11/24/2010 フリーター、家を買う。第6話
頼られたから月10万(推定)の援助?唖然ですわ。でも父の心情が分かった今、家族の絆が出来つつある武家。
武誠治(二宮和也)は、父・誠一(竹中直人)の会社を訪れた。誠一と一緒に飲みに行こうと思ったのだ。が、そこで誠治が目にしたのは、見知らぬ若い女性・島田彰子(玄里)と仲良さそうに歩く誠一の姿だった。誠一たちの後を追った誠治は、ふたりがアパートに入るのを見届ける。ほどなく、部屋の明かりが消えたのを見た誠治は、ショックを隠しきれない。
あくる日、大悦土木で仕事をしていた誠治は、父のことがあったせいで、妻帯者である山賀亮介(眞島秀和)に好意を抱いているらしい千葉真奈美(香里奈)につっかかり、家族の気持ちを考えろ、などと余計なことを言ってしまう。そのようすを見ていた社長の大悦貞夫(大友康平)は、仕事を終えて帰ろうとしていた誠治を呼び止める。誠治は、そんな大悦に、誠一のことを打ち明けた。大悦は、残りの人生が見えた中年が焦ってあがいているだけだと思って大目に見てやれ、と誠治に助言するが…。
その夜、誠治は、誠一と口論になり、女性のことを切り出す。しかし誠一は、お前に彼女のことをとやかく言われる筋合いはない、と答えた。怒りが収まらない誠治は、この家から出て行け、と誠一に言い放つ。
別の日、誠治は、姉の亜矢子(井川遥)とともに、入院中の寿美子(浅野温子)を見舞う。その帰り、誠治は、誠一が浮気していること、そして家を出てしまったことを亜矢子に打ち明ける。すると亜矢子は、今度の日曜日に相手の女性のところに乗り込むと言い出し…。
父とあの女性の尾行をした誠治ですが二人がアパートに入るのを見たあとに、
明かりが消えたのでかなり狼狽していました。
しかし中では誕生日のお祝いで一瞬暗くしただけでした。
帰宅した誠一に飲み会の相手は男か女かと問い詰め、いとも簡単に男だとウソをつかれたわけで
誠治の疑惑は膨らむばかりです。
バイト先の大悦土木ではあかりと哲平のカップルが誕生しそう。
今までの哲平の努力が実りそうです。
大悦社長に父のことを相談する誠治ですが
残りの人生が見えちまった中年が焦ってあがいてるだけだと言われています。
見栄を張りたい気持ちを尊重してやれということなのでした。
寿美子の病院に行った誠一。
妻の病気を治すためにどうしても引越さないといけないのかと医師に尋ねていますが
答えは環境を変える必要があるということでした。
誠治は帰宅した誠一に靴やケーキを買ってやるあの女は誰だと問い詰めます。
付けられていたことを知った誠一は説明する気もなくなりますが
誠治にしてみれば大した収入もないのに女に金を貢いでいる誠一が許しがたいわけです。
「母さんを悲しませるなよ」
ついには出て行ってくれと親父を追い出してしまいました。
大悦と山賀。
二人は真奈美の今後について相談するわけですが
山賀は設計の方にひっぱり自分の部下にしたいところです。
しかしそれには真奈美の山賀への気持ちを知る大悦としては
諸手を挙げて賛成というわけにはいきません。
かつて、事故で傷ついた真奈美がさらに男で傷付くのは耐えられないという。
まさに父親のような気持ちで真奈美を見てくれている社長でした。
あかりと真奈美。
ケーキバイキングで相当数食べていますが
二人は相手を騙され女に不倫女と手厳しく言い合い、笑い合うのでした。
いいたくても言えない気持ちがある。
家族だから言えないということも。
そう思いながらも
誠一が出て行くのをカップラーメンを食べながら背中で聞いた誠治でした。
ハローワークではいつものように係員の嫌味がありますが
最近の若者は人間関係を築くのが下手だということでした。
むっとした誠治は自分の周りには
妻を病気に追い込んだくせに自分は若い女とヨロシクやっている父や、
隣の主婦を10年以上もいじめ続けている西本や
弁護士なのに人格最低の西本の息子や
真剣に職探しをする人を小ばかにする職業斡旋所の男(担当者)ばかりだと
皮肉炸裂し大きなため息をつくのでした。
先日家族の気持ちを考えろと誠治は真奈美に言ってしまったのですが
ひどいことを言ったと反省しきりの誠治でした。
でも真奈美自身は不倫などできる性格でもないので誠治を許しています。
それは焼き芋で手をうちましたが皮を食べるかどうかの論争で平和です。
皮のすぐ裏側にある成分がいいらしいですよね。
そして寿美子の退院も間近となりました。
家を心配する母には父が家を出たことなどは知らせません。
誠治は亜矢子に父が家を出た経緯を伝えますが
亜矢子はさっそく相手の家に乗り込むと言い出しました。
西本の息子は実家には荷物を取りにいくだけの生活のようですが
顔を見せるだけでありがたいと思えと母を邪険にするのでした。
感じ悪いのは親子揃って。
てか母がそういう性格だから息子も歪んだ?
いよいよ女の家に乗り込んだ亜矢子と誠治。
父が大変お世話になっていますと挨拶されては部屋に上げないわけにもいきません。
女は勉強していたようですぐに問題集を片付けています。
誠一が家を出た事も知らない女に「父から手を引いてください」と頭を下げた亜矢子。
女も「今までご好意に甘えてしまってすみませんでした」と言います。
娘のように可愛がってくれたということに反感を覚えた亜矢子ですが
そこに誠一が現れて焦った二人はベランダに避難。
真奈美一人で仕事をしているところに山賀が現れました。
設計やりたくて入ったのだろうと、設計の仕事の醍醐味を語る山賀です。
しかし真奈美は山賀さんのことが好きだから、その下で働くには辛いということです。
真奈美、お前の気持ちに応えられないという山賀。
今は悲しいけれどはっきりと言ってくれて逆に真奈美も次に進めそうです。
誠一と女性の二人の始まりは
公認会計士の勉強をする女に助言を与えたことから続いてきたようです。
「今までありがとうございました。」
女が武のおかげで夜のバイトをやめて勉強に専念することができたといいます。
誠一も女が頼ってくれたのが嬉しかったのだと心情を吐露しています。
パソコンを使い慣れない誠一は部下の作成した書類をチェックするだけになり
会社では部下も自分を見下してるということでプライドが傷ついていたのでした。
家族も娘は言いたい放題であんた呼ばわり、
息子は息子で自分を全否定し存在を認めていない。
その原因は自分が息子を否定しているからだとわかっていますが
尊重してやりたい気持ちはあっても顔をみるとできないという。
そんなところに自分を頼ってくれたのが嬉しかったのだと言うのでした。
誠一はカプセルホテルで寝泊りしているようですが
誠治の電話で起こされました。
退院するときに親父が家にいなかったら、母さん心配するから。
ぶっきらぼうなりに誠治の和解申し入れでした。
女のもとから帰ったということにしておきますが
あくまで女が離さなかったと見栄を張る父親を追及しない点が大人になった誠治です。
そして哲平のあかりへの食事誘いが実りました。
卵フワフワのオムレツにプリン付きだそうです。
大喜びで浮かれまくるのがあとの暗示ですね・・・。
西本オバは印鑑商法で30万ほど騙されています。
母が帰り、まずは一息の誠治ですが
資材置き場で鉄パイプが崩れ哲平が下敷きになったと連絡が・・・
***
言いたくても言えない気持ちがある。
家族だから言えないこともあるというのは心情としてはよくわかります。
確かに親父世代は見栄を張りたくても時代の勢いについていけないことだってありますし。
でも、だからといって月10万くれてやりますか?
いくら頼られて嬉しかったからって。
いやもう、呆れて言葉が出ませんわ・・。
これならまだ不倫で生活費援助してるとかドロドロの関係の方がすんなり理解できたかも。
あの女性も遠慮しつつしっかり貰い続けてきたわけでその厚かましさにやや唖然です。
貸してもらったわけでもなく本当に貰ったんでしょう?ほええええええ~~~
でもこの父親が他人の前で素直な自分の気持ちを語ってるのを聞いたら
娘も息子も親父をもうちょっと認めてやらないわけにはいきません。
まさに親父復権でした。
それに女と危ない関係じゃなかったのも多少は息子としても許せそうなところか。
西本家ではあの息子がまた憎たらしく母を親とも思わない態度で殴りたくなります。
まあそんな家庭崩壊では母としても辛いわけで
心の隙間に魔のように入り込むのがセールスの手口です。
印鑑のほうがまだブツが普通だからか、つい気を許した西本オバ。
30万ぐらい軽く払えそうな気がするから余計始末が悪いわ。
霊感壷とか高級布団とかどんどん入り込む余地がありそうな西本家ですねえ。
でもこの変なセールスを武家に押し付けないでくださいね。
さてさて崩壊寸前だった武家が持ち直したように見えますが
これからは誠一からの収入も多少は当てにできるのですよね?
