09/11/2008 ゴンゾウ 第10話(最終話)
ゴンゾウ再生、そして黒木復活~!と思ったら、備品係続行中。これでよかったのね~♪
バイオリニストのもなみ(前田亜季)を殺害した真犯人が、かつての黒木(内野聖陽)の恋人・杏子(池脇千鶴)を殺害した犯人と同一人物だった。黒木は佐久間(筒井道隆)に再捜査を迫るが、佐久間は拒否。黒木を捜査に引っ張り込み、恥をかかせたことで自分は黒木に勝ったと満足しているらしい。しかし…。もう自分にかまわないで欲しい。苦しげに突き放す佐久間を、黒木は何も言えず怒りの目で見送る。
早苗(遠野凪子)の証言で作成された似顔絵と指紋から、もなみを殺害した真犯人が乙部(内田朝陽)であることが裏付けられた。3年前に杏子を殺害し、八重樫(中村玄悟)という麻薬中毒者に罪をなすりつけ、今回はもなみを殺害。鶴(本仮屋ユイカ)を目撃者として岡林(白井晃)を犯人に仕立て上げた。
乙部を信じていた鶴は岡林逮捕を乙部に教えてしまっていた。黒木を追い詰めたのも自分のせい。責任を感じた鶴は黒木に辞表を手渡すが、黒木は「乙部にだまされたのはみんな同じ」とあっさり破ってしまう。
乙部のマンションを見張る寺田(綿引勝彦)と合流した黒木と鶴。乙部が不在であることを確認すると部屋へ入るが、黒木は乙部の義母からのはがきを見つけると、その義母のもとへ。かつては「乙部醤油」の一人息子として幸せな日々を送っていた乙部だったが、やがて経営が悪化し父親が母親に対して暴力を振るうようになってしまったという。そして、ついに母親は暴力に耐えかね父親を殺害、母も乙部を一人残して自殺してしまった。そんな乙部の幼少期の話を義母から聞かされた黒木は…。
乙部が海外へ高飛びする可能性が出てきた。黒木が日比野(高橋一生)と成田へ向かおうとすると、佐久間が13係の刑事たちを連れて現れた。乙部を容疑者としてその身柄を拘束するという。黒木は直接乙部を逮捕すべく、捜査官を引き連れて成田へと向かおうとする。が、突然意識を失って倒れてしまい…。
実は黒木のコーヒーに睡眠薬が入れてあった。目を覚ました黒木はなぜ自分に逮捕させないと佐久間につかみかかるが、佐久間らは理沙の指示に従っただけだった。理沙は黒木が事件を解決したあとに自殺する、と読んでいたのだ。事実を知った黒木は備品係の部屋で佐久間らとおとなしくしているしかなかった。
Q太郎の巣から早苗が犯人からもらったというペンダントと同じものが出てきた。なぜ、こんなものがQ太郎の巣に…?もとはといえばQ太郎は、患者が飼いきれなくなったから、と理沙が持ち込んだもの。ということは、ペンダントはその患者の部屋から拾ったもの?つまり犯人…しかも理沙の患者だった!?
黒木はあわてて理沙へ電話をかけるが、すでに乙部は理沙のもとへ。銃を理沙に突きつけると、どこかへと連れ去ってしまう。
乙部が行くなら「乙部醤油」の工場跡に違いない。
黒木は自分の勘を頼りに佐久間と2人だけで工場跡へと急行する。
気配をうかがいつつ、拳銃を片手に乙部を探す黒木と佐久間。しかし、フイを突かれた佐久間が乙部の銃で足を打たれてしまう。佐久間が無事であることを確認した黒木は、なおも乙部を追うが、やはり佐久間同様銃弾を浴びてしまう。防弾チョッキで致命傷は避けられた黒木だったが、銃弾が首をかすめ大量出血。薄れいく意識の中で黒木は杏子の姿を見つける。
「まだやれるわ」。
そんな杏子の言葉に気合いを入れなおした黒木は理沙に銃を突きつける乙部と対峙する。
理沙の言うように人に与えても何も帰ってこない、それどころか殺人犯として死刑になってしまう。自殺した母が言ったとおり、この世界に愛なんかなかったんだ…。自分は理沙にだまされた、だから自分同様死刑になる、という乙部に黒木はもなみの両親、ホームレスの夫に塩むすびを送ったロダンの妻、旋盤工の津田…。今回の捜査に登場した人々の愛のある姿を紹介する。
さすがにショックを受けた乙部は理沙を放すと、銃を自らのこめかみに当てるが、一瞬早く黒木は足につけていた銃で乙部に発砲。今度はその銃で自らのコメカミを打ち抜こうとするが、もう弾が入っていなかった。
「生きていいのか?」。
黒木の問いかけに杏子の幻影はしっかりとうなずく。
数日後、退院した黒木はやはり包帯だらけの佐久間と再会。佐久間は13係で実績をあげながらも、「黒木ならもっとうまく…」という頭の中の声に悩まされてきたという。ならば本物の黒木を潰せばいい、それが佐久間の解答だったが、いざ黒木を潰しても逆にそのすごさを実感させられるだけだったという。
「いつか勝ちます」。
そう言い残して去っていく佐久間の目はどこか晴れやかだった。そして黒木も井の頭署の備品係として昼間から居眠りをむさぼるのだった。
この世界に愛はあると思う?「うん、あると思う!」鶴ちゃんは幸せな人だね。
乙部がヒントを残しているとき、同じように佐久間にこの言葉を投げつける黒木。
