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木南晴夏ちゃんも前日の「特上カバチ」に続いてゲストサーフィン中。藍沢先生@山下智久の子供時代に涙。
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人は人から必要とされないと生きていけない。医者はそのために腕を磨く。

既往歴、過去の病歴を聞くのも医者の大事な仕事。

それにより診断は左右され処置も変わる。

苦い過去、辛い過去、切ない過去。

たまに過去と決別するものもいるがたいていの場合引きずっている。


冴島@比嘉愛未は箱からブローチをとりだしていますが

それは就職祝いに悟志がくれたもの。

緋山@戸田恵梨香は心カテが成功したようです。


藍沢の祖母絹江は肺炎から快復したとのこと。

先週、誠次@リリーさんを「父さん」と呼んだことを思い出す藍沢@山下智久ですが

絹江の不機嫌な顔をみてさっさと帰った誠次でした。

理由を聞こうとする藍沢ですが

お前の父さんは死んだんだよ、とにべもない。

なおも食いつきますが咳こんでしまい、はっきりしないまま。

藍沢はあいまいさをひきずっています。


緋山、白石@新垣結衣と一緒のところにエレベーターに乗ってきた橘@椎名桔平ですが

二人を飲みに誘ってます。

緋山の心カテも個人情報だだもれでした。

オペ看と飲みにいくからだって。

でも白石は血液透析の勉強するとか断っています。

橘先生と三井先生が結婚したのが信じられない緋山。

自分を知ればわかると軽薄そうな顔をする橘です。

白石にメール。恒男という人からでした。

仕事に男?・・白石の超人的時間管理に緋山も脱帽・・


黒田先生から電話があったと西条先生と三井先生の会話。

橘が来たことを驚いていたそうですが

三井もなぜ来たかわからないという。

西条は三井に会いにきたのではとカマをかけてる?


