12/30/2012 「高校入試」「PRICELESS」最終回ほか
年の瀬ですね。お掃除してますか?
昨夜で秋ドラマも終了しました。
途中から内容がわからなくなっていったりしましたが
最後だけはちゃんと見ようと頑張りました^^;
まずはコレから。
「高校入試」最終回
このドラマは舞台が学校内のある日の一日という設定なので
毎回同じような印象なんですね。
ちゃんと心を通わせて見てないと置いてきぼりで何もかも落ちこぼれていきます。
まさに私がその典型なのでした。
時間帯が遅かったのも不利に作用し、録画したのを後で見ようと思っても
全く見ることができずに次のオンエアを迎えてしまうという繰り返し。
前週のダイジェストが冒頭で復習されるのですが
最初の数分で前週の出来事を確認すると
お約束のように意識が薄れていくという繰り返しでした。
で、昨夜の最終回だけはうんと濃いコーヒーを飲んで
途中で寝ちゃわないように正座して準備万端ぬかりなく挑みましたのよ^^
そんで、目を見張ったのがまさみちゃん。
あのほにゃらら口調がきちんと厳しい顔つきで説明する様子は
まさみちゃんのようで別人のような引き締まる空気を発散させていました。
「入試をぶっ潰す」という最初の挑戦状からでんぐり返しを何度も行って
実にさまざまな側面をえぐりだし、問題提起してくれたようです。
もっとも言いたいのはもしかしてネット界の無秩序だったのかと感じました。
年々変化が起こり既存のマニュアルでは対応しきれない出来事が起こる昨今ですが
十年一日のように動こうともしないお上(社会)に一石を投じるという事だったのですね。
職員しかいない場所での会話が投稿されてるという時点で
教職員の誰かが噛んでいることは想像できたのですが
まさみちゃんがそうだとわかったのはいつからだったかな・・。
最初は地方における「一校」の存在を面白がっていたのですが
次第に人間の持つ弱さ、いじめ、格差によるねたみの構図・・
この時期の子供たちの精神的なもろさ・・
いろいろと考えさせられましたね。
たった一度の入試で、実力がありながらうっかりのミスで合格できなかったとき
その後の人生が大きく変わってしまう。
その現実を垣間見たというものもありました。
これが大きなストーリーの柱なのですが、
何事においても改革を断行するには痛みが伴うという言葉通りの結末。
かつて変化を行動で示してくれなかった校長が
すべてを引き受けてくれたということなのでした。
そのセリフがすごく良かった。
「孫がじいじに(保育園の)お迎えに来てほしいというんだ、どうだうらやましいだろう」
う、うらやましいぞ!!
新年度になりまさみちゃんは教壇に立っていました。
あの入試のときの問題を起こした子供たちが皆同じクラスだったのが笑えます^^
ちゃんと見守っていくと力強く宣言し、とってもいいお姉さんのような表情をしていました。
毎週、毎週意識不明になりながらも最後まで引っ張られたのは
脳内で誰かがこれはいいドラマだとささやいていたからですね。
良質のドラマでした。
「PRICELESS」最終回
キムタクの出演ドラマでは近年にない面白さでした。
月9としては前回のリッチマンプアウーマンも面白かったので
月9は、「キャストよりもストーリーが大事」だということがようやくわかったというところですね。
それにしても流れとしてはラス前がけっこうぐだぐだしてましたよね。
藤木兄ちゃんがこれまで悪役を一手に引き受けてくれたのですが、
なんかその状況があまりにもかわいそうな設定なのがちょっとがっくりです。
しかも最終回ではさらに藤木兄ちゃんの狭量を表にするので
藤木ファンは暴動起こしてもいいんじゃね?
ともかく1507名の社員が幸福荘の前に押し掛けてくるのと
統一郎(藤木)が行方不明になるのが問答無用なのでますます展開が急すぎでしょ。
そういえば統一郎はホームレスの真似事をしてましたね。
会社を放棄して、その辺をふらふらするって、
金田一がたどった軌跡をなぞってみたかったからでしょうかね。
現実には家だって何だって急に消えてなくなるわけじゃないし違和感です。
異母兄弟であることをカミングアウトされ
金田一はすべてを理解し、これは「兄弟げんか」というのでした。
そのあたりの金田一のキャラの設定がいかにもキムタク様様なので
ややむずむずしてしまうのですが、ま、いいことにします。
そして、統一郎と金田一は仲良く一つ屋根の下で眠るのでした。
その陰で、モアイさんが別部屋で非常にシビアな夜を過ごしたことは爆笑で片付けときます。
なぜか生放送は北海道。
一週間たっても保温がばっちりで舌もやけどしかねないアッツ熱の魔法瓶が完成。
北海道ロケになんの意味があったのかわからなかったのですが
そのあとのスマスマが北海道からの生放送だったので必然だったようです。
てか、雪の中に埋めて一週間という状況設定を見せるための北海道だったのね。
最終回だけがなんかがっかりしたような終わり方でしたが
何かを作ることに対して驀進していく過程の面白さが描かれていて
そこに魅かれてずんずん見ていきました。
ただね・・
今回も「好青年」のキャラ設定でいつもピュアでまっすぐでまじめで好感度のいい役という
木村さんが実はちょっと鼻についてしまうのです。
木村さんはファンとは言えないまでも好きなほうなんですけどね。
毎回、こう同じ設定なのがどうしても気になります。
たまには、嫌な奴だったりしてもいいんじゃない?
とっても悪い人、裏の黒幕の大物だったりするキムタクもぜひ見てみたいです。
てか、藤木さんと木村さんが逆転した役でもいい数字が取れていたんじゃない?
ファンが嘆きに嘆いてハラハラしてもっともっとと世間をあおってくれるような気がしますけど。
「遅咲きのひまわり」最終回
桐谷さんのしゃべり方が気になって気になって・・・
イケメンなのにもったいないのよね・・。
全体的にぼや~っとした青春の膜がかかっているドラマでした。
最終回も、あいまいなまま終わりましたね。
でも、丈太郎の生きる目覚めには共感しました。
雇用問題とか派遣とか
現実の暗さ不況などを浮き彫りにしましたが
それでは全員が派遣で仕事もなくその場限りの生き方をしてるかと問われれば
一方では、学歴に頼らなくてもきちんとした職を得ている人も多いでしょう?
誰のせいでもなく自分で選んだ道だというのが結論でしょ?
