06/18/2009 アイシテル~海容~ 第10話(最終回)
終わりましたね。まだ気持ちの整理がついてないですわ・・・
キヨタンのお墓ですれ違う二人の母たちですが、
それと気づいたさつき(稲森いずみ)はすぐに土下座をしています。
すべて私が・・・
聖子(板谷由夏)はその肩に手をやり、顔をあげてくださいといいました。
あなたが苦しんでも私は楽にはなれないというのです。
これからもずっと苦しみは続いていく。
ならば
生きてください・・といえる方がずっと苦しみは和らぎます。
憎しみを持ち続けるよりもこれからを思うことで一歩進めたようです。
清貴のために・・あなたのお子さんのために。
これが「海容」ということなのですね。
お花をありがとうございます。
でももう二度と会うことは・・・・
さつきは許されたとは思いませんが、それでもひとつの救いがあったことでしょう。
二人とも号泣していました。
そこに佐野パパも来ていたのですがお墓参りをせずにさつきに会わずに帰りました。
気持ちとしては怒りをぶつけ罵りたかったでしょうがそれはしなかった。
佐野パパも海容の領域に近付いたようです。
美帆子はパンをかじって登校。
日常がもどってきたようです。
小沢は会議で緑地開発の仕事を挨拶していました。
さつきの森田の実家では家庭調査員がきて
智也の部屋など環境を確認しています。
さつきはパート仲間にも智也の事情を話したそうです。
学校では施設に入ったことはいうけれど具体的なことはふせられると言っていました。
野口は同僚の残業を代わっていますが、正社員の話もありました。
少しずついい方向にきています。
そして、智也の退所日が決定しました。
さつきは冨田にもその事を連絡しました。
息子とふざけている冨田は幸せなお母さんです。
智也君の未来を家族で作ってあげてくださいと返事していました。
そして退所の日。
きちんと挨拶している智也ですが、固い顔のままです。
とにかく両親そろって迎えにいき、三人で帰ってきました。
お父さんもおかあさんもいつだって智也のそばにいるし、三人で頑張るからと言います。
智也はおばあちゃん、お世話になります・・そう挨拶して靴もそろえました。
お行儀のいい智也。そういう風に施設でしつけられたのでしょうか。
小沢家ではキヨタンのジャガイモが実り、カレーだそうです。
あれから一年になるということがわかります。
野口家ですが、森田のおばあちゃんの書道教室閉鎖の話をしていますが
それを聞いている智也。
夜も寝つけないようでさつきが見にきたときは寝たふりしています。
両親は智也の固い表情に何かを感じ取っていますが
腫れ物に触るような気持ちが伝わっているからではないかというのです。
まず自分たちが変わることが大事だと気づきます。
初登校。
暗く硬い顔の智也ですが、さつきは今日がスタートラインと励ましています。
自然にしていれば友達もできるしおなかの底から笑える日もくると。
先生は明るい穏やかな雰囲気でこの人なら智也を任せても大丈夫かと思いました。
挨拶して普通に学校が始まりました。
美帆子は同級会に行きますが、そこで携帯でネットを見ている人から奪って見ると
裏情報といって智也が東都小学校に編入したことがわかりました。
血相を変えて帰っていく美帆子。
家で泣いていますが、聖子がそれに気づきます。
さつきはパート仲間に早く帰るように応援してもらってます。
職場ではいい関係を築けたようです。
しかし帰ってきた智也は暗い表情で元気がありません。
野口が帰ってきますが、かわいいシャツを買ってきました。
子供服を買う楽しみがあるのよね~。
でも智也はあんまり嬉しそうな顔もせず苦い顔ですぐに二階に行ってしまいます。
小沢家でもたった一年で出てきたのかと苦々しい気持ちになってしまいました。
翌朝、美帆子の反応を心配した両親でしたが、いつもと同じ様子に安堵しています。
学校帰りの智也ですが、目の前にボールが飛び出してきて声をかけた子がキヨタンそっくり(笑
固まっていて返すことができない智也でした。
そしてそのまま行方不明になりました。
智也は冨田のところに行ったのでした。
施設に戻りたいといいます。
でも冨田はその理由を聞くことができないといいました。
お母さんから智也を預かっているときは責任があったけれど
今はお母さんに智也を返しているからだそうです。
その気持ちをお母さんに話してごらんという冨田です。
きっと受け止めてくれるから。
