11/24/2007 「海峡」1・2話
戦争の話というのはそれだけで重苦しくてその暗さに耐えられず
目をそらしたくなるのは皆同じというところですが、
思い切って見て良かったです。
日本の過去の時代を知らない人は多いと思いますけど
多少なりともその側面が描かれ、断片的であっても知識を得る事は大事です。
少なくとも好きな韓国の俳優さんが住む国だと思えば
その背景を知ることも重要かもしれません。
今回は長谷川京子さんと眞島秀和さんの熱演が非常にすばらしくて
なかなか魅せてくれました。
1話は終戦直後の話。
朝鮮で終戦を迎えた日本人は一人1000円だけと持てる荷物という最低の条件で
強制送還となります。
朝鮮で釜山海運を興し大企業となした伯父進藤@津川雅彦も例外ではなく
伯父の会社で働いていた吉江朋子@長谷川京子も日本に帰ることになりました。
朋子の母は病死し、父は反骨の気があり何度もその発言により引っ張られてしまうという
経緯がありましたが最終的には父も病死。
二人の遺骨も日本に連れて帰りたいという朋子は、伯父の海運で木戸@真島秀和と知り合い、
その木戸のおかげで無事に遺骨を済州島から持ち帰ることができます。
この済州島に遺骨を取りに行くのもそれは大変なことだったんですね。
日本人は乗れない列車だったし、朝鮮人になりすますためチマチョゴリを着て乗る朋子も
かなりの冒険をすることになるんですが。
実はこの木戸という人は日本の憲兵をしていて父親の発言でしょっ引かれたときの人。
この人がのちに伯父の海運の事務をしていたことで再会するのですが、
会社に勤めている間は彼のことをずっと日本人だと思っていたのでした。
しかし、帰りの列車のなかで、実は朝鮮人だと打ち明けられ驚く朋子。
本名は朴俊仁。木戸というのは朴を分解した名だったのでした。
引揚げ船に乗り込む日、木戸が現れ自分と結婚して朝鮮に残って欲しいという。
心底から魅かれあっていた二人でしたが、朋子は両親の骨を日本の地に返さないといけない
と、それとやはり民族の血が流れている以上朝鮮人にはなれないと断るのでした。
こうして日本に帰り、父方の親戚に行ってみると本家、分家と争い、父の遺骨だけは置けた
ものの追い出されてしまうというかっこうになりました。
とにかくはらはらしてしまう1話でした。
次へ次へと先が見たくてたまらなかった・・
暗い戦争のこんな話はきっとこの頃はどこにでもあったと思います。
朝鮮で生まれ育ったという朋子。
それなりに朝鮮では羽振りもよく釜山女学校時代の幸せそうな雰囲気も見えます。
こうした事情が敗戦により一変してしまうのでした。
ほうほうの体で引き上げた朋子にとって初めての日本。
親戚の人たちが誰もが厄介者扱いするのがこの時代の背景です。
第2話は引き上げた日本での戦争後の混乱。
釜山女学校時代の友人清美も一緒に引き上げてきた仲間でしたが、
清美のところを訪ねてみるとその日の食べるものにも事欠く有様をみて
とても頼れないことを悟り、伯父進藤のところへ行くことになります。
ところが伯父も弟のところに居候しているわけで、朋子を預かれるわけがないのです。
そういう話をしているところに弟がやってきて、
病気の人間を追い出せないと朋子を置いてくれますが、女中のように下働き。
朋子はそれでも耐えますが思うのは木戸のことばかり。
ある日、水汲みをしている朋子の目の前に朴がやってきました。
進藤が朝鮮に置いていった財産を持ってきたのでしたが、
進藤は朴をなじるばかり。
朴としても不法な手段で入国したに違いないし、戦前の株や紙幣など価値がないでしょう。
時代が変わった以上どうしようもないのに、朴を責めるのが間違っています。
朴としても怒った勢いで帰っていきますが、朴を追って出てきた朋子もその場で連れ帰ります。
結婚し朝鮮人になって朝鮮で暮らそうという朴に朋子はようやくうなずくのでした。
どこに居てもやっかい者扱いされていた朋子にとって朴は愛する人であり救世主。
九州から引揚げ船に乗って釜山港に着きますがそこで朴は捕まってしまいます。
パスポートの偽造。
