07/15/2016 はじめまして、愛しています。 第1話
どエラいヒューマンなドラマだったけど脚本が「遊川和彦」と出ていて驚いてしまいました。
以前の偽装の夫婦ではすっごくがっかりして本当に怒りがてっぺんまでありましたのよ。
それなのに、今回の坊やはかわいくてかわいそうで上手いしねえ・・
もうドラマの雰囲気にのめりこんでしまっただよ、あたしゃ。
「はじめまして、愛しています。 第1話」
江口さん(信次)の熱いキャラにはやや辟易していましたけれど
おおむね好発進でした。
苦手な尾野さん(美奈)がむしろ自然にとけこんでいたからなんでしょうかね。
ストーリーは、
鎖で監禁された子供が梅田家の庭に現れ、その子供の事情を知り、深みにはまっていく(違!)というところ。
美奈はピアノ教室を運営しながらコンクールによりプロの演奏家を目指すという日常を送り、
夫の信次は不動産業でした。偶然こちらも不動産なのね。
二人の縁はグランドピアノ可の部屋を紹介したところから始まりました。
結婚して10年、子供はまだいません。
そんなところに現れた歩くん(朝ドラの吉高ちゃんの子でした)は、一言も発しません。
それでも一度目は美奈がくれたドーナツを夢中でほおばり、二度目に現れたときは熱があったのでした。
擁護施設との関係ができていきますが担当者の堂本(余)が話術がうまいのね。
個人情報だから何も教えられないといいながらもけっこう話してくれたのでした。
三度目に現れた坊やはやはりしゃべりませんがピアノに関心があったことがわかります。
早速信次が、美奈にリクエストして弾かせてますがドレミの歌。
一緒にド、レ・・と弾きだして、かわいいのね~。
嬉しくなった信次はもう涙で舞い上がって
かねてから要望していた「特別養子縁組」の話を堂本さんにしてしまいました。
それまで反対していた美奈ですが、よその子を育てるのは難しいという堂本の話術にひっかかって
ついに自分から子供を引き取ると言ってしまうのでした。
子供を愛していると言えるのは信次だけど
自分はその妻だから・・というわけです。
そして梅田夫妻は、二つの運命に翻弄されるということです。
一つは想定外の地獄であり、もう一つはこの子が引き起こす「奇跡」に。
***
特別養子縁組は、実親との縁がきれ、養親の戸籍に入ってしまうと言う点で「特別」なのですが、
この子の親自体が存在が不詳なのでそうするのが妥当という点が見えるのですね。
生まれた時期すらも判明できないようで年齢は今の体格から5~6歳というあいまいさ。
制度の条件は6歳までだそうですから、急がないといけないようです。
だけれども、いきなり親になるわけですから、しかも出生の難しい子供ですので
それなりに勉強する必要もあり、検査や講習といろいろお役所のほうでも準備してあるようです。
ともかく一緒に見て覚えていくという意味ではとてもいいドラマになりそうです。
信次の暑苦しさと真逆の美奈ですが、一見、堂本の話ぶりに反感したように母親になると言っていました。
でも、美奈自身が日頃の空しさを覚えていたからの心情の吐露でもあったかもしれませんね。
何しろレッスンではちっともやる気のないかわいくない子供たちを相手にし、
有名な音楽家である父親の背中を追ってプロを目指していても、いまだ実りがありません。
一方で自分の弾いたピアノに惹かれてやってきてくれたこの子に、うっすらと母性を感じたというのも
ある意味、間違いではないでしょうね。
堂本が子供たちが親を試すために悪さをする話をしていましたが(海苔だけ食べるとか、食べ散らかす、かみつくetc)
聞いてるほうがその大変さに身がすくむと言う感じでした。
でもこういったことを乗り越えて親子になっていくのでしょうね。
あの坊やはなぜ話さないのかという疑問ですが
親にネグレクトされているため言葉が理解できないということはあるかもしれない。
だからこそピアノの音色に惹かれたと言う成り行きも案外自然に受け入れられそうです。
せっかくのいいテーマなのでこのままラストまで裏切らないで欲しいと願いながら
