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パンデミックについては私も何度か取り上げてますが、昨日は結局よくわからない番組でした^^;
まず過去のパンデミックとは鳥インフルエンザを意識した記事でした。→パンデミック

その後、春にブタインフルエンザ(新型)の発症があり、

現在ではこの新型インフルエンザの爆発的流行〈パンデミック)がもっとも警戒されています。

番組の中では小児科医院から映しだしていますが

順番待ちが90人と逆に具合悪くなりそうな病院の様子が見えます。

受け入れる病院でもインフルエンザの患者が押しかけ本来の患者を診られないという声も。

どうやってこの危機を乗り越えるのかが火急の問題です。

今年の共立女子中高の学園祭は一般公開を止めたそうで

来校者は父兄や卒業生限定。

外資系の会社ではテレビ会議中ですがインフルエンザの蔓延期でも

機能が停止しないようにサポート体制を敷いていました。

病院に受診する患者は普段なら気に留めない程度の症状でも

万一を考えて医師の判断を仰ごうとしているようです。

病院でも発熱外来の別スペースを設け、感染防止に備えていますが

医師はこの部屋と一般診察室とを行き来することになり負担増大。

さらに現在は子供を持つ親が「熱」があると心配で病院に押しかけるという状態だそうです。

そのため、定期的に診察を受ける慢性疾患の患者を診る時間がなくなってしまう。

しかし病院の医師たちすら正確な情報がないまま時間が経っているのが実情です。

企業でも陰性証明を必要としたり、濃厚接触したからと受診する人も。

まさに医療崩壊の惨状を露呈しているのが現在の医療界。

さらに厚労省や文科省からの通達がまたはっきりしない。

学校現場では何人休んで何日学校閉鎖という基準がコロコロ変わり

医療従事者には末端まで情報が届かずワクチンもいつ病院にくるかすらわからないという。

行政からの情報が送信されてくるようですが

6月からひと月単位で膨大な量を送ってくるそうで把握することが難しいとか。

さらにせっかく動線をわけて感染防止の部屋を用意しても

薬局では一緒になってしまい、意味がなくなる。

現場の混乱は相当なもの。

しかし検査キットの不足を訴えても厚労省は聞いてないという返事だそうで

現場の意見を何も知らないお上の様子が見えています。


さてワクチン接種が始まりましたが

最初は医療従事者。

次に妊婦さん、基礎疾患、1~5歳の乳幼児・・・と順番があり

健康な成人は来年3月ごろ?

ワクチン自体が全く足りない。

例えばアメリカは2億、フランスは4700万と即座に動きワクチンを確保しているのに

日本のこの後手な動きはどうなんでしょう?

そしてワクチン製造現場に移動。

鶏卵をつかってワクチンを作っていますが

昼夜休日交替で休みなくフル回転しても追いつかない生産状況。

それはワクチンを製造する会社が4社しかないからだという。

なぜか?

それはワクチンを作っても一握りの副作用の訴訟で多額の費用を使い、

ワクチン事業から撤退した会社がいくつもあったから。

03年ごろからパンデミックに対するワクチン開発を想定し

製造を整備する方向に来ていたが

国内生産は年間2700万ぐらいの量が限界。

そのパンデミックより先に今回の新型が来てしまい、

現場が混乱してしまったという状況が重なった。

そのために「輸入」に頼ることになったという経緯が説明されました。

どんなワクチンか?

