09/21/2010 夏の恋は虹色に輝く 第10話(最終話)
爽やかに終わりましたね。ラストの本格劇とゲスト陣の豪華さに圧倒でした。違うドラマみたいでしたね(笑
いよいよ最終回。大雅(松本潤)と詩織(竹内結子)の恋の行方は?大雅の俳優としての仕事はどうなっていくのか?
楠大雅(松本潤)が北村詩織(竹内結子)と海(小林星蘭)に「海の父親になる」と言ったせいで、海はその場から走り去ってしまった。詩織も簡単に言ってほしくなかったと大雅に言い放ち、海の後を追いかける。以来、海は詩織とも口を聞いてくれない。学校でも2人の様子がおかしいと気付いた楠大貴(沢村一樹)。詩織は大貴に、海が納得してくれるまでは大雅とは会わないと打ち明ける。
大雅は青木久雄(松重豊)に詩織と海のことを相談するが、青木は舞台でまだ役がもらえていない大雅に、そんなことで悩むよりも今は何としてでも役を取ってこい、と叱咤する。
詩織は海が秘かに想いを寄せている三池蒼空(井上瑞稀)が転校してしまうことを知る。そして海が学童での蒼空のお別れ会に行かなかったことも…。詩織は今まで海に話せなかった自分の正直な気持ちを伝え、海の手を引き蒼空のところへ向かう。
いよいよ舞台『ハムレット』の稽古が始まった。大雅は、まだ役がもらえなくても『ハムレット』の資料を熱心に読みあさり、台本のすべての台詞を読み込む。
ある日、帰宅した大雅は郵便受けに一通の封筒を見つける。それは詩織からの手紙だった。
出演者
楠 大雅 … 松本 潤
北村 詩織 … 竹内 結子
楠 大貴 … 沢村 一樹
宮瀬 桜 … 桐谷 美玲
植野 慶太 … 笠原 秀幸
伊良部 譲 … 永山 絢斗
鳩間 新市 … 小倉 一郎
志賀 光治 … 大下源一郎
北村 海 … 小林 星蘭
三池 蒼空 … 井上 瑞稀(ジャニーズJr.)
高見 誠 … 佐藤 浩市(友情出演)
有栖川正志 … 石橋 蓮司
中川 征二 … 相島 一之
青木 久雄 … 松重 豊
楠 航太郎 … 伊東 四朗(特別出演)
楠 真知子 … 松坂 慶子
みんな大嫌いと泣きながら走っていった海をおいかけ詩織もつらそうです。
追い付いたママは海を抱き寄せながらママとお話しようとなだめています。
一部始終を目撃した大貴ですが、帰宅してから大雅に詩織を譲ろうと諦めたのに
この体たらくが!たわけ物とばかり叱咤しています。
そういわれる大雅が一番辛いところなのですが、どうしようもありません。
学校でも詩織ママを無視したような海の態度にややむかつきますが
大貴も弟が軽率ですみませんと謝っています。
元はといえば大貴の軽率な言動でしょうにね、自分を棚に上げてずーずーしい兄ちゃん。
詩織は自分たち二人の問題だからと言っていますが、
海が納得するまでは大雅にも会わないという決心を告げていました。
大貴は、海は大好きなママをとられると思ったのと蒼空の転校で淋しいのだと言っています。
さすがに蒼空の件は初耳で驚くママでした。
大雅は社長の青木に詩織とのことを相談しますがそのことはとっくにばれていました。
海の件も「友達」と「父親」とは違うと、そこは年の功?で諭しています。
さらに悩む暇があれば舞台に命をかけろという社長です。
お前程度の役者が甘えたことを言ってんじゃねえ。
役をとってこいと厳命でした。
詩織の家の明かりを見て何を思ったか大雅は詩織の夫の墓参り。
九州ですよね?きちんと喪服です。
そこに春樹もやってきて(ドラマなので?)偶然、二人は会うのでした。
すぐに東京に戻った大雅ですが
朝、遠くに詩織を見て、声をかけたくてもかけられないようです。
詩織も振り返りますが去っていく大雅を見送った状態です。
学校での海は相変わらず元気がありません。
有栖川のところではいよいよハムレットの配役発表です。
クローディアスに市村さん、ハムレットに北村さんが抜擢。
海は学童の蒼空のお別れ会にも欠席の様子。
詩織は海に自分の気持ちを語ります。
大雅のお嫁さんになろうと思ったことも海のパパになってもらおうとも思ってないといいます。
海と二人でずっと楽しく暮らせればよかった。
でもたまに辛いときもあり、大雅の存在に救われたと話しています。
「救われた」ってなに?突然、海がききました。
安心とか心が温かくなるとかわかりやすい言葉で説明するママ。
大雅のことは好きだから、海が許してくれるならこれからも仲良くしたいと打ち明けるのでした。
ママの思いが通じたようで海は蒼空にあげる箱を見つめています。
その機を逃さず、蒼空のところに行こうと手を差し出すママに握り返す海でした。
これにて母子は仲直り。
タクシーに乗る寸前の蒼空でしたが間に合いました。
海のあげた箱にはアサガオの折り紙がたくさんあります。
海のこと忘れないと蒼空が言い、海も忘れないと誓うのでした。
アサガオの花がしぼんでもお花をよく見ておけば淋しくないと言ったママの言葉を引用して
ママもパパのことを忘れないの?と問う海です。
1年生にしてなんという思考の深さでしょう。
詩織もごまかさず答えます。
全部を綺麗に覚えているわけではなくても
大事なことは絶対に忘れないのだと説明します。
海がお腹にいることを喜んでくれたことや優しかったことなど具体的です。
大雅を好きになっても?
