09/27/2014 昼顔 第11話(最終回)
卓袱台と怒声、飛び交いましたね(^^;
夏ドラマの最終を飾ったのは昼顔でしたが、有終の美とはいかなかったです~~orz
最終話 9月25日木曜 よる10時(最終回15分拡大)
予告動画を見る
紗和(上戸彩)は、貸別荘で北野(斎藤工)の帰りを待っていた。紗和の夫・俊介(鈴木浩介)、妻の乃里子(伊藤歩)と会って思いを伝えた北野は、約束通り紗和の元へと戻る。ところがその夜、紗和たちの元に、探偵会社の調査員とともに俊介や乃里子、慶子(高畑淳子)らが現れ、ふたりは無理矢理引き離され、連れ戻されてしまう。
数日後、紗和は利佳子(吉瀬美智子)と再会する。紗和が北野を諦められずにいることを知った利佳子は、ここまできたら自分の意思で決めるしかない、と助言する。しかし、利佳子自身は、加藤(北村一輝)と別れるべきかどうか悩んでいるという。スポットライトを浴びる加藤の隣に立つのは、離婚でもめている子持ちの人妻ではない、と言うのだ。
そんな中、加藤がバルセロナから帰国する。一方、笹本家と北野家は、弁護士を間に入れて話し合うが…。
三日で帰ると紗和を別荘に残し、北野先生は東京へと戻りましたが、
紗和宅では紗和サンと一緒にならせてくださいとひたすら低姿勢で土下座するのでした。
一方、妻乃里子へもどんな条件にも応ずると離婚前提です。
乃里子は妊娠をちらつかせ酔っぱらって窓から乗り出したりと引き留めようとしますが
「どんどん最低になっていく」と自嘲気味につぶやくのでややほだされた北野は少し迷うのでした。
でも、結局は荷物を持って「早く行って」の声に押し出されるように外に出ました。
これが罠だったとも知らず。
北野が出てからほくそ笑んだ乃里子は探偵?に電話し、北野の行く先を尾行させるのでした。
それとは知らず戻ってきた北野に紗和は安堵し、ハグしつかの間の平穏を楽しみました。
そしてその夜、一気にやってきた軍団が乃里子と父親、紗和夫の俊介と姑・・(オーマイガ!!!!!!
あのドタバタがただただ恐ろしかったです。
あたしゃトラウマになりそうだっちゃ('д')
紗和・・紗和・・というセンセの叫びとごめんなさいの紗和の泣き声、
紗和がドアに支え手にしてたのを乃里子が叩き外したあの瞬間とが
脳みそでぐるぐる回ってますわ。
こんな風に引き離されるものなの?唖然というか違和感というか・・怖い!
そして何かの調停。
あっという間に北野センセってば乃里子側にいるじゃん・・・ビックら・・びっくらよ。
たとえ、本心を隠してたとしてもあの場で紗和を貶めることを聞かされるのは嫌なもんです。
しかも紗和までもが応戦してるし。
これでいいのよね、諦められるようにしてくれたのよね(←紗和の心の声)だって。。。
そして二人が一瞬でも偶然でも会ったら月30万一生払うことが乃里子の要求だそうです。
娘は夫を奪われた被害者だと乃里子父が言うのでした。
これって有効ですかね?
でも北野センセも紗和もハンコついてたから書類の上では契約なりってことでした。
そんなこんなでこっちの頭が追いつかないのに利佳子の方でもひと騒動。
それは加藤画伯が盗作したことを自ら公表してしまったことでした。
利佳子夫が包囲網で追い詰めたし、子供たちはママ恋しさで画伯を鬼みたいに思ってるし
しょうがない展開ではありましたが、
元サッカー選手の若い男が(智也でした、あは)やってきてタイマンはるというアクシデント。
その後遺症で右手は動かしにくくなり、病院ではお互いに別れを言うのですが
こちらは二人ともに心を残しての別れで、ちょっと後を引く上手い余韻がありました。
こんな二人を見ていた紗和もやはりちゃんと別れを言いたくなったとか。
一瞬でも会ったらダメなはずですがチャリを飛ばして北野の学校に行くのでした。
ドラマは偶然が大好きなので、なんとぉ~この日が北野の最終日。
生徒たちに別れを告げるのは校長の差し金で事務的でしたが
その後に放送室で生徒たちに向けて発信する北野先生でした。
泣きながら話してましたが、こんなキャラだったのかって印象が大きく変わりましたわ。
将来誰かを真剣に愛してください。
誰かを愛すると見慣れた景色がいつもと違って見えます。
自分以外の人間の幸せを願う、そんな大きな喜びを知ります。
先生もある人に出会い愛し別れることによってその喜びを知りました。
ただ会って抱き合うだけが愛の営みではない、
離れ離れになっても相手の幸せを願い続けるそれが心を持ったホモサピエンス。
人間と言う生物の愛なんだと。
だから真剣に愛してほしいと願ってます。
なんかこっ恥ずかしい内容でしたけれどいいことを言ってくれましたし、
例の問題のある生徒には響いたというか届いてましたのが不幸中の幸い(^^;
そして偶然に北野の声を聴き、しかも「ある人」として自分が登場しているわけで
紗和は脳みそが沸騰してしまったようです。
できるなら駆け寄りたかったけれど私たちは会うのが許されないのです・・・と。
帰宅した紗和は靴ひもに火をつけスニーカーを家の中に投げ入れました。
しかし、法律では罰せないと放免です。
俊介が掃除中の失火として証言してくれたのでした。
ボヤということで自分で償うようにだって。
思えば1話で不倫の果ての放火で火事になった家を見ていた紗和ですが
同じことをしたのですね。
そして俊介がようやく「離婚」を言い出してくれました。
放心状態で心がここにない紗和を家に閉じ込めて置いてもしょうがないことに
今更のように気付いたようです。
ずっと穏やかな暮らしを二人で続けていきたかったと言うのですが
紗和の求めることは違っていたってことでしょうか。
お別れの日、姑は、
許したわけではないけれど紗和とのおしゃべりは楽しかったと言い、出ていきました。
深々とお辞儀をした紗和です。ちょっと涙。
北野は引越の日ですが
「ごめんなさい今なら私、・・」という乃里子をさえぎりました。
たぶん、今ならあなたの気持ちがわかるといいたかったのでは。
覇気をなくして萎みに萎んでいる北野先生の様子はなぜか哀れです。
紗和、紗和と叫んだ夫でしたが、
今の抜け殻みたいな状態になっても一緒にいることを望んだのですね。
家を出た紗和と引越の車はすれ違いますがお互いに気付きませんでした。
神さま、ごめんなさい。
またあなたに怒られそうな気がします。
懲りない紗和なのでした。
***
結果として、紗和の家庭だけが離婚でした。
1話で紗和は離婚してもいいのではと書いていましたが、その通りになりました。
この夫は紗和にはあまりにも気の毒すぎました。
穏やかな人生になるにはもうちょっと老成してからでもよさそうな気がします。
自由を手に入れて、紗和は新しい恋をして人生を謳歌してくだされ。
利佳子は子供が小さいので仕方がない面もありました。
もしもラブを水面下で続行するならば
子供たちが成人した後でも再燃ということだってできるでしょう。
ただ熟年になったとき愛だけで走れるのか疑問はあります。
若いキャバ嬢に交じって頑張った吉瀬さん、執心した男がいたのがさすがでしたね~。
しかし、北野先生は乃里子父に頭が上がらない風でしたが
何らかの力を持ってる人だったのでしたか?
乃里子がファザコンなだけ?
一番嫌いなキャラでしたけれどこの役をしっかり演じてくれた伊藤さんてある意味素晴らしい(^^;
ただ北野先生のあのポエマーな放送には痒いものがありましたけれど
自分の意志を発しただけ偉かったですね。
乃里子の寿司に「あ~ん」って・・飼いならされてる感が何ともいえず・・
生物教師として学者肌なので人間界のドロドロには触りたくない性質もあるんでしょうね。
斎藤工さんの以前の「ガラスの家」では父親の奥さんを奪って
最終的には海辺の町で塾講師をしながら二人で愛の生活してましたけど。
今回は情けないのひとことで、残念感が漂う結果となりました。
でも、このドラマってストーリー的にいくらでも続きができそう。
たぶん、続編、SP、同じメンツでの今後・・
何かあると思いたいですね。
そんなわけで皆さんのお怒りを
ちょびっとばかり期待に変えて
丸く収めて明日に行きましょう(^^;
最終話 9月25日木曜 よる10時(最終回15分拡大)
予告動画を見る
紗和(上戸彩)は、貸別荘で北野(斎藤工)の帰りを待っていた。紗和の夫・俊介(鈴木浩介)、妻の乃里子(伊藤歩)と会って思いを伝えた北野は、約束通り紗和の元へと戻る。ところがその夜、紗和たちの元に、探偵会社の調査員とともに俊介や乃里子、慶子(高畑淳子)らが現れ、ふたりは無理矢理引き離され、連れ戻されてしまう。
数日後、紗和は利佳子(吉瀬美智子)と再会する。紗和が北野を諦められずにいることを知った利佳子は、ここまできたら自分の意思で決めるしかない、と助言する。しかし、利佳子自身は、加藤(北村一輝)と別れるべきかどうか悩んでいるという。スポットライトを浴びる加藤の隣に立つのは、離婚でもめている子持ちの人妻ではない、と言うのだ。
そんな中、加藤がバルセロナから帰国する。一方、笹本家と北野家は、弁護士を間に入れて話し合うが…。
三日で帰ると紗和を別荘に残し、北野先生は東京へと戻りましたが、
紗和宅では紗和サンと一緒にならせてくださいとひたすら低姿勢で土下座するのでした。
一方、妻乃里子へもどんな条件にも応ずると離婚前提です。
乃里子は妊娠をちらつかせ酔っぱらって窓から乗り出したりと引き留めようとしますが
「どんどん最低になっていく」と自嘲気味につぶやくのでややほだされた北野は少し迷うのでした。
でも、結局は荷物を持って「早く行って」の声に押し出されるように外に出ました。
これが罠だったとも知らず。
北野が出てからほくそ笑んだ乃里子は探偵?に電話し、北野の行く先を尾行させるのでした。
それとは知らず戻ってきた北野に紗和は安堵し、ハグしつかの間の平穏を楽しみました。
そしてその夜、一気にやってきた軍団が乃里子と父親、紗和夫の俊介と姑・・(オーマイガ!!!!!!
あのドタバタがただただ恐ろしかったです。
あたしゃトラウマになりそうだっちゃ('д')
紗和・・紗和・・というセンセの叫びとごめんなさいの紗和の泣き声、
紗和がドアに支え手にしてたのを乃里子が叩き外したあの瞬間とが
脳みそでぐるぐる回ってますわ。
こんな風に引き離されるものなの?唖然というか違和感というか・・怖い!
そして何かの調停。
あっという間に北野センセってば乃里子側にいるじゃん・・・ビックら・・びっくらよ。
たとえ、本心を隠してたとしてもあの場で紗和を貶めることを聞かされるのは嫌なもんです。
しかも紗和までもが応戦してるし。
これでいいのよね、諦められるようにしてくれたのよね(←紗和の心の声)だって。。。
そして二人が一瞬でも偶然でも会ったら月30万一生払うことが乃里子の要求だそうです。
娘は夫を奪われた被害者だと乃里子父が言うのでした。
これって有効ですかね?