鶏卵を使わない細胞培養法というワクチン製造が2ヶ月でできるとのことで

5000万の1/4をこれでまかないたいという厚労省の発表がありました。

鶏卵ワクチンは6ヶ月かかるのだそうです。

しかしこの細胞培養法はアメリカでは認可されてなくスイスなど僅かな国のみの採用。

副作用が懸念されているが現在のところは大きな報告はないという。

副作用については理論的には安全でも統計が出せない以上、懸念はついてまわると医師の話。

他の国は春の早い時期にワクチンの確保に奔走していたが

出遅れた日本は細胞培養のワクチンでもとにかく確保しないわけには行かない状況です。


かつて日本はワクチン先進国で世界に先駆けていたがその基礎は学校の集団接種でした。

しかし重い副作用での裁判により国は負け続け負担増大。

最大手の武田薬品工業がワクチン業から撤退という痛い歴史がありました。

さらに1994年には学校での集団接種は廃止。

そして日本はワクチン後進国になりました。

政府主導がなくなり自主的にワクチンを打つ人は2割まで激減。

国内ワクチンメーカーは生き残れないために撤退。

日本はクオリティの高い国であるが予防接種政策となると後進国。

厚労省やワクチンメーカーのせいではなく

一般の人たちにワクチンへの正しい理解が浸透されてないからである。

正しい情報こそが信頼を呼ぶと中山哲夫博士はいうのでした。


最後に「鳥インフルエンザ」が出てきました。

製品評価技術基礎機構というバイオ部門。

世界中から新型インフルエンザのサンプルが送られてくるゲノム部門。

日々変異を遂げるインフルエンザを監視しているところです。

最大の関心はインフルエンザが強毒化してないかどうかという点。

そして試作品。

鳥インフルエンザ用の検査キットができていました。

しかしパンデミックが起きたときの生産体制が間に合うかどうかが心配です。

メーカー責任としてその準備だけは計画しないといけないと力説。

既にアジアでは猛威をふるっている鳥インフルエンザ。

症状もなくバタバタと死にいくという。

442人の患者が発生し262人死亡という致死率。

今回の新型の登場で何を学ぶかと一歩先を見ている研究者たち。



******

結局、何を言いたいのかよくわかりませんでしたが、

医療現場での戸惑いを見せつつ

実際はワクチンが足りないことの言い訳みたいにも思えました〈穿った見方?


今最も怖れているのは致死率6割の鳥インフルエンザですが

こちらに対応する準備を進めていた矢先の新型の発症であり

政府にも国民にも医療関係にも戸惑いがあることは事実でした。


新型のワクチンについては

副作用が起きたら国が一律補償するという話が先にあって輸入を進めていましたが

過去の副作用の裁判があったからということが明らかになりました。

実際、病院を閉じるケースだって医療裁判が起こることが大きな要因です。

これは日本だけの特殊なケースなのでしょうか?

誰もが安心して医療を受けられるの日本の医療制度が崩壊したらどうなるのでしょう?

現実に重篤な症状が起きた場合を想定しても

責任という狭間で医療崩壊が静かに起こっているのもまた事実なのです。

ワクチンに保険をつけて売り出したらどう?



今の新型インフルエンザはたいていの人は軽くすむけれど

基礎疾患がある人などは重い症状となり、死亡するケースもあるという報道が続くし、

死亡者が出るとそのたびに報道に載るので

ある意味パニックになってるところもあります。

実際には従来型の季節型のインフルエンザも脳症になったり死亡する例はあるわけで

その統計というか確率を比較した冷静な報道がないので

新型インフルは怖いという印象を植え付け

ちょっと症状が出るといつもなら気にしないレベルの病状でも病院におしかけ

国民だけではなく医療関係者をも混乱させてしまうということに。

でも実際罹りたくないのは皆同じ。

ワクチンがごく一般の成人に回るころにはインフル禍が落ち着いていたらいいですね。

とりあえずまだ強毒化してないようですので

普段から自分の免疫力を高め予防していくだけです。

あ、そういえば従来の季節型のインフルエンザワクチンを打っておいたほうが

後から罹ったインフルがどっちの型なのか判断出来易いと誰かが言ってましたっけ。



今回の新型の発生はある意味試金石だと言ってましたが

その先にある鳥インフルエンザは

これは国家の存亡に関わってきます。

ここからが国民と政府の力を試されるとき。

安心ではなく信頼をと村上さんは結んでましたが

理解し行動することが重要だということはわかりました。



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