09/30/2012 「夢売るふたり」と「最強の二人」
近頃キーワードは「ふたり」のようで・・。
===== 今、「二人」が熱い! =====
な~んてコピーだったら臭すぎて笑っちゃいますが
偶然「ふたり」がタイトルについた映画を立て続けに見たのですけど
どちらもほどほどに面白かったです。
酷い夏がすぎ、ようやくのんびり見てきましたもんで
難しいことは考えずシンプルに
面白いか、否か、でいいですよね。
映画に限らずテレビだって、そう、人生も。
そういうことで、 「夢売るふたり」
東京の片隅で小料理屋を営む貫也(阿部サダヲ)と妻の里子(松たか子)。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。
ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが、里子は結婚詐欺で金をだまし取ることを考案する。
結婚願望の強いOLなど寂しい女たちの心の隙につけ込んで、店を再開するための資金を稼ぐ二人。しかし、夫婦の関係に影が差し始め……。(シネマトゥディ)
う~ん・・70点ですね(笑
ちょっとした資格試験だったらぎりぎり合格。
この二人がなんで夫婦なんだろうって思いません?
物語なんだから意外性を求めたって事でバランスの危うい二人にしたんでしょうか。
火事で丸焼けになり、次の店を出すために詐欺を始めるというのがこのストーリーの原点です。
そこで、私なんかは「保険」はどうなったの?て思うのですけど一個もその話は出なかったですね。
未加入だからでしょうが、あれは全部保険会社でカバーしてくれるのではないですか?
きっかけは貫也が、社長が亡くなったためにそのさびしい愛人さんと
夜を過ごして、差し出されたお金を受け取ってきてしまったこと。
その時は詐欺をするという気持ちはなかったし寂しさに同情してのふるまいだったようですが
それによって、夫婦二人の気持ちに火がつき、加速していきました。
里子が品定めをして犠牲になる女性を選定し、貫也が女性をだましていくんですね。
失礼ながら特上のイケメンではないのに、その優しさとか普通の良さが
どの女性をも虜にしてしまうのでした。
世の中にこれだけさびしくてお金を持ってる人がいるんだってびっくり。
また、松さんがそういう女性を見つけてくる鼻が利くのがすごいというかね。
ラストになって木村多江さんが登場したあたりから、里子の嫉妬があり、
ちょっとずつ二人の狙いの部分に狂いが生じてきます。
この映画を見ながら、最後はどういう落ちになるんだろ?ってそればかり考えてましたが
そのくらい詐欺の手管は興味深くて面白かったです。
で、ラストはやっぱり手が後ろに回るのですが、でも、そのきっかけは
子供のうっかりの事故をかぶってなのですよね。
夢を見れたからいいんじゃない?って言ってあげたいような人も出演してたし(失礼!)
あなたはこういう人に引っかかるようなタイプじゃないでしょっていう方だってご出演。
一番、おいしい役というかね、もうけちゃったっていうお方は鶴瓶さんかな~(笑
そんで「最強の二人」ですね。
事故により全身麻痺になってしまった大富豪フィリップ
新たな介護者として不採用通知目当てで来た
スラム出身の黒人青年ドリスを採用することにして
このフランス映画は盛り上がりも、いやらしい感動の押し売りも、お涙ちょうだいも
何にもなくて心底、淡々と、いい流れで進みました。
一説では、「涙と笑いのハートウォーミング」などとコピーが見られますが
私はどこにも笑うシーンがなかったですし、泣きもしませんでしたし、
心があったまるような感動も特にありませんでした。
その自然なごく普通の空気が好きでしたね。
日本の場合、障害のある人を扱うドラマって、身体のどこかが不自由になったりすると
そこら辺を強調して、必ず、不具合とか周りの目の意地悪さや同情なんかをだして
本人の挫折も見せて、あと、それを克服する感動なシーンをつくりあげ、
視聴者を泣かせないといけないみたいな
気持ちの悪いストーリーばかりじゃないですか。
そういう見え見えの吐きそうないやらしさがないのが、とにかくよかった!
というのが一番の感想です。
この主役の一人である大富豪、フィリップがパラグライダーで事故にあい
首から下が動かなくなるのですね。
この不自由な身体の状態になった場合の介護については想像もつかないことなんですが、
この方は大富豪だから自分の好みに合う人を雇うことができるんですね。
日本の庶民の場合だったら、どんな介護がうけられるのでしょうか?
単純には病院かそれなりの施設に入院して、看護師や介護士のお世話を受けることになるわけですが
費用とかは公的な介護ならば1割負担ということでいいのでしょうか?
その1割というのはいったいいくらになるんでしょうね?
とにかく、介護の人と相性が合うとかそんな贅沢は言ってられないでしょうし、
お世話してもらうことを、身を固くして受け入れるだけになるでしょうね。
で、フィリップが選んだのは自分を障害者として特別な目で見ないドリスだったのでした。
もちろん、ドリスはそれを計算したわけじゃなくて、本人は就活していることの証明で
失業保険をもらうためにサインがもらえればそれでよかったわけですからね。
このドリスの勝利の点は体格が良くて力があったこと。
何はなくてもこれがあれば、たいていのことは切り抜けられそうです。
動けない不自由さによる不便は一緒に暮らしていればおいおいとわかりますから、
それなりに対処もできるというものです。
フィリップがほしいのは前職や経験や学歴じゃなくて
今を一緒に生きて、普通に過ごしてくれる人だったようです。
だいたい、ほかの人は「かわいそうに」といった腫物に触るような雰囲気が見られるので
確かにそれはうんざりかもしれないですね。
そして幻想痛とか、過呼吸みたいな辛そうな症状がでるのですが
ドリスは「空気を吸いに行く」というところで
フィリップを外に連れ出したりタバコを吸わしてみたりするのが
面白かったですね。
思いもしないことをするのがドリスの当たり前の世界なのですねえ。
そういった二人ですが、もちろん、お互いを尊重して認めあってるのがわかります。
絆というのはどうやってできるのでしょう?
「今日から友達になりましょう」なんて言ったところで
合わない人はどんなに頑張っても合わないですもんね。
結局、それは「相性」というただそれだけのようなものかなとも思います。
そういう意味では、二人の出会いは面白いですし運命が引き寄せたのでしょうか。
脳天気でお気楽そうに見えて実はドリスには家庭の複雑な事情がありましたし、
フィリップだって、自分の人生に遠慮があったからこそ、一度は文通相手との対面から逃げています。
軽くて笑って表面的にはきついジョークだって言ってましたけど
けれど、底にあるものをお互いにすくいとっていたのが見事な絆でした。
ラストシーンは実にさわやかでしたね。
うっかりすると泣かされるシーンですが、それだってさらりとしていて
うん、ほどほどに良かった。
そうそう、今も二人の絆は続いているとリアルの二人が映像にでていたのが
なんかね、嬉しいような気持になりました。
この映画、満席情報が相次いだので座れるのかな?と家を出るとき、
(開演30分前ぐらい)にチェックしてから出ていったのね。
その時は8割ガラガラという状態でしたが、映画館に到着したらチケ売り場が行列になっていたのよ。
それでも席は余裕でとれました。
で、着席して、5分経ったら、なんといつのまにか全席うずまってるのよ。
びっくりでした。
駆け込みでみんな見に来るのね・・へええ~~@@
な~んてコピーだったら臭すぎて笑っちゃいますが
偶然「ふたり」がタイトルについた映画を立て続けに見たのですけど
どちらもほどほどに面白かったです。
酷い夏がすぎ、ようやくのんびり見てきましたもんで
難しいことは考えずシンプルに
面白いか、否か、でいいですよね。
映画に限らずテレビだって、そう、人生も。
そういうことで、 「夢売るふたり」
東京の片隅で小料理屋を営む貫也(阿部サダヲ)と妻の里子(松たか子)。店は小さいながらも順風満帆だったが、火事で全てを失ってしまう。
ある日、貫也が常連客と一夜を共にし、すぐに里子の知るところとなるが、里子は結婚詐欺で金をだまし取ることを考案する。
結婚願望の強いOLなど寂しい女たちの心の隙につけ込んで、店を再開するための資金を稼ぐ二人。しかし、夫婦の関係に影が差し始め……。(シネマトゥディ)
う~ん・・70点ですね(笑
ちょっとした資格試験だったらぎりぎり合格。
この二人がなんで夫婦なんだろうって思いません?
物語なんだから意外性を求めたって事でバランスの危うい二人にしたんでしょうか。
火事で丸焼けになり、次の店を出すために詐欺を始めるというのがこのストーリーの原点です。
そこで、私なんかは「保険」はどうなったの?て思うのですけど一個もその話は出なかったですね。
未加入だからでしょうが、あれは全部保険会社でカバーしてくれるのではないですか?
きっかけは貫也が、社長が亡くなったためにそのさびしい愛人さんと
夜を過ごして、差し出されたお金を受け取ってきてしまったこと。
その時は詐欺をするという気持ちはなかったし寂しさに同情してのふるまいだったようですが
それによって、夫婦二人の気持ちに火がつき、加速していきました。
里子が品定めをして犠牲になる女性を選定し、貫也が女性をだましていくんですね。
失礼ながら特上のイケメンではないのに、その優しさとか普通の良さが
どの女性をも虜にしてしまうのでした。
世の中にこれだけさびしくてお金を持ってる人がいるんだってびっくり。
また、松さんがそういう女性を見つけてくる鼻が利くのがすごいというかね。
ラストになって木村多江さんが登場したあたりから、里子の嫉妬があり、
ちょっとずつ二人の狙いの部分に狂いが生じてきます。
この映画を見ながら、最後はどういう落ちになるんだろ?ってそればかり考えてましたが
そのくらい詐欺の手管は興味深くて面白かったです。
で、ラストはやっぱり手が後ろに回るのですが、でも、そのきっかけは
子供のうっかりの事故をかぶってなのですよね。
夢を見れたからいいんじゃない?って言ってあげたいような人も出演してたし(失礼!)
あなたはこういう人に引っかかるようなタイプじゃないでしょっていう方だってご出演。
一番、おいしい役というかね、もうけちゃったっていうお方は鶴瓶さんかな~(笑
そんで「最強の二人」ですね。
事故により全身麻痺になってしまった大富豪フィリップ
新たな介護者として不採用通知目当てで来た
スラム出身の黒人青年ドリスを採用することにして
このフランス映画は盛り上がりも、いやらしい感動の押し売りも、お涙ちょうだいも
何にもなくて心底、淡々と、いい流れで進みました。
一説では、「涙と笑いのハートウォーミング」などとコピーが見られますが
私はどこにも笑うシーンがなかったですし、泣きもしませんでしたし、
心があったまるような感動も特にありませんでした。
その自然なごく普通の空気が好きでしたね。
日本の場合、障害のある人を扱うドラマって、身体のどこかが不自由になったりすると
そこら辺を強調して、必ず、不具合とか周りの目の意地悪さや同情なんかをだして
本人の挫折も見せて、あと、それを克服する感動なシーンをつくりあげ、
視聴者を泣かせないといけないみたいな
気持ちの悪いストーリーばかりじゃないですか。
そういう見え見えの吐きそうないやらしさがないのが、とにかくよかった!
というのが一番の感想です。
この主役の一人である大富豪、フィリップがパラグライダーで事故にあい
首から下が動かなくなるのですね。
この不自由な身体の状態になった場合の介護については想像もつかないことなんですが、
この方は大富豪だから自分の好みに合う人を雇うことができるんですね。
日本の庶民の場合だったら、どんな介護がうけられるのでしょうか?
単純には病院かそれなりの施設に入院して、看護師や介護士のお世話を受けることになるわけですが
費用とかは公的な介護ならば1割負担ということでいいのでしょうか?
その1割というのはいったいいくらになるんでしょうね?
とにかく、介護の人と相性が合うとかそんな贅沢は言ってられないでしょうし、
お世話してもらうことを、身を固くして受け入れるだけになるでしょうね。
で、フィリップが選んだのは自分を障害者として特別な目で見ないドリスだったのでした。
もちろん、ドリスはそれを計算したわけじゃなくて、本人は就活していることの証明で
失業保険をもらうためにサインがもらえればそれでよかったわけですからね。
このドリスの勝利の点は体格が良くて力があったこと。
何はなくてもこれがあれば、たいていのことは切り抜けられそうです。
動けない不自由さによる不便は一緒に暮らしていればおいおいとわかりますから、
それなりに対処もできるというものです。
フィリップがほしいのは前職や経験や学歴じゃなくて
今を一緒に生きて、普通に過ごしてくれる人だったようです。
だいたい、ほかの人は「かわいそうに」といった腫物に触るような雰囲気が見られるので
確かにそれはうんざりかもしれないですね。
そして幻想痛とか、過呼吸みたいな辛そうな症状がでるのですが
ドリスは「空気を吸いに行く」というところで
フィリップを外に連れ出したりタバコを吸わしてみたりするのが
面白かったですね。
思いもしないことをするのがドリスの当たり前の世界なのですねえ。
そういった二人ですが、もちろん、お互いを尊重して認めあってるのがわかります。
絆というのはどうやってできるのでしょう?
「今日から友達になりましょう」なんて言ったところで
合わない人はどんなに頑張っても合わないですもんね。
結局、それは「相性」というただそれだけのようなものかなとも思います。
そういう意味では、二人の出会いは面白いですし運命が引き寄せたのでしょうか。
脳天気でお気楽そうに見えて実はドリスには家庭の複雑な事情がありましたし、
フィリップだって、自分の人生に遠慮があったからこそ、一度は文通相手との対面から逃げています。
軽くて笑って表面的にはきついジョークだって言ってましたけど
けれど、底にあるものをお互いにすくいとっていたのが見事な絆でした。
ラストシーンは実にさわやかでしたね。
うっかりすると泣かされるシーンですが、それだってさらりとしていて
うん、ほどほどに良かった。
そうそう、今も二人の絆は続いているとリアルの二人が映像にでていたのが
なんかね、嬉しいような気持になりました。
この映画、満席情報が相次いだので座れるのかな?と家を出るとき、
(開演30分前ぐらい)にチェックしてから出ていったのね。
その時は8割ガラガラという状態でしたが、映画館に到着したらチケ売り場が行列になっていたのよ。
それでも席は余裕でとれました。
で、着席して、5分経ったら、なんといつのまにか全席うずまってるのよ。
びっくりでした。
駆け込みでみんな見に来るのね・・へええ~~@@
09/19/2012 息もできない夏 第11話(最終回)
脱力感いっぱいで終わっちゃいました。最終回の出来は合格とは言い難いような・・?
ツッコミがあってイライラして次回も見てやるってエネルギーがどっからもわいてこないような
ま、最終回だから当たり前だけどさ。拍子抜けしましたよね~~。
まず一番期待はずれは草野君(爆
いや、草野君を期待してたのかって問われればなんだろってことになりますけど
だって、危ない男から怪しい仕事紹介するとか施設がどうのとか
魅力ワード一杯だったじゃない?
ここで何かの事件なり山場があって
解決するために樹山とか夏目とか奔走して、
ラストへと流れていくようなちょっとしたストーリーができてたのよ(笑
それが新潟で自分のルーツ探しだそうです。
(胡散臭い)施設じゃなくてネットカフェよ。
ま、草野くんてば最初から暗くて気の毒な雰囲気にあふれていたから
ラストはイメージ払拭ってところでしょうか。
生まれたばかりの赤ん坊の自分を親は宝物のように自慢していたというエピを披露して
新生草野をアピールしました。
◆◆◆
そんなところで、樹山です。
樹山というよりは、亜沙美さんですね。
やはり先週の予想通り、樹山を解放する運びとなりました。
そのもとになるのが玲の熱弁です。
二人が婚姻届を出すという時に不満顔したわけですが
その点を亜沙美に指摘されてつい言ってしまうわけです。
結婚は家族の始まりで幸せなスタートなはずなのに
誰もちっとも幸せそうじゃないし嬉しそうじゃない。
樹山さんにしても罪滅ぼしのために結婚するなんて
自分に対しても、亜沙美に対しても間違ってるウンヌンと
叫ぶのでした。
実は、それは誰もがすべて承知の上で目をつぶっての大人の決断なわけですが
こんな若い玲が他人のプライベートにずかずか入り込んで言うのが
背中がむずむずするような赤面至極の状態だったわけです。
なので、樹山がそこを拾って
自分は本気で亜沙美や直人に幸せになってもらいたいのだと返すのでした。
自分の人生を全部捧げるつもりだし、ここから始まる家族があってもいいと
こちらも熱弁です。
玲の言うように、自己犠牲で家族になるのはお互いを不幸にしそうですが
いつのまにか亜沙美が樹山に傾倒していったように
樹山も亜沙美に情を覚える日が来ないとも限らないわけです。
だけど、そこで亜沙美が婚姻届をストップしてしまい長考に入りました。
そして、結果として、樹山を解放し、直人と二人で生きていくという選択をしたのでした。
玲の言葉は聞いてて気恥ずかしいようなところでしたが
結局は、変な関係の二人を解消させたのでした。
で、樹山と玲の関係もほのかな恋心があったようではありますが
樹山の大人のふるまいでただのおじさんとしてすっぱりサヨナラのようです。
ま、戸籍ができた玲としてはさつきの辞退もあり
フランス留学が目前でしたから当然の成り行きですね。
何年かして、成長した玲との再会のあとに何かが始まる可能性はありますけど。
ともあれ、亜沙美のエピは嫉妬心を表現することによって
玲と樹山の関係を恋愛モードに彩るというような着色だったようです。
戸籍取得だけに絞った展開で、裁判とか草野君の怪しい仕事とか(まだ言ってるし^^;)
もっと突っ込んだ話の方がよかったように思うのは私だけでしょうかね・・。
◆◆◆
そんなわけで、鮎川は二度危篤に陥りました。
一度目は激しい憎悪をぶつけた玲でした。
死ぬなら一人で死ねばって
死にかけの人によく言うわって感じでしたけど
そこは当然だから、そして鮎川だって言われて当然だと思ったでしょう。
二度目はちょっと思考の変化があり、
自分のルーツはあなただからということを長々と話して
私が私であることを感謝していると告げ、
一瞬、目をあけた鮎川の手にしていたリンゴのストラップを
うけとるのでした。
なぜこういう意味不明な変化が起こったのかというと・・
もうねえ~~~~
驚くようなセリフが葉子から飛び出すのです。
誰もがいい人になり、キャラが変貌というこのドラマで
葉子だけは相変わらず
「あったま、おかしいんじゃない~~?」と叫びたくなるような母親像で
貫き通したのがすごくうけましたわ。
戸籍ができてきて、当然、玲は「鮎川玲」で記載されてるわけです。
それをごめんと謝る玲でした。
葉子はどうして玲が謝るのかと、ここでとんでもないことを言い出すんです。
「玲は谷崎の娘であることは変わりない。」
ここはいいのです。
「お母さん、鮎川に感謝する。
もう一度、あのときに戻ってもお母さん、同じ道を選ぶ。
玲と出会えるならお母さん、何度でもどんな屈辱でも受ける。
あなたがここにいるから、お母さんそうする」
なんじゃそりゃ~~~。
この大馬鹿としか思えないセリフに視聴者一同ポッカ~~~ンとしたの見えて
首をかしげたまま戻らなくなっちゃうじゃないですか~~!(←キッドじいやのパクリで~す)
確か、葉子は戸籍取得で役所で待ち合わせの場所に行くバスから
鮎川を見かけて海に逃亡したのではなかった?
だいたい、鮎川がいきなりやってきて
真相が知られたくないからってナイフで黙らせようとしたのよね?
それが、大昔に戻って、
離婚届をだしたかの確認で談判に行くとき
無防備に一人で行ってあんな目に遭ったというのに
同じ道を行くのですか~?
同じ屈辱ですか?
あの写真と同じ目を何度でも?
はあ・・・そういう嗜好の人は多いです・・
その手の妖しい施設はたくさんあると思われます。
だけどなぜか玲は感動し、二人はひしと抱き合うのでした。
そして、鮎川へ「感謝」という言葉に変わるのでした。
二人ともこの暑い夏にやられてもうたね。
つける薬はないかも。
◆◆◆
微妙な感情の見せどころでしたが
浅田ばあちゃんは葉子に玲の件で語ります。
啓介は葉子が(玲が鮎川の子じゃないかと)悩んでいたのを知っていたけれど
全部承知で玲は自分の子だと(浅田ばあちゃんに)言ったということです。
名づけもお風呂もお父さんと呼ばれたのも全部自分だって。
だから玲は啓介の子だし自分の孫だしそれでいい。
どっひゃあ~~~~
そんなら最初からそういう顔していてよ、ばあちゃんてば~~。
なんか初期のころはすごくいじわるそうな顔してましたわよ。
ま、とにかく戸籍ができたし、玲の父親がはっきりしたし
それで霧が晴れたような感じなんでしょうかね。
そして、夏目。
北海道に帰るということですが、葉子とは和解のようなすっきりした顔。
いったい何があって、葉子が憎悪をたぎらせたのかがわからなかったですね。
娘に刺されたのが、結果として昔の悪行?の贖罪になったかのような雰囲気。
親子の関係がよくなるのはいいことだし、これからは北海道と東京の行き来ができそうです。
だけど葉子は仕事にありついたのでしたっけ?
夏目のもとで生活した方がよかったんでは?
そういえば鮎川に金を渡していたのはなぜでしたっけ?
というところですが、
未来は誰にでも開いてるしもっと欲張ってもいいのだと
そういうことで希望を胸に出発する玲を応援してあげましょうか。
ツッコミ甲斐のあるドラマで盛り上がりましたが
脚本の方がくるくる変わるものだから
登場人物のキャラまで変わってしまい、
視聴者を混乱に陥れたという罪な部分も残してくれました。
あんまり満足してないですがとにかく終わったという印象です。
以下は ↓ 第11話(最終回)のあらすじです。
DNA鑑定を受けた谷崎玲(武井咲)は、99.99%の確率で鮎川宏基(要潤)と親子関係にあることが明らかになった。激しいショックを受けた玲は、母・葉子(木村佳乃)や妹の麻央(小芝風花)らの制止を振り切って家を飛び出す。街をさまよい歩いた挙げ句、玲がたどり着いたのは、アルバイト先の『パティスリー・シャルロット』だった。
するとそこに、樹山龍一郎(江口洋介)がやって来る。DNA鑑定の結果を樹山に伝え、嗚咽する玲。樹山は、そんな玲に、たとえ事実がどうであろうとも君が谷崎玲であることには変わりがない、と言って励ますと、入院中の鮎川が危篤状態にあることを告げる。鮎川は、死の淵をさまよいながら、玲の名前を呼んでいるのだという。
玲は、樹山とともに鮎川が入院している病院へ向かう。玲は、看護師に促され、危篤状態にある鮎川の側に立った。玲に気付いた鮎川は、微かに手を上げ、リンゴのガラス細工を手渡そうとした。しかし玲は、「あなたなんて父親じゃない!死ぬならひとりで死ねばいいでしょ!」と叫び、病室を飛び出してしまう。
あくる日、玲が『パティスリー・シャルロット』に出勤すると、店の前で樹山が待っていた。樹山は、鮎川の容体が持ち直したことを玲に伝えた。しかし玲は、もう鮎川のところには行かない、と返す。
一方、夏目周作(北大路欣也)は退院の準備をしていた。そこにやってきた葉子は、玲が鮎川の子だったことを報告する。周作は、母親としてこういうときにどうすればいいのかわからない、と言う葉子に、亡き妻からの手紙を見せる。
そんな折、法務省から区役所に、玲の戸籍が送られてくる。樹山は、『鮎川玲』と記載されたその書類を複雑な思いで見つめていた。同じころ、玲のもとに、草野広太(中村蒼)からのメールが届く…。
ま、最終回だから当たり前だけどさ。拍子抜けしましたよね~~。
まず一番期待はずれは草野君(爆
いや、草野君を期待してたのかって問われればなんだろってことになりますけど
だって、危ない男から怪しい仕事紹介するとか施設がどうのとか
魅力ワード一杯だったじゃない?
ここで何かの事件なり山場があって
解決するために樹山とか夏目とか奔走して、
ラストへと流れていくようなちょっとしたストーリーができてたのよ(笑
それが新潟で自分のルーツ探しだそうです。
(胡散臭い)施設じゃなくてネットカフェよ。
ま、草野くんてば最初から暗くて気の毒な雰囲気にあふれていたから
ラストはイメージ払拭ってところでしょうか。
生まれたばかりの赤ん坊の自分を親は宝物のように自慢していたというエピを披露して
新生草野をアピールしました。
◆◆◆
そんなところで、樹山です。
樹山というよりは、亜沙美さんですね。
やはり先週の予想通り、樹山を解放する運びとなりました。
そのもとになるのが玲の熱弁です。
二人が婚姻届を出すという時に不満顔したわけですが
その点を亜沙美に指摘されてつい言ってしまうわけです。
結婚は家族の始まりで幸せなスタートなはずなのに
誰もちっとも幸せそうじゃないし嬉しそうじゃない。
樹山さんにしても罪滅ぼしのために結婚するなんて
自分に対しても、亜沙美に対しても間違ってるウンヌンと
叫ぶのでした。
実は、それは誰もがすべて承知の上で目をつぶっての大人の決断なわけですが
こんな若い玲が他人のプライベートにずかずか入り込んで言うのが
背中がむずむずするような赤面至極の状態だったわけです。
なので、樹山がそこを拾って
自分は本気で亜沙美や直人に幸せになってもらいたいのだと返すのでした。
自分の人生を全部捧げるつもりだし、ここから始まる家族があってもいいと
こちらも熱弁です。
玲の言うように、自己犠牲で家族になるのはお互いを不幸にしそうですが
いつのまにか亜沙美が樹山に傾倒していったように
樹山も亜沙美に情を覚える日が来ないとも限らないわけです。
だけど、そこで亜沙美が婚姻届をストップしてしまい長考に入りました。
そして、結果として、樹山を解放し、直人と二人で生きていくという選択をしたのでした。
玲の言葉は聞いてて気恥ずかしいようなところでしたが
結局は、変な関係の二人を解消させたのでした。
で、樹山と玲の関係もほのかな恋心があったようではありますが
樹山の大人のふるまいでただのおじさんとしてすっぱりサヨナラのようです。
ま、戸籍ができた玲としてはさつきの辞退もあり
フランス留学が目前でしたから当然の成り行きですね。
何年かして、成長した玲との再会のあとに何かが始まる可能性はありますけど。
ともあれ、亜沙美のエピは嫉妬心を表現することによって
玲と樹山の関係を恋愛モードに彩るというような着色だったようです。
戸籍取得だけに絞った展開で、裁判とか草野君の怪しい仕事とか(まだ言ってるし^^;)
もっと突っ込んだ話の方がよかったように思うのは私だけでしょうかね・・。
◆◆◆
そんなわけで、鮎川は二度危篤に陥りました。
一度目は激しい憎悪をぶつけた玲でした。
死ぬなら一人で死ねばって
死にかけの人によく言うわって感じでしたけど
そこは当然だから、そして鮎川だって言われて当然だと思ったでしょう。
二度目はちょっと思考の変化があり、
自分のルーツはあなただからということを長々と話して
私が私であることを感謝していると告げ、
一瞬、目をあけた鮎川の手にしていたリンゴのストラップを
うけとるのでした。
なぜこういう意味不明な変化が起こったのかというと・・
もうねえ~~~~
驚くようなセリフが葉子から飛び出すのです。
誰もがいい人になり、キャラが変貌というこのドラマで
葉子だけは相変わらず
「あったま、おかしいんじゃない~~?」と叫びたくなるような母親像で
貫き通したのがすごくうけましたわ。
戸籍ができてきて、当然、玲は「鮎川玲」で記載されてるわけです。
それをごめんと謝る玲でした。
葉子はどうして玲が謝るのかと、ここでとんでもないことを言い出すんです。
「玲は谷崎の娘であることは変わりない。」
ここはいいのです。
「お母さん、鮎川に感謝する。
もう一度、あのときに戻ってもお母さん、同じ道を選ぶ。
玲と出会えるならお母さん、何度でもどんな屈辱でも受ける。
あなたがここにいるから、お母さんそうする」
なんじゃそりゃ~~~。
この大馬鹿としか思えないセリフに視聴者一同ポッカ~~~ンとしたの見えて
首をかしげたまま戻らなくなっちゃうじゃないですか~~!(←キッドじいやのパクリで~す)
確か、葉子は戸籍取得で役所で待ち合わせの場所に行くバスから
鮎川を見かけて海に逃亡したのではなかった?
だいたい、鮎川がいきなりやってきて
真相が知られたくないからってナイフで黙らせようとしたのよね?
それが、大昔に戻って、
離婚届をだしたかの確認で談判に行くとき
無防備に一人で行ってあんな目に遭ったというのに
同じ道を行くのですか~?
同じ屈辱ですか?
あの写真と同じ目を何度でも?
はあ・・・そういう嗜好の人は多いです・・
その手の妖しい施設はたくさんあると思われます。
だけどなぜか玲は感動し、二人はひしと抱き合うのでした。
そして、鮎川へ「感謝」という言葉に変わるのでした。
二人ともこの暑い夏にやられてもうたね。
つける薬はないかも。
◆◆◆
微妙な感情の見せどころでしたが
浅田ばあちゃんは葉子に玲の件で語ります。
啓介は葉子が(玲が鮎川の子じゃないかと)悩んでいたのを知っていたけれど
全部承知で玲は自分の子だと(浅田ばあちゃんに)言ったということです。
名づけもお風呂もお父さんと呼ばれたのも全部自分だって。
だから玲は啓介の子だし自分の孫だしそれでいい。
どっひゃあ~~~~
そんなら最初からそういう顔していてよ、ばあちゃんてば~~。
なんか初期のころはすごくいじわるそうな顔してましたわよ。
ま、とにかく戸籍ができたし、玲の父親がはっきりしたし
それで霧が晴れたような感じなんでしょうかね。
そして、夏目。
北海道に帰るということですが、葉子とは和解のようなすっきりした顔。
いったい何があって、葉子が憎悪をたぎらせたのかがわからなかったですね。
娘に刺されたのが、結果として昔の悪行?の贖罪になったかのような雰囲気。
親子の関係がよくなるのはいいことだし、これからは北海道と東京の行き来ができそうです。
だけど葉子は仕事にありついたのでしたっけ?
夏目のもとで生活した方がよかったんでは?
そういえば鮎川に金を渡していたのはなぜでしたっけ?
というところですが、
未来は誰にでも開いてるしもっと欲張ってもいいのだと
そういうことで希望を胸に出発する玲を応援してあげましょうか。
ツッコミ甲斐のあるドラマで盛り上がりましたが
脚本の方がくるくる変わるものだから
登場人物のキャラまで変わってしまい、
視聴者を混乱に陥れたという罪な部分も残してくれました。
あんまり満足してないですがとにかく終わったという印象です。
以下は ↓ 第11話(最終回)のあらすじです。
DNA鑑定を受けた谷崎玲(武井咲)は、99.99%の確率で鮎川宏基(要潤)と親子関係にあることが明らかになった。激しいショックを受けた玲は、母・葉子(木村佳乃)や妹の麻央(小芝風花)らの制止を振り切って家を飛び出す。街をさまよい歩いた挙げ句、玲がたどり着いたのは、アルバイト先の『パティスリー・シャルロット』だった。
するとそこに、樹山龍一郎(江口洋介)がやって来る。DNA鑑定の結果を樹山に伝え、嗚咽する玲。樹山は、そんな玲に、たとえ事実がどうであろうとも君が谷崎玲であることには変わりがない、と言って励ますと、入院中の鮎川が危篤状態にあることを告げる。鮎川は、死の淵をさまよいながら、玲の名前を呼んでいるのだという。
玲は、樹山とともに鮎川が入院している病院へ向かう。玲は、看護師に促され、危篤状態にある鮎川の側に立った。玲に気付いた鮎川は、微かに手を上げ、リンゴのガラス細工を手渡そうとした。しかし玲は、「あなたなんて父親じゃない!死ぬならひとりで死ねばいいでしょ!」と叫び、病室を飛び出してしまう。
あくる日、玲が『パティスリー・シャルロット』に出勤すると、店の前で樹山が待っていた。樹山は、鮎川の容体が持ち直したことを玲に伝えた。しかし玲は、もう鮎川のところには行かない、と返す。
一方、夏目周作(北大路欣也)は退院の準備をしていた。そこにやってきた葉子は、玲が鮎川の子だったことを報告する。周作は、母親としてこういうときにどうすればいいのかわからない、と言う葉子に、亡き妻からの手紙を見せる。
そんな折、法務省から区役所に、玲の戸籍が送られてくる。樹山は、『鮎川玲』と記載されたその書類を複雑な思いで見つめていた。同じころ、玲のもとに、草野広太(中村蒼)からのメールが届く…。
09/12/2012 息もできない夏 第10話
漠然とした危機感というか違和感というか、草野の施設行と樹山の婚姻届に宿ってません?
ラス前の衝撃かと予想していた鮎川と玲の親子関係は成立したようで
なぜ2週前ぐらいに揺れたんだろうって首をかしげるくらいに
あっけなく父親であることが確定しました・・。
◆ ◆ ◆
そんなわけで、先週、亜沙美が玲に子供の誕生ケーキをオーダーし
家にまで呼びつけた件が尾を引いて
それぞれみな気まずいところにいて今週へと続くのでした。
亜沙美は「いつまで謝るの?自分は何なの?」と聞くのですが
樹山の出した結論は「婚姻届」だったのです。
それは玲から「樹山さんは亜沙美さんと同じ方向を向いてますか」と
問われて深慮のあとの行動みたいでしたけれど・・。
玲は、漠然とした父親への思慕みたいな感情を疑似恋愛に見立てたのでしょうか。
樹山の本心が亜沙美にあるとも見えず
玲には本音を隠したような風体でいて
その結論が実は本心にも見えるしさっぱりわかりません。
ともかく、玲に対する係や担当以上の親切が誤解を生んだと
解釈すればいいんでしょうかね?
でも、どっちにしろ違和感がたっぷり詰まった樹山の婚姻届でした。
のちに亜沙美が玲のところに現れて
自分は嫉妬していたとか、玲の夢は何かと聞いてきたりしましたが
それで、玲に対する感情が好感のほうに傾いていったようです。
もしかして亜沙美が自分から樹山へ決別宣言出すかもしれません。
とにかくまあ、この人の嫉妬の顔はドラマを彩ってくれたのでもう十分です。
◆ ◆ ◆
そんで、中津ですが、
記者辞めて田舎の酒屋を継ぐそうです。
自分は正義でペンを握ったような口ぶりでしたけれど
あの記事が正義に見えましたか?
興味本位で顔写真やら現実の店やらも写していて
母親は刃を振り回す危険な人物に仕立て上げたあの記事です。
せめて、無戸籍の問題点をえぐりだすなど
法律への挑戦といった記事に仕立ててほしかったですね。
どうしても、悪意の塊にしか見えない私は見る目が曇ってるのか?
とにかく中津みたいな記者は社会の迷惑でしかないので
やめたほうがいいのは確かです。
ただ樹山には(亜沙美の件で)「被害者ぶってるのは先輩の方だ」と
最後に一刺しぐらいは差してくれたので
さわやかにバイバイしてあげることにしましょう。
そういえば、似たような言い方で
玲が「(樹山が)亜沙美を苦しめている」と言ってましたね。
若い玲にしては鋭いセリフでした。
◆ ◆ ◆
そして鮎川が登場しました。
先週、空港で倒れ、玲と会えなかったのですが
病院から出て来て(?)
なぜか電話で問い合わせただけでちゃんと二人の居場所がわかるのでした・・。
とにかくDNA鑑定へと進む手筈はできたのです。
玲は、逡巡し、一度は投函せずでしたが
のちに草野と出会い、今度こそ決意の投函。
その草野ですが、母親が同性愛といってました。
どんな親でもルーツが知りたくなるときがくると玲の背中を押してくれたのですが、
草野くんのお母さんが同性愛というのがまたよくわからないというか
めまいがしそうな設定でしたわ・・・。
親が適当いい加減人間で無戸籍になったと思ってたら
同性愛?女同士?もうだめだわ・・想像が追いつきません。
ややこしいことはおいといて
草野くんですが、あの保証人になってる男(?)に金を渡していたけれど
無戸籍の人間に対して理解のある施設ができたとかなんとか誘ってもらったのでした。
どこか、危険な罠がありそうな気がしませんでした?
無戸籍というだけで、この世にいてもいなくてもいい存在。
闇の世界にいる人たちには重宝な存在って気がしません?
その施設に行くからお別れだと玲に言ってたわけです。
草野君・・登場から中津との変な関係だったり
住むところにも困っていたりと不遇な暗さに満ちていて気の毒な印象がぬぐえません。
無事でいてほしいですね。
◆ ◆ ◆
そして、鮎川ですが、二人に対面した後に苦しみだして再び倒れます。
病院に運ばれたあとに、病状が玲に知らされるわけです。
(ていうか、母親の元夫という今は関係ない人なのに聞き出すのですけど)
すい臓がんで肝臓への転移。
真っ暗闇にはまりそうなくらい痛そう・・・。
この若さでこの病状ですから、相当な苦しさでしょうね。
ガンという病気が怖くて怖くてたまらなくなりましたわ・・・。
そして、鮎川との鑑定結果がでました。
99・7%の親子関係。
つまりほぼ実子です。
ここまで引き延ばすのがイライラしましたけれど
だって、最初からわかってたじゃないですか。
だから、視聴者としては全然違和感なく受け止めたのですけれど
玲はショックなのですね~。
あの母親のDVをうけた傷だらけの写真をみていた玲でさえも
自分は鮎川の子ではないとしっかりきっぱり信じていたというのが
すごいじゃないですか。
ともかく、そのショックは家を飛び出すほどの衝撃だったのでした。
しかし、そのころ、鮎川の病状は危篤状態へと陥ります。
その知らせを受けるのはなぜか樹山。
病院としては身元不明者をだすわけにはいかないから
しっかりと樹山を保証人に据えたということですか。
鮎川の状態を知った樹山は再び全力で玲を探す羽目になるのでした。
◆ ◆ ◆
玲の戸籍ですが、なんといつのまにかちゃんと処理が進んでいて
もうすぐ手に入るというところまで進行していました。
・・あきらめの夏になるのかと皆さん心配していたのですが
なあんだ~良かったじゃないですか。
さつきが留学の候補になりましたが
玲が戸籍とれたら逆転の可能性もありですね。
その件につきましては、ま、どうでもいいです。
ということで、母、葉子にただそこにいるだけでイライラむずむずと
大したセリフもなく出番もなくでしたけれど
不思議とイライラ感が募るのでその存在感が素晴らしいとすら思ってしまいました。
鮎川の子であることが証明されてショックなのも
もとはといえば母、葉子の無防備さが招いたことだし、
お母さんに黙っててごめんと言われて抱きしめるのも違和感です。
あんたのせいでしょうがと何度も言いたくなるのですよね^^;
この酷暑とともに不快指数をたっぷりと上昇させてくれた葉子には
あっぱれといいたくなるような見事な
イラむず感あふれた母親像なのでした。
ところで、玲がショックなのはもちろんですが
妹や浅田ばあちゃんなどは
玲を今まで通り普通に姉として孫として接することができるでしょうか?
特に浅田祖母は初期は冷たい態度をとっていたし
途中からキャラが変わって、孫としてかわいがっていましたけれど
こちらも人間力が試されそうな夏ですね。
以下は 第10話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、嫉妬に駆られた片岡亜沙美(霧島れいか)の策略により、樹山龍一郎(江口洋介)と亜沙美親子の歪んだ同居生活を目の当たりにする。過去の贖罪のためだけに亜沙美たちと暮らしているような樹山に対して言いようのない悲しみを覚えた玲は、もう会わない、と彼に告げた――。
あくる日、パティスリー・シャルロットの店長・安倍川衣里(橋本麗香)は、井川さつき(原幹恵)をパリ留学のエントリーに推薦する、と発表する。しかし、衣里が玲の実力を買っていたことを知るさつきは、納得がいかなかった。
夕方、玲のもとを訪ねた樹山は、亜沙美の行いを詫び、罪滅ぼしのために彼女たちと暮らしているわけではない、と話す。しかし玲は、樹山と亜沙美は同じ方向を見ていないから家族ではない、と指摘し、今後、戸籍の手続き以外では樹山と会わない、と告げる。するとそこに、鮎川宏基(要潤)が現れる。鮎川は、会う約束を破ってしまったことを玲に詫び、DNA鑑定に必要な書類や検体が入った封筒を差し出した。それを受け取り、立ち去ろうとする玲。ところがそこで、鮎川は再び腹部の激痛に襲われて倒れてしまう。
玲は、樹山とともに鮎川を病院へと運んだ。そこで玲たちは、鮎川がガンに侵されており、余命幾ばくもないことを知る。樹山は、今後何かあった際には連絡してほしいと医師に名刺を差し出した。
その夜、玲のもとに草野広太(中村蒼)からメールが届く。会って話したいことがあるのだという。DNA鑑定をするべきか迷い始めていた玲は、草野の意見を聞きたいと思い、彼と会う約束をする。
別の日、仕事を終えた玲は、いつもの店で草野と会った。草野は、玲のことを中津大輔(RIKIYA)に話してしまったのは自分だと告白し、謝った。玲は、草野が話さなくても多分記事は出たと思う、と返すと、DNA鑑定のことを切り出す。そんな玲に、草野は、自分のルーツを知りたくなる時は来る、といってDNA鑑定を勧め、自らの複雑な生い立ちを話し始める…。
なぜ2週前ぐらいに揺れたんだろうって首をかしげるくらいに
あっけなく父親であることが確定しました・・。
◆ ◆ ◆
そんなわけで、先週、亜沙美が玲に子供の誕生ケーキをオーダーし
家にまで呼びつけた件が尾を引いて
それぞれみな気まずいところにいて今週へと続くのでした。
亜沙美は「いつまで謝るの?自分は何なの?」と聞くのですが
樹山の出した結論は「婚姻届」だったのです。
それは玲から「樹山さんは亜沙美さんと同じ方向を向いてますか」と
問われて深慮のあとの行動みたいでしたけれど・・。
玲は、漠然とした父親への思慕みたいな感情を疑似恋愛に見立てたのでしょうか。
樹山の本心が亜沙美にあるとも見えず
玲には本音を隠したような風体でいて
その結論が実は本心にも見えるしさっぱりわかりません。
ともかく、玲に対する係や担当以上の親切が誤解を生んだと
解釈すればいいんでしょうかね?
でも、どっちにしろ違和感がたっぷり詰まった樹山の婚姻届でした。
のちに亜沙美が玲のところに現れて
自分は嫉妬していたとか、玲の夢は何かと聞いてきたりしましたが
それで、玲に対する感情が好感のほうに傾いていったようです。
もしかして亜沙美が自分から樹山へ決別宣言出すかもしれません。
とにかくまあ、この人の嫉妬の顔はドラマを彩ってくれたのでもう十分です。
◆ ◆ ◆
そんで、中津ですが、
記者辞めて田舎の酒屋を継ぐそうです。
自分は正義でペンを握ったような口ぶりでしたけれど
あの記事が正義に見えましたか?
興味本位で顔写真やら現実の店やらも写していて
母親は刃を振り回す危険な人物に仕立て上げたあの記事です。
せめて、無戸籍の問題点をえぐりだすなど
法律への挑戦といった記事に仕立ててほしかったですね。
どうしても、悪意の塊にしか見えない私は見る目が曇ってるのか?
とにかく中津みたいな記者は社会の迷惑でしかないので
やめたほうがいいのは確かです。
ただ樹山には(亜沙美の件で)「被害者ぶってるのは先輩の方だ」と
最後に一刺しぐらいは差してくれたので
さわやかにバイバイしてあげることにしましょう。
そういえば、似たような言い方で
玲が「(樹山が)亜沙美を苦しめている」と言ってましたね。
若い玲にしては鋭いセリフでした。
◆ ◆ ◆
そして鮎川が登場しました。
先週、空港で倒れ、玲と会えなかったのですが
病院から出て来て(?)
なぜか電話で問い合わせただけでちゃんと二人の居場所がわかるのでした・・。
とにかくDNA鑑定へと進む手筈はできたのです。
玲は、逡巡し、一度は投函せずでしたが
のちに草野と出会い、今度こそ決意の投函。
その草野ですが、母親が同性愛といってました。
どんな親でもルーツが知りたくなるときがくると玲の背中を押してくれたのですが、
草野くんのお母さんが同性愛というのがまたよくわからないというか
めまいがしそうな設定でしたわ・・・。
親が適当いい加減人間で無戸籍になったと思ってたら
同性愛?女同士?もうだめだわ・・想像が追いつきません。
ややこしいことはおいといて
草野くんですが、あの保証人になってる男(?)に金を渡していたけれど
無戸籍の人間に対して理解のある施設ができたとかなんとか誘ってもらったのでした。
どこか、危険な罠がありそうな気がしませんでした?
無戸籍というだけで、この世にいてもいなくてもいい存在。
闇の世界にいる人たちには重宝な存在って気がしません?
その施設に行くからお別れだと玲に言ってたわけです。
草野君・・登場から中津との変な関係だったり
住むところにも困っていたりと不遇な暗さに満ちていて気の毒な印象がぬぐえません。
無事でいてほしいですね。
◆ ◆ ◆
そして、鮎川ですが、二人に対面した後に苦しみだして再び倒れます。
病院に運ばれたあとに、病状が玲に知らされるわけです。
(ていうか、母親の元夫という今は関係ない人なのに聞き出すのですけど)
すい臓がんで肝臓への転移。
真っ暗闇にはまりそうなくらい痛そう・・・。
この若さでこの病状ですから、相当な苦しさでしょうね。
ガンという病気が怖くて怖くてたまらなくなりましたわ・・・。
そして、鮎川との鑑定結果がでました。
99・7%の親子関係。
つまりほぼ実子です。
ここまで引き延ばすのがイライラしましたけれど
だって、最初からわかってたじゃないですか。
だから、視聴者としては全然違和感なく受け止めたのですけれど
玲はショックなのですね~。
あの母親のDVをうけた傷だらけの写真をみていた玲でさえも
自分は鮎川の子ではないとしっかりきっぱり信じていたというのが
すごいじゃないですか。
ともかく、そのショックは家を飛び出すほどの衝撃だったのでした。
しかし、そのころ、鮎川の病状は危篤状態へと陥ります。
その知らせを受けるのはなぜか樹山。
病院としては身元不明者をだすわけにはいかないから
しっかりと樹山を保証人に据えたということですか。
鮎川の状態を知った樹山は再び全力で玲を探す羽目になるのでした。
◆ ◆ ◆
玲の戸籍ですが、なんといつのまにかちゃんと処理が進んでいて
もうすぐ手に入るというところまで進行していました。
・・あきらめの夏になるのかと皆さん心配していたのですが
なあんだ~良かったじゃないですか。
さつきが留学の候補になりましたが
玲が戸籍とれたら逆転の可能性もありですね。
その件につきましては、ま、どうでもいいです。
ということで、母、葉子にただそこにいるだけでイライラむずむずと
大したセリフもなく出番もなくでしたけれど
不思議とイライラ感が募るのでその存在感が素晴らしいとすら思ってしまいました。
鮎川の子であることが証明されてショックなのも
もとはといえば母、葉子の無防備さが招いたことだし、
お母さんに黙っててごめんと言われて抱きしめるのも違和感です。
あんたのせいでしょうがと何度も言いたくなるのですよね^^;
この酷暑とともに不快指数をたっぷりと上昇させてくれた葉子には
あっぱれといいたくなるような見事な
イラむず感あふれた母親像なのでした。
ところで、玲がショックなのはもちろんですが
妹や浅田ばあちゃんなどは
玲を今まで通り普通に姉として孫として接することができるでしょうか?
特に浅田祖母は初期は冷たい態度をとっていたし
途中からキャラが変わって、孫としてかわいがっていましたけれど
こちらも人間力が試されそうな夏ですね。
以下は 第10話のあらすじです。
谷崎玲(武井咲)は、嫉妬に駆られた片岡亜沙美(霧島れいか)の策略により、樹山龍一郎(江口洋介)と亜沙美親子の歪んだ同居生活を目の当たりにする。過去の贖罪のためだけに亜沙美たちと暮らしているような樹山に対して言いようのない悲しみを覚えた玲は、もう会わない、と彼に告げた――。
あくる日、パティスリー・シャルロットの店長・安倍川衣里(橋本麗香)は、井川さつき(原幹恵)をパリ留学のエントリーに推薦する、と発表する。しかし、衣里が玲の実力を買っていたことを知るさつきは、納得がいかなかった。
夕方、玲のもとを訪ねた樹山は、亜沙美の行いを詫び、罪滅ぼしのために彼女たちと暮らしているわけではない、と話す。しかし玲は、樹山と亜沙美は同じ方向を見ていないから家族ではない、と指摘し、今後、戸籍の手続き以外では樹山と会わない、と告げる。するとそこに、鮎川宏基(要潤)が現れる。鮎川は、会う約束を破ってしまったことを玲に詫び、DNA鑑定に必要な書類や検体が入った封筒を差し出した。それを受け取り、立ち去ろうとする玲。ところがそこで、鮎川は再び腹部の激痛に襲われて倒れてしまう。
玲は、樹山とともに鮎川を病院へと運んだ。そこで玲たちは、鮎川がガンに侵されており、余命幾ばくもないことを知る。樹山は、今後何かあった際には連絡してほしいと医師に名刺を差し出した。
その夜、玲のもとに草野広太(中村蒼)からメールが届く。会って話したいことがあるのだという。DNA鑑定をするべきか迷い始めていた玲は、草野の意見を聞きたいと思い、彼と会う約束をする。
別の日、仕事を終えた玲は、いつもの店で草野と会った。草野は、玲のことを中津大輔(RIKIYA)に話してしまったのは自分だと告白し、謝った。玲は、草野が話さなくても多分記事は出たと思う、と返すと、DNA鑑定のことを切り出す。そんな玲に、草野は、自分のルーツを知りたくなる時は来る、といってDNA鑑定を勧め、自らの複雑な生い立ちを話し始める…。
09/06/2012 カーペンターしてます。
遅れた夏を今頃楽しんでいます♪
実は森のお友達のそのまたお友達の輪で起業する方がいるというので早速応援に駆けつけましたが
まだ、何にもできてなかったんです。
前任者から、夕方に明け渡してもらい、その翌日から営業するというんですよ@@
そのお店というか店舗というか事務所というか・・
ものごっつい古くて、何時代なのかというような物件だったのですけど
本人はすごく前向きでお客様はついてくるから
箱はどうにでもなるという感覚だったみたいです。
大物ですね(笑
ですけれど翌日にはお客さんが見えるというし
すさまじい黄ばんだ古い壁紙がとってもしょぼくて貧乏くさくて悲しいわけ。
こんなところにお客さまを通すのはかわいそうじゃない?
しかも、友人ってばお金が保証金に全部行ってしまって
残ってないっていうのよ。
もうね、私のプロデュース心がむくむくしちゃって
もっともお安く済む、壁紙にペンキ塗ろうと思ったわけよ。
面積が広い壁がキレイになったら、全く違う雰囲気になるわよ~~~。
で、さっそく、ペンキ買ってきて、このぼろぼろの壁紙の上からローラーで塗り塗りしましたのよ。
(私の)仕事が終わってから、お手伝いにいって終電近くまでこの広い事務所を塗っていたのでした。
髪の毛にペンキたらしたり、靴の底も思いっきりペンキがついていたりと、まるまる4日間よ。
営業時間が終わってから壁という壁を塗りつぶしていったの。
すごく楽しかった~~~~♪
出来栄えといったらすごく違うわけで、そりゃもう絵を飾ったらいっぱしのデザイナーズ空間よ(大げさ
もともと何か作るのが好きなわけで大工さんもいいなあって思ってましたが
ま、力がないので無理は無理なんですけど
今回、ちょっと真似事ができて楽しかったです。
そんでね、あっと、気づいたのですが今日は水曜日なのね。
昨夜、「息もできない夏 第9話」があったのをすっかり忘れてました。
今日になって久しぶりにブログを開いて、
あららららら~~と焦ってしまいました。
今週のドラマは見てないのでごめんなさい。
次回はしっかり見ようと思います。
内容はどうだったのか、皆様、あとで読ませてくださいね~♪
そういうことで、ちょっとモノ作りが楽しいこのごろでした。
秋はもうすぐね。
ふふふ、ゲージツの秋よ(笑
まだ、何にもできてなかったんです。
前任者から、夕方に明け渡してもらい、その翌日から営業するというんですよ@@
そのお店というか店舗というか事務所というか・・
ものごっつい古くて、何時代なのかというような物件だったのですけど
本人はすごく前向きでお客様はついてくるから
箱はどうにでもなるという感覚だったみたいです。
大物ですね(笑
ですけれど翌日にはお客さんが見えるというし
すさまじい黄ばんだ古い壁紙がとってもしょぼくて貧乏くさくて悲しいわけ。
こんなところにお客さまを通すのはかわいそうじゃない?
しかも、友人ってばお金が保証金に全部行ってしまって
残ってないっていうのよ。
もうね、私のプロデュース心がむくむくしちゃって
もっともお安く済む、壁紙にペンキ塗ろうと思ったわけよ。
面積が広い壁がキレイになったら、全く違う雰囲気になるわよ~~~。
で、さっそく、ペンキ買ってきて、このぼろぼろの壁紙の上からローラーで塗り塗りしましたのよ。
(私の)仕事が終わってから、お手伝いにいって終電近くまでこの広い事務所を塗っていたのでした。
髪の毛にペンキたらしたり、靴の底も思いっきりペンキがついていたりと、まるまる4日間よ。
営業時間が終わってから壁という壁を塗りつぶしていったの。
すごく楽しかった~~~~♪
出来栄えといったらすごく違うわけで、そりゃもう絵を飾ったらいっぱしのデザイナーズ空間よ(大げさ
もともと何か作るのが好きなわけで大工さんもいいなあって思ってましたが
ま、力がないので無理は無理なんですけど
今回、ちょっと真似事ができて楽しかったです。
そんでね、あっと、気づいたのですが今日は水曜日なのね。
昨夜、「息もできない夏 第9話」があったのをすっかり忘れてました。
今日になって久しぶりにブログを開いて、
あららららら~~と焦ってしまいました。
今週のドラマは見てないのでごめんなさい。
次回はしっかり見ようと思います。
内容はどうだったのか、皆様、あとで読ませてくださいね~♪
そういうことで、ちょっとモノ作りが楽しいこのごろでした。
秋はもうすぐね。
ふふふ、ゲージツの秋よ(笑
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