でも北野センセも紗和もハンコついてたから書類の上では契約なりってことでした。
そんなこんなでこっちの頭が追いつかないのに利佳子の方でもひと騒動。
それは加藤画伯が盗作したことを自ら公表してしまったことでした。
利佳子夫が包囲網で追い詰めたし、子供たちはママ恋しさで画伯を鬼みたいに思ってるし
しょうがない展開ではありましたが、
元サッカー選手の若い男が(智也でした、あは)やってきてタイマンはるというアクシデント。
その後遺症で右手は動かしにくくなり、病院ではお互いに別れを言うのですが
こちらは二人ともに心を残しての別れで、ちょっと後を引く上手い余韻がありました。
こんな二人を見ていた紗和もやはりちゃんと別れを言いたくなったとか。
一瞬でも会ったらダメなはずですがチャリを飛ばして北野の学校に行くのでした。
ドラマは偶然が大好きなので、なんとぉ~この日が北野の最終日。
生徒たちに別れを告げるのは校長の差し金で事務的でしたが
その後に放送室で生徒たちに向けて発信する北野先生でした。
泣きながら話してましたが、こんなキャラだったのかって印象が大きく変わりましたわ。
将来誰かを真剣に愛してください。
誰かを愛すると見慣れた景色がいつもと違って見えます。
自分以外の人間の幸せを願う、そんな大きな喜びを知ります。
先生もある人に出会い愛し別れることによってその喜びを知りました。
ただ会って抱き合うだけが愛の営みではない、
離れ離れになっても相手の幸せを願い続けるそれが心を持ったホモサピエンス。
人間と言う生物の愛なんだと。
だから真剣に愛してほしいと願ってます。
なんかこっ恥ずかしい内容でしたけれどいいことを言ってくれましたし、
例の問題のある生徒には響いたというか届いてましたのが不幸中の幸い(^^;
そして偶然に北野の声を聴き、しかも「ある人」として自分が登場しているわけで
紗和は脳みそが沸騰してしまったようです。
できるなら駆け寄りたかったけれど私たちは会うのが許されないのです・・・と。
帰宅した紗和は靴ひもに火をつけスニーカーを家の中に投げ入れました。
しかし、法律では罰せないと放免です。
俊介が掃除中の失火として証言してくれたのでした。
ボヤということで自分で償うようにだって。
思えば1話で不倫の果ての放火で火事になった家を見ていた紗和ですが
同じことをしたのですね。
そして俊介がようやく「離婚」を言い出してくれました。
放心状態で心がここにない紗和を家に閉じ込めて置いてもしょうがないことに
今更のように気付いたようです。
ずっと穏やかな暮らしを二人で続けていきたかったと言うのですが
紗和の求めることは違っていたってことでしょうか。
お別れの日、姑は、
許したわけではないけれど紗和とのおしゃべりは楽しかったと言い、出ていきました。
深々とお辞儀をした紗和です。ちょっと涙。
北野は引越の日ですが
「ごめんなさい今なら私、・・」という乃里子をさえぎりました。
たぶん、今ならあなたの気持ちがわかるといいたかったのでは。
覇気をなくして萎みに萎んでいる北野先生の様子はなぜか哀れです。
紗和、紗和と叫んだ夫でしたが、
今の抜け殻みたいな状態になっても一緒にいることを望んだのですね。
家を出た紗和と引越の車はすれ違いますがお互いに気付きませんでした。
神さま、ごめんなさい。
またあなたに怒られそうな気がします。
懲りない紗和なのでした。
***
結果として、紗和の家庭だけが離婚でした。
1話で紗和は離婚してもいいのではと書いていましたが、その通りになりました。
この夫は紗和にはあまりにも気の毒すぎました。
穏やかな人生になるにはもうちょっと老成してからでもよさそうな気がします。
自由を手に入れて、紗和は新しい恋をして人生を謳歌してくだされ。
利佳子は子供が小さいので仕方がない面もありました。
もしもラブを水面下で続行するならば
子供たちが成人した後でも再燃ということだってできるでしょう。
ただ熟年になったとき愛だけで走れるのか疑問はあります。
若いキャバ嬢に交じって頑張った吉瀬さん、執心した男がいたのがさすがでしたね~。
しかし、北野先生は乃里子父に頭が上がらない風でしたが
何らかの力を持ってる人だったのでしたか?
乃里子がファザコンなだけ?
一番嫌いなキャラでしたけれどこの役をしっかり演じてくれた伊藤さんてある意味素晴らしい(^^;
ただ北野先生のあのポエマーな放送には痒いものがありましたけれど
自分の意志を発しただけ偉かったですね。
乃里子の寿司に「あ~ん」って・・飼いならされてる感が何ともいえず・・
生物教師として学者肌なので人間界のドロドロには触りたくない性質もあるんでしょうね。
斎藤工さんの以前の「ガラスの家」では父親の奥さんを奪って
最終的には海辺の町で塾講師をしながら二人で愛の生活してましたけど。
今回は情けないのひとことで、残念感が漂う結果となりました。
でも、このドラマってストーリー的にいくらでも続きができそう。
たぶん、続編、SP、同じメンツでの今後・・
何かあると思いたいですね。
そんなわけで皆さんのお怒りを
ちょびっとばかり期待に変えて
丸く収めて明日に行きましょう(^^;
09/24/2014 聖女 第5話
あなたは聖女ですか?
第5話『最後のキス』
2014年9月23日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月30日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
一審無罪となった基子(広末涼子)は記者会見に臨むが、多くの男性と金銭目当ての交際をしていた過去を追及される。さらに無罪を祝う会で晴樹の婚約者・泉美(蓮佛美沙子)と対面した基子はひどいショックを受けた。晴樹(永山絢斗)は千倉(大谷亮介)が打ち明けた基子の事件当夜の行動から、基子が殺人未遂を犯していた可能性があると考え悩む。そんな時、基子がホテルから姿をくらまし、その夜になって千倉も病室を抜け出した。
会見前、緊張した基子は爪をかんでいましたが、衣装がすごくかわいいのでした。
分量たっぷりなブラウスとレースのスカート。
黒坂が用意してくれたようですがセンスがいいのでちょっと意外でした。
そこで黒坂から携帯をもらい、ついでにハンドクリームも借り、
余計なことを言わないようにとくぎを刺されています。
泉美は晴樹に千倉が語っていたことを問いただしますが誰にも言わないでほしいと頼まれてしまいます。
信じるという泉美に安堵した晴樹です。
会見ではフラッシュを浴びますが自分は変わるのだと暗示をかけた基子は堂々としたもの。
清らかで強く気高く何からも誰からも永遠に汚されることのないそんな女になると。
アップで映った基子ですがこれまでになく綺麗でした。
記者の質問に答え先の生活については絵画に携わりたいと希望しています。
聖女のイメージと複数の男性との交際について問われたときは、
イメージは他人が決めるものだと回答。
しかし金銭目的の交際に抵抗はなかったとすがすがしい顔になって答えます。
不利な方向に走り出したので打ち切ろうとするともっと聞きたい記者たちの声で騒々しくなり
前原所長が代わりに応えるのでした。
基子の主張は愛のとらえ方としてシンプルだということを、例を交えながら応えています。
それは愛を必要以上に美化せず誰もが本能的により良いものへなびく法則に従ったものという
とらえ方のようでした。
晴樹はなんとか千倉の証言を前原に伝えようとしますがチャンスがありません。
そのころ、千倉は病院から基子に連絡を取ろうと電話するのですがこちらもつながりません。
基子はタバコを吸った時の瞬間を思い出しますがその記憶を消すように手を洗いました。
しかし突然、阿川が出現。
幽霊との会話ですが、阿川を愛とは違うけれど本当にいいパートナーだと思ってたと語りました。
阿川の事件は本当に殺したのではなさそうでした。
また「あの男」と呼ばれているのは晴樹のことのようです。
幸せになれると思うのかと聞かれ、決まってると晴れやかに笑うのでした。
基子の無罪を祝う会。
基子を本能的に怖いという黒坂。
このパーティには前原所長から招待された泉美までが現れたので晴樹は戸惑ってます。
そこにいきなり前原が泉美と晴樹が婚約していることを基子に紹介するのでした。
(基子と晴樹の)二人の間に何があろうともダメだと暗にくぎをさしたようなシーンに見えましたが
基子はとてもショックをうけて意識が絶え絶えになっています。
休んでいるところに千倉から電話。
ようやくつながったと嬉しそうな千倉ですが、基子は
「今までありがとうございました」と別れを告げるのでした。
ショックを受けた千倉は泣き叫び自分が馬鹿だったと取り乱しています。
その後に基子は行方不明になり黒坂が晴樹へと連絡をいれていました
泉美は晴樹ママをご訪問ですが、出迎えたのは兄でした。
コーヒーを淹れながら晴樹と基子のなれそめなど泉美に懇切丁寧に説明する兄。
負けまいと泉は悲しい恋をし傷ついた晴樹の過去を兄に教えるのでした。
しかも基子を紹介されて自己紹介できたと強気で返します。
兄は泉美のような女が一番嫌いだと言いだします。
晴樹はバカだったのに基子のおかげで東大に入りそれから母の自慢は自分ではなく
晴樹になってしまったとマザコン丸出しの語りをするのでした。
自分は晴樹の影だと世をすねる陰になったと言い出します。
さらに晴樹は基子にぞっこんになり泉美など捨てられてしまうと予言するのでした。
泉美の悲しむ顔が見たかったからだという兄です。
消えた基子は晴樹の実家のある(?)海辺でタバコを吸っていました。
過去のことで思い出があったということなのでしょうか。
黒坂は晴樹になぜこの場所が分かったのかと後で聞くと言い置いてさっさと行ってしまいました。
残された二人がいるところを泉美が晴樹宅からの帰り道に目撃してしまいます。
ホテルのバーで会う二人ですが、泉美も隠れて様子をうかがうのです。
基子は泉美のことを気付いていますが素知らぬ顔で晴樹と語らいました。
私ね、初めて怖くなったの、あなたを失うことが。
家庭教師をしていたころ阿川さんの援助で生活していたから
本当の自分を知られるのが怖かったといいます。
だからいつか失うくらいなら自分から消えたほうがいいと思った・・
けれど忘れられなかった・・と言うのでした。
晴樹も同じだと。
そしていつかの「大人になったら恋人にしてくれる」という約束を覚えてるかと聞いた基子です。
反応して部屋に行ってもいいかと言った晴樹。
二人が連れだって出ていくのを見ていた泉美でした。
部屋に入った二人ですがいきなりキス。
ソファに倒れこみます。
あなたが好きだ。初めての恋でした。
好きで大好きでずっとまたこうしたいと思ってました。
しかし晴樹はそこでさえぎります。
僕は本当にあなたのすべてを知っていますか?
そのころ千倉が飛び降りたと連絡を受けた泉美は病院に走りました。
担架に横たわった千倉さんは血だらけです。
千倉さんが思い出したそうです。
あなたが部屋を出るとき吸いかけのタバコを捨てていたのを思い出したそうです。
本当にあなたに殺意はなかったのですか?
あなたは本当に聖女ですか。
***
今週の泉美と晴樹兄との対決ってなんなのあれって感じでしたわ~~~(ーー;
とっても唐突でなんかここでヤバイことでも起きるのかと警戒してましたが
ママが自慢だった自分から晴樹へと視線が移ったのが悔しいみたいなコンプレックスでした(唖然
だから弟に(あの時の話を暴露して)仕返ししてやるし、
その婚約者の泉美も大嫌いだ~って・・なんかお子ちゃま。
けれど兄がやたら泉美が太陽みたいにまっすぐで明るい道を歩いてるお嬢様みたいに
思ってるのがちょっと違うような・・気がしません・・?
泉美はそれなりに晴樹の苦しい部分も包んでくれた大人的な部分も持ってるし
決して何も知らない無邪気なだけではないわよね。
でも、晴樹にしてみたら基子が出てきたらやっぱ基子に魅力感じますよね。
出会いから謎めいたものをもっていたし、なんたって初恋のそのぉ~お相手だし・・(オットットットット^^;
とりあえずお兄ちゃん、せっかく頭いいんだし、
変にゆがまないで仕事に生きがい見つけてがんばりなさいって。
しかし千倉さん、証言してくれたあなたは単に利用されただけですよって
気付いたのが遅かったですね。
財産が無くなったら基子が一緒に暮らしてくれるわけないのにそんなことも考えなかったんかいって
みんな言ってますけど(^^;
証言までしちゃったし今更どの面下げてと飛び降りることを選んだなんて
ますます基子にとっては都合がいいおじさんでした。
もしも千倉さんが亡くなったとしたらタバコの件は死人に口なしとなりますね。
生きて再び証言できたらいいのですが・・・(オネガイ
今週の基子は、会見の時は今までになく美しく見えて魔性力を発揮してました。
それに少なくとも阿川さんの件では基子は何もしてないようでした。
(関係ないけどあの阿川さんの幽霊はこのドラマとしては変な演出でしたね)
しかし千倉さんの火事の時はどうなのかははっきりしません。
単に目覚めたときの目に入ったというだけなので勘違い見間違いとも受け取れそうですし。
もちろん、真相は黒とも思えるし。
ただ、今回の千倉さんのように、また阿川さんもそうでしたし、
男の方から勝手に自滅するという、基子に都合のいい展開が多いのは運がいいのかしら。
いや運が悪いから妙な因縁で容疑を掛けられるのか。
ともかく、晴樹の「あなたは聖女なのか」という問いに
基子はなんと答えてくれるのか楽しみです。
09/19/2014 ペテロの葬列 第11話(最終回)
終わったらしいのですが、ウソだろうって感じでしたよね。次回も楽しみです・・と書きたい気分だ(笑
最終話 2014年9月15日
坂本(細田善彦)が起こしたバスジャック事件により、警察は杉村(小泉孝太郎)たちが羽田光昭(長塚京三)から慰謝料を受け取っていたことを知る。再び事情聴取を受ける杉村ら元人質たち。受け取ったお金は、事件の詳細が判明するまで警察が預かることになった。また、元人質たちが犯人からお金を受け取っていたことが世間にも知られると、「被害者面して、裏では大金をせしめていた」とネットなどで騒がれてしまう。
そんなある日、久々に間野京子(長谷川京子)が広報室へ出勤する。「間野はうそつきだ」と清田弁護士(野間口徹)から聞かされていた広報室一同は、間野とどう接してよいものか戸惑いを隠せない。そんな間野は、自分の置かれている本当の境遇を皆に告白する。その告白とは…?