朋子も取調べを受けますが二人ともに釈放されました。
昔、憲兵をしていたツテがあったようです。
しかし、戦争が終わってもこのように面倒くさいものが常について回るのです。
この件で朴は朝鮮人からも裏切り者という烙印を押されてしまいます。
でも朝鮮で二人で暮らせばそれが一番の幸せだという朴を信頼する朋子。
朴の実家に行きます。
朴の母親は食堂を経営するようでしたが、朋子を大歓迎しました。
そして、二人の幸せのためにも大人の見解を話してくれます。
すなわち朋子は朝鮮語が話せないのと、日本人であるがために朝鮮の人たちは朋子を歓迎
できないしむしろ朋子は冷たくされ辛い人生を送るだろうと予測しています。
だから、朴が日本人になればいいと息子を日本に行くように勧めるのでした。
朝鮮の人たちの民族の結束といったらそれは強いだけに
息子を手放すということは断腸の思いだったはず。
それでも朋子のために朴になんとしても朋子を幸せにするように話すのでした。
そしてそれを実行。
小さな漁船に乗り密航、京都に上陸。
朴は吉江俊ニという名に変え、憲兵時代の上司、伊藤@豊原功輔を頼っていきました。
闇市といいますが
市場は活気に溢れ人がやってきます。
ここで、精進揚げという野菜のてんぷらの屋台を出し、
二人はそれなりに幸せな日常を送るのです。
そして戸籍はダメでもせめて結婚写真を撮る二人。
しかし、二人のことをどこかで調べた人がいて、吉江俊二という人間はこの世に居ないと
脅します。朋子はその口を閉じらすためにも黙って食事を差し出すのでした。
その様子を見ていた仲間の東大教授は脅迫だと詰め寄ってくれましたが
これが後に大きく二人の間を引き裂く事態へと予感させます。
時に、手入れが入って東大の教授が手錠をかけられ、俊二が怒っても、
朋子は絶対に逮捕されたら最後だと知っているだけになだめるのに必死。
こんな日常で焦った俊二は自分が早く日本人になるためには現金が必要だというのです。
金さえあれば、戸籍のことなどを何とかしてもらう当てがあったようです。
そして危ない橋を渡ってしまいました。
それが「うがい薬」の卸。
眉唾みたいですがどこからか薬品を持ってきて適当に作っては闇に流していました。
確かにお金は少しずつできたようですが朋子の顔は曇ります。
そしてその日が来てしまいました。
進駐軍のジープが来た。
朋子の胸騒ぎは的中してしまいました。
俊二を引っ張っていく警察。
俊二の罪状は薬事法違反、不法入国、もっとたくさんありましたが・・ええっと^^;
せっかくささやかに暮らしていたのに・・暗澹とした展開。
伊藤も教授も朋子のために骨折ってくれますが
俊二に面会に行くと裁判にはならないだろうと予言していました。
どんなことになってもたとえ朝鮮にもどされてもきっと日本に戻ってくるという俊二。
その話を聞いて朝鮮への強制送還を意味するという教授。
そんな・・・
はやる気持ちを抑え、面会に行くと京都にいた俊二はなんと佐世保に移送されたと言います。
すぐに九州に向かう朋子。
たった今、朝鮮行きの船に乗せられたと事務員が説明してくれました。
走る朋子。
米軍が二人見張っていましたが阻止するのを振り払い港まで走ります。
そして出たばかりの船に「俊二さ~ん」と叫ぶのでした。
船の中の俊二はその声が聞こえたようでした。
2話も国籍の違う二人には厳しい世の中です。
悲しいシーンというのは水際の別れですよね。
1話も2話も木戸@朴と船で別れ、名前を叫ぶのがかなり印象的。
戦争の象徴みたいな感じです。
この朴を演じる眞島秀和さんというのが大地の子を演じた上川さんにどこか似ていると思います。
ブレイクするといいですね。
いよいよ今夜が完結編。
ジェームス三木が実話をもとに書いただけにかなりの力作です。
この撮影になんと3ヶ月も費やしたそうですが
朝鮮と日本の架け橋でもあり、相当な手間がかかったことは想像できます。
1・2話を見ていなくても毎回独立した内容ですし
オープニングでさらっとおさらいしてくれますから十分理解できるし楽しめると思います。
なんと言っても今夜の出演は上川隆也さんですから!!
