04/18/2015 アルジャーノンに花束を 第2話
人は優劣つけたがるし生まれながらに平等ではありません。だからこそ咲人の涙が光るのね~。
咲人が「対等じゃありません、友達じゃありません」というのが切ないのでした。
そしてこれを言った張本人の柳川がさらに心で泣いてるのがまた涙なのです。
「アルジャーノンに花束を 第2話」
2話目にしてずっこんとはまりつつある自分を持て余しながらもほめてます。
この手のドラマはあまり好みじゃないというか早い話が嫌いなのです。
夏の24Hテレビみたいな趣旨が見え隠れするあたりがもう嫌でたまらないわけです。
だけど、Pさんの中にいる咲人が天使すぎてあたしの目の曇りさえ
その美しい魂で洗ってくれている気がするのですよ。
Pさん、さすがだわ。心酔。たまりませぬ。
ところで、演技者としての評価が分かれているPさんですが
私は贔屓目という立ち位置ではあるけれど絶賛しています。
脳に障害を持ってしまったがためにこの世ではしっかり線引きされた咲人ですが
こういったタイプを個性なんて言ったって偽善でしかないわけです。
過去に何人もの俳優さんがこの障害を上手に演じ切りそれはご立派でした。
しかしその強いリアリティが視聴者に憐憫や侮りや差別感情をひきだしたのは決定的ではなかったですか。
演じるというその一点においては評価があったし同情も得たそれぞれですが
Pさんがもしも同じように現実すぎる大仰な演技をしていたら
あたしはその辛さにきっと目をそむけたでしょう。
演じることに正解はないけれど、解釈としてはこのドラマを最も辛い気持ちで見ている
障害を負って生まれてしまった彼らの家族の心@少数派に気持ちを寄せて
表現することでいいのだと思います。
そしてPさんが下衆い感情を引き出さないように相当な思慮を積んだことに改めて感じ入りました。
それは「天使のような」「無垢の」と言われる方向に消化したことですよね。
クレバーと言うよりはむしろスマートと拍手してしまいます。
ある意味、美の山下だからあの愛くるしさが表現できたってことですけどね(^^;
さて、今週は「対等な友情」というテーマでしたが
うっかり咲人からお金を巻き上げそうになった柳川@窪田は
対等じゃないし友達なんかじゃないといってお金を返すのでした。
本心ではないにしろ、バカに同情されて自分も落ちたもんだと言ったり
きついセリフが出ていました・・
これが咲人にも理解できていないまでもその輪郭が伝わっていて・・ショックを隠せません・・・
それでもけがの柳川を背負って病院に行く咲人の人の良さについ涙。
その後に病院で竹部から優しい友達という声掛けをもらい爆発するわけです。
バカな自分は対等じゃないから友達になれないと大号泣。
しかしこのシーンには圧倒されました。
つい視聴者も対等とは何かと自分の胸に手を当てあれこれ問いかけてみたりですかね。
仲良しの間柄でもちょっとしたことで優劣を感じていたりしたらスタッフ側の思うつぼですね。
こんなところで本ストーリーは
ALGの試薬を飲む治験者になるところまで行きました。
もじゃもじゃヘアの蜂須賀教授の息子が事故で亡くなったことが原因して
高い知性の穏やかなる世を目指すための試薬でしたけれど
知的障害に効果を試すというのが何とも危険な香りが立ち込めます。
でも、お利口になるための魔法をかけてくれると聞いてしまったら
それはもう咲人には魅惑以外の何物でもないわけです。
ピュアな抱きしめたいPさんは来週の前半あたりで見納めかもしれませんね・・。
***
咲人の右脳はサヴァン症候群のような瞬間画像でとらえてましたね。
右脳が開いている間はこの方法がすごく有効だというのは様々な文献があるようです。
ともあれ、試験勉強で時間がなかったら
教科書を脳にパッと瞬間的に焼き付けるのが効果的ですからお試しくだされ。
しかし、今でも咲人の母親の冷たさが理解できにくいですわ。
どちらかというと健常で生まれた下の子は放っておかれがちで
障害のある兄の方に母親って手間暇をかけて育てません?
