04/14/2008 映画「日本沈没」
連続してテレビ映画のエントリーですが、こちらは(昨日のアンフェアと比較して)むむむ・・でした。
興行成績はこれもアンフェアと比較すると抜群に良かったらしいですが、
ストーリーがあってないようなこういう映画は、体質的に合わないというかどうもダメです。
簡単なあらすじは・・・
日本列島の各地で地震が多発し、火山活動も激しくなってきた。深海潜水艇の操縦士、小野寺(草剛)も地震災害にあい、危ないところをレスキュー隊の阿部玲子(柴咲コウ)に救われる。地震研究家、田所(豊川悦司)の試算では、1年以内に日本列島が太平洋に沈む。危機管理の鷹森大臣(大地真央)を中心に日本国民の海外移住計画が進む。しかし、列島の沈没が始まる。どうなる、日本。。。
フォッサマグナってなんだっけ?
昔、勉強したっけ?
ぬるい日本に喝を入れるって主旨なんでしょうか。
火山とか地殻変動とかさっぱりわかりませんし日本がどういう状況かも知らずにいます。
だからちょっとは勉強になったかというと、今すぐ日本脱出したほうがいいんだろうかと
その程度のことしか思えなかったですね。もはや思考は幼児以下ですわ。
それと「わだつみ」という潜水艦もちょっとひっかかりますね。
これ聞いただけで第二次世界大戦を連想させますし、胸騒ぐいや~な感覚しかありません。
そして最後に、草薙さんが海中深くもぐりこんで自己犠牲を果たすというのもいやでしたね。
いわゆる片道切符の神風特攻隊を想起させますよね。
すなわち「愛する人のために死にに行く」と。
どこか面白いストーリーがあるんだろうかとずっと見ていたけど最後の最後まで面白くない。
映画館に金払って行ってなくて良かったです。
文句ばかりですが、ちょっとの見所は草薙さんと柴咲コウのラブです。
ちゃんとキスシーンもありましたよ。でも萌えません。だって泥の顔じゃねえ・・。
それから福田麻由子ちゃんも出演しています。
この子はきりっとして相変わらず上手いですね。
一年で日本は沈没してしまうということを予想している学者がトヨエツ。
これがなかなかかっこよくていい役でした。
沈没が本当なら、難民ということで海外移住しか手はないんですね。
もしもそうなったら今持っている円は通用しないってことになるんでしょうか。
移住先に合わせて早いうちに交換するの?それとも貴金属などに変える?
不動産をいくつ持っていてももはやどうすることもできません。
身一つ、健康な体だけが財産ですね。
順々と日本脱出していく人々です。脱出が早いか、地震による崩壊で犠牲になるのが早いか。
これも住んでいる地域による運次第って感じ。
もう自分勝手に自由な海外渡航じゃないんです。政府の管理による順番待ち。
受け入れ先が中国になるかスイスになるかイギリスになるか・・これも運次第?
戦時中の日本への帰国待ちってこんな感じだったんでしょうね。
日本沈没を食い止めるには、プレートを切断すれば半分は残せると発案のトヨエツ学者。
核並みの威力を持つ爆薬を海溝深く何本も仕掛けることで、
地殻が引きずり落とす沈没の連鎖を絶つことができるという構想です。
その説に従って、一度目のわだつみが出艇。
その操艇者がミッチー。
しかし激しい泥流に失敗。ミッチーは浮上せず。
これによって、成すすべは絶たれてしまったという結論になります。
あとは日本脱出しかないのか?
激しい地震が襲い、日本列島は次々に沈んでいきます。
東京の高層ビルが傾き、渋谷の109が沈む様はちょっと悲しくなります。
もしも自分の持ってるビルがこの中に映されたら営業妨害で裁判にしたくならない?
生き残った人たちもより高いところに移動しなければ水没の危険があるということで
富士山山頂めざしての移動。ところがここで富士山が大噴火。
人々が割れた地面に落ちていくのを見るのはきついです・・・。
柴咲の電話を聞いて、草薙さんが飛び出す。
そこから自分にできることは?と考え始めるのでした。
日本を救うために。愛する人を守るために。
そして最終章。
草薙さんが「わだつみ」に乗り、爆薬を仕掛けるということを決意。
二度と戻ってこれないと、トヨエツ学者は引き止めるのですが草薙さんの気持ちは固く
その崇高な意志は敢行されました。
海中深く潜水。そして爆薬は仕掛けられ、いくつもの爆発が海中から上がりました。
それにより、沈没し続けていた日本列島がそこで沈むのがストップされたことが確認されました。
トヨエツ学者の案は正解だったのでした。
浮上することのない草薙さんに涙。
大地真央扮する鷹森大臣が、日本列島の復活を高らかに宣言しました。
そしてミッチーと草薙さんに合掌。
政府首脳陣がよってたかっても自分のことしか考えてなかったというのが
もう全く現在の状況と同じでかなり皮肉っていました。
それでも一部のこういう神の心を持つ人によって日本は救われたのです。
最終的に日本沈没はないということになり希望が見えたので
良かったと胸をなでおろしてOK?