野口が迎えにきましたが固い顔の智也はただ訴えるように冨田を見ていました。
家に帰っても無言。とことん重苦しい智也です。
智也は自分はここにいては皆に迷惑がかかるという。
新しい服を買ってもらえて美味しいものも食べられるのに
あの子はもうそういうことができない。
どんな時でも清貴君を思う気持ちは間違ってないけれど
これからの智也は笑ったり泣いたりいろんなことを学んでいくことが大事なの。
犯した罪の重さを知ることが大事なの。
大切なのは智也が清貴くんのぶんも生きていろんな経験をし
自分が何をしてしまったかを知ることだとさつきは言いました。
それでも自分がいたら迷惑だと言う智也。
お父さんが仕事をやめ、おばあちゃんが書道教室をやめたのも僕のせい。
だから僕なんて生まれてこなければ良かったというのでした。
さつきは智也のほおを張りました。
どんな命だって生まれてきていけない命なんてない。
思わず抱きしめるさつきですが泣いている智也です。
さつきは放心状態ですが野口は子供には本音で何度でもぶつかればいいと励ましています。
翌日、智也は野口が買ってきたあの服を着て登校。
心なしか晴れ晴れとした表情で出て行きました。
美帆子は学校の前で待機ですが、聖子たちが勘付いてやってきました。
顔もしらない少年を見張ってどうするつもりだと佐野パパがいいます。
聖子は、あの子も私たちと同じ様に苦しんでいる。
苦しんでいるその子を追いつめてこの先どうするの?
パパも憎むべき相手はこの中にはいない、その心は自分の中にあると言いました・・
見せたいものがあるとつれていったのは
先日会社で話していた緑地公園でした。
子供達や家族でここで遊んで笑顔になってほしいと願いをこめた公園。
キヨタンを失って、家族がバラバラになりかけたとき
キヨタンが教えてくれたことがあった。
小沢家は乗り越えたようです。
ついにお父さんも海容に達しました。
美帆子もわかってくれたようです。
その日、智也が帰ると野口も早く帰って来ていました。
一緒に遊ぼうというお父さんですが、智也はあの場所にいきたいといい、
三人でおまいりしました。
さらに一年後。
さつきは赤ちゃんを産むために分娩室にはいりました。
智也は中学生になっています。
僕もあんなふうに・・・お母さんあんなに苦しんで・・・
大丈夫だという野口。
そして赤ちゃん誕生。
赤ちゃんがとにかくかわいい。
智也にそっくりと見つめる両親が幸せな顔です。
赤ちゃんに指を差し出す智也。赤ちゃんが握りました。かわいいねえ。
生まれてきちゃいけない命なんかない。
どんな命だって生まれてきた意味があるの。
あのときさつきに言われたことを思い出しました。
智也は「ごめんなさい・・ごめんなさい」と泣き出しました。
ようやく命の重みがわかったようです。
その後も花屋の娘と交流が復活した智也でした。
さつきは小沢家に対する感謝を一日も忘れたことはないと冨田にも手紙にかいています。
そして新しい命の誕生も報告していました。
新たな命に十字架を背負わせてしまうこともわかっているけれど
智也が未来に目を向ける助けになればいいと結んでいます。
*******
冨田に助けを求めていった智也ですが
冨田はあえて突き放していました。
仕事の立場上で理由を聞く事はできないと言っていましたが
相談にのるなどいくらでもできたのにあえてお母さんにぶつけてごらんと言った
冨田の深慮に感心しました。
でもそれでずっとぎこちなかった智也の本心がわかりさつきは嬉しかったですね。
子供時代の親子が一年も離れて暮らしたのですから気持ちの行き違いもあるでしょうが
なかなか打ち解けない様子にいったい何があるんだろうと思ってました。
智也なりに家のことを考えていたなんてかなりオトナな子です。
智也も忘れることはないでしょうが、謝罪の気持ちがある限り
もう道を誤ることはないと思います。
しかし、新しい命には驚きました。
正直、殺人者の弟(妹?)というレッテルがついてしまうわけですから
十字架はかなり重いですよね。
新しい命が宿るのは被害者の方ではないかと漠然と考えていたので
戸惑いました。
でもこれで智也は命がどんなにすばらしいものかがわかったようです。
智也がいつか自分の子を持ったときにわかると聖子が手紙をくれましたが
先に命が誕生したので、理解できたようです。
こういう終わり方でよかったのかどうかがどうも釈然としませんが
事件から二年経ち、小沢家でも笑顔が見られていたし
橋のところで偶然すれ違っていたのもひとつの見所でしょうか。
