07/25/2012 息もできない夏 第3話
申述書を書くのにこれだけ引っ張ってるというのが凄いですね。相当な比重を占めるって事ですか。
2話から話が混乱してましたが、
玲の母の前夫は一緒に駆け落ちした要さんであり、この人が暴力を振るった張本人なのですね。
ええ~なんで要さんなのぉ~というショックがあって、がっくりしましたが
今後はDVの悪い男@鮎川という目でみることにします(笑
で、ようやく母と区役所で手続きするところまでこぎつけたのに
母はバスから鮎川を目撃してしまったのでした。
目があったのかどうか、恐怖のあまり、携帯をバスに落としていったくらいで
そのまま逃亡したということです。
「逃亡」というのがどうも解せないのですが、
この母親ってば、祖母(浅田美代子)の話だと逃げる事が大得意なのだそうです。
よほど嫁に恨みがつのっていたのか、自分の息子、啓介(母の再婚相手)が
事故にあったのも母のせいだと恨んでいるので
玲が祖母にかわいがられない理由も垣間見えたわけです。
事故の直接の原因は家を飛び出した葉子を追ったからだと言ってました。
そりゃ、一生恨むでしょうね・・。
てか、ラストの乱暴の映像だと、玲はどうも鮎川の子みたいでしたね・・。
祖母はその辺も疑ってるのね・・?
そういうことで、残された姉妹も仲良くやってくことができなくて
妹は祖母を頼って家出するという家庭崩壊なのでした。
ここまできてもどうしても母の「逃亡」ってのが理解できない私。
そりゃ、過去に鮎川の暴力でひどい目にあったのには同情するとしても
普通、家庭ってのは「母親」を中心に回っていくもんじゃない?
その母親が自分の意思で失踪して、何の連絡もしないなんて
普通の感覚でできるもんでしょうか・・。
しかも今は玲の戸籍をつくるという一大事なのよ。
最低限、「無事だから」とか「後を頼む」ぐらいは言うよね?
区役所の樹山(江口)の機転により、後に手紙を書いてきたわけですが
「彼(鮎川)に会ってしまうと玲が危ない」という理由がありました。
それは確かにそうかもしれないけれど、そこを上手くするのが母親の才覚ってもんじゃない?
そして、母からの「愛している」にごまかされてしまった玲なのでした。
鮎川は北海道・小樽でガラス細工を作っている人みたいでしたが、
母、葉子の父親(夏目)が東京にきているので
何かがあると感じて追いかけてきたというところのようです。
(初回だったかな)夏目は鮎川に「君か」と言いながら嫌そうな顔してお金を渡していたので
あれは追い払う意味だったのかもね。
ともかく、夏目が東京に来たところから、決壊が始まったような感じでしょうか。
母、葉子は鮎川から逃げるために実家とも連絡を絶っていたようなので、
父親が東京にきているのも知らなかったようです。
だから、母親の死も知らないのですね。
ともかく、玲の戸籍をつくるという目的に向かって動き出したのに
葉子の母が2ヶ月前に亡くなり、父(夏目)が東京にきて、鮎川までも来てしまった・・。
玲にとってはそういうタイミングの悪いところにはまってしまったのでした。
*****
で、戸籍をつくるために、母子手帳や小中学校の卒業証書、写真などが準備されましたが
他に、母子手帳から辿って出生証明を書いてもらったし、
半分ぐらいはなんとか達成できた様子。
だけど母親が書く「申述書」というのが非常に重い割合を占めてるようです。
区役所の担当者がこの「申述書」は過去と向き合わないといけないので
母親にとってはものすごく辛い作業だと言うのでしたが
葉子も、用紙をだしては逡巡し、そんな簡単なことではないようでした。
ようやく書き始めたところでペンがどうにかなって中断・・・。
ちょうどそのタイミングで、玲に近付く目的で鮎川が自転車を倒した!
玲の顔を見た鮎川の目が狡猾に光ったように見えた!
うぬ~鮎川め・・!!
*****
今週は玲のアップルパイにまつわるエピソードがありました。
病気になるとりんごをすってくれて
愛情いっぱいに育ててもらったという思い出が
実は裏に医療サービスをうけられないという理由が隠されていたことを知り、
リンゴなんて見たくもないという気持ちにかわるわけです。
ところが、母からの手紙をもらうと
やっぱりお母さんは自分を愛してくれていたということで
アップルパイを作品として出すことに気がかわるのですね。
こういった心境の変化はドラマ作りでは欠かせない要素なんでしょう。
でもね、
はっきり言ってね、
そんなんどうでもいいさあ~!!
そんくらい母親の無責任さに腹がたってしまっていて
主役の子(玲)の状況とか
全く興味なくなってきたのでした(苦笑
本当、誰が主役なのかさっぱりわからんよ。
ともかく、鮎川のこれからの出方が気になってしょうがない。
戸籍作りって、すぐにもできそうなところまでこぎつけたのに、
こういう周りの横槍が入ったりして
すんなりいかないのね・・。
役所の人はこれまでの経験からそういうごたごたを見続けてきたから
気の重そうな顔していたということなんですね。
樹山(江口)には過去の自分の記事のせいで自殺者が出たということで
贖罪のためにその人の家庭に入っているのですね。
だんだん奥さんは樹山に心を許し、愛情も感じてきてるようですが
樹山はあんまりその気はないようでした。
あくまで過去の罪を償うというところのようです。
それもまた罪を重ねるような感じがするけど・・。
ともかく、イライラという点では今期一番というドラマ。
次回も絶対見なくてはいけない気持ちになりますね(爆
以下は ↓ 3話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母親の葉子(木村佳乃)と区役所で待ち合わせをする。葉子は、DVに苦しんだ過去を乗り越えて、玲の戸籍を作る決心をしていた。しかし葉子は、約束の時刻を過ぎても区役所に現れなかった。実は葉子は、区役所に向かうバスの中で、偶然、元夫の鮎川宏基(要潤)の姿を目撃していたのだ。
玲は、何度も葉子の携帯電話に連絡していた。樹山龍一郎(江口洋介)は、そんな玲の姿をいたたまれない思いで見つめていた。
諦めて家に戻った玲は、区内で女性の遺体が見つかったというテレビのニュースを見て不安になり、もう一度、葉子の携帯電話に連絡する。電話に出たのは警察官だった。警察署に駆けつけた玲は、葉子の携帯電話が、勤務先の医療センターから駅に向かうバスの中に落ちていたことを知る。その携帯電話には、いまバスに乗って区役所に向かっている、という書きかけのメールも残されていた。玲から事情を聞いた警察官は、少しようすを見て捜索願を出すかどうか考えてみてはどうか、と助言した。
玲が家に戻ると、祖母の香緒里(浅田美代子)が来ていた。玲の妹・麻央(小芝風花)から連絡をもらったのだという。区役所の件を知った香緒里は、葉子は周りを狂わせる人だ、と言うと、玲たちの父親・啓介(神尾佑)が事故死したのも彼女のせいだと玲に告げる。
その夜、玲は無戸籍に苦しむ人たちが集まるサイト『ひまわり』で知り合ったウィスキーボンボンからメッセージが届いていることに気づく。ウィスキーボンボンとは、草野広太(中村蒼)のHNだった。玲が母親を信じられなくなっていることを知った広太は、目の前にある事実だけを見ていればいいと思う、とアドバイスする。
あくる朝、玲はいつものように『パティスリー・シャルロット』に出社する。店長の安倍川衣里(橋本麗香)は、玲が区役所に行く時間などを作れるよう、しばらくの間アルバイトのままでいてもらう、とスタッフに告げる。あわせて衣里は、人気フリーペーパーの取材があることを報告し、井川さつき(原幹恵)と玲に、そのためのスイーツを作るよう指示した。
一方、葉子がまだ帰ってこないことに不審を抱いた麻央は、玲を問い詰める。玲が何かを隠しているというのだ。麻央は、自分だけが仲間外れだと泣き出し、こんな家にいたくない、と言い残して香緒里の家に行ってしまう。
ひとり残された玲は、母子手帳や卒業証書などを持ち出し、区役所へ向かった。そこで玲は、もう母には頼らないで自分でできることをやる、と樹山に告げる。玲は、樹山の助言に従い、出生証明書を再発行してもらうために、自分が生まれた産婦人科を訪ねる。
そんな折、樹山のもとに葉子から連絡があり…。
玲の母の前夫は一緒に駆け落ちした要さんであり、この人が暴力を振るった張本人なのですね。
ええ~なんで要さんなのぉ~というショックがあって、がっくりしましたが
今後はDVの悪い男@鮎川という目でみることにします(笑
で、ようやく母と区役所で手続きするところまでこぎつけたのに
母はバスから鮎川を目撃してしまったのでした。
目があったのかどうか、恐怖のあまり、携帯をバスに落としていったくらいで
そのまま逃亡したということです。
「逃亡」というのがどうも解せないのですが、
この母親ってば、祖母(浅田美代子)の話だと逃げる事が大得意なのだそうです。
よほど嫁に恨みがつのっていたのか、自分の息子、啓介(母の再婚相手)が
事故にあったのも母のせいだと恨んでいるので
玲が祖母にかわいがられない理由も垣間見えたわけです。
事故の直接の原因は家を飛び出した葉子を追ったからだと言ってました。
そりゃ、一生恨むでしょうね・・。
てか、ラストの乱暴の映像だと、玲はどうも鮎川の子みたいでしたね・・。
祖母はその辺も疑ってるのね・・?
