09/07/2008 氷の華 (後編)
原作とは違う結末でしたね。でも米倉さんらしくてこちらの方がすんなりと受け止められます。
夫・隆之(堺雅人)の本当の愛人は真弓(中島ひろ子)ではない!? 隆之と本当の愛人が手を組み、自分を真弓殺害へと走らせたのではないか……!? 隆之への疑心をますます強くする恭子(米倉涼子)。それに追い打ちをかけるように、友人の加代(鈴木杏樹)と隆之が親しげに一緒にいるところを目撃してしまう。隆之の頬にキスする加代の姿に、隆之の愛人は加代なのではないかという疑惑は強まるばかり。
一方、恭子の犯行を確信する戸田警部(舘ひろし)は、恭子の犯行を立証すべく、証拠集めに奔走していた。そんな戸田のもとへ一本の電話が入る。声の主は、恭子の後輩・ゆかり(葉月里緒奈)。ゆかりは身分を明かさず、かつて恭子が隆之と付き合っていた女性に別れを告げる偽の手紙を送りつけ、その女性から隆之を奪ったことを話し出す。
その夜、恭子は帰宅した隆之に、加代と付き合っているのではないかと切り出す。否定する隆之に、叔父をひき逃げしたのは隆之なのかと問う恭子。驚くことに、隆之はひき逃げを認め、怒りに震える恭子は、隆之を家から追い出してしまう。
やがて、自分が手紙で隆之と別れさせた谷和歌子が、本名ではなく、芸名であることを知った恭子は、加代が和歌子なのでは……と疑い、確認に行った先で、昔の公演のパンフレットから和歌子の正体を知ってしまう。その瞬間、恭子の頭の中で、恐ろしい計画が生まれる。それを実行すべく、山中湖の別荘へと車を走らせる恭子。
一方、恭子が犯人である物証をつかんだ戸田と美晴(ともさかりえ)は、瀬野家へと向かう。事情聴取に応じた恭子は、当初は犯行を否定していたものの、目の前に並べられた証拠の数々に、ついに真弓殺しの犯行を自供。動機は愛人への嫉妬だと答える。だが、戸田はどこか納得がいかずにいた。その理由は、事件前日、真弓の部屋から瀬野家へとかけられた電話。その時間、真弓は勤務中で病院にいたという。そして、真弓の部屋から見つかった恭子の毛髪も、なぜかヘアダイした時期が合わないのだ。再び隆之の周囲を調べ始める戸田と美晴。そして、すべては隆之の偽装工作で、隆之には別に本物の愛人がいたのでは?という結論にたどりつく。
その頃、隆之は山中湖の別荘を訪れていた。その隣にいる女性は、かつての恋人である谷和歌子であり、いまは愛人である高橋康子(高岡早紀)。自分たちが別れた原因が恭子の偽装工作にあると知った康子は、隆之と復縁する一方で、恭子に復讐するため、雑誌記者として恭子に近づいたのだ。二人の犯行は、すべて恭子の推測通りだった。康子は恭子が真弓の部屋を出た後、同じように牛乳の中に毒を入れてもいた。恭子への復讐を果たし、幸福をかみしめながら、これからの人生に乾杯する二人。だが、次の瞬間、その未来は暗黒の闇へと葬られてしまう。
翌朝、戸田は隆之と康子が心中したとの連絡を受け、山中湖の別荘へと向かう。死因は青酸カリによる中毒死。遺体の傍には遺書もあり、所轄の警察は心中事件と断定するが、戸田は恭子の犯行だと確信する。しかし、二人が死んだ時、恭子は拘置所の中にいたため、美晴以外は誰も戸田の意見に聞く耳を持とうとはしなかった。
そんな中、恭子の裁判が始まる。弁護人はもちろん名取(渡哲也)だ。恭子は嫉妬心から真弓の殺害を思い立ったものの、殺人を犯してはいないと証言。すべては自分に真弓を殺害させるために康子が仕組んだことであり、牛乳パックに毒を入れたのも康子ではないかと続ける。さらに、自分は不妊症であり、隆之が愛人を作ったのも仕方ないのかもしれないと涙を流す恭子。二人が心中するまで隆之と康子の仲は知らなかったという恭子だったが、戸田には恭子が真弓を殺害し、隆之と康子も殺害したとしか思えない。
数日後、瀬野病院の看護部長だった悦子(前田美波里)は、名取のもとを訪ね、恭子は不妊症ではなく、隆之がカルテを改ざんしていたことを告げる。悦子はそれを裁判でも証言。さらに名取は、康子も事件当日に真弓の部屋に侵入したことが証明されており、隆之と康子が真弓を殺害、その罪を恭子に着せようと企んでいたのだと主張。家宅捜査令状を持たずに恭子の毛髪を採取した戸田を違法捜査だと責める。そして、声高々に恭子の無罪を主張するのだった。
半年後、無罪となった恭子のもとを、戸田が訪ねてくる。戸田はその後も隆之と康子の死は恭子の犯行だと信じ、捜査を続けていたのだ。そして、恭子が谷和歌子の本名が載っているパンフレットを見たことを突き止めたのだった。「あなたには二人を殺す動機がある。私は二人の死は心中ではないと確信しています。生涯をかけてあなたを追い詰め、必ずその罪を暴くつもりです」と宣言する戸田。
その数日後、山中湖音楽ホールでリサイタルの練習をしていた恭子の前に、ゆかりが現れる。「これ以上、私を密告者にさせないで」というゆかりを、山中湖の湖畔へと誘う恭子。その翌日、同じ場所で、ゆかりの水死体が発見される。ゆかりが宿泊していたホテルの部屋には「瀬野恭子の罪と罰について」という手紙が残されていた。
無事リサイタルを終え、拍手喝采を浴びる恭子の前に、戸田と美晴が姿を現す。二人に気づいた恭子は表情を強張らせるが、再び、強く美しい笑顔を見せる――。
「一生をかけた勝負になりますわね、戸田警部。でも私は、絶対に負けなくてよ」
