03/22/2012 相棒ten (最終回) 他、あれとかこれとか
冬期ドラマも終わっちゃいました。盛り上がりに欠けたけど最終話は良かったものが多いのよね。
冬ドラマの最終回に2Hを持ってきたのが
「運命の人」と「相棒ten」でしたね。
他に最近見た2Hドラマの「濃姫」と「トワイライト・・」のヒトコト感想。
それじゃ以下、面白かった順ってことにしようかな~。
「相棒ten」
これはもう絶対私の中では不動です。
クローン人間を作る技術は既にある!
ここで私の脳内が妄想を始めてしまって・・。
だってだって赤ちゃん欲しいって思い始めるとねえ・・。
男の子だったら
壁に足場を付けて昇っていく山岳冒険系のツールがあるでしょう?
あれで一緒に遊ぶ妄想が脳裏で回ってましたわ~。
そんで女の子だったらもちろん着せ替えのお洋服よ。
頭の中では既にデザインが出来ていたから
リボンにレースのブリブリ系を着せてさ・・。
あの「代理母」の怪物ドラマとはまた違う展開でしたが
「怪物」という言葉がでたのはうなずいてしまいました。
「科学者の性」が表に出てしまったと真野さんのことを右京さんが言うのですけど
いや~私だったら絶対に秘密にしますんでよろしく(笑
そんなこんなでうっかり30分ぐらい妄想に浸ってしまい、
話が途中でわからなくなっていました。
そう、神戸を長谷川と木村佳乃が懐柔する(?)シーンですが何か密約があったのでしたか?
ラストで右京さんを半ば脅すように電話する神戸さんでしたが
涙交じりですよね。
とりあえず・・神戸死す・・の終わり方ではなかったのでほっとしました。
でも嫌ってる風な長谷川の元に行く事になったようで
神戸さんは無念のような顔でしたね。
この特命のポジションを譲りたくなかっただろうなとは思ってますけど。
ただ小野田さんみたいに特命をサポートしてくれる存在になれるチャンスでもあるので
再登場だってあるかもしれないわけでそこらへんに期待しておきます。
「右京さんの信条(大切にしているもの)を犯した(踏みにじった)」という神戸の気持ちが涙でしたね。
号泣ではないけれど重いテーマとともに静かにサヨナラでした。
あのクローンの赤ちゃんはどうなったかというと
やはり生まれる事はなかったのでした。
もしも生まれたらどうなるんだろうとその展開に疑念がありましたけど
最も自然で楽な方法で消えていきました。
一瞬、政府が手をまわして、病院側が何かしたのかと思ったのですけど
あの「怪物」のドラマの影響で考えすぎかな。
「相棒」は秋あたりにまた始まるのでしょうか?
次の相棒は誰かという点に注目が集まりそうですが
今度は女性もいいかもしれません。
「濃姫」
城田優くんが織田信長を演じるというのが変わっていて面白かったです。
どうみたってバタ臭いお顔なのですけど
こういう信長もありなのですな。
たぶん主役(観月)との身長のバランスでしょうね(爆)
そして濃姫(観月ありさ)が賢い妻ということで十分に楽しめました。
うつけの信長の見ているものは何か?
尾張とかそこらへんの領地や城の跡取りとか
そんなことではなかったのですね。
何を見ているのか?
ラストシーンがとにかくかっこいいのでした。
「鬼の棲めぬ世のために我等が鬼となる・・。」
このセリフが濃姫から出たらみんな動けなくなりました。
弟、信行(平岡祐太)には
決して兄に刃を向けるなと母に言い募ったはずなのに
家臣の者たちのいうことを聞いてしまう優しさがアダになったのだと
そういう説明があったのが本当にへええ~な目パチクリです。
しかも兄に刃をむけた弟は兄の家臣に殺害されてしまうのですから
本当に戦国の世の習いというものなのでした。
そうそう、この信長の聡明さをちゃんと知るのが
濃姫の父親マムシの里見浩太郎でした。
贈り物を二つ、しっかりと受け取ってもらいたいという
願いが書かれた文が濃姫の元に届くのですが
ちゃんとその意を汲んでいた信長でした。
マムシのお父さんが自分の息子よりも
信長を買っていたという人を見る目のある方でしたが
進んで息子に殺害されたのでしたねえ・・ああ・・
で、信長の見ていたものは
てっきり「天下統一」かと思っていたのですが
「民」だったのでした。
領地や田畑を荒らされ生きる希望をなくしている民のために
自分は立ち上がるのだという信長に惚れてしまう私なのでした。
「運命の人」
これは冬期ドラマ版を呆れながら見ていた視聴者には
目が覚めるくらいの出来栄えでまさに正座して見ずにはいられない内容となりました。
沖縄の断崖から身を投げ、助けられてから5年後の弓成の記録。
沖縄の背負った過酷な運命をつぶさに見聞し、
記事をしたためるまでに傷が回復していったという流れですね。