でも、やっぱり地震に対する備えも気休めに感じたこの映画でした。
稼いだものは自分で持てるものに変えるのが一番かも。
そして何よりも健康を維持していくのがもっとも重要なことのように感じてしまいました。
「生き延びて欲しい」という願いを実行するためにも。
ストーリーがあってないようなこういう映画は、体質的に合わないというかどうもダメです。
簡単なあらすじは・・・
日本列島の各地で地震が多発し、火山活動も激しくなってきた。深海潜水艇の操縦士、小野寺(草剛)も地震災害にあい、危ないところをレスキュー隊の阿部玲子(柴咲コウ)に救われる。地震研究家、田所(豊川悦司)の試算では、1年以内に日本列島が太平洋に沈む。危機管理の鷹森大臣(大地真央)を中心に日本国民の海外移住計画が進む。しかし、列島の沈没が始まる。どうなる、日本。。。
フォッサマグナってなんだっけ?
昔、勉強したっけ?
ぬるい日本に喝を入れるって主旨なんでしょうか。
火山とか地殻変動とかさっぱりわかりませんし日本がどういう状況かも知らずにいます。
だからちょっとは勉強になったかというと、今すぐ日本脱出したほうがいいんだろうかと
その程度のことしか思えなかったですね。もはや思考は幼児以下ですわ。
それと「わだつみ」という潜水艦もちょっとひっかかりますね。
これ聞いただけで第二次世界大戦を連想させますし、胸騒ぐいや~な感覚しかありません。
そして最後に、草薙さんが海中深くもぐりこんで自己犠牲を果たすというのもいやでしたね。
いわゆる片道切符の神風特攻隊を想起させますよね。
すなわち「愛する人のために死にに行く」と。
どこか面白いストーリーがあるんだろうかとずっと見ていたけど最後の最後まで面白くない。
映画館に金払って行ってなくて良かったです。
文句ばかりですが、ちょっとの見所は草薙さんと柴咲コウのラブです。
ちゃんとキスシーンもありましたよ。でも萌えません。だって泥の顔じゃねえ・・。
それから福田麻由子ちゃんも出演しています。
この子はきりっとして相変わらず上手いですね。
一年で日本は沈没してしまうということを予想している学者がトヨエツ。
これがなかなかかっこよくていい役でした。
沈没が本当なら、難民ということで海外移住しか手はないんですね。
もしもそうなったら今持っている円は通用しないってことになるんでしょうか。
移住先に合わせて早いうちに交換するの?それとも貴金属などに変える?
不動産をいくつ持っていてももはやどうすることもできません。
身一つ、健康な体だけが財産ですね。
順々と日本脱出していく人々です。脱出が早いか、地震による崩壊で犠牲になるのが早いか。
これも住んでいる地域による運次第って感じ。
もう自分勝手に自由な海外渡航じゃないんです。政府の管理による順番待ち。
受け入れ先が中国になるかスイスになるかイギリスになるか・・これも運次第?
戦時中の日本への帰国待ちってこんな感じだったんでしょうね。
日本沈没を食い止めるには、プレートを切断すれば半分は残せると発案のトヨエツ学者。
核並みの威力を持つ爆薬を海溝深く何本も仕掛けることで、
地殻が引きずり落とす沈没の連鎖を絶つことができるという構想です。
その説に従って、一度目のわだつみが出艇。
その操艇者がミッチー。
しかし激しい泥流に失敗。ミッチーは浮上せず。
これによって、成すすべは絶たれてしまったという結論になります。
あとは日本脱出しかないのか?
激しい地震が襲い、日本列島は次々に沈んでいきます。
東京の高層ビルが傾き、渋谷の109が沈む様はちょっと悲しくなります。
もしも自分の持ってるビルがこの中に映されたら営業妨害で裁判にしたくならない?
生き残った人たちもより高いところに移動しなければ水没の危険があるということで
富士山山頂めざしての移動。ところがここで富士山が大噴火。
人々が割れた地面に落ちていくのを見るのはきついです・・・。
柴咲の電話を聞いて、草薙さんが飛び出す。
そこから自分にできることは?と考え始めるのでした。
日本を救うために。愛する人を守るために。
そして最終章。
草薙さんが「わだつみ」に乗り、爆薬を仕掛けるということを決意。
二度と戻ってこれないと、トヨエツ学者は引き止めるのですが草薙さんの気持ちは固く
その崇高な意志は敢行されました。
海中深く潜水。そして爆薬は仕掛けられ、いくつもの爆発が海中から上がりました。
それにより、沈没し続けていた日本列島がそこで沈むのがストップされたことが確認されました。
トヨエツ学者の案は正解だったのでした。
浮上することのない草薙さんに涙。
大地真央扮する鷹森大臣が、日本列島の復活を高らかに宣言しました。
そしてミッチーと草薙さんに合掌。
政府首脳陣がよってたかっても自分のことしか考えてなかったというのが
もう全く現在の状況と同じでかなり皮肉っていました。
それでも一部のこういう神の心を持つ人によって日本は救われたのです。
最終的に日本沈没はないということになり希望が見えたので
良かったと胸をなでおろしてOK?
でも、やっぱり地震に対する備えも気休めに感じたこの映画でした。
稼いだものは自分で持てるものに変えるのが一番かも。
そして何よりも健康を維持していくのがもっとも重要なことのように感じてしまいました。
「生き延びて欲しい」という願いを実行するためにも。
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