その後日、森元常務(柴俊夫)の回顧録が完成し、レストランでお祝いをすることになった。園田編集長(室井滋)たち広報室一同を前に、妻・弥生(山口果林)との思い出を語る森は、妻が好きだった曲「テネシー・ワルツ」を口ずさみ、夫婦の歩みを感慨深く思い返すのだった。
そんなお祝いの後日、井手(千葉哲也)から杉村に電話がかかってきた。何か慌てた様子の井手は、杉村に森の家へすぐ来てくれと言う。程なく、車で急行した杉村は、信じられない光景を目にすることに。そして、井手から、ある事実を知らされる。その事実とは!?
坂本の事件があり、慰謝料がばれた人質たちは、世間に袋叩きにされるのでした。
被害者面して裏では大金をもらっていた・・ということになるのですね。
あれだけ葛藤してもらうことにした皆さんですが、こういう事態になるって想像してたでしょうか。
柴野はバス会社を休職、前野は盗撮動画をネットにさらされ、迫田さん親子は日商フロティア会員までが攻撃。
でも山藤警部は犯人隠匿の代償として受け取ったのでなければ戻る可能性があると言っています。
欲しい人も不要な人も複雑なお金だったことは否めないのでした。
人質たちがその後どうなったのか不明ですが、杉村は会社を辞めたと事情聴取で言いました。
ただ一つの懸念は、早川(富士)が御厨の件で警察に呼ばれないことを祈るのみでした。
今多会長はまだ入院中。
菜穂子は橋本と病院からの帰路ですが、
父は自分を一人で生きていけるようにはしてくれなかった。
自分は生まれ変わりたい。今までと違う自分になりたいと言うのでした。
つまりそれはあの夜の出来事を忘れてほしいと言っているのでしょう。
そして橋本はわかっていると菜穂子の前から去っていきました。
橋本は杉村から間野の調査について聞かれました。
過去の件でわかったのはDVの夫と離婚し、その夫にストーカーされていたということです。
そしてその後に亡くなっていたそうです。
弁護士は夫は亡くなっていないと言ってましたがウソをついたのは弁護士だったのでした。
これで、間野の話は信用してもよさそうです。
編集部では微妙な空気がでていますが、出社した間野が自分から説明を始めました。
相談した弁護士が嫌がらせをし、ストーカーを始めたのでした。
ちゃぶ台におかえりと書いたのは弁護士。
勝手に結婚すると言い出して、気味悪いメールを送ってきます。
警察に相談しても弁護士の方を信用するのが世間の常識。
引越のお金を借りてまだ返してないこともあり自分も悪かったと反省。
話を聞いた編集長は人間不信に陥ってる間野に力になってくれそうです。
森元常務の回顧録が出版されました。
そのお祝いで食事会をしていますがテネシーワルツがかかると
奥さんが好きな歌だと二人のなれそめまで語ってくれました。
♪去りにし夢~・・歌う常務。
そして、しばらくしたある日に、井手が杉村を呼び出しました。
それは、森元常務の家。
なんと常務は奥さんを道づれにして自殺したのでした。
井手は隠し通そうと大泣きしていますが、杉村はこれが森の遺志だから
そのまま警察に届けると説得しました。
井手の森への尊敬はよくわかりましたが、
最後まで嫌なやつだったのは変わりませんでした(^^;
それは井手が杉村に菜穂子と橋本が手をつないでいる写真を送ったこと。
見てしまった杉村は平静ではいられなく、菜穂子に聞き出しました。
菜穂子はそれは本当のことで、橋本と罪を犯したと告白しました。
橋本を愛してるわけでもなく、杉村への腹いせでもなくただ不安だったというのです。
いつか杉村がこの生活から逃げ出すのではと漠然と感じていたという。
いつだって自分には心臓のハンディがついてまわり自由に生きたくてもできないのと
犠牲を払ってる杉村を解放したいという思いがあり、
だから橋本を(利用して?)一線を越えたというのでした。
そしてお互いの人生を取り戻そうと言い出します。
自分のことを憎んでいいのだと。
泣きながら話す菜穂子に、やはり辛そうな杉村。
寝ている桃子に顔を寄せて堪えずに泣いてしまうのでした。
その後に睡蓮のマスターのところで休ませてもらった杉村です。
マスターは何も聞かずに、杉村の次の勤め先の近くに店を出すと元気づけるのでした。
初めて名乗りましたが水田と言うのでした。
さよならではなくよろしくと。
一週間後に荷物を取りにいった杉村のところに菜穂子の姉の小夜子が訪ねてきました。
しょせんお妾の子だからという小夜子に今後二度と菜穂子をそんな風に貶めないでくれと
語気強く約束させた杉村でした。
小夜子にしてみれば杉村への同情でしたが、もちろん杉村は菜穂子の気持ちもわかっています。
他人に夫婦のことで口を挟まれるのも嫌なものです。
退院した会長と杉村は一か月ぶりに会うのですが、
なぜ菜穂子に桃子を譲ったのかと聞きました。
杉村は桃子はまだ母親が必要だからとどこまでもやさしいのです。
しかし、この先を思えば会長の手元にいたほうが桃子も生きやすいと思ったのかもしれません。
会長はかつて菜穂子と結婚するに当たって杉村から何もかも奪ってしまったと謝るのでした。
会長は、自分が消えたときコンツェルンも変わっていくが
菜穂子をかついで利用するものが出てくるかもしれない。
杉村にその城壁になってほしかったが
菜穂子はその城壁から出たがったと辛そうに語りました。
そんな自立して生き直したいと言った菜穂子は
自力で生活し桃子を育てられるでしょうか?それは・・愚問か(笑
退職した日、間野は待ち伏せていましたが、まっすぐ通りすぎた杉村です。
間野は苦笑しつつも吹っ切れた笑顔に変わりました。
これで、杉村はなにもかも面倒なものを切り離したようです。
たぶん、自由に羽ばたくためにこれで良かったのでしょう。
そして杉村は長い間夢見た赤い自転車の代わりに赤い一両の電車に乗り旅立つのでした。
人が一番幸福なのは笑ってる時じゃない。
それは青い鳥の一説。
僕は今、幸福か。
もちろん幸福だ。
多くを望んではいけない
人生は毒と苦渋と理不尽。
そしてほんのひとさじの美しいもので成り立っているのだから。
***
To be Continuedで終わりました。
そのうちに続編かSPか・・
もしくは新しい「杉村と水田」の物語が始まるとか?
人質たちのその後ですが柴野はさばさばと復帰して運転手を続け、
田中は工場を回すためにせっせと働き、
前野は坂本に面会に行き以前のように親切にしているということです。
迫田さんは娘の強い意志で慰謝料は受け取らなかったということでした。
とにかく人質事件も今や風化して人々の口には上らなくなったようです。
悪は伝染するとその根っこを白日に知らしめてくれた暮木でしたが
思惑は半分ぐらいは達成したかもしれません。
けれど、まだ悪人たちは口をつぐんでチャンスをうかがっており、
また逆に過去を反省して生き直そうとペテロになった人もいます。
一石を投じたという点ではやはり暮木は凄い人だったのですね。
杉村は自由を夢見ていたことを菜穂子に見透かされていて
そのためだけに菜穂子が橋本を利用したのであれば
橋本が一番の被害者だったのですね。
その一方でいつか菜穂子を利用しようとするものが現れる可能性を指摘していた会長でしたが
橋本がまさにそれだったようです。
けれど退職したことでこちらもペテロでしょうか。
菜穂子の浮気の言い訳は理解しにくい面があり宮部さんらしくないモチーフでしたが、
杉村を解放する方向性はこれで良かったのだと無理くり思ってます(^^;
ずっと菜穂子と橋本の関係を怪しんで杉村は婿のままでいてほしいと願ってきましたけれど
一人になって旅を楽しんでる様子に杉村の豊かさを見た思いがありました。
あの人当たりの良さがたくさんの人に愛されかわいがられるようなので
これまでの縁を活かして次は赤い自転車探偵としてどうでしょうか(笑
坂本(細田善彦)が起こしたバスジャック事件により、警察は杉村(小泉孝太郎)たちが羽田光昭(長塚京三)から慰謝料を受け取っていたことを知る。再び事情聴取を受ける杉村ら元人質たち。受け取ったお金は、事件の詳細が判明するまで警察が預かることになった。また、元人質たちが犯人からお金を受け取っていたことが世間にも知られると、「被害者面して、裏では大金をせしめていた」とネットなどで騒がれてしまう。
そんなある日、久々に間野京子(長谷川京子)が広報室へ出勤する。「間野はうそつきだ」と清田弁護士(野間口徹)から聞かされていた広報室一同は、間野とどう接してよいものか戸惑いを隠せない。そんな間野は、自分の置かれている本当の境遇を皆に告白する。その告白とは…?
その後日、森元常務(柴俊夫)の回顧録が完成し、レストランでお祝いをすることになった。園田編集長(室井滋)たち広報室一同を前に、妻・弥生(山口果林)との思い出を語る森は、妻が好きだった曲「テネシー・ワルツ」を口ずさみ、夫婦の歩みを感慨深く思い返すのだった。
そんなお祝いの後日、井手(千葉哲也)から杉村に電話がかかってきた。何か慌てた様子の井手は、杉村に森の家へすぐ来てくれと言う。程なく、車で急行した杉村は、信じられない光景を目にすることに。そして、井手から、ある事実を知らされる。その事実とは!?
坂本の事件があり、慰謝料がばれた人質たちは、世間に袋叩きにされるのでした。
被害者面して裏では大金をもらっていた・・ということになるのですね。
あれだけ葛藤してもらうことにした皆さんですが、こういう事態になるって想像してたでしょうか。
柴野はバス会社を休職、前野は盗撮動画をネットにさらされ、迫田さん親子は日商フロティア会員までが攻撃。
でも山藤警部は犯人隠匿の代償として受け取ったのでなければ戻る可能性があると言っています。
欲しい人も不要な人も複雑なお金だったことは否めないのでした。
人質たちがその後どうなったのか不明ですが、杉村は会社を辞めたと事情聴取で言いました。
ただ一つの懸念は、早川(富士)が御厨の件で警察に呼ばれないことを祈るのみでした。
今多会長はまだ入院中。
菜穂子は橋本と病院からの帰路ですが、
父は自分を一人で生きていけるようにはしてくれなかった。
自分は生まれ変わりたい。今までと違う自分になりたいと言うのでした。
つまりそれはあの夜の出来事を忘れてほしいと言っているのでしょう。
そして橋本はわかっていると菜穂子の前から去っていきました。
橋本は杉村から間野の調査について聞かれました。
過去の件でわかったのはDVの夫と離婚し、その夫にストーカーされていたということです。
そしてその後に亡くなっていたそうです。
弁護士は夫は亡くなっていないと言ってましたがウソをついたのは弁護士だったのでした。
これで、間野の話は信用してもよさそうです。
編集部では微妙な空気がでていますが、出社した間野が自分から説明を始めました。
相談した弁護士が嫌がらせをし、ストーカーを始めたのでした。
ちゃぶ台におかえりと書いたのは弁護士。
勝手に結婚すると言い出して、気味悪いメールを送ってきます。
警察に相談しても弁護士の方を信用するのが世間の常識。
引越のお金を借りてまだ返してないこともあり自分も悪かったと反省。
話を聞いた編集長は人間不信に陥ってる間野に力になってくれそうです。
森元常務の回顧録が出版されました。
そのお祝いで食事会をしていますがテネシーワルツがかかると
奥さんが好きな歌だと二人のなれそめまで語ってくれました。
♪去りにし夢~・・歌う常務。
そして、しばらくしたある日に、井手が杉村を呼び出しました。
それは、森元常務の家。
なんと常務は奥さんを道づれにして自殺したのでした。
井手は隠し通そうと大泣きしていますが、杉村はこれが森の遺志だから
そのまま警察に届けると説得しました。
井手の森への尊敬はよくわかりましたが、
最後まで嫌なやつだったのは変わりませんでした(^^;
それは井手が杉村に菜穂子と橋本が手をつないでいる写真を送ったこと。
見てしまった杉村は平静ではいられなく、菜穂子に聞き出しました。
菜穂子はそれは本当のことで、橋本と罪を犯したと告白しました。
橋本を愛してるわけでもなく、杉村への腹いせでもなくただ不安だったというのです。
いつか杉村がこの生活から逃げ出すのではと漠然と感じていたという。
いつだって自分には心臓のハンディがついてまわり自由に生きたくてもできないのと
犠牲を払ってる杉村を解放したいという思いがあり、
だから橋本を(利用して?)一線を越えたというのでした。
そしてお互いの人生を取り戻そうと言い出します。
自分のことを憎んでいいのだと。
泣きながら話す菜穂子に、やはり辛そうな杉村。
寝ている桃子に顔を寄せて堪えずに泣いてしまうのでした。
その後に睡蓮のマスターのところで休ませてもらった杉村です。
マスターは何も聞かずに、杉村の次の勤め先の近くに店を出すと元気づけるのでした。
初めて名乗りましたが水田と言うのでした。
さよならではなくよろしくと。
一週間後に荷物を取りにいった杉村のところに菜穂子の姉の小夜子が訪ねてきました。
しょせんお妾の子だからという小夜子に今後二度と菜穂子をそんな風に貶めないでくれと
語気強く約束させた杉村でした。
小夜子にしてみれば杉村への同情でしたが、もちろん杉村は菜穂子の気持ちもわかっています。
他人に夫婦のことで口を挟まれるのも嫌なものです。
退院した会長と杉村は一か月ぶりに会うのですが、
なぜ菜穂子に桃子を譲ったのかと聞きました。
杉村は桃子はまだ母親が必要だからとどこまでもやさしいのです。
しかし、この先を思えば会長の手元にいたほうが桃子も生きやすいと思ったのかもしれません。
会長はかつて菜穂子と結婚するに当たって杉村から何もかも奪ってしまったと謝るのでした。
会長は、自分が消えたときコンツェルンも変わっていくが
菜穂子をかついで利用するものが出てくるかもしれない。
杉村にその城壁になってほしかったが
菜穂子はその城壁から出たがったと辛そうに語りました。
そんな自立して生き直したいと言った菜穂子は
自力で生活し桃子を育てられるでしょうか?それは・・愚問か(笑
退職した日、間野は待ち伏せていましたが、まっすぐ通りすぎた杉村です。
間野は苦笑しつつも吹っ切れた笑顔に変わりました。
これで、杉村はなにもかも面倒なものを切り離したようです。
たぶん、自由に羽ばたくためにこれで良かったのでしょう。
そして杉村は長い間夢見た赤い自転車の代わりに赤い一両の電車に乗り旅立つのでした。
人が一番幸福なのは笑ってる時じゃない。
それは青い鳥の一説。
僕は今、幸福か。
もちろん幸福だ。
多くを望んではいけない
人生は毒と苦渋と理不尽。
そしてほんのひとさじの美しいもので成り立っているのだから。
***
To be Continuedで終わりました。
そのうちに続編かSPか・・
もしくは新しい「杉村と水田」の物語が始まるとか?
