのドキッとするようなショットがこぼれますがそこまで。
後の解説によると二人は何もなかったらしいのでした。
ならばなぜ一糸まとわぬシーンなのかという疑問にはまあ・・サービスということで解釈しました(^^
咲人は遥香@栗山への思いを募らせますが
素直にドライブを誘いに行けた以前とは違います。
あの日は、遥香の思いを翻弄する蜂須賀部長@石丸との悪魔のキスを見てしまったのでした。
無邪気だった自分との更なる別れ。
そこには傷つきたくない自分がいて心に蓋をすることを意識するのでした。
そしてさらに傷つく出来事が起こりますがそれは母親との対面。
お利口になった自分ならばきっとママは歓迎してくれると疑いもしなかった咲人です。
多分それは無理だろうと視聴者の誰もが知っていましたが
なぜか蜂須賀も遥香も事情を知らないとはいえ相当な甘ちゃんなのでした。
そして対面は無残な結果になります。
咲人によればそれは母が自分を「復讐にきた」と勘違いをしていたこと。
妹の解説では咲人を拒絶したことで罪悪感のあまり心の病気になったらしいのですが
その母のおびえ方に傷つき絶望に沈む咲人。
しかしこれもしっかりと蓋をし、奥の奥に閉じ込め封印しました。
無邪気で素直で疑うことを知らなかった咲人に人の心の裏が少しずつ見えてくるようになります。
そして仲間たちとも次第に離れていくしかありません。
ただふれあうだけで楽しかった仲間たちですが、
蜂須賀に言わせれば彼らは怠惰であり、成長力や努力のみじんもない価値のない人間ということになります。
そしてそうならないために咲人には知性を磨くこと奨励し、
研究室に部屋を用意し、ブラックカードを差し出すのでした。
花屋も辞めたらと言われたときにはまだ「友達がいる」と答えた咲人ですが
言い争いも一発殴り合いも負けた一人が「バカだったくせに気持ち悪いんだよ」と言い放ち、
彼らが自分を蔑んでいたことに気付いた時、咲人はまた傷つき、蓋をすることになります。
柳川@窪田と檜山@工藤はなんとか三人の輪を保とうとしますがこれも失敗。
咲人の理路整然としてよどみない話し方はすでに昔の咲人ではありません。
母に拒絶された咲人を思いやる柳川に対してさえも自分の傷は見せたくないのです。
梨央への思いから咲人へ意見した檜山へも当然、咲人の舌鋒は緩みません。
昔の僕はひらがなも書けない哀れな人間。
周りにそういう人間がいると人は安心する。
優越感でみたされ、だから優しくできる。
二人とも僕が自分より頭が良くなったことが気に入らないんでしょう?
見下す相手がいなくなって。
「お前誰だ・・」茫然とする二人ですがまさにお前咲人じゃないだろうってところです。
しかし、質問の意図がわかりませんと去っていく咲人でした。
そして蜂須賀部長の悪魔の言葉が呪文となって忍び寄ってきます。
見下していた連中を今度は見下してやればいい。
人は対等ではない。
人の価値はそれぞれ違う・・。
いよいよ学会です。
見世物だと自虐の咲人ですが、その通りだという蜂須賀。
私は嘘は言わない。
しかし変化し成長していく咲人を自分がそばにいるということで安心させ復唱させます。
僕には先生がいる。僕には先生がいる。僕には先生がいる。
咲人はしだいに自信がみなぎる顔付きになりました。
梨央は咲人から絵本の恋と評されますが、
その分析によると資産家のお嬢様である梨央はお金目当ての男しか知らないから
おとぎ話の中で生きているということになります。
だから6歳の知能しかない自分に恋をできたという理論です。
結論としては時間の無駄だからもう合わないということに。
そんな梨央は発作の間隔が近くなり花になる日が近づいてくることを感じています。
父は梨央を学会に連れてきて新薬開発で実験している旨を説明しました。
蜂須賀は研究の成果を発表し、会場は拍手に包まれますが
梨央はその実験台が咲人だったことを知り愕然。
遥香はそっちに言ってはダメと言いますが振り切っていく咲人です。
そして咲人が登場しました。
***
難治性神経疾患。
こんな名称の病気だったのでしたが、耳の裏側に薬液注入孔を取り付けて
ALGを投薬していたのでした。
頭洗ったらバイ菌とか大丈夫か・・なんとなく現実的ではないような気がしますが
ともかく咲人には大きな効果が見られたと言う点で学会では高い評価を受けたのでした。
酷いエピソードを投入したこのドラマですがとりあえず梨央を本当に救ってくれたら
病気の関係には希望になるかもしれません。
今週の咲人はまさに孤独の人。
今まで知らなくてよかった人の裏側が見えてしまったことで孤独が襲い、
傷ついた心に蓋をする術を覚えました。
つい不安定になった咲人を自分がそばにいると安心させ自分の側に引き寄せた蜂須賀。
どちらがいいのかは誰にも答えが出せません。
けれど博士がプレゼントしてくれる先週のスポーツカーといい、今週のブラックカードといい、
まるで咲人の失いつつあるものの対価(@代償)のようです。
あいきょでしょと愛らしさを振りまいてくれたPさんでしたが
今週は知性と理性を手に入れて冷たい美貌を放ち、
鋭い視線を向けてきました。
こういった冷たさにあふれた独特の思想を語るPさんにちょっと誰だと言いたくなる気持ちわかります。
ですが高みにいるPさんはその高さが高いほど似合うのがまた凄いのよね。
やはり、それだけの美貌を持っていたからこそのこの役でした。
まさに理知の山下。
完璧な横顔に一瞬しびれたのは内緒です。ふふ。
しかし、咲人を気持ち悪いと言った同僚の太ったあの人は本心はどうかわからないけれど
単純に人の良さはあったと思えたし、
柳川と檜山に至っては思い思われの優しい関係だったのは事実。
咲人がひどく裏切られた気分になるほどの亀裂でもなかったのは救いでした。
博士の悪魔の言葉は咲人を洗脳してしまったけれど
きっとまた柳川や檜山の「友情」の気持ちに戻れると信じていたいです。
そして注目は勉強部屋対決。
研究所にできた咲人の部屋は白いソファに雲のテーブルでわくわくしそうな空間。
花屋の中にある勉強部屋も懐かしい匂いがして落ち着きそう。
どちらもインテリア好きとしては楽しめるお部屋でした。
05/09/2015 アルジャーノンに花束を 第5話
明らかに咲人が変わっていったあのシーンがもの凄く印象的でこのまま切り取って永久保存というところ。
それは、遥香と蜂須賀のキスを見た咲人の茫然とした苦悩のシーン。
Pさん、スゲぇ!うますぎる!