それにしても朋子と俊二が再会できるのかハラハラしてしまいます。
ぜひ、ご覧になってくださいね♪
思い切って見て良かったです。
日本の過去の時代を知らない人は多いと思いますけど
多少なりともその側面が描かれ、断片的であっても知識を得る事は大事です。
少なくとも好きな韓国の俳優さんが住む国だと思えば
その背景を知ることも重要かもしれません。
今回は長谷川京子さんと眞島秀和さんの熱演が非常にすばらしくて
なかなか魅せてくれました。
1話は終戦直後の話。
朝鮮で終戦を迎えた日本人は一人1000円だけと持てる荷物という最低の条件で
強制送還となります。
朝鮮で釜山海運を興し大企業となした伯父進藤@津川雅彦も例外ではなく
伯父の会社で働いていた吉江朋子@長谷川京子も日本に帰ることになりました。
朋子の母は病死し、父は反骨の気があり何度もその発言により引っ張られてしまうという
経緯がありましたが最終的には父も病死。
二人の遺骨も日本に連れて帰りたいという朋子は、伯父の海運で木戸@真島秀和と知り合い、
その木戸のおかげで無事に遺骨を済州島から持ち帰ることができます。
この済州島に遺骨を取りに行くのもそれは大変なことだったんですね。
日本人は乗れない列車だったし、朝鮮人になりすますためチマチョゴリを着て乗る朋子も
かなりの冒険をすることになるんですが。
実はこの木戸という人は日本の憲兵をしていて父親の発言でしょっ引かれたときの人。
この人がのちに伯父の海運の事務をしていたことで再会するのですが、
会社に勤めている間は彼のことをずっと日本人だと思っていたのでした。
しかし、帰りの列車のなかで、実は朝鮮人だと打ち明けられ驚く朋子。
本名は朴俊仁。木戸というのは朴を分解した名だったのでした。
引揚げ船に乗り込む日、木戸が現れ自分と結婚して朝鮮に残って欲しいという。
心底から魅かれあっていた二人でしたが、朋子は両親の骨を日本の地に返さないといけない
と、それとやはり民族の血が流れている以上朝鮮人にはなれないと断るのでした。
こうして日本に帰り、父方の親戚に行ってみると本家、分家と争い、父の遺骨だけは置けた
ものの追い出されてしまうというかっこうになりました。
とにかくはらはらしてしまう1話でした。
次へ次へと先が見たくてたまらなかった・・
暗い戦争のこんな話はきっとこの頃はどこにでもあったと思います。
朝鮮で生まれ育ったという朋子。
それなりに朝鮮では羽振りもよく釜山女学校時代の幸せそうな雰囲気も見えます。
こうした事情が敗戦により一変してしまうのでした。
ほうほうの体で引き上げた朋子にとって初めての日本。
親戚の人たちが誰もが厄介者扱いするのがこの時代の背景です。
第2話は引き上げた日本での戦争後の混乱。
釜山女学校時代の友人清美も一緒に引き上げてきた仲間でしたが、
清美のところを訪ねてみるとその日の食べるものにも事欠く有様をみて
とても頼れないことを悟り、伯父進藤のところへ行くことになります。
ところが伯父も弟のところに居候しているわけで、朋子を預かれるわけがないのです。
そういう話をしているところに弟がやってきて、
病気の人間を追い出せないと朋子を置いてくれますが、女中のように下働き。
朋子はそれでも耐えますが思うのは木戸のことばかり。
ある日、水汲みをしている朋子の目の前に朴がやってきました。
進藤が朝鮮に置いていった財産を持ってきたのでしたが、
進藤は朴をなじるばかり。
朴としても不法な手段で入国したに違いないし、戦前の株や紙幣など価値がないでしょう。
時代が変わった以上どうしようもないのに、朴を責めるのが間違っています。
朴としても怒った勢いで帰っていきますが、朴を追って出てきた朋子もその場で連れ帰ります。
結婚し朝鮮人になって朝鮮で暮らそうという朴に朋子はようやくうなずくのでした。
どこに居てもやっかい者扱いされていた朋子にとって朴は愛する人であり救世主。
九州から引揚げ船に乗って釜山港に着きますがそこで朴は捕まってしまいます。
パスポートの偽造。
朋子も取調べを受けますが二人ともに釈放されました。