でも、小沢家が野口家の誕生を知ったらまたひと波乱きそうな気がします・・・
でもとにかく終わりました。
いつ立場が逆になるかもしれないということで
親や家族のいる人はいつだって恐怖ですが、
「海容」という言葉を知り、少しだけ人間として目覚めた気持ちです。
それと気づいたさつき(稲森いずみ)はすぐに土下座をしています。
すべて私が・・・
聖子(板谷由夏)はその肩に手をやり、顔をあげてくださいといいました。
あなたが苦しんでも私は楽にはなれないというのです。
これからもずっと苦しみは続いていく。
ならば
生きてください・・といえる方がずっと苦しみは和らぎます。
憎しみを持ち続けるよりもこれからを思うことで一歩進めたようです。
清貴のために・・あなたのお子さんのために。
これが「海容」ということなのですね。
お花をありがとうございます。
でももう二度と会うことは・・・・
さつきは許されたとは思いませんが、それでもひとつの救いがあったことでしょう。
二人とも号泣していました。
そこに佐野パパも来ていたのですがお墓参りをせずにさつきに会わずに帰りました。
気持ちとしては怒りをぶつけ罵りたかったでしょうがそれはしなかった。
佐野パパも海容の領域に近付いたようです。
美帆子はパンをかじって登校。
日常がもどってきたようです。
小沢は会議で緑地開発の仕事を挨拶していました。
さつきの森田の実家では家庭調査員がきて
智也の部屋など環境を確認しています。
さつきはパート仲間にも智也の事情を話したそうです。
学校では施設に入ったことはいうけれど具体的なことはふせられると言っていました。
野口は同僚の残業を代わっていますが、正社員の話もありました。
少しずついい方向にきています。
そして、智也の退所日が決定しました。
さつきは冨田にもその事を連絡しました。
息子とふざけている冨田は幸せなお母さんです。
智也君の未来を家族で作ってあげてくださいと返事していました。
そして退所の日。
きちんと挨拶している智也ですが、固い顔のままです。
とにかく両親そろって迎えにいき、三人で帰ってきました。
お父さんもおかあさんもいつだって智也のそばにいるし、三人で頑張るからと言います。
智也はおばあちゃん、お世話になります・・そう挨拶して靴もそろえました。
お行儀のいい智也。そういう風に施設でしつけられたのでしょうか。
小沢家ではキヨタンのジャガイモが実り、カレーだそうです。
あれから一年になるということがわかります。
野口家ですが、森田のおばあちゃんの書道教室閉鎖の話をしていますが
それを聞いている智也。
夜も寝つけないようでさつきが見にきたときは寝たふりしています。
両親は智也の固い表情に何かを感じ取っていますが
腫れ物に触るような気持ちが伝わっているからではないかというのです。
まず自分たちが変わることが大事だと気づきます。
初登校。
暗く硬い顔の智也ですが、さつきは今日がスタートラインと励ましています。
自然にしていれば友達もできるしおなかの底から笑える日もくると。
先生は明るい穏やかな雰囲気でこの人なら智也を任せても大丈夫かと思いました。
挨拶して普通に学校が始まりました。
美帆子は同級会に行きますが、そこで携帯でネットを見ている人から奪って見ると
裏情報といって智也が東都小学校に編入したことがわかりました。
血相を変えて帰っていく美帆子。
家で泣いていますが、聖子がそれに気づきます。
さつきはパート仲間に早く帰るように応援してもらってます。
職場ではいい関係を築けたようです。
しかし帰ってきた智也は暗い表情で元気がありません。
野口が帰ってきますが、かわいいシャツを買ってきました。
子供服を買う楽しみがあるのよね~。
でも智也はあんまり嬉しそうな顔もせず苦い顔ですぐに二階に行ってしまいます。
小沢家でもたった一年で出てきたのかと苦々しい気持ちになってしまいました。
翌朝、美帆子の反応を心配した両親でしたが、いつもと同じ様子に安堵しています。
学校帰りの智也ですが、目の前にボールが飛び出してきて声をかけた子がキヨタンそっくり(笑
固まっていて返すことができない智也でした。
そしてそのまま行方不明になりました。
智也は冨田のところに行ったのでした。
施設に戻りたいといいます。
でも冨田はその理由を聞くことができないといいました。
お母さんから智也を預かっているときは責任があったけれど
今はお母さんに智也を返しているからだそうです。