そういうことで、残された姉妹も仲良くやってくことができなくて
妹は祖母を頼って家出するという家庭崩壊なのでした。
ここまできてもどうしても母の「逃亡」ってのが理解できない私。
そりゃ、過去に鮎川の暴力でひどい目にあったのには同情するとしても
普通、家庭ってのは「母親」を中心に回っていくもんじゃない?
その母親が自分の意思で失踪して、何の連絡もしないなんて
普通の感覚でできるもんでしょうか・・。
しかも今は玲の戸籍をつくるという一大事なのよ。
最低限、「無事だから」とか「後を頼む」ぐらいは言うよね?
区役所の樹山(江口)の機転により、後に手紙を書いてきたわけですが
「彼(鮎川)に会ってしまうと玲が危ない」という理由がありました。
それは確かにそうかもしれないけれど、そこを上手くするのが母親の才覚ってもんじゃない?
そして、母からの「愛している」にごまかされてしまった玲なのでした。
鮎川は北海道・小樽でガラス細工を作っている人みたいでしたが、
母、葉子の父親(夏目)が東京にきているので
何かがあると感じて追いかけてきたというところのようです。
(初回だったかな)夏目は鮎川に「君か」と言いながら嫌そうな顔してお金を渡していたので
あれは追い払う意味だったのかもね。
ともかく、夏目が東京に来たところから、決壊が始まったような感じでしょうか。
母、葉子は鮎川から逃げるために実家とも連絡を絶っていたようなので、
父親が東京にきているのも知らなかったようです。
だから、母親の死も知らないのですね。
ともかく、玲の戸籍をつくるという目的に向かって動き出したのに
葉子の母が2ヶ月前に亡くなり、父(夏目)が東京にきて、鮎川までも来てしまった・・。
玲にとってはそういうタイミングの悪いところにはまってしまったのでした。
*****
で、戸籍をつくるために、母子手帳や小中学校の卒業証書、写真などが準備されましたが
他に、母子手帳から辿って出生証明を書いてもらったし、
半分ぐらいはなんとか達成できた様子。
だけど母親が書く「申述書」というのが非常に重い割合を占めてるようです。
区役所の担当者がこの「申述書」は過去と向き合わないといけないので
母親にとってはものすごく辛い作業だと言うのでしたが
葉子も、用紙をだしては逡巡し、そんな簡単なことではないようでした。
ようやく書き始めたところでペンがどうにかなって中断・・・。
ちょうどそのタイミングで、玲に近付く目的で鮎川が自転車を倒した!
玲の顔を見た鮎川の目が狡猾に光ったように見えた!
うぬ~鮎川め・・!!
*****
今週は玲のアップルパイにまつわるエピソードがありました。
病気になるとりんごをすってくれて
愛情いっぱいに育ててもらったという思い出が
実は裏に医療サービスをうけられないという理由が隠されていたことを知り、
リンゴなんて見たくもないという気持ちにかわるわけです。
ところが、母からの手紙をもらうと
やっぱりお母さんは自分を愛してくれていたということで
アップルパイを作品として出すことに気がかわるのですね。
こういった心境の変化はドラマ作りでは欠かせない要素なんでしょう。
でもね、
はっきり言ってね、
そんなんどうでもいいさあ~!!