人質たちのその後ですが柴野はさばさばと復帰して運転手を続け、
田中は工場を回すためにせっせと働き、
前野は坂本に面会に行き以前のように親切にしているということです。
迫田さんは娘の強い意志で慰謝料は受け取らなかったということでした。
とにかく人質事件も今や風化して人々の口には上らなくなったようです。
悪は伝染するとその根っこを白日に知らしめてくれた暮木でしたが
思惑は半分ぐらいは達成したかもしれません。
けれど、まだ悪人たちは口をつぐんでチャンスをうかがっており、
また逆に過去を反省して生き直そうとペテロになった人もいます。
一石を投じたという点ではやはり暮木は凄い人だったのですね。
杉村は自由を夢見ていたことを菜穂子に見透かされていて
そのためだけに菜穂子が橋本を利用したのであれば
橋本が一番の被害者だったのですね。
その一方でいつか菜穂子を利用しようとするものが現れる可能性を指摘していた会長でしたが
橋本がまさにそれだったようです。
けれど退職したことでこちらもペテロでしょうか。
菜穂子の浮気の言い訳は理解しにくい面があり宮部さんらしくないモチーフでしたが、
杉村を解放する方向性はこれで良かったのだと無理くり思ってます(^^;
ずっと菜穂子と橋本の関係を怪しんで杉村は婿のままでいてほしいと願ってきましたけれど
一人になって旅を楽しんでる様子に杉村の豊かさを見た思いがありました。
あの人当たりの良さがたくさんの人に愛されかわいがられるようなので
これまでの縁を活かして次は赤い自転車探偵としてどうでしょうか(笑
09/17/2014 聖女 第4話
タバコを落とした基子!!やっぱ、そうこなくちゃ(笑
第4話『裁かれる女』
2014年9月16日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月23日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
※特別編成のため、放送日時が変更となりました
基子(広末涼子)の裁判がついに始まった。所長の前原(岸部一徳)を筆頭に晴樹(永山絢斗)や黒坂(田畑智子)たち弁護団は、検事の千葉(池田成志)が繰り出す証拠に反証を重ね、裁判員に基子の無実をアピールする。殺人未遂事件の被害者とされた千倉(大谷亮介)が基子の無実を証言するに及び、裁判の形勢は基子有利に傾く。だが、晴樹の兄・克樹(青柳翔)が阿川(浜野謙太)殺害に関して何かを証言するつもりだと分かり…。
今週はまりあじゃなくて「基子」の方がいいですね(^^;
名前が地味印象なんでそれが清張っぽいって気がしましたが、
母親が基督教にあこがれがあり、「基子」と命名したという話も納得できたので。
職業に貴賤はないけれど、この母親が売春を選んだ以上はそれなりの世間的評価も
覚悟しないといけない側面はあるのではないでしょうか。
そして、子供に与える影響は大きかったということが基子の現況でよく理解できるということです。
裁判が始まりますが、基子は即否認しました。
誰も殺してないし殺そうともしなかったと言います。
テレビ局プロデューサーの坂東とはセレブ御用達のパーティーで出会ったが最初は無視。
その後にパリ留学への資金を工面してもらうという方向で付き合いが始まり
最終的には588万の金銭を渡したということです。
誠実な愛情=金銭という図式が基子にはあったのでした。
それは最初から認めていて、お金をいただく以上、それなりの愛情を示すという
基子なりのポリシーを反映した付き合いがあったわけです。
そういう方向での黒坂の弁護です。
金銭での付き合いは基子なりに深い愛情を示したようですが
坂東と結婚はしないと決めたのはセフレを常時100人も登録していてその一人に自分が該当した事実に
誠意を感じなかったからだということです。
結婚を断られたことで逆に執着した坂東はしつこく絡むようになりそして崖での心中をもくろみました。
激しく抵抗した基子はしがみつかれたことでもっと大きく振りほどき、坂東はついには転落したのでした。
目撃者は基子が振り落したと証言しますが、この目撃者は視力が落ちているのと、
二人のケンカを先にみていたことで先入観があったという印象を裁判官に示しました。
二人目、阿川事件。
会社の業績が悪く、社長として身銭を切って経営を行っていたが
基子が学芸員の資格をとるために資金を求めたので払ってやりたいと言っていたと元社員は憎々しく証言。
一方で基子と阿川を引き合わせた友人(上野)の証言は基子に好意的です。
5年前に阿川に偶然に会ったときは疲れていて声を掛けたら会社が倒産寸前ということと
まりあに捨てられたら死んだ方がいいと言っていたというのでした。
その後に本当に亡くなったニュースをみてこの時の会話がよみがえったと言います。
それは阿川の自殺を裁判官に印象づけました。
三人目、千倉事件。本人が証人として出廷。
火事の原因は自分がタバコの不始末で寝てしまったので火災が起きたと推定しています。
基子とは恋をしてしまった。
離婚し財産は妻と子に渡すといいます。
そしてあの貧しいアパートで基子と二人で暮らすと宣言したのでした。
また保険も自分でかけたと言います。
基子は無実だと叫ぶのでした。
これが有利に働き、判決は基子の無罪と免訴になりました。
拘置所から出た基子ですがタクシーでは晴樹と手をにぎり、これからは自由に会えると
二人の親密度がクローズアップされていきました。
実はこの運転手が聞いてたらヤバいのではとハラハラしたのは私だけじゃないはず。
しばらくはホテルに泊まることになり喜びが湧きあがった基子の笑顔でした。
しかし、晴樹の兄は阿川の助言で起業し、会社へ引き抜いてもらったたものの
そこで阿川に死なれてしまう言う憂き目に遭ったと語ります。
驚きのめぐりあわせに晴樹は苦笑。
そしてさらに検察の要望で証言をするというのです。
それはあの時、扉の向こうで基子と晴樹がしていたこと。
ただ絶句の晴樹でした。
また千倉さんは今頃になって思い出したと語ります。
それはタバコの不始末は自分ではなかったこと。
基子が吸ったタバコを床に落とし、そこに灯油をまいたという。
ぞっとする冷たい基子の目。
聞かされた晴樹は弱々しく笑っていますが・・・なんで今頃・・。
記者会見の前にメイクをする基子。
神様は私に最後のチャンスをくださったのだ。
何が起ころうとも私は今度こそ聖女になる。
強く念じていた基子でした。
***
前原所長から、基子とカテキョ以上の関係があるなら隠し通せと厳命された晴樹。
今週の疑問は、晴樹と基子の過去の関係が明るみに出るのはまずいのかという点。
医者が家族のオペをしないように感情が入るのがまずいのか。
ただ裁判官の心証は確実に悪くなりますよね。
判決に影響するなら晴樹が外れればいいだけでは・・というのは甘いか。
そして泉美が、基子が無罪になったら千倉と結婚するのかと問いましたが
あの顔はしないですよね。
裁判所での二人の再会は無表情の冷たい基子の顔でした。
お金がない人には基子は愛情を示さないとはっきりしていた通りに。
何よりも基子は晴樹で頭がいっぱいの模様。
裁判のとき、晴樹から「あなたを守るためにここにいる」と言われたことが
基子には大きな支えになったようでした。
結局基子は晴樹に対する思いだけは金銭関係なく純粋に愛として貫くということでいいのかしら。
タクシーの運転手が証言したらどうなるのかが危ないですけれど。
清張の悪女シリーズなどは裁判では灰色ながらもだいたい無罪を得ています。
しかし、すべてが終わった後にほくそ笑み、真実はそっちだったか~という余韻で終わるのですよね。
なのにこのドラマはすでに千倉さんの記憶が出て、灰色どころか真っ黒決定みたいなところになってきました。
そんなのはつまらないので、やはりもう一回ひっくりかえして
再び無罪の方向で終えて・・・実は・・という感じになるのだと期待したいですが(笑
まあ・・どっちでもいいのですけれど。
ただ美貌とか美人とか新聞の見出しに使われるほどにあまり「美」の方向には感じないので
マスコミがあおったり、応援団ができたりというのがめっちゃ違和感です。
けれど独特の冷たいムードはヒロスエにぴったりではないかと思っています。
そういえば、永山さんて「ガラスの家」では司法浪人してましたよね。
このドラマではちゃんと弁護士になり、こういった続きがあったのはちょっとしたネタでした(笑
次回、記者会見がどんな様子か楽しみです。
2014年9月16日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月23日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
※特別編成のため、放送日時が変更となりました
基子(広末涼子)の裁判がついに始まった。所長の前原(岸部一徳)を筆頭に晴樹(永山絢斗)や黒坂(田畑智子)たち弁護団は、検事の千葉(池田成志)が繰り出す証拠に反証を重ね、裁判員に基子の無実をアピールする。殺人未遂事件の被害者とされた千倉(大谷亮介)が基子の無実を証言するに及び、裁判の形勢は基子有利に傾く。だが、晴樹の兄・克樹(青柳翔)が阿川(浜野謙太)殺害に関して何かを証言するつもりだと分かり…。
今週はまりあじゃなくて「基子」の方がいいですね(^^;
名前が地味印象なんでそれが清張っぽいって気がしましたが、
母親が基督教にあこがれがあり、「基子」と命名したという話も納得できたので。
職業に貴賤はないけれど、この母親が売春を選んだ以上はそれなりの世間的評価も
覚悟しないといけない側面はあるのではないでしょうか。
そして、子供に与える影響は大きかったということが基子の現況でよく理解できるということです。
裁判が始まりますが、基子は即否認しました。
誰も殺してないし殺そうともしなかったと言います。
テレビ局プロデューサーの坂東とはセレブ御用達のパーティーで出会ったが最初は無視。
その後にパリ留学への資金を工面してもらうという方向で付き合いが始まり
最終的には588万の金銭を渡したということです。
誠実な愛情=金銭という図式が基子にはあったのでした。
それは最初から認めていて、お金をいただく以上、それなりの愛情を示すという
基子なりのポリシーを反映した付き合いがあったわけです。
そういう方向での黒坂の弁護です。
金銭での付き合いは基子なりに深い愛情を示したようですが
坂東と結婚はしないと決めたのはセフレを常時100人も登録していてその一人に自分が該当した事実に
誠意を感じなかったからだということです。
結婚を断られたことで逆に執着した坂東はしつこく絡むようになりそして崖での心中をもくろみました。
激しく抵抗した基子はしがみつかれたことでもっと大きく振りほどき、坂東はついには転落したのでした。
目撃者は基子が振り落したと証言しますが、この目撃者は視力が落ちているのと、
二人のケンカを先にみていたことで先入観があったという印象を裁判官に示しました。
二人目、阿川事件。
会社の業績が悪く、社長として身銭を切って経営を行っていたが
基子が学芸員の資格をとるために資金を求めたので払ってやりたいと言っていたと元社員は憎々しく証言。
一方で基子と阿川を引き合わせた友人(上野)の証言は基子に好意的です。
5年前に阿川に偶然に会ったときは疲れていて声を掛けたら会社が倒産寸前ということと
まりあに捨てられたら死んだ方がいいと言っていたというのでした。
その後に本当に亡くなったニュースをみてこの時の会話がよみがえったと言います。
それは阿川の自殺を裁判官に印象づけました。
三人目、千倉事件。本人が証人として出廷。
