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北川検事は心底からビトが2000年事件の犯人と思っていたのでしょうか?
古瀬のようにビトじゃないと知りながら、ビトに罪をなすりつけたのだと思い込んでました。

拘置所で 林 (小栗旬) 殺害時の夢にうなされる ビト (松本潤) は、自分の罪を受け入れることを決意。面会に訪れた 一馬 (中井貴一) に、控訴を取り下げて欲しいと依頼する。死刑を受け入れ、林の命を奪った罪を自分の命で償うと言うのだ。
一馬は、死を選ぶことは償いにならない、と諭すがビトの決意は変わらない。同じく面会に訪れた 花 (新垣結衣) にも、面会に来ないで欲しいと告げるのだった。

そして5年後の2015年、夏。
ビトの決意に変わりはなく、ひたすら花の面会を拒み続けていた。それでも花は、ビトの帰りを信じ、ビトがレシピ本に書いた料理を作りながら毎日を送っていた。
また一馬は、ビトの死刑を覆そうと、しおり (小池栄子) らと共に調査を続けていた。

ところがある日、ついにビトに死刑執行が迫っていることを知る。いち早くその情報を知った柏木 (勝村政信) は、一馬に情報を提供し、駆けつけた花にビトとの面会の機会を与える。5年ぶりに出会ったビトと花。そこで花は、ビトとの本当の出会いの秘密を語り始め…。

その頃、一馬はビトの冤罪を証明できる唯一の人間、林の父親・誠一郎 (竜雷太) がある場所にいるらしいという情報を入手し、その場所に向かっていた。
ビト、花、一馬それぞれの運命は果たしてどうなってしまうのか !?
ビトの運命は、いかに…?


控訴取り下げてもらえますか?

僕は死刑を受け入れる。ぼくは林さんの命をうばった。だから自分の命で償う。

人は正しく裁かれる権利と義務があるという一馬の説得にも耳を貸さず

ビトは心を死刑に向けて一直線です。

花にも面会にこないように言うビトでした。

しかし一馬は絶対にあきらめないとビトに言うのでした。

その気持ちも虚しくビトの死刑は確定したようです。


2015年。

ビトはまだ死んでおわびすると思ってるのでしょうか?

しおりは一馬と話していますが。2000年の冤罪を証明しない限り

死刑は覆らないと一馬はわかっています。

そして検察に来て林の父親の居場所を聞きますが、

同僚はかつての上司だった林父を教えません。

その様子を北川検事が見ていますが、話を聞きだそうとしています。

ビトの事件は冤罪という噂があったというと、急に震えるのでした。

本当に北川は知らなかったということ?検察でもみな知ってたのに。


柏木は花ちゃんに、ビトはブタの折り紙をしていると教えています。

それをきいて花は明るい顔になりました。ビトはまだ救われようとしているということです。



北川検事は上司と食事ですが、栄転が決まったようです。

そこでビトの事件を聞いていますが、もう今更済んだことだという上司です。

さらに、今日、連絡があったよ・・・と。死刑執行のことですね??

暗い顔になる北川です。


柏木も暗い顔。一馬を見送っています。

「なんとかならねえのか、今すぐ」

泣きそうな柏木をみてまさかと言いながら一馬は察しました。

で、いつだ?

明日の朝。


北川はカフェで考えごとをしています。


ビトはキング牧師の演説を読み笑顔です。

そこに一馬が面会。

座れない一馬にビトは何かを察した?

花ちゃんにもう来ないでくれと伝えてほしい。彼女に忘れて欲しいと。

花ちゃんはお前のこと忘れられると本気で思ってるのか?