そんくらい母親の無責任さに腹がたってしまっていて
主役の子(玲)の状況とか
全く興味なくなってきたのでした(苦笑
本当、誰が主役なのかさっぱりわからんよ。
ともかく、鮎川のこれからの出方が気になってしょうがない。
戸籍作りって、すぐにもできそうなところまでこぎつけたのに、
こういう周りの横槍が入ったりして
すんなりいかないのね・・。
役所の人はこれまでの経験からそういうごたごたを見続けてきたから
気の重そうな顔していたということなんですね。
樹山(江口)には過去の自分の記事のせいで自殺者が出たということで
贖罪のためにその人の家庭に入っているのですね。
だんだん奥さんは樹山に心を許し、愛情も感じてきてるようですが
樹山はあんまりその気はないようでした。
あくまで過去の罪を償うというところのようです。
それもまた罪を重ねるような感じがするけど・・。
ともかく、イライラという点では今期一番というドラマ。
次回も絶対見なくてはいけない気持ちになりますね(爆
以下は ↓ 3話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母親の葉子(木村佳乃)と区役所で待ち合わせをする。葉子は、DVに苦しんだ過去を乗り越えて、玲の戸籍を作る決心をしていた。しかし葉子は、約束の時刻を過ぎても区役所に現れなかった。実は葉子は、区役所に向かうバスの中で、偶然、元夫の鮎川宏基(要潤)の姿を目撃していたのだ。
玲は、何度も葉子の携帯電話に連絡していた。樹山龍一郎(江口洋介)は、そんな玲の姿をいたたまれない思いで見つめていた。
諦めて家に戻った玲は、区内で女性の遺体が見つかったというテレビのニュースを見て不安になり、もう一度、葉子の携帯電話に連絡する。電話に出たのは警察官だった。警察署に駆けつけた玲は、葉子の携帯電話が、勤務先の医療センターから駅に向かうバスの中に落ちていたことを知る。その携帯電話には、いまバスに乗って区役所に向かっている、という書きかけのメールも残されていた。玲から事情を聞いた警察官は、少しようすを見て捜索願を出すかどうか考えてみてはどうか、と助言した。
玲が家に戻ると、祖母の香緒里(浅田美代子)が来ていた。玲の妹・麻央(小芝風花)から連絡をもらったのだという。区役所の件を知った香緒里は、葉子は周りを狂わせる人だ、と言うと、玲たちの父親・啓介(神尾佑)が事故死したのも彼女のせいだと玲に告げる。
その夜、玲は無戸籍に苦しむ人たちが集まるサイト『ひまわり』で知り合ったウィスキーボンボンからメッセージが届いていることに気づく。ウィスキーボンボンとは、草野広太(中村蒼)のHNだった。玲が母親を信じられなくなっていることを知った広太は、目の前にある事実だけを見ていればいいと思う、とアドバイスする。
あくる朝、玲はいつものように『パティスリー・シャルロット』に出社する。店長の安倍川衣里(橋本麗香)は、玲が区役所に行く時間などを作れるよう、しばらくの間アルバイトのままでいてもらう、とスタッフに告げる。あわせて衣里は、人気フリーペーパーの取材があることを報告し、井川さつき(原幹恵)と玲に、そのためのスイーツを作るよう指示した。
一方、葉子がまだ帰ってこないことに不審を抱いた麻央は、玲を問い詰める。玲が何かを隠しているというのだ。麻央は、自分だけが仲間外れだと泣き出し、こんな家にいたくない、と言い残して香緒里の家に行ってしまう。
ひとり残された玲は、母子手帳や卒業証書などを持ち出し、区役所へ向かった。そこで玲は、もう母には頼らないで自分でできることをやる、と樹山に告げる。玲は、樹山の助言に従い、出生証明書を再発行してもらうために、自分が生まれた産婦人科を訪ねる。
そんな折、樹山のもとに葉子から連絡があり…。
07/11/2012 息もできない夏 第1話
私好みのドラマでした~。さらに母親には突っ込み放題で言いたいことが山になってたわよ。
戸籍のない人って、単純に国籍がないみたいな
異国からの移住者が子供を生んで無知により届けを出さないような問題かと思ってたら
それはそれは驚くような展開で
まさに息もつけないような深い内容のストーリーでした。
情けない事に「300日問題」というこのコトバを聞いたことはあっても
意味は全く知らなかったのでした。
「息もできない夏」は戸籍がないと知った谷崎玲(武井咲)の戸籍復活取得までのストーリーでしょうか。
始まりはバイト先での「正社員登用」
そのための必要書類が住民票記載事項証明書。
住民票って考えてみたら確かに高校卒業ぐらいまでは
子供の立場ではそういうものがあるということすら知らないで
のほほんと生きていたような気がします。
それがどのくらい重要なのかを知ったのはその後に一人暮らしを始めてから。
若い時分、引越してから余りの多忙さに届けを出す期限が過ぎてしまい、
区役所で裁判所から通知が行きますと聞いて事の重大さに愕然となったのでした。
最も、いくらかの罰金みたいなものを払って終了でしたが
「裁判」というだけで私はちょっと震えましたね。
なので、若い玲が住民票というものに何の先入観もなく
軽い気持ちで行くことは自然でしたよねえ。
でも・・と思います。
この子ってば、保険証がないことを今の今までどうして知らなかったのでしょう?
カードをいくつか出してましたがレンタルショップ(ビデオ店?)だって
身分証明書がないとカードだって作れないと思いますけど。
かぜぐらいでは病院にかからないのかもしれないけれど
これまで重い病気にかかってなかったのがコレ幸いと母親はやり過ごしてきたのでしょうか?
生後まもなくの予防接種などはどうしたの?
もしかして何も接種してないとしたら良く無事でしたよね。
それとも自費接種?
学校も普通に通ってたといってました。
それも不思議なことですが、
「mother」では、誘拐した子を学校に通わせてましたよね。
あれはDVから逃れるとかなんとか言い逃れての特別措置でしたっけ?
お母さん(木村佳乃)は介護施設職員でさほど何らかの実力があるとも思えなかったです。
どんな裏技を使ったのでしょう?
それにしてもです。
高校で海外に行くところも多いというのに
そういった情報などは綿密に調べてパスポートの出番がないようにしていたのかしら。
そういった反面、それにしては無防備な母親とも見えます。
成長し、社会人になればいずれ就職や結婚で戸籍などは必ず必要になるはず。
そして娘がパリ留学の機会があったらパスポート問題がすぐに浮上するはずなのに
その件には口をつぐんで
フランス語のテキストは用意してあげたという・・。
はっきり言ってこの母親ってば、頭おかしいんじゃないの?
娘に隠し通して傷つけるよりは、ちゃんとその経緯をきちんと話して
自覚を促していたほうがよっぽど親子としての絆が強まりそうですけどね。
もう一つ、祖母@浅田美代子も
わざとらしく妹と玲を分け隔てていましたよね。
母親の戸籍の問題があることは知ってたとしても
おそらく玲が自分の血を引いた子だと言う事は信じられないのでしょうか?
ここの部分が300日問題の微妙なところなので
玲に対する戸惑いがちの視線が何かを物語っているようですね。
玲はおばあちゃんにかわいがられてないことをうすうす感じながら成長したのかしら。
でも、性格のまっすぐな素直な子に育ってくれて良かったですね^^;
*****
そして区役所側では「ワケアリ」という言葉が出てきます。
母親側を調べ、前夫の状況を探り、
離婚後に、再婚し3ヶ月後に子供を産んでいるということ。
現夫は14年前に死去。
そして300日問題が浮上するのでした。
慎重にいかないといけないと役所の人は言ってましたが
戸籍がないから単純に作りますとはできないような感じでした。
なぜ母親が玲の出生届を出さなかったのか?
300日問題の難しいところで
その離婚後に300日以内に生まれた子は前夫の子だとみなされるということでした。
ということは玲は、現夫の子であっても前夫の子として届けなければならないという
ややこしいことがあったわけですね。
でも母親としてはそうしたくなかったのでしょうか。
この件については詳しいことは語られず
あいまいなまま過ぎてしまいました。
元敏腕記者(?)で現在、区の臨時職員である樹山@江口洋介は
戸籍を作る方法があるから
しっかりと母親と向き合い、戦っていこうと言ってくれました。
その裏には長い厳しい道のりが隠されていると言わんばかりの口ぶり。
でも突然にこの世に存在しなくなった玲にとって
力強い言葉だったに違いありません。
しかし、母親は区役所に一緒に行こうと言ってくる娘に
「うん」とは言ってくれなかったのです!
なんて母親。
イライラがつのる・・。
そして玲は倒れてしまいます。
救急車を呼ばないでとつぶやきながら意識が遠のいてくのでした。
*****
冒頭で「当たり前の幸せ」と語られてましたが
まさに自分のこの幸せは今まで認識した事がなかったです。
それだけに玲のショックがなかなか実感できません。
こんなに大きくなるまで無戸籍と知らずにこれたのは
ある意味、母親の愛情が深く大きかったからでしょうが、
いつか破綻するという現実を先送りにしてきた母親には問題がありすぎます。
この戸籍をどうやって作るかが大変興味深いですが
前夫との裁判とか面倒くさい展開が待っていそうですね・・?
亡くなった父親とのDNA鑑定じゃダメなんでしょうか?
