08/27/2017 「時代を作った男 阿久悠物語」「黒革の手帖 第6話」
「時代」にこだわった阿久悠の世界に亀ちゃんが乗り移ったような素晴らしさ。こんなドラマなら毎年でもいいわよ!
24時間テレビのハンディキャップ主題ドラマは毎年涙を絞り取らせることを身上とするので
嫌気がさし、何年も避けていたんですわ。
が、今年は趣向が変わり「阿久悠物語」だというのでキリンになるくらい楽しみでした。
アタシぐらい妖怪になってくるともう生き字引(ウソ)というくらい知ってるわけですが
あのコワモテの阿久悠が優しいロマンチックな言葉を紡ぎだす魔法に大昔から魅かれていました。
おそらく言葉の世界に入る意思を持った人なら一度は通る道のようなもんです。太宰みたいにさ。
そんなこんなで、亀ちゃん(亀梨)の演技にもずぼ~っとはまっていました。
阿久さんの鋭いあの目つき、冷たさみたいなものも全部亀ちゃんのモノにして
もう全然亀ちゃんじゃなくて阿久悠にしか見えなかった~~。
亀ちゃんよりかなり年上を演じたわけですが違和感全くなし。
元々亀ちゃんは演技の素質があったし、妖怪人間あたりが転換期だったような気もしますが
とにかくこれでまたひとつの境地を開いたと思います。
しかし、過去映像に釘づけでしたよね~~。
スター誕生もスターを作り上げていく過程をみるにつけ
今なら秋元康あたりのプロデュースの位置に阿久悠がいたんだな~ってことが
ドラマの流れでわかりました。
「時代」にこだわった阿久悠ですが、
歌詞をひもとくとあのころのキーワードが全部この人の手の中で転がってると言う感じですね。
誰でも知っている言葉、空気のように当たり前に呼吸していた時代の言葉を作ったと実感しました。
「地球のオトコに飽きたところよ♪」だって~!! もう普通にぶっとんでましたよね。
松下演じる奥さんが「言葉に力がある」と評価したそこから
阿久悠が花開いたとしたらそれはやはり内助の功だったともいえますね。
才能を発揮するためにも奥さんの存在は無くてはならないものでした。
最近亀ちゃんが「KAT-TUN存続は自分の美学」と語ったでしょう?
あの名文を読むにつけ「阿久悠」の世界を演じたからほとばしるように出てきたんじゃないかと
というのが印象として残りました。
「時代」にこだわり、時代を作り上げた阿久さんが河島さんの「時代おくれ」で締めくくったのも
しっとりとした良い終わり方でしたよね。
最後に阿久さんの遺作「子供たちの未来によろしく」は・・・ええ~っと・・
詩はもう絶対というくらい良かったし曲も良かったわけで、
こちらは生の良さなのね~(大汗)ということでちゃんちゃん。
とにかくドラマの余韻にちょっと今も浸ってます。面白かった!最高の出来でした。
「黒革の手帖 第6話」
3週間のご無沙汰すみません。
元子ママ(武井咲)は黒着物が多いですね。
黒い着物は艶やかさがでるのでその道のプロが着るモノという風に聞いたことがありますが
まあ本当に武井さんに良く似合っていて銀座ママの貫録をちゃんと演出してくれています。
さて元子はルダンを手に入れるために危ない橋をわたり
計団の長谷川(伊東四郎)と契約書を交わすのですが、
これが長谷川に一方的に有利な契約でもし何かあったら・・と心配になるくらいの内容でした。
それでも強気で押切りサインした元子。
しかし、まさかの手帖盗難となりじわじわと危機が迫ってくるのでした。
手帖を見せて「ここに脱税の手口全部書いてある」みたいなことを告げて脅すわけですが
あけっぴろげすぎてまるで危機意識ない元子にむしろこちらが心配になるくらいでした。
その辺りも計算していてどこかに記録(記憶)媒体を残してるんだと思ってたんですよね。
本当に手帖一つだけだったのか。
元子の性格からしたら信じられないような展開でしたよね。
そして安島(江口)に助けを求め、ここは切り抜けたというところまではまあまあかもしれない。
なんか二人のキスシーンに全く愛が見えなかったりとかそういうの気になりました。
でも二人はラブなのよね?