本腰を入れて「家を買う」算段に入ってくださいね~~。
あくる日、大悦土木で仕事をしていた誠治は、父のことがあったせいで、妻帯者である山賀亮介(眞島秀和)に好意を抱いているらしい千葉真奈美(香里奈)につっかかり、家族の気持ちを考えろ、などと余計なことを言ってしまう。そのようすを見ていた社長の大悦貞夫(大友康平)は、仕事を終えて帰ろうとしていた誠治を呼び止める。誠治は、そんな大悦に、誠一のことを打ち明けた。大悦は、残りの人生が見えた中年が焦ってあがいているだけだと思って大目に見てやれ、と誠治に助言するが…。
その夜、誠治は、誠一と口論になり、女性のことを切り出す。しかし誠一は、お前に彼女のことをとやかく言われる筋合いはない、と答えた。怒りが収まらない誠治は、この家から出て行け、と誠一に言い放つ。
別の日、誠治は、姉の亜矢子(井川遥)とともに、入院中の寿美子(浅野温子)を見舞う。その帰り、誠治は、誠一が浮気していること、そして家を出てしまったことを亜矢子に打ち明ける。すると亜矢子は、今度の日曜日に相手の女性のところに乗り込むと言い出し…。
父とあの女性の尾行をした誠治ですが二人がアパートに入るのを見たあとに、
明かりが消えたのでかなり狼狽していました。
しかし中では誕生日のお祝いで一瞬暗くしただけでした。
帰宅した誠一に飲み会の相手は男か女かと問い詰め、いとも簡単に男だとウソをつかれたわけで
誠治の疑惑は膨らむばかりです。
バイト先の大悦土木ではあかりと哲平のカップルが誕生しそう。
今までの哲平の努力が実りそうです。
大悦社長に父のことを相談する誠治ですが
残りの人生が見えちまった中年が焦ってあがいてるだけだと言われています。
見栄を張りたい気持ちを尊重してやれということなのでした。
寿美子の病院に行った誠一。
妻の病気を治すためにどうしても引越さないといけないのかと医師に尋ねていますが
答えは環境を変える必要があるということでした。
誠治は帰宅した誠一に靴やケーキを買ってやるあの女は誰だと問い詰めます。
付けられていたことを知った誠一は説明する気もなくなりますが
誠治にしてみれば大した収入もないのに女に金を貢いでいる誠一が許しがたいわけです。
「母さんを悲しませるなよ」
ついには出て行ってくれと親父を追い出してしまいました。
大悦と山賀。
二人は真奈美の今後について相談するわけですが
山賀は設計の方にひっぱり自分の部下にしたいところです。
しかしそれには真奈美の山賀への気持ちを知る大悦としては
諸手を挙げて賛成というわけにはいきません。
かつて、事故で傷ついた真奈美がさらに男で傷付くのは耐えられないという。
まさに父親のような気持ちで真奈美を見てくれている社長でした。
あかりと真奈美。
ケーキバイキングで相当数食べていますが
二人は相手を騙され女に不倫女と手厳しく言い合い、笑い合うのでした。
いいたくても言えない気持ちがある。
家族だから言えないということも。
そう思いながらも
誠一が出て行くのをカップラーメンを食べながら背中で聞いた誠治でした。
ハローワークではいつものように係員の嫌味がありますが
最近の若者は人間関係を築くのが下手だということでした。
むっとした誠治は自分の周りには
妻を病気に追い込んだくせに自分は若い女とヨロシクやっている父や、
隣の主婦を10年以上もいじめ続けている西本や
弁護士なのに人格最低の西本の息子や
真剣に職探しをする人を小ばかにする職業斡旋所の男(担当者)ばかりだと
皮肉炸裂し大きなため息をつくのでした。
先日家族の気持ちを考えろと誠治は真奈美に言ってしまったのですが
ひどいことを言ったと反省しきりの誠治でした。
でも真奈美自身は不倫などできる性格でもないので誠治を許しています。
それは焼き芋で手をうちましたが皮を食べるかどうかの論争で平和です。
皮のすぐ裏側にある成分がいいらしいですよね。
そして寿美子の退院も間近となりました。
家を心配する母には父が家を出たことなどは知らせません。
誠治は亜矢子に父が家を出た経緯を伝えますが
亜矢子はさっそく相手の家に乗り込むと言い出しました。
西本の息子は実家には荷物を取りにいくだけの生活のようですが
顔を見せるだけでありがたいと思えと母を邪険にするのでした。
感じ悪いのは親子揃って。
てか母がそういう性格だから息子も歪んだ?
いよいよ女の家に乗り込んだ亜矢子と誠治。
父が大変お世話になっていますと挨拶されては部屋に上げないわけにもいきません。
女は勉強していたようですぐに問題集を片付けています。
誠一が家を出た事も知らない女に「父から手を引いてください」と頭を下げた亜矢子。
女も「今までご好意に甘えてしまってすみませんでした」と言います。
娘のように可愛がってくれたということに反感を覚えた亜矢子ですが
そこに誠一が現れて焦った二人はベランダに避難。
真奈美一人で仕事をしているところに山賀が現れました。
設計やりたくて入ったのだろうと、設計の仕事の醍醐味を語る山賀です。
しかし真奈美は山賀さんのことが好きだから、その下で働くには辛いということです。
真奈美、お前の気持ちに応えられないという山賀。
今は悲しいけれどはっきりと言ってくれて逆に真奈美も次に進めそうです。
誠一と女性の二人の始まりは
公認会計士の勉強をする女に助言を与えたことから続いてきたようです。
「今までありがとうございました。」
女が武のおかげで夜のバイトをやめて勉強に専念することができたといいます。
誠一も女が頼ってくれたのが嬉しかったのだと心情を吐露しています。
パソコンを使い慣れない誠一は部下の作成した書類をチェックするだけになり
会社では部下も自分を見下してるということでプライドが傷ついていたのでした。
家族も娘は言いたい放題であんた呼ばわり、
息子は息子で自分を全否定し存在を認めていない。
その原因は自分が息子を否定しているからだとわかっていますが
尊重してやりたい気持ちはあっても顔をみるとできないという。
そんなところに自分を頼ってくれたのが嬉しかったのだと言うのでした。
誠一はカプセルホテルで寝泊りしているようですが
誠治の電話で起こされました。
退院するときに親父が家にいなかったら、母さん心配するから。
ぶっきらぼうなりに誠治の和解申し入れでした。
女のもとから帰ったということにしておきますが
あくまで女が離さなかったと見栄を張る父親を追及しない点が大人になった誠治です。
そして哲平のあかりへの食事誘いが実りました。
卵フワフワのオムレツにプリン付きだそうです。
大喜びで浮かれまくるのがあとの暗示ですね・・・。
西本オバは印鑑商法で30万ほど騙されています。
母が帰り、まずは一息の誠治ですが
資材置き場で鉄パイプが崩れ哲平が下敷きになったと連絡が・・・
***
言いたくても言えない気持ちがある。
家族だから言えないこともあるというのは心情としてはよくわかります。
確かに親父世代は見栄を張りたくても時代の勢いについていけないことだってありますし。
でも、だからといって月10万くれてやりますか?
いくら頼られて嬉しかったからって。
いやもう、呆れて言葉が出ませんわ・・。
これならまだ不倫で生活費援助してるとかドロドロの関係の方がすんなり理解できたかも。
あの女性も遠慮しつつしっかり貰い続けてきたわけでその厚かましさにやや唖然です。
貸してもらったわけでもなく本当に貰ったんでしょう?ほええええええ~~~
でもこの父親が他人の前で素直な自分の気持ちを語ってるのを聞いたら
娘も息子も親父をもうちょっと認めてやらないわけにはいきません。
まさに親父復権でした。
それに女と危ない関係じゃなかったのも多少は息子としても許せそうなところか。
西本家ではあの息子がまた憎たらしく母を親とも思わない態度で殴りたくなります。
まあそんな家庭崩壊では母としても辛いわけで
心の隙間に魔のように入り込むのがセールスの手口です。
印鑑のほうがまだブツが普通だからか、つい気を許した西本オバ。
30万ぐらい軽く払えそうな気がするから余計始末が悪いわ。
霊感壷とか高級布団とかどんどん入り込む余地がありそうな西本家ですねえ。
でもこの変なセールスを武家に押し付けないでくださいね。
さてさて崩壊寸前だった武家が持ち直したように見えますが
これからは誠一からの収入も多少は当てにできるのですよね?
本腰を入れて「家を買う」算段に入ってくださいね~~。
11/23/2010 埠頭を渡る風を見たのは
いつか二人がただの友達だった日ね。

画像は携帯で撮ったのがイマイチだったので
ネットの中の一番近いのをお借りしました。
どうもありがとうございます。
銀座をぶらぶらすると○○埠頭行と書かれた都バスが行き交うことに気づきます。
この地域は湾岸への入り口でもありたくさんの埠頭があるのでした。
その中のひとつ、豊海水産埠頭行に乗った終点から見えた景色。
レインボーブリッジがこんなに近くにあるなんてちょっとびっくりなのでした。
対岸にはお台場が見えフジテレビのシルエットも浮かびます。
このあたりは、開発の途上なのか大掛かりな工事現場のように
トラックや機材が溢れていて
危なくて近寄りがたいのですが
それでも蒼いとばりが降りたその風景は美しく
ロマンスの神様が舞い降りてきそうな気配すらします。
ちなみにオシャレな車なんかだと海岸線にものすごく映えます。
実際、車雑誌の撮影では良く使われるようで
景色と車の相乗効果で表紙を飾る貫禄がかもし出されていきます。
そんな埠頭に降り立ち、美景色に感動しつつ
帰りのバス停がわからず泣いたのはナイショ^^;
11/17/2010 フリーター、家を買う。第5話
人間に上も下もなく自分次第と言い切れる哲平が凄い。そして父ちゃんたちの歴史にちょっとほのぼの。
武誠治(二宮和也)は、大悦土木の大悦貞夫(大友康平)や先輩作業員の真田勝也(嶋大輔)、塚本学(山本龍二)らに、父親の誠一(竹中直人)と上手くいっていないことを告白する。誠治は、うつ病を患っている母・寿美子(浅野温子)の面倒を誠一に頼みたいが、顔を合わせればケンカになってしまい言い出せないと相談した。大悦は、そんな誠治に、親父さんは家族に対してそういう言い方しかできないのではないか、と告げる。真田も、臨月の妻に、ささいなことでつい怒ってしまったばかりだと続けた。「素直に頼んでみたらどうだ?」。大悦は、そう誠治に助言した。
その夜、事務員の星野あかり(岡本玲)は、合コンで知り合った弁護士・西本和彦(横尾渉)とデートに出かける。あかりに思いを寄せている豊川哲平(丸山隆平)は、誰とデートしようとあかりのことは諦めない、と明るかった。
一方、千葉真奈美(香里奈)は、密かに思いを寄せている山賀亮介(眞島秀和)から食事に誘われる。そこで山賀は、大悦土木を離れて自分の部下にならないかと切り出す。真奈美は、まだ早いと思う、と答えたが…。
そんな折、亜矢子(井川遥)が息子の智也(橋本智哉)とともにやってくる。誠治は、亜矢子たちと一緒に買い物をして家に戻った。すると、寿美子が、頼んでもいない10人前のラーメンが出前され、困惑していた。誠治と亜矢子は、これも隣人の西本幸子(坂口良子)の仕業ではないかと疑っていた。
別の日、誠治が大悦土木で作業中をしていると、真田が妻の体調が急に悪くなった、と慌てた表情で帰宅する。真田の代わりに残って作業をすることになった誠治は、誠一に電話して、寿美子に薬を飲ませてほしいと頼んだが…。
ニノの涙が再び映されましたがまた泣きそうになりました。
これは条件反射的すごい洗脳ですよね~。