一番びっくりしたのはゆかりまで殺してしまう点。
やたらねちねちして気持ち悪いゆかりでしたもんねえ・・
原作では家政婦が最後に強請ってきてたんですよね。
やはりドラマらしくわかりやすさで登場人物の性格を変えています。
そもそも恭子がピアニストなのも原作と違いますし、この設定も凄いことですよね。
ピアニストってご存知の通り、一日10時間以上は練習するものですし、
リサイタルがあるならそれこそ神経すり減らして練習にあけくれてるはず。
とても他のことにかまけている時間も心の余裕もないですよねえ。
でも恭子はピアノに関しては余裕でしたよね^^;
そしていろいろと降りかかる難題に震えつつも、いろいろと策略したり実行したり。
その神経の強さに感嘆させられます。
追いつめられて関口真弓殺害に動き、短絡的に実行してはいますし、
その後も、錯乱気味でカウンセリング受けるように言われたりしていた恭子。
でも、真犯人を高橋だと知ってから、画策したあたりはちゃんと頭をめぐらしています。
舘さんが恐ろしく頭のいい女だとつぶやきますが
本当に先の先まで読んで切れ味抜群というところでした。
警察に自供しながらも、その前に既に、夫や高橋康子が別荘に来ることまで見越し
用意周到に準備しているのも見事でした。
犯罪に関してはほぼ原作どおりでしたけど、
結末を自殺してしまう原作と同じにせず、
最後に警部に挑戦するように不敵に微笑んだのは米倉にぴったりです。
しかもピアノリサイタルの壇上で。
2日間、本当に楽しませてもらいました。
米倉さんのこういう悪女のような役はまさにはまり役。
ただ口を「へ」の字に両端下がり気味なのがあまり好きじゃないです。
以前からそうだったのかどうかわかりませんが
この「氷の華」の米倉と、「モンスターペアレント」の米倉の口元が全く同じで
どうもこれだけが苦手です。
せっかく美人なので口角を上げて美しい話し方を心がけてほしいなあ~。
しかし、衣装は目の保養でしたね。
どんなものでも着こなせる人。
やはりキレイな透明感は米倉の持ち味です。
ところでどうしてこんな半端な時期だったのでしょうか?
夏の連続ドラマが終わってから次の秋編に入る谷間のころだったら
私なんかはだいぶ助かったんですけど^^;
まずは2日間、お疲れ様。
皆様、遊びに来てくれてありがとうございました♪
一方、恭子の犯行を確信する戸田警部(舘ひろし)は、恭子の犯行を立証すべく、証拠集めに奔走していた。そんな戸田のもとへ一本の電話が入る。声の主は、恭子の後輩・ゆかり(葉月里緒奈)。ゆかりは身分を明かさず、かつて恭子が隆之と付き合っていた女性に別れを告げる偽の手紙を送りつけ、その女性から隆之を奪ったことを話し出す。
その夜、恭子は帰宅した隆之に、加代と付き合っているのではないかと切り出す。否定する隆之に、叔父をひき逃げしたのは隆之なのかと問う恭子。驚くことに、隆之はひき逃げを認め、怒りに震える恭子は、隆之を家から追い出してしまう。
やがて、自分が手紙で隆之と別れさせた谷和歌子が、本名ではなく、芸名であることを知った恭子は、加代が和歌子なのでは……と疑い、確認に行った先で、昔の公演のパンフレットから和歌子の正体を知ってしまう。その瞬間、恭子の頭の中で、恐ろしい計画が生まれる。それを実行すべく、山中湖の別荘へと車を走らせる恭子。
一方、恭子が犯人である物証をつかんだ戸田と美晴(ともさかりえ)は、瀬野家へと向かう。事情聴取に応じた恭子は、当初は犯行を否定していたものの、目の前に並べられた証拠の数々に、ついに真弓殺しの犯行を自供。動機は愛人への嫉妬だと答える。だが、戸田はどこか納得がいかずにいた。その理由は、事件前日、真弓の部屋から瀬野家へとかけられた電話。その時間、真弓は勤務中で病院にいたという。そして、真弓の部屋から見つかった恭子の毛髪も、なぜかヘアダイした時期が合わないのだ。再び隆之の周囲を調べ始める戸田と美晴。そして、すべては隆之の偽装工作で、隆之には別に本物の愛人がいたのでは?という結論にたどりつく。
その頃、隆之は山中湖の別荘を訪れていた。その隣にいる女性は、かつての恋人である谷和歌子であり、いまは愛人である高橋康子(高岡早紀)。自分たちが別れた原因が恭子の偽装工作にあると知った康子は、隆之と復縁する一方で、恭子に復讐するため、雑誌記者として恭子に近づいたのだ。二人の犯行は、すべて恭子の推測通りだった。康子は恭子が真弓の部屋を出た後、同じように牛乳の中に毒を入れてもいた。恭子への復讐を果たし、幸福をかみしめながら、これからの人生に乾杯する二人。だが、次の瞬間、その未来は暗黒の闇へと葬られてしまう。
翌朝、戸田は隆之と康子が心中したとの連絡を受け、山中湖の別荘へと向かう。死因は青酸カリによる中毒死。遺体の傍には遺書もあり、所轄の警察は心中事件と断定するが、戸田は恭子の犯行だと確信する。しかし、二人が死んだ時、恭子は拘置所の中にいたため、美晴以外は誰も戸田の意見に聞く耳を持とうとはしなかった。
そんな中、恭子の裁判が始まる。弁護人はもちろん名取(渡哲也)だ。恭子は嫉妬心から真弓の殺害を思い立ったものの、殺人を犯してはいないと証言。すべては自分に真弓を殺害させるために康子が仕組んだことであり、牛乳パックに毒を入れたのも康子ではないかと続ける。さらに、自分は不妊症であり、隆之が愛人を作ったのも仕方ないのかもしれないと涙を流す恭子。二人が心中するまで隆之と康子の仲は知らなかったという恭子だったが、戸田には恭子が真弓を殺害し、隆之と康子も殺害したとしか思えない。