その気持ちをお母さんに話してごらんという冨田です。
きっと受け止めてくれるから。
野口が迎えにきましたが固い顔の智也はただ訴えるように冨田を見ていました。
家に帰っても無言。とことん重苦しい智也です。
智也は自分はここにいては皆に迷惑がかかるという。
新しい服を買ってもらえて美味しいものも食べられるのに
あの子はもうそういうことができない。
どんな時でも清貴君を思う気持ちは間違ってないけれど
これからの智也は笑ったり泣いたりいろんなことを学んでいくことが大事なの。
犯した罪の重さを知ることが大事なの。
大切なのは智也が清貴くんのぶんも生きていろんな経験をし
自分が何をしてしまったかを知ることだとさつきは言いました。
それでも自分がいたら迷惑だと言う智也。
お父さんが仕事をやめ、おばあちゃんが書道教室をやめたのも僕のせい。
だから僕なんて生まれてこなければ良かったというのでした。
さつきは智也のほおを張りました。
どんな命だって生まれてきていけない命なんてない。
思わず抱きしめるさつきですが泣いている智也です。
さつきは放心状態ですが野口は子供には本音で何度でもぶつかればいいと励ましています。
翌日、智也は野口が買ってきたあの服を着て登校。
心なしか晴れ晴れとした表情で出て行きました。
美帆子は学校の前で待機ですが、聖子たちが勘付いてやってきました。
顔もしらない少年を見張ってどうするつもりだと佐野パパがいいます。
聖子は、あの子も私たちと同じ様に苦しんでいる。
苦しんでいるその子を追いつめてこの先どうするの?
パパも憎むべき相手はこの中にはいない、その心は自分の中にあると言いました・・
見せたいものがあるとつれていったのは
先日会社で話していた緑地公園でした。
子供達や家族でここで遊んで笑顔になってほしいと願いをこめた公園。
キヨタンを失って、家族がバラバラになりかけたとき
キヨタンが教えてくれたことがあった。
小沢家は乗り越えたようです。
ついにお父さんも海容に達しました。
美帆子もわかってくれたようです。
その日、智也が帰ると野口も早く帰って来ていました。
一緒に遊ぼうというお父さんですが、智也はあの場所にいきたいといい、
三人でおまいりしました。
さらに一年後。
さつきは赤ちゃんを産むために分娩室にはいりました。
智也は中学生になっています。
僕もあんなふうに・・・お母さんあんなに苦しんで・・・
大丈夫だという野口。
そして赤ちゃん誕生。
赤ちゃんがとにかくかわいい。
智也にそっくりと見つめる両親が幸せな顔です。
赤ちゃんに指を差し出す智也。赤ちゃんが握りました。かわいいねえ。
生まれてきちゃいけない命なんかない。
どんな命だって生まれてきた意味があるの。
あのときさつきに言われたことを思い出しました。
智也は「ごめんなさい・・ごめんなさい」と泣き出しました。
ようやく命の重みがわかったようです。
その後も花屋の娘と交流が復活した智也でした。
さつきは小沢家に対する感謝を一日も忘れたことはないと冨田にも手紙にかいています。
そして新しい命の誕生も報告していました。
新たな命に十字架を背負わせてしまうこともわかっているけれど
智也が未来に目を向ける助けになればいいと結んでいます。
*******
冨田に助けを求めていった智也ですが
冨田はあえて突き放していました。
仕事の立場上で理由を聞く事はできないと言っていましたが
相談にのるなどいくらでもできたのにあえてお母さんにぶつけてごらんと言った
冨田の深慮に感心しました。
でもそれでずっとぎこちなかった智也の本心がわかりさつきは嬉しかったですね。
子供時代の親子が一年も離れて暮らしたのですから気持ちの行き違いもあるでしょうが
なかなか打ち解けない様子にいったい何があるんだろうと思ってました。
智也なりに家のことを考えていたなんてかなりオトナな子です。
智也も忘れることはないでしょうが、謝罪の気持ちがある限り
もう道を誤ることはないと思います。
しかし、新しい命には驚きました。
正直、殺人者の弟(妹?)というレッテルがついてしまうわけですから
十字架はかなり重いですよね。
新しい命が宿るのは被害者の方ではないかと漠然と考えていたので
戸惑いました。
でもこれで智也は命がどんなにすばらしいものかがわかったようです。
智也がいつか自分の子を持ったときにわかると聖子が手紙をくれましたが
先に命が誕生したので、理解できたようです。
こういう終わり方でよかったのかどうかがどうも釈然としませんが
