06/06/2012 37歳で医者になった僕 第9話
医療ミスの隠蔽って某白塔の既視感を覚えてたら弁護士も同席してたし、どうせなら上川さんもご出演どうですか?(笑
このドラマって毎回バージョンアップというかアップデートっていうか
どんどん生まれ変わって1作ごとに違うドラマになっていってるって感じです。
当初の紺野のKY雰囲気はもうどこにもないし、
すずちゃんとの関係も脇に置いてきたような印象だし、
本格的医療ドラマになってきたというかね・・。
コレはこれで面白いから、まあ、いいけどさっ・・でもなんか方向が違うよねええ?(笑
*****
今週のすずちゃんの手話で、ああそうだ、これこれ~って気づいたのが
「~しないといけない」
つまりこれは「○○する必要がある」
ってことなんですが
手話って全体的に否定語じゃなくて
肯定の言い回しで使うのですね。
なのでこの単語も「~する必要がある」という言い方で訳すのですよね、確か。
表現方法は両手をそれぞれの胸あたりに手のひらを丸めて
全体の指先を当てるのですが、もしも録画されておられたらぜひ探し出して確認してくださいね。
重要語句で一番最初に覚えたような単語だけはしっかりと私の脳みそにも残っていて
ああそうだったって思いだすようなこの頃です。
たぶん、コレを見たのはすずちゃんが祐太と一緒にいろいろやりたいことがあるから
「早く退院しないといけない」って言った時でした・・(かな?)
でも否定語にして使ってますよね。日本語対応手話だからそうなるのか。
それから目に新鮮だったのが「DVD」
これはおそらく新しい手話なのでしょうね。知らなかったです。
ただ、アルファベットは指文字で全部表現できるのですよ。
なので「D」も「V」もその通り見た目で作れるんです。
それを合体させてVにDをくっつけていましたよね?
それをぐるりとまわすとDVDになるんだ!なるほどね~っと目からうろこでした。
手話なんて知らなくても工夫で会話できるいい例ですよね。
斬新なアプローチをどうぞ生み出してみてくださいね~。
*****
さて、伊達がいきなり肺出血して心停止死亡ということになり、
担当の下田はショックを隠せません。
しかし、ほぼ全員伊達の病気の進行、つまり死因に気づいていたというのが
ミソというかオツというか違うでしょうってところですが、
とにかくほぼみんな知ってしまったのですね。
アスペルギローマ(肺真菌症)が進行して肺出血に至るには
2年ほどかかるようですが
入院してすぐに肺出血死してるということで、これは見落としのミス。
つまり誤診ってことになるわけですね。
ところがその犯人は佐伯教授なわけで、これは病院を上げての隠蔽しかないという結論になるようです。
唯一死因がわからない下田は自分を責めるのですが、
他の医師たちは保身のために、そして祐太はすずとのことを脅されて黙るという裏事情。
あの祐太が黙ると言うのが信じられないのですが
すずが入院という事態になったものだから、まるで人質に取られた祐太ですもんで
やはり黙るしかなかったようです。
そんなわけで、祐太がテンション下がったところで下田先生が熱くなり、
ラストでは辞表をたたきつけてましたが
真実を遺族に告げるということになるのでしょうか。
それにしても、まるで白い巨塔でしたよね。
双方弁護士が出てきたようだし、
局違いだけど、上川隆也さんが、カルテを窓ガラスに透かせて見たり、
コピーとったりしていたあのシーンや裁判を思い出していました。
まあ、残りの回が少ないのでああいう裁判までは行かないとは思いますが
こういうことならそれならそっちの方で、見たかったという思いがあります。
*****
新見先生が最初に気づいたのに何も対策をとらず、
伊達がまもなく肺出血死するのも予感し、読めていたようなところがありましたが
患者を助けたいけれど、自分の身を削ってまで助けたいとは思わないと言いました。
本人は自分にも医者としての人生があると言いましたが
