08/29/2012 息もできない夏 第8話
今週も戸籍取得への道がストップしたまま。
今週も夏バテがすごくてさっきまで力が抜けてましたわ。
しかも、昨夜のドラマにも脱力感いっぱいでよれよれの夏~。
相乗効果じゃないですか~~orz
そういうことで脱力の元から。
まず中津。
この人の書いた記事は実は本人の弁によると
正義のつもりだったらしいのです。
「弱者の声を拾う」という錦の御旗。
玲のことは草野と樹山の聞きかじり。
自分で調査したものではなかったのでした。
無戸籍であることの負の面をずらずらと書いたわけですが
「無責任な親の犠牲者」として
母親が刃物を持ち出した事も書いた様子。
少女Aとしながら、少女Aの店そのものを写し、
写真だって玲であることがバレバレ。
草野のいう単に秘密の暴露でしかない三文記事でした。
樹山がいさめていましたが
書かれた方の生活は続くのですね。
記事を書いたら記者は正義感ですっきりして
そこで終わりだろうけれど
記事の登場者はたまったものではないのです。
まず玲は店のサーバーがダウンするほどのメールがきたということでした。
採用しない店を責めるメールだそうでこちらは善意の気持ち。
また親に虐待されていると勘違いの団体からも善意の勧誘。
これらはまだ善意の発露みたいなもので
まだいいのかもしれないですが
現実は母を慕う玲なわけで迷惑でしかありません。
しかも店は、玲を解雇にはできないという複雑な立場になってしまいます。
しかし、葉子の刃物の件は介護施設で働くには不向きでしょう。
短気を起こして刃物を出すような人に病人や老人を任せられるわけないですよ。
当然、首になってしまいました。
説明すればわかってもらえるっていうけれど
間違いなく刃物を出したのはこの葉子なんですよね。
どの口がいうのかって本当に迷惑な母親。
そう第二の脱力はこの母親。
相変わらずですね。
玲がDNA鑑定をすることに決めたと姑(浅田美代子)と話す葉子でしたが
「(どんな結果になっても)見守っていこうと思う」と話すのでした。
この期に及んで何を見守るのさ?
葉子に必要なのは
どんな結果が出ても
びくともしない覚悟でしょう?
イライライライラ・・。
お母さんは悪くないって、いじめにあった妹は言いますけど
はっきりきっぱり
あんたの母ちゃんが最初から最後まで全部悪いんだと言ってやりたい。
******
祖父の夏目は北海道にこないかと玲を誘ってくれましたが、
イジメや解雇や、さまざまな外敵から身を守るには
環境を変えるのが一番で
北海道に行くことにしようかと話が決まりかけてました。
で、玲は樹山にあいさつにいくわけですが
だんだん、胸がいっぱいになり
とうとう泣き出してしまうわけです。
そして
「助けて樹山さん・・
私は強くない・・・
もうどうしていいかわからない・・・」
その肩を樹山は抱きよせるのでした。
*******
その樹山ですが、中津をいさめたときに
「無責任な善意は人を傷つけるだけだ」といい
「なら、今先輩がやってること、何なんですか」
と、切り返されてました。
まさに亜沙美のところにいる件についてですね。
おそらく樹山の書いた記事で夫がなくなったために
善意の罪滅ぼしで出入りしているのでしょう。
その亜沙美が樹山に好意が高まってるようだし
それは樹山の本意ではなかったはずでしょうから
まさに無責任な善意そのもの。
でもどうしたら償えるのかと思うと
簡単なことではないですしね。
償う必要が出る記事を書くのがそもそも間違ってるのではないか。
記事を書く時点で
その影響力をよく吟味して書かなければならないことは
剣をペンに変えたときに覚悟することですよね。
そして、中津も事の重大さを知り、
自分のしでかした罪も悟ったようです。
この変わり身の早さが同じ回の話のなかで起きてるのだから
早すぎるという印象がぬぐえません。
思えばこのドラマ登場人物もたいがいの性格が最初のころと変わりましたね。
鮎川や浅田ばあちゃんやさつきなどが
改心してるっぽいとは何度かでてますが
今回の中津に関しては
あきれてしまうくらいの速さで唖然としました。
キャラがぶれないのは玲と母親のイライラ感ですね・・
ともあれ、こんな風にして今週も戸籍は無理な夏ってことになるのでした。
しかし、ラストシーンだけみると
やはり戸籍よりもラブストーリーなんでしょうかね?
どうも違和感たっぷり・・
以下は ↓ 8話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、本当の父親が誰なのかはっきりさせるために、DNA鑑定をしてもらおうと決意する。入院中の祖父・夏目周作(北大路欣也)から鮎川宏基(要潤)の連絡先を教えてもらった玲は、彼の携帯電話に連絡した。しかし、鮎川は電話に出なかった。
母・葉子(木村佳乃)が周作を刺してしまった事件以来、心ないウワサが広がったため、『パティスリー・シャルロット』を休むことになった玲は、不安に押しつぶされそうになっていた。玲に会いに行った樹山龍一郎(江口洋介)は、そんな玲の心情を察し、彼女を励ます。
しばらくして玲は仕事に復帰する。が、事件の影響は、玲だけではなく家族にも及んでいた。妹の麻央(小芝風花)は部活で使用しているテニスラケットのカバーに「殺人鬼の娘」といたずら書きをされる。葉子も仕事をクビになっていた。それでも葉子たちは、玲に心配をかけまいと明るく振る舞っていた。
一方、草野広太(中村蒼)から玲の話を聞いた中津大輔(RIKIYA)は、週刊誌に玲を題材にした『無戸籍児の現実』というルポを書いた。記事は大きな反響を呼び、すぐにネット上に飛び火すると、またたく間に玲の個人情報が晒された。
ほどなく、『シャルロット』の店長・安倍川衣里(橋本麗香)の元に、本社から事情を聞きたいとの連絡が入る。無戸籍児ゆえに社員に採用されずフランス留学の夢も諦めざるを得なかった、という記事のせいで、『シャルロット』を非難するメールが殺到していたからだった。記事を見た樹山は、中津に会いに行き、無責任な善意は人を傷つける、と責めるが…。
しかも、昨夜のドラマにも脱力感いっぱいでよれよれの夏~。
相乗効果じゃないですか~~orz
そういうことで脱力の元から。
まず中津。
この人の書いた記事は実は本人の弁によると
正義のつもりだったらしいのです。
「弱者の声を拾う」という錦の御旗。
玲のことは草野と樹山の聞きかじり。
自分で調査したものではなかったのでした。
無戸籍であることの負の面をずらずらと書いたわけですが
「無責任な親の犠牲者」として
母親が刃物を持ち出した事も書いた様子。
少女Aとしながら、少女Aの店そのものを写し、
写真だって玲であることがバレバレ。
草野のいう単に秘密の暴露でしかない三文記事でした。
樹山がいさめていましたが
書かれた方の生活は続くのですね。
記事を書いたら記者は正義感ですっきりして
そこで終わりだろうけれど
記事の登場者はたまったものではないのです。
まず玲は店のサーバーがダウンするほどのメールがきたということでした。
採用しない店を責めるメールだそうでこちらは善意の気持ち。
また親に虐待されていると勘違いの団体からも善意の勧誘。
これらはまだ善意の発露みたいなもので
まだいいのかもしれないですが
現実は母を慕う玲なわけで迷惑でしかありません。
しかも店は、玲を解雇にはできないという複雑な立場になってしまいます。
しかし、葉子の刃物の件は介護施設で働くには不向きでしょう。
短気を起こして刃物を出すような人に病人や老人を任せられるわけないですよ。
当然、首になってしまいました。
説明すればわかってもらえるっていうけれど
間違いなく刃物を出したのはこの葉子なんですよね。
どの口がいうのかって本当に迷惑な母親。
そう第二の脱力はこの母親。
相変わらずですね。
玲がDNA鑑定をすることに決めたと姑(浅田美代子)と話す葉子でしたが
「(どんな結果になっても)見守っていこうと思う」と話すのでした。
この期に及んで何を見守るのさ?
葉子に必要なのは
どんな結果が出ても
びくともしない覚悟でしょう?
