04/12/2010 わが家の歴史
軽いながらも次から次と楽しく合計8時間という長さもあっという間!陽性ドラマでしたね~!
**
第一夜 昭和20年、日本は終戦を迎えた。博多で暮らす7人家族の八女(やめ)家。
長女・政子(柴咲コウ)17才が、甲斐性なしの父・時次郎(西田敏行)に代わって一家の生活を支えていた。弟・義男(松本潤)は東大を目指して勉強中、もう一人の弟・宗男(佐藤隆太)は中洲の街で働いていた。さらにその下には妹たち、大人びた性格の波子(堀北真希)と素直な房子(榮倉奈々)。母・マキ(富司純子)はそんな個性的な子供たちを見守っていた。
父・時次郎と戦友・古賀巳代治(高田純次)との一攫千金をねらった事業が大失敗。一家は住む家を失い、おさななじみのつるちゃん(大泉洋)の親戚の六畳一間に居候することに。楽しいときはもちろん、つらいときにも皆でエノケンの「ベアトリ姐ちゃん」を歌って笑顔を忘れないのが八女家流。極貧生活の中でも一家は底抜けに明るく仲良くたくましく…政子はなによりもそんな家族を大切に思っていた。
中洲のクラブ「長い夜」で働き始めた政子は、店の経営者である、やり手の新進実業家・鬼塚大造(佐藤浩市)と知り合う。大造は、空襲で焼け果てた博多の街の復興に心血を注いでいた。大造は、家族を思い前向きに生きる政子に惹かれた。政子も、大造への尊敬の念がいつしか愛に変わる。大造には仕事上のパートナーでもある妻・千晶(天海祐希)の存在があったが、政子に“結婚”を申し込む。「ご家族の面倒は私がみる」という大造の誓いに後押しされ、大造との愛を貫く決意する政子。
義男が東大に合格し、一家は大喜び。上京した義男は大学の構内で政子の親友・一之瀬ゆかり(長澤まさみ)と再会する。それが運命の再会であるとは気づかずに…。
そんなとき、父・時次郎がまたしても一攫千金をねらって企てた「象の輸入」が失敗、一家は博多中の人から後ろ指を指されることに。大造は東京への進出を機に、政子に家族全員での上京を提案する。もう博多でつらい思いをさせないために。
その時はまだ知らない。これは家族の歴史のはじまりでしかないことを。この家族が出会うのは、30人余りの昭和の偉人・有名人、40余りの事件。小さな家族の大きな歴史に向けて一家を乗せた列車は新天地・東京に向かう。
第二夜 念願の銀座進出に向け、大造(佐藤浩市)は準備を着々と進めていた。内装工事中のクラブ「グッドナイト」に案内された政子(柴咲コウ)は、店の内装について意見を求められ、うれしい。大造のはからいで、父・時次郎(西田敏行)は喫茶店を開店し、次男・宗男(佐藤隆太)は運送会社に、次女・波子(堀北真希)は出版社に就職した。一方、長男・義男(松本潤)は、東大の学生金融でアルバイトをしていた。法律すれすれの仕事をしている義男を案じ、政子は義男を救い出そうとするが、お互いに傷つけ合うことに。そして末っ子の房子(榮倉奈々)を保護したと警察から電話が…!?
銀座の「グッドナイト」開店当日。力道山などたくさんの著名人でにぎわう店内。華やいだ雰囲気に、父、母・マキ(富司純子)らと共に訪れた政子は心が浮き立つ。ところが、大造の本妻・千晶(天海祐希)が突然中洲から上京したと連絡があり、政子らは店から追いやられてしまう。自分の置かれたつらい立場を受け止める政子。
義男は学生の本分に立ち返り、勉学に打ち込んでいた。そんな中、学内で金づるとして周囲に利用されている令嬢・一之瀬ゆかり(長澤まさみ)の行く末が気がかり。そのうちに二人はひかれ合い、交際が始まる。しかしゆかりの両親は、家柄の違いを理由に交際を禁止。見合いをさせるためゆかりを北海道へ連れて行く。一度は身を引こうとする義男だったが、思いは断ちがたく、後を追う。見合い会場から彼女を奪う義男。しかし、二人が函館の港から乗り込んだのは洞爺丸だった…!