上ににらまれたくないというのは
教授のミスを指摘するようなことはできないということですよね。
その辺を変えないと病院の未来はないですよね。
明らかにミスだとわかってるのに患者が死に行くのを黙ってみているなんて
コレは殺人じゃないですか。。
教授を傷つけないように、指示されていたのをうっかりしてましたとかなんとか
ごまかして上手く治療をするなどできないんでしょうかね。
少なくとも医療ミスの噂が出るよりはいいんじゃないかしら。
しかも教授に恩を売れるし・・って甘いでしょうか。。
てか、教授の全てを絶対に否定してはならないのがこういった病院の掟なのだとしたら、
こういう「教授=神」の病院の体質を知らずに、医者にかかって、的外れの診断されて
他の医者は気づいても教授だから知らん振り~なんてことになったら恐怖よね。
やっぱり、患者も勉強してセカンドオピニオンとか積極的に利用しないと。
でも伊達の場合は、佐伯教授に相手してほしくてダダこねまくり
検査も遅れてしまったというタイミングの悪さがあったのでしたねえ。
ああいう場合、患者不利に傾くのは否めないです。
とにかく下田が辞表を出して遺族に全てを明らかにするのでしょう。
だからといってこの病院がよくなるかといったら良くならないのは火を見るより明らかなので
下田先生、辞表なんか出すなと叫びたいところです。
そして森下先生がいつになくブラックでしたよね。
自分が佐伯教授の後継者と言ってましたが・・。
なんか今までと色が違うのでひるみましたが
おそらく、森下先生が教授になって権力を握ったあとに病院を改革すると
そういう意味だと思いたい・・これも甘いでしょうかね・・。
あと、佐伯教授の「勝ち負けで言えばとっくに負けている」発言は確かにというところでした。
本人もわかってるのでしょうね。
でもレールから降りるわけにもいかないのね。
大学病院のシステムはおかしいんじゃないですか・・・。
以下は ↓ 9話のあらすじです。
佐伯教授(松平健)の高校時代の恩師・伊達(竜雷太)が亡くなった。
新しく准教授となった中島(鈴木浩介)のお披露目勉強会に出席していた佐伯は、伊達が亡くなった知らせを受けるが、意に介さず酒宴を続ける。
祐太(草なぎ剛)は「佐伯の医療ミス」という疑念を持ち、瑞希(水川あさみ)に相談するが、「不用意なことは言わない方がいい」と釘をさされる。同じころ、伊達の担当医であった下田(八乙女光)は、責任の重さに押しつぶされそうになっていた。
一方、伊達の「死」に心ここにあらずの祐太は、一緒に暮らし始めたすずの体調まで目が行き届かなかい。そんな折、森下(田辺誠一)がすずを東央医科大学病院に緊急入院させ、博昭(志賀廣太郎)と佐和子(藤吉久美子)を呼び出す。そばにいながらすずの病状悪化に気づかなかったのかと博昭に責められ、言葉を失う祐太に、森下はすずと担当患者のこと以外、一切関わるなと警告する。
佐伯教授の医学部長選挙を間近に控え、中島を先頭に、伊達に関する情報にかん口令が敷かれる東央医科大学内科病棟。しかし、研修医たちを中心に動揺が広がっていた。そんななか、祐太は佐伯に呼び出される。医療ミスを指摘する祐太に対し、自分に落ち度はなかったと言い張る佐伯。そればかりか、入院させたすずの治療を持ち出して揺さぶりをかけ、祐太の口を封じようとする。
明くる日、祐太に問いただされた森下は、すずを盾に祐太を黙らせるよう佐伯に提案したと告白。自分は佐伯教授の後継者だと明かすと、「ここまで来て邪魔をされちゃ困るんだよ」と言い放つ。同じ頃、会議室では教授会が行われていた。その席上で、学部長選で佐伯の対抗馬と目される教授のスキャンダルが明るみに。動揺するライバルにほくそ笑む佐伯。
そんな中、由美恵(田島令子)が病院にやって来た。誤診を疑う由美恵を、発見が遅れたのは検査を拒んだ伊達のせいだと突っぱねる中島(鈴木浩介)と新見。と、そこに下田が現れ、中島に退職願を提出。病院を後にしようとする由美恵を「お話したいことがある」と引き留めて…。