今までと何が違うのかといったら舞台が違うのと
格調がまるで変わっていて
映画をみているような映像の美しさとセリフの濃さでした。
沖縄の事は日本国民は知ってるつもりだし、さらに政府の対応の歯がゆさも知っている。
されど、日米関係から誰にもどうにも手出しのできないことで
そして今も似たようなことがあっちにもこっちにもある。
優しさも同情もみんな持ってるけれど
しかしそれ以上踏み込めない。
こんなもどかしい視聴者たちの気持ちを揺さぶってくれた秀作でした。
「終着駅 トワイライトエクスプレスの恋」
最悪というくらいつまらないドラマでした。
中山美穂と佐藤浩市のこの豪華お二人をキャスティングして
ここまで面白くないドラマに仕上げたスタッフにあきれ果てました。
物語は起承転結の教科書すらないような抑揚のない平板なもので
二人の過去を回想するセリフが全てというだけのもの。
佐藤浩市はまだいろんな表情を見せてくれて
哀愁の雰囲気がよく似合うのですが
美穂ちゃんの方が「綺麗に見える角度」に固執したような演技となり
確かに可愛さ綺麗はいつもどおりでしたけれど
魅力が何にも感じられなかったという哀しいドラマでした。
ラストシーンがホームに残る美穂ちゃんの元に
佐藤浩市が反対ホームから降り立ってくるというものでしたが、
それは、精算するはずの不倫を続行させるという意味なのか
美穂ちゃんを今のダンナから奪い取るというものなのか
わからなかったです。
もうそんなん、どうでもいいさ~と言うくらい投げやりな気持ちになってました。
でもあの札幌行きの個室寝台特急はものすごく良かった。
以前、これで北海道に行ったことがありますのよ。
個室を取ろうと思っていたのに半年先まで埋まってたのよね。
ドラマでも言ってましたが本当に切符を取るのが至難の業なのです。
食堂車でディナーというのも良かったですよね。
お料理もいちいち調理過程まで映してくれて
夕日などもデッキから見られるようにしてくれたサービスが
鉄オタにはたまらないシーンだったと思います。
これでストーリーがダメダメだったのが実に残念でした・・。
******
ということで
冬ドラマ2本とSP2本の感想でした。
春ドラマに移行するまでにスペシャルはまだまだありそうで楽しみです。
4月度が始まるまでにはHDDを直すか買い換えるかして
万全の対策をしておきたいと思いまする。
「運命の人」と「相棒ten」でしたね。
他に最近見た2Hドラマの「濃姫」と「トワイライト・・」のヒトコト感想。
それじゃ以下、面白かった順ってことにしようかな~。
「相棒ten」
これはもう絶対私の中では不動です。
クローン人間を作る技術は既にある!
ここで私の脳内が妄想を始めてしまって・・。
だってだって赤ちゃん欲しいって思い始めるとねえ・・。
男の子だったら
壁に足場を付けて昇っていく山岳冒険系のツールがあるでしょう?
あれで一緒に遊ぶ妄想が脳裏で回ってましたわ~。
そんで女の子だったらもちろん着せ替えのお洋服よ。
頭の中では既にデザインが出来ていたから
リボンにレースのブリブリ系を着せてさ・・。
あの「代理母」の怪物ドラマとはまた違う展開でしたが
「怪物」という言葉がでたのはうなずいてしまいました。
「科学者の性」が表に出てしまったと真野さんのことを右京さんが言うのですけど
いや~私だったら絶対に秘密にしますんでよろしく(笑
そんなこんなでうっかり30分ぐらい妄想に浸ってしまい、
話が途中でわからなくなっていました。
そう、神戸を長谷川と木村佳乃が懐柔する(?)シーンですが何か密約があったのでしたか?
ラストで右京さんを半ば脅すように電話する神戸さんでしたが
涙交じりですよね。
とりあえず・・神戸死す・・の終わり方ではなかったのでほっとしました。
でも嫌ってる風な長谷川の元に行く事になったようで
神戸さんは無念のような顔でしたね。
この特命のポジションを譲りたくなかっただろうなとは思ってますけど。
ただ小野田さんみたいに特命をサポートしてくれる存在になれるチャンスでもあるので
再登場だってあるかもしれないわけでそこらへんに期待しておきます。
「右京さんの信条(大切にしているもの)を犯した(踏みにじった)」という神戸の気持ちが涙でしたね。
号泣ではないけれど重いテーマとともに静かにサヨナラでした。
あのクローンの赤ちゃんはどうなったかというと
やはり生まれる事はなかったのでした。
もしも生まれたらどうなるんだろうとその展開に疑念がありましたけど
最も自然で楽な方法で消えていきました。
一瞬、政府が手をまわして、病院側が何かしたのかと思ったのですけど
あの「怪物」のドラマの影響で考えすぎかな。
「相棒」は秋あたりにまた始まるのでしょうか?