事件から二年経ち、小沢家でも笑顔が見られていたし
橋のところで偶然すれ違っていたのもひとつの見所でしょうか。
でも、小沢家が野口家の誕生を知ったらまたひと波乱きそうな気がします・・・
でもとにかく終わりました。
いつ立場が逆になるかもしれないということで
親や家族のいる人はいつだって恐怖ですが、
「海容」という言葉を知り、少しだけ人間として目覚めた気持ちです。
ikasama4
正直、これで本当にいいのか
それは当事者である自分達にも分からないのかもしれません。
ただ、相手を憎しみ続けるという事は
自分自身の人生さえも犠牲にしてしまう
それに親である自分がそうしていたら
子供もそれを真似してしまう。
子供に新たな人生を送ってもらうためにも
そのような事を止めさせるためには
自らがそれを示さなければならない。
そうして被害者側の家族もまた
これからのために子供達と一緒に歩んでいく。
その姿勢は加害者であろうと
第三者であろうと家族であれば
変わらない事なんでしょうね。
それにしても新しい命にはホント驚きました。
たしかにその十字架は重いかもしれませんが
そうした「絆」によって新たな命が智也の負担を
減らしてくれる存在になってくれるのかもしれません。
もちろんそれがいい事かどうなのかは
当事者にしか分からない問題なんでしょうけどね。
一概にこうといった答えがないだけに
こういう問題は常に考え続ける事に意味があるのかもしれません。
それは当事者である自分達にも分からないのかもしれません。
ただ、相手を憎しみ続けるという事は
自分自身の人生さえも犠牲にしてしまう
それに親である自分がそうしていたら
子供もそれを真似してしまう。
子供に新たな人生を送ってもらうためにも
そのような事を止めさせるためには
自らがそれを示さなければならない。
そうして被害者側の家族もまた
これからのために子供達と一緒に歩んでいく。
その姿勢は加害者であろうと
第三者であろうと家族であれば
変わらない事なんでしょうね。
それにしても新しい命にはホント驚きました。
たしかにその十字架は重いかもしれませんが
そうした「絆」によって新たな命が智也の負担を
減らしてくれる存在になってくれるのかもしれません。
もちろんそれがいい事かどうなのかは
当事者にしか分からない問題なんでしょうけどね。
一概にこうといった答えがないだけに
こういう問題は常に考え続ける事に意味があるのかもしれません。
tomo
エリさん、こんにちは。
終わりましたね・・・。扱っている題材はとてつもなく重いものでしたが、過度の演出もなくて、淡々と物語が進んでいくので、素直に観ることが出来ました。脚本もよかったんでしょうね。
ラストのふたつの家族が笑いさざめきながらすれ違うシーン、とても印象的でした。観ている方は、あれでかなり救われたような気がします。辛い過去を封印することなく、前向きに生きて行くこと。海のような広い心で運命を受け容れること。言葉で言うのは簡単ですが、実行するのは大変な困難を伴います。
それでも、あのふたつの家族なら・・・と思えるのは、甘いでしょうか?
新しい命には、私もびっくりしました。そうですよね、もし生まれるなら、美帆子の弟か妹だと考えるのが自然かと。でも、キヨタンは永遠に家族の中で生きていますし、智也にとっては、新しい命の存在が大切なことを教えてくれることになったんですね。この先の現実に想いを馳せると、いささか気が重くなりますが・・・。
エンドロールで、クランクアップの映像が流れていましたが、キャストの皆さんの晴れやかな笑顔にほっとしました。「お疲れ様!」と声をかけたい気分でした。(笑)そしてエリさん、見応えのあるドラマをご一緒に楽しむことができて、よかったですわ~。レビューもなかなか読み応えがありました。本当にお疲れ様でした♪
終わりましたね・・・。扱っている題材はとてつもなく重いものでしたが、過度の演出もなくて、淡々と物語が進んでいくので、素直に観ることが出来ました。脚本もよかったんでしょうね。
ラストのふたつの家族が笑いさざめきながらすれ違うシーン、とても印象的でした。観ている方は、あれでかなり救われたような気がします。辛い過去を封印することなく、前向きに生きて行くこと。海のような広い心で運命を受け容れること。言葉で言うのは簡単ですが、実行するのは大変な困難を伴います。
それでも、あのふたつの家族なら・・・と思えるのは、甘いでしょうか?