もちろん、そうだと詩織は誓うのですが
一番重要なのは「海のことも?」という部分になったようです。
大雅を好きになるママは自分を忘れて邪魔にするのではという心配があったのでした。
「ママが海のこと忘れるわけないじゃない」と強く抱きしめる詩織。
親子の気持ちがようやく繋がりました。
そんな海の定期便の九州との電話ですが
先日墓参りに行った大雅のことが姑から詩織に伝わりました。
電話を代わった春樹は詩織が好きなのはあいつなのかと聞いています。
大雅を好きだときっぱり答える詩織に、春樹も応援せざるを得ないですね~。
大雅の部屋に入り浸る伊良部と慶太。
大雅はハムレットの芝居のセリフを全部覚えるために勉強中なので二人がうるさい。
これまでも大雅は出演した芝居のセリフは全部覚えてきたようです。
その頃詩織は大雅に手紙を書き始めています。
芝居の稽古。
有栖川はダメだししていますが、役者に背景を考えろと言います。
何を思ったかそばに立っている大雅にお前はどう解釈するのかとふっています。
大雅は恐怖だと答えます。
既に新国王による崩壊が始まるデンマークの状況を知らないフランシスコーは
のんきな国民や観客の象徴ですが、
大雅はこのフランシスコーの役がたったこのシーンだけでこういう背景を表現することが
怖いのだと説明しました。
さすがに市村さんや北村さんも大雅に一目置いています。
彼、面白いと深キョんも言ってるし。
よく勉強する大雅に有栖川もレアティーズ(従者)の役を与えてくれました。
ただし頭でっかちな大雅には全て忘れるという条件付き(笑
そんな大雅に市村さんは板の上にのったら束の間違う人生を生きるのだと哲学です。
北村さんも何も考える余裕もなく舞台ではただ役を生きるだけで精一杯だというのでした。
事務所で報告しますが、その他大勢の一人で7役も扮するそうです。
でも長いセリフがあるという社長。すっかりかみそうです・・。
そんな大雅にかまないおまじないを教えるという桜。
海辺に呼び出されたものの、また桜の告白でした。
でも大雅は妹みたいなものだと返事。
それでもおまじないを教えてくれた桜でした。
左薬指の爪をこすりながら好きな人の名前を3回唱えるのだそうです。
あてつけのように呼び出した伊良部ですが、桜が大泣きするので
周りから囲うようにしてくれるのがすごく好感。
大雅には詩織から手紙が届きました。
初めて出合ったときの大雅は育った環境が眩しいくらいだったといいます。
その意味は海に父親の存在をあげられない自分だから
偉大な父親を持つ大雅の背景に嫉妬し殴ったこともあったと今更です。
でも努力している姿を見て考えが変わったという詩織でした。
今なら自信をもっていいと太鼓判です。
いつか航太郎さんの墓で泣いていた大雅に虹がかかっていたことを思い出し、
きっとお父さんを超える役者になれると励ましの手紙でした。
いよいよ舞台初日。
真知子さんは着物ですが、大貴は副担任を従えています。
お嫁さんにすればいいのにと言われてドギマギ。そうだよね大貴にはこの方がいいわよ。
桜は間に合わないというところですが伊良部が車でお迎え。
会場では慶太のママが男を従えています。夏木マリさん、すごい迫力ですねえ~。
そして詩織と海も来ました。
幕があがり、市村さんがさすがの貫禄です。
北村さんも生きるべきか死ぬべきかと登場。
大雅の姿をみると皆さん喜びます。
そして大雅のセリフのシーン。舞台裏ではおまじないで爪をこすりながら「詩織」と三回となえました。
大雅の登場。皆、息を止めて見守っています。