「アルジャーノンに花束を 第5話」
先週が覚醒だとしたら、今週は成長段階にある咲人の心。
知的能力は大学レベルに達しても
情緒的には小中学生とのことでした。
そうは言っても5話を通して見ると、幼少から青年まで網羅していた咲人@山下。
この変化の様子がうまいんだな・・
それにしても、暗算やてきぱきした電話応対など
デキる咲人@山下に柳川@窪田も檜山@工藤も目が真ん丸。
竹部は子供の成長を喜ぶお父さんになり切っていて
ファミリーってこんな感じだよね~というしみじみ感を味わいました。
難しい書物を読みこなし、数式を解き、
知識と知性を手に入れた咲人ですが、
本人には戸惑いがありました。
それは遥香への思い。
アルジャーノンママと慕っていた世界で一番好きな女の子は
大好きなお母さんや幼稚園の先生を思うのと愛の形は似ているけれど
しかしこれはクリムトの接吻に描かれるような愛なのだろうか。
桜の花びらが舞い降りた手を握ってみたけれど咲人にはよくわかりません。
けれどそばにいたら絶対的に楽しい大好きな人という本能的なものがあり、
それだけは咲人の思いを超えた強い衝動のようです。
そして二人だけの世界を意味するドライブデートを取り付けるのでした。
その前段階に、蜂須賀部長が咲人にプレゼントしたハチロクのスポーツカーがあります。
真っ赤なポルシェじゃなくて赤いスポーツカー。
こんな目立つ車で女の子を助手席に乗せて運転するというのは
オーラビシバシのPさんだからこなれ感でカッコいいのであり、
普通にはちょっと気恥ずかしい気が・・。
でも、あえてこの車にしたのは息子にあげるはずだったから。
蜂須賀部長の息子もきっとイケメンだったのでしょうねえ。
そんな夢の世界を咲人に実現してほしかったのか。
そして咲人は順調に運転免許を取ったのでした。
その行動の源は蜂須賀部長の示唆に富んだ言葉。
ホーキング博士の言を借り、
人は人生が公平じゃないことを悟れるくらいに成長しなくてはならない。
人は成長してこそ意味がある。
知性を磨かずに怠惰な人生を生きるなど何の意味もない。
何の意味もない、と繰り返す咲人ですが知性を磨くというその方面では確かに大きく成長しました。
そして今週も群像劇のような花屋グループ&梨央・舞の5人が楽しいのでした。
講習いっぱい受けてハンコもらいましたと誇らしげに見せる咲人にあんぐりの皆がおかしかったり、
ゲームで勝負したり。
梨央は咲人が遥香とデートする話を聞かされ曇りますが、
「オレとか俺とかオレとか」の檜山に癒されていきます。
梨央の脳が委縮していく病気は秘められていましたが
舞がついにばらしちゃいました。
驚愕の檜山が梨央に対して淡い恋から強い同情と愛情に変化していきそう。
咲人は大好きな遥香とドライブデートをするために
デートのハウツー本を読み、バラの花束を用意していましたが
誘いに行った時に、蜂須賀部長と遥香のキスを目撃してしまいました。
それは蜂須賀が遥香を好きな咲人の心を受け入れてほしいと要求し
そのご褒美のキスといった不純なモノでした。
自分を好きな遥香を利用するまさに悪魔のような蜂須賀のキス。
しかし咲人には遥香に裏切られたような苦しい思いが襲ってきます。
このPさんの心の機微が秀逸すぎて・・切なさマックスで・・涙があふれそう。
胸打つシーンでした。
遥香に個人教授してもらっていた咲人はおそらく講義などは不要なくらいの能力を持っていたでしょうから
ひたすら遥香の顔を見ていれば幸せだったのですよね。
数式の最後をささっと書いてしまってましたし、こんな程度集中しなくてもできると言ったわけで。
この時の咲人は、
クリムトの接吻を見たあとだったから
好きという感情と愛を絡めて接吻すること、つまりキスすれば恋人のような
一気に感情のレベルを駆け上ったようなアンバランスなところにあったようです。
だから「あなたにキスしたい」といきなり言い出したのは吹き出しますが
好きにもいろんな様態があると説明した遥香も明らかに戸惑いがありました。
自分を純粋に好きでいる咲人を傷つけるようなことはしたくないと心で闘っているわけです。
そして咲人の落として行った花束を机に置き、ただただ咲人の心を思いやるのでした。
さて、遥香を誘っていたのにもうできないと悟った咲人は
梨央をドライブに誘います。
寂しかったからと正直に告白し、
なぜ自分ではだめなのかと水際で遥香の名を叫ぶ咲人。
そんな咲人にかがみながら梨央はキスをし、
二人濡れながらハグしあうのでした。
***
博士が遥香の気持ちを利用して、ずるい・・ハカセ悪い・・と先週叫んだ咲人ですが
今週は、梨央の気持ちを「利用」した形になり
咲人も悪い人の一歩を踏み出したようなラストシーンでした。
予告ではなんとベッドのシーンがあり、いつの間にそっちをオベンキョウしたのか
びっくらでしたけど。
そして、見下すという感情を見せつけている様子も描かれています。
これからは仲間たちと一歩離れたところにいる咲人になるのでしょうね。
それにしても咲人の目覚ましい知性の獲得には驚くばかり。
ちょっと書物を読み、ちょっと数式を操りという段階があっという間に来てしまうのですねえ。
それでいて、情緒はまだ子供。
たどたどしくしゃべる時と、きりりとした口調が交差し、
その一方で歩き方はまだ幼さの揺れ揺れしている状態。
あどけなくほほ笑むときと、目に鋭さが宿るとき、
このアンバランスがちゃんと計算された演技なんですよね。
さすがPさん、おそらくたくさん悩んだと思うのですがきっちり遠くまで見越した様子がうかがえ
演技者としても一歩、抜けた気がします。
そして今週も花が咲きました。
咲人のお父さんは病気で亡くなっていたのですね。
竹部はお父さんから託されて咲人を預かったのでした。
父親代わりにたくさんの愛情をかけてくれたと言う気がします。
さて、お父さんの口癖が花は愛の証というもの。
たくさんの愛が花という形にかわり、誰かから誰かへと渡っていく。
そういう意味で花屋さんは愛を伝言するとっても美しい仕事。
いいお店で働けていた咲人は実に幸せな日々だったに違いありません。
しかし知性を得たことで人の心の裏を読み
孤独を感じていくこれからの咲人はどうなのでしょうか。
自分ではどうにもならないことがこの世にはたくさんあることを
また知ることになりそうです。
Pさん、スゲぇ!うますぎる!
