01/27/2012 最高の人生の終わり方 第3話
今週はハッピのお祭りPちゃん。お神輿かついでこけてびしょ濡れ~。Pさん、熱だしたのではありませんか?
真人 (山下智久) は妹の 晴香 (前田敦子) の指図で去年まで長兄の 健人 (反町隆史) が参加していたという地元の恒例行事 「 男祭 」 に弟の 隼人 (知念侑李) と共に嫌々参加する羽目になる。
地元の恒例行事とあって同じ町内で、日頃井原屋の弔花などを請け負っている香川生花の 夕子 (磯野貴理子) も祭に参加する夫の 忠 (小浜正寛) と共に手伝いをするため姿を現すが、夕子は一緒に手伝いにやって来た姑の 澄子 (草笛光子) とは相変わらず不仲で、祭の後の飲み会でも真人たちの前でいつもの調子で口喧嘩を始め真人たちを困惑させる。
翌日、真人は仕事のことで高円寺署に立ち寄ると、優樹 (榮倉奈々) のところに訪れていた夕子と遭遇する。なんと姑の澄子が家出をしたというのだ。
真人は優樹に捜索願を頼んだと話す夕子と共に帰途につくが、真人が夕子を店の前まで送ってくるとちょうど優樹から連絡が入り、なんと軽井沢で澄子の遺体が見つかったと知らされる。真人は優樹と共に夕子に付き添い長野県警の霊安室に身元確認に訪れる。対面した遺体は間違いなく澄子だったが、なんと澄子は夕子がまったく面識のない 高井良彦 (前川泰之) という若い男性と一緒に軽井沢のロッジの一室で一酸化炭素中毒で亡くなっていたのだと警察から知らされ、夕子はもちろんのこと真人も驚く。しかも澄子は亡くなる前日から高井と一緒にロッジに宿泊しており、高井の素性が星矢という源氏名のホストだったことも知り夕子も真人も驚きで言葉を失う。
真人は夕子と澄子の遺体を引き取り家路につくが、町内では早くも澄子がホストと一緒に亡くなったことが話題にのぼっていた。夕子は澄子の死が近隣の噂になっていることや、自分の誕生日が葬式になってしまったことに腹を立て、真人に対し 「 お義母さんがいなくなって清々した!」 と怒りを口にする。
ところが、翌日真人は夕子が澄子の遺体の前で人知れず泣いている姿を目撃してしまい、真人は夕子が本当は澄子の死を悲しんでいることに気づく。真人は夕子たち家族が周囲の噂を気にせずに澄子を見送って欲しいと、澄子の亡くなる直前の行動を調べ始める。
「最高の人生の終わり方」ってなんだろって
ふと思うわけですが、
今週話も含めてこのドラマの方向は
故人の汚名返上、名誉挽回的なことをPさんがするのだということが
ようやくわかりました。
不意に訪れた死ですが
その誰もが用意周到に準備してるわけじゃないし、
むしろこれまでの三人ともになんか通常から逸脱していたあたりでの突然の死なわけで
死者にとっては恥この上もなかったりするわけですが
Pさんが彼らの代弁をしてくれて
最低な人生の終わりを最高のモノに変えてくれるというわけです。
ありがたいものですねえ。
本当に手を合わせたくなりますわ~。
てか、私にもしも不名誉な死が訪れたらぜひとも
Pさんの手によって最高のものに変えてほしいですわ。
****
今週は、
↑ のHPのような経緯があり軽井沢心中というセンセーショナルな展開の渦中。
「渦中」に飛び込めと山崎さんのアドバイスにより
そこから真人(Pちゃん)が再び動き出します。
冒頭でイスを置いていたPさんですがそこに座るのかと思ったら
山崎さん専用だったというオチでした。
普通に自分の居場所みたいにちょこんと座ってる山崎さんがなんか微笑ましかったわ。
そんでいつものように人間関係について助言なわけですが
今週は「渦中」に飛び込めということなのでした。
ただ聞いてるだけだと「火中の栗」を拾えとも聞こえますよね。
それもある意味正しいかな・・?(笑
現実に火中の栗はあの草笛さんの胸にあったというわけで(ウソですよ
そして、軽井沢に飛んでみたPさんが見たものは
温室のバラだったというわけ。
嫁として認めるには20年かかるという姑ですが
その20年という記念日にこのバラをプレゼント、もしくは
バラ農家の方との提携で花屋の商売を展開するというプレゼントだったのか。
そういうサプライズを目論んでいたのに一酸化炭素中毒での突然死。
遺されたものには恥が付きまといますが
お姑さん本人だって無念だったことでしょうね。
********
ということですが今週も本当に突っ込み満載でした。
なんというのか、もうね、受けるわ~あはは
■バラ農家とホストは友人関係だということですが
ということはやはり澄子(姑)はホスト遊びをしていたから
星矢がバラ農家と友人だったというツテを知ったわけ?
後の結果によるとホストと客の関係とも違うみたいだし・・謎
■あのロッジで澄子とホストが手を握って亡くなっていたということがそもそも
あのご近所の醜聞騒動を呼んだわけですが
それにしても後の結果によれば
ただの同行者だったみたいですよ。
なら一つ部屋で寝るなんてしないでしょ?
■石油ストーブでの事故って多いの?
一酸化炭素中毒というけど練炭ならともかく・・。
客商売のホテルでそんな危ないストーブを使うでしょうか。
てか普通にエアコンじゃない?
■お葬式ではお舅さんが普通は仕切って喪主的役割でしょうが
挨拶もせず、長男もじっと奥にいるだけであんまり顔も見せないって・・謎
ちょっとかわいそうな扱いに吹いたりして・・汗
■Pさんと優樹が潜入捜査でホストに行きますが
座っただけで数万かかるといわれてるのに
ボンビーな葬儀屋という設定のPさんは払えるのか?
■三年もネット愛を育みデートという晴香ですが
なんと足の障害は内緒だったみたい・・。
デートする以上、会ってから言うつもりだったのでしょうし、
だとしたらメールの「走って来る姿云々」なんてどうでもいいでしょ。
普通にあの程度の障害なんて障害にもならず男性諸氏なら全然関係ないですよね・・。
あっちゃんかわいいし、ね、一之瀬さん。
■反町あんちゃんはどうもアルツハイマーを患ってる様子。
だから家出をして迷惑をかけないようにしてるみたいですが
逆でしょ・・。
行き倒れになったらどうするの?
そんで晴香の誕生日は覚えてたという不思議。
メモしていたということでそれはまいいか。
だけどそんな病気をかかえてバーの経営ってできるでしょうか・・?
おそらくこの人もいつか真人が謎解きするということはない?
