智也の受けた裁判ですがあれを審判というのね。
さつき(稲森いずみ)は、智也(嘉数一星)が犯した罪をともに背負い生きるために、懸命に智也と向き合おうとしていた。そんなさつきの思いは少しずつ智也にも届き、智也はついに家裁の担当者・富田(田中美佐子)に事件当日の全てを話し始める。

あの日、トイレに行きたくて困っている清貴(佐藤詩音)を自宅へ連れて行ったこと、「ただいま」といわない智也を清貴が「ヘンだ」と言ったこと、智也よりキャッチボールのうまい清貴が「日曜日にいつもお父さんとしているから」と自慢したこと……。事件当日の話を始めた智也だったが、肝心のところで体が震えて話せなくなってしまう。「焦らなくて良い」と言う富田に智也はその後のすべては日誌に書きたいと言い、富田も智也を信じ、それを認める。そして面会にかけつけたさつきには「家庭裁判所の審判廷で、全てが明らかになる」と話す。


そのころ、さつきから2度目の手紙を受け取った小沢家は揺れていた。聖子(板谷由夏)は「もし自分がさつきの立場だったら」と考え、さつきを罵倒した娘の美帆子(川島海荷)も「あの人が生きていて良かった」と複雑な心境を打ち明ける。夫・秀昭(佐野史郎)だけは「犯人のことなんか考える必要はない」と手紙を破り捨てるが、さつきたちの住むアパートの玄関の落書きや張り紙を思い出し、どこか煮え切らない思いでいた。