丈太郎も遠回りをしたけれど、米作りの目標を見つけたのは
人生の覚醒でしたね。
その一方で、かほりは教授の推薦を断り
アメリカへの目標を大きく掲げました。
まだ、道は開けてないけれど、
希望を持っていることが一筋の光となって終わりました。
毎回「俺、俺~」「(オレオレって)誰よ~」のお約束の会話もよかったですし
東京タワーでのサプライズも楽しかったです。
二人の今後に幸あれと祈ります。
*********
すでに大移動が始まっていてどこもかしこも渋滞してるという連絡がありましたが
この寒い日に旅行に帰省にとお出かけの皆さんの行動力にも頭が下がりますわ。
今年も皆さんと出会えて楽しかったです。
来年もオモシロドラマで言いたい放題しましょうね。
良いお年をお迎えくださいませ。
途中から内容がわからなくなっていったりしましたが
最後だけはちゃんと見ようと頑張りました^^;
まずはコレから。
「高校入試」最終回
このドラマは舞台が学校内のある日の一日という設定なので
毎回同じような印象なんですね。
ちゃんと心を通わせて見てないと置いてきぼりで何もかも落ちこぼれていきます。
まさに私がその典型なのでした。
時間帯が遅かったのも不利に作用し、録画したのを後で見ようと思っても
全く見ることができずに次のオンエアを迎えてしまうという繰り返し。
前週のダイジェストが冒頭で復習されるのですが
最初の数分で前週の出来事を確認すると
お約束のように意識が薄れていくという繰り返しでした。
で、昨夜の最終回だけはうんと濃いコーヒーを飲んで
途中で寝ちゃわないように正座して準備万端ぬかりなく挑みましたのよ^^
そんで、目を見張ったのがまさみちゃん。
あのほにゃらら口調がきちんと厳しい顔つきで説明する様子は
まさみちゃんのようで別人のような引き締まる空気を発散させていました。
「入試をぶっ潰す」という最初の挑戦状からでんぐり返しを何度も行って
実にさまざまな側面をえぐりだし、問題提起してくれたようです。
もっとも言いたいのはもしかしてネット界の無秩序だったのかと感じました。
年々変化が起こり既存のマニュアルでは対応しきれない出来事が起こる昨今ですが
十年一日のように動こうともしないお上(社会)に一石を投じるという事だったのですね。
職員しかいない場所での会話が投稿されてるという時点で
教職員の誰かが噛んでいることは想像できたのですが
まさみちゃんがそうだとわかったのはいつからだったかな・・。
最初は地方における「一校」の存在を面白がっていたのですが
次第に人間の持つ弱さ、いじめ、格差によるねたみの構図・・
この時期の子供たちの精神的なもろさ・・
いろいろと考えさせられましたね。
たった一度の入試で、実力がありながらうっかりのミスで合格できなかったとき
その後の人生が大きく変わってしまう。
その現実を垣間見たというものもありました。
これが大きなストーリーの柱なのですが、
何事においても改革を断行するには痛みが伴うという言葉通りの結末。
かつて変化を行動で示してくれなかった校長が
すべてを引き受けてくれたということなのでした。
そのセリフがすごく良かった。
「孫がじいじに(保育園の)お迎えに来てほしいというんだ、どうだうらやましいだろう」
う、うらやましいぞ!!
新年度になりまさみちゃんは教壇に立っていました。
あの入試のときの問題を起こした子供たちが皆同じクラスだったのが笑えます^^
ちゃんと見守っていくと力強く宣言し、とってもいいお姉さんのような表情をしていました。
毎週、毎週意識不明になりながらも最後まで引っ張られたのは
脳内で誰かがこれはいいドラマだとささやいていたからですね。
良質のドラマでした。
「PRICELESS」最終回
キムタクの出演ドラマでは近年にない面白さでした。
月9としては前回のリッチマンプアウーマンも面白かったので
月9は、「キャストよりもストーリーが大事」だということがようやくわかったというところですね。
それにしても流れとしてはラス前がけっこうぐだぐだしてましたよね。
藤木兄ちゃんがこれまで悪役を一手に引き受けてくれたのですが、
なんかその状況があまりにもかわいそうな設定なのがちょっとがっくりです。
しかも最終回ではさらに藤木兄ちゃんの狭量を表にするので
藤木ファンは暴動起こしてもいいんじゃね?
ともかく1507名の社員が幸福荘の前に押し掛けてくるのと
統一郎(藤木)が行方不明になるのが問答無用なのでますます展開が急すぎでしょ。
そういえば統一郎はホームレスの真似事をしてましたね。
会社を放棄して、その辺をふらふらするって、
金田一がたどった軌跡をなぞってみたかったからでしょうかね。
現実には家だって何だって急に消えてなくなるわけじゃないし違和感です。
異母兄弟であることをカミングアウトされ
金田一はすべてを理解し、これは「兄弟げんか」というのでした。
そのあたりの金田一のキャラの設定がいかにもキムタク様様なので
ややむずむずしてしまうのですが、ま、いいことにします。
そして、統一郎と金田一は仲良く一つ屋根の下で眠るのでした。
その陰で、モアイさんが別部屋で非常にシビアな夜を過ごしたことは爆笑で片付けときます。
なぜか生放送は北海道。
一週間たっても保温がばっちりで舌もやけどしかねないアッツ熱の魔法瓶が完成。
北海道ロケになんの意味があったのかわからなかったのですが
そのあとのスマスマが北海道からの生放送だったので必然だったようです。
てか、雪の中に埋めて一週間という状況設定を見せるための北海道だったのね。
最終回だけがなんかがっかりしたような終わり方でしたが
何かを作ることに対して驀進していく過程の面白さが描かれていて
そこに魅かれてずんずん見ていきました。
ただね・・
今回も「好青年」のキャラ設定でいつもピュアでまっすぐでまじめで好感度のいい役という
木村さんが実はちょっと鼻についてしまうのです。
木村さんはファンとは言えないまでも好きなほうなんですけどね。
毎回、こう同じ設定なのがどうしても気になります。
たまには、嫌な奴だったりしてもいいんじゃない?
とっても悪い人、裏の黒幕の大物だったりするキムタクもぜひ見てみたいです。
てか、藤木さんと木村さんが逆転した役でもいい数字が取れていたんじゃない?
ファンが嘆きに嘆いてハラハラしてもっともっとと世間をあおってくれるような気がしますけど。
「遅咲きのひまわり」最終回
桐谷さんのしゃべり方が気になって気になって・・・
イケメンなのにもったいないのよね・・。
全体的にぼや~っとした青春の膜がかかっているドラマでした。
最終回も、あいまいなまま終わりましたね。
でも、丈太郎の生きる目覚めには共感しました。
雇用問題とか派遣とか
現実の暗さ不況などを浮き彫りにしましたが
それでは全員が派遣で仕事もなくその場限りの生き方をしてるかと問われれば
一方では、学歴に頼らなくてもきちんとした職を得ている人も多いでしょう?
誰のせいでもなく自分で選んだ道だというのが結論でしょ?