お母さんにも事情があると理解を示した樹山でしたが
どんな事情があるのでしょう?
そしてサイドストーリーに樹山の件もありました。
新聞記者時代に飛ばし記事を書いて犠牲者が出てしまい、
その贖罪としてそこの家庭で援助をしている風でした。
ともあれ、これは面白かったです。
次回が楽しみになりました。
以下は ↓ 第1話のあらすじ。
「息もできない夏 第1話」
谷崎玲(武井咲)は、洋菓子店『パティスリー・シャルロット』でアルバイトをしている明るくて元気な18歳の女の子。パティシエになるという夢を持ち、高校時代からこの店でアルバイトを続けてきた玲は、真面目な勤務態度や菓子作りのセンスが評価されて、来月から正社員に途用されることになる。
樹山龍一郎(江口洋介)は、区役所の時間外受付を担当する臨時職員。かつて大手新聞社の社会部記者として活躍していた樹山は、数々のスクープをものにして出世街道を突き進んでいた。だが、ある事件がきっかけで新聞社を去ることになり、以来、誰の邪魔にもならないようひっそりと暮らしていた。
玲は、店長の安倍川衣里(橋本麗香)から、住民票記載事項証明書や身元保証書など、必要書類を提出するよう指示される。その際、衣里は、正社員になれば全店舗のスタッフの中から選ばれるパリ留学にもエントリーできることを玲に伝えた。衣里は、玲の仕事ぶりはもちろん、アップルパイ作りの腕前を高く評価していた。
仕事を終えた玲は、さっそく区役所の夜間受付を訪ね、住民票記載事項証明書の申請をする。応対したのは樹山だった。樹山は、玲が身分を証明するものを何も持ってきていないことを知ると、日を改めるよう告げた。だが玲は、仕事があって昼間来ることができないと説明し、受け取りにくる際に身分証明書を提示するので申請だけ先に進めてほしい、と必死に粘る。機械的な応対を続けていた樹山も、そんな玲に負け、やむなくそれを了承した。
玲は、医療センターで介護士をしている母・葉子(木村佳乃)、14歳の妹・麻央(小芝風花)と3人で暮らしている。父親の啓介は14年前に事故で他界していた。帰宅した玲は、健康保険証を探した。だが、見つかったのは葉子と麻央のものだけだった。そこに、玲たちの祖母・香緒里(浅田美代子)が訪ねてくる。麻央は、玲が正社員になることを香緒里に報告した。
あくる朝、玲は、夜勤明けの葉子に、健康保険証のことを聞こうとする。しかし葉子は、玲たちの弁当を作り終えるとそのまま眠ってしまったようで、目を覚まさなかった。
樹山は、玲の申請書を正規職員の田所光子(濱田マリ)に提出する。が、手続きを始めた光子は、玲の住民登録がないことに気づく。
その夜、玲は、健康保険証の代わりに、衣里から受け取った在籍証明書を樹山に提出した。そこで樹山は、住民登録がされていないことを玲に告げる。そんなふたりのやり取りを偶然聞いていたのは草野広太(中村蒼)だ。広太は、生活保護の申請で窓口を訪れていた。玲は、何故自分だけ住民登録がされていないのか調べてほしい、と樹山に頼むが…。
仕事中の葉子を訪ねた玲は、住民票がなかったことを告げ、本当はお母さんの子ではないのか、と尋ねた。が、葉子は即座に否定し、玲を安心させる。
同じころ、北海道のとある会社に、鮎川宏基(要潤)という男が訪ねてくる。そこで鮎川は、社長の夏目周作(北大路欣也)が休暇を取って東京に行ったことを知る。その周作は、玲が働いている店を訪れ、彼女が作ったというアップルパイを買い求めていた。
一方、光子に頼んで玲の件を調べていた樹山は、母親の葉子に離婚歴があること、啓介と入籍した3ヵ月後に玲を生んでいることを知り…。
異国からの移住者が子供を生んで無知により届けを出さないような問題かと思ってたら
それはそれは驚くような展開で
まさに息もつけないような深い内容のストーリーでした。
情けない事に「300日問題」というこのコトバを聞いたことはあっても
意味は全く知らなかったのでした。
「息もできない夏」は戸籍がないと知った谷崎玲(武井咲)の戸籍復活取得までのストーリーでしょうか。
始まりはバイト先での「正社員登用」
そのための必要書類が住民票記載事項証明書。
住民票って考えてみたら確かに高校卒業ぐらいまでは
子供の立場ではそういうものがあるということすら知らないで
のほほんと生きていたような気がします。
それがどのくらい重要なのかを知ったのはその後に一人暮らしを始めてから。
若い時分、引越してから余りの多忙さに届けを出す期限が過ぎてしまい、
区役所で裁判所から通知が行きますと聞いて事の重大さに愕然となったのでした。
最も、いくらかの罰金みたいなものを払って終了でしたが
「裁判」というだけで私はちょっと震えましたね。
なので、若い玲が住民票というものに何の先入観もなく
軽い気持ちで行くことは自然でしたよねえ。
でも・・と思います。
この子ってば、保険証がないことを今の今までどうして知らなかったのでしょう?
カードをいくつか出してましたがレンタルショップ(ビデオ店?)だって
身分証明書がないとカードだって作れないと思いますけど。
かぜぐらいでは病院にかからないのかもしれないけれど
これまで重い病気にかかってなかったのがコレ幸いと母親はやり過ごしてきたのでしょうか?
生後まもなくの予防接種などはどうしたの?
もしかして何も接種してないとしたら良く無事でしたよね。
それとも自費接種?
学校も普通に通ってたといってました。
それも不思議なことですが、
「mother」では、誘拐した子を学校に通わせてましたよね。
あれはDVから逃れるとかなんとか言い逃れての特別措置でしたっけ?
お母さん(木村佳乃)は介護施設職員でさほど何らかの実力があるとも思えなかったです。
どんな裏技を使ったのでしょう?
それにしてもです。
高校で海外に行くところも多いというのに
そういった情報などは綿密に調べてパスポートの出番がないようにしていたのかしら。
そういった反面、それにしては無防備な母親とも見えます。
成長し、社会人になればいずれ就職や結婚で戸籍などは必ず必要になるはず。
そして娘がパリ留学の機会があったらパスポート問題がすぐに浮上するはずなのに
その件には口をつぐんで
フランス語のテキストは用意してあげたという・・。
はっきり言ってこの母親ってば、頭おかしいんじゃないの?
娘に隠し通して傷つけるよりは、ちゃんとその経緯をきちんと話して
自覚を促していたほうがよっぽど親子としての絆が強まりそうですけどね。
もう一つ、祖母@浅田美代子も
わざとらしく妹と玲を分け隔てていましたよね。
母親の戸籍の問題があることは知ってたとしても
おそらく玲が自分の血を引いた子だと言う事は信じられないのでしょうか?
ここの部分が300日問題の微妙なところなので
玲に対する戸惑いがちの視線が何かを物語っているようですね。
玲はおばあちゃんにかわいがられてないことをうすうす感じながら成長したのかしら。
でも、性格のまっすぐな素直な子に育ってくれて良かったですね^^;
*****
そして区役所側では「ワケアリ」という言葉が出てきます。
母親側を調べ、前夫の状況を探り、
離婚後に、再婚し3ヶ月後に子供を産んでいるということ。
現夫は14年前に死去。
そして300日問題が浮上するのでした。
慎重にいかないといけないと役所の人は言ってましたが
戸籍がないから単純に作りますとはできないような感じでした。
なぜ母親が玲の出生届を出さなかったのか?