昔、憲兵をしていたツテがあったようです。
しかし、戦争が終わってもこのように面倒くさいものが常について回るのです。
この件で朴は朝鮮人からも裏切り者という烙印を押されてしまいます。
でも朝鮮で二人で暮らせばそれが一番の幸せだという朴を信頼する朋子。
朴の実家に行きます。
朴の母親は食堂を経営するようでしたが、朋子を大歓迎しました。
そして、二人の幸せのためにも大人の見解を話してくれます。
すなわち朋子は朝鮮語が話せないのと、日本人であるがために朝鮮の人たちは朋子を歓迎
できないしむしろ朋子は冷たくされ辛い人生を送るだろうと予測しています。
だから、朴が日本人になればいいと息子を日本に行くように勧めるのでした。
朝鮮の人たちの民族の結束といったらそれは強いだけに
息子を手放すということは断腸の思いだったはず。
それでも朋子のために朴になんとしても朋子を幸せにするように話すのでした。
そしてそれを実行。
小さな漁船に乗り密航、京都に上陸。
朴は吉江俊ニという名に変え、憲兵時代の上司、伊藤@豊原功輔を頼っていきました。
闇市といいますが
市場は活気に溢れ人がやってきます。
ここで、精進揚げという野菜のてんぷらの屋台を出し、
二人はそれなりに幸せな日常を送るのです。
そして戸籍はダメでもせめて結婚写真を撮る二人。
しかし、二人のことをどこかで調べた人がいて、吉江俊二という人間はこの世に居ないと
脅します。朋子はその口を閉じらすためにも黙って食事を差し出すのでした。
その様子を見ていた仲間の東大教授は脅迫だと詰め寄ってくれましたが
これが後に大きく二人の間を引き裂く事態へと予感させます。
時に、手入れが入って東大の教授が手錠をかけられ、俊二が怒っても、
朋子は絶対に逮捕されたら最後だと知っているだけになだめるのに必死。
こんな日常で焦った俊二は自分が早く日本人になるためには現金が必要だというのです。
金さえあれば、戸籍のことなどを何とかしてもらう当てがあったようです。
そして危ない橋を渡ってしまいました。
それが「うがい薬」の卸。
眉唾みたいですがどこからか薬品を持ってきて適当に作っては闇に流していました。
確かにお金は少しずつできたようですが朋子の顔は曇ります。
そしてその日が来てしまいました。
進駐軍のジープが来た。
朋子の胸騒ぎは的中してしまいました。
俊二を引っ張っていく警察。
俊二の罪状は薬事法違反、不法入国、もっとたくさんありましたが・・ええっと^^;
せっかくささやかに暮らしていたのに・・暗澹とした展開。
伊藤も教授も朋子のために骨折ってくれますが
俊二に面会に行くと裁判にはならないだろうと予言していました。
どんなことになってもたとえ朝鮮にもどされてもきっと日本に戻ってくるという俊二。
その話を聞いて朝鮮への強制送還を意味するという教授。
そんな・・・
はやる気持ちを抑え、面会に行くと京都にいた俊二はなんと佐世保に移送されたと言います。
すぐに九州に向かう朋子。
たった今、朝鮮行きの船に乗せられたと事務員が説明してくれました。
走る朋子。
米軍が二人見張っていましたが阻止するのを振り払い港まで走ります。
そして出たばかりの船に「俊二さ~ん」と叫ぶのでした。
船の中の俊二はその声が聞こえたようでした。
2話も国籍の違う二人には厳しい世の中です。
悲しいシーンというのは水際の別れですよね。
1話も2話も木戸@朴と船で別れ、名前を叫ぶのがかなり印象的。
戦争の象徴みたいな感じです。
この朴を演じる眞島秀和さんというのが大地の子を演じた上川さんにどこか似ていると思います。
ブレイクするといいですね。
いよいよ今夜が完結編。
ジェームス三木が実話をもとに書いただけにかなりの力作です。
この撮影になんと3ヶ月も費やしたそうですが
朝鮮と日本の架け橋でもあり、相当な手間がかかったことは想像できます。
1・2話を見ていなくても毎回独立した内容ですし
オープニングでさらっとおさらいしてくれますから十分理解できるし楽しめると思います。
なんと言っても今夜の出演は上川隆也さんですから!!
