11/24/2009 カンブリア宮殿 (アサヒビール 第2回)
答えは中国、青島ビールとの提携でした。
荻田社長がアサヒビール社長に抜擢されたのは2006年ですが
アサヒ飲料をV字回復させた実績を評価されたのでした。
しかし戻った先はまた逆境。
それまでスーパードライ一本にかけた営業戦略だったようで
再び2位に甘んじてしまうアサヒビールです。
それはキリンの猛追があったからでした。
スーパードライにビール界を席巻されたキリンは
ビールだけではなく発泡酒、第三のビールと総合でのシェアを37.9にまで広げます。
対して37.3のアサヒでした。
わずか0.6ポイント差ですが悔しさがにじみ出ている荻田社長です。
スーパーで350缶を6本のカートンで買うと1060円。
第3のビールにすると680円。
400円の違いは大きいのです。
それは酒税の違いでもあります。
ビール77円、発泡酒47円、第3のビール28円。
飲んでみたら味にさほどの違いもなく
モデルで出ているご夫婦は美味しいといっています。
いまや、シェアの攻防は第3のビールが主戦場となっています。
この第3のビールでキリンが圧倒し、総合してトップに返り咲いたのでした。
キリンはのどごし生、コクの時間、ホップの真実。
アサヒはクリアアサヒ、off、 麦絞りの3種。
年末に第3のビールをどれほど売れるかで勝負が決まるいうと営業の石垣さんです。
スーパーの売り場でもお客が取り易いように工夫しておき場所を確保していました。
レイアウトバッチリと笑顔です。
お客さんがかごに麦絞りを入れていました。良かったね。
しかししばらくして営業が訪ねてみるとキリンの3種が大きく場所を占めています。
もう少し考えないとダメだとつぶやく石垣さんですが、
もう一列置き場所を増やしてもらうことと500缶を置かせてもらうことにしました。
売り場所はコロコロと変わるそうです。
営業次第なのですね。
昔は店の人が推奨してくれて販売できたけれど
今はスーパーに代表されるようにお客が自分で選んでカゴにいれるわけだから
おき場所やレイアウトなどは重要です。
だから500の缶を置かせてもらった石垣さんはある意味、営業として考えた戦略でした。
問題解決能力と荻田社長は言っています。
第3のビールはそれぞれ3種ありますが
今後これらの商品はどうなるのかと聞く龍さん。
社長は売れるものをこれからも投入すると宣言しました。
特にネーミングは大切だとのことです。
「スーパードライ」は100年に一度の決めだったそうです。
さらに「のどごし生」のネーミングにもうまい!とキリンを褒めました。
ドライを超えるために試行錯誤するアサヒです。
マーケティング本部長、池田史郎さんは実験の繰り返しだと話しています。
商品開発部に販促や宣伝部の社員をいれ混成部隊を作りました。
津田真理さんは缶チューハイ「すらっと」を開発した方。
消費者一般女性のビデオを見ていますが
飲み方はいろいろなタイプがあります。
それを分析していますが、みんな一本をのんびり飲んでる様子。
ながらのみしたり食事がメインだったり。
白桃味の調査。感想を聞いていますがみずみずしいとか癒されるというもの。
「幸せ感」というキーワードが出てきました。
香料の調整など行っていますが、まだ商品は発売になっていないのね?
