03/20/2016 怪盗山猫 第10話(最終回)
イケメン談義といいこれまでの亀ちゃんと違う顔が見れたのは楽しかった!山猫はどこいったのか・・・
すずちゃんの謎の微笑で終えたラストシーンが先日の「ナオミとカナコ」を連想させました。
こういう終わり方が流行ってるのかしら。
おそらくダメだろうと予感させたアチラと違い、
コチラは続編になる場合への意味を残してるのだと思っておきますわ~♪
「怪盗山猫 第10話(最終回)」
冒頭のラジオ収録コントの楽しさといったら~。
毎回序盤はこんな愛すべき軽妙な滑り出しだったのよね。
次第に色が変わっていき、硬派な内容になるんですけど。
この硬軟入り混じったサービスがこのドラマの楽しみの一つだったのよ!
このなかで、ユウキテンメイのエキセントリックな仮面が取りざたされましたが
これは「生命維持装置」なんだそうです。
高齢だからと言ってますけど。確か死んだはずなのにその辺りは触れないのね。
赤松杏里は台湾籍・セシリアウォンでしたけど、姉はスパイ養成所にいて日本人だったと言う謎は、
腹違いの姉妹というご解説でした。
ついでに先週ラストにでてきた結菜奈までもがご出演。
いよいよ最終回でカーテンコールということのようです。
ユウキテンメイの屋敷に侵入する準備ができた模様。
関本@佐々木と山猫@亀梨は行動開始となりました。
手始めに屋敷の前で見張ってる警察一同の観察のため、おじいさん二人を仮面つけさせおとりにしていました。
関本は自分がユウキを殺るから山猫は地下に通じる和室に行けと命じるのでした。
財産盗むだけじゃ足りないということです。
カメレオン勝村@成宮に撃たれたあの部屋なので嫌な予感です。
そしたらやっぱり勝村が待ち伏せしていました。
勝村がカメレオンであることを山猫は知っていたわけで防弾チョッキを着ていたのは
「撃つかもしれない」と思ったから。
その発端は「怪盗山猫の真実」という連載に書かれた「武士道」の一説を載せたから。
アレは昔の政府が発行した機関誌で一般に出回っていないから、それを知ってるのはそちら側ということになる。
勝村は(山猫が)カメレオンにユウキテンメイを見ていたから野放しにしていたのではないかという。
自分の人生観をぶつけ、(勝村が)改心することで結城テンメイに人の強さを訴えようとした。
二人はタバコを吸いながら仲直りかと思いきやいきなり乱闘を始めるのでした。
カメレオンは銃を向けますが「オレを誰だと思ってるんだ。負け戦はしない」と山猫はいい、
当たり前だのクラッカーと耳栓。
真央@広瀬に指示を出した途端に大音量が流れました。もらしてねえよ~とかなんとか・・(?)
そして銃を勝村の脇腹に一発!!以前の報復のようです。
真央と里佳子@大塚は生きていました。
火事の時に助けてくれたのは杏里。
さくらのベッドから杏里に指示をだしたのが山猫。
山猫は勝村の動きが全部読めていたようです。
そして電波マジックで勝村の部屋のテレビにニュースを流したということでした。
山猫と勝村の違いは・・・
俺(山猫)の方がイケメンだということらしい・・・あはは・・
勝村は「仲間がいるか、いないか」だとわかっていたようですけど。
そして山猫のコアとしては「俺は命は奪わない」というのでした。
大人になったあなたともっと早く会いたかった・・・
だっせえなあ・・・ふふふとお互いに笑いあいます。
さくらたちがやってきて勝村は救助されました。
いよいよ地下に潜る山猫。
だが部屋に閉じ込められ空調が閉じられて酸欠気味になってきました。
真央がジャックされていて妨害されているという。
おそらくAI搭載されているとか。
整備室にいけば何とかなるということで里佳子と真央は二人で
見張りの男たちを倒しながら入り込みました。
そして酸素を無事山猫に届け、また地下室へのドアも解除。
いよいよ宝を奪うとファンタスティックな顔。
ところが行けども何もない・・・
ようやく現れたのがユウキテンメイの仮面をかぶった男。
なぜか刀剣を持っていて二人は果し合いますがお面が割れて関本が顔を出しました。
真央にコードを打たせると整備室横のの扉が開き、そこにはユウキテンメイの頭蓋骨がありました。
10年前にユウキテンメイは死に、その頭脳をコンピューターに移植した。
いわゆる人工知能として。
肉体はほろんだがユウキの精神はネットの中で生きていると言うことのようです。意味わからねえええええ
関本はバツイチ子持ちでもないし脅されていたわけでもなく、自分からユウキに下ったという。
ユウキの考えに共鳴し肉体の滅びたユウキの片腕になろうとした。
ふざけんな!
山猫は、
この世を変えるために一緒に戦ってきたのではなかったか、信じてたのに・・と
関本を切りつけるのでした。
ならばどのように変えたいのか?
保身のためにしか動かない政治家を一掃するか?
国民を教育し直すか?
武士道精神をを学び直して日本人の気質を取り戻すのか?
そんなことは出来ないと言うのでした。
現実に国の未来より明日の自分で精いっぱいな国民。
皆、さほど国を憂いてなどいないという関本。
「ちがう!!」と叫ぶ山猫。
俺たちはこのままじゃいけないことを知っている。
変わらなきゃいけないことをわかっている。
「この国は裕福になりすぎた」諭すような関本。
一度贅沢を味わうと自分の生き方を変えようとは思わない。
ならばどうしたらいいのか?それは「維持」すること。
たとえ世界に日本の国益を渡したとしても
国民が今日と変わらない明日を迎えられるように維持することこそがユウキの思想だ。
大きな改革など必要ない。
山猫は確かに政治家たちなどの悪を露見させ不正を暴いたが
それはユウキの思惑のなかで操られたにすぎないと言う関本でした。
これまでに獲得した金は結局ユウキの政治資金になってた。
市井の人たちの笑顔を取り戻すと言うコアだって現実には役に立っていない。
皆それなりに楽しく暮らしてる現状があると言う。
山猫自身が生き方を決められ、笑顔のない子供時代を生きてきたわけで、
笑えない自分の欲求を満たしたかったのだというのでした。
本当の山猫の目的はユウキへの復讐だったと断定した関本。
違う・・違うとつぶやき、叫ぶ山猫ですが刀を振り回すが倒されるばかり。
関本は山猫に引導を渡すためにこんな武士のような恰好をしたのだという。
ユウキに売られ、ユウキに裏切られたことでユウキを憎み、
ユウキの作ったこの国を変えようとした。
だが反旗を翻すどころか逆に利用されてきた。
今まで実行してきたことは全部無駄だったのだと。
(山猫は)盗みはするが奪わないというポリシーがあるが、
俺を奪って見ろと挑発する関本。
ついに、山猫は反撃。
山猫の刀は関本を突き刺し貫きました。
その刀を抜いた関本はお前のコアは何かと聞き、
お前はどこに行く・・?と、ほほ笑みながら倒れました。
全部無駄だったと刀を自分の首に押し当てて自殺しようとする今、真央が叫びました。
あんたがいたから「笑えた」
あんたがちゃんと向き合って本気でぶつかってくれたから「笑えた」
生きてる価値がないなんて言わせない。
お願い届いてよ、私の声・・
以前、「一人じゃない」と言ってくれて変われたから・・
ありがとう!
ありがとう!
涙ながらの訴えが響き山猫は思いとどまった様子。「武士道」をじっと見ていました。
そこに犬井たちがドアを打ち破り現れました。
手錠をかけられた里佳子。
そして真央は地下の扉を開錠しました。
だが地下に降りても誰もいません。
血だらけの床の痕跡は二人の対決を物語ってますが。
私たちは何を追っていたのでしょう・・
さくらのつぶやきが空しく響くのでした。
一年後。
さくらは田舎の所轄に飛ばされ、犬井は本庁に出世?
正しい刑事になれよとはなむけをくれたのですが・・腑に落ちない。
山猫も関本も勝村さえも行方がわからないまま。
ユウキテンメイも屋敷は別人のものだったし、架空の人物だという筋書きに落ち着いた様子。
中央少年鑑別所から出てきたのは真央。
里佳子のメールに誘導され、ストレイキャットにやってきました。
がらんとしたなかでカウンターに座るともうすぐ着くからというメール。
そこに音程のずれた「上を向いて~」が聞こえてきます。
そっとドアを開けた真央が微笑みました。
***
序盤は盗みはするけれど悪い奴からうばい、
苦しむ人に還元させるという意味合いがあったわけで
義賊のような山猫のカッコよさがイメージされて良いスタートでしたよね~。
どんな危機に陥っても、その前から予見され準備していた用意周到さもあり、
必ず復活していたのがマンガ的ながら、また安心感でもありました。
そういうスーパーマンみたいな間違いのなさがドラマの山猫イメージのコアだったかもしれないですね。
とにかくきっと大丈夫と思えるあたりが心強さを醸し出していましたわ。
そしてしだいにドラマは
政治家断罪や世の中の悪を告発する壮大な方向に。
さらに、スパイ養成など複雑な仕組みもだしてきました。
ややこしい思想があるのでちょっと好き嫌いを呼びそうですが
ドラマとしての厚みを持たせると言う意味では成功していたと思います。
ただしストーリーとしては私的には難しくてついていくのは大変でした。
関本の言う通り、あまり未来の日本を憂えるという心境ではなく
それこそ明日を生きるのが精いっぱいな一人なわけですしね。
それにしても最終回、みなさん登場して仲直り(?)で締めくくりました。
勝村ももっと早く会いたかったと告白。
関本は「お前はどこに行く?」とまた一緒に遊ぼうみたいな顔。
しかもみなさん瀕死のけがを負いながら消えていて・・・。
山猫がみんなをどこかに連れ去ったと考えるのが妥当なんでしょうね。
最後のコアは真央からの叫びでした。
山猫の「笑顔を取り戻す」というコアが真央にはちゃんと届いていたから
ありがとうと言うメッセージ。
ユウキが自分の手のひらの上で山猫が動いていたとたとえ揶揄したとしても
ちゃんとそばで笑顔を取り戻し生きてるという真央の存在は
勇気を取り戻せるものがありました。
亀ちゃんの楽しい軟派な面が見られたのは新鮮でしたし、
オンチだったりズボンが濡れていたりかなり変な部分も今までとは違うので
驚きもありました。
でも全然イメージが悪くならなくてむしろ、楽しい才能開花と思えたのは収穫でした。
おバカ風味もファンスティックもかわいかったね。
最も気に入ったのは
関本から今までのは無駄だったと断定されたときの
絶望に打ちひしがれたあの憂いに満ちた雰囲気。
亀ちゃん、大人の憂い顔が似合いましたね!
前回の外国映画みたいなかっこいい深い顔も素晴らしかったし
変貌していく亀ちゃんにも酔わせるものがありました。
武士道から始まる難しいお話でしたけど、一本筋の通ったいいドラマでした!
キャストが皆さん消えたし、続編ありそうですね。
映画だとその場の2Hで話を理解できるかわからないのでスペシャルドラマ辺りを期待してます。
こういう終わり方が流行ってるのかしら。
おそらくダメだろうと予感させたアチラと違い、
コチラは続編になる場合への意味を残してるのだと思っておきますわ~♪
「怪盗山猫 第10話(最終回)」
冒頭のラジオ収録コントの楽しさといったら~。
毎回序盤はこんな愛すべき軽妙な滑り出しだったのよね。
次第に色が変わっていき、硬派な内容になるんですけど。
この硬軟入り混じったサービスがこのドラマの楽しみの一つだったのよ!
このなかで、ユウキテンメイのエキセントリックな仮面が取りざたされましたが
これは「生命維持装置」なんだそうです。
高齢だからと言ってますけど。確か死んだはずなのにその辺りは触れないのね。
赤松杏里は台湾籍・セシリアウォンでしたけど、姉はスパイ養成所にいて日本人だったと言う謎は、
腹違いの姉妹というご解説でした。
ついでに先週ラストにでてきた結菜奈までもがご出演。
いよいよ最終回でカーテンコールということのようです。
ユウキテンメイの屋敷に侵入する準備ができた模様。
関本@佐々木と山猫@亀梨は行動開始となりました。
手始めに屋敷の前で見張ってる警察一同の観察のため、おじいさん二人を仮面つけさせおとりにしていました。
関本は自分がユウキを殺るから山猫は地下に通じる和室に行けと命じるのでした。
財産盗むだけじゃ足りないということです。
カメレオン勝村@成宮に撃たれたあの部屋なので嫌な予感です。
そしたらやっぱり勝村が待ち伏せしていました。
勝村がカメレオンであることを山猫は知っていたわけで防弾チョッキを着ていたのは
「撃つかもしれない」と思ったから。
その発端は「怪盗山猫の真実」という連載に書かれた「武士道」の一説を載せたから。
アレは昔の政府が発行した機関誌で一般に出回っていないから、それを知ってるのはそちら側ということになる。
勝村は(山猫が)カメレオンにユウキテンメイを見ていたから野放しにしていたのではないかという。
自分の人生観をぶつけ、(勝村が)改心することで結城テンメイに人の強さを訴えようとした。
二人はタバコを吸いながら仲直りかと思いきやいきなり乱闘を始めるのでした。
カメレオンは銃を向けますが「オレを誰だと思ってるんだ。負け戦はしない」と山猫はいい、
当たり前だのクラッカーと耳栓。
真央@広瀬に指示を出した途端に大音量が流れました。もらしてねえよ~とかなんとか・・(?)
そして銃を勝村の脇腹に一発!!以前の報復のようです。
真央と里佳子@大塚は生きていました。
火事の時に助けてくれたのは杏里。
さくらのベッドから杏里に指示をだしたのが山猫。
山猫は勝村の動きが全部読めていたようです。
そして電波マジックで勝村の部屋のテレビにニュースを流したということでした。
山猫と勝村の違いは・・・
俺(山猫)の方がイケメンだということらしい・・・あはは・・
勝村は「仲間がいるか、いないか」だとわかっていたようですけど。
そして山猫のコアとしては「俺は命は奪わない」というのでした。
大人になったあなたともっと早く会いたかった・・・
だっせえなあ・・・ふふふとお互いに笑いあいます。
さくらたちがやってきて勝村は救助されました。
いよいよ地下に潜る山猫。
だが部屋に閉じ込められ空調が閉じられて酸欠気味になってきました。
真央がジャックされていて妨害されているという。
おそらくAI搭載されているとか。
整備室にいけば何とかなるということで里佳子と真央は二人で
見張りの男たちを倒しながら入り込みました。
そして酸素を無事山猫に届け、また地下室へのドアも解除。
いよいよ宝を奪うとファンタスティックな顔。
ところが行けども何もない・・・
ようやく現れたのがユウキテンメイの仮面をかぶった男。
なぜか刀剣を持っていて二人は果し合いますがお面が割れて関本が顔を出しました。
真央にコードを打たせると整備室横のの扉が開き、そこにはユウキテンメイの頭蓋骨がありました。
10年前にユウキテンメイは死に、その頭脳をコンピューターに移植した。
いわゆる人工知能として。
肉体はほろんだがユウキの精神はネットの中で生きていると言うことのようです。意味わからねえええええ
関本はバツイチ子持ちでもないし脅されていたわけでもなく、自分からユウキに下ったという。
ユウキの考えに共鳴し肉体の滅びたユウキの片腕になろうとした。
ふざけんな!