そしていよいよ智也の審判が始まり、智也の書いた日誌によって事件の全てが明らかになり・・・


全部話すと言った智也でしたが途中までは今までの供述どおりでしたが

肝心のところで話せなくなってしまいます。

重要な点は日誌に書くということになりました。


智也はホームレスのところには近付かないとさつきと約束したのに

大好きな昆虫の話を聞いてくれるなどがあって親交がありました。

しかしあまりにも親密さを漂わせるホームレスのおばあさんに恐くなって泣き濡れて帰りましたが

さつきが気づいてあげられなかったというタイミングの悪さがありました。

そこから智也は母の愛情に背を向けるようになり、また母は母で子供の自立反抗期と思っていたという

時期にあたってしまいました。

しかし実は智也はまだ子供で心から母親を求めていたということが徐々にわかってきました。

そんなところにキヨタンとの出会いがあり、自宅へ案内してあげた智也でしたが

傍若無人な無邪気な暴君にすっかり振り回されたのもひとつの悲劇でした。

あの日、・・・・・



小沢家では美帆子がさつきからの手紙を取り出して読みましたが

生きてて良かったともらしています。

しかし、それでも加害家族なわけで憎しみが募り、複雑で気持ちの整理はつきません。

父の佐野パパも憎悪は激しいものの玄関に張られた紙や人殺しのスプレーなどを思い出し

これも複雑な心境です。

聖子は立場が逆転していたらと思うとこれもまた複雑です。

佐野パパは手紙を破ってみますがそれでも心は晴れません。


野口家は太郎パパが禁煙の誓いをたてました。

そしてさつきの母親のところに引越す件を話しあいます。

事情を近所に知られている以上、太郎パパも覚悟が必要だということはわかっていました。



審判が始まりますがミニ法廷といったところです。

そこには両親がやってきてその間に何日ぶりかで智也が座りました。

親子三人が並んで座るという嬉しい光景ですがここは裁判所なのでした・・。

厳粛に宣誓し、審判が始まりました。

罪状は殺人

後頭部を路面にたたきつけたというのがその方法でした。

動機については冨田が日誌を読み上げました。

清貴くんの発言がさつきの愛を否定したこと、そして父親の多忙さを知っている智也に

変則的家庭だと詰られたことも含め両親をかばったというところでの

カッとした思いが高じての殺意でした。



お兄ちゃんがただいまって言わないのはママがお帰りといわないからでしょう。という:清貴くん。

帰るといった清貴君にお母さんは待ってなんかいないといったのでした。


「お兄ちゃん、やなやつ。大っ嫌い。お兄ちゃんのママとうちのママを一緒にしないで

お兄ちゃんは凄く悪い子なんだ。だからみんなお兄ちゃんのこと大嫌いなんだ。」

つい、お姉ちゃんの怒る気持ちがわかるとキヨタンに言ってしまう智也。

そこにグローブを投げつけて帰ると言い出すキヨタン。

そのグローブはお父さんとキャッチボールをするためにお母さんが買ってくれたもの。

子供らしい気持ちの高ぶりでキヨタンに怒りがわきました。

そして肩をつかみ揺らして地面に倒し、何度もコンクリートの地面に頭を打ち付けたということです。

気づいたら動かなくなっていたというのですが、子供だしどうしたらいいかわからなかったのでしょう。

ここで救急車を呼ぶとか近くに誰かがいたらとかタラレバの想像ではどうにもならない現実でした。

さつきも野口も涙です。

僕は悪い子です。僕は悪い子です。僕は悪い子です・・・

智也が立ち上がって言うと、

さつきが抱きしめて「お母さんを許して」と

そして野口も二人を抱きしめます。号泣です。

冨田たちは皆、辛そうです。


現場に行く美帆子ですが佐野パパもやってきます。

笑える日がきっとくるという美帆子でした。


野口は自分がもっと智也のことを・・と心から悔いていますが

さつきは智也は生きている・・申し訳ないけど生きている・・と

死んでしまった清貴君を思えばこれからの茨の道など何でもない。

家族力を合わせて生きていくだけです。


冨田も相当辛い審判でしたが帰ってきて息子の姿を見て抱きしめて泣いてしまいます。

ただ泣くだけです。


さつきの実家で審判の報告をする野口です。

智也はさつきをかばってしたことだったと話しています。


そして小沢家でも審判のことを新聞で知ります。

すぐに裁判所に向かいました。


野口家には智也の同級生の女の子がノートを持ってきてくれました。

いつでも学校に戻れるようにという優しい気持ちです。

しかし面会した智也はノートを見てまた心を閉ざしてしまいました。

学校に戻れるとは思わなかったのでしょう・・・。


小沢家の両親は冨田のところにやってきて審判記録を読ませてもらいます。

最後に清貴が何をいい何を見たのか親として知ることができるといいます。

読んでみて興奮してしまいました。

犯人の少年が自分を有利にするための証言だと断定する佐野パパです。

でも冨田は智也が最後の最後まで言わなかったことだということで智也の言うことに

信憑性を判断しています。

聖子は別の見解です。

その少年に会って清貴が傷つけるつもりで言ったわけじゃないことを伝えたいといいます。

その子のなかで清貴がひどい子になっているとしたら訂正したいというのが母親の気持ちです。

しかし面会はできないという冨田でした。


第二回 審判

判決の前に、清貴君のお母さんから手紙が届いたということで

冨田が読み上げることになりました。


*******

殺害方法がやっとわかりました。

あんな小さな子がどうやって・・と思ってましたが

重力に仕事をしてもらったというところですね。

でもまさか何度も何度も頭を打ち付けるとは・・

それほどの怒りが智也に湧いてきたんですね。


キヨタンの言葉はどこにでもいる子供のイジワルなもので

たいていは聞き流して相手にもしないものですが、

たまたま智也は真面目な性格だったのと両親との関係が

その時のタイミングが合いすぎていたのが不幸でした。

本当に偶然ってこういう嫌なイジワルをするものです。

せめて誰かがその辺にいて声をかけてくれてたら・・

せめて救急車を呼べていたら・・

ここまで大きくならなかったのにこれも運命のいたずらですか。


失った命はあまりにも大きく、

残された家族は被害者も加害者も大きく苦しみますが

神はここから光を見出す知恵を試しているのかもしれません。


しかしあのクラスメートのノートですがこれも無邪気な暴力ではないでしょうか。

学校に戻れるとは思えないのですが・・

というよりも学校側が拒否するんではないでしょうか?

でももしも戻れる日がきたらちゃんと受け入れて欲しいですね。


智也はとってもいい子で真面目な子ですが

それがわかるだけに事件が辛いのです。




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