火事の原因は自分がタバコの不始末で寝てしまったので火災が起きたと推定しています。
基子とは恋をしてしまった。
離婚し財産は妻と子に渡すといいます。
そしてあの貧しいアパートで基子と二人で暮らすと宣言したのでした。
また保険も自分でかけたと言います。
基子は無実だと叫ぶのでした。
これが有利に働き、判決は基子の無罪と免訴になりました。
拘置所から出た基子ですがタクシーでは晴樹と手をにぎり、これからは自由に会えると
二人の親密度がクローズアップされていきました。
実はこの運転手が聞いてたらヤバいのではとハラハラしたのは私だけじゃないはず。
しばらくはホテルに泊まることになり喜びが湧きあがった基子の笑顔でした。
しかし、晴樹の兄は阿川の助言で起業し、会社へ引き抜いてもらったたものの
そこで阿川に死なれてしまう言う憂き目に遭ったと語ります。
驚きのめぐりあわせに晴樹は苦笑。
そしてさらに検察の要望で証言をするというのです。
それはあの時、扉の向こうで基子と晴樹がしていたこと。
ただ絶句の晴樹でした。
また千倉さんは今頃になって思い出したと語ります。
それはタバコの不始末は自分ではなかったこと。
基子が吸ったタバコを床に落とし、そこに灯油をまいたという。
ぞっとする冷たい基子の目。
聞かされた晴樹は弱々しく笑っていますが・・・なんで今頃・・。
記者会見の前にメイクをする基子。
神様は私に最後のチャンスをくださったのだ。
何が起ころうとも私は今度こそ聖女になる。
強く念じていた基子でした。
***
前原所長から、基子とカテキョ以上の関係があるなら隠し通せと厳命された晴樹。
今週の疑問は、晴樹と基子の過去の関係が明るみに出るのはまずいのかという点。
医者が家族のオペをしないように感情が入るのがまずいのか。
ただ裁判官の心証は確実に悪くなりますよね。
判決に影響するなら晴樹が外れればいいだけでは・・というのは甘いか。
そして泉美が、基子が無罪になったら千倉と結婚するのかと問いましたが
あの顔はしないですよね。
裁判所での二人の再会は無表情の冷たい基子の顔でした。
お金がない人には基子は愛情を示さないとはっきりしていた通りに。
何よりも基子は晴樹で頭がいっぱいの模様。
裁判のとき、晴樹から「あなたを守るためにここにいる」と言われたことが
基子には大きな支えになったようでした。
結局基子は晴樹に対する思いだけは金銭関係なく純粋に愛として貫くということでいいのかしら。
タクシーの運転手が証言したらどうなるのかが危ないですけれど。
清張の悪女シリーズなどは裁判では灰色ながらもだいたい無罪を得ています。
しかし、すべてが終わった後にほくそ笑み、真実はそっちだったか~という余韻で終わるのですよね。
なのにこのドラマはすでに千倉さんの記憶が出て、灰色どころか真っ黒決定みたいなところになってきました。
そんなのはつまらないので、やはりもう一回ひっくりかえして
再び無罪の方向で終えて・・・実は・・という感じになるのだと期待したいですが(笑
まあ・・どっちでもいいのですけれど。
ただ美貌とか美人とか新聞の見出しに使われるほどにあまり「美」の方向には感じないので
マスコミがあおったり、応援団ができたりというのがめっちゃ違和感です。
けれど独特の冷たいムードはヒロスエにぴったりではないかと思っています。
そういえば、永山さんて「ガラスの家」では司法浪人してましたよね。
このドラマではちゃんと弁護士になり、こういった続きがあったのはちょっとしたネタでした(笑
次回、記者会見がどんな様子か楽しみです。
09/10/2014 ペテロの葬列 第10話
その手を回してはダメよ・・ダメダメ・・・orz
第10話 2014年9月8日
バスジャック事件の被害者だった坂本(細田善彦)が、事件が起きた同じ場所で同じ路線バスをバスジャックした! そして、乗っ取られたバスには、森元常務の自宅から帰る間野(長谷川京子)が、偶然にも乗り合わせていた。あのときの羽田(長塚京三)と同じように、坂本はバスを廃工場へ走らせると、そこで運転手を解放し、警察へ通報するよう指示する。果たして、なぜ坂本は、あの時と同じようなバスジャック事件を起こしたのか?
そんなとき、杉村(小泉孝太郎)を訪ねて、前野(清水富美加)が睡蓮へとやってきた。今朝方、坂本の母親から電話があり、坂本とその友人が殴りあいの喧嘩となり、家を飛び出してしまったとのことだった。また、坂本家の庭には、多くのお札を燃やした跡があったという…。
一方、グループ広報室に間野を訪ねて清田(野間口徹)という弁護士がやってきた。間野の離婚時に仕事を依頼されたという清田弁護士は、間野から転居した連絡も受けておらず、間野の行方を捜しているというのだ。なぜ、間野は仕事を依頼した弁護士と、連絡を取らなくなってしまったのか?
ほどなく、第2のバスジャック事件の現場へ、前回の事件を担当した山藤警部(金山一彦)が到着した。あのときの被害者だった坂本が事件を起こしていることに驚く山藤警部に、坂本からある要求が伝えられた。その要求とは!?
バスジャックを行う前に坂本@細田はバイト先清掃会社で紛失した金のとばっちりをうけていました。
高校の同級生がいたその会社では見下された気がしたと言う話ですが、
盗難の濡れ衣をかけられたのをバイト先の先輩がかばってくれたとのことでした。
そして、バスジャック。
かつての羽田@暮木と同じように運転手を解放し、
たった一人の人質@間野には後ろ手を組むように指示。
そして間野に名を聞いたら「杉村菜穂子」ととっさに応えていました。
精一杯の何かのサインを出したのか。
間野は子供のために帰してくれと訴えますがすべて自分が決めると坂本は却下。
山藤警部が到着し、御厨を連れてくるように要求を出しました。
そのころ、編集部に弁護士、清田@野間口が登場。
間野の引っ越した先の住所を聞き出すために。
それは金を踏み倒しているからというのです。弁護費用や引越の費用など貸したものすべて。
間野は真性のうそつきだと言うのでした。
名刺を調べたらその弁護士の正体は間違いないようで、
結果として間野の新住所を教えてしまったようでした。
おそらくこの弁護士が元夫でストーカーなのでしょう・・ね?
すぐにメモを渡さないで間野に確認後に、メールで送るとかすればよかったのよね。
山藤警部が杉村に電話。
菜穂子が人質になっていると聞いてそれは違うと即返。
また御厨を連れてこれるのは杉村だけだと坂本から言われてることも伝えています。
編集部に行き、坂本のバスジャックの周知と間野の人質の可能性を判断しました。
背中で聞いていた弁護士さん・・怪しいです。
とにかく群馬に行けば御厨に会えると確信した杉村はマスターに車を貸してくれるように頼みました。
特殊な車だそうで運転手はマスターが務めることに。
坂本は間野に、人を誘えば損はしないという儲け話があったことを話します。
それはマルチだと間野が言うと、しょぼんとする坂本です。
誘ったのはあの自分をかばってくれた先輩でした。
しかし、先輩は入らなかったと言うことです。
突然間野はナイフを取り出し、自分の方がもっと追い詰められてると叫ぶのでした。
住所や電話を替えてもどこまでもおいかけてくるストーカーがいると叫びます。
天才的に口がうまくて誰も自分を信じてくれないとも。
坂本が御厨とそいつを連れてきてもらい一緒に戦うと言いますが
間野は弱い坂本とは一緒は拒否だそうで、自分は一人で戦うと言うのでした。
バスジャック現場にやってきたのは田中@峰さん。
田中はバスの中にいる坂本に、償って出てきたら俺の工場で雇ってやると言うのでした。
何年かかっても自分が引き受けると約束。こんないい人だったのでした。
菜穂子のところでは桃子が友達とのトラブルがあり、謝りにでたところに橋本と遭遇。
会長が体調を崩して急遽帰国し、入院したと。
杉村たちは早川さん@富士の店に来ますが、御厨のことを尋ねると
既に亡くなってることを示唆しました。
羽田が自分が決着つけると殺害したようです。
遺体は羽田家の墓の中ではないかと推察。
確認のために出向いてみると、墓石には生きていた羽田の名前まで刻まれてあり
当時羽田を引き取った大叔父のあくどさがうかがえたのでした。
そして、墓石を開いて覗くと確かに成人の男が倒れていました。
一同絶句。気味悪いシーンでしたが、御厨ということで決定なんですね?
杉村の感傷は死を覚悟した羽田が自分の代わりに御厨を葬ったという解釈です。
夜になり外は真っ暗。
杉村が坂本に電話し、
御厨は羽田に殺されたと話しました。
死んでるからと許してはいけないと言う坂本。
そうしないとまた誰かが騙されると。
そして自分も同類で詐欺師だと泣きました。
違う君は被害者だ。騙されたんだと杉村は優しい。
坂本は大好きな先輩を詐欺の世界に連れ込もうとしたことを後悔し泣くのでした。
でも杉村はそんな坂本を悔い改めた「ペテロ」だと言い、
もうバスから降りようと説得していきます。
そこにいる人は僕の大事な同僚なんだ・・・。
坂本はその気になって、投降すると言ったまさにその時、
その瞬間銃声がして乱入してきたSATに逮捕されてしまうのでした。
せっかく投降すると言ったのに、ていうか内部の話は筒抜けなのにひどい話でした。
でも下手に時間を稼いで坂本が自害してもいけないのでそのタイミングは必至だったのかも。
そしてその夜、入院していた間野のところにやってきた杉村。
ノックにおびえていた間野ですが杉村だと知り、いきなり走り抱き着きました。
その背中にゆっくり手を回した杉村・・・
******
今週はこのラストシーンが危険でしたねえ~~~!!
でも杉村にはこういった生臭い傾向の話とは無縁でいてほしいです。
御厨が亡くなっていたのは先週の早川さんの語りから想像がついていましたが
まさか羽田が手を下したとは思いもせず、ちょっとショック。
何よりもあのお墓のシーンは気味悪かったです。
でも、こうでもしないとまた悪の循環が続くということで羽田なりのけじめだったのですね。
そして坂本も無計画なバスジャックでただの模倣犯ってところでしたが
本人も悔い改めて悪人を罰したいためだったというのが切なくも坂本らしくて後味は悪くないです。
何よりも死なずに拘束してもらったのはありがたい。
田中さんの工場で雇ってもらえるのは本当に良かった。
初期のころの印象よりずっといい人だったね。
そういう意味では印象の最悪な井手と今回登場の弁護士清田は同じぐらいのレベルかしら。
二人が対決したら面白かったのにね(笑
間野はあのストーカー弁護士夫(?)に相当怖い思いをさせられてると読みました。
一人で戦うというのはそういうことですよね。
杉村だけが今は理解してくれてるので、ちょっと甘えてしまったのですね。
きっと間野のほうから距離をとると信じています。
もう一つの懸念ですが会長の入院が心配。
この会長が最も人としてまともな雰囲気があり信用できる人なだけに
無事に退院できることを祈っています。
それにしても偶然に菜穂子と橋本が出会うと
それだけで秘密の匂いが甘やかにするのでちょっとどきっとしますね。
次回、最終回です。なぜか夜10時10分からということでした。
録画予約にお気をつけくださいませ。
バスジャック事件の被害者だった坂本(細田善彦)が、事件が起きた同じ場所で同じ路線バスをバスジャックした! そして、乗っ取られたバスには、森元常務の自宅から帰る間野(長谷川京子)が、偶然にも乗り合わせていた。あのときの羽田(長塚京三)と同じように、坂本はバスを廃工場へ走らせると、そこで運転手を解放し、警察へ通報するよう指示する。果たして、なぜ坂本は、あの時と同じようなバスジャック事件を起こしたのか?
