03/23/2010 コード・ブルー2 第11話(最終回)
ついに父を許すことができた藍沢でした。次はしこりなしで進めますね。まだ放心状態ですがシーズン3も楽しみ!!
藍沢耕作(山下智久)は、墜落した飛行機に息子を置いてきたと絶望と悲観にくれる北村(木下政治)を診ていた。一方、白石恵(新垣結衣)は、父の博文(中原丈雄)と患者の治療にあたり始める。緋山美帆子(戸田恵梨香)は、症状が良く分からない子供を診ていたが、見る間に危険な状態に陥っていく。藤川一男(浅利陽介)は、知り合いの救急隊員で、二次災害に遭った細井(永岡佑)を診ていた。
田所良昭(児玉清)の手術をしていた西条章(杉本哲太)は、なんと撤退を宣言。果たして、田所の命は…。一方、冴島はるか(比嘉愛未)と飛行機の残骸で患者を救出していた藍沢は機体の中に人影を発見し…。
救命には奇跡などないが、奇跡を願わない医者もない。
しかしこの虚しくも絶望的状況は確かにこの世にある。
修羅のなかで救命活動をする医師たち。
藍沢は逃げてきた父親@北村にタッグをつけました。
機体のなかに子供を発見。
冴島が外から様子をみて中に入った藍沢が声をかけますが反応がありました。
先の北村父の子と判明。
相当な痛みですが足が挟まれています。
冴島にレスキューに窓割りの指示を頼んでいました。
名前いえるか?・・・北村勇樹。
勇樹君か、藍沢だ。
おとうさん・・・
お父さんは無事だ。
白石は父と一緒に救命治療を行います。
瓦礫に挟まった中越親子。
娘は妊娠していますが父親は骨盤骨折。出血多量。
ガーゼパッキングで止血。
遠距離恋愛の娘と一緒に東京に行った帰りでした。
娘の彼氏には厳しいのだと白石父も言いますが
ケンカになりそこでこの事故ですから大泣きの娘でした。
父はまだ娘の妊娠も知らないそうです。
しばらく一緒に診ていますが
赤ちゃんも無事で二人ともに搬送の用意ができ、
白石医師親子も現場に戻ることになりました。
緋山は熱傷の子供。
熱傷と冷感で橘に応援を求めますが
手が空かないためとりあえずのエコーの指示を受けています。
西条は田所を18度まで体温を下げてさらに20分の挑戦。
黒田が見ています。
どうにか終えたと言いました。復温の指示です。
34.8度
VFがでました。フローダウン。バックアップ。
心拍動問題なし。椎骨動脈からの出血もなし。
黒田がほっとした顔になったところで診療指示のための協力要請がありました。
藤川はさっきまで元気だった細井が怪我をして現れ、驚きますが
首に金属破片が刺さり危険な位置で取れないようです。
最優先でヘリに乗せると言ってますが本人は輸液の補充で持たせられるなら
他の患者を先に搬送していいと言うのでした。
次に見たのが骨盤骨折の患者。
田所で一安心した黒田が藤川の患者に指示をだします。
右足が蒼白。右膝下動脈が触れないということですが2時間血流がないと切断になってしまう。
一瞬黙る藤川。
左足の血流を右足にバイパスする。という黒田。エフエフバイパス?
使えそうなものを探したら点滴用針付き連結菅がありました。60センチ。
すぐにそけい部にいれろ。
再還流に気をつけろ。
警告音に心マですが触れた。ひとまずしのぎました。
黒田からよくやったと声がかかりました。
緋山の患者@翔太君にはエアが入らないと看護師が言っています。
エコーを見ると白い塊が肺の周りに。
肺エコーとローが混在。
横隔膜破裂。サチューレションは90切った・・
すぐに腹をあけて、内臓を下げるように指示が出されますが
緋山は臆してしまいできません。問題があって何週間もオペをしていないと告白。
母親は周りを見渡して他の医師たちも手一杯なことを知り、緋山を励まします。
医者にかかれない患者が大勢いるなかで緋山に見てもらえた翔太はラッキーだと力づけるのでした。
ようやくやる気になった緋山。
脾臓を上げるから換気ふくらまして・・。
横隔膜が破れているといいますが、そこでガーゼをつめ、あとはオペ室。
良くなると思うという判断に母親も安堵の顔。
藍沢は肺が破れた優樹くんの治療ですが
痛がる子に説明してよくがんばったと声をかけます。
しかし問題は右足。
触っても何も感じないと聞き、骨が折れ筋肉もちぎれてていると説明。
ミオグロビンが体中をまわると助からないといいます。
右足切断の宣告ですが勇樹くんは痛みに絶望し、もうこれ以上はいやだと拒否。
藍沢先生の厳しい辛そうな顔。
冴島に頼みがあるといいました。
それは勇樹くんの父親を連れてくることでした。
白石たちが戻ろうとしたところで先ほどの中越父親の警告音。
すぐに戻ってみますが白石は頸静脈の怒張がないし、心タンポでもないといいます。
骨盤の出血が止まってないのかも?