山猫は、
この世を変えるために一緒に戦ってきたのではなかったか、信じてたのに・・と
関本を切りつけるのでした。
ならばどのように変えたいのか?
保身のためにしか動かない政治家を一掃するか?
国民を教育し直すか?
武士道精神をを学び直して日本人の気質を取り戻すのか?
そんなことは出来ないと言うのでした。
現実に国の未来より明日の自分で精いっぱいな国民。
皆、さほど国を憂いてなどいないという関本。
「ちがう!!」と叫ぶ山猫。
俺たちはこのままじゃいけないことを知っている。
変わらなきゃいけないことをわかっている。
「この国は裕福になりすぎた」諭すような関本。
一度贅沢を味わうと自分の生き方を変えようとは思わない。
ならばどうしたらいいのか?それは「維持」すること。
たとえ世界に日本の国益を渡したとしても
国民が今日と変わらない明日を迎えられるように維持することこそがユウキの思想だ。
大きな改革など必要ない。
山猫は確かに政治家たちなどの悪を露見させ不正を暴いたが
それはユウキの思惑のなかで操られたにすぎないと言う関本でした。
これまでに獲得した金は結局ユウキの政治資金になってた。
市井の人たちの笑顔を取り戻すと言うコアだって現実には役に立っていない。
皆それなりに楽しく暮らしてる現状があると言う。
山猫自身が生き方を決められ、笑顔のない子供時代を生きてきたわけで、
笑えない自分の欲求を満たしたかったのだというのでした。
本当の山猫の目的はユウキへの復讐だったと断定した関本。
違う・・違うとつぶやき、叫ぶ山猫ですが刀を振り回すが倒されるばかり。
関本は山猫に引導を渡すためにこんな武士のような恰好をしたのだという。
ユウキに売られ、ユウキに裏切られたことでユウキを憎み、
ユウキの作ったこの国を変えようとした。
だが反旗を翻すどころか逆に利用されてきた。
今まで実行してきたことは全部無駄だったのだと。
(山猫は)盗みはするが奪わないというポリシーがあるが、
俺を奪って見ろと挑発する関本。
ついに、山猫は反撃。
山猫の刀は関本を突き刺し貫きました。
その刀を抜いた関本はお前のコアは何かと聞き、
お前はどこに行く・・?と、ほほ笑みながら倒れました。
全部無駄だったと刀を自分の首に押し当てて自殺しようとする今、真央が叫びました。
あんたがいたから「笑えた」
あんたがちゃんと向き合って本気でぶつかってくれたから「笑えた」
生きてる価値がないなんて言わせない。
お願い届いてよ、私の声・・
以前、「一人じゃない」と言ってくれて変われたから・・
ありがとう!
ありがとう!
涙ながらの訴えが響き山猫は思いとどまった様子。「武士道」をじっと見ていました。
そこに犬井たちがドアを打ち破り現れました。
手錠をかけられた里佳子。
そして真央は地下の扉を開錠しました。
だが地下に降りても誰もいません。
血だらけの床の痕跡は二人の対決を物語ってますが。
私たちは何を追っていたのでしょう・・
さくらのつぶやきが空しく響くのでした。
一年後。
さくらは田舎の所轄に飛ばされ、犬井は本庁に出世?
正しい刑事になれよとはなむけをくれたのですが・・腑に落ちない。
山猫も関本も勝村さえも行方がわからないまま。
ユウキテンメイも屋敷は別人のものだったし、架空の人物だという筋書きに落ち着いた様子。
中央少年鑑別所から出てきたのは真央。
里佳子のメールに誘導され、ストレイキャットにやってきました。
がらんとしたなかでカウンターに座るともうすぐ着くからというメール。
そこに音程のずれた「上を向いて~」が聞こえてきます。
そっとドアを開けた真央が微笑みました。
***
序盤は盗みはするけれど悪い奴からうばい、
苦しむ人に還元させるという意味合いがあったわけで
義賊のような山猫のカッコよさがイメージされて良いスタートでしたよね~。
どんな危機に陥っても、その前から予見され準備していた用意周到さもあり、
必ず復活していたのがマンガ的ながら、また安心感でもありました。
そういうスーパーマンみたいな間違いのなさがドラマの山猫イメージのコアだったかもしれないですね。
とにかくきっと大丈夫と思えるあたりが心強さを醸し出していましたわ。
そしてしだいにドラマは
政治家断罪や世の中の悪を告発する壮大な方向に。
さらに、スパイ養成など複雑な仕組みもだしてきました。
ややこしい思想があるのでちょっと好き嫌いを呼びそうですが
ドラマとしての厚みを持たせると言う意味では成功していたと思います。
ただしストーリーとしては私的には難しくてついていくのは大変でした。
関本の言う通り、あまり未来の日本を憂えるという心境ではなく
それこそ明日を生きるのが精いっぱいな一人なわけですしね。
それにしても最終回、みなさん登場して仲直り(?)で締めくくりました。
勝村ももっと早く会いたかったと告白。
関本は「お前はどこに行く?」とまた一緒に遊ぼうみたいな顔。
しかもみなさん瀕死のけがを負いながら消えていて・・・。
山猫がみんなをどこかに連れ去ったと考えるのが妥当なんでしょうね。
最後のコアは真央からの叫びでした。
山猫の「笑顔を取り戻す」というコアが真央にはちゃんと届いていたから
ありがとうと言うメッセージ。
ユウキが自分の手のひらの上で山猫が動いていたとたとえ揶揄したとしても
ちゃんとそばで笑顔を取り戻し生きてるという真央の存在は
勇気を取り戻せるものがありました。
亀ちゃんの楽しい軟派な面が見られたのは新鮮でしたし、
オンチだったりズボンが濡れていたりかなり変な部分も今までとは違うので
驚きもありました。
でも全然イメージが悪くならなくてむしろ、楽しい才能開花と思えたのは収穫でした。
おバカ風味もファンスティックもかわいかったね。
最も気に入ったのは
関本から今までのは無駄だったと断定されたときの
絶望に打ちひしがれたあの憂いに満ちた雰囲気。
亀ちゃん、大人の憂い顔が似合いましたね!
前回の外国映画みたいなかっこいい深い顔も素晴らしかったし
変貌していく亀ちゃんにも酔わせるものがありました。
武士道から始まる難しいお話でしたけど、一本筋の通ったいいドラマでした!
キャストが皆さん消えたし、続編ありそうですね。
映画だとその場の2Hで話を理解できるかわからないのでスペシャルドラマ辺りを期待してます。
03/18/2016 ナオミとカナコ 第10話(最終回)
こういう結末は曖昧でやだね。終わってみれば高畑さんの手のひらひらと「アルネ」だけが残ってた(爆
穴だらけの犯罪とその顛末でした。
首を長くして楽しみにしていた割にはこのグレーな感じにはがっくり><
「ナオミとカナコ 第10話(最終回)」
もうすぐにも逃亡と言うこの朝、エントランスに出た二人ですが
パトカーが来てカナコに任意同行を求められるのでした。
すぐに済みますからと言われてともかく車に乗せられてしまいました。
陽子@吉田もやってきますが、警察関係者みたいな顔して目を見交わしお辞儀してるし。やっだね~。
残されたナオミ@広末の不安そうな顔。
陽子は全部話したからあなたたちの罪は暴かれると強い口調です。
刑事さんはカナコに達郎の元カノの話から始めています。
そしてDVという動機が見つかったこと。
重苦しい顔のカナコですがかろうじて否定しています。
防犯カメラから取り出した写真は状況証拠としてはまあまあではあるが
決定的なものではないのでした。
だからあの大きな荷物も古着や本だと言い逃れ。
しかし林の存在があったので替え玉にして失踪にみせかけたのだろうと刑事は核心をついてきました。
そしてNシステムで車から顔写真まで撮られています。
今なら自供すれば小田直美ともども情状酌量の余地があるとじわじわと迫ってきます。
それでも必死に踏みとどまるカナコ。
一方ナオミはすぐに李@高畑のところで真相を告白し助けを求めました。
カナコは旦那の暴力に苦しめられていてああするしかなかったし、
しかも今は妊娠していると打ち明けています。
林@佐藤はカナコとのこれまでの流れを回想していましたが、陽子と探偵がやってきました。
なぜか全部居場所がばれています。
陽子はあの二人の犯罪を告げ、もしもかばうなら林も共犯者だと脅します。
今なら軽くすむように証言してあげると飴と鞭を使い分けるのでした。
カナコの取り調べは途中で終わり。
李の雇った弁護士が一旦、帰宅を許すように仕向けたのでした。
明日必ず再度取り調べに応じるということで。
必ず吹っかけたりぼったくるのが中国流?
李がやってきて50万と言われたのを本来の30万にもどしてくれた。
それにしても高い!一旦帰宅させる弁護士力を発揮するからにはそういうものなの?
李は、二人に肉まんをごちそうしてくれました。
女に暴力振るう男は生きる価値がないから殺してしまいなさいと言ったし正当防衛も正しい。
でも捕まらない方法を考えなさといったはず。
せっかく自由を手に入れたのに捕まったら絶対にだめ。
そして上海行きののチケットを渡しました。
さらに水がとてもきれいなところで子供を産み、育てなさいと付け加えます。
そこには親友がいて力になってくれると言いました。
あなたたち私の妹。家族マモル当たり前のこと。
李に抱きつき泣く二人でした。
李の店に陽子が来ました。
二人に協力すると林の不法滞在も含めて犯罪歴が増えていくと脅します。
昨日の友は今日の敵と陽子に笑いかける李ですが、
警察も動き出してるから煙に巻いても無駄だときつくにらみました。
林は交番の前で出頭するか迷っていました。
陽子が罪が軽くなるように証言するといったことがフラッシュしました。しかし・・・
その後に李のところに行ったようです。
翌朝、ホテルからタクシーに乗るところの二人に陽子が逃げるつもりなの・・かと言ってきました。
二人はなぜ陽子がこのホテルを探し当てたのか驚くばかり。
タクシーに乗ってすぐに李から電話。陽子は追及がスゴイからと気を付けるように言うのでした。
そして探偵も車の履歴から三国峠を割り出しました。
そのまま警察に通報。
パトカーが何台もあの山の平場に到着し、警察犬が嗅ぎまわっています。
二人が成田に着くころには探偵と陽子も到着していてGPSで居場所を探すのでした。
二人のもとには林がやってきて荷物を屋上に運んでくれたところです。
カナコの携帯にGPSが仕込まれていたから目くらましということのようでした。
興信所が他人の携帯に侵入するのね。。
二人は李が林に持たせてくれた羽田発のチケットに切り替えてそちらに向かいました。
そんなところに達郎の遺体発見の報。陽子、唸って叫んでる@@
警察に対して、二人は羽田から高跳びすると告げ、すぐに逮捕状を出してくれと言うのでした。
追いかける探偵と陽子ですが、一足先に羽田に着いたナオミとカナコ。
ナオミの人生を自分のせいで壊してしまったとカナコは泣き顔ですが、
ナオミ自身はもしカナコを助けなかったら自分を許せなかったといい、二人で今後の覚悟を決めるのでした。
二人は搭乗手続き。
パスポートを見せ確認中。
二人とも動きが遅くて相変わらずイラっとしてしまいます。
カナコ無事通過。ナオミは担当者に電話あるしでドキドキが止まりません。
どうにか通過して二人はほっとしました。
探偵と陽子が羽田に到着したころには搭乗手続き終了してしまい、陽子はへたり込みます。
しかしそこに逮捕状が下りたと電話がありお巡りさんたちがドバドバとやってきて、
陽子は逮捕しろと叫び、相変わらず強い。
ゲートを通った二人は安心しまくり微笑んでいますが、
そこにサイレンと陽子の笑みが映し出され…
そして終わりました。
***
ああ・・・これは・・たぶん・・ダメですよね・・・
ゲートを通れば治外法権発動かと思い込みがありますけど、
やはり、遺体発見と逮捕状があれば
運行さえ一旦停止するくらいの力がありそうです(日本の便ならですけど・・)
いや~長い長い二人の逃亡劇でした。
かなり、はらはらイライラさせられながら、なぜか応援していたというところでした。
それはやはり、女に暴力振るう男だからつい毛嫌いしてしまうのと、、
あの姉がまたきつくて強くて反感ばかり募っていたからですね。
DVの夫がいたせいで追い詰められ挙句、殺害という手段でしか解決できないと思い込むわけです。
もしもその前の段階で何とかなっていたらまた違った人生があったかもしれないのにね。
でも実際にシェルターも警察も頼りにならなそうなので、
逃げる前にあきらめきっていたのでした。
誰のせいなのかというと達郎本人もそうですが、
達郎を産み育てたあの強いきつい母親と姉のいる家庭環境が最も元凶という気がしますけど。
かといって暴力を死の解決で終わりにできるわけはなく、その後は結局法が裁きを下すのですね。
どんな判決になるのか、それこそ情状酌量が欲しい気はします。
もしも二人が逮捕されたならば李社長も林さんも逮捕されそうですね。
助けてくれた二人も巻き込むことになるのかと、、、
一連の事に思いを巡らせるとなんだか残念な終わり方でした。
ともあれ、ドラマとしては
李の高畑さんの中国風味がすごく受けていました。
懐の深そうな様子もよかったし、
豪快な手のひらひらジェスチャーも楽しかったし、
アルヨ、あるよ、とつい真似をしていました(笑
なんだかんだと毎週楽しみにしていました。
面白かったです!
首を長くして楽しみにしていた割にはこのグレーな感じにはがっくり><
「ナオミとカナコ 第10話(最終回)」
もうすぐにも逃亡と言うこの朝、エントランスに出た二人ですが
パトカーが来てカナコに任意同行を求められるのでした。
すぐに済みますからと言われてともかく車に乗せられてしまいました。
陽子@吉田もやってきますが、警察関係者みたいな顔して目を見交わしお辞儀してるし。やっだね~。
残されたナオミ@広末の不安そうな顔。
陽子は全部話したからあなたたちの罪は暴かれると強い口調です。
刑事さんはカナコに達郎の元カノの話から始めています。
そしてDVという動機が見つかったこと。
重苦しい顔のカナコですがかろうじて否定しています。
防犯カメラから取り出した写真は状況証拠としてはまあまあではあるが
決定的なものではないのでした。
だからあの大きな荷物も古着や本だと言い逃れ。
しかし林の存在があったので替え玉にして失踪にみせかけたのだろうと刑事は核心をついてきました。
そしてNシステムで車から顔写真まで撮られています。
今なら自供すれば小田直美ともども情状酌量の余地があるとじわじわと迫ってきます。
それでも必死に踏みとどまるカナコ。
一方ナオミはすぐに李@高畑のところで真相を告白し助けを求めました。
カナコは旦那の暴力に苦しめられていてああするしかなかったし、
しかも今は妊娠していると打ち明けています。
林@佐藤はカナコとのこれまでの流れを回想していましたが、陽子と探偵がやってきました。
なぜか全部居場所がばれています。
陽子はあの二人の犯罪を告げ、もしもかばうなら林も共犯者だと脅します。
今なら軽くすむように証言してあげると飴と鞭を使い分けるのでした。
カナコの取り調べは途中で終わり。
李の雇った弁護士が一旦、帰宅を許すように仕向けたのでした。
明日必ず再度取り調べに応じるということで。
必ず吹っかけたりぼったくるのが中国流?