300日問題の難しいところで
その離婚後に300日以内に生まれた子は前夫の子だとみなされるということでした。
ということは玲は、現夫の子であっても前夫の子として届けなければならないという
ややこしいことがあったわけですね。
でも母親としてはそうしたくなかったのでしょうか。
この件については詳しいことは語られず
あいまいなまま過ぎてしまいました。
元敏腕記者(?)で現在、区の臨時職員である樹山@江口洋介は
戸籍を作る方法があるから
しっかりと母親と向き合い、戦っていこうと言ってくれました。
その裏には長い厳しい道のりが隠されていると言わんばかりの口ぶり。
でも突然にこの世に存在しなくなった玲にとって
力強い言葉だったに違いありません。
しかし、母親は区役所に一緒に行こうと言ってくる娘に
「うん」とは言ってくれなかったのです!
なんて母親。
イライラがつのる・・。
そして玲は倒れてしまいます。
救急車を呼ばないでとつぶやきながら意識が遠のいてくのでした。
*****
冒頭で「当たり前の幸せ」と語られてましたが
まさに自分のこの幸せは今まで認識した事がなかったです。
それだけに玲のショックがなかなか実感できません。
こんなに大きくなるまで無戸籍と知らずにこれたのは
ある意味、母親の愛情が深く大きかったからでしょうが、
いつか破綻するという現実を先送りにしてきた母親には問題がありすぎます。
この戸籍をどうやって作るかが大変興味深いですが
前夫との裁判とか面倒くさい展開が待っていそうですね・・?
亡くなった父親とのDNA鑑定じゃダメなんでしょうか?
お母さんにも事情があると理解を示した樹山でしたが
どんな事情があるのでしょう?
そしてサイドストーリーに樹山の件もありました。
新聞記者時代に飛ばし記事を書いて犠牲者が出てしまい、
その贖罪としてそこの家庭で援助をしている風でした。
ともあれ、これは面白かったです。
次回が楽しみになりました。
以下は ↓ 第1話のあらすじ。
「息もできない夏 第1話」
谷崎玲(武井咲)は、洋菓子店『パティスリー・シャルロット』でアルバイトをしている明るくて元気な18歳の女の子。パティシエになるという夢を持ち、高校時代からこの店でアルバイトを続けてきた玲は、真面目な勤務態度や菓子作りのセンスが評価されて、来月から正社員に途用されることになる。
樹山龍一郎(江口洋介)は、区役所の時間外受付を担当する臨時職員。かつて大手新聞社の社会部記者として活躍していた樹山は、数々のスクープをものにして出世街道を突き進んでいた。だが、ある事件がきっかけで新聞社を去ることになり、以来、誰の邪魔にもならないようひっそりと暮らしていた。
玲は、店長の安倍川衣里(橋本麗香)から、住民票記載事項証明書や身元保証書など、必要書類を提出するよう指示される。その際、衣里は、正社員になれば全店舗のスタッフの中から選ばれるパリ留学にもエントリーできることを玲に伝えた。衣里は、玲の仕事ぶりはもちろん、アップルパイ作りの腕前を高く評価していた。
仕事を終えた玲は、さっそく区役所の夜間受付を訪ね、住民票記載事項証明書の申請をする。応対したのは樹山だった。樹山は、玲が身分を証明するものを何も持ってきていないことを知ると、日を改めるよう告げた。だが玲は、仕事があって昼間来ることができないと説明し、受け取りにくる際に身分証明書を提示するので申請だけ先に進めてほしい、と必死に粘る。機械的な応対を続けていた樹山も、そんな玲に負け、やむなくそれを了承した。
玲は、医療センターで介護士をしている母・葉子(木村佳乃)、14歳の妹・麻央(小芝風花)と3人で暮らしている。父親の啓介は14年前に事故で他界していた。帰宅した玲は、健康保険証を探した。だが、見つかったのは葉子と麻央のものだけだった。そこに、玲たちの祖母・香緒里(浅田美代子)が訪ねてくる。麻央は、玲が正社員になることを香緒里に報告した。
あくる朝、玲は、夜勤明けの葉子に、健康保険証のことを聞こうとする。しかし葉子は、玲たちの弁当を作り終えるとそのまま眠ってしまったようで、目を覚まさなかった。
樹山は、玲の申請書を正規職員の田所光子(濱田マリ)に提出する。が、手続きを始めた光子は、玲の住民登録がないことに気づく。
その夜、玲は、健康保険証の代わりに、衣里から受け取った在籍証明書を樹山に提出した。そこで樹山は、住民登録がされていないことを玲に告げる。そんなふたりのやり取りを偶然聞いていたのは草野広太(中村蒼)だ。広太は、生活保護の申請で窓口を訪れていた。玲は、何故自分だけ住民登録がされていないのか調べてほしい、と樹山に頼むが…。
仕事中の葉子を訪ねた玲は、住民票がなかったことを告げ、本当はお母さんの子ではないのか、と尋ねた。が、葉子は即座に否定し、玲を安心させる。
同じころ、北海道のとある会社に、鮎川宏基(要潤)という男が訪ねてくる。そこで鮎川は、社長の夏目周作(北大路欣也)が休暇を取って東京に行ったことを知る。その周作は、玲が働いている店を訪れ、彼女が作ったというアップルパイを買い求めていた。
一方、光子に頼んで玲の件を調べていた樹山は、母親の葉子に離婚歴があること、啓介と入籍した3ヵ月後に玲を生んでいることを知り…。
07/07/2012 夏ドラマ始まりました・・。
今週は怒涛のごとく過ぎ、あまりの疲労に途中で寝てしまうような状態。アタシの脳みそってば^^;
部屋がものすごい状態なんですけど・・(涙
それでも、今日を生きるために食事を作り、キッチンは片付けるし、
床のお掃除だとかお洗濯だけはちゃんとするわけです。
だけど、いますぐの直接の生活に響かないような、洗濯物なんて、
取りいれたらソファの上に山積みしてしまうし、
三紙もある新聞は凄まじい量のチラシとともに食卓に積まれているわけで、
こんな風に後回しにされたこまごまとしたものが家中のあちこちにあるわけです。
おそらく、外に仕事に出て行ってたら
洋服は床に堆積し、洗面所はお化粧道具で埋まりという状態だったに違いないのですが
とりあえず、家で仕事してるのでそこらへんだけはなんとかなっています。
きっと15分もあれば片付くことなのですが
怒涛のごとく押し寄せてくる波に押されるように、そのちょっとだけの
気持ちにゆとりがないのね。
早く早くとせかされてるような焦っている状態、わかりますよね?