そこに白石父が心破裂と言っています。
開胸して大動脈遮断と娘の方がいいます。
視野の確保が父親で娘がオペ。
大泣きする中越娘にお父さんはまだあなたに伝えたいことがあるという白石。
頚動脈が触れてきたと看護師がいいました。
ひとまず危機脱出。
冴島は北村父を連れて行こうとしますが自分を最低だと拒否しています。
逃げていく父親をじっと見てたという・・。
あなたのことはどうでもいい。勇樹くんは狭いところで閉じ込められ危険なところで戦っている。
そばにいてあげるだけでいい。
冴島の説得が効きました。
藍沢は状況説明し、右足の切断を宣告しました。命を優先します。
愕然とする父親。
勇樹くんはあきらめかけている。そこで声をかけて続けてください。
人は一人では命を大切にしない。
一緒にいたい。悲しませたくないっていう人がいるから
人は自分の命を大事にする。
最初にきいたことはあなたのことです。自分じゃないあなたの事を聞いた。
無事だと伝えると笑顔を見せた。こんな状況で。
あなたみたいな親でもこの子にとっては大切な父親なんだ。
父親はごめん、ごめんなと泣きながら勇樹、勇樹と死なないでくれと叫びました。
父が頭をなでている間に藍沢は切断。
ヘリの中、藤川と細井。
よくがんばったと言ったとたん、細井の心停止。
すぐに心マを行う藤川ですが助からなかったようです。
緋山に橘はよくがんばったと声をかけました。
恐かったです・・患者はもっとこわいはずなのに。
だから医師は強くならなきゃいけないんだ。
北川勇樹くんをヘリに乗せる藍沢。
父親には足の接合は難しいし、目を覚ましても過酷なリハビリが待ってると言いました。
この先辛いし、あなたを恨むかもしれないけれど支えになってほしい。
どんな父親でもいないよりましなはずです。
ヘリは飛びました。
こちら湘北ドクターヘリ。
患者情報伝えます。
P様、夕日を浴びて綺麗・・ま・・まぶしい・・
ひとまず終息のようです。
病院ではテレビのニュースを見ていますが
藤川は細井の死亡を伝えるニュースを聞きました。
何も言わず、患者の足を回しています。
白石は父の病室に入りますが
なんと骨折していたのでした。
折れてるのに気づかないなんておかしいと散々怒られています。
田所は生還。
奥さんが付きっ切りです。
橘はフェローたちが逃げずに頑張ったことを喜びますが
緋山のことも本当によくやったと言っています。
三井には自分がかつて逃げ出したことを謝りました。
あなたのいいとこはその弱いところよ。
変わってないわ。昔からずーっと。
冴島は機材の補充にヘリにきますが
梶さんは突然死んでしまうってどうなんだろうといいました。
冴島は自分はまだ良かったといいます。
田沢との間には時間があったから。
全部胸にしまっとけという梶さん。
冴島はまたあの留守電を聞いています。
桜を見せにつれていきたいというメッセージ。
そして消去しました。
遂にきたよ、悟志・・。
3/25がフェロー終了認定になっていますが、藤川は黒田に電話で報告。
フライトドクター認定証。
もらえたらどんなにか嬉しいと思ってたがいざ貰うとうれしくない。
黒田は患者を死なせしまう現場もたくさんある厳しい仕事だといいますが嫌ならやめろとも。
しかし助けることもできるからやめないと言い返した藤川でした。
白石と藍沢はお互い認定証を手にしていますが
卒業後はどうするの?と聞かれ、
最初に報告する人は決まってると言うのでした。二人ともに。
緋山のところに野上母がやってきます。
自分のせいで・・と言っていますが・・緋山は認定はできなかったのね。
しかしサインをすればよかったという翼ママに緋山も同じようにそうすればよかったといいました。