それにしても朋子と俊二が再会できるのかハラハラしてしまいます。
ぜひ、ご覧になってくださいね♪
11/24/2007 3年B組金八先生 第7話
金八先生の今期のテーマは父と子でしょうか?
かなり世相を反映していると思われます。
さて金八先生の息子はこの日から母校で教育実習。
お母さんのお仏壇にむかって手を合わせる二人。ちょっと感慨、涙。
職員室でも大歓迎される幸作。
英語の矢沢先生だけが一人シニカルでしたけど、この人はいつもこんな感じ。
教室。出席をとりますが駿が赤ちゃんを背負って登校。かわいい~~~♪
駿の家は芝居の座長。座員の子供だそうです。いつもは賄いのおばさんが面倒みてるが
風邪をひいてしまいうつすからということで駿が連れてきたのでした。
職員室で、駿が以前の学校で芝居のことでいじめられたことをいい、内聞にしてほしいと
金八先生が頭をさげています。生徒のために頭を下げる先生です。
駿の父親は芝居の座長。女形で踊るようです。中条錦之介。
踊っているとなんかおかしいのね。女形というよりオカマ??^^
駿に家の女形を継いでほしいのですが、駿は自分の夢は音楽だからと高校進学して音楽の
道に進みたいようです。医者の子は医者になってるしね・・・やはり商売をする家の子は家を
継ぐのが親孝行みたいなものがあるけれど、今時古いとも思えるし、本人がその気なら
OKなんですけどね・・・むずかしいところです。
駿は♪君を忘れない~スピッツを歌っていますが、誰も聞いてないみたい。そこに紋土が現れ
今度はストリートダンス。急に人が集まりだしました。駿と紋土は急速に意気投合。
でも駿が再び歌ったらまた人が消えた様子(苦笑
駿は緑山高校の軽音部で大きなコンサートに出るのが夢だと語っていました。
紋土が家に帰ると父親から手紙がきて、イラクに行く前に会いたいと書いてあったのです。
でも紋土は、父親とは会ったことがないようで、すぐに会わないと決めたようです。
生まれたときからすでに軍の父親はアメリカに帰ったようで母子で暮らしていたんですね。
父親を求めているのに会いたくないと突っぱねる、複雑な葛藤が垣間見えます。
幸作は教室ではかなり打ち解け、金八先生のことも汚い父親だといいながら、尊敬できると
手放しで人にいえる親子関係。傍目からみてもウソと思うようなすごい親子です。
あんまり父親を褒めるものだからだんだん意気消沈する紋土ですが、そこに英語の回文を
父親に聞いたというので紋土にもその矛先がまわってしまい、保健室に行くと出ていってしま
いました。
そして駿の父親が来校。
駿を一座のピンチをすくうために女形になって昔のように踊ってほしいようです。
聞いてみると芝居一座ですから年の半分は巡業で地方周りなわけで高校にはいけないのね。
しかし、駿は高校に行き音楽をやりたい。ただ父親からは才能がないと思えるというのでした。
説得してほしいと言われてもさすがにそれは金八先生には無理です。本人が納得しないことには・・。
その結果として父親は強引なことを実行してしまいました。
ぎっくり腰。
その知らせを受けて駿は代打で舞台にたちますがそれが見事な女形でした。
天城越えの中条夢三郎、なかなかきれいな駿です。ほんと才能あるかも。
夢さま~とキモノに10万(?)のご祝儀をつけてもらってましたよね?すごいわ~
そのあとはいつものように外に歌を歌いに出て行きました。
駅前にはスカウトの人がいると紋土がいうので、声をかけ駿の歌を聞いてもらいます。
しかしその人は「才能ゼロ」だと言い捨てて消えていくのでした。
町中でオバチャンたちに「夢様」とサインをねだられますがそれを払って走る駿。
クラスの子が目撃してました。夢様って誰??