あと残る謎ですが
・友也くんの再びの登場、
・妹と先生の恋愛、
・弟のキャバ遊び?なども謎ですよね。
付箋がたくさんあって、まだまだ目が離せないってことでいい?(笑
*****
そんなところですが、冒頭からPちゃんのハチマキ姿。
ハッピに短パンでもうステキ無敵で目が・・目が・・喜びました~。
でもハチマキに商売繁盛ってあって葬儀屋が繁盛とおおっぴらに書くのも
思わず吹いたシーンでした。
今週は妹二人がラーメンぶちまけの大喧嘩を
Pさんが一喝。
このシーン良かったわ~。
牛乳、味噌汁、とエスカレートしてますがちょっと恐いですけど
次にも期待しちゃうかも(笑
それから今週も優樹を台車で運ぶシーンがありましたね。
あれがけっこうお気に入りなんです。
二人のやり取りが軽妙で隠し味のような楽しみがあります。
それにしても最初から最後までPちゃんのPVと思えるくらい
美的シーンが多くて
初回よりもどんどんPさんのドラマらしくなってきたと思います。
本当、たまらないですよね~。
そういえば数字も少し盛り返したということでほっとしました。
このドラマの枠というか位置で言ったら二桁ギリギリ取れたら素晴らしいと思うわけで
それ以上ならばそれはもうPさんたち出演者の功績です。
あとバラ温室が良かったですよね。
私の実家方面でもバラ中心の植物園があり
春はお祭りとさらにショーがあって大イベントをするんですわ。
歌手とかお笑いとかちょっとした戦闘モノとかいろいろなショー・・
今も継続してるのかどうかは知りませんが
子供の時は楽しかったなあと遠い目です。
やっぱ、バラは華やかさという面でも一流ですね。
でも一般的に棺には棘があるから入れないと言うのが定説ですが
今週話の場合は小道具として大活躍のバラなので許容範囲ですかね。
実際、バラに囲まれた草笛さんのお肌の白さが際立って綺麗でしたわ~。
そんなこんなでPさんにうっとりしながら
3話を楽しめました。
面白かったです♪
地元の恒例行事とあって同じ町内で、日頃井原屋の弔花などを請け負っている香川生花の 夕子 (磯野貴理子) も祭に参加する夫の 忠 (小浜正寛) と共に手伝いをするため姿を現すが、夕子は一緒に手伝いにやって来た姑の 澄子 (草笛光子) とは相変わらず不仲で、祭の後の飲み会でも真人たちの前でいつもの調子で口喧嘩を始め真人たちを困惑させる。
翌日、真人は仕事のことで高円寺署に立ち寄ると、優樹 (榮倉奈々) のところに訪れていた夕子と遭遇する。なんと姑の澄子が家出をしたというのだ。
真人は優樹に捜索願を頼んだと話す夕子と共に帰途につくが、真人が夕子を店の前まで送ってくるとちょうど優樹から連絡が入り、なんと軽井沢で澄子の遺体が見つかったと知らされる。真人は優樹と共に夕子に付き添い長野県警の霊安室に身元確認に訪れる。対面した遺体は間違いなく澄子だったが、なんと澄子は夕子がまったく面識のない 高井良彦 (前川泰之) という若い男性と一緒に軽井沢のロッジの一室で一酸化炭素中毒で亡くなっていたのだと警察から知らされ、夕子はもちろんのこと真人も驚く。しかも澄子は亡くなる前日から高井と一緒にロッジに宿泊しており、高井の素性が星矢という源氏名のホストだったことも知り夕子も真人も驚きで言葉を失う。
真人は夕子と澄子の遺体を引き取り家路につくが、町内では早くも澄子がホストと一緒に亡くなったことが話題にのぼっていた。夕子は澄子の死が近隣の噂になっていることや、自分の誕生日が葬式になってしまったことに腹を立て、真人に対し 「 お義母さんがいなくなって清々した!」 と怒りを口にする。
ところが、翌日真人は夕子が澄子の遺体の前で人知れず泣いている姿を目撃してしまい、真人は夕子が本当は澄子の死を悲しんでいることに気づく。真人は夕子たち家族が周囲の噂を気にせずに澄子を見送って欲しいと、澄子の亡くなる直前の行動を調べ始める。
「最高の人生の終わり方」ってなんだろって
ふと思うわけですが、
今週話も含めてこのドラマの方向は
故人の汚名返上、名誉挽回的なことをPさんがするのだということが
ようやくわかりました。
不意に訪れた死ですが
その誰もが用意周到に準備してるわけじゃないし、
むしろこれまでの三人ともになんか通常から逸脱していたあたりでの突然の死なわけで
死者にとっては恥この上もなかったりするわけですが
Pさんが彼らの代弁をしてくれて
最低な人生の終わりを最高のモノに変えてくれるというわけです。
ありがたいものですねえ。
本当に手を合わせたくなりますわ~。
てか、私にもしも不名誉な死が訪れたらぜひとも
Pさんの手によって最高のものに変えてほしいですわ。
****
今週は、
↑ のHPのような経緯があり軽井沢心中というセンセーショナルな展開の渦中。
「渦中」に飛び込めと山崎さんのアドバイスにより
そこから真人(Pちゃん)が再び動き出します。
冒頭でイスを置いていたPさんですがそこに座るのかと思ったら
山崎さん専用だったというオチでした。
普通に自分の居場所みたいにちょこんと座ってる山崎さんがなんか微笑ましかったわ。
そんでいつものように人間関係について助言なわけですが
今週は「渦中」に飛び込めということなのでした。
ただ聞いてるだけだと「火中の栗」を拾えとも聞こえますよね。
それもある意味正しいかな・・?(笑
現実に火中の栗はあの草笛さんの胸にあったというわけで(ウソですよ
そして、軽井沢に飛んでみたPさんが見たものは
温室のバラだったというわけ。
嫁として認めるには20年かかるという姑ですが
その20年という記念日にこのバラをプレゼント、もしくは
バラ農家の方との提携で花屋の商売を展開するというプレゼントだったのか。
そういうサプライズを目論んでいたのに一酸化炭素中毒での突然死。
遺されたものには恥が付きまといますが
お姑さん本人だって無念だったことでしょうね。
********
ということですが今週も本当に突っ込み満載でした。
なんというのか、もうね、受けるわ~あはは
■バラ農家とホストは友人関係だということですが
ということはやはり澄子(姑)はホスト遊びをしていたから
星矢がバラ農家と友人だったというツテを知ったわけ?
後の結果によるとホストと客の関係とも違うみたいだし・・謎
■あのロッジで澄子とホストが手を握って亡くなっていたということがそもそも
あのご近所の醜聞騒動を呼んだわけですが
それにしても後の結果によれば
ただの同行者だったみたいですよ。
なら一つ部屋で寝るなんてしないでしょ?
■石油ストーブでの事故って多いの?
一酸化炭素中毒というけど練炭ならともかく・・。
客商売のホテルでそんな危ないストーブを使うでしょうか。
てか普通にエアコンじゃない?
■お葬式ではお舅さんが普通は仕切って喪主的役割でしょうが
挨拶もせず、長男もじっと奥にいるだけであんまり顔も見せないって・・謎
ちょっとかわいそうな扱いに吹いたりして・・汗
■Pさんと優樹が潜入捜査でホストに行きますが
座っただけで数万かかるといわれてるのに
ボンビーな葬儀屋という設定のPさんは払えるのか?
■三年もネット愛を育みデートという晴香ですが
なんと足の障害は内緒だったみたい・・。
デートする以上、会ってから言うつもりだったのでしょうし、
だとしたらメールの「走って来る姿云々」なんてどうでもいいでしょ。
普通にあの程度の障害なんて障害にもならず男性諸氏なら全然関係ないですよね・・。
あっちゃんかわいいし、ね、一之瀬さん。
■反町あんちゃんはどうもアルツハイマーを患ってる様子。
だから家出をして迷惑をかけないようにしてるみたいですが
逆でしょ・・。
行き倒れになったらどうするの?
そんで晴香の誕生日は覚えてたという不思議。
メモしていたということでそれはまいいか。
だけどそんな病気をかかえてバーの経営ってできるでしょうか・・?
おそらくこの人もいつか真人が謎解きするということはない?
あと残る謎ですが
・友也くんの再びの登場、
・妹と先生の恋愛、
・弟のキャバ遊び?なども謎ですよね。
付箋がたくさんあって、まだまだ目が離せないってことでいい?(笑
*****
そんなところですが、冒頭からPちゃんのハチマキ姿。
ハッピに短パンでもうステキ無敵で目が・・目が・・喜びました~。
でもハチマキに商売繁盛ってあって葬儀屋が繁盛とおおっぴらに書くのも
思わず吹いたシーンでした。
今週は妹二人がラーメンぶちまけの大喧嘩を
Pさんが一喝。
このシーン良かったわ~。
牛乳、味噌汁、とエスカレートしてますがちょっと恐いですけど
次にも期待しちゃうかも(笑
それから今週も優樹を台車で運ぶシーンがありましたね。
あれがけっこうお気に入りなんです。
二人のやり取りが軽妙で隠し味のような楽しみがあります。
それにしても最初から最後までPちゃんのPVと思えるくらい
美的シーンが多くて
初回よりもどんどんPさんのドラマらしくなってきたと思います。
本当、たまらないですよね~。
そういえば数字も少し盛り返したということでほっとしました。
このドラマの枠というか位置で言ったら二桁ギリギリ取れたら素晴らしいと思うわけで
それ以上ならばそれはもうPさんたち出演者の功績です。
あとバラ温室が良かったですよね。
私の実家方面でもバラ中心の植物園があり
春はお祭りとさらにショーがあって大イベントをするんですわ。
歌手とかお笑いとかちょっとした戦闘モノとかいろいろなショー・・
今も継続してるのかどうかは知りませんが
子供の時は楽しかったなあと遠い目です。
やっぱ、バラは華やかさという面でも一流ですね。
でも一般的に棺には棘があるから入れないと言うのが定説ですが
今週話の場合は小道具として大活躍のバラなので許容範囲ですかね。
実際、バラに囲まれた草笛さんのお肌の白さが際立って綺麗でしたわ~。
そんなこんなでPさんにうっとりしながら
3話を楽しめました。
面白かったです♪
01/25/2012 タイトロープの女 第1話
待った甲斐がありました。今期一番の面白さです。
東京で売れないピアニストをしている十倉由梨(池脇千鶴)は、父の訃報に八年ぶりに芦屋の実家を訪れた。
喪主を務めるのは、父の愛人で今は由梨の継母となっている恭子(高岡早紀)だった。
いらだちを覚える由梨に、十倉家の顧問税理士の永沢(小澤征悦)が遺言を開示する。
そこには、父が創業した会社「十倉ワイヤー」の株券を由梨に遺(のこ)すと書かれていた。
現社長の小野田(笹野高史)から、父の思いをくんでやるべきと言われた由梨だが…。
脚本は金子ありささん。
彼女のドラマは私が最もお宝としている「Stand Up!!」があり
またちょっとやきもきした「サプリ」もこの方でした。
でも力のある人だと言う事は確実で
確か、ヒットした電車男とかナースのお仕事もこの方ですよね・・?