数日後、瀬野病院の看護部長だった悦子(前田美波里)は、名取のもとを訪ね、恭子は不妊症ではなく、隆之がカルテを改ざんしていたことを告げる。悦子はそれを裁判でも証言。さらに名取は、康子も事件当日に真弓の部屋に侵入したことが証明されており、隆之と康子が真弓を殺害、その罪を恭子に着せようと企んでいたのだと主張。家宅捜査令状を持たずに恭子の毛髪を採取した戸田を違法捜査だと責める。そして、声高々に恭子の無罪を主張するのだった。
半年後、無罪となった恭子のもとを、戸田が訪ねてくる。戸田はその後も隆之と康子の死は恭子の犯行だと信じ、捜査を続けていたのだ。そして、恭子が谷和歌子の本名が載っているパンフレットを見たことを突き止めたのだった。「あなたには二人を殺す動機がある。私は二人の死は心中ではないと確信しています。生涯をかけてあなたを追い詰め、必ずその罪を暴くつもりです」と宣言する戸田。
その数日後、山中湖音楽ホールでリサイタルの練習をしていた恭子の前に、ゆかりが現れる。「これ以上、私を密告者にさせないで」というゆかりを、山中湖の湖畔へと誘う恭子。その翌日、同じ場所で、ゆかりの水死体が発見される。ゆかりが宿泊していたホテルの部屋には「瀬野恭子の罪と罰について」という手紙が残されていた。
無事リサイタルを終え、拍手喝采を浴びる恭子の前に、戸田と美晴が姿を現す。二人に気づいた恭子は表情を強張らせるが、再び、強く美しい笑顔を見せる――。
「一生をかけた勝負になりますわね、戸田警部。でも私は、絶対に負けなくてよ」
一番びっくりしたのはゆかりまで殺してしまう点。
やたらねちねちして気持ち悪いゆかりでしたもんねえ・・
原作では家政婦が最後に強請ってきてたんですよね。
やはりドラマらしくわかりやすさで登場人物の性格を変えています。
そもそも恭子がピアニストなのも原作と違いますし、この設定も凄いことですよね。
ピアニストってご存知の通り、一日10時間以上は練習するものですし、
リサイタルがあるならそれこそ神経すり減らして練習にあけくれてるはず。
とても他のことにかまけている時間も心の余裕もないですよねえ。
でも恭子はピアノに関しては余裕でしたよね^^;
そしていろいろと降りかかる難題に震えつつも、いろいろと策略したり実行したり。
その神経の強さに感嘆させられます。
追いつめられて関口真弓殺害に動き、短絡的に実行してはいますし、
その後も、錯乱気味でカウンセリング受けるように言われたりしていた恭子。
でも、真犯人を高橋だと知ってから、画策したあたりはちゃんと頭をめぐらしています。
舘さんが恐ろしく頭のいい女だとつぶやきますが
本当に先の先まで読んで切れ味抜群というところでした。
警察に自供しながらも、その前に既に、夫や高橋康子が別荘に来ることまで見越し
用意周到に準備しているのも見事でした。
犯罪に関してはほぼ原作どおりでしたけど、
結末を自殺してしまう原作と同じにせず、
最後に警部に挑戦するように不敵に微笑んだのは米倉にぴったりです。
しかもピアノリサイタルの壇上で。
2日間、本当に楽しませてもらいました。
米倉さんのこういう悪女のような役はまさにはまり役。
ただ口を「へ」の字に両端下がり気味なのがあまり好きじゃないです。
以前からそうだったのかどうかわかりませんが
この「氷の華」の米倉と、「モンスターペアレント」の米倉の口元が全く同じで
どうもこれだけが苦手です。
せっかく美人なので口角を上げて美しい話し方を心がけてほしいなあ~。
しかし、衣装は目の保養でしたね。
どんなものでも着こなせる人。
やはりキレイな透明感は米倉の持ち味です。
ところでどうしてこんな半端な時期だったのでしょうか?
夏の連続ドラマが終わってから次の秋編に入る谷間のころだったら
私なんかはだいぶ助かったんですけど^^;
まずは2日間、お疲れ様。
皆様、遊びに来てくれてありがとうございました♪
09/07/2008 ヤスコとケンジ 第8話
いよいよ漫画家@桜葉れいかは解散となってしまいました。
朝ごはんは節約モード。朝からモリモリ食べられる人ってそんないないでしょうが、
モスには辛いね(笑
お弁当屋でのアルバイトも爆笑。ケンジ@松岡昌宏の恐顔にお客の方が謝って帰ったらしい。
おかげでクビだとか。
登校しようと外にでるとマスコミがおしかけ囲まれてしまうヤスコ@多部未華子。
ケンジが大ネーム入りのハンカチをさしだし、うがいと手洗励行には爆笑。まじめにするヤスコ。
学校ではみんなに囲まれてしまうのですが椿くん@大倉忠義に手を引かれて脱出。ちょっと嬉しい。
ケンジたちの次のバイトは工事現場。これも大変そう。
水道管を破ってしまった@@@@モスに全部飲めだって。あはは。
お弁当を持っていくヤスコですがお約束のすってんころりんで、おじゃんになってしまいます。
そこにエリカさん@広末涼子がサンドイッチを持ってきてくれました。
しかしこの工事のところにまでマスコミが押しかけ、ケンジは切れてしまった様子。
工事もクビ!ヤスコに怒られていますが、困っているケンジも思わず卓袱台返し!お見事!
