12/07/2011 カレ、夫、男友達 第6話
自分に正直といえば聞こえはいいし確かにそのほうが生き易いともいえますね。でもクマちゃん、戻ってあげて。
麻子(木村多江)から助けを求める電話を受けた治子(真木よう子)と育子(夏帆)は実家に集まる。
麻子ははじめて邦一(ユースケ・サンタマリア)からDVを受けていたことを認める。
治子は邦一を訪ね、麻子は絶対に帰さないというが邦一は動じない。
一方、治子と八木(平岳大)=今回は登場せず=の関係を知った熊木(徳井義実)は治子を責めるが、
治子は自分の行動に後悔はしないと譲らず、二人の関係は危機を迎える。
翌日、ある決意を秘めた麻子は・・・。
今週は育子(@夏帆)のストーリー更新はありませんでしたね。
まあ、それでもかわいい夏帆ちゃんが顔出してくれたので良しとしますか。
まずは治子の危機から。
クマちゃんは帰ってきた治子に携帯にあった「体の相性云々」について
問いただすのですが
治子は一般的通念(モラル)よりも自分の価値観第一主義なわけで
携帯を見られたことのほうがお腹立ちのようです。
クマちゃんにしてみれば、
子供のことでうやむやにされた上に、他の男からのメールで神経ずたずたに
切り裂かれた状態だというのに
そんなことよりも麻子の方が大切という治子に珍しく怒りをあらわにしています。
それでも、車を出してくれといわれると反発しながらも
ブー顔で運転しているのがやたらおかしいクマちゃんでした。
散々クマちゃんを利用して車のナビがないのにダメだししてみたり、
うん・・治子のモラルって本当に自分だけの独特の世界だな。
八木っちはただ、したかっただけだと、ほんの運動程度の気持ちしかない治子にも
ちょっと笑えました。
クマちゃんのもとに治子のお父さんが酒とともにやってきてよろしく頼むといわれてましたが
それでもクマちゃんは治子にはついていけないということで
別れを選択。
ラストシーンで出て行くクマちゃんを背中で聞きながら泣いている治子でした。
どんなにクマちゃんが大事でも、それでも
自分の奔放な生き方を変えることはできないだろうという治子にはあっぱれとしか言いようがないです。
共感も納得もしないけど、それはそれでしょうがないのだと認めるしかないような。
だとしたらクマちゃんがさらに大きくなって治子を掌の上で回すぐらいでいいのかも。
こんな治子と折り合いよくやっていけそうな人はそうそういないので
やっぱ、クマちゃん、ぜひともカ~ムバック!
そして今週のメインは麻子。
とうとう邦一のもとから離れる決意ができた麻子ですが
それはあの同じDVを受けておどおどしている女性が現れたおかげ。
二人はお互いを自分を見るように理解したようですが
とにかく一旦、夫から離れられたのは良かったようです。
女性はそのままシェルターに保護されることになり一件落着。
しかし、麻子の方がややこしい。
一晩、経ってみると邦一の事が気になるようで何度も電話しているし、無視されると
とうとう会社にまで確認の電話を入れてしまいます。
そして会社を休み、食事をしない邦一を知ってしまうわけです。
そうなると麻子の中の何かを刺激してやはり夫のもとに戻らないといけない気持ちになるようです。
初回のころに、麻子が外に出ると帰ってくるまで食卓でじっと待っていた邦一でしたが
あのときと同じ様に子供じみた真似で麻子を取り返そうとするわけですね。
治子が邦一に絶対に麻子は渡さないと啖呵を切っていましたが
麻子は自分のもとにもどってくると妙に自信ありげな邦一でした。
まことに不思議な夫婦の関係。
そして麻子は治子のいない隙に邦一のところに帰っていきました。
第三者を交えて話し合うのが肝心だという治子の忠告を聞き流して
夫婦の解決をすると穏やかに言う麻子。
それは麻子の破滅を予感させますが
本人がそう言い張る以上もうどうしようもないことでした。
治子の生きかたを変えることはできないと悟っているクマちゃん。
そしてそんなクマちゃんとは結婚できないことも察している治子。
指輪は質屋に売るというクマちゃんに行かないでと抱きつくのですが
引きとめることができません。
せめて私が寝入ってから出て行ってとすがりつく治子でした。
腕枕を外してそっと出て行くクマちゃんと
気配を感じて泣いている治子。
それほど大切な相手でも志を曲げる事はできない二人。
確かに思い合ってるのに。
*****
治子がクマちゃんに自分の生き方を変えられないと宣言したと同じ様に
麻子も治子に、邦一と話し合うからと強引に帰っていくわけです。
仲良しでそれぞれ個性が違う姉妹ですが、
頑固な思い込みは似ていますね。
それにしても、邦一の無表情で暴力を振るうあの気持ち悪さを目撃したならば
母だって決して帰さなかったと思うのですが
危機を感じているのは治子だけというのがまた残念な犬山家です。
児童虐待も施設の人たちの前では人の良い親を演じるわけで
それを信じて子供を返してしまうと、その次は無残な結果になるというのがよくあるケースですが
DV夫も同じ様な経過を辿るのでしょう・・・
それは麻子の暗い結果を予見してしまうのですが
そうなる前に治子が気づいて取り返してくれたらと期待します。
一方、シェルターのスタッフは妻が里心?で夫に会いたいと言ったとしても
絶対に合わせませんと話していました。
そのくらい強い意志で守ってくれるのであれば
麻子も家族のもとじゃなくてシェルターに行くべきでしたね。
今週はメインが麻子の話ですが
タイトルはクマちゃんを惜しむ治子の叫び。
毎回、三人(姉妹)の山を盛りだくさんに描くのですが
少し整理されたようです。
でも残り2話。
麻子にはハラハラさせられるし、