藤川@浅利陽介は一人テンション高いようですが医師たちは全員くらい顔。

藤川曰くそれぞれが何かをひきずっているということのようです。

なかでも森本は特別な暗さだとか。


そこに急患。

頭部に看板が落ちてきた20歳の女性。

GCS8点・・木島由紀菜@木南晴夏


悟志は急変。


緋山が見た患者はカキに当たったという診断ですが

腹部が突起して膨れてた・・。

白石がノロウイルスと判断しているけれど違うらしい。

すぐに心臓外科に連絡。腹部大動脈瘤が破裂する危険があるとのこと。

オペを終え手無事に生還できたようです。

神妙な白石。


木島は一見して意識清明ですが

なんと藍沢を即認めて、「先生、手を握って」だって~面白い患者。

不機嫌な顔の藍沢ですが橘にせっつかれて握ってあげた^^

なんと妊娠24週。一瞬沈黙が走りました。

橘はそこで何かが去来したようですがとにかく母子ともになんとかなりそうと診断。


悟志は誤嚥性肺炎。とりあえずは無事で戻ってきました。

心配していた冴島ですがほっとします。

しかし悟志のほうがかなりいじけている状態。

二人の付き合いは家庭教師とその生徒だったのに今はオムツを変えてもらっていると自嘲気味。

能天気な藤川も黙ってしまうほどの僻みもよう。


由紀菜は藍沢と軽口ですが、お金もなく親からも見捨てられていて産む気がないという。

親に連絡すると言った藍沢ですが、出て行って何年もたち断絶していると切られていました。


悟志は自分は優秀だったし人を救う使命に燃えていたのになんで自分なんだと言い出します。

そして「もうこないでくれ、会いたくないんだ」と。


白石には腹部Xとエコーを撮っているから誤診とは言えないと田所が言いました。

ろくに眠らず、フライトやオペ。忙しすぎて判断が鈍るということで休養をとるように厳命。

橘もあまりコンつめるなと。余り無理すると患者と自分を傷つけるというのでした。


緋山は逆に症例をもらったと喜んでいます。


橘はフェローの過去を思い出すのでした。

少しでも症例を稼ぎたいというのはみな同じところです。

そして妊娠24週のカイザーで生まれた赤ちゃんは胎内感染と脳内出血があるのでした。

宣告するだけでも辛いのにこの赤ちゃんに挿菅しろと西条の指令。

極小未熟児の挿菅の経験を積めということでしたが

さすがに死ぬのを待つこの子に辛いことをするのが気が向きません。

周りの医師たちもさすがにできないと陰でいうのが追い討ちです。

しかし、それでも実践した橘でした。


由紀菜は藍沢のことを頭も良く超ラッキーな人生と言いますが

ふん、ラッキーなものか・・と皮肉な顔・・何か話そうとしますが

そこに触れたタオルが濡れていた様子で、破水?しちゃった模様。

子宮頚管無力症ということです。

奇しくも24週の赤ちゃんをとりあげることになり橘は過去の自分と向き合うようです。


白石は診療見立て違いにいまだ元気がわきませんが

緋山は慰めています。

過去にとらわれてるのはあんただけじゃないと傷跡の残る自分の胸を見せました。

かつて事故で人工呼吸器をつけた苦しさや痛みもフラッシュバックするとか。

でも助けてくれた皆を思い出すから頑張れるという。

なんでも自分で抱え込まないでというのでした。


由紀菜は無事出産を終えたようですが、赤ちゃんを見たくない様子。

藍沢はわかってるというのでした。

お前みたいな親ならいらない。

子供は生み落とされたら一人でも生きていくんだ。

一命を取り留めたけれど予断を許さない赤ちゃんですが・・。


ちょうどその頃、絹江を訪ねてきた誠次です。

何か後味が悪くってという誠次。

今頃になってくるようになったのは絹江が年だから心配しているからのようです。

あんた、あの子が親がいなくてどんな風に生きてきたと思ってるの?

僕はいい子?

それがあの子の口癖だった。

あの子は親に嫌われてると思ってるのどこかで。

夏美さんも入院したときにあの子を寄せ付けないようにしていたし

おまけにあんたも出て行った。

自分がいい子じゃないから捨てられたとそう追ってるの。

自分がいい子じゃなきゃ人から愛されない

優秀じゃなきゃ人から必要とされないと思って

必死になって勉強し奨学金をもらって医者になった。

お前は逃げたんだよ。

お前が言ったんだよ。

俺は死んだことにしてくれって。

帰ろうとする誠次に

「あんた、あの子に会えると思ってるのかい?」


藍沢が見ている赤ちゃんのところに由紀菜がきました。

何の用だ。お前にも良心があったのか。

俺の事、恵まれてるといったな。

俺には両親がいない。物心ついたときから。

でも親が欲しいなんて思った事は一度もない。

人は一人でも生きていけるんだ。


そこに赤ちゃんが指をつかむのを見た由紀菜。

ねえ・・私にも触らせて。


急患発生。

子供が屋上から落ちてきたという。

白石と緋山の二人が駆けつけました。

肺損傷がひどいとすぐに処置に入りますが、他の医師たち全員オペ中で二人だけ。

橘先生は20分後に戻るということだがそれでは間に合わない。

二人でクラムシェル(両側開胸)で行くことを決断。

除細動し、二人で相談しながら進めて行きます。

その様子をみた橘がよくやったと褒めるのでした。


由紀菜は赤ちゃんの手を握ろうとしてかわいいと笑顔ですが

ここでようやく親の覚悟を心配しだします。

私に育てられるかな・・

親としての自覚が芽生え始めた由紀菜。

藍沢はふーっとため息を一つそしてアドバイス。

授業参観はいけるときにいけばいい。

でも運動会は少し無理してでも行ってやってほしい。

担任とする二人三脚は正直辛い。

俺に残っている親の思い出はただ一度、父親に頭をなでられたことだけ。

親が出て行く日。

いい子にしろよって。

一緒にいさえすればいいんだ。

ただ子供と一緒にいてやればそれだけで。

由紀菜は一瞬泣きそうですが

先生のおばあちゃんに聞けばいいのかな。育て方。

だって先生みたいに育ってほしいもん。


悟志のところにやってきた冴島。

悟志はいじけていた自分を謝りますが

外見も中味もどんどん醜くなっていく自分が怖いというのでした。

冴島は悟志がかつて輝いていて自分の前を歩いていたことに憧れたけれど

今でも好きという気持ちが変わらないのが辛いと言います。

コートにつけていたのは冒頭の就職祝いのブローチでした。

なんと初めてつけてくれたという。ダサいと笑う悟志。

もっと早くつければ悟志の笑顔がみられたのにと泣き出します。

冴島は医者になりたかったから不本意な就職だったのよね。

だからつけられなかったのか?