安島は元子にお守りを返して(別れの意味?)去っていきました。
それから一か月後に現れたのがあの銀行の上司(滝藤)。
何でも銀行を辞め長谷川の子会社に入り、その異動でカルネの支配人となったという。
寝耳に水といった体の元子は驚くばかり。
しかも、波子(仲)まで新ママとしてやってきたではないか。
契約破棄してくれたとばかり信じていた元子ですが
長谷川はそんなに甘くなかった。
違約金の5000万の支払いは免除してくれたけれどカルネは最初から取り上げるつもりでいたようです。
とっとと出ていけ呼ばわりされ、
歯ぎしりしそうなくらいにカッと目を見開く元子は悔しさいっぱい。
その一方で、伊東、高嶋、滝藤、仲と大笑いしている映像がずらずらと続き
無性に腹が立ってくるのよね。
予告も靴をなめろという感じ?
ひどいものでしたね。
波子の下品さはカルネの雰囲気を壊すし一発で安酒場に変えてしまうくらいの
下げ力に満ちていますけど、経済研究所の長谷川って人を見る眼がないわね。
原作とは違う流れになっているみたいだから
この際、手帖はコピーがあったとか盗まれたのは全く別のモノとか元子に良い材料がでてくるといいですね。
今の時点ではまだまだ違うものができそう。
なかなか面白くて目が離せません。
来週はお休みで9/7が第2章だそうです。
元子の逆転ホームラン期待してますっ!
_______________________
「コードブルー」は毎回エピソードの連打であっという間の濃い時間ですね~。
藍澤先生(山下)の孤高的存在感が際立ちます。なんたって美しいですしねえ~。ふふ
今週のコードブルーはまだしっかりと入ってないのですが
もっともっとPさんのキレキレの頭脳とか見ていたい~~~。
毎週恐ろしいほど楽しみにしてます。
嫌気がさし、何年も避けていたんですわ。
が、今年は趣向が変わり「阿久悠物語」だというのでキリンになるくらい楽しみでした。
アタシぐらい妖怪になってくるともう生き字引(ウソ)というくらい知ってるわけですが
あのコワモテの阿久悠が優しいロマンチックな言葉を紡ぎだす魔法に大昔から魅かれていました。
おそらく言葉の世界に入る意思を持った人なら一度は通る道のようなもんです。太宰みたいにさ。
そんなこんなで、亀ちゃん(亀梨)の演技にもずぼ~っとはまっていました。
阿久さんの鋭いあの目つき、冷たさみたいなものも全部亀ちゃんのモノにして
もう全然亀ちゃんじゃなくて阿久悠にしか見えなかった~~。
亀ちゃんよりかなり年上を演じたわけですが違和感全くなし。
元々亀ちゃんは演技の素質があったし、妖怪人間あたりが転換期だったような気もしますが
とにかくこれでまたひとつの境地を開いたと思います。
しかし、過去映像に釘づけでしたよね~~。
スター誕生もスターを作り上げていく過程をみるにつけ
今なら秋元康あたりのプロデュースの位置に阿久悠がいたんだな~ってことが
ドラマの流れでわかりました。
「時代」にこだわった阿久悠ですが、
歌詞をひもとくとあのころのキーワードが全部この人の手の中で転がってると言う感じですね。
誰でも知っている言葉、空気のように当たり前に呼吸していた時代の言葉を作ったと実感しました。
「地球のオトコに飽きたところよ♪」だって~!! もう普通にぶっとんでましたよね。
松下演じる奥さんが「言葉に力がある」と評価したそこから
阿久悠が花開いたとしたらそれはやはり内助の功だったともいえますね。
才能を発揮するためにも奥さんの存在は無くてはならないものでした。
最近亀ちゃんが「KAT-TUN存続は自分の美学」と語ったでしょう?