そして今回はかなり力作とお見受けしました。
出演の池脇さんと高岡さんの対立も見所でしたが
何しろ、会社(工場)再生のシナリオが今後に見られそうで
私の好物なことは間違いないという期待感でいっぱいです。
****
売れないピアニストと言われる池脇演じる由梨ですが
冒頭は演奏会で始まっていました。
でも、さらにキスシーンまでありびっくり。
このお相手@古谷が実は父親の送り込んだコンサートのイベントプロデユーサー(?)だったようです。
そして由梨はお父さんの死の連絡で10年ぶりに実家に戻り
お葬式では愛人と対立。
挨拶の途中で中座という子供じみた行為をするのですが
その気持ちもわからないでもないあたりが
このドラマの上手い作り方なのでしょう。
しかし高岡演じる愛人の方がさらに上手なことは見てとれるわけで
それは、年上の余裕とも父親の愛を受けた自信とも思えます。
「十倉ワイヤー」というのが由梨に遺された父の会社ですが
その遺言開示の時はさすがに恭子(高岡)も驚くわけで
その反応に由梨も思わず会社など要らないと蹴っていくわけです。
ここで強力な助っ人として顧問税理士の永沢(小澤征悦)が登場しています。
まだどちらに転ぶかわからない状況のなかで
この人はまずは裁判官のような裁量決定者としての立場を予感させていますね。
そして、工場のうさん臭さがこの人によって暴かれ、きな臭さが立ち込めてくるわけです。
それはマレーシアで作ったコピー機ワイヤーの商品がないことと
経理の帳簿に疑問を感じたことでした。
ただ、ワイヤーの仕事は技術と経験の必要な仕事でした。
針金を細くのばして用途別のワイヤーに変え、巻いていくという作業。
耐久性とか縒り方とか技術のニッポンという凄みを感じさせました。
こういう仕事が日本を支えてるのだという実感です。
その工場の共同経営の小野田が由梨の元に現れ
相続しないなら株を売って欲しいと持ちかけます。
恭子が工場の不審点を疑惑として、小野田に粉飾決算ではと追及しますが
小野田は開き直り本性を表すのでした。
それにより、恭子は由梨に自分に会社をまかせてほしいと言うのでした。
由梨としては小野田に株を売るつもりだからとにべもないわけですが
恭子は父が最期まで愛してたのは由梨だと強調し
社員のためにも会社を守っていくことを意見するのでした。
さて、由梨の状況ですが
お嬢様である事は間違いないようで住んでいるマンションも実は父親の名義だそうです。
父の死により、不動産は恭子のものになったから出て行くつもりではいるようですが。
売れないピアニストということなので
デモンストレーション演奏のアルバイトぐらいがやっとの由梨です。
それなのに、なぜか大きなリサイタルがあるという不思議が最後になって暴かれました。
演奏が終わった由梨の前に現れた恭子は
この演奏会のスポンサーが父親だったことを明かしました。
こんないい話、おかしいと思わなかったの?というあたりが由梨を傷つけます・・。
そう「オレが売り込んでやる」と現れた古谷は
由梨の写真を持っていたわけで、父親が頼んだ相手だということがここでわかりました。
それなのに由梨に手をだしてるわけで男のずるさ全開じゃないですか。
ともかく由梨の前で涼しげに語りだす恭子です。
この間はごめんなさいね。
あんな話、由梨ちゃんには荷が重かったわね。
あとは大人同士で話し合うわ。
あなたのことは私が守ってあげる。
お父さんの代わりに。
一つ上から見下したほほえみで花束を渡し、
去っていく恭子。
悔しい由梨の心に火をつけたのだとしたら
なんと頭のいい人でしょう。
頼りにしていた古谷のそばには誰か女性がいたようでした。
愕然とする由梨です。
そのまま尾行を始め、奥さんと子供で仲むつまじい様子を目撃してしまいます。
涙・・涙・・
そしてリサイタルのポスターを破り現実を見つめました。
自分の実力じゃなかった演奏会って
本当にショック・・・
遺言の意義申立てを主張する恭子は
小野田を自分の監視下に置くと宣戦布告。
そこに由梨が現れ、
会社は自分が守ると宣言するのでした。
*****
娘と後妻の対立という点でもけっこう面白いのですが
それだけなら昼ドラになっちゃいそうな素材です。
そこに一歩踏み込んだ会社の再生が加わると
どんな風になるでしょうか。
経済が絡む面白さは計り知れませんね。
池脇さんて地味な雰囲気ですが
これが演じるとなかなか光ります。
世間知らずなお嬢様というキャラを見事に体現してくれてました。
一方、高岡さんは愛人というキャラがお似合いという定説どおり
今回も高慢そうな嫌味をちらつかせながら
その実は、会社の従業員を大事にしていたり
秘書だった経験がしっかりと描かれていて
なかなか人間的に深みがあります。
今は対立しているけれど
実は敵は誰なのかということが由梨がわかってくれば
おそらく二人が協力して会社を点て直す方向にいくのでしょう。
その二人を支えるのが小澤さんということでしょうか。
「工場がどうなるのか」
この点をちゃんと見ていきたいと思わせる仕上がりでした。
冬期ドラマがイマイチなものが多いなか、やはりNHKはいい仕事をしますね。
全6話。
次回が楽しみです!!
喪主を務めるのは、父の愛人で今は由梨の継母となっている恭子(高岡早紀)だった。
いらだちを覚える由梨に、十倉家の顧問税理士の永沢(小澤征悦)が遺言を開示する。
そこには、父が創業した会社「十倉ワイヤー」の株券を由梨に遺(のこ)すと書かれていた。
現社長の小野田(笹野高史)から、父の思いをくんでやるべきと言われた由梨だが…。
脚本は金子ありささん。
彼女のドラマは私が最もお宝としている「Stand Up!!」があり
またちょっとやきもきした「サプリ」もこの方でした。
でも力のある人だと言う事は確実で
確か、ヒットした電車男とかナースのお仕事もこの方ですよね・・?
そして今回はかなり力作とお見受けしました。
出演の池脇さんと高岡さんの対立も見所でしたが
何しろ、会社(工場)再生のシナリオが今後に見られそうで
私の好物なことは間違いないという期待感でいっぱいです。
****
売れないピアニストと言われる池脇演じる由梨ですが
冒頭は演奏会で始まっていました。
でも、さらにキスシーンまでありびっくり。
このお相手@古谷が実は父親の送り込んだコンサートのイベントプロデユーサー(?)だったようです。
そして由梨はお父さんの死の連絡で10年ぶりに実家に戻り
お葬式では愛人と対立。
挨拶の途中で中座という子供じみた行為をするのですが
その気持ちもわからないでもないあたりが
このドラマの上手い作り方なのでしょう。
しかし高岡演じる愛人の方がさらに上手なことは見てとれるわけで
それは、年上の余裕とも父親の愛を受けた自信とも思えます。
「十倉ワイヤー」というのが由梨に遺された父の会社ですが
その遺言開示の時はさすがに恭子(高岡)も驚くわけで
その反応に由梨も思わず会社など要らないと蹴っていくわけです。
ここで強力な助っ人として顧問税理士の永沢(小澤征悦)が登場しています。
まだどちらに転ぶかわからない状況のなかで
この人はまずは裁判官のような裁量決定者としての立場を予感させていますね。
そして、工場のうさん臭さがこの人によって暴かれ、きな臭さが立ち込めてくるわけです。
それはマレーシアで作ったコピー機ワイヤーの商品がないことと
経理の帳簿に疑問を感じたことでした。
ただ、ワイヤーの仕事は技術と経験の必要な仕事でした。
針金を細くのばして用途別のワイヤーに変え、巻いていくという作業。
耐久性とか縒り方とか技術のニッポンという凄みを感じさせました。
こういう仕事が日本を支えてるのだという実感です。
その工場の共同経営の小野田が由梨の元に現れ
相続しないなら株を売って欲しいと持ちかけます。
恭子が工場の不審点を疑惑として、小野田に粉飾決算ではと追及しますが
小野田は開き直り本性を表すのでした。
それにより、恭子は由梨に自分に会社をまかせてほしいと言うのでした。
由梨としては小野田に株を売るつもりだからとにべもないわけですが
恭子は父が最期まで愛してたのは由梨だと強調し
社員のためにも会社を守っていくことを意見するのでした。
さて、由梨の状況ですが
お嬢様である事は間違いないようで住んでいるマンションも実は父親の名義だそうです。
父の死により、不動産は恭子のものになったから出て行くつもりではいるようですが。
売れないピアニストということなので
デモンストレーション演奏のアルバイトぐらいがやっとの由梨です。
それなのに、なぜか大きなリサイタルがあるという不思議が最後になって暴かれました。
演奏が終わった由梨の前に現れた恭子は
この演奏会のスポンサーが父親だったことを明かしました。
こんないい話、おかしいと思わなかったの?というあたりが由梨を傷つけます・・。
そう「オレが売り込んでやる」と現れた古谷は
由梨の写真を持っていたわけで、父親が頼んだ相手だということがここでわかりました。
それなのに由梨に手をだしてるわけで男のずるさ全開じゃないですか。
ともかく由梨の前で涼しげに語りだす恭子です。
この間はごめんなさいね。
あんな話、由梨ちゃんには荷が重かったわね。
あとは大人同士で話し合うわ。
あなたのことは私が守ってあげる。
お父さんの代わりに。
一つ上から見下したほほえみで花束を渡し、
去っていく恭子。
悔しい由梨の心に火をつけたのだとしたら
なんと頭のいい人でしょう。
頼りにしていた古谷のそばには誰か女性がいたようでした。
愕然とする由梨です。
そのまま尾行を始め、奥さんと子供で仲むつまじい様子を目撃してしまいます。
涙・・涙・・
そしてリサイタルのポスターを破り現実を見つめました。
自分の実力じゃなかった演奏会って
本当にショック・・・
遺言の意義申立てを主張する恭子は
小野田を自分の監視下に置くと宣戦布告。
そこに由梨が現れ、
会社は自分が守ると宣言するのでした。
*****
娘と後妻の対立という点でもけっこう面白いのですが
それだけなら昼ドラになっちゃいそうな素材です。
そこに一歩踏み込んだ会社の再生が加わると
どんな風になるでしょうか。
経済が絡む面白さは計り知れませんね。
池脇さんて地味な雰囲気ですが
これが演じるとなかなか光ります。
世間知らずなお嬢様というキャラを見事に体現してくれてました。
一方、高岡さんは愛人というキャラがお似合いという定説どおり
今回も高慢そうな嫌味をちらつかせながら
その実は、会社の従業員を大事にしていたり
秘書だった経験がしっかりと描かれていて
なかなか人間的に深みがあります。
今は対立しているけれど
実は敵は誰なのかということが由梨がわかってくれば
おそらく二人が協力して会社を点て直す方向にいくのでしょう。
その二人を支えるのが小澤さんということでしょうか。
「工場がどうなるのか」
この点をちゃんと見ていきたいと思わせる仕上がりでした。
冬期ドラマがイマイチなものが多いなか、やはりNHKはいい仕事をしますね。
全6話。
次回が楽しみです!!