そんなところに渋谷さんが屋台を持ってきてくれました。ラーメン屋はどうかと。
さっそくエリカさんたちがお客さんでやってきます。お替りまでしてくれた。
椿くんは屋台を成功させた人のブログ持参。みんな応援してくれてるのね。
優紀子さんもこれまでのファンレターを持ってきてくれました。
これが泣かせる内容で、嬉しくなってしまいます。
桜葉れいかの初恋KISSは本当に一世風靡したのですね。
ケンジは机に向かってなにやら書いてた様子。
モスとアジダスはこっそりマンガを描いていた様ですが、それがケンジは未練があって良くないと判断。
それまでの道具を全部焼いてしまいました・・・。
さすがにヤスコも呆然と見ていますがみんなしょんぼりしています。
ケンジだけは自分に言い聞かせるようにこれでいいんだと言うのでした。
学校でも思案顔のヤスコですが、千里達がケンジの書いたファンレターの返事をみせてくれます。
ファンのみなさんへ。皆さんを裏切るような形で連載を終えることになり申し訳ございません。
今まで応援していただいてありがとうございました。桜葉れいか
ケンジがなにやら書いていたのはこのお返事だったのでした。
連載が始まったときから応援してくれたメッセージを喜んでいたケンジを思い出します。
ヤスコは優紀子さんのところに行き、もう一度ケンジにチャンスをくださいと必死に頭を下げますが
なんと優紀子さんも違う部署に異動になりそれはできないということなのでした。
ふと見つけたモスが取り出した原稿は「桜葉れいか 読みきり原稿 恋愛STUDY」
絵はほぼ出来上がっていました。
ヤスコの案はエリカたちも応援してくれ、出版社回りや署名集めなど桜葉れいか復活に向けての
プロジェクトが進行。
学校でも今までイジワルしてたひよこたちも署名協力してくれます。椿くんがいるからね^^;
先生までも桜葉れいかは最高だと言ってくれました。
モスは先ほど見つけた原稿を持って出版社に売り込み。
感触がよく、モスは嬉しそう。
ところがこの出版社は原稿だけ貰って名前を別の売り出しの新人にして雑誌に掲載したのでした。
それって著作権侵害の盗作にあたるよね。原稿料払ってもそれはいかんよ。
モスが怒って暴力になってしまい警察沙汰。ケンジが引き受けに行ったのでした。
また一緒にマンガを描きたいというモスたちですが「二度と漫画は描かない」というケンジです。
趣味じゃ飯は食えねえというケンジに学校辞めて働いてもいいというヤスコ。
でもケンジはヤスコを一人前にすると決めた以上、どんな仕事でも構わないと言い切る。
やっぱりこのお兄ちゃんは筋金入りです。
屋台の準備をするケンジのところにファンがどっと押し寄せてきました。
また漫画を書いてくださいと熱望するファンたちです。
告白する勇気ができた。前向きに生きることができた・・ファンは純粋にファンなのです。
エリカさんも代表でまたいっぱい笑ったり泣いたりしたいと言います。
そして椿くんも署名を渡しました。
そんなところに優紀子さんがやってきました。
会社を辞めて自分の小さな出版社を立ち上げたと言います。
もう一度イチから一緒にやってほしいというのでした。
思わぬ申し出にモスたちも感激そうな顔。
そしてヤスコもこれまで自分を育てるために漫画家として頑張ってくれたことに感謝してると言います。
どんな仕事でもいいと言ってたことを指し、やっぱりマンガを描いてほしいというヤスコです。
ケンジの目から涙がこぼれ落ちました。
「好きにしろ」
いきなり漫画家に戻ることになったね~。拍手が沸き起こり、モスとアジダスは抱きつき、
みんな笑顔です。拍手はいつまでも鳴り止みません・・。
その晩、ペンネームを考えてますが
「桜葉れいか。」・・・同じでした。・・・あっ、「。」がついたのね・・笑
しかし、お習字が上手な松岡!
お掃除をするみんなにカレーの差し入れの渋谷さん。
そしてエリカさんから「ペン」のお祝いが渡されました。
素直に受け取るケンジがちょっといい感じです。
そんなところにエリカのお父さんがやってきました。
雑誌に先日の乱闘が載ってしまったエリカさんの縁談が壊れるとカンカンです・・!
「桜庭れいか復活」ですっかりいいところまで来ています。
そしてエリカさんの気持ちをすんなり受け止めてくれたケンジも
ちょっとした変化が見られますよね。嬉しいことです!!
それなのに、今度はエリカさんの縁談!
全く次から次と騒動が沸き起こりますね!
今週もケンジに感謝を述べるヤスコにちょっとほろっときちゃった。
モスには辛いね(笑
お弁当屋でのアルバイトも爆笑。ケンジ@松岡昌宏の恐顔にお客の方が謝って帰ったらしい。
おかげでクビだとか。
登校しようと外にでるとマスコミがおしかけ囲まれてしまうヤスコ@多部未華子。
ケンジが大ネーム入りのハンカチをさしだし、うがいと手洗励行には爆笑。まじめにするヤスコ。
学校ではみんなに囲まれてしまうのですが椿くん@大倉忠義に手を引かれて脱出。ちょっと嬉しい。
ケンジたちの次のバイトは工事現場。これも大変そう。
水道管を破ってしまった@@@@モスに全部飲めだって。あはは。
お弁当を持っていくヤスコですがお約束のすってんころりんで、おじゃんになってしまいます。
そこにエリカさん@広末涼子がサンドイッチを持ってきてくれました。
しかしこの工事のところにまでマスコミが押しかけ、ケンジは切れてしまった様子。
工事もクビ!ヤスコに怒られていますが、困っているケンジも思わず卓袱台返し!お見事!