おれは絶対諦めねえぞ。

惚れた女の笑顔ぐらい絶対に守りぬけ。

ビトは柏木の様子を見てわかりました「出たの?執行命令・・・?」

一馬は出て行きました。



電話をもらったみどりたち、金太やブルも暗澹とした顔。

一馬は走り出しています。

花だけ何も知りませんでしたが、かえってきてみどりから聞きすぐに走りました。



一馬は事務所に戻り手当たり次第電話をしていますがいい感触はありません。

そこに北川が現れました。

林はホームレスになり全てのつながりを絶って、新宿の運動公園にいるという。

北川は真実を裁きたかっただけだというのでした。

すぐに新宿に走る一馬。

ブルや金太も林の写真を手に一緒に探しています。



花はビトに面会にいきました。

柏木が自分の裁量で入れてくれますが、ビトは花にそっけない。

花は泣きそうです。

ビトは花にあったら本当のことがばれそうでどうしても会えなかったというのでした。

僕の事は忘れて他の人と幸せに・・・

嫌だという花です。私はあなたと幸せになりたいと。

二人はガラスごしに手を合わせますが、好きだよというビト。

君だけをずっと思い続けると。

外では所長がやってきて柏木の暴走を止めていますが、土下座して二人を合わせてあげる柏木。

花は昔、踏み切りのところでランドセルを高い木にかけられるイジワルをされたのですが

それをとってくれたのがビトでした。

その日からビトが好きだったというのです。

あの時の少女が花ちゃんだったとは。

その時にもらったブタの刺繍のハンカチを大事にしていて、ブタを守り神のようにしていたのでした。

ビトにブタ・・何となく語感も似てる。

ビトはようやく気づきました。

死ぬということがどういうことなのか・・

今は花ちゃんと一緒に生きたいという気持ちになっているビトです。

僕は間違ってた。一馬さんの言うとおり、必死で生きようと思わなくちゃいけなかったんだ。

ごめん。僕はやっぱりバカだ。

しかし、そこに看守がはいってきて連れて行かれます。

今度君に会えたら僕は二度と逃げない・・・

取り残された花は号泣です。


夜になりましたが、まだ林は見つかりません。

疲れている一馬ですが、目の前に一人のホームレス。

林でした。

息子の事件は知ってるか?という一馬。

なぜ息子があのような死に方をしたのか林は知ってるはずだといいます。

2000年の時に、ビトに罪をなすりつけ間違った処置をしたために息子の事件がおきた。

息子に正しい道を示していたなら第二の悲劇は起こらなかったはず。


僕には夢がある。

それは多国籍レストランを開くこと。

花は、かつて二人で見た海のきりんを再び見て泣いています。

ビトがキング牧師の演説が書かれたページで折り紙を折り終わったら

刑の執行がやってきました。

どうか悲しまないでください。

あなたの笑顔に僕はいますから。

執行の扉の前でビトは泣き崩れてしまいました。

両脇を抱えられて扉の向こうに消えました。

そこに誰かが走っていきます。



あなたの息子さんはあなたの優しさを求めていた。

それが受け入れられなかったから暴力で心の空白を満たしていた。

カレもまたあなたの被害者の一人なのです。

2000年の事件であなたがカレをかばうことなく、正しく導いていたら

彼が殺されることもなかった。

土下座して、証言をお願いしますといういう一馬ですが

林は無視して道路をわたりました。

しかし、その後、ふりむきました。

それからはトントン拍子。


刑執行が止められ、裁判の再開。

林の証言が得られ、息子と自分の罪を償うといいました。

そしてビトには頭をさげて息子の分まで生きて欲しいというのでした。


主文。

被告は無罪。

2000年の事件はビトは無罪となりました。

主犯は林誠司であると裁判長が断定。


ビトは初めて一馬と会った時を回想していますが、

一馬もビトによって変わったのでした。


花ちゃんは移動の車で多国籍レストランをオープン。

そこにはビトの夢だった肌の色の違いも身分もなくみんなが笑顔で食べています。

ビトがただいまと帰りました。

花もお帰りなさいと。

二人はしっかりとハグ。

ビトの死刑の前日から花はまた声が出るようになっていました。


2000年は冤罪だったことで、2009年の事件は懲役10年。

2015年時点では5年服役していたということで

2018年、模範囚のビトは仮釈放。


ビトと花のレストランに柏木もやってきて抱き合いました。

一馬は、ユンソンギという名前で法律事務所を開いています。


皆の笑顔がようやく戻りました。

レストランの名前は「スマイル」

ブタさんの絵でした。


******

ふう・・・

ただ見るだけでも、大変なドラマでした。

毎週、次回は「見るのが辛い」と言いながら、それでも見続けた自分は案外Mなのかも^^;


最終回だけは絶対に死刑回避だとは思ってましたが

林の父が都合よく見つかり、しかも証言までしてくれて

本当に都合のいいラストでした。


一番都合がよかったのはやっぱり北川検事かな・・

あの人は、富士山の旅館で「自首するから絶対に手を出さないでくれ」という

一馬の頼みを裏切って、特殊部隊を突入させたというくらい、偏見の強い人でした。

裁判でも、状況証拠だけで、自分の都合のいい作文を作っていたし、

どう考えてもあの心境の変化は解せない。

自分のせいで罪のないビトが死んだら寝覚めが悪いと今頃になって

良心がうずいたのかしら??

「真実を裁きたかった」ってあんたが一番真実をねじまげてたんでしょう?

いかにも何も知らなかったようにいうのがとにかく変。

もしも知らなくて挙げられた証拠だけでビトを真犯人だと心底思いこんでいたなら

それこそ検事失格の無能者です。


古瀬も自分の娘の事件があってから

ビトに憎しみの対象としてその怨みの全力を注いでいたわけで

こういう人たちが冤罪を作るということもよくわかりました。


肌色や身分による差別のない世界がビトの夢だったようですが、

ただ、その地域に生まれただけで差別があったり、

男女の間にも差別があるし、

能力や美醜だって差別が生じるし、

格差なんて、自分の努力を超えていくらでも存在します。

どこだってどんなシーンだってそこに人がいる限り、差別も競争も偏見もあるってことです。

それが嫌なら、逃げようと闘おうとそれは自分の考えひとつです。

私自身は争うのは苦手だし逃げるほうを選ぶかな。

36計逃げるにしかずっていうでしょ?

臆病者だから危険なところにも絶対に近付きません。

だからビトには本当にいらいらさせられましたわ。

差別という問題を扱いながら中途半端で頭にきてしょうがないドラマでした。

最後までレビューしたみなさんは本当に忍耐強いです。

そういうアタシも^^;

最後、スマイルでハッピーエンドだけどなぜか文句ばっかり出ちゃった(笑)


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