李がやってきて50万と言われたのを本来の30万にもどしてくれた。
それにしても高い!一旦帰宅させる弁護士力を発揮するからにはそういうものなの?
李は、二人に肉まんをごちそうしてくれました。
女に暴力振るう男は生きる価値がないから殺してしまいなさいと言ったし正当防衛も正しい。
でも捕まらない方法を考えなさといったはず。
せっかく自由を手に入れたのに捕まったら絶対にだめ。
そして上海行きののチケットを渡しました。
さらに水がとてもきれいなところで子供を産み、育てなさいと付け加えます。
そこには親友がいて力になってくれると言いました。
あなたたち私の妹。家族マモル当たり前のこと。
李に抱きつき泣く二人でした。
李の店に陽子が来ました。
二人に協力すると林の不法滞在も含めて犯罪歴が増えていくと脅します。
昨日の友は今日の敵と陽子に笑いかける李ですが、
警察も動き出してるから煙に巻いても無駄だときつくにらみました。
林は交番の前で出頭するか迷っていました。
陽子が罪が軽くなるように証言するといったことがフラッシュしました。しかし・・・
その後に李のところに行ったようです。
翌朝、ホテルからタクシーに乗るところの二人に陽子が逃げるつもりなの・・かと言ってきました。
二人はなぜ陽子がこのホテルを探し当てたのか驚くばかり。
タクシーに乗ってすぐに李から電話。陽子は追及がスゴイからと気を付けるように言うのでした。
そして探偵も車の履歴から三国峠を割り出しました。
そのまま警察に通報。
パトカーが何台もあの山の平場に到着し、警察犬が嗅ぎまわっています。
二人が成田に着くころには探偵と陽子も到着していてGPSで居場所を探すのでした。
二人のもとには林がやってきて荷物を屋上に運んでくれたところです。
カナコの携帯にGPSが仕込まれていたから目くらましということのようでした。
興信所が他人の携帯に侵入するのね。。
二人は李が林に持たせてくれた羽田発のチケットに切り替えてそちらに向かいました。
そんなところに達郎の遺体発見の報。陽子、唸って叫んでる@@
警察に対して、二人は羽田から高跳びすると告げ、すぐに逮捕状を出してくれと言うのでした。
追いかける探偵と陽子ですが、一足先に羽田に着いたナオミとカナコ。
ナオミの人生を自分のせいで壊してしまったとカナコは泣き顔ですが、
ナオミ自身はもしカナコを助けなかったら自分を許せなかったといい、二人で今後の覚悟を決めるのでした。
二人は搭乗手続き。
パスポートを見せ確認中。
二人とも動きが遅くて相変わらずイラっとしてしまいます。
カナコ無事通過。ナオミは担当者に電話あるしでドキドキが止まりません。
どうにか通過して二人はほっとしました。
探偵と陽子が羽田に到着したころには搭乗手続き終了してしまい、陽子はへたり込みます。
しかしそこに逮捕状が下りたと電話がありお巡りさんたちがドバドバとやってきて、
陽子は逮捕しろと叫び、相変わらず強い。
ゲートを通った二人は安心しまくり微笑んでいますが、
そこにサイレンと陽子の笑みが映し出され…
そして終わりました。
***
ああ・・・これは・・たぶん・・ダメですよね・・・
ゲートを通れば治外法権発動かと思い込みがありますけど、
やはり、遺体発見と逮捕状があれば
運行さえ一旦停止するくらいの力がありそうです(日本の便ならですけど・・)
いや~長い長い二人の逃亡劇でした。
かなり、はらはらイライラさせられながら、なぜか応援していたというところでした。
それはやはり、女に暴力振るう男だからつい毛嫌いしてしまうのと、、
あの姉がまたきつくて強くて反感ばかり募っていたからですね。
DVの夫がいたせいで追い詰められ挙句、殺害という手段でしか解決できないと思い込むわけです。
もしもその前の段階で何とかなっていたらまた違った人生があったかもしれないのにね。
でも実際にシェルターも警察も頼りにならなそうなので、
逃げる前にあきらめきっていたのでした。
誰のせいなのかというと達郎本人もそうですが、
達郎を産み育てたあの強いきつい母親と姉のいる家庭環境が最も元凶という気がしますけど。
かといって暴力を死の解決で終わりにできるわけはなく、その後は結局法が裁きを下すのですね。
どんな判決になるのか、それこそ情状酌量が欲しい気はします。
もしも二人が逮捕されたならば李社長も林さんも逮捕されそうですね。
助けてくれた二人も巻き込むことになるのかと、、、
一連の事に思いを巡らせるとなんだか残念な終わり方でした。
ともあれ、ドラマとしては
李の高畑さんの中国風味がすごく受けていました。
懐の深そうな様子もよかったし、
豪快な手のひらひらジェスチャーも楽しかったし、
アルヨ、あるよ、とつい真似をしていました(笑
なんだかんだと毎週楽しみにしていました。
面白かったです!
03/12/2016 怪盗山猫 第9話
ものすごいショックなラス前でした。。。もうショックすぎて何も言えないよぉ~(涙
さらに子供時代(スパイ時代)のショックやらも加わり、頭の整理が追いつかない状態。
ただ一つ、山猫が生きていてくれたことにホッ!
「怪盗山猫 第9話」
結城天明が山猫(亀梨和也)に差し向けた殺し屋“カメレオン”は、勝村(成宮寛貴)だった。勝村に撃たれた山猫は一命をとりとめたものの、瀕死の状態に。倒れている山猫を、さくら(菜々緒)が発見。彼女は、山猫を自分の家に連れていく。
そんな中、さくらの元に勝村から「怪盗山猫の真実」というタイトルの原稿が届く。その原稿には、山猫の過去が綴られていた。一方、真央(広瀬すず)と里佳子(大塚寧々)は、山猫と勝村を心配していた。そんな中、里佳子の元に勝村から電話が来る。山猫は生きているので安心するようにと知らせる勝村。しかし、勝村は結城から、山猫とその仲間を皆殺しにするよう命じられていた…。
意外でしょうと勝村の銃弾が容赦なく山猫@亀梨に撃ち放されました。
真央@広瀬は助けに行くというが、里佳子@大塚は山猫は自力で脱出するからと、
二人でまずは車を出しました。
更にバイクで様子を見ていたのは杏里。
ユウキの屋敷にきたさくら@菜々緒でしたが、山猫を発見し自分の部屋に匿うことにしました。
山猫は例の防弾チョッキを着ていたけれど脇腹が相当ダメージの様子。
勝村が撃ったのだと言うことだけはしっかり伝え、意識を失いました。
そのさくらは犬井には山猫のことは内緒にしています。
さらに関本@佐々木も取り調べを受けながら、何も知らないと言っています。
カツ丼要求する辺りはコント。
その勝村はユウキに防弾チョッキを着ていたけど脇腹を撃ったから間もなく死ぬと報告。
更に、山猫の仲間をどうするかと指示を仰ぎ、「始末しろ」と言われていました。
ふっと微笑んだ勝村。ぞっとする顔になっています。成宮君、ダークカイトね。
さくらが帰ってきた部屋には勝村の原稿が置いてありました。
それは「怪盗山猫の真実」
欧米諸国の計画として日本人のイメージを逆手に取ったスパイ養成計画があったというのです。
身寄りのない子供たち20人が集められ密航船に乗せられるところでした。
その中の一人、山猫はユウキを刺そうとしたり担当している関本と顔見知りになっています。
そこで武士道を関本から受け取りました。
この本の意味が分かるころに再会すると約束。
スパイ養成は過酷な訓練であり、兄弟とも離されたため寂しかったりしています。
子供たちは日々減っていき、脱落者は殺されると教えてくれた子がいました。この子が後の勝村。
皆途中で脱落していったのですがついにはチビ勝村も連れていかれて、最後に残ったのは3人でした。
山猫は養成所の終了後5年してから関本と再会しています。
この時の亀ちゃんのムードある顔つきと言ったらすごい見違えて見えます。ほれぼれするわ。
さて、関本から二重スパイの依頼を受けることになるのでした。
関本は何か思想があり、日本が世界中から狙われ奪われるという妄想(?)に取り付かれていて
だから日本を救うために協力してほしいと山猫を取り込んでいました。
その根本はユウキの思想であるわけですが、
海外政府の懐に入り、奴らの情報を得るためにスパイ養成を協力したとのことです。
そして山猫はそのまま海外政府で活動し、その情報をユウキに流すという依頼です。
お前に大和魂があるなら協力してほしいと武士道をちらつかせたのでした。
そして3年前の対面。
旧日本軍の隠し財産をフィリピン政府が情報をつかんだという。
しかしそれは既にユウキが日本に移していた。
その件は知られたくないわけで偽の情報を流せという指令なのでした。
偽の資料と丸福金貨を金庫に入れろということで金貨が紙袋に無造作に入っていました。
関本は気が乗らないならするなといつもと違う様子。何かあるという顔です。
しかし実行に移した山猫は金庫を開けているところで捕まりました。処刑されるという。
山猫はすでに二重スパイの嫌疑がかけられていて、ユウキは山猫を切ったということなのでした。
その処刑されるフィリピンの場所に向かう車から山猫は脱出。
そしてユウキに復讐するために日本に戻ってきたと言う経緯です。
そしてあのダブルフェイスみたいな屋上での二人のタイマンが回想となります。
お前の目的はなんだ?ユウキに復讐することか?
おれはユウキからこの国を盗む・・うんぬんというアレです。
こういった時間を経て、二人は手を組んだのでした。
この原稿を読んださくらは眠っている山猫をみつめていました。
関本に原稿を見せ「S」だろうとぶつけてみますがもちろんしらばっくれています。
そして犬井も山猫をさくらが匿ってるだろうとわかっています。
勝村はさくらの部屋に寝ている山猫の元に来て
「真央と里佳子に伝えたいことあはるのか?」と聞きますが、
意識がない状態のため無反応なのでつまんないと出て行きました。
そして勝村は決行。
ストレイキャットに現れ、自分が山猫を撃ったと言います。。
急にブラック勝村になっていて二人とも驚いていますが銃を向けられ本気だと悟りました。
僕にとっては殺しは日常の一コマ。靴を履くようなもの。
ユウキテンメイの依頼で実行していると言うのでした。
カメレオンという妙なあだ名までつけてもらって。
一方でみんなと過ごした時間は楽しくて刺激的で本物だったと笑います。
だったらどうして?真央が問うと「それが仕事だから」と答えるのみ。
遠くから見るだけじゃなくそばにいることは自分の性格がそうだから。
仲良くなり感情移入したあとに裏切るのが快感だという。
もう一つは、相手が山猫だから。
昔同じスパイ養成所にいたと告白。あのちびっこは勝村でした。
常に成績はトップだったのに脱落してしまった。そして暗殺者になったというわけ。
細田も門松も自分が殺したと告白。二人は勝村を刺すように鋭く見ています。
山猫はおそらく勝村をカメレオンだと気付いていたと里佳子は語りました。
それを承知で改心してくれることを信じていたと今度は真央が言うのです。
勝村さんが誕生会の時に流した涙は何だったの?
真央自身が仲間に出会えて人生を取り戻したと涙で訴えるのでした。
勝村さんは仲間だと思ってなかったの?涙・・涙・・
俺は君が思ってるような人間じゃないんだ。さてお別れの時間。
里佳子がテーブル下の銃に触るとその寸前に勝村が撃って出るという素早さがあり、
これまでの勝村とは全く違うことに嫌でも気づいてしまうのでした。
場面は変わり石油をかけている勝村。
里佳子と真央は縛られています。
あんたのコアはなに?と問われ「殺し」と笑いながら応えました。
そしてさようならと火をつけたライターを落して出て行った!
石油で火の回りが早いわけですが二人は「生きるんだ」と縄を解こうと頑張ります。
しかし火は覆いつくし里佳子は真央が自分のコアだったと抱きしめました。
そのころ、山猫はベッドにいて異変を感じていますが助けたくても動けない状態。
さくらは火事でビルが全焼したと犬井に報告。
うたた寝をしたさくらが目を覚ますと山猫は消えていて、
カップラーメンが置いてありお礼とともに「オレは山猫じゃない」と書いてありました。
勝村が見ているテレビのニュースは飲食店の火事を報道しています。
店からは里佳子と真央の遺体が見つかったと言っていましたが・・なんか微妙な感じ・・。
しかし勝村は満足そうにカップ麺をすすっていました。
♪思い出す~春の日~一人ぽっちの夜・・・(うわ・・あはは
本当に一人になった気分ですが屋上で歌う山猫はギュッと強く遠くを見つめました。
そして関本脱出の手助けです。
蔵さんてば、遅かったじゃニャイかって舌をサイドに。(あははは
警察署のホールでは峡武会の面々が山猫のお面で攪乱中。
山猫には恩があるからということです。
その間に、関本をさっさと屋上から落し、山猫が降りようとしたらさくらが銃をむけています。
しかし空砲。弾はぬいていたようです。さくらにありがとうとお礼はきっちり言いました。
二人でダイビングした車の運転手ですが、なんと大昔に真央をいじめていた子でした。
ここでちゃんと話を合わせたのがスゴイ。
チェックアウトする勝村に杏里が寄ってきて背中に銃を突きつけました。
二人は倉庫に来たようですが、あんたが姉を殺したと勝村に銃を向けます。
それはあのスパイ養成所の女の子のことでした。
養成所を抜け出して妹に会いに行った子・・・
だから勝村がその子を暗殺したってことなのか?
それを聞いても杏里を容赦なく撃った勝村。楽しそうに笑いました。
へたり込んだ杏里は達郎が残してくれたブレスレットのご利益はなかったとつぶやいて絶命(?)
山猫は勝村がカメレオンだったと関本に報告。
これからどうするか?
「リターンマッチだニャ~」と!
*******************
山猫がスパイ養成所に送られ過酷な運命を背負って生きてきたということにまずショック。
それこそぬるま湯で生きてる日本ではあり得ない現実でした。
さらに、ユウキが山猫を切り捨てるという冷酷さもひどい。
ユウキへの復讐と、武士道精神に支えられてこれまで生きてきた山猫。
しかしそのユウキは死んだと関本は言っていたのに、
勝村も関本もCGのユウキから指令を受け取ってるあたりが胡散臭い。
誰がラスボス?
そして勝村の冷酷な豹変がすごくて驚きました。
相棒のダークカイトも真っ青ですわ。
のほほんとした風貌の成宮君ですが意外と似合うことにまた驚き。
なかなか良かったです。
ただ詰めもちょっと甘い気がしています。
山猫を撃ったのも防弾チョッキの上からでしたし、確実にしとめるなら頭を狙うのでは?
