06/13/2012 37歳で医者になった僕 第10話
「寝癖」と声が出たすずちゃん。何かのフラグみたいでイヤだわ。一方佐伯は膵癌ステージ4だって・・。
ラス前で宿題をたくさん残したような10話でした。
最後にすずちゃんが祐太の「寝癖」で声が出たものだから喜びと同時に
いや~な予感を残してしまうのね。
しかも声が出たのにびっくりして今週の手話が飛んでいってしまいましたわ。
そうそう、ひとつだけ。
「~する時」
これもね、いつも面白い表現だなと思っていたんですが遂にでました。
左手を広げた手のひらの中央に右手の親指を当てて、残り4本の指を前に折るように回すのです。
どうしてこういう表現になったのかとっても不思議な面白い表現だと思いませんか?
どこにでてきたのかすっぽり忘れてますんで録画されておられたら探してみてください。
*****
まず下田先生の葛藤。
こちらは裁判でも何でも証言するという決意を遺族に見せますが
病院は和解として示談金を用意して遺族を黙らせたようです。
亡くなった主人は戻らないということで現実を受け止めた奥さんでした。
しかし、下田先生は振り上げたこぶしの行き場がないわけで
ついには出版社に乗り込みました。
しかし、ここでも死人が少ないから派手さが足りないなどと軽くあしらわれ
患者の命を大切に思う下田は結局病院にもどるしかないようなところです。
新見先生も白衣を着るように促し、
素っ気無いようでさり気にフォローしていました。
二人のやり取りが何気に医者としての葛藤の的を射ていましたが、
下田先生が医者をやめたいと思ったのは
命を預かる恐さを思い知ったからだという新見先生の指摘があります。
そしてそれは新見先生だって同じだということでした。
紺野が命の重みを忘れない医者になるべく下田先生を囲い込み、
ようやく病院に戻る気になった下田でした。
下田が研修医にカムバックというとき新見先生が柔らかい笑顔になっていました。
この新見先生が初めて人間味のあるいい味を見せてくれた回でした。
******
学部長戦は佐伯の圧勝ですが、なんと、膵癌ステージⅣが発覚。
先週の「負け」発言はこの病気から出たようです。
フルーツタルトを捨ててるものだからもったいなくて残念でしたがそりゃ食べられないよね。
さらにステージⅣで普通の生活して学部長戦を戦うと言うのがまた凄いパワーですよね。
だって、倒れる日はすぐそこでしょう?
肩書きが欲しいというよりは後継者の道を残すために無理して戦ってるのではないですか。
そういう大学病院のシステムは死んでも守りたいのでしょうか。
この佐伯の病気を知った森下は心なしかほくそ笑んだような気がしました。
*****
そしてすずちゃんの状態が非常に悪くなりました。
腎臓病と心臓の合併症?ということで死亡率30%という数字がありましたが
すずも確実に悪化していて透析は避けられないようです。
しかし、一旦透析を始めたらもう止める事もできないようです。
こんな状態なのに、すずは祐太の立場を慮り転院を希望しました。
間違った未来より正しい今を生きたいというすずの願いが祐太に伝わったからでしょう。
沢村も同じ様に意見し、森下先生の不評を受けながらも
帝都大学病院への転院手続きへと奔走します。
そして「寝癖」の声が出せた喜びの絶頂の後に、すずは意識がなくなりました。
*****
先週からブラック気味の森下先生ですが総合内科を作りかえるために
伊達の医療ミスなどに目をつぶるという密約を祐太と交わしています。
森下自身も正しいとは思ってないけれど教授の後継の道から
改革をする計画はひとつの信念なのでしょう。
見かけによらず清濁併せ呑むタイプのようです。
すずを人質にしたことで祐太を黙らせる作戦でしたが
しかし、すずが転院しそうだし、慌てて何かしたのかと思うタイミングでのすずの悪化でした。
まさか・・ですけどね・・。
ドラマのストーリーとしてすずのことはいじらなくてもいいような気がするのですが・・
二人のことはそっとしてあげればいいのにね。
以下は ↓ 10話のあらすじです。