どんどん生まれ変わって1作ごとに違うドラマになっていってるって感じです。
当初の紺野のKY雰囲気はもうどこにもないし、
すずちゃんとの関係も脇に置いてきたような印象だし、
本格的医療ドラマになってきたというかね・・。
コレはこれで面白いから、まあ、いいけどさっ・・でもなんか方向が違うよねええ?(笑
*****
今週のすずちゃんの手話で、ああそうだ、これこれ~って気づいたのが
「~しないといけない」
つまりこれは「○○する必要がある」
ってことなんですが
手話って全体的に否定語じゃなくて
肯定の言い回しで使うのですね。
なのでこの単語も「~する必要がある」という言い方で訳すのですよね、確か。
表現方法は両手をそれぞれの胸あたりに手のひらを丸めて
全体の指先を当てるのですが、もしも録画されておられたらぜひ探し出して確認してくださいね。
重要語句で一番最初に覚えたような単語だけはしっかりと私の脳みそにも残っていて
ああそうだったって思いだすようなこの頃です。
たぶん、コレを見たのはすずちゃんが祐太と一緒にいろいろやりたいことがあるから
「早く退院しないといけない」って言った時でした・・(かな?)
でも否定語にして使ってますよね。日本語対応手話だからそうなるのか。
それから目に新鮮だったのが「DVD」
これはおそらく新しい手話なのでしょうね。知らなかったです。
ただ、アルファベットは指文字で全部表現できるのですよ。
なので「D」も「V」もその通り見た目で作れるんです。
それを合体させてVにDをくっつけていましたよね?
それをぐるりとまわすとDVDになるんだ!なるほどね~っと目からうろこでした。
手話なんて知らなくても工夫で会話できるいい例ですよね。
斬新なアプローチをどうぞ生み出してみてくださいね~。
*****
さて、伊達がいきなり肺出血して心停止死亡ということになり、
担当の下田はショックを隠せません。
しかし、ほぼ全員伊達の病気の進行、つまり死因に気づいていたというのが
ミソというかオツというか違うでしょうってところですが、
とにかくほぼみんな知ってしまったのですね。
アスペルギローマ(肺真菌症)が進行して肺出血に至るには
2年ほどかかるようですが
入院してすぐに肺出血死してるということで、これは見落としのミス。
つまり誤診ってことになるわけですね。
ところがその犯人は佐伯教授なわけで、これは病院を上げての隠蔽しかないという結論になるようです。
唯一死因がわからない下田は自分を責めるのですが、
他の医師たちは保身のために、そして祐太はすずとのことを脅されて黙るという裏事情。
あの祐太が黙ると言うのが信じられないのですが
すずが入院という事態になったものだから、まるで人質に取られた祐太ですもんで
やはり黙るしかなかったようです。
そんなわけで、祐太がテンション下がったところで下田先生が熱くなり、
ラストでは辞表をたたきつけてましたが
真実を遺族に告げるということになるのでしょうか。
それにしても、まるで白い巨塔でしたよね。
双方弁護士が出てきたようだし、
局違いだけど、上川隆也さんが、カルテを窓ガラスに透かせて見たり、
コピーとったりしていたあのシーンや裁判を思い出していました。
まあ、残りの回が少ないのでああいう裁判までは行かないとは思いますが
こういうことならそれならそっちの方で、見たかったという思いがあります。
*****
新見先生が最初に気づいたのに何も対策をとらず、
伊達がまもなく肺出血死するのも予感し、読めていたようなところがありましたが
患者を助けたいけれど、自分の身を削ってまで助けたいとは思わないと言いました。
本人は自分にも医者としての人生があると言いましたが
上ににらまれたくないというのは
教授のミスを指摘するようなことはできないということですよね。
その辺を変えないと病院の未来はないですよね。