第三夜 政子(柴咲コウ)と大造(佐藤浩市)の間に生まれた実は愛されてすくすくと成長していた。大造は仕事も順調で、東京と博多を往復する激務をこなす日々を送っていた。宗男(佐藤隆太)は芸能界で仕事を得て、波子(堀北真希)は雑誌の編集長に抜擢され、房子(榮倉奈々)はあこがれの手塚治虫のアシスタントになった。義男(松本潤)は大学に戻り、亡くなったゆかり(長澤まさみ)を吹っ切るため、一心にロケットの研究にいそしむ。ところがある日、ゆかりにそっくりな夜の女を宗男が目撃。それを聞いた義男はゆかりを探し続ける…。
大造は胃の不調を訴えながら、忙しさを理由に検査を拒んでいた。政子が大造を説得、病院へ連れていく。結果は末期の胃癌。政子は、博多にいる本妻・千晶(天海祐希)へ知らせる。大造本人には事実を伏せて博多の病院へ入院させることになった。気丈に振る舞う政子。そして大造を笑顔で見送ろうとする八女家一家。幼い実のためにも回復したい大造。何があっても生きて欲しい八女家一家。
家族の祈りは通じるのか……
やっぱりコウちゃんの綺麗さが光りましたね。
今までで一番好きかも。
素晴らしい姉ちゃんでした。
大造の好みの顔が分かっていたという天海さんも太っ腹な女傑。
九州は女がいいというけれどその通りですねえ~。
こんなごく普通の八女家ですが
行く先々でその時々のスター・有名人が通りかかり八女家を照らしていくのでした。
そんなバカなと思うのですが
美空ひばりさんとか力道山とかびっくりするような有名人が普通にやってくるのが
もう笑えておかしくてたまりません。
西田さんのダメ父さんぶりも楽しかったですよね~。
次々としょうもない商売を考えてそのたびに失敗して
結果がわかってるからおかしくてたまらない。
こういう人を家族に持ったら大変でしょうね。
だけど憎めないのね。
しかしフラフープは残念でした。
あと少し早ければってつい同情しちゃいます。
最もお金がかかりそうでスケールの大きなロケといったら洞爺丸遭難でしょうか。
松潤とまさみちゃんのカップルで
タイタニックごっこでもするんだろうかと期待してましたけど
本物の海難事故に仕立てたようです。
知らなかったとはいえこんな大変な事故まで再現してくれたのが素晴らしい。
スタッフのご苦労がしのばれます。
笑えたといったらつるちゃん(大泉)もあちこち事件と歴史に
都合よく顔だししてるのも面白かったですね。
つるちゃんが出るたびに今度はどんな歴史・事件だと考えるのも楽しいものでした。
最後に房子とちゃんと結婚できて良かったね~。
堀北さんは編集人でしたけど作家とカップルになるというよくあるお話?
書きたくても書けない山本さんを胸に抱きしめるシーンは
あまりにも羨ましくて卒倒してしまったというファンが続出したらしい。
そしてまさかの大造の胃がん。
日々弱っていく大造を見るのが辛かったです。
思えば極貧の八女家を救ってくれた大恩ある大造ですが
最後まで残された政子を心配してくれたのもありがたいものでした。
家族がいなかった大造にとって八女家は家族そのもの。
政子を愛人にしたことでその大家族を養う羽目になった大造でしたが
そんなことでは全然びくともしない実業家なんですね~。
佐藤浩市、やっぱり一番の男前でしたわ。かっこええ。
西田さんに出資を求められ断れないのがかわいくておかしくて。
そして中井さん。
大造と向かい合い、
一瞬の目を交わして銃を撃ったあとは深い友情を紡いでくれました。
大造亡きあとに最も力を発揮してくれたひと。
実の運動会に政子が参加できるように手配してくれました。
工場を休みにしてその損害をかぶってくれるって・・
ありえないけれどこんな夢を見てみたいものですね~。
最後にみんなが揃ってパン食い競争で走るのも夢物語。
壮大な夢を見続けて未だに夢から覚めないような
豪華出演者をムダに使い捨てにしたような贅沢さが溢れ、
みんな楽しんでアホなセリフを言ってくれてましたが