もう一度捜査して乙部を逮捕するべきだというのに佐久間は乗り気じゃありません。
フォークなどの指紋が一致。ホンボシ決定。
鶴ちゃんは辞表を忍ばせていますが、黒木に渡しました。
自分が捜査情報を漏らしたことで黒木が岡林に撃たれそうになり、発作がぶり返したことを謝罪します。
しかしこの乙部には過去にも散々翻弄され偽の情報をつかまえさせられてきました。
鶴ちゃんだけじゃないということでアメでもなめる?新しい飴を出したと思ったら自分のくわえていた
飴を鶴ちゃんの口に入れちゃった~~~~~っ!バッチイ~~・・ヒィイイイイヤダヤダ・・・・
乙部のアパートを捜索すると手紙類がありましたが母からのものでした。
調べてみると「乙部醤油」の御曹司だった乙部です。家業が傾きはじめ父親が母に暴力をふるうように
なり、思い余って殺してしまう。そして母は自殺。乙部は親戚の人に育てられたという事情がありました。
この育ての親が手紙を出したようですが返事もなかったという話でした。
子供の時に父親の暴力を見てしまったので精神状態が破壊されたみたいな乙部です。
佐久間は母を連れて温泉にいくところですが、寧々ちゃんの電話が母にも理解できたようで
仕事をしなさいといわれてしまうのでした。
すぐに職場に戻る佐久間。
捜査本部には乙部逮捕に向けて皆集合していますが、乙部が高飛びの可能性があるから空港警察にも
依頼していると話しています。これから皆で、逮捕に向けると意気も高揚していますが、そこにコーヒーを
出され飲み干した黒木がよろよろと転び立ち上げれなくなりました。
何を飲ませた?コーヒーには睡眠薬?黒木を心配して現場には出さないことにしたようです。
それは寧々ちゃんの指示。乙部逮捕したら黒木は死を選ぶと予想していたとのことです。
佐久間は黒木に乙部逮捕はさせないし、無様に生き続けてくださいというのでした。
黒木は目が覚めて備品のルミちゃんと一緒にいますが、インコのQ太郎が巣のなかに隠していたものは
ヘアピン類。そしてペンダントトップ。それは早苗のペンダントトップと同じもの。
Q太郎は寧々ちゃんの患者から譲り受けたもの。乙部は寧々ちゃんの患者だったのか?
すぐに電話してみるとすでに乙部がやって来た後だった。
寧々ちゃんに銃をつきつける乙部。どうせ死刑になるから寧々ちゃんを道連れにするという乙部。
「先生はね、僕と同罪なんです」謎のような言葉です。
黒木と佐久間は勘で乙部醤油の実家に向かっています。
氏家は文句いいながらも責任は俺がとると言い切ってくれました。
乙部醤油にやってきた黒木と佐久間。二人はきっと乙部がいると警戒しながら探っています。
茂みにいる佐久間がまず撃たれます。かなり痛そうで動けない様子。
黒木が中の様子をうかがっているところに寧々ちゃんを連れた乙部がいきなり発砲。
何度も撃っていてそのたびに衝撃をうけている黒木。血だらけですが、幻覚の杏子は微笑んでいます。
「まだやれるわ」というのでした。
それで見てみると防弾チョッキを着ていて弾は全部そこでストップ。クビのところの血が凄まじい。
寧々ちゃんを人質にした乙部と黒木が向かい合います。
銃を捨てろといわれて乙部の方に投げている黒木。
なんで僕がこんな目にあわなくちゃいけないの?愛を与えてきただけなのに。
結局、この世界に愛がないからいけないんだ。僕のお母さんはいつも殴られていたの。
だから僕がお父さんを殺した。ナイフで刺しています。真相はここにありました。驚く黒木です。
そして母は自殺。母親に全部罪を持っていってもらったという。
人の愛し方をわからないから先生に相談したら愛は与えれば必ず返ってくるといってた。
殺人だってしてあげたのに、返ってこない。皆、気味悪がり裏切った。
この世に愛はない。僕先生に言われた通りにしただけなのに。おかしいでしょ。
だから寧々ちゃんを道連れにするという乙部。
お前のやってることは愛じゃない。
愛に裏切りはない。
娘を忘れないでやってくれと両親が何枚も焼き増しして送ったコンクールの映像。
恋人のために刺繍して作ったネクタイ。
柿沼が自分の命と引き換えに証明したもなみの真実。
死ぬ前に聞いたバイオリンの音色。
ロダンの奥さんが作ってくれた塩むすび。
津田のじいさんが自分でつぶした右手。
3年がかりで俺をここまでたどり着かせてくれた杏子。
それが愛だ。
乙部、この世界は愛であふれているんだ。どこもかしこも愛で・・・
何かごめんなさい。と頭をさげて笑っている乙部は寧々ちゃんをつきとばし黒木の方に。
そして自分のこめかみに銃を向けていますが黒木はブーツに隠し持っていた銃を発砲。
倒れた乙部です。
その後、黒木は自分の頭に向けて銃を撃ったけれど弾はもうなくなっていました。
幻覚の杏子に「生きていいのか?」と問いかけるとにっこりうなずくのでした。
指を刺す方向には寧々ちゃんがいます。
二人はひしと抱き合いました。良かった・・・泣いている寧々ちゃん。
う~ん・・・これはなんと解釈しよう??
