06/26/2008 課長 島耕作
面白かったねえ~。2時間、飽きさせずに引っ張ることができる稀有な素材です。
コミックで読んだのはいつ頃だったかなあ・・・・
部長、取締役あたりまでは時々見てましたが、とうとう社長にまでなったと聞きました。出世したねえ。
京都での単身赴任を終え、課長という肩書きで東京本社に呼び戻された島耕作(高橋克典)、34歳。新しいポストは、家電業界大手・初芝電器の販売助成部ショールーム課課長。気心の知れた上司、部長の中沢喜一(宅麻伸)から4人の部下を紹介された島は、さっそくその一人・大町久美子(松下奈緒)の案内で都内のショールーム回りをした。
島が、帰京後、初めて自宅に帰ったのは、その日の夜。家では、妻・怜子(横山めぐみ)と小学1年生の一人娘・奈美(飯野芹菜)が待っていたが、仕事にかまけ家庭をないがしろにしたツケが回り、夫婦の会話は少なかった。
会社内では、社長の苫米地功(神山繁)と、死亡した元会長・吉原の娘と結婚した副社長・大泉裕介(小林稔侍)の2つの派閥があった。島は、自分の性に合わないため無派閥。中沢が同じく無派閥だったため、島は、仕事はやりやすかった。
帰京して早々、島は、探偵事務所で働く親友の木暮(高知東生)から、何者かが初芝電器株を買い漁っているとの情報を得た。中沢を通じてこの話を聞いた苫米地は、直
ちに大泉、専務の石渡(鶴田忍)、久米(津村鷹志)ら社内役員を招集し、善後策を協議。同時に、島には続けて調査をするよう指示する。島が、部下の久美子に誘われ食事をし、その後ホテルで一夜をともにしてしまったのは、雑用に追われ二人で残業した後のことであった。
翌日、木暮からの連絡で、株を買い漁る相手が、韓国の企業らしいと判明。苫米地は、自社株の買い増しで対抗するよう指示した。騒ぎの最前線に立つことになった島は、家でも怜子から離婚届を突きつけられ、公私ともに追い詰められる。奈美が母親との二人暮らしに反対しなかったと告げられた島は、一度も振り返らずに出て行く怜子を悄然と見つめるだけだった。
島は銀座のママで納まっている馬島典子(高岡早紀)から、苫米地派の常務・松本(佐野史郎)が落としたメモを見せられた。そのメモが個人株主に関するデータだと知った島は、苫米地が、大泉派の排除を画策しているとにらむ。松本は、典子が大泉の愛人だと知り、大泉派の情報を得るために店の常連になったらしい。
そんな中、初芝株の買い取りを仕掛けた相手の正体とその目的が明らかになった。
その相手とは、世界的な規模を誇るジンハン電子で、初芝を吸収合併するための敵対
的M&Aを仕掛けていたのだ。 韓国企業に乗っ取られる!そんな状況の中で初芝電
器は震撼となった。一方初芝株の奪い合いが表面化する中、島の部下・野中(伊藤正
之)の起こしたセクハラ騒ぎがきっかけで、その株に関する思わぬ事実が浮上した。久
美子の母・大町愛子(萬田久子)が元会長・吉原の愛人で、久美子が何と吉原の娘と
判明。吉原が死亡した際、愛子が初芝株1億5千万株を譲り受けていたことが明らか
になったのだ。
まもなく、初芝とジンハン側との交渉が決裂。両者は、大株主の愛子がキーパーソン
になるとみて、その行方を追い始めた。久美子の情報によると、愛子は海外のどこか
に旅行中とか。ところが、大泉の派閥に属していると思われた島は、ライバル会社の
ヘッドハンティング話に乗ったとの濡れ衣を着せられ、苫米地から1週間後にクビにす
ると通告された。追い詰められた島は、典子に例のメモを大泉に渡すよう依頼。島の危
機を知った木暮と、同期の企画室長・山本(佐藤恒治)は、1週間以内に苫米地を退陣
させるべく、福岡で起きたヤミ再販事件を内部告発という形でマスコミにリークした。
解雇まであと3日となった日、何としても初芝を救いたい島は、中沢のアドバイスで休暇を取り、久美子からの情報を元に、愛子がいるらしいバリ島へと向かった。だが、バ
リ島に到着した島は、すでにソムサンと接触したらしい愛子に、冷たく追い返されて――。
会社の窮地を救えるのか?島の運命やいかに?!
内部告発は会社を裏切るようで嫌だと言った島耕作だったのに、
結局は「内部告発」を利用しましたね。
今や、内部告発は普通のこと。
会社が会社として正しくあるためには内部者からの声はむしろ貴重なものなのです。
バリに飛んだ島課長は大町愛子に面会に行きます。
しかし萬田久子サンのきれいなこと!かく歳を重ねたいと強く望む。
苫米地社長が自分の機嫌次第で社員を「クビ」にするなんてできることではなく
およそ争うという臭いことをしないのがこの島課長。
でも娘の一声により自分で闘うことを選択したのでした。
コミックを読んでいても思ったけど島課長って魅力的ですよね。
仕事ができる男はまず女にモテないといけないという鉄則があるみたいで(笑
そして女が必ず随所で島課長を助けてくれる。
流れにさからわず自然流に上がっていったけど、全部、女の人脈を築いたおかげ!!