イライライライラ・・。
お母さんは悪くないって、いじめにあった妹は言いますけど
はっきりきっぱり
あんたの母ちゃんが最初から最後まで全部悪いんだと言ってやりたい。
******
祖父の夏目は北海道にこないかと玲を誘ってくれましたが、
イジメや解雇や、さまざまな外敵から身を守るには
環境を変えるのが一番で
北海道に行くことにしようかと話が決まりかけてました。
で、玲は樹山にあいさつにいくわけですが
だんだん、胸がいっぱいになり
とうとう泣き出してしまうわけです。
そして
「助けて樹山さん・・
私は強くない・・・
もうどうしていいかわからない・・・」
その肩を樹山は抱きよせるのでした。
*******
その樹山ですが、中津をいさめたときに
「無責任な善意は人を傷つけるだけだ」といい
「なら、今先輩がやってること、何なんですか」
と、切り返されてました。
まさに亜沙美のところにいる件についてですね。
おそらく樹山の書いた記事で夫がなくなったために
善意の罪滅ぼしで出入りしているのでしょう。
その亜沙美が樹山に好意が高まってるようだし
それは樹山の本意ではなかったはずでしょうから
まさに無責任な善意そのもの。
でもどうしたら償えるのかと思うと
簡単なことではないですしね。
償う必要が出る記事を書くのがそもそも間違ってるのではないか。
記事を書く時点で
その影響力をよく吟味して書かなければならないことは
剣をペンに変えたときに覚悟することですよね。
そして、中津も事の重大さを知り、
自分のしでかした罪も悟ったようです。
この変わり身の早さが同じ回の話のなかで起きてるのだから
早すぎるという印象がぬぐえません。
思えばこのドラマ登場人物もたいがいの性格が最初のころと変わりましたね。
鮎川や浅田ばあちゃんやさつきなどが
改心してるっぽいとは何度かでてますが
今回の中津に関しては
あきれてしまうくらいの速さで唖然としました。
キャラがぶれないのは玲と母親のイライラ感ですね・・
ともあれ、こんな風にして今週も戸籍は無理な夏ってことになるのでした。
しかし、ラストシーンだけみると
やはり戸籍よりもラブストーリーなんでしょうかね?
どうも違和感たっぷり・・
以下は ↓ 8話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、本当の父親が誰なのかはっきりさせるために、DNA鑑定をしてもらおうと決意する。入院中の祖父・夏目周作(北大路欣也)から鮎川宏基(要潤)の連絡先を教えてもらった玲は、彼の携帯電話に連絡した。しかし、鮎川は電話に出なかった。
母・葉子(木村佳乃)が周作を刺してしまった事件以来、心ないウワサが広がったため、『パティスリー・シャルロット』を休むことになった玲は、不安に押しつぶされそうになっていた。玲に会いに行った樹山龍一郎(江口洋介)は、そんな玲の心情を察し、彼女を励ます。
しばらくして玲は仕事に復帰する。が、事件の影響は、玲だけではなく家族にも及んでいた。妹の麻央(小芝風花)は部活で使用しているテニスラケットのカバーに「殺人鬼の娘」といたずら書きをされる。葉子も仕事をクビになっていた。それでも葉子たちは、玲に心配をかけまいと明るく振る舞っていた。
一方、草野広太(中村蒼)から玲の話を聞いた中津大輔(RIKIYA)は、週刊誌に玲を題材にした『無戸籍児の現実』というルポを書いた。記事は大きな反響を呼び、すぐにネット上に飛び火すると、またたく間に玲の個人情報が晒された。
ほどなく、『シャルロット』の店長・安倍川衣里(橋本麗香)の元に、本社から事情を聞きたいとの連絡が入る。無戸籍児ゆえに社員に採用されずフランス留学の夢も諦めざるを得なかった、という記事のせいで、『シャルロット』を非難するメールが殺到していたからだった。記事を見た樹山は、中津に会いに行き、無責任な善意は人を傷つける、と責めるが…。
08/22/2012 息もできない夏 第7話
今週はありえないシーンが続出。ドラマとはいえ現実離れも大きいとうんざりです~><
ドラマ班も夏休みなのか夏負けしてるのか今週も前回からあんまり進展しませんね。
「君は俺の子」宣言の鮎川の口を封じようとして
葉子は庖丁を持ちだすのですが
これってミステリードラマの始まりがこんな感じじゃない?
なんかウケるのですけど^^;
ていうか普通の家庭で人を黙らせようと庖丁を持ち出す人って
絶対にゼロに近いわけで
本当に葉子って期待を裏切らない狂気の行動をしますわ~ww
そしてお約束のけが。
それも鮎川じゃなくて父の夏目の方に刺さってしまったのでした。
このシーン、どういう状態だったのかよく見てなかったのですが
本当に事故というか偶然という感じだったの?
夏目が鮎川をかばって自分が身代わりになったような按配ではないですか?
そういうことで、葉子を犯罪者にするわけにはいかないので
転んで刺さった「事故」を強調する夏目でした。
とっさに出たにしては頭が回る父親です。
でも、そこにいた女性陣4人ともに根回しなどがうまくできなかったみたいで
ひとりひとりが呼ばれて説明を求められると破たんしますね。
みんなおどおどしてましたし、全員ピッタリな供述をするのって
難しいものです。
結局「事故」だと言い張っても葉子は拘留ということになるのでした。
こんなところで鮎川はさっさと出て行ってしまいましたが、
北海道に帰って、病気が進行していると医者に言われてました。
東京にやってきたのは葉子に会いたかった気持ちがあったのかもしれませんね。
以前に土下座してめっちゃ謝っていたのも心底からのようにも見えるし
病気が迫ってるから本当に改心したのかしら?
でも、ニタ~っとしていた気味もあったのでどうもこの人はわかりません。
だいたい病気の今、玲を自分の子だと言ってどうするつもりだったんでしょ?
******
今週の一つの見ものがご近所の噂おばちゃん。
いや~ありえなさにびっくりしました。
こんな風に人を詮索してお店まで行って、うわさを巻きちらすなんて
よほどの田舎でもみたことないです。
人の不幸は蜜の味でしょうけれど、わざわざ店に行ってしゃべりちらすでしょうかね?
知らない記者(中津)にもべらべらしゃべるし、イタ電もすさまじかったですね。
みんな、美人母子の谷崎一家をねたんでたのかあ~?
そしてもう一つの邪悪な出現が中津。
草野の肉体労働のお相手だし
草野の方から情報をほしくて近づいたのではと思ったけれど
まるで逆でした。
中津のほうが自分の仕事で利用すべくネタ扱いだったみたいね。
草野があわれ。
しかも、いろんな経緯で玲のことまで聞き出す技術もいかにもネタ探しの記者らしい。
うっかり玲のことを漏らしてしまった草野くん・・。
これが次回は大きなお騒がせになるので悔やんでも悔やみきれないですよね。
*******
母が拘留され、ご近所では噂のまとになり職場でも冷たいまなざしをうけ
まさに四面楚歌で孤独を感じた玲でしたが、
樹山の暖かさに触れ救われました。
バスケやボーリングなどしてすっかり打ち解けて仲良しな状態。
う~ん・・でもまだラブには見えません。
ただ、こんな二人を目撃した亜沙美は今週もきつい目をして期待通りの反応でした~(笑
********
そして玲は拘留を解かれた母の告白を聞き、ショックを受けますが
気丈にDNAで本当のことを知るという方向に進むのでした。
血液型だとAとOの両親で玲もO型なので今の両親と思ってもいいのですが
ここは「あんな人の子供ではいやだ」という激しい感情により
はっきりきっぱり、亡くなった父の子だとお墨付きをもらいたいわけです。
葉子はあいまいなまま今日まで来てしまったようですが
「自分の人生」だという玲は、その点は葉子とは違うようです。
でもね、そんなことにこだわるより、さっさと戸籍つくろうよって
言いたくなりますよね?(笑
草野はどんな親でも顔を見てみたいと言ってましたが
玲はもし鮎川が実父の判定が出たらどうするのでしょう?
これだけあの人の子ではいやだと言い張ってるのにね・・。
それにしても中津め~!
当事者たちの苦難に寄りそう社会派かと思ってたのに
裏とりもせず面白おかしく捏造するような安い記者だったのね。
次回、センセーショナルな週刊誌が出て騒然とする様子がありましたよね?
それにしても、「戸籍」をとるという大きなテーマはどうなっちゃったの?