なのでまだ勝村を信じていたい気がするのです・・。
というわけで里佳子と真央も助かってるのでは?と望みをかけています。
表に見せてないシーンがきっとあると信じたい・・・。
勝村のお誕生会の「きれいな涙」にかけて。
それにしても、亀ちゃんのジョーカーゲームを思わせる顔があり
もうなんかすごくカッコいいですね。
過去のシーンなんかはムードにあふれていて外国映画を見てるようでした。うっとりよ。
いよいよ次回が最終回。
壮大なリターンマッチを期待しています。
ただ一つ、山猫が生きていてくれたことにホッ!
「怪盗山猫 第9話」
結城天明が山猫(亀梨和也)に差し向けた殺し屋“カメレオン”は、勝村(成宮寛貴)だった。勝村に撃たれた山猫は一命をとりとめたものの、瀕死の状態に。倒れている山猫を、さくら(菜々緒)が発見。彼女は、山猫を自分の家に連れていく。
そんな中、さくらの元に勝村から「怪盗山猫の真実」というタイトルの原稿が届く。その原稿には、山猫の過去が綴られていた。一方、真央(広瀬すず)と里佳子(大塚寧々)は、山猫と勝村を心配していた。そんな中、里佳子の元に勝村から電話が来る。山猫は生きているので安心するようにと知らせる勝村。しかし、勝村は結城から、山猫とその仲間を皆殺しにするよう命じられていた…。
意外でしょうと勝村の銃弾が容赦なく山猫@亀梨に撃ち放されました。
真央@広瀬は助けに行くというが、里佳子@大塚は山猫は自力で脱出するからと、
二人でまずは車を出しました。
更にバイクで様子を見ていたのは杏里。
ユウキの屋敷にきたさくら@菜々緒でしたが、山猫を発見し自分の部屋に匿うことにしました。
山猫は例の防弾チョッキを着ていたけれど脇腹が相当ダメージの様子。
勝村が撃ったのだと言うことだけはしっかり伝え、意識を失いました。
そのさくらは犬井には山猫のことは内緒にしています。
さらに関本@佐々木も取り調べを受けながら、何も知らないと言っています。
カツ丼要求する辺りはコント。
その勝村はユウキに防弾チョッキを着ていたけど脇腹を撃ったから間もなく死ぬと報告。
更に、山猫の仲間をどうするかと指示を仰ぎ、「始末しろ」と言われていました。
ふっと微笑んだ勝村。ぞっとする顔になっています。成宮君、ダークカイトね。
さくらが帰ってきた部屋には勝村の原稿が置いてありました。
それは「怪盗山猫の真実」
欧米諸国の計画として日本人のイメージを逆手に取ったスパイ養成計画があったというのです。
身寄りのない子供たち20人が集められ密航船に乗せられるところでした。
その中の一人、山猫はユウキを刺そうとしたり担当している関本と顔見知りになっています。
そこで武士道を関本から受け取りました。
この本の意味が分かるころに再会すると約束。
スパイ養成は過酷な訓練であり、兄弟とも離されたため寂しかったりしています。
子供たちは日々減っていき、脱落者は殺されると教えてくれた子がいました。この子が後の勝村。
皆途中で脱落していったのですがついにはチビ勝村も連れていかれて、最後に残ったのは3人でした。
山猫は養成所の終了後5年してから関本と再会しています。
この時の亀ちゃんのムードある顔つきと言ったらすごい見違えて見えます。ほれぼれするわ。
さて、関本から二重スパイの依頼を受けることになるのでした。
関本は何か思想があり、日本が世界中から狙われ奪われるという妄想(?)に取り付かれていて
だから日本を救うために協力してほしいと山猫を取り込んでいました。
その根本はユウキの思想であるわけですが、
海外政府の懐に入り、奴らの情報を得るためにスパイ養成を協力したとのことです。
そして山猫はそのまま海外政府で活動し、その情報をユウキに流すという依頼です。
お前に大和魂があるなら協力してほしいと武士道をちらつかせたのでした。
そして3年前の対面。
旧日本軍の隠し財産をフィリピン政府が情報をつかんだという。
しかしそれは既にユウキが日本に移していた。
その件は知られたくないわけで偽の情報を流せという指令なのでした。
偽の資料と丸福金貨を金庫に入れろということで金貨が紙袋に無造作に入っていました。
関本は気が乗らないならするなといつもと違う様子。何かあるという顔です。
しかし実行に移した山猫は金庫を開けているところで捕まりました。処刑されるという。
山猫はすでに二重スパイの嫌疑がかけられていて、ユウキは山猫を切ったということなのでした。
その処刑されるフィリピンの場所に向かう車から山猫は脱出。
そしてユウキに復讐するために日本に戻ってきたと言う経緯です。
そしてあのダブルフェイスみたいな屋上での二人のタイマンが回想となります。
お前の目的はなんだ?ユウキに復讐することか?
おれはユウキからこの国を盗む・・うんぬんというアレです。
こういった時間を経て、二人は手を組んだのでした。
この原稿を読んださくらは眠っている山猫をみつめていました。
関本に原稿を見せ「S」だろうとぶつけてみますがもちろんしらばっくれています。
そして犬井も山猫をさくらが匿ってるだろうとわかっています。
勝村はさくらの部屋に寝ている山猫の元に来て
「真央と里佳子に伝えたいことあはるのか?」と聞きますが、
意識がない状態のため無反応なのでつまんないと出て行きました。
そして勝村は決行。
ストレイキャットに現れ、自分が山猫を撃ったと言います。。
急にブラック勝村になっていて二人とも驚いていますが銃を向けられ本気だと悟りました。
僕にとっては殺しは日常の一コマ。靴を履くようなもの。
ユウキテンメイの依頼で実行していると言うのでした。
カメレオンという妙なあだ名までつけてもらって。
一方でみんなと過ごした時間は楽しくて刺激的で本物だったと笑います。
だったらどうして?真央が問うと「それが仕事だから」と答えるのみ。
遠くから見るだけじゃなくそばにいることは自分の性格がそうだから。
仲良くなり感情移入したあとに裏切るのが快感だという。
もう一つは、相手が山猫だから。
昔同じスパイ養成所にいたと告白。あのちびっこは勝村でした。
常に成績はトップだったのに脱落してしまった。そして暗殺者になったというわけ。
細田も門松も自分が殺したと告白。二人は勝村を刺すように鋭く見ています。
山猫はおそらく勝村をカメレオンだと気付いていたと里佳子は語りました。
それを承知で改心してくれることを信じていたと今度は真央が言うのです。
勝村さんが誕生会の時に流した涙は何だったの?
真央自身が仲間に出会えて人生を取り戻したと涙で訴えるのでした。
勝村さんは仲間だと思ってなかったの?涙・・涙・・
俺は君が思ってるような人間じゃないんだ。さてお別れの時間。
里佳子がテーブル下の銃に触るとその寸前に勝村が撃って出るという素早さがあり、
これまでの勝村とは全く違うことに嫌でも気づいてしまうのでした。
場面は変わり石油をかけている勝村。
里佳子と真央は縛られています。
あんたのコアはなに?と問われ「殺し」と笑いながら応えました。
そしてさようならと火をつけたライターを落して出て行った!
石油で火の回りが早いわけですが二人は「生きるんだ」と縄を解こうと頑張ります。
しかし火は覆いつくし里佳子は真央が自分のコアだったと抱きしめました。
そのころ、山猫はベッドにいて異変を感じていますが助けたくても動けない状態。
さくらは火事でビルが全焼したと犬井に報告。
うたた寝をしたさくらが目を覚ますと山猫は消えていて、
カップラーメンが置いてありお礼とともに「オレは山猫じゃない」と書いてありました。
勝村が見ているテレビのニュースは飲食店の火事を報道しています。
店からは里佳子と真央の遺体が見つかったと言っていましたが・・なんか微妙な感じ・・。
しかし勝村は満足そうにカップ麺をすすっていました。
♪思い出す~春の日~一人ぽっちの夜・・・(うわ・・あはは
本当に一人になった気分ですが屋上で歌う山猫はギュッと強く遠くを見つめました。
そして関本脱出の手助けです。
蔵さんてば、遅かったじゃニャイかって舌をサイドに。(あははは
警察署のホールでは峡武会の面々が山猫のお面で攪乱中。
山猫には恩があるからということです。
その間に、関本をさっさと屋上から落し、山猫が降りようとしたらさくらが銃をむけています。
しかし空砲。弾はぬいていたようです。さくらにありがとうとお礼はきっちり言いました。
二人でダイビングした車の運転手ですが、なんと大昔に真央をいじめていた子でした。
ここでちゃんと話を合わせたのがスゴイ。
チェックアウトする勝村に杏里が寄ってきて背中に銃を突きつけました。
二人は倉庫に来たようですが、あんたが姉を殺したと勝村に銃を向けます。
それはあのスパイ養成所の女の子のことでした。
養成所を抜け出して妹に会いに行った子・・・
だから勝村がその子を暗殺したってことなのか?
それを聞いても杏里を容赦なく撃った勝村。楽しそうに笑いました。
へたり込んだ杏里は達郎が残してくれたブレスレットのご利益はなかったとつぶやいて絶命(?)
山猫は勝村がカメレオンだったと関本に報告。
これからどうするか?
「リターンマッチだニャ~」と!
*******************
山猫がスパイ養成所に送られ過酷な運命を背負って生きてきたということにまずショック。
それこそぬるま湯で生きてる日本ではあり得ない現実でした。
さらに、ユウキが山猫を切り捨てるという冷酷さもひどい。
ユウキへの復讐と、武士道精神に支えられてこれまで生きてきた山猫。
しかしそのユウキは死んだと関本は言っていたのに、
勝村も関本もCGのユウキから指令を受け取ってるあたりが胡散臭い。
誰がラスボス?
そして勝村の冷酷な豹変がすごくて驚きました。
相棒のダークカイトも真っ青ですわ。
のほほんとした風貌の成宮君ですが意外と似合うことにまた驚き。
なかなか良かったです。
ただ詰めもちょっと甘い気がしています。
山猫を撃ったのも防弾チョッキの上からでしたし、確実にしとめるなら頭を狙うのでは?
なのでまだ勝村を信じていたい気がするのです・・。
というわけで里佳子と真央も助かってるのでは?と望みをかけています。
表に見せてないシーンがきっとあると信じたい・・・。
勝村のお誕生会の「きれいな涙」にかけて。
それにしても、亀ちゃんのジョーカーゲームを思わせる顔があり
もうなんかすごくカッコいいですね。
過去のシーンなんかはムードにあふれていて外国映画を見てるようでした。うっとりよ。
いよいよ次回が最終回。
壮大なリターンマッチを期待しています。
03/12/2016 ナオミとカナコ 第9話
逃亡と決めたならすぐに実行すればよかったのに朝まで待ってるなんて。変わらずハラハラさせるドラマだ。
親友であり共犯関係である二人。
それなのに裏切られたと決別してしまった。
戻れないところにいるのなら何があっても離れてはいけないのに。
「ナオミとカナコ 第9話」
戻ってきた林@佐藤を匿っていたことでナオミ@広末から平手打ちされるカナコ@内田。
友情の決裂にただ泣くだけのカナコでした。
しかし林は戸惑い、事情が呑み込めてないわけで鈍い(^^;
さようならと出て行ったカナコ。
残された林はどうするのか。
カナコは涙でナオミに謝罪を残しますが、ナオミは連絡先削除という決断でした。
その後に、林と連絡をとり,会うことにしたナオミです。
カナコは仕事が手につかず李@高畑に叱られますが体調に良い中国の漢方をもらうのでした。
李は二人のことに探りを入れ、少しずつ全容をつかもうとしてますがちょっとずれてるのが李の流儀ね(^^;
ナオミは林からカナコと仲直りしてほしいと頼まれ、手紙も預かりました。
しかしナオミは、林には明日チケットを渡すから中国に戻ってもらうと言いさっさと行ってしまうのでした。
そしてカナコは妊娠6週目!おめでたいのだけど相手がなあ・・しかもカナコは犯罪者!
探偵と陽子@吉田は達郎失踪の裏に隠された林の存在をつかみ、調査しました。
(林は)不法滞在者だったのに突然帰国したと探偵が説明すると、
陽子は即座に「パスポートもないのに」と素早く頭が回るのでびっくりでした。
確かにその通りだけど、普通の感覚で瞬時にパスポートに結びつく人は少ないんじゃない?
そして数日前から再び日本に戻ってきていると言う事実。
林と達郎には何かの関連があるから足取りを確認するという。
土曜の映像は達郎は映ってなかったが、「金曜日」を確認する方法を考えてみると。
顧客の斎藤@冨司は物忘れするようになったからと脳ドックを受けるつもり。
しかし、忘れることも悪い事ではないという。
夫の過去の女性遍歴も時間が経ち忘れていたから。
「忘れる」という方向付けは「カナコ」の裏切りを忘れろと言うことなのか?
そして、ナオミは上海行きのチケをとり、林に連絡。
変わらずパソコンに証拠を残してます。
「明日、16時55分の便で帰国してもらう」と電話しています。
これが、探偵側に筒抜けだったのでした。
パクチーが食べられるようになったカナコ。
妊娠したのでは?と言われてます。
李は従業員が林のことをべらべらしゃべったと怒っていました。
「林さんの事、向こうにしられたらまずいですね~」とカナコに耳うちしますが
事情をどこまで分かってるのかなんだかちょっと笑ってしまう感じ。
翌日、空港で15時に待ち合わせるはずだったのが、迷子の子供を見てつい助けてしまうナオミ。
カフェで待っている林。
そのちょっとずれたタイミングで探偵たちが到着し、林に「達郎~」と激しく寄っていく陽子でした。
戸惑う林は「アナタダレデスカ」と怖がってましたけど。爆笑でした。
落したパスポートを見て「林」と読めたわけで、弟とうり二つだと改めて陽子は認識。
その様子を遠くからうかがい林にはまた連絡すると素早く帰ったナオミ。
陽子の動きを不審に感じたわけで、家に帰り盗聴器を発見しました。
そして、達郎のDVが明らかになります。
それは元同僚で元カノ。
達郎のDVで人生が壊れたと、陽子や母親に無言電話し、中傷メールしたのでした。
そして陽子を襲った。
一連のことでDVがばれたわけで陽子の中でカナコの目のあざがフラッシュ。
李は「あのゆとり、日本語通じない」と言ってますけど誰のことなの?(爆笑
ゆとりというとちょっと前まで日本はゆとり教育でした。それを李が言うとやたらおかしくて。。
カナコがウソついたから信じられないとナオミが言うのを日本人みたいに小さいと言うのがまた爆笑。
李は自分だったら謝るし、損か得かで考え、得なら最終的にはつきあうという。
今は派手な黄色のコートの女が勘付いたから仲直りしないと損だと忠告するのでした。
派手な黄色というのがまた爆笑。陽子のコートが目立ちすぎました。
でも陽子が敵だと李はわかってるわけです。
マンションの防犯映像は本社のサーバーにデータが残っていました。
陽子と探偵は全部見ました。
達郎が帰宅したあとにナオミがやってきて、二人で重たい大きな荷物を運び出し
車にのせ、駐車場から出て行ったことも。
犯罪のストーリーができあがりました。
探偵は言いにくそうですが陽子は達郎の死を察知し、ショックでへたり込みました。
電話しても通じないからカナコはナオミ宅に直接やってきました。
データを陽子たちに見られたからすでに犯罪は気付いてる。警察がくるのも時間の問題。
絶対に捕まってほしくないから1人ですぐに逃げてほしいと言いにやってきたのでした。
そのタイミングでバッグが落ち、母子手帳を見られてしまいました。
父親は達郎。無理に相手させられたという。
しかしカナコは産むという。
もう子供の前で暴力振るう父親はいないから。
子供は私の子供なの。小さな手を握り散歩し柔らかい髪を撫で優しい母になる。
自分がいたらナオミの足手まといになるから一人ですぐに逃げきってほしいと。
ナオミは退職願を書き、家を整理し逃亡の準備に入りました。
あずかっていたダイスケもペットホテルに。
帰宅したカナコを陽子が待ち伏せ。
中国人の林を替え玉にして達郎を殺したことを知っているのだと言いますが、
カナコはシラをきり、「何のことだかわかりません」」と言い返しました。
「自殺して頂戴。悲劇の妻を演じて。」
死んでもらったほうがDVもばれずに都合がいいから。
私は達郎さんを殺してません。
上海にいったのではないですか?というカナコ。
たとえ暴力振るったとしても、殺すことないじゃない。たった一人の弟なのよ。
私には何の事だかわかりませんと冷たく応えるカナコでした。
再び平手打ちされるカナコ。
死よりも辛い現実が待ってるときつく言い渡して陽子は帰って行きました。
翌朝、カナコも荷物を詰め終えて、出ようとしたらナオミがやってきました。
一緒に逃げると言います。
どうやってもカナコを切り捨てられない。
それに逃げて子供産んでどうやって一人で育てるの?