書類一枚でも状況を示すものがあれば心のよりどころになり、お兄さんにもお見舞いにきてもらえたのに。
でもこうしてまた話せてよかったと緋山はすっきりした顔です。
田所先生は手をグッパーしていますが西条先生は自分を誰かと尋ねています。
同じ様に緋山も。
残念でしたね。と声をかけます。フライトドクター認定のことですが
緋山も遠回りをすることになりましたと応えました。
白石父は退院。
講演のスケジュールがいっぱいだとか。
お父さん、私フライトドクターになった。だから救命に残る。
おめでとうという父でした。
親子で診療し、娘の腕を見た父はすでに安心して自分の仕事に戻れそうです。
お互い無理しないでと送り出しました。
お父さんみたいな医者になるから。
藍沢はばあちゃんと墓参り。
坂道で疲れたと言っていた子供時代が思い出されます。
ばあちゃんはずっとウソを言っていたことを謝りますが
藍沢は今度はおれがおんぶする番だと背中を差し出します。
強い子に育って欲しかったから厳しくしたというばあちゃん。
あなたは強くて優しい子に育ってくれた。
俺、よかったと思ってる。
危険な目に遭わないと人はいつか死ぬってことに気づかないだろう?
当たり前に親や周りの人に大切にされているとそれに気づけない。
でも俺は気づけた。
両親のいない20年間があったから。
それに俺は孤独じゃなかった。
ありがとうばあちゃん。
お墓にたどり着いてみるとそこには父がいました。
誠次と呼ぶばあちゃん。
毎年命日の次の日にきていたそうです。
かあさん、俺フライトドクターになったと報告。
6歳の頃の俺よりは少しはましになったのかな。
立ち止まらず前に進み続けるところは母さんにそっくりだという父。
自分は同じ参考書の同じページを教えているという。
そんな父の手を見せてもらえるかという藍沢。
病院の中で誰より手先が器用なんです。
この手は俺の誇りです。
この手だけはあなたに似たのだと思います。
来年は命日に来てください。
それだけ言って帰っていった藍沢でした。
救命の世界に奇跡はない。
轟木さんと森本先生はよりが戻ったらしい・・
たまたまシフトで病院内にいたことが轟木さんにはよかったことのようです。
チューしてました・・あはは
そもそも奇跡とは何だろう?
自分や自分の大切な人が健康であること。
打ち込める何かがあること。
間違いをただしてくれる上司や仲間がいたり、
負けたくないと思える相手がいること。
そういうささやかな幸せを奇跡といえるなら
俺たちの生きているこの世界は
奇跡で溢れているのかもしれない。
俺たちが気づかないだけで。
そう、すぐそばにあるのだ。
たくさんの奇跡が。
藍沢先生は脳外科と心臓外科を回って
救命に戻ってくるようです。
ヘリで搬送された患者ですが脳外科にコンサル頼みたいといわれています。
白石の要請に脳外科にいる藍沢が受けました。
患者のところに走る藍沢ですが、
いつもの5人が揃って患者を押しています。
***
最後はPちゃまのドアップでした
ああ・・美しい~。
夕日を浴びて報告するP様も綺麗でしたし、
凛としていたのが勇樹くんの切断宣告のとき。
辛さと厳しさと一筋の希望と。
全てを飲み込んで生きて欲しいと願う医師の姿でした。
あああ・・すんごくかっこよかった。
北村親子を見たのが良かったのか
心境の変化もありました。
毎年お墓参りをしてくれてた父親に来年は一緒に来ようと言えたのもよかった。
生きていてこそこんなシーンもあるというもの。
これもささやかな奇跡ですね。
何しろ手をにぎにぎする父親との共通項を認めることができたのだし。
藍沢先生の進路が脳外科、心臓外科ということで
このドラマのシーズン3、4まで約束されたようなものですね?・・ね?