そして乙部は逮捕され、警察の応援がやってきて一件落着。
黒木は床に大の字になって泣いていました。
次はメイドカフェの鶴ちゃん。かわいいメイド服ですが、犯人を逃がしたということで
せっかく囮になったのにみんなの目の保養になっただけ。怒ってましたね^^;
でも鶴ちゃんかわいいよ~。1話でも高校生になった鶴ちゃんをいずれメイド服でもと書いたら
その通りになってちょっと嬉しかった。
そして日比野には飯塚から姉を助けてくれたことに対しての感謝のハガキが届いた。
黒木はもなみ殺害の現場で手を合わせ、犯人逮捕の報告をしました。
佐久間が手を包帯でぶらさげ、杖を突きながら登場。相当痛い目にあったようです。
そしてそれまでの黒木に対するわだかまりを正直に告白。
自分が13係を引き継いだけれどどんなにがんばっても黒木に追いつかないという自分自身の縛りが
あったのでした。
でも黒木も佐久間の母をあのようにしてしまったことを謝罪。
二人の間はすっきりしました。
まさに和解そのもの。
いつかは勝ちますよという佐久間。
勝手に銃をもっていたことで停職中の黒木はしばらくしたらまた備品係に華々しくデビューだそうです。
ラストはもなみの生前の練習の様子を流していました。
音楽は人を救えると言ったもなみの姿が母にははっきりと見えました。
そして黒木は再び備品係で居眠りしていました。
インコがつがいで見えます。
最後まで楽しませてもらいました~~!
塩むすびと言ったときにはおむすびが食べたくなりましたねえ。
この世に愛はあるの?
この世は愛であふれている。
乙部にしっかりと教えることができた黒木でした。
このドラマは10話までの長い一本の芯を持ちながら一つ一つ分解してそれぞれ独立させ
最後にまとめあげた壮大なものでした。
事件モノだというのに全部つながったのが凄かったですね。
ゴンゾウが再生したからにはパート2があるかもしれないなあ~~♪
早苗(遠野凪子)の証言で作成された似顔絵と指紋から、もなみを殺害した真犯人が乙部(内田朝陽)であることが裏付けられた。3年前に杏子を殺害し、八重樫(中村玄悟)という麻薬中毒者に罪をなすりつけ、今回はもなみを殺害。鶴(本仮屋ユイカ)を目撃者として岡林(白井晃)を犯人に仕立て上げた。
乙部を信じていた鶴は岡林逮捕を乙部に教えてしまっていた。黒木を追い詰めたのも自分のせい。責任を感じた鶴は黒木に辞表を手渡すが、黒木は「乙部にだまされたのはみんな同じ」とあっさり破ってしまう。
乙部のマンションを見張る寺田(綿引勝彦)と合流した黒木と鶴。乙部が不在であることを確認すると部屋へ入るが、黒木は乙部の義母からのはがきを見つけると、その義母のもとへ。かつては「乙部醤油」の一人息子として幸せな日々を送っていた乙部だったが、やがて経営が悪化し父親が母親に対して暴力を振るうようになってしまったという。そして、ついに母親は暴力に耐えかね父親を殺害、母も乙部を一人残して自殺してしまった。そんな乙部の幼少期の話を義母から聞かされた黒木は…。
乙部が海外へ高飛びする可能性が出てきた。黒木が日比野(高橋一生)と成田へ向かおうとすると、佐久間が13係の刑事たちを連れて現れた。乙部を容疑者としてその身柄を拘束するという。黒木は直接乙部を逮捕すべく、捜査官を引き連れて成田へと向かおうとする。が、突然意識を失って倒れてしまい…。
実は黒木のコーヒーに睡眠薬が入れてあった。目を覚ました黒木はなぜ自分に逮捕させないと佐久間につかみかかるが、佐久間らは理沙の指示に従っただけだった。理沙は黒木が事件を解決したあとに自殺する、と読んでいたのだ。事実を知った黒木は備品係の部屋で佐久間らとおとなしくしているしかなかった。
Q太郎の巣から早苗が犯人からもらったというペンダントと同じものが出てきた。なぜ、こんなものがQ太郎の巣に…?もとはといえばQ太郎は、患者が飼いきれなくなったから、と理沙が持ち込んだもの。ということは、ペンダントはその患者の部屋から拾ったもの?つまり犯人…しかも理沙の患者だった!?
