01/20/2010 ガイアの夜明け 「デフレと闘う!」
デフレスパイラルと言いますけど、安売り競争により、自分のクビをしめているのでは?
スーパーベルクの様子が見られますがお客さんは携帯情報を見ながらの買い物です。
特売の情報をキャッチして卵10個99円を手に入れました。
その情報を発信しているのは達人の主婦ですが
チラシを確認し、お買い得な情報をサイトに送っていました。
1商品の入力で10円。今回は牛乳と肉のお得情報を送っていましたが
このアルバイトで10000円/月ほどになるそうです。
情報の元占めは乗り換え便利マップを発明した「ナビット」という情報サービス会社。
社長の福井泰代さんが、電車の車両、乗り換え位置をマップにして地下鉄駅に売り込んだあの方。
あの地下鉄駅マップは本当に便利でよく確認させていただいています。
名古屋の「ウオダイ」は激安スーパー。
3店舗のスーパーを持っていましたが、経営悪化のために1店舗に絞り、
ここでかつての半額以下の値段を提供する激安店に変身しました。
一日の売り上げが670万あったという日もありました。
卵10個50円ですから確かに普通のスーパーの半額以下です。
いや卵10個はウチの方では200円ぐらいだし、生協も200円超えてるから・・・
このウオダイは2人の息子が家業を手伝ってくれたのも大きな戦力となりました。
規格外や、賞味期限の迫ったもの、当てが外れて大量に仕入れた商品などを安く買い
店に並べるのが非常に上手な息子さんたちです。
問屋ではすっかり顔になっていて周りのおじさんたちからも一目置かれていました。
豆腐の物語がありました。一丁10円で売り出されています。
これは、豆腐屋さんに値下げを要請して1円の回答を得たものでした。
もともと豆腐は普段38円で売られていて、これでもギリギリですが
さらに豆腐パックのフィルムメーカーに1メートル20銭安くしてもらい実現させたもの。
この心意気に、ウオダイでは売り出しの時、普段の倍仕入れて
原価29円の品物を10円で売ったという経緯がありました。
この日は完売したようです。
こうした安売り競争とは反対に値下げを拒否した例もあります。
水戸の納豆メーカーの「だるま食品」では農林1号という国産にこだわった大豆を使用していて
値下げをするということは大豆を輸入大豆にしないと対応できないことで
品質の低下となるため、値下げ拒否しました。
しかし高野社長にはある案が浮かんでいました。
伝承納豆というブランド納豆を作り、お土産店で売ることと生協のカタログに載せてもらうこと。
納豆カレーのレトルトパックを作り、イベント会場で売ること。
スーパーだと1円にもうるさい消費者が
旅先だったり何かのイベントだとサイフの紐がゆるくなるのに目をつけた(笑
そのイベントとは萌え系というかアキバ系というか
コミックマーケットのイベント。
数万人が訪れるビッグサイトに一個500円のレトルト納豆カレーを売ることに。
パッケージは介錯という萌え系のマンガ家さんに描いてもらったメイド系のイラストでした。
これは大当たりしそうだと思いました・・・
そして3日間売りましたが、5000個、完売したということで250万の売り上げでした。
社長もビックリしていましたが
こういうところに商売の目を見つけたようです。
*****
デフレだからと1円でも安くして売るのは
食品だとどこか危険がつきまといそうで怖いですが
それでも消費者が求めている以上売らざるを得ないという
出口の見えないスーパーの現状が浮き彫りになりました。
餃子の件でも思い出されますが
安いものはどうしても輸入原料使用という図式になるわけで
安全かどうかがはっきりしないのでほとんど賭けみたいな気がします。
私は買い物に行くのが面倒で生協の宅配でほとんど済ませてしまうのですが
生協でも、輸入や外国産のものもあるのを知っていますし
ひとつひとつ確認して注文もしています。
近くのスーパーと比較して同品質なら生協の方が安いということははっきりしています。
値段だけの比較ならスーパーの方が安いものはたくさんあるけれど
その素材はどこのものかという点に結局不安要素がたくさんあるわけです。
先ほどの豆腐38円だって、大豆は輸入物ではないでしょうか。
消費者がそれを納得して買うならいいのではないかと思います。
ですから国産大豆にこだわり、高品質の品物を提供するなら値下げはできないわけです。
そこで売り方を変えてみたという発想がすばらしかったと思いました。
ビッグサイトはいつも何らかのイベントがあり、
何万もの集客力があるので、ここに目を付けたのは賢かったですね。
萌え系の人たちが中のカードを欲しがって1個500円もするカレーを何個も買うかどうかは
これも賭けですけど
今回は完売しましたし、この先へと続きがあるといいですよね。
ただ、1円でも安くという競争がいいとは私は思えなくて
適正な商品を適正価格で買うのが
結果として消費者には安全なのではないかと思えるのです。
しかし、安全より何よりも、
現状の精一杯のところで今日のお腹を満たすことが大事だということもあるわけで
消費者の選択肢は多岐に渡っているのが日本の姿ではないでしょうか。
特売の情報をキャッチして卵10個99円を手に入れました。
その情報を発信しているのは達人の主婦ですが