「アルジャーノンに花束を 第5話」
先週が覚醒だとしたら、今週は成長段階にある咲人の心。
知的能力は大学レベルに達しても
情緒的には小中学生とのことでした。
そうは言っても5話を通して見ると、幼少から青年まで網羅していた咲人@山下。
この変化の様子がうまいんだな・・
それにしても、暗算やてきぱきした電話応対など
デキる咲人@山下に柳川@窪田も檜山@工藤も目が真ん丸。
竹部は子供の成長を喜ぶお父さんになり切っていて
ファミリーってこんな感じだよね~というしみじみ感を味わいました。
難しい書物を読みこなし、数式を解き、
知識と知性を手に入れた咲人ですが、
本人には戸惑いがありました。
それは遥香への思い。
アルジャーノンママと慕っていた世界で一番好きな女の子は
大好きなお母さんや幼稚園の先生を思うのと愛の形は似ているけれど
しかしこれはクリムトの接吻に描かれるような愛なのだろうか。
桜の花びらが舞い降りた手を握ってみたけれど咲人にはよくわかりません。
けれどそばにいたら絶対的に楽しい大好きな人という本能的なものがあり、
それだけは咲人の思いを超えた強い衝動のようです。
そして二人だけの世界を意味するドライブデートを取り付けるのでした。
その前段階に、蜂須賀部長が咲人にプレゼントしたハチロクのスポーツカーがあります。
真っ赤なポルシェじゃなくて赤いスポーツカー。
こんな目立つ車で女の子を助手席に乗せて運転するというのは
オーラビシバシのPさんだからこなれ感でカッコいいのであり、
普通にはちょっと気恥ずかしい気が・・。
でも、あえてこの車にしたのは息子にあげるはずだったから。
蜂須賀部長の息子もきっとイケメンだったのでしょうねえ。
そんな夢の世界を咲人に実現してほしかったのか。
そして咲人は順調に運転免許を取ったのでした。
その行動の源は蜂須賀部長の示唆に富んだ言葉。
ホーキング博士の言を借り、
人は人生が公平じゃないことを悟れるくらいに成長しなくてはならない。
人は成長してこそ意味がある。
知性を磨かずに怠惰な人生を生きるなど何の意味もない。
何の意味もない、と繰り返す咲人ですが知性を磨くというその方面では確かに大きく成長しました。
そして今週も群像劇のような花屋グループ&梨央・舞の5人が楽しいのでした。
講習いっぱい受けてハンコもらいましたと誇らしげに見せる咲人にあんぐりの皆がおかしかったり、
ゲームで勝負したり。
梨央は咲人が遥香とデートする話を聞かされ曇りますが、
「オレとか俺とかオレとか」の檜山に癒されていきます。
梨央の脳が委縮していく病気は秘められていましたが
舞がついにばらしちゃいました。
驚愕の檜山が梨央に対して淡い恋から強い同情と愛情に変化していきそう。
咲人は大好きな遥香とドライブデートをするために
デートのハウツー本を読み、バラの花束を用意していましたが
誘いに行った時に、蜂須賀部長と遥香のキスを目撃してしまいました。
それは蜂須賀が遥香を好きな咲人の心を受け入れてほしいと要求し
そのご褒美のキスといった不純なモノでした。
自分を好きな遥香を利用するまさに悪魔のような蜂須賀のキス。
しかし咲人には遥香に裏切られたような苦しい思いが襲ってきます。
このPさんの心の機微が秀逸すぎて・・切なさマックスで・・涙があふれそう。
胸打つシーンでした。
遥香に個人教授してもらっていた咲人はおそらく講義などは不要なくらいの能力を持っていたでしょうから
ひたすら遥香の顔を見ていれば幸せだったのですよね。
数式の最後をささっと書いてしまってましたし、こんな程度集中しなくてもできると言ったわけで。
この時の咲人は、
クリムトの接吻を見たあとだったから
好きという感情と愛を絡めて接吻すること、つまりキスすれば恋人のような
一気に感情のレベルを駆け上ったようなアンバランスなところにあったようです。
だから「あなたにキスしたい」といきなり言い出したのは吹き出しますが
好きにもいろんな様態があると説明した遥香も明らかに戸惑いがありました。
自分を純粋に好きでいる咲人を傷つけるようなことはしたくないと心で闘っているわけです。
そして咲人の落として行った花束を机に置き、ただただ咲人の心を思いやるのでした。
さて、遥香を誘っていたのにもうできないと悟った咲人は
梨央をドライブに誘います。
寂しかったからと正直に告白し、
なぜ自分ではだめなのかと水際で遥香の名を叫ぶ咲人。
そんな咲人にかがみながら梨央はキスをし、
二人濡れながらハグしあうのでした。
***
博士が遥香の気持ちを利用して、ずるい・・ハカセ悪い・・と先週叫んだ咲人ですが
今週は、梨央の気持ちを「利用」した形になり
咲人も悪い人の一歩を踏み出したようなラストシーンでした。
予告ではなんとベッドのシーンがあり、いつの間にそっちをオベンキョウしたのか
びっくらでしたけど。
そして、見下すという感情を見せつけている様子も描かれています。
これからは仲間たちと一歩離れたところにいる咲人になるのでしょうね。
それにしても咲人の目覚ましい知性の獲得には驚くばかり。
ちょっと書物を読み、ちょっと数式を操りという段階があっという間に来てしまうのですねえ。
それでいて、情緒はまだ子供。
たどたどしくしゃべる時と、きりりとした口調が交差し、
その一方で歩き方はまだ幼さの揺れ揺れしている状態。
あどけなくほほ笑むときと、目に鋭さが宿るとき、
このアンバランスがちゃんと計算された演技なんですよね。
さすがPさん、おそらくたくさん悩んだと思うのですがきっちり遠くまで見越した様子がうかがえ
演技者としても一歩、抜けた気がします。
そして今週も花が咲きました。
咲人のお父さんは病気で亡くなっていたのですね。
竹部はお父さんから託されて咲人を預かったのでした。
父親代わりにたくさんの愛情をかけてくれたと言う気がします。
さて、お父さんの口癖が花は愛の証というもの。
たくさんの愛が花という形にかわり、誰かから誰かへと渡っていく。
そういう意味で花屋さんは愛を伝言するとっても美しい仕事。
いいお店で働けていた咲人は実に幸せな日々だったに違いありません。
しかし知性を得たことで人の心の裏を読み
孤独を感じていくこれからの咲人はどうなのでしょうか。
自分ではどうにもならないことがこの世にはたくさんあることを
また知ることになりそうです。
05/02/2015 アルジャーノンに花束を 第4話
咲人の覚醒の時がきました。今は変化の途中段階。軌道を学習という言葉でこの過程を説明していた教授。
ストーリーがめっちゃ面白くなってきましたね!
しかし、Pさんの絶妙なというか繊細というか目力の微妙な進化に気付いてうなるばかり!
美しさにハッとさせられるのはまあ・・いつもですけど(^^
「アルジャーノンに花束を 第4話」
自分を知ることは重要ですよね!
Pさんの持ち味であるピュアさ、とぼけたひょうきんさ、頭脳派etc
咲人の母性くすぐる愛くるしさはちゃんと自分を知っていたことで
生まれたともいえます。
世間に抱きしめたいという表現があふれてくるのはさすがですよね~~!