黒木はあわてて理沙へ電話をかけるが、すでに乙部は理沙のもとへ。銃を理沙に突きつけると、どこかへと連れ去ってしまう。
乙部が行くなら「乙部醤油」の工場跡に違いない。
黒木は自分の勘を頼りに佐久間と2人だけで工場跡へと急行する。
気配をうかがいつつ、拳銃を片手に乙部を探す黒木と佐久間。しかし、フイを突かれた佐久間が乙部の銃で足を打たれてしまう。佐久間が無事であることを確認した黒木は、なおも乙部を追うが、やはり佐久間同様銃弾を浴びてしまう。防弾チョッキで致命傷は避けられた黒木だったが、銃弾が首をかすめ大量出血。薄れいく意識の中で黒木は杏子の姿を見つける。
「まだやれるわ」。
そんな杏子の言葉に気合いを入れなおした黒木は理沙に銃を突きつける乙部と対峙する。
理沙の言うように人に与えても何も帰ってこない、それどころか殺人犯として死刑になってしまう。自殺した母が言ったとおり、この世界に愛なんかなかったんだ…。自分は理沙にだまされた、だから自分同様死刑になる、という乙部に黒木はもなみの両親、ホームレスの夫に塩むすびを送ったロダンの妻、旋盤工の津田…。今回の捜査に登場した人々の愛のある姿を紹介する。
さすがにショックを受けた乙部は理沙を放すと、銃を自らのこめかみに当てるが、一瞬早く黒木は足につけていた銃で乙部に発砲。今度はその銃で自らのコメカミを打ち抜こうとするが、もう弾が入っていなかった。
「生きていいのか?」。
黒木の問いかけに杏子の幻影はしっかりとうなずく。
数日後、退院した黒木はやはり包帯だらけの佐久間と再会。佐久間は13係で実績をあげながらも、「黒木ならもっとうまく…」という頭の中の声に悩まされてきたという。ならば本物の黒木を潰せばいい、それが佐久間の解答だったが、いざ黒木を潰しても逆にそのすごさを実感させられるだけだったという。
「いつか勝ちます」。
そう言い残して去っていく佐久間の目はどこか晴れやかだった。そして黒木も井の頭署の備品係として昼間から居眠りをむさぼるのだった。
この世界に愛はあると思う?「うん、あると思う!」鶴ちゃんは幸せな人だね。
乙部がヒントを残しているとき、同じように佐久間にこの言葉を投げつける黒木。
もう一度捜査して乙部を逮捕するべきだというのに佐久間は乗り気じゃありません。
フォークなどの指紋が一致。ホンボシ決定。
鶴ちゃんは辞表を忍ばせていますが、黒木に渡しました。
自分が捜査情報を漏らしたことで黒木が岡林に撃たれそうになり、発作がぶり返したことを謝罪します。
しかしこの乙部には過去にも散々翻弄され偽の情報をつかまえさせられてきました。
鶴ちゃんだけじゃないということでアメでもなめる?新しい飴を出したと思ったら自分のくわえていた
飴を鶴ちゃんの口に入れちゃった~~~~~っ!バッチイ~~・・ヒィイイイイヤダヤダ・・・・
乙部のアパートを捜索すると手紙類がありましたが母からのものでした。
調べてみると「乙部醤油」の御曹司だった乙部です。家業が傾きはじめ父親が母に暴力をふるうように
なり、思い余って殺してしまう。そして母は自殺。乙部は親戚の人に育てられたという事情がありました。
この育ての親が手紙を出したようですが返事もなかったという話でした。
子供の時に父親の暴力を見てしまったので精神状態が破壊されたみたいな乙部です。
佐久間は母を連れて温泉にいくところですが、寧々ちゃんの電話が母にも理解できたようで
仕事をしなさいといわれてしまうのでした。
すぐに職場に戻る佐久間。
捜査本部には乙部逮捕に向けて皆集合していますが、乙部が高飛びの可能性があるから空港警察にも
依頼していると話しています。これから皆で、逮捕に向けると意気も高揚していますが、そこにコーヒーを
出され飲み干した黒木がよろよろと転び立ち上げれなくなりました。
何を飲ませた?コーヒーには睡眠薬?黒木を心配して現場には出さないことにしたようです。
それは寧々ちゃんの指示。乙部逮捕したら黒木は死を選ぶと予想していたとのことです。
佐久間は黒木に乙部逮捕はさせないし、無様に生き続けてくださいというのでした。
黒木は目が覚めて備品のルミちゃんと一緒にいますが、インコのQ太郎が巣のなかに隠していたものは
ヘアピン類。そしてペンダントトップ。それは早苗のペンダントトップと同じもの。
Q太郎は寧々ちゃんの患者から譲り受けたもの。乙部は寧々ちゃんの患者だったのか?
すぐに電話してみるとすでに乙部がやって来た後だった。
寧々ちゃんに銃をつきつける乙部。どうせ死刑になるから寧々ちゃんを道連れにするという乙部。
「先生はね、僕と同罪なんです」謎のような言葉です。
黒木と佐久間は勘で乙部醤油の実家に向かっています。
氏家は文句いいながらも責任は俺がとると言い切ってくれました。
乙部醤油にやってきた黒木と佐久間。二人はきっと乙部がいると警戒しながら探っています。
茂みにいる佐久間がまず撃たれます。かなり痛そうで動けない様子。
黒木が中の様子をうかがっているところに寧々ちゃんを連れた乙部がいきなり発砲。
何度も撃っていてそのたびに衝撃をうけている黒木。血だらけですが、幻覚の杏子は微笑んでいます。
「まだやれるわ」というのでした。
それで見てみると防弾チョッキを着ていて弾は全部そこでストップ。クビのところの血が凄まじい。
寧々ちゃんを人質にした乙部と黒木が向かい合います。
銃を捨てろといわれて乙部の方に投げている黒木。
なんで僕がこんな目にあわなくちゃいけないの?愛を与えてきただけなのに。
結局、この世界に愛がないからいけないんだ。僕のお母さんはいつも殴られていたの。
だから僕がお父さんを殺した。ナイフで刺しています。真相はここにありました。驚く黒木です。
そして母は自殺。母親に全部罪を持っていってもらったという。
人の愛し方をわからないから先生に相談したら愛は与えれば必ず返ってくるといってた。
殺人だってしてあげたのに、返ってこない。皆、気味悪がり裏切った。
この世に愛はない。僕先生に言われた通りにしただけなのに。おかしいでしょ。
だから寧々ちゃんを道連れにするという乙部。
お前のやってることは愛じゃない。
愛に裏切りはない。
娘を忘れないでやってくれと両親が何枚も焼き増しして送ったコンクールの映像。
恋人のために刺繍して作ったネクタイ。
柿沼が自分の命と引き換えに証明したもなみの真実。
死ぬ前に聞いたバイオリンの音色。
ロダンの奥さんが作ってくれた塩むすび。
津田のじいさんが自分でつぶした右手。
3年がかりで俺をここまでたどり着かせてくれた杏子。
それが愛だ。
乙部、この世界は愛であふれているんだ。どこもかしこも愛で・・・
何かごめんなさい。と頭をさげて笑っている乙部は寧々ちゃんをつきとばし黒木の方に。
そして自分のこめかみに銃を向けていますが黒木はブーツに隠し持っていた銃を発砲。
倒れた乙部です。
その後、黒木は自分の頭に向けて銃を撃ったけれど弾はもうなくなっていました。
幻覚の杏子に「生きていいのか?」と問いかけるとにっこりうなずくのでした。
指を刺す方向には寧々ちゃんがいます。
二人はひしと抱き合いました。良かった・・・泣いている寧々ちゃん。
う~ん・・・これはなんと解釈しよう??