あかりは西本の息子(弁護士)とのデートに浮き浮きしています。
誠治の悩みを知ってしまったバイト先作業員のみんなですが
聞いてみるとそれぞれ家庭では横暴さを出しているようでみんな苦笑い。
そこに真奈美が道路が地図に載ったことを報告。
開通したばかりの道路を走った感触を思い出している誠治。
武家食事風景ですが誠一と誠治はいちいちぶつかりますが
コレも家族ならではのじゃれあいとのこと。
そして誠治は誠一に母の薬の管理と通院を誠一に託しました。
相変わらず無職の誠治を揶揄するばかりの誠一です。
そこに寿美子が下りてきて、誠治はハンドクリームを塗りながら
なんで父さんと結婚したのかと聞いています。無言の母ですけど。
あかりは西本とお泊りしたことを職場で話していますが
哲平は気にしていないようです。
真奈美は山賀を尊敬?しているようですが、ファザコンという誠治でした。
ですがこの真奈美は山賀から自分の設計部門に来ないかと誘われています。
亜矢子は医者である文也ではなく、文也本人が好きだから結婚したときっぱり。
子供ができたときもすごく喜んでくれたのが結婚のキメテになったようです。
誠治は自分たち両親の結婚のきっかけに興味を持っています。
で、家に戻ってみたらラーメンが10個。
またもや隣の西本オバの嫌がらせのようですが
寿美子もオロオロしながら料金を払ったというのでびっくり。
こういう時は本当にきっぱり断るのが大事みたいですね。
誠一は二階にいて全く気づかなかったというのがまたびっくり。
亜矢子は帰り際に注文してないラーメンが来たとおっかなびっくり話しながらも
全部ただで頂いちゃったとウソのはったりを西本オバにしていました。
それにしても嫌がらせするしかないんでしょうかねえ・・。
他に情熱傾けるものがあればいいのにね。
帰った亜矢子は姑から計算外だったかと言われています。
院長夫人も楽じゃないでしょうって。
誠治は面接後の出勤。
いつまでもこんなとこにいる気がないって随分失礼な言い方です。
案の定、聞いていた作業員がむっとした顔になりました。
あかりは西本と連絡がとれないからと以前合コンした店に誠治に付き合ってもらいます。
そこに現れた西本ですが自分は合コンだといい、あゆみちゃんと名前まで間違えています。
傷ついて行ってしまうあかりですが、残った誠治に西本は母と同じだというのでした。
それは中身のない自分を価値のある夫や子供で価値を上げようとする点だとか。
帰った政治は誠一に西本親子を最低だと言っていますが
誠一は誠一で自虐ネタ、家賃5万の吹聴で自分も最低だというので吹き出してしまいました。
誠治は茶化すなと怒るのですけど。
でも父さんが父親なら生まれてこなくて良かったまで言い切る誠治もちょっとひどい。
とりあえず誠一が寿美子の面倒みることに踏み出したのは大きな進歩です。
病院の創立記念の会。
関係者が集い食事会のようですが、この裏では亜矢子が全て手配した模様。
姑は孫がいずれ病院を背負って立つことを期待しながらも、
さらに妻の座を狙う女たちに気をつけるとか言い出し、亜矢子へのあてつけで下品な性格丸出し。
真奈美の実家には母親の再婚相手がいて家に帰るのは白々しいそうです。
父親は大学生の時になくなったという告白で、
以前、ファザコンだと言った誠治は謝るのでした。
「人の気も知らないで」
そういいながらも真奈美は誠治の家族が羨ましいとも。
誠治はむっとして「人の気も知らないで」
あかりに電話する哲平ですが偶然二人ともにコンビニで買い物のイタリアン。
それはナポリタンのお弁当?とプリンでした。
その日は作業員真田の奥さんが臨月なのに危ないということで慌てて帰宅。
なのでピンチヒッターの誠治が残業となります。
誠一に寿美子の薬を頼む誠治でした。
了解しつつも誠一はなぜかお店に入っていきます。
なんと帰った誠一は寿美子に一緒にワインを飲もうと誘うのでした。
ぶっきらぼうな誠一ですが夫婦のワイングラスは温かい色に染まります。
真奈美とたこ焼き中の誠治。
真奈美は本当はお父さんは誠治と仲良くしたいのではと言います。
たまには飲みに誘ったらというアドバイス。
家に帰ってみると母が倒れてた。
手首を切ったあとがありびっくりですが血は止まっています。
降りてきた誠一も驚いていますが大騒ぎになりました。
病院ではお酒と薬の相互作用で意識障害という判定。
自分を傷つけることで安心しようとしたということです。へええええ・・・
寿美子は入院となりました。
誠一は誠治からつるし上げを食らうのですが知らなかったというしかありません。
それは知ろうとしなかったからだという誠治に負けてしまうわけですが
後を医者に託してさっさと出て行ってしまうのでした。
医者は誠一は寿美子の病気を受け入れるのが怖いということです。
誠治は父親なのにとただつぶやくばかり・・。
作業員のみんなと飲み会に出たあかりですがデートの穴埋めなどと言い不興を買っています。
そんなあかりを手島が自分らを下の人間だと思ってると糾弾します。
弁護しようとした誠治にさえも同じように見下しているときつい一言。
哲平は自分がよければ人は関係ないと広い心の持ち主。
あかりは自分が弁護士の箔をつけたような感覚だったと正直に告白。
ただ西本に遊ばれたと自嘲するのでした。
哲平は上も下も違う世界も何も関係ないときっぱり宣言。
ありのままのあかりが好きだという哲平が清々しい。
そんなあかりが自分自身をを好きじゃないのはがっかりやと頭をかかえ泣くのでした。
そこに真田から電話。
奥さんが緊急手術だということで一同、病院に急ぎます。
ビデオの間違いでかんしゃくを起こした自分が悪いと悔いていますが
そこにナースが現れ男の子が生まれたという報告です。
みんな大喜びでした。
生まれたての赤ちゃんですが髪がふさふさでびっくり(笑
最初はただ無事に生まれてくれるだけでいいと望まれてくる赤ちゃん。
ただそれだけなのにいつの間に人と比べるようになったんだろう。
寿美子の入院する病院に行ってみると誠一が付き添っています。
あのワインはプロポーズの時のワインだったようで夫婦の歴史が見えました。
亜矢子が帰ると孫の面倒見てくれてた姑は
孫が自分が跡取りだということを自覚してほしいようです。
亜矢子は自分が文也と結婚したのは医者だからではなく
文也と結婚したいと思ったからだときっぱり。
真奈美は母に電話。
誠治は親父に飲みに行こうと誘うつもりで会社に来ています。
遠くに見えた誠一が笑顔を見せ、手までふったのがおかしい。
ですがそれは誠治に向けられたのではなくあの女性が現れたからでした。
驚く誠治ですが顔を強張らせました。
***
誠一父ちゃんが少しずつ寿美子の病気に寄り添ってきました。
ただ陰険で意地の悪さばかり目立っていましたが
今週は口下手で不器用なための仕業だということが少し見えています。
でも職探しの誠治への辛らつな攻撃もあり、まだ仲良しとはいえません。
ともあれ母とは良好な関係のようでそれだけで救われるものがあります。
あのワインのエピも聞いている方は微笑ましく夫婦の歴史を感じさせました。
そしてとうとう親父を飲みに誘うところまで軟化した誠治にも成長を感じます。
ですがドラマの皮肉!!
あの女性が現れたのでびっくり。
真相が次回ははっきり分かるのでしょうか??
そして今週話の大きなテーマ。
人間に上も下もないというフラットな考えと
職や見た目や何かで差別や格付けをしていることへの強烈な訴えが見えました。
実際この世は不公平で不平等で生まれながらに差がついてるのは誰もが知ってること。
でも心のあり方でそれはどうにでも変えることができるということを
哲平が教えてくれました。
うつ病は長い戦いになると思いますが
お父さんが段々と向き合うようになってくれたので百人力ですね。
明治人?なりに成長してほしいと思います。
そしてあの女性との隠れた事情もはっきりさせてほしいものです。
今週はとなりのオバのラーメンの嫌がらせがありましたが
だから早く引越すという話は出てこなかったですね。
でも私としては「家を買う」部分に強く引かれているので
次回こそ具体的な方向に行ってほしく期待します。
その夜、事務員の星野あかり(岡本玲)は、合コンで知り合った弁護士・西本和彦(横尾渉)とデートに出かける。あかりに思いを寄せている豊川哲平(丸山隆平)は、誰とデートしようとあかりのことは諦めない、と明るかった。
一方、千葉真奈美(香里奈)は、密かに思いを寄せている山賀亮介(眞島秀和)から食事に誘われる。そこで山賀は、大悦土木を離れて自分の部下にならないかと切り出す。真奈美は、まだ早いと思う、と答えたが…。
そんな折、亜矢子(井川遥)が息子の智也(橋本智哉)とともにやってくる。誠治は、亜矢子たちと一緒に買い物をして家に戻った。すると、寿美子が、頼んでもいない10人前のラーメンが出前され、困惑していた。誠治と亜矢子は、これも隣人の西本幸子(坂口良子)の仕業ではないかと疑っていた。
別の日、誠治が大悦土木で作業中をしていると、真田が妻の体調が急に悪くなった、と慌てた表情で帰宅する。真田の代わりに残って作業をすることになった誠治は、誠一に電話して、寿美子に薬を飲ませてほしいと頼んだが…。
ニノの涙が再び映されましたがまた泣きそうになりました。
これは条件反射的すごい洗脳ですよね~。
あかりは西本の息子(弁護士)とのデートに浮き浮きしています。
誠治の悩みを知ってしまったバイト先作業員のみんなですが
聞いてみるとそれぞれ家庭では横暴さを出しているようでみんな苦笑い。
そこに真奈美が道路が地図に載ったことを報告。
開通したばかりの道路を走った感触を思い出している誠治。
武家食事風景ですが誠一と誠治はいちいちぶつかりますが
コレも家族ならではのじゃれあいとのこと。
そして誠治は誠一に母の薬の管理と通院を誠一に託しました。
相変わらず無職の誠治を揶揄するばかりの誠一です。
そこに寿美子が下りてきて、誠治はハンドクリームを塗りながら
なんで父さんと結婚したのかと聞いています。無言の母ですけど。
あかりは西本とお泊りしたことを職場で話していますが
哲平は気にしていないようです。
真奈美は山賀を尊敬?しているようですが、ファザコンという誠治でした。
ですがこの真奈美は山賀から自分の設計部門に来ないかと誘われています。
亜矢子は医者である文也ではなく、文也本人が好きだから結婚したときっぱり。
子供ができたときもすごく喜んでくれたのが結婚のキメテになったようです。
誠治は自分たち両親の結婚のきっかけに興味を持っています。
で、家に戻ってみたらラーメンが10個。
またもや隣の西本オバの嫌がらせのようですが
寿美子もオロオロしながら料金を払ったというのでびっくり。
こういう時は本当にきっぱり断るのが大事みたいですね。
誠一は二階にいて全く気づかなかったというのがまたびっくり。
亜矢子は帰り際に注文してないラーメンが来たとおっかなびっくり話しながらも
全部ただで頂いちゃったとウソのはったりを西本オバにしていました。
それにしても嫌がらせするしかないんでしょうかねえ・・。
他に情熱傾けるものがあればいいのにね。
帰った亜矢子は姑から計算外だったかと言われています。
院長夫人も楽じゃないでしょうって。
誠治は面接後の出勤。
いつまでもこんなとこにいる気がないって随分失礼な言い方です。
案の定、聞いていた作業員がむっとした顔になりました。
あかりは西本と連絡がとれないからと以前合コンした店に誠治に付き合ってもらいます。