振り払ってやっと帰ったきた駿はスカウトも父親が手を回していたことを知ります。
それをカーテンの陰から見ていた駿は、父親に向かってかなり怒ってしまうのです。
男が化粧して踊る姿は化け物。
すなわちお父さんの仕事は世の中に何の役にもたたないクソだと。
そして学校でいじめられていたことも言います。悔しくないけど恥ずかしかった。
父親としてもなんとも辛い気分になってしまうに違いありません。
いつかわかってくれるだろうとは思うけれど事態は逼迫しているようですし・・
さて、翌朝、金八先生はトイレをかりますが、そのお掃除が駿の父親。
少しでも稼ぎたいとこの仕事を選んだようですが、芝居は世の役に立たないけど
こちらの方は少しは役にたってるかもと言いました。
金八先生は、男の子は父親に反発する時期があるからと慰めています。
登校してみると黒板に夢様~と駿を揶揄したいたずら書き。
駿は怒って殴りかかってしまいました。
保健室では喧嘩両成敗ということになりますが、駿としては父親がああいう仕事をしているか
らだと言い出すのでした。拍手もされないのに女形をやって、誰からも感謝されないのに
便所そうじなんかやって・・・口元が相当ため込んでるようで金八先生も暗澹とした顔。
金八先生はそのトイレに行ってみますが、きれいにお掃除されて
どの個室にも花が一輪さしてあります。
そしてその日の授業は「便所掃除」
「頭の芯まで臭くなります。まともに見ることもできません。」
その詩はかなりリアルで匂いがしてきそうで朗読させられる生徒もきつそうでした。
駿の番になって、泣きながら読み、ついつい貰い泣きさせられてしまいます。
本当は全部わかっている駿。
「便所を美しくする娘は美しい子供を産むといった母を思い出します。
僕は男です美しい妻に会えるかもしれません。」
トイレ掃除をすると可愛い子が生まれるとは良く聞きますね。
昨日も松居一代さんが言ってました。
とにかく駿は泣き通し。
誰もやりたがらない仕事を黙って支えてくれる人がいる。
誰からも拍手されないけれど誰かのために黙って仕事をする人こそ本当の働く人。
誰も引き受けないでも誰かがやらなければ困る仕事を黙ってやる人、
駿のお父さんの仕事も個性に輝く立派な芸能人だと思います。
金八先生は駿を説得しようとしたつもりはないですが挑発したかもしれません。
じゃあ、先生が女形をやってみろよ!
つい売り言葉に買い言葉で先生も「やってやる」と言ってしまいました。
3Bの生徒が観客。商店街からもぼちぼち(笑
そして金八先生が踊りますが、生徒たちからは「痛い」の声が出ています。
踊りがぎくしゃくして途中で腰を痛めてしまい、駿の父親に代わると言ってしまうのです。
ところがそこで駿がたちあがり「僕が踊るよ!」ええ??
そして今度は駿の女形が出てきました。
孔雀の扇を持ち、舞う姿は先ほどの日本風の踊りとはちょっと違うハイカラな女形。
すごい見事な舞台に生徒たちもあんぐりです。
本当キレイでした。
踊り終わって生徒たちが駿を囲みますがお父さんまで涙してます。
瓢箪から駒ってこういうことでしょうかね。
駿は自分の道を確かに見つけたようです。
でも高校に行きたいと言う気持ちは変わらないようです。
「私」のHPには、金八先生の女形の才能ゼロと書き込んでいました。

今週の駿の女形があんまり見事でびっくりでした。
これって実話じゃないですか??