そして乙部は逮捕され、警察の応援がやってきて一件落着。
黒木は床に大の字になって泣いていました。
次はメイドカフェの鶴ちゃん。かわいいメイド服ですが、犯人を逃がしたということで
せっかく囮になったのにみんなの目の保養になっただけ。怒ってましたね^^;
でも鶴ちゃんかわいいよ~。1話でも高校生になった鶴ちゃんをいずれメイド服でもと書いたら
その通りになってちょっと嬉しかった。
そして日比野には飯塚から姉を助けてくれたことに対しての感謝のハガキが届いた。
黒木はもなみ殺害の現場で手を合わせ、犯人逮捕の報告をしました。
佐久間が手を包帯でぶらさげ、杖を突きながら登場。相当痛い目にあったようです。
そしてそれまでの黒木に対するわだかまりを正直に告白。
自分が13係を引き継いだけれどどんなにがんばっても黒木に追いつかないという自分自身の縛りが
あったのでした。
でも黒木も佐久間の母をあのようにしてしまったことを謝罪。
二人の間はすっきりしました。
まさに和解そのもの。
いつかは勝ちますよという佐久間。
勝手に銃をもっていたことで停職中の黒木はしばらくしたらまた備品係に華々しくデビューだそうです。
ラストはもなみの生前の練習の様子を流していました。
音楽は人を救えると言ったもなみの姿が母にははっきりと見えました。
そして黒木は再び備品係で居眠りしていました。
インコがつがいで見えます。
最後まで楽しませてもらいました~~!
塩むすびと言ったときにはおむすびが食べたくなりましたねえ。
この世に愛はあるの?
この世は愛であふれている。
乙部にしっかりと教えることができた黒木でした。
このドラマは10話までの長い一本の芯を持ちながら一つ一つ分解してそれぞれ独立させ
最後にまとめあげた壮大なものでした。
事件モノだというのに全部つながったのが凄かったですね。
ゴンゾウが再生したからにはパート2があるかもしれないなあ~~♪
09/11/2008 正義の味方 第10話(最終話)
赤ちゃんが生まれた~~!やっぱり子はかすがい?孫は両家を繋げる奇跡の子ね!
てか、本当に生まれるまでは、「ウソ」でした・・と言うんじゃないかと冷や冷やしてたのはナイショ^^;
実家に戻ってしまうという 槇子(山田優)の自分勝手な行動に憤慨し、冷却期間を置いた方が良い、と言い残して中田家から去った直紀(向井理)。五郎(佐野史郎)、春子(田中好子)と一緒に話を聞いていた容子(志田未来)は、怖れていたことが現実になった、と焦りまくる。
夏休みが終わって初登校した容子は、その日、転校する陸(本郷奏多)が最後の挨拶に来ると知る。容子は、陸に自分の気持ちを伝えたいのだが、槇子と直紀のことを考えるとそれどころではない。仕事を休んだ槇子に、着替えを取って来るよう命令された容子は、夕方、新居に行ってみる。帰宅した直紀は、槇子が体調を崩して仕事を休んでいると思っている様子。容子は、離婚されてはかなわないと、懸命に不肖の姉をかばう。その時、中田家には陸が容子に会いにきていた。家にいた槇子は陸から容子を好きだということを聞き出していだのだ。
数日後、帰宅した容子は、家の中のただならぬ空気に気付く。押しかけて来た克夫(平泉成)と里美(山口いづみ)が、槇子に実家に戻ったワケを詰問したのだ。これに対し、遠慮もせず直紀の嫌いな点をずらずらと告げる槇子。この挑戦的な態度に激怒した克夫らは、槇子が直紀とやり直す気がないと判断し、帰ってしまう。
槇子が離婚も覚悟していると知った容子は、何としても2人のヨリを戻そうと決意。思い出の場所に連れて行けば元の鞘に収まるかも…と思い、思い出レストラン作戦を思いつく。直紀の呼び出しに成功した容子は、槇子のこともフランス料理で釣って言葉巧みに誘い出す。
ところが、レストランの席に着いた槇子は、直紀の話に耳を傾けずただ食べるばかり。そして、大食いした揚句、気持ちが悪くなってしまい吐いてしまう。完全に槇子に幻滅した直紀は呆然とするばかり。
翌日、陸が大阪に出発してしまったと知佳(西内まりや)から知らせが来る。今ならまだ間に合うから会いに行くように、と戸惑うばかりの容子だった。そこにただならぬ表情で直紀、克夫、里美の3人やって来たのだ。そして槇子、春子、五郎を前にして槇子と離縁したいと切り出したのだ。
直紀も槇子に自分への気持ちがないなら仕方がないという。克夫と里美が槇子への文句を次々に並べ立てる中、じっと耐えて聞いている槇子の目には涙が。容子はそんな姉の姿をこれまで見たことが無かった。そして思わず、お姉ちゃんの悪口は言わないで!と泣きながら訴えてしまう。
ようやく槇子が口を開くと「仕方ありません、お別れします。残念ですけど、これからはこのおなかの子と2人で生きていきます。この子だけは奪わないで…」と妊娠していることを打ち明けた。すると克夫と里美の態度が一変。離婚話は一気に吹き飛んでしまったのだ。
みんなで喜んでいたその時、槇子は容子に「早く行きなさい、欲しいものは欲しいと言わないと手に入らないのよ!」と容子を送り出す。容子は陸を追いかけて走り出す。
駅に着いた容子は反対側のホームで電車に乗ろうとしている陸を発見すると、思わず「好きだー!!!」と叫ぶ。出発の時間が迫ると陸は電車の扉が閉まる間際、容子に「僕も好きだ」と告白する。
家に戻ると、みんなで仲良く槇子を囲んでお寿司を食べていた。直紀は容子に悪魔な彼女がそのまま好きなんだとすっかり仲直りした様子。容子が書いた「姉妹ザンコク物語」のブログが本になり大好評、その本を笑いながら読んでいる槇子。そして槇子は無事赤ちゃんを産み、「ジュン」と命名。克夫と里美も大喜びで可愛がり、槇子は良川家でも君臨することとなった。
