京都が舞台なのと歴史ミステリーなので
愛好者には目がランランだったと思いますが
歴史にさっぱり興味がないのと
二時間半は長すぎて冗漫だったのではと・・・許して右京さん><
しかし右京さんてばそれこそ利休の時代だと
年号をみてはウキウキわくわくで
好きな人には好きなものなんですね~。
物語は利休の幻の茶器を巡って事件があれこれしてました。
その謎に迫るには秀吉・利休の時代を読み取るのが鍵のような展開になりました。
利休が秀吉から切腹を命じられたのは
娘を側室に差し出せと言われたのを断ったのが通説だそうですけど、
右京さんの仮説では
明の皇帝から贈られたお墨付きの茶器を娘に例えて
茶器を渡すように言われたのを断ったということになってました。
その前の本能寺の変も光秀がこの幻の茶器が欲しくて
坊さんたちを集めるために茶会を開いたとか、
信長暗殺になってしまったということだという大胆な仮説を打ち出していましたっけ。
ま、歴史がひっくり返るほどのことにはならなくて
鍵を握る檀れいさんを妬んだ同僚の犯行でした。
IPS細胞のなんたらとかいう主任研究員だったかエライ人になった檀さんですが
同僚はその発表する製薬会社がどこであるか情報を知りたかったというただそれだけのために
何人もの人を殺害したようなものです。
株で儲けるためでした。
檀さんの研究室に入るためのパスワードが
単純に実家の金庫と同じだろうという予測を立て
その中に納めている茶器を取り出してもらうことで金庫の番号を読み取るために
いかにも茶器に深い謎があるようにこの瞬間を見るためだけに
さまざまな仕掛けを作ったのでした。
2時間半も不思議な歴史の話で大胆な仮説などは面白かったのですけど、
な、なぜか途中で意識が飛んでしまいました・・。(す、すみませぬ><)
サイドストーリーとして
檀さんとミッチーのラブストーリーがありましたが
ミッチーの純情な一面を見せてくれてこちらの方も楽しめました。
いつもの右京さんでしたし
京都が舞台だったのでなんだか行ってみたくなったし
これはこれで良かったのですね。
終わってみたら次回の普通の「相棒」が早く見たくなりました・・・。