09/01/2008 Tomorrow-陽はまたのぼる- 第9話
今回は仙道妻の手紙が号泣でした。尊厳死かあ・・。勉強になりますね!
ある日、市内で開業医をしている 仙道 (岸部一徳) の妻・昌江 (水沢アキ) が病院を訪れる。これまで多くの患者に市民病院を紹介してきた昌江は、病院が一般外来を閉鎖し専門病院になってしまうことに複雑な気持ちでいた。そんな思いを 航平 (竹野内 豊) に話す昌江。と、その時、昌江が脳幹出血を起こして倒れてしまう。懸命に処置をする航平と 愛子 (菅野美穂)。しかし、昌江の意識は戻らない。このままでは植物状態になる可能性があるという紗綾 (緒川たまき) の言葉に仙道は呆然と立ち尽くす。
そんなある日、航平と紗綾は 蓮見 (陣内孝則) から来月末で病院を全面的に閉鎖すると告げられる。専門病院の計画も破棄し、病院のある地域一帯はリゾート地として再開発するというのだ。これに納得のいかない航平であったが、今となってはもう「病院が潰れるか、市自体が潰れるかのどちらしかない」という蓮見の言葉に何も言えなくなってしまう。そして、病院を立て直すことが出来なくなってしまった紗綾は「病院を辞める」と言う。しかし、そこには仙道の妻・昌江の意識が戻らないことと、紗綾の母親に対する思いが隠されていて…。
紺屋の白袴というか医者の不養生というか、自分の体を省みず働き続ける医師たちを仙道の奥さん@
水沢アキが次々と診察していますが、ちょっとちょっと航平の目の下ひっくり返してあっかんべーしちゃっ
たよ(笑)意外と白いなあ・・って、そんなことじゃなくて^^;
ここまではにぎやかで良かったのに、そういう自分が倒れてしまうという前ふりだったのでした。
仙道女医ですが開業医です。
市民病院が脳専門病院になると聞き、さまざまな機器が開業医にはとても設備できないのに
病院には人がいなくて使うことがないともったいなさそうな顔。ほんと宝のもちぐされよね。
必要な開業医にしばらくレンタルすればいいのにね。
そのあと倒れてしまうのでした。
仙道さんは子供に先立たれていますが今度は奥さんが倒れてかわいそうだなあ・・・。
状態は悪く、人工呼吸器をつけて延命処置という段階まできています。
ここで仙道さんは迷いがあり、延命するかどうかの判断を待ってほしいといいました。
今や医学の進歩は日進月歩。
1年ぐらい延命させておくことも可能だし、その間にいい薬ができるかもしれない。
何よりここに生きていてくれるだけで家族は励みになる。
一方で意識がない状態で生かされることを嫌う人だっている。
どちらにしろ本人の意思と残された家族の判断で決断するしかないのです。
そこで仙道さんには奥さんんから託された手紙があったのでした。
遠藤女医にはなぜか今頃、母親の着ていた服と持ち物を渡されています。何でこんな遅く?
そして、蓮見から市民病院は閉鎖にするという決定事項が告げられました。
脳専門病院じゃなくて閉鎖だという。おっどろいたよ@@@@@
売却して誰かが買ってくれるならまだいいと思うのですが、
取り壊して跡地にホテルを建ててリゾートにするらしい。松永代議士の決めたことだというのでした。
ええ~?リゾートにするというのもかなりの投資だし、回収できるの?そんないい場所とも思えないけど
航平は地域医療の拠点として市民病院はどうしても必要だと訴えるのですが
蓮見は土下座までして、市がつぶれるか病院がつぶれるところだと切羽詰ってるというのでした。
マコトが遠藤のところにやってきて学校に行ってることを報告してます。
ランドセルがかわいいと、マコトに対してとってもいい笑顔を見せてくれてます。
そんなところで仙道の奥さんの呼吸が弱くなり、いよいよ人工呼吸器に頼ることになります。
即座に「つけてください」と懇願している仙道でした。
実は昌江@仙道妻はこういう状態になったら延命せず尊厳死を望むと意思を残していましたが
仙道は決心がつかないというのです。万に一つの可能性を否定できない。
尊厳死の宣誓書(リビング・ウィル)を読む仙道さん。
遠藤の母親が入院している事情を知ってしまった愛子と航平ですが、
脳専門病院にするといったのも自分の母を呼びたいからではと推測していた愛子でした。
でも遠藤はそんないい話じゃないという。母に安らかな眠りが訪れることが許せないからだと。どこか屈
折した考えがあるのにたじろいでしまいます。
愛子ってば、またおせっかいにも遠藤先生の事情をさぐりに行ってますわ・・。そしてわかったことは遠藤
が子供の時に父が亡くなり、失意の母はノイローゼになって失踪したということでした。そして2年前、
母親が生き倒れで発見されたということです。それから人工呼吸器をつないでいるようです。
母には愛されなかったと思い込んでいる遠藤でした。
