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昨夜の「セルラー」ご覧になりました?

単純なストーリーかと思いきやけっこうひねってましたね。

面白かったです。

普通に幸せな生活をしている家庭が突然、嵐に巻き込まれるとき。

高校の生物教師ジェシカは息子をいつものように送り出しますが、

その後に乱入した男によって家政婦は殺され、ジェシカは拉致されて

しまいます。

その理由が全くわからない。

怯え恐がるジェシカと生物教師として知識のあるジェシカが

魅せてくれます。

いきなり壁付けの電話を壊してしまう犯人側のリーダー@イーサン。

そして何の説明もなくジェシカを監禁してしまうのです。

ここからがジェシカの腕の見せ所。

壊れた電話のコードを接触させて外部への連絡を試みていました。

うまいですね。

本当にあれでつながるのでしょうか?

で、つながった相手が大学生のライアン。

何となく軽薄そうな学生ですが、犯人とジェシカの緊迫したやりとりを

聞いて投げ出さずに最後まで救出に向かい頑張ってくれました。

この人には一度別れた恋人がいたんですが、最後の最後では

危機に巻き込まないように知らない相手だと言ってました。

しかし、ライアンが携帯の充電器を買うために銃で脅したり、

他の車を奪ったりけっこうハラハラさせられます。

終わりよければ全てよしなんでしょうけどね。

生物教師の強みは動脈切断にも生かされてました。

相手は出血多量でしょうな。

さらに車では手錠の鎖でクビを絞めていたし

かなり勇敢でした。

そうそう、意表をつくのが海草パックの刑事さん。

警察の仕事に見切りをつけてエステの店を出すと言ってたけれど

意外や意外、この人が事件の匂いを嗅ぎとり

解決に一役を買ったのでした。

一見、ダメそうに見えるのに実はすごいというのがポイント。

注目なのは小道具としての携帯。

なぜあの携帯に突然つながったのかがやっぱりわからないけれど

「この携帯が切れたら殺されるかもしれない」という緊迫感が

ずっとついて回ります。

途中で混線する状況も他の携帯に切り替えるいきさつも何でもあり。

犯人側が実は市警というのも驚きだし、

麻薬に関係していたというのも驚き。

市民を守るはずが市民に撮られた録画のために

普通の家庭をどん底に突き落とした罪は大きい。

録画のムービーの部分を携帯にダビングしていたという用意周到さ。

最新の携帯はこんなに便利なんだと、

つまりそこがタイトルにつながるんですね。

携帯があって本当に良かった!

こう思えたなら業界は大成功だということでしょう。

                2007/9/2 日曜洋画劇場

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