そんなとき、杉村(小泉孝太郎)を訪ねて、前野(清水富美加)が睡蓮へとやってきた。今朝方、坂本の母親から電話があり、坂本とその友人が殴りあいの喧嘩となり、家を飛び出してしまったとのことだった。また、坂本家の庭には、多くのお札を燃やした跡があったという…。
一方、グループ広報室に間野を訪ねて清田(野間口徹)という弁護士がやってきた。間野の離婚時に仕事を依頼されたという清田弁護士は、間野から転居した連絡も受けておらず、間野の行方を捜しているというのだ。なぜ、間野は仕事を依頼した弁護士と、連絡を取らなくなってしまったのか?
ほどなく、第2のバスジャック事件の現場へ、前回の事件を担当した山藤警部(金山一彦)が到着した。あのときの被害者だった坂本が事件を起こしていることに驚く山藤警部に、坂本からある要求が伝えられた。その要求とは!?
バスジャックを行う前に坂本@細田はバイト先清掃会社で紛失した金のとばっちりをうけていました。
高校の同級生がいたその会社では見下された気がしたと言う話ですが、
盗難の濡れ衣をかけられたのをバイト先の先輩がかばってくれたとのことでした。
そして、バスジャック。
かつての羽田@暮木と同じように運転手を解放し、
たった一人の人質@間野には後ろ手を組むように指示。
そして間野に名を聞いたら「杉村菜穂子」ととっさに応えていました。
精一杯の何かのサインを出したのか。
間野は子供のために帰してくれと訴えますがすべて自分が決めると坂本は却下。
山藤警部が到着し、御厨を連れてくるように要求を出しました。
そのころ、編集部に弁護士、清田@野間口が登場。
間野の引っ越した先の住所を聞き出すために。
それは金を踏み倒しているからというのです。弁護費用や引越の費用など貸したものすべて。
間野は真性のうそつきだと言うのでした。
名刺を調べたらその弁護士の正体は間違いないようで、
結果として間野の新住所を教えてしまったようでした。
おそらくこの弁護士が元夫でストーカーなのでしょう・・ね?
すぐにメモを渡さないで間野に確認後に、メールで送るとかすればよかったのよね。
山藤警部が杉村に電話。
菜穂子が人質になっていると聞いてそれは違うと即返。
また御厨を連れてこれるのは杉村だけだと坂本から言われてることも伝えています。
編集部に行き、坂本のバスジャックの周知と間野の人質の可能性を判断しました。
背中で聞いていた弁護士さん・・怪しいです。
とにかく群馬に行けば御厨に会えると確信した杉村はマスターに車を貸してくれるように頼みました。
特殊な車だそうで運転手はマスターが務めることに。
坂本は間野に、人を誘えば損はしないという儲け話があったことを話します。
それはマルチだと間野が言うと、しょぼんとする坂本です。
誘ったのはあの自分をかばってくれた先輩でした。
しかし、先輩は入らなかったと言うことです。
突然間野はナイフを取り出し、自分の方がもっと追い詰められてると叫ぶのでした。
住所や電話を替えてもどこまでもおいかけてくるストーカーがいると叫びます。
天才的に口がうまくて誰も自分を信じてくれないとも。
坂本が御厨とそいつを連れてきてもらい一緒に戦うと言いますが
間野は弱い坂本とは一緒は拒否だそうで、自分は一人で戦うと言うのでした。
バスジャック現場にやってきたのは田中@峰さん。
田中はバスの中にいる坂本に、償って出てきたら俺の工場で雇ってやると言うのでした。
何年かかっても自分が引き受けると約束。こんないい人だったのでした。
菜穂子のところでは桃子が友達とのトラブルがあり、謝りにでたところに橋本と遭遇。
会長が体調を崩して急遽帰国し、入院したと。
杉村たちは早川さん@富士の店に来ますが、御厨のことを尋ねると
既に亡くなってることを示唆しました。
羽田が自分が決着つけると殺害したようです。
遺体は羽田家の墓の中ではないかと推察。
確認のために出向いてみると、墓石には生きていた羽田の名前まで刻まれてあり
当時羽田を引き取った大叔父のあくどさがうかがえたのでした。
そして、墓石を開いて覗くと確かに成人の男が倒れていました。
一同絶句。気味悪いシーンでしたが、御厨ということで決定なんですね?
杉村の感傷は死を覚悟した羽田が自分の代わりに御厨を葬ったという解釈です。
夜になり外は真っ暗。
杉村が坂本に電話し、
御厨は羽田に殺されたと話しました。
死んでるからと許してはいけないと言う坂本。
そうしないとまた誰かが騙されると。
そして自分も同類で詐欺師だと泣きました。
違う君は被害者だ。騙されたんだと杉村は優しい。
坂本は大好きな先輩を詐欺の世界に連れ込もうとしたことを後悔し泣くのでした。
でも杉村はそんな坂本を悔い改めた「ペテロ」だと言い、
もうバスから降りようと説得していきます。
そこにいる人は僕の大事な同僚なんだ・・・。
坂本はその気になって、投降すると言ったまさにその時、
その瞬間銃声がして乱入してきたSATに逮捕されてしまうのでした。
せっかく投降すると言ったのに、ていうか内部の話は筒抜けなのにひどい話でした。
でも下手に時間を稼いで坂本が自害してもいけないのでそのタイミングは必至だったのかも。
そしてその夜、入院していた間野のところにやってきた杉村。
ノックにおびえていた間野ですが杉村だと知り、いきなり走り抱き着きました。
その背中にゆっくり手を回した杉村・・・
******
今週はこのラストシーンが危険でしたねえ~~~!!
でも杉村にはこういった生臭い傾向の話とは無縁でいてほしいです。
御厨が亡くなっていたのは先週の早川さんの語りから想像がついていましたが
まさか羽田が手を下したとは思いもせず、ちょっとショック。
何よりもあのお墓のシーンは気味悪かったです。
でも、こうでもしないとまた悪の循環が続くということで羽田なりのけじめだったのですね。
そして坂本も無計画なバスジャックでただの模倣犯ってところでしたが
本人も悔い改めて悪人を罰したいためだったというのが切なくも坂本らしくて後味は悪くないです。
何よりも死なずに拘束してもらったのはありがたい。
田中さんの工場で雇ってもらえるのは本当に良かった。
初期のころの印象よりずっといい人だったね。
そういう意味では印象の最悪な井手と今回登場の弁護士清田は同じぐらいのレベルかしら。
二人が対決したら面白かったのにね(笑
間野はあのストーカー弁護士夫(?)に相当怖い思いをさせられてると読みました。
一人で戦うというのはそういうことですよね。
杉村だけが今は理解してくれてるので、ちょっと甘えてしまったのですね。
きっと間野のほうから距離をとると信じています。
もう一つの懸念ですが会長の入院が心配。
この会長が最も人としてまともな雰囲気があり信用できる人なだけに
無事に退院できることを祈っています。
それにしても偶然に菜穂子と橋本が出会うと
それだけで秘密の匂いが甘やかにするのでちょっとどきっとしますね。
次回、最終回です。なぜか夜10時10分からということでした。
録画予約にお気をつけくださいませ。
09/07/2014 ペテロの葬列 第9話
臨死体験でしたか!自分の中の何かが見させるのでしょうね。幻だとしても家族に会えて良かったのね。
時間帯が早いので録画になるのですが・・大事に見ました(笑
第9話 2014年9月1日
(写真)
杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、前野(清水富美加)、坂本(細田善彦)の4人は、ついに、謎のお金の送り主・早川多恵(冨士眞奈美)という人物に辿り着いた。多恵はバスジャック犯の幼なじみで、暮木(長塚京三)の本当の名は羽田光昭だといい、事件が起きたら被害者にお金を送るよう頼まれていたという。そしてほどなく、多恵の口から羽田の生い立ち、そして、彼の人生を変える悲しい事故のことなどを杉村たちは知ることとなる。また、日商フロンティア協会の代表・小羽と御厨、そして羽田の関係についても語ったが、御厨とは面識がないという…。
一方、杉村家のキッチンでは菜穂子(国仲涼子)が兄嫁である小夜子(安蘭けい)と食事を作っていた。そんなとき、今多会長(平幹二朗)の海外出張に同行している橋本(高橋一生)から、菜穂子の携帯に電話がかかってきた。手が放せない菜穂子に代わり、小夜子が電話に出てしまう。
そんなある日、森元専務(柴俊夫)本人から回顧録続行の連絡を受けた広報室では、表紙などの見本を間野(長谷川京子)が届けることになった……。
畑中村で材木商をしていたみっちゃん(暮木@羽田光昭)の実家が火事になり
幼児だったみっちゃんだけは二階窓から落としてもらったことで軽いけがで済んだと言うエピがありました。
この件で家族は全員死亡というのが火事の恐ろしさを物語ります。
その前年に祖父が死亡していましたが相続をめぐって裁判になっていた大叔父に引き取られたと言うのも
みっちゃんには不幸な出来事でした。
気付いた時みっちゃんの財産は何ものこっていなかったという。
高卒と同時に上京、自立したようですが、帰郷した際に東京は楽しいと言っていた割に
天涯孤独ということを感じさせるベンチでの夜過ごしでした。
しかしみっちゃん@羽田は明るくなり話が上手になったと早川(富士)は語ります。
転機は32歳の時、会社で研修を受けてトレーナーと言う資格職を得ました。10年務めたそうです。
御厨が研修を請け負う会社を興し、羽田を誘ったとか。
その前にあの編集長の事故があり・・・丸く収めてくれた御厨の方についていったのか・・
そして小羽を教育して「日商フロンティア協会」を成功させ二人は得るものを得て手を引いたと言う
経緯がありました。
坂本が詐欺師の誕生だと憎々しく反乱しますが、早川はみっちゃんは悔い改めたのだと肩を持ちます。
そのころ、間野はナイフを買っていました。
一方、菜穂子はバターロール作り。
兄嫁がやってきて海外支社長に杉村の話があるのかないのか探りを入れてますが、
菜穂子は夫は本作りが好きだし異動はないと否定しています。
そこに橋本から電話。
一瞬で兄嫁(小夜子)が出ましたが、橋本だと聞いて驚くもすぐに菜穂子に代わりました。
業務連絡を装いますが、菜穂子さん・・菜穂子さん・・って・・やっぱり怪しい(笑
律儀だという風に受け取った兄嫁です。
菜穂子、ドキっ。
再び、早川班。
人はどんな時に悔い改めるのか知りたいという杉村。
羽田は信州で川釣りをして溺れかけ臨死体験をしたといいます。
そこで火事で死んだ家族に出会い、お母さんに抱きついたのですが
それを振り払って、両親と兄は川向こうに消えてしまいました。
「生き直せ」という声が聞こえたそうです。
そこから悔い改め、養護施設や犯罪被害団体などに寄付を行い、
手に入れたお金を全部手放そうとしました。
生身の人間にかかわるとまた人をだますかもしれないから人間とはかかわりたくないとも。
しかし自分たちが加害者だと自覚がない人たちに目を覚ましてもらわないことには
何も変わらないと言う現状がありました。
プレミア会員の会合に出た羽田は彼らを自分が蒔いた畑に生えた悪い芽だと言う風に語り、
これらの中から無作為に高東、中藤、葛原を選び、罰する計画としてハイジャック事件を練ったようです。
早川は御厨については知らないと言いつつ、でも誰にも迷惑をかけないと言いました。
知ってるのでしょうね・・。もうこの世にいない人なのか。
臨死体験は羽田が持っていた最後の良心が罪悪感となって見せた幻だったのだと杉村は思うのでした。
10歳の時に別れた家族に会えたとしたら皆は羽田を生き直したと認めてくれたでしょうか。
間野と編集長が睡蓮で休憩中。
間野は住所が変わったとメモを渡しますが携帯まで変えているところが徹底しています。
やはりストーカー対策か。
引っ越したとはいえ隣駅なのは子供を預かってくれる人の近くにいたいから。
杉村と手島は中尾ミエさんののコンビニにいきますが、そこで高東の噂を聞きました。
向島のマンションで小さくなっているとか。
後に、この高東の顔を見たいと手島が探偵風の帽子でマンション前を張っていました。
出てきた住人で足が不自由な老婦人に高東さんですねと声を掛けたら、震えて去っていこうとします。
知りません、私が何をしたとおっしゃるんですかと叫びます。
でもあなたは勧誘したはずだと手島が言うと悪いのは上の人だと振り切って行ってしまいました。
少なくともこの人は悔い改めてはいなかったようです。
杉村は菜穂子の買い物のおつきあいですが、思うのは間野のことばかりです。
まるで井手の言葉の毒が回ってきているような。
当の井手はそのころ、小夜子さん(菜穂子の兄嫁)に声をかけていました。
森元常務はいったん回顧録中止にしましたが、編集長の猛烈なプッシュで撤回してくれました。
その表紙の素材をもって森の住む海風市に出かけた間野ですが、帰りのバスに乗りました。
その時、隣に居合わせたのが坂本!