そんなところに渋谷さんが屋台を持ってきてくれました。ラーメン屋はどうかと。
さっそくエリカさんたちがお客さんでやってきます。お替りまでしてくれた。
椿くんは屋台を成功させた人のブログ持参。みんな応援してくれてるのね。
優紀子さんもこれまでのファンレターを持ってきてくれました。
これが泣かせる内容で、嬉しくなってしまいます。
桜葉れいかの初恋KISSは本当に一世風靡したのですね。
ケンジは机に向かってなにやら書いてた様子。
モスとアジダスはこっそりマンガを描いていた様ですが、それがケンジは未練があって良くないと判断。
それまでの道具を全部焼いてしまいました・・・。
さすがにヤスコも呆然と見ていますがみんなしょんぼりしています。
ケンジだけは自分に言い聞かせるようにこれでいいんだと言うのでした。
学校でも思案顔のヤスコですが、千里達がケンジの書いたファンレターの返事をみせてくれます。
ファンのみなさんへ。皆さんを裏切るような形で連載を終えることになり申し訳ございません。
今まで応援していただいてありがとうございました。桜葉れいか
ケンジがなにやら書いていたのはこのお返事だったのでした。
連載が始まったときから応援してくれたメッセージを喜んでいたケンジを思い出します。
ヤスコは優紀子さんのところに行き、もう一度ケンジにチャンスをくださいと必死に頭を下げますが
なんと優紀子さんも違う部署に異動になりそれはできないということなのでした。
ふと見つけたモスが取り出した原稿は「桜葉れいか 読みきり原稿 恋愛STUDY」
絵はほぼ出来上がっていました。
ヤスコの案はエリカたちも応援してくれ、出版社回りや署名集めなど桜葉れいか復活に向けての
プロジェクトが進行。
学校でも今までイジワルしてたひよこたちも署名協力してくれます。椿くんがいるからね^^;
先生までも桜葉れいかは最高だと言ってくれました。
モスは先ほど見つけた原稿を持って出版社に売り込み。
感触がよく、モスは嬉しそう。
ところがこの出版社は原稿だけ貰って名前を別の売り出しの新人にして雑誌に掲載したのでした。
それって著作権侵害の盗作にあたるよね。原稿料払ってもそれはいかんよ。
モスが怒って暴力になってしまい警察沙汰。ケンジが引き受けに行ったのでした。
また一緒にマンガを描きたいというモスたちですが「二度と漫画は描かない」というケンジです。
趣味じゃ飯は食えねえというケンジに学校辞めて働いてもいいというヤスコ。
でもケンジはヤスコを一人前にすると決めた以上、どんな仕事でも構わないと言い切る。
やっぱりこのお兄ちゃんは筋金入りです。
屋台の準備をするケンジのところにファンがどっと押し寄せてきました。
また漫画を書いてくださいと熱望するファンたちです。
告白する勇気ができた。前向きに生きることができた・・ファンは純粋にファンなのです。
エリカさんも代表でまたいっぱい笑ったり泣いたりしたいと言います。
そして椿くんも署名を渡しました。
そんなところに優紀子さんがやってきました。
会社を辞めて自分の小さな出版社を立ち上げたと言います。
もう一度イチから一緒にやってほしいというのでした。
思わぬ申し出にモスたちも感激そうな顔。
そしてヤスコもこれまで自分を育てるために漫画家として頑張ってくれたことに感謝してると言います。
どんな仕事でもいいと言ってたことを指し、やっぱりマンガを描いてほしいというヤスコです。
ケンジの目から涙がこぼれ落ちました。
「好きにしろ」
いきなり漫画家に戻ることになったね~。拍手が沸き起こり、モスとアジダスは抱きつき、
みんな笑顔です。拍手はいつまでも鳴り止みません・・。
その晩、ペンネームを考えてますが
「桜葉れいか。」・・・同じでした。・・・あっ、「。」がついたのね・・笑
しかし、お習字が上手な松岡!
お掃除をするみんなにカレーの差し入れの渋谷さん。
そしてエリカさんから「ペン」のお祝いが渡されました。
素直に受け取るケンジがちょっといい感じです。
そんなところにエリカのお父さんがやってきました。
雑誌に先日の乱闘が載ってしまったエリカさんの縁談が壊れるとカンカンです・・!
「桜庭れいか復活」ですっかりいいところまで来ています。
そしてエリカさんの気持ちをすんなり受け止めてくれたケンジも
ちょっとした変化が見られますよね。嬉しいことです!!
それなのに、今度はエリカさんの縁談!
全く次から次と騒動が沸き起こりますね!
今週もケンジに感謝を述べるヤスコにちょっとほろっときちゃった。
09/07/2008 氷の華 (前編)
原作とは設定を変えてきましたが犯罪の大筋は変わってないです。
いかにもセレブ妻で米倉さんには、はまり役でした。
幼い頃に両親を亡くした恭子(米倉涼子)は、病院を経営する叔父の吉岡(中原丈雄)に引き取られる。その後、美しく成長した恭子は、誰もが羨む医師の夫・隆之(堺雅人)と結婚、ピアニストとしての成功も手に入れ、幸せな日々を送っていた。だが、ある雨の夜、吉岡が何者かにひき逃げされ、帰らぬ人となってしまう。
半年後、吉岡の旧友・名取弁護士(渡哲也)の尽力もあり、恭子は叔父のすべての遺産を引き継ぐことになった。吉岡病院も瀬野病院へと看板を変え、恭子が理事長、隆之が病院長となる。再び穏やかな生活を取り戻した恭子だったが、たびたびかかってくる無言電話に不安を覚えていた。