こういう才能があるっていいですよね。拍手でした。
ただ、金八先生の踊りから駿へとバトンタッチするあたりの
駿の心理状態があんまり急展開でついていけないかも。
ここだけ急ぎすぎた感がありました。
紋土の件は挿話だけでまだ中味がでていません。
これは持ち越しそうですね。
アメリカ軍とかイラクとか話が大きくなりそうでどうまとめるかも想像ができません。
そういえば今週はサトケンのエピは完全に消えていました。
その後の父子はどうなったかこれも心配です。
そして美香の件も全く進展してません。
今週は美香は特に反発もなく過ぎてましたが、
この子に関しては大きく取り上げそうですね。
さて金八先生の息子はこの日から母校で教育実習。
お母さんのお仏壇にむかって手を合わせる二人。ちょっと感慨、涙。
職員室でも大歓迎される幸作。
英語の矢沢先生だけが一人シニカルでしたけど、この人はいつもこんな感じ。
教室。出席をとりますが駿が赤ちゃんを背負って登校。かわいい~~~♪
駿の家は芝居の座長。座員の子供だそうです。いつもは賄いのおばさんが面倒みてるが
風邪をひいてしまいうつすからということで駿が連れてきたのでした。
職員室で、駿が以前の学校で芝居のことでいじめられたことをいい、内聞にしてほしいと
金八先生が頭をさげています。生徒のために頭を下げる先生です。
駿の父親は芝居の座長。女形で踊るようです。中条錦之介。
踊っているとなんかおかしいのね。女形というよりオカマ??^^
駿に家の女形を継いでほしいのですが、駿は自分の夢は音楽だからと高校進学して音楽の
道に進みたいようです。医者の子は医者になってるしね・・・やはり商売をする家の子は家を
継ぐのが親孝行みたいなものがあるけれど、今時古いとも思えるし、本人がその気なら
OKなんですけどね・・・むずかしいところです。
駿は♪君を忘れない~スピッツを歌っていますが、誰も聞いてないみたい。そこに紋土が現れ
今度はストリートダンス。急に人が集まりだしました。駿と紋土は急速に意気投合。
でも駿が再び歌ったらまた人が消えた様子(苦笑
駿は緑山高校の軽音部で大きなコンサートに出るのが夢だと語っていました。
紋土が家に帰ると父親から手紙がきて、イラクに行く前に会いたいと書いてあったのです。
でも紋土は、父親とは会ったことがないようで、すぐに会わないと決めたようです。
生まれたときからすでに軍の父親はアメリカに帰ったようで母子で暮らしていたんですね。
父親を求めているのに会いたくないと突っぱねる、複雑な葛藤が垣間見えます。
幸作は教室ではかなり打ち解け、金八先生のことも汚い父親だといいながら、尊敬できると
手放しで人にいえる親子関係。傍目からみてもウソと思うようなすごい親子です。
あんまり父親を褒めるものだからだんだん意気消沈する紋土ですが、そこに英語の回文を
父親に聞いたというので紋土にもその矛先がまわってしまい、保健室に行くと出ていってしま
いました。
そして駿の父親が来校。
駿を一座のピンチをすくうために女形になって昔のように踊ってほしいようです。
聞いてみると芝居一座ですから年の半分は巡業で地方周りなわけで高校にはいけないのね。
しかし、駿は高校に行き音楽をやりたい。ただ父親からは才能がないと思えるというのでした。
説得してほしいと言われてもさすがにそれは金八先生には無理です。本人が納得しないことには・・。
その結果として父親は強引なことを実行してしまいました。
ぎっくり腰。
その知らせを受けて駿は代打で舞台にたちますがそれが見事な女形でした。
天城越えの中条夢三郎、なかなかきれいな駿です。ほんと才能あるかも。
夢さま~とキモノに10万(?)のご祝儀をつけてもらってましたよね?すごいわ~
そのあとはいつものように外に歌を歌いに出て行きました。
駅前にはスカウトの人がいると紋土がいうので、声をかけ駿の歌を聞いてもらいます。
しかしその人は「才能ゼロ」だと言い捨てて消えていくのでした。
町中でオバチャンたちに「夢様」とサインをねだられますがそれを払って走る駿。
クラスの子が目撃してました。夢様って誰??