この出演者たちはフジにたくさん貢献した順に抜擢されたんでしょうか。
ほぼ全体笑って流れていきましたけれど
大造の死亡シーンにはちょっと泣きました。
三夜、本当に面白かったです。
第一夜 昭和20年、日本は終戦を迎えた。博多で暮らす7人家族の八女(やめ)家。
長女・政子(柴咲コウ)17才が、甲斐性なしの父・時次郎(西田敏行)に代わって一家の生活を支えていた。弟・義男(松本潤)は東大を目指して勉強中、もう一人の弟・宗男(佐藤隆太)は中洲の街で働いていた。さらにその下には妹たち、大人びた性格の波子(堀北真希)と素直な房子(榮倉奈々)。母・マキ(富司純子)はそんな個性的な子供たちを見守っていた。
父・時次郎と戦友・古賀巳代治(高田純次)との一攫千金をねらった事業が大失敗。一家は住む家を失い、おさななじみのつるちゃん(大泉洋)の親戚の六畳一間に居候することに。楽しいときはもちろん、つらいときにも皆でエノケンの「ベアトリ姐ちゃん」を歌って笑顔を忘れないのが八女家流。極貧生活の中でも一家は底抜けに明るく仲良くたくましく…政子はなによりもそんな家族を大切に思っていた。
中洲のクラブ「長い夜」で働き始めた政子は、店の経営者である、やり手の新進実業家・鬼塚大造(佐藤浩市)と知り合う。大造は、空襲で焼け果てた博多の街の復興に心血を注いでいた。大造は、家族を思い前向きに生きる政子に惹かれた。政子も、大造への尊敬の念がいつしか愛に変わる。大造には仕事上のパートナーでもある妻・千晶(天海祐希)の存在があったが、政子に“結婚”を申し込む。「ご家族の面倒は私がみる」という大造の誓いに後押しされ、大造との愛を貫く決意する政子。
義男が東大に合格し、一家は大喜び。上京した義男は大学の構内で政子の親友・一之瀬ゆかり(長澤まさみ)と再会する。それが運命の再会であるとは気づかずに…。
そんなとき、父・時次郎がまたしても一攫千金をねらって企てた「象の輸入」が失敗、一家は博多中の人から後ろ指を指されることに。大造は東京への進出を機に、政子に家族全員での上京を提案する。もう博多でつらい思いをさせないために。
その時はまだ知らない。これは家族の歴史のはじまりでしかないことを。この家族が出会うのは、30人余りの昭和の偉人・有名人、40余りの事件。小さな家族の大きな歴史に向けて一家を乗せた列車は新天地・東京に向かう。
第二夜 念願の銀座進出に向け、大造(佐藤浩市)は準備を着々と進めていた。内装工事中のクラブ「グッドナイト」に案内された政子(柴咲コウ)は、店の内装について意見を求められ、うれしい。大造のはからいで、父・時次郎(西田敏行)は喫茶店を開店し、次男・宗男(佐藤隆太)は運送会社に、次女・波子(堀北真希)は出版社に就職した。一方、長男・義男(松本潤)は、東大の学生金融でアルバイトをしていた。法律すれすれの仕事をしている義男を案じ、政子は義男を救い出そうとするが、お互いに傷つけ合うことに。そして末っ子の房子(榮倉奈々)を保護したと警察から電話が…!?
銀座の「グッドナイト」開店当日。力道山などたくさんの著名人でにぎわう店内。華やいだ雰囲気に、父、母・マキ(富司純子)らと共に訪れた政子は心が浮き立つ。ところが、大造の本妻・千晶(天海祐希)が突然中洲から上京したと連絡があり、政子らは店から追いやられてしまう。自分の置かれたつらい立場を受け止める政子。
義男は学生の本分に立ち返り、勉学に打ち込んでいた。そんな中、学内で金づるとして周囲に利用されている令嬢・一之瀬ゆかり(長澤まさみ)の行く末が気がかり。そのうちに二人はひかれ合い、交際が始まる。しかしゆかりの両親は、家柄の違いを理由に交際を禁止。見合いをさせるためゆかりを北海道へ連れて行く。一度は身を引こうとする義男だったが、思いは断ちがたく、後を追う。見合い会場から彼女を奪う義男。しかし、二人が函館の港から乗り込んだのは洞爺丸だった…!