今週は葉子の刃物で振り回されたし
その事件の派生で話が変な方向にごまかされた気がします。
しかも、夏目と葉子の確執の原因もわからずで
なんか夏の怪談に化かされてるみたいです~><
ともあれ、次回はちゃんと「戸籍」をとる方向にいくことを期待します。
以下は ↓ 第7話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母・葉子(木村佳乃)と話し合い、裁判をしないで戸籍取得の手続きを進めようと決意し、樹山龍一郎(江口洋介)に必要書類を再提出する。玲は、その件を祖父の夏目周作(北大路欣也)にも報告した。
親子関係が断絶している周作と葉子に話し合ってもらいたいと願っていた玲は、葉子に内緒で周作を家に呼んだ。ところがそこに、いきなり葉子の前夫・鮎川宏基(要潤)が現れ、玲は自分の娘だと言い出す。激しく取り乱し、衝動的に包丁を手にして鮎川に向かっていく葉子。そのとき、思わぬ事態が起きた。葉子を止めようとした周作が、彼女の持っていた包丁を腹部に受け、重傷を負ってしまったのだ。驚いた鮎川は、その場から逃げ去った。周作は、苦悶しながらも、鮎川が帰った後に自分でつまずいてケガをしたことにするよう、玲たちに告げた。
周作は、救急車で病院に搬送される。近所からの通報を受けてやってきた刑事たちは、室内にいた玲や葉子、香緒里(浅田美代子)らから事情を聞くために、警察署まで同行を求めた。
仕事で警察署にいた樹山の新聞社時代の後輩・中津大輔(RIKIYA)は、やってきた玲たちの姿に気づく。中津は、以前、樹山を訪ねた際に、玲にも会っていた。中津から連絡を受け、警察署に駆けつける樹山。玲は、樹山に事情を話し、聴取を終えた妹の麻央(小芝風花)はとりあえず香緒里の家に行ったこと、葉子だけが拘留されたことを伝えた。樹山に家まで送ってもらった玲は、葉子のとった行動などから、本当は鮎川が父親なのではないか、と疑心暗鬼になっていた。樹山は、そんな玲に、何も分からないうちから勝手な思い込みはしないよう助言するが…
「君は俺の子」宣言の鮎川の口を封じようとして
葉子は庖丁を持ちだすのですが
これってミステリードラマの始まりがこんな感じじゃない?
なんかウケるのですけど^^;
ていうか普通の家庭で人を黙らせようと庖丁を持ち出す人って
絶対にゼロに近いわけで
本当に葉子って期待を裏切らない狂気の行動をしますわ~ww
そしてお約束のけが。
それも鮎川じゃなくて父の夏目の方に刺さってしまったのでした。
このシーン、どういう状態だったのかよく見てなかったのですが
本当に事故というか偶然という感じだったの?
夏目が鮎川をかばって自分が身代わりになったような按配ではないですか?
そういうことで、葉子を犯罪者にするわけにはいかないので
転んで刺さった「事故」を強調する夏目でした。
とっさに出たにしては頭が回る父親です。
でも、そこにいた女性陣4人ともに根回しなどがうまくできなかったみたいで
ひとりひとりが呼ばれて説明を求められると破たんしますね。
みんなおどおどしてましたし、全員ピッタリな供述をするのって
難しいものです。
結局「事故」だと言い張っても葉子は拘留ということになるのでした。
こんなところで鮎川はさっさと出て行ってしまいましたが、
北海道に帰って、病気が進行していると医者に言われてました。
東京にやってきたのは葉子に会いたかった気持ちがあったのかもしれませんね。
以前に土下座してめっちゃ謝っていたのも心底からのようにも見えるし
病気が迫ってるから本当に改心したのかしら?
でも、ニタ~っとしていた気味もあったのでどうもこの人はわかりません。
だいたい病気の今、玲を自分の子だと言ってどうするつもりだったんでしょ?
******
今週の一つの見ものがご近所の噂おばちゃん。
いや~ありえなさにびっくりしました。
こんな風に人を詮索してお店まで行って、うわさを巻きちらすなんて
よほどの田舎でもみたことないです。
人の不幸は蜜の味でしょうけれど、わざわざ店に行ってしゃべりちらすでしょうかね?
知らない記者(中津)にもべらべらしゃべるし、イタ電もすさまじかったですね。
みんな、美人母子の谷崎一家をねたんでたのかあ~?
そしてもう一つの邪悪な出現が中津。
草野の肉体労働のお相手だし
草野の方から情報をほしくて近づいたのではと思ったけれど
まるで逆でした。
中津のほうが自分の仕事で利用すべくネタ扱いだったみたいね。
草野があわれ。
しかも、いろんな経緯で玲のことまで聞き出す技術もいかにもネタ探しの記者らしい。
うっかり玲のことを漏らしてしまった草野くん・・。
これが次回は大きなお騒がせになるので悔やんでも悔やみきれないですよね。
*******
母が拘留され、ご近所では噂のまとになり職場でも冷たいまなざしをうけ
まさに四面楚歌で孤独を感じた玲でしたが、
樹山の暖かさに触れ救われました。
バスケやボーリングなどしてすっかり打ち解けて仲良しな状態。
う~ん・・でもまだラブには見えません。
ただ、こんな二人を目撃した亜沙美は今週もきつい目をして期待通りの反応でした~(笑
********
そして玲は拘留を解かれた母の告白を聞き、ショックを受けますが
気丈にDNAで本当のことを知るという方向に進むのでした。
血液型だとAとOの両親で玲もO型なので今の両親と思ってもいいのですが
ここは「あんな人の子供ではいやだ」という激しい感情により
はっきりきっぱり、亡くなった父の子だとお墨付きをもらいたいわけです。
葉子はあいまいなまま今日まで来てしまったようですが
「自分の人生」だという玲は、その点は葉子とは違うようです。
でもね、そんなことにこだわるより、さっさと戸籍つくろうよって
言いたくなりますよね?(笑
草野はどんな親でも顔を見てみたいと言ってましたが
玲はもし鮎川が実父の判定が出たらどうするのでしょう?
これだけあの人の子ではいやだと言い張ってるのにね・・。
それにしても中津め~!
当事者たちの苦難に寄りそう社会派かと思ってたのに
裏とりもせず面白おかしく捏造するような安い記者だったのね。
次回、センセーショナルな週刊誌が出て騒然とする様子がありましたよね?
それにしても、「戸籍」をとるという大きなテーマはどうなっちゃったの?
今週は葉子の刃物で振り回されたし
その事件の派生で話が変な方向にごまかされた気がします。
しかも、夏目と葉子の確執の原因もわからずで
なんか夏の怪談に化かされてるみたいです~><
ともあれ、次回はちゃんと「戸籍」をとる方向にいくことを期待します。
以下は ↓ 第7話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母・葉子(木村佳乃)と話し合い、裁判をしないで戸籍取得の手続きを進めようと決意し、樹山龍一郎(江口洋介)に必要書類を再提出する。玲は、その件を祖父の夏目周作(北大路欣也)にも報告した。
親子関係が断絶している周作と葉子に話し合ってもらいたいと願っていた玲は、葉子に内緒で周作を家に呼んだ。ところがそこに、いきなり葉子の前夫・鮎川宏基(要潤)が現れ、玲は自分の娘だと言い出す。激しく取り乱し、衝動的に包丁を手にして鮎川に向かっていく葉子。そのとき、思わぬ事態が起きた。葉子を止めようとした周作が、彼女の持っていた包丁を腹部に受け、重傷を負ってしまったのだ。驚いた鮎川は、その場から逃げ去った。周作は、苦悶しながらも、鮎川が帰った後に自分でつまずいてケガをしたことにするよう、玲たちに告げた。
周作は、救急車で病院に搬送される。近所からの通報を受けてやってきた刑事たちは、室内にいた玲や葉子、香緒里(浅田美代子)らから事情を聞くために、警察署まで同行を求めた。
仕事で警察署にいた樹山の新聞社時代の後輩・中津大輔(RIKIYA)は、やってきた玲たちの姿に気づく。中津は、以前、樹山を訪ねた際に、玲にも会っていた。中津から連絡を受け、警察署に駆けつける樹山。玲は、樹山に事情を話し、聴取を終えた妹の麻央(小芝風花)はとりあえず香緒里の家に行ったこと、葉子だけが拘留されたことを伝えた。樹山に家まで送ってもらった玲は、葉子のとった行動などから、本当は鮎川が父親なのではないか、と疑心暗鬼になっていた。樹山は、そんな玲に、何も分からないうちから勝手な思い込みはしないよう助言するが…
08/15/2012 息もできない夏 第6話
今週は進展なしという印象でしたが夏休みのせいですかね(笑)最後のシーンは皆知ってることだしね^^;
体調がばてばてでさっきまでパソコンの前に来れなかったんですが
夕暮れとともにようやく縦になれましたわ・・。
そんなわけでポイントだけの「簡単感想」で。
*****
まず今回の大きな出来事は「裁判」の回避。
先週、すごくがっくりきてしまいましたが
「裁判」するならするで、そのノウハウをじっくり教えてもらおうと
ある意味覚悟を決めていたところに、
やっぱり「や~めた」てなことになりましたとさ。
でもそれでよかったのですね。
二転三転というか一進一退というか三歩進んで二歩下がるって感じですね。
絆は紙切れじゃ測れないという樹山のセリフがすごく良かったです。
こうやって何かというと玲は樹山に頼ってるし、
戸籍問題の面倒な点を置いたら
やっぱり樹山に傾倒していくという流れができてきましたね。
次回は抱きついてたんでは?