伊達(竜雷太)の急死を巡り、佐伯(松平健)の医療ミス疑惑が浮上する中、辞表を提出した下田(八乙女光)は「ちゃんとケリをつけたい」と祐太(草なぎ剛)に伝え、病院を去る。祐太は、佐伯に入院中のすず(ミムラ)を盾にされて動きを封じられているため何もできず、下田にかける言葉が見つからない。
下田は由美恵(田島令子)に会い、裁判で佐伯の医療ミスを証言すると約束。研修医仲間にも、もう医者を続ける気はないと、その決意を伝える。医者の将来をあきらめてでも、自分の正義を貫こうとする下田の勇気に、祐太の心は揺れる。
一方、すずの病状はさらに悪化。24時間透析を続ける“持続透析”が必要となり、退院はおろか転院も困難な状況になった。森下(田辺誠一)は祐太に、すずの今後のために医療ミスの件には口をつぐめと忠告。祐太は森下のやり方に疑問を感じながらも忠告に従うしかなく、心の葛藤を隠してすずに接していた。
そんな中、祐太の苦悩を察したすずは「祐太さんのためになるから」と、瑞希(水川あさみ)に転院の意思を打ち明ける。すずの切ない気持ちを思いやった瑞希は、森下が博昭(志賀廣太郎)と佐和子(藤吉久美子)に持続透析の説明をしている席で、転院を検討すべきだと主張する。
すずの心機能は著しく低下し、搬送中に命を落とす危険もあったにも関わらず、転院を提案した瑞希を叱責する森下。それでも瑞希は、すずの気持ちを尊重したいと祐太に打ち明ける。また、すずの病室を訪ねた祐太も、「悲しい未来を避けるために、間違った今を選びたくない」と告げられる。
同じ頃、由美恵が病院側から提示された示談に応じ、裁判を断念。納得できないと詰め寄る下田に由美恵は、伊達を悼む気持ちがあるなら病院に戻って患者を救って欲しいと告げる。
そして、学部長選挙の日。佐伯はライバルに圧勝し、医学部長就任を決める。そんな折、森下は佐伯がガンに冒されていることを知る。一方、祐太は、森下の反対を押し切ってすずの転院の準備を始めていた。ところがその矢先、すずの容態が急変する!
最後にすずちゃんが祐太の「寝癖」で声が出たものだから喜びと同時に
いや~な予感を残してしまうのね。
しかも声が出たのにびっくりして今週の手話が飛んでいってしまいましたわ。
そうそう、ひとつだけ。
「~する時」
これもね、いつも面白い表現だなと思っていたんですが遂にでました。
左手を広げた手のひらの中央に右手の親指を当てて、残り4本の指を前に折るように回すのです。
どうしてこういう表現になったのかとっても不思議な面白い表現だと思いませんか?
どこにでてきたのかすっぽり忘れてますんで録画されておられたら探してみてください。
*****
まず下田先生の葛藤。
こちらは裁判でも何でも証言するという決意を遺族に見せますが
病院は和解として示談金を用意して遺族を黙らせたようです。
亡くなった主人は戻らないということで現実を受け止めた奥さんでした。
しかし、下田先生は振り上げたこぶしの行き場がないわけで
ついには出版社に乗り込みました。
しかし、ここでも死人が少ないから派手さが足りないなどと軽くあしらわれ
患者の命を大切に思う下田は結局病院にもどるしかないようなところです。
新見先生も白衣を着るように促し、
素っ気無いようでさり気にフォローしていました。
二人のやり取りが何気に医者としての葛藤の的を射ていましたが、
下田先生が医者をやめたいと思ったのは
命を預かる恐さを思い知ったからだという新見先生の指摘があります。
そしてそれは新見先生だって同じだということでした。
紺野が命の重みを忘れない医者になるべく下田先生を囲い込み、
ようやく病院に戻る気になった下田でした。
下田が研修医にカムバックというとき新見先生が柔らかい笑顔になっていました。
この新見先生が初めて人間味のあるいい味を見せてくれた回でした。
******
学部長戦は佐伯の圧勝ですが、なんと、膵癌ステージⅣが発覚。
先週の「負け」発言はこの病気から出たようです。
フルーツタルトを捨ててるものだからもったいなくて残念でしたがそりゃ食べられないよね。
さらにステージⅣで普通の生活して学部長戦を戦うと言うのがまた凄いパワーですよね。
だって、倒れる日はすぐそこでしょう?
