2話では家族の中にややとけこんでるミタでしたが
「業務命令」として受け取るとまるでロボットになるというのが特長です。
そんなミタが「人間がイジメをするのは弱い動物」だからと流暢に語りだすのにびっくり。
理系の学問ならばすっきり答が割れてるのですらららら~と出るのも納得ですが
ミタの脳にインプットされている「イジメ」の公式があったのですねえ。
笑わないミタですが「笑えない」のだということです。
これがイジメの公式と関係あるんでしょうか。
過去にイジメ関係で哀しい結末があったとか・・?
あの業務命令には、自分の感情を一切抜きにして
阿吽の呼吸もまるでなく、融通を利かせる按配もさらさらなく
そのまま「業務命令」として遂行する点がなんかおかしくて痛快だったりします。
そしてそれが命令者に対して自分の内へと思考を戻すきっかけとなり
自分の生き方考え方を改める方向に行くという
不思議な結末でした。
前話同様、ロボットに徹する事で解決になるという志向の楽しさは
夏期のドラマ「ドンキホーテ」とも似ています。
海斗が逃げずに戦えばイジメの根源も断ち切ることが出来ると
学べたのは一つの解決でした。
なんか見た目様相が普通と違うミタをクビにという発想が出るのは当然ですが
そんなミタを希衣が本能で自分の味方だと感じてる様子などうなずけますよね。
なんたって、その人間の本質を鋭くキャッチするのは
昔から動物(犬)と子供って決まってましたもんね^^;
そんなわけで、ミタにはもう誰もお母さんを出して欲しいとは言いませんが
どんな命令をどんな風にすれば自分の解決になるかを
もうちょっと出演者が工夫してもらいたいもんですねえ~。
って、まだ誰もミタの能力の凄さを理解してないのが残念なんですわ。
どんな名器も使い方次第よって。
もっともそんな凄さがバレてしまったらミタはもう家政婦じゃいられない~ってところでしょうか。
今週ミタがバッグから取り出したのは「人間関係を築くきっかけの基本」ということでしたか。
お父さんの愛人の件での母親の入水など今後もストーリーには目が離せない~。
そんなわけで2話の内容は 以下↓のようでした。
妻が自分のせいで自殺したことを三田(松嶋菜々子)に吐露した恵一(長谷川博己)だが、子どもたちには秘密にして欲しいと頼む。三田は一切表情を変えず、「承知しました」と何も聞かなかったように、手際よく家事に取り掛かる。一方、子どもたちは、母の仏壇を燃やすなど、頼まれたことは何でもやってしまう三田に興味を持ち始める。三田は希衣が通う幼稚園の友達の名前を全部覚えたり、スーパーのレジ打ちより早く金額を計算してしまう。そんな中、小学6年の二男・海斗(綾部守人)は、カンニングをさせろと強要したり、同級生をいじめる悪友・古田に“お灸をすえて欲しい”と三田に頼む。
すると三田は、古田がエアガンショップで万引きをしようとしたところに現れ、古田にすさまじいパンチを放つ。学校に呼び出されて平謝りの父・恵一は三田を解雇する。一方、海斗を心配したうらら(相武紗季)は学校まで乗り込んでクラスメイトに説教、騒動を大きくしてしまう。
怒った古田に靴を泥まみれにされたり、いじめの対象になってしまった海斗は「もう学校には行かない」と言い出す。しかし、エアガンを持って海斗の塾にまで現われた古田から「終わったら学校に来い。バックレたらマジ殺す」と脅される。困った海斗は三田に「こうなった責任を取り、古田を殺してくれないか」と頼む。
「・・・承知しました。」古田の元へ向かう三田は・・・。