丈太郎も遠回りをしたけれど、米作りの目標を見つけたのは
人生の覚醒でしたね。
その一方で、かほりは教授の推薦を断り
アメリカへの目標を大きく掲げました。
まだ、道は開けてないけれど、
希望を持っていることが一筋の光となって終わりました。
毎回「俺、俺~」「(オレオレって)誰よ~」のお約束の会話もよかったですし
東京タワーでのサプライズも楽しかったです。
二人の今後に幸あれと祈ります。
*********
すでに大移動が始まっていてどこもかしこも渋滞してるという連絡がありましたが
この寒い日に旅行に帰省にとお出かけの皆さんの行動力にも頭が下がりますわ。
今年も皆さんと出会えて楽しかったです。
来年もオモシロドラマで言いたい放題しましょうね。
良いお年をお迎えくださいませ。
12/24/2012 メリクリです!
今夜はクリスマスイブですね。三連休最後ですが何してる~?
森の友達からサンタさんのプレゼント。

(クリックで大きくなります)
森のお友達は銀座デートとか、
ディズニーランドとか
どっかのホテルでパーティーとか
一品持ち寄り会とか
それぞれの流儀を楽しむみたい。
クリスチャンでもないのに私もケーキだけは食べます~(笑
私の一番の楽しみは(どこにも行かずに)ドラマなんで結局テレビ見て過ごすかな~。
プライスレスは90分枠なので楽しみです~。
そして今夜はじいやからの贈り物、ドリームベッドで
素敵な夢を見るのデス。
その夢はね・・・コレ↓

この宇宙服がいたく気に入ってしまい、「宇宙を駆け巡るのダ~~」って思っちゃった。
そしたらじいやが字余りをちゃんと俳句にしてくれましたのよ。じいやありがとうです♪
出典は → コチラ(クリック)
「MONSTERSとは悪夢刑事とミラクルじゃない魔法瓶と暗い排水溝と11才で警官を殴って気絶させる男の子と完全防水ピアノのことですか?(山下智久)」
星月夜 彼と宇宙を 駆け巡る

(クリックで大きくなります)
森のお友達は銀座デートとか、
ディズニーランドとか
どっかのホテルでパーティーとか
一品持ち寄り会とか
それぞれの流儀を楽しむみたい。
クリスチャンでもないのに私もケーキだけは食べます~(笑
私の一番の楽しみは(どこにも行かずに)ドラマなんで結局テレビ見て過ごすかな~。
プライスレスは90分枠なので楽しみです~。
そして今夜はじいやからの贈り物、ドリームベッドで
素敵な夢を見るのデス。
その夢はね・・・コレ↓

この宇宙服がいたく気に入ってしまい、「宇宙を駆け巡るのダ~~」って思っちゃった。
そしたらじいやが字余りをちゃんと俳句にしてくれましたのよ。じいやありがとうです♪
出典は → コチラ(クリック)
「MONSTERSとは悪夢刑事とミラクルじゃない魔法瓶と暗い排水溝と11才で警官を殴って気絶させる男の子と完全防水ピアノのことですか?(山下智久)」
星月夜 彼と宇宙を 駆け巡る
12/23/2012 「のぼうの城」と「悪の教典」
だいぶ前に見たのですが内容も忘れ気味のこのごろ、今のうちにあげときます。
「悪の教典」
この映画は伊藤英明ファンの森友のリクエストで行ったのよ。
確か、大島優子さんの退席が話題になったころで
恐ろしく入場者があって、席も隣り合わせで取れないような状況だったのを
一番前列ならば並びで取れるという瞬間でチケをとったのでした。
おかげで首が痛くて~。
私としては海猿の伊藤さんよりもNHKの保険のドラマの伊藤さんが好みなので
精神軸のずれてるこういう役はさらに好きじゃないです。
これをサイコパスというのですって。
ご本人もゼロか100点の極端の評価になると言ってましたもんね。
映画としての構成は前半はそれなりに問題意識もあり
謎かけもあり、引きずるものがありました。
でもね、後半がただただ殺戮なんです。
これには辟易しました。
途中退席するほどの思い入れも現実感もなかったので
ただ虚構の世界を見ていただけです。
冒頭で母親がハスミンのことを社会と融合できない子だと話していて
自分がその手でどうにかすると決意したのでしたね。
でもハスミンの方が察知能力が高くて先に対処をしてしまったんですね。
つまり親を・・・・。
そこから成長して本性を隠して一見したところは
さわやかで普通のモテ教師として生徒たちの人気を独占していました。
ですが本質は異常者ということで
一つ一つがおかしな部分が現われてくるわけです。
異常体質なハスミンですが、もちろん自分は正しいという論があるわけです。
外には異常に見えるわかりやすい人の方が実は素直なものであり
一見、正しい存在なはずが実は恐ろしい内面を持っていたというそういう映画なのでした。
女子高生と教師の交流などはやっかみも出そうなシーンも多くあり
俗な見方で面白さもありました。
でも全体を覆う異常な空気はなかなか受け入れられなかったです。
そうそう、山田孝之のあのシーンは私もうっかり笑っちゃいました・・ふふっ。
あとAEDの危ない使い方もお下品ながら笑いました・・。
大量の殺戮については以前に見た「少年は残酷な弓を射る」と
精神的異常な面も共通するものがありますが
あの時は母親が抱きしめて救われて終わったという安堵があったのでした。
今回はこれは無理ですよね。
たぶん、精神障害を訴えて無罪を勝ち取る作戦に出て
上手く出てきそうじゃない?