振り払ってやっと帰ったきた駿はスカウトも父親が手を回していたことを知ります。
それをカーテンの陰から見ていた駿は、父親に向かってかなり怒ってしまうのです。
男が化粧して踊る姿は化け物。
すなわちお父さんの仕事は世の中に何の役にもたたないクソだと。
そして学校でいじめられていたことも言います。悔しくないけど恥ずかしかった。
父親としてもなんとも辛い気分になってしまうに違いありません。
いつかわかってくれるだろうとは思うけれど事態は逼迫しているようですし・・
さて、翌朝、金八先生はトイレをかりますが、そのお掃除が駿の父親。
少しでも稼ぎたいとこの仕事を選んだようですが、芝居は世の役に立たないけど
こちらの方は少しは役にたってるかもと言いました。
金八先生は、男の子は父親に反発する時期があるからと慰めています。
登校してみると黒板に夢様~と駿を揶揄したいたずら書き。
駿は怒って殴りかかってしまいました。
保健室では喧嘩両成敗ということになりますが、駿としては父親がああいう仕事をしているか
らだと言い出すのでした。拍手もされないのに女形をやって、誰からも感謝されないのに
便所そうじなんかやって・・・口元が相当ため込んでるようで金八先生も暗澹とした顔。
金八先生はそのトイレに行ってみますが、きれいにお掃除されて
どの個室にも花が一輪さしてあります。
そしてその日の授業は「便所掃除」
「頭の芯まで臭くなります。まともに見ることもできません。」
その詩はかなりリアルで匂いがしてきそうで朗読させられる生徒もきつそうでした。
駿の番になって、泣きながら読み、ついつい貰い泣きさせられてしまいます。
本当は全部わかっている駿。
「便所を美しくする娘は美しい子供を産むといった母を思い出します。
僕は男です美しい妻に会えるかもしれません。」
トイレ掃除をすると可愛い子が生まれるとは良く聞きますね。
昨日も松居一代さんが言ってました。
とにかく駿は泣き通し。
誰もやりたがらない仕事を黙って支えてくれる人がいる。
誰からも拍手されないけれど誰かのために黙って仕事をする人こそ本当の働く人。
誰も引き受けないでも誰かがやらなければ困る仕事を黙ってやる人、
駿のお父さんの仕事も個性に輝く立派な芸能人だと思います。
金八先生は駿を説得しようとしたつもりはないですが挑発したかもしれません。
じゃあ、先生が女形をやってみろよ!
つい売り言葉に買い言葉で先生も「やってやる」と言ってしまいました。
3Bの生徒が観客。商店街からもぼちぼち(笑
そして金八先生が踊りますが、生徒たちからは「痛い」の声が出ています。
踊りがぎくしゃくして途中で腰を痛めてしまい、駿の父親に代わると言ってしまうのです。
ところがそこで駿がたちあがり「僕が踊るよ!」ええ??
そして今度は駿の女形が出てきました。
孔雀の扇を持ち、舞う姿は先ほどの日本風の踊りとはちょっと違うハイカラな女形。
すごい見事な舞台に生徒たちもあんぐりです。
本当キレイでした。
踊り終わって生徒たちが駿を囲みますがお父さんまで涙してます。
瓢箪から駒ってこういうことでしょうかね。
駿は自分の道を確かに見つけたようです。
でも高校に行きたいと言う気持ちは変わらないようです。
「私」のHPには、金八先生の女形の才能ゼロと書き込んでいました。



今週の駿の女形があんまり見事でびっくりでした。
これって実話じゃないですか??
こういう才能があるっていいですよね。拍手でした。
ただ、金八先生の踊りから駿へとバトンタッチするあたりの
駿の心理状態があんまり急展開でついていけないかも。
ここだけ急ぎすぎた感がありました。
紋土の件は挿話だけでまだ中味がでていません。
これは持ち越しそうですね。
アメリカ軍とかイラクとか話が大きくなりそうでどうまとめるかも想像ができません。
そういえば今週はサトケンのエピは完全に消えていました。
その後の父子はどうなったかこれも心配です。
そして美香の件も全く進展してません。
今週は美香は特に反発もなく過ぎてましたが、
この子に関しては大きく取り上げそうですね。
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