あの名文を読むにつけ「阿久悠」の世界を演じたからほとばしるように出てきたんじゃないかと
というのが印象として残りました。
「時代」にこだわり、時代を作り上げた阿久さんが河島さんの「時代おくれ」で締めくくったのも
しっとりとした良い終わり方でしたよね。
最後に阿久さんの遺作「子供たちの未来によろしく」は・・・ええ~っと・・
詩はもう絶対というくらい良かったし曲も良かったわけで、
こちらは生の良さなのね~(大汗)ということでちゃんちゃん。
とにかくドラマの余韻にちょっと今も浸ってます。面白かった!最高の出来でした。
「黒革の手帖 第6話」
3週間のご無沙汰すみません。
元子ママ(武井咲)は黒着物が多いですね。
黒い着物は艶やかさがでるのでその道のプロが着るモノという風に聞いたことがありますが
まあ本当に武井さんに良く似合っていて銀座ママの貫録をちゃんと演出してくれています。
さて元子はルダンを手に入れるために危ない橋をわたり
計団の長谷川(伊東四郎)と契約書を交わすのですが、
これが長谷川に一方的に有利な契約でもし何かあったら・・と心配になるくらいの内容でした。
それでも強気で押切りサインした元子。
しかし、まさかの手帖盗難となりじわじわと危機が迫ってくるのでした。
手帖を見せて「ここに脱税の手口全部書いてある」みたいなことを告げて脅すわけですが
あけっぴろげすぎてまるで危機意識ない元子にむしろこちらが心配になるくらいでした。
その辺りも計算していてどこかに記録(記憶)媒体を残してるんだと思ってたんですよね。
本当に手帖一つだけだったのか。
元子の性格からしたら信じられないような展開でしたよね。
そして安島(江口)に助けを求め、ここは切り抜けたというところまではまあまあかもしれない。
なんか二人のキスシーンに全く愛が見えなかったりとかそういうの気になりました。
でも二人はラブなのよね?
安島は元子にお守りを返して(別れの意味?)去っていきました。
それから一か月後に現れたのがあの銀行の上司(滝藤)。
何でも銀行を辞め長谷川の子会社に入り、その異動でカルネの支配人となったという。
寝耳に水といった体の元子は驚くばかり。
しかも、波子(仲)まで新ママとしてやってきたではないか。
契約破棄してくれたとばかり信じていた元子ですが
長谷川はそんなに甘くなかった。
違約金の5000万の支払いは免除してくれたけれどカルネは最初から取り上げるつもりでいたようです。
とっとと出ていけ呼ばわりされ、
歯ぎしりしそうなくらいにカッと目を見開く元子は悔しさいっぱい。
その一方で、伊東、高嶋、滝藤、仲と大笑いしている映像がずらずらと続き
無性に腹が立ってくるのよね。
予告も靴をなめろという感じ?
ひどいものでしたね。
波子の下品さはカルネの雰囲気を壊すし一発で安酒場に変えてしまうくらいの
下げ力に満ちていますけど、経済研究所の長谷川って人を見る眼がないわね。
原作とは違う流れになっているみたいだから
この際、手帖はコピーがあったとか盗まれたのは全く別のモノとか元子に良い材料がでてくるといいですね。
今の時点ではまだまだ違うものができそう。
なかなか面白くて目が離せません。
来週はお休みで9/7が第2章だそうです。
元子の逆転ホームラン期待してますっ!