さて、お利口になるためのオペを受けた咲人@山下ですが
一週間経っても一見したところさほどの変化が見られません。
しかし蜂須賀教授@石丸は微妙な変化を見逃さずオペは成功したと断言していました。
咲人に対して蜂須賀教授はいつも対等の会話で専門用語ですらそのまま口にしていますが
遥香@栗山は噛み砕いた分かりやすい表現に言いかえています。
どちらも違和感ないというか嫌なイメージがありません。
他のラボスタッフたちが実験動物でもみるような顔をしているのに対して
この二人の態度がドラマを引っ張る重要な芯であることは間違いないのですね。
今週、咲人の覚醒に蜂須賀教授が仕掛けたのはアダムとイブの話でした。
禁断の果実を食べた二人は楽園を追放されてしまうのですが
お互いを異性として意識し、結果として二人にはたくさんの子供が生まれたのですよね。
まるで思春期の中学生ぐらい(今は小学生?)のような
おそらく誰もがたどってきた時間を思い出したかもしれません。
教授は咲人に
羞恥心、独占欲、嫉妬心を教えました。
世界で一番好きな女の子「遥香」をダシにした言い方はずるいのですが
分かりやすさでいったらダントツでしたね(^^;
遥香が大好きなのに他の女の子でドキドキする自分に涙し戸惑う咲人に
自分は遥香の愛を利用しているとけしかけるのでした。
愛と言う感情は突き詰めれば独占欲、きわめて利己的な感情。
教授はそんな意味のない感情は持たないが有効に利用できると言うのです。
うう・・ぼくわかりません・・
今の君ならわかる。考えるんだ。
リヨウ・・・
博士は遥香の愛を利用している・・
ハカセ・・ダメ~、ハカセ・・悪い・・
飛び出していく咲人ですけど、この会話が本当にハラハラしてしまうのです・・
そういいながら、なんていうかあまりのPさんのかわいさに癒されてしまうのでした(^^;
変化の途中ですが咲人の感情に呼びかける教授のショック療法だったということです。
今週の気になるワードは「花」
タイトルに「花束」があるためか、ドラマの舞台も「花屋」ですが、
もう一つ花を持ってきました。
それは興帝メディカルのお嬢様梨央@谷村。
舞@大政をお目付けにしていた父親が娘の病状を打ち明けたとき
いずれ「花」になると苦渋の告白をしたのでした。
植物状態と言うよりもきれい目な表現で「あっ」と思った人は多いはず。
舞は梨央にますますの親友ぶりを見せていきますが
父親復帰手段の打算だったころと比べたら親近感が増しすぎて
ちょっと勘付かれそうな・・
梨央自身は自分の病状を自覚していていずれ記憶が無くなると言うのですが、
檜山@工藤は咲人のために梨央を糾弾してしまいます。
誤解とはいえ、お互いに立ち入れない深い傷を持っているのが辛いところです。
そして教授のもとを飛び出した咲人は遥香の家に行きますが、
教授は遥香の愛を利用しているとそのまま直球で伝えます。
しかし、遥香はすべてわかっていると答えるのでした。
教授から愛されることはないことも知っている
だけどそれはしょうがないし、どうすることもできない気持ちなの。
遥香の気持ちを知ったうえで自分はどうすることもできないと泣く咲人。
人の気持ちを思いやれるという素晴らしい変化に驚くばかり。
遥香は咲人に抱きつき二人で涙するのでした。
ラスト、ハイライトは野球。
補欠でベンチの咲人ですが、檜山がけがしたふりをして打席を譲ってくれました。
打席に立った咲人ですが、すーっと目力が宿りました。
球を見据える咲人を教授は「軌道を学習」していると解説しています。
当の咲人は父親と野球した記憶を手繰り寄せていました。
バカな子は嫌いといった母親の顔ですが
ふっと笑顔になってこちらも思い出しました。
そして世界で一番好きな遥香とうなずきあい、
咲人はホームラン!
みんなが胴上げしてくれたのが咲人にとって最高の日になりました。
パパ・・ママ・・神様ありがとう・・・
こんな日がずっとずっと続けばいいのに。
***
意外でしたがオペをしたからといってすぐにどうのこうのはなかったのですね。
脳の力が変わればそこに知識を注入することで「知識」になるということ。
子供が知識を吸収し学習していくのと同じですね。
次回は数式や車や・・
すでにいっぱしの人となってる様子がうかがえましたが・・
仲間たちは・・?
そして独占欲という言葉を知った咲人が
本当にその感情を自覚するのでしょうね。
それでもこの世にはどうにもできないことがあるということも。
それにしてもPさんだからできる咲人という人物像が
どんどん魅力的に独り歩きしています。
さすがです。
しかし、Pさんの絶妙なというか繊細というか目力の微妙な進化に気付いてうなるばかり!
美しさにハッとさせられるのはまあ・・いつもですけど(^^
「アルジャーノンに花束を 第4話」
自分を知ることは重要ですよね!
Pさんの持ち味であるピュアさ、とぼけたひょうきんさ、頭脳派etc
咲人の母性くすぐる愛くるしさはちゃんと自分を知っていたことで
生まれたともいえます。
世間に抱きしめたいという表現があふれてくるのはさすがですよね~~!
さて、お利口になるためのオペを受けた咲人@山下ですが
一週間経っても一見したところさほどの変化が見られません。
しかし蜂須賀教授@石丸は微妙な変化を見逃さずオペは成功したと断言していました。
咲人に対して蜂須賀教授はいつも対等の会話で専門用語ですらそのまま口にしていますが
遥香@栗山は噛み砕いた分かりやすい表現に言いかえています。
どちらも違和感ないというか嫌なイメージがありません。
他のラボスタッフたちが実験動物でもみるような顔をしているのに対して
この二人の態度がドラマを引っ張る重要な芯であることは間違いないのですね。
今週、咲人の覚醒に蜂須賀教授が仕掛けたのはアダムとイブの話でした。
禁断の果実を食べた二人は楽園を追放されてしまうのですが
お互いを異性として意識し、結果として二人にはたくさんの子供が生まれたのですよね。
まるで思春期の中学生ぐらい(今は小学生?)のような
おそらく誰もがたどってきた時間を思い出したかもしれません。
教授は咲人に
羞恥心、独占欲、嫉妬心を教えました。
世界で一番好きな女の子「遥香」をダシにした言い方はずるいのですが
分かりやすさでいったらダントツでしたね(^^;
遥香が大好きなのに他の女の子でドキドキする自分に涙し戸惑う咲人に
自分は遥香の愛を利用しているとけしかけるのでした。
愛と言う感情は突き詰めれば独占欲、きわめて利己的な感情。
教授はそんな意味のない感情は持たないが有効に利用できると言うのです。
うう・・ぼくわかりません・・
今の君ならわかる。考えるんだ。
リヨウ・・・
博士は遥香の愛を利用している・・
ハカセ・・ダメ~、ハカセ・・悪い・・
飛び出していく咲人ですけど、この会話が本当にハラハラしてしまうのです・・
そういいながら、なんていうかあまりのPさんのかわいさに癒されてしまうのでした(^^;
変化の途中ですが咲人の感情に呼びかける教授のショック療法だったということです。
今週の気になるワードは「花」
タイトルに「花束」があるためか、ドラマの舞台も「花屋」ですが、
もう一つ花を持ってきました。
それは興帝メディカルのお嬢様梨央@谷村。
舞@大政をお目付けにしていた父親が娘の病状を打ち明けたとき
いずれ「花」になると苦渋の告白をしたのでした。
植物状態と言うよりもきれい目な表現で「あっ」と思った人は多いはず。
舞は梨央にますますの親友ぶりを見せていきますが
父親復帰手段の打算だったころと比べたら親近感が増しすぎて
ちょっと勘付かれそうな・・
梨央自身は自分の病状を自覚していていずれ記憶が無くなると言うのですが、
檜山@工藤は咲人のために梨央を糾弾してしまいます。
誤解とはいえ、お互いに立ち入れない深い傷を持っているのが辛いところです。
そして教授のもとを飛び出した咲人は遥香の家に行きますが、
教授は遥香の愛を利用しているとそのまま直球で伝えます。
しかし、遥香はすべてわかっていると答えるのでした。
教授から愛されることはないことも知っている
だけどそれはしょうがないし、どうすることもできない気持ちなの。
遥香の気持ちを知ったうえで自分はどうすることもできないと泣く咲人。
人の気持ちを思いやれるという素晴らしい変化に驚くばかり。
遥香は咲人に抱きつき二人で涙するのでした。
ラスト、ハイライトは野球。
補欠でベンチの咲人ですが、檜山がけがしたふりをして打席を譲ってくれました。
打席に立った咲人ですが、すーっと目力が宿りました。
球を見据える咲人を教授は「軌道を学習」していると解説しています。
当の咲人は父親と野球した記憶を手繰り寄せていました。
バカな子は嫌いといった母親の顔ですが
ふっと笑顔になってこちらも思い出しました。
そして世界で一番好きな遥香とうなずきあい、
咲人はホームラン!