私も一緒に育てる。
子供に父親の事をウソをつくならそれが本当になるくらいの覚悟を持って一緒に育てよう。
李を頼り、中国に行こうと言うナオミ。
友情復活した二人がエントランスから出ようとしたら警察がカナコに任意同行を求めるのでした。
そして陽子も車で乗りつけました。
***
ふう~~
やはり、ドキドキさせるラストになるわけね。
ここまできたら、もう逃げ切ってほしいと思わせる上手い展開でしたけど、
任意同行が来ちゃいました。
しかし、この二人の甘さといったら本当にアマちゃんすぎる。
ゆとりといったら、むしろこの二人の方がよっぽどゆとりなんでは?
そもそも犯罪者って、そのあとからびくびく用心深くするとかいうじゃない?
陽子が来ても警戒もせず、盗聴されてるあたりの甘さには驚きます。
しかし今週のカナコはオドオドしつつもきっぱり陽子に言い返していて
今までになく強く見えたのでした。
母親になる覚悟ができて多少は強くなったのかもしれない。
しかし別々に逃げるのはいいとしても、カナコは妊娠してどこに逃げるつもりだったのか?
しかもその後のことも何も考えてないみたいだし、本当にいきあたりばったりというところ。
そんなカナコだからナオミも切り捨てられないわけで・・
共犯者が一緒にいるよりは、関係を断った方がむしろ安全みたいですが、
どっちにしろ、後先考えないのは二人共に同じなのでしょうがないのね。
てか、親友で共犯者と言うドラマなわけですし。
それにしても陽子がやってきて
カナコにDV達郎のことは一言も謝らず、死んでくれと言い放つあたりはすさまじいね。
母親も陽子も狂ってる。達郎がDVに育つわけだ。
そして、林さんはおとなしく引き下がり、この人も番狂わせな登場ばかりしておかしいやらでした。
最終的に李と林さんが二人を助けてくれるのか?
それとも逮捕なのか?
最終回が楽しみでなりません。。。
それなのに裏切られたと決別してしまった。
戻れないところにいるのなら何があっても離れてはいけないのに。
「ナオミとカナコ 第9話」
戻ってきた林@佐藤を匿っていたことでナオミ@広末から平手打ちされるカナコ@内田。
友情の決裂にただ泣くだけのカナコでした。
しかし林は戸惑い、事情が呑み込めてないわけで鈍い(^^;
さようならと出て行ったカナコ。
残された林はどうするのか。
カナコは涙でナオミに謝罪を残しますが、ナオミは連絡先削除という決断でした。
その後に、林と連絡をとり,会うことにしたナオミです。
カナコは仕事が手につかず李@高畑に叱られますが体調に良い中国の漢方をもらうのでした。
李は二人のことに探りを入れ、少しずつ全容をつかもうとしてますがちょっとずれてるのが李の流儀ね(^^;
ナオミは林からカナコと仲直りしてほしいと頼まれ、手紙も預かりました。
しかしナオミは、林には明日チケットを渡すから中国に戻ってもらうと言いさっさと行ってしまうのでした。
そしてカナコは妊娠6週目!おめでたいのだけど相手がなあ・・しかもカナコは犯罪者!
探偵と陽子@吉田は達郎失踪の裏に隠された林の存在をつかみ、調査しました。
(林は)不法滞在者だったのに突然帰国したと探偵が説明すると、
陽子は即座に「パスポートもないのに」と素早く頭が回るのでびっくりでした。
確かにその通りだけど、普通の感覚で瞬時にパスポートに結びつく人は少ないんじゃない?
そして数日前から再び日本に戻ってきていると言う事実。
林と達郎には何かの関連があるから足取りを確認するという。
土曜の映像は達郎は映ってなかったが、「金曜日」を確認する方法を考えてみると。
顧客の斎藤@冨司は物忘れするようになったからと脳ドックを受けるつもり。
しかし、忘れることも悪い事ではないという。
夫の過去の女性遍歴も時間が経ち忘れていたから。
「忘れる」という方向付けは「カナコ」の裏切りを忘れろと言うことなのか?
そして、ナオミは上海行きのチケをとり、林に連絡。
変わらずパソコンに証拠を残してます。
「明日、16時55分の便で帰国してもらう」と電話しています。
これが、探偵側に筒抜けだったのでした。
パクチーが食べられるようになったカナコ。
妊娠したのでは?と言われてます。
李は従業員が林のことをべらべらしゃべったと怒っていました。
「林さんの事、向こうにしられたらまずいですね~」とカナコに耳うちしますが
事情をどこまで分かってるのかなんだかちょっと笑ってしまう感じ。
翌日、空港で15時に待ち合わせるはずだったのが、迷子の子供を見てつい助けてしまうナオミ。
カフェで待っている林。
そのちょっとずれたタイミングで探偵たちが到着し、林に「達郎~」と激しく寄っていく陽子でした。
戸惑う林は「アナタダレデスカ」と怖がってましたけど。爆笑でした。
落したパスポートを見て「林」と読めたわけで、弟とうり二つだと改めて陽子は認識。
その様子を遠くからうかがい林にはまた連絡すると素早く帰ったナオミ。
陽子の動きを不審に感じたわけで、家に帰り盗聴器を発見しました。
そして、達郎のDVが明らかになります。
それは元同僚で元カノ。
達郎のDVで人生が壊れたと、陽子や母親に無言電話し、中傷メールしたのでした。
そして陽子を襲った。
一連のことでDVがばれたわけで陽子の中でカナコの目のあざがフラッシュ。
李は「あのゆとり、日本語通じない」と言ってますけど誰のことなの?(爆笑
ゆとりというとちょっと前まで日本はゆとり教育でした。それを李が言うとやたらおかしくて。。
カナコがウソついたから信じられないとナオミが言うのを日本人みたいに小さいと言うのがまた爆笑。
李は自分だったら謝るし、損か得かで考え、得なら最終的にはつきあうという。
今は派手な黄色のコートの女が勘付いたから仲直りしないと損だと忠告するのでした。
派手な黄色というのがまた爆笑。陽子のコートが目立ちすぎました。
でも陽子が敵だと李はわかってるわけです。
マンションの防犯映像は本社のサーバーにデータが残っていました。
陽子と探偵は全部見ました。
達郎が帰宅したあとにナオミがやってきて、二人で重たい大きな荷物を運び出し
車にのせ、駐車場から出て行ったことも。
犯罪のストーリーができあがりました。
探偵は言いにくそうですが陽子は達郎の死を察知し、ショックでへたり込みました。
電話しても通じないからカナコはナオミ宅に直接やってきました。
データを陽子たちに見られたからすでに犯罪は気付いてる。警察がくるのも時間の問題。
絶対に捕まってほしくないから1人ですぐに逃げてほしいと言いにやってきたのでした。
そのタイミングでバッグが落ち、母子手帳を見られてしまいました。
父親は達郎。無理に相手させられたという。
しかしカナコは産むという。
もう子供の前で暴力振るう父親はいないから。
子供は私の子供なの。小さな手を握り散歩し柔らかい髪を撫で優しい母になる。
自分がいたらナオミの足手まといになるから一人ですぐに逃げきってほしいと。
ナオミは退職願を書き、家を整理し逃亡の準備に入りました。
あずかっていたダイスケもペットホテルに。
帰宅したカナコを陽子が待ち伏せ。
中国人の林を替え玉にして達郎を殺したことを知っているのだと言いますが、
カナコはシラをきり、「何のことだかわかりません」」と言い返しました。
「自殺して頂戴。悲劇の妻を演じて。」
死んでもらったほうがDVもばれずに都合がいいから。
私は達郎さんを殺してません。
上海にいったのではないですか?というカナコ。
たとえ暴力振るったとしても、殺すことないじゃない。たった一人の弟なのよ。
私には何の事だかわかりませんと冷たく応えるカナコでした。
再び平手打ちされるカナコ。
死よりも辛い現実が待ってるときつく言い渡して陽子は帰って行きました。
翌朝、カナコも荷物を詰め終えて、出ようとしたらナオミがやってきました。
一緒に逃げると言います。
どうやってもカナコを切り捨てられない。
それに逃げて子供産んでどうやって一人で育てるの?
私も一緒に育てる。
子供に父親の事をウソをつくならそれが本当になるくらいの覚悟を持って一緒に育てよう。
李を頼り、中国に行こうと言うナオミ。
友情復活した二人がエントランスから出ようとしたら警察がカナコに任意同行を求めるのでした。
そして陽子も車で乗りつけました。
***
ふう~~
やはり、ドキドキさせるラストになるわけね。
ここまできたら、もう逃げ切ってほしいと思わせる上手い展開でしたけど、
任意同行が来ちゃいました。
しかし、この二人の甘さといったら本当にアマちゃんすぎる。
ゆとりといったら、むしろこの二人の方がよっぽどゆとりなんでは?
そもそも犯罪者って、そのあとからびくびく用心深くするとかいうじゃない?
陽子が来ても警戒もせず、盗聴されてるあたりの甘さには驚きます。
しかし今週のカナコはオドオドしつつもきっぱり陽子に言い返していて
今までになく強く見えたのでした。
母親になる覚悟ができて多少は強くなったのかもしれない。
しかし別々に逃げるのはいいとしても、カナコは妊娠してどこに逃げるつもりだったのか?
しかもその後のことも何も考えてないみたいだし、本当にいきあたりばったりというところ。
そんなカナコだからナオミも切り捨てられないわけで・・
共犯者が一緒にいるよりは、関係を断った方がむしろ安全みたいですが、
どっちにしろ、後先考えないのは二人共に同じなのでしょうがないのね。
てか、親友で共犯者と言うドラマなわけですし。
それにしても陽子がやってきて
カナコにDV達郎のことは一言も謝らず、死んでくれと言い放つあたりはすさまじいね。
母親も陽子も狂ってる。達郎がDVに育つわけだ。
そして、林さんはおとなしく引き下がり、この人も番狂わせな登場ばかりしておかしいやらでした。
最終的に李と林さんが二人を助けてくれるのか?
それとも逮捕なのか?
