03/31/2013 夜行観覧車 第10話(最終回)
最終回から十日も過ぎちゃいまいしたが、春が来る前に(笑)UPしちゃいます。
実家に行ったり、年度末で忙しかったり、歯医者でびびったり(泣)
なかなか落ち着いて何かできるという日がないですね。
まず家の片付けしろと言われそうなこのごろですけど。
ということでラストはどうしても書きたかったので。
「夜行観覧車 最終回」
良幸の会見ですが、
原因は父の虐待にあったということにして
死人に口なしなのをいいことに
成績にうるさく暴力の父親だったと証言するのでした。
こうすることで母や慎司が救われるかどうかは二の次。
ただ一刻も早く母に帰ってきて欲しかったという
なんとなく小賢しいレベルの嘘でした。
いや、前回まではそれもあり得るような演出でしたんで
このバカ父親め~とその通りに受け取ってましたが
状況は違うのでした。
母の淳子@石田のほうがむしろ亡くなった前妻に張り合うような
コンプレックスをもっていたようです。
逆に夫の弘幸の方がおおらかで死んだ人には勝てないし
慎司には慎司の良さがあると言っています。
しかしそれが淳子には屈辱だったようです。
自分の産んだ慎司に対して医者になる道を期待していないことが
何よりも悔しいというそっちの競争意識が
無意識に劣等感を募らせたという状況のようでした。
見栄だけでできたようなこの街に大きな家を建て、
箱だけならお金でいくらでも飾れるけれど
学力だけは、お金では買えませんしね。
そこは想定外だったかもしれません。
いきなりトロフィーでガツンですから、
ココは積もり積もった自分のコンプレックスを一気に振り下ろしたというところでしょうか。
ともかくこれで、事件の真相はわかりました。
そうそう、凶器は出てこなくても送検できると言ってました。
結城刑事は啓介に「お前がどっかに隠したんだろう」と
言いたかったようですが、そこらへんはしつこく追及せずに
大概は衝動殺人だからさ~と、ふっと笑ってどこかへ行くのでした。
あんなに冷や冷やして山の中に埋めたのにね、
もう凶器のことは忘れていいみたいです。
こんなシーン撮るから体調悪くしたのね。。お疲れちゃんでした。
そして遠藤家ですが、
とうとう彩花は言っちゃいました。
志保のことを友達じゃないし、自分はひとりでいいと言いました。
そのことでますます志保は強く出てケンカへと発展しましたが
先生が二人を引き離し、
その後に志保の母親がやってきましたけれど
みるからに豪快でぺしっと一発タイプの母親。
もう、スカッとするじゃない。
京香ママの彩花におびえていた状況と比べたら
あんまりにも簡単で親はこのくらいでいいのだって
ちょっと思いますね。
でも、全てがこれでいいかどうかはわかりませんけど。
とにかく長い間、虐げられたにしてはあっさりと終りました。
ていうか、彩花がもっと早く勇気を出していたらと思うし、
また、担任ももうちょっと子どもたちを観察した方がいいよね。
そしてドラマの要だったラメポ小島ですが
またボスの座に戻ったようです。
京香ママから高橋家の子供たちを見守ってほしいという願いを聞き、
自分がやらねばというボス根性を思い出したというところでしょう。
発言力の強さを取り戻した経緯は不明でしたが
取り巻きのバックにはあの眼力のあるおばさん@長谷川が消えていたので
権力闘争に敗れたようです。
まさに、盛者必衰の理というか、三日天下というか・・・
ま、歴史に学ぶことも多いですね。
ラメポは自身も大事なマー君にふられ、旦那様は帰ってこないわけで
隠していた弱みを他者に知られてしまった件もあり、
傷を負った高橋家の子供たちにもようやく優しい気持ちを見せる気配がありました。
子どもたちの進路ですが
良幸は奨学金で大学を続ける決心をし、
彩花、慎司、ヒナコちゃんの三人は同じ制服を着ていました。
どこかの公立に転校したようですね。
そして、京香ママは刑務所の淳子に面会に行きました。
最後になってようやく夜行観覧車のシーンが出ました。
どこにも行くことはない観覧車。
一回りしてまた元のところにもどってくる
そんな毎日の繰り返しが実は大事なんですね。
毎日の当たり前の回って戻る日常がどんなにか幸せだったと
今ならみんなかみしめるという結論でした。
*****
慎司の逃亡の意味がいまいちわかりづらい最終回でしたが
最初の読み通り、犯人は母親だったということで終わりました。
ひばりヶ丘の気味悪い人たちを見て
「分相応」という三文字がいかに大切かと教えられたり(笑)
いじめの構図って結局ひがみから発生するということもわかりました。
ただ、啓介の借金ですが1000万のうち300万使ったというのがあったじゃない?
最終的には全部お返ししますからとすましてましたけれど、
そもそもそれって「住宅ローン」だっていうのがびっくりでした。
こんな、見栄で凝り固まったような地域に住む以上、
ローンだけは甘い読みしてはダメよね。
私なんて想定外だからてっきり「自治会費」かと思ってました。
3年弱で300万ぐらいって事は月にして8~10万ぐらいの自治会費?
ここの高慢なイメージだとそれくらい徴収されるのかもって。
でも、ちょっと高級なマンションなら
管理費だけで月10万超え(面積による)なんところもありますし
十分考えられるでしょう?