そんなある日、恭子のもとに隆之の子を妊娠したという女から電話が入る。それを証明するかのように、郵便物の中に、母の欄に関口真弓(中島ひろ子)、父の欄に瀬野隆之と記入された母子健康手帳のコピーが入っていた。不妊症の恭子は、目がくらむような衝撃を受ける。隆之が自分を裏切ったのか? すぐにでも確認したい恭子だったが、夫は出張で中国へと旅立ってしまう。
翌朝、愛犬のディーが何者かに毒殺されているのを発見した恭子は、真弓が犯人だと確信。夫のデスクから真弓の部屋の合い鍵を手に入れると、完璧な変装に身を包み、彼女のアパートへと向かった。留守を確認し、合い鍵で部屋の中に侵入する恭子。隆之と真弓のツーショット写真と母子手帳を目にした恭子は、冷蔵庫の中にあった牛乳に毒を入れると、部屋を後にする。
デパートでアリバイを作り、変装に使った洋服などを捨てた恭子は、女性雑誌編集者の康子(高岡早紀)が待つ場所へ。頼まれていたエッセイの原稿を手渡すと、大学の同窓会に出席。そこで舞台女優の加代(鈴木杏樹)、恭子を慕う後輩・ゆかり(葉月里緒奈)と再会し、賑やかな夜を過ごす。
翌日、真弓の死体がアパートで発見された。事件を担当する警視庁捜査一課の戸田警部(舘ひろし)と、戸田とコンビを組むことになった女性刑事・美晴(ともさかりえ)らが捜査を開始する。同じ頃、恭子はテレビのニュースを見て、愕然としていた。真弓は瀬野病院に勤める看護師だったのだ。病院へと向かった恭子は、看護部長の悦子(前田美波里)から、真弓が真面目な女性で、別れた夫から子供を引き取って暮らすことが夢だったと聞かされ、驚く。さらに真弓の履歴書の文字は、母子手帳の文字とは似ても似つかず……。
一方、戸田と美晴も、隆之と真弓のツーショット写真の存在を知る。さらに、真弓の銀行口座に、真弓の給料からは考えられない預金額があることが判明。真弓が隆之の愛人だったと仮説を立てた戸田は、帰国した隆之の事情聴取を行うことに。真弓との愛人関係を否定し、勝手に写真を入手した戸田を責める隆之。恭子も帰宅した隆之の様子を窺うように真弓の話を出すが、隆之は顔色ひとつ変えることはなかった。
翌日、恭子と隆之は揃って真弓の葬儀へと出席。戸田と美晴は、真弓の隣人から、事件当日の夕方、作業着姿の女がアパートから出て行く姿を見たこと、隆之が真弓の部屋から出てくるのを見たことがあるとの証言を得る。作業着姿の女の目撃談は多数あり、戸田らはこの女が隆之の愛人が真弓だと知った恭子なのでは…と睨み、恭子をマークすることに。
一方、生前の真弓が出演しているビデオを見た恭子は、電話の声との印象の違いに戸惑いを覚えていた。頭を悩ませる恭子のもとに、ゆかりから電話が入る。
「あんなことまでして自分のものにした隆之さんに裏切られるなんてかわいそう…」
あんなこととは、隆之とかつての恋人・谷和歌子を別れさせるために、ゆかりを使って自分が書いた手紙を二人に届けさせたこと。その手紙で隆之に振られたと思いこんだ和歌子は、自殺未遂を繰り返した末に行方不明になり、和歌子に振られたと思いこんだ隆之は恭子と結婚したのだった。
翌日、戸田と美晴から目撃談を聞かされた隆之は、真弓と特別な関係にあったこと、毎月決まった額を渡していたことを認める。その頃、恭子は母の墓参りをしながら、自分の過去を思い出していた。署に戻った戸田らも、恭子の過去にたどりつく。それは、母親が父親を刺し殺し、自らも命を絶ったという壮絶な過去だった。
戸田と美晴は瀬野家を訪れると、事件当日の恭子のアリバイを確認する。さらに事件前日、真弓の部屋から瀬野家へと電話がかけられている事実を伝え、どんな会話をしたのかと尋ねる戸田に、真弓は妊娠していたのかと逆に質問する恭子。戸田がそういう報告は受けていないと答えると、恭子は診療内容の報告を受けただけだと言い、慌ただしく二人を追い返すのだった。
真弓はなぜ妊娠していると偽ったのか。それとも誰かが真弓の名前を使い、隆之の愛人だと嘘をつき、恭子を罠にはめたのか。だとしたら、誰が何のために!? 恭子の脳裏に、大学時代、隆之に好意を寄せていた加代の顔が浮かぶ。もしくは、後輩のゆかりの仕業か……!?
一方、瀬野家で恭子の毛髪を手に入れた戸田は、それを鑑識に回すと同時に、恭子の供述通りに、彼女の足跡を追うことに。すると、デパートのレジで恭子と会った人物が、その直後、東北新幹線のホームで恭子を目撃していたことが判明。恭子はレジで大きな紙袋を持っていたが、直後に会った康子はそんな紙袋は見ていないという。その紙袋には変装用の服が入っており、恭子は車内に紙袋を捨てたのではないか、と仮説を立てる戸田。さらに、恭子の叔父・吉岡のひき逃げ事件も関連していると睨んだ戸田は、その事件を担当した交通課の刑事にも話を聞き、事件直後に隆之の新車が売却されていた事実を知る。
再び瀬野家を訪れた戸田らは、新幹線のホームでの目撃証言と、隆之の車の売却について告げる。確かな物証を持ってくるようにと二人を追い返した恭子だったが、隆之がひき逃げの犯人かもしれないという話に動揺していた。だが、隆之が本当に吉岡をひき逃げし、それを目撃したのが真弓だとしたら、隆之と本当の愛人が手を組み、恭子を使った真弓殺しを企んだのかもしれない。そう確信した恭子は……!?
