「アンタッチャブル」やっぱりおにいちゃんが「名無しの権兵衛」でした。
先週の時点でお兄ちゃんだと見えていたせいか
鷹藤が怪しく見えるほどにおかしかったですね。
あのフードつきの黒いコートでいかにも犯人みたいに現れたときには
最近、逮捕された英国女性の殺害容疑の人を連想させました。
意識したのかもね。
この名無しの権兵衛がこのドラマ「アンタッチャブル」の犯人でずっとひっぱってきたという手法でしたが
テレビ朝日ではもう一つの「交渉人」でも「サマークロース」が大ボスで
事件を引き起こし続けてきたという同じ作り方です。
最近流行っているんでしょうか。
今回、最ものけぞったのは史郎ちゃん@要潤の子供がどっかにいるということ。
優秀な精子を採取して人工的に天才を作るというとんでもない発想がありましたが
いつのまに取られたのか本人すら知らないというのが受けました。
そんなことってできるんでしょうか?痕跡も残さずに??
いやでも自分の子供がいるならひと目会いたいとか抱いてあげたいって思わないものかしら。
しかし、お兄ちゃんの動機がまたかわいそうで、昨今の虐待をそのまま体現していました。
連鎖するどころか、犯罪ばかりをばらまいてしまったお兄ちゃんでした。
最後の逮捕で車に乗り込み爆破し、そのまま海へダイビング。
てっきり犯人死亡で終わったかと思いきや、
なんと街にいて遼子@仲間由紀恵を見ていました。ゾクっ!どうやってあの車から脱出したんだろう?
まだ終わってないのかも?続きがありそうな予感ですね。
で、遼子と鷹藤くんがラーメンでも食べるかとその距離感がかわいい終わり方でした。
ほどほどに面白かったですが数字がついてこなくてもったいなかったですね。
「おひとりさま」真一@小池徹平に告白した里美@観月ありさ。
二人の思いがようやく通じたと思ったら母の淑恵@真矢みきが二人を認めないと言うのでした。
それは後でわかりますが、若い真一がちゃんと里美を受け止めることができるのか
不幸にするんじゃないかという里美を思ってのことでしたが
真一にはその真意が伝わっていません。
職員室でいきなり真一に告白する君香にびっくり。
現実にありえません。
さらに里美一筋を宣言する真一も正直は正直ですが
みんなの前ですからやはり君香のいたたまれない気持ちに鈍感なのが残念。
こういうのが純粋というのかもしれないですが、思いやりに欠けた発言にも見えます。
だいたい職員室でのやりとりでしょうかね。
もっとあり得ないのは在校生全員の前で真一とのことで学校を辞めると宣言したこと。
ただ、生徒たちには受け入れてもらってましたね。
若い人にはそんなことで学校を辞める方が古めかしいという反応です。
思い切って宣言したことで「かっこ悪い」里美をさらけ出したのが逆に生徒たちには好感だったのね。
勇気があるっていえば聞こえはいいですが、現実には全く考えられないのがドラマですから~。
結局、真一は沖縄の学校に行くことにし、遠距離恋愛の二人になりました。
真一ひとりが消え、今まで通りの生活は続きます。
そして、里見のおひとりさまも続いていくのでした。
イブのホテルのバーで里美が一人飲んでいるところに真一が帰ってきたのがクリスマスらしい終わり方。
ドラマのストーリーがゆるかったのであんまり面白いとも思えずずらずら流されてみていました。
でもおひとりさまの里美が一人を楽しむさまざまなシーンを自前で用意してたのが興味深かったです。
私なんかだと面倒くさくてわざわざ出かけたくないですが
食事や陶芸、太鼓、お花・・・等等、自分流の楽しみ方はいくらでもあるんですね。
そういえば私の友人も陶芸はとっても癒されると言ってましたっけ。