そんなところで、ちっともくつろげない我が家になってしまいました。
そんな今日この頃ですが、例によっておつかいでトリ○ンに休日のお昼前ぐらいに行ったんです。
で、カフェのところで書類やら受け渡していてあとはおしゃべりに興じていたんですけど
見渡すと、今、起きましたって顔の短パンにサンダル履きのおじさんだとかママとかお姉さま風とか
それはそれはのんびりとパンとコーヒーで寛いでいるのね。
お父さんは新聞読んでるし、子供はゲームをしているし、
綺麗なお姉さんは音楽聴きながらパソコンやらをいじってる。
ここは平日はオフィスの人たちでごった返すのですが休日はがらがらかと思いきや、
空席もそんなにないぐらいで
けっこうゆったりしたソファにのんびり座ってぼけーっといるんですよ。
で、あっと、ガッテンがいったのですが、ここは棟続きで、住宅棟のタワーがあるんですよね。
そうかあと納得。
タワーの住人たちにとってここは第二のリビングなわけなんですねえ・・。
雨に濡れずに外にも出なくていい、こういった場所でほぼ休日の寛ぎを満喫できるカフェがあるって
すんごく羨ましい~。
疲れきった私が片付けたくてもゆとりがなくて外に逃げるとしたら
それなりのかっこうして出ないといけないし、ちっとも休んだ気がしないじゃんね。
突然に、次に引越すならカフェラウンジのあるところがいいなあ~と思い立って調べてみたら
なんとぉ・・
あったんです====3(笑
しかもこの近く。
チラシが入ってくるんですけど、某地所の(バレバレ)ゴルフのあの青年がCMしてるマンションが(笑
タワーなんですけどね、湾岸でそれはそれは、りっぱなタワーになるらしい。
カフェは2階に。さらに30階あたりにはバーラウンジもできるらしい・・。
ゴルフやジム、パーティールームやゲストルームなど、タワーMに普通にありそうなものだけじゃなく
やっぱ、「カフェ」と「バー」が私の気をひきましたねえ(爆
問題は駅から遠いってことだけど、いいなあと思い始めたらなんだかとっても気持ちが動くのでした^^
なんてことを考える今日この頃。
基準がカフェというのが・・本当に疲れているなあ自分・・
で、夏ドラマが始まりましたがみんな面白いですよね。
ただ全てを見始めたものの途中から意識がなくなりストーリーがわからなくなっている今週なのでした
とにかく始まりだけは記念に書いておきます・・。
日曜から順に。
「ビューティフルレイン」
豊川ファンとしては外せないドラマでしたねえ。
脳が萎縮して若年性アルツハイマーになるという過酷なストーリー。
いや~でもね、豊川さんが演じると深刻さがあんまりなくて
何か誰かが解決してくれるのかもと思っちゃいましたわ。
相変わらず愛菜ちゃんは上手だし、ちょっと出来すぎなのがハナにつくけど(笑
病院のテストですが、一緒に答えてみるとおんなじようなもんじゃない?
てか、記憶法だけは私できるんだわ。記憶に残すコツがあるんです。
それはおいとくとして~あたしも片足突っ込んでるかもという疑惑がわいたのでした。
脳の萎縮ね・・とっくに始まってる気がするこの頃。
明日2話です。
自分と重ねながら見て行くのかも・・^^;
「GTO」
元版を見てないと思いきや、ストーリーに覚えがあって、首を傾げながらみていました。
あまりにも主役、鬼塚に有利な進行と展開で
都合のいいドラマだったなあという気がしないでもないです。
仁ちゃんの件ですったもんだがあり、話題が集中したせいもあるのですが
数字もそこそことれたらしいですね。
主役の人のお顔があまり好きじゃないですが見ていったら慣れるかも。
それと、いじめ問題が浮上しているので時流に乗ったというところでしょうか。
でもやっぱり見るなら仁ちゃんで見たかった・・。
「トッカン」
井上真央主演のドラマ。
いじられるところはいつもの真央ちゃんですし、北村さんは素敵だし、
面白いドラマになりそうでした。
途中からよくわからなくなっていたので意識がなくなったのね(苦笑
税務調官のネンジさんのドラマとちょっと比べちゃいますが
アレはあれで水戸黄門だし、ま、違いますね。
ともかく水曜日はこれしかないので見ていくでしょう。
「京都地検の女」
やっぱ、名取さん好きだわ。
特に連ドラとして取り上げた事はないですが
安定して面白い、いい話題と問題意識を持っています。
先日のは、検察が起訴すると99.9%の有罪率になるという件。
まだ有罪になっていない人もマスコミ報道のせいで人権の侵害もありました。
「相棒」が不在なので今期はこちらが社会性ドラマになってくれるでしょうか。
そうそうおみやさんとのコラボも楽しかった。
「さよならコーチ」
東野圭吾の短編のドラマ化。
これも後半から意識がないです。
結末がわからんのですが唐澤さんと田中麗奈の関係になにかがあったのですね。
犯人も唐澤さんでしょう?
原作が東野さんであればそれだけで数字がとれそうな気がします(笑
でもミステリー関係は取り上げる気がしません。
番外ですが「はつ恋 6話」
これはもうとにかく盛り上がりますね。
スーパードクター三島が脳出血で失語症の後遺症という状態でいます。
緑は言語聴覚士という専門のリハビリ担当医なわけですが
懸命に治療をほどこすわけです。
木村さんの爽やかな笑顔に癒されますが
つい二人を応援したくなるような雰囲気ですね。
「コレは?」とやっと声が出るようになった三島です。
知的部分は良好に保たれてるので、言葉にならないだけですべてわかってるのですね。
そして、緑の父親から、自分のしでかした事の始末を聞かされて
外に飛び出していくという切ないシーンで終わるのでした。
そうだった、緑は妊娠流産の事は誰にも言わなかったし、
相手のことも黙して語らずでした。
告げようとしたのに当の三島が父親の死や、医療の不始末をかぶって
荒れていたときでしたもんね。
あのときのスレ違いなども焦らせますが
緑の現在の家庭も幸せで優しいだんな様なだけに
いろいろと棘がひっかかるようなところです。
残り2話ですが、どうなることやら。
楽しみです。
もうね、みなさんのところにも遊びに行く余裕がなくて今週は過ぎてしまいましたが
来週からはお邪魔します。
遊んでね~。
まだ始まってないドラマも次々ですし、楽しみですね。
まずは火9は、突っ込みドラマになるかどうかが
今の私の関心の最高峰ですわ(爆
では、夏ドラマもご一緒に楽しみましょうね~。
それでも、今日を生きるために食事を作り、キッチンは片付けるし、
床のお掃除だとかお洗濯だけはちゃんとするわけです。
だけど、いますぐの直接の生活に響かないような、洗濯物なんて、
取りいれたらソファの上に山積みしてしまうし、
三紙もある新聞は凄まじい量のチラシとともに食卓に積まれているわけで、
こんな風に後回しにされたこまごまとしたものが家中のあちこちにあるわけです。
おそらく、外に仕事に出て行ってたら
洋服は床に堆積し、洗面所はお化粧道具で埋まりという状態だったに違いないのですが
とりあえず、家で仕事してるのでそこらへんだけはなんとかなっています。
きっと15分もあれば片付くことなのですが
怒涛のごとく押し寄せてくる波に押されるように、そのちょっとだけの
気持ちにゆとりがないのね。
早く早くとせかされてるような焦っている状態、わかりますよね?