姉の奴隷から解放される事を願っていたはずの容子は…、ジュンを背中にオンブしながらマンションを掃除したり、オムツを替えたりと子守に大忙し。膝に赤ちゃんをのせていつもの椅子に座る槇子から色々な指令が飛んできて…。
「姉は悪魔だったのです。それも神様を味方につけちゃうほど、魅力的な…」
直紀がやってきて「別れさせて下さい」というのもびっくりでした。
厳しい顔をしていたから悪いことだとは思ってたけど、それでもこのドラマの特性で明るい話に
転じるんだと思ってましたわ。ま、最後は・・アレでしたけどね。
とにかく温厚な直紀がここまではっきり言うというのもすごいことでした。
もちろん槇子も負けてはいません。
そして顔を合わせたくないから会社も休むという。
誰もが槇子が体調悪いなんて思ってないですし本人も全然そういうそぶりも見せませんでした。
優雅にレモンティーを飲む槇子。新聞はAtlanticTimesさすがです。本当に読んでるの?
槇子が会社を休んだことも知らない直紀は滝沢にかなり変な顔されてます。
実際、なんで長期のお休みなのかと心配になった様子。
直紀の実家の両親も来訪。
姑として言いたいことはじゃんじゃん言い出す姑ですが、槇子はもっとすごい。
マザコンとかケチとか言いたい放題。歯に衣着せないとはいうけれど普通はこれは言わないよね^^;
しかし山口いづみさんてちょっとイジワルセレブ姑役がお似合い。
こういう役って野際陽子独占市場だったけれど、この方も名を馳せましたね。
お友達の勧めにより仲直り策として思い出のレストランでの食事会を提案する容子。
姉の結婚が消えたらまた一生悪魔の姉のもとでこき使われる。
必死な容子です。
そしてレストランに現れた槇子は吐くほど食べるというすさまじさ。
ますます直紀を幻滅させるのでした。
視聴者がテレビに電話して匿名でしゃべるああいう番組はよくありましたよね。
ラジオでは普通にやってたような気がする。
姑が槇子のことを散々言ったあと、今度は容子は陸に告白することになってました。
バカ嫁をオークションに出したいって・・あはは・・すぐに槇子のことだと気づいてもいいはずなのに
平和な五郎ちゃんとスーちゃんママでした。
容子が陸に(TVを通じて)告白するときには槇子が部屋に入ってきて容子にむかって
アンタは中途半端だからと激励しています。
時空は超えられないのだから諦めてはダメといってました。
容子の言葉だと思って聞いてた陸はにっこり微笑むということになってましたけど^^;
さすがに容子は「好き」という予定だったらしくてバタンと倒れてしまいました。
槇子は相変わらず限定弁当、(金銀銅だって)が大好きで容子をお使いに出します。
そんなところに、直紀の一家がやってきました。
直紀としては槇子の気持ちを知りたいということでもしも自分に気持ちがなければ諦めて別れると
いうものでした。
姑が強く悪く言い出すので、さすがにスーちゃんも負けずに言い返し、みんな言葉の応戦です。
そんなところで端にいる槇子が泣いているのを見た容子が今度は驚きそして泣き出します。
お姉ちゃんの悪口を言わないで。
もうお姉ちゃんの悪口はやめてください。
やっぱり姉妹なんだな~とじ~~んとしたシーンでした。
ところで槇子も珍しくしおらしいのです。
「短い間ですがお世話になりました。私がいたらなかったのです。申し訳有りませんでした」
ここまで何も語らない槇子でしたが最後の最後のこの時を待ってたとばかりに告白。
「おなかの子だけは奪わないでください」
この子はあなたを失った私の支えだから・・・
槇子ってば一番いいタイミングのこの瞬間を待ってたのねえ~。
もう姑の態度のころっと変わることと言ったら~~~絶句です。
上にも下にもおかないくらい槇子を大事にしだします。離婚のはなしなんて吹っ飛びましたわ。
孫が生まれるってそんなに嬉しいものなんですねえ・・・。
今までの槇子のわがままと悪魔ぶりはすっかり「妊娠」ゆえのマタニティーブルーで
つわりなどの体調の悪さからくるわがままであることになってました。
ところで槇子が容子に言ったのは
早く行きなさい。ほしいものはほしいといわないと手に入らないわよ。
なんとも抽象的でしたけど、これは間違いなく金銀銅のお弁当のことだと思ってたわ。
でも容子は陸のことだと思いこみ、駅に走りました。
陸がホームの反対側にいるのが見え、電車も入ってきましたが、その瞬間
「陸~!好きだ!」と叫んだ容子でした。周りに誰もいなくて良かったね^^
陸は電車に乗らず待ってくれたようで、しばらくベンチに座ってる二人。
会話にならなくても何となく二人の気持ちは通うのでした。
そして電車に乗った陸も「好きだ」と言ってました。
この二人の話がとってつけだったようですがでもやっぱりあって良かったのね。
帰った容子にお弁当を買ってこなかったことを怒っている槇子。
直紀は悪魔な槇子が好きだそうで、めでたしです。
そしてもちろん両家は生まれてくる孫の明るい話題で盛り上がっているのでした。
それから数ヶ月して赤ちゃんが生まれ、
もちろんオムツもミルクも容子が世話してるという構図は変わりませんでした^^
結局赤ちゃん誕生でますます槇子は強く悪魔として君臨できたようです。
志田未来ちゃんのくるくる変わる変顔百面相に段々なれてきてかわいく見えたのが良かったです。
途中から見始めたけれど、とぼけたおかしさにけっこうハマる部分もありましたわ。
ということで大団円?