続編があるかもという人もいますから。
「のぼうの城」
こちらは友人の評価が良かったのででは行ってみようかという気分で行動しました。
実は時代ものだというぐらいしか知らなかったのですが
いきなりの水攻めのシーンが出て、ふと311を連想して重苦しい始まりだったのです。
(のちに、このシーンのために上映が遅くなったのだということを知りました)
でもおっとりした野村萬斎さんの味がよく溶けだしていて
面白くなっていきました。
500人の兵に対して2万の兵が戦いを挑んできたというこの件で
地の利と人の利を生かしてよく戦ったという物語ですね。
「のぼう」というタイトルも意味不明でしたが
農民たちとの会話で「でくのぼう」から「でく」をとったという意味らしいです。
ひょうひょうとしておっとりした風貌の野村さんの雰囲気は
領主としての威厳からは遠いけれど親しみやすさはダントツだったのですね。
いつの間にか領民のハートをつかんでいたのでした。
情勢が不利になると自分が悪になると言い出して、水上の踊りを始めたあたりは
遠い意図は見えながらも、敵味方を一瞬で虜にしたという表現でした。
なぜか敵の兵ものぼう様に魅せられて一緒に踊りだすのですね。
映画を見ている人たちがこのシーンを納得したのかどうかという疑問はありました。
私自身が、踊りを見て魅了されたとしても敵味方を忘れるほど単純にはなれないという
まあ、俗物ですので・・。
そして、思惑通り、のぼうさまは狙い撃ちにされ、一瞬にして味方の気持ちを高めることに成功。
そうそう敵の方にもかつての領民がいたりして、農の方々はどっちに転んでもおかしくないような
人々をただかき集められてるということなんですね。
そういう、裏事情も計算にはいっていたということでしょうか。
その敵の農民が水を流してくれたわけでどこに幸運が転がってるかわかりません。
最終的に、負けは負けですが、それでも一寸の魂は通すというのが良かったのでした。
上地雄輔さんが敵ながら立派な武将で威厳たっぷりでよかったです。
貫禄もあったし十分見応えのあるオーラを発散してました。
そしてこの映画にも山田孝之が出演してたのね。
偶然とはいえ、売れっ子だなあと実感したのでした。
ただ一つ、すごくおまぬけな顔の女性がいて眉がないので当然なんですが
どうしても誰かわからなかったのです。
最後のキャストを見て「鈴木保奈美」と分かった時には本当にびっくりしました。
戦い方の面白さや武将たちの性格や駆け引きもみどころでした。
姫様に恋した成宮君の表情にも若いオーラが入り込み、きれいなものを残しましたね。
残念な結末でしたが・・。
とっても後味の良い映画でした。
この映画は伊藤英明ファンの森友のリクエストで行ったのよ。
確か、大島優子さんの退席が話題になったころで
恐ろしく入場者があって、席も隣り合わせで取れないような状況だったのを
一番前列ならば並びで取れるという瞬間でチケをとったのでした。
おかげで首が痛くて~。
私としては海猿の伊藤さんよりもNHKの保険のドラマの伊藤さんが好みなので
精神軸のずれてるこういう役はさらに好きじゃないです。
これをサイコパスというのですって。
ご本人もゼロか100点の極端の評価になると言ってましたもんね。
映画としての構成は前半はそれなりに問題意識もあり
謎かけもあり、引きずるものがありました。
でもね、後半がただただ殺戮なんです。
これには辟易しました。
途中退席するほどの思い入れも現実感もなかったので
ただ虚構の世界を見ていただけです。
冒頭で母親がハスミンのことを社会と融合できない子だと話していて
自分がその手でどうにかすると決意したのでしたね。
でもハスミンの方が察知能力が高くて先に対処をしてしまったんですね。
つまり親を・・・・。
そこから成長して本性を隠して一見したところは
さわやかで普通のモテ教師として生徒たちの人気を独占していました。
ですが本質は異常者ということで
一つ一つがおかしな部分が現われてくるわけです。
異常体質なハスミンですが、もちろん自分は正しいという論があるわけです。
外には異常に見えるわかりやすい人の方が実は素直なものであり
一見、正しい存在なはずが実は恐ろしい内面を持っていたというそういう映画なのでした。
女子高生と教師の交流などはやっかみも出そうなシーンも多くあり
俗な見方で面白さもありました。
でも全体を覆う異常な空気はなかなか受け入れられなかったです。
そうそう、山田孝之のあのシーンは私もうっかり笑っちゃいました・・ふふっ。
あとAEDの危ない使い方もお下品ながら笑いました・・。
大量の殺戮については以前に見た「少年は残酷な弓を射る」と
精神的異常な面も共通するものがありますが
あの時は母親が抱きしめて救われて終わったという安堵があったのでした。
今回はこれは無理ですよね。
たぶん、精神障害を訴えて無罪を勝ち取る作戦に出て
上手く出てきそうじゃない?
続編があるかもという人もいますから。
「のぼうの城」
こちらは友人の評価が良かったのででは行ってみようかという気分で行動しました。
実は時代ものだというぐらいしか知らなかったのですが
いきなりの水攻めのシーンが出て、ふと311を連想して重苦しい始まりだったのです。
(のちに、このシーンのために上映が遅くなったのだということを知りました)
でもおっとりした野村萬斎さんの味がよく溶けだしていて
面白くなっていきました。
500人の兵に対して2万の兵が戦いを挑んできたというこの件で
地の利と人の利を生かしてよく戦ったという物語ですね。
「のぼう」というタイトルも意味不明でしたが
農民たちとの会話で「でくのぼう」から「でく」をとったという意味らしいです。
ひょうひょうとしておっとりした風貌の野村さんの雰囲気は
領主としての威厳からは遠いけれど親しみやすさはダントツだったのですね。
いつの間にか領民のハートをつかんでいたのでした。
情勢が不利になると自分が悪になると言い出して、水上の踊りを始めたあたりは
遠い意図は見えながらも、敵味方を一瞬で虜にしたという表現でした。
なぜか敵の兵ものぼう様に魅せられて一緒に踊りだすのですね。
映画を見ている人たちがこのシーンを納得したのかどうかという疑問はありました。
私自身が、踊りを見て魅了されたとしても敵味方を忘れるほど単純にはなれないという
まあ、俗物ですので・・。
そして、思惑通り、のぼうさまは狙い撃ちにされ、一瞬にして味方の気持ちを高めることに成功。
そうそう敵の方にもかつての領民がいたりして、農の方々はどっちに転んでもおかしくないような
人々をただかき集められてるということなんですね。
そういう、裏事情も計算にはいっていたということでしょうか。
その敵の農民が水を流してくれたわけでどこに幸運が転がってるかわかりません。
最終的に、負けは負けですが、それでも一寸の魂は通すというのが良かったのでした。
上地雄輔さんが敵ながら立派な武将で威厳たっぷりでよかったです。
貫禄もあったし十分見応えのあるオーラを発散してました。
そしてこの映画にも山田孝之が出演してたのね。
偶然とはいえ、売れっ子だなあと実感したのでした。
ただ一つ、すごくおまぬけな顔の女性がいて眉がないので当然なんですが
どうしても誰かわからなかったのです。
最後のキャストを見て「鈴木保奈美」と分かった時には本当にびっくりしました。
戦い方の面白さや武将たちの性格や駆け引きもみどころでした。
姫様に恋した成宮君の表情にも若いオーラが入り込み、きれいなものを残しましたね。
残念な結末でしたが・・。
とっても後味の良い映画でした。
12/22/2012 「結婚しない」「相棒」ほか簡単感想
今週の相棒にはやられた。すごい内容でした!
秋ドラマも続々と最終回を迎えていますが
仕事も落ち着きましてようやくシンプルな気分で楽しめるようになりましたわ。
でもね9時台だとストーリーもなんとか把握できるのですけど
10時台になると半分意識がなかったりしてあちゃ~~~な状態だったりするのよね。
かといって録画したところで、いつ再生するのかというとその時間がないわけで
そんなわけで出たとこ勝負で見てきました。
まずはコレから!