卒業試験はそれぞれ見事に乗り越えてましたが
白石は父と一緒に診療に当たったことがこの上もない親孝行でした。
白石父の方が感無量かしら。
緋山はあの母親のおかげでトラウマから脱却できたようで
これも良かった。
まさに患者が直してくれたというところです。
さまざまなエピに泣いて一安心して
山を越えて喜び、
フェローたちと一喜一憂してきましたが
ひとまずこれでさよならですね。
次のシーズン3も早くから全員のスケジュールの把握をよろしくです!
田所良昭(児玉清)の手術をしていた西条章(杉本哲太)は、なんと撤退を宣言。果たして、田所の命は…。一方、冴島はるか(比嘉愛未)と飛行機の残骸で患者を救出していた藍沢は機体の中に人影を発見し…。
救命には奇跡などないが、奇跡を願わない医者もない。
しかしこの虚しくも絶望的状況は確かにこの世にある。
修羅のなかで救命活動をする医師たち。
藍沢は逃げてきた父親@北村にタッグをつけました。
機体のなかに子供を発見。
冴島が外から様子をみて中に入った藍沢が声をかけますが反応がありました。
先の北村父の子と判明。
相当な痛みですが足が挟まれています。
冴島にレスキューに窓割りの指示を頼んでいました。
名前いえるか?・・・北村勇樹。
勇樹君か、藍沢だ。
おとうさん・・・
お父さんは無事だ。
白石は父と一緒に救命治療を行います。
瓦礫に挟まった中越親子。
娘は妊娠していますが父親は骨盤骨折。出血多量。
ガーゼパッキングで止血。
遠距離恋愛の娘と一緒に東京に行った帰りでした。
娘の彼氏には厳しいのだと白石父も言いますが
ケンカになりそこでこの事故ですから大泣きの娘でした。
父はまだ娘の妊娠も知らないそうです。
しばらく一緒に診ていますが
赤ちゃんも無事で二人ともに搬送の用意ができ、
白石医師親子も現場に戻ることになりました。
緋山は熱傷の子供。
熱傷と冷感で橘に応援を求めますが
手が空かないためとりあえずのエコーの指示を受けています。
西条は田所を18度まで体温を下げてさらに20分の挑戦。
黒田が見ています。
どうにか終えたと言いました。復温の指示です。
34.8度
VFがでました。フローダウン。バックアップ。
心拍動問題なし。椎骨動脈からの出血もなし。
黒田がほっとした顔になったところで診療指示のための協力要請がありました。
藤川はさっきまで元気だった細井が怪我をして現れ、驚きますが
首に金属破片が刺さり危険な位置で取れないようです。
最優先でヘリに乗せると言ってますが本人は輸液の補充で持たせられるなら
他の患者を先に搬送していいと言うのでした。
次に見たのが骨盤骨折の患者。
田所で一安心した黒田が藤川の患者に指示をだします。
右足が蒼白。右膝下動脈が触れないということですが2時間血流がないと切断になってしまう。
一瞬黙る藤川。
左足の血流を右足にバイパスする。という黒田。エフエフバイパス?
使えそうなものを探したら点滴用針付き連結菅がありました。60センチ。
すぐにそけい部にいれろ。
再還流に気をつけろ。
警告音に心マですが触れた。ひとまずしのぎました。
黒田からよくやったと声がかかりました。
緋山の患者@翔太君にはエアが入らないと看護師が言っています。
エコーを見ると白い塊が肺の周りに。
肺エコーとローが混在。
横隔膜破裂。サチューレションは90切った・・
すぐに腹をあけて、内臓を下げるように指示が出されますが
緋山は臆してしまいできません。問題があって何週間もオペをしていないと告白。
母親は周りを見渡して他の医師たちも手一杯なことを知り、緋山を励まします。
医者にかかれない患者が大勢いるなかで緋山に見てもらえた翔太はラッキーだと力づけるのでした。
ようやくやる気になった緋山。
脾臓を上げるから換気ふくらまして・・。
横隔膜が破れているといいますが、そこでガーゼをつめ、あとはオペ室。
良くなると思うという判断に母親も安堵の顔。
藍沢は肺が破れた優樹くんの治療ですが
痛がる子に説明してよくがんばったと声をかけます。
しかし問題は右足。
触っても何も感じないと聞き、骨が折れ筋肉もちぎれてていると説明。
ミオグロビンが体中をまわると助からないといいます。
右足切断の宣告ですが勇樹くんは痛みに絶望し、もうこれ以上はいやだと拒否。
藍沢先生の厳しい辛そうな顔。
冴島に頼みがあるといいました。
それは勇樹くんの父親を連れてくることでした。
白石たちが戻ろうとしたところで先ほどの中越父親の警告音。
すぐに戻ってみますが白石は頸静脈の怒張がないし、心タンポでもないといいます。
骨盤の出血が止まってないのかも?