01/20/2012 最高の人生の終わり方 第2話
歯磨きシーン、出ましたね。そのうち庭でゴエモン風呂とかあしたのジョーごっことか期待しておきましょう^^;
たった一度だけ請け負うことにした葬儀の仕事がきっかけとなり、会社を辞めて大嫌いだった家業の葬儀屋の仕事を継ぐ事にした 井原真人 (山下智久)。優樹 (榮倉奈々) が所属している警察署から早速、遺体の引取り依頼の連絡を受け、真人は遺体の安置してある観察医務院を訪れる。遺体は前夜街中で刺殺されたという 身元不明の男性 (玉森裕太) だったが、なんと遺体の男は真人が見覚えのある男だった。
男は真人が以前、重体だった居酒屋店長の代行で店にいたとき、店長とアルバイトの採用面接を約束していると言って店にやって来た男だったのだが、そのとき、真人は代行の仕事が忙しく、後日出直してくるよう促し男の話をほとんど聞かなかったのだ。優樹の話しでは刺された際にカバンも盗まれており、捜査中だが依然として身元の手がかりがないという。
真人は 田中 (大友康平) と共に遺体を運び出そうとするが、そこへ優樹の先輩の長峰が一人の若い女性・谷沢怜奈 (杏) を連れて現れる。怜奈はプロを目指しているサックス奏者で、昨夜は駅前でサックスの演奏をしていたのだが、帰ろうとしていたところを不良グループに絡まれ、その際に助け出してくれたのが遺体の男だったという。だが結局怜奈も男の名前は知らず、男の遺体は井原屋の遺体冷蔵庫へ安置される。真人は 晴香 (前田敦子) から 「 このまま男の身元が判明しなければ自治体に手続きをして無縁仏として葬られる 」 と言われ、やるせない気持ちになる。
そんな真人たちのところへ怜奈が焼香をしに訪れる。怜奈は真人に実はかなり前から男とは面識があったと告白。だが、怜奈は男が生前は自分に対してストーカーのような行為をしており怖かったとも明かす。真人はそのせいで怜奈が男に対し心から感謝できずにいることに苦しんでいると知り、怜奈のために生前の男について調べることにする。真人は男が亡くなったとき、唯一手に握っていた山の写真の紙片を手がかりに優樹と調べ始めるが…。
***
↑ こういう経緯があって
写真の手がかりをもとに優樹が電話攻勢かけて(夜中にか??)
さらに現地(富士のふもと)に行き佐藤さんというカメラマンまでたどり着きました。
そこから少しずつ謎がヒモとかれていき
倉木陽一郎(玉森裕太)という名が判明し、
妹の心臓が怜奈へと移植されていたという事実が判明したのでした。
倉木はストーカーじゃなくて怜奈に妹を重ねていたんですね。
いいお話でした。
**********
今週はちぐはぐで大げさなセリフもなくてまずは自然でgoodでした。
が・・・
テーマが「臓器移植」だった割にはとっても軽い仕上がりでしたよねえ。
せっかくのテーマだし、
妹の事故か何かで脳死から移植(←移植の部分を隠すとしても)までの兄としての葛藤とか
もうちょっとこの部分を膨らませても良かった気がします。
唐突に臓器移植が出たのには戸惑いさえありました。
確か移植相手のことは知らされないはずですが
どうやってたどり着いたんだろうと思ったら
怜奈が送ったクリスマスカードでした。
その現実離れの捜査力が凄いです。
それは、ま、いいとしても
ストーカーかもしれないという思わせ方なんかも軽い仕上がりを誘っていたようなところです・・。
せっかくいいものなのにもったいないドラマになっていました。
ただサブタイトルが「泣ける葬儀屋ミステリー」ということでもあり、
サンクスレターを杏に読ませたあたりが、
確かにうっかり泣こうと思えば泣けるところまでは
できていたと思います。
ただね、今週は裏に怪物のドラマがあるので数字的には苦戦したけれど
私は先週よりも見やすくて良かったと思います。
あとね、葬儀屋としての裏方のあり方などは知らないことが多いので
新しい発見があったりして興味深いものがありますよ。
もっとそういうところにPさんを活躍させてみるのも一つの手だと思いますけどね。
謎解きでも真人の頭脳を活かせるという方法もありますし
葬儀屋としての家の仕事ももっと発言力大きくてもいいかも。
せっかくの主役がどこかもったいない使われ方してるんじゃないですか。
この際、かっこつけてる場合じゃないわよ。
もうこうなったらPさんを使いまくって
探偵も真っ青なヒラメキ大活躍Pさんで
ホンモノ葬儀屋も一目おく采配リーダーでいいじゃん^^
で、今週、お勉強になったのは
「行旅病人及行旅死亡人取扱法」
行き倒れで身元不明者は自治体で火葬され
無縁塔という納骨所にざざっと混ぜられて埋葬だそうです。
その無縁塔をお坊さんがお経で慰めてくれるかどうかはわかりません。
ただ自治体がその全体のお遺骨を守って最低限の維持はしてくれるということですかね。
「供養」というのは宗教などわからないとはいえ
お坊さんにお経をあげてもらい、無宗教以外は戒名などつけて
アチラの世界の名前をいただいたりすることだと思うのですが
それはしないようですね。
実際、現実の、普通一般のお葬式は
通夜と告別式で一通り進行してお坊さんにたくさんお経をあげてもらい
故人を偲ぶことで家族が納得する決別の儀式ですが
その「供養」の部分を取扱法では省略しちゃうということなんですね。
全然関係ないですが、身元が判明したけれど
お金がなくて何にもできないという場合があるのです。
1年ぐらい前かなあ・・
昔勤めていた会社の知人が訪ねてきて聞いた話でしたが
別れた元夫がアパートで孤独死してしまい、そちら側には家族がいないというケースで
役所から連絡がきて困ったという話でした。
彼女も体を壊して無収入で住民税非課税という現状だそうで
役所に相談したら火葬の費用20万ぐらいを市から出してもらい
いちおう形をつけたといっていました。
その遺骨はどうしたのかは忘れました。
とにかく葬儀費用がないときは自治体に相談すると何とかできるんですね。
その時、初めて知りました。
その方の場合、無縁塔に入ることはなくなったのでまだ良かったケースですかね。
*****
そんなことで今週の疑問。
サックス奏者って絶対音感とともに
非常に肺活量が必要だと思うのですが
そのために水泳始めたとか走り始める人までいるのに
心臓移植でプロを目指せるくらいの演奏ができるんでしょうか。
また、ラストシーンではPさんをふって結婚するといった怜奈でしたが
婚約者がいるんだったら暴力にあったときや
倉木に助けてもらったり、あるいはその前のストーカーまがいのときも
真っ先に婚約者に相談しているでしょ。
最後まで顔を、
もしくはセリフなんかで気配を出さないのも変。
なんとなく不自然な仕上がりが気になります。
また、山崎さんの登場も謎めいていますが
そろそろお父さんとの関係者とか警察関係も知ってるとか
何か説明あってもいいのにねえ。
ただちょこっとでてきて教訓めいた事を言っていくって
自分だったらいい加減拒否したいような気がします。
でもまあ「死んだ人の人生は生きてる人の胸の中」とか
「人間関係はおせっかい」するというあたりは
希薄に生きてる若者チビッコなどが
祖父母に言われてみたいことかもしれないです。
*****
そんなわけですが、やはり今週のPちゃんの美も飛びぬけていて綺麗でした。
この長い髪が好きで毛先がカールしてるのもダイスキ。
ぐしゃぐしゃ乱れていたり、
走って流れていくラインも好きだわ。
あと最後の一粒の涙や、
美人に弱い一面や
怜奈にふられたときの微妙な顔など
さじ加減の表情がすごく良かったのでした。
歯磨きシーンでは磨き始めてから長くてセリフもあるし
飲み込むんじゃないかと冷や冷やしたり。
あれ、ヤキソバは右手だった?