第三夜 政子(柴咲コウ)と大造(佐藤浩市)の間に生まれた実は愛されてすくすくと成長していた。大造は仕事も順調で、東京と博多を往復する激務をこなす日々を送っていた。宗男(佐藤隆太)は芸能界で仕事を得て、波子(堀北真希)は雑誌の編集長に抜擢され、房子(榮倉奈々)はあこがれの手塚治虫のアシスタントになった。義男(松本潤)は大学に戻り、亡くなったゆかり(長澤まさみ)を吹っ切るため、一心にロケットの研究にいそしむ。ところがある日、ゆかりにそっくりな夜の女を宗男が目撃。それを聞いた義男はゆかりを探し続ける…。
大造は胃の不調を訴えながら、忙しさを理由に検査を拒んでいた。政子が大造を説得、病院へ連れていく。結果は末期の胃癌。政子は、博多にいる本妻・千晶(天海祐希)へ知らせる。大造本人には事実を伏せて博多の病院へ入院させることになった。気丈に振る舞う政子。そして大造を笑顔で見送ろうとする八女家一家。幼い実のためにも回復したい大造。何があっても生きて欲しい八女家一家。
家族の祈りは通じるのか……
やっぱりコウちゃんの綺麗さが光りましたね。
今までで一番好きかも。
素晴らしい姉ちゃんでした。
大造の好みの顔が分かっていたという天海さんも太っ腹な女傑。
九州は女がいいというけれどその通りですねえ~。
こんなごく普通の八女家ですが
行く先々でその時々のスター・有名人が通りかかり八女家を照らしていくのでした。
そんなバカなと思うのですが
美空ひばりさんとか力道山とかびっくりするような有名人が普通にやってくるのが
もう笑えておかしくてたまりません。
西田さんのダメ父さんぶりも楽しかったですよね~。
次々としょうもない商売を考えてそのたびに失敗して
結果がわかってるからおかしくてたまらない。
こういう人を家族に持ったら大変でしょうね。
だけど憎めないのね。
しかしフラフープは残念でした。
あと少し早ければってつい同情しちゃいます。
最もお金がかかりそうでスケールの大きなロケといったら洞爺丸遭難でしょうか。
松潤とまさみちゃんのカップルで
タイタニックごっこでもするんだろうかと期待してましたけど
本物の海難事故に仕立てたようです。
知らなかったとはいえこんな大変な事故まで再現してくれたのが素晴らしい。
スタッフのご苦労がしのばれます。
笑えたといったらつるちゃん(大泉)もあちこち事件と歴史に
都合よく顔だししてるのも面白かったですね。
つるちゃんが出るたびに今度はどんな歴史・事件だと考えるのも楽しいものでした。
最後に房子とちゃんと結婚できて良かったね~。
堀北さんは編集人でしたけど作家とカップルになるというよくあるお話?
書きたくても書けない山本さんを胸に抱きしめるシーンは
あまりにも羨ましくて卒倒してしまったというファンが続出したらしい。
そしてまさかの大造の胃がん。
日々弱っていく大造を見るのが辛かったです。
思えば極貧の八女家を救ってくれた大恩ある大造ですが
最後まで残された政子を心配してくれたのもありがたいものでした。
家族がいなかった大造にとって八女家は家族そのもの。
政子を愛人にしたことでその大家族を養う羽目になった大造でしたが
そんなことでは全然びくともしない実業家なんですね~。
佐藤浩市、やっぱり一番の男前でしたわ。かっこええ。
西田さんに出資を求められ断れないのがかわいくておかしくて。
そして中井さん。
大造と向かい合い、
一瞬の目を交わして銃を撃ったあとは深い友情を紡いでくれました。
大造亡きあとに最も力を発揮してくれたひと。
実の運動会に政子が参加できるように手配してくれました。
工場を休みにしてその損害をかぶってくれるって・・
ありえないけれどこんな夢を見てみたいものですね~。
最後にみんなが揃ってパン食い競争で走るのも夢物語。
壮大な夢を見続けて未だに夢から覚めないような
豪華出演者をムダに使い捨てにしたような贅沢さが溢れ、
みんな楽しんでアホなセリフを言ってくれてましたが
この出演者たちはフジにたくさん貢献した順に抜擢されたんでしょうか。
ほぼ全体笑って流れていきましたけれど
大造の死亡シーンにはちょっと泣きました。
三夜、本当に面白かったです。
| Home |