新しい命には、私もびっくりしました。そうですよね、もし生まれるなら、美帆子の弟か妹だと考えるのが自然かと。でも、キヨタンは永遠に家族の中で生きていますし、智也にとっては、新しい命の存在が大切なことを教えてくれることになったんですね。この先の現実に想いを馳せると、いささか気が重くなりますが・・・。
エンドロールで、クランクアップの映像が流れていましたが、キャストの皆さんの晴れやかな笑顔にほっとしました。「お疲れ様!」と声をかけたい気分でした。(笑)そしてエリさん、見応えのあるドラマをご一緒に楽しむことができて、よかったですわ~。レビューもなかなか読み応えがありました。本当にお疲れ様でした♪
2009/06/19 Fri URL [ Edit ]
mari
エリぴょ~ん。
海容・・・どうなんでしょうね。
もっと時間の流れがあって、初めて、
皆が納得する”ゆるし”が来ると思うのですが・・
難しかったです。両方の立場になって、
倍悩まされましたから(苦笑)
海容・・・どうなんでしょうね。
もっと時間の流れがあって、初めて、
皆が納得する”ゆるし”が来ると思うのですが・・
難しかったです。両方の立場になって、
倍悩まされましたから(苦笑)
エリ⇒ikasama4さま♪
こんにちは!
終わり方もあっさりしていて
嫌らしい押し付けは何もなくて
そういう点でも好ましかったですね。
>相手を憎しみ続けるという事は
自分自身の人生さえも犠牲にしてしまう
そうですね。
憎しみ続けるのは意外とエネルギーを使うものですし
自分自身が消耗するだけです。
でもそれが生きる原動力となることもあります。
人それぞれですが
「海容」の域に達した家族が見事でした。
>十字架は重いかもしれませんが
そうした「絆」によって新たな命が智也の負担を減らしてくれる存在
赤ちゃん誕生は一番のびっくりでした。
まさかと思っていた私が常識の殻を破れない
まんま常識の人間ですわ~。
でも智也はこれで命の何たるかを確実に理解できたようです。
この先のことはわからないけれど
ただ智也の人生が穏やかに過ぎれば
それでいいのかもしれません。
原作もあるのだそうですが
同じ最後なんでしょうか?
みんな自分と重ねて見ていたので
きっとこれからの生き方も勉強になったと思います。
終わり方もあっさりしていて
嫌らしい押し付けは何もなくて
そういう点でも好ましかったですね。
>相手を憎しみ続けるという事は
自分自身の人生さえも犠牲にしてしまう
そうですね。
憎しみ続けるのは意外とエネルギーを使うものですし
自分自身が消耗するだけです。
でもそれが生きる原動力となることもあります。
人それぞれですが
「海容」の域に達した家族が見事でした。
>十字架は重いかもしれませんが
そうした「絆」によって新たな命が智也の負担を減らしてくれる存在
赤ちゃん誕生は一番のびっくりでした。
まさかと思っていた私が常識の殻を破れない
まんま常識の人間ですわ~。
でも智也はこれで命の何たるかを確実に理解できたようです。
この先のことはわからないけれど
ただ智也の人生が穏やかに過ぎれば
それでいいのかもしれません。
原作もあるのだそうですが
同じ最後なんでしょうか?
みんな自分と重ねて見ていたので
きっとこれからの生き方も勉強になったと思います。
エリ⇒tomoさん♪
こんにちは!