さらにいうならコタロー相手にきゃんきゃん遊ぶPさんとか
そうねえ・・寝起きなどもあったら尚いいかな(笑
次回もけっこう楽しみにしています。
男は真人が以前、重体だった居酒屋店長の代行で店にいたとき、店長とアルバイトの採用面接を約束していると言って店にやって来た男だったのだが、そのとき、真人は代行の仕事が忙しく、後日出直してくるよう促し男の話をほとんど聞かなかったのだ。優樹の話しでは刺された際にカバンも盗まれており、捜査中だが依然として身元の手がかりがないという。
真人は 田中 (大友康平) と共に遺体を運び出そうとするが、そこへ優樹の先輩の長峰が一人の若い女性・谷沢怜奈 (杏) を連れて現れる。怜奈はプロを目指しているサックス奏者で、昨夜は駅前でサックスの演奏をしていたのだが、帰ろうとしていたところを不良グループに絡まれ、その際に助け出してくれたのが遺体の男だったという。だが結局怜奈も男の名前は知らず、男の遺体は井原屋の遺体冷蔵庫へ安置される。真人は 晴香 (前田敦子) から 「 このまま男の身元が判明しなければ自治体に手続きをして無縁仏として葬られる 」 と言われ、やるせない気持ちになる。
そんな真人たちのところへ怜奈が焼香をしに訪れる。怜奈は真人に実はかなり前から男とは面識があったと告白。だが、怜奈は男が生前は自分に対してストーカーのような行為をしており怖かったとも明かす。真人はそのせいで怜奈が男に対し心から感謝できずにいることに苦しんでいると知り、怜奈のために生前の男について調べることにする。真人は男が亡くなったとき、唯一手に握っていた山の写真の紙片を手がかりに優樹と調べ始めるが…。
***
↑ こういう経緯があって
写真の手がかりをもとに優樹が電話攻勢かけて(夜中にか??)
さらに現地(富士のふもと)に行き佐藤さんというカメラマンまでたどり着きました。
そこから少しずつ謎がヒモとかれていき
倉木陽一郎(玉森裕太)という名が判明し、
妹の心臓が怜奈へと移植されていたという事実が判明したのでした。
倉木はストーカーじゃなくて怜奈に妹を重ねていたんですね。
いいお話でした。
**********
今週はちぐはぐで大げさなセリフもなくてまずは自然でgoodでした。
が・・・
テーマが「臓器移植」だった割にはとっても軽い仕上がりでしたよねえ。
せっかくのテーマだし、
妹の事故か何かで脳死から移植(←移植の部分を隠すとしても)までの兄としての葛藤とか
もうちょっとこの部分を膨らませても良かった気がします。
唐突に臓器移植が出たのには戸惑いさえありました。
確か移植相手のことは知らされないはずですが
どうやってたどり着いたんだろうと思ったら
怜奈が送ったクリスマスカードでした。
その現実離れの捜査力が凄いです。
それは、ま、いいとしても
ストーカーかもしれないという思わせ方なんかも軽い仕上がりを誘っていたようなところです・・。
せっかくいいものなのにもったいないドラマになっていました。
ただサブタイトルが「泣ける葬儀屋ミステリー」ということでもあり、
サンクスレターを杏に読ませたあたりが、
確かにうっかり泣こうと思えば泣けるところまでは
できていたと思います。
ただね、今週は裏に怪物のドラマがあるので数字的には苦戦したけれど
私は先週よりも見やすくて良かったと思います。
あとね、葬儀屋としての裏方のあり方などは知らないことが多いので
新しい発見があったりして興味深いものがありますよ。
もっとそういうところにPさんを活躍させてみるのも一つの手だと思いますけどね。
謎解きでも真人の頭脳を活かせるという方法もありますし
葬儀屋としての家の仕事ももっと発言力大きくてもいいかも。
せっかくの主役がどこかもったいない使われ方してるんじゃないですか。
この際、かっこつけてる場合じゃないわよ。
もうこうなったらPさんを使いまくって
探偵も真っ青なヒラメキ大活躍Pさんで
ホンモノ葬儀屋も一目おく采配リーダーでいいじゃん^^
で、今週、お勉強になったのは
「行旅病人及行旅死亡人取扱法」
行き倒れで身元不明者は自治体で火葬され
無縁塔という納骨所にざざっと混ぜられて埋葬だそうです。
その無縁塔をお坊さんがお経で慰めてくれるかどうかはわかりません。
ただ自治体がその全体のお遺骨を守って最低限の維持はしてくれるということですかね。
「供養」というのは宗教などわからないとはいえ
お坊さんにお経をあげてもらい、無宗教以外は戒名などつけて
アチラの世界の名前をいただいたりすることだと思うのですが
それはしないようですね。
実際、現実の、普通一般のお葬式は
通夜と告別式で一通り進行してお坊さんにたくさんお経をあげてもらい
故人を偲ぶことで家族が納得する決別の儀式ですが
その「供養」の部分を取扱法では省略しちゃうということなんですね。
全然関係ないですが、身元が判明したけれど
お金がなくて何にもできないという場合があるのです。
1年ぐらい前かなあ・・
昔勤めていた会社の知人が訪ねてきて聞いた話でしたが
別れた元夫がアパートで孤独死してしまい、そちら側には家族がいないというケースで
役所から連絡がきて困ったという話でした。
彼女も体を壊して無収入で住民税非課税という現状だそうで
役所に相談したら火葬の費用20万ぐらいを市から出してもらい
いちおう形をつけたといっていました。
その遺骨はどうしたのかは忘れました。
とにかく葬儀費用がないときは自治体に相談すると何とかできるんですね。
その時、初めて知りました。
その方の場合、無縁塔に入ることはなくなったのでまだ良かったケースですかね。
*****
そんなことで今週の疑問。
サックス奏者って絶対音感とともに
非常に肺活量が必要だと思うのですが
そのために水泳始めたとか走り始める人までいるのに
心臓移植でプロを目指せるくらいの演奏ができるんでしょうか。
また、ラストシーンではPさんをふって結婚するといった怜奈でしたが
婚約者がいるんだったら暴力にあったときや
倉木に助けてもらったり、あるいはその前のストーカーまがいのときも
真っ先に婚約者に相談しているでしょ。
最後まで顔を、
もしくはセリフなんかで気配を出さないのも変。
なんとなく不自然な仕上がりが気になります。
また、山崎さんの登場も謎めいていますが
そろそろお父さんとの関係者とか警察関係も知ってるとか
何か説明あってもいいのにねえ。
ただちょこっとでてきて教訓めいた事を言っていくって
自分だったらいい加減拒否したいような気がします。
でもまあ「死んだ人の人生は生きてる人の胸の中」とか
「人間関係はおせっかい」するというあたりは
希薄に生きてる若者チビッコなどが
祖父母に言われてみたいことかもしれないです。
*****
そんなわけですが、やはり今週のPちゃんの美も飛びぬけていて綺麗でした。
この長い髪が好きで毛先がカールしてるのもダイスキ。
ぐしゃぐしゃ乱れていたり、
走って流れていくラインも好きだわ。
あと最後の一粒の涙や、
美人に弱い一面や
怜奈にふられたときの微妙な顔など
さじ加減の表情がすごく良かったのでした。
歯磨きシーンでは磨き始めてから長くてセリフもあるし
飲み込むんじゃないかと冷や冷やしたり。
あれ、ヤキソバは右手だった?