みんなが胴上げしてくれたのが咲人にとって最高の日になりました。
パパ・・ママ・・神様ありがとう・・・
こんな日がずっとずっと続けばいいのに。
***
意外でしたがオペをしたからといってすぐにどうのこうのはなかったのですね。
脳の力が変わればそこに知識を注入することで「知識」になるということ。
子供が知識を吸収し学習していくのと同じですね。
次回は数式や車や・・
すでにいっぱしの人となってる様子がうかがえましたが・・
仲間たちは・・?
そして独占欲という言葉を知った咲人が
本当にその感情を自覚するのでしょうね。
それでもこの世にはどうにもできないことがあるということも。
それにしてもPさんだからできる咲人という人物像が
どんどん魅力的に独り歩きしています。
さすがです。
04/25/2015 アルジャーノンに花束を 第3話
静かに目を閉じたPさん、見ました?美しすぎて絶句ですわ。
先週の予想では術後のPさんも今週話で見られると思ってましたが
そう簡単なことではなかったですね。
ラスト、明鏡止水の心境でしょうか、凛とした咲人@山下の美しさと言ったらもう人間業を超えてました。
「アルジャーノンに花束を 第3話」
今週のテーマは二つ。
まず人体実験。
治験を急ぐ理由には隠された事情があったのでした。
この実験のスポンサーの娘=梨央(@谷村)が、
脳の委縮が進行しいずれ植物状態になるという病気だったのです。
若年性アルツハイマーみたいな症状でしょうか。
別荘で遊んでいるときに突然意識をなくして咲人に「誰?」と問う瞬間がありました。
あの時の双方の混乱がライトな様子だったのでその深刻な事情はすぐに消えたのでしたが。
ともかく、まず咲人が治験して成功を確信後に梨央に投薬・施術するということです。
昔のお殿様の毒見みたいな咲人の役割。
生まれながら人は平等ではないという見えないけれどその現実は確かに存在しています。
しかしこの時代、それは少なくとも表面には出てはいけないこと。
それでいてラボの研究員だれもが咲人の命を軽くみているという暗黙のルールに
殺伐とした恐ろしさを感じずにはいられません。
その一方で治験者に選ばれることは希望でもあるのです。
まず咲人本人の希望であり、利口になって母に愛されたいという願いがあるわけです。
この実験に成功することで知能が宿ったならば
美しい音楽に感動し、文学に涙する感性だって得られ、
何よりも知的能力は無限でどの分野においても可能性は広がるでしょう。
蜂須賀教授は第一の治験者を亡くなった「息子」を投影するかのように思っていた点があり
それは純粋に実験の成功を願う神聖な部分だったことでしょう。
しかし研究のために莫大な費用を提供してくれたスポンサーの意志は反映させなければならず
おそらくそれは良心との間で振り子のように揺れ続けたに違いありません。
そして希望という名においての実験続行は必然だったのでした。
もう一つのテーマは咲人の淡い恋のようなもの。(しかし≠恋ではありません・・)
お嫁さんとは世界で一番好きな女の子。
なんというかわいい表現でしょうか。
Pさんが咲人を好演しているというこの事実だけでかわいくてたまらず癒されてしまいます。
たぶん、母親に対する思慕とお嫁さんという定義が同じものとして
咲人の心は受け止めてる風に見えるのがまたいいのです。
ドキドキすることが好きということだと教えられ
遥香@栗山の胸に手を当てたりしていましたけれど
赤ん坊がママの胸に寄り添うのと似たような無垢な愛らしさがあり
女性に対する恋である必要が全く感じられないのがこの企画の良さを示してるように感じます。
この遥香が咲人の中に努力の精神を発見してくれて
治験者としてふさわしいと教授に提言してくれました。
また、隠れた事情(人体実験)に反発し震えながら怒ってくれたのも遥香であり、まるで母親のようです。
二人の間にできた絆は恋人のようなものだったとは言えないまでも
大きな愛に似たもので満たされたのは違いないようです。
それを蜂須賀教授は「嫉妬」があったという方向で受け止め
遥香本人は「アルジャーノンのママ」という立場で感じていました。
ただ咲人自身ははハッキリとしたものはわからなかったでしょうね。
でも、ロールシャッハテストは最初はただの色にしか見えないのが
ラストには遥香に見えたと言っていたので
何らかの大きな感情が育っていたのは間違いないでしょう。
母親だけがこの世の思慕の対象だったのが
アルジャーノンママ(遥香)も別のドキドキの対象になったのは吉とでたのかどうか。
一旦拒否した手術を再び行うところまで行ったのは何よりも遥香への思いがあったからです。
そして、二度目の手術台で静かに目を閉じたのでした・・神々しく輝くPさんに目が釘づけ・・
***
今週のもっとも楽しいシーンは
やはり別荘のシャワーのところでしょうか。
柳川@窪田と檜山@工藤と咲人@Pさんの三人、じゃれあうどこにでもいるグループです。
見られたと怒る梨央と舞に平伏する三人がおかしくてほほえましいのも大サービスでした。
おっぱい見たという咲人に説明しろという柳川とかね(笑
サービスといえば窪田君の上腕がワンダフルと大評判でしたね!