そこに白石父が心破裂と言っています。
開胸して大動脈遮断と娘の方がいいます。
視野の確保が父親で娘がオペ。
大泣きする中越娘にお父さんはまだあなたに伝えたいことがあるという白石。
頚動脈が触れてきたと看護師がいいました。
ひとまず危機脱出。
冴島は北村父を連れて行こうとしますが自分を最低だと拒否しています。
逃げていく父親をじっと見てたという・・。
あなたのことはどうでもいい。勇樹くんは狭いところで閉じ込められ危険なところで戦っている。
そばにいてあげるだけでいい。
冴島の説得が効きました。
藍沢は状況説明し、右足の切断を宣告しました。命を優先します。
愕然とする父親。
勇樹くんはあきらめかけている。そこで声をかけて続けてください。
人は一人では命を大切にしない。
一緒にいたい。悲しませたくないっていう人がいるから
人は自分の命を大事にする。
最初にきいたことはあなたのことです。自分じゃないあなたの事を聞いた。
無事だと伝えると笑顔を見せた。こんな状況で。
あなたみたいな親でもこの子にとっては大切な父親なんだ。
父親はごめん、ごめんなと泣きながら勇樹、勇樹と死なないでくれと叫びました。
父が頭をなでている間に藍沢は切断。
ヘリの中、藤川と細井。
よくがんばったと言ったとたん、細井の心停止。
すぐに心マを行う藤川ですが助からなかったようです。
緋山に橘はよくがんばったと声をかけました。
恐かったです・・患者はもっとこわいはずなのに。
だから医師は強くならなきゃいけないんだ。
北川勇樹くんをヘリに乗せる藍沢。
父親には足の接合は難しいし、目を覚ましても過酷なリハビリが待ってると言いました。
この先辛いし、あなたを恨むかもしれないけれど支えになってほしい。
どんな父親でもいないよりましなはずです。
ヘリは飛びました。
こちら湘北ドクターヘリ。
患者情報伝えます。
P様、夕日を浴びて綺麗・・ま・・まぶしい・・
ひとまず終息のようです。
病院ではテレビのニュースを見ていますが
藤川は細井の死亡を伝えるニュースを聞きました。
何も言わず、患者の足を回しています。
白石は父の病室に入りますが
なんと骨折していたのでした。
折れてるのに気づかないなんておかしいと散々怒られています。
田所は生還。
奥さんが付きっ切りです。
橘はフェローたちが逃げずに頑張ったことを喜びますが
緋山のことも本当によくやったと言っています。
三井には自分がかつて逃げ出したことを謝りました。
あなたのいいとこはその弱いところよ。
変わってないわ。昔からずーっと。
冴島は機材の補充にヘリにきますが
梶さんは突然死んでしまうってどうなんだろうといいました。
冴島は自分はまだ良かったといいます。
田沢との間には時間があったから。
全部胸にしまっとけという梶さん。
冴島はまたあの留守電を聞いています。
桜を見せにつれていきたいというメッセージ。
そして消去しました。
遂にきたよ、悟志・・。
3/25がフェロー終了認定になっていますが、藤川は黒田に電話で報告。
フライトドクター認定証。
もらえたらどんなにか嬉しいと思ってたがいざ貰うとうれしくない。
黒田は患者を死なせしまう現場もたくさんある厳しい仕事だといいますが嫌ならやめろとも。
しかし助けることもできるからやめないと言い返した藤川でした。
白石と藍沢はお互い認定証を手にしていますが
卒業後はどうするの?と聞かれ、
最初に報告する人は決まってると言うのでした。二人ともに。
緋山のところに野上母がやってきます。
自分のせいで・・と言っていますが・・緋山は認定はできなかったのね。
しかしサインをすればよかったという翼ママに緋山も同じようにそうすればよかったといいました。
書類一枚でも状況を示すものがあれば心のよりどころになり、お兄さんにもお見舞いにきてもらえたのに。
でもこうしてまた話せてよかったと緋山はすっきりした顔です。
田所先生は手をグッパーしていますが西条先生は自分を誰かと尋ねています。
同じ様に緋山も。
残念でしたね。と声をかけます。フライトドクター認定のことですが
緋山も遠回りをすることになりましたと応えました。
白石父は退院。
講演のスケジュールがいっぱいだとか。
お父さん、私フライトドクターになった。だから救命に残る。
おめでとうという父でした。
親子で診療し、娘の腕を見た父はすでに安心して自分の仕事に戻れそうです。
お互い無理しないでと送り出しました。
お父さんみたいな医者になるから。
藍沢はばあちゃんと墓参り。
坂道で疲れたと言っていた子供時代が思い出されます。
ばあちゃんはずっとウソを言っていたことを謝りますが
藍沢は今度はおれがおんぶする番だと背中を差し出します。
強い子に育って欲しかったから厳しくしたというばあちゃん。
あなたは強くて優しい子に育ってくれた。
俺、よかったと思ってる。
危険な目に遭わないと人はいつか死ぬってことに気づかないだろう?