そこに現れた西本ですが自分は合コンだといい、あゆみちゃんと名前まで間違えています。
傷ついて行ってしまうあかりですが、残った誠治に西本は母と同じだというのでした。
それは中身のない自分を価値のある夫や子供で価値を上げようとする点だとか。
帰った政治は誠一に西本親子を最低だと言っていますが
誠一は誠一で自虐ネタ、家賃5万の吹聴で自分も最低だというので吹き出してしまいました。
誠治は茶化すなと怒るのですけど。
でも父さんが父親なら生まれてこなくて良かったまで言い切る誠治もちょっとひどい。
とりあえず誠一が寿美子の面倒みることに踏み出したのは大きな進歩です。
病院の創立記念の会。
関係者が集い食事会のようですが、この裏では亜矢子が全て手配した模様。
姑は孫がいずれ病院を背負って立つことを期待しながらも、
さらに妻の座を狙う女たちに気をつけるとか言い出し、亜矢子へのあてつけで下品な性格丸出し。
真奈美の実家には母親の再婚相手がいて家に帰るのは白々しいそうです。
父親は大学生の時になくなったという告白で、
以前、ファザコンだと言った誠治は謝るのでした。
「人の気も知らないで」
そういいながらも真奈美は誠治の家族が羨ましいとも。
誠治はむっとして「人の気も知らないで」
あかりに電話する哲平ですが偶然二人ともにコンビニで買い物のイタリアン。
それはナポリタンのお弁当?とプリンでした。
その日は作業員真田の奥さんが臨月なのに危ないということで慌てて帰宅。
なのでピンチヒッターの誠治が残業となります。
誠一に寿美子の薬を頼む誠治でした。
了解しつつも誠一はなぜかお店に入っていきます。
なんと帰った誠一は寿美子に一緒にワインを飲もうと誘うのでした。
ぶっきらぼうな誠一ですが夫婦のワイングラスは温かい色に染まります。
真奈美とたこ焼き中の誠治。
真奈美は本当はお父さんは誠治と仲良くしたいのではと言います。
たまには飲みに誘ったらというアドバイス。
家に帰ってみると母が倒れてた。
手首を切ったあとがありびっくりですが血は止まっています。
降りてきた誠一も驚いていますが大騒ぎになりました。
病院ではお酒と薬の相互作用で意識障害という判定。
自分を傷つけることで安心しようとしたということです。へええええ・・・
寿美子は入院となりました。
誠一は誠治からつるし上げを食らうのですが知らなかったというしかありません。
それは知ろうとしなかったからだという誠治に負けてしまうわけですが
後を医者に託してさっさと出て行ってしまうのでした。
医者は誠一は寿美子の病気を受け入れるのが怖いということです。
誠治は父親なのにとただつぶやくばかり・・。
作業員のみんなと飲み会に出たあかりですがデートの穴埋めなどと言い不興を買っています。
そんなあかりを手島が自分らを下の人間だと思ってると糾弾します。
弁護しようとした誠治にさえも同じように見下しているときつい一言。
哲平は自分がよければ人は関係ないと広い心の持ち主。
あかりは自分が弁護士の箔をつけたような感覚だったと正直に告白。
ただ西本に遊ばれたと自嘲するのでした。
哲平は上も下も違う世界も何も関係ないときっぱり宣言。
ありのままのあかりが好きだという哲平が清々しい。
そんなあかりが自分自身をを好きじゃないのはがっかりやと頭をかかえ泣くのでした。
そこに真田から電話。
奥さんが緊急手術だということで一同、病院に急ぎます。
ビデオの間違いでかんしゃくを起こした自分が悪いと悔いていますが
そこにナースが現れ男の子が生まれたという報告です。
みんな大喜びでした。
生まれたての赤ちゃんですが髪がふさふさでびっくり(笑
最初はただ無事に生まれてくれるだけでいいと望まれてくる赤ちゃん。
ただそれだけなのにいつの間に人と比べるようになったんだろう。
寿美子の入院する病院に行ってみると誠一が付き添っています。
あのワインはプロポーズの時のワインだったようで夫婦の歴史が見えました。
亜矢子が帰ると孫の面倒見てくれてた姑は
孫が自分が跡取りだということを自覚してほしいようです。
亜矢子は自分が文也と結婚したのは医者だからではなく
文也と結婚したいと思ったからだときっぱり。
真奈美は母に電話。
誠治は親父に飲みに行こうと誘うつもりで会社に来ています。
遠くに見えた誠一が笑顔を見せ、手までふったのがおかしい。
ですがそれは誠治に向けられたのではなくあの女性が現れたからでした。
驚く誠治ですが顔を強張らせました。
***
誠一父ちゃんが少しずつ寿美子の病気に寄り添ってきました。
ただ陰険で意地の悪さばかり目立っていましたが
今週は口下手で不器用なための仕業だということが少し見えています。
でも職探しの誠治への辛らつな攻撃もあり、まだ仲良しとはいえません。
ともあれ母とは良好な関係のようでそれだけで救われるものがあります。
あのワインのエピも聞いている方は微笑ましく夫婦の歴史を感じさせました。
そしてとうとう親父を飲みに誘うところまで軟化した誠治にも成長を感じます。
ですがドラマの皮肉!!
あの女性が現れたのでびっくり。
真相が次回ははっきり分かるのでしょうか??
そして今週話の大きなテーマ。
人間に上も下もないというフラットな考えと
職や見た目や何かで差別や格付けをしていることへの強烈な訴えが見えました。
実際この世は不公平で不平等で生まれながらに差がついてるのは誰もが知ってること。
でも心のあり方でそれはどうにでも変えることができるということを
哲平が教えてくれました。
うつ病は長い戦いになると思いますが
お父さんが段々と向き合うようになってくれたので百人力ですね。
明治人?なりに成長してほしいと思います。
そしてあの女性との隠れた事情もはっきりさせてほしいものです。
今週はとなりのオバのラーメンの嫌がらせがありましたが
だから早く引越すという話は出てこなかったですね。
でも私としては「家を買う」部分に強く引かれているので
次回こそ具体的な方向に行ってほしく期待します。
11/10/2010 フリーター、家を買う。 第4話
ニノの涙に貰い泣き。グスン。そして「母さん、ハンドクリーム塗ろう」にほんわか~。
武誠治(二宮和也)は、母・寿美子(浅野温子)のために、家を買うという目標を立てる。寿美子がうつ病になってしまったのは、10年以上に及ぶ近所からの嫌がらせが大きな原因だと知ったからだ。しかし、父親の誠一(竹中直人)は、子どものころから目標を立てても努力をしようとしなかった誠治には無理だと決めつけると、アルバイトでは住宅ローンも組めない、と言い放つ。それに対して誠治は、引越しでもいいから1日でも早くこの家から出る、と返す。
誠治は、武家から出た家庭ゴミをアルバイト先の大悦土木まで運び、会社のゴミと一緒に捨てさせてほしいと社長の大悦貞夫(大友康平)に頼んだ。大悦は、家庭ゴミと違い、事業所のゴミは有料で引き取ってもらっていることを誠治に告げながらも、事情を察して特別に許可した。千葉真奈美(香里奈)は、そんな誠治のことを心配し、声をかけた。誠治は、努めて明るく振る舞いながらも、近所からのいじめが母の病気に関係していることを彼女に打ち明ける。
誠治は、寿美子がキチンと薬を飲んでいるかどうか確認するために、昼休みの間にアルバイト先から一旦家に戻ることにした。さらに、アルバイトを終えると、今度はハローワークへと駆け込んだ。
アルバイト仲間の豊川哲平(丸山隆平)は、誠治の作業を代わりに引き受けて先に上がらせるなど、何かと気遣っていた。そんな折、豊川は、好意を寄せている大悦土木の事務員・星野あかり(岡本玲)が合コンに出かけることを知る。今度の相手は弁護士だという。実はその合コン相手とは、西本幸子(坂口良子)の息子・和彦(横尾渉)だった。
誠治は、アルバイトと寿美子の世話に追われながら、就職活動を続けていた。だが、無理がたたり、とうとう倒れてしまう。
家庭ゴミを職場に持っていくって相当切羽詰っていますが
社長が結果的に受け入れてくれたので助かりました。
だからこの社長のポイントが高くなるってことですねえ。
真奈美も誠治の母のことを心配してくれますが
誠治もけっこうさりげなく明るい調子で切り出しています。
そして「夢」ができたことを照れながらも打ち明けていました。
誠一が、ネットで職探しをしている誠治のもとにやってきますが
「家を買う」と貼紙をしている誠治を揶揄するばかり。
せっかくやる気になっている息子の気持ちを逆なですることしかしません。
しかしこの歳になった誠治が、家のローンを組むのに
フリーターではだめで何年かの正社員の実績も必要だと初めて知ったとは。
ちょっと受けました。
とにかく親父がわざわざ来たのは母の寿美子に「いじめられてるのか?」と聞いたために
様子がおかしくなったからでした。
隠したいことを面と聞くデリカシーのなさに呆れますが
明治時代の人だと思えば仕方ないか。
あんたこれ以上何もするなと誠治が母を探しに行きますが
車をよけようともしないところを発見。
すぐさま助けますが、それを目撃した誠一が何にもしないで逃げるのがまた腹立たしい。
しかし、本当はもう少し思いやりたくても不器用なために
いい声掛けができないとも受け取れます。何しろ明治人ですから。
職場では張り切る誠治ですが終わったあとはハローワークにかけ込むわけで時間との戦いです。
誠治のことを適当人間だと思いつつも、職場の皆もだんだんと認めてくれるようになりました。
かつての来島建設の事故はなんだったのかと真奈美が問われますが社長が代わりに答えます。
ゼネコンの注意を無視して聞かなかった現場の作業員が怪我をしたと言う話でした。
その担当者で注意をしたのが真奈美だったようです。
きっちり止めさせるべきだったのをそのまま本人の意思に任せて続行させ、怪我という結果のようです。
なので真奈美が責任を感じているわけです。
「母さん、眠れないの」
孝行息子ですがハンドクリームを塗ってくれました。
なんとなく寿美子の顔が和らぎます。
面接を受けてからバイトに来た誠治ですが相当疲労がたまり仕事も半端になっていて
みんなから休むように言われています。
家に帰れば母が薬の管理ができずにいますが、薬仕切りケースを探しにきたところに
隣の西本オバが話しかけてきました。
様子を探るような、自分の息子の自慢のような・・。
この西本の息子が弁護士であり、バイト先のあかりが合コンで知り合ったという巡りあわせがあります。
定期通院では医者が薬をきちんと飲まないと「入院」になると脅していました。
誠治は熱があっても付き添っているわけで、
父も頼りにならず自分が全部引き受けるしかないという話をしています。
しかし、医者の脅しは寿美子にとって相当なプレッシャーになったようで
ことあるごとに「薬」を飲んだかどうか混乱し始めています。
履歴書を書いていた誠治のところにやってきたりしました。
薬の管理というけれど特別仕切りケースがなくても
その日の三回分を小さいケースや皿でも盃でも(笑)取り分ければいいのにね。
疲労困憊でハローワークに行く誠治ですが
どんな事情も職探しには関係ないと冷たいことを言われてしまうのでした。
その夜はネットで職探しの誠治のもとにハンドクリームを所望する母。
イライラが積もっていく誠治です。
そしてそれはバイト先でも顕著に表れ、事故を恐れた真奈美の強い中止要請がありました。
むっとしたように作業を止めた誠治ですが、真奈美自身も過去の事故とクロスしているわけで
社長や山賀先輩から注意を受けています。
そして努力の結果(?)二次試験に通った誠治です。
これだけはなんとしても掴みたい!