しかも、妹の見下し差別発言イジワルさ加減を注意する父親を母親がかばうと言うのも変。
こういう家族って普通は逆に結束が強くなり、家族意識が高まると思うのですがねえ。
めったに見ない家族でした。
こんなママですが・・・
咲人が求めてやまない母親の愛を「お利口になったとき」取り戻すことができるでしょうか。
今週好きなシーンは檜山とのドライブ。
ナビになっている咲人ですがその画像能力を認め驚き温かく目をかけてあげてたわね。
兄弟みたいでしたわ。
さらに柳川と三人でいるとまさに「対等」なんですけどね・・
そうそう柳川の母親がNの母親と同じ買い物依存症だったのが受けましたわ。
同じ時間帯で同じ出演者がいることで同じキャラがでてくる点に遊び心を感じました。
そしてこれを言った張本人の柳川がさらに心で泣いてるのがまた涙なのです。
「アルジャーノンに花束を 第2話」
2話目にしてずっこんとはまりつつある自分を持て余しながらもほめてます。
この手のドラマはあまり好みじゃないというか早い話が嫌いなのです。
夏の24Hテレビみたいな趣旨が見え隠れするあたりがもう嫌でたまらないわけです。
だけど、Pさんの中にいる咲人が天使すぎてあたしの目の曇りさえ
その美しい魂で洗ってくれている気がするのですよ。
Pさん、さすがだわ。心酔。たまりませぬ。
ところで、演技者としての評価が分かれているPさんですが
私は贔屓目という立ち位置ではあるけれど絶賛しています。
脳に障害を持ってしまったがためにこの世ではしっかり線引きされた咲人ですが
こういったタイプを個性なんて言ったって偽善でしかないわけです。
過去に何人もの俳優さんがこの障害を上手に演じ切りそれはご立派でした。
しかしその強いリアリティが視聴者に憐憫や侮りや差別感情をひきだしたのは決定的ではなかったですか。
演じるというその一点においては評価があったし同情も得たそれぞれですが
Pさんがもしも同じように現実すぎる大仰な演技をしていたら
あたしはその辛さにきっと目をそむけたでしょう。
演じることに正解はないけれど、解釈としてはこのドラマを最も辛い気持ちで見ている
障害を負って生まれてしまった彼らの家族の心@少数派に気持ちを寄せて
表現することでいいのだと思います。
そしてPさんが下衆い感情を引き出さないように相当な思慮を積んだことに改めて感じ入りました。
それは「天使のような」「無垢の」と言われる方向に消化したことですよね。
クレバーと言うよりはむしろスマートと拍手してしまいます。
ある意味、美の山下だからあの愛くるしさが表現できたってことですけどね(^^;
さて、今週は「対等な友情」というテーマでしたが
うっかり咲人からお金を巻き上げそうになった柳川@窪田は
対等じゃないし友達なんかじゃないといってお金を返すのでした。
本心ではないにしろ、バカに同情されて自分も落ちたもんだと言ったり
きついセリフが出ていました・・
これが咲人にも理解できていないまでもその輪郭が伝わっていて・・ショックを隠せません・・・
それでもけがの柳川を背負って病院に行く咲人の人の良さについ涙。
その後に病院で竹部から優しい友達という声掛けをもらい爆発するわけです。
バカな自分は対等じゃないから友達になれないと大号泣。
しかしこのシーンには圧倒されました。
つい視聴者も対等とは何かと自分の胸に手を当てあれこれ問いかけてみたりですかね。
仲良しの間柄でもちょっとしたことで優劣を感じていたりしたらスタッフ側の思うつぼですね。
こんなところで本ストーリーは
ALGの試薬を飲む治験者になるところまで行きました。
もじゃもじゃヘアの蜂須賀教授の息子が事故で亡くなったことが原因して
高い知性の穏やかなる世を目指すための試薬でしたけれど
知的障害に効果を試すというのが何とも危険な香りが立ち込めます。
でも、お利口になるための魔法をかけてくれると聞いてしまったら
それはもう咲人には魅惑以外の何物でもないわけです。
ピュアな抱きしめたいPさんは来週の前半あたりで見納めかもしれませんね・・。
***
咲人の右脳はサヴァン症候群のような瞬間画像でとらえてましたね。
右脳が開いている間はこの方法がすごく有効だというのは様々な文献があるようです。
ともあれ、試験勉強で時間がなかったら
教科書を脳にパッと瞬間的に焼き付けるのが効果的ですからお試しくだされ。
しかし、今でも咲人の母親の冷たさが理解できにくいですわ。
どちらかというと健常で生まれた下の子は放っておかれがちで
障害のある兄の方に母親って手間暇をかけて育てません?
しかも、妹の見下し差別発言イジワルさ加減を注意する父親を母親がかばうと言うのも変。
こういう家族って普通は逆に結束が強くなり、家族意識が高まると思うのですがねえ。
めったに見ない家族でした。
こんなママですが・・・
咲人が求めてやまない母親の愛を「お利口になったとき」取り戻すことができるでしょうか。
今週好きなシーンは檜山とのドライブ。
ナビになっている咲人ですがその画像能力を認め驚き温かく目をかけてあげてたわね。
兄弟みたいでしたわ。
さらに柳川と三人でいるとまさに「対等」なんですけどね・・
そうそう柳川の母親がNの母親と同じ買い物依存症だったのが受けましたわ。
同じ時間帯で同じ出演者がいることで同じキャラがでてくる点に遊び心を感じました。
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