一番の幸運は元会長の孫である大町久美子に好かれたということですね。
おかげでその母@愛子も島を気に入ったようだし。
さて、愛子と面会したときには娘と寝たの?と聞く母だったようですが
自分とも「寝なさい」ってすごいセリフの連続。
さすがに手も出せない島ですが、こういう時にできないようじゃダメだって言われてました。
これで負け犬気分で帰国した島でしたが、久美子が今度は助け舟。
木野会長に引き合わせてくれました。
取締役会に乱入する大町愛子。着物もキマってます。
何しろ愛子の切り札は1億5千万株所有の株だからね。
そこで島課長は発言を認められ所信表明をすることになります。
最初、愛子に接触した時点では副社長に株を委譲して欲しいというつもりだった。
しかしそれでは自分も派閥に加わったことになる。
目の前ではジンハン電子が愛子に接触。
まさに会社の存亡の危機がここにあるというのに、派閥争いなどしている場合か。
まずは買収から防がなければならない。
初芝の技術は環境にやさしく誰もが簡単に安全に使えるもの。
この技術が私の誇りです。
自分は仲間を泣かせたくないと思った。
会社を愛しているという島です。
一礼して出て行きました。
取締役会では愛子が、島が自分の元に戻ってきて、
「株は誰にも売らないで欲しい」と言ったと皆の前で説明していました。
自分はクビになってもいいから愛子が持ち続けることが初芝を救う唯一の方法だと言ったと。
役員達全員、無言です。
そして大泉副社長に株委託を宣言。
いきなり社長派と副社長派の勢力が逆転してしまいます。むははは。。痛快!
苫米地は社長解任の動議を出され、降板は決定。
木野会長からは
島課長をクビにしようとして自分の首をしめたんだといわれてました・・ははは・・ザマアミロ!
そして島課長はもちろんクビは取り消され会社に戻ってきました!
*************
これって連続ドラマだったらかなり数字が行きそうですね。
秋には続編があるそうです。
不連続シリーズということで2Hドラマに仕上げたほうが内容も濃くできるということで
そっちの選択なの?
高橋克典というのがサラリーマンを演じたら抜群に上手いという事は刷り込み済み。
金太郎も只野も今回の島課長もみんな女にモテるという点でも共通してますね(笑
今回はおとなしめの島課長でした。
でもそれがやや新鮮とも言えなくもない?
面白かった☆
部長、取締役あたりまでは時々見てましたが、とうとう社長にまでなったと聞きました。出世したねえ。
京都での単身赴任を終え、課長という肩書きで東京本社に呼び戻された島耕作(高橋克典)、34歳。新しいポストは、家電業界大手・初芝電器の販売助成部ショールーム課課長。気心の知れた上司、部長の中沢喜一(宅麻伸)から4人の部下を紹介された島は、さっそくその一人・大町久美子(松下奈緒)の案内で都内のショールーム回りをした。
島が、帰京後、初めて自宅に帰ったのは、その日の夜。家では、妻・怜子(横山めぐみ)と小学1年生の一人娘・奈美(飯野芹菜)が待っていたが、仕事にかまけ家庭をないがしろにしたツケが回り、夫婦の会話は少なかった。
会社内では、社長の苫米地功(神山繁)と、死亡した元会長・吉原の娘と結婚した副社長・大泉裕介(小林稔侍)の2つの派閥があった。島は、自分の性に合わないため無派閥。中沢が同じく無派閥だったため、島は、仕事はやりやすかった。
帰京して早々、島は、探偵事務所で働く親友の木暮(高知東生)から、何者かが初芝電器株を買い漁っているとの情報を得た。中沢を通じてこの話を聞いた苫米地は、直
ちに大泉、専務の石渡(鶴田忍)、久米(津村鷹志)ら社内役員を招集し、善後策を協議。同時に、島には続けて調査をするよう指示する。島が、部下の久美子に誘われ食事をし、その後ホテルで一夜をともにしてしまったのは、雑用に追われ二人で残業した後のことであった。
翌日、木暮からの連絡で、株を買い漁る相手が、韓国の企業らしいと判明。苫米地は、自社株の買い増しで対抗するよう指示した。騒ぎの最前線に立つことになった島は、家でも怜子から離婚届を突きつけられ、公私ともに追い詰められる。奈美が母親との二人暮らしに反対しなかったと告げられた島は、一度も振り返らずに出て行く怜子を悄然と見つめるだけだった。
島は銀座のママで納まっている馬島典子(高岡早紀)から、苫米地派の常務・松本(佐野史郎)が落としたメモを見せられた。そのメモが個人株主に関するデータだと知った島は、苫米地が、大泉派の排除を画策しているとにらむ。松本は、典子が大泉の愛人だと知り、大泉派の情報を得るために店の常連になったらしい。
そんな中、初芝株の買い取りを仕掛けた相手の正体とその目的が明らかになった。
その相手とは、世界的な規模を誇るジンハン電子で、初芝を吸収合併するための敵対