*****
そしてもうひとつのポイントは玲は誰の子かという点です。
暴行の映像のあとにそれっぽい感じがあったので
てっきり鮎川の子だと思ってたし、
今も7割ぐらいはそうだと思ってます。
裁判を嫌う葉子は鮎川の子であることを隠したいからだと
そのように確信してたのですよ。
少なくとも、玲が役所で前の夫の子ではないかという質問をされるところまでは
絶対に前の夫の子だよと思っていてやや同情気味な気持ちでみていました。
これがひっくり返ったのはラストシーン。
鮎川が無戸籍問題を耳に挟んでから
玲の生年月日まで調査した結果がきっと自分の子だという確信で
わざわざ、みなそろってるところで「宣言」したという件。
「玲は俺の子」だと言った時点で、なんだか確信が揺らいでしまいましたね。
ほんのちょっと前までは鮎川の子だと思ってたのに
3割ぐらいは違うかも?という方向にきちゃったわ(苦笑
まあ、容姿だけの判定なら鮎川に分がありそう(爆
当の葉子はどう思ってるのでしょうね。
啓介は玲を自分の子だ決めつけてるからメモを残してくれたのですが
もしかして葉子ははっきりしないまま生んだのかもしれません。
今ならDNA検査なんかでわかるでしょうが
それをはっきりすることは避けたいというのが葉子の願いだったのではないでしょうか。
半々だと思いつつ、啓介の子だと信じて育てることが
葉子の幸せだったのかもしれません。
あいまいさは気持ち悪いし、葉子のようなむちゃくちゃな母親像は受け入れがたいけれど
穏やかな日常を紡いでいくことをずっとずっと続いていけたら
確かにそれはそれでよかったのよね。
[無戸籍]という重大な欠陥さえなければ・・。
*******
今週は、夏目と葉子の和解がありましたが
あれほど父親を嫌うのはなぜだったのでしょうね。
一番必要としているときに何もしてくれなかったというのが
葉子のセリフでしたが
鮎川からの暴行の果てに逃げたか救いを実家に求めたとか?
それを拒否されたとかいう感じでしょうか?
もともと反対されて駆け落ちしたという始まりだったのでしたっけ?
ともあれ、孫祖父の名乗りは親子の絆も復活させてくれました。
そして今週も亜沙美の嫉妬があり面白かったですね^^;
いよいよ樹山と玲とのラブストーリーがはじまるのでしょうか。
あと、不用心な谷崎家一同を見せてもらっていますが
今週は妹がノックの相手(鮎川)を確認もせずにドアをあけていましたね。
というツッコミを挙げておきますね(笑
↓ 以下は第6話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、鮎川宏基(要潤)が葉子(木村佳乃)の前夫だと知らずに家にあげてしまう。鮎川と対面した葉子は、激しく動揺しながらも、玲は渡さない、と言って守ろうとした。そんな母の姿を目の当たりにした玲は、たとえ一時的な措置だとしても、鮎川の戸籍には入らない、と言って、震えている葉子を抱きしめた。
鮎川が玲たちの家に現れたことを知った香緒里(浅田美代子)は、夏目周作(北大路欣也)に連絡する。玲の家へと駆けつけた際、鮎川と遭遇した周作は、彼につかみかかり、葉子に何をしたのか、と詰問した。すると鮎川は、ただ謝りに行っただけだと力なく答え、去っていく。
葉子のことを妹の麻央(小芝風花)に頼んで区役所の夜間受付に向かった玲は、樹山龍一郎(江口洋介)に、戸籍取得のために提出していた書類の返却を求めた。玲は、鮎川に怯える葉子を見て、谷崎の姓で戸籍を作るための裁判を行う決意をした、と樹山に伝える。
樹山の助けを得た玲は、弁護士に裁判のことを相談する。弁護士の青木(清水伸)は、玲が望む谷崎姓での戸籍取得には、まず玲が鮎川の子ではないという『親子関係不存在』が認められる必要があり、その上で発行される裁判所の謄本と確定証明書を出生届とともに区役所に提出すれば可能だと思われる、と話す。しかし、裁判を行うためには多額の費用も必要だった。
帰宅した玲は、裁判をするために法律事務所に行ったことを葉子に話す。しかし葉子は、裁判は止めよう、と玲に告げた。玲の気持ちだけで充分だから、手続きを進めて明るい未来に向かって歩んでほしい、というのだ。
あくる日、樹山に会った玲は、葉子の反対や弁護士費用の問題もあって、裁判の手続きが進んでいないことを伝えた。樹山は、自分の思いが母に伝わらない、とこぼす玲に、親はいつでも子どもの幸せを願うものだから、気持ちはちゃんと伝わっていると思う、と言って励ます。
そんな中、玲は、草野広太(中村蒼)にメールを送り、戸籍取得のために裁判をしているとオフ会で言っていた女性の話を聞きたい、と頼む。
夕暮れとともにようやく縦になれましたわ・・。
そんなわけでポイントだけの「簡単感想」で。
*****
まず今回の大きな出来事は「裁判」の回避。
先週、すごくがっくりきてしまいましたが
「裁判」するならするで、そのノウハウをじっくり教えてもらおうと
ある意味覚悟を決めていたところに、
やっぱり「や~めた」てなことになりましたとさ。
でもそれでよかったのですね。
二転三転というか一進一退というか三歩進んで二歩下がるって感じですね。
絆は紙切れじゃ測れないという樹山のセリフがすごく良かったです。
こうやって何かというと玲は樹山に頼ってるし、
戸籍問題の面倒な点を置いたら
やっぱり樹山に傾倒していくという流れができてきましたね。
次回は抱きついてたんでは?
*****
そしてもうひとつのポイントは玲は誰の子かという点です。
暴行の映像のあとにそれっぽい感じがあったので
てっきり鮎川の子だと思ってたし、
今も7割ぐらいはそうだと思ってます。
裁判を嫌う葉子は鮎川の子であることを隠したいからだと
そのように確信してたのですよ。
少なくとも、玲が役所で前の夫の子ではないかという質問をされるところまでは
絶対に前の夫の子だよと思っていてやや同情気味な気持ちでみていました。
これがひっくり返ったのはラストシーン。
鮎川が無戸籍問題を耳に挟んでから
玲の生年月日まで調査した結果がきっと自分の子だという確信で
わざわざ、みなそろってるところで「宣言」したという件。
「玲は俺の子」だと言った時点で、なんだか確信が揺らいでしまいましたね。
ほんのちょっと前までは鮎川の子だと思ってたのに
3割ぐらいは違うかも?という方向にきちゃったわ(苦笑
まあ、容姿だけの判定なら鮎川に分がありそう(爆
当の葉子はどう思ってるのでしょうね。
啓介は玲を自分の子だ決めつけてるからメモを残してくれたのですが
もしかして葉子ははっきりしないまま生んだのかもしれません。
今ならDNA検査なんかでわかるでしょうが
それをはっきりすることは避けたいというのが葉子の願いだったのではないでしょうか。
半々だと思いつつ、啓介の子だと信じて育てることが
葉子の幸せだったのかもしれません。
あいまいさは気持ち悪いし、葉子のようなむちゃくちゃな母親像は受け入れがたいけれど
穏やかな日常を紡いでいくことをずっとずっと続いていけたら
確かにそれはそれでよかったのよね。
[無戸籍]という重大な欠陥さえなければ・・。
*******
今週は、夏目と葉子の和解がありましたが
あれほど父親を嫌うのはなぜだったのでしょうね。
一番必要としているときに何もしてくれなかったというのが
葉子のセリフでしたが
鮎川からの暴行の果てに逃げたか救いを実家に求めたとか?
それを拒否されたとかいう感じでしょうか?
もともと反対されて駆け落ちしたという始まりだったのでしたっけ?
