初めのところを撮り損ねてしまったのですが、
どういう経緯か虫垂炎の手術をすることになった伊集院。
黙って見ている龍太郎@坂口。
狙った場所に盲腸がなかったということで焦る伊集院ですが、
龍太郎のひとことで無事見つけ、手術が終わります。
人間の体は教科書どおりではないということを教えていました。
これと並行して治験に対する警鐘とも受け取れるエピがありました。
肺ガン末期患者に抗がん剤を投与し、病変を少しでも良い方向にする
ことで認可を協力する。製薬会社の接待を受けている側としては
どうしても患者で実験するしかないのですが、しかし末期ガン患者で
実験するなんてあまりにも残酷。
患者の苦しみ方が非常に辛いものです。
一縷の望みを託しているというのに全く効かない薬の副作用に苦しめ
られるなんて言語道断。人道的にも許されません。
伊集院がこの患者さんに人間の心でもって接しているのが安らぎます。
最終的には転院して最後の時を苦しまずに過ごせたようです。
メールの打ち方を教えた伊集院に患者さんからメールが送られてきま
した。このメールを打ったあとに亡くなったと聞いて号泣の伊集院。
転院して桜餅を食べられるようになったという話。
最後のときを人間らしく好きなものを食べ、景色を楽しみ、苦しまずに
迎えられたという当たり前のことがこの病院にはないのね。
狂っています。
そして外国人の急患飛込みがありました。
保険未加入者の拒否をする病院側で一旦は去りかけた救急車を
止める龍太郎です。
再び伊集院を伴っての手術。
二人の手術を見守っているのが金髪の阿部サダヲ。
素っ頓狂な感じですが、龍太郎と伊集院の手術を見て、評価していました。
伊集院はここでもかなりの腕を上げました。
真っ赤な血にまみれた肝臓の出血箇所をさぐるという難しいことを
やってのけました。
こうやって鍛えられていくのね。
その後の縫合がすばやい処置で早かったというのがサダヲさんに
ウケが良かったみたいです。
ということは龍太郎と協力体制組かな?
チームドラゴンにはミキに次いで伊集院が加わりました。
この外国人患者受け入れによって病院側の怒りが沸騰したようですが
夏木マリが救命救急部で費用を持つということで無事通過。
夏木マリはかなり発言権もある様子。
何よりも坂口の腕に惚れた様子でした。
何たって神の手だもんね。
今回の出演により、サダヲさんは少なくとも体制側じゃないって
ことがわかりました。
そして夏木マリもそんな雰囲気でした。
ラストシーンです。治験につまずくわけにはいかないと取り乱す医師。
抗がん剤の入った注射をねじあげて、その医師に注射してやろうかと
言う龍太郎。
患者の痛みを知ることがより良い医療へと繋ぐということ。
もしも自分だったらということをいつも考えてくれる医師こそが
本当に患者のための医師でしょう。
ということでまもなく3話も始まります。
冒頭を録り損ねないように・・・