薄い黄色は裏切り者ユダを表す色だとどこかで読んだ・・。
そう啓ちゃんは黄色のTシャツでした。
突然立ち上がった坂本は運転手に包丁をつきつけ「バスジャック」を宣言しました。
たった一人の乗客、間野にむかって手を後ろに組めと叫び、
そして携帯電話を出せと言いました。
しかし間野のバッグにはあのナイフが入っていますが・・。
窓から捨てられた間野の携帯。
菜穂子の買い物から解放された杉村です。
菜穂子は美容院。杉村は本屋。
つかの間の平穏の間に再び事件が起きていました。
悪は伝染する。人の心に深く潜伏しそして突然姿を現すのだ。
***
もともと裕福な家の出だったのに、運命に翻弄されて一度はどん底を味わったみっちゃん@羽田=暮木。
しかし、素質としてか血筋なのか人の心をつかむ話術を心得ていたことでトレーナー職に就いたことが
大きな転換となりました。
日商フロンティア協会の成功で引退したところで終わっていればどうだったのでしょうね。
やはり良心の呵責があったからこその臨死体験だったともいえるのでしょう。
ともかく、バスジャックを行い少なくとも石を投げたという点では
この人の生き直した意味があったようです。
坂本は慰謝料を何かの投資にしたのでしょう。
でも自分も逆に人をだます方向になってしまったことであのバスジャック?
さて、今回のハイライトは橋本の「菜穂子さん・・菜穂子さん・・」ではないでしょうか(笑
わざわざアメリカから電話してきたというのもどこか秘密の匂いがします。
菜穂子の危うさと、毒が回り始めたような杉村の間野への思慕などが
夫婦の危機を予感させてしまうのですが・・。
でもこの宮部シリーズが終わるのは嫌(笑)なので杉村は婿で
そして探偵でずっと続いてほしいです。
残り2話です。
第9話 2014年9月1日
(写真)
杉村(小泉孝太郎)と手島(ムロツヨシ)、前野(清水富美加)、坂本(細田善彦)の4人は、ついに、謎のお金の送り主・早川多恵(冨士眞奈美)という人物に辿り着いた。多恵はバスジャック犯の幼なじみで、暮木(長塚京三)の本当の名は羽田光昭だといい、事件が起きたら被害者にお金を送るよう頼まれていたという。そしてほどなく、多恵の口から羽田の生い立ち、そして、彼の人生を変える悲しい事故のことなどを杉村たちは知ることとなる。また、日商フロンティア協会の代表・小羽と御厨、そして羽田の関係についても語ったが、御厨とは面識がないという…。
一方、杉村家のキッチンでは菜穂子(国仲涼子)が兄嫁である小夜子(安蘭けい)と食事を作っていた。そんなとき、今多会長(平幹二朗)の海外出張に同行している橋本(高橋一生)から、菜穂子の携帯に電話がかかってきた。手が放せない菜穂子に代わり、小夜子が電話に出てしまう。
そんなある日、森元専務(柴俊夫)本人から回顧録続行の連絡を受けた広報室では、表紙などの見本を間野(長谷川京子)が届けることになった……。
畑中村で材木商をしていたみっちゃん(暮木@羽田光昭)の実家が火事になり
幼児だったみっちゃんだけは二階窓から落としてもらったことで軽いけがで済んだと言うエピがありました。
この件で家族は全員死亡というのが火事の恐ろしさを物語ります。
その前年に祖父が死亡していましたが相続をめぐって裁判になっていた大叔父に引き取られたと言うのも
みっちゃんには不幸な出来事でした。
気付いた時みっちゃんの財産は何ものこっていなかったという。
高卒と同時に上京、自立したようですが、帰郷した際に東京は楽しいと言っていた割に
天涯孤独ということを感じさせるベンチでの夜過ごしでした。
しかしみっちゃん@羽田は明るくなり話が上手になったと早川(富士)は語ります。
転機は32歳の時、会社で研修を受けてトレーナーと言う資格職を得ました。10年務めたそうです。
御厨が研修を請け負う会社を興し、羽田を誘ったとか。
その前にあの編集長の事故があり・・・丸く収めてくれた御厨の方についていったのか・・
そして小羽を教育して「日商フロンティア協会」を成功させ二人は得るものを得て手を引いたと言う
経緯がありました。
坂本が詐欺師の誕生だと憎々しく反乱しますが、早川はみっちゃんは悔い改めたのだと肩を持ちます。
そのころ、間野はナイフを買っていました。
一方、菜穂子はバターロール作り。
兄嫁がやってきて海外支社長に杉村の話があるのかないのか探りを入れてますが、
菜穂子は夫は本作りが好きだし異動はないと否定しています。
そこに橋本から電話。
一瞬で兄嫁(小夜子)が出ましたが、橋本だと聞いて驚くもすぐに菜穂子に代わりました。
業務連絡を装いますが、菜穂子さん・・菜穂子さん・・って・・やっぱり怪しい(笑
律儀だという風に受け取った兄嫁です。
菜穂子、ドキっ。
再び、早川班。
人はどんな時に悔い改めるのか知りたいという杉村。
羽田は信州で川釣りをして溺れかけ臨死体験をしたといいます。
そこで火事で死んだ家族に出会い、お母さんに抱きついたのですが
それを振り払って、両親と兄は川向こうに消えてしまいました。
「生き直せ」という声が聞こえたそうです。
そこから悔い改め、養護施設や犯罪被害団体などに寄付を行い、
手に入れたお金を全部手放そうとしました。
生身の人間にかかわるとまた人をだますかもしれないから人間とはかかわりたくないとも。
しかし自分たちが加害者だと自覚がない人たちに目を覚ましてもらわないことには
何も変わらないと言う現状がありました。
プレミア会員の会合に出た羽田は彼らを自分が蒔いた畑に生えた悪い芽だと言う風に語り、
これらの中から無作為に高東、中藤、葛原を選び、罰する計画としてハイジャック事件を練ったようです。
早川は御厨については知らないと言いつつ、でも誰にも迷惑をかけないと言いました。
知ってるのでしょうね・・。もうこの世にいない人なのか。
臨死体験は羽田が持っていた最後の良心が罪悪感となって見せた幻だったのだと杉村は思うのでした。
10歳の時に別れた家族に会えたとしたら皆は羽田を生き直したと認めてくれたでしょうか。
間野と編集長が睡蓮で休憩中。
間野は住所が変わったとメモを渡しますが携帯まで変えているところが徹底しています。
やはりストーカー対策か。
引っ越したとはいえ隣駅なのは子供を預かってくれる人の近くにいたいから。
杉村と手島は中尾ミエさんののコンビニにいきますが、そこで高東の噂を聞きました。
向島のマンションで小さくなっているとか。
後に、この高東の顔を見たいと手島が探偵風の帽子でマンション前を張っていました。
出てきた住人で足が不自由な老婦人に高東さんですねと声を掛けたら、震えて去っていこうとします。
知りません、私が何をしたとおっしゃるんですかと叫びます。
でもあなたは勧誘したはずだと手島が言うと悪いのは上の人だと振り切って行ってしまいました。
少なくともこの人は悔い改めてはいなかったようです。
杉村は菜穂子の買い物のおつきあいですが、思うのは間野のことばかりです。
まるで井手の言葉の毒が回ってきているような。
当の井手はそのころ、小夜子さん(菜穂子の兄嫁)に声をかけていました。
森元常務はいったん回顧録中止にしましたが、編集長の猛烈なプッシュで撤回してくれました。
その表紙の素材をもって森の住む海風市に出かけた間野ですが、帰りのバスに乗りました。
その時、隣に居合わせたのが坂本!
薄い黄色は裏切り者ユダを表す色だとどこかで読んだ・・。
そう啓ちゃんは黄色のTシャツでした。
突然立ち上がった坂本は運転手に包丁をつきつけ「バスジャック」を宣言しました。
たった一人の乗客、間野にむかって手を後ろに組めと叫び、
そして携帯電話を出せと言いました。
しかし間野のバッグにはあのナイフが入っていますが・・。
窓から捨てられた間野の携帯。
菜穂子の買い物から解放された杉村です。
菜穂子は美容院。杉村は本屋。
つかの間の平穏の間に再び事件が起きていました。
悪は伝染する。人の心に深く潜伏しそして突然姿を現すのだ。
***
もともと裕福な家の出だったのに、運命に翻弄されて一度はどん底を味わったみっちゃん@羽田=暮木。
しかし、素質としてか血筋なのか人の心をつかむ話術を心得ていたことでトレーナー職に就いたことが
大きな転換となりました。
日商フロンティア協会の成功で引退したところで終わっていればどうだったのでしょうね。
やはり良心の呵責があったからこその臨死体験だったともいえるのでしょう。
ともかく、バスジャックを行い少なくとも石を投げたという点では
この人の生き直した意味があったようです。
坂本は慰謝料を何かの投資にしたのでしょう。
でも自分も逆に人をだます方向になってしまったことであのバスジャック?
さて、今回のハイライトは橋本の「菜穂子さん・・菜穂子さん・・」ではないでしょうか(笑
わざわざアメリカから電話してきたというのもどこか秘密の匂いがします。
菜穂子の危うさと、毒が回り始めたような杉村の間野への思慕などが
夫婦の危機を予感させてしまうのですが・・。
でもこの宮部シリーズが終わるのは嫌(笑)なので杉村は婿で
そして探偵でずっと続いてほしいです。
残り2話です。
09/05/2014 聖女 第3話
まりあがレースをかぶるとてきめんに聖女!被告人は悪女ではありません!岸部さんが言い切りました。
遅刻すいませぬ。熱に倒れてました。夏バテですわ(疲労困憊
第3話『プライド』
2014年9月2日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月9日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷を訪ね、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが、極貧親子の金と欲がらみのひどい噂しか得られなかった。東京に戻った晴樹は事件弁護にのめり込み、婚約者の泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなる。所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟するが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、基子は犯人でないと証言しているという情報が飛び込んできた。
まりあ@基子のルーツを調べるということで北九州へと旅立った晴樹と黒坂でした。
それを前原所長@岸部さんから聞かされたまりあは浮かない顔・・
あまりほじくってくれるなというところでしょうか。
実家のある一帯はお好み焼きにみせかけてそこで女性を選び二階で売春行為をすると言う仕組みだそうです。
そこにまりあたち母子も住んでいたということです。
凄く汚いボロ家にしか見えないここで?
あまりにもうら寂しくまりあが外の世界にあこがれたのもむべなるかな。
まりあが中学時代に引き取られた親戚のクリーニング店では、
おじさんがまりあの入浴を覗きお小遣いをあげていたという話が出ました。
高校の同級生は必ず東京の大学に行くと話してたことを披露しています。
親戚に医者や弁護士がいるというビッグマウスだったということです。
何を聞いても暗澹と浮かない顔になる晴樹。
対して黒坂は上昇志向の強い金とプライドに執着した女だと冷静に判定。
東京でも名門女子大に通うことで高級な女になれると勘違いしてたのではと言うのでした。
晴樹は「一人だけ愛した人」を探したが見つからなかったと言いました。
もしかして愛しの教え子晴樹では?と黒坂が水を向けると怒り出す晴樹です。
黒坂、勘がいいけど、みんな承知の上って気がしないでもない(笑
ある日、教会に行ったまりあはそこでマグダラのマリアの話を聞きます。
娼婦なのに聖人になれたというマリア。
イエス・キリストの復活に立ち会いその教えを世にひろめた聖なる女性だと神父さんが
説明してくれました。
それまで神など嫌いだと反抗的でしたが、ここからマリアに傾倒していった節が見られました。
そして10年ほど前に再会した時には大人のまりあになっていて昔願っていた通りの女性になれたと
喜んでくれた神父でした。
しかしまりあはただ泣くばかりでいいえと答えるのみです。
どこで道を間違ってしまったのでしょうと言ったのでした。
そんなまりあはこの教会で洗礼を受け、二度とこの町には帰らないと去っていたそうです。
街で聞いた話よりはまだ神父さんの方が愛がある話し方で晴樹には救いがありました。
その後、面会に行った晴樹と黒坂ですがまりあの不機嫌さは高まるばかり。
あんなところにルーツなどないと言います。
母は娼婦で、戸の向こうでは座って聞いているまりあの顔がありました。
お金を払わずに逃げた男を追いかけて財布から取り上げたまりあ。
しかし母は、下品なことはするなと言うのでした。
自分を落としたらどんな綺麗な顔してもダメだと言います。
基子はきっと愛されるから自分で自分を落としたらいけんと教えてくれたのでした。
しかし働きすぎて母は亡くなり、町に来るはずのレジャー施設は頓挫し、
ただまりあは変わりたかったと言うのでした。あの町を出て。
晴樹は浮かない顔ですがとうとう婚約も延期を宣言。
看護師の泉美@蓮佛も、ものわかりのいい顔ですがさみしさを禁じえずつい反感を述べています。
晴樹の中にどんどん入り込んできたまりあの生い立ちの悲惨さとそれに対するように
ミステリアスな聖らかさがミックスしながら脳裏を100%(笑
そして晴樹の兄はひげを落としました。
すっきりした顔立ちはイケメンではないすか。
これでひきこもりは脱しそうです。
お母さん(筒井さん)、大喜びですね!!