_______________________
「コードブルー」は毎回エピソードの連打であっという間の濃い時間ですね~。
藍澤先生(山下)の孤高的存在感が際立ちます。なんたって美しいですしねえ~。ふふ
今週のコードブルーはまだしっかりと入ってないのですが
もっともっとPさんのキレキレの頭脳とか見ていたい~~~。
毎週恐ろしいほど楽しみにしてます。
08/06/2017 「コード・ブルー3 第3話」「黒革の手帖 第3話」
命より大事なモノを持ってる人は幸せだな。
「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 THE THIRD SEASON 第3話 」
相変わらずぎゅうぎゅう詰めで立ち止まる余裕もなく
最後まで一気に流されていったもの凄い迫力の仕上がり。
このご時世で高い数字を叩きだすだけのことはありました。
命より大事なものを持つ三者三様。
研究者、料理人、ピアニスト。
大切なものを奪われたときにその人の本性が形をだします。
脳が生きることを拒否しながらも身体は生きたいと答えていた研究者。
一流の人間とはどんなでしょうか。
土壇場の時にその本音が見えます。
研究者は妻に当たり散らすわけで見苦しく、
強いていうなら人間らしくもあり、
でも傍から見れば往生際の悪い嫌味な最低な人物でしかないのでした。
一方でそれを見ていた料理人は、包丁が握れない結果を知らされても
苦悩の果てに、乗り越える笑顔をみせてくれたという対照的な描き方をしていました。
視聴者一同、料理人には拍手したでしょうね。
でも、アタクシめとしては打ち込むものを奪われたと言う点では似た経験をしたので、
両方の気持ちがわかるし、自分に置き換えてみれば様々な感情が去来するので何も言えないなあ・・
ピアニストはオペをすれば奪われる可能性が高いため、オペのサインできずにいます。
ピアノが弾けなくなる自分とピアノを弾けたままこの世を去るほうがいいのかどうか。
この孤独な悩みには誰も答えられないわけで、自分で決断しなくてはならないのです。
ちょっと重すぎて、むむぅ・・・だわ。
今週の藍澤先生(山下)はダメージコントロールという技術を教えてくれました。
孤独の影を持つ藍澤先生は患者の「一線は越えない」(←流行語?)ポリシー展開です。
立ち込めない領域には一切触れず、オペの技術のみの解説に神を見た気分でした。
さすがでございます。
シーズン2のパーマのPさんが一番好きですがストレートな藍澤先生も
できるドクターという鋭い眼光のオーラに役だっていますね。
今週は、シアン吐しゃ物で意識不明になった冴島のお腹のベビーは無事なのかという一点が気になり
どうも最後までそわそわでした。
目覚めた母体が元気で無事なのはわかったけど、
せめて、心拍を聞かせてくれるとか視聴者を安心させてくれても良かったのではないでしょうかね。
「黒革の手帖 第3話」
滝藤が乗り込んできて年収が2/3になったと怒鳴りまくってましたねえ。
相場ですけど銀行員の友人知人の年収の6割でも国民一般平均年収より高いの知ってるわけで
アタシが逆に滝藤殴りたくなるのでした。あはは暴力反対。
序盤では高畑元看護師長が
1000万を元子(武井)に返しに来ていましたが、
今後は派遣の看護師になるというので、元派遣の元子としては大反対といったところ。
まだ奥田に未練をみせる高畑なので、元子に女の幸せを知らないという妙な助言をしていました。
銀座の店は砂の城だそうです。
しかし元子の目標は銀座一番の店のママ(女王)になること。
お金にしばられるのではなく支配するという自分なりの思想を持つ元子なので
ここは平行線ですね。
そういうことで二人は袂を分かつことに。
そして、安島(江口洋介)の政略結婚。
相手(江口のりこ)は私生活に口出ししないから選挙に勝つことだけを条件にしてきました。
面倒臭さがないのはいいけど、家庭には幸せを求めないってことなんですね。
ということで安島はどんどん元子にはまりそうです。
携帯で異変をキャッチして、(↑冒頭のエピ)滝藤の殴り込みの現場で
ネクタイで首を絞められていた元子を助けてくれました。
接近した二人ですが一線は越えるのかどうなのかな~(しつこい)
さて、噂で銀座一の「ロダン」が売りに出されることを知った元子は3億の値を知り、
黒革の手帳にあった借名預金の「3億」の持ち主を次のターゲットにした模様。
それは高嶋政伸さん、あなたです~~!
___________________________________
ハロー張りネズミは心霊っぽい予告があったので
怖いのダメなもんでパスです。
深キョン見たかったけど怖いのは本当ダメだ~~orz
その分、ブランケットキャッツで癒されて良かったわ~。
猫ちゃんたち、どの子も名優でした。
みんなオーラのある顔立ちで素晴らしかったです。
ニシジと吉瀬さんの今後にハッピーな予感もあってgood!
そしてなんと次のこの枠は竹野内豊なんですって。
めっちゃ楽しみなんですけど。
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