「申し上げます、国王。今すぐこの場をお立ち退きください。
レアティーズが暴徒を従い、暴徒はレアテーズを国王にとわめきたてております。
まるで彼らの空に突然に七色の虹がかかり新しい世界が始まるかのように。」
ふぅ~・・ほっとした(笑
皆も胸をなでおろしているようですね。
無事に初日は終わりました。大拍手です。
大雅は海の拍手が見えたようです。
そして遠くに航太郎の姿も見えました。
舞台がはけ、大雅はひとり舞台から観客席を見ていますがスタッフになったニノに
明日もよろしくお願いしますというのでした。
そこに詩織と海が現れます。照明をつけていくニノでした。
海、ごめんな。急にパパになると驚かしてゴメンな。
俺は海のママのことダイスキなんだ。
ずっと大好きで感謝してる。
これからもずっと。
海のこともだよ。
だからずっと一緒にいたいんだ。
大雅さん、仲良くしようねと手を差し出す海でした。
そしてママが大雅さんのことカッコイイと言ってたと耳打ち。
大喜びの大雅。
真知子さんと大貴も微笑んでいます。
いつかの砂浜に行き、大雅は詩織と呼んでみます。
そのぎこちなさに受けますが、
三人を祝福するように海に虹がかかっているのでした。
***
舞台で虹のセリフが出てきたところが大雅の成長の証のようでしたが
最後の三人を照らしてくれた虹が最も輝いていたのですね。
ともあれ爽やかに終わってよかったです。
海は一年生ですが新しいパパがどうのというよりも
大好きなママが自分を置いて他の人を好きになるのが
子供なりに淋しく思っていたようです。
そういう感覚なら何となく納得できますね。
大雅もいずれ海のパパになる日はくるかもしれませんが
友達父ちゃんという感じで仲良し家族になれたらいいですね。
最後の最後までヤキモキしていたこのドラマですが
さすがにハムレットの劇中劇は素晴らしくて圧倒でした。
私的には慶太のママの出演がかなったので
大満足です(笑
最後までレビューしたアタシってばお疲れちゃん♪
楠大雅(松本潤)が北村詩織(竹内結子)と海(小林星蘭)に「海の父親になる」と言ったせいで、海はその場から走り去ってしまった。詩織も簡単に言ってほしくなかったと大雅に言い放ち、海の後を追いかける。以来、海は詩織とも口を聞いてくれない。学校でも2人の様子がおかしいと気付いた楠大貴(沢村一樹)。詩織は大貴に、海が納得してくれるまでは大雅とは会わないと打ち明ける。
大雅は青木久雄(松重豊)に詩織と海のことを相談するが、青木は舞台でまだ役がもらえていない大雅に、そんなことで悩むよりも今は何としてでも役を取ってこい、と叱咤する。
詩織は海が秘かに想いを寄せている三池蒼空(井上瑞稀)が転校してしまうことを知る。そして海が学童での蒼空のお別れ会に行かなかったことも…。詩織は今まで海に話せなかった自分の正直な気持ちを伝え、海の手を引き蒼空のところへ向かう。
いよいよ舞台『ハムレット』の稽古が始まった。大雅は、まだ役がもらえなくても『ハムレット』の資料を熱心に読みあさり、台本のすべての台詞を読み込む。
ある日、帰宅した大雅は郵便受けに一通の封筒を見つける。それは詩織からの手紙だった。
出演者
楠 大雅 … 松本 潤
北村 詩織 … 竹内 結子
楠 大貴 … 沢村 一樹
宮瀬 桜 … 桐谷 美玲
植野 慶太 … 笠原 秀幸
伊良部 譲 … 永山 絢斗
鳩間 新市 … 小倉 一郎
志賀 光治 … 大下源一郎
北村 海 … 小林 星蘭
三池 蒼空 … 井上 瑞稀(ジャニーズJr.)