さらにいうならコタロー相手にきゃんきゃん遊ぶPさんとか
そうねえ・・寝起きなどもあったら尚いいかな(笑
次回もけっこう楽しみにしています。
01/13/2012 最高の人生の終わり方 第1話
ストーリーは可もなく不可もなく。しかしPさんは群を抜いて美しい。~16の美の楽しみ方~
僕、葬儀屋になります~恋あり、涙あり、ミステリーありのヒューマンホームドラマ
井原真人 (山下智久) は下町の葬儀屋 「 井原屋 」 の二男。母親とは中学3年生の時に死別し、家族は父と四人の兄弟妹。
「 井原屋 」 は警察御用達の葬儀屋でもあり、父・浩太郎 (蟹江敬三) で三代目。だが、真人は子供の頃に周囲に “葬儀屋の息子” であることをからかわれた苦い経験があり、家業の葬儀屋を嫌っていた。
そのため家業は腹違いの長兄・健人 (反町隆史) が継ぐものと決め込んで早々に家から離れ、大学卒業後は大手居酒屋チェーンに入社。現在は担当するエリアの店舗の業績などを管理するエリアマネージャーとして、本社から課せられた厳しいノルマ達成のために従業員たちのケツを叩くシビアな仕事をしている。
ある日、真人はいつものように売上げノルマを達成出来なかった店長を厳しく叱責する。ところが翌日、その店長がビルから飛び降りて意識不明の重体になってしまう。
自分が責めたことが原因で店長が自殺を図ったのではと悔やむ真人。そんな矢先、実家で葬儀屋を手伝っている妹の 晴香 (前田敦子) から父親が倒れたという連絡が入る。そのうえ四代目として家業をついでいると思っていた兄・健人が2ヶ月前に突然家出して失踪しているとの衝撃事実も明かされ、真人は愕然となる。弟の 隼人 (知念侑李) や妹の 桃子 (大野いと) も病院に駆けつけ、久しぶりに家族が顔を付き合わせるのだが、一瞬だけ意識を取り戻した父は、「 葬儀屋を閉めろ… 」 と告げると息を引き取ってしまう。
真人は兄が不在のため喪主を務めることになるが、今まで疎遠にしていた父に対し素直に悲しみを抱けぬまま葬儀を行う。数日後、仕事に戻った真人は意識不明の店長が入院する病院を訪れるが、店長は息を引き取ってしまう。
父が死に際に残した言葉通り真人には葬儀屋を継ぐ気持ちなど全くなかったはずだったが、遺族を前にした真人は、葬儀屋 「 井原屋 」 として店長の葬儀を請け負う決意をする。晴香や井原屋に長年勤めていた 田中 (大友康平) の手伝いのもと真人は店長の葬儀を執り行うが、遺族がふと口にした 「 どうして自殺なんか… 」 という言葉が気になり、警察署に店長が飛び降りた際の状況を聞きに行く。するとそこで以前合コンで知り合った婦人警官の 優樹 (榮倉奈々) と再会し…。
ドラマのタイトルが過去の映画のパクリみたいだし
そしたら「○○の10か条」とか「△△の10の見所」と
箇条書きがお約束ではないですか。
このドラマってストーリーがまるで脚本の教科書みたいな仕上がりで
収まりぐあいが優等生でちょっと物足りなかったですね。
前回の日テレのベムを思い出すとどうしても比較してしまうんです。
強いて感動要素を引き出すとしたら「飴」のつなぎ方でしょうか。
それだってわざと感動を煽ってるようにしか受け取れなかったというイジワルな見方しちゃうわけで。
別にねキャストが豪華だから脚本を手抜きしたというわけでもなく
荒削りで冒険の要素でツボ突っ込みドラマばかり見ていたアタシの脳みそが
そういう刺激を求めてやまないということなのかもしれませんので悪しからず。
とりあえず、葬儀屋という家業を嫌っていたまさピョン(山下智久)が
作文で子供の頃はお父さんの仕事を誇りに思っていたという件を思い出し
お父さんの墓前で葬儀屋を継ぐと涙の宣言したという
心の軌跡がゆるりと自然に描けていたのは良かったです。
それでは山下くんのシーンを切り取っていきまっしょ。
■エリアマネージャーのPさん。
スーツなんてP流に着こなしてとにかくかっこいい。
白シャツがまぶしかったりするし本当に綺麗です。
しかもこのコートのデザインが好きだわ。
一社にひとり、もれなく山下くん欲しいって感じ。
■あきらめなければ良かったって思える日が必ず来るから。
言われてみたいです。
優樹が電車に飛び込むのかと勘違いしたところのシーンですが
この真剣な目があんまりステキで、もしも本当に飛び込もうとしていたとしても
そんな自分を瞬時に忘れて、お礼のための電話番号なんてつい聞いたりしそう。
■俺、こういうキレイごと大っ嫌いなんですよね。
飴を持って眉間をしかめてブラックPちゃんでした。
スネオくんでブラック初体験してからイジワルなP様もイケルことがわかり
幅が広がった気がします。
あ、でも気のせいかも。だってこんなこと言いながらなんかさ、心のどこかで
申し訳なさそうな目が見えるから。
Pさんのこと、心の奥の奥まで綺麗な人だと貴理子さんが言ってましたし。
■ま~た~ウソだ~
優樹が合コンに現れて彼氏いないというくだりで。
なんかこの微妙なとぼけた味わいのあるPちゃんの表情におなじみ感があり嬉しい~。
次の携帯待ち受けであずあずのツーショットを見られたときも奇妙な表情でした。
なんかこそばゆそうなまぶしそうな顔しますよね。
ところであずあずって誰?かわいい子でした。
■居酒屋Pちゃん
シャツにエプロンが新鮮。
レジのところで玉森くんとの冷たい応対。
また来て欲しいって拒否してるんですけどこの困ったとぼけた表情がいかにもPちゃんでした。
玉森くんは最後に遺体で登場。このドラマ、ミステリーになるんでしょうかねえ。
■濡れ鼠のPちゃん。
お父さんが倒れた知らせで病院に走るのでした。
髪が長くなりましたね。何か意図があってこのヘアスタイル?
私的には以前の前髪をおでこに三角に垂らすのよりは
今のフェミニンな長いほうが好きですけど。
そんで濡れた髪はちょっと危ない妄想に走る危険が・・・
■いいかげんにしろ。オヤジが死んだんだぞ。
飛び出して行く桃子をひっぱたいて、抱きしめて。
あああ~家族役の方はいいなあ。
真剣に怒っているPさん。怒られてみたいっちゃ。
お葬式の場でこの桃子の先生と桃子の視線が絡み合うのがちょっと怪しい・・?
■ちゃんと悲しませてやることができなくてすみません。
大友さんに言われて不意をつかれた顔でうろたえて虚無という横目のPちゃん。
本当に父の死を悲しむどころじゃなかった状況でした。
■山崎さんとの対面。
クロサギ彷彿シーンでしたが、怒ったような文句あるかって目です。
ハサミの所望で釈然としない顔がまたPさんらしくて受けます。
盆栽は高級趣味ですよねえ。しかもけっこう技術が要るのよ。
山崎さんてば虎視眈々と狙ってますがいったいPさん(真人)に何を求めてるやら。
■人は死ぬのにどうして生まれてくるんだろう。
この問いかけって余りにも真理なので誰もがスルーするんですけど
このときの虚を見つめるP様の無の境地の表情。ホントに頭空っぽにしてたみたいよ(爆
■病院での臨終にたちあうPさん
長田さんの臨終シーンで泣きそうに歪んでいくPちゃんの表情が圧巻です。
カメラワークが長田さんとPさんを交互に映して少しずつ変化するのがさすがですね。
あらら、耐え切れずにそのまま病院を立ち去ってしまいました・・
■悩むPさん
酒飲んで電車に飛び込もうとして優樹に助けられ、
仏前でぼーっと抜け殻の顔。苦悩はその人の本当の顔を見せてくれるそうです。
ここでお父さんが保存していた子供のころの作文を読み返したのですね。
そして長田さんのお葬式のプロデュース。
■あわわわわ
長田さんの頭を横切ろうとしたPさんのあわてぶり。
ご遺体は足の方を通るのが筋だそうです。
■長田さんの死の真相
なぜか謎解きの方に話が進んでいます。
友也君(女神のときの坊や)とキャッチボールするPさん。かわいかった。
■親の死に目に会えなくなるからです。
長田さんの母親に長田さんは事故死だと説明するとき
目をしばたたいて。
自殺じゃないという証拠を探したかったんです。
手を付いて謝る真人の真摯な様子に胸うたれた吉行さんでした。
■走る真人。
飴をもとめて居酒屋に走りました。
走る山Pは少しがに股気味がちょうどいいってのは定評です。
胸をそらしたこの走り方が懐かしいです。
■こうやって心から悲しめるのもあなたのおかげです。
飴を差し出す吉行さん。
ありがとう。
このセリフ、とってつけたようでわざとらしくてあんまりいいと思えませんでした。
でもPさんが涙でお辞儀したので素直な気持ちになれましたわ。
■墓前の作文
僕はお仕事をしているお父さんがダイスキです。
子供のころはそう思っていたことを思い出したのでした。
お父さんが死んでも涙も流せなかったのに
吉行さんにありがとうと言われてようやくお父さんのことを偲び悼むことができたようです。
泣くPさまは美しくてそれだけで見とれます。
「俺に継がせて下さい。」
*****
井原家は5人兄弟なのですがちゃんと生活できてるようなので
そしたら葬儀屋ってある程度、稼げる商売なのかもしれませんね。
お父さんと大友さんと晴香の三人とプラス反町兄ちゃん?で切り盛りしてきたようですけど
今度は真人が担当するということになったようです。
でも葬儀屋というよりも後半は謎解きになっていったので
ミステリーの雰囲気もでているし
方向性がよくわかりませんね。
出演者も謎がいっぱい。
最後に友也くんが絶対に許さないと怒っていたのも謎でした。
晴香(前田敦ちゃん)の事故の件もあいまいにしていましたし、
優樹の大切な人って誰かもはっきりせず。
反町あんちゃんは釣り人になっていたけれど放浪癖のあるひと?