ともかく、若い者同士の楽しさは随所にきちんと配合されていて抜かりがありません(^^
さて、この梨央は興帝グループ令嬢でしたけれどいずれ意識が無くなっていく病気なので
自分が自分でなくなるのが怖いと言っていました。
父親が研究所のスポンサーであることは知ってはいても
おそらく咲人が自分の毒見係とは知らないでしょうね。
病気を自認しているせいか咲人に対して純粋に(差別も偏見もなく)好意を見せているのも
好感が持てますが
もしも自分のための実験台だと知ったらどういう行動や態度にでるでしょうか。
それにしてもPさん、美しさはなかなか理解者を得られないといいますが
あまりの自然体で咲人になっているため
どこから見ても咲人なんですよね。
そしてその無垢な様子に愛しさがあふれてきてたまりませぬ・・
次回は術後のPさんですね。
なかなか大変そうですがそれもまた楽しみです。
どんどん引き込まれていきますね。
そう簡単なことではなかったですね。
ラスト、明鏡止水の心境でしょうか、凛とした咲人@山下の美しさと言ったらもう人間業を超えてました。
「アルジャーノンに花束を 第3話」
今週のテーマは二つ。
まず人体実験。
治験を急ぐ理由には隠された事情があったのでした。
この実験のスポンサーの娘=梨央(@谷村)が、
脳の委縮が進行しいずれ植物状態になるという病気だったのです。
若年性アルツハイマーみたいな症状でしょうか。
別荘で遊んでいるときに突然意識をなくして咲人に「誰?」と問う瞬間がありました。
あの時の双方の混乱がライトな様子だったのでその深刻な事情はすぐに消えたのでしたが。
ともかく、まず咲人が治験して成功を確信後に梨央に投薬・施術するということです。
昔のお殿様の毒見みたいな咲人の役割。
生まれながら人は平等ではないという見えないけれどその現実は確かに存在しています。
しかしこの時代、それは少なくとも表面には出てはいけないこと。
それでいてラボの研究員だれもが咲人の命を軽くみているという暗黙のルールに
殺伐とした恐ろしさを感じずにはいられません。
その一方で治験者に選ばれることは希望でもあるのです。
まず咲人本人の希望であり、利口になって母に愛されたいという願いがあるわけです。
この実験に成功することで知能が宿ったならば
美しい音楽に感動し、文学に涙する感性だって得られ、
何よりも知的能力は無限でどの分野においても可能性は広がるでしょう。
蜂須賀教授は第一の治験者を亡くなった「息子」を投影するかのように思っていた点があり
それは純粋に実験の成功を願う神聖な部分だったことでしょう。
しかし研究のために莫大な費用を提供してくれたスポンサーの意志は反映させなければならず
おそらくそれは良心との間で振り子のように揺れ続けたに違いありません。
そして希望という名においての実験続行は必然だったのでした。
もう一つのテーマは咲人の淡い恋のようなもの。(しかし≠恋ではありません・・)
お嫁さんとは世界で一番好きな女の子。
なんというかわいい表現でしょうか。
Pさんが咲人を好演しているというこの事実だけでかわいくてたまらず癒されてしまいます。
たぶん、母親に対する思慕とお嫁さんという定義が同じものとして
咲人の心は受け止めてる風に見えるのがまたいいのです。
ドキドキすることが好きということだと教えられ
遥香@栗山の胸に手を当てたりしていましたけれど
赤ん坊がママの胸に寄り添うのと似たような無垢な愛らしさがあり
女性に対する恋である必要が全く感じられないのがこの企画の良さを示してるように感じます。
この遥香が咲人の中に努力の精神を発見してくれて
治験者としてふさわしいと教授に提言してくれました。
また、隠れた事情(人体実験)に反発し震えながら怒ってくれたのも遥香であり、まるで母親のようです。
二人の間にできた絆は恋人のようなものだったとは言えないまでも
大きな愛に似たもので満たされたのは違いないようです。
それを蜂須賀教授は「嫉妬」があったという方向で受け止め
遥香本人は「アルジャーノンのママ」という立場で感じていました。
ただ咲人自身ははハッキリとしたものはわからなかったでしょうね。
でも、ロールシャッハテストは最初はただの色にしか見えないのが
ラストには遥香に見えたと言っていたので
何らかの大きな感情が育っていたのは間違いないでしょう。
母親だけがこの世の思慕の対象だったのが
アルジャーノンママ(遥香)も別のドキドキの対象になったのは吉とでたのかどうか。
一旦拒否した手術を再び行うところまで行ったのは何よりも遥香への思いがあったからです。
そして、二度目の手術台で静かに目を閉じたのでした・・神々しく輝くPさんに目が釘づけ・・
***
今週のもっとも楽しいシーンは
やはり別荘のシャワーのところでしょうか。
柳川@窪田と檜山@工藤と咲人@Pさんの三人、じゃれあうどこにでもいるグループです。
見られたと怒る梨央と舞に平伏する三人がおかしくてほほえましいのも大サービスでした。
おっぱい見たという咲人に説明しろという柳川とかね(笑
サービスといえば窪田君の上腕がワンダフルと大評判でしたね!
ともかく、若い者同士の楽しさは随所にきちんと配合されていて抜かりがありません(^^
さて、この梨央は興帝グループ令嬢でしたけれどいずれ意識が無くなっていく病気なので
自分が自分でなくなるのが怖いと言っていました。
父親が研究所のスポンサーであることは知ってはいても
おそらく咲人が自分の毒見係とは知らないでしょうね。
病気を自認しているせいか咲人に対して純粋に(差別も偏見もなく)好意を見せているのも
好感が持てますが
もしも自分のための実験台だと知ったらどういう行動や態度にでるでしょうか。
それにしてもPさん、美しさはなかなか理解者を得られないといいますが
あまりの自然体で咲人になっているため
どこから見ても咲人なんですよね。
そしてその無垢な様子に愛しさがあふれてきてたまりませぬ・・
次回は術後のPさんですね。
なかなか大変そうですがそれもまた楽しみです。
どんどん引き込まれていきますね。
04/18/2015 アルジャーノンに花束を 第2話
人は優劣つけたがるし生まれながらに平等ではありません。だからこそ咲人の涙が光るのね~。
咲人が「対等じゃありません、友達じゃありません」というのが切ないのでした。
そしてこれを言った張本人の柳川がさらに心で泣いてるのがまた涙なのです。
「アルジャーノンに花束を 第2話」
2話目にしてずっこんとはまりつつある自分を持て余しながらもほめてます。
この手のドラマはあまり好みじゃないというか早い話が嫌いなのです。
夏の24Hテレビみたいな趣旨が見え隠れするあたりがもう嫌でたまらないわけです。
だけど、Pさんの中にいる咲人が天使すぎてあたしの目の曇りさえ
その美しい魂で洗ってくれている気がするのですよ。
Pさん、さすがだわ。心酔。たまりませぬ。
ところで、演技者としての評価が分かれているPさんですが
私は贔屓目という立ち位置ではあるけれど絶賛しています。
脳に障害を持ってしまったがためにこの世ではしっかり線引きされた咲人ですが
こういったタイプを個性なんて言ったって偽善でしかないわけです。
過去に何人もの俳優さんがこの障害を上手に演じ切りそれはご立派でした。
しかしその強いリアリティが視聴者に憐憫や侮りや差別感情をひきだしたのは決定的ではなかったですか。
演じるというその一点においては評価があったし同情も得たそれぞれですが
Pさんがもしも同じように現実すぎる大仰な演技をしていたら
あたしはその辛さにきっと目をそむけたでしょう。
演じることに正解はないけれど、解釈としてはこのドラマを最も辛い気持ちで見ている
障害を負って生まれてしまった彼らの家族の心@少数派に気持ちを寄せて
表現することでいいのだと思います。
そしてPさんが下衆い感情を引き出さないように相当な思慮を積んだことに改めて感じ入りました。
それは「天使のような」「無垢の」と言われる方向に消化したことですよね。
クレバーと言うよりはむしろスマートと拍手してしまいます。
ある意味、美の山下だからあの愛くるしさが表現できたってことですけどね(^^;
さて、今週は「対等な友情」というテーマでしたが
うっかり咲人からお金を巻き上げそうになった柳川@窪田は
対等じゃないし友達なんかじゃないといってお金を返すのでした。
本心ではないにしろ、バカに同情されて自分も落ちたもんだと言ったり
きついセリフが出ていました・・
これが咲人にも理解できていないまでもその輪郭が伝わっていて・・ショックを隠せません・・・
それでもけがの柳川を背負って病院に行く咲人の人の良さについ涙。
その後に病院で竹部から優しい友達という声掛けをもらい爆発するわけです。
バカな自分は対等じゃないから友達になれないと大号泣。
しかしこのシーンには圧倒されました。
つい視聴者も対等とは何かと自分の胸に手を当てあれこれ問いかけてみたりですかね。
仲良しの間柄でもちょっとしたことで優劣を感じていたりしたらスタッフ側の思うつぼですね。
こんなところで本ストーリーは
ALGの試薬を飲む治験者になるところまで行きました。
もじゃもじゃヘアの蜂須賀教授の息子が事故で亡くなったことが原因して
高い知性の穏やかなる世を目指すための試薬でしたけれど
知的障害に効果を試すというのが何とも危険な香りが立ち込めます。
でも、お利口になるための魔法をかけてくれると聞いてしまったら
それはもう咲人には魅惑以外の何物でもないわけです。
ピュアな抱きしめたいPさんは来週の前半あたりで見納めかもしれませんね・・。
***
咲人の右脳はサヴァン症候群のような瞬間画像でとらえてましたね。
右脳が開いている間はこの方法がすごく有効だというのは様々な文献があるようです。
ともあれ、試験勉強で時間がなかったら
教科書を脳にパッと瞬間的に焼き付けるのが効果的ですからお試しくだされ。
しかし、今でも咲人の母親の冷たさが理解できにくいですわ。
どちらかというと健常で生まれた下の子は放っておかれがちで
障害のある兄の方に母親って手間暇をかけて育てません?