高見 誠 … 佐藤 浩市(友情出演)
有栖川正志 … 石橋 蓮司
中川 征二 … 相島 一之
青木 久雄 … 松重 豊
楠 航太郎 … 伊東 四朗(特別出演)
楠 真知子 … 松坂 慶子
みんな大嫌いと泣きながら走っていった海をおいかけ詩織もつらそうです。
追い付いたママは海を抱き寄せながらママとお話しようとなだめています。
一部始終を目撃した大貴ですが、帰宅してから大雅に詩織を譲ろうと諦めたのに
この体たらくが!たわけ物とばかり叱咤しています。
そういわれる大雅が一番辛いところなのですが、どうしようもありません。
学校でも詩織ママを無視したような海の態度にややむかつきますが
大貴も弟が軽率ですみませんと謝っています。
元はといえば大貴の軽率な言動でしょうにね、自分を棚に上げてずーずーしい兄ちゃん。
詩織は自分たち二人の問題だからと言っていますが、
海が納得するまでは大雅にも会わないという決心を告げていました。
大貴は、海は大好きなママをとられると思ったのと蒼空の転校で淋しいのだと言っています。
さすがに蒼空の件は初耳で驚くママでした。
大雅は社長の青木に詩織とのことを相談しますがそのことはとっくにばれていました。
海の件も「友達」と「父親」とは違うと、そこは年の功?で諭しています。
さらに悩む暇があれば舞台に命をかけろという社長です。
お前程度の役者が甘えたことを言ってんじゃねえ。
役をとってこいと厳命でした。
詩織の家の明かりを見て何を思ったか大雅は詩織の夫の墓参り。
九州ですよね?きちんと喪服です。
そこに春樹もやってきて(ドラマなので?)偶然、二人は会うのでした。
すぐに東京に戻った大雅ですが
朝、遠くに詩織を見て、声をかけたくてもかけられないようです。
詩織も振り返りますが去っていく大雅を見送った状態です。
学校での海は相変わらず元気がありません。
有栖川のところではいよいよハムレットの配役発表です。
クローディアスに市村さん、ハムレットに北村さんが抜擢。
海は学童の蒼空のお別れ会にも欠席の様子。
詩織は海に自分の気持ちを語ります。
大雅のお嫁さんになろうと思ったことも海のパパになってもらおうとも思ってないといいます。
海と二人でずっと楽しく暮らせればよかった。
でもたまに辛いときもあり、大雅の存在に救われたと話しています。
「救われた」ってなに?突然、海がききました。
安心とか心が温かくなるとかわかりやすい言葉で説明するママ。
大雅のことは好きだから、海が許してくれるならこれからも仲良くしたいと打ち明けるのでした。
ママの思いが通じたようで海は蒼空にあげる箱を見つめています。
その機を逃さず、蒼空のところに行こうと手を差し出すママに握り返す海でした。
これにて母子は仲直り。
タクシーに乗る寸前の蒼空でしたが間に合いました。
海のあげた箱にはアサガオの折り紙がたくさんあります。
海のこと忘れないと蒼空が言い、海も忘れないと誓うのでした。
アサガオの花がしぼんでもお花をよく見ておけば淋しくないと言ったママの言葉を引用して
ママもパパのことを忘れないの?と問う海です。
1年生にしてなんという思考の深さでしょう。
詩織もごまかさず答えます。
全部を綺麗に覚えているわけではなくても
大事なことは絶対に忘れないのだと説明します。
海がお腹にいることを喜んでくれたことや優しかったことなど具体的です。
大雅を好きになっても?
