とりあえず映画ですけど、見たのは
「孤高のメス」と「告白」の2作。
大評判なので見たくて見たくてたまらなかったのですわ。
しかしなぜか今はあまり語るものがありません。
映画レビューしたいと思える作品にこの頃出会ってないです。
ですがせっかくなのでひとこと。
「孤高のメス」はあらすじも絶対に知らないようにして新鮮な状態で見たにもかかわらず
始まってから15分ぐらいにはストーリー展開が読めてしまってました。
早く言えばベタってことなんですか。
堤さんの活躍も地味ながら美しく描かれてましたしまあまあでした。
驚いたのは成宮くんの髪が金髪じゃなくて真っ黒だったこと(笑
ドラマと混同してしまうくらいで役が違っても成宮くんは成宮くんでした。
静かな波は余さんのところから。
息子とのお別れシーンにはすすり泣きがさざなみのように広がりました。
「告白」
これは失敗でした(涙
原作を先に読んでしまってたのよ!!!
これだけ大評判だからきっと何か秘策があるに違いないと思っていたのですけど
やっぱりあらすじが頭にあるせいかのめり込めませんでした。残念。
映画でもドラマでも原作を知らないほうが絶対に面白いですよね。
まずは今期大流行(?)の母性が底にありました。
母への思慕というか、母としての思いというか・・。
チェイスもマザーも蝉も・・結局は「母」の物語ですよね。
今やもう「母」はキーワードですね。
ただ根幹には少年法に対する批判もありますし
命を慈しむ狙いもあります。
難しい年頃を扱い、狂気の限りを描いたともいえるかもしれません。
原作を知らなければもっと楽しめたはずですが
この原作そのものの空気はしっかり取り込めていた凄い映画でした。
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な~んて書いては見ましたが
実は映画よりもっともっと強烈にアタシの脳みそに引っかかったのが
誰かが持ってたタイトルのロゴが印字された布トートなのでした。
映画を見に行ってこんなトートバッグだけが印象に残ってるってアホかいね(爆
それは
「
My other bag is CHANEL」
なんておかしくも面白い発想でしょうね~~~。
ネットで見てみたらこれにはエルメスやヴィトン版もあるのでした。
アメリカからの輸入した布トートのようですが
以前書いたネイルのタイトル記事(⇒
コチラ)もこんな印象を持ちましたが
ユーモアというか発想が面白くて笑えます。
で、この布トートを持ちながらちゃ~んとシャネルのバッグも肩にかけていたら爆笑ですね。
いや、見栄張りたい気持ちのそこらへんを上手にくすぐりさらに皮肉り
ブランドなんて持たないほうが絶対に面白い。
でもロゴが入ってるからね、もしかして・・
そっちのブランド屋さんの方から訴えられそうな気がしないでもないね(笑