「ランチの女王」でも長男が失踪だったので何気に大家族で放浪癖の人ありというのは
Pちゃんのキーワードみたいです。
あずあずには全く触れないので関係ない人なのかどうか・・。
桃子の先生との関係はお父さんにはわかっていたみたい(道理が許さないって)
そして一番大きな謎は山崎さんはどんな役割かという点でしょうか。
余りにも出演者が多いししかも全員豪華なので
それぞれを大切にするあまり、
意味わからんという膨れ方をしているようにも見受けられます。
もっと整理してシンプルなドラマをお願いしたいですがどうなりますかねえ。
ただ、山下くんだけはどんなシーンにもアップにも耐えるだけの美貌であった事は
間違いありませんでした。
ストーリーだけなら今回で脱落といった気分ですが
何しろ美のP様を見逃すのはもったいないわけで
次の脚本こそピリリと引き締めてほしいと期待したいところです。
井原真人 (山下智久) は下町の葬儀屋 「 井原屋 」 の二男。母親とは中学3年生の時に死別し、家族は父と四人の兄弟妹。
「 井原屋 」 は警察御用達の葬儀屋でもあり、父・浩太郎 (蟹江敬三) で三代目。だが、真人は子供の頃に周囲に “葬儀屋の息子” であることをからかわれた苦い経験があり、家業の葬儀屋を嫌っていた。
そのため家業は腹違いの長兄・健人 (反町隆史) が継ぐものと決め込んで早々に家から離れ、大学卒業後は大手居酒屋チェーンに入社。現在は担当するエリアの店舗の業績などを管理するエリアマネージャーとして、本社から課せられた厳しいノルマ達成のために従業員たちのケツを叩くシビアな仕事をしている。
ある日、真人はいつものように売上げノルマを達成出来なかった店長を厳しく叱責する。ところが翌日、その店長がビルから飛び降りて意識不明の重体になってしまう。
自分が責めたことが原因で店長が自殺を図ったのではと悔やむ真人。そんな矢先、実家で葬儀屋を手伝っている妹の 晴香 (前田敦子) から父親が倒れたという連絡が入る。そのうえ四代目として家業をついでいると思っていた兄・健人が2ヶ月前に突然家出して失踪しているとの衝撃事実も明かされ、真人は愕然となる。弟の 隼人 (知念侑李) や妹の 桃子 (大野いと) も病院に駆けつけ、久しぶりに家族が顔を付き合わせるのだが、一瞬だけ意識を取り戻した父は、「 葬儀屋を閉めろ… 」 と告げると息を引き取ってしまう。
真人は兄が不在のため喪主を務めることになるが、今まで疎遠にしていた父に対し素直に悲しみを抱けぬまま葬儀を行う。数日後、仕事に戻った真人は意識不明の店長が入院する病院を訪れるが、店長は息を引き取ってしまう。
父が死に際に残した言葉通り真人には葬儀屋を継ぐ気持ちなど全くなかったはずだったが、遺族を前にした真人は、葬儀屋 「 井原屋 」 として店長の葬儀を請け負う決意をする。晴香や井原屋に長年勤めていた 田中 (大友康平) の手伝いのもと真人は店長の葬儀を執り行うが、遺族がふと口にした 「 どうして自殺なんか… 」 という言葉が気になり、警察署に店長が飛び降りた際の状況を聞きに行く。するとそこで以前合コンで知り合った婦人警官の 優樹 (榮倉奈々) と再会し…。
ドラマのタイトルが過去の映画のパクリみたいだし
そしたら「○○の10か条」とか「△△の10の見所」と
箇条書きがお約束ではないですか。
このドラマってストーリーがまるで脚本の教科書みたいな仕上がりで
収まりぐあいが優等生でちょっと物足りなかったですね。
前回の日テレのベムを思い出すとどうしても比較してしまうんです。
強いて感動要素を引き出すとしたら「飴」のつなぎ方でしょうか。
それだってわざと感動を煽ってるようにしか受け取れなかったというイジワルな見方しちゃうわけで。
別にねキャストが豪華だから脚本を手抜きしたというわけでもなく
荒削りで冒険の要素でツボ突っ込みドラマばかり見ていたアタシの脳みそが
そういう刺激を求めてやまないということなのかもしれませんので悪しからず。
とりあえず、葬儀屋という家業を嫌っていたまさピョン(山下智久)が
作文で子供の頃はお父さんの仕事を誇りに思っていたという件を思い出し
お父さんの墓前で葬儀屋を継ぐと涙の宣言したという
心の軌跡がゆるりと自然に描けていたのは良かったです。
それでは山下くんのシーンを切り取っていきまっしょ。
■エリアマネージャーのPさん。
スーツなんてP流に着こなしてとにかくかっこいい。
白シャツがまぶしかったりするし本当に綺麗です。
しかもこのコートのデザインが好きだわ。
一社にひとり、もれなく山下くん欲しいって感じ。
■あきらめなければ良かったって思える日が必ず来るから。
言われてみたいです。
優樹が電車に飛び込むのかと勘違いしたところのシーンですが
この真剣な目があんまりステキで、もしも本当に飛び込もうとしていたとしても
そんな自分を瞬時に忘れて、お礼のための電話番号なんてつい聞いたりしそう。
■俺、こういうキレイごと大っ嫌いなんですよね。
飴を持って眉間をしかめてブラックPちゃんでした。
スネオくんでブラック初体験してからイジワルなP様もイケルことがわかり
幅が広がった気がします。
あ、でも気のせいかも。だってこんなこと言いながらなんかさ、心のどこかで
申し訳なさそうな目が見えるから。
Pさんのこと、心の奥の奥まで綺麗な人だと貴理子さんが言ってましたし。
■ま~た~ウソだ~
優樹が合コンに現れて彼氏いないというくだりで。
なんかこの微妙なとぼけた味わいのあるPちゃんの表情におなじみ感があり嬉しい~。
次の携帯待ち受けであずあずのツーショットを見られたときも奇妙な表情でした。
なんかこそばゆそうなまぶしそうな顔しますよね。
ところであずあずって誰?かわいい子でした。
■居酒屋Pちゃん
シャツにエプロンが新鮮。
レジのところで玉森くんとの冷たい応対。
また来て欲しいって拒否してるんですけどこの困ったとぼけた表情がいかにもPちゃんでした。
玉森くんは最後に遺体で登場。このドラマ、ミステリーになるんでしょうかねえ。
■濡れ鼠のPちゃん。
お父さんが倒れた知らせで病院に走るのでした。
髪が長くなりましたね。何か意図があってこのヘアスタイル?
私的には以前の前髪をおでこに三角に垂らすのよりは
今のフェミニンな長いほうが好きですけど。
そんで濡れた髪はちょっと危ない妄想に走る危険が・・・
■いいかげんにしろ。オヤジが死んだんだぞ。
飛び出して行く桃子をひっぱたいて、抱きしめて。
あああ~家族役の方はいいなあ。
真剣に怒っているPさん。怒られてみたいっちゃ。
お葬式の場でこの桃子の先生と桃子の視線が絡み合うのがちょっと怪しい・・?
■ちゃんと悲しませてやることができなくてすみません。
大友さんに言われて不意をつかれた顔でうろたえて虚無という横目のPちゃん。
本当に父の死を悲しむどころじゃなかった状況でした。
■山崎さんとの対面。
クロサギ彷彿シーンでしたが、怒ったような文句あるかって目です。
ハサミの所望で釈然としない顔がまたPさんらしくて受けます。
盆栽は高級趣味ですよねえ。しかもけっこう技術が要るのよ。
山崎さんてば虎視眈々と狙ってますがいったいPさん(真人)に何を求めてるやら。
■人は死ぬのにどうして生まれてくるんだろう。
この問いかけって余りにも真理なので誰もがスルーするんですけど
このときの虚を見つめるP様の無の境地の表情。ホントに頭空っぽにしてたみたいよ(爆
■病院での臨終にたちあうPさん
長田さんの臨終シーンで泣きそうに歪んでいくPちゃんの表情が圧巻です。
カメラワークが長田さんとPさんを交互に映して少しずつ変化するのがさすがですね。
あらら、耐え切れずにそのまま病院を立ち去ってしまいました・・
■悩むPさん
酒飲んで電車に飛び込もうとして優樹に助けられ、
仏前でぼーっと抜け殻の顔。苦悩はその人の本当の顔を見せてくれるそうです。
ここでお父さんが保存していた子供のころの作文を読み返したのですね。
そして長田さんのお葬式のプロデュース。
■あわわわわ
長田さんの頭を横切ろうとしたPさんのあわてぶり。
ご遺体は足の方を通るのが筋だそうです。
■長田さんの死の真相
なぜか謎解きの方に話が進んでいます。
友也君(女神のときの坊や)とキャッチボールするPさん。かわいかった。
■親の死に目に会えなくなるからです。
長田さんの母親に長田さんは事故死だと説明するとき
目をしばたたいて。
自殺じゃないという証拠を探したかったんです。
手を付いて謝る真人の真摯な様子に胸うたれた吉行さんでした。
■走る真人。
飴をもとめて居酒屋に走りました。
走る山Pは少しがに股気味がちょうどいいってのは定評です。
胸をそらしたこの走り方が懐かしいです。
■こうやって心から悲しめるのもあなたのおかげです。
飴を差し出す吉行さん。
ありがとう。
このセリフ、とってつけたようでわざとらしくてあんまりいいと思えませんでした。
でもPさんが涙でお辞儀したので素直な気持ちになれましたわ。
■墓前の作文
僕はお仕事をしているお父さんがダイスキです。
子供のころはそう思っていたことを思い出したのでした。
お父さんが死んでも涙も流せなかったのに
吉行さんにありがとうと言われてようやくお父さんのことを偲び悼むことができたようです。
泣くPさまは美しくてそれだけで見とれます。
「俺に継がせて下さい。」
*****
井原家は5人兄弟なのですがちゃんと生活できてるようなので
そしたら葬儀屋ってある程度、稼げる商売なのかもしれませんね。
お父さんと大友さんと晴香の三人とプラス反町兄ちゃん?で切り盛りしてきたようですけど
今度は真人が担当するということになったようです。
でも葬儀屋というよりも後半は謎解きになっていったので
ミステリーの雰囲気もでているし
方向性がよくわかりませんね。
出演者も謎がいっぱい。
最後に友也くんが絶対に許さないと怒っていたのも謎でした。
晴香(前田敦ちゃん)の事故の件もあいまいにしていましたし、
優樹の大切な人って誰かもはっきりせず。
反町あんちゃんは釣り人になっていたけれど放浪癖のあるひと?