もちろん、そうだと詩織は誓うのですが
一番重要なのは「海のことも?」という部分になったようです。
大雅を好きになるママは自分を忘れて邪魔にするのではという心配があったのでした。
「ママが海のこと忘れるわけないじゃない」と強く抱きしめる詩織。
親子の気持ちがようやく繋がりました。
そんな海の定期便の九州との電話ですが
先日墓参りに行った大雅のことが姑から詩織に伝わりました。
電話を代わった春樹は詩織が好きなのはあいつなのかと聞いています。
大雅を好きだときっぱり答える詩織に、春樹も応援せざるを得ないですね~。
大雅の部屋に入り浸る伊良部と慶太。
大雅はハムレットの芝居のセリフを全部覚えるために勉強中なので二人がうるさい。
これまでも大雅は出演した芝居のセリフは全部覚えてきたようです。
その頃詩織は大雅に手紙を書き始めています。
芝居の稽古。
有栖川はダメだししていますが、役者に背景を考えろと言います。
何を思ったかそばに立っている大雅にお前はどう解釈するのかとふっています。
大雅は恐怖だと答えます。
既に新国王による崩壊が始まるデンマークの状況を知らないフランシスコーは
のんきな国民や観客の象徴ですが、
大雅はこのフランシスコーの役がたったこのシーンだけでこういう背景を表現することが
怖いのだと説明しました。
さすがに市村さんや北村さんも大雅に一目置いています。
彼、面白いと深キョんも言ってるし。
よく勉強する大雅に有栖川もレアティーズ(従者)の役を与えてくれました。
ただし頭でっかちな大雅には全て忘れるという条件付き(笑
そんな大雅に市村さんは板の上にのったら束の間違う人生を生きるのだと哲学です。
北村さんも何も考える余裕もなく舞台ではただ役を生きるだけで精一杯だというのでした。
事務所で報告しますが、その他大勢の一人で7役も扮するそうです。
でも長いセリフがあるという社長。すっかりかみそうです・・。
そんな大雅にかまないおまじないを教えるという桜。
海辺に呼び出されたものの、また桜の告白でした。
でも大雅は妹みたいなものだと返事。
それでもおまじないを教えてくれた桜でした。
左薬指の爪をこすりながら好きな人の名前を3回唱えるのだそうです。
あてつけのように呼び出した伊良部ですが、桜が大泣きするので
周りから囲うようにしてくれるのがすごく好感。
大雅には詩織から手紙が届きました。
初めて出合ったときの大雅は育った環境が眩しいくらいだったといいます。
その意味は海に父親の存在をあげられない自分だから
偉大な父親を持つ大雅の背景に嫉妬し殴ったこともあったと今更です。
でも努力している姿を見て考えが変わったという詩織でした。
今なら自信をもっていいと太鼓判です。
いつか航太郎さんの墓で泣いていた大雅に虹がかかっていたことを思い出し、
きっとお父さんを超える役者になれると励ましの手紙でした。
いよいよ舞台初日。
真知子さんは着物ですが、大貴は副担任を従えています。
お嫁さんにすればいいのにと言われてドギマギ。そうだよね大貴にはこの方がいいわよ。
桜は間に合わないというところですが伊良部が車でお迎え。
会場では慶太のママが男を従えています。夏木マリさん、すごい迫力ですねえ~。
そして詩織と海も来ました。
幕があがり、市村さんがさすがの貫禄です。
北村さんも生きるべきか死ぬべきかと登場。
大雅の姿をみると皆さん喜びます。
そして大雅のセリフのシーン。舞台裏ではおまじないで爪をこすりながら「詩織」と三回となえました。
大雅の登場。皆、息を止めて見守っています。
「申し上げます、国王。今すぐこの場をお立ち退きください。
レアティーズが暴徒を従い、暴徒はレアテーズを国王にとわめきたてております。
まるで彼らの空に突然に七色の虹がかかり新しい世界が始まるかのように。」
ふぅ~・・ほっとした(笑
皆も胸をなでおろしているようですね。
無事に初日は終わりました。大拍手です。
大雅は海の拍手が見えたようです。
そして遠くに航太郎の姿も見えました。
舞台がはけ、大雅はひとり舞台から観客席を見ていますがスタッフになったニノに
明日もよろしくお願いしますというのでした。
そこに詩織と海が現れます。照明をつけていくニノでした。
海、ごめんな。急にパパになると驚かしてゴメンな。
俺は海のママのことダイスキなんだ。
ずっと大好きで感謝してる。
これからもずっと。
海のこともだよ。
だからずっと一緒にいたいんだ。
大雅さん、仲良くしようねと手を差し出す海でした。
そしてママが大雅さんのことカッコイイと言ってたと耳打ち。
大喜びの大雅。
真知子さんと大貴も微笑んでいます。
いつかの砂浜に行き、大雅は詩織と呼んでみます。
そのぎこちなさに受けますが、
三人を祝福するように海に虹がかかっているのでした。
***
舞台で虹のセリフが出てきたところが大雅の成長の証のようでしたが
最後の三人を照らしてくれた虹が最も輝いていたのですね。
ともあれ爽やかに終わってよかったです。
海は一年生ですが新しいパパがどうのというよりも
大好きなママが自分を置いて他の人を好きになるのが
子供なりに淋しく思っていたようです。
そういう感覚なら何となく納得できますね。
大雅もいずれ海のパパになる日はくるかもしれませんが
友達父ちゃんという感じで仲良し家族になれたらいいですね。
最後の最後までヤキモキしていたこのドラマですが
さすがにハムレットの劇中劇は素晴らしくて圧倒でした。
私的には慶太のママの出演がかなったので
大満足です(笑
最後までレビューしたアタシってばお疲れちゃん♪
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