当たり前に親や周りの人に大切にされているとそれに気づけない。
でも俺は気づけた。
両親のいない20年間があったから。
それに俺は孤独じゃなかった。
ありがとうばあちゃん。
お墓にたどり着いてみるとそこには父がいました。
誠次と呼ぶばあちゃん。
毎年命日の次の日にきていたそうです。
かあさん、俺フライトドクターになったと報告。
6歳の頃の俺よりは少しはましになったのかな。
立ち止まらず前に進み続けるところは母さんにそっくりだという父。
自分は同じ参考書の同じページを教えているという。
そんな父の手を見せてもらえるかという藍沢。
病院の中で誰より手先が器用なんです。
この手は俺の誇りです。
この手だけはあなたに似たのだと思います。
来年は命日に来てください。
それだけ言って帰っていった藍沢でした。
救命の世界に奇跡はない。
轟木さんと森本先生はよりが戻ったらしい・・
たまたまシフトで病院内にいたことが轟木さんにはよかったことのようです。
チューしてました・・あはは
そもそも奇跡とは何だろう?
自分や自分の大切な人が健康であること。
打ち込める何かがあること。
間違いをただしてくれる上司や仲間がいたり、
負けたくないと思える相手がいること。
そういうささやかな幸せを奇跡といえるなら
俺たちの生きているこの世界は
奇跡で溢れているのかもしれない。
俺たちが気づかないだけで。
そう、すぐそばにあるのだ。
たくさんの奇跡が。
藍沢先生は脳外科と心臓外科を回って
救命に戻ってくるようです。
ヘリで搬送された患者ですが脳外科にコンサル頼みたいといわれています。
白石の要請に脳外科にいる藍沢が受けました。
患者のところに走る藍沢ですが、
いつもの5人が揃って患者を押しています。
***
最後はPちゃまのドアップでした
ああ・・美しい~。
夕日を浴びて報告するP様も綺麗でしたし、
凛としていたのが勇樹くんの切断宣告のとき。
辛さと厳しさと一筋の希望と。
全てを飲み込んで生きて欲しいと願う医師の姿でした。
あああ・・すんごくかっこよかった。
北村親子を見たのが良かったのか
心境の変化もありました。
毎年お墓参りをしてくれてた父親に来年は一緒に来ようと言えたのもよかった。
生きていてこそこんなシーンもあるというもの。
これもささやかな奇跡ですね。
何しろ手をにぎにぎする父親との共通項を認めることができたのだし。
藍沢先生の進路が脳外科、心臓外科ということで
このドラマのシーズン3、4まで約束されたようなものですね?・・ね?
卒業試験はそれぞれ見事に乗り越えてましたが
白石は父と一緒に診療に当たったことがこの上もない親孝行でした。
白石父の方が感無量かしら。
緋山はあの母親のおかげでトラウマから脱却できたようで
これも良かった。
まさに患者が直してくれたというところです。
さまざまなエピに泣いて一安心して
山を越えて喜び、
フェローたちと一喜一憂してきましたが
ひとまずこれでさよならですね。
次のシーズン3も早くから全員のスケジュールの把握をよろしくです!
| Home |