次の相棒は誰かという点に注目が集まりそうですが
今度は女性もいいかもしれません。
「濃姫」
城田優くんが織田信長を演じるというのが変わっていて面白かったです。
どうみたってバタ臭いお顔なのですけど
こういう信長もありなのですな。
たぶん主役(観月)との身長のバランスでしょうね(爆)
そして濃姫(観月ありさ)が賢い妻ということで十分に楽しめました。
うつけの信長の見ているものは何か?
尾張とかそこらへんの領地や城の跡取りとか
そんなことではなかったのですね。
何を見ているのか?
ラストシーンがとにかくかっこいいのでした。
「鬼の棲めぬ世のために我等が鬼となる・・。」
このセリフが濃姫から出たらみんな動けなくなりました。
弟、信行(平岡祐太)には
決して兄に刃を向けるなと母に言い募ったはずなのに
家臣の者たちのいうことを聞いてしまう優しさがアダになったのだと
そういう説明があったのが本当にへええ~な目パチクリです。
しかも兄に刃をむけた弟は兄の家臣に殺害されてしまうのですから
本当に戦国の世の習いというものなのでした。
そうそう、この信長の聡明さをちゃんと知るのが
濃姫の父親マムシの里見浩太郎でした。
贈り物を二つ、しっかりと受け取ってもらいたいという
願いが書かれた文が濃姫の元に届くのですが
ちゃんとその意を汲んでいた信長でした。
マムシのお父さんが自分の息子よりも
信長を買っていたという人を見る目のある方でしたが
進んで息子に殺害されたのでしたねえ・・ああ・・
で、信長の見ていたものは
てっきり「天下統一」かと思っていたのですが
「民」だったのでした。
領地や田畑を荒らされ生きる希望をなくしている民のために
自分は立ち上がるのだという信長に惚れてしまう私なのでした。
「運命の人」
これは冬期ドラマ版を呆れながら見ていた視聴者には
目が覚めるくらいの出来栄えでまさに正座して見ずにはいられない内容となりました。
沖縄の断崖から身を投げ、助けられてから5年後の弓成の記録。
沖縄の背負った過酷な運命をつぶさに見聞し、
記事をしたためるまでに傷が回復していったという流れですね。
今までと何が違うのかといったら舞台が違うのと
格調がまるで変わっていて
映画をみているような映像の美しさとセリフの濃さでした。
沖縄の事は日本国民は知ってるつもりだし、さらに政府の対応の歯がゆさも知っている。
されど、日米関係から誰にもどうにも手出しのできないことで
そして今も似たようなことがあっちにもこっちにもある。
優しさも同情もみんな持ってるけれど
しかしそれ以上踏み込めない。
こんなもどかしい視聴者たちの気持ちを揺さぶってくれた秀作でした。
「終着駅 トワイライトエクスプレスの恋」
最悪というくらいつまらないドラマでした。
中山美穂と佐藤浩市のこの豪華お二人をキャスティングして
ここまで面白くないドラマに仕上げたスタッフにあきれ果てました。
物語は起承転結の教科書すらないような抑揚のない平板なもので
二人の過去を回想するセリフが全てというだけのもの。
佐藤浩市はまだいろんな表情を見せてくれて
哀愁の雰囲気がよく似合うのですが
美穂ちゃんの方が「綺麗に見える角度」に固執したような演技となり
確かに可愛さ綺麗はいつもどおりでしたけれど
魅力が何にも感じられなかったという哀しいドラマでした。
ラストシーンがホームに残る美穂ちゃんの元に
佐藤浩市が反対ホームから降り立ってくるというものでしたが、
それは、精算するはずの不倫を続行させるという意味なのか
美穂ちゃんを今のダンナから奪い取るというものなのか
わからなかったです。
もうそんなん、どうでもいいさ~と言うくらい投げやりな気持ちになってました。
でもあの札幌行きの個室寝台特急はものすごく良かった。
以前、これで北海道に行ったことがありますのよ。
個室を取ろうと思っていたのに半年先まで埋まってたのよね。
ドラマでも言ってましたが本当に切符を取るのが至難の業なのです。
食堂車でディナーというのも良かったですよね。
お料理もいちいち調理過程まで映してくれて
夕日などもデッキから見られるようにしてくれたサービスが
鉄オタにはたまらないシーンだったと思います。
これでストーリーがダメダメだったのが実に残念でした・・。
******
ということで
冬ドラマ2本とSP2本の感想でした。
春ドラマに移行するまでにスペシャルはまだまだありそうで楽しみです。
4月度が始まるまでにはHDDを直すか買い換えるかして
万全の対策をしておきたいと思いまする。
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