昨日、この「氷の華」をプッシュしたのですが、
びっくりするほどたくさんの人が訪れてくださったので、ちょっとだけ感想。
前編は原作に忠実でしたが、原作とは違う部分があります。
それはまあ・・ドラマですからね・・。
でも、誰にも屈しないプライドの高さと冷たい雰囲気妻を演じる米倉さんは本当にびったりな役でした。
まさに「氷の華」にふさわしい米倉さんです。
刑事さんが舘さんとともさかさん。
コンビの一人が女性だったのとか、舘さんの奥さんが妊娠中とか
いろいろわかりやすく設定を変えているのは原作よりも瞬時に理解しやすくするために必要だったのね。
また、事故についても伯父をひき逃げしたのが夫の隆之@堺雅人のようになっていますが、
事故そのものはちょっと違うけれど、病院の理事長をひき逃げという設定にしたことで
よりリアルに妻と夫の疑心暗鬼状態が浮き彫りにできたし、まずまずの変更です。
恭子は電話を貰ってすぐに犯罪を実行。
その際にニット帽をかぶって絶対に髪を落とさないようにしていたのですが
後から、髪がでてきましたね。
これが後の恭子の供述の決め手になり、また弁護士の手腕発揮のポイントになります。
あと、グラスを冷やしていた恭子の、このいつもの習慣がさらに後の警察が看過する突破になりました。
皆さんから入ってこられるキーワードでもっとも多いのが「真犯人」「ネタバレ」「結末」となっていて、
ドラマを見る前に本当にネタバレしてもいいのかと心配ですが・・・
本当に知りたい方だけどうぞ以下を反転してご覧になってください。
白文字にしておきますね。以下ネタバレです。ドラマを楽しみたい人は絶対に見ないでね!
(というか、原作の設定なのでドラマでは変えているかもしれません)
まず真犯人は恭子の予想通り高橋康子と夫、隆之の共謀。
妊娠したと電話をかけてきたのは康子で関口真弓の部屋からでした。
恭子は髪の毛が見つかったと知り、ありえないことなので
陥れられたのは確実だと悟り、一旦は自分が殺したと自供しますが
裁判で、無罪を主張し、弁護士@渡哲也が手腕発揮し、無罪を勝ち取ります。
百合の花の花粉が決め手になります。
そして高橋康子と夫に復讐。
それは例のグラスに毒を塗り別荘に冷やしておくことでした。
復讐は遂げましたが、
結末として恭子は、刑事に手口を見破られ、薬物自殺・・・
決して刑事なんぞに触れさせない気位の高さを表現したということのようです。
繰り返しますが以上は原作ですので、多少は変えているかもしれません。
ただ、前編では犯罪自体は原作どおりに描いてました。
よくできてましたよ・・・
では明日(9/7)の後編を楽しみにしています!
どんな風になるでしょうかね。
しかし夫役の堺さんの不気味な存在感というのがよく出ていて
恭子が夫を信じたくても信じられないような状況なのが本当にぴったりで面白かったですわ。
幼い頃に両親を亡くした恭子(米倉涼子)は、病院を経営する叔父の吉岡(中原丈雄)に引き取られる。その後、美しく成長した恭子は、誰もが羨む医師の夫・隆之(堺雅人)と結婚、ピアニストとしての成功も手に入れ、幸せな日々を送っていた。だが、ある雨の夜、吉岡が何者かにひき逃げされ、帰らぬ人となってしまう。
半年後、吉岡の旧友・名取弁護士(渡哲也)の尽力もあり、恭子は叔父のすべての遺産を引き継ぐことになった。吉岡病院も瀬野病院へと看板を変え、恭子が理事長、隆之が病院長となる。再び穏やかな生活を取り戻した恭子だったが、たびたびかかってくる無言電話に不安を覚えていた。
そんなある日、恭子のもとに隆之の子を妊娠したという女から電話が入る。それを証明するかのように、郵便物の中に、母の欄に関口真弓(中島ひろ子)、父の欄に瀬野隆之と記入された母子健康手帳のコピーが入っていた。不妊症の恭子は、目がくらむような衝撃を受ける。隆之が自分を裏切ったのか? すぐにでも確認したい恭子だったが、夫は出張で中国へと旅立ってしまう。
翌朝、愛犬のディーが何者かに毒殺されているのを発見した恭子は、真弓が犯人だと確信。夫のデスクから真弓の部屋の合い鍵を手に入れると、完璧な変装に身を包み、彼女のアパートへと向かった。留守を確認し、合い鍵で部屋の中に侵入する恭子。隆之と真弓のツーショット写真と母子手帳を目にした恭子は、冷蔵庫の中にあった牛乳に毒を入れると、部屋を後にする。
デパートでアリバイを作り、変装に使った洋服などを捨てた恭子は、女性雑誌編集者の康子(高岡早紀)が待つ場所へ。頼まれていたエッセイの原稿を手渡すと、大学の同窓会に出席。そこで舞台女優の加代(鈴木杏樹)、恭子を慕う後輩・ゆかり(葉月里緒奈)と再会し、賑やかな夜を過ごす。
翌日、真弓の死体がアパートで発見された。事件を担当する警視庁捜査一課の戸田警部(舘ひろし)と、戸田とコンビを組むことになった女性刑事・美晴(ともさかりえ)らが捜査を開始する。同じ頃、恭子はテレビのニュースを見て、愕然としていた。真弓は瀬野病院に勤める看護師だったのだ。病院へと向かった恭子は、看護部長の悦子(前田美波里)から、真弓が真面目な女性で、別れた夫から子供を引き取って暮らすことが夢だったと聞かされ、驚く。さらに真弓の履歴書の文字は、母子手帳の文字とは似ても似つかず……。
一方、戸田と美晴も、隆之と真弓のツーショット写真の存在を知る。さらに、真弓の銀行口座に、真弓の給料からは考えられない預金額があることが判明。真弓が隆之の愛人だったと仮説を立てた戸田は、帰国した隆之の事情聴取を行うことに。真弓との愛人関係を否定し、勝手に写真を入手した戸田を責める隆之。恭子も帰宅した隆之の様子を窺うように真弓の話を出すが、隆之は顔色ひとつ変えることはなかった。
翌日、恭子と隆之は揃って真弓の葬儀へと出席。戸田と美晴は、真弓の隣人から、事件当日の夕方、作業着姿の女がアパートから出て行く姿を見たこと、隆之が真弓の部屋から出てくるのを見たことがあるとの証言を得る。作業着姿の女の目撃談は多数あり、戸田らはこの女が隆之の愛人が真弓だと知った恭子なのでは…と睨み、恭子をマークすることに。
一方、生前の真弓が出演しているビデオを見た恭子は、電話の声との印象の違いに戸惑いを覚えていた。頭を悩ませる恭子のもとに、ゆかりから電話が入る。
「あんなことまでして自分のものにした隆之さんに裏切られるなんてかわいそう…」
あんなこととは、隆之とかつての恋人・谷和歌子を別れさせるために、ゆかりを使って自分が書いた手紙を二人に届けさせたこと。その手紙で隆之に振られたと思いこんだ和歌子は、自殺未遂を繰り返した末に行方不明になり、和歌子に振られたと思いこんだ隆之は恭子と結婚したのだった。
翌日、戸田と美晴から目撃談を聞かされた隆之は、真弓と特別な関係にあったこと、毎月決まった額を渡していたことを認める。その頃、恭子は母の墓参りをしながら、自分の過去を思い出していた。署に戻った戸田らも、恭子の過去にたどりつく。それは、母親が父親を刺し殺し、自らも命を絶ったという壮絶な過去だった。
戸田と美晴は瀬野家を訪れると、事件当日の恭子のアリバイを確認する。さらに事件前日、真弓の部屋から瀬野家へと電話がかけられている事実を伝え、どんな会話をしたのかと尋ねる戸田に、真弓は妊娠していたのかと逆に質問する恭子。戸田がそういう報告は受けていないと答えると、恭子は診療内容の報告を受けただけだと言い、慌ただしく二人を追い返すのだった。
真弓はなぜ妊娠していると偽ったのか。それとも誰かが真弓の名前を使い、隆之の愛人だと嘘をつき、恭子を罠にはめたのか。だとしたら、誰が何のために!? 恭子の脳裏に、大学時代、隆之に好意を寄せていた加代の顔が浮かぶ。もしくは、後輩のゆかりの仕業か……!?