しかし、何を企んでるんでしょうね・・
もちろんあの当時のまりあとかかわっていたと想像しています。
公判前の整理で検察側と顔合わせをしました。
一回目の殺人容疑は阿川事件。
眠れない阿川にまりあが睡眠薬を渡したのですがガス自殺か事故で死亡。
この件は、自殺ほう助の可能性はありますが時効でもあり免訴を訴えました。
2つ目の殺人は坂東事件。
崖の上でのバランスを崩した体制で落ちていく相手が捕まった足をまりあも必死にもがいたことが原因。
緊急避難的正当防衛?
一件目のガス自殺ほう助以外の2件は無罪の主張をした前原@岸部所長。
「被告人は悪女ではありません。公判で明らかにして見せます」と高らかに宣言したのでした。
前原所長が千倉氏の病院を訪れるとちょうど意識を取り戻したところでした。
まりあさんと叫び続ける千倉氏。
彼女を助けてください、彼女は何も悪くない。
妻と別れるから結婚してくれと言ったんだ。二人で暮らそうって。
彼女は笑ってありがとうといってくれた。嬉しいと。
彼女はだれよりも美しい、そう聖女だ。
聖女そのものなんだ。
あまりにもグッドなタイミングで居合わせた前原所長は
証人申請をすると張り切っています。これは勝てるかもしれないとほくほく。
しかし晴樹は再び憂いな顔。
そしてまりあのところに面会にいきます、弁護士でなくただ晴樹として。
一つだけ謝りたかったことがあり、それは前にあなたはすべたがウソだったとひどいことを
言ってしまったこと。
良く考えたらこうして今の僕があるのはまりあがいてくれたおかげだと気付いた。
あの頃勉強を教えてくれたおかげだと。
まりあが消えて何も信じられなくなったけれど勉強だけは自分を裏切らなかった。
勉強することで救われていき、真実を追求する仕事を選び弁護士になったと言いました。
まりあは母がいつも「聖女のような女になりなさい」と言っていたことを話しました。
男に利用されたらいけない。
誰もが拝みたくなるような聖女になりなさいと。
あの頃、晴樹といたときだけそんな女になれた気がしていた。
本当は全然違うのにね・・・。
「あなたは僕の・・僕の・・」
「私あなたを愛してた・・あなただけを愛してた」
見つめあうふたりは拘置所のガラス越しに手を合わせるのでした。
そして第一回公判が始まりました。
*****
あの母親と基子@まりあが全然似てないのですが基子という名だけは納得できるって感じ(^^;
でも、ああいう仕事しかできない環境だったのに
子供には気高くいなさいと教えてくれた母親も夢見体質だったし、いいお母さんでした。
男嫌いだったけれどマグダラのマリアを知ってから、
どんどん聖女風(?)雰囲気を身に着けていった基子@まりあ。
街の人たちの冷たい視線のなかで神父さんがいい人だったのも救いがありました。
そういう意味で白い服を着続けるのも印象操作なのか聖女をイメージする戦略なんでしょうか。
魔性といいますけれど、計算高くしているのかすらわからないのよね。
大したものですわ~~!!
で、晴樹は見事まりあの手の中にからめ捕られたようだし、
「愛してた」と言ったのも、作戦なのか
本心の真実なのかも翻弄されまくってます。
そういう意味ではあの目覚めた千倉さんも相当な魔術にはまったようでした。
まりあさんは聖女だとさかんに聞かされた奥さんも気の毒っちゃ気の毒。
一見、裁判は有利な方向に進みそうな気配ですが
そうは問屋がおろさんとばかり検察がにたりとしてるのも怖いですね。
なんとなく晴樹の側について無罪であってもいいような気になってくるのは
やはり魔性にやられたのかしらアタクシも・・?
次回もむっちゃ楽しみです~~!
第3話『プライド』
2014年9月2日(火) 午後10時~10時48分放送予定【総合】
再放送:2014年9月9日(火) 午前1時25分~2時13分放送予定[月曜深夜]【総合】
晴樹(永山絢斗)と黒坂(田畑智子)は基子(広末涼子)の故郷を訪ね、彼女と母・雅恵(安藤玉恵)のことを調べるが、極貧親子の金と欲がらみのひどい噂しか得られなかった。東京に戻った晴樹は事件弁護にのめり込み、婚約者の泉美(蓮佛美沙子)と気まずくなる。所長の前原(岸部一徳)は厳しい裁判を覚悟するが、殺人未遂事件の被害者・千倉(大谷亮介)の意識が戻り、基子は犯人でないと証言しているという情報が飛び込んできた。
まりあ@基子のルーツを調べるということで北九州へと旅立った晴樹と黒坂でした。
それを前原所長@岸部さんから聞かされたまりあは浮かない顔・・
あまりほじくってくれるなというところでしょうか。
実家のある一帯はお好み焼きにみせかけてそこで女性を選び二階で売春行為をすると言う仕組みだそうです。
そこにまりあたち母子も住んでいたということです。
凄く汚いボロ家にしか見えないここで?
あまりにもうら寂しくまりあが外の世界にあこがれたのもむべなるかな。
まりあが中学時代に引き取られた親戚のクリーニング店では、
おじさんがまりあの入浴を覗きお小遣いをあげていたという話が出ました。
高校の同級生は必ず東京の大学に行くと話してたことを披露しています。
親戚に医者や弁護士がいるというビッグマウスだったということです。
何を聞いても暗澹と浮かない顔になる晴樹。
対して黒坂は上昇志向の強い金とプライドに執着した女だと冷静に判定。
東京でも名門女子大に通うことで高級な女になれると勘違いしてたのではと言うのでした。
晴樹は「一人だけ愛した人」を探したが見つからなかったと言いました。
もしかして愛しの教え子晴樹では?と黒坂が水を向けると怒り出す晴樹です。
黒坂、勘がいいけど、みんな承知の上って気がしないでもない(笑
ある日、教会に行ったまりあはそこでマグダラのマリアの話を聞きます。
娼婦なのに聖人になれたというマリア。
イエス・キリストの復活に立ち会いその教えを世にひろめた聖なる女性だと神父さんが
説明してくれました。
それまで神など嫌いだと反抗的でしたが、ここからマリアに傾倒していった節が見られました。
そして10年ほど前に再会した時には大人のまりあになっていて昔願っていた通りの女性になれたと
喜んでくれた神父でした。
しかしまりあはただ泣くばかりでいいえと答えるのみです。
どこで道を間違ってしまったのでしょうと言ったのでした。
そんなまりあはこの教会で洗礼を受け、二度とこの町には帰らないと去っていたそうです。
街で聞いた話よりはまだ神父さんの方が愛がある話し方で晴樹には救いがありました。
その後、面会に行った晴樹と黒坂ですがまりあの不機嫌さは高まるばかり。
あんなところにルーツなどないと言います。
母は娼婦で、戸の向こうでは座って聞いているまりあの顔がありました。
お金を払わずに逃げた男を追いかけて財布から取り上げたまりあ。
しかし母は、下品なことはするなと言うのでした。
自分を落としたらどんな綺麗な顔してもダメだと言います。
基子はきっと愛されるから自分で自分を落としたらいけんと教えてくれたのでした。
しかし働きすぎて母は亡くなり、町に来るはずのレジャー施設は頓挫し、
ただまりあは変わりたかったと言うのでした。あの町を出て。
晴樹は浮かない顔ですがとうとう婚約も延期を宣言。
看護師の泉美@蓮佛も、ものわかりのいい顔ですがさみしさを禁じえずつい反感を述べています。
晴樹の中にどんどん入り込んできたまりあの生い立ちの悲惨さとそれに対するように
ミステリアスな聖らかさがミックスしながら脳裏を100%(笑
そして晴樹の兄はひげを落としました。
すっきりした顔立ちはイケメンではないすか。
これでひきこもりは脱しそうです。
お母さん(筒井さん)、大喜びですね!!
しかし、何を企んでるんでしょうね・・
もちろんあの当時のまりあとかかわっていたと想像しています。
公判前の整理で検察側と顔合わせをしました。
一回目の殺人容疑は阿川事件。
眠れない阿川にまりあが睡眠薬を渡したのですがガス自殺か事故で死亡。
この件は、自殺ほう助の可能性はありますが時効でもあり免訴を訴えました。
2つ目の殺人は坂東事件。
崖の上でのバランスを崩した体制で落ちていく相手が捕まった足をまりあも必死にもがいたことが原因。
緊急避難的正当防衛?
一件目のガス自殺ほう助以外の2件は無罪の主張をした前原@岸部所長。
「被告人は悪女ではありません。公判で明らかにして見せます」と高らかに宣言したのでした。
前原所長が千倉氏の病院を訪れるとちょうど意識を取り戻したところでした。
まりあさんと叫び続ける千倉氏。
彼女を助けてください、彼女は何も悪くない。
妻と別れるから結婚してくれと言ったんだ。二人で暮らそうって。
彼女は笑ってありがとうといってくれた。嬉しいと。
彼女はだれよりも美しい、そう聖女だ。
聖女そのものなんだ。
あまりにもグッドなタイミングで居合わせた前原所長は
証人申請をすると張り切っています。これは勝てるかもしれないとほくほく。
しかし晴樹は再び憂いな顔。
そしてまりあのところに面会にいきます、弁護士でなくただ晴樹として。
一つだけ謝りたかったことがあり、それは前にあなたはすべたがウソだったとひどいことを
言ってしまったこと。
良く考えたらこうして今の僕があるのはまりあがいてくれたおかげだと気付いた。
あの頃勉強を教えてくれたおかげだと。
まりあが消えて何も信じられなくなったけれど勉強だけは自分を裏切らなかった。
勉強することで救われていき、真実を追求する仕事を選び弁護士になったと言いました。
まりあは母がいつも「聖女のような女になりなさい」と言っていたことを話しました。
男に利用されたらいけない。
誰もが拝みたくなるような聖女になりなさいと。
あの頃、晴樹といたときだけそんな女になれた気がしていた。
本当は全然違うのにね・・・。
「あなたは僕の・・僕の・・」
「私あなたを愛してた・・あなただけを愛してた」
見つめあうふたりは拘置所のガラス越しに手を合わせるのでした。
そして第一回公判が始まりました。
*****
あの母親と基子@まりあが全然似てないのですが基子という名だけは納得できるって感じ(^^;
でも、ああいう仕事しかできない環境だったのに
子供には気高くいなさいと教えてくれた母親も夢見体質だったし、いいお母さんでした。
男嫌いだったけれどマグダラのマリアを知ってから、
どんどん聖女風(?)雰囲気を身に着けていった基子@まりあ。
街の人たちの冷たい視線のなかで神父さんがいい人だったのも救いがありました。
そういう意味で白い服を着続けるのも印象操作なのか聖女をイメージする戦略なんでしょうか。
魔性といいますけれど、計算高くしているのかすらわからないのよね。
大したものですわ~~!!
で、晴樹は見事まりあの手の中にからめ捕られたようだし、
「愛してた」と言ったのも、作戦なのか
本心の真実なのかも翻弄されまくってます。
そういう意味ではあの目覚めた千倉さんも相当な魔術にはまったようでした。
まりあさんは聖女だとさかんに聞かされた奥さんも気の毒っちゃ気の毒。
一見、裁判は有利な方向に進みそうな気配ですが
そうは問屋がおろさんとばかり検察がにたりとしてるのも怖いですね。
なんとなく晴樹の側について無罪であってもいいような気になってくるのは
やはり魔性にやられたのかしらアタクシも・・?
次回もむっちゃ楽しみです~~!
| Home |