的M&Aを仕掛けていたのだ。 韓国企業に乗っ取られる!そんな状況の中で初芝電
器は震撼となった。一方初芝株の奪い合いが表面化する中、島の部下・野中(伊藤正
之)の起こしたセクハラ騒ぎがきっかけで、その株に関する思わぬ事実が浮上した。久
美子の母・大町愛子(萬田久子)が元会長・吉原の愛人で、久美子が何と吉原の娘と
判明。吉原が死亡した際、愛子が初芝株1億5千万株を譲り受けていたことが明らか
になったのだ。
まもなく、初芝とジンハン側との交渉が決裂。両者は、大株主の愛子がキーパーソン
になるとみて、その行方を追い始めた。久美子の情報によると、愛子は海外のどこか
に旅行中とか。ところが、大泉の派閥に属していると思われた島は、ライバル会社の
ヘッドハンティング話に乗ったとの濡れ衣を着せられ、苫米地から1週間後にクビにす
ると通告された。追い詰められた島は、典子に例のメモを大泉に渡すよう依頼。島の危
機を知った木暮と、同期の企画室長・山本(佐藤恒治)は、1週間以内に苫米地を退陣
させるべく、福岡で起きたヤミ再販事件を内部告発という形でマスコミにリークした。
解雇まであと3日となった日、何としても初芝を救いたい島は、中沢のアドバイスで休暇を取り、久美子からの情報を元に、愛子がいるらしいバリ島へと向かった。だが、バ
リ島に到着した島は、すでにソムサンと接触したらしい愛子に、冷たく追い返されて――。
会社の窮地を救えるのか?島の運命やいかに?!
内部告発は会社を裏切るようで嫌だと言った島耕作だったのに、
結局は「内部告発」を利用しましたね。
今や、内部告発は普通のこと。
会社が会社として正しくあるためには内部者からの声はむしろ貴重なものなのです。
バリに飛んだ島課長は大町愛子に面会に行きます。
しかし萬田久子サンのきれいなこと!かく歳を重ねたいと強く望む。
苫米地社長が自分の機嫌次第で社員を「クビ」にするなんてできることではなく
およそ争うという臭いことをしないのがこの島課長。
でも娘の一声により自分で闘うことを選択したのでした。
コミックを読んでいても思ったけど島課長って魅力的ですよね。
仕事ができる男はまず女にモテないといけないという鉄則があるみたいで(笑
そして女が必ず随所で島課長を助けてくれる。
流れにさからわず自然流に上がっていったけど、全部、女の人脈を築いたおかげ!!
一番の幸運は元会長の孫である大町久美子に好かれたということですね。
おかげでその母@愛子も島を気に入ったようだし。
さて、愛子と面会したときには娘と寝たの?と聞く母だったようですが
自分とも「寝なさい」ってすごいセリフの連続。
さすがに手も出せない島ですが、こういう時にできないようじゃダメだって言われてました。
これで負け犬気分で帰国した島でしたが、久美子が今度は助け舟。
木野会長に引き合わせてくれました。
取締役会に乱入する大町愛子。着物もキマってます。
何しろ愛子の切り札は1億5千万株所有の株だからね。
そこで島課長は発言を認められ所信表明をすることになります。
最初、愛子に接触した時点では副社長に株を委譲して欲しいというつもりだった。
しかしそれでは自分も派閥に加わったことになる。
目の前ではジンハン電子が愛子に接触。
まさに会社の存亡の危機がここにあるというのに、派閥争いなどしている場合か。
まずは買収から防がなければならない。
初芝の技術は環境にやさしく誰もが簡単に安全に使えるもの。
この技術が私の誇りです。
自分は仲間を泣かせたくないと思った。
会社を愛しているという島です。
一礼して出て行きました。
取締役会では愛子が、島が自分の元に戻ってきて、
「株は誰にも売らないで欲しい」と言ったと皆の前で説明していました。
自分はクビになってもいいから愛子が持ち続けることが初芝を救う唯一の方法だと言ったと。
役員達全員、無言です。
そして大泉副社長に株委託を宣言。
いきなり社長派と副社長派の勢力が逆転してしまいます。むははは。。痛快!
苫米地は社長解任の動議を出され、降板は決定。
木野会長からは
島課長をクビにしようとして自分の首をしめたんだといわれてました・・ははは・・ザマアミロ!
そして島課長はもちろんクビは取り消され会社に戻ってきました!
*************
これって連続ドラマだったらかなり数字が行きそうですね。
秋には続編があるそうです。
不連続シリーズということで2Hドラマに仕上げたほうが内容も濃くできるということで
そっちの選択なの?
高橋克典というのがサラリーマンを演じたら抜群に上手いという事は刷り込み済み。
金太郎も只野も今回の島課長もみんな女にモテるという点でも共通してますね(笑
今回はおとなしめの島課長でした。
でもそれがやや新鮮とも言えなくもない?
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