そこで隣の西本息子を見ますが相談は会社で受けるとタカピーな感じ。
さてゴミ問題をつきつけた誠治に、母がしていることはわかっていて
「暇な人だから」と答えるのでした。唖然とする誠治。
亜矢子はママたちとのランチ会ですが一人が注文するとみんな同じものにしています。
そして西本から聞いた情報により寿美子へのイジメの原因がわかりました。
亜矢子もやってきますが父親の自慢が寿美子を追い詰めたという結果のようです。
この住宅地を買い高いローンを払う人たちにむかって
自分は会社の社宅で5万という破格の家賃で、ついでにそういう会社の自慢も
得意げに披露したということです。
亜矢子は日本人は横並びが大好きな国民性だと、
人と違えばはじき出されるということを突きつけます。
誠一の感覚ではわからない世界のようでもありますが
嫉妬というものはこうしたところから発生するわけです。
「親父はな、母さんの人生、悲惨にさせてるんだぞ。
親父と結婚しなかったらこんなことにもならなかったのに
家族も守れないくせに」
怒りがこみ上げた誠一は誠治をバッチンとひっぱたき二階へ。
そんなところを寿美子は全部見ていました。
母の手にハンドクリームを塗りながら
「ああいう言い方しか出来ない人だけど父さんを責めないで」という寿美子。
母のために一生懸命やっている自分を差し置いて父をかばう母に
ついやりきれなさを覚える誠治でした。
二次面接のまえにバイトに寄った誠治。
真奈美や社長の激励をうけますがそこに母からの電話。
薬がなくなったと混乱しています。
今日だけは大事なときだから邪魔しないでくれという誠治です。
会社では面接の順番を待っていますが母のことが気になり電話する誠治です。
しかし留守になっていて誠治の心配は膨れ上がります。
さらに自分が「邪魔」と言ったためにその言葉が母を苦しめたと自分を追いつめてしまいます。
面接の順番を変えてほしいと頼みますが却下され、とうとう誠治は帰ってしまうのでした。
家に帰っても母がいなくて探しに探した誠治ですが
そんなところに母が何ごともなかったように帰ってきました。
薬ケースを買いに行っていたと晴れ晴れとしています。
なくなったという薬はエプロンのポケットに。
薬の仕分けを手伝ってと当然のようにいう母。
誠治の何かが切れました。
「もう親父や母さんにふりまわされるのはうんざりだ」
カラオケで熱唱する誠治を唖然とみている職場の面々。
歌い終わると今度は母のうつ話をし、目標は家を買うと決めたのに・・・。
俺がやるしかないんで・・。おふくろ俺を頼ってるんで・・。
涙がにじむ誠治。
俺しか・・。
泣き顔になり
もう無理だ。お袋の面倒みるのもう無理ですわ。
もし、本当にお袋がいなくなったら俺はたぶん・・
ほっとすると思う。
そんな自分にも涙・・涙・・
その場にいる誰も何もいいません。
帰ってくると母がひとり座っています。
「母さん、ハンドクリーム塗ろう」
人生には思いも掛けないことがふりかかる。
でも人生は続いていく。
***
しかしニノの演技の上手さといったら・・。
どうしようもない今時の適当な若者だというのに
いつのまにかみんなに認められ、そして涙まで誘ってくるのでした。
人生には思いも掛けないことがふりかかる。
とはいえ
今回のケースは本当に思いも掛けないことだったのかどうか・・・
薬の管理は仕切りケースがなくても工夫次第だし、
普段から職場に電話してくる母さんに対しても
その日は重要な面接だからと念押しすれば電話してこなかったでしょう。
クリームや薬など予想できるアクシデントは前もって対策できたはず。
熱があって疲労困憊で、それでも自分ひとりで抱え込む誠治に対して
苦言なんかしちゃってごめんネ。
今週も誠一の事情がわかりませんでした。
でも寿美子は「お父さんを責めないで」ということからして
あの女性に払い続ける補償か何かの件は知ってるようです。
一方的に親父が悪いと責められ手をあげるぐらいしかできない明治の遺物。
でも実際お金はないんだし、
家を買うのでも引越すのでも、
せめて誠治と今の環境を変えるべく話し合いを持って欲しいもの。
今週は二次面接で自爆するなど
誠治のやさしさが裏目に出た気がしないでもなかったです。
でも「母さん、ハンドクリーム塗ろう」にはやられた!
浅野ママはニマニマでしたねっ!
5話はどうなるんでしょう?
誠治は、武家から出た家庭ゴミをアルバイト先の大悦土木まで運び、会社のゴミと一緒に捨てさせてほしいと社長の大悦貞夫(大友康平)に頼んだ。大悦は、家庭ゴミと違い、事業所のゴミは有料で引き取ってもらっていることを誠治に告げながらも、事情を察して特別に許可した。千葉真奈美(香里奈)は、そんな誠治のことを心配し、声をかけた。誠治は、努めて明るく振る舞いながらも、近所からのいじめが母の病気に関係していることを彼女に打ち明ける。
誠治は、寿美子がキチンと薬を飲んでいるかどうか確認するために、昼休みの間にアルバイト先から一旦家に戻ることにした。さらに、アルバイトを終えると、今度はハローワークへと駆け込んだ。
アルバイト仲間の豊川哲平(丸山隆平)は、誠治の作業を代わりに引き受けて先に上がらせるなど、何かと気遣っていた。そんな折、豊川は、好意を寄せている大悦土木の事務員・星野あかり(岡本玲)が合コンに出かけることを知る。今度の相手は弁護士だという。実はその合コン相手とは、西本幸子(坂口良子)の息子・和彦(横尾渉)だった。
誠治は、アルバイトと寿美子の世話に追われながら、就職活動を続けていた。だが、無理がたたり、とうとう倒れてしまう。
家庭ゴミを職場に持っていくって相当切羽詰っていますが
社長が結果的に受け入れてくれたので助かりました。
だからこの社長のポイントが高くなるってことですねえ。
真奈美も誠治の母のことを心配してくれますが
誠治もけっこうさりげなく明るい調子で切り出しています。
そして「夢」ができたことを照れながらも打ち明けていました。
誠一が、ネットで職探しをしている誠治のもとにやってきますが
「家を買う」と貼紙をしている誠治を揶揄するばかり。
せっかくやる気になっている息子の気持ちを逆なですることしかしません。
しかしこの歳になった誠治が、家のローンを組むのに
フリーターではだめで何年かの正社員の実績も必要だと初めて知ったとは。
ちょっと受けました。
とにかく親父がわざわざ来たのは母の寿美子に「いじめられてるのか?」と聞いたために
様子がおかしくなったからでした。
隠したいことを面と聞くデリカシーのなさに呆れますが
明治時代の人だと思えば仕方ないか。
あんたこれ以上何もするなと誠治が母を探しに行きますが
車をよけようともしないところを発見。
すぐさま助けますが、それを目撃した誠一が何にもしないで逃げるのがまた腹立たしい。
しかし、本当はもう少し思いやりたくても不器用なために
いい声掛けができないとも受け取れます。何しろ明治人ですから。
職場では張り切る誠治ですが終わったあとはハローワークにかけ込むわけで時間との戦いです。
誠治のことを適当人間だと思いつつも、職場の皆もだんだんと認めてくれるようになりました。
かつての来島建設の事故はなんだったのかと真奈美が問われますが社長が代わりに答えます。
ゼネコンの注意を無視して聞かなかった現場の作業員が怪我をしたと言う話でした。
その担当者で注意をしたのが真奈美だったようです。
きっちり止めさせるべきだったのをそのまま本人の意思に任せて続行させ、怪我という結果のようです。
なので真奈美が責任を感じているわけです。
「母さん、眠れないの」
孝行息子ですがハンドクリームを塗ってくれました。
なんとなく寿美子の顔が和らぎます。
面接を受けてからバイトに来た誠治ですが相当疲労がたまり仕事も半端になっていて
みんなから休むように言われています。
家に帰れば母が薬の管理ができずにいますが、薬仕切りケースを探しにきたところに
隣の西本オバが話しかけてきました。
様子を探るような、自分の息子の自慢のような・・。
この西本の息子が弁護士であり、バイト先のあかりが合コンで知り合ったという巡りあわせがあります。
定期通院では医者が薬をきちんと飲まないと「入院」になると脅していました。
誠治は熱があっても付き添っているわけで、
父も頼りにならず自分が全部引き受けるしかないという話をしています。
しかし、医者の脅しは寿美子にとって相当なプレッシャーになったようで
ことあるごとに「薬」を飲んだかどうか混乱し始めています。
履歴書を書いていた誠治のところにやってきたりしました。
薬の管理というけれど特別仕切りケースがなくても
その日の三回分を小さいケースや皿でも盃でも(笑)取り分ければいいのにね。
疲労困憊でハローワークに行く誠治ですが
どんな事情も職探しには関係ないと冷たいことを言われてしまうのでした。
その夜はネットで職探しの誠治のもとにハンドクリームを所望する母。
イライラが積もっていく誠治です。
そしてそれはバイト先でも顕著に表れ、事故を恐れた真奈美の強い中止要請がありました。
むっとしたように作業を止めた誠治ですが、真奈美自身も過去の事故とクロスしているわけで
社長や山賀先輩から注意を受けています。
そして努力の結果(?)二次試験に通った誠治です。
これだけはなんとしても掴みたい!