そんなところで、ちっともくつろげない我が家になってしまいました。
そんな今日この頃ですが、例によっておつかいでトリ○ンに休日のお昼前ぐらいに行ったんです。
で、カフェのところで書類やら受け渡していてあとはおしゃべりに興じていたんですけど
見渡すと、今、起きましたって顔の短パンにサンダル履きのおじさんだとかママとかお姉さま風とか
それはそれはのんびりとパンとコーヒーで寛いでいるのね。
お父さんは新聞読んでるし、子供はゲームをしているし、
綺麗なお姉さんは音楽聴きながらパソコンやらをいじってる。
ここは平日はオフィスの人たちでごった返すのですが休日はがらがらかと思いきや、
空席もそんなにないぐらいで
けっこうゆったりしたソファにのんびり座ってぼけーっといるんですよ。
で、あっと、ガッテンがいったのですが、ここは棟続きで、住宅棟のタワーがあるんですよね。
そうかあと納得。
タワーの住人たちにとってここは第二のリビングなわけなんですねえ・・。
雨に濡れずに外にも出なくていい、こういった場所でほぼ休日の寛ぎを満喫できるカフェがあるって
すんごく羨ましい~。
疲れきった私が片付けたくてもゆとりがなくて外に逃げるとしたら
それなりのかっこうして出ないといけないし、ちっとも休んだ気がしないじゃんね。
突然に、次に引越すならカフェラウンジのあるところがいいなあ~と思い立って調べてみたら
なんとぉ・・
あったんです====3(笑
しかもこの近く。
チラシが入ってくるんですけど、某地所の(バレバレ)ゴルフのあの青年がCMしてるマンションが(笑
タワーなんですけどね、湾岸でそれはそれは、りっぱなタワーになるらしい。
カフェは2階に。さらに30階あたりにはバーラウンジもできるらしい・・。
ゴルフやジム、パーティールームやゲストルームなど、タワーMに普通にありそうなものだけじゃなく
やっぱ、「カフェ」と「バー」が私の気をひきましたねえ(爆
問題は駅から遠いってことだけど、いいなあと思い始めたらなんだかとっても気持ちが動くのでした^^
なんてことを考える今日この頃。
基準がカフェというのが・・本当に疲れているなあ自分・・
で、夏ドラマが始まりましたがみんな面白いですよね。
ただ全てを見始めたものの途中から意識がなくなりストーリーがわからなくなっている今週なのでした
とにかく始まりだけは記念に書いておきます・・。
日曜から順に。
「ビューティフルレイン」
豊川ファンとしては外せないドラマでしたねえ。
脳が萎縮して若年性アルツハイマーになるという過酷なストーリー。
いや~でもね、豊川さんが演じると深刻さがあんまりなくて
何か誰かが解決してくれるのかもと思っちゃいましたわ。
相変わらず愛菜ちゃんは上手だし、ちょっと出来すぎなのがハナにつくけど(笑
病院のテストですが、一緒に答えてみるとおんなじようなもんじゃない?
てか、記憶法だけは私できるんだわ。記憶に残すコツがあるんです。
それはおいとくとして~あたしも片足突っ込んでるかもという疑惑がわいたのでした。
脳の萎縮ね・・とっくに始まってる気がするこの頃。
明日2話です。
自分と重ねながら見て行くのかも・・^^;
「GTO」
元版を見てないと思いきや、ストーリーに覚えがあって、首を傾げながらみていました。
あまりにも主役、鬼塚に有利な進行と展開で
都合のいいドラマだったなあという気がしないでもないです。
仁ちゃんの件ですったもんだがあり、話題が集中したせいもあるのですが
数字もそこそことれたらしいですね。
主役の人のお顔があまり好きじゃないですが見ていったら慣れるかも。
それと、いじめ問題が浮上しているので時流に乗ったというところでしょうか。
でもやっぱり見るなら仁ちゃんで見たかった・・。
「トッカン」
井上真央主演のドラマ。
いじられるところはいつもの真央ちゃんですし、北村さんは素敵だし、
面白いドラマになりそうでした。
途中からよくわからなくなっていたので意識がなくなったのね(苦笑
税務調官のネンジさんのドラマとちょっと比べちゃいますが
アレはあれで水戸黄門だし、ま、違いますね。
ともかく水曜日はこれしかないので見ていくでしょう。
「京都地検の女」
やっぱ、名取さん好きだわ。
特に連ドラとして取り上げた事はないですが
安定して面白い、いい話題と問題意識を持っています。
先日のは、検察が起訴すると99.9%の有罪率になるという件。
まだ有罪になっていない人もマスコミ報道のせいで人権の侵害もありました。
「相棒」が不在なので今期はこちらが社会性ドラマになってくれるでしょうか。
そうそうおみやさんとのコラボも楽しかった。
「さよならコーチ」
東野圭吾の短編のドラマ化。
これも後半から意識がないです。
結末がわからんのですが唐澤さんと田中麗奈の関係になにかがあったのですね。
犯人も唐澤さんでしょう?
原作が東野さんであればそれだけで数字がとれそうな気がします(笑
でもミステリー関係は取り上げる気がしません。
番外ですが「はつ恋 6話」
これはもうとにかく盛り上がりますね。
スーパードクター三島が脳出血で失語症の後遺症という状態でいます。
緑は言語聴覚士という専門のリハビリ担当医なわけですが
懸命に治療をほどこすわけです。
木村さんの爽やかな笑顔に癒されますが
つい二人を応援したくなるような雰囲気ですね。
「コレは?」とやっと声が出るようになった三島です。
知的部分は良好に保たれてるので、言葉にならないだけですべてわかってるのですね。
そして、緑の父親から、自分のしでかした事の始末を聞かされて
外に飛び出していくという切ないシーンで終わるのでした。
そうだった、緑は妊娠流産の事は誰にも言わなかったし、
相手のことも黙して語らずでした。
告げようとしたのに当の三島が父親の死や、医療の不始末をかぶって
荒れていたときでしたもんね。
あのときのスレ違いなども焦らせますが
緑の現在の家庭も幸せで優しいだんな様なだけに
いろいろと棘がひっかかるようなところです。
残り2話ですが、どうなることやら。
楽しみです。
もうね、みなさんのところにも遊びに行く余裕がなくて今週は過ぎてしまいましたが
来週からはお邪魔します。
遊んでね~。
まだ始まってないドラマも次々ですし、楽しみですね。
まずは火9は、突っ込みドラマになるかどうかが
今の私の関心の最高峰ですわ(爆
では、夏ドラマもご一緒に楽しみましょうね~。
07/01/2012 映画「少年は残酷な弓を射る」
強烈でしたので久しぶりに映画感想UPです。タイトルがまんまなのが微妙ですけどね。(ネタバレあります)
この映画のタイトルを見て、ああアレね~なんてすぐわかった方いらっしゃいますか?
スパイダーマンみたいな超メジャーじゃないのよ。
もちろん私は全然、知らなくて友人から連絡あり
「チケあるから見てみる?」って誘われて
うん?タダなのか・・やった~って二つ返事でついて行ったという始まりなのでした。
で、この映画館(TOHOシネマズシャンテ)も実は初めて入ったのです。
有楽町銀座日比谷には数知れない映画館があるけれど
大抵は大きな劇場で誰でも知ってるタイトルの映画を見てその後に一杯するぐらいが
日常の楽しみ方なわけで
何か掘り出し物を発掘するという趣味もないし、時間もないわけです。
で、この映画は?どうかって?
正直、普通ではないです。
何よりもこの映画館のチョイスがちょっと癖があるみたいでした。
事前調査も何にもせずなので先入観もありませんでしたが
ま、タイトルでちょっとサスペンスなんだろうか?ってそのくらいは察しがつくじゃない?
そして、その不穏な空気をまとったまま、映画は展開するのでした。
世事に疎い私が知らないのは仕方ないですが
ミニシアターとはいえ空席はほとんどなかったような気がします。
みんなどこでこんな情報を得るのでしょう。凄いね!