仙道さんが妻昌江の人工呼吸器をはずすといいました。
リビングウィルは尊厳死を望むものですが、そのあとに続きがあって
「私の希望は尊厳死だけどもしもあなたがそれに耐えられないのなら心が落ち着くまで私を生かしていて
ください。死んでいく私より生きているあなたの気持ちを大切にしてください。
あなたの悲しみは私の悲しみです」と。
遠藤はこの夫婦の絆にすっかり影響を受けてしまったようで、自分の母親への気持ちもまた別なところに
向かったようです。もう終わらせるといいましたが、その拍子にセーターやサイフがちらばりました。
それを振り捨てて走って行った遠藤。病室で呼吸器の管をはずそうとしました。
追いかけてきた航平はその手を止めました。
「いつか奇跡が起こって母が目を覚ましたときにごめんね、お母さんどうにかしてた。もう一度やり直しま
しょう。許してね」遠藤はこう思いたかったのでした。母に愛されたかったというのが本音です。
そこに航平がおもむろに出した新聞記事があります。母のサイフに入っていたものでした。
その切抜きは遠藤が大学や医師国家試験に合格したときの名前。脳外科医のホープの記事。
この新聞記事があなたへの精一杯のリビングウィル・・。号泣の遠藤です。失踪しながらも娘の消息を
探しては切り抜いて持っていたのですね。一度娘を捨ててしまったから帰れないと思ったんでしょうかね
え。他人にはそういう事情ってうかがい知れないものですね。
リビングウィルの宣誓書を読み、厳粛な雰囲気で昌江さんの呼吸器が取り外されました。
最後に「あなたの妻で幸せでした」と結ばれていました。
全部の管をはずした妻に高志にはもう会えたかと語りかけている仙道さん・・号泣です。
母の気持ちを知りたいと思った。これが「患者と向き合うということなのね」
ようやく遠藤にも人の情が見えてきたようです。せっかくこうなったのに、遠藤は全てを割り切り
次の病院に移るようです。
金にものを言わせてもう少し一緒にいてもらう。って遠藤らしい母への思いがつまってました。
そして市民病院は閉鎖されました。
入り口には鎖がかけられ、一同は敬礼をして去りました。
******************
リビングウィルって強い発効力があるのですね。
自分の意思があるうちにこういうことははっきりしておいたほうがいいですね。
すごく勉強になりましたwa。
リゾートにするとはちょっと呆れてしまいました。
今、時代はリゾートじゃないよねえ・・
でもこのドラマのサブタイトルは「陽はまたのぼる」だからきっと病院再建すると思う。
遠藤がそれこそ金の力にものを言わせて買ってくれないでしょうかねえ^^;
そんなある日、航平と紗綾は 蓮見 (陣内孝則) から来月末で病院を全面的に閉鎖すると告げられる。専門病院の計画も破棄し、病院のある地域一帯はリゾート地として再開発するというのだ。これに納得のいかない航平であったが、今となってはもう「病院が潰れるか、市自体が潰れるかのどちらしかない」という蓮見の言葉に何も言えなくなってしまう。そして、病院を立て直すことが出来なくなってしまった紗綾は「病院を辞める」と言う。しかし、そこには仙道の妻・昌江の意識が戻らないことと、紗綾の母親に対する思いが隠されていて…。
紺屋の白袴というか医者の不養生というか、自分の体を省みず働き続ける医師たちを仙道の奥さん@
水沢アキが次々と診察していますが、ちょっとちょっと航平の目の下ひっくり返してあっかんべーしちゃっ
たよ(笑)意外と白いなあ・・って、そんなことじゃなくて^^;
ここまではにぎやかで良かったのに、そういう自分が倒れてしまうという前ふりだったのでした。
仙道女医ですが開業医です。
市民病院が脳専門病院になると聞き、さまざまな機器が開業医にはとても設備できないのに
病院には人がいなくて使うことがないともったいなさそうな顔。ほんと宝のもちぐされよね。
必要な開業医にしばらくレンタルすればいいのにね。
そのあと倒れてしまうのでした。
仙道さんは子供に先立たれていますが今度は奥さんが倒れてかわいそうだなあ・・・。
状態は悪く、人工呼吸器をつけて延命処置という段階まできています。
ここで仙道さんは迷いがあり、延命するかどうかの判断を待ってほしいといいました。
今や医学の進歩は日進月歩。
1年ぐらい延命させておくことも可能だし、その間にいい薬ができるかもしれない。
何よりここに生きていてくれるだけで家族は励みになる。
一方で意識がない状態で生かされることを嫌う人だっている。
どちらにしろ本人の意思と残された家族の判断で決断するしかないのです。
そこで仙道さんには奥さんんから託された手紙があったのでした。
遠藤女医にはなぜか今頃、母親の着ていた服と持ち物を渡されています。何でこんな遅く?