それが「住宅ローン」の補填だったなんてバカみたい。
最初からこんなところに家建てるのが大間違いってことでしたね。
推理・事件モノとして見たら物足りないですが
なんだかんだと人間の深い部分をうまく抉り出した
なかなかの秀作だったと思います。
なかなか落ち着いて何かできるという日がないですね。
まず家の片付けしろと言われそうなこのごろですけど。
ということでラストはどうしても書きたかったので。
「夜行観覧車 最終回」
良幸の会見ですが、
原因は父の虐待にあったということにして
死人に口なしなのをいいことに
成績にうるさく暴力の父親だったと証言するのでした。
こうすることで母や慎司が救われるかどうかは二の次。
ただ一刻も早く母に帰ってきて欲しかったという
なんとなく小賢しいレベルの嘘でした。
いや、前回まではそれもあり得るような演出でしたんで
このバカ父親め~とその通りに受け取ってましたが
状況は違うのでした。
母の淳子@石田のほうがむしろ亡くなった前妻に張り合うような
コンプレックスをもっていたようです。
逆に夫の弘幸の方がおおらかで死んだ人には勝てないし
慎司には慎司の良さがあると言っています。
しかしそれが淳子には屈辱だったようです。
自分の産んだ慎司に対して医者になる道を期待していないことが
何よりも悔しいというそっちの競争意識が
無意識に劣等感を募らせたという状況のようでした。
見栄だけでできたようなこの街に大きな家を建て、
箱だけならお金でいくらでも飾れるけれど
学力だけは、お金では買えませんしね。
そこは想定外だったかもしれません。
いきなりトロフィーでガツンですから、
ココは積もり積もった自分のコンプレックスを一気に振り下ろしたというところでしょうか。
ともかくこれで、事件の真相はわかりました。
そうそう、凶器は出てこなくても送検できると言ってました。
結城刑事は啓介に「お前がどっかに隠したんだろう」と
言いたかったようですが、そこらへんはしつこく追及せずに
大概は衝動殺人だからさ~と、ふっと笑ってどこかへ行くのでした。
あんなに冷や冷やして山の中に埋めたのにね、
もう凶器のことは忘れていいみたいです。
こんなシーン撮るから体調悪くしたのね。。お疲れちゃんでした。
そして遠藤家ですが、
とうとう彩花は言っちゃいました。
志保のことを友達じゃないし、自分はひとりでいいと言いました。
そのことでますます志保は強く出てケンカへと発展しましたが
先生が二人を引き離し、
その後に志保の母親がやってきましたけれど
みるからに豪快でぺしっと一発タイプの母親。
もう、スカッとするじゃない。
京香ママの彩花におびえていた状況と比べたら
あんまりにも簡単で親はこのくらいでいいのだって
ちょっと思いますね。
でも、全てがこれでいいかどうかはわかりませんけど。
とにかく長い間、虐げられたにしてはあっさりと終りました。
ていうか、彩花がもっと早く勇気を出していたらと思うし、
また、担任ももうちょっと子どもたちを観察した方がいいよね。
そしてドラマの要だったラメポ小島ですが
またボスの座に戻ったようです。
京香ママから高橋家の子供たちを見守ってほしいという願いを聞き、
自分がやらねばというボス根性を思い出したというところでしょう。
発言力の強さを取り戻した経緯は不明でしたが
取り巻きのバックにはあの眼力のあるおばさん@長谷川が消えていたので
権力闘争に敗れたようです。
まさに、盛者必衰の理というか、三日天下というか・・・
ま、歴史に学ぶことも多いですね。
ラメポは自身も大事なマー君にふられ、旦那様は帰ってこないわけで
隠していた弱みを他者に知られてしまった件もあり、
傷を負った高橋家の子供たちにもようやく優しい気持ちを見せる気配がありました。
子どもたちの進路ですが
良幸は奨学金で大学を続ける決心をし、
彩花、慎司、ヒナコちゃんの三人は同じ制服を着ていました。
どこかの公立に転校したようですね。
そして、京香ママは刑務所の淳子に面会に行きました。
最後になってようやく夜行観覧車のシーンが出ました。
どこにも行くことはない観覧車。
一回りしてまた元のところにもどってくる
そんな毎日の繰り返しが実は大事なんですね。
毎日の当たり前の回って戻る日常がどんなにか幸せだったと
今ならみんなかみしめるという結論でした。
*****
慎司の逃亡の意味がいまいちわかりづらい最終回でしたが
最初の読み通り、犯人は母親だったということで終わりました。
ひばりヶ丘の気味悪い人たちを見て
「分相応」という三文字がいかに大切かと教えられたり(笑)
いじめの構図って結局ひがみから発生するということもわかりました。
ただ、啓介の借金ですが1000万のうち300万使ったというのがあったじゃない?
最終的には全部お返ししますからとすましてましたけれど、
そもそもそれって「住宅ローン」だっていうのがびっくりでした。
こんな、見栄で凝り固まったような地域に住む以上、
ローンだけは甘い読みしてはダメよね。
私なんて想定外だからてっきり「自治会費」かと思ってました。
3年弱で300万ぐらいって事は月にして8~10万ぐらいの自治会費?
ここの高慢なイメージだとそれくらい徴収されるのかもって。
でも、ちょっと高級なマンションなら
管理費だけで月10万超え(面積による)なんところもありますし
十分考えられるでしょう?
それが「住宅ローン」の補填だったなんてバカみたい。
最初からこんなところに家建てるのが大間違いってことでしたね。
推理・事件モノとして見たら物足りないですが
なんだかんだと人間の深い部分をうまく抉り出した
なかなかの秀作だったと思います。
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