肩書きが欲しいというよりは後継者の道を残すために無理して戦ってるのではないですか。
そういう大学病院のシステムは死んでも守りたいのでしょうか。
この佐伯の病気を知った森下は心なしかほくそ笑んだような気がしました。
*****
そしてすずちゃんの状態が非常に悪くなりました。
腎臓病と心臓の合併症?ということで死亡率30%という数字がありましたが
すずも確実に悪化していて透析は避けられないようです。
しかし、一旦透析を始めたらもう止める事もできないようです。
こんな状態なのに、すずは祐太の立場を慮り転院を希望しました。
間違った未来より正しい今を生きたいというすずの願いが祐太に伝わったからでしょう。
沢村も同じ様に意見し、森下先生の不評を受けながらも
帝都大学病院への転院手続きへと奔走します。
そして「寝癖」の声が出せた喜びの絶頂の後に、すずは意識がなくなりました。
*****
先週からブラック気味の森下先生ですが総合内科を作りかえるために
伊達の医療ミスなどに目をつぶるという密約を祐太と交わしています。
森下自身も正しいとは思ってないけれど教授の後継の道から
改革をする計画はひとつの信念なのでしょう。
見かけによらず清濁併せ呑むタイプのようです。
すずを人質にしたことで祐太を黙らせる作戦でしたが
しかし、すずが転院しそうだし、慌てて何かしたのかと思うタイミングでのすずの悪化でした。
まさか・・ですけどね・・。
ドラマのストーリーとしてすずのことはいじらなくてもいいような気がするのですが・・
二人のことはそっとしてあげればいいのにね。
以下は ↓ 10話のあらすじです。
伊達(竜雷太)の急死を巡り、佐伯(松平健)の医療ミス疑惑が浮上する中、辞表を提出した下田(八乙女光)は「ちゃんとケリをつけたい」と祐太(草なぎ剛)に伝え、病院を去る。祐太は、佐伯に入院中のすず(ミムラ)を盾にされて動きを封じられているため何もできず、下田にかける言葉が見つからない。
下田は由美恵(田島令子)に会い、裁判で佐伯の医療ミスを証言すると約束。研修医仲間にも、もう医者を続ける気はないと、その決意を伝える。医者の将来をあきらめてでも、自分の正義を貫こうとする下田の勇気に、祐太の心は揺れる。
一方、すずの病状はさらに悪化。24時間透析を続ける“持続透析”が必要となり、退院はおろか転院も困難な状況になった。森下(田辺誠一)は祐太に、すずの今後のために医療ミスの件には口をつぐめと忠告。祐太は森下のやり方に疑問を感じながらも忠告に従うしかなく、心の葛藤を隠してすずに接していた。
そんな中、祐太の苦悩を察したすずは「祐太さんのためになるから」と、瑞希(水川あさみ)に転院の意思を打ち明ける。すずの切ない気持ちを思いやった瑞希は、森下が博昭(志賀廣太郎)と佐和子(藤吉久美子)に持続透析の説明をしている席で、転院を検討すべきだと主張する。
すずの心機能は著しく低下し、搬送中に命を落とす危険もあったにも関わらず、転院を提案した瑞希を叱責する森下。それでも瑞希は、すずの気持ちを尊重したいと祐太に打ち明ける。また、すずの病室を訪ねた祐太も、「悲しい未来を避けるために、間違った今を選びたくない」と告げられる。
同じ頃、由美恵が病院側から提示された示談に応じ、裁判を断念。納得できないと詰め寄る下田に由美恵は、伊達を悼む気持ちがあるなら病院に戻って患者を救って欲しいと告げる。
そして、学部長選挙の日。佐伯はライバルに圧勝し、医学部長就任を決める。そんな折、森下は佐伯がガンに冒されていることを知る。一方、祐太は、森下の反対を押し切ってすずの転院の準備を始めていた。ところがその矢先、すずの容態が急変する!
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