10/10/2008 風のガーデン 第1話
冒頭に「緒形拳さんに捧げます」とでました。文字通り遺作となった作品です。
スノードロップの花言葉は「去年の恋の名残の涙」だそうです。
倉本聰さん自作の花言葉。
最後までこの調子で少女のような、少年のような言葉に幻想を秘めながら紹介されました。
白鳥岳@神木隆之介の語りです。
ピアノの調律をしていますが、音感が鋭い子ですね。知的障害があるとのことですが瞬時に綺麗な
語感を復唱できるという神の心を持ったような子です。
でも話し方は「~であり・・」というような過去の倉本節ではないですね。
岳から見た家族関係で筆頭はおじいちゃん、赤ひげ先生ですがこの方が緒形さん演じる貞三。
富良野で在宅医療・老人訪問医療を実践しています。
自身が病を抱えていたのになんと気丈でしかも癒される医師でしょう。
貞三の息子の貞美@中井貴一は岳の父親ですが、妻の冴子が亡くなった時に勘当されたいきさつが
ありました。アメリカにいたようですが今は東京の高林医大病院で麻酔医をしています。
4/17(木)
東京の病院にいる貞美の様子です。
軽妙に麻酔による手術をこなしながら学生には冗談を交えて講義。有能な准教授の程がうかがえます。
食事もままならなく、時間の感覚も忘れるほど多忙を極めています。
そんなところに進行性すい臓がんのオペを頼まれました。
株の不正取引の噂のある時の人、ニ神@奥田瑛ニがその患者。
貞美の心許せる恋人は茜@平原綾香。弾き語りをしていますがムードあります。
モンペドクワ・・フランスのお百姓さん・・あはは。
でも二人は一線をひいた付き合い方のようです。
帰宅し、チェロの演奏をしながら富良野に残してきた家族のことを思い出しています。
そして何か痛みが襲ってきたようです。かなり苦しそうな顔。
西河専務の投身自殺がニュースに出ています。ファルコンとか何とか・・。
またニ神達也の名が挙がっています。
何らかの黒幕であり、影に君臨しているこの人物は事件の概要がつかめるまで
なんとしても生かしてもらわないといけないということです。
しかし、すい臓がんは進行が早く、開けてみるまで様子がわからないという難しい病気。
本人は病気のことは軽く考え、入院中も特製のキャピングカーで相変わらずの危ない仕事。
タバコの煙がもうもうとたちこめ、アクの強さがうかがえます。
このドラマの癒しの雰囲気のなかでただ一人別世界の人です。
姉、冬美@木内みどりが近所に住んでおり、そこで、娘のルイ@黒木メイサや岳の話を聞きました。
妻の冴子の七回忌があるからたまには富良野に帰るように言われています。
岳は音感がよくてピアノの調律が出来ると聞かされていました。
貞美のチェロ演奏がありましたからやはり音感などはDNAのようです。
その岳とおじいちゃんは畑仕事をしています。
恋をしたことがあるか?人を好きになること。学園の先生やルイのことが好き。ルイはお姉さんだよ。
その姉、ルイ@黒木メイサはよさこい、ソーラン祭りの踊りの練習中。
取材を受けていますが自作の庭、風のガーデンを宣伝しています。
ルイは不倫をしているようですが、こちらも一線を引いたつきあいの様子。これもDNAか?
帰宅したルイに貞三は犬の蛍の話をしています。一瞬、「北の国からの蛍ちゃん」を連想しちゃった。
14~5歳なのでそろそろ歳だということで死に場所を求めているのかもしれないという話です。
ルイスパルマーの花言葉は「早熟な乙女は割りとする老ける」だそうです。
岳が蛍の背をなでながら花言葉の解説。
ラズベリースプラッシュは「小学生の淡い初恋」
ブルンネラジャックフロストは「冬の天使の涙のあと」
スイセンアイスフォリスは「北風に恋した村娘」
そしてニ神のオペ。
すい臓がんはかなり進行していてとりきれずそのまま閉じました。
神経ブロックをほどこし痛みをとりのぞく方針。
娘の香苗@国仲涼子から本当の病状を教えてほしいと聞かれますが、
あくまでオペはうまくいったとシラを切り通しました。
すい臓がんは何もしないと苦しいがその痛みを取り除くのが麻酔医の仕事だと笑顔です。
娘は父のことを心から心配しています。お金のことで群がってくる人達ばかりだと。
命よりも痛みの苦しみから解放してあげてほしいと頼むのでした。
看護師をしていたということで独特の勘があり本当は何もせずに閉じたのではと察知しています。
貞美の心配をする看護師の妙子@伊藤蘭は食事を作りにいく関係のようですが、
でも軽く拒絶しています。
夜になり、自分の病状をチェックする貞美。
腹部エコーも撮りました。ショックな表情。
貞美はかなり悪い病気のようです・・・。
***************
ドラマから感じるのはやはり、倉本先生の空気だということ。
富良野にこだわったのもそれですかねえ。
美しいラベンダーなど花々たちが印象に残りました。
ドラマには独特の死生観などが漂っていますが
今後は舞台は富良野に移るのでしょうか?