ともあれ、孫祖父の名乗りは親子の絆も復活させてくれました。
そして今週も亜沙美の嫉妬があり面白かったですね^^;
いよいよ樹山と玲とのラブストーリーがはじまるのでしょうか。
あと、不用心な谷崎家一同を見せてもらっていますが
今週は妹がノックの相手(鮎川)を確認もせずにドアをあけていましたね。
というツッコミを挙げておきますね(笑
↓ 以下は第6話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、鮎川宏基(要潤)が葉子(木村佳乃)の前夫だと知らずに家にあげてしまう。鮎川と対面した葉子は、激しく動揺しながらも、玲は渡さない、と言って守ろうとした。そんな母の姿を目の当たりにした玲は、たとえ一時的な措置だとしても、鮎川の戸籍には入らない、と言って、震えている葉子を抱きしめた。
鮎川が玲たちの家に現れたことを知った香緒里(浅田美代子)は、夏目周作(北大路欣也)に連絡する。玲の家へと駆けつけた際、鮎川と遭遇した周作は、彼につかみかかり、葉子に何をしたのか、と詰問した。すると鮎川は、ただ謝りに行っただけだと力なく答え、去っていく。
葉子のことを妹の麻央(小芝風花)に頼んで区役所の夜間受付に向かった玲は、樹山龍一郎(江口洋介)に、戸籍取得のために提出していた書類の返却を求めた。玲は、鮎川に怯える葉子を見て、谷崎の姓で戸籍を作るための裁判を行う決意をした、と樹山に伝える。
樹山の助けを得た玲は、弁護士に裁判のことを相談する。弁護士の青木(清水伸)は、玲が望む谷崎姓での戸籍取得には、まず玲が鮎川の子ではないという『親子関係不存在』が認められる必要があり、その上で発行される裁判所の謄本と確定証明書を出生届とともに区役所に提出すれば可能だと思われる、と話す。しかし、裁判を行うためには多額の費用も必要だった。
帰宅した玲は、裁判をするために法律事務所に行ったことを葉子に話す。しかし葉子は、裁判は止めよう、と玲に告げた。玲の気持ちだけで充分だから、手続きを進めて明るい未来に向かって歩んでほしい、というのだ。
あくる日、樹山に会った玲は、葉子の反対や弁護士費用の問題もあって、裁判の手続きが進んでいないことを伝えた。樹山は、自分の思いが母に伝わらない、とこぼす玲に、親はいつでも子どもの幸せを願うものだから、気持ちはちゃんと伝わっていると思う、と言って励ます。
そんな中、玲は、草野広太(中村蒼)にメールを送り、戸籍取得のために裁判をしているとオフ会で言っていた女性の話を聞きたい、と頼む。
08/08/2012 息もできない夏 第5話
今週もたっぷりと葉子に対してのイライラを募らせ鮎川への憎たらしさを満喫しました~(爆
またまた妙なイライラ違和感満載なこのドラマなのでした~~。
戸籍取得のための書類は揃い、
警察に届け出した守秘のほうでもめでたく受理してもらったようで
あとは戸籍をとるための手続きに入ったというところで
「お役所の仕事」を待つだけとなったのでした。
それなのに、今週はオフ会で知った女性の「裁判」という話と
いよいよ鮎川の正体がばれて、戸籍で「鮎川」の性になることへの嫌悪。
この2点が、玲を「裁判」という方向に進ませることになったのでした!
*****
鮎川姓の戸籍を一度でも名乗るとか一瞬でも名乗るという話が何度か出ていますが
「名乗る」というタイミングがあるんでしょうか?
今ひとつ、この部分にはよくわかってないところがあるんですけど。
いったん「鮎川の戸籍」に入ってから「谷崎の戸籍」に移すという作業。
これにはどのくらいの時間がかかるのですか?
「すぐ」とか「まもなく」とかじゃ、よくわからないのですよね。
この電脳時代ですから瞬時、もしくは同時ではないですか?
単に処理のために入力するための時間差。
つまり「秒」程度もないですよね?
そして、単に書類の上で素通りするだけ。
名前が鮎川に残ったとしても特に関係のない他人。
また玲の戸籍に「鮎川」が記入されたとしても同じように無視するだけ。
鮎川家の誰かがたまたま戸籍を手にして「玲」の記載を見て疑問に感じたとしても
絶対に「玲」までたどり着けない守秘を警察が行う。
そこまでの用意をしたのじゃなかったのですか?
だから苦しみながら申述書も書いたし
思い出したくない話を警察でも話した。
そういう経緯とも違うのでしょうか・・?
そこまで来て「裁判」にひっくり返るとは・・・。
もう、先週の違和感、漠然とした不安が的中したというか
そういうことだったのですね。
「母を苦しめた男の姓を受け入れられなかった」
オフ会の女性はそう言いました。
そして、鮎川を見た時の母の反応に
玲も同じように「受け入れない」ことに決めたのでした。
いやもうね本当にがっくり。
裁判は長くなるし、勝つことの保証もないし、
しかもまた苦しみがぶり返すというじゃないですか・・。
無意識に玲を応援していたお茶の間ニッポンが、なが~いため息をついたのがわかり
もう、脱力でむなしいです。
********
それにしても、鮎川ってばなんという邪気のない顔で
巧妙に玲に近づいたのでしょう。
いつから玲を葉子の娘だとわかったのでしょう?
あの自転車を倒したときは、まだわかってなかったと思いたいけれど
今週の無邪気を装ったいい人風の顔を見る限りそれは違うかもと
何度も振り返っては疑問がわきあがってきます。
さらに土下座までする鮎川には過去のDVだって想像もつきません。
けれど、母、葉子のすさまじい叫びとおびえ方が
鮎川の本性を知らしめているのだとわかります。
人は変わるし、更生だってするでしょう。
でもDVの人の本性はあんまり変わらないとも聞きますよね。
そう思ったら、やはり、恐ろしい男なのだと思うだけです。
でもね、そんな男だってどうだって
鮎川姓なんて素通りするだけなんだから別にいいじゃん。
一度だって「鮎川」なんて名乗ることもないと思うのですけど(違うの??)
あの狡猾そうな顔みたら裁判だって一筋縄ではいかないのも想像できるし
今更ひっくり返すことないのにねえ。
それよりも何よりも、葉子のおびえ方が情けない。
赤ん坊でも年寄りでもない
未成年の娘がいるいい大人として、母親としてあんまり情けない姿だと思いませんか?
そもそもがこの母親のせいで無戸籍となった娘が
「お母さんのために鮎川の戸籍に入らない」などと言い出すのを聞いて
平気でいるというのがもう本当に信じられないというところです。
親として何か間違ってるようなイライラオーラを
今週もしっかりと振りまいてくれた母,葉子なのでした。
ていうか、すぐに対策しなさいよ。
家まで来られたんだから、まずは引っ越すしかないでしょ?
*****
このドラマは戸籍の300日問題をテーマにしているのだと
かなりいい勉強させてもらってる気分ですが
実はラブストーリーというサイドの顔もあるそうなのです。
てっきり、玲の相手はあの草野だと思ってたのですが
どうも「樹山」が該当者みたいですね。
主役の二人なんだから当然ちゃ、当然でしょうが
年齢差で違うのではと勝手に思ってた私。
しかし、亜沙美の嫉妬具合を見ていたら
年齢差を超えてこの二人がラブになるのか~と
妙に納得できてしまったのでした。
戸籍問題だけじゃなくて、こういう要素もあるのね。
でも、ちょっとこれも違和感ていうか合わないですよね。
二人はおじさんとめいっこみたいな感じにしか見えないです^^;
↓ 以下は第5話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母・葉子(木村佳乃)の協力の下、戸籍を作るために必要な書類を樹山龍一郎(江口洋介)と田所光子(濱田マリ)に提出した。手続きを終えた樹山は、玲の戸籍を、一旦、鮎川姓で作った後、改めて谷崎姓に移す形になることを玲と葉子に告げる。玲は、すぐに谷崎姓に戻れると知って安堵した。だが葉子は、不安を感じたのか、玲が席を外した際に、記録された戸籍はずっと残るのか、と樹山に尋ね…。
あくる朝、パティスリー・シャルロットに出社した玲は、戸籍が作れそうだと報告する。店長の安倍川衣里(橋本麗香)や、バイト仲間の西川純(清水一希)は、まるで自分のことのように喜んだ。嫉妬心から何かと玲に辛く当たってきた井川さつき(原幹恵)も玲を祝福した。
一方、玲の祖母・香緒里(浅田美代子)は、夏目周作(北大路欣也)に電話する。香緒里は、葉子が家に戻ってきたこと、玲の戸籍取得の手続きを進めることを周作に伝えた。
その日の昼、パティスリー・シャルロットに鮎川宏基(要潤)が現れる。店内で働く玲の姿を見つけた鮎川は、偶然を装って玲と話し、アップルパイを買っていく。
そんなある日、玲は、しばらく連絡が取れなかった草野広太(中村蒼)から、無戸籍の人たちが集まって情報交換をするオフ会に誘われる。その会に参加した玲は、新しい仲間として皆に紹介された。参加者それぞれが現在の状況を報告しあう中、ひとりの女性が、母を苦しめていた男の姓を受け入れることができずに裁判で争っている最中だ、と話す。自分の境遇によく似た話を聞いて思うところがあった玲は、樹山を訪ね、このまま戸籍を取ってもいいのか、と相談するが…。
戸籍取得のための書類は揃い、
警察に届け出した守秘のほうでもめでたく受理してもらったようで
あとは戸籍をとるための手続きに入ったというところで
「お役所の仕事」を待つだけとなったのでした。
それなのに、今週はオフ会で知った女性の「裁判」という話と
いよいよ鮎川の正体がばれて、戸籍で「鮎川」の性になることへの嫌悪。
この2点が、玲を「裁判」という方向に進ませることになったのでした!