ドライを超える商品を開発し挑戦者の魂を取り戻すのがアサヒの本懐となるはず。
現状不満足集団であれと社長の金言です。
そして、キリンとサントリーの提携が話題になりました。
憮然としてしまう荻田社長ですが
ここで最後に発表されたのがあっと驚くことでした。
それは中国第二位の青島ビールとの提携。
もしもアサヒが提携するなら日本ではなく海外だろうとは想像しますが
やはり伸び率一番、成長市場の中国にしたのは機を見たということですね。
世界戦略に中国を据えた荻田社長です。
そしてアサヒビールの中国事業が2010年には黒字になる予定だとのことです。
*******
ビールに種類があるなんてあんまり気にしなかったですが
お値段の違いには敏感でしたよ。
特にうちは生協で配達してもらってますので
24本単位ですから1500円ぐらい違ってきますので大きいです。
もっと早く消費者の懐に気づいてくれたら良かったですよね。
でも、2位になってみてわかったことがたくさんあったようですし
だからこそ新商品の開発にも力が入るというものです。
「すらっと」が出たら「幸せ感」を感じることができるか試してみたいです^^
最後の青島ビールの件は当然だという声もあり
資金力と競争力の世界で大きな力を発揮してほしいものです。
アサヒ飲料をV字回復させた実績を評価されたのでした。
しかし戻った先はまた逆境。
それまでスーパードライ一本にかけた営業戦略だったようで
再び2位に甘んじてしまうアサヒビールです。
それはキリンの猛追があったからでした。
スーパードライにビール界を席巻されたキリンは
ビールだけではなく発泡酒、第三のビールと総合でのシェアを37.9にまで広げます。
対して37.3のアサヒでした。
わずか0.6ポイント差ですが悔しさがにじみ出ている荻田社長です。
スーパーで350缶を6本のカートンで買うと1060円。
第3のビールにすると680円。
400円の違いは大きいのです。
それは酒税の違いでもあります。
ビール77円、発泡酒47円、第3のビール28円。
飲んでみたら味にさほどの違いもなく
モデルで出ているご夫婦は美味しいといっています。
いまや、シェアの攻防は第3のビールが主戦場となっています。
この第3のビールでキリンが圧倒し、総合してトップに返り咲いたのでした。
キリンはのどごし生、コクの時間、ホップの真実。
アサヒはクリアアサヒ、off、 麦絞りの3種。
年末に第3のビールをどれほど売れるかで勝負が決まるいうと営業の石垣さんです。
スーパーの売り場でもお客が取り易いように工夫しておき場所を確保していました。
レイアウトバッチリと笑顔です。
お客さんがかごに麦絞りを入れていました。良かったね。
しかししばらくして営業が訪ねてみるとキリンの3種が大きく場所を占めています。
もう少し考えないとダメだとつぶやく石垣さんですが、
もう一列置き場所を増やしてもらうことと500缶を置かせてもらうことにしました。
売り場所はコロコロと変わるそうです。
営業次第なのですね。
昔は店の人が推奨してくれて販売できたけれど
今はスーパーに代表されるようにお客が自分で選んでカゴにいれるわけだから
おき場所やレイアウトなどは重要です。
だから500の缶を置かせてもらった石垣さんはある意味、営業として考えた戦略でした。
問題解決能力と荻田社長は言っています。
第3のビールはそれぞれ3種ありますが
今後これらの商品はどうなるのかと聞く龍さん。
社長は売れるものをこれからも投入すると宣言しました。
特にネーミングは大切だとのことです。
「スーパードライ」は100年に一度の決めだったそうです。
さらに「のどごし生」のネーミングにもうまい!とキリンを褒めました。
ドライを超えるために試行錯誤するアサヒです。
マーケティング本部長、池田史郎さんは実験の繰り返しだと話しています。
商品開発部に販促や宣伝部の社員をいれ混成部隊を作りました。
津田真理さんは缶チューハイ「すらっと」を開発した方。
消費者一般女性のビデオを見ていますが
飲み方はいろいろなタイプがあります。
それを分析していますが、みんな一本をのんびり飲んでる様子。
ながらのみしたり食事がメインだったり。
白桃味の調査。感想を聞いていますがみずみずしいとか癒されるというもの。
「幸せ感」というキーワードが出てきました。
香料の調整など行っていますが、まだ商品は発売になっていないのね?
ドライを超える商品を開発し挑戦者の魂を取り戻すのがアサヒの本懐となるはず。
現状不満足集団であれと社長の金言です。
そして、キリンとサントリーの提携が話題になりました。
憮然としてしまう荻田社長ですが
ここで最後に発表されたのがあっと驚くことでした。
それは中国第二位の青島ビールとの提携。
もしもアサヒが提携するなら日本ではなく海外だろうとは想像しますが
やはり伸び率一番、成長市場の中国にしたのは機を見たということですね。
世界戦略に中国を据えた荻田社長です。
そしてアサヒビールの中国事業が2010年には黒字になる予定だとのことです。
*******
ビールに種類があるなんてあんまり気にしなかったですが
お値段の違いには敏感でしたよ。
特にうちは生協で配達してもらってますので
24本単位ですから1500円ぐらい違ってきますので大きいです。
もっと早く消費者の懐に気づいてくれたら良かったですよね。
でも、2位になってみてわかったことがたくさんあったようですし
だからこそ新商品の開発にも力が入るというものです。
「すらっと」が出たら「幸せ感」を感じることができるか試してみたいです^^
最後の青島ビールの件は当然だという声もあり
資金力と競争力の世界で大きな力を発揮してほしいものです。
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