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スーパードライはおいしいもんね!現在のシェア、48.9%ですって!!凄い。
企業サバイバル第二弾ですが、危機感が企業を救うというお題です。


荻田伍(オギタヒトシ)社長の登場です。

温かそうな人柄がそのまま顔に表れてるというイメージの社長です。

実はこの荻田社長は逆境の道を歩いてきた方。


山形の酒類問屋を訪問し、夜は営業みなで飲み会をしていますが

社長の今でもこうやって全国の店を回ってるそうです。

夜の宴会も盛り上げていて楽しそう。


1965年アサヒビールに入社。

1968年営業部

アサヒビールは全く売れず「夕日ビール」と呼ばれてた。

営業に回ると売れないから来なくていいといわれる始末。

そこで四隅作戦。

ビール瓶ケースの四隅の四本だけアサヒビールを入れてもらう。

ショーケースの隙間を見つけたらアサヒビールを入れていく。

その売り方に協力してくれたお店には

「アサヒ会会員」として囲い込み、親睦旅行にもつれていった。

70店が会員だとか。

年に2回旅行してけっこう楽しかったと販売店が語っています。

自販機もアサヒのものを置いてくれた。

これはかなり売り上げに貢献してくれてるようです。

アサヒの会社というよりも営業の人が好きと販売店が言っています。

1968頃のシェアがキリンが50%超え、サッポロとつづきアサヒが3位ですがこのとき20%ぐらい。

まずはどん底でした。

生産の人たちが一生懸命に作ったビールを1本でも2本でも売りたい。

だから恥も捨て、四隅作戦を考え抜いて

卸、酒店、飲食店ととにかく売っていくことを敢行した。

流通関係者と良好な人間関係を作ることが大事。

現場の人の悩みを聞き、解決するのが営業の仕事だそうです。


かつて4県担当の営業はみなホテルからホテルへと出張ばかり。

会えない部下に毎日10円玉で赤電話から激励の電話。

数字はどうだとか言わないで体調だけを心配するのが荻田流。

荻田チームは一体感があったということです。

龍さんの質問。

部下が成功する環境とは?

社長の答え。

成功体験を積ませる。

だそうです。

チャレンジと成功のサイクルを出来るだけたくさん与えること。金言です。

悩みが深いときはビール会社だからビールを飲めばいい。

一緒に飲んで忘れてまた頑張るという気持ちにさせるとか。

1986年頃には最後発のサントリーに追い上げられシェア9・8%で3位争いという事態に陥りますが

そこで「味」でビールの流れを変えると言う発想がありました。

キリンラガーの苦味を超え、軽快な辛口生の誕生です。

アサヒ318号酵母。

スーパードライ誕生。

97年、初めてシェアトップを奪い取り、大逆転を果たしました。


もう一つ清涼飲料のアサヒ飲料の建て直しを命じられ

2003年社長に就任。

親会社の力を頼らず自立したアサヒ飲料にするために主力商品の見直し。

「三ツ矢サイダー」

水の硬度を変更し、自然志向にあわせ香料を自然由来に切り替えた。

2003年 1707万箱

2008年 3341万箱

V字回復を果たしました。


2006年荻田社長のアサヒ飲料からの送別会

荻ちゃん人形を贈った。

あなたは諦めなかった。

一緒に笑って一緒に汗を流して・・。

ビデオイメージが流れていますが社員に慕われている様子がよくわかります。


危機感の重要性に気づいたのは?

顔を変え様と思った。ロゴ変更とビールの味。

危機感の敵は「人頼み」。

2・6・2(2・8)の法則

2割を走らせろ。2割に危機感を吹き込め。

そのうち残った人も走るようになる。


津山ホルモンうどんB級グルメ3位

岡山支社長が市と組んでしかけた。

アサヒビールと組んでセット売りの企画

サッポロビールの店、難攻不落の店にアサヒビールを売り込む。

ホルモンうどんのPRポスターを貼っていく。

店の方でもお世話になってるから変えると言っていました。


そしてキリンの逆襲がやってきます。

第3のビールのシェア争いがありました。

キリンはのどごし生、コクの時間、ホップの真実の三種で41・3%。

アサヒは21・8%

キリン3年ぶりに首位という記事。

キリン37.9

アサヒ37.3

0.6ポイント差でした。


スーパードライにマーケットを依存した結果。

キリンはその間、危機感を持って第3のビールに走ってきたということ。

今年度キリンに負けたら社員に何という?

まだ今年は終わってないから・・だそうです。

悔しそうな荻田社長でした。


******


アサヒビールと言ったら本社のビルが面白いので有名ですが

ビル本体の屋上の方に泡をイメージしていたのは初めて知りました。

もう一つのオブジェが金色で雲形になっていますが

挑戦をイメージしているのでしたっけ。

いろんなことを言う人もいますけど(笑

とにかくインパクトありますよね。


そんなビール業界の中でのシェアの凌ぎあいも見ものでした。

ビールを出されて「美味しい!」って思うと大体スーパードライなんですね。

ビールの味なんてわかりませんから

飲んでこの銘柄なんて私はいえませんが

それでも美味しいのは美味しいですもんね。

でも自分で買って飲むとしたら第3のビールはけっこう家計に貢献してくれると思います。

やはり、第3のビールは大事かもしれませんよ(笑)


今週は、荻田社長の人柄の温かさがすごく良かったです。

アサヒ飲料の送別会のビデオでは感動してぐっときました。


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