*****
鮎川姓の戸籍を一度でも名乗るとか一瞬でも名乗るという話が何度か出ていますが
「名乗る」というタイミングがあるんでしょうか?
今ひとつ、この部分にはよくわかってないところがあるんですけど。
いったん「鮎川の戸籍」に入ってから「谷崎の戸籍」に移すという作業。
これにはどのくらいの時間がかかるのですか?
「すぐ」とか「まもなく」とかじゃ、よくわからないのですよね。
この電脳時代ですから瞬時、もしくは同時ではないですか?
単に処理のために入力するための時間差。
つまり「秒」程度もないですよね?
そして、単に書類の上で素通りするだけ。
名前が鮎川に残ったとしても特に関係のない他人。
また玲の戸籍に「鮎川」が記入されたとしても同じように無視するだけ。
鮎川家の誰かがたまたま戸籍を手にして「玲」の記載を見て疑問に感じたとしても
絶対に「玲」までたどり着けない守秘を警察が行う。
そこまでの用意をしたのじゃなかったのですか?
だから苦しみながら申述書も書いたし
思い出したくない話を警察でも話した。
そういう経緯とも違うのでしょうか・・?
そこまで来て「裁判」にひっくり返るとは・・・。
もう、先週の違和感、漠然とした不安が的中したというか
そういうことだったのですね。
「母を苦しめた男の姓を受け入れられなかった」
オフ会の女性はそう言いました。
そして、鮎川を見た時の母の反応に
玲も同じように「受け入れない」ことに決めたのでした。
いやもうね本当にがっくり。
裁判は長くなるし、勝つことの保証もないし、
しかもまた苦しみがぶり返すというじゃないですか・・。
無意識に玲を応援していたお茶の間ニッポンが、なが~いため息をついたのがわかり
もう、脱力でむなしいです。
********
それにしても、鮎川ってばなんという邪気のない顔で
巧妙に玲に近づいたのでしょう。
いつから玲を葉子の娘だとわかったのでしょう?
あの自転車を倒したときは、まだわかってなかったと思いたいけれど
今週の無邪気を装ったいい人風の顔を見る限りそれは違うかもと
何度も振り返っては疑問がわきあがってきます。
さらに土下座までする鮎川には過去のDVだって想像もつきません。
けれど、母、葉子のすさまじい叫びとおびえ方が
鮎川の本性を知らしめているのだとわかります。
人は変わるし、更生だってするでしょう。
でもDVの人の本性はあんまり変わらないとも聞きますよね。
そう思ったら、やはり、恐ろしい男なのだと思うだけです。
でもね、そんな男だってどうだって
鮎川姓なんて素通りするだけなんだから別にいいじゃん。
一度だって「鮎川」なんて名乗ることもないと思うのですけど(違うの??)
あの狡猾そうな顔みたら裁判だって一筋縄ではいかないのも想像できるし
今更ひっくり返すことないのにねえ。
それよりも何よりも、葉子のおびえ方が情けない。
赤ん坊でも年寄りでもない
未成年の娘がいるいい大人として、母親としてあんまり情けない姿だと思いませんか?
そもそもがこの母親のせいで無戸籍となった娘が
「お母さんのために鮎川の戸籍に入らない」などと言い出すのを聞いて
平気でいるというのがもう本当に信じられないというところです。
親として何か間違ってるようなイライラオーラを
今週もしっかりと振りまいてくれた母,葉子なのでした。
ていうか、すぐに対策しなさいよ。
家まで来られたんだから、まずは引っ越すしかないでしょ?
*****
このドラマは戸籍の300日問題をテーマにしているのだと
かなりいい勉強させてもらってる気分ですが
実はラブストーリーというサイドの顔もあるそうなのです。
てっきり、玲の相手はあの草野だと思ってたのですが
どうも「樹山」が該当者みたいですね。
主役の二人なんだから当然ちゃ、当然でしょうが
年齢差で違うのではと勝手に思ってた私。
しかし、亜沙美の嫉妬具合を見ていたら
年齢差を超えてこの二人がラブになるのか~と
妙に納得できてしまったのでした。
戸籍問題だけじゃなくて、こういう要素もあるのね。
でも、ちょっとこれも違和感ていうか合わないですよね。
二人はおじさんとめいっこみたいな感じにしか見えないです^^;
↓ 以下は第5話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母・葉子(木村佳乃)の協力の下、戸籍を作るために必要な書類を樹山龍一郎(江口洋介)と田所光子(濱田マリ)に提出した。手続きを終えた樹山は、玲の戸籍を、一旦、鮎川姓で作った後、改めて谷崎姓に移す形になることを玲と葉子に告げる。玲は、すぐに谷崎姓に戻れると知って安堵した。だが葉子は、不安を感じたのか、玲が席を外した際に、記録された戸籍はずっと残るのか、と樹山に尋ね…。
あくる朝、パティスリー・シャルロットに出社した玲は、戸籍が作れそうだと報告する。店長の安倍川衣里(橋本麗香)や、バイト仲間の西川純(清水一希)は、まるで自分のことのように喜んだ。嫉妬心から何かと玲に辛く当たってきた井川さつき(原幹恵)も玲を祝福した。
一方、玲の祖母・香緒里(浅田美代子)は、夏目周作(北大路欣也)に電話する。香緒里は、葉子が家に戻ってきたこと、玲の戸籍取得の手続きを進めることを周作に伝えた。
その日の昼、パティスリー・シャルロットに鮎川宏基(要潤)が現れる。店内で働く玲の姿を見つけた鮎川は、偶然を装って玲と話し、アップルパイを買っていく。
そんなある日、玲は、しばらく連絡が取れなかった草野広太(中村蒼)から、無戸籍の人たちが集まって情報交換をするオフ会に誘われる。その会に参加した玲は、新しい仲間として皆に紹介された。参加者それぞれが現在の状況を報告しあう中、ひとりの女性が、母を苦しめていた男の姓を受け入れることができずに裁判で争っている最中だ、と話す。自分の境遇によく似た話を聞いて思うところがあった玲は、樹山を訪ね、このまま戸籍を取ってもいいのか、と相談するが…。
08/01/2012 息もできない夏 第4話
「同情」って何?本来持つ意味と現実に使われている意味合いの微妙なずれがありました。
今週は淡々と過ぎ、母親の影が薄い回でしたが、
最後に強烈なものを持ってきてくれたので(爆
その一点でひっくり返ったような印象でした。
さて「同情」というテーマがでました。
戸籍がないことで不便なことがたくさんあるということがわかりましたが
比較して優位感を覚えるなんてことは、現実味に乏しいのではないでしょうか。
「同情」って真の意味は、
心を同じに合わせて相手と同じ目線で気持ちを通わすことなので、
とっても崇高な相手に対する愛情があるわけなんです。
だけど、実際に「同情」というと
一歩優位にいる自分を思い、見下した憐憫、お情けの気持ちみたいな使い方をしていますよね。
だから「かわいそう」なんて言われたり、
「同情」したりされたりすると見下されたように感じて
反感をむき出しにするということも多いのではないですか。
そしてまさにこのドラマもそんな「同情」を前面に出してきました。
ウイスキーボンボンというハンドルネームを持つ少年が登場しますが
この草野(@中村蒼)という少年も戸籍を持たない現実を生きているわけです。
どのように不便かといいますと
義務教育もまともに受けられてない状態で「ぎりぎり」という表現をしていました。
家も借りられないし、ネットもできない。就職だって無理。
嫌いなやつに頭を下げて名義を貸してもらってすれすれのところを生きているというところです。
現実に生きていくうえで壮絶な困難があるわけですね。
確かにここに生きていて立派に成長している一人の人間が
まともに生活できる環境にないというこの遠い世界のような現実が
目の前にあるということを知った玲です。
そうすると、同じ戸籍を持たない同志でも
なんか、自分はまだいいのかもしれないなという感情が湧いたのも無理ないことです。
そして草野はそんな玲の心の動きを察知して
「今、かわいそう」って思っただろう?というのでした。
図星ですが、その自分の感情にうろたえる玲です。
ところが玲自身も同じように人から「かわいそうに」といった
無意識の同情という名の憐みを受けることになります。
まずは戸籍無しをカミングアウトした妹からの「かわいそう」と泣きつかれた件。
なんとなく変な感覚ですね。
だって妹ですよ。
同じ屋根の下で普通に生活している同じお母さんの娘。
だけど、妹には戸籍のない姉が哀れでならないのですね。
ついさっきまで自分だけが除け者にされたと怒っていたんではなかった?
