12/26/2009 映画「ラストサムライ」
ワルキューレのトムさまよりも早い時期のトムさまでした。しかし超大作!すばらしい出来でしたね。
「ラストサムライ」は2003年作ですが、今から6年も前の映画だったとは!
今頃初めて見るアタシってば全く遅れてますが、見て良かったわ。
2時間超えるので実は不安でした。
だって一昨日の「花より男子」の映画がとにかくつまらなくて
途中で寝てしまったという有様でしたもんで長いのは心配なんですわ(大汗)
ま、とにかく見てしまいましたが一気に引き込まれました。
これで寝る心配はなくなりましたけどね、ふふ。
物語は幕末、明治維新を背景としたものですね。
もう歴史は何がなんだかわかりませんので
官と闘う侍と言ったら、オイドンの西郷隆盛あたりですかね。
あと似て非なるものとして会津の「白虎隊」(山下智久主演)のドラマを思い出したのはナイショです~。
ただ、この時日本に招かれたのはアメリカさんじゃなかったと思うんだけど、細かい事は、まいいか!
オールグレンというのがトム・クルーズの役です。
アメリカのどこかで過酷な戦いをくぐりぬけたオールグレンがすっかりうつというか統合失調症?になって
要するに腑抜けになっていたところに日本から招待がきました。
時は、西洋化にかぶれた政府のリードで近代的軍隊の整備という火急のプロジェクトがありました。
オールグレンは官軍を指導していきますがまだ実践では使えないところにいます。
そこに不平士族という勝元@渡辺謙率いるサムライ軍が現れるという展開でした。
まだダメダメな兵隊を連れてますんで侍たちの圧倒勝利でしたが、
オールグレンは生かされてサムライたちの村に連れていかれます。
そこはユートピア・・違うけれど、きっとオールグレンにはそう見えたはず。
そこでオールグレンが一刺しした相手の奥さんから手当てをしてもらうという顛末になっていきました。
この人が、たか@小雪。
ダンナを殺した相手の怪我を看病するという運命となりましたが
小雪の持つ物静かで上品な雰囲気は良かったですね。
最後にちょっとキスをしてましたけど、
考えたら世界のハリウッド俳優のトム様の唇に触れたという稀有な女優ですわ~。
刀にこめられた魂の行方がこの映画の矜持ですね。
勝元は古きよき日本の武士魂を持っていて仏の下で祈りを捧げている日常ですが、
その勝元一門も「名誉のために死す」という矜持を抱いているところがこの映画の芯となっています。
その魂に触れて、オールグレンが感化されていき、
村人と心を通わせて行きます。
そして決定的なのが官の奇襲の時に、サムライ側に自然と立っていたオールグレンなのでした。
官軍と闘う勝元サムライ軍ですが300対3万という圧倒的不利な戦いをすることになっていきます。
刀対銃ということなのですけど
馬に乗り、甲冑で固めた侍たちはすごく美しく勇猛でした。
しかし近代銃の力には勝てるはずもないというのが当然です。
最後は、勝元の自害を助けるように二人で倒れていきました。
なぜかあの激しい銃弾を潜り抜け、オールグレンだけはたった一人だけ生き残っていました。
ラストでは天皇に謁見し、勝元の形見の刀を渡すのでした。
この天皇が気の弱い人に見え、周りの傀儡のように存在しているのですが
最後はさすがに凛として、勝元の最期の様子を聞いていました。
そこにオールグレンは「どう生きたか」を話すと禅問答のように応えていました。
勝元はオールグレンと「会話」を楽しみたいと言っていましたが
その「会話」のボールを天皇に渡したところがアメリカさんのユーモアのようです。
そしてラストシーンでは誰も行方を知らないと言っていたオールグレンは
男たちがいなくなったあの村に行き、タカと再会していました・・・。
オールグレンはあの村で勝元の魂に触れながら
タカと暮らしたかったのね~ということで
すごく感動して終わりました。
こういう映画だと先入観なしで見られたせいか
本当に没頭して夢中で見ていましたわ。
トムさまの映画は今年「ワルキューレ」(←クリック)も見ましたが
あの時もナチの戦争映画で、陰謀の中に巻き込まれていきました。
だけどなんと言っても今回のトム様の動きの素早さは必見です。
日本の刀芸をちゃんと自分のモノにしてすばらしかったです。
そうそう、真田広之も骨のあるサムライでしたわ~。
今頃初めて見るアタシってば全く遅れてますが、見て良かったわ。
2時間超えるので実は不安でした。
だって一昨日の「花より男子」の映画がとにかくつまらなくて
途中で寝てしまったという有様でしたもんで長いのは心配なんですわ(大汗)
ま、とにかく見てしまいましたが一気に引き込まれました。
これで寝る心配はなくなりましたけどね、ふふ。
物語は幕末、明治維新を背景としたものですね。
もう歴史は何がなんだかわかりませんので
官と闘う侍と言ったら、オイドンの西郷隆盛あたりですかね。
あと似て非なるものとして会津の「白虎隊」(山下智久主演)のドラマを思い出したのはナイショです~。
ただ、この時日本に招かれたのはアメリカさんじゃなかったと思うんだけど、細かい事は、まいいか!