最終回が楽しみでなりません。。。
03/06/2016 映画「海街diary」
日本アカデミー賞受賞作品となりましたので過去レビューを再度上げました。
今、ざっと読んだらやはり涙になってしまいます。ほんとうにいい映画でした。
以下、(15/6/28 エントリー)のレビューです。
今、ざっと読んだらやはり涙になってしまいます。ほんとうにいい映画でした。
以下、(15/6/28 エントリー)のレビューです。
***************************************
しみじみじんわりと心をとらえる逸品。わけもなく涙があふれてきて困った困った・・笑 (注/ネタバレありです。)
「海街diary」
海の町で育った私としてはタイトルから目に親しげで惹かれました。
原作知りませんがまあなんたって吉田秋生なのでそれだけで間違いないと思い込んでましたしね。
そしてもちろんその通りでした。
激しいものなど何一つありませんし、事件も起伏もなさすぎなのに
それがすごく心地いいのです。
こんな映画は「舟を編む」以来の出来と思えます。
ダイアリーなので日常風景を切り取ったというそれだけなわけでさざなみぐらいの波ですが
そのちょっとずつの変化と四季のうつろいに気持ちよく揺られていました。
ざっとストーリー紹介しますと
鎌倉で暮らす、三姉妹(綾瀬、長澤、夏帆)のところに
離婚して出て行った父の訃報が入り、山形での葬儀に行くというシーンから始まります。
長澤、夏帆の二人が長姉綾瀬から頼まれて行ったけれど、
結果として綾瀬も山形に現れ、異母姉妹のすず(広瀬)を見て何かを感じるのでした。
山から下界を見下ろすこの町は裾に三角状に広がりまるで鎌倉の風景と同じ。
帰りの一両車両に乗るとき、綾瀬はすずを鎌倉で一緒に暮らさないかと誘います。
即、行くと答えたすずでした。
四姉妹になった彼女たちの鎌倉での生活、ダイアリ―がとにかく目の保養。
悩み、仕事し、恋もちょっとして、ご飯を食べ・・
日常がゆったりとした風景の中ですぎていき、
最後も親しくしていた風吹さんの葬儀で終えました。(はしょるとこんな感じ/笑)
鎌倉は友人がいるので何度か訪れてますが、すぐ海の方なので
あの江ノ電なども、そうそうこれだ~などと思いながら見てました。
姉妹の家はかなり上の方でしたがあの古びた家自体が懐かしさを誘い、味わいがありましたね。
(そういえば綾瀬さんが「縁側」が好きと言った時には某ドラマを連想し吹いてしまいました)
私の実家も海の街ですし、実家は別の意味での日本家屋ですが
海の香りが漂ってくるようななつかしさが映画を覆っていて
先年亡くなった両親とオーバーラップしてしまい、
終始涙腺が緩んでしまうのです。
この空気感は是枝監督の得意とするところのようです。
最初の葬儀のシーンでしたが
再婚した妻が泣いて葬式の挨拶もできないというありさまで、
すずにあいさつさせるというところがあります。
弱々しいこの母親に対して、反対に気丈にふるまっているすずをみて
一瞬で綾瀬は自分と同じタイプの子だと見抜いたのですね。
葬儀次第は大人の仕事だから子供にさせてはならないと厳しく戒めてくれたのでした。
綾瀬さんの天然は有名ですが、少なくとも映画の中の長姉ぶりは見事に演じ切っていて
ほれぼれと見ていました。
そういえば、堤さんと不倫関係だったのも驚きました。
堤さんが出演だったのにもびっくらでしたし、綾瀬さんに似つかわしくない不倫だったのも(笑
離婚してアメリカに行くからついてきてほしいとプロポーズされますが
悩みに悩み、断る綾瀬でした。
すずはかわいいのですぐに学校でも打ち解け、サッカーも上手で大勢の人気者になっていきます。
ですが、居場所のない感覚を背負って生きているわけで「ここに居ていいのか?」という疑問が
いつもついて回っていたのでした。
父親が再婚する前にほかの人との間に生まれたのがすずで、
再婚した(山形の)妻との間には男の子が二人いて、非常にややこしい微妙な立場だったと想像を絶します。
自分を押し殺して今後も生きていかねばならないすずを考えたら、綾瀬が鎌倉に誘ってくれたのは
本当にありがたいことでした。
当初行かないはずだったのに堤さんが押してくれたから山形に行ったのだし
結果として行って良かったと後に綾瀬が堤さんに語らっていたたのですよね。
ラストでは、生まれてきてよかったのかと悩むすずに
「ここに居ていいんだよ」と抱きしめてくれてそりゃもう滂沱の涙を誘うのでした。
綾瀬さん、堂々のお姉ちゃん一等でした。
四姉妹には「父」という共通の人物像がありながら
綾瀬とすずの二人だけが父との時間を長く過ごし、
長澤と夏帆は幼かったからあまり記憶に残っていないという状況がありました。
けれどもお父さんがこうだったと皆で語り合ったりはしないのですね。
なんとなくしちゃいけないという暗黙のイメージがあったのでしょうか。
すずは風吹さんの食堂で食べた生シラス丼を後にお父さんが作ってくれたとこっそりと打ち明けました。
それと、釣りの好きな夏帆には、父親から川釣りに連れて行ってもらった話をして
そのDNAの確かさを教えてあげたりもするのでした。
お父さんの話を聞きたくなったらおいでと言ってくれる人もあり、
温かい鎌倉の人たちにすずも心が伸び伸びと成長していきます。
気づいたらいつのまにか「お姉ちゃん」と呼んでいて
姉妹っていいなあ~と羨ましくなったりです。
次女役の長澤さんはもうこれが足の長さと細さに目が釘付け。
なんとなくエキゾチックな雰囲気もあり、かつてのまさみちゃんとは思えない「女」を感じました。
そういえば、会社の上司が加瀬さんなんですよ。
堤さんと言い加瀬さんと言い、なんでこんな豪華なのに脇みたいになってるんでしょう・・
この豪華無駄遣いも是枝風なんでしょうかね(笑
私が涙になるのは決まって「梅酒」のシーンでした。
我が家も両親が毎年梅酒を作ってくれたので。
青い梅を洗って氷砂糖とお酒を入れて
次第に梅酒の色が濃く変わっていき・・懐かしい・・ただ懐かしい・・うるうる
***
冒頭とラストで「お葬式」がある映画ってなかなかないですが
さらっと流れているのでほとんど重く残りません。
ダイアリーなので生まれてきて死んでいくのも日常の中にあり
それだからこそ毎日が愛しく大切なのですね。
そして再婚力。
4姉妹の両親は離婚したけれどそれぞれが再婚していて
それなりに自分の幸せをつかんでいたのでした。
今でこそ皆、普通になんでもなく離婚して再婚して・・とよく聞きますが
彼女らの両親の時代はそうでもなかったはず。
けれども次のお相手がちゃんと現れ再婚に結びついてるので
生きることに対しては前向きだったと推測できます。
翻ってこの両親のDNAを受け継いだ四姉妹はどうなのかといったら未知数としか言えません。
少なくとも長姉は妹たちのために家に残る決心をし、
次女はそんな姉の気持ちを知り、外に(堤さんに)向かわせますが結果として
家にいることを納得しています。
今は四人でいることが心地よい姉妹・・
もっともっとこの4人の生活を見てみたいと思えるのですよね。
続編いかがでしょう?
でも是枝監督のドラマはなんとなくですがやめた方がいい気がします(^^;
やはり監督は映画で表現するほうが才能を生かせると思いました。
映画のこの四季の中で古びた家や紫陽花や海などが
目に優しくて気持ちがいいのです。
ある夏の日、姉妹の成長を刻んできた柱にすずも背を図りました。
ここに生きていると、証を刻みました。
しみじみじんわりと心をとらえる逸品。わけもなく涙があふれてきて困った困った・・笑 (注/ネタバレありです。)
「海街diary」
海の町で育った私としてはタイトルから目に親しげで惹かれました。
原作知りませんがまあなんたって吉田秋生なのでそれだけで間違いないと思い込んでましたしね。
そしてもちろんその通りでした。
激しいものなど何一つありませんし、事件も起伏もなさすぎなのに
それがすごく心地いいのです。
こんな映画は「舟を編む」以来の出来と思えます。
ダイアリーなので日常風景を切り取ったというそれだけなわけでさざなみぐらいの波ですが
そのちょっとずつの変化と四季のうつろいに気持ちよく揺られていました。
ざっとストーリー紹介しますと
鎌倉で暮らす、三姉妹(綾瀬、長澤、夏帆)のところに
離婚して出て行った父の訃報が入り、山形での葬儀に行くというシーンから始まります。
長澤、夏帆の二人が長姉綾瀬から頼まれて行ったけれど、
結果として綾瀬も山形に現れ、異母姉妹のすず(広瀬)を見て何かを感じるのでした。
山から下界を見下ろすこの町は裾に三角状に広がりまるで鎌倉の風景と同じ。
帰りの一両車両に乗るとき、綾瀬はすずを鎌倉で一緒に暮らさないかと誘います。
即、行くと答えたすずでした。
四姉妹になった彼女たちの鎌倉での生活、ダイアリ―がとにかく目の保養。
悩み、仕事し、恋もちょっとして、ご飯を食べ・・
日常がゆったりとした風景の中ですぎていき、
最後も親しくしていた風吹さんの葬儀で終えました。(はしょるとこんな感じ/笑)
鎌倉は友人がいるので何度か訪れてますが、すぐ海の方なので
あの江ノ電なども、そうそうこれだ~などと思いながら見てました。
姉妹の家はかなり上の方でしたがあの古びた家自体が懐かしさを誘い、味わいがありましたね。
(そういえば綾瀬さんが「縁側」が好きと言った時には某ドラマを連想し吹いてしまいました)
私の実家も海の街ですし、実家は別の意味での日本家屋ですが
海の香りが漂ってくるようななつかしさが映画を覆っていて
先年亡くなった両親とオーバーラップしてしまい、
終始涙腺が緩んでしまうのです。
この空気感は是枝監督の得意とするところのようです。
最初の葬儀のシーンでしたが
再婚した妻が泣いて葬式の挨拶もできないというありさまで、
すずにあいさつさせるというところがあります。
弱々しいこの母親に対して、反対に気丈にふるまっているすずをみて
一瞬で綾瀬は自分と同じタイプの子だと見抜いたのですね。
葬儀次第は大人の仕事だから子供にさせてはならないと厳しく戒めてくれたのでした。
綾瀬さんの天然は有名ですが、少なくとも映画の中の長姉ぶりは見事に演じ切っていて
ほれぼれと見ていました。
そういえば、堤さんと不倫関係だったのも驚きました。
堤さんが出演だったのにもびっくらでしたし、綾瀬さんに似つかわしくない不倫だったのも(笑
離婚してアメリカに行くからついてきてほしいとプロポーズされますが
悩みに悩み、断る綾瀬でした。
すずはかわいいのですぐに学校でも打ち解け、サッカーも上手で大勢の人気者になっていきます。
ですが、居場所のない感覚を背負って生きているわけで「ここに居ていいのか?」という疑問が
いつもついて回っていたのでした。
父親が再婚する前にほかの人との間に生まれたのがすずで、
再婚した(山形の)妻との間には男の子が二人いて、非常にややこしい微妙な立場だったと想像を絶します。
自分を押し殺して今後も生きていかねばならないすずを考えたら、綾瀬が鎌倉に誘ってくれたのは
本当にありがたいことでした。
当初行かないはずだったのに堤さんが押してくれたから山形に行ったのだし
結果として行って良かったと後に綾瀬が堤さんに語らっていたたのですよね。
ラストでは、生まれてきてよかったのかと悩むすずに
「ここに居ていいんだよ」と抱きしめてくれてそりゃもう滂沱の涙を誘うのでした。
綾瀬さん、堂々のお姉ちゃん一等でした。
四姉妹には「父」という共通の人物像がありながら
綾瀬とすずの二人だけが父との時間を長く過ごし、
長澤と夏帆は幼かったからあまり記憶に残っていないという状況がありました。
けれどもお父さんがこうだったと皆で語り合ったりはしないのですね。
なんとなくしちゃいけないという暗黙のイメージがあったのでしょうか。
すずは風吹さんの食堂で食べた生シラス丼を後にお父さんが作ってくれたとこっそりと打ち明けました。
それと、釣りの好きな夏帆には、父親から川釣りに連れて行ってもらった話をして
そのDNAの確かさを教えてあげたりもするのでした。
お父さんの話を聞きたくなったらおいでと言ってくれる人もあり、
温かい鎌倉の人たちにすずも心が伸び伸びと成長していきます。
気づいたらいつのまにか「お姉ちゃん」と呼んでいて
姉妹っていいなあ~と羨ましくなったりです。
次女役の長澤さんはもうこれが足の長さと細さに目が釘付け。
なんとなくエキゾチックな雰囲気もあり、かつてのまさみちゃんとは思えない「女」を感じました。
そういえば、会社の上司が加瀬さんなんですよ。
堤さんと言い加瀬さんと言い、なんでこんな豪華なのに脇みたいになってるんでしょう・・
この豪華無駄遣いも是枝風なんでしょうかね(笑
私が涙になるのは決まって「梅酒」のシーンでした。
我が家も両親が毎年梅酒を作ってくれたので。
青い梅を洗って氷砂糖とお酒を入れて
次第に梅酒の色が濃く変わっていき・・懐かしい・・ただ懐かしい・・うるうる
***
冒頭とラストで「お葬式」がある映画ってなかなかないですが
さらっと流れているのでほとんど重く残りません。
ダイアリーなので生まれてきて死んでいくのも日常の中にあり
それだからこそ毎日が愛しく大切なのですね。
そして再婚力。
4姉妹の両親は離婚したけれどそれぞれが再婚していて
それなりに自分の幸せをつかんでいたのでした。
今でこそ皆、普通になんでもなく離婚して再婚して・・とよく聞きますが
彼女らの両親の時代はそうでもなかったはず。
けれども次のお相手がちゃんと現れ再婚に結びついてるので
生きることに対しては前向きだったと推測できます。
翻ってこの両親のDNAを受け継いだ四姉妹はどうなのかといったら未知数としか言えません。
少なくとも長姉は妹たちのために家に残る決心をし、
次女はそんな姉の気持ちを知り、外に(堤さんに)向かわせますが結果として
家にいることを納得しています。
今は四人でいることが心地よい姉妹・・
もっともっとこの4人の生活を見てみたいと思えるのですよね。
続編いかがでしょう?
でも是枝監督のドラマはなんとなくですがやめた方がいい気がします(^^;
やはり監督は映画で表現するほうが才能を生かせると思いました。
映画のこの四季の中で古びた家や紫陽花や海などが
目に優しくて気持ちがいいのです。
ある夏の日、姉妹の成長を刻んできた柱にすずも背を図りました。
ここに生きていると、証を刻みました。
03/06/2016 怪盗山猫 第8話
カメレオンは成宮くんだった!最有力候補だったから驚かないし、さらにひっくり返りそうな予感。
青春アミーゴが出ました~~!
すっごい贅沢なシーンをたっぷりいただき幸せ~幸せ~の連続!
ラストの勝村から銃弾5発受けた山猫でしたがたぶん細田の作った「血糊ベスト」のアレよね。
このシーンにはきっと何か裏があると思われ。
「怪盗山猫 第8話」
アメリカ横断ウルトラクイズってクイズ番組の草分け的存在で立ちはだかるのね。
ま、日テレがパテント(?)持ってるからね~~。
勝村のお誕生会なんてさ。
そういうことでのっけからだいぶ楽しくて、
何か、胸の奥が締め付けられるような心配なことを隠して
みんなオモシロおかしく騒いでるような気がしてならなかったのでした。
全く持ってフラグは勝村を暗示してました!
そういうところで、先週、細田の廃工場に行きダースベイダー・ユウキCGと対面した山猫@亀梨でした。
何も変えられない、失望したと言われて悔しくて立ち向かったら正体は消えた!
そして関本@蔵さんも同じく、ユウキの赤い照明の日本間の部屋でユウキと対面し、
山猫を始末するように厳命された!
関本@佐々木の立場は微妙なところ。
先週、藤堂の自殺を止められなかったと言うことで警察内では白い眼で見られてるらしい。
さらに、妻子をユウキの人質(監視下)に置かれていて、絶対服従の立場。
屋上で関本と山猫がタイマン張るシーンは二度目の気がするけど
ダブルフェイスをちょっとおもいだすな~。
ともあれ、空砲になってしまったのは山猫ライターで盗聴していて関本の動きを察知していたから。
なので銃の弾をぬいていたのでした。
ユウキとは早くから接触ができていたが家族を人質にされていたから、情報はユウキ側に。
そのユウキは山猫の能力を評価し自分の排除したい人間を山猫に始末させていたということらしい。
覚悟が足りないと迫られてますが、
市井の人の笑顔を取り戻すのが山猫のコアならば自分の立場を理解できるはずだという関本でした。
そしてもうユウキ側には戻れないから残された道はユウキを葬り去ることだと。
さらにユウキの財産を盗む。
それは丸福金貨の事かと山猫は工場から持ってきたコインを見せました。
山猫と手を組むことをしっかり約束して二人は手を握ったのでした。
ユウキテンメイとは戦後最大のフィクサーで、旧日本軍の金塊・数兆円と言う隠し財産をもっているらしい。
細田の(兵器密造)工場を作ったのはユウキであり、その財産を隠す目的があったから。
それを知られたからユウキは細田を殺したと言う筋書きのようです。
あの工場には金貨は無く別の場所に移されてるという関本。
ついにラストミッションが発動しました。
犬井刑事@池内のもとにセシリアが訪れ、ユウキ情報を流します。
すなわちユウキはy真似事もつながりがあり、藤堂を裏で操り、隠し財産を持ってること。
そしてその財産の移送を公安が手伝ったという。
まさかと思ったら関本が公安と接触していたから犬井とさくらは信じた(?)ようです。
公安部から聞いた関本情報によるとユウキの財産情報の資料があるのは警察歴史館という。
公安の隠し部屋をハッキングし、スパイのように各階のフロアー情報を盗み、
セキュリティを確認している真央@すずちゃんでした。
勝村@成宮と山猫@亀梨二人で警備員に成りすまして、敵情視察?でやってきました。
部屋にたどり付いたら警報が鳴り、山猫は去り、勝村が一人残されてしまいます。
そこに犬井らが到着。
靴が密着して動けない勝村・・脱げばいいだけですけど。
隠し扉の部屋には資料があり、得た(?)後に出ようとしたら犬井が勝村を人質にとるのでした。
山猫&勝村は逮捕されたが、その後には関本の尽力で逃亡しています。
犬井から目的は「金」なのか、がっかりだと揶揄され「志」だと返した山猫でしたが。
この件では、関本は完全に犬井から目をつけられました。手錠のカギもばれたようだし。
ストレイキャット3号店。
最後の仕事が終わったあともここに残りたいという真央ですが、
悪い仕事からは足を洗ってもらうけど、店のバイトならOKと里佳子@大塚が微笑みました。
さて、若き日の山猫も丸福コインを盗もうとした(?)ようですが、ユウキにばれて捕らわれたようでした。
過去を回想し金貨を見ている山猫に、真央が解析できたと声をかけました。
旧日本軍の隠し財産はユウキの屋敷の地下一階に移されていた。
目的は金なのかユウキなのかと問われた山猫です。
山猫にはかつてのユウキに対するこだわりがありそのために動いていることは間違いないのでした。
そして今回のことでは皆の命の保証もできないから関本とふたりで・・と言いかけると
里佳子は「手伝う」、勝村は「俺たち仲間だ」と、真央は「細田のかたき討ち」というのでした。
お前らばかだな・・と山猫がつぶやくと「いい意味で」と勝村がナイスな返し。
さくらが勝村を誕生日だと呼び出し、箱を開けたら結婚情報誌(笑
重い箱が、思いで重くなるのでした。
そこに、山猫の連載を終わりにすると言う編集部(ユウキ?)の電話。
それは「山猫暗殺」の指示だったのか?