チラシを確認し、お買い得な情報をサイトに送っていました。
1商品の入力で10円。今回は牛乳と肉のお得情報を送っていましたが
このアルバイトで10000円/月ほどになるそうです。
情報の元占めは乗り換え便利マップを発明した「ナビット」という情報サービス会社。
社長の福井泰代さんが、電車の車両、乗り換え位置をマップにして地下鉄駅に売り込んだあの方。
あの地下鉄駅マップは本当に便利でよく確認させていただいています。
名古屋の「ウオダイ」は激安スーパー。
3店舗のスーパーを持っていましたが、経営悪化のために1店舗に絞り、
ここでかつての半額以下の値段を提供する激安店に変身しました。
一日の売り上げが670万あったという日もありました。
卵10個50円ですから確かに普通のスーパーの半額以下です。
いや卵10個はウチの方では200円ぐらいだし、生協も200円超えてるから・・・
このウオダイは2人の息子が家業を手伝ってくれたのも大きな戦力となりました。
規格外や、賞味期限の迫ったもの、当てが外れて大量に仕入れた商品などを安く買い
店に並べるのが非常に上手な息子さんたちです。
問屋ではすっかり顔になっていて周りのおじさんたちからも一目置かれていました。
豆腐の物語がありました。一丁10円で売り出されています。
これは、豆腐屋さんに値下げを要請して1円の回答を得たものでした。
もともと豆腐は普段38円で売られていて、これでもギリギリですが
さらに豆腐パックのフィルムメーカーに1メートル20銭安くしてもらい実現させたもの。
この心意気に、ウオダイでは売り出しの時、普段の倍仕入れて
原価29円の品物を10円で売ったという経緯がありました。
この日は完売したようです。
こうした安売り競争とは反対に値下げを拒否した例もあります。
水戸の納豆メーカーの「だるま食品」では農林1号という国産にこだわった大豆を使用していて
値下げをするということは大豆を輸入大豆にしないと対応できないことで
品質の低下となるため、値下げ拒否しました。
しかし高野社長にはある案が浮かんでいました。
伝承納豆というブランド納豆を作り、お土産店で売ることと生協のカタログに載せてもらうこと。
納豆カレーのレトルトパックを作り、イベント会場で売ること。
スーパーだと1円にもうるさい消費者が
旅先だったり何かのイベントだとサイフの紐がゆるくなるのに目をつけた(笑
そのイベントとは萌え系というかアキバ系というか
コミックマーケットのイベント。
数万人が訪れるビッグサイトに一個500円のレトルト納豆カレーを売ることに。
パッケージは介錯という萌え系のマンガ家さんに描いてもらったメイド系のイラストでした。
これは大当たりしそうだと思いました・・・
そして3日間売りましたが、5000個、完売したということで250万の売り上げでした。
社長もビックリしていましたが
こういうところに商売の目を見つけたようです。
*****
デフレだからと1円でも安くして売るのは
食品だとどこか危険がつきまといそうで怖いですが
それでも消費者が求めている以上売らざるを得ないという
出口の見えないスーパーの現状が浮き彫りになりました。
餃子の件でも思い出されますが
安いものはどうしても輸入原料使用という図式になるわけで
安全かどうかがはっきりしないのでほとんど賭けみたいな気がします。
私は買い物に行くのが面倒で生協の宅配でほとんど済ませてしまうのですが
生協でも、輸入や外国産のものもあるのを知っていますし
ひとつひとつ確認して注文もしています。
近くのスーパーと比較して同品質なら生協の方が安いということははっきりしています。
値段だけの比較ならスーパーの方が安いものはたくさんあるけれど
その素材はどこのものかという点に結局不安要素がたくさんあるわけです。
先ほどの豆腐38円だって、大豆は輸入物ではないでしょうか。
消費者がそれを納得して買うならいいのではないかと思います。
ですから国産大豆にこだわり、高品質の品物を提供するなら値下げはできないわけです。
そこで売り方を変えてみたという発想がすばらしかったと思いました。
ビッグサイトはいつも何らかのイベントがあり、
何万もの集客力があるので、ここに目を付けたのは賢かったですね。
萌え系の人たちが中のカードを欲しがって1個500円もするカレーを何個も買うかどうかは
これも賭けですけど
今回は完売しましたし、この先へと続きがあるといいですよね。
ただ、1円でも安くという競争がいいとは私は思えなくて
適正な商品を適正価格で買うのが
結果として消費者には安全なのではないかと思えるのです。
しかし、安全より何よりも、
現状の精一杯のところで今日のお腹を満たすことが大事だということもあるわけで
消費者の選択肢は多岐に渡っているのが日本の姿ではないでしょうか。
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■ラジオ番組『銀河に吠えろ』が打ち切りになって以来、緒方恵美の声を聞かないなぁ~と思っていたら、トヨタの新車「ガイア」のCM「家族神話」シリーズでアポロ役をやってる。即座に彼女の声とわかるところはさすがだ。
愛と苦悩の日記 2010/01/20 Wed 22:14
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