終わっちゃいましたね。
けっこう本気で見ていましたわ~。
>過度の演出もなくて、淡々と物語が進んでいくので
まさにその通りで泣かせようとするシーンも少なかったですし
たとえそうであっても狙ってる感はなかったですもんね。
>笑いさざめきながらすれ違うシーン、とても印象的でした
両家族ともに乗り越えたものがありましたね。
いつ被害者加害者になるかわからない時代ですが
家族としての在り方も参考になる点はたくさんありました。
でも絶対に踏み入れたくない世界であることは
間違いないですけど^^;
>キヨタンは永遠に家族の中で生きていますし、智也にとっては、新しい命の存在
あの逆の描き方が斬新ですね。
私は常識人で頭が固いですが
でも本当に現実として
その赤ちゃんの今後を思うと暗澹としてしまうような気がしないでもないです。
でもこちらも家族の最強の絆で
乗り越えていけると信じるだけです。
そうそう最後の花束のシーンが見られて良かったですね。
きつい撮影によくがんばったと
皆を褒めてあげたいです。
そしてtomoさんも最後までレビューにつきあってくださり
ありがとうございました。
このドラマは良かったですよね。
数字がどんどん上がっていくのが
そのよさを表していました。
終わっちゃいましたね。
けっこう本気で見ていましたわ~。
>過度の演出もなくて、淡々と物語が進んでいくので
まさにその通りで泣かせようとするシーンも少なかったですし
たとえそうであっても狙ってる感はなかったですもんね。
>笑いさざめきながらすれ違うシーン、とても印象的でした
両家族ともに乗り越えたものがありましたね。
いつ被害者加害者になるかわからない時代ですが
家族としての在り方も参考になる点はたくさんありました。
でも絶対に踏み入れたくない世界であることは
間違いないですけど^^;
>キヨタンは永遠に家族の中で生きていますし、智也にとっては、新しい命の存在
あの逆の描き方が斬新ですね。
私は常識人で頭が固いですが
でも本当に現実として
その赤ちゃんの今後を思うと暗澹としてしまうような気がしないでもないです。
でもこちらも家族の最強の絆で
乗り越えていけると信じるだけです。
そうそう最後の花束のシーンが見られて良かったですね。
きつい撮影によくがんばったと
皆を褒めてあげたいです。
そしてtomoさんも最後までレビューにつきあってくださり
ありがとうございました。
このドラマは良かったですよね。
数字がどんどん上がっていくのが
そのよさを表していました。
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キヨタンのお墓の前で会ってしまったさつき(稲森いずみ)と聖子(板谷由夏)・・・
土下座をして詫びるさつきに、聖子は顔をあげるよう頼むのでした。
「あなたがどんなに苦しんでも、私は楽になれないんです。
おそらくこれからもずっと・・・」
「生きて・・・生...
トリ猫家族 2009/06/18 Thu 16:35
これはくりかえし書いているが命というものは全ていうことである。 投資に失敗して「
キッドのブログinココログ 2009/06/18 Thu 19:42
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ニュースとyoutube最新動画 2009/06/18 Thu 20:52
アイシテル~海容 後編 (2)(2007/03/06)伊藤 実商品詳細を見る
清貴の墓前で出会う2人・・。土下座するさつきをみつめる聖子・・(涙)
「笑って...
shaberiba 2009/06/18 Thu 22:36
まさか野口家に新たな命が誕生し、その小さな命によって智也が心底から涙を流し詫びの言葉を漏らすとは!予想外の展開にヤラレましたわぁ。。。エンドロールで流れた、クランクアップの様子を見せてくれたのも良かった。本当に皆さんお疲れ様でした!って感じが伝わって来ま
美容師は見た… 2009/06/19 Fri 00:10
たった1年で出てきてしまうんですね。確かに、智也(嘉数一星)君、いい子だけど、被害者の家族は、それを知ったら辛いだろうなあ。もう、殺されてしまったキヨタンは帰らないんだし・・・ 偶然、智也君が編入した学校を知ってしまった美帆子(川島海荷)ちゃんは、...
ショコラの日記帳 2009/06/19 Fri 10:57
あなたがどんなに苦しんでも私は楽にならない
恐らく…これからもずっと…
娘のために、主人のために笑いたい
笑う時間が欲しい
ですから
...
塩ひとつまみ 2009/06/19 Fri 12:32
◆川島海荷さん(のつもり) 川島海荷さんは、日本テレビ系列で毎週水曜よる10時から放送されていた連続ドラマ『アイシテル-海容-』に小沢美帆子 役で出演しました。 先週は第10話(最終回)が放送されました。 ●あらすじと感想
yanajunのイラスト・まんが道 2009/06/22 Mon 00:18
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