しかも、妹の見下し差別発言イジワルさ加減を注意する父親を母親がかばうと言うのも変。
こういう家族って普通は逆に結束が強くなり、家族意識が高まると思うのですがねえ。
めったに見ない家族でした。
こんなママですが・・・
咲人が求めてやまない母親の愛を「お利口になったとき」取り戻すことができるでしょうか。
今週好きなシーンは檜山とのドライブ。
ナビになっている咲人ですがその画像能力を認め驚き温かく目をかけてあげてたわね。
兄弟みたいでしたわ。
さらに柳川と三人でいるとまさに「対等」なんですけどね・・
そうそう柳川の母親がNの母親と同じ買い物依存症だったのが受けましたわ。
同じ時間帯で同じ出演者がいることで同じキャラがでてくる点に遊び心を感じました。
そしてこれを言った張本人の柳川がさらに心で泣いてるのがまた涙なのです。
「アルジャーノンに花束を 第2話」
2話目にしてずっこんとはまりつつある自分を持て余しながらもほめてます。
この手のドラマはあまり好みじゃないというか早い話が嫌いなのです。
夏の24Hテレビみたいな趣旨が見え隠れするあたりがもう嫌でたまらないわけです。
だけど、Pさんの中にいる咲人が天使すぎてあたしの目の曇りさえ
その美しい魂で洗ってくれている気がするのですよ。
Pさん、さすがだわ。心酔。たまりませぬ。
ところで、演技者としての評価が分かれているPさんですが
私は贔屓目という立ち位置ではあるけれど絶賛しています。
脳に障害を持ってしまったがためにこの世ではしっかり線引きされた咲人ですが
こういったタイプを個性なんて言ったって偽善でしかないわけです。
過去に何人もの俳優さんがこの障害を上手に演じ切りそれはご立派でした。
しかしその強いリアリティが視聴者に憐憫や侮りや差別感情をひきだしたのは決定的ではなかったですか。
演じるというその一点においては評価があったし同情も得たそれぞれですが
Pさんがもしも同じように現実すぎる大仰な演技をしていたら
あたしはその辛さにきっと目をそむけたでしょう。
演じることに正解はないけれど、解釈としてはこのドラマを最も辛い気持ちで見ている
障害を負って生まれてしまった彼らの家族の心@少数派に気持ちを寄せて
表現することでいいのだと思います。
そしてPさんが下衆い感情を引き出さないように相当な思慮を積んだことに改めて感じ入りました。
それは「天使のような」「無垢の」と言われる方向に消化したことですよね。
クレバーと言うよりはむしろスマートと拍手してしまいます。
ある意味、美の山下だからあの愛くるしさが表現できたってことですけどね(^^;
さて、今週は「対等な友情」というテーマでしたが
うっかり咲人からお金を巻き上げそうになった柳川@窪田は
対等じゃないし友達なんかじゃないといってお金を返すのでした。
本心ではないにしろ、バカに同情されて自分も落ちたもんだと言ったり
きついセリフが出ていました・・
これが咲人にも理解できていないまでもその輪郭が伝わっていて・・ショックを隠せません・・・
それでもけがの柳川を背負って病院に行く咲人の人の良さについ涙。
その後に病院で竹部から優しい友達という声掛けをもらい爆発するわけです。
バカな自分は対等じゃないから友達になれないと大号泣。
しかしこのシーンには圧倒されました。
つい視聴者も対等とは何かと自分の胸に手を当てあれこれ問いかけてみたりですかね。
仲良しの間柄でもちょっとしたことで優劣を感じていたりしたらスタッフ側の思うつぼですね。
こんなところで本ストーリーは
ALGの試薬を飲む治験者になるところまで行きました。
もじゃもじゃヘアの蜂須賀教授の息子が事故で亡くなったことが原因して
高い知性の穏やかなる世を目指すための試薬でしたけれど
知的障害に効果を試すというのが何とも危険な香りが立ち込めます。
でも、お利口になるための魔法をかけてくれると聞いてしまったら
それはもう咲人には魅惑以外の何物でもないわけです。
ピュアな抱きしめたいPさんは来週の前半あたりで見納めかもしれませんね・・。
***
咲人の右脳はサヴァン症候群のような瞬間画像でとらえてましたね。
右脳が開いている間はこの方法がすごく有効だというのは様々な文献があるようです。
ともあれ、試験勉強で時間がなかったら
教科書を脳にパッと瞬間的に焼き付けるのが効果的ですからお試しくだされ。
しかし、今でも咲人の母親の冷たさが理解できにくいですわ。
どちらかというと健常で生まれた下の子は放っておかれがちで
障害のある兄の方に母親って手間暇をかけて育てません?
しかも、妹の見下し差別発言イジワルさ加減を注意する父親を母親がかばうと言うのも変。
こういう家族って普通は逆に結束が強くなり、家族意識が高まると思うのですがねえ。
めったに見ない家族でした。
こんなママですが・・・
咲人が求めてやまない母親の愛を「お利口になったとき」取り戻すことができるでしょうか。
今週好きなシーンは檜山とのドライブ。
ナビになっている咲人ですがその画像能力を認め驚き温かく目をかけてあげてたわね。
兄弟みたいでしたわ。
さらに柳川と三人でいるとまさに「対等」なんですけどね・・
そうそう柳川の母親がNの母親と同じ買い物依存症だったのが受けましたわ。
同じ時間帯で同じ出演者がいることで同じキャラがでてくる点に遊び心を感じました。
04/11/2015 アルジャーノンに花束を 第1話
上出来の発進だと思いました。
何しろ名作なのですな。
「アルジャーノンに花束を 第1話」
面白かったです。
良く知られている作品なのですが
それをどう見せるかが腕なわけで、製作チームにも合格点をあげたいと思います。
さて、Pさん・・どこから見てもPさんでした!
ピュアな癒される愛らしいPさんの雰囲気にほっとしました。
辛い演技になったら見続けられないのではという初期警戒(笑)があったのですけど
そのあたりの辛さが全くないのは素晴らしいことでした。
さすがだね~Pさん!