そして、蓮見から市民病院は閉鎖にするという決定事項が告げられました。
脳専門病院じゃなくて閉鎖だという。おっどろいたよ@@@@@
売却して誰かが買ってくれるならまだいいと思うのですが、
取り壊して跡地にホテルを建ててリゾートにするらしい。松永代議士の決めたことだというのでした。
ええ~?リゾートにするというのもかなりの投資だし、回収できるの?そんないい場所とも思えないけど
航平は地域医療の拠点として市民病院はどうしても必要だと訴えるのですが
蓮見は土下座までして、市がつぶれるか病院がつぶれるところだと切羽詰ってるというのでした。
マコトが遠藤のところにやってきて学校に行ってることを報告してます。
ランドセルがかわいいと、マコトに対してとってもいい笑顔を見せてくれてます。
そんなところで仙道の奥さんの呼吸が弱くなり、いよいよ人工呼吸器に頼ることになります。
即座に「つけてください」と懇願している仙道でした。
実は昌江@仙道妻はこういう状態になったら延命せず尊厳死を望むと意思を残していましたが
仙道は決心がつかないというのです。万に一つの可能性を否定できない。
尊厳死の宣誓書(リビング・ウィル)を読む仙道さん。
遠藤の母親が入院している事情を知ってしまった愛子と航平ですが、
脳専門病院にするといったのも自分の母を呼びたいからではと推測していた愛子でした。
でも遠藤はそんないい話じゃないという。母に安らかな眠りが訪れることが許せないからだと。どこか屈
折した考えがあるのにたじろいでしまいます。
愛子ってば、またおせっかいにも遠藤先生の事情をさぐりに行ってますわ・・。そしてわかったことは遠藤
が子供の時に父が亡くなり、失意の母はノイローゼになって失踪したということでした。そして2年前、
母親が生き倒れで発見されたということです。それから人工呼吸器をつないでいるようです。
母には愛されなかったと思い込んでいる遠藤でした。
仙道さんが妻昌江の人工呼吸器をはずすといいました。
リビングウィルは尊厳死を望むものですが、そのあとに続きがあって
「私の希望は尊厳死だけどもしもあなたがそれに耐えられないのなら心が落ち着くまで私を生かしていて
ください。死んでいく私より生きているあなたの気持ちを大切にしてください。
あなたの悲しみは私の悲しみです」と。
遠藤はこの夫婦の絆にすっかり影響を受けてしまったようで、自分の母親への気持ちもまた別なところに
向かったようです。もう終わらせるといいましたが、その拍子にセーターやサイフがちらばりました。
それを振り捨てて走って行った遠藤。病室で呼吸器の管をはずそうとしました。
追いかけてきた航平はその手を止めました。
「いつか奇跡が起こって母が目を覚ましたときにごめんね、お母さんどうにかしてた。もう一度やり直しま
しょう。許してね」遠藤はこう思いたかったのでした。母に愛されたかったというのが本音です。
そこに航平がおもむろに出した新聞記事があります。母のサイフに入っていたものでした。
その切抜きは遠藤が大学や医師国家試験に合格したときの名前。脳外科医のホープの記事。
この新聞記事があなたへの精一杯のリビングウィル・・。号泣の遠藤です。失踪しながらも娘の消息を
探しては切り抜いて持っていたのですね。一度娘を捨ててしまったから帰れないと思ったんでしょうかね
え。他人にはそういう事情ってうかがい知れないものですね。
リビングウィルの宣誓書を読み、厳粛な雰囲気で昌江さんの呼吸器が取り外されました。
最後に「あなたの妻で幸せでした」と結ばれていました。
全部の管をはずした妻に高志にはもう会えたかと語りかけている仙道さん・・号泣です。
母の気持ちを知りたいと思った。これが「患者と向き合うということなのね」
ようやく遠藤にも人の情が見えてきたようです。せっかくこうなったのに、遠藤は全てを割り切り
次の病院に移るようです。
金にものを言わせてもう少し一緒にいてもらう。って遠藤らしい母への思いがつまってました。
そして市民病院は閉鎖されました。
入り口には鎖がかけられ、一同は敬礼をして去りました。
******************
リビングウィルって強い発効力があるのですね。
自分の意思があるうちにこういうことははっきりしておいたほうがいいですね。
すごく勉強になりましたwa。
リゾートにするとはちょっと呆れてしまいました。
今、時代はリゾートじゃないよねえ・・
でもこのドラマのサブタイトルは「陽はまたのぼる」だからきっと病院再建すると思う。
遠藤がそれこそ金の力にものを言わせて買ってくれないでしょうかねえ^^;
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