勝村がストレイキャット3に戻るとハピバのサプライズ。
ケーキにろうそくがともり、あの写真も貼りつけられ、関本からは軽い靴が。
チャイなドレスの真央と里佳子のかわいさ・美しさと言ったらいいわ~。
しかも青春アミーゴ。
勝村は山猫と二人で動き、助けられた日々を思いだし涙。
たぶん、この時にはあの「血糊ベスト」を着せることを考えていたかもしれない。。。
楽しいパーティも終わり、皆が寝たふりの横で、真央と山猫二人はカウンター。
「ちゃんと生きること、ありがとうゴメンと言えること。
大切な人たちとかけがえのない時間を過ごすこと。
人間らしく生きたい。
今度こそそこかしこにある大事なものに気づきたいから」と
真央は自分のコアを語るのでした。
「合格」と頭なでなでの山猫。
そしてラストミッション。
山猫と勝村がユウキの裏門に回りこむ。
真央はセキュリティーハッキングと防犯カメラの遮断。
里佳子はモニターから地下ヘの誘導。
関本は警察で待機し、異変を知らせる係。
しかし、山猫と勝村が屋敷に侵入したら二人の黒い影が見えました。
ちょうどそのころ犬井に公安から連絡が入り、二人の侵入を確認したから現場に行くという。
関本の動きは犬井に見抜かれていたため、連絡ができない状況。
真央がセキュリティーシステムを破り二人は屋敷の中を巡っていきますが、
ついに座敷に入りました。
畳がきしむので開けてみたらそこに金庫。
真央がロック解除を試みる・・・ができない!
全てのロックを解除した後から復旧していくという怪現象となり真央の動きは見ぬかれていました。
見張られている関本に里佳子から電話が行くが「失敗だ、中止しろ」と言うしかないわけで。
里佳子の逃亡指示により畳を戻した山猫に勝村の撃鉄が響きました。
銃を向ける勝村。
昨日の誕生会すごく楽しかったけど本当の僕の誕生日は昨日じゃない。
細田は4発だったから5発にしましょうか。
意外でしょう?
残念です。
さようなら。
ウインクし、銃弾をうちこみ、冷たく見下ろす勝村。
血だらけで倒れる山猫。
***
最後の勝村@成宮のシーンがぞっと冷たくて相棒を思い出しました。
このクールな感じはなかなか良かったです。
一方で深慮の山猫がこんな簡単に銃撃されるなんて嘘だろうとしか思えないのですね。
てか、山猫死んじゃやだ~~(号泣)
希望的観測で細田の血糊ベストを無理やりここに持ってきてみたのですが
どうでしょうか。
ユウキに監視されているからの銃撃(のふり)であり、
このミッション失敗も銃撃もお芝居だったと言う方向で
お願いしたいものです。
しかし、今週はこのドラマ最大の楽しさというくらい、いろいろ詰まっていて
本当に幸せなシーンが満載。
ラストが近づいているのね。
春の訪れとともに寂しさも感じています。
すっごい贅沢なシーンをたっぷりいただき幸せ~幸せ~の連続!
ラストの勝村から銃弾5発受けた山猫でしたがたぶん細田の作った「血糊ベスト」のアレよね。
このシーンにはきっと何か裏があると思われ。
「怪盗山猫 第8話」
アメリカ横断ウルトラクイズってクイズ番組の草分け的存在で立ちはだかるのね。
ま、日テレがパテント(?)持ってるからね~~。
勝村のお誕生会なんてさ。
そういうことでのっけからだいぶ楽しくて、
何か、胸の奥が締め付けられるような心配なことを隠して
みんなオモシロおかしく騒いでるような気がしてならなかったのでした。
全く持ってフラグは勝村を暗示してました!
そういうところで、先週、細田の廃工場に行きダースベイダー・ユウキCGと対面した山猫@亀梨でした。
何も変えられない、失望したと言われて悔しくて立ち向かったら正体は消えた!
そして関本@蔵さんも同じく、ユウキの赤い照明の日本間の部屋でユウキと対面し、
山猫を始末するように厳命された!
関本@佐々木の立場は微妙なところ。
先週、藤堂の自殺を止められなかったと言うことで警察内では白い眼で見られてるらしい。
さらに、妻子をユウキの人質(監視下)に置かれていて、絶対服従の立場。
屋上で関本と山猫がタイマン張るシーンは二度目の気がするけど
ダブルフェイスをちょっとおもいだすな~。
ともあれ、空砲になってしまったのは山猫ライターで盗聴していて関本の動きを察知していたから。
なので銃の弾をぬいていたのでした。
ユウキとは早くから接触ができていたが家族を人質にされていたから、情報はユウキ側に。
そのユウキは山猫の能力を評価し自分の排除したい人間を山猫に始末させていたということらしい。
覚悟が足りないと迫られてますが、
市井の人の笑顔を取り戻すのが山猫のコアならば自分の立場を理解できるはずだという関本でした。
そしてもうユウキ側には戻れないから残された道はユウキを葬り去ることだと。
さらにユウキの財産を盗む。
それは丸福金貨の事かと山猫は工場から持ってきたコインを見せました。
山猫と手を組むことをしっかり約束して二人は手を握ったのでした。
ユウキテンメイとは戦後最大のフィクサーで、旧日本軍の金塊・数兆円と言う隠し財産をもっているらしい。
細田の(兵器密造)工場を作ったのはユウキであり、その財産を隠す目的があったから。
それを知られたからユウキは細田を殺したと言う筋書きのようです。
あの工場には金貨は無く別の場所に移されてるという関本。
ついにラストミッションが発動しました。
犬井刑事@池内のもとにセシリアが訪れ、ユウキ情報を流します。
すなわちユウキはy真似事もつながりがあり、藤堂を裏で操り、隠し財産を持ってること。
そしてその財産の移送を公安が手伝ったという。
まさかと思ったら関本が公安と接触していたから犬井とさくらは信じた(?)ようです。
公安部から聞いた関本情報によるとユウキの財産情報の資料があるのは警察歴史館という。
公安の隠し部屋をハッキングし、スパイのように各階のフロアー情報を盗み、
セキュリティを確認している真央@すずちゃんでした。
勝村@成宮と山猫@亀梨二人で警備員に成りすまして、敵情視察?でやってきました。
部屋にたどり付いたら警報が鳴り、山猫は去り、勝村が一人残されてしまいます。
そこに犬井らが到着。
靴が密着して動けない勝村・・脱げばいいだけですけど。
隠し扉の部屋には資料があり、得た(?)後に出ようとしたら犬井が勝村を人質にとるのでした。
山猫&勝村は逮捕されたが、その後には関本の尽力で逃亡しています。
犬井から目的は「金」なのか、がっかりだと揶揄され「志」だと返した山猫でしたが。
この件では、関本は完全に犬井から目をつけられました。手錠のカギもばれたようだし。
ストレイキャット3号店。
最後の仕事が終わったあともここに残りたいという真央ですが、
悪い仕事からは足を洗ってもらうけど、店のバイトならOKと里佳子@大塚が微笑みました。
さて、若き日の山猫も丸福コインを盗もうとした(?)ようですが、ユウキにばれて捕らわれたようでした。
過去を回想し金貨を見ている山猫に、真央が解析できたと声をかけました。
旧日本軍の隠し財産はユウキの屋敷の地下一階に移されていた。
目的は金なのかユウキなのかと問われた山猫です。
山猫にはかつてのユウキに対するこだわりがありそのために動いていることは間違いないのでした。
そして今回のことでは皆の命の保証もできないから関本とふたりで・・と言いかけると
里佳子は「手伝う」、勝村は「俺たち仲間だ」と、真央は「細田のかたき討ち」というのでした。
お前らばかだな・・と山猫がつぶやくと「いい意味で」と勝村がナイスな返し。
さくらが勝村を誕生日だと呼び出し、箱を開けたら結婚情報誌(笑
重い箱が、思いで重くなるのでした。
そこに、山猫の連載を終わりにすると言う編集部(ユウキ?)の電話。
それは「山猫暗殺」の指示だったのか?
勝村がストレイキャット3に戻るとハピバのサプライズ。
ケーキにろうそくがともり、あの写真も貼りつけられ、関本からは軽い靴が。
チャイなドレスの真央と里佳子のかわいさ・美しさと言ったらいいわ~。
しかも青春アミーゴ。
勝村は山猫と二人で動き、助けられた日々を思いだし涙。
たぶん、この時にはあの「血糊ベスト」を着せることを考えていたかもしれない。。。
楽しいパーティも終わり、皆が寝たふりの横で、真央と山猫二人はカウンター。
「ちゃんと生きること、ありがとうゴメンと言えること。
大切な人たちとかけがえのない時間を過ごすこと。
人間らしく生きたい。
今度こそそこかしこにある大事なものに気づきたいから」と
真央は自分のコアを語るのでした。
「合格」と頭なでなでの山猫。
そしてラストミッション。
山猫と勝村がユウキの裏門に回りこむ。
真央はセキュリティーハッキングと防犯カメラの遮断。
里佳子はモニターから地下ヘの誘導。
関本は警察で待機し、異変を知らせる係。
しかし、山猫と勝村が屋敷に侵入したら二人の黒い影が見えました。
ちょうどそのころ犬井に公安から連絡が入り、二人の侵入を確認したから現場に行くという。
関本の動きは犬井に見抜かれていたため、連絡ができない状況。
真央がセキュリティーシステムを破り二人は屋敷の中を巡っていきますが、
ついに座敷に入りました。
畳がきしむので開けてみたらそこに金庫。
真央がロック解除を試みる・・・ができない!
全てのロックを解除した後から復旧していくという怪現象となり真央の動きは見ぬかれていました。
見張られている関本に里佳子から電話が行くが「失敗だ、中止しろ」と言うしかないわけで。
里佳子の逃亡指示により畳を戻した山猫に勝村の撃鉄が響きました。
銃を向ける勝村。
昨日の誕生会すごく楽しかったけど本当の僕の誕生日は昨日じゃない。
細田は4発だったから5発にしましょうか。
意外でしょう?
残念です。
さようなら。
ウインクし、銃弾をうちこみ、冷たく見下ろす勝村。
血だらけで倒れる山猫。
***
最後の勝村@成宮のシーンがぞっと冷たくて相棒を思い出しました。
このクールな感じはなかなか良かったです。
一方で深慮の山猫がこんな簡単に銃撃されるなんて嘘だろうとしか思えないのですね。
てか、山猫死んじゃやだ~~(号泣)
希望的観測で細田の血糊ベストを無理やりここに持ってきてみたのですが
どうでしょうか。
ユウキに監視されているからの銃撃(のふり)であり、
このミッション失敗も銃撃もお芝居だったと言う方向で
お願いしたいものです。
しかし、今週はこのドラマ最大の楽しさというくらい、いろいろ詰まっていて
本当に幸せなシーンが満載。
ラストが近づいているのね。
春の訪れとともに寂しさも感じています。
03/05/2016 ナオミとカナコ 第8話
今週のカナコにはイライラが募ったわ~。共感する人ゼロと思われ。
か弱い女子2名の犯罪ということで目くらませ作戦は成功してたのに、
ここで二人の間に亀裂が・・。
片方に男ができ女の友情が壊れるという定番の道をこのドラマも歩むのか~~?