治子の状態にもキリキリさせられます。
どんな結末に向かうのやらもう目が離せません。
麻子ははじめて邦一(ユースケ・サンタマリア)からDVを受けていたことを認める。
治子は邦一を訪ね、麻子は絶対に帰さないというが邦一は動じない。
一方、治子と八木(平岳大)=今回は登場せず=の関係を知った熊木(徳井義実)は治子を責めるが、
治子は自分の行動に後悔はしないと譲らず、二人の関係は危機を迎える。
翌日、ある決意を秘めた麻子は・・・。
今週は育子(@夏帆)のストーリー更新はありませんでしたね。
まあ、それでもかわいい夏帆ちゃんが顔出してくれたので良しとしますか。
まずは治子の危機から。
クマちゃんは帰ってきた治子に携帯にあった「体の相性云々」について
問いただすのですが
治子は一般的通念(モラル)よりも自分の価値観第一主義なわけで
携帯を見られたことのほうがお腹立ちのようです。
クマちゃんにしてみれば、
子供のことでうやむやにされた上に、他の男からのメールで神経ずたずたに
切り裂かれた状態だというのに
そんなことよりも麻子の方が大切という治子に珍しく怒りをあらわにしています。
それでも、車を出してくれといわれると反発しながらも
ブー顔で運転しているのがやたらおかしいクマちゃんでした。
散々クマちゃんを利用して車のナビがないのにダメだししてみたり、
うん・・治子のモラルって本当に自分だけの独特の世界だな。
八木っちはただ、したかっただけだと、ほんの運動程度の気持ちしかない治子にも
ちょっと笑えました。
クマちゃんのもとに治子のお父さんが酒とともにやってきてよろしく頼むといわれてましたが
それでもクマちゃんは治子にはついていけないということで
別れを選択。
ラストシーンで出て行くクマちゃんを背中で聞きながら泣いている治子でした。
どんなにクマちゃんが大事でも、それでも
自分の奔放な生き方を変えることはできないだろうという治子にはあっぱれとしか言いようがないです。
共感も納得もしないけど、それはそれでしょうがないのだと認めるしかないような。
だとしたらクマちゃんがさらに大きくなって治子を掌の上で回すぐらいでいいのかも。
こんな治子と折り合いよくやっていけそうな人はそうそういないので
やっぱ、クマちゃん、ぜひともカ~ムバック!
そして今週のメインは麻子。
とうとう邦一のもとから離れる決意ができた麻子ですが
それはあの同じDVを受けておどおどしている女性が現れたおかげ。
二人はお互いを自分を見るように理解したようですが
とにかく一旦、夫から離れられたのは良かったようです。
女性はそのままシェルターに保護されることになり一件落着。
しかし、麻子の方がややこしい。
一晩、経ってみると邦一の事が気になるようで何度も電話しているし、無視されると
とうとう会社にまで確認の電話を入れてしまいます。
そして会社を休み、食事をしない邦一を知ってしまうわけです。
そうなると麻子の中の何かを刺激してやはり夫のもとに戻らないといけない気持ちになるようです。
初回のころに、麻子が外に出ると帰ってくるまで食卓でじっと待っていた邦一でしたが
あのときと同じ様に子供じみた真似で麻子を取り返そうとするわけですね。
治子が邦一に絶対に麻子は渡さないと啖呵を切っていましたが
麻子は自分のもとにもどってくると妙に自信ありげな邦一でした。
まことに不思議な夫婦の関係。
そして麻子は治子のいない隙に邦一のところに帰っていきました。
第三者を交えて話し合うのが肝心だという治子の忠告を聞き流して
夫婦の解決をすると穏やかに言う麻子。
それは麻子の破滅を予感させますが
本人がそう言い張る以上もうどうしようもないことでした。
治子の生きかたを変えることはできないと悟っているクマちゃん。
そしてそんなクマちゃんとは結婚できないことも察している治子。
指輪は質屋に売るというクマちゃんに行かないでと抱きつくのですが
引きとめることができません。
せめて私が寝入ってから出て行ってとすがりつく治子でした。
腕枕を外してそっと出て行くクマちゃんと
気配を感じて泣いている治子。
それほど大切な相手でも志を曲げる事はできない二人。
確かに思い合ってるのに。
*****
治子がクマちゃんに自分の生き方を変えられないと宣言したと同じ様に
麻子も治子に、邦一と話し合うからと強引に帰っていくわけです。
仲良しでそれぞれ個性が違う姉妹ですが、
頑固な思い込みは似ていますね。
それにしても、邦一の無表情で暴力を振るうあの気持ち悪さを目撃したならば
母だって決して帰さなかったと思うのですが
危機を感じているのは治子だけというのがまた残念な犬山家です。
児童虐待も施設の人たちの前では人の良い親を演じるわけで
それを信じて子供を返してしまうと、その次は無残な結果になるというのがよくあるケースですが
DV夫も同じ様な経過を辿るのでしょう・・・
それは麻子の暗い結果を予見してしまうのですが
そうなる前に治子が気づいて取り返してくれたらと期待します。
一方、シェルターのスタッフは妻が里心?で夫に会いたいと言ったとしても
絶対に合わせませんと話していました。
そのくらい強い意志で守ってくれるのであれば
麻子も家族のもとじゃなくてシェルターに行くべきでしたね。
今週はメインが麻子の話ですが
タイトルはクマちゃんを惜しむ治子の叫び。
毎回、三人(姉妹)の山を盛りだくさんに描くのですが
少し整理されたようです。
でも残り2話。
麻子にはハラハラさせられるし、
治子の状態にもキリキリさせられます。
どんな結末に向かうのやらもう目が離せません。
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