二世帯住宅問題がどうなったのかわかりませんけれどこれも槇子の悪魔が神を動かして
実家に建てちゃうんじゃないでしょうかね(笑
実家に戻ってしまうという 槇子(山田優)の自分勝手な行動に憤慨し、冷却期間を置いた方が良い、と言い残して中田家から去った直紀(向井理)。五郎(佐野史郎)、春子(田中好子)と一緒に話を聞いていた容子(志田未来)は、怖れていたことが現実になった、と焦りまくる。
夏休みが終わって初登校した容子は、その日、転校する陸(本郷奏多)が最後の挨拶に来ると知る。容子は、陸に自分の気持ちを伝えたいのだが、槇子と直紀のことを考えるとそれどころではない。仕事を休んだ槇子に、着替えを取って来るよう命令された容子は、夕方、新居に行ってみる。帰宅した直紀は、槇子が体調を崩して仕事を休んでいると思っている様子。容子は、離婚されてはかなわないと、懸命に不肖の姉をかばう。その時、中田家には陸が容子に会いにきていた。家にいた槇子は陸から容子を好きだということを聞き出していだのだ。
数日後、帰宅した容子は、家の中のただならぬ空気に気付く。押しかけて来た克夫(平泉成)と里美(山口いづみ)が、槇子に実家に戻ったワケを詰問したのだ。これに対し、遠慮もせず直紀の嫌いな点をずらずらと告げる槇子。この挑戦的な態度に激怒した克夫らは、槇子が直紀とやり直す気がないと判断し、帰ってしまう。
槇子が離婚も覚悟していると知った容子は、何としても2人のヨリを戻そうと決意。思い出の場所に連れて行けば元の鞘に収まるかも…と思い、思い出レストラン作戦を思いつく。直紀の呼び出しに成功した容子は、槇子のこともフランス料理で釣って言葉巧みに誘い出す。
ところが、レストランの席に着いた槇子は、直紀の話に耳を傾けずただ食べるばかり。そして、大食いした揚句、気持ちが悪くなってしまい吐いてしまう。完全に槇子に幻滅した直紀は呆然とするばかり。
翌日、陸が大阪に出発してしまったと知佳(西内まりや)から知らせが来る。今ならまだ間に合うから会いに行くように、と戸惑うばかりの容子だった。そこにただならぬ表情で直紀、克夫、里美の3人やって来たのだ。そして槇子、春子、五郎を前にして槇子と離縁したいと切り出したのだ。
直紀も槇子に自分への気持ちがないなら仕方がないという。克夫と里美が槇子への文句を次々に並べ立てる中、じっと耐えて聞いている槇子の目には涙が。容子はそんな姉の姿をこれまで見たことが無かった。そして思わず、お姉ちゃんの悪口は言わないで!と泣きながら訴えてしまう。
ようやく槇子が口を開くと「仕方ありません、お別れします。残念ですけど、これからはこのおなかの子と2人で生きていきます。この子だけは奪わないで…」と妊娠していることを打ち明けた。すると克夫と里美の態度が一変。離婚話は一気に吹き飛んでしまったのだ。
みんなで喜んでいたその時、槇子は容子に「早く行きなさい、欲しいものは欲しいと言わないと手に入らないのよ!」と容子を送り出す。容子は陸を追いかけて走り出す。
駅に着いた容子は反対側のホームで電車に乗ろうとしている陸を発見すると、思わず「好きだー!!!」と叫ぶ。出発の時間が迫ると陸は電車の扉が閉まる間際、容子に「僕も好きだ」と告白する。
家に戻ると、みんなで仲良く槇子を囲んでお寿司を食べていた。直紀は容子に悪魔な彼女がそのまま好きなんだとすっかり仲直りした様子。容子が書いた「姉妹ザンコク物語」のブログが本になり大好評、その本を笑いながら読んでいる槇子。そして槇子は無事赤ちゃんを産み、「ジュン」と命名。克夫と里美も大喜びで可愛がり、槇子は良川家でも君臨することとなった。
姉の奴隷から解放される事を願っていたはずの容子は…、ジュンを背中にオンブしながらマンションを掃除したり、オムツを替えたりと子守に大忙し。膝に赤ちゃんをのせていつもの椅子に座る槇子から色々な指令が飛んできて…。
「姉は悪魔だったのです。それも神様を味方につけちゃうほど、魅力的な…」
直紀がやってきて「別れさせて下さい」というのもびっくりでした。
厳しい顔をしていたから悪いことだとは思ってたけど、それでもこのドラマの特性で明るい話に
転じるんだと思ってましたわ。ま、最後は・・アレでしたけどね。
とにかく温厚な直紀がここまではっきり言うというのもすごいことでした。
もちろん槇子も負けてはいません。
そして顔を合わせたくないから会社も休むという。
誰もが槇子が体調悪いなんて思ってないですし本人も全然そういうそぶりも見せませんでした。
優雅にレモンティーを飲む槇子。新聞はAtlanticTimesさすがです。本当に読んでるの?