1話を見終えました。
重いながらも良いドラマになることを期待しています。
それなのに、今回の坊やはかわいくてかわいそうで上手いしねえ・・
もうドラマの雰囲気にのめりこんでしまっただよ、あたしゃ。
「はじめまして、愛しています。 第1話」
江口さん(信次)の熱いキャラにはやや辟易していましたけれど
おおむね好発進でした。
苦手な尾野さん(美奈)がむしろ自然にとけこんでいたからなんでしょうかね。
ストーリーは、
鎖で監禁された子供が梅田家の庭に現れ、その子供の事情を知り、深みにはまっていく(違!)というところ。
美奈はピアノ教室を運営しながらコンクールによりプロの演奏家を目指すという日常を送り、
夫の信次は不動産業でした。偶然こちらも不動産なのね。
二人の縁はグランドピアノ可の部屋を紹介したところから始まりました。
結婚して10年、子供はまだいません。
そんなところに現れた歩くん(朝ドラの吉高ちゃんの子でした)は、一言も発しません。
それでも一度目は美奈がくれたドーナツを夢中でほおばり、二度目に現れたときは熱があったのでした。
擁護施設との関係ができていきますが担当者の堂本(余)が話術がうまいのね。
個人情報だから何も教えられないといいながらもけっこう話してくれたのでした。
三度目に現れた坊やはやはりしゃべりませんがピアノに関心があったことがわかります。
早速信次が、美奈にリクエストして弾かせてますがドレミの歌。
一緒にド、レ・・と弾きだして、かわいいのね~。
嬉しくなった信次はもう涙で舞い上がって
かねてから要望していた「特別養子縁組」の話を堂本さんにしてしまいました。
それまで反対していた美奈ですが、よその子を育てるのは難しいという堂本の話術にひっかかって
ついに自分から子供を引き取ると言ってしまうのでした。
子供を愛していると言えるのは信次だけど
自分はその妻だから・・というわけです。
そして梅田夫妻は、二つの運命に翻弄されるということです。
一つは想定外の地獄であり、もう一つはこの子が引き起こす「奇跡」に。
***
特別養子縁組は、実親との縁がきれ、養親の戸籍に入ってしまうと言う点で「特別」なのですが、
この子の親自体が存在が不詳なのでそうするのが妥当という点が見えるのですね。
生まれた時期すらも判明できないようで年齢は今の体格から5~6歳というあいまいさ。
制度の条件は6歳までだそうですから、急がないといけないようです。
だけれども、いきなり親になるわけですから、しかも出生の難しい子供ですので
それなりに勉強する必要もあり、検査や講習といろいろお役所のほうでも準備してあるようです。
ともかく一緒に見て覚えていくという意味ではとてもいいドラマになりそうです。
信次の暑苦しさと真逆の美奈ですが、一見、堂本の話ぶりに反感したように母親になると言っていました。
でも、美奈自身が日頃の空しさを覚えていたからの心情の吐露でもあったかもしれませんね。
何しろレッスンではちっともやる気のないかわいくない子供たちを相手にし、
有名な音楽家である父親の背中を追ってプロを目指していても、いまだ実りがありません。
一方で自分の弾いたピアノに惹かれてやってきてくれたこの子に、うっすらと母性を感じたというのも
ある意味、間違いではないでしょうね。
堂本が子供たちが親を試すために悪さをする話をしていましたが(海苔だけ食べるとか、食べ散らかす、かみつくetc)
聞いてるほうがその大変さに身がすくむと言う感じでした。
でもこういったことを乗り越えて親子になっていくのでしょうね。
あの坊やはなぜ話さないのかという疑問ですが
親にネグレクトされているため言葉が理解できないということはあるかもしれない。
だからこそピアノの音色に惹かれたと言う成り行きも案外自然に受け入れられそうです。
せっかくのいいテーマなのでこのままラストまで裏切らないで欲しいと願いながら
1話を見終えました。
重いながらも良いドラマになることを期待しています。
| Home |