明らかにミスだとわかってるのに患者が死に行くのを黙ってみているなんて
コレは殺人じゃないですか。。
教授を傷つけないように、指示されていたのをうっかりしてましたとかなんとか
ごまかして上手く治療をするなどできないんでしょうかね。
少なくとも医療ミスの噂が出るよりはいいんじゃないかしら。
しかも教授に恩を売れるし・・って甘いでしょうか。。
てか、教授の全てを絶対に否定してはならないのがこういった病院の掟なのだとしたら、
こういう「教授=神」の病院の体質を知らずに、医者にかかって、的外れの診断されて
他の医者は気づいても教授だから知らん振り~なんてことになったら恐怖よね。
やっぱり、患者も勉強してセカンドオピニオンとか積極的に利用しないと。
でも伊達の場合は、佐伯教授に相手してほしくてダダこねまくり
検査も遅れてしまったというタイミングの悪さがあったのでしたねえ。
ああいう場合、患者不利に傾くのは否めないです。
とにかく下田が辞表を出して遺族に全てを明らかにするのでしょう。
だからといってこの病院がよくなるかといったら良くならないのは火を見るより明らかなので
下田先生、辞表なんか出すなと叫びたいところです。
そして森下先生がいつになくブラックでしたよね。
自分が佐伯教授の後継者と言ってましたが・・。
なんか今までと色が違うのでひるみましたが
おそらく、森下先生が教授になって権力を握ったあとに病院を改革すると
そういう意味だと思いたい・・これも甘いでしょうかね・・。
あと、佐伯教授の「勝ち負けで言えばとっくに負けている」発言は確かにというところでした。
本人もわかってるのでしょうね。
でもレールから降りるわけにもいかないのね。
大学病院のシステムはおかしいんじゃないですか・・・。
以下は ↓ 9話のあらすじです。
佐伯教授(松平健)の高校時代の恩師・伊達(竜雷太)が亡くなった。
新しく准教授となった中島(鈴木浩介)のお披露目勉強会に出席していた佐伯は、伊達が亡くなった知らせを受けるが、意に介さず酒宴を続ける。
祐太(草なぎ剛)は「佐伯の医療ミス」という疑念を持ち、瑞希(水川あさみ)に相談するが、「不用意なことは言わない方がいい」と釘をさされる。同じころ、伊達の担当医であった下田(八乙女光)は、責任の重さに押しつぶされそうになっていた。
一方、伊達の「死」に心ここにあらずの祐太は、一緒に暮らし始めたすずの体調まで目が行き届かなかい。そんな折、森下(田辺誠一)がすずを東央医科大学病院に緊急入院させ、博昭(志賀廣太郎)と佐和子(藤吉久美子)を呼び出す。そばにいながらすずの病状悪化に気づかなかったのかと博昭に責められ、言葉を失う祐太に、森下はすずと担当患者のこと以外、一切関わるなと警告する。
佐伯教授の医学部長選挙を間近に控え、中島を先頭に、伊達に関する情報にかん口令が敷かれる東央医科大学内科病棟。しかし、研修医たちを中心に動揺が広がっていた。そんななか、祐太は佐伯に呼び出される。医療ミスを指摘する祐太に対し、自分に落ち度はなかったと言い張る佐伯。そればかりか、入院させたすずの治療を持ち出して揺さぶりをかけ、祐太の口を封じようとする。
明くる日、祐太に問いただされた森下は、すずを盾に祐太を黙らせるよう佐伯に提案したと告白。自分は佐伯教授の後継者だと明かすと、「ここまで来て邪魔をされちゃ困るんだよ」と言い放つ。同じ頃、会議室では教授会が行われていた。その席上で、学部長選で佐伯の対抗馬と目される教授のスキャンダルが明るみに。動揺するライバルにほくそ笑む佐伯。
そんな中、由美恵(田島令子)が病院にやって来た。誤診を疑う由美恵を、発見が遅れたのは検査を拒んだ伊達のせいだと突っぱねる中島(鈴木浩介)と新見。と、そこに下田が現れ、中島に退職願を提出。病院を後にしようとする由美恵を「お話したいことがある」と引き留めて…。
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