というそれぞれの思惑はどうでもいいとして
非常に冷めた凍ったような視点から描かれている独特な雰囲気がありました。
で、どういう映画かといいますと・・・
母親エヴァと懐かない息子ケヴィンのストーリー。
息子、ケヴィンが内側にために貯めたものがある日、矢となって放たれる・・。
既視感があるのでもしかしたら実話でこういった事件があったかも?
はじめ、子供の精神に障害か何かがあるのかと思わせるのですが
そんなことはないのだと思うわけです。
子供って素直で可愛いくて、愛らしい時だけではないですよね。
むしろ手こずらせられるほうが多くない?
親の気を引きたくてあの手この手であらゆることをする子だっているし、
たいていは生まれてから三年ぐらいはまさに野獣じゃない(笑
そう思ってればなんでも許せるような気がしますけど。
で、この母親は、非常に冷めた目で息子を見ているような印象があり、
子供が懐く懐かない以前の問題があったという気がするんです。
ともかく子育ての悪戦苦闘が描かれるのですが、それ相当の時を経て
美しく成長したケヴィン少年の横顔や食べるときの唇のアップなど
何か、不思議なものでも見るようなカメラワークの不気味さが
観客を引っ張っていくのでした。
映画の手法ですが、過去と現在を交互に描いていて
正直、私ってば外人さんを識別できないため、
エヴァを覚え切れなくて同じ人(エヴァ)なのかもわかりにくかったです。
そういった複雑さがストーリーを把握する上で困難かというと
そんなこともなく、セリフの少なさがまたこの冷徹さを象徴しているのですね。
その辺の戸惑いも制作側の計算のうちかと思われます。
で、エヴァの現在は少年院にいる息子と面会するために
過去の冒険家としての華々しい経歴を捨て、どこかの事務員となり、
世間の嫌がらせの赤いペンキを落としながら、
一人で暮らしているというところです。
息子と会うことだけが生きている意味なのですね。
なぜなら、息子の矢が事件を起こし、あらゆるものを奪ってしまったから。
ラストシーンである数年後、
坊主になり刑務所に行くことになった息子に
「なぜこんなことをしたのか」と問いかけます。
わからないと答える息子なわけですが
エヴァは彼をしっかりと抱きしめて終わるのです。
そして・・
そして、
あっと思うのですね。
家族4人で夫と娘は矢の犠牲になり、エヴァだけが生き残っていることに。
そうか・・と、ケヴィンの心の中が一瞬見えたように思えるのです。
たぶんここに答があったのだと妄想するだけですが、
映画の中に愛は見えなかったけれど
これから母子なりの愛を紡いでいくのかもしれないという僅かな光は見えたのが
呆然と動けないでいる観客たちに救いを残したのかもしれません。
スケールの大きさや何かの手練手管で面白くおかしく仕上げるのとは一線を画した、
見る人を突き放す毛並みの変わった色があった映画でした。
昔、文学にかぶれていたような人が好むような・・
てか、この友人がどっぷり文学の人なんで(爆
面白いかと問われればどうなのかということになりますが
とにかく強烈だったと答えるのみです。
スパイダーマンみたいな超メジャーじゃないのよ。
もちろん私は全然、知らなくて友人から連絡あり
「チケあるから見てみる?」って誘われて
うん?タダなのか・・やった~って二つ返事でついて行ったという始まりなのでした。
で、この映画館(TOHOシネマズシャンテ)も実は初めて入ったのです。
有楽町銀座日比谷には数知れない映画館があるけれど
大抵は大きな劇場で誰でも知ってるタイトルの映画を見てその後に一杯するぐらいが
日常の楽しみ方なわけで
何か掘り出し物を発掘するという趣味もないし、時間もないわけです。
で、この映画は?どうかって?
正直、普通ではないです。
何よりもこの映画館のチョイスがちょっと癖があるみたいでした。
事前調査も何にもせずなので先入観もありませんでしたが
ま、タイトルでちょっとサスペンスなんだろうか?ってそのくらいは察しがつくじゃない?
そして、その不穏な空気をまとったまま、映画は展開するのでした。
世事に疎い私が知らないのは仕方ないですが
ミニシアターとはいえ空席はほとんどなかったような気がします。
みんなどこでこんな情報を得るのでしょう。凄いね!
というそれぞれの思惑はどうでもいいとして
非常に冷めた凍ったような視点から描かれている独特な雰囲気がありました。
で、どういう映画かといいますと・・・
母親エヴァと懐かない息子ケヴィンのストーリー。
息子、ケヴィンが内側にために貯めたものがある日、矢となって放たれる・・。
既視感があるのでもしかしたら実話でこういった事件があったかも?
はじめ、子供の精神に障害か何かがあるのかと思わせるのですが
そんなことはないのだと思うわけです。
子供って素直で可愛いくて、愛らしい時だけではないですよね。
むしろ手こずらせられるほうが多くない?
親の気を引きたくてあの手この手であらゆることをする子だっているし、
たいていは生まれてから三年ぐらいはまさに野獣じゃない(笑
そう思ってればなんでも許せるような気がしますけど。
で、この母親は、非常に冷めた目で息子を見ているような印象があり、
子供が懐く懐かない以前の問題があったという気がするんです。
ともかく子育ての悪戦苦闘が描かれるのですが、それ相当の時を経て
美しく成長したケヴィン少年の横顔や食べるときの唇のアップなど
何か、不思議なものでも見るようなカメラワークの不気味さが
観客を引っ張っていくのでした。
映画の手法ですが、過去と現在を交互に描いていて
正直、私ってば外人さんを識別できないため、
エヴァを覚え切れなくて同じ人(エヴァ)なのかもわかりにくかったです。
そういった複雑さがストーリーを把握する上で困難かというと
そんなこともなく、セリフの少なさがまたこの冷徹さを象徴しているのですね。
その辺の戸惑いも制作側の計算のうちかと思われます。
で、エヴァの現在は少年院にいる息子と面会するために
過去の冒険家としての華々しい経歴を捨て、どこかの事務員となり、
世間の嫌がらせの赤いペンキを落としながら、
一人で暮らしているというところです。
息子と会うことだけが生きている意味なのですね。
なぜなら、息子の矢が事件を起こし、あらゆるものを奪ってしまったから。
ラストシーンである数年後、
坊主になり刑務所に行くことになった息子に
「なぜこんなことをしたのか」と問いかけます。
わからないと答える息子なわけですが
エヴァは彼をしっかりと抱きしめて終わるのです。
そして・・
そして、
あっと思うのですね。
家族4人で夫と娘は矢の犠牲になり、エヴァだけが生き残っていることに。
そうか・・と、ケヴィンの心の中が一瞬見えたように思えるのです。
たぶんここに答があったのだと妄想するだけですが、
映画の中に愛は見えなかったけれど
これから母子なりの愛を紡いでいくのかもしれないという僅かな光は見えたのが
呆然と動けないでいる観客たちに救いを残したのかもしれません。
スケールの大きさや何かの手練手管で面白くおかしく仕上げるのとは一線を画した、
見る人を突き放す毛並みの変わった色があった映画でした。
昔、文学にかぶれていたような人が好むような・・
てか、この友人がどっぷり文学の人なんで(爆
面白いかと問われればどうなのかということになりますが
とにかく強烈だったと答えるのみです。
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