そこで隣の西本息子を見ますが相談は会社で受けるとタカピーな感じ。
さてゴミ問題をつきつけた誠治に、母がしていることはわかっていて
「暇な人だから」と答えるのでした。唖然とする誠治。
亜矢子はママたちとのランチ会ですが一人が注文するとみんな同じものにしています。
そして西本から聞いた情報により寿美子へのイジメの原因がわかりました。
亜矢子もやってきますが父親の自慢が寿美子を追い詰めたという結果のようです。
この住宅地を買い高いローンを払う人たちにむかって
自分は会社の社宅で5万という破格の家賃で、ついでにそういう会社の自慢も
得意げに披露したということです。
亜矢子は日本人は横並びが大好きな国民性だと、
人と違えばはじき出されるということを突きつけます。
誠一の感覚ではわからない世界のようでもありますが
嫉妬というものはこうしたところから発生するわけです。
「親父はな、母さんの人生、悲惨にさせてるんだぞ。
親父と結婚しなかったらこんなことにもならなかったのに
家族も守れないくせに」
怒りがこみ上げた誠一は誠治をバッチンとひっぱたき二階へ。
そんなところを寿美子は全部見ていました。
母の手にハンドクリームを塗りながら
「ああいう言い方しか出来ない人だけど父さんを責めないで」という寿美子。
母のために一生懸命やっている自分を差し置いて父をかばう母に
ついやりきれなさを覚える誠治でした。
二次面接のまえにバイトに寄った誠治。
真奈美や社長の激励をうけますがそこに母からの電話。
薬がなくなったと混乱しています。
今日だけは大事なときだから邪魔しないでくれという誠治です。
会社では面接の順番を待っていますが母のことが気になり電話する誠治です。
しかし留守になっていて誠治の心配は膨れ上がります。
さらに自分が「邪魔」と言ったためにその言葉が母を苦しめたと自分を追いつめてしまいます。
面接の順番を変えてほしいと頼みますが却下され、とうとう誠治は帰ってしまうのでした。
家に帰っても母がいなくて探しに探した誠治ですが
そんなところに母が何ごともなかったように帰ってきました。
薬ケースを買いに行っていたと晴れ晴れとしています。
なくなったという薬はエプロンのポケットに。
薬の仕分けを手伝ってと当然のようにいう母。
誠治の何かが切れました。
「もう親父や母さんにふりまわされるのはうんざりだ」
カラオケで熱唱する誠治を唖然とみている職場の面々。
歌い終わると今度は母のうつ話をし、目標は家を買うと決めたのに・・・。
俺がやるしかないんで・・。おふくろ俺を頼ってるんで・・。
涙がにじむ誠治。
俺しか・・。
泣き顔になり
もう無理だ。お袋の面倒みるのもう無理ですわ。
もし、本当にお袋がいなくなったら俺はたぶん・・
ほっとすると思う。
そんな自分にも涙・・涙・・
その場にいる誰も何もいいません。
帰ってくると母がひとり座っています。
「母さん、ハンドクリーム塗ろう」
人生には思いも掛けないことがふりかかる。
でも人生は続いていく。
***
しかしニノの演技の上手さといったら・・。
どうしようもない今時の適当な若者だというのに
いつのまにかみんなに認められ、そして涙まで誘ってくるのでした。
人生には思いも掛けないことがふりかかる。
とはいえ
今回のケースは本当に思いも掛けないことだったのかどうか・・・
薬の管理は仕切りケースがなくても工夫次第だし、
普段から職場に電話してくる母さんに対しても
その日は重要な面接だからと念押しすれば電話してこなかったでしょう。
クリームや薬など予想できるアクシデントは前もって対策できたはず。
熱があって疲労困憊で、それでも自分ひとりで抱え込む誠治に対して
苦言なんかしちゃってごめんネ。
今週も誠一の事情がわかりませんでした。
でも寿美子は「お父さんを責めないで」ということからして
あの女性に払い続ける補償か何かの件は知ってるようです。
一方的に親父が悪いと責められ手をあげるぐらいしかできない明治の遺物。
でも実際お金はないんだし、
家を買うのでも引越すのでも、
せめて誠治と今の環境を変えるべく話し合いを持って欲しいもの。
今週は二次面接で自爆するなど
誠治のやさしさが裏目に出た気がしないでもなかったです。
でも「母さん、ハンドクリーム塗ろう」にはやられた!
浅野ママはニマニマでしたねっ!
5話はどうなるんでしょう?
11/09/2010 ほどほどに良し。
あの大嫌いなお風呂掃除の続きです。
先日注文した「バスポリッシャー」が届きまして早速使っています。
仕様ですが、
90センチほどの長さの棒の先に直径15センチ程度の回転するブラシがついています。
ブラシの素材はポリプロピレンとありますが触った感じは柔らかくて
バスタブなどを傷つける心配はないようです。
10時間充電して20分の使用ということになっていますが
携帯電話で充電に慣れているせいかさほど面倒には感じません。
近頃のユニットバスですけれどたいていは蛇口の下に受け棚があり
そこに洗面ボールを置いてお湯を入れたり、シャンプーなどの置き場にもなったりしますよね。
このボードがあるかどうかでお風呂場の使いやすさは全然違うのですが
お掃除の時にコレって邪魔になりませんか?
奥行き30センチもあるこのボードの下って良く見えないし、
手を伸ばして床をスポンジでごしごしするのが何となく億劫だったのでした。
下から25センチ程度の高さですので、かがまないと奥の壁と床の境が見えないので
うんと下まで顔をつっこんで覗き込むのがさらにネックだったのですね。
その上、蛇口がボードの上にあるので
床に手を伸ばして洗ってるところに水がしたたり落ちて肩やら濡れるわけで
とにかくこの棚下の床部分をごしごしするのが心底嫌だったのでした。
たった30センチのことなのにこれほど心理的プレッシャーを感じる棚って・・。
もう一つ、バスタブも広くなった分、中に入りしゃがんだ状態の中腰でごしごしと洗うわけですよね。
これがまたけっこうな重労働。
運動不足なのでいい運動になりますが終わったあとのゼロゼロ感はさすがにくたびれます。
以前の家で、お風呂場の掃除をさほど面倒に感じてなかったのは
そういう点、お風呂の作りが実にシンプルで一箇所に立ったまま全てに手が届いていたからのようです。
そうなのよ、立ったまま浴槽も全部向こうまで手が届いて洗えてたのよ。
決して小さいバスタブじゃなかったんですけれどお掃除するのは本当にしやすかったです。
この「一箇所に立ったままで全てが洗える」というのがやっぱりポイントなんですね。
ポリッシャーを使ってみてそのことに気づいたというわけなのでした。
蛇口などの付属ステンレス部分などは複雑なのでスポンジで洗うとしても
バスタブと床はきっちり立ったままポリッシャーなのです。
ふふふ、楽よ!楽!
ただ回転は程よいはずなのですが、力がない私の場合ついその勢いに負けてしまいます。
要するに回転を制御する程度の力は必要だということです。
ブラシの形状ですが球の上部を水平に切り取ったような円盤型。
これがきちんと隅も綺麗にしてくれます。
とりあえず浴槽の4隅のところなど触ってみましたけれど十分に綺麗に洗えています。
合格でした。
難点はうっかりすると泡や水が飛び散ることでしょうか。
顔や衣服にかかるのでけっこう注意です。
あとは、あとは・・この道具を用意するのが面倒かどうかという点ですね。
何度か使ってみて、お風呂掃除を始める前のあの嫌な億劫感が消えていて
普通に洗面所を掃除する延長の感覚になっているのに気づきました。
まだ冬本番じゃないのでなんとも言えないけれど
今のところは「まあまあ」というところです。
ただ時間短縮はなくてやっぱり15分ぐらいはかかります。
そして言えることは自分の腕で力の限り床を磨くよりも
この回転ブラシで洗ったほうが絶対に綺麗になるという確信です。
今はお風呂自体がまだ新しいし、
さらにかなり強い換気力があり、
そんなに神経質になる必要もないのですけれど
やはり水周りってお掃除の手をぬくと後が大変じゃない?
そんな時、壁でも天井でもこのポリッシャーで磨きあげることができると思ったら
なんとなく気が楽になりました。
道具を用意する面倒さと
立ったまま掃除ができてしまうという楽さを天秤にかけて
結論はほどほどに良しなのでした。
仕様ですが、
90センチほどの長さの棒の先に直径15センチ程度の回転するブラシがついています。
ブラシの素材はポリプロピレンとありますが触った感じは柔らかくて
バスタブなどを傷つける心配はないようです。
10時間充電して20分の使用ということになっていますが
携帯電話で充電に慣れているせいかさほど面倒には感じません。
近頃のユニットバスですけれどたいていは蛇口の下に受け棚があり
そこに洗面ボールを置いてお湯を入れたり、シャンプーなどの置き場にもなったりしますよね。
このボードがあるかどうかでお風呂場の使いやすさは全然違うのですが
お掃除の時にコレって邪魔になりませんか?
奥行き30センチもあるこのボードの下って良く見えないし、
手を伸ばして床をスポンジでごしごしするのが何となく億劫だったのでした。
下から25センチ程度の高さですので、かがまないと奥の壁と床の境が見えないので
うんと下まで顔をつっこんで覗き込むのがさらにネックだったのですね。
その上、蛇口がボードの上にあるので
床に手を伸ばして洗ってるところに水がしたたり落ちて肩やら濡れるわけで
とにかくこの棚下の床部分をごしごしするのが心底嫌だったのでした。
たった30センチのことなのにこれほど心理的プレッシャーを感じる棚って・・。
もう一つ、バスタブも広くなった分、中に入りしゃがんだ状態の中腰でごしごしと洗うわけですよね。
これがまたけっこうな重労働。
運動不足なのでいい運動になりますが終わったあとのゼロゼロ感はさすがにくたびれます。
以前の家で、お風呂場の掃除をさほど面倒に感じてなかったのは
そういう点、お風呂の作りが実にシンプルで一箇所に立ったまま全てに手が届いていたからのようです。
そうなのよ、立ったまま浴槽も全部向こうまで手が届いて洗えてたのよ。
決して小さいバスタブじゃなかったんですけれどお掃除するのは本当にしやすかったです。
この「一箇所に立ったままで全てが洗える」というのがやっぱりポイントなんですね。
ポリッシャーを使ってみてそのことに気づいたというわけなのでした。
蛇口などの付属ステンレス部分などは複雑なのでスポンジで洗うとしても
バスタブと床はきっちり立ったままポリッシャーなのです。
ふふふ、楽よ!楽!