「ランチの女王」でも長男が失踪だったので何気に大家族で放浪癖の人ありというのは
Pちゃんのキーワードみたいです。
あずあずには全く触れないので関係ない人なのかどうか・・。
桃子の先生との関係はお父さんにはわかっていたみたい(道理が許さないって)
そして一番大きな謎は山崎さんはどんな役割かという点でしょうか。
余りにも出演者が多いししかも全員豪華なので
それぞれを大切にするあまり、
意味わからんという膨れ方をしているようにも見受けられます。
もっと整理してシンプルなドラマをお願いしたいですがどうなりますかねえ。
ただ、山下くんだけはどんなシーンにもアップにも耐えるだけの美貌であった事は
間違いありませんでした。
ストーリーだけなら今回で脱落といった気分ですが
何しろ美のP様を見逃すのはもったいないわけで
次の脚本こそピリリと引き締めてほしいと期待したいところです。
01/04/2012 歩みの年に。
あけまして、おめでとうございます。みなさま、どんな年末年始をお過ごしでしたか。
ご挨拶がすっかり遅くなりました。
ご心配くださったみなさま、本当にすみません。
私はこの通り元気で生きています。
悪魔なのでちょっとやそっとのことじゃ倒れません(←キッドさんのパクリです~)
今年は今までになくリビングの人口密度が高くて
パソコンに近付くことができませんでした。
なんせ、一時もパソコンから離れられないのがうようよしてるもんで。
私なんかは年末まで仕事していたし、多少ゆとりができてからは
お掃除とかお正月準備でなんか気ぜわしく過ぎ、
お正月もなぜかサービスに明け暮れることになってしまい
さっぱり休んだ気がしません。
さらに今日から仕事でパソコンを開けたら、たまった業務がびっしりでげっそり。
いつ休んだらいいんでしょうねえ??
というような感じですが
夜はちゃんとテレビ見てましたよ。
「踊る3」は、はっきりいって全然つまらなかったです。なぜだ?
確か、これね、おととしの映画ですよね?
熱烈な織田ファンの森のお友だちと映画館で見る約束してたんですけど
ちょうど織田さんが結婚したとかいう時期にあたり、
友人がもう映画なんて行かないって言い出して、結局見ないでしまったんですよ(笑
そんなわけなので織田さんのシリーズでは唯一「踊る」だけは好きなので
私は楽しみにしてたんですが
見始めてからしばらくしたらなんと意識不明になってしまったのよ。
途中、私の中の誰かが必死に目をこじあけて集中させようとしたりで
かなり努力したんですけど、ダメでした。
ラストだけはどうにか間に合ったのですがいかんせんストーリーがすっぽりぬけてるし
死ぬはずだった織田さんは生きてるし、小栗君は意味ありげに笑ってるし
深津さんだけ変わりなくかわいくて、ま、それだけで満足したふりしましたわ。
ストーリー確かめる気にもならないくらいでした。
映画館で見てたら怒ってたかもね。
年越しは池上彰さんで。
このごろすっかり私のアイドルになっています。
本当に博識で何を尋ねてもきっちりわかり易い説明の出来る人。
クイズ番組常連の芸人さんやタレントさんでも
みんな尊敬して唸ってますもんね。
あれだけの知識をどこで仕入れるんでしょう。
せめて教えて貰ったことは確実にしていきたいものですけど
右から左から落っことしてる自分が情けないわ。
今年もこの方にたくさん教わるつもりです。
元旦は「相棒」でした。
同じ刑事モノでも「踊る」とはこれだけ違うというくらいのクオリティでした。
2時間半、手に汗でしっかり楽しみました。
社会派という面目躍如ですね。
切ない願いを抱き犯した罪ですがその重さは
どの人の胸にもずっしりしたものを残しました。
私はあのお父さんが横たわってるシーンで
たくさん穴のあいた靴下を見てすごく胸が痛みました。
現実とはそういうものですね。
悲哀のピエロを演じた斉藤さんが良かったです。
もう一つ、大橋のぞみちゃんの最後の出演作(ですよね?)となったのも
ちょっとした感慨でした。のぞみちゃん、お疲れ様でした。
そして昨夜は大野君の「もう誘拐なんてしない」
これね、あの「謎解きはディナーのあとで」と同じ原作者。
軽い内容でも脚本次第で面白くなるということがわかりました。
ちなみに古家和尚さんです。
本当に軽い調子でしたけれどところどころ笑いながらも
十分ストーリーが楽しめるといういい具合でした。
大野君の小心ぶりもヒーローを目指す少年ぽさも上手く描けていて
面白かったなあ。
ちょっとだけの出演者が何気に凄い人だったのもビックリ仰天。
新年にふさわしい遊び心たっぷりの贅沢なドラマでした。
昨年は一生忘れる事のない惨事に胸を痛め、
涙しつつ応援しつつ、それでもなんとか前に進もうとした一年でした。
まだまだ復興は遠いのですが
今年はそれをうけてもっと動ける自分でありたいと新年に誓います。
ちなみにとりあえずウォーキング再開です。
直接の手助けなどはできませんが
体力をつけて仕事を続けられる自分でいるだけでも違うのですよね。
手始めに家から数十分の晴海トリトンへのお散歩です。
銀座に行ってもいいくらいの距離ですがあえて反対の方向に行くのが私の流儀(笑

そういえばここってね、この前の映画「アンフェア」でも外観など使ってましたのよ。
さらに100円ショップがあり、楽しいのよ。 ↓ 戦利品

パソコンデスクの片隅にお正月グッズで目をピンクにしてました。
今年こそスィートな年になりますように(笑
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
小さい歩みを続けて今年も(こそ)良い年にしましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
ご心配くださったみなさま、本当にすみません。
私はこの通り元気で生きています。
悪魔なのでちょっとやそっとのことじゃ倒れません(←キッドさんのパクリです~)
今年は今までになくリビングの人口密度が高くて
パソコンに近付くことができませんでした。
なんせ、一時もパソコンから離れられないのがうようよしてるもんで。
私なんかは年末まで仕事していたし、多少ゆとりができてからは
お掃除とかお正月準備でなんか気ぜわしく過ぎ、
お正月もなぜかサービスに明け暮れることになってしまい
さっぱり休んだ気がしません。
さらに今日から仕事でパソコンを開けたら、たまった業務がびっしりでげっそり。
いつ休んだらいいんでしょうねえ??
というような感じですが
夜はちゃんとテレビ見てましたよ。
「踊る3」は、はっきりいって全然つまらなかったです。なぜだ?
確か、これね、おととしの映画ですよね?
熱烈な織田ファンの森のお友だちと映画館で見る約束してたんですけど
ちょうど織田さんが結婚したとかいう時期にあたり、
友人がもう映画なんて行かないって言い出して、結局見ないでしまったんですよ(笑
そんなわけなので織田さんのシリーズでは唯一「踊る」だけは好きなので
私は楽しみにしてたんですが
見始めてからしばらくしたらなんと意識不明になってしまったのよ。
途中、私の中の誰かが必死に目をこじあけて集中させようとしたりで
かなり努力したんですけど、ダメでした。
ラストだけはどうにか間に合ったのですがいかんせんストーリーがすっぽりぬけてるし
死ぬはずだった織田さんは生きてるし、小栗君は意味ありげに笑ってるし
深津さんだけ変わりなくかわいくて、ま、それだけで満足したふりしましたわ。
ストーリー確かめる気にもならないくらいでした。
映画館で見てたら怒ってたかもね。
年越しは池上彰さんで。
このごろすっかり私のアイドルになっています。
本当に博識で何を尋ねてもきっちりわかり易い説明の出来る人。
クイズ番組常連の芸人さんやタレントさんでも
みんな尊敬して唸ってますもんね。
あれだけの知識をどこで仕入れるんでしょう。
せめて教えて貰ったことは確実にしていきたいものですけど
右から左から落っことしてる自分が情けないわ。
今年もこの方にたくさん教わるつもりです。
元旦は「相棒」でした。
同じ刑事モノでも「踊る」とはこれだけ違うというくらいのクオリティでした。
2時間半、手に汗でしっかり楽しみました。
社会派という面目躍如ですね。
切ない願いを抱き犯した罪ですがその重さは
どの人の胸にもずっしりしたものを残しました。
私はあのお父さんが横たわってるシーンで
たくさん穴のあいた靴下を見てすごく胸が痛みました。
現実とはそういうものですね。
悲哀のピエロを演じた斉藤さんが良かったです。
もう一つ、大橋のぞみちゃんの最後の出演作(ですよね?)となったのも
ちょっとした感慨でした。のぞみちゃん、お疲れ様でした。
そして昨夜は大野君の「もう誘拐なんてしない」
これね、あの「謎解きはディナーのあとで」と同じ原作者。
軽い内容でも脚本次第で面白くなるということがわかりました。
ちなみに古家和尚さんです。
本当に軽い調子でしたけれどところどころ笑いながらも
十分ストーリーが楽しめるといういい具合でした。
大野君の小心ぶりもヒーローを目指す少年ぽさも上手く描けていて
面白かったなあ。
ちょっとだけの出演者が何気に凄い人だったのもビックリ仰天。
新年にふさわしい遊び心たっぷりの贅沢なドラマでした。
昨年は一生忘れる事のない惨事に胸を痛め、
涙しつつ応援しつつ、それでもなんとか前に進もうとした一年でした。
まだまだ復興は遠いのですが
今年はそれをうけてもっと動ける自分でありたいと新年に誓います。
ちなみにとりあえずウォーキング再開です。
直接の手助けなどはできませんが
体力をつけて仕事を続けられる自分でいるだけでも違うのですよね。
手始めに家から数十分の晴海トリトンへのお散歩です。
銀座に行ってもいいくらいの距離ですがあえて反対の方向に行くのが私の流儀(笑

そういえばここってね、この前の映画「アンフェア」でも外観など使ってましたのよ。
さらに100円ショップがあり、楽しいのよ。 ↓ 戦利品

パソコンデスクの片隅にお正月グッズで目をピンクにしてました。
今年こそスィートな年になりますように(笑
皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
小さい歩みを続けて今年も(こそ)良い年にしましょう。
本年もよろしくお願いいたします。
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