目をそらしたくなるほどのデフォルメされた演技になっていたらばどうだったかと
自分に問いかける貴重な時ではありましたが
ともあれ、第一段階はクリアできたので次回以降も大丈夫そう(^^;
ストーリー派としても飽きませんでした。
人物紹介もそれぞれが魅力的。
サマーヌードで共演した柳川@窪田くんと再びの共演になるとはまるで同窓会クラスメート的雰囲気だったかも。
何かと咲人をちょっとコレだからと連発する柳川ですが
心底カモにしてバカにしているわけでもなくそこには仲間に対する愛情みたいなものも感じられ
仲間意識をほのかに漂わせているのが上手いですね。
窪田君は安定しているので任せて安心という感じです。
役柄の柳川はどんな問題を起こしてこの花屋にきたのでしたっけ・・
一方、檜山@工藤君はすでに過去が割れていましたが
母親のために父親を殺めてしまったということでした。
そのために母親も逃げ腰だったのでしたがそんな親子の関係は今後変わってくるでしょうか。
ただ、こんなまっすぐさが咲人を見る優しさに表れていたので良かったのではと思っています。
この二人が咲人を守るような形でかかわってくれるのは心強いですね。
6歳並みの知能の咲人には夢がありそれは「おりこうになる」ということ。
そのわけはママに好かれたいから。
回想の中の母親は咲人の育児を拒否していましたが
子供時代の咲人はそんなにはっきり分かるほどの障害とも見えなかったのですけど。
子供ってだいたい奔放で勝手なものですし、親のいうことなんて知らんぷりなことの方が多いでしょ。
それでもお利口になりたいと努力してカード学習している様は何とも言えない涙を誘いそうです・・が・・
でもPさんが演じていると抱きしめたいくらいかわいくて愛らしいのがネックですね(笑
ともあれ、母を求める子供というのは万国共通なわけで
この花屋にいる青年たちも間違いなくみんなそうなのでした。
ネズミのアルジャーノンが逃げたのと、
お嬢様たちの逆ナンパでお酒を口移しで飲まされてしまったハプニングなど
絡めて進行していきましたが
最終的にはヒロイン(?)の遥香@栗山の涙にほだされて
マジックで袖口からアルジャーノンを出したのはグーな演出でした。
アルジャーノン、かわいいですね。
頭に付けられたGPS(?)がまるで王冠のよう。
世界で二番目に有名なネズミ@アルジャーノン(出典:キッドじいや様)ですが
カードで自己紹介したのがかなりうけました。
咲人との出会いでポケットに落ち着きそうな気配ですね。
***
じゃんけんぽん、アイキョでしょ。
このアイキョというのが
咲人のお父さんがお前には愛嬌があると言ってくれたことで
自信を持たせてくれた魔法の言葉のようです。
母親が拒否した咲人を父親@いしだは愛情で見ていたようですけど
どういった経緯で家族から離れてこの花屋に来たのかがちょっとわかりませんでした。
経営者の萩原さんの説明だと咲人の父親と友人だから預かったみたいな様子でしたが。
檜山からどんな問題を起こしてここに来たかと問われたとき
咲人は上手に説明できないので無言になっていましたが
お利口になってお母さんに会いにいくという目標があったのかもしれません。
しかし、愛の物語なのですねえ。
直截的なラブストーリーよりずっと無垢で辛くて苦しくて悲しくて・・
そんな愛に涙しそうです。
でもその前に咲人のピュアな様子に心打たれてしまったというのが正直なところでした。
次回以降楽しみになりました。
「アルジャーノンに花束を 第1話」
面白かったです。
良く知られている作品なのですが
それをどう見せるかが腕なわけで、製作チームにも合格点をあげたいと思います。
さて、Pさん・・どこから見てもPさんでした!
ピュアな癒される愛らしいPさんの雰囲気にほっとしました。
辛い演技になったら見続けられないのではという初期警戒(笑)があったのですけど
そのあたりの辛さが全くないのは素晴らしいことでした。
さすがだね~Pさん!
目をそらしたくなるほどのデフォルメされた演技になっていたらばどうだったかと
自分に問いかける貴重な時ではありましたが
ともあれ、第一段階はクリアできたので次回以降も大丈夫そう(^^;
ストーリー派としても飽きませんでした。
人物紹介もそれぞれが魅力的。
サマーヌードで共演した柳川@窪田くんと再びの共演になるとはまるで同窓会クラスメート的雰囲気だったかも。
何かと咲人をちょっとコレだからと連発する柳川ですが
心底カモにしてバカにしているわけでもなくそこには仲間に対する愛情みたいなものも感じられ
仲間意識をほのかに漂わせているのが上手いですね。
窪田君は安定しているので任せて安心という感じです。
役柄の柳川はどんな問題を起こしてこの花屋にきたのでしたっけ・・
一方、檜山@工藤君はすでに過去が割れていましたが
母親のために父親を殺めてしまったということでした。
そのために母親も逃げ腰だったのでしたがそんな親子の関係は今後変わってくるでしょうか。
ただ、こんなまっすぐさが咲人を見る優しさに表れていたので良かったのではと思っています。
この二人が咲人を守るような形でかかわってくれるのは心強いですね。
6歳並みの知能の咲人には夢がありそれは「おりこうになる」ということ。
そのわけはママに好かれたいから。
回想の中の母親は咲人の育児を拒否していましたが
子供時代の咲人はそんなにはっきり分かるほどの障害とも見えなかったのですけど。
子供ってだいたい奔放で勝手なものですし、親のいうことなんて知らんぷりなことの方が多いでしょ。
それでもお利口になりたいと努力してカード学習している様は何とも言えない涙を誘いそうです・・が・・
でもPさんが演じていると抱きしめたいくらいかわいくて愛らしいのがネックですね(笑
ともあれ、母を求める子供というのは万国共通なわけで
この花屋にいる青年たちも間違いなくみんなそうなのでした。
ネズミのアルジャーノンが逃げたのと、
お嬢様たちの逆ナンパでお酒を口移しで飲まされてしまったハプニングなど
絡めて進行していきましたが
最終的にはヒロイン(?)の遥香@栗山の涙にほだされて
マジックで袖口からアルジャーノンを出したのはグーな演出でした。
アルジャーノン、かわいいですね。
頭に付けられたGPS(?)がまるで王冠のよう。
世界で二番目に有名なネズミ@アルジャーノン(出典:キッドじいや様)ですが
カードで自己紹介したのがかなりうけました。
咲人との出会いでポケットに落ち着きそうな気配ですね。
***
じゃんけんぽん、アイキョでしょ。
このアイキョというのが
咲人のお父さんがお前には愛嬌があると言ってくれたことで
自信を持たせてくれた魔法の言葉のようです。
母親が拒否した咲人を父親@いしだは愛情で見ていたようですけど
どういった経緯で家族から離れてこの花屋に来たのかがちょっとわかりませんでした。
経営者の萩原さんの説明だと咲人の父親と友人だから預かったみたいな様子でしたが。
檜山からどんな問題を起こしてここに来たかと問われたとき
咲人は上手に説明できないので無言になっていましたが
お利口になってお母さんに会いにいくという目標があったのかもしれません。
しかし、愛の物語なのですねえ。
直截的なラブストーリーよりずっと無垢で辛くて苦しくて悲しくて・・
そんな愛に涙しそうです。
でもその前に咲人のピュアな様子に心打たれてしまったというのが正直なところでした。
次回以降楽しみになりました。
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