オールグレンというのがトム・クルーズの役です。
アメリカのどこかで過酷な戦いをくぐりぬけたオールグレンがすっかりうつというか統合失調症?になって
要するに腑抜けになっていたところに日本から招待がきました。
時は、西洋化にかぶれた政府のリードで近代的軍隊の整備という火急のプロジェクトがありました。
オールグレンは官軍を指導していきますがまだ実践では使えないところにいます。
そこに不平士族という勝元@渡辺謙率いるサムライ軍が現れるという展開でした。
まだダメダメな兵隊を連れてますんで侍たちの圧倒勝利でしたが、
オールグレンは生かされてサムライたちの村に連れていかれます。
そこはユートピア・・違うけれど、きっとオールグレンにはそう見えたはず。
そこでオールグレンが一刺しした相手の奥さんから手当てをしてもらうという顛末になっていきました。
この人が、たか@小雪。
ダンナを殺した相手の怪我を看病するという運命となりましたが
小雪の持つ物静かで上品な雰囲気は良かったですね。
最後にちょっとキスをしてましたけど、
考えたら世界のハリウッド俳優のトム様の唇に触れたという稀有な女優ですわ~。
刀にこめられた魂の行方がこの映画の矜持ですね。
勝元は古きよき日本の武士魂を持っていて仏の下で祈りを捧げている日常ですが、
その勝元一門も「名誉のために死す」という矜持を抱いているところがこの映画の芯となっています。
その魂に触れて、オールグレンが感化されていき、
村人と心を通わせて行きます。
そして決定的なのが官の奇襲の時に、サムライ側に自然と立っていたオールグレンなのでした。
官軍と闘う勝元サムライ軍ですが300対3万という圧倒的不利な戦いをすることになっていきます。
刀対銃ということなのですけど
馬に乗り、甲冑で固めた侍たちはすごく美しく勇猛でした。
しかし近代銃の力には勝てるはずもないというのが当然です。
最後は、勝元の自害を助けるように二人で倒れていきました。
なぜかあの激しい銃弾を潜り抜け、オールグレンだけはたった一人だけ生き残っていました。
ラストでは天皇に謁見し、勝元の形見の刀を渡すのでした。
この天皇が気の弱い人に見え、周りの傀儡のように存在しているのですが
最後はさすがに凛として、勝元の最期の様子を聞いていました。
そこにオールグレンは「どう生きたか」を話すと禅問答のように応えていました。
勝元はオールグレンと「会話」を楽しみたいと言っていましたが
その「会話」のボールを天皇に渡したところがアメリカさんのユーモアのようです。
そしてラストシーンでは誰も行方を知らないと言っていたオールグレンは
男たちがいなくなったあの村に行き、タカと再会していました・・・。
オールグレンはあの村で勝元の魂に触れながら
タカと暮らしたかったのね~ということで
すごく感動して終わりました。
こういう映画だと先入観なしで見られたせいか
本当に没頭して夢中で見ていましたわ。
トムさまの映画は今年「ワルキューレ」(←クリック)も見ましたが
あの時もナチの戦争映画で、陰謀の中に巻き込まれていきました。
だけどなんと言っても今回のトム様の動きの素早さは必見です。
日本の刀芸をちゃんと自分のモノにしてすばらしかったです。
そうそう、真田広之も骨のあるサムライでしたわ~。
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