槇子が会社を休んだことも知らない直紀は滝沢にかなり変な顔されてます。
実際、なんで長期のお休みなのかと心配になった様子。
直紀の実家の両親も来訪。
姑として言いたいことはじゃんじゃん言い出す姑ですが、槇子はもっとすごい。
マザコンとかケチとか言いたい放題。歯に衣着せないとはいうけれど普通はこれは言わないよね^^;
しかし山口いづみさんてちょっとイジワルセレブ姑役がお似合い。
こういう役って野際陽子独占市場だったけれど、この方も名を馳せましたね。
お友達の勧めにより仲直り策として思い出のレストランでの食事会を提案する容子。
姉の結婚が消えたらまた一生悪魔の姉のもとでこき使われる。
必死な容子です。
そしてレストランに現れた槇子は吐くほど食べるというすさまじさ。
ますます直紀を幻滅させるのでした。
視聴者がテレビに電話して匿名でしゃべるああいう番組はよくありましたよね。
ラジオでは普通にやってたような気がする。
姑が槇子のことを散々言ったあと、今度は容子は陸に告白することになってました。
バカ嫁をオークションに出したいって・・あはは・・すぐに槇子のことだと気づいてもいいはずなのに
平和な五郎ちゃんとスーちゃんママでした。
容子が陸に(TVを通じて)告白するときには槇子が部屋に入ってきて容子にむかって
アンタは中途半端だからと激励しています。
時空は超えられないのだから諦めてはダメといってました。
容子の言葉だと思って聞いてた陸はにっこり微笑むということになってましたけど^^;
さすがに容子は「好き」という予定だったらしくてバタンと倒れてしまいました。
槇子は相変わらず限定弁当、(金銀銅だって)が大好きで容子をお使いに出します。
そんなところに、直紀の一家がやってきました。
直紀としては槇子の気持ちを知りたいということでもしも自分に気持ちがなければ諦めて別れると
いうものでした。
姑が強く悪く言い出すので、さすがにスーちゃんも負けずに言い返し、みんな言葉の応戦です。
そんなところで端にいる槇子が泣いているのを見た容子が今度は驚きそして泣き出します。
お姉ちゃんの悪口を言わないで。
もうお姉ちゃんの悪口はやめてください。
やっぱり姉妹なんだな~とじ~~んとしたシーンでした。
ところで槇子も珍しくしおらしいのです。
「短い間ですがお世話になりました。私がいたらなかったのです。申し訳有りませんでした」
ここまで何も語らない槇子でしたが最後の最後のこの時を待ってたとばかりに告白。
「おなかの子だけは奪わないでください」
この子はあなたを失った私の支えだから・・・
槇子ってば一番いいタイミングのこの瞬間を待ってたのねえ~。
もう姑の態度のころっと変わることと言ったら~~~絶句です。
上にも下にもおかないくらい槇子を大事にしだします。離婚のはなしなんて吹っ飛びましたわ。
孫が生まれるってそんなに嬉しいものなんですねえ・・・。
今までの槇子のわがままと悪魔ぶりはすっかり「妊娠」ゆえのマタニティーブルーで
つわりなどの体調の悪さからくるわがままであることになってました。
ところで槇子が容子に言ったのは
早く行きなさい。ほしいものはほしいといわないと手に入らないわよ。
なんとも抽象的でしたけど、これは間違いなく金銀銅のお弁当のことだと思ってたわ。
でも容子は陸のことだと思いこみ、駅に走りました。
陸がホームの反対側にいるのが見え、電車も入ってきましたが、その瞬間
「陸~!好きだ!」と叫んだ容子でした。周りに誰もいなくて良かったね^^
陸は電車に乗らず待ってくれたようで、しばらくベンチに座ってる二人。
会話にならなくても何となく二人の気持ちは通うのでした。
そして電車に乗った陸も「好きだ」と言ってました。
この二人の話がとってつけだったようですがでもやっぱりあって良かったのね。
帰った容子にお弁当を買ってこなかったことを怒っている槇子。
直紀は悪魔な槇子が好きだそうで、めでたしです。
そしてもちろん両家は生まれてくる孫の明るい話題で盛り上がっているのでした。
それから数ヶ月して赤ちゃんが生まれ、
もちろんオムツもミルクも容子が世話してるという構図は変わりませんでした^^
結局赤ちゃん誕生でますます槇子は強く悪魔として君臨できたようです。
志田未来ちゃんのくるくる変わる変顔百面相に段々なれてきてかわいく見えたのが良かったです。
途中から見始めたけれど、とぼけたおかしさにけっこうハマる部分もありましたわ。
ということで大団円?
二世帯住宅問題がどうなったのかわかりませんけれどこれも槇子の悪魔が神を動かして
実家に建てちゃうんじゃないでしょうかね(笑
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