決してカナコが色恋に転んだわけじゃないけど秘密にした時点でダメじゃん><
「ナオミとカナコ 第8話」
カナコ@内田に会いたかったと林@佐藤が中国から戻り、
ナオミ@広末に弟@達郎(佐藤)と不倫してるのでしょうと陽子@吉田羊が問い詰める。
先週の大爆笑なラストが今週はイライラの連続になるのでした。
陽子は銀行が達郎の横領をもみ消すのを時間稼ぎとして中国に逃がしたと推理。
全く見当違いだけど、ナオミの作ったストーリー通りになっています。
達郎とナオミが映ってる写真を警察に持っていくという陽子ですが
そんなことをしたら、達郎も世間的に犯罪者になってしまうと反撃するナオミ。
二人の争いを察して李@高畑がやってきてナオミを助けてくれるのでした。
陽子はまだ林という人物については把握していません。
あくまで林を達郎だと認識。
林は自分のパスポートで来日。
中国にもどるときにカナコに一緒に行ってほしいと求婚。
はあはあと呼吸荒くしながらはっきり言わないカナコにテレビのこちら側はイラっとくるのでした。
陽子は探偵にナオミが達郎の愛人だったと報告。
そしてナオミはカナコの部屋に来ますが陽子が勘付いたと報告します。
親友の旦那との関係を知られてしまったから
この関係を続けるわけにはいかないので自分は日本にとどまり、
達郎とは別れたからどこにいるかわからないというストーリーを作りました。
目下の問題は林が日本にいるらしいこと。早く中国に戻さないと・・といいます。
カナコはもし(林が)帰らないと言ったらどうするのかと問いますが
「いなくなってもらうしかない!」とナオミにきっぱりいわれ、もう林のことは言えなくなりました。
李の店に林が現れ、カナコはあわててタクシーに乗せました。
ポケットから携帯をだしナオミに電話しようとするも「いなくなってもらう」という
ナオミのセリフがちらつき、電話を断念。ああ・・イライライラ・・・
新橋のホテルに行き、サインしていますがカナコの本名などカードに記入。
林には外に出ないでと厳命し、中国に戻ってほしいとお願いするのでした。
林は求婚の答えがそれなのかと問いますがカナコは「はい」と答えています。
しかし言い方が優しいので林には切迫感が伝わりません。
そのころ、ナオミは李から名簿をもらい林の友人関係方面を調査中。
陽子が現れました。
達郎が銀行に殺されると言ったのは本心だったと説明します。
銀行のノルマ、出世争いなどに苦しんでいたから横領をし、海外逃亡したのだと。
達郎はそんな弱い子じゃないと言う陽子に、
家族には言えない本音を自分にはさらけ出していたと説明。
疑惑の強い目の陽子ですが、「どうしても合わせたくない事情があるのね」と
本来の美術の仕事を置いて帰りました。
ナオミは李からもらったチャイニーズリストをもとに林を探してあちこち駆けずり回ります。
カナコは妊娠チェッカー薬を出しましたが結局使わず。
ナオミはカナコに調査結果「林がみつからないが明日も探す」と報告しますが、
自分がホテルに連れて行ったとは言わないカナコです。
陽子がナオミの部屋を訪ねてきました。
部屋の中を見て達郎の痕跡があるか探ったようですが何もなし。
達郎は一人で逃亡することにしたと言うナオミですが、そんな話は信じない陽子。
水をもらえない?と要求し、
ナオミが水を入れてる瞬間に観葉の葉の裏側に盗聴器を取り付けました。
ナオミは陽子が水を飲まずに出て行ったことを何も感じていません。。
大抵の視聴者は危ないと叫んでたのですけど。
李のつてで中華店主情報により林が新大久保の店にいると聞き、
すぐにタクシーで駆けつけたナオミですが、すれ違っていました。
会社に戻ると陽子の原稿を直してないナオミは美術品の仕事から外されてしまいます。
絶望が顔に出ていて、友情のために奔走したとはいえ、ショックが大きく泣き顔・・・。
そのころ、探偵が車の中から何かを探っています。
カナコは新橋のホテルにきました。
林にこの部屋から出ないように言ったはずだと抗議しますが、
にこにこと邪気のない笑顔の林が部屋に招き入れます。
誕生日おめでとうと花をさしだし、寿桃を作ってくれたのでした。
中国では誕生日を祝う時に食べるのだそうです。
ピンクの桃を模したかわいいお菓子。
林の優しさに癒されてしまうカナコ。
電話が鳴り、それはナオミからで、部屋の外に出て着信通話。
林には女がいてその女のために日本に戻ってきたと、李からの情報だといいます。
カナコは林は池袋にはいないはずだからと、見当違いの回答をするのでした。
この時点でちゃんとナオミに説明すればいいのに。いらいらいらいら・・・。
帰宅したカナコのマンションに陽子がいました。
陽子は金曜日のマンション防犯映像を見られるように計らってほしいとカナコに要望しました。
達郎の愛人がナオミだったと言う陽子は、カナコに謝罪し、
それでも達郎の行方を捜したいと言うのでした。
「わかりました」と答えるしかない状況を作った陽子はすごい。
その後、無言電話が鳴り不審な顔になる陽子。
ナオミがやってきますが、
映像の保存期間は3週間超えてるので消去されてると陽子には伝えると言うカナコ。
ナオミはカナコのためにケーキを買ってきてくれました。
一本のろうそくに火をともしお祝いします。
カナコはナオミの友情に喜びつつも、裏切っていることに葛藤し涙を禁じえません。
私がカナコを守る。カナコの人生はじまったばかりというナオミと
僕と一緒に中国に行ってほしいと言う林がカナコの脳裏に交互にフラッシュし、
ぎゅっと目を閉じてしまうのでした。
李はナオミのこれまでの経緯から、林を達郎に見せかけたということを突き止めました。
素直に謝るナオミに「そのウソを本当にする覚悟があるのか」と詰め寄ります。
「はい」と答えたナオミ。
探偵はすべてがわかったといいます。
二人でウソをついていたこと。
「陽子さんがそんなに簡単にあきらめると思う?とにかく林さんさえ中国にもどってくれたら
達郎さんがいないことに気付かれることはない」
ナオミの部屋に仕掛けた盗聴器は「林」の存在を明らかにしてしまいました。
達郎の愛人と、達郎を奪われた妻という三角関係ではなかった。
二人は共犯者!
翌日、林の元に行ったカナコは自分は犯罪者だから一緒にいられないと言いました。
それでもかまわないという林。好きだから。
日本にいて逮捕されるなら一緒に中国行こうと誘います。
カナコは「結婚してるから」中国にいけないと断ります。
エリートサラリーマンで優しい夫を愛してるから。
必死に笑顔を作り迷惑だから帰ってくれといいますが、つい後ろ向きに泣いてしまいました。
それをあすなろ抱きにする林。
そこにナオミ到着。
カナコを抱きしめている林をみて、驚愕したナオミ。
え、どうして?カナコがここに居るの。匿ってたのはカナコなの?
ナオミ、違うの聞いて・・・
バッチーンと平手打ち!
林さんと陽子さんを合わせないために必死に探してたのを知ってたのにひどい!
部屋を出たナオミはただ泣くのでした。
残されたカナコも頬を押さえて涙。
***
まあ・・林とカナコ、殴りたくなるのはどっちもどっちなんですけど、
カナコのいらっとくる演技というか行動が全て反感になってしまう今週話でした。
ナオミは必死でしたもんね。李の追及もあったし、会社の仕事もろくにしなかったし。
結果、美術関係の異動もなくなったし、がっかり度が全く違うもんね。
陽子だって達郎の行方探して必死だったけど、仕事はちゃんとしてたようでびっくりぽんだす。
いつ仕事してたのさ?
あの葉に盗聴器しかけたのを聞いたのは探偵だったのね。
そして二人の共犯関係を見抜きました。
まだ、達郎がこの世にいなくなってることは気付いてないようですけど、
盗聴器が仕掛けられてる限りいずればれそうで危険です。
それにしても、ここにきて二人の友情が決裂。
こんな要素を入れたストーリーを残念に思ってしまいます。
きっと復活するのでしょうけど。
ところであの無言電話はなんでしょうね。
あの母親も陽子もきつい性格だから誰かに恨まれてるってことはない?
次回は陽子も襲われてたしね。
そんなこんなで、イライラしっぱなしの今週話でしたが、
ともかく二人の仲直りを希望しますわ。
林にはおとなしく中国に帰ってもらうしかないのですけど、
案外二人を助けてくれるとか役に立ってくれるかも。
同様に、李も「林」と「達郎」との替え玉作戦の不審点がつながったのでしたが、
ナオミには力になってくれそうだったから何か考えがあるかもしれない。
ほころびだらけの犯罪でハラハラしてたころが懐かしいようなこの頃。
ただ、人との関係をよくしておくと、別の面で収穫があるという一つの勉強でもありますかね(笑
とにかく次が楽しみです。
ここで二人の間に亀裂が・・。
片方に男ができ女の友情が壊れるという定番の道をこのドラマも歩むのか~~?
決してカナコが色恋に転んだわけじゃないけど秘密にした時点でダメじゃん><
「ナオミとカナコ 第8話」
カナコ@内田に会いたかったと林@佐藤が中国から戻り、
ナオミ@広末に弟@達郎(佐藤)と不倫してるのでしょうと陽子@吉田羊が問い詰める。
先週の大爆笑なラストが今週はイライラの連続になるのでした。
陽子は銀行が達郎の横領をもみ消すのを時間稼ぎとして中国に逃がしたと推理。
全く見当違いだけど、ナオミの作ったストーリー通りになっています。
達郎とナオミが映ってる写真を警察に持っていくという陽子ですが
そんなことをしたら、達郎も世間的に犯罪者になってしまうと反撃するナオミ。
二人の争いを察して李@高畑がやってきてナオミを助けてくれるのでした。
陽子はまだ林という人物については把握していません。
あくまで林を達郎だと認識。
林は自分のパスポートで来日。
中国にもどるときにカナコに一緒に行ってほしいと求婚。
はあはあと呼吸荒くしながらはっきり言わないカナコにテレビのこちら側はイラっとくるのでした。
陽子は探偵にナオミが達郎の愛人だったと報告。
そしてナオミはカナコの部屋に来ますが陽子が勘付いたと報告します。
親友の旦那との関係を知られてしまったから
この関係を続けるわけにはいかないので自分は日本にとどまり、
達郎とは別れたからどこにいるかわからないというストーリーを作りました。
目下の問題は林が日本にいるらしいこと。早く中国に戻さないと・・といいます。
カナコはもし(林が)帰らないと言ったらどうするのかと問いますが
「いなくなってもらうしかない!」とナオミにきっぱりいわれ、もう林のことは言えなくなりました。
李の店に林が現れ、カナコはあわててタクシーに乗せました。
ポケットから携帯をだしナオミに電話しようとするも「いなくなってもらう」という
ナオミのセリフがちらつき、電話を断念。ああ・・イライライラ・・・
新橋のホテルに行き、サインしていますがカナコの本名などカードに記入。
林には外に出ないでと厳命し、中国に戻ってほしいとお願いするのでした。
林は求婚の答えがそれなのかと問いますがカナコは「はい」と答えています。
しかし言い方が優しいので林には切迫感が伝わりません。
そのころ、ナオミは李から名簿をもらい林の友人関係方面を調査中。
陽子が現れました。
達郎が銀行に殺されると言ったのは本心だったと説明します。
銀行のノルマ、出世争いなどに苦しんでいたから横領をし、海外逃亡したのだと。
達郎はそんな弱い子じゃないと言う陽子に、
家族には言えない本音を自分にはさらけ出していたと説明。
疑惑の強い目の陽子ですが、「どうしても合わせたくない事情があるのね」と
本来の美術の仕事を置いて帰りました。
ナオミは李からもらったチャイニーズリストをもとに林を探してあちこち駆けずり回ります。
カナコは妊娠チェッカー薬を出しましたが結局使わず。
ナオミはカナコに調査結果「林がみつからないが明日も探す」と報告しますが、
自分がホテルに連れて行ったとは言わないカナコです。
陽子がナオミの部屋を訪ねてきました。
部屋の中を見て達郎の痕跡があるか探ったようですが何もなし。
達郎は一人で逃亡することにしたと言うナオミですが、そんな話は信じない陽子。
水をもらえない?と要求し、
ナオミが水を入れてる瞬間に観葉の葉の裏側に盗聴器を取り付けました。
ナオミは陽子が水を飲まずに出て行ったことを何も感じていません。。
大抵の視聴者は危ないと叫んでたのですけど。
李のつてで中華店主情報により林が新大久保の店にいると聞き、
すぐにタクシーで駆けつけたナオミですが、すれ違っていました。
会社に戻ると陽子の原稿を直してないナオミは美術品の仕事から外されてしまいます。
絶望が顔に出ていて、友情のために奔走したとはいえ、ショックが大きく泣き顔・・・。
そのころ、探偵が車の中から何かを探っています。
カナコは新橋のホテルにきました。
林にこの部屋から出ないように言ったはずだと抗議しますが、
にこにこと邪気のない笑顔の林が部屋に招き入れます。
誕生日おめでとうと花をさしだし、寿桃を作ってくれたのでした。
中国では誕生日を祝う時に食べるのだそうです。
ピンクの桃を模したかわいいお菓子。
林の優しさに癒されてしまうカナコ。
電話が鳴り、それはナオミからで、部屋の外に出て着信通話。
林には女がいてその女のために日本に戻ってきたと、李からの情報だといいます。
カナコは林は池袋にはいないはずだからと、見当違いの回答をするのでした。
この時点でちゃんとナオミに説明すればいいのに。いらいらいらいら・・・。
帰宅したカナコのマンションに陽子がいました。
陽子は金曜日のマンション防犯映像を見られるように計らってほしいとカナコに要望しました。
達郎の愛人がナオミだったと言う陽子は、カナコに謝罪し、
それでも達郎の行方を捜したいと言うのでした。
「わかりました」と答えるしかない状況を作った陽子はすごい。
その後、無言電話が鳴り不審な顔になる陽子。
ナオミがやってきますが、
映像の保存期間は3週間超えてるので消去されてると陽子には伝えると言うカナコ。
ナオミはカナコのためにケーキを買ってきてくれました。
一本のろうそくに火をともしお祝いします。
カナコはナオミの友情に喜びつつも、裏切っていることに葛藤し涙を禁じえません。
私がカナコを守る。カナコの人生はじまったばかりというナオミと
僕と一緒に中国に行ってほしいと言う林がカナコの脳裏に交互にフラッシュし、
ぎゅっと目を閉じてしまうのでした。
李はナオミのこれまでの経緯から、林を達郎に見せかけたということを突き止めました。
素直に謝るナオミに「そのウソを本当にする覚悟があるのか」と詰め寄ります。
「はい」と答えたナオミ。
探偵はすべてがわかったといいます。
二人でウソをついていたこと。
「陽子さんがそんなに簡単にあきらめると思う?とにかく林さんさえ中国にもどってくれたら
達郎さんがいないことに気付かれることはない」
ナオミの部屋に仕掛けた盗聴器は「林」の存在を明らかにしてしまいました。
達郎の愛人と、達郎を奪われた妻という三角関係ではなかった。
二人は共犯者!
翌日、林の元に行ったカナコは自分は犯罪者だから一緒にいられないと言いました。
それでもかまわないという林。好きだから。
日本にいて逮捕されるなら一緒に中国行こうと誘います。
カナコは「結婚してるから」中国にいけないと断ります。
エリートサラリーマンで優しい夫を愛してるから。
必死に笑顔を作り迷惑だから帰ってくれといいますが、つい後ろ向きに泣いてしまいました。
それをあすなろ抱きにする林。
そこにナオミ到着。
カナコを抱きしめている林をみて、驚愕したナオミ。
え、どうして?カナコがここに居るの。匿ってたのはカナコなの?
ナオミ、違うの聞いて・・・
バッチーンと平手打ち!
林さんと陽子さんを合わせないために必死に探してたのを知ってたのにひどい!
部屋を出たナオミはただ泣くのでした。
残されたカナコも頬を押さえて涙。
***
まあ・・林とカナコ、殴りたくなるのはどっちもどっちなんですけど、
カナコのいらっとくる演技というか行動が全て反感になってしまう今週話でした。
ナオミは必死でしたもんね。李の追及もあったし、会社の仕事もろくにしなかったし。
結果、美術関係の異動もなくなったし、がっかり度が全く違うもんね。
陽子だって達郎の行方探して必死だったけど、仕事はちゃんとしてたようでびっくりぽんだす。
いつ仕事してたのさ?
あの葉に盗聴器しかけたのを聞いたのは探偵だったのね。
そして二人の共犯関係を見抜きました。
まだ、達郎がこの世にいなくなってることは気付いてないようですけど、
盗聴器が仕掛けられてる限りいずればれそうで危険です。
それにしても、ここにきて二人の友情が決裂。
こんな要素を入れたストーリーを残念に思ってしまいます。
きっと復活するのでしょうけど。
ところであの無言電話はなんでしょうね。
あの母親も陽子もきつい性格だから誰かに恨まれてるってことはない?
次回は陽子も襲われてたしね。
そんなこんなで、イライラしっぱなしの今週話でしたが、
ともかく二人の仲直りを希望しますわ。
林にはおとなしく中国に帰ってもらうしかないのですけど、
案外二人を助けてくれるとか役に立ってくれるかも。
同様に、李も「林」と「達郎」との替え玉作戦の不審点がつながったのでしたが、
ナオミには力になってくれそうだったから何か考えがあるかもしれない。
ほころびだらけの犯罪でハラハラしてたころが懐かしいようなこの頃。
ただ、人との関係をよくしておくと、別の面で収穫があるという一つの勉強でもありますかね(笑
とにかく次が楽しみです。
| Home |