こっちのほうがまだ自然でよかったのに。
ラストで、玲は妹には
「どんなことがあっても私は麻央のお姉ちゃんで麻央は私の妹」だと、
当たり前のごく普通の感覚を訴えていました。
「かわいそうなんかじゃなくて、今まで通りでいいの」
これが妹にちゃんと通じていたらいいですね。
また、職場でも戸籍の件をオープンにしたことで
「同情」という名の特別扱いがあった様子。
でもいつもライバル視し、敵意むきだしのさつきという同僚は
自分のほうが学校を出ていて努力し、立場も社員なのに変だと訴えているのです。
むしろ玲を引き上げてくれている店長のほうが
玲を気の毒がって特別扱いしていたということだったのでした。
でも、さつきと玲はタウン誌に載せた内容でも、インタビューでも
どこにも「同情」が入るものなどない同じ勝負をしていたはずです。
店長の引きで多少大きい扱いになったという話ですが、
載せるほうとしてはインタビューですでに二人の差を感じているでしょう?
そして結果としてアップルパイが売れている。
「同情」などができることは少ないという樹山の感覚は素敵でしたね。
もっと欲張っていいのだと、それを言ってもらった玲は目の前が開けた気分になり
草野にもおすそ分けをしていました。
「人の優しさも実力も全部、戸籍がないからだって思うの?
できないことも戸籍がないから仕方がないと言い訳するの?
どうしようもない状況でも自分次第で未来は変わっていくと思う。
だから草野君ももっと欲張っていいんだよ。」
とっても前向きな玲でした。
そんなところで、母葉子が帰ってきました。
申述書を書くのに相当な苦しみがあったようですが
途中で届けられた(たぶん父親夏目が届けた?)タウン誌を見て
勇気を奮い起こしてとうとう完成といった軌跡をたどったようです。
母も帰り、申述書もできた!
周りの同情や意味不明の視線もはね返したし、
自分次第で状況は変わると明るい未来を信じている玲です。
そのころタウン誌を見た鮎川の目が鋭く光りました・・
*****
区役所に書類一切を提出しましたが
もう一点、警察に出す書類があったのですね。
ストーカーやDVを受けた人などが支援措置を受けるための申請書。
この書類の記入や提出、そしてその後の守秘などは順調にいくでしょうか?
あの頼りない母もまた躊躇してしまいそうだし、
なんとなくざわつきました。
*****
葉子の父が葉子の姑@浅田美代子と会いました。
姑のちょっと迷惑そうな顔がおかしかったですが
ふたりは初対面だったのですね。
2か月前に亡くなった葉子の母がメモを残していたので
こうしていろいろ調べて東京まできたということです。
実父なんだからもっと堂々と会いにいけばいいのですが、
鮎川がどこかで見ていて、接触したのがばれたら大変ですしね。
だから警戒して会わないようにしているのでしょうか?
その割には玲の店の前でばったり鮎川に会ってしまったし
その辺の矛盾がどうも解せません。
******
今週、あっと驚いたのは草野の「肉体労働」
ガテン系の工事現場を想像していたら
なんと、文字通り「肉体」のバイトでした・・。
ほんと腰抜かすかと思ったわ(爆
しかも相手は樹山の部下でしたよね・・。
こういうことのほうがバイトとしてはまあまあなのかもしれないですが
さすがにいつまでもこんなことはできないはず。
草野が普通の仕事やバイトにつけるような何かいい案がないものでしょうかね。
他人事とはいえ心配ですよね・・。
******
ということで今週はさつきのポイントが上がった回でした。
単にライバル視してひがんでるかと思ったけれど
意味不明の「同情」よりもよっぽど普通感覚なのがよかった。
二人で切磋琢磨しておいしいスイーツを開発し、お店を牽引してほしいですね。
若いって可能性があっていいものです。
そして玲から差し出される今の今までアップルパイを食べたことなかったのか?という
つっこみもついでに書いときます~(笑
そういうことで、鮎川がついに何かしでかしそうですね。
先週自転車にぶつかったのはすでに調査済みで思惑があったのだと
先読みしてしまいましたが
そこまでの思考はなかったようです。
だけど、タウン誌を見て、名前と写真でひらめいたというのが今週の鮎川ですので。
やはり、この人の悪さはただ者ではない様子。
玲の実父もおそらくこの人だと思えるわけで、
葉子としては鮎川の登場が絶対に恐怖ですから・・。
以下は「息もできない夏 第4話」のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母・葉子(木村佳乃)から届いた手紙を樹山龍一郎(江口洋介)に見せた。その手紙で葉子は、区役所に行く途中、前夫の鮎川宏基(要潤)を目撃し、動揺して逃げてしまったことを告白し、申述書を書いて必ず玲のもとに戻る、と綴っていた。
その帰り、自転車で自宅へと急いでいた玲は、曲がり角で人影に気づき、バランスを崩して転倒してしまう。そんな玲に手を差しのべたのは鮎川だった。鮎川は、荷物が散らばった拍子に破れてしまったフランス語のテキストなどを拾ってやり、玲に謝った。玲は、ケガをしていないことを鮎川に告げ、お互いさまだと言って笑顔を見せた。
玲が自宅に戻ると、無戸籍で苦しんでいる人たちが集まるサイト『ひまわり』で知り合った“ウイスキーボンボン”こと草野広太(中村蒼)からメッセージが届いていた。玲は、心配してくれている広太に、母を待つことにしたと報告し、感謝の気持ちを伝えた。ふたりは、改めて自己紹介し、お互いの名前や年齢などを教え合った。その際、広太は、いつか玲が作ったアップルパイを買いに行く、と約束する。
一方、樹山は、同居している片岡亜沙美(霧島れいか)がパティスリー・シャルロットでアップルパイを買ってきたことを知る、亜沙美は、樹山が区役所で玲を担当していることも知っていた。
あくる日、玲は、先輩社員の井川さつき(原幹恵)とともに、人気フリーペーパーの取材を受ける。そこで玲は、母と一緒に初めて作ったアップルパイの思い出を話した。玲の才能を評価している店長の安倍川衣里(橋本麗香)やバイト仲間の西川純(清水一希)は、そんな彼女を温かく見守っていた。
閉店間際、広太が息を切らしながら店にやってきた。約束どおり、玲が作ったアップルパイを買いに来たのだ。彼がウイスキーボンボンだと知った玲は、仕事を終えた後、一緒にカフェを訪れた。そこで、お互いの境遇を話す玲と広太。広太は、子どものころからひとりで生きてきて、義務教育も受けていないのだという。
同じころ、葉子は、港町のホテルで区役所に提出する申述書を書いていた。だが、鮎川から受けたDVの記憶がフラッシュバックし、書き続けることができない。
数日後、パティスリー・シャルロットに、玲たちの記事が掲載されたフリーペーパーが届く。が、その記事では、さつきよりも玲の方が大きく取り上げられていて…。
最後に強烈なものを持ってきてくれたので(爆
その一点でひっくり返ったような印象でした。
さて「同情」というテーマがでました。
戸籍がないことで不便なことがたくさんあるということがわかりましたが
比較して優位感を覚えるなんてことは、現実味に乏しいのではないでしょうか。
「同情」って真の意味は、
心を同じに合わせて相手と同じ目線で気持ちを通わすことなので、
とっても崇高な相手に対する愛情があるわけなんです。
だけど、実際に「同情」というと
一歩優位にいる自分を思い、見下した憐憫、お情けの気持ちみたいな使い方をしていますよね。
だから「かわいそう」なんて言われたり、
「同情」したりされたりすると見下されたように感じて
反感をむき出しにするということも多いのではないですか。
そしてまさにこのドラマもそんな「同情」を前面に出してきました。
ウイスキーボンボンというハンドルネームを持つ少年が登場しますが
この草野(@中村蒼)という少年も戸籍を持たない現実を生きているわけです。
どのように不便かといいますと
義務教育もまともに受けられてない状態で「ぎりぎり」という表現をしていました。
家も借りられないし、ネットもできない。就職だって無理。
嫌いなやつに頭を下げて名義を貸してもらってすれすれのところを生きているというところです。
現実に生きていくうえで壮絶な困難があるわけですね。
確かにここに生きていて立派に成長している一人の人間が
まともに生活できる環境にないというこの遠い世界のような現実が
目の前にあるということを知った玲です。
そうすると、同じ戸籍を持たない同志でも
なんか、自分はまだいいのかもしれないなという感情が湧いたのも無理ないことです。
そして草野はそんな玲の心の動きを察知して
「今、かわいそう」って思っただろう?というのでした。
図星ですが、その自分の感情にうろたえる玲です。
ところが玲自身も同じように人から「かわいそうに」といった
無意識の同情という名の憐みを受けることになります。
まずは戸籍無しをカミングアウトした妹からの「かわいそう」と泣きつかれた件。
なんとなく変な感覚ですね。
だって妹ですよ。
同じ屋根の下で普通に生活している同じお母さんの娘。
だけど、妹には戸籍のない姉が哀れでならないのですね。
ついさっきまで自分だけが除け者にされたと怒っていたんではなかった?