フジテレビの50周年をかけた半年がかりの撮影だったそうです。
名作になりそうな予感です。
緒形さんに敬意を払って今後も視聴することになるでしょう。
レビューに関してはまた来週になってから考えます。
倉本聰さん自作の花言葉。
最後までこの調子で少女のような、少年のような言葉に幻想を秘めながら紹介されました。
白鳥岳@神木隆之介の語りです。
ピアノの調律をしていますが、音感が鋭い子ですね。知的障害があるとのことですが瞬時に綺麗な
語感を復唱できるという神の心を持ったような子です。
でも話し方は「~であり・・」というような過去の倉本節ではないですね。
岳から見た家族関係で筆頭はおじいちゃん、赤ひげ先生ですがこの方が緒形さん演じる貞三。
富良野で在宅医療・老人訪問医療を実践しています。
自身が病を抱えていたのになんと気丈でしかも癒される医師でしょう。
貞三の息子の貞美@中井貴一は岳の父親ですが、妻の冴子が亡くなった時に勘当されたいきさつが
ありました。アメリカにいたようですが今は東京の高林医大病院で麻酔医をしています。
4/17(木)
東京の病院にいる貞美の様子です。
軽妙に麻酔による手術をこなしながら学生には冗談を交えて講義。有能な准教授の程がうかがえます。
食事もままならなく、時間の感覚も忘れるほど多忙を極めています。
そんなところに進行性すい臓がんのオペを頼まれました。
株の不正取引の噂のある時の人、ニ神@奥田瑛ニがその患者。
貞美の心許せる恋人は茜@平原綾香。弾き語りをしていますがムードあります。
モンペドクワ・・フランスのお百姓さん・・あはは。
でも二人は一線をひいた付き合い方のようです。
帰宅し、チェロの演奏をしながら富良野に残してきた家族のことを思い出しています。
そして何か痛みが襲ってきたようです。かなり苦しそうな顔。
西河専務の投身自殺がニュースに出ています。ファルコンとか何とか・・。
またニ神達也の名が挙がっています。
何らかの黒幕であり、影に君臨しているこの人物は事件の概要がつかめるまで
なんとしても生かしてもらわないといけないということです。
しかし、すい臓がんは進行が早く、開けてみるまで様子がわからないという難しい病気。
本人は病気のことは軽く考え、入院中も特製のキャピングカーで相変わらずの危ない仕事。
タバコの煙がもうもうとたちこめ、アクの強さがうかがえます。
このドラマの癒しの雰囲気のなかでただ一人別世界の人です。
姉、冬美@木内みどりが近所に住んでおり、そこで、娘のルイ@黒木メイサや岳の話を聞きました。
妻の冴子の七回忌があるからたまには富良野に帰るように言われています。
岳は音感がよくてピアノの調律が出来ると聞かされていました。
貞美のチェロ演奏がありましたからやはり音感などはDNAのようです。
その岳とおじいちゃんは畑仕事をしています。
恋をしたことがあるか?人を好きになること。学園の先生やルイのことが好き。ルイはお姉さんだよ。
その姉、ルイ@黒木メイサはよさこい、ソーラン祭りの踊りの練習中。
取材を受けていますが自作の庭、風のガーデンを宣伝しています。
ルイは不倫をしているようですが、こちらも一線を引いたつきあいの様子。これもDNAか?
帰宅したルイに貞三は犬の蛍の話をしています。一瞬、「北の国からの蛍ちゃん」を連想しちゃった。
14~5歳なのでそろそろ歳だということで死に場所を求めているのかもしれないという話です。
ルイスパルマーの花言葉は「早熟な乙女は割りとする老ける」だそうです。
岳が蛍の背をなでながら花言葉の解説。
ラズベリースプラッシュは「小学生の淡い初恋」
ブルンネラジャックフロストは「冬の天使の涙のあと」
スイセンアイスフォリスは「北風に恋した村娘」
そしてニ神のオペ。
すい臓がんはかなり進行していてとりきれずそのまま閉じました。
神経ブロックをほどこし痛みをとりのぞく方針。
娘の香苗@国仲涼子から本当の病状を教えてほしいと聞かれますが、
あくまでオペはうまくいったとシラを切り通しました。
すい臓がんは何もしないと苦しいがその痛みを取り除くのが麻酔医の仕事だと笑顔です。
娘は父のことを心から心配しています。お金のことで群がってくる人達ばかりだと。
命よりも痛みの苦しみから解放してあげてほしいと頼むのでした。
看護師をしていたということで独特の勘があり本当は何もせずに閉じたのではと察知しています。
貞美の心配をする看護師の妙子@伊藤蘭は食事を作りにいく関係のようですが、
でも軽く拒絶しています。
夜になり、自分の病状をチェックする貞美。
腹部エコーも撮りました。ショックな表情。
貞美はかなり悪い病気のようです・・・。
***************
ドラマから感じるのはやはり、倉本先生の空気だということ。
富良野にこだわったのもそれですかねえ。
美しいラベンダーなど花々たちが印象に残りました。
ドラマには独特の死生観などが漂っていますが
今後は舞台は富良野に移るのでしょうか?
フジテレビの50周年をかけた半年がかりの撮影だったそうです。
名作になりそうな予感です。
緒形さんに敬意を払って今後も視聴することになるでしょう。
レビューに関してはまた来週になってから考えます。
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