一方、瀬野家で恭子の毛髪を手に入れた戸田は、それを鑑識に回すと同時に、恭子の供述通りに、彼女の足跡を追うことに。すると、デパートのレジで恭子と会った人物が、その直後、東北新幹線のホームで恭子を目撃していたことが判明。恭子はレジで大きな紙袋を持っていたが、直後に会った康子はそんな紙袋は見ていないという。その紙袋には変装用の服が入っており、恭子は車内に紙袋を捨てたのではないか、と仮説を立てる戸田。さらに、恭子の叔父・吉岡のひき逃げ事件も関連していると睨んだ戸田は、その事件を担当した交通課の刑事にも話を聞き、事件直後に隆之の新車が売却されていた事実を知る。
再び瀬野家を訪れた戸田らは、新幹線のホームでの目撃証言と、隆之の車の売却について告げる。確かな物証を持ってくるようにと二人を追い返した恭子だったが、隆之がひき逃げの犯人かもしれないという話に動揺していた。だが、隆之が本当に吉岡をひき逃げし、それを目撃したのが真弓だとしたら、隆之と本当の愛人が手を組み、恭子を使った真弓殺しを企んだのかもしれない。そう確信した恭子は……!?
昨日、この「氷の華」をプッシュしたのですが、
びっくりするほどたくさんの人が訪れてくださったので、ちょっとだけ感想。
前編は原作に忠実でしたが、原作とは違う部分があります。
それはまあ・・ドラマですからね・・。
でも、誰にも屈しないプライドの高さと冷たい雰囲気妻を演じる米倉さんは本当にびったりな役でした。
まさに「氷の華」にふさわしい米倉さんです。
刑事さんが舘さんとともさかさん。
コンビの一人が女性だったのとか、舘さんの奥さんが妊娠中とか
いろいろわかりやすく設定を変えているのは原作よりも瞬時に理解しやすくするために必要だったのね。
また、事故についても伯父をひき逃げしたのが夫の隆之@堺雅人のようになっていますが、
事故そのものはちょっと違うけれど、病院の理事長をひき逃げという設定にしたことで
よりリアルに妻と夫の疑心暗鬼状態が浮き彫りにできたし、まずまずの変更です。
恭子は電話を貰ってすぐに犯罪を実行。
その際にニット帽をかぶって絶対に髪を落とさないようにしていたのですが
後から、髪がでてきましたね。
これが後の恭子の供述の決め手になり、また弁護士の手腕発揮のポイントになります。
あと、グラスを冷やしていた恭子の、このいつもの習慣がさらに後の警察が看過する突破になりました。
皆さんから入ってこられるキーワードでもっとも多いのが「真犯人」「ネタバレ」「結末」となっていて、
ドラマを見る前に本当にネタバレしてもいいのかと心配ですが・・・
本当に知りたい方だけどうぞ以下を反転してご覧になってください。
白文字にしておきますね。以下ネタバレです。ドラマを楽しみたい人は絶対に見ないでね!
(というか、原作の設定なのでドラマでは変えているかもしれません)
まず真犯人は恭子の予想通り高橋康子と夫、隆之の共謀。
妊娠したと電話をかけてきたのは康子で関口真弓の部屋からでした。
恭子は髪の毛が見つかったと知り、ありえないことなので
陥れられたのは確実だと悟り、一旦は自分が殺したと自供しますが
裁判で、無罪を主張し、弁護士@渡哲也が手腕発揮し、無罪を勝ち取ります。
百合の花の花粉が決め手になります。
そして高橋康子と夫に復讐。
それは例のグラスに毒を塗り別荘に冷やしておくことでした。
復讐は遂げましたが、
結末として恭子は、刑事に手口を見破られ、薬物自殺・・・
決して刑事なんぞに触れさせない気位の高さを表現したということのようです。
繰り返しますが以上は原作ですので、多少は変えているかもしれません。
ただ、前編では犯罪自体は原作どおりに描いてました。
よくできてましたよ・・・
では明日(9/7)の後編を楽しみにしています!
どんな風になるでしょうかね。
しかし夫役の堺さんの不気味な存在感というのがよく出ていて
恭子が夫を信じたくても信じられないような状況なのが本当にぴったりで面白かったですわ。
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