恒男というメールの相手が経営するスナックに行くのが白石と緋山。

昔は男と言ってましたが、あ、もと患者です。どういうエピでしたっけ・・。

淋しいブス二人にボトルはいりま~すというのでした。

白石は緋山にふっきれたとお礼。

すましている優等生の白石よりも怒ったりへこんでいるほうが好きという緋山でした。


轟木は森本にニクソンと三人で語り合おうと提案するのでした。

どうしてそんなことに・・・あははは

森本が一番困惑中。

しかし梶さんも藤川もこの件ではとことん遊びます。ついには賭けまで。



橘は24週で生まれた由紀菜ベビーを前に立ちすくんでいます。

あの時、ここは大学病院だからとなぐさめた三井でした。

そう、いつか橘の技術で救われる赤ちゃんが出てくるのだと、

技術を身につけるのは間違っていないと・・

その時、橘は10分前にベビーの心停止したのだと言うのでした。

泣きながらごめんなと・・

おれに助けてもらえると思っていたんだろうな・・

号泣しますが、この件で橘は半分壊れてしまった様子。


過ぎ去った日々は戻ってこない

過去は自分の生きた証。

だが、思いもよらない過去に突然であったとき

人はどうすればいいのだろう。


絹江に向かう藍沢ですが

アレは事故よ、自殺じゃないといわれています。

*****


過去は変えられないし、過去を引きずるのが人間というもの。

過去から学び、そして今後に生かすとしても

突然思いもよらない過去を突きつけられたらどうしたらいいのだろうと

藍沢先生の悩みは今週も深く決して笑顔など見せられないのでした。

しかしなお一そうの頬のコケ具合には

内面的葛藤の何かを感じてしまうのですが心配ですねえ。

でも途中でサービスシーンなのかお着替えが一瞬映りましたよね。

これにて元気の証拠と勝手に思い込むことにします。


藍沢先生のせつない子供時代には号泣でした。

いい子じゃないから愛されないと思った子供。

だから人一倍番努力して勉強したとおばあちゃんもみとめていますが

子供ってただいるだけで愛されるものじゃない?

両親が自分らの都合で置き去りにしたのですね・・。

かわいそうに。

いい子にしていたらいつか帰ってくると思ったのでしょう。

それでも帰ってこなかった父親をどんな思いで待っていたでしょう。

死んだということにしたのは祖母の知恵でもあり、本人の気まぐれで言った言葉だったようですが。

今更どの面下げてと祖母も思っているようですが

でも血を分けた肉親ですから生きているうちにあえてよかったと思いたいですね。

何かもっと酷い事実がこれから露にされるのでしょうか?


こんな藍沢先生だから由紀菜へのアドバイスは自分の経験から重みがありました。

ただ一緒にいるだけでいいというのが一番涙腺に効いたような・・・


そして橘の過去も辛いものでした。

赤ちゃんを練習に使うなんて

次のためには仕方ないのだと納得させる西条先生もけっこう非情。

あかちゃんを看取って号泣する橘にもまた涙。

こうして何かが壊れ、今の半分ふざけた橘が誕生した模様。

しかし変わりすぎともいえるんじゃない?


誰もが過去と向かい合いますが

悟志は過去の華々しさがあるだけに今の状態が辛い。

悟ったように見えてもまた不安が押し寄せるといった調子で

感情の波に翻弄されている冴島です。

でも最後までこの病院で過ごせるのはある意味ラッキーだったかな。


あと緋山と白石の結束が強くなったのが嬉しい今週のエピでした。




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