ただ回転は程よいはずなのですが、力がない私の場合ついその勢いに負けてしまいます。
要するに回転を制御する程度の力は必要だということです。
ブラシの形状ですが球の上部を水平に切り取ったような円盤型。
これがきちんと隅も綺麗にしてくれます。
とりあえず浴槽の4隅のところなど触ってみましたけれど十分に綺麗に洗えています。
合格でした。
難点はうっかりすると泡や水が飛び散ることでしょうか。
顔や衣服にかかるのでけっこう注意です。
あとは、あとは・・この道具を用意するのが面倒かどうかという点ですね。
何度か使ってみて、お風呂掃除を始める前のあの嫌な億劫感が消えていて
普通に洗面所を掃除する延長の感覚になっているのに気づきました。
まだ冬本番じゃないのでなんとも言えないけれど
今のところは「まあまあ」というところです。
ただ時間短縮はなくてやっぱり15分ぐらいはかかります。
そして言えることは自分の腕で力の限り床を磨くよりも
この回転ブラシで洗ったほうが絶対に綺麗になるという確信です。
今はお風呂自体がまだ新しいし、
さらにかなり強い換気力があり、
そんなに神経質になる必要もないのですけれど
やはり水周りってお掃除の手をぬくと後が大変じゃない?
そんな時、壁でも天井でもこのポリッシャーで磨きあげることができると思ったら
なんとなく気が楽になりました。
道具を用意する面倒さと
立ったまま掃除ができてしまうという楽さを天秤にかけて
結論はほどほどに良しなのでした。
11/03/2010 フリーター、家を買う。 第3話
ついに、家を買う宣言をし、誠治の人生に大きな目標ができました。
武誠治(二宮和也)は、大悦土木でのアルバイトにも慣れ、
以前よりも前向きに仕事に取り組むようになっていた。
ある日、誠治は千葉真奈美(香里奈)から飲みに誘われる。
真奈美は、誠治をとある居酒屋に連れて行く。
すると店には、大悦土木で一緒に働いている豊川哲平(丸山隆平)と
手島信二(井上正大)が先に来ており、誠治たちを待っていた。
そこで誠治は、自分よりも年下の手島が、目標を持って仕事に取り組んでいることを知る。
そんな折、誠治は、武家が出した可燃ゴミの袋に、
隣人の西本幸子(坂口良子)がこっそりビンを入れているところを目撃する。
誠治は、母・寿美子(浅野温子)にそれを報告しようとした。
しかし寿美子は、自分が悪い、と言って謝り続けるばかりだった。
誠治は、姉の亜矢子(井川遥)に連絡を取り、一緒に寿美子を病院に連れて行く。
その際、亜矢子は、以前にも何度かおかしな出来事があったことを思い出していた。
事情を知った主治医の岡野忠志(田中壮太郎)は、
いまの生活環境に原因があるのなら引っ越した方がいい、とアドバイスした。
誠治と亜矢子は、父・誠一(竹中直人)にこの一件を報告し、引っ越しの相談をする。
しかし誠一は、寿美子が心の弱さを治さない限りどこへ引っ越しても同じことの繰り返しだ、
などと言ってふたりの言葉に耳を貸そうとはしなかった。
大悦土木の社長は誠治をまだ半人前宣告してますが
でもこういうことをフランクに言えるような環境だってことは
誠治にとっても良かったです。
誠治自身、過去の会社よりも伸び伸びしているように見えます。
真奈美から飲みに誘われて二人っきりだと思った誠治でしたけれど
店に行ってみれば哲平とかテッシーなどがいてややがっくり。
でもここでテッシーが土木施行管理技士の資格をとろうと努力していることを知ります。
さらに出稼ぎで東京に来ていて実家に仕送りしてるとはなんという見上げた子でしょう。
さすがに誠治も自分の身の贅沢さを実感した様子。
ともあれ真奈美と一緒のところに母から電話があり薬服用の件で混乱してしまったといいます。
大急ぎで帰ってみれば薬はきちんと服用していたのでOKですが
ゴミが異常にたまっているのに気づく誠治です。
母はごめんなさいというばかりで埒があかないので誠治が次から担当するというのでした。
姉の亜矢子の子供智也の学校の授業参観。
将来何になりたいかを作文で発表してますが、智也はヒーローになりたいというのでした。
伸び伸びしてかわいいのですが姑は気に入らないようです。
医者になると言わないので亜矢子の教育方針が悪いということらしいですが、
まだ1年生だからとやんわり反論する亜矢子です。
しかしこの姑も口うるさく面倒な人。
智也を連れて遊びにきた亜矢子ですが、寿美子は楽しそう。
誠一は孫にオモチャを買わない宣言。
智也はオモチャを買ってくれたら勉強がんばるとねだりますが
誠一はおもちゃのために勉強するんじゃないと言うのでした。
それは正論ですがこれもつまらない人。
智也は誠治に今何になりたいかと聞いていますが子供相手に現実論をかましていて
誠治もまだまだ子供です。
夢もないし、大きくなればヒーローもいないことがわかるとかがっくりなことを。
せっかくお母さんのめんどう見る優しさでポイントアップしてるんだから
子供にはウソでももうちょっと大きい夢のある姿をみせてあげればいいのに。
誠一は家を抜け出してカフェで若い女性と会いますが、
雰囲気からして養育費か何かを渡してるような関係のようです。
この日も服や靴を買うようにとお小遣いをあげていました。
亜矢子が帰るので見送ると隣の坂口オバが現れ、寿美子は拒否するように家に入りました。
誠治はオバの顔の険しさを一瞬見ましたがとりあえず流しています。
大悦土木では誠治は真奈美の憧れの人をあかりから教えられますが
親父好きかという誠治にひがまないように言う真奈美なのでした。
家に帰るとまたゴミ袋がありました。
入れてない瓶が見え、誰かがいたずらしてるという誠治。
原因を突き止めるのが大事だといいますが寿美子はうやむやにしたいようです。
とにかく誠治は任せて欲しいというのでした。
今度はペットボトルをだしていますが、ごみ集積所に出したあと自分の部屋から見ています。
誠治の部屋がちょうど見える位置にあるのが偶然にしては凄い。
そこに坂口オバがやってきてあたりを見渡し瓶を入れました。
さらにおば仲間に寿美子の仕業だと吹聴。
そしてゴミを戻すというところまでしっかり誠治が見ています。
写真撮れば良かったのに。
誠治は寿美子が西本の仕業だとわかっていることも知りますが
なぜなのか理由を聞いても謝るばかりの母を痛々しそうに見つめ手を握るばかりです。
亜矢子に相談し、医者に連れていきました。
そこで過去の出来事やら思いだしてきて、母がイジメに遭っていることを認識。
町内会費やら法事の関係やら地域のなかで孤立していたようです。
医者は環境がストレスならその環境を取り除くのがいいと言いました。
つまり引越せということです。
誠一を呼び出し引越す提案をしますが、
今の家は会社買取の社宅で5万の家賃で住めるのだからと大反対です。
たかが近所付き合いで引越すなんてもったいないというのが誠一の考え。
亜矢子は主婦はご近所の狭い世界が全てだしと母の長い地獄のイジメ歴を教えるのですが
誠一は寿美子にも原因があったはずだと聞く耳を持ちません。
そもそもうつ病に関しても心が弱いからだという程度の認識しかありません。
誠治がれっきとした脳の病気だと訴えても理解できないのが誠一です。
理解してほしいという誠治ですが亜矢子はこの際、お金さえ出してくれたらなんでもいいという結論。
しかし誠一は金はないという。
俺が稼いだ金だ。何に使うかは全部俺が決めると嘯くのでした。
親父みたいなのが親だと思うと
情けなくて情けなくて情けなくて・・・誠治は出ていきました。
亜矢子もあきれ返りますがその顔は何だという誠一に
父親を尊敬している顔にみえる?と立腹。
大悦土木ではあかりと真奈美の会話。
哲平があかりを好きなので応援する真奈美ですが当のあかりは下請けの土木作業員では不満。
それは事故があったときの補償がないからのようです。
過去にも真奈美の会社で引き起こした事故があり、それはゼネコンの責任ではありましたが
結局怪我をしたのは下請けの作業員で責任も負いきれない現実でした。
ここでシリアスな顔になった真奈美。
かつて事故があったことに真奈美は関係していたようです。
山賀が事故のことは気にするなと言っていましたが。
たまたま気分転換に出かけた誠治ですがここには真奈美が先客でいました。
私が好きな場所といったその場所は橋が見える工事の現場?
