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01/11/2010 筆談ホステス
お涙頂戴のシーンにはややうんざりしたけれど、良質のドラマでしたね。
青森県で生まれた里恵(北川景子)は、一歳の頃に髄膜炎という病気で耳が全く聞こえなくなった。成長してからは、厳しく育てようとする母・恵美子(田中好子)に反抗。学校にも友達がおらず、居場所をなくしていた。兄・悟志(福士誠治)は、そんな妹をいつも温かく見守り、心の支えになろうとしていた。
 生きる目的を見失いがちな里恵だったが、ある時、クラブのママ・杏子(手塚理美)に出会い、入ったクラブで、「筆談」で接客することを覚え才能を開花。紆余曲折の末、里恵は「日本一のホステス」になるために、生存競争の激しい東京・銀座を目指すことに。
 里恵の持ち味は、青森弁で「じょっぱり」と呼ばれる気の強さと心の優しさ、そして「文字の美しさ」。いつしか「銀座NO.1」とも呼ばれるまでになった彼女だが、青森で別れ、お互い気持ちがすれ違ったままの母親のことが、心の奥ではいつも気になっていて・・・。


*****

このドラマも昨年から話題だったようで

ホステスの斉藤里恵さんもWSなどでよくお見かけしていました。

本当に美人で品の良さそうな方。


ドラマはどこまで本当かはわかりませんが

やらせと検索ワードがたくさん入ってきてるので

ある程度は飾った演出もあったのでしょう。


さて、里恵さんは聴力を失ったあと学校は通常の健常者と一緒にしたようですね。

厳しい訓練の成果により発声を得ることができたというのは凄いこと。

少なくとも危険が及んだときに大声を発することができるだけでも安心があります。

ただそれは言葉を変えれば虐待にもなりそうなものです。

聞こえない人に喋れというのは歩けない人に歩けと言ってるのと等しいのですが

それに気づいてない母親がちょっと痛い・・。

もしも里恵さんの幸せを願うなら少なくとも同じ障害の友人が得られる学校に入れるべきでした。

健常者の学校に入り、コミュニケーションの特殊性により友人もできず、

授業だって唇を読み取るのは大変だったでしょうし勉強だって遅れたと思いますが

それでも高校には入れているので相当な頑張り屋さんだったのですね。

でもがんばりもここまで・・。

明るい性格の里恵さんでもどうしても乗り越えられない壁によりとうとう退学してしまいました。

何でもいいから一番になれば認めてもらえるという言葉を娘に贈った母親。

本来、一番にならなくてもどんな人でも人として尊重され、生きる権利は法律で守られていますが

ハンディを持った娘に誇りを持たせようとした母親の作戦だったのでしょう。


しかし、里恵さんは

出会った大人がいい人ばかりだったというのが幸運でした。

もちろんそれは本人の持つ質の良さがひきつけた運だったのでしょう。

そしてブティックの店員を経て、ホステスへの道を歩むことになりました。


ブティックの販売をしているときもハンディを克服して上手な接客でしたが

スクラップブックを手にしてあの笑顔でセンスの良さを発揮していました。

もともと頭のいい方でしょうから

どんな仕事についても成功していたと思います。


そして青森のホステスから銀座へ。

筆談をするホステスは初めてでしょうからお客も最初はものめずらしさ?

でも機知に富んだ筆談は絶妙な文字で交わされ

たちまちホステス界では大評判になっていくのでした。


恋は下心、愛は真心。。でしたっけ?

倒産した瀬川さんを救ってあげたのは

辛いのは幸せになる途中という言葉。

上手いですね。

この時の瀬川さんの件で上京した両親と食事ができなかった里恵さんでしたが

ママがお兄さんに誤解を解いてくれてたのが良かったですね。


ホステスさんといったら熾烈な売り上げ競争があり

いじめの温床という気がするのですが

幸いなことに里恵さんはイジメられてる様子はありませんでした。

そして№1を獲得。

銀座で№1ということは日本で№1と同じだというのが胸に迫ります。


何しろ小さいときから何でもいいから1番になれと言われていた里恵さん。

そして、帰郷する用事ができ、

長い間、確執があった母親と和解できました。


字が上手だといってくれたお客さんがいた。

お母さんが私に習字を習わせてくれたから。

お母さん、私を生んでくれてありがとう。


この辺で涙腺が決壊してしまいましたけど

子供の幸せを願わない親なんてどこにもいないのですね。

ただ、普通の聞こえる周りの子供たちと同じになってほしかったような

間違った愛があったかも知れないけれど

とにかく長い間の里恵さんの苦しみもこの日に氷解したようなところでしょう。

お母さんにとっても。


気の強さも持ち合わせ、性格の明るさで№1になった里恵さんは

次の目標もあり、

どんなハンディを持った人も仕事ができる環境を作りたいという話をしてました。(うろ覚え)


ハンディのある人のドラマって本当にわざとらしいお涙頂戴をするので

うんざりし、あんまり好意的に見ることができないのですが

それでも必ず見て泣いてしまう私はすっかり乗せられています。


今回も最後のシーンは感動の押し売りみたいで好きじゃなかったけれど

全体的に爽やかに見られたのは

ひとえに北川さんの可愛さと陽性の匂いが良かったからですね。

とっても良いドラマでした。






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