こっちのほうがまだ自然でよかったのに。
ラストで、玲は妹には
「どんなことがあっても私は麻央のお姉ちゃんで麻央は私の妹」だと、
当たり前のごく普通の感覚を訴えていました。
「かわいそうなんかじゃなくて、今まで通りでいいの」
これが妹にちゃんと通じていたらいいですね。
また、職場でも戸籍の件をオープンにしたことで
「同情」という名の特別扱いがあった様子。
でもいつもライバル視し、敵意むきだしのさつきという同僚は
自分のほうが学校を出ていて努力し、立場も社員なのに変だと訴えているのです。
むしろ玲を引き上げてくれている店長のほうが
玲を気の毒がって特別扱いしていたということだったのでした。
でも、さつきと玲はタウン誌に載せた内容でも、インタビューでも
どこにも「同情」が入るものなどない同じ勝負をしていたはずです。
店長の引きで多少大きい扱いになったという話ですが、
載せるほうとしてはインタビューですでに二人の差を感じているでしょう?
そして結果としてアップルパイが売れている。
「同情」などができることは少ないという樹山の感覚は素敵でしたね。
もっと欲張っていいのだと、それを言ってもらった玲は目の前が開けた気分になり
草野にもおすそ分けをしていました。
「人の優しさも実力も全部、戸籍がないからだって思うの?
できないことも戸籍がないから仕方がないと言い訳するの?
どうしようもない状況でも自分次第で未来は変わっていくと思う。
だから草野君ももっと欲張っていいんだよ。」
とっても前向きな玲でした。
そんなところで、母葉子が帰ってきました。
申述書を書くのに相当な苦しみがあったようですが
途中で届けられた(たぶん父親夏目が届けた?)タウン誌を見て
勇気を奮い起こしてとうとう完成といった軌跡をたどったようです。
母も帰り、申述書もできた!
周りの同情や意味不明の視線もはね返したし、
自分次第で状況は変わると明るい未来を信じている玲です。
そのころタウン誌を見た鮎川の目が鋭く光りました・・
*****
区役所に書類一切を提出しましたが
もう一点、警察に出す書類があったのですね。
ストーカーやDVを受けた人などが支援措置を受けるための申請書。
この書類の記入や提出、そしてその後の守秘などは順調にいくでしょうか?
あの頼りない母もまた躊躇してしまいそうだし、
なんとなくざわつきました。
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葉子の父が葉子の姑@浅田美代子と会いました。
姑のちょっと迷惑そうな顔がおかしかったですが
ふたりは初対面だったのですね。
2か月前に亡くなった葉子の母がメモを残していたので
こうしていろいろ調べて東京まできたということです。
実父なんだからもっと堂々と会いにいけばいいのですが、
鮎川がどこかで見ていて、接触したのがばれたら大変ですしね。
だから警戒して会わないようにしているのでしょうか?
その割には玲の店の前でばったり鮎川に会ってしまったし
その辺の矛盾がどうも解せません。
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今週、あっと驚いたのは草野の「肉体労働」
ガテン系の工事現場を想像していたら
なんと、文字通り「肉体」のバイトでした・・。
ほんと腰抜かすかと思ったわ(爆
しかも相手は樹山の部下でしたよね・・。
こういうことのほうがバイトとしてはまあまあなのかもしれないですが
さすがにいつまでもこんなことはできないはず。
草野が普通の仕事やバイトにつけるような何かいい案がないものでしょうかね。
他人事とはいえ心配ですよね・・。
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ということで今週はさつきのポイントが上がった回でした。
単にライバル視してひがんでるかと思ったけれど
意味不明の「同情」よりもよっぽど普通感覚なのがよかった。
二人で切磋琢磨しておいしいスイーツを開発し、お店を牽引してほしいですね。
若いって可能性があっていいものです。
そして玲から差し出される今の今までアップルパイを食べたことなかったのか?という
つっこみもついでに書いときます~(笑
そういうことで、鮎川がついに何かしでかしそうですね。
先週自転車にぶつかったのはすでに調査済みで思惑があったのだと
先読みしてしまいましたが
そこまでの思考はなかったようです。
だけど、タウン誌を見て、名前と写真でひらめいたというのが今週の鮎川ですので。
やはり、この人の悪さはただ者ではない様子。
玲の実父もおそらくこの人だと思えるわけで、
葉子としては鮎川の登場が絶対に恐怖ですから・・。
以下は「息もできない夏 第4話」のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、母・葉子(木村佳乃)から届いた手紙を樹山龍一郎(江口洋介)に見せた。その手紙で葉子は、区役所に行く途中、前夫の鮎川宏基(要潤)を目撃し、動揺して逃げてしまったことを告白し、申述書を書いて必ず玲のもとに戻る、と綴っていた。
その帰り、自転車で自宅へと急いでいた玲は、曲がり角で人影に気づき、バランスを崩して転倒してしまう。そんな玲に手を差しのべたのは鮎川だった。鮎川は、荷物が散らばった拍子に破れてしまったフランス語のテキストなどを拾ってやり、玲に謝った。玲は、ケガをしていないことを鮎川に告げ、お互いさまだと言って笑顔を見せた。
玲が自宅に戻ると、無戸籍で苦しんでいる人たちが集まるサイト『ひまわり』で知り合った“ウイスキーボンボン”こと草野広太(中村蒼)からメッセージが届いていた。玲は、心配してくれている広太に、母を待つことにしたと報告し、感謝の気持ちを伝えた。ふたりは、改めて自己紹介し、お互いの名前や年齢などを教え合った。その際、広太は、いつか玲が作ったアップルパイを買いに行く、と約束する。
一方、樹山は、同居している片岡亜沙美(霧島れいか)がパティスリー・シャルロットでアップルパイを買ってきたことを知る、亜沙美は、樹山が区役所で玲を担当していることも知っていた。
あくる日、玲は、先輩社員の井川さつき(原幹恵)とともに、人気フリーペーパーの取材を受ける。そこで玲は、母と一緒に初めて作ったアップルパイの思い出を話した。玲の才能を評価している店長の安倍川衣里(橋本麗香)やバイト仲間の西川純(清水一希)は、そんな彼女を温かく見守っていた。
閉店間際、広太が息を切らしながら店にやってきた。約束どおり、玲が作ったアップルパイを買いに来たのだ。彼がウイスキーボンボンだと知った玲は、仕事を終えた後、一緒にカフェを訪れた。そこで、お互いの境遇を話す玲と広太。広太は、子どものころからひとりで生きてきて、義務教育も受けていないのだという。
同じころ、葉子は、港町のホテルで区役所に提出する申述書を書いていた。だが、鮎川から受けたDVの記憶がフラッシュバックし、書き続けることができない。
数日後、パティスリー・シャルロットに、玲たちの記事が掲載されたフリーペーパーが届く。が、その記事では、さつきよりも玲の方が大きく取り上げられていて…。
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