こっちと向こうを繋げる橋にはいろんな人の思いが詰まっていると
父が連れてきてくれた橋。
それから真奈美は橋を作る仕事を目標に頑張ってきたというのでした。
子供の時に描いた夢をおいかけ現実になろうとしている真奈美を心底羨ましいと思う誠治。
誠治には夢がもてません。
就職が決まらず、母はうつ病で・・・
真奈美が静かに振り返りました。お母さん早くよくなるといいね。
部屋に戻った誠治は子供の時の作文を読んでみました。
経理主任になりたいと書いてあり、思わず吹き出しました。
が、そのとき誠一がその仕事だったから知っていた仕事のようです。
あんな父親でもあの頃は自分のヒーローだったのが今更驚きます。
そしてお母さんは家族が元気でいるのが夢だと言っていたそうです。
子供の時にいつも手を握ってくれていたお母さん。
今は自分が握ってあげなくてはと強い思いがこみ上げてきます。
翌朝、引越そうと寿美子に語りかける誠治。
今すぐではないけれどとにかく引越そうと言いました。
誠一は息子の決断が許せないようです。
フリーターの政治に家など買えるわけがないといいます。
買ってやる。
母さんが元気に暮らせる家を俺が買ってやる。
フリーターでも買ってやるよ。
真奈美は事故で怪我したらしい(?)五十嵐さんの家を訪ねていました。
誠治は貼紙です。
「目標
家を買う」
それを見てニコニコしています。
***
寿美子のうつ病発生の原因はここに住みだしてからの長いイジメによるものだとわかりました。
亜矢子が大昔を振り返って近所の人たちが母をはじいていたことなど今更思い出したようですが
そもそもこのお母さんはお父さんにも助けを求めず一人で胸にしまって
子供たちを守り家庭を守ってきたのですね。
この辛抱強さに驚きますが、こういう真面目で責任感の強い人ほどうつ病になりやすい典型のようです。
誠一の言う心の弱さがうつ病にさせるのではなく脳の病気だという誠治でした。
どこに行っても同じことの繰り返しだという誠一ですが
母の環境改善として引越しを提案し、
自分の目標に掲げることができた誠治なわけで大きな一歩を踏み出しました。
しかし誠一は過去に何か事情があり、生活費か補償かあの女性に払い続けているようです。
少なくともあの女性は浮気とか不倫とかではないように見えました。
そういう経緯は寿美子は知らなかったのでしょうか・・。
最低限の生活費を寿美子に渡して残りは別の家庭に行ってたとしたら
本当に生活は苦しいでしょうねえ・・。
誠一が家賃5万の社宅に固執するのも無理はありません。
そういった事情も何も教えず
俺の金は俺が使うという態度で威張り散らして
よくまあ奥さんに逃げられもせず
今まで生活できたもんだと不思議ですわ。
ただ少なくとも子供の頃の誠治には父親の誠一はきちんとした仕事人間に映っていたみたいですし
ヒーローだった時代もあったのがまだ救いのような気がします。
社会に対する不満だらけの誠治が仕事の醍醐味に目覚め、
そして現実的に目標を掲げるまでが自然に描かれました。
コレを受けて次回からどのような具体策になるのか展開が楽しみです。
まずはこの地獄のイジメ場所から離れるのが大事ですからねえ・・。
以前よりも前向きに仕事に取り組むようになっていた。
ある日、誠治は千葉真奈美(香里奈)から飲みに誘われる。
真奈美は、誠治をとある居酒屋に連れて行く。
すると店には、大悦土木で一緒に働いている豊川哲平(丸山隆平)と
手島信二(井上正大)が先に来ており、誠治たちを待っていた。
そこで誠治は、自分よりも年下の手島が、目標を持って仕事に取り組んでいることを知る。
そんな折、誠治は、武家が出した可燃ゴミの袋に、
隣人の西本幸子(坂口良子)がこっそりビンを入れているところを目撃する。
誠治は、母・寿美子(浅野温子)にそれを報告しようとした。
しかし寿美子は、自分が悪い、と言って謝り続けるばかりだった。
誠治は、姉の亜矢子(井川遥)に連絡を取り、一緒に寿美子を病院に連れて行く。
その際、亜矢子は、以前にも何度かおかしな出来事があったことを思い出していた。
事情を知った主治医の岡野忠志(田中壮太郎)は、
いまの生活環境に原因があるのなら引っ越した方がいい、とアドバイスした。
誠治と亜矢子は、父・誠一(竹中直人)にこの一件を報告し、引っ越しの相談をする。
しかし誠一は、寿美子が心の弱さを治さない限りどこへ引っ越しても同じことの繰り返しだ、
などと言ってふたりの言葉に耳を貸そうとはしなかった。
大悦土木の社長は誠治をまだ半人前宣告してますが
でもこういうことをフランクに言えるような環境だってことは
誠治にとっても良かったです。
誠治自身、過去の会社よりも伸び伸びしているように見えます。
真奈美から飲みに誘われて二人っきりだと思った誠治でしたけれど
店に行ってみれば哲平とかテッシーなどがいてややがっくり。
でもここでテッシーが土木施行管理技士の資格をとろうと努力していることを知ります。
さらに出稼ぎで東京に来ていて実家に仕送りしてるとはなんという見上げた子でしょう。
さすがに誠治も自分の身の贅沢さを実感した様子。
ともあれ真奈美と一緒のところに母から電話があり薬服用の件で混乱してしまったといいます。
大急ぎで帰ってみれば薬はきちんと服用していたのでOKですが
ゴミが異常にたまっているのに気づく誠治です。
母はごめんなさいというばかりで埒があかないので誠治が次から担当するというのでした。
姉の亜矢子の子供智也の学校の授業参観。
将来何になりたいかを作文で発表してますが、智也はヒーローになりたいというのでした。
伸び伸びしてかわいいのですが姑は気に入らないようです。
医者になると言わないので亜矢子の教育方針が悪いということらしいですが、
まだ1年生だからとやんわり反論する亜矢子です。
しかしこの姑も口うるさく面倒な人。
智也を連れて遊びにきた亜矢子ですが、寿美子は楽しそう。
誠一は孫にオモチャを買わない宣言。
智也はオモチャを買ってくれたら勉強がんばるとねだりますが
誠一はおもちゃのために勉強するんじゃないと言うのでした。
それは正論ですがこれもつまらない人。
智也は誠治に今何になりたいかと聞いていますが子供相手に現実論をかましていて
誠治もまだまだ子供です。
夢もないし、大きくなればヒーローもいないことがわかるとかがっくりなことを。
せっかくお母さんのめんどう見る優しさでポイントアップしてるんだから
子供にはウソでももうちょっと大きい夢のある姿をみせてあげればいいのに。
誠一は家を抜け出してカフェで若い女性と会いますが、
雰囲気からして養育費か何かを渡してるような関係のようです。
この日も服や靴を買うようにとお小遣いをあげていました。
亜矢子が帰るので見送ると隣の坂口オバが現れ、寿美子は拒否するように家に入りました。
誠治はオバの顔の険しさを一瞬見ましたがとりあえず流しています。
大悦土木では誠治は真奈美の憧れの人をあかりから教えられますが
親父好きかという誠治にひがまないように言う真奈美なのでした。
家に帰るとまたゴミ袋がありました。
入れてない瓶が見え、誰かがいたずらしてるという誠治。
原因を突き止めるのが大事だといいますが寿美子はうやむやにしたいようです。
とにかく誠治は任せて欲しいというのでした。
今度はペットボトルをだしていますが、ごみ集積所に出したあと自分の部屋から見ています。
誠治の部屋がちょうど見える位置にあるのが偶然にしては凄い。
そこに坂口オバがやってきてあたりを見渡し瓶を入れました。
さらにおば仲間に寿美子の仕業だと吹聴。
そしてゴミを戻すというところまでしっかり誠治が見ています。
写真撮れば良かったのに。
誠治は寿美子が西本の仕業だとわかっていることも知りますが
なぜなのか理由を聞いても謝るばかりの母を痛々しそうに見つめ手を握るばかりです。
亜矢子に相談し、医者に連れていきました。
そこで過去の出来事やら思いだしてきて、母がイジメに遭っていることを認識。
町内会費やら法事の関係やら地域のなかで孤立していたようです。
医者は環境がストレスならその環境を取り除くのがいいと言いました。
つまり引越せということです。
誠一を呼び出し引越す提案をしますが、
今の家は会社買取の社宅で5万の家賃で住めるのだからと大反対です。
たかが近所付き合いで引越すなんてもったいないというのが誠一の考え。
亜矢子は主婦はご近所の狭い世界が全てだしと母の長い地獄のイジメ歴を教えるのですが
誠一は寿美子にも原因があったはずだと聞く耳を持ちません。
そもそもうつ病に関しても心が弱いからだという程度の認識しかありません。
誠治がれっきとした脳の病気だと訴えても理解できないのが誠一です。
理解してほしいという誠治ですが亜矢子はこの際、お金さえ出してくれたらなんでもいいという結論。
しかし誠一は金はないという。
俺が稼いだ金だ。何に使うかは全部俺が決めると嘯くのでした。
親父みたいなのが親だと思うと
情けなくて情けなくて情けなくて・・・誠治は出ていきました。
亜矢子もあきれ返りますがその顔は何だという誠一に
父親を尊敬している顔にみえる?と立腹。
大悦土木ではあかりと真奈美の会話。
哲平があかりを好きなので応援する真奈美ですが当のあかりは下請けの土木作業員では不満。
それは事故があったときの補償がないからのようです。
過去にも真奈美の会社で引き起こした事故があり、それはゼネコンの責任ではありましたが
結局怪我をしたのは下請けの作業員で責任も負いきれない現実でした。
ここでシリアスな顔になった真奈美。
かつて事故があったことに真奈美は関係していたようです。
山賀が事故のことは気にするなと言っていましたが。
たまたま気分転換に出かけた誠治ですがここには真奈美が先客でいました。
私が好きな場所といったその場所は橋が見える工事の現場?
こっちと向こうを繋げる橋にはいろんな人の思いが詰まっていると
父が連れてきてくれた橋。
それから真奈美は橋を作る仕事を目標に頑張ってきたというのでした。
子供の時に描いた夢をおいかけ現実になろうとしている真奈美を心底羨ましいと思う誠治。
誠治には夢がもてません。
就職が決まらず、母はうつ病で・・・
真奈美が静かに振り返りました。お母さん早くよくなるといいね。
部屋に戻った誠治は子供の時の作文を読んでみました。
経理主任になりたいと書いてあり、思わず吹き出しました。
が、そのとき誠一がその仕事だったから知っていた仕事のようです。
あんな父親でもあの頃は自分のヒーローだったのが今更驚きます。
そしてお母さんは家族が元気でいるのが夢だと言っていたそうです。
子供の時にいつも手を握ってくれていたお母さん。
今は自分が握ってあげなくてはと強い思いがこみ上げてきます。
翌朝、引越そうと寿美子に語りかける誠治。
今すぐではないけれどとにかく引越そうと言いました。
誠一は息子の決断が許せないようです。
フリーターの政治に家など買えるわけがないといいます。
買ってやる。
母さんが元気に暮らせる家を俺が買ってやる。
フリーターでも買ってやるよ。
真奈美は事故で怪我したらしい(?)五十嵐さんの家を訪ねていました。
誠治は貼紙です。
「目標
家を買う」
それを見てニコニコしています。
***
寿美子のうつ病発生の原因はここに住みだしてからの長いイジメによるものだとわかりました。
亜矢子が大昔を振り返って近所の人たちが母をはじいていたことなど今更思い出したようですが
そもそもこのお母さんはお父さんにも助けを求めず一人で胸にしまって
子供たちを守り家庭を守ってきたのですね。
この辛抱強さに驚きますが、こういう真面目で責任感の強い人ほどうつ病になりやすい典型のようです。
誠一の言う心の弱さがうつ病にさせるのではなく脳の病気だという誠治でした。
どこに行っても同じことの繰り返しだという誠一ですが
母の環境改善として引越しを提案し、
自分の目標に掲げることができた誠治なわけで大きな一歩を踏み出しました。
しかし誠一は過去に何か事情があり、生活費か補償かあの女性に払い続けているようです。
少なくともあの女性は浮気とか不倫とかではないように見えました。
そういう経緯は寿美子は知らなかったのでしょうか・・。
最低限の生活費を寿美子に渡して残りは別の家庭に行ってたとしたら
本当に生活は苦しいでしょうねえ・・。
誠一が家賃5万の社宅に固執するのも無理はありません。
そういった事情も何も教えず
俺の金は俺が使うという態度で威張り散らして
よくまあ奥さんに逃げられもせず
今まで生活できたもんだと不思議ですわ。
ただ少なくとも子供の頃の誠治には父親の誠一はきちんとした仕事人間に映っていたみたいですし
ヒーローだった時代もあったのがまだ救いのような気がします。
社会に対する不満だらけの誠治が仕事の醍醐味に目覚め、
そして現実的に目標を掲げるまでが自然に描かれました。
コレを受けて次回からどのような具体策になるのか展開が楽しみです。
まずはこの地獄のイジメ場所から離れるのが大事ですからねえ・・。
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