「結婚しない」最終回
女性に人気が高かったというこのドラマ。
私的にはポイントがずれてて曖昧な世界観が
どうも合わなかったような気がします。
でも、菅野ちゃん好きだし、天海姐さん大好きだしで
結局見てしまうのよね。
それに二人ともにピュアで好感度の高い表情をみせてくれるのも
引きずられた遠因かも。
ただね、女性二人がいいだけに、玉木さんがあまり光って見えなかったのが
残念というか不思議でした。
玉木さんにはこういう役をさせない方がいいのでは?
春子が子供は産まないと決めているのに子宮摘出は迷うと言ったシーン。
あれには共感します。
でも、医療の選択がありますよ。
今は筋腫があっても表面をレーザーで焼いて摘出せずに温存する方法があるみたいです。
数か月かけて周りに吸収されていくという話をしていました。
確か板橋中央病院で施術ができるはず。費用は30万ぐらいとテレビで言ってました。
春子はその後の仕事のためにもオペを行い体調を万全にしました。
教授とは結婚せず、同居ということだそうです。
自然の流れに任せているようなところですが、
リアル天海さんとも重なり、妙に納得しました。
教授はたぶん形式として届を出したかったのではとも見えましたけど。
千春は結婚にこだわった割にはあっさりと結婚を手放しましたね。
まずはあの婚約者の男性に別れを告げて純平への気持ちを確認するという作業から。
そしていろいろな回り道をしながらもちゃんと純平と再会し、
いきなりキスしちゃうという成り行き。
やや唐突で驚きますが本人たちには自然なことだったようです。
気持ちは通じていることはわかったわけですが
結局純平は北海道で講師になり、千春は資格をとって東京で別の会社に勤めるみたい。
いわゆる遠距離みたいなお付き合いのようですね。
とりあえず主役2組のカップルはできたのですが
看板に偽りなく「結婚しない」終わり方でした。
思いがあれば結婚はいつでもできるからという自信ものぞかせますが
でもね、婚活してもなかなか到達しないワカモノが多いので
できるならタイトル破って、口約束だけでもしたら希望が見えたのではとも思います。
ま、いいか・・。三高から三平の時代にちょっと沸きましたネっ。
「東京全力少女」最終回
コチラは見たり見なかったりでしたが、
最終回で両親が元さやに納まってるのがびっくりでした。
武井さんが皆に「幸せをあげる」生き方を楽しそうに演じているのが
時にうざかったりしながらも微笑ましく見られたのがまあまあかしら。
お父さんとも決して悪い関係ではないし、
その愛人さんたちともうまく付き合えていたりで
その人間関係の作り方が勉強になりました(笑)
そしてさらにびっくりなのが麗が弁護士を目指してたという点。
父親を見て自然に考えができたのかしらね。
親が弁護士だから本気を出せば当然とも思えますね。
あまり話題にもならず気の毒な位置にあったドラマですが
まずは元気いっぱいな武井さんを見られたのはよかったかな。
「相棒11」10話 猛き祈り
こちらね、9話「森の中」再放送を見たのよ!
冒頭でやる気のない警備の男性に「この仕事が向いてない」と言っちゃうところで
爆受けしてしまい、
右京さんのペースに乗せられたっていうかハマってしまいました。
もう、ずんずん行っちゃうしかないでしょ。
テレビ東京の選挙特番で池上彰さんの語りが話題になってたじゃない?
タブーに切り込み、あの歯に衣を着せない語りとおんなじ調子。
こうやって考えると右京さんと池上さんは似ていますよね。
「森の中」が疑問だらけでなんだかわからないまま終わったので
その夜の解決篇が楽しみで楽しみで・・。
それにしてもサブタイトルの「猛き祈り」ってすごくない?
この格調の高さには、一種の儀式が伴うような気がしました。
そして切り抜き記事と竹筒と鈴で即身仏に結びつく右京さんて驚くばかり。
どこをどう思考すればそういう答えが出るのでしょう??
カイトが鈴の音を聞いたという時点でも
鈴をつけた猫が森を走っていたんだろうってことしか思い浮かびませんし
竹筒を地中に送る空気の筒に見たてるなんて飛躍もできません。
これが海なら多少はひらめいたかもですけど。
でもね、なんといっても「ミイラ」ですよ。
どうやってミイラになれるかご存じですか?
生前から骨と皮になるために修行としての断食です。
要するに遠目の自殺行為なんですけどね。
でも、これも一切の衆生の幸せを祈る行為なんです。
ミイラになり祈りをささげることが人々を救うというその発想に驚くばかり。
でも現実に日本にもミイラは保存されて公開されているんですよ。
ゼミのころをふと思い出しますが、そのころは衣装のほうに主眼を置いていたので
宗教としての概念じゃなくてその衣装の歴史を見ていたのでした。
今なら別の見方ができそうですがね・・・。
身が震えそうな、いや、引き締まるような・・わなわなする感覚が湧いてきますね。
ドラマとしてはカイトを犯罪者にしたりと二転三転していきます。
あのバカ庵じゃなくてまろく庵の住人たちが
そこまで高尚に人々を救うべく信仰の庵主の入定を認めておきながら
目の前のカイトを半殺しの目に遭わせるという矛盾を描き
その狂った軸に立つ人たちの目線にぞくっとしたものです。
3年と3か月後だったか?掘り起こしてミイラとなった
柴本さんの父親に対面できるのかどうか。
ぜひとも3年後の相棒を楽しみにしたいものです。
この宗教観も池上さんの特番と似てましたでしょ?
日本の宗教の入信者数って
フリップの数をどうやってはじきだしたのか
本当に受けました・・・。
みんな宗教大好きなんですね・・いやあ・・驚くばかり。
こうして相棒は今年最後を独特の宗教というくくりで終えたのでした。
本当にぶるっとしましたわ。
********
残りは「ひまわり」と「プライスレス」楽しみですね。
そうそう「高校入試」と明日の「管制塔」もね!
仕事も落ち着きましてようやくシンプルな気分で楽しめるようになりましたわ。
でもね9時台だとストーリーもなんとか把握できるのですけど
10時台になると半分意識がなかったりしてあちゃ~~~な状態だったりするのよね。
かといって録画したところで、いつ再生するのかというとその時間がないわけで
そんなわけで出たとこ勝負で見てきました。
まずはコレから!
「結婚しない」最終回
女性に人気が高かったというこのドラマ。
私的にはポイントがずれてて曖昧な世界観が
どうも合わなかったような気がします。
でも、菅野ちゃん好きだし、天海姐さん大好きだしで
結局見てしまうのよね。
それに二人ともにピュアで好感度の高い表情をみせてくれるのも
引きずられた遠因かも。
ただね、女性二人がいいだけに、玉木さんがあまり光って見えなかったのが
残念というか不思議でした。
玉木さんにはこういう役をさせない方がいいのでは?
春子が子供は産まないと決めているのに子宮摘出は迷うと言ったシーン。
あれには共感します。
でも、医療の選択がありますよ。
今は筋腫があっても表面をレーザーで焼いて摘出せずに温存する方法があるみたいです。
数か月かけて周りに吸収されていくという話をしていました。
確か板橋中央病院で施術ができるはず。費用は30万ぐらいとテレビで言ってました。
春子はその後の仕事のためにもオペを行い体調を万全にしました。
教授とは結婚せず、同居ということだそうです。
自然の流れに任せているようなところですが、
リアル天海さんとも重なり、妙に納得しました。
教授はたぶん形式として届を出したかったのではとも見えましたけど。
千春は結婚にこだわった割にはあっさりと結婚を手放しましたね。
まずはあの婚約者の男性に別れを告げて純平への気持ちを確認するという作業から。
そしていろいろな回り道をしながらもちゃんと純平と再会し、
いきなりキスしちゃうという成り行き。
やや唐突で驚きますが本人たちには自然なことだったようです。
気持ちは通じていることはわかったわけですが
結局純平は北海道で講師になり、千春は資格をとって東京で別の会社に勤めるみたい。
いわゆる遠距離みたいなお付き合いのようですね。
とりあえず主役2組のカップルはできたのですが
看板に偽りなく「結婚しない」終わり方でした。
思いがあれば結婚はいつでもできるからという自信ものぞかせますが
でもね、婚活してもなかなか到達しないワカモノが多いので
できるならタイトル破って、口約束だけでもしたら希望が見えたのではとも思います。
ま、いいか・・。三高から三平の時代にちょっと沸きましたネっ。
「東京全力少女」最終回
コチラは見たり見なかったりでしたが、
最終回で両親が元さやに納まってるのがびっくりでした。
武井さんが皆に「幸せをあげる」生き方を楽しそうに演じているのが
時にうざかったりしながらも微笑ましく見られたのがまあまあかしら。
お父さんとも決して悪い関係ではないし、
その愛人さんたちともうまく付き合えていたりで
その人間関係の作り方が勉強になりました(笑)
そしてさらにびっくりなのが麗が弁護士を目指してたという点。
父親を見て自然に考えができたのかしらね。
親が弁護士だから本気を出せば当然とも思えますね。
あまり話題にもならず気の毒な位置にあったドラマですが
まずは元気いっぱいな武井さんを見られたのはよかったかな。
「相棒11」10話 猛き祈り
こちらね、9話「森の中」再放送を見たのよ!
冒頭でやる気のない警備の男性に「この仕事が向いてない」と言っちゃうところで
爆受けしてしまい、
右京さんのペースに乗せられたっていうかハマってしまいました。
もう、ずんずん行っちゃうしかないでしょ。
テレビ東京の選挙特番で池上彰さんの語りが話題になってたじゃない?
タブーに切り込み、あの歯に衣を着せない語りとおんなじ調子。
こうやって考えると右京さんと池上さんは似ていますよね。
「森の中」が疑問だらけでなんだかわからないまま終わったので
その夜の解決篇が楽しみで楽しみで・・。
それにしてもサブタイトルの「猛き祈り」ってすごくない?
この格調の高さには、一種の儀式が伴うような気がしました。
そして切り抜き記事と竹筒と鈴で即身仏に結びつく右京さんて驚くばかり。
どこをどう思考すればそういう答えが出るのでしょう??
カイトが鈴の音を聞いたという時点でも
鈴をつけた猫が森を走っていたんだろうってことしか思い浮かびませんし
竹筒を地中に送る空気の筒に見たてるなんて飛躍もできません。
これが海なら多少はひらめいたかもですけど。
でもね、なんといっても「ミイラ」ですよ。
どうやってミイラになれるかご存じですか?
生前から骨と皮になるために修行としての断食です。
要するに遠目の自殺行為なんですけどね。
でも、これも一切の衆生の幸せを祈る行為なんです。
ミイラになり祈りをささげることが人々を救うというその発想に驚くばかり。
でも現実に日本にもミイラは保存されて公開されているんですよ。
ゼミのころをふと思い出しますが、そのころは衣装のほうに主眼を置いていたので
宗教としての概念じゃなくてその衣装の歴史を見ていたのでした。
今なら別の見方ができそうですがね・・・。
身が震えそうな、いや、引き締まるような・・わなわなする感覚が湧いてきますね。
ドラマとしてはカイトを犯罪者にしたりと二転三転していきます。
あのバカ庵じゃなくてまろく庵の住人たちが
そこまで高尚に人々を救うべく信仰の庵主の入定を認めておきながら
目の前のカイトを半殺しの目に遭わせるという矛盾を描き
その狂った軸に立つ人たちの目線にぞくっとしたものです。
3年と3か月後だったか?掘り起こしてミイラとなった
柴本さんの父親に対面できるのかどうか。
ぜひとも3年後の相棒を楽しみにしたいものです。
この宗教観も池上さんの特番と似てましたでしょ?
日本の宗教の入信者数って
フリップの数をどうやってはじきだしたのか
本当に受けました・・・。
みんな宗教大好きなんですね・・いやあ・・驚くばかり。
こうして相棒は今年最後を独特の宗教というくくりで終えたのでした。
本当にぶるっとしましたわ。
********
残りは「ひまわり」と「プライスレス」楽しみですね。
そうそう「高校入試」と明日の「管制塔」もね!
12/16/2012 「大奥」「MONSTERS」など 終盤ひとこと感想
実は中間のひと月半ぐらいごそっと抜けてます^^;
さまざまな事情がありまして・・・、
ドラマ見ていても上の空、
ストーリー全然わからず状態が続いていましたわ。
そんなわけですが、最終回ぐらいでありゃ~と我に返りました。
でもまあ、ひとことぐらいは、なんやかやと言っちゃうのよ~。
というわけでまずはコレ!
「大奥~誕生」最終回
終わっちゃいましたね。
話が途中から見えなくなってましたが
最終回はなんとか理解しようと頑張りました。
わからないなりに堺さんが最後までかっこよかったです。
この方、見事な舞台役者でクールな微笑みが印象的でしたけれど
ラブシーンもちゃんとステキにこなすのね。
この男女逆転の発想がすごいと大絶賛したのがほんの2か月前だというのに
すごく遠くにきちゃった感がありました。
そしたら、ドラマの中でも
「何と遠くに来たものだ」というセリフがあって、
ここですごく気持ちがリンクしちゃいましたわ・・。
結局有功には子供ができず、女の子が三人でしたね。
長幼の序を優先して長女がお世継ぎとなりました。
玉栄の子がもしかしたらと期待したけれど
無用な争いを避けるということだそうです。
有功は姫の手を取り
後見人としての権力を誇示したようなラストシーンでしたので
もっともうまいことしたのはこの人なのかしらとふと思ったり。
もちろん邪なものはないのでしょうけれど。
このドラマで多部ちゃんの演技力のすごさも再発見というか
掘り出し物って位置にきちゃいましたね。
私は今期一番かと思ってましたが
数字は苦戦したようでした。
でもやはり良かったです。
そうそう劇場版もきっと行くと思います。
「シングルマザーズ」最終回
DVの方のための研修があるんだそうですね。
何かの教えを受けたら、そういう性質が変われるのかしら?
いかにも下品で粗野で乱暴で・・という一目でわかるような人だったら
最初から選ばないでしょうしね。
エリートで一見、高レベルな家庭にその根があるというのが
病ってことなんでしょうか。
でも、自分の内側にあるストレスを身近な家族に発散して
暴力をふるってしまうというのは最低ですよね。
そして自分の暴力で妻や子が傷ついてることがわからないということにも唖然としました。
沢口さんのようにDV夫から逃げた場合もありますが
シングルマザーになるにはそれぞれの事情もあり
ともかくみな小さな子を抱えて苦しい生活なわけです。
なので、母子手当(だったっけ?)の減額を阻止するという運動を行い
最終的には凍結ということでまずはいい結果を得たのでした。
ラストはDV夫が子供に会わせてほしいと弁護士を通じて連絡をしてくるのですが
その結論は子供の意思に任せるということで終わりました。
たしか、会わないと言ったような気がします。
シングルマザーの選択をしたことで、
母親たちが資格をとったりと
たくましくなっていく様子や、
活動を通して政府に働きかけていくなど勉強になるようないいドラマでした。
でも、シングルで生活するのは本当に大変だと思いましたわ。
家庭を築くとき、相手の本質をしっかり見る目を持つことが
大事だということなのね^^:
「ドクターX」最終回
医師免許がなくてもできる仕事は「いたしません」
どんな難手術も「わたし失敗しないので」
この決めゼリフが大いに受けて
今期の数字を独占したのでした。
ダメな病院体制に一人挑む痛快な医療物語で
パターン的にはよくあるストーリーでしたが
それなりに面白かったです。
ドクターXが医師免許がない岸部さんだとわかっていましたが
それでも最後にダメ押しのように写真の隅っこに出たのが
おかしくてラストまで引っ張られたようなところもありますね。
医師の派遣も普通になったのでしょうか。
時間外の手術に対して病院に法外な請求とか面白く見ていましたが
現実問題として、
もしも患者にそれが向けられたら払いきれない場合だってあるかもしれない。
誰もが均一の医療をうけることができる日本の制度が崩壊するのは
まずいのではないかとも思ったりします。
まあ、テーマが面白かったので次作も期待できそうでしたね。
「MONSTERS」最終回
ラストは突然やってきて(?)しかも1時間半枠という長さで
初回の悪夢再びかという状態でした・・。
でもね久しぶりに見たドラマは慎吾ちゃんの毒が半分ぬけていて
それなりに中和と多少の見どころもあったかもしれないです。
最後まで西園寺さまは控えめな立ち位置でしたが
何しろ能ある鷹はすべて隠しますので
これでいいのだとも思い自分を納得させていますの。
でもね、このドラマで修行したおかげなのかどうか
秘めた能力を発掘されたようで
P先輩は来春から司会へと抜擢があったとのこと。
やはり見ている人はちゃ~んと見ているのね。ふふふ
あとね、番外ですが
「相棒」
安定して面白いです。
このごろ見ていなかったのですけど
見逃しても再放送があるから安心してますし^^
もうね、多部ちゃんに続いて
今期の掘り出し物って感じその二なんですが
なんといっても成宮君の衣装が好き。
男性のお洋服関係に目が行くのは相葉ちゃんの子育てドラマ「マイガール」以来です。
あのときは山崎樹範さんのカラフルカジュアル系が心底かわいかったのが印象にのこってますけど。
こちら相棒は、初代の亀山さんのジャンパーに特色がありましたが
衣装に関してはあまり私の好みではなかったのですね。
次のミッチーは普通のスーツでしたが
ミッチーらしい匂いが発散されたようなスーツでした。
一貫して仕立てのいい高級なスーツをお召しになっている
右京さんに対抗するように
若い成宮くんはジーパンにベストなところがいいです。
ちゃんとスーツ風だけれど若く着崩してるのが
うまくておしゃれに見えるのね。
今回、ストーリーよりも成宮ファッションばかり見ている風があり
頭が追いついてなくても目が楽しむところがありましたわ。
まだまだ相棒は続きますよね。
水曜日の楽しみがこういった点にあるのもまたいいのだわ。
********
ということでしたが
結婚しない、プライスレスなど
まだ続いているドラマは楽しみが残されてますし次回感想をと思ってます。
秋ドラマは豊作と予感してたのですが
確かにそれぞれ面白かった感想のスタートを切っています。
それなのに私が途中から脱落気味で感情も何も抜けてしまって
あまり楽しめていないのが残念でした。
でも、忘れたころに再放送があるでしょうし
きっとそのころにはもっと入り込んでみているでしょう。
たいがいの秋ドラマはクリスマスまでひっぱって
ムードよく仕上げるのが定番でしたが
早く終わったのも何かの作戦でしょうかねえ。
ドラマ見ていても上の空、
ストーリー全然わからず状態が続いていましたわ。
そんなわけですが、最終回ぐらいでありゃ~と我に返りました。
でもまあ、ひとことぐらいは、なんやかやと言っちゃうのよ~。
というわけでまずはコレ!
「大奥~誕生」最終回
終わっちゃいましたね。
話が途中から見えなくなってましたが
最終回はなんとか理解しようと頑張りました。
わからないなりに堺さんが最後までかっこよかったです。
この方、見事な舞台役者でクールな微笑みが印象的でしたけれど
ラブシーンもちゃんとステキにこなすのね。
この男女逆転の発想がすごいと大絶賛したのがほんの2か月前だというのに
すごく遠くにきちゃった感がありました。
そしたら、ドラマの中でも
「何と遠くに来たものだ」というセリフがあって、
ここですごく気持ちがリンクしちゃいましたわ・・。
結局有功には子供ができず、女の子が三人でしたね。
長幼の序を優先して長女がお世継ぎとなりました。
玉栄の子がもしかしたらと期待したけれど
無用な争いを避けるということだそうです。
有功は姫の手を取り
後見人としての権力を誇示したようなラストシーンでしたので
もっともうまいことしたのはこの人なのかしらとふと思ったり。
もちろん邪なものはないのでしょうけれど。
このドラマで多部ちゃんの演技力のすごさも再発見というか
掘り出し物って位置にきちゃいましたね。
私は今期一番かと思ってましたが
数字は苦戦したようでした。
でもやはり良かったです。
そうそう劇場版もきっと行くと思います。
「シングルマザーズ」最終回
DVの方のための研修があるんだそうですね。
何かの教えを受けたら、そういう性質が変われるのかしら?
いかにも下品で粗野で乱暴で・・という一目でわかるような人だったら
最初から選ばないでしょうしね。
エリートで一見、高レベルな家庭にその根があるというのが
病ってことなんでしょうか。
でも、自分の内側にあるストレスを身近な家族に発散して
暴力をふるってしまうというのは最低ですよね。
そして自分の暴力で妻や子が傷ついてることがわからないということにも唖然としました。
沢口さんのようにDV夫から逃げた場合もありますが
シングルマザーになるにはそれぞれの事情もあり
ともかくみな小さな子を抱えて苦しい生活なわけです。
なので、母子手当(だったっけ?)の減額を阻止するという運動を行い
最終的には凍結ということでまずはいい結果を得たのでした。
ラストはDV夫が子供に会わせてほしいと弁護士を通じて連絡をしてくるのですが
その結論は子供の意思に任せるということで終わりました。
たしか、会わないと言ったような気がします。
シングルマザーの選択をしたことで、
母親たちが資格をとったりと
たくましくなっていく様子や、
活動を通して政府に働きかけていくなど勉強になるようないいドラマでした。
でも、シングルで生活するのは本当に大変だと思いましたわ。
家庭を築くとき、相手の本質をしっかり見る目を持つことが
大事だということなのね^^:
「ドクターX」最終回
医師免許がなくてもできる仕事は「いたしません」
どんな難手術も「わたし失敗しないので」
この決めゼリフが大いに受けて
今期の数字を独占したのでした。
ダメな病院体制に一人挑む痛快な医療物語で
パターン的にはよくあるストーリーでしたが
それなりに面白かったです。
ドクターXが医師免許がない岸部さんだとわかっていましたが
それでも最後にダメ押しのように写真の隅っこに出たのが
おかしくてラストまで引っ張られたようなところもありますね。
医師の派遣も普通になったのでしょうか。
時間外の手術に対して病院に法外な請求とか面白く見ていましたが
現実問題として、
もしも患者にそれが向けられたら払いきれない場合だってあるかもしれない。
誰もが均一の医療をうけることができる日本の制度が崩壊するのは
まずいのではないかとも思ったりします。
まあ、テーマが面白かったので次作も期待できそうでしたね。
「MONSTERS」最終回
ラストは突然やってきて(?)しかも1時間半枠という長さで
初回の悪夢再びかという状態でした・・。
でもね久しぶりに見たドラマは慎吾ちゃんの毒が半分ぬけていて
それなりに中和と多少の見どころもあったかもしれないです。
最後まで西園寺さまは控えめな立ち位置でしたが
何しろ能ある鷹はすべて隠しますので
これでいいのだとも思い自分を納得させていますの。
でもね、このドラマで修行したおかげなのかどうか
秘めた能力を発掘されたようで
P先輩は来春から司会へと抜擢があったとのこと。
やはり見ている人はちゃ~んと見ているのね。ふふふ
あとね、番外ですが
「相棒」
安定して面白いです。
このごろ見ていなかったのですけど
見逃しても再放送があるから安心してますし^^
もうね、多部ちゃんに続いて
今期の掘り出し物って感じその二なんですが
なんといっても成宮君の衣装が好き。
男性のお洋服関係に目が行くのは相葉ちゃんの子育てドラマ「マイガール」以来です。
あのときは山崎樹範さんのカラフルカジュアル系が心底かわいかったのが印象にのこってますけど。
こちら相棒は、初代の亀山さんのジャンパーに特色がありましたが
衣装に関してはあまり私の好みではなかったのですね。
次のミッチーは普通のスーツでしたが
ミッチーらしい匂いが発散されたようなスーツでした。
一貫して仕立てのいい高級なスーツをお召しになっている
右京さんに対抗するように
若い成宮くんはジーパンにベストなところがいいです。
ちゃんとスーツ風だけれど若く着崩してるのが
うまくておしゃれに見えるのね。
今回、ストーリーよりも成宮ファッションばかり見ている風があり
頭が追いついてなくても目が楽しむところがありましたわ。
まだまだ相棒は続きますよね。
水曜日の楽しみがこういった点にあるのもまたいいのだわ。
********
ということでしたが
結婚しない、プライスレスなど
まだ続いているドラマは楽しみが残されてますし次回感想をと思ってます。
秋ドラマは豊作と予感してたのですが
確かにそれぞれ面白かった感想のスタートを切っています。
それなのに私が途中から脱落気味で感情も何も抜けてしまって
あまり楽しめていないのが残念でした。
でも、忘れたころに再放送があるでしょうし
きっとそのころにはもっと入り込んでみているでしょう。
たいがいの秋ドラマはクリスマスまでひっぱって
ムードよく仕上げるのが定番でしたが
早く終わったのも何かの作戦でしょうかねえ。
12/08/2012 さよなら勘三郎さん
私、歌舞伎座で見ていました!
その記事はこちら!⇒さよなら歌舞伎座
演目の勧進帳で義経役の勘三郎と出ているのがたぶんこの方です。
手をくりくりひねっていたシーンが脳に残っているので探してみたらやっぱりでした。
記憶を絞り出して探し出すなんて・・
それにしてもなんというもったいないことでしょうねえ・・生で見ていたというのに><
あの日はかなり遠くの上からみていたので全然誰が誰やらで、
せりふも聞き取れなくて内容は、むむむ・・でしたが
それでも独特の伝統芸能のパワーにはまったのですね!
しばらくぼーっとしていたので魂を奪われたような感銘があったのは確かです。
まもなく歌舞伎座が生まれ変わり完成します。
時代は引き継がれていきますね!
ご冥福を祈ります。
演目の勧進帳で義経役の勘三郎と出ているのがたぶんこの方です。
手をくりくりひねっていたシーンが脳に残っているので探してみたらやっぱりでした。
記憶を絞り出して探し出すなんて・・
それにしてもなんというもったいないことでしょうねえ・・生で見ていたというのに><
あの日はかなり遠くの上からみていたので全然誰が誰やらで、
せりふも聞き取れなくて内容は、むむむ・・でしたが
それでも独特の伝統芸能のパワーにはまったのですね!
しばらくぼーっとしていたので魂を奪われたような感銘があったのは確かです。
まもなく歌舞伎座が生